JP2015106887A - 撮影装置システム - Google Patents

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Mitsuaki Aizawa
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Abstract

【課題】撮影装置システムにおいて、照明部で発生する照明光の色温度を容易に設定および変更することができるようにする。
【解決手段】カメラ10は、被写体を撮影するカメラ本体1と、カメラ本体1が撮影した被写体の画像信号に対してホワイトバランス調整を行う信号処理部15と、カメラ本体1によって撮影された画像を表示する液晶モニタ7と、色温度が変更可能な照明光を発生するストロボユニット2と、ストロボユニット2に対して色温度の設定を含む発光制御を行う発光制御部17と、信号処理部15におけるホワイトバランス調整の設定条件と、発光制御部17が制御する色温度の設定条件とが操作入力可能なタッチパネル7aと、を備え、液晶モニタ7は、ホワイトバランス調整の設定条件および色温度の設定条件に関して、設定済みの情報と、タッチパネル7aにより操作入力される情報とを表示する設定情報表示部になっている。
【選択図】図5

Description

本発明は撮影装置システムに関する。
従来、カメラなどの撮影装置の補助照明装置には、例えば、キセノン管などを用いたストロボ装置が用いられてきたが、近年では、動画撮影にも使用可能なLEDを補助照明装置として用いることが提案されている。
キセノン管は色温度が約5400Kであるのに対して、LEDはチップ構成によって色温度が変わるため、一般にはキセノン管の色温度とは異なる。このため、撮影を行う場合には、照明光の色温度に応じて、撮影装置のホワイトバランスを制御する必要がある。
例えば、特許文献1には、撮影距離によって、キセノン管のみによる発光と、キセノン管とLEDとによるミックス光の発光とが、切り替えられるようになっているカメラにおいて、発光光の色温度に応じてホワイトバランスの設定を自動的に変える技術が記載されている。
また、LEDを用いると、補助照明光の色温度を容易に変更できるため、種々の色温度を有する照明光下の撮影においても、主たる照明光の色温度に合わせた撮影を行うことができる。
例えば、特許文献2には、異なる色の光を発生する複数の発光素子を有する発光手段を備えた照明装置において、複数の既定光源の分光特性データを保持する保持手段と、ユーザ操作に基づいて複数の既定光源の分光特性データの一つを選択する選択手段と、この選択手段によって選択された既定光源の分光特性データに基づいて発光手段の各色ごとの発光素子の発光強度を制御する制御手段とを具備する照明装置が記載されている。
特開2006−154458号公報 特開2010−020042号公報
しかしながら、上記のような従来技術には、以下の問題があった。
特許文献1に記載の技術では、補助照明光の発光時に、補助照明光の色温度に応じてホワイトバランスの設定が変更されるため、ホワイトバランスの設定を気にせずに撮影を行うことができるものの、補助照明光の色温度の種類は限られている。
このため、主たる照明光の色温度と、補助照明光の色温度とが乖離している場合には、補助照明光の色温度に基づいてホワイトバランス調整を行うため、主たる照明光が支配的な領域が不自然な画像になってしまうという問題がある。
これに対して、特許文献2に記載の技術では、撮影者が補助照明光の分光特性を、波長ごとの発光強度を自由に変更できるため、主照明の色温度に補助照明光の色温度を合わせれば、良好なホワイトバランスが得られる。
しかし、特許文献2では、発光強度を変更する手段が、RGBの発光強度を個別に変更する手段か、分光特性のグラフを入力する手段に限られている。このため、これらを用いた色温度の調整に関して知識を有しない撮影者は、色温度の調整が困難である。したがって、このような知識を有しない撮影者は、複数の既定光源に合わせた分光特性データを選択する手段しか用いることができず、この場合、特許文献1と同様な問題が生じる。
また、特許文献2に記載されたようなLEDを用いた補助照明装置では、作画意図に応じた色味を有する照明光をカスタマイズして、被写体に照射することも考えられる。この場合、仮に補助照明光の色温度が意図に沿って調整できたとしても、最終的な撮影画像における色味は、ホワイトバランスの設定条件によって変化するため、作画意図にあった色味が得られるか容易には分からないという問題がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、照明部で発生する照明光の色温度を容易に設定および変更することができる撮影装置システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の態様の撮影装置システムは、被写体を撮影する撮影装置本体部と、前記撮影装置本体部が撮影した前記被写体の画像信号に対してホワイトバランス調整を行う信号処理部と、前記撮影装置本体部によって撮影された画像を表示する撮影画像表示部と、色温度が変更可能な照明光を発生する照明部と、該照明部に対して前記色温度の設定を含む発光制御を行う発光制御部と、前記信号処理部におけるホワイトバランス調整の設定条件と、前記発光制御部が制御する前記色温度の設定条件とが操作入力可能な操作入力部と、前記ホワイトバランス調整の設定条件および前記色温度の設定条件に関して、設定済みの情報と、前記操作入力部により操作入力される情報とを表示する設定情報表示部と、を備える構成とする。
上記撮影装置システムでは、前記設定情報表示部は、前記ホワイトバランス調整の設定条件および前記色温度の設定条件を、それぞれの色相情報と彩度情報とが視認できるように表示することが好ましい。
上記撮影装置システムでは、前記設定情報表示部は、前記色相情報が原点回りの角度で表され、前記彩度情報が原点からの距離で表される2次元の表示空間に表示することが好ましい。
上記撮影装置システムでは、前記設定情報表示部は、前記表示空間の表示範囲を部分拡大して表示できることが好ましい。
上記撮影装置システムでは、前記操作入力部は、前記設定情報表示部の表示画面に重ね合わされたタッチパネルを有し、前記タッチパネルの検出信号に基づいて、前記操作入力が行えるようにしたことが好ましい。
上記撮影装置システムは、前記撮影画像表示部は、前記設定情報表示部を兼ねていることが好ましい。
上記撮影装置システムは、前記撮影装置本体部に設けられた第1の表示デバイスと、前記撮影装置本体部と無線通信可能に設けられた第2の表示デバイスと、を備え、前記撮影画像表示部は、少なくとも前記第1の表示デバイスに設けられ、前記設定情報表示部は、少なくとも前記第2の表示デバイスに設けられていることが可能である。
本発明の撮影装置システムによれば、ホワイトバランス調整の設定情報と照明光の色温度の情報とを表示する設定情報表示部と、ホワイトバランス調整の設定情報および色温度の情報の少なくともいずれかを操作入力する操作入力部とを備えるため、照明部で発生する照明光の色温度を容易に設定および変更することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態の撮影装置システムの概略構成を示す模式的な斜視図である。 図1におけるA視図である。 本発明の第1の実施形態の撮影装置システムの照明部の光軸を含む模式的な断面図である。 本発明の第1の実施形態の撮影装置システムの照明部に用いるLEDの配置構成の一例および他例を示す模式的な正面図である。 本発明の第1の実施形態の撮影装置システムの制御ユニットの機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態の撮影装置システムの設定情報表示部に表示される色温度操作画面の一例を示す模式図、および色温度操作画面に用いる座標系の説明図である。 本発明の第1の実施形態の撮影装置システムにおける照明部の色温度設定の操作について説明する模式的な説明図である。 本発明の第1の実施形態の撮影装置システムにおける照明部の色温度設定の部分拡大操作について説明する模式的な説明図である。 本発明の第2の実施形態の撮影装置システムの制御ユニットの機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態の撮影装置システムの第2の表示デバイスの模式的な正面図である。
以下では、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。すべての図面において、実施形態が異なる場合であっても、同一または相当する部材には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態の撮影装置システムについて説明する。
図1(a)、(b)は、本発明の第1の実施形態の撮影装置システムの概略構成を示す模式的な斜視図である。図2は、図1(b)におけるA視図である。図3は、本発明の第1の実施形態の撮影装置システムの照明部の光軸を含む模式的な断面図である。図4(a)、(b)は、本発明の第1の実施形態の撮影装置システムの照明部に用いるLEDの配置構成の一例および他例を示す模式的な正面図である。図5は、本発明の第1の実施形態の撮影装置システムの制御ユニットの機能構成を示す機能ブロック図である。図6(a)は、本発明の第1の実施形態の撮影装置システムの設定情報表示部に表示される色温度操作画面の一例を示す模式図である。図6(b)は、図6(a)における色温度操作画面に用いる座標系の説明図である。
