JP2015106830A - デジタルカメラ及びコメント作成プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像の利用内容に合わせたコメントを作成する。
【解決手段】被写体を撮影する撮影部14と、前記撮影部による撮影を行う撮影期間を指定する指定部8と、前記撮影期間内に撮影された各画像の画像データに関する情報に基づいて、前記各画像に固有のコメントを作成する第1コメント作成部26と、前記撮影期間内に撮影された少なくとも一つの画像の画像データに関する情報に基づいて、前記少なくとも一つの画像に共通する共通のコメントを作成する第2コメント作成部26と、前記撮影期間内に撮影された画像の画像データに対して、前記固有のコメント及び前記共通のコメントを関連付ける関連部4とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】被写体を撮影する撮影部14と、前記撮影部による撮影を行う撮影期間を指定する指定部8と、前記撮影期間内に撮影された各画像の画像データに関する情報に基づいて、前記各画像に固有のコメントを作成する第1コメント作成部26と、前記撮影期間内に撮影された少なくとも一つの画像の画像データに関する情報に基づいて、前記少なくとも一つの画像に共通する共通のコメントを作成する第2コメント作成部26と、前記撮影期間内に撮影された画像の画像データに対して、前記固有のコメント及び前記共通のコメントを関連付ける関連部4とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタルカメラ及びコメント作成プログラムに関するものである。
画像データに対して画像解析を行い、画像解析の結果に基づいてコメントを作成するデータ処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このデータ処理装置によれば、画像にふさわしいコメントを画像データに関連付けることができる。
しかし、このデータ処理装置においては、一個の画像データに対して複数のコメントを関連付けることはできないため、画像を大まかに説明したい場合と画像を詳細に説明したい場合とでコメントのレベルを切換えることができず、画像の利用内容に合わせたコメントを作成することができないという問題があった。
本発明の目的は、画像の利用内容に合わせたコメントを作成することができるデジタルカメラ及びコメント作成プログラムを提供することである。
本発明のデジタルカメラは、被写体を撮影する撮影部と、前記撮影部による撮影を行う撮影期間を指定する指定部と、前記撮影期間内に撮影された各画像の画像データに関する情報に基づいて、前記各画像に固有のコメントを作成する第1コメント作成部と、前記撮影期間内に撮影された少なくとも一つの画像の画像データに関する情報に基づいて、前記少なくとも一つの画像に共通する共通のコメントを作成する第2コメント作成部と、前記撮影期間内に撮影された画像の画像データに対して、前記固有のコメント及び前記共通のコメントを関連付ける関連部とを備えることを特徴とする。
また、本発明のコメント作成プログラムは、コンピュータに、被写体を撮影する撮影機能、前記撮影機能による撮影を行う撮影期間を指定する指定機能、前記撮影期間内に撮影された各画像の画像データに関する情報に基づいて、前記各画像に固有のコメントを作成する第1コメント作成機能、前記撮影期間内に撮影された少なくとも一つの画像の画像データに関する情報に基づいて、前記少なくとも一つの画像に共通する共通のコメントを作成する第2コメント作成機能、前記撮影期間内に撮影された画像の画像データに対して、前記固有のコメント及び前記共通のコメントを関連付ける関連機能、を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、画像の利用内容に合わせたコメントを作成することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係るデジタルカメラについて説明する。図1は、実施の形態に係るデジタルカメラ2の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ2は、CPU4を備え、CPU4には、GPS衛星から受信した信号に基づいて自己位置を測定するGPS6、操作部8、LCD表示部10の表示制御を行う表示制御部12、LCD表示部10に表示されるアイコンが指等でタッチされたことを検出するタッチパネル13、被写体を撮影するための撮像素子14、撮像素子14から出力された撮像信号から生成された画像データを一時的に記憶するメモリ16、画像データを記憶するメモリカード18を着脱するメモリカードスロット19が接続されている。
