JP2015105800A - 熱交換器用チューブ、熱交換器、車両用空調装置、および、車両 - Google Patents

熱交換器用チューブ、熱交換器、車両用空調装置、および、車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2015105800A
JP2015105800A JP2013248742A JP2013248742A JP2015105800A JP 2015105800 A JP2015105800 A JP 2015105800A JP 2013248742 A JP2013248742 A JP 2013248742A JP 2013248742 A JP2013248742 A JP 2013248742A JP 2015105800 A JP2015105800 A JP 2015105800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
heat exchanger
plate portion
wire
lower plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013248742A
Other languages
English (en)
Inventor
斉 玉置
Hitoshi Tamaoki
斉 玉置
仲戸 宏治
Koji Nakato
宏治 仲戸
上坊寺 康修
Yasunori Joboji
康修 上坊寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Automotive Thermal Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Automotive Thermal Systems Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Automotive Thermal Systems Co Ltd
Priority to JP2013248742A priority Critical patent/JP2015105800A/ja
Publication of JP2015105800A publication Critical patent/JP2015105800A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】異物の衝突による破損を低減しつつ、熱交換器の大型化および熱交換効率が低下することを抑制できる熱交換器用チューブ、熱交換器、車両用空調装置、および、車両を提供する。【解決手段】内部に冷媒流路Rを有するチューブ本体15と、チューブ本体15の内部に設けられ、冷媒流路Rを前後方向に区画するリブ20と、を備え、チューブ本体15は、上板部18と、上板部18よりも下側に配される下板部19と、を有し、上板部18と下板部19とは、チューブ本体15の前端部21側で連続するように一体に形成され、下板部19は、少なくとも前端部21側の前部領域fに、前端部21側の上方に向かって傾斜する下板傾斜部23を備えることを特徴とする。【選択図】図4

Description

この発明は、熱交換器用チューブ、熱交換器、車両用空調装置、および、車両に関する。
エンジンを用いて走行する自動車等の車両においては、エンジン冷却用のラジエターの前方に、空調装置のコンデンサが重なるように配されている場合が多い。コンデンサは、例えば、上下方向に延びる左右一対のタンクと、タンクの間に跨るように配される複数のチューブとを備えている。各チューブの間には、表面積を稼ぐためのコルゲートフィンなどが配されている。車両は、前方から走行風を取り込んでコンデンサに当てることで、走行風とチューブの内部を流れる冷媒との間で熱交換させている。
上述したようにコンデンサは、車両前方に配されることから、走行風を取り込むための開口部を介して、飛び石などの異物が入り込み衝突する場合がある。コンデンサに衝突する飛び石などの異物は、主に、前方を走行している車両により飛ばされてくる。この異物は、水平又は水平に近い斜め下方からコンデンサに衝突する。このように異物が水平および水平に近い角度で衝突すると、異物の衝突エネルギーが、効率良くコンデンサに伝わってしまう。そのため、コンデンサを構成するチューブの前端部が押しつぶされてしまい、チューブ内を流れる高圧冷媒が漏出してしまう可能性がある。
