JP2015106971A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】体格を小型化可能な駆動装置を提供する。
【解決手段】半導体モジュール40のモータ端子51は、モールド部42から突出して形成され、モータ線131と接続される。ヒートシンク35は、モジュール保持面36を有し、モータ部10のモータ線131が取り出される側に設けられる。モジュール保持面36は、モータ部10の軸方向の端部から立ち上がる方向に形成され、半導体モジュール40が固定される。モータ端子51は、折り曲げ位置513よりもモールド部42側である突出部511、および、折り曲げ位置513よりも先端側であって、モータ線131が挿通される挿通孔515が形成される接続部514を有するリード部512から構成される。モータ線131の垂線Pとリード部512とのなす角度である端子角度α1は、0°より大きい。これにより、駆動装置1の体格を小型化可能である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、駆動装置に関する。
従来、モータと当該モータを制御する制御部とを一体に備える回転電機が知られている。例えば特許文献1では、制御部がモータの軸方向の一側に配置されている。また、パワーモジュールは、基板を介して、或いは、基板を介さずに直接的に、3相巻線から引き出されるモータ線と接続される。
特開2011−177000号公報
特許文献1では、平板状の端子とモータ線とを面接触させ、溶接等により接続している。端子とモータ線とを溶接により接続する場合、溶接するための治具等を用いるためのツールエリアを確保する必要があるため、体格が大型化する。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、体格を小型化可能な駆動装置を提供することにある。
本発明の駆動装置は、モータ部と、モータ線と、半導体モジュールと、ヒートシンクと、を備える。
モータ部は、ステータ、ステータに巻回される巻線、および、ステータに対して回転可能に設けられるロータを有する。
モータ線は、巻線と接続され、モータ部の軸方向の一側から取り出される。
半導体モジュールは、スイッチング素子、モールド部、および、モータ端子を有する。スイッチング素子は、巻線への通電を切り替える。モールド部は、スイッチング素子をモールドする。モータ端子は、モールド部から突出して形成され、モータ線と接続される。
ヒートシンクは、モジュール保持面を有し、モータ部のモータ線が取り出される側に設けられる。モジュール保持面は、モータ部の軸方向の端部から立ち上がる方向に形成される。
モータ端子は、折り曲げ位置よりもモールド部側である突出部、および、折り曲げ位置よりも先端側であって、モータ線が挿通される挿通孔が形成される接続部を有するリード部から構成される。モータ線の垂線と、当該モータ線が接続されるモータ端子のリード部とのなす角度である端子角度は、0°よりも大きい。
本発明では、モータ線が挿通孔に挿通され、はんだ等によりモータ線とモータ端子とを接続可能であるので、溶接により接続する場合と比較し、溶接するための治具等を用いるためのツールエリアが不要であり、体格を小型化することができる。
また、端子角度を0°より大きく形成することにより、端子角度が0°である場合と比較し、モータ端子の長さが大きくなる。これにより、モータ端子とモータ線との接続箇所の歪み量が小さくなるので、接続寿命が長くなる。
本発明の第1実施形態による駆動装置を示す断面図である。 本発明の第1実施形態による半導体モジュールを示す平面図である。 本発明の第1実施形態による駆動装置の平面図である。 本発明の第1実施形態によるモータ端子とモータ線との接続関係を説明する側面図である。 図4のV方向矢視図である。 サイクル数と歪み量との関係を説明する説明図である。 リード部の長さと歪み量との関係を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態によるモータ端子とモータ線との接続関係を説明する側面図である。 図8のIX方向矢視図である。 本発明の第3実施形態によるモータ端子とモータ線との接続関係を説明する側面図である。 図10のXI方向矢視図である。 本発明の第4実施形態によるモータ端子とモータ線との接続関係を説明する側面図である。 本発明の他の実施形態による駆動装置の平面図である。
以下、本発明による駆動装置を図面に基づいて説明する。なお、以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による駆動装置を図1〜図7に基づいて説明する。なお、図1〜図7は、いずれも模式的な図である。第2実施形態以降の実施形態に係る図面も同様である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態による駆動装置1は、例えば車両の電動パワーステアリング装置に適用される。駆動装置1は、モータ部10と、コントロールユニット30と、を備える。本実施形態の駆動装置1は、コントロールユニット30がモータ部10の軸方向の一側に一体に設けられる機電一体型の駆動装置である。