また、CPU4には、自己位置の位置情報等を記憶する情報記憶部20、画像データに基づく画像のコメント等を記録するコメントファイルを記憶するファイル記憶部22、コメントを構成するコメント素材となる地名やイベント名等をデータベースとして記憶するコメントデータベース24、コメントデータベース24に記憶されているコメント素材を組み合わせて既存のコメント作成技術によりコメントを作成するコメント作成部26、既存の顔認識技術により画像データに基づく画像から人の顔を認識する顔認識部27、メールサーバを介して画像データ等の送受信を行う無線通信部32が接続されている。
ここで、操作部8には、シャッタボタン(不図示)、所定のイベント期間内に画像の撮影を行うイベントモードを開始するイベント開始ボタン(不図示)、所定のイベント期間内に撮影された画像をLCD表示部10に再生表示する再生モードを設定する再生ボタン(不図示)等が含まれている。ここで、所定のイベント期間については、例えば36時間のように、操作者が任意に設定することができる。
次に、図2に示すフローチャートを参照して実施の形態に係るデジタルカメラ2のイベントモードにおける処理について説明する。まず、操作者によりイベント開始ボタンが操作されると、CPU4は、イベントモードに移行し(ステップS1)、イベントモードに移行した時からの経過時間の計測を開始する(ステップS2)。次に、CPU4は、例えば、図3に示すように、「(ファイル1)」という仮ファイル名のコメントファイルをファイル記憶部22内に作成する(ステップS3)。
次に、CPU4は、撮像素子14によりスルー画像の撮影を開始し、スルー画像をLCD表示部10に表示する(ステップS4)。次に、シャッタボタンが操作されて被写体の撮影が行われると(ステップS5)、CPU4は、撮影された画像の画像データをメモリ16に一旦記憶する。次に、CPU4は、GPS6により測位された自己位置の位置情報を取得し(ステップS6)、取得した位置情報を位置情報取得時の日時に関する日時情報と共に情報記憶部20に記憶する。
次に、CPU4は、メモリ16から画像データを読み出し、情報記憶部20から位置情報及び日時情報を読み出し、画像データ、位置情報、及び日時情報の少なくとも一つを用いてコメントデータベース24からコメント素材を取得する(ステップS7)。例えば、CPU4は、顔認識部27により画像データに基づく画像から人の顔を検出し、3人以上の人の顔を検出した場合、「みんなで」というコメント素材をコメントデータベース24から取得する。また、CPU4は、設定されている撮影シーンが「料理」であると認識した場合、「食」というコメント素材をコメントデータベース24から取得する。
また、位置情報に基づく自己位置が「緯度35°41′27″、経度139°42′01″」である場合、CPU4は、「新宿駅」というコメント素材をコメントデータベース24から取得する。また、日時情報に基づく日時が「2012年8月11日7時2分」である場合、CPU4は、「朝」というコメント素材をコメントデータベース24から取得する。
次に、CPU4は、コメント作成部26により、「みんなで」、「食」、「新宿駅」、「朝」を組み合わせた「新宿駅にてみんなで朝食」というコメントを作成する(ステップS8)。
次に、CPU4は、作成したコメント、作成したコメントを関連付ける画像データのファイル名、及び仮のイベント名等を仮ファイル名「(ファイル1)」のコメントファイルに記録する(ステップS9)。例えば、イベントモードが設定されて初めて撮影が行われ、コメントが作成された場合、CPU4は、図3に示すように、1行目の親イベントの欄に仮の親イベント名を「(親イベント)」と記録し、1行目のコメントの欄に親イベントの仮のコメントとして、コメント作成部26により作成したコメントを「(新宿駅にてみんなで朝食)」のように記録する。
また、2行目の撮影年月日の欄に日時情報に基づく撮影年月日を「2012/08/11」のように記録し、2行目のコメントの欄に撮影年月日の仮のコメントとして、コメント作成部26により作成したコメントを「(新宿駅にてみんなで朝食)」のように記録する。また、3行目の子イベントの欄に仮の子イベント名を「(子イベント1)」と記録し、3行目のコメントの欄に子イベントの仮のコメントとして、コメント作成部26により作成したコメントを「(新宿駅にてみんなで朝食)」のように記録する。また、4行目のファイル名の欄に画像データのファイル名を「DSC001.jpg」のように記録し、4行目のコメントの欄にファイル名「DSC001.jpg」の画像データに基づく画像のコメントを「新宿駅にてみんなで朝食」と記録する。