特許文献1には、異物の衝突によるチューブからの内部流体漏れを防止する技術が記載されている。
具体的には、特許文献1に記載のチューブは、一枚の板材を折り曲げて筒状に形成された本体部を備え、板材同士が面接触して接合する合わせ面が空気流れ上流側端部から空気流れ上流側に向かって延びるように形成されている。また、特許文献1には、合わせ面に、チューブの積層方向と直交する基準面に対して傾斜するように曲げられた傾斜部を形成することが記載されている。
この特許文献1によれば、合わせ面の残留応力により傾斜部がその曲げ方向に容易に折れ曲がるため、異物の衝突エネルギーの吸収効果を向上することが可能となっている。
特開2007−315619号公報
上述した特許文献1の熱交換器は、チューブが一枚の板材を折り曲げて筒状に形成されている。また、特許文献1の場合、チューブの上流側端部に、上流側に向かって合わせ面が延びるように形成されている。そのため、合わせ面が上流側に延びる分だけ、チューブが大型化してしまう。言い換えれば、合わせ面を有しないチューブと同一寸法の合わせ面を有するチューブを形成すると、合わせ面を形成した分だけ冷媒流路の断面積が小さくなり、熱交換効率が低下してしまうという課題がある。
また、一枚の板材を折り曲げてチューブを製作する場合には、容易に合わせ面を形成できる。しかし、押し出し成形などによりチューブを製作する場合には、合わせ面を形成することが困難である。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、異物の衝突による破損を低減しつつ、熱交換器の大型化および熱交換効率が低下することを抑制できる熱交換器用チューブ、熱交換器、車両用空調装置、および、車両を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために以下の構成を採用する。
この発明に係る熱交換器用チューブは、内部に冷媒流路を有するチューブ本体と、前記チューブ本体の内部に設けられ、前記冷媒流路を前後方向に区画するリブと、を備え、前記チューブ本体は、上板部と、前記上板部よりも下側に配される下板部と、を有し、前記上板部と前記下板部とは、前記チューブ本体の前端部側で連続するように一体に形成され、前記下板部は、少なくとも前記前端部側の前部領域に、前記前端部側の上方に向かって傾斜する下板傾斜部を備えている。
このように構成することで、前方から飛んできた異物が、前端部に衝突したとしても、その力を下板傾斜部が傾斜する上方に逃がすことができる。そのため、前端部の近傍における変形により冷媒流路の断面積が減少することを抑制できる。
さらに、この発明に係る熱交換器用チューブは、上記熱交換器用チューブにおける前記上板部が、前後方向に延びるように形成され、前記リブが、前記前端部側の前部領域に配されていてもよい。
このように構成することで、上板部が前後方向に延びるように形成されている場合であっても、前部領域に下板傾斜部が形成されていることで前方から加わる力を上板部側に逃がすことができる。また、前部領域にリブが形成されているため、異物の衝突により前部領域の冷媒流路の断面積が減少することを抑制することができる。
さらに、この発明に係る熱交換器用チューブは、上記熱交換器用チューブにおける前記上板部が、少なくとも前記前端部側の前部領域に、前端部側の上方に向かって傾斜する上板傾斜部を備え、前記リブが、前記前端部側の前部領域に配されていてもよい。
このように構成することで、前方から加わる力を、下板傾斜部と共に、上板部の上板傾斜部によっても、上方に逃がすことができる。また、前端部側の前部領域にリブが形成されているため、異物の衝突により前部領域の冷媒流路の断面積が減少することを抑制することができる。
また、この発明に係る熱交換器は、上記熱交換器用チューブと、前記熱交換器用チューブの両端部に接続される一対のタンクと、を備えている。