モータ部10は、モータケース11、ステータ12、ロータ14、シャフト15、第1フレーム21、第2フレーム22等を備える。本実施形態のモータ部10は、3相ブラシレスモータである。
モータケース11は、例えば鉄等の軟磁性材により、略円筒状に形成される。
ステータ12は、モータケース11の内側に固定されるステータコアに巻線121が巻回されている。巻線121は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなる3相巻線を構成している。本実施形態では、巻線121は、2組の3相巻線を構成している。巻線121からは、モータ線131、132、133(図5参照)がコントロールユニット30側に取り出され、半導体モジュール40と接続される。
ロータ14は、ステータ12と略同軸となるように、ステータ12の径方向内側に回転可能に設けられる。ロータ14は、略円筒状に形成され、外周面には、N極とS極とが交互になるように永久磁石が貼り付けられる。
シャフト15は、例えば金属により形成され、ロータ14の軸中心に固定される。シャフト15は、軸受16、17に回転可能に支持される。これにより、シャフト15は、ロータ14と一体になって回転する。本実施形態では、シャフト15の軸中心を延長した仮想線を、「モータ部10の軸線S」という。
軸受16、17は、ボールベアリングである。軸受16は、第1フレーム21に固定される。また、軸受17は、モータケース11のコントロールユニット30側に形成される軸受保持部111に固定される。
シャフト15のコントロールユニット30と反対側の端部には、ジョイント19が設けられる。ジョイント19は、図示しないギア等に噛み合うことにより、ロータ14およびシャフト15の回転を外部へ出力する。シャフト15のコントロールユニット30側の端部には、図示しないマグネットが設けられる。
第1フレーム21は、略円板状に形成され、モータケース11のコントロールユニット30とは反対側の端部を塞ぐように設けられる。第1フレーム21の略中央には、軸受16が固定される。
第2フレーム22は、ヒートシンク35に応じた形状に形成され、モータケース11のコントロールユニット30側に設けられる。
コントロールユニット30は、制御基板31、パワー基板32、ヒートシンク35、および、半導体モジュール40等を備える。
制御基板31は、ヒートシンク35のモータ部10側に固定される。制御基板31には、マイコンやホールIC等の比較的通電量の小さい制御系の電子部品が実装される。また、制御基板31のシャフト15に設けられるマグネットと対向する箇所には、ロータ14およびシャフト15の回転を検出するための回転角センサが設けられる。また、制御基板31には、後述の制御端子45を挿通するための制御端子接続孔311(図4参照)が形成される。
パワー基板32には、コンデンサやチョークコイル等の比較的通電量の大きいパワー系の電子部品が実装され、ヒートシンク35のモータ部10とは反対側に固定される。パワー基板32には、後述のパワー端子46を挿通するためのパワー端子接続孔321(図5参照)が形成される。本実施形態のパワー端子接続孔321は、略円形である。制御端子接続孔311も同様である。
制御基板31およびパワー基板32は、モータ部10の軸方向の端部に対して略平行となるように、ヒートシンク35に固定される。
ヒートシンク35は、アルミ等の熱伝導性のよい素材で形成され、制御基板31、パワー基板32、および、半導体モジュール40を保持する。
ヒートシンク35には、半導体モジュール40を保持する2つのモジュール保持面36が形成される。モジュール保持面36は、モータ部10の軸線Sを挟んで両側に略平行に形成される。換言すると、モジュール保持面36は、モータ部10の軸方向の端部から立ち上がる方向であって、モータ部10の軸方向の端部に対して略垂直に形成される。
モジュール保持面36には、それぞれ半導体モジュール40が図示しない放熱シートを挟んで、ねじ49により固定される。これにより、半導体モジュール40は、モータ部10に対して縦配置される。ヒートシンク35は、制御基板31、パワー基板32、および、2つの半導体モジュール40が固定された状態にて、第2フレーム22にねじ等により固定される。
モータ線131、132、133は、半導体モジュール40の径方向外側に配置される。モータ線131、132、133は、先端がパワー基板32を延長した箇所まで延びて形成される。モータ線131、132、133と半導体モジュール40との間には空間が設けられ、モータ線131、132、133と半導体モジュール40とは、モータ端子51、52、53以外にて接触しないよう離隔して設けられる。
図2に示すように、半導体モジュール40は、スイッチング素子41、モールド部42、制御端子45、パワー端子46、および、モータ端子51、52、53を有する。