次に、CPU4は、ファイル名「DSC001.jpg」の画像データにタグ情報として位置情報及び日時情報を付加してExif等の所定のファイル形式の画像データとしてメモリカード18に記憶する(ステップS10)。
次に、CPU4は、イベントモード設定時から所定のイベント期間である36時間が経過したか否かの判定を行う(ステップS11)。イベントモード設定時から36時間が経過していない場合(ステップS11:No)、CPU4は、ステップS4〜11の処理を繰り返し、撮影が行われコメントが作成される度に、コメントファイルの記録を行う。例えば、第2回目の撮影が行われ、コメント作成部26により「ロマンスカーから見た風景」というコメントが作成された場合、CPU4は、図3に示すように、5行目の子イベントの欄に仮の子イベント名を「(子イベント2)」と記録し、5行目のコメントの欄に子イベントの仮のコメントとして、「(ロマンスカーから見た風景)」のように記録する。また、6行目のファイル名の欄に画像データのファイル名を「DSC002.jpg」のように記録し、6行目のコメントの欄にファイル名「DSC002.jpg」の画像データに基づく画像のコメントを「ロマンスカーから見た風景」と記録する。
以下、CPU4は、25行目のコメントの欄にファイル名「DSC011.jpg」の画像データに基づく画像のコメント「箱根W旅館からの風景」を記録するまで同様の処理を繰り返す。なお、日付変更後初めて撮影が行われ、コメントが作成された場合、CPU4は、図3の21行目に示すように、撮影年月日の欄に日時情報に基づく撮影年月日を「2012/08/12」のように記録し、同じ行のコメントの欄に撮影年月日の仮のコメントを記録する。
イベントモード設定時から36時間が経過した場合(ステップS11:Yes)、CPU4は、メモリカード18からイベント期間内に撮影された画像の画像データに付加された位置情報を読み出し、位置情報に対応する市区町村名のコメント素材をコメントデータベース24から取得する(ステップS12)。例えば、ファイル名「DSC001.jpg」、及びファイル名「DSC002.jpg」の画像データに付加された位置情報に基づいて「新宿」というコメント素材をコメントデータベース24から取得する。また、ファイル名「DSC003.jpg」〜ファイル名「DSC011.jpg」の画像データに付加された位置情報に基づいて「箱根」というコメント素材をコメントデータベース24から取得する。
次に、CPU4は、取得したコメント素材の中で最も個数が多いコメント素材を、コメントファイル名及び親イベント名を構成する地名と決定する。例えば、ステップS12で取得したコメント素材では、「新宿」が2個、「箱根」が9個であるから、最も個数が多いコメント素材「箱根」を、コメントファイル名及び親イベント名を構成する地名と決定する。また、CPU4は、イベント期間に対応するイベント名のコメント素材をコメントデータベース24から取得する。例えば、イベント期間が36時間に設定されており、ステップS12において「新宿」、「箱根」のように異なる複数の市区町村名のコメント素材が取得された場合であれば、「旅行」というイベント名のコメント素材をコメントデータベース24から取得する。
次に、CPU4は、コメント作成部26により、地名「箱根」とイベント名「旅行」を組み合わせた「箱根旅行」というコメントを作成する。そして、図3に示す仮ファイル名「(ファイル1)」を、図4に示すように、コメントファイル名「箱根旅行」に変更する。また、図3の1行目に示す仮の親イベント名「(親イベント)」を、図4の1行目に示す親イベント名「箱根旅行」に変更する(ステップS13)。
次に、CPU4は、イベント期間である36時間に相応しい宿泊日数のコメント素材として、「1泊2日」という宿泊日数のコメント素材をコメントデータベース24から取得し、コメント作成部26により、「箱根旅行」に「1泊2日」という宿泊日数を組み合わせた「1泊2日で箱根旅行」というコメントを作成する。そして、図3の1行目に示す仮のコメント「(新宿駅にてみんなで朝食)」を、図4の1行目に示す「1泊2日で箱根旅行」というコメントに変更する(ステップS14)。