図1(a)に示すように、本実施形態のカメラ10(撮影装置システム)は、被写体の静止画像または動画像を撮像(撮影)する1眼レフのデジタルカメラである。カメラ10は、色温度が変更可能な照明光を発生する照明部を備え、種々の撮影シーンや作画意図に応じて、適宜の色温度の照明光を被写体に照射することができる。
カメラ10は、被写体を撮影するカメラ本体1(撮影装置本体部)と、カメラ本体1に着脱可能に設けられたストロボユニット2(照明部)とを備える。
カメラ本体1は、被写体の像を取得する撮影光学系である撮影レンズ部3と、撮影レンズ部3が装着される略直方体状の筐体1aと、筐体1aの内部において撮影レンズ部3の像面に配置され、撮影レンズ部3による被写体の像を撮像する撮像素子11(図5参照)を備える。
筐体1aは、矩形状の前面部1Fと、前面部1Fの長辺の一方に隣接する上面部1Uと、上面部1Uを挟んで前面部1Fと対向する背面部1Bとを有する。
前面部1Fの略中心部には、撮影光軸Oが前面部1Fの前方に延びるように、撮影レンズ部3が設けられている。撮影レンズ部3は、複数のレンズまたはレンズ群から構成される交換レンズであり、可動支持された少なくとも1つのレンズまたはレンズ群(以下、焦点位置調整レンズと称する)によって、焦点位置の調整が可能である。また、撮影レンズ部3は単焦点の撮影光学系でもよいし、ズーム光学系などの多焦点の撮影光学系でもよい。
焦点位置調整レンズは、撮影レンズ部3または筐体1aに内蔵されたモータなどからなるレンズ駆動部12(図5参照)によって、移動可能に保持されている。
上面部1Uを上方に向けたとき背面部2B側から見て右側の上面部1Uには、シャッターボタン6が配置されている。シャッターボタン6が半押しされると、後述するAE制御部21(図5参照)によってAE(自動露出)動作の制御が行われ、後述する制御ユニット13によってAF(自動焦点合わせ)動作の制御が行われる。シャッターボタン6が全押しされると、AE制御部21で決定された露出に基づいて、シャッターリリースが行われる。
カメラ10を用いた標準的な撮影では、被写体に撮影レンズ部3を向けるとともに、上面部2Uが上向きとなるようにカメラ本体1を保持し、シャッターボタン6を下方に押下することによりシャッターリリースを行う。
以下の説明では、カメラ10の各部の相対位置の説明を簡略化するため、特に断らない限り、カメラ10がこのような標準的な撮影を行う際の姿勢に置かれているものとして、上(下)方向、上(下)側、上(下)端などの用語を用いる。
上面部1Uの略中央には、ペンタプリズムを内蔵する突状部1dに配置され、後述する放電光源部4を保持する内蔵ストロボ保持部1bが設けられている。
内蔵ストロボ保持部1bは、図1(a)に示す起立状態と、図1(b)に示す格納状態とが切り替え可能となるように、図示略の回転支持部、付勢部材、およびロック機構を介して筐体1aに固定されている。
内蔵ストロボ保持部1bは、起立状態では、放電光源部4の照射光軸Oが撮影光軸Oと平行になる位置にロックされ、格納状態では、起立状態から前方に倒されて放電光源部4の投光窓4bが下方を向いて上面部1Uに形成された凹部に嵌り込む位置にロックされる。
放電光源部4は、カメラ本体1の前方に向かう放射状の照明光を形成する照明部である。
放電光源部4の構成は、放電作用により白色光を発光するものであれば、特に限定されず、カメラ用の内蔵ストロボに用いられる周知の構成はすべて採用することができる。
本実施形態では、放電光源部4は、透明材料からなる投光窓4bと、投光窓4bの裏面側の内蔵ストロボ保持部1b内に配置され、背後が図示略の反射板で囲まれ、高圧放電によって照明光を放射する図示略のキセノン管とを備える。
本実施形態に用いるキセノン管の色温度は、例えば、5400Kである。
また、本実施形態では、放電光源部4は、その照射光軸Oが、撮影光軸Oと平行に延びるように配置されており、照射光軸Oと撮影光軸Oとは、上下方向に離間されている。
また、上面部1Uにおいて、突状部1dの背後には、ストロボユニット2をカメラ本体1内の図示略の制御手段と通信可能に接続するホットシュー1cと、撮影モードなど設定するモードダイヤル8aとが設けられている。
背面部1Bには、図2に示すように、撮像された画像や映像を表示したり、操作に必要なGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)からなる操作画面や入力情報を表示したりする液晶モニタ7(撮影画像表示部、設定情報表示部、操作入力部)と、液晶モニタ7に表示される操作画面上でカーソル移動や決定などの操作入力を行う十字ボタン8bと、カメラ10の各種の動作モードの操作入力を行う複数の選択ボタン8dと、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード等を切り替えたりする操作ボタン8cとが設けられている。
選択ボタン8dによって、操作入力を行う動作モードが選択されると、液晶モニタ7には、ツリー構造を有するGUI操作画面が表示され、十字ボタン8bを用いて、操作メニューの選択や操作入力、設定を行うことができるようになっている。
これら、モードダイヤル8a、十字ボタン8b、選択ボタン8d、操作ボタン8cは、カメラ10の操作部8を構成している。
なお、カメラ10の操作部8は、これら背面部2Bに設けられたボタン類には限定されず、適宜他の場所に設けられたボタン、レバー、ダイヤル、スイッチなどからなる操作部が含まれていてもよい。
また、本実施形態では、液晶モニタ7には、タッチパネル7aが設けられている。このため、液晶モニタ7にGUIが表示された際に、タッチパネル7aに、例えば、指やタッチペンなどの操作媒体を接触させたり、さらにその状態からドラッグ操作等をしたりすることでタッチ操作による操作入力が可能となる。すなわち、タッチパネル7aは、後述する本体制御部23と通信可能に接続されており、タッチ操作による操作媒体の接触や移動を検出すると、検出出力を発生して本体制御部23に送出する。
操作部8から設定可能な動作モードには、放電光源部4およびLED光源部2R〜2Lの発光モードが含まれる。
また、本実施形態では、操作部8またはタッチパネル7aからの操作入力に応じて、撮影された画像のホワイトバランス調整の設定条件と、LED光源部2R〜2Lによる照明光の色温度の設定条件とを、マニュアルで設定したり、設定済みの設定条件から変更したりすることが可能である。
ストロボユニット2は、図1(a)、(b)に示すように、カメラ本体1に装着したとき上面部1Uの長手方向(左右方向)に沿って延びる直方体状の筐体2aと、カメラ本体1に装着したとき前方を向く側面に配置されたLED光源部2R、2M、2L(「2R〜2L」と略記する場合がある)と、カメラ本体1のホットシュー1cと着脱可能に接続するため筐体2aの下面から突出された接続部2bと、LED光源部2R、2M、2Lをそれぞれ駆動するLEDドライバ19R、19M、19L(「19R〜19L」と略記する場合がある)と、LED電流モニタ22とを備える。
なお、図示簡略化のため、図5では、LED光源部2Mと、これに対応するLEDドライバ19Mとの図示は省略している。
以下、特に断らない限りは、ストロボユニット2の接続部2bがカメラ本体1のホットシュー1cに装着されているものとして説明する。
なお、本明細書では、「LED」は、Light Emitting Diodeの略称であり、発光ダイオードを意味する。
LED光源部2R、2M、2Lは、筐体2aの長手方向に沿って、この順に離間して配置されている。
ストロボユニット2がカメラ本体1に装着された際、LED光源部2Mの照射光軸O2Mは起立状態の内蔵ストロボ保持部1bの上方において、撮影光軸Oの真上となる位置で撮影光軸Oと平行に延ばされている。照射光軸O2M、撮影光軸O、および起立状態の放電光源部4の照射光軸Oは、同一平面上に整列している。
また、LED光源部2R、2Lは、それぞれ前面部1Fに対して向かって右側、左側となる位置に設けられ、それぞれの照射光軸O2R、O2Lは、照射光軸O2Mから等距離かつ平行となるように位置している。
このように、カメラ本体1では、LED光源部2R、2Lが、撮影光軸Oから左右方向に離間した照射光軸O2R、O2Lを有するため、ストロボ発光時に被写体の後方に発生する影を抑制することができる。
LED光源部2R〜2Lの構成は、いずれも同様であるため、図3に示すLED光源部2Rの例で説明する。
LED光源部2Rは、図3に示すように、筐体2aの内部に、照明光L2Rを形成する発光素子部5aと、発光素子部5aを実装する回路基板9と、発光素子部5aから出射される照明光L2Rを反射するため発光素子部5aの側方を囲んで発光素子部5aの前方に延ばされた反射板5cと、照明光L2Rを外部に投光するため発光素子部5aに対向する部位において反射板5cの開口を覆う投光窓5bとを備える。
投光窓5bは、屈折力を有しない一定板厚の透過窓であってもよいが、例えば、フレネルレンズなどの屈折力を有する形状として、出射される照明光を適宜の範囲に集光あるいは発散できるようにしてもよい。
投光窓5bから出射される照明光L2Rは、本実施形態では、撮影光軸Oに平行な照射光軸O2Rを中心として、前面部1Fの前方に放射される。