スイッチング素子41は、銅板等の電気伝導性のよい材料で形成される図示しないリードフレームに実装され、巻線121の各相への通電を切り替える。
モールド部42は、1つのインバータを構成する6つのスイッチング素子41を一体にモールドする。モールド部42には、半導体モジュール40をヒートシンク35に固定するためのねじ49を挿通するためのねじ穴43が形成される。本実施形態の駆動装置1は、2つの半導体モジュール40が設けられ、2組のインバータにより駆動が制御される。
ここで、モータ部10側となるモールド部42の面を第1面421、モータ部10の反対側となるモールド部42の面を第2面422とする。
制御端子45は、モールド部42の第1面421から突出して形成される。換言すると、制御端子45は、モールド部42のモータ部10側に突設される。制御端子45は、制御端子接続孔311に挿通され、はんだ等により制御基板31と接続される。
パワー端子46は、モールド部42の第2面422から突出して形成される。パワー端子46は、パワー端子接続孔321に挿通され、はんだ等によりパワー基板32と接続される。
モータ端子51、52、53は、リードフレームと同様の材料にて形成され、ニッケルめっきが施されている。モータ端子51、52、53は、パワー端子46と同様、モールド部42の第2面422から突出して形成される。換言すると、パワー端子46及びモータ端子51は、モールド部42のモータ部10の反対側に突設される。本実施形態では、パワー端子46およびモータ端子51は、モールド部42の厚み方向の位置が同じ位置である端子突出位置T(図3参照)から突設される。
モータ端子51、52、53は、ヒートシンク35と反対側(図2における紙面手前側)に折り曲げられ、それぞれ巻線121の各相に対応して設けられるモータ線131、132、133とはんだ等により接続される。本実施形態では、モータ端子51とモータ線131とが接続され、モータ端子52とモータ線132とが接続され、モータ端子53とモータ線133とが接続される。
モータ端子51は、折り曲げ位置513にて先端側がヒートシンク35と反対側となるように折り曲げられる。ここで、折り曲げ位置513のモールド部42側を突出部511、先端側をリード部512とする。
突出部511は、モールド部42の第2面422から略垂直に突出する。
リード部512の先端には、モータ線131と接続される接続部514が形成される。接続部514には、モータ線131が挿通される挿通孔515が設けられる。挿通孔515には、モータ線131が挿通され、はんだ等によりモータ線131とモータ端子51とが接続される。これにより、半導体モジュール40と巻線121とが電気的に接続される。
接続部514には、切欠部516が形成される。モールド部42の長手方向の中心線H側を内側、側面423側を外側とすると、切欠部516は、外側に形成される。切欠部516を形成することにより、モータ端子51の先端をはんだ浴等に浸漬してコーティングするはんだディップ処理(コーティング処理)を行う場合、浸漬された溶融はんだの表面張力を断つことができるので、溶融はんだが挿通孔515に残る不良を発生しにくくする。
モータ端子52は、左右反転されている以外はモータ端子51と同様であり、突出部521およびリード部522から構成され、折り曲げ位置523にて折り曲げられる。リード部522の先端には、モータ線132が挿通される挿通孔525が設けられる接続部524が形成される。また、接続部524には、切欠部526が形成される。
モータ端子53は、リード部532の長さがリード部522より短い点を除いてモータ端子52と同様であり、突出部531およびリード部532から構成され、折り曲げ位置533にて折り曲げられる。リード部532の先端には、モータ線133が挿通される挿通孔535が設けられる接続部534が形成される。また、接続部534には、切欠部536が形成される。
図3に示すように、本実施形態では、同一形状の半導体モジュール40をヒートシンク35の両側に配置しているので、接続部514、524、534は、モータ部10の軸線Sに対して点対称に配置される。これにより、異なる形状の半導体モジュール40を用いる場合と比較し、部品の共通化が図れ、部品点数を低減できる。
また、接続部514、524、534は、モータ部10の軸線Sを中心とする同心円C上に配置される。本実施形態では、接続部514、524、534の少なくとも一部が同心円C上にあれば、同心円C上に配置される、とみなす。また、挿通孔515の少なくとも一部が同心円C上となるように構成されることが望ましい。これにより、略環状に形成されるステータ12に巻回される巻線121から引き出されるモータ線131、132、133とモータ端子51との接続が容易になる。
なお、図3においては、パワー基板32、モータ線131、132、133およびパワー端子46等の記載を省略した。また、ヒートシンク35については、外縁を示し、詳細は省略した。