次に、CPU4は、イベント期間である36時間に相応しい旅行日数のコメント素材として、「1日目」、及び「2日目」という旅行日数のコメント素材をコメントデータベース24から取得する。そして、コメント作成部26により、「箱根旅行」に「1日目」という旅行日数を組み合わせた「箱根旅行1日目」というコメント、及び「箱根旅行」に「2日目」という旅行日数を組み合わせた「箱根旅行2日目」というコメントを作成する。次に、CPU4は、図3の2行目に示す撮影年月日の仮のコメント「(新宿駅にてみんなで朝食)」を、図4の2行目に示す「箱根旅行1日目」というコメントに変更する。また、図3の21行目に示す撮影年月日の仮のコメント「(新宿駅にてみんなで朝食)」を「箱根旅行2日目」というコメントに変更する(ステップS15)。
次に、CPU4は、コメントデータベース24から各画像データに付加された位置情報に対応するランドマーク名のコメント素材を取得する(ステップS16)。例えば、ファイル名「DSC001.jpg」、及びファイル名「DSC002.jpg」の画像データに付加された位置情報に基づいて「新宿駅」というコメント素材をコメントデータベース24から取得する。また、ファイル名「DSC003.jpg」の画像データに付加された位置情報に基づいて「箱根湯本駅」というコメント素材を取得する。また、ファイル名「DSC004.jpg」の画像データに付加された位置情報に基づいて「彫刻の森美術館」というコメント素材を取得する。また、ファイル名「DSC005.jpg」の画像データに付加された位置情報に基づいて「芦ノ湖」というコメント素材を取得する。また、ファイル名「DSC006.jpg」〜「DSC011.jpg」の画像データに付加された位置情報に基づいて「箱根W旅館」というコメント素材を取得する。
次に、CPU4は、コメントファイルに記録されている仮の子イベント名を取得したコメント素材の名称に変更する(ステップS17)。例えば、図3に示す、ファイル名「DSC001.jpg」、及びファイル名「DSC002.jpg」に対応する仮の子イベント名「(子イベント1)」、及び「(子イベント2)」を、図4に示すように、「新宿駅」という子イベント名に変更する。ここで、変更後に重複する子イベント名「新宿駅」となる図3の5行目の記録はコメントファイルから削除する。
また、CPU4は、図3に示す、ファイル名「DSC003.jpg」に関連付けられる仮の子イベント名「(子イベント3)」を「箱根湯本駅」という子イベント名に変更し、ファイル名「DSC004.jpg」に関連付けられる仮の子イベント名「(子イベント4)」を「彫刻の森美術館」という子イベント名に変更し、ファイル名「DSC005.jpg」に関連付けられる仮の子イベント名「(子イベント5)」を「芦ノ湖」という子イベント名に変更する。また、CPU4は、ファイル名「DSC006.jpg」〜「DSC09.jpg」に関連付けられる仮の子イベント名「(子イベント6)」〜「(子イベント9)」を「箱根W旅館」という子イベント名に変更し、変更後に重複する子イベント名「箱根W旅館」となる図3の15行目、17行目、19行目の記録をコメントファイルから削除する。同様に、ファイル名「DSC010.jpg」、及びファイル名「DSC011.jpg」に対応する仮の子イベント名「(子イベント10)」、「(子イベント11)」を「箱根W旅館」という子イベント名に変更し、変更後に重複する子イベント名「箱根W旅館」となる図3の24行目の記録をコメントファイルから削除する。
次に、CPU4は、コメント作成部26により、コメントファイルに記録されている各子イベントのコメントを作成する。例えば、図4に示す子イベント名「新宿駅」のコメントとして、子イベント名の基となったランドマーク名「新宿駅」、子イベント名「新宿駅」に関連付けられたファイル名「DSC002.jpg」の画像データのコメントのコメント素材「ロマンスカー」、及び子イベント名「新宿駅」と隣接する子イベント名の基となったランドマーク名「箱根湯本駅」を組み合わせた「新宿駅からロマンスカーで箱根湯本駅へ」というコメントを作成する。そして、図3の3行目に示す仮のコメント「(新宿駅にてみんなで朝食)」を、図4の3行目に示すように、「新宿駅からロマンスカーで箱根湯本駅へ」というコメントに変更する(ステップS18)。
なお、子イベントに複数の画像データが関連付けられていない場合、CPU4は、コメントを変更せず、仮のコメントをそのまま子イベントのコメントとして記録する。例えば、子イベント「箱根湯本駅」の仮のコメント「(経由駅の箱根湯本駅に到着)」(図3の7行目参照)を、図4の7行目に示すように、そのまま子イベント名のコメントとして記録する。同様にして、子イベント「彫刻の森美術館」の仮のコメント「(彫刻の森美術館を見物)」(図3の9行目参照)、及び子イベント「芦ノ湖」の仮のコメント「(芦ノ湖を訪れて朝食)」(図3の11行目参照)についてもそのまま子イベント名のコメントとして記録する(図4の9行目及び11行目参照)。