同様にして、LED光源部2M、2Lからは、照明光L2M、L2Lが放射される。
発光素子部5aは、図4(a)に示すように、回路基板9に赤色光を発光する赤色LED5R(LED)、緑色光を発光する緑色LED5G(LED)、青色光を発光する青色LED5B(LED)が、矩形状領域内に2次元格子状に配列された素子群からなり、照明光L5Aは、これらの赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bからそれぞれ放射された光束を重ね合わせて構成される。赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bの出射光束の中心軸の向きは、いずれも回路基板9に直交する方向に揃えられている。
このため、発光素子部5aは、赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bが配列された矩形状領域を発光領域とする擬似的な面発光光源になっている。
赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bのそれぞれの個数は、特に限定されず、それぞれ同数でもよいし、異なる個数でもよい。また、本実施形態では、互いに異なる種類同士が隣接するように配置しているが、同種のものが隣接するように配列してもよい。
赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bの発光量は、それぞれの発光量を独立に設定することが可能になっており、これらの発光量の組合せにより、種々の色温度に対応した種々の発光量の照明光L2Rを形成することができる。
本実施形態では、一例として、照明光L2Rの色温度は、例えば、色温度を2000Kから10000Kまで変更できるようになっている。
このように、発光素子部5aは、照明光の色温度が変更可能な色温度可変光源になっている。
なお、本実施形態の発光素子部5aに代えて、図4(b)に示すような赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bがそれぞれ1個ずつ配置された発光素子部35aを採用することも可能である。
このような発光素子部5a、35aによれば、いずれもLEDを用いるため、例えば、キセノン管を用いたストロボに比べると、簡素な構成となり、周辺回路構成も含めた部品点数を削減し、軽量化、小型化を図ることができる。
LEDドライバ19R〜19Lは、各赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bと、LED電流モニタ22(図5参照)とに電気的に接続されている。
また、図示は省略するが、LEDドライバ19R〜19Lは、赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bを個別または適宜のグループごとにスイッチングする回路や、制御ユニット13からの制御信号に基づいて発光素子部5aの各赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bへの供給電流を制御して、それらの発光量と発光時間とを制御する駆動回路などをそれぞれの回路基板9上に備える。
また、ストロボユニット2がカメラ本体1にホットシュー1cを介して装着された状態では、図5に示すように、LEDドライバ19R〜19LとLED電流モニタ22とは、発光制御部17にそれぞれ電気的に接続される。
これにより、LEDドライバ19R〜19Lは、それぞれが接続されたLED光源部2R〜2Lの各発光素子部5aによる照明光L2R〜L2Lの色温度を、それぞれ独立に、例えば、2000Kから10000Kまでの間で独立に変更することができる。このため、被写体の色、撮影シーンの色調、撮影意図に応じて、色温度を変更した照明光を照射することができる。
また、各発光素子部5aは、「ストロボ発光」と「連続発光」とが可能である。
ここで、「ストロボ発光」とは、カメラ本体1のシャッターが開放される間に行う短時間の発光を意味しており、連続的に発光するか、パルス状に発光するかは問わない。
これに対して、「連続発光」は、発光開始信号によって発光を開始し、発光終了信号を受信するまで連続して発光することを意味し、本実施形態では、動画撮影時の照明や、静止画撮影における後述のプリ発光に用いられる。
LED電流モニタ22は、LEDドライバ19R〜19Lから取得したLED光源部2R〜2Lの各LEDに流れる電流値を後述する制御ユニット13の発光制御部17にフィードバックするものである。LED電流モニタ22は、LEDドライバ19R〜19Lおよび発光制御部17と通信可能に接続されている。
ここで、カメラ本体1の電装部の構成について説明する。
カメラ本体1の電装部は、図5に示すように、上述の撮像素子11と、放電光源部4を発光させる発光回路20と、制御ユニット13と、AFセンサ30とを備える。
撮像素子11は、撮影レンズ部3で撮影された像を光電変換するもので、例えば、CCD、CMOS素子などを採用することができる。
制御ユニット13は、撮影動作全般の制御を行うものである。例えば、操作部8またはタッチパネル7aからの操作入力に応じてカメラ10の各部の動作条件を設定することができる。また、操作部8、タッチパネル7a、またはシャッターボタン6の半押しまたは全押しの操作に応じて、AF動作、放電光源部4およびLED光源部2R〜2Lの発光制御、撮像動作を行うことができる。
制御ユニット13の主要部の構成は、画像取得部14、信号処理部15、記憶部18、AF制御部16、AE制御部21、本体制御部23、および発光制御部17を備える。
画像取得部14は、撮像素子11で光電変換された画像信号を取得するものである。
信号処理部15は、画像取得部14が取得した画像信号に種々の信号処理を行うものであり、画像取得部14、記憶部18、本体制御部23、および液晶モニタ7とそれぞれ通信可能に接続されている。
信号処理部15が行う信号処理としては、例えば、周知のゲイン補正、ホワイトバランス調整、ガンマ補正、ノイズ低減処理、輪郭補正、圧縮処理などの、画質を調整するための各種の信号処理を挙げることができる。
信号処理部15によって信号処理された画像信号は、液晶モニタ7に表示されるとともに、必要に応じて、画像データとして記憶部18に記憶される。記憶部18に記憶された画像データは、本体制御部23を介して液晶モニタ7に送出することにより、液晶モニタ7上に表示することができる。
ホワイトバランス調整は、周知のデジタルカメラと同様、ホワイトバランス調整の設定条件に対応するモード設定(以下、WBモード設定と称する)に基づいてホワイトバランスを調整する信号処理である。
例えば、ホワイトバランス調整の「オート」モードが設定されている場合、画像データの一部または全体から撮影シーンにおける照明光の色温度を推定し、その色温度に応じて予め決められた補正を行う。すなわち、推定された照明光の色温度において、被写体の白が自然な白に見えるように補正を行う。
また、撮影者等のユーザは、操作部8またはタッチパネル7aから操作入力することにより、「オート」モード以外のWBモード設定を行うことも可能である。
他のWBモード設定としては、例えば、「曇天」モード、「晴天」モード、「蛍光灯」モード、「電球」モードなどの特定の照明光の色温度や分光特性を想定した設定や、ユーザが照明光の色温度を設定する「マニュアル設定」モードを挙げることができる。
これらのWBモード設定がなされている場合には、信号処理部15は、それぞれが想定している照明光の色温度に応じて、予め決められたホワイトバランス調整の処理を行う。
また、信号処理部15は、画像データに適宜の演算処理を施して、被写体情報を取得することが可能である。
例えば、画像データに対して周知の顔検出処理を行って、被写体における人物の有無の情報を取得することが可能である。
AF制御部16は、シャッターボタン6の半押しによって開始されるAF動作の制御を行うものである。本実施形態では、カメラ本体1に内蔵され、複数のAFターゲットを構成する複数のAFセンサ30を用いて周知のAF動作を行う。
すなわち、AF制御部16は、シャッターボタン6が半押しされると、各AFセンサ30の出力から、各AFターゲットの合焦状態を判定し、この合焦状態の組合せに基づいて合焦位置を算出し、撮影レンズ部3の焦点位置調整レンズの移動量を算出する。そして、この移動量に基づいてレンズ駆動部12を駆動することで合焦を行う。
合焦位置に対応する撮影距離は、記憶部18に記憶されるともに、本体制御部23に送出される。
AFセンサ30としては、位相差検出を行うラインセンサやクロスセンサを採用することができる。
AE制御部21は、測光を行ってプログラム線図に基づいて露出を決定するものであり、
図示略の測光センサ、シャッター、絞り、発光制御部17、および操作部8と通信可能に接続されている。
AE制御部21は、操作部8のうちシャッターボタン6が半押しされると動作を開始し、測光センサから1以上の測光ターゲットにおける測光値を取得し、プログラム線図に基づいて露出を決定する。
AE制御部21によって、露出不足であることが判定されると、後述する照明モードに応じて、適正露出とするための放電光源部4またはストロボユニット2の発光量が算出され、発光制御部17に送出される。