図4および図5は、モータ線131、132、133とモータ端子51、52、53との配置を説明する模式図である。なお、図4においては、モータ部10、モータ端子52、および、モータ線132等は省略した。また、図5においては、簡略化のため、モータ端子51、52、53の長さおよび端子間の間隔を揃えて記載している。また、パワー端子46およびパワー端子接続孔321については、一部の記載を省略した。図4および図5に対応する後述の実施形態における図においても同様である。
図4に示すように、本実施形態では、モータ線131の垂線P1とモータ端子51のリード部512とのなす角度である端子角度α1は、0°より大きく形成される。これにより、端子角度α1を0°とする場合と比較し、モータ端子51の長さが大きくなる。端子角度α1を大きくするほど、モータ端子51の長さが長くなる。ただし、端子角度α1を大きくすると、挿通孔515をモータ線131方向に投影した投影領域は小さくなる。挿通孔515の投影領域にモータ線131の断面の全体が含まれないと、モータ線131を挿通孔515に挿通しにくい。そこで本実施形態では、端子角度α1は、挿通孔515をモータ線131方向に投影した投影領域がモータ線131の断面の全体が含まれる範囲とする。したがって、端子角度α1は、挿通孔515の形状、および、モータ線131の断面形状に応じて設定可能である。
同様に、モータ線132の垂線とモータ端子52のリード部522とのなす角度である端子角度α2(不図示)は、0°より大きく形成される。本実施形態では、α1=α2とする。
また、モータ線133の垂線P3とモータ端子53のリード部532とのなす角度である端子角度α3は、0°より大きく形成される。本実施形態では、α3>α1、α2である。
以下、モータ端子51、52、53と、モータ線131、132、133との接続箇所に係るストレスについて、モータ端子51およびモータ線131を例に説明する。
本実施形態では、アルミ等で形成されるヒートシンク35に固定される半導体モジュール40のモータ端子51と、鉄等で形成されるモータケース11側から取り出されるモータ線131とが、はんだにより接続される。ヒートシンク35とモータケース11とが線膨張係数が異なる素材にて形成されると、線膨張率の違いに起因する冷熱ストレスにより、モータ端子51とモータ線131との接続箇所(以下、「はんだ接合部」という。)には、応力が加わる。
低サイクル疲労に関するコフィン−マンソン則(Coffin-Manson rule)によれば、はんだ接合部の歪み量Δεと、破断に至るまでのサイクル数Nとの間には式(1)が成り立つ。式中のj、kは、いずれも正の定数である。
N=j×Δε-k ・・・(1)
式(1)および図6に示すように、はんだ接合部の歪み量Δεが大きくなると、破断に至るまでのサイクル数Nが小さくなる。すなわち、はんだ接合部の寿命が短くなる。
また、はんだ接合部の歪み量Δεとモータ端子51の長さとの関係を図7に示す。図7に示すように、モータ端子51の長さが大きくなるほど、はんだ接合部の歪み量Δεが小さくなる。そのため、モータ端子51の長さが大きくなるほど、はんだ接合部が破断に至るまでのサイクル数Nが大きくなるので、はんだ接合部の寿命が長くなる。
そこで本実施形態では、図4に示すように、モータ端子51の長さを確保すべく、モータ線131の垂線Pとモータ端子51のリード部512とのなす角度である端子角度α1を0°より大きくしている。同様に、モータ線132の垂線とモータ端子52のリード部522とのなす角度である端子角度α2、および、モータ線133の垂線とモータ端子53のリード部532とのなす角度である端子角度α3を、0°より大きくする。
製品の要求に応じてサイクル数N(以下適宜、製品要求に応じたサイクル数を「接続寿命」という。)が決まり、式(1)よりはんだ接合部の歪み量Δεが決まる。また、図7より、はんだ接合部の歪み量Δεから、モータ端子51、52、53の長さが決まる。そして、モータ端子51、52、53の長さに応じ、端子角度α1、α2、α3が設定される。
端子角度α1、α2、α3を0°より大きくし、モータ線131、132、133とリード部512、522、532とを角度をもって配置することにより、径方向の体格を大きくすることなくモータ端子51、52、53の長さを接続寿命に応じた所望の大きさとすることができる。
ここで、モータ端子51、52、53とモータ線131、132、133との位置関係について、図3に基づいて説明する。図3中では、モータ線131、132、133を図示していないが、モータ線131、132、133は、接続部514、524、534の挿通孔515、525、535に挿通されるため、同心円C上にあるとみなす。
図3に示すように、モータ端子53の端子突出位置Tとモータ線133との距離が、モータ端子51、52の端子突出位置Tとモータ線131、132との距離と比較して短い。
そこで図4に示すように、モータ端子53のリード部532とモータ線133の垂線とのなす端子角度α3を、モータ端子51、52のリード部512、522とモータ線131、132の垂線とのなす端子角度α1、α2よりも大きく形成してもよい。これにより、リード部532の長さをより大きくすることができる。