また、CPU4は、図4に示す子イベント名「箱根W旅館」のコメントについて、子イベント名の基となったランドマーク名「箱根W旅館」を用いて「箱根W旅館での楽しい一夜」、及び「箱根W旅館での朝のひととき」というコメントを作成する。そして、仮のコメント「(箱根W旅館に到着)」(図3の13行目参照)を「箱根W旅館での楽しい一夜」(図4の13行目参照)というコメントに変更し、また、仮のコメント「(二日目の朝、まだ眠い?)」(図3の22行目参照)を「箱根W旅館での朝のひととき」(図4の22行目参照)というコメントに変更する。
次に、実施の形態に係るデジタルカメラ2の画像再生処理について説明する。所定のイベント期間が終了してコメントファイル名「箱根旅行」のコメントファイルが完成した後、操作者により再生ボタンが操作されると再生モードが設定される。次に、CPU4は、メモリカード18から所定のイベント期間内において最初に撮影されたファイル名「DSC001.jpg」(図4参照)の画像データを読み出し、図5に示すように、画像データに基づく画像をLCD表示部10に表示する。また、CPU4は、図5に示すように、「親イベント」、「日」、「子イベント」、及び「1画像」のコメントレベル名をLCD表示部10の右端の領域に表示する。また、CPU4は、「親イベント」、「日」、「子イベント」、及び「1画像」の何れか一つのコメントレベルを指定するインジケータ40、及びインジケータ40を縦方向にスライドさせるスライドレール42をコメントレベル名の左側に表示する。
次に、CPU4は、インジケータ40の指定するコメントレベルに対応するコメントをファイル記憶部22に記憶されているコメントファイルから読み出し、LCD表示部10に表示されている画像の下に表示する。例えば、図5に示すように、LCD表示部10にファイル名「DSC001.jpg」の画像データに基づく画像44が表示され、インジケータ40により「親イベント」が指定されていたとする。この場合、CPU4は、コメントファイル名「箱根旅行」のコメントファイルから「1泊2日で箱根旅行」(図4の1行目参照)という親イベントのコメントを読み出して画像44の下に表示する。
ここで、操作者がタッチパネル13を操作してインジケータ40を移動させ、インジケータ40の指定するコメントレベルを切換えた場合、CPU4は、画像44の下に表示されているコメントのコメントレベルを変更する。例えば、インジケータ40の指定するコメントレベルが「親イベント」から「日」に切換えられた場合、CPU4は、コメントファイル名「箱根旅行」のコメントファイルから「箱根旅行1日目」(図4の2行目参照)という撮影年月日のコメントを読み出し、画像44の下に表示されているコメントを「1泊2日で箱根旅行」から「箱根旅行1日目」に変更する。
同様にして、インジケータ40の指定するコメントレベルが「子イベント」に切換えられた場合、CPU4は、コメントファイル名「箱根旅行」のコメントファイルから「新宿駅からロマンスカーで箱根湯本駅へ」(図4の3行目参照)という子イベントのコメントを読み出し、画像44の下に表示されているコメントを「新宿駅からロマンスカーで箱根湯本駅へ」に変更する。さらに、インジケータ40の指定するコメントレベルが「1画像」に切換えられた場合、CPU4は、コメントファイル名「箱根旅行」のコメントファイルから「新宿駅にてみんなで朝食」(図4の4行目参照)という子イベントのコメントを読み出し、画像の下に表示されているコメントを「新宿駅にてみんなで朝食」に変更する。
この実施の形態に係るデジタルカメラ2によれば、階層の異なる複数のコメントを画像データに関連付けることにより、画像の利用内容に合わせて最適なコメントを表示することができる。
なお、上述の実施の形態の再生モードにおいて、インジケータ40の指定するコメントレベルが切換えられた場合にLCD表示部10に表示される画像の枚数を変更するようにしてもよい。例えば、図6に示すように、インジケータ40の指定するコメントレベルが「親イベント」から「子イベント」に切換えられた場合、CPU4は、ファイル名「DSC001.jpg」の画像データに基づく画像44をLCD表示部10の左上に小さく表示すると共に、ファイル名「DSC002.jpg」の画像データをメモリカード18から読み出し、ファイル名「DSC002.jpg」の画像データに基づく画像46をLCD表示部10の下側に小さく表示する。次に、CPU4は、ファイル名「DSC001.jpg」、及び「DSC002.jpg」の画像データに関連付けられた子イベント「新宿駅」のコメント「新宿駅からロマンスカーで箱根湯本駅へ」(図4の3行目参照)をコメントファイルから読み出して、画像44の下及び画像46の下に表示する。