また、本実施形態のカメラ10では、測光値が低すぎる場合には後述する「AFイルミネータ」モードを行うため、AE制御部21は、発光制御部17に制御信号を送出して、ストロボユニット2のLED光源部2R〜2Lを連続発光させるプリ発光動作を実行する。すなわち、AE制御部21は、プリ発光下において露出を決定し、AF動作が完了するまでプリ発光を継続させる。
なお、AEのための測光は、測光センサを用いる測光には限定されない。例えば、AE制御部21に画像取得部14が取得した画像データを転送し、AE制御部21によって撮影範囲内の適宜の部位の光量を算出することによって、測光を行う構成としてもよい。
本体制御部23は、操作部8、タッチパネル7a、および図示略のシャッターボタン6からの操作入力に応じて、カメラ10の撮影動作を制御するもので、操作部8、タッチパネル7a、液晶モニタ7、信号処理部15、記憶部18、および発光制御部17と通信可能に接続されている。
本体制御部23は、操作部8またはタッチパネル7aからWBモード設定の操作入力が行われると、入力されたWBモード設定に基づいて、信号処理部15に制御信号を送出して、信号処理部15のホワイトバランス調整の設定条件を設定あるいは変更する。
本体制御部23は、操作部8またはタッチパネル7aから照明光の色温度設定の開始の操作入力が行われると、液晶モニタ7に色温度の設定および確認を行うための色温度操作画面を表示させる。
図6(a)に、液晶モニタ7に表示される色温度操作画面一例を示す。
図6(a)に示す色温度操作画面29は、色温度表示バー25、色相/彩度表示部24、およびWBモード表示部28を備える。
色温度表示バー25は、信号処理部15においてホワイトバランスを取るための照明光の色温度(以下、WB設定色温度と称する。)と、放電光源部4およびストロボユニット2によって形成される照明光の色温度(以下、照明光色温度と称する)とを、表示するとともに、操作入力するためのGUI画像である。
色温度表示バー25は、可変範囲の色温度を1次元表示する棒状画像である。本実施形態では、例えば、液晶モニタ7の上下方向に延ばされ、下端が2000K、上端が10000Kを表す1次元座標系を構成している。色温度表示バー25上の上下方向の各位置には色温度に略対応する(正確に対応する場合を含む)カラー画像、または色温度の変化を模擬するとともにある程度透過性を有するカラー画像が表示される。
また、色温度表示バー25上には、WB設定色温度を設定する移動カーソルであるWB設定色温度カーソル25aと、照明光色温度を設定する照明光色温度カーソル25cとが、例えば、表示場所、形状、色の違いなどによって識別可能かつ上下方向の相対位置が視認可能となるように表示されている。図6(a)の例では、三角形状のWB設定色温度カーソル25aが色温度表示バー25の右側、三角形状の照明光色温度カーソル25cが色温度表示バー25の左側に表示され、それぞれの三角形の一頂点が色温度に対応する位置を指している。
WB設定色温度カーソル25a、照明光色温度カーソル25cの側方には、それぞれのカーソル位置が表す色温度の数値情報を表示するWB設定色温度表示部25b、照明光色温度表示部25dが設けられている。
WB設定色温度カーソル25aおよび照明光色温度カーソル25cは、タッチパネル7aを用いた操作が可能である。すなわち、操作媒体がタッチパネル7aに接触したり、接触状態からドラッグ操作されたりすることによりタッチパネル7aが操作媒体の操作を検出すると、タッチパネル7aは本体制御部23に検出信号を送出する。
本体制御部23では、この検出信号と操作画面のGUI画像との関係を解析して、WB設定色温度カーソル25a(照明光色温度カーソル25c)が選択され、移動操作が行われたことを検出すると、色温度表示バー25上で、WB設定色温度カーソル25a(照明光色温度カーソル25c)を移動する。
本体制御部23は、このカーソル移動とともに、WB設定色温度表示部25b(照明光色温度表示部25d)の表示位置をWB設定色温度カーソル25a(照明光色温度カーソル25c)の側方の位置に移動するとともに、WB設定色温度表示部25b(照明光色温度表示部25d)に表示された色温度の数値情報を、WB設定色温度カーソル25a(照明光色温度カーソル25c)の移動位置に対応して更新する。さらに本体制御部23は、後述する色相/彩度表示部24の表示を更新する。
本体制御部23は、このように、WB設定色温度カーソル25a(照明光色温度カーソル25c)を移動すると、移動位置における色温度を、信号処理部15(発光制御部17)に、WB設定色温度(照明光色温度)に設定する制御信号を送出する。
色相/彩度表示部24は、RGB信号を、色相と彩度とに分けて2次元表示する表示空間を構成するGUI画像である。
色相/彩度表示部24は、例えば、映像の色相を確認するベクトルスコープに用いられる表示を採用することができる。
ベクトルスコープ表示は、RGB信号から色差信号を算出して、2次元座標系に色差信号をベクトル表示するものである。本実施形態では、例えば、NTSC信号の場合、次式(1)で表されるクロマ振幅Lと、クロマ位相角θとによって、(L,θ)のような極座標ベクトルで表される。
Figure 2015106887
ここで、Eは、輝度信号Yの大きさであり、次式(3)で表される。式(1)〜(3)において、E、E、Eは、色温度をRGB信号で表したときの規格化されたR信号、G信号、B信号の大きさを表し、それぞれ0以上1以下の値を取る。
Figure 2015106887
色相/彩度表示部24では、縦軸24aが(R−Y)/1.14を表す座標軸であり、横軸24bが(B−Y)/2.03を表す座標軸になっている。
クロマ位相角θは、横軸24bの正方向側を0°として、図示反時計回りに表される。
原点Oを中心とする外形円24cには、円周方向に適宜のメモリや補助罫線を表示するようにしてもよい。
このような座標系によれば、任意のRGB信号は、色相/彩度表示部24上の点として表すことが可能である。
クロマ振幅Lは、彩度情報を表しており、原点Oから外形円24cに近づくにつれて、彩度が上がっていく。原点Oは、無彩色(白色)を表している。
クロマ位相角θは色相情報を表している。例えば、図6(b)に主要色の角度を示すと、60.8°はマゼンタ(MG)、103.4°は赤(R)、167.1°は黄(YL)、240.8°は緑(G)、283.4°はシアン(CY)、347.1°は青(B)を表している。
本実施形態の色相/彩度表示部24の外形円24c内には、任意の位置における色相と彩度とを表すカラー画像が表示される。このカラー画像は、色温度表示バー25と同様、位置に対応する色相と彩度とに略対応する(正確に対応する場合を含む)カラー画像、または色相と彩度との変化を模擬するとともにある程度透過性を有するカラー画像が可能である。
このため、ユーザは、ベクトルスコープの座標系の意味や、色相、彩度の知識がなくても、液晶モニタ7上の表示色を見れば、各表示位置での色相、彩度を把握することが可能である。
色相/彩度表示部24には、本体制御部23によって、WB設定表示カーソル26と、照明光色温度表示カーソル27とが、タッチ操作可能に表示されている。
なお、図6(a)では一例として、WB設定表示カーソル26、照明光色温度表示カーソル27が円形である場合の例を示したが、WB設定表示カーソル26、照明光色温度表示カーソル27の形状は、円形には限定されない。例えば、正方形、十字線などの図形でもよい。
WB設定表示カーソル26は、WB設定色温度表示部25bに示される色温度の照明光が照射されたとして、信号処理部15が行うホワイトバランス調整の設定値を示す。例えば、信号処理部15が、基準白色の被写体のホワイトバランスをとるという設定の場合には、WB設定表示カーソル26は、WB設定色温度カーソル25aの位置に関わらず原点Oの位置に表示される。
照明光色温度表示カーソル27は、照明光色温度カーソル25cで設定される色温度と一対一に対応している。このため、本体制御部23は、照明光色温度カーソル25cによって色温度が変更されると、変更後の色温度に対応するRGB信号から、上記式(1)、(2)に基づいて、クロマ振幅Lとクロマ位相角θを算出して、照明光色温度表示カーソル27を色相/彩度表示部24で移動させる。
逆に、ユーザが照明光色温度表示カーソル27をタッチ操作したことが検出されると、本体制御部23は、照明光色温度表示カーソル27に移動先のクロマ振幅Lとクロマ位相角θから、照明部の色温度を算出して、色温度表示バー25の照明光色温度カーソル25cを移動する。
ここで、(L,θ)から色温度への変換は、検出されたL、θの値に基づいて上記式(1)、(2)、(3)からE、E、Eを求め、この(E,E,E)を色温度に変換することで行われる。
(E,E,E)から色温度への変換は、R、G、Bを表す波長分布と、白色を表すE=E=E=1の色温度に応じて一意に求められる。そこで、予め計算された変換テーブルもしくは変換式を記憶部18に記憶しておくことにより行う。
本実施形態では、白色を表す色温度はWB設定温度としており、このため、色相/彩度表示部24において、原点Oの色温度はWB設定色温度に対応している。
照明光色温度カーソル25cまたは照明光色温度表示カーソル27によって設定された色温度は、本体制御部23から発光制御部17に送出される。
本実施形態における色相/彩度表示部24は、後述するように、タッチ操作により、部分拡大表示が可能である。