さらに、この発明に係る熱交換器は、上記熱交換器において、前記一対のタンク間に架け渡されて前記チューブ本体の前端部の前方に配されるとともに、線膨張係数が前記チューブ本体の線膨張係数以下とされて前記一対のタンクが互いに離間する方向への変移することを規制するワイヤを備えていてもよい。
このように構成することで、ワイヤによって、前方の正面からチューブに向かって飛んでくる異物からチューブを保護することができる。また、ワイヤを、タンクに対してチューブを固定する際の治具として利用することができるため、専用の治具を用意する必要がなく、治具の取り外しにかかる工数も低減できる。さらに、ワイヤを治具として用いることで、過大な張力が掛かった場合にはワイヤが伸びるため、治具による拘束力が過大になることを抑制できる。
さらに、この発明に係る車両用空調装置は、上記熱交換器を備えている。
また、この発明に係る車両は、上記車両用空調装置を備えている。
これにより、車両用空調装置の熱交換器用のチューブが破損することを低減するとともに、熱交換効率の低下を抑制できるため、コンデンサの大型化を抑制することができる。さらに、コンデンサの大型化を抑制することで、車両重量が増加することを抑制できるため車両の燃費を向上することができる。
この発明に係る熱交換器用チューブ、熱交換器、車両用空調装置、および、車両によれば、異物の衝突による破損を低減しつつ、熱交換器の大型化および熱交換効率が低下することを抑制できる。
この発明の第一実施形態における車両用空調装置の概略構成を示す図である。 この発明の第一実施形態における車両の前部を示す図である。 この発明の第一実施形態におけるコンデンサの斜視図である。 この発明の第一実施形態におけるコンデンサが備えるチューブの拡大断面図である。 一般的な熱交換器のチューブの前端部側の拡大断面図である。 この発明の第二実施形態におけるコンデンサのチューブの配置を示す図である。 この発明の第二実施形態におけるチューブの図4に相当する拡大断面図である。 この発明の第一、第二実施形態の変形例における一つのチューブの概略図である。 この発明の第三実施形態におけるコンデンサの斜視図である。 この発明の第三実施形態におけるコンデンサの平面図である。 この発明の第三実施形態におけるチューブの前端部側の拡大断面図である。 この発明の第三実施形態におけるコンデンサの製造方法を示す図であり、タンクにチューブを取り付ける工程を示している。 この発明の第三実施形態におけるコンデンサの製造方法を示す図であり、ワイヤを架け渡す工程を示している。 この発明の第三実施形態におけるコンデンサの製造方法を示す図であり、仮組された熱交換器を加熱炉に搬入する工程を示している。 この発明の第三実施形態におけるコンデンサの製造方法を示す図であり、加熱された熱交換器を加熱炉から搬出する工程を示している。 この発明の第三実施形態の変形例におけるコンデンサの正面図である。
次に、この発明の第一実施形態に係る熱交換器用チューブ、熱交換器、車両用空調装置、および、車両を図面に基づき説明する。
図1は、この発明の第一実施形態における車両用空調装置の概略構成を示す図である。図2は、この発明の第一実施形態における車両の前部を示す図である。
この第一実施形態の車両用空調装置1は、自動車等の車両に搭載されている。この実施形態の車両用空調装置1は、冷凍サイクルを形成するエバポレータ2と、圧縮機(C)3と、コンデンサ4と、レシーバー(R)5と、膨張弁6と、冷媒配管7と、をそれぞれ備えている。
エバポレータ2は、冷媒を蒸発させる潜熱により空調風を冷却する。
圧縮機3は、エバポレータ2により蒸発した冷媒を所定圧力(例えば、9気圧程度)まで昇圧する。この圧縮機3は、車両に搭載された走行用のエンジン(E)8によって駆動される。
コンデンサ4は、圧縮機3により昇圧された冷媒蒸気を、外気との間で熱交換させることで凝縮させる熱交換器である。
レシーバー5は、コンデンサ4により凝縮された冷媒を気液分離する。
膨張弁6は、液化された冷媒を降圧する。この降圧された冷媒がエバポレータ2に供給される。
冷媒配管7は、エバポレータ2と、圧縮機3と、コンデンサ4と、レシーバー5と、膨張弁6とにより構成される冷凍サイクルにおいて、冷媒を循環させる配管である。