さらに、図7に示すように、インジケータ40の指定するコメントレベルが「1画像」に切換えられた場合、CPU4は、ファイル名「DSC001.jpg」の画像データに基づく画像をLCD表示部10の左上に小さく表示し、ファイル名「DSC002.jpg」の画像データに基づく画像をLCD表示部10の右上に小さく表示すると共に、ファイル名「DSC003.jpg」の画像データをメモリカード18から読み出し、ファイル名「DSC003.jpg」の画像データに基づく画像をLCD表示部10の下側に小さく表示する。次に、CPU4は、それぞれの画像データのコメント「新宿駅にてみんなで朝食」(図4の4行目参照)、「新宿駅からロマンスカーで箱根へ」(図4の6行目参照)、「経由駅の箱根湯本駅に到着」(図4の8行目参照)をコメントファイルから読み出し、図7に示すように、読み出したコメントをコメントに対応する画像の下に表示する。
また、上述の実施の形態において、撮影された画像からアルバムを作成するのに必要な情報を取得するアルバムモードを設定するアルバムボタンを備えてもよい。以下、図8に示すフローチャートを参照して実施の形態に係るデジタルカメラ2のアルバムモードにおける処理について説明する。まず、操作者の操作によりアルバムボタンが操作されてアルバムモードが設定されると、CPU4は、「アルバムを作成したいファイルを選択してください」等のメッセージをLCD表示部10に表示する。次に、CPU4は、ファイル記憶部22に記憶されているコメントファイルのコメントファイル名を読み出してLCD表示部10に表示する。例えば、ファイル記憶部22内に箱根旅行、函館旅行、ヨーロッパ旅行という3つのコメントファイル名のコメントファイルが記憶されている場合、「箱根旅行、函館旅行、ヨーロッパ旅行」のような選択画面をLCD表示部10に表示する。
次に、タッチパネル13の操作により所望のコメントファイルが選択されると(ステップS21)、CPU4は、「アルバムのページ数を入力してください」等のメッセージをLCD表示部10に表示する。
次に、タッチパネル13の操作によりアルバムのページ数が入力されると(ステップS22)、CPU4は、アルバムのページ数、及びコメントファイルに記録されているファイル名の数等に基づいてアルバムのレイアウトを決定する(ステップS23)。
次に、CPU4は、コメントファイルに記録されている親イベントの期間に基づいて、アルバムに表示するコメントのコメントレベルを決定する(ステップS24)。例えば、コメントファイルに記録されている親イベントの期間が1週間未満の場合、画像ごとのコメントをアルバムに表示するコメントとして決定し、コメントファイルに記録されている親イベントの期間が1週間以上の場合、子イベントのコメントをアルバムに表示するコメントとして決定する。
次に、CPU4は、ステップS21で選択されたコメントファイルに関する情報、ステップS22で入力されたアルバムのページ数に関する情報、ステップS23で決定されたアルバムのレイアウトに関する情報、及びステップS24で決定されたアルバムに表示するコメントのコメントレベルに関する情報を用いてアルバムを作成するためのアルバムデータを作成し、作成したアルバムデータをメモリカード18に記憶する(ステップS25)。次に、タッチパネル13の操作により、アルバム作成の注文を行う旨の操作が行われると、CPU4は、アルバムデータ及びアルバムを作成するのに必要な画像データをメモリカード18から読み出し、無線通信部32及びメールサーバを介して、所定の製本業者のメールアドレスに送信する。これにより、イベントの期間に合わせて最適なコメントを画像に付した所望のアルバムを作成することができる。例えば、イベントの期間が短い「箱根旅行」を題材とする場合、図9に示すように、「新宿駅にてみんなで朝食」、「ロマンスカーから見た風景」のような画像データごとのコメントを付したアルバムを作成し、イベントの期間が長い「ヨーロッパ旅行」を題材とする場合、図10に示すように、「パリの風景」、「ベルリンの風景」のようなおおまかなコメントを付したアルバムを作成することができる。
また、上述の実施の形態において、画像データに基づく画像をインターネットにおける所定のネットワークサービスにアップロードする際に、画像に付するコメントのコメントレベルを指定できるようにしてもよい。例えば、操作者によりタッチパネル13の操作が行われ、図5に示すように、アップロードしたい画像44がLCD表示部10に表示される。次に、アップロードしたい画像44に付するコメントのコメントレベルがインジケータ40で指定されると、指定されたコメントレベルのコメントがLCD表示部10に表示される。次に、操作者は、LCD表示部10に表示されている画像44を所定のネットワークサービスにアップロードすると共に、画像44の下に表示されているコメント「1泊2日で箱根旅行」をアップロードする。これにより、操作者は、画像の利用内容に見合う最適なコメントを画像と共にアップロードすることができる。