WBモード表示部28は、WBモード設定を表示する表示部である。例えば、「オートモード」、「曇天」モード、「晴天」モード、「蛍光灯」モード、「電球」モード、「マニュアル」モード等が表示される。「晴天」モードが設定されている場合には、図6(a)に示すように、WBモード表示部28に「晴天モード」のような文字が表示される。
WBモード表示部28は、このような文字表示には限定されず、文字表示に併せて各モードに対応するアイコンが表示されてもよいし、アイコンのみが表示されるようにしてもよい。
このように、色温度操作画面29が表示されるとともに、タッチパネル7aが設けられた液晶モニタ7は、信号処理部15におけるホワイトバランス調整の設定条件と、発光制御部が制御する色温度の設定条件とが操作入力可能な操作入力部を構成している。
また、液晶モニタ7は、ホワイトバランス調整の設定条件および色温度の設定条件に関して、設定済みの情報と、操作入力部により操作入力される情報とを表示する設定情報表示部を構成している。
発光制御部17は、図5に示すように、操作部8またはタッチパネル7aを介して操作入力された照明モードの設定と、WBモード設定または色温度の設定とに基づいて、放電光源部4およびストロボユニット2の発光制御を行うものである。
発光制御部17は、本体制御部23、AE制御部21、発光回路20、およびストロボユニット2と通信可能に接続されている。
発光制御部17は、例えば、操作ボタン8cによって静止画撮影モードが選択された場合、周知の照明モードが可能であり、本体制御部23からの制御信号によって照明モードが選択される。
周知の照明モードとしては、メーカーによって名称が異なるが、例えば、露出不足となるときに自動発光する「オート発光」モード、赤目軽減のため本発光前に予備発光する「赤目軽減」モード、強制的に発光させる「強制発光」モード、予備発光後に強制発光させる「赤目・強制発光」モード、低速のシャッター速度下で発光する「スローシンクロ」モード(以上は、ストロボ発光)、発光を禁止する「発光禁止」モード、撮影シーンが暗い場合にもAF動作を行えるようにAF動作中に連続発光するプリ発光を行う「AFイルミネータ」モードなどを挙げることができる。
また、操作ボタン8cによって動画撮影モードが選択されており、AE制御部21によって露出不足が通知されている場合には、ストロボユニット2を連続発光させる。
本実施形態では、照明部として、色温度を変更できない放電光源部4と、色温度が変更可能なLED光源部2R〜2Lを有するストロボユニット2とを備えている。
連続発光では、ストロボユニット2のみが発光するが、ストロボ発光では、発光制御部17によって、放電光源部4、LED光源部2R〜2Lの発光の組合せ制御が行われる。
いずれの発光でも、LED光源部2R〜2Lは、照明光の色温度が変えられる、LED光源部2R〜2Lは、放電光源部4に比べると発光時間を長くすることができるため近い被写体でも調光が可能となり適正な露出が得やすい、といった利点がある。
このため、本体制御部23からは、照明モードの設定値、発光量の情報の他に、被写体の撮影距離の情報、タッチパネル7aによって設定された色温度の情報が送信される。
発光制御部17は、これらの情報に基づいて、放電光源部4とLED光源部2R〜2Lとの発光量を決める。撮影距離が短い場合や照明光の色温度を調整する場合には、放電光源部4の発光量を抑制してLED光源部2R〜2Lの発光量を増大させたり、あるいはLED光源部2R〜2Lのみを発光させたりする。
ここで、発光制御部17が行うLED光源部2R〜2Lの発光量制御について、ストロボ発光の場合の例で説明する。
発光制御部17は、AE制御部21から送出される露出の情報と、本体制御部23から送出される撮影距離、照明光の発光量、および色温度から、放電光源部4の発光量と、LED光源部2R〜2Lの発光量を算出する。
放電光源部4の色温度は、5400Kであるため、色温度が、5400Kよりも低い(高い)場合には、LED光源部2R〜2Lの色温度を5400Kよりも低い(高い)適宜の色温度にして、放電光源部4とLED光源部2R〜2Lとの発光量の比率を調整することで照明光全体としての色温度を調整する。
LED光源部2R〜2Lの色温度は、LEDドライバ19R〜19Lに、それぞれの赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bの駆動電流制御値を適宜に設定することにより、変更することができる。
ただし、赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bで発生する光の色温度は、LEDの自己発熱による波長変動の影響で駆動電流の大きさによって変化する。このため、予め、実験を行うなどして、所定の色温度で発光量を変えた場合の、各LEDの駆動電流制御値を求めて置き、発光制御部17に変換テーブルや変換関数として記憶させておく。
本実施形態では、発光制御部17は、下記[表1]、[表2]に例示するような変換テーブルを種々の色温度ごとに有しており、色温度と発光量とが与えられると、これらの変換テーブルを検索して、各LEDの駆動電流制御値を求めて、LEDドライバ19R〜19Lに送出する。
設定された発光量および色温度が、テーブルに存在しない場合には、駆動電流算出部23は、予め記憶された補間式、補正式等による演算を行って、駆動電流制御値を求める。
Figure 2015106887
Figure 2015106887
[表1]は色温度が3000Kの場合のテーブル、[表2]は色温度が5000Kの場合のテーブルである。
[表1]、[表2]において、発光量は、各LED光源部のLED出力(lm)で表しているが、これは一例であり、例えば、ガイドナンバーやcd(カンデラ)など、発光量が特定可能な他の量で規定することも可能である。
駆動電流制御値は、赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bの駆動電流(mA)が、[表1]、[表2]におけるR欄、G欄、B欄に示されている。ただし、これは一例であり、例えば、これらの駆動電流に代えて、これらの駆動電流に相当する駆動信号値を駆動電流制御値として記憶することが可能である。
[表1]、[表2]に示すような駆動電流制御値のテーブルを作製するには、例えば、LED光源部2R〜2Lの各赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bの光出力の比を調整して、これらからの光が混色した照明光の色温度を色温度計によって測定する。そして、色温度を、例えば、3000Kなどの所定値に調整する。このときの照明光の光出力を撮像素子によって測定する。これにより、テーブルのうち、一組の色温度、発光量に対応する一組の駆動電流制御値の組合せが得られる。
次に、各LEDの光出力の比を変えずに、光出力の大きさを変化させる。このとき、各LEDの駆動電流の変更量は、LEDごとに、駆動電流に対する光出力の関係を表す校正曲線を予め作製しておくことにより容易に求められる。
光出力を変更したら、上記と同様に、色温度計で色温度を測定する。このとき、LEDの自己発熱の影響による分光分布の変化が生じるため、色温度は所定値からずれることになる。
そこで、各LEDの駆動電流を微調整して、色温度が所定値となるように調整する。このとき、分光分布の変化が大きいLEDから調整していくと、迅速な調整が行える。例えば、色温度が増大した場合には、まず赤色LED5Rの駆動電流を上げるか、緑色LED5Gの駆動電流を下げるとよい。
色温度を所定値に調整できたら、照明光の光出力を撮像素子によって測定する。これにより、テーブルのうち、所定値の色温度で、発光量を変えた他の一組の駆動電流制御値の組合せが得られる。
このようにして、1つの色温度に対して、発光量を変化させた複数組の駆動電流制御値の組合せが得たら、色温度の所定値を変更して、上記と同様の測定を繰り返す。
このようにして、例えば、[表1]、[表2]に示すようなテーブルが得られる。
以上、ストロボ発光の場合の発光制御の例で説明したが、連続発光の場合、放電光源部4が常に発光されない点以外は同様にして発光制御が行われる。
このような制御ユニット13の装置構成は、本実施形態では、CPU、メモリ、入出力インターフェースなどを備えるコンピュータを採用している。
次に、カメラ10の動作について、照明光の色温度の設定操作を中心として説明する。
図7(a)、(b)は、本発明の第1の実施形態の撮影装置システムにおける照明部の色温度設定の操作について説明する模式的な説明図である。図8(a)、(b)は、本発明の第1の実施形態の撮影装置システムにおける照明部の色温度設定の部分拡大操作について説明する模式的な説明図である。
カメラ10では、「オート発光モード」が設定されていると、発光制御部17によって、WBモード設定で設定済みのWB設定色温度の照明光が得られるように、放電光源部4およびストロボユニット2の発光制御を行う。
カメラ10では、操作部8の表示切り替え機能により、色温度操作画面29を表示させることができる。
色温度操作画面29の表示形態は、色温度操作画面29を撮影画像に重ね合わせる「重ね合わせ表示」と、色温度操作画面29のみを表示する「単独表示」と、色温度操作画面29と撮影画像の表示画面とを大小の二画面に切り替え可能に表示する「マルチ画面切替表示」とを備える。
「重ね合わせ表示」の一例を図7(a)に示す。