ここで、この実施形態におけるエンジン8には、冷却水を循環可能なヒーターコア(HC)9が接続されている。このヒーターコア9によって、空調風の加熱を行うことが可能となっている。エバポレータ2、およびヒーターコア9は、空調風の流路(図示せず)中に配されている。車両用空調装置1は、空調風を送風するためのファン、流路の切替を行うエアミックスダンパ等のダンパ、エアフィルタ、ダンパ及びファンを制御する制御装置(何れも図示せず)などをさらに備えている。ファンにより送風される空調風は、エバポレータ2およびヒーターコア9によって所定の温度および湿度に調節された後、デフロスタノズルなど複数箇所に設けられた吹き出し口のうち、選択された吹き出し口から車室内に供給される。
図2に示すように、この実施形態の車両100は、車室前方のエンジンルーム11内にエンジン8が配されている。エンジン8の前方には、ラジエター12が配されている。ラジエター12は、エンジン8の冷却水を外気により冷却する熱交換器である。このラジエター12には、エンジン8の冷却水が循環される。ラジエター12の前方には、車両前後方向でラジエター12に重なるようにして上述したコンデンサ4が配されている。車両100は、コンデンサ4の前方に、外気を取り込むための開口部(図示せず)を備えている。車両100の走行中、この開口部から取り込まれた外気(図2中、矢印で示す)は、コンデンサ4、および、ラジエター12を前方から後方に向かって通過する。また、車両100は、停車中などにコンデンサ4およびラジエター12に対して強制的に外気を送り込む送風機(図示せず)を備えている。コンデンサ4およびラジエター12を外気が通過する際、車両用空調装置1の冷媒、および、エンジン8の冷却水は外気と熱交換される。ここで、図2中、符号「13」は車両100の前輪である。
図3は、この発明の第一実施形態におけるコンデンサ4の斜視図である。
図3に示すように、コンデンサ4は、タンク14と、チューブ15(チューブ本体)と、フィン16と、を備えている。
この実施形態におけるコンデンサ4は、一対のタンク14として上流側タンク14aと下流側タンク14bとを備えている。これら上流側タンク14aと下流側タンク14bとは、上下方向に延びる中空状に形成されている。上流側タンク14aと下流側タンク14bとは、左右両側にそれぞれ配されている。上流側タンク14aは、冷媒配管7(図3中、図示せず)を介して圧縮機3に接続されている。一方で、下流側タンク14bは、冷媒配管7を介してレシーバー5に接続されている。これら上流側タンク14aの内部空間と、下流側タンク14bの内部空間とは、複数のチューブ15を介して連通されている。
チューブ15は、上流側タンク14aと下流側タンク14bとの間の冷媒流路を形成する。チューブ15は、上下寸法が前後寸法よりも十分に小さい偏平な中空形状をなしている。チューブ15は、上流側タンク14aと下流側タンク14bとの間を渡るように、左右方向に直線状に延びている。
チューブ15の両端部15a,15bは、それぞれ上述した上流側タンク14aおよび下流側タンク14bに固定されている。チューブ15は、上下方向に所定間隔をあけて複数並んで配されている。チューブ15は、その内部を流れる冷媒と、外部を流れる外気との間で熱交換を行うために熱伝導率の高い金属材料(例えば、アルミニウムなど)により形成されている。また、この実施形態におけるチューブ15は、押し出し成形により形成されている。タンク14およびチューブ15によれば、上流側タンク14aに供給された冷媒が、各チューブ15に分流する。その後、各チューブ15を流れる冷媒は、下流側タンク14a内で合流する。
フィン16は、いわゆるコルゲートフィンであって、外気と接触するチューブ15の表面積を拡大するための薄板状の部材である。フィン16は、上下方向で隣り合うチューブ15の間にそれぞれ配されている。これらフィン16は、上下交互に折り曲げられた薄板の側縁が前後方向を向くようにして取り付けられている。フィン16は、それぞれ隣り合うチューブ15に、ロウ付けなどにより固定されている。これにより、フィン16は、前後方向に空気が通過可能とされ、さらにチューブ15に対して熱伝導可能となっている。