以上詳述したように、本実施形態の駆動装置1は、モータ部10と、モータ線131、132、133と、半導体モジュール40と、ヒートシンク35と、を備える。
モータ部10は、ステータ12、ステータ12に巻回される巻線121、および、ステータ12に対して回転可能に設けられるロータ14を有する。モータ線131、132、133は、巻線121と接続され、モータ部10の軸方向の一側から取り出される。
半導体モジュール40は、スイッチング素子41、モールド部42、および、モータ端子51、52、53を有する。スイッチング素子41は、巻線121への通電を切り替える。モールド部42は、スイッチング素子41をモールドする。モータ端子51、52、53は、モールド部42から突出して形成され、モータ線131、132、133と接続される。
ヒートシンク35は、モジュール保持面36を有し、モータ部10のモータ線131、132、133が取り出される側に設けられる。モジュール保持面36は、モータ部10の軸方向の端部から立ち上がる方向に形成され、半導体モジュール40が固定される。これにより、半導体モジュール40は、モータ部10に対して縦配置される。
モータ端子51は、折り曲げ位置513よりもモールド部42側である突出部511、および、折り曲げ位置513よりも先端側であって、モータ線131が挿通される挿通孔515が形成される接続部514を有するリード部512から構成される。
モータ端子52は、折り曲げ位置523よりもモールド部42側である突出部521、および、折り曲げ位置523よりも先端側であって、モータ線132と接続される接続部524が形成されるリード部522から構成される。
モータ端子53は、折り曲げ位置533よりもモールド部42側である突出部531、および、折り曲げ位置533よりも先端側であって、モータ線133と接続される接続部534が形成されるリード部532から構成される。
本実施形態では、モータ線131、132、133に挿通され、はんだ等によりモータ線131、132、133とモータ端子51、52、53とを接続可能であるので、溶接等により接続する場合と比較し、溶接するための治具等を用いるためのツールエリアが不要であり、体格を小型化することができる。
また、モータ線131、132、133の垂線とリード部512、522、532とのなす角度である端子角度α1、α2、α3は、0°より大きい。端子角度α1、α2、α3を0°より大きく形成することにより端子角度が0°である場合と比較し、リード部512、522、532の長さが大きくなる。これにより、はんだ接合部の歪み量Δεが小さくなるので、接続寿命が長くなる。また、同じ接続寿命とした場合、端子角度が0°である場合と比較し、駆動装置1の体格、特に径方向の体格を小型化可能である。
接続部514には、モータ線131が挿通される挿通孔515が形成される。接続部524には、モータ線132が挿通される挿通孔525が形成される。接続部524には、モータ線133が挿通される挿通孔535が形成される。
ここで、端子角度α1、α2、α3が大きくなると、挿通孔515、525、535をモータ線131、132、133の方向に投影した投影領域が小さくなる。そのため、本実施形態では、端子角度α1、α2、α3は、挿通孔515、525、535をモータ線131、132、133方向に投影した投影領域内にモータ線131、132、133の断面の全体が含まれる範囲内とする。これにより。モータ線131、132、133を容易に挿通孔515、525、535に挿通可能である。
半導体モジュール40は、複数のモータ端子51、52、53を有する。
モータ端子53がモールド部42から突出する位置とモータ端子53と接続されるモータ線133との距離は、モータ端子51、52がモールド部42から突出する位置とモータ端子51、52と接続されるモータ線131、132との距離よりも短い。このような場合、モータ端子53に係る端子角度α3は、モータ端子51、52に係る端子角度α1、α2よりも大きい。これにより、モータ線133が半導体モジュール40と近接しており、モールド部42とモータ線133との距離が短い場合であっても、要求される接続寿命に応じ、リード部532を適切な長さとすることができる。
接続部514、524、534は、モータ部10の軸方向の一側から見たたとき、モータ部10の軸線Sを中心とする同心円C上に配置される。これにより、例えば環状に形成されるステータ12に巻回される巻線121からモータ線131、132、133が垂直に取り出されるとき、モータ線131、132、133と半導体モジュール40とを接続しやすくなる。また、駆動装置1の径方向における体格を小型化できる。
なお、接続部514、524、534の軸方向における位置は、同じでもよいし、異なっていてもよい。
また、2つの半導体モジュール40は、ヒートシンク35を挟んで両側に設けられる。接続部514、524、534は、モータ部10の軸線Sに対して点対称に配置される。これにより、同じ形状の半導体モジュール40を用いることができるので、部品を共通化することができる。