本例では、色温度操作画面29のうち、外形円24cの内側と色温度表示バー25のカラー画像は、輝度が低減され、ある程度の透過を有するカラー画像に切り替えられて、被写体の動画撮影画像、または試し撮りされた静止画撮影画像と重ね合わされている。
いずれの撮影画像も表示時点でのWBモード設定によるホワイトバランス調整が施されている。
このため、撮影者は、表示時点でのWBモード設定に基づく撮影画像と色温度操作画面29とを同時に視認することができる。
被写体は、一例として、赤いリンゴSと黄色いバナナSとが、茶色のテーブルS上の白い皿Sに載せられた静物である。本例では、撮影距離が短く接写撮影になっている。
WBモード表示部28に示されているように、WBモード設定は、「オートモード」が設定されている。
「単独表示」は、特に図示しないが、色温度操作画面29のみ表示である。ただし、「重ね合わせ表示」とは異なり、外形円24cの内部と色温度表示バー25とのカラー画像は、位置ごとに色相および彩度と、色温度とに略対応する(正確に対応する場合を含む)カラー画像が表示される。
このため、撮影者は、色温度操作画面29上のカラー画像によって、照明光の色温度や、色温度に対応する色相、彩度を、それらに略対応するカラー画像で視認しつつ操作を行うことができる。
「マルチ画面切替表示」は、特に図示しないが、液晶モニタ7の全体にわたる第1画面と、第1画面よりも面積の小さい第2画面とを重ね合わせて表示する。その際、撮影画像と色温度操作画面29とが、それぞれ第1画面と第2画面のいずれか一方に表示され、第1画面と第2画面とに表示される画像を切り替えることが可能である。画像の切り替えは、操作部8やタッチパネル7aへのタッチ操作などによって行うことが可能である。
このため、撮影者は、必要に応じて、第1画面に、色温度操作画面29または撮影画像を交互に表示することができるため、「単独表示」と同様に、照明光の色温度や、色温度に対応する色相、彩度を、それらに略対応するカラー画像で視認しつつ、適宜、撮影画像も確認しながら、円滑に操作を行うことができる。
以下では、「重ね合わせ表示」が行われる場合の例で説明する。
撮影者がカメラ10を構えて被写体をフレーミングし、シャッターボタン6を半押しすると、AE制御部21によって測光が開始されて露出が決定される。露出不足になる場合には、露出不足とならないように、放電光源部4およびストロボユニット2の発光量が決定される。
これと並行して、画像取得部14は、撮像素子11から画像信号を取得して信号処理部15に送出する。信号処理部15では、画像信号の一部または全部に画像処理を施すことで、照明光の色温度を推定する演算を行い、色温度の推定値を、本体制御部23に送出する。また、信号処理部15は推定された色温度でホワイトバランス調整を行う等の信号処理を行って、液晶モニタ7に動画撮影画像として表示する。
次に、AF制御部16によってAF動作が行われ、合焦位置が撮影距離の情報として記憶部18に記憶されるとともに本体制御部23に送出される。
本体制御部23は、信号処理部15から送出された色温度をWB設定色温度と、AF制御部16から送出された撮影距離の情報とを発光制御部17に送出する。
発光制御部17は、AE制御部21から送出された露出と、本体制御部23から送出されたWB設定色温度および撮影距離の情報とから、照明光の発光制御を行う。
すなわち、放電光源部4とLED光源部2R〜2Lとの発光量の比率を決定するとともに、照明光の色温度がWB設定色温度となるように、LED光源部2R〜2Lの色温度を決定し、LEDドライバ19R〜19Lに対する駆動電流制御値を算出する。
このようにして、液晶モニタ7には、図7(a)に示すような撮影画像と色温度操作画面29とが重ね合わされた表示がなされる。図7(a)では、WB設定色温度が5400Kの場合の例を示しており、照明光色温度も5400Kに合わされている。すなわち、WB設定色温度カーソル25aおよび照明光色温度カーソル25cは、色温度表示バー25上5400Kを示し、WB設定表示カーソル26および照明光色温度表示カーソル27は原点Oに位置している。
撮影者は、液晶モニタ7における撮影画像を見て、ホワイトバランス調整の状態を判定することができる。例えば、現状の設定では、5400Kの照明光に対して、ホワイトバランスが取られているため、例えば、赤いリンゴSや黄色いバナナSは、やや青みを帯びた色味になる。
しかし、リンゴSおよびバナナSが主要被写体である場合、本来の色味を強調した方が食欲をそそるような画像となり好ましいと考えられる。例えば、撮影者がこのような作画意図を持つ場合には、撮影者は、照明光色温度表示カーソル27または照明光色温度カーソル25cを移動することで、照明光色温度を変更することができる。
例えば、撮影者が色温度に関する十分な知識を備える場合、色温度表示バー25において、照明光色温度カーソル25cをタッチ操作して、照明光色温度を変更することができる。例えば、図7(b)に示すように、照明光色温度カーソル25cを色温度表示バー25上で下方に移動して、例えば、3800Kなどのより低い色温度に設定することができる。
照明光色温度カーソル25cが変更されると、タッチパネル7aから検出信号が本体制御部23に送出される。
本体制御部23では、サンプリングされた検出信号を、逐次解析して、色温度の情報に換算するとともに、照明光色温度カーソル25cの位置、照明光色温度表示部25dの数値を変更する。このとき、本体制御部23は、入力された色温度を、RGB信号に変換して、上記式(1)〜(3)に基づいて、クロマ振幅Lとクロマ位相角θを算出し、算出された座標値(L,θ)の位置に、照明光色温度表示カーソル27を移動する。
本体制御部23は、予め決められたタイミングで色温度の情報を、発光制御部17に送出する。
発光制御部17は、送出された色温度の照明光が形成できるように、発光制御部17における放電光源部4とLED光源部2R〜2Lとの発光量の比率と、LED光源部2R〜2Lの色温度とを必要に応じて変更する。LEDドライバ19R〜19Lの発光量または色温度が変更された場合には、発光制御部17は、LEDドライバ19R〜19Lの駆動電流制御値を算出して、LEDドライバ19R〜19Lに設定する。
例えば、ストロボユニット2を連続発光して動画撮影を行っている場合には、LEDドライバ19R〜19Lに設定された駆動電流制御値に基づいて、連続発光が行われ、LED光源部2R〜2Lの色温度が変更される。この場合には、照明の色温度を変更した結果が液晶モニタ7で直ちに確認できる。
ストロボユニット2をストロボ発光させる場合には、シャッターボタン6が全押しして、撮影を行うことにより、設定された駆動電流制御値に基づいてストロボユニット2がストロボ発光する。
ストロボユニット2が連続発光されている場合には、液晶モニタ7の画像の色味の変化を確認できるため、撮影者は、必要に応じて、色温度の再設定を行うことができる。
ストロボユニット2が連続発光されていない場合には、撮影者は、適宜のタイミングで、シャッターボタン6を全押しすることにより、撮影を行うことができる。
このとき、ストロボユニット2は、照明モードに基づいて発光動作が行われる。例えば、「オート発光モード」の場合には、露出不足となる場合に、照明光色温度カーソル25cで設定された色温度でストロボ発光される。
撮像素子11によって撮影された画像は、画像取得部14によって取得され、信号処理部15によって信号処理された後、液晶モニタ7に表示されるとともに、記憶部18に記憶される。
撮影者は、撮影されて液晶モニタ7に表示された画像を見て、色味を変更したい場合には、上記と同様にして、色温度を再設定して撮影を行うことができる。
以上、照明光色温度カーソル25cを操作することにより、照明光の色温度を設定する場合の例で説明した。
ただし、本実施形態では、照明光色温度カーソル25cに代えて、照明光色温度表示カーソル27をタッチ操作することによって色温度を変更することも可能である。
以下、上記と異なる点について説明する。
照明光色温度表示カーソル27によって、色温度を操作するには、撮影者が、照明光色温度表示カーソル27に操作媒体をタッチして、色相/彩度表示部24上でドラッグ操作する。このとき、色相/彩度表示部24は、(L,θ)の極座標系になっているため、原点Oから径方向にドラッグすると、彩度が変化し、その際の操作媒体の周方向の位置が色相を表す。
例えば、撮影者が、リンゴSにおける赤みを強調した撮影を行いたい場合には、照明光の赤みを増やせばよいため、図7(b)における色相/彩度表示部24に実線矢印のように径方向に移動して、色味の程度を設定し、二点鎖線矢印のように、照明光色温度表示カーソル27を周方向にドラッグすることで、周方向に沿う色相のうちから適宜の色相を選択することができる。例えば、マゼンタや赤の軸に近い色相に設定すれば、赤みを強調することができる。
色相/彩度表示部24には、色相および彩度に対応したカラー画像が表示されているため、撮影者が、色相や彩度についての十分な知識を有していない場合でも、カラー画像の色味に基づいて、容易に色味の変化を予想することができる。このため、色温度の数値に基づいて設定を行う場合に比べて、容易に設定を行うことができる。
例えば、バナナSbにおける黄色みを強調した撮影を行いたい場合には、黄の色相に近い位置に移動すればよい。
このような色温度の調整が好ましい他の例としては、主要な被写体が人物の場合の例を挙げることができる。この場合、ホワイトバランス調整後に人物の肌色が青白くならないように、照明光の色温度を低減して赤みを強調すると、自然な感じで人物の撮影を行うことができる。