また、上述の実施の形態においては、コメント作成部26により作成したコメント等をコメントファイルに記録しているが、コメント等を画像データに付加するようにしてもよい。例えば、CPU4は、撮影が行われる度に位置情報及び日時情報を取得し、画像データごとのコメントを作成する。次に、CPU4は、位置情報、日時情報と共に作成したコメントを画像データに付加してメモリカード18に記憶する。
そして、イベントモード設定時から所定のイベント期間が経過した場合、CPU4は、メモリカード18からイベント期間内に撮影された画像の画像データに付加された位置情報を読み出し、位置情報及びイベント期間等に基づいて親イベント名、親イベントのコメント、及び撮影年月日のコメントを作成する。次に、CPU4は、位置情報及び画像データごとのコメント等に基づいて、子イベント名、及び子イベントのコメントを作成する。
次に、CPU4は、親イベント名、親イベントのコメント、撮影年月日のコメント、子イベント名、及び子イベントのコメントを各画像データに付加してメモリカード18に記憶する。これにより、イベントモードが終了した後、メモリカード18をデジタルカメラ2と同一の基本構成を有する他のデジタルカメラ等に付け替えて画像再生処理を行う場合においても、コメントファイルを参照せずに画像のコメントレベルを変更することができる。
また、上述の実施の形態においては、コメントデータベース24からコメント素材を取得する場合を例に説明しているが、webサーバ内にコメントデータベースを記憶するようにしてもよい。そして、CPU4は、イベントモードにおいて、コメント素材を取得するために必要な位置情報等を無線通信部32を介してwebサーバに送信する。webサーバは、デジタルカメラ2から位置情報等を受信すると、位置情報等に基づいてコメント素材を検出し、検出したコメント素材をデジタルカメラ2に対して送信する。デジタルカメラ2は、コメント素材を無線通信部32を介してwebサーバから受信し、コメント作成部26により受信したコメント素材を組み合わせてコメントを作成する。これにより、デジタルカメラ2内に記憶するデータの容量を少なくすることができる。
また、上述の実施の形態においては、デジタルカメラ2に組み込まれたプログラムを用いてイベントモードにおける処理を行っているが、該プログラムをインターネット等のネットワークを介してダウンロードし、スマートフォンやタブレット端末等を構成するコンピュータに組み込むことによって、上述のイベントモードにおける処理を行うことができるようにしてもよい。
また、該プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。即ち、コンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み取り、コンピュータに組み込むことによって、上述のイベントモードにおける処理を行うことができるようにコンピュータを機能させるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、コメントレベルを変更する場合、タッチパネル13の操作によりスライドレール42に沿ってインジケータ40を移動させ、インジケータ40でコメントレベルを指定しているが、コメントレベルの変更はタッチパネル13の操作によらなくてもよい。例えば、マルチセレクタを備え、マルチセレクタにより変更するコメントレベルのコメントレベル名を選択するようにしてもよい。
2…デジタルカメラ、4…CPU、6…GPS、8…操作部、10…LCD表示部、12…表示制御部、14…撮像素子、16…メモリ、18…メモリカード、20…情報記憶部、22…ファイル記憶部、24…コメントデータベース、26…コメント作成部、32…無線通信部
Claims (7)
- 被写体を撮影する撮影部と、
前記撮影部による撮影を行う撮影期間を指定する指定部と、
前記撮影期間内に撮影された各画像の画像データに関する情報に基づいて、前記各画像に固有のコメントを作成する第1コメント作成部と、
前記撮影期間内に撮影された少なくとも一つの画像の画像データに関する情報に基づいて、前記少なくとも一つの画像に共通する共通のコメントを作成する第2コメント作成部と、