モジュール保持面36は、モータ部10の軸線Sに対して平行に形成される。これにより、駆動装置1の径方向における体格を小型化できる。
駆動装置1は、ヒートシンク35のモータ部10側に固定され、半導体モジュール40のモールド部42から突出する制御端子45が挿入される制御端子接続孔311が形成される制御基板31を備える。
また、駆動装置1は、ヒートシンク35のモータ部10の反対側に固定され、半導体モジュール40のモールド部42から突出するパワー端子46が挿入されるパワー端子接続孔321が形成されるパワー基板32を備える。
本実施形態では、制御端子接続孔311およびパワー端子接続孔321は、円形に形成される。これにより、制御端子接続孔311およびパワー端子接続孔321を例えば長円形に形成する場合と比較し、制御基板31およびパワー基板32を小型化可能であり、装置全体の小型化に寄与する。
なお、制御端子45およびパワー端子46が「基板端子」に対応し、制御基板31およびパワー基板32が「基板」に対応し、制御端子接続孔311およびパワー端子接続孔321が「基板端子接続孔」に対応する。また、モータ端子53が「第1モータ端子」に対応し、モータ端子51、52が「第2モータ端子」に対応する。また、端子角度α3が「第1モータ端子に係る端子角度」に対応し、端子角度α1、α2が「第2モータ端子に係る端子角度」に対応する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による駆動装置を図8および図9に示す。図8および図9は、第1実施形態の図4および図5に対応する図である。なお、図8においては、モータ端子53およびモータ線133は省略した。以下の実施形態についても同様である。
本実施形態では、ヒートシンク35のモジュール保持面37は、モータ部10側が外側、モータ部10と反対側が内側となるように、モータ部10の軸線Sに対して傾斜して形成される。これにより、ヒートシンク35を例えばダイカストにより製造する場合、ヒートシンク35を金型から適切に抜き出せ、また切削等の追加工程が不要となる。
なお、モジュール保持面37が傾斜しても、モジュール保持面37は、モータ部10の軸方向の端部から立ち上がる方向に形成されており、半導体モジュール40は、モータ部10に対して縦配置されている、と捉えられる。
パワー基板32には、パワー端子接続孔322が形成される。パワー端子接続孔322は、パワー端子46が突出するパワー端子突出位置からパワー端子46が延びる位置に形成される。
本実施形態では、モジュール保持面37が傾斜して形成されているので、パワー端子46は、パワー端子接続孔322に対し、非垂直に挿入される。そのため、パワー端子接続孔322は、パワー端子46の傾斜方向(紙面左右方向)の長さが、パワー端子46の傾斜方向に対して垂直方向(紙面上下方向)の長さよりも大きい略長円形状に形成される。
また、制御基板31に形成される制御端子接続孔312は、パワー端子接続孔322と同様、モジュール保持面37の傾斜方向が長径となる長円形状に形成される。
本実施形態では、制御端子接続孔312およびパワー端子接続孔322は、制御端子45およびパワー端子46が傾斜する傾斜方向の長さが、当該傾斜方向に対する垂直方向の長さよりも大きく形成される。これにより、制御基板31に対して制御端子45が傾斜している場合であっても、制御端子45を制御端子接続孔312に挿入しやすくなる。また、パワー基板32に対してパワー端子46が傾斜している場合であっても、パワー端子46をパワー端子接続孔322に挿入しやすくなる。そのため、組み付けの作業性が向上する。
また、上記実施形態と同様の効果を奏する。
本実施形態では、制御端子接続孔312およびパワー端子接続孔322が「基板端子接続孔」に対応する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による駆動装置を図10および図11に示す。図10および図11は、第1実施形態の図4および図5に対応する図であり、本実施形態ではパワー端子46およびパワー端子接続孔322が第1実施形態と異なっているので、この点を中心に説明する。
パワー基板32に形成されるパワー端子接続孔323は、パワー端子46がモールド部42から突出する端子突出位置Tよりも内側に形成される。本実施形態のパワー端子接続孔323は、略円形に形成される。
パワー端子46には、先端側がモールド部側よりもヒートシンク35側となるように折り曲げられる曲げ部465を有する。ここでいう「ヒートシンク側」とは、図10に示すように、モジュール保持面37よりも内側であることも含むものとする。
本実施形態では、曲げ部465は、先端側がパワー基板32と略垂直であって、パワー端子接続孔323に挿通可能な箇所となるように形成される。これにより、パワー端子46をパワー端子接続孔323に挿入しやすくなり、組み付けの作業性が向上する。また、パワー端子接続孔323をパワー端子突出位置よりも内側に形成可能であるので、パワー基板32を小型化可能であり、ひいては装置全体の小型化に寄与する。