なお、照明光色温度表示カーソル27を原点Oから遠くまでドラッグすると、彩度が大きく変化するため、撮影画像全体が、選択された色相に着色して、ホワイトバランスが大きくくずれてしまう。色味の強い照明光により人工的な照明効果を狙う撮影の場合にはこれでもよいが、ホワイトバランスによってわずかに変わる色味を補正する程度では、彩度を強くしすぎないことが必要になる。
本実施形態では、このような微量の調整を可能とするために、色相/彩度表示部24は部分拡大表示を行う機能を有している。
図8(a)のように、照明光色温度表示カーソル27を移動した後、さらに照明光色温度表示カーソル27の位置を微調整する場合の操作を説明する。ただし、図8(a)では、撮影画像の表示は省略している(図8(b)も同様)。
撮影者は、操作媒体により、部分拡大表示したい領域を点P1、P2として指定し、点P1または点P2を径方向にドラッグ操作する。
タッチパネル7aの検出信号から、このような操作が行われたことを本体制御部23が検知すると、本体制御部23は、点P1、P2の位置によって決まる原点Oの拡大領域円24dの内部領域を、外形円24cが描画されている位置まで拡大表示する。
これにより、図8(b)に示すように、照明光色温度表示カーソル27、照明光色温度表示カーソル27とカラー画像とを含めた拡大領域円24dの内部領域の画像が、外形円24cの範囲内に拡大表示される。
撮影者は、この状態で、照明光色温度表示カーソル27をドラッグ操作することができるため、照明光色温度表示カーソル27をより小さい範囲でも容易に移動することができる。
部分拡大表示が不要になったら、予め決められた操作を行って、拡大前の表示に戻すことができる。
このようにして、照明光色温度表示カーソル27が変更されると、タッチパネル7aから検出信号が本体制御部23に送出される。
本体制御部23では、サンプリングされた検出信号を、逐次解析して、(L,θ)の情報に換算し、(L,θ)を(E,E,E)に変換し、変換テーブルによって、色温度に変換する。本体制御部23は、この色温度に基づいて、照明光色温度カーソル25cの位置、照明光色温度表示部25dの数値を変更する。
本体制御部23は、予め決められたタイミングで色温度の情報を、発光制御部17に送出する。これにより、上記と同様に、撮影の準備が行われ、同様な撮影が可能になる。
同様にして、例えば、WBモード設定が切り替えられて、WB設定色温度が変更された場合に、WB設定色温度カーソル25a、WB設定色温度表示部25bに、変更された色温度が表示される。さらに、このWB設定色温度に合わせて、色相/彩度表示部24の原点Oが表す色温度が変更されるとともに、色相/彩度表示部24上の照明光色温度表示カーソル27の位置が変更される。
このため、新しいWB設定色温度と、現在のストロボユニット2の照明光の色温度とズレ量が、色相および彩度の空間においてどのようなに相違しているかを、照明光色温度表示カーソル27の位置を見るだけでただちに把握することができる。
撮影者は、この変化を見て照明光色温度表示カーソル27を操作することにより,照明光の色温度を上記と同様にして再設定することができる。
以上に説明したように、カメラ10よれば、ホワイトバランス調整の設定情報と照明光の色温度の情報とを表示する設定情報表示部と、ホワイトバランス調整の設定情報および色温度の情報の少なくともいずれかを操作入力する操作入力部とを備えるため、照明部で発生する照明光の色温度を容易に設定および変更することができる。
また色温度を容易に設定することができるため、ホワイトバランスによって、本来の色味が補正されてしまう被写体の色味を強調するような色味を有する照明光を容易に設定することができる。このため、照明における色温度の知識が豊富とは言えない撮影者でも、容易に、被写体の色味の特徴を引き立たせた撮影を行うことができる。
また、色相/彩度表示部24によって、照明光における色相と彩度とを容易に変更することができるため、照明光の色味を作画意図に応じて、容易かつ正確に変更することができるため、種々の作画意図に応じた撮影を容易に行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態の撮影装置システムについて説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態の撮影装置システムの制御ユニットの機能構成を示す機能ブロック図である。図10は、本発明の第2の実施形態の撮影装置システムの第2の表示デバイスの模式的な正面図である。
図9に示すように、本実施形態のカメラシステム10A(撮影装置システム)は、上記第1の実施形態のカメラ10におけるカメラ本体1に代えて、カメラ本体1A(撮影装置本体部)を備え、図9に示すように、携帯電話40(第2の表示デバイス)を追加したものである。
以下、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
カメラ本体1Aは、図9に示すように、上記第1の実施形態のカメラ本体1の制御ユニット13に代えて、制御ユニット13Aを備える。
制御ユニット13Aは、制御ユニット13における発光制御部17に代えて、発光制御部17Aを備え、発光制御部17Aおよび本体制御部23と通信可能に接続され、カメラ本体1Aの外部との無線通信を行う通信部43を追加したものである。
発光制御部17Aは、本体制御部23からの制御信号によって制御されるとともに、通信部43を介して受信する外部機器からの制御信号によっても動作が制御される点が、上記第1の実施形態の発光制御部17と異なる。
通信部43の無線通信方式は、特に限定されない。例えば、携帯電話、個人情報端末、タッチパネルを有する携帯電話、情報処理機器、携帯型コンピュータなどに装備されている無線通信方式は、すべて採用することができる。
本実施形態では、携帯電話40との通信を行うため、携帯電話40と通信可能な無線通信方式が採用されている。
通信部43によって送受信される情報は、制御ユニット13の内部で送受信される制御信号、データのいずれも可能である。このため、本体制御部23と発光制御部17との間に送受信される制御信号やデータは、適宜のコード化を施して、すべて送受信することが可能である。
また、通信部43は、本体制御部23とも通信可能に接続されているため、本体制御部23を介して、記憶部18に記憶された情報や画像データを携帯電話40に送信することも可能である。
携帯電話40は、図10に示すように、略直方体状の外形を有する筐体41と、筐体41の厚さ方向の一方の表面に設けられた表示部42(撮影画像表示部、設定情報表示部、第2の表示デバイス、操作入力部)とを備える。
表示部42は、例えば、液晶パネルなどの表示パネルにタッチパネルが積層されて構成され、表示パネルに表示したGUI操作画面と、タッチパネルに対するタッチ操作とを組み合わせた操作入力が可能である。
表示部42に表示されるGUI操作画面は、本体制御部23が液晶モニタ7に表示する色温度操作画面29と同様のものが、携帯電話40の動作を制御するため携帯電話40に内蔵されたコンピュータで実行される制御プログラムにより生成されるようになっている。
また、図示や省略するが、筐体41の内部には、例えば、通話やデータ通信を行うための通信網に接続する無線通信を行うアンテナ等が内蔵されている。
このアンテナは、通信の目的に応じて1以上の通信方式に対応したものが内蔵されており、少なくとも1つの通信方式は、カメラ本体1Aの通信部43と通信可能になっている。
このような構成により、携帯電話40は、図10に示すように、表示部42に、上記第1の実施形態と同様な色温度操作画面29を表示することができ、カメラ本体1Aにおける液晶モニタ7における操作画面とまったく同様のタッチ操作が可能になっている。
携帯電話40は、通信部43との通信を確立すると、通信部43を介して、本体制御部23によって発光制御部17Aに設定済みの情報を発光制御部17Aから取得して、この取得情報に基づいて、表示部42の表示を初期化する。
その後、撮影者が、適宜の操作媒体によって、表示部42に表示された色温度操作画面29のWB設定色温度カーソル25a、照明光色温度カーソル25c、WB設定表示カーソル26、照明光色温度表示カーソル27を操作すると、この操作に応じたWB設定色温度および照明光色温度の設定と、WB設定色温度表示部25b、照明光色温度表示部25dへの表示とが可能になる。
また、必要に応じて、カメラ本体1Aによる撮影画像も、表示することができる。
このように、カメラシステム10Aでは、カメラ本体1Aにおける液晶モニタ7と、携帯電話40の表示部42とは、それぞれ、撮影画像表示部、または設定情報表示部として機能することが可能である。設定情報表示部として機能する場合には、操作入力部にもなっている。
このため、液晶モニタ7は、撮影装置本体部であるカメラ本体1Aに設けられた第1の表示デバイスを構成し、表示部42は、カメラ本体1Aと無線通信可能に設けられた第2の表示デバイスを構成している。
色温度操作画面29と撮影画像とは、それぞれを第1の表示デバイスおよび第2の表示デバイスのいずれか一方に表示するようにしてもよいし、第1の表示デバイスおよび第2の表示デバイスの両方に表示するようにしてもよく、これらの表示形態を変更できるようにしてもよい。