前記撮影期間内に撮影された画像の画像データに対して、前記固有のコメント及び前記共通のコメントを関連付ける関連部と
を備えることを特徴とするデジタルカメラ。 - 前記共通のコメントには、前記撮影期間内に撮影された全ての画像の画像データに共通するコメント、前記撮影期間内において同一の年月日に撮影された全ての画像の画像データに共通するコメント、及び前記撮影期間内において同一の年月日に撮影された少なくとも一部の画像の画像データに共通するコメントの少なくとも一つが含まれることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
- 前記撮影期間内に撮影された画像を表示する表示部と、
前記表示部に表示された画像の画像データに関連付けられたコメントの中から一つのコメントを選択する選択部と、
前記選択部により選択されたコメントを前記表示部に表示させる表示制御部と
を備えることを特徴とする請求項1または2記載のデジタルカメラ。 - 前記撮影期間内に撮影された画像の画像データに関連付けられた前記固有のコメント及び前記共通のコメントを記憶する記憶部を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
- 前記関連部は、前記撮影期間内に撮影された各画像の画像データに対して、前記固有のコメント及び前記共通のコメントを付加して記憶させることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
- 前記撮影部により画像を撮影する際に自己位置を測定する測定部を備え、
前記第2コメント作成部は、前記測定部により測定された前記自己位置の位置情報を用いて前記共通のコメントを作成することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のデジタルカメラ。 - コンピュータに、
被写体を撮影する撮影機能、
前記撮影機能による撮影を行う撮影期間を指定する指定機能、
前記撮影期間内に撮影された各画像の画像データに関する情報に基づいて、前記各画像に固有のコメントを作成する第1コメント作成機能、
前記撮影期間内に撮影された少なくとも一つの画像の画像データに関する情報に基づいて、前記少なくとも一つの画像に共通する共通のコメントを作成する第2コメント作成機能、
前記撮影期間内に撮影された画像の画像データに対して、前記固有のコメント及び前記共通のコメントを関連付ける関連機能、を実現させるためのコメント作成プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013248266A JP2015106830A (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | デジタルカメラ及びコメント作成プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013248266A JP2015106830A (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | デジタルカメラ及びコメント作成プログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020052947A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 富士フイルム株式会社 | 画像処理装置,画像処理方法および画像処理プログラム |
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2013
- 2013-11-29 JP JP2013248266A patent/JP2015106830A/ja active Pending
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JP2020052947A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 富士フイルム株式会社 | 画像処理装置,画像処理方法および画像処理プログラム |
US11170546B2 (en) | 2018-09-28 | 2021-11-09 | Fujifilm Corporation | Image processing apparatus, image processing method, and image processing program |
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