本実施形態では、パワー端子46の先端側がパワー基板32と略垂直に形成されるので、パワー端子接続孔323は、第2実施形態と同様、略円形に形成される。このように構成しても、パワー基板32を小型化できる。
また、上記実施形態と同様の効果を奏する。
本実施形態では、パワー端子接続孔323が「基板端子接続孔」に対応する。
本実施形態では、制御基板31および制御端子45は第2実施形態と同様であるが、本実施形態のパワー基板32およびパワー端子46と同様、制御端子接続孔312を制御端子突出位置よりも内側に形成し、制御端子45にパワー端子46と同様の曲げ部を設けてもよい。この場合、制御端子接続孔312を、パワー端子接続孔323と同様、略円形としてもよい。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態による駆動装置を図12に示す。第4実施形態は、第3実施形態の変形例であって、制御端子45が異なっているので、この点を中心に説明する。
本実施形態の制御端子45は、円弧状に折り曲げられた円弧部455を有する。円弧部455を形成することにより、制御端子45を制御端子接続孔312に挿入しやすくなり、組み付けの作業性が向上する。また、はんだ接合部に加わる応力が緩和される。
また、円弧部455の先端側が制御基板31の制御端子接続孔312に対して略垂直となるように形成し、制御端子接続孔312を略円形に形成してもよい。この場合、円弧部455が「曲げ部」に対応する。
これにより、同様の効果を奏する。
(他の実施形態)
(ア)上記実施形態では、2つの半導体モジュールは、ヒートシンクを挟んで両側に設けられる。他の実施形態では、半導体モジュールの数は、2つに限らず、いくつであってもよい。
(イ)上記実施形態の半導体モジュールは、6つのスイッチング素子が一体にモールドされる。他の実施形態では、スイッチング素子の数は6つに限らず、いくつであってもよい。また、スイッチング素子に加え、電源リレーやモータリレー等の各種リレーや、シャント抵抗等、他の電子部品を一体にモールドしてもよい。
(ウ)上記実施形態では、半導体モジュールに3つのモータ端子が設けられる。他の実施形態では、半導体モジュールに設けられるモータ端子の数は、3つに限らず、いくつであってもよい。
また、上記実施形態では、モータ端子53は、モータ端子51、52と長さが異なる。他の実施形態では、全てのモータ端子が同じ長さであってもよいし、全てのモータ端子が異なる長さであってもよい。
(エ)また、上記実施形態では、端子角度α3は、端子角度α1、α2より大きく形成される。他の実施形態では、モータ端子の長さによらず、端子角度は等しくてもよい。
また、他の実施形態では、全てのモータ端子のリード部とモータ線とのなす角度である端子角度は、0°より大きく形成される。他の実施形態では、例えば、最も短いモータ端子のリード部とモータ線とのなす角度を0°より大きくし、他のモータ端子のリード部とモータ線とのなす角度を0°とする、といった具合にモータ端子が複数ある場合、少なくとも1つのモータ端子に係る端子角度が0°より大きければ、他のモータ端子に係る端子角度は0°であってもよい。
(オ)上記実施形態では、接続部に形成される切欠部は、外側に形成される。他の実施形態では、切欠部は、外側に限らず、いずれの箇所に形成してもよい。また、切欠部を形成しなくてもよい。
(カ)上記実施形態では、モータ線はモータ部から垂直に引き出される。他の実施形態では、モータ線をモータから傾斜させて引き出してもよい。例えば、モータ線がヒートシンクのモジュール保持面から離れる方向に傾斜させて引き出せば、さらにモータ端子を長くすることができるので、接続部のはんだ歪み量が低減され、接続寿命を長くすることができる。上記実施形態では、モータ線の断面は四角形状である角線である。他の実施形態は、モータ線は、断面が円形である丸線等、どのようなものを用いてもよい。
(キ)上記実施形態では、制御基板およびパワー基板が設けられる。その実施形態では、基板は1枚であれば、2枚に限らず何枚であってもよい。また上記実施形態では、制御基板に形成される制御端子接続孔、および、パワー基板に形成されるパワー端子接続孔は、円形または長円形であった。他の実施形態では、制御端子接続孔およびパワー端子接続孔は、どのような形状であってもよい。
また、上記実施形態では、パワー基板は、外縁がパワー端子突出位置よりも外側となるように形成される。他の実施形態では、特に第3実施形態にように、パワー端子に曲げ部を設ける場合、図13に示すように、パワー基板32の外縁が、端子突出位置Tよりも内側となるように形成してもよい。これにより、パワー基板を小型化可能であり、装置全体の小型化に寄与する。制御基板についても同様である。