表示デバイスを分ける場合には、撮影画像の表示用に表示特性が調整されている液晶モニタ7に撮影画像を表示し、カメラ本体1Aに触れることなく種々の操作が可能となる表示部42に色温度操作画面29を表示することがより好ましい。
本実施形態のカメラシステム10Aによれば、カメラ本体1Aの液晶モニタ7および携帯電話40の表示部42の少なくとも一方から、上記第1の実施形態と同様にして、照明部で発生する照明光の色温度を容易に設定および変更することができる。
携帯電話40から操作入力を行えるようにすれば、撮影を行うためのカメラ本体1Aの姿勢を変えることなく、操作者の見やすい姿勢で、携帯電話40を保持して操作入力を行うことができるため、種々の撮影アングルにおいても操作入力を容易に行うことができる。
また、操作者は、カメラ本体1Aの近傍から離れることができるため、色温度の操作性が向上する。また、カメラ本体1Aを構える撮影者とは、別の操作者によって、画像を確認したり、色温度の設定操作を行ったりすることができる。
なお、上記の各実施形態の説明では、撮影装置本体部に放電光源部が設けられ、撮影装置本体部に着脱可能なストロボユニット2が、LED光源部2R〜2Lのみを有する場合の例で説明したが、撮影装置システムとして、色温度が変更可能な照明部を有していれば、照明部の構成は、これには限定されない。
例えば、撮影装置システムにおいて、放電光源部は、ストロボユニット2に設けてもよいし、削除することも可能である。また、装置本体部にLED光源部を設けることも可能である。
上記の各実施形態の説明では、ストロボユニット2が撮影装置本体部と別体に設けられ、撮影装置本体部と着脱可能になっている場合の例で説明したが、色温度が変更可能な照明部は、撮影装置本体部に内蔵された構成とすることも可能である。
上記の各実施形態の説明では、色温度操作画面29の操作をタッチ操作により行う場合の例で説明したが、例えば、操作部8に含まれる十字ボタン8b、選択ボタン8dなどによって、GUIを操作することによって、操作入力を行うことも可能である。
上記の各実施形態の説明では、色相/彩度表示部24や色温度表示バー25などのGUIを操作することによって操作入力を行う場合の例で説明したが、例えば、色温度の数値を選択したり、直接入力したりするようにしてもよい。
上記の各実施形態の説明では、「マルチ画面切替表示」を行う場合に、色温度操作画面29が、そのままの構成で第1画面と第2画面との間で切り替えて表示されるものとして説明したが、第2画面の大きさによっては、主要な情報のみを簡略化して表示することも可能である。簡略表示の仕方は、特に限定されない。
例えば、色相/彩度表示部24は縮小されると照明光色温度表示カーソル27の位置が分かりづらくなるため、第1画面に切り替えられたら、照明光色温度表示カーソル27が位置する適宜の範囲よりわずかに大きい範囲まで、自動的に部分拡大表示することが可能である。
また、操作をする場合には第1画面に切り替えることとし、簡略化された画面は、主要な情報の表示のみを行いこととし、操作入力ができない設定にすることも可能である。また、表示する情報はグラフィカルな情報には限定されず、数値情報で代用するようにしてもよい。
上記の各実施形態の説明では、色相/彩度表示部24が、色相情報をクロマ位相角θ、彩度情報をクロマ振幅Lで表して、極座標表示した場合の例で説明したが、色相情報、彩度情報の表示形態はこれには限定されない。
例えば、彩度情報を縦軸、色相情報を横軸にとった2次元の表示空間に表示することも可能である。
上記の各実施形態の説明では、WB設定色温度カーソル25aがWB設定色温度を表示し、WB設定表示カーソル26は、これに対応して色相/彩度表示部24に表示されるため、常に原点Oに位置するようにした場合の例で説明した。
ただし、ホワイトバランスを補正する操作を行いたいユーザのために、ホワイトバランス補正のマニュアル設定モードを設ける場合には、WB設定表示カーソル26を移動させることで、ホワイトバランス補正の入力が行えるようにすることが可能である。この場合、WB設定表示カーソル26を移動した位置における色相と彩度に対応する色味が、白色の被写体に対するホワイトバランス補正後の色味になる。
上記の第2の実施形態の説明では、カメラ本体1Aから携帯電話40に撮影した画像を送信できる場合の例で説明したが、携帯電話40を設定情報表示部および操作入力部のみに用いる場合には、撮影画像を送信できない構成としてもよい。この場合、通信の情報量が低減されるため、通信部43の通信方式として、通信速度が遅い通信方式を採用することも可能になる。
また、上記の各実施形態の説明では、撮影装置が1眼レフデジタルカメラの場合の例で説明したが、撮影装置本体部としては、被写体を撮影する装置であれば、特に限定されない。例えば、コンパクトデジタルカメラやミラーレス一眼カメラでもよいし、ビデオカメラでもよい。
また、上記の各実施形態の説明では、LED光源部のLEDが、赤色LED5R、緑色LED5G、青色LED5Bの組み合わせからなる場合の例で説明したが、LED光源部は、分光分布の異なる複数のものを組み合わせていればよい。このため、LEDは赤色、緑色、青色の組み合わせには限定されない。例えば、分光分布が異なる2種類のLEDで構成してもよいし、4種類以上のLEDで構成してもよい。
また、例えば、青色LEDと厚さの異なる蛍光材料とを組み合わせて、色温度を変化させた複数の白色LEDの組み合わせを採用することも可能である。
また、上記に説明したすべての構成要素は、本発明の技術的思想の範囲で適宜組み合わせたり、削除したりして実施することができる。
1、1A カメラ本体(撮影装置本体部)
2 ストロボユニット(照明部)
2R、2M、2L LED光源部
3 撮影レンズ部
4 放電光源部
5a、35a 発光素子部
6 シャッターボタン
7 液晶モニタ(撮影画像表示部、設定情報表示部、第1の表示デバイス、操作入力部)
7a タッチパネル
8 操作部
10 カメラ(撮影装置システム)
10A カメラシステム(撮影装置システム)
11 撮像素子
13、13A 制御ユニット
15 信号処理部
17、17A 発光制御部
19R、19M、19L LEDドライバ
23 本体制御部
24 色相/彩度表示部
25 色温度表示バー
25a WB設定色温度カーソル
25b WB設定色温度表示部
25c 照明光色温度カーソル
25d 照明光色温度表示部
26 WB設定表示カーソル
27 照明光色温度表示カーソル
28 WBモード表示部
29 色温度操作画面
40 携帯電話
42 表示部(撮影画像表示部、設定情報表示部、第2の表示デバイス、操作入力部)
43 通信部
L クロマ振幅
O 原点
θ クロマ位相角

Claims (7)

  1. 被写体を撮影する撮影装置本体部と、
    前記撮影装置本体部が撮影した前記被写体の画像信号に対してホワイトバランス調整を行う信号処理部と、
    前記撮影装置本体部によって撮影された画像を表示する撮影画像表示部と、
    色温度が変更可能な照明光を発生する照明部と、
    該照明部に対して前記色温度の設定を含む発光制御を行う発光制御部と、
    前記信号処理部におけるホワイトバランス調整の設定条件と、前記発光制御部が制御する前記色温度の設定条件とが操作入力可能な操作入力部と、
    前記ホワイトバランス調整の設定条件および前記色温度の設定条件に関して、設定済みの情報と、前記操作入力部により操作入力される情報とを表示する設定情報表示部と、
    を備える、撮影装置システム。
  2. 前記設定情報表示部は、
    前記ホワイトバランス調整の設定条件および前記色温度の設定条件を、それぞれの色相情報と彩度情報とが視認できるように表示する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の撮影装置システム。
  3. 前記設定情報表示部は、
    前記色相情報が原点回りの角度で表され、前記彩度情報が原点からの距離で表される2次元の表示空間に表示する
    ことを特徴とする、請求項2に記載の撮影装置システム。
  4. 前記設定情報表示部は、
    前記表示空間の表示範囲を部分拡大して表示できる
    ことを特徴とする、請求項3に記載の撮影装置システム。
  5. 前記操作入力部は、
    前記設定情報表示部の表示画面に重ね合わされたタッチパネルを有し、
    前記タッチパネルの検出信号に基づいて、前記操作入力が行えるようにした
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮影装置システム。
  6. 前記撮影画像表示部は、
    前記設定情報表示部を兼ねている
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮影装置システム。
  7. 前記撮影装置本体部に設けられた第1の表示デバイスと、
    前記撮影装置本体部と無線通信可能に設けられた第2の表示デバイスと、
    を備え、
    前記撮影画像表示部は、
    少なくとも前記第1の表示デバイスに設けられ、
    前記設定情報表示部は、
    少なくとも前記第2の表示デバイスに設けられている
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮影装置システム。
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