(ク)上記実施形態では、駆動装置は、電動パワーステアリング装置に適用される。他の実施形態では、駆動装置を電動パワーステアリング装置以外に適用してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1・・・駆動装置
10・・・モータ部
31・・・制御基板(基板)
32・・・パワー基板(基板)
35・・・ヒートシンク
40・・・半導体モジュール
45・・・制御端子(基板端子)
46・・・パワー端子(基板端子)
51、52、53・・・モータ端子
131、132、133・・・モータ線

Claims (11)

  1. ステータ(12)、前記ステータに巻回される巻線(121)、および、前記ステータに対して回転可能に設けられるロータ(14)を有するモータ部(10)と、
    前記巻線と接続され、前記モータ部の軸方向の一側から取り出されるモータ線(131、132、133)と、
    前記巻線への通電を切り替えるスイッチング素子(41)、前記スイッチング素子をモールドするモールド部(42)、および、前記モールド部から突出して形成され前記モータ線と接続されるモータ端子(51、52、53)を有する半導体モジュール(40)と、
    前記モータ部の軸方向の端部から立ち上がる方向に形成され前記半導体モジュールが固定されるモジュール保持面(36、37)を有し、前記モータ部の前記モータ線が取り出される側に設けられるヒートシンク(35)と、
    を備え、
    前記モータ端子は、折り曲げ位置(513、523、533)よりも前記モールド部側である突出部(511、512、513)、および、前記折り曲げ位置よりも先端側であって前記モータ線が挿通される挿通孔(515、525、535)が形成される接続部(514、524、534)を有するリード部(512、522、523)から構成され、
    前記モータ線の垂線と、当該モータ線と接続される前記モータ端子の前記リード部とのなす角度である端子角度は、0°より大きいことを特徴とする駆動装置(1)。
  2. 前記端子角度は、前記挿通孔をモータ線方向に投影した投影領域内に前記モータ線の断面の全体が含まれる範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記半導体モジュールは、複数の前記モータ端子(51、52、53)を有し、
    第1の前記モータ端子である第1モータ端子(53)が前記モールド部から突出する位置と前記第1モータ端子と接続される前記モータ線(133)との距離が、第2の前記モータ端子である第2モータ端子(51、52)が前記モールド部から突出する位置と前記第2モータ端子と接続される前記モータ線(131、132)との距離よりも短い場合、前記第1モータ端子に係る前記端子角度は、前記第2モータ端子に係る前記端子角度よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の駆動装置。
  4. 前記接続部は、前記モータ部の軸方向の一側から見たとき、前記モータ部の軸線を中心とする同心円上に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の駆動装置。
  5. 2つの前記半導体モジュールは、前記ヒートシンクを挟んで両側に設けられ、
    前記接続部は、前記モータ部の軸線に対して点対称に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の駆動装置。
  6. 前記モジュール保持面(37)は、前記モータ部の軸線に対して傾斜して形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の駆動装置。
  7. 前記モジュール保持面(36)は、前記モータ部の軸線に対して平行に形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の駆動装置。
  8. 前記ヒートシンクの前記モータ部側または前記モータ部の反対側に固定され、前記半導体モジュールの前記モールド部から突出する基板端子(45、46)が挿入される端子接続孔(311、312、321、322、323)が形成される基板(31、32)を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の駆動装置。
  9. 前記端子接続孔(312、322)は、前記基板端子が傾斜する傾斜方向の長さが当該傾斜方向に対する垂直方向の長さよりも大きく形成されることを特徴とする請求項8に記載の駆動装置。
  10. 前記端子接続孔(311、321、323)は、円形に形成されることを特徴とする請求項8に記載の駆動装置。
  11. 前記基板端子(46)は、先端側が前記モールド部側よりも前記ヒートシンク側となるように折り曲げられる曲げ部(465)を有することを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載の駆動装置。
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