図4は、この発明の第一実施形態におけるチューブ15の前端部21側の拡大断面図である。図5は、一般的な熱交換器のチューブの前端部側の拡大断面図である。
図4に示すように、チューブ15は、上板部18と、下板部19と、リブ20と、を備えている。
上板部18は、前後左右方向に延びる薄い(例えば、0.25mm程度の)板状に形成されている。
下板部19は、上板部18よりも下方に配されている。言い換えれば、下板部19は、チューブ15内の冷媒流路Rを上板部18とともに上下で挟み込むように配されている。下板部19は、上板部18の板厚と同等の板厚(例えば、0.25mm程度)に形成されている。下板部19は、チューブ15の前端部21側で上板部18と連続するように一体に形成されている。この実施形態におけるチューブ15の前端部21は、断面円弧状に形成されている。
下板部19は、下板本体部22と、下板傾斜部23と、を備えている。
下板本体部22は、上板部18に沿うように前後左右方向に延びる板状に形成されている。
下板傾斜部23は、前端部21側の所定の前部領域fに形成されている。下板傾斜部23は、左右方向に延びるとともに、前端部21側の上方に向かって傾斜するように延びている。言い換えれば、チューブ15は、前部領域fの下側の部分を斜めに切り欠いた形状となっている。これにより、前方から飛んできた異物Tがチューブ15に対して正面から衝突した場合、下板傾斜部23が傾斜方向である上方に曲がろうとする。そのため、チューブ15の所定の前部領域fが上方に向かって曲がり(図4中、二点鎖線で示す)、異物Tによる押圧力を、少なくともチューブ15を潰す力と、チューブ15を曲げる力とに分散させることができる。
これに対して、図5に示す一般的な熱交換器のチューブ115の場合、異物Tがチューブ115に対して正面から衝突すると、衝突による殆どの力が、チューブ115を潰す力として作用してしまう。
ここで、図4に示すように、下板本体部22に対する下板傾斜部23の傾斜角度θ1は、0°<θ1≦45°とされることが好ましい。下板傾斜部23の傾斜角度θ1が0°の場合は、図5に示す場合であり、正面から異物Tが衝突すると前部領域fが曲がらず、チューブ15が潰れてしまう。一方で、傾斜角度θ1が45°よりも大きい場合、前部領域fの曲がることができる角度が小さくなる。また、前部領域fの前後長が短くなる。そのため、異物Tの衝突による力を、チューブ15を曲げる力として十分に分散できず、チューブ15が潰れてしまう可能性がある。
リブ20は、チューブ15の内部の冷媒流路Rを前後方向に区画する。このリブ20は、冷媒の圧力によりチューブ15が膨らむことなどを抑制している。リブ20は、チューブ15の前後方向に間隔をあけて複数形成されている。リブ20は、上板部18及び下板部19と交差するように上下方向に延びる平板状に形成されている。この実施形態におけるリブ20は、上板部18および下板部19よりも薄く(例えば、0.14mm程度に)形成されている。
リブ20は、下板傾斜部23が設けられる前部領域fにも形成されている。この実施形態におけるリブ20は、前部領域fに2つ形成されている。これにより、前部領域fにおける剛性が増加されている。そのため、チューブ15の前部領域fがより一層潰れ難くなっている。また、リブ20は、異物Tの衝突によりチューブ15が曲がる際の曲げ支点S1と前後方向で同一位置に配されないようにずらして形成されている。このようにリブ20と曲げ支点S1とをずらして配することで、曲げ支点S1におけるチューブ15の曲げ剛性が高くなり過ぎないようになっている。曲げ支点S1は、前部領域fの基部の近傍に設定されている。
この実施形態におけるチューブ15は、下板本体部22が配される箇所の厚さ寸法Aと、前端部21における厚さ寸法aとの関係が、a=1/2Aとなっている。このようにすることで、図5に示す一般的なチューブ115よりも、前端部21における曲率半径を小さくすることができる。そのため、前端部21の剛性が、一般的なチューブ115の剛性よりも増加し、前端部21の潰れをより一層低減することが可能となっている。
したがって、上述した第一実施形態によれば、前方から飛んできた異物Tが、前端部21に衝突したとしても、その力を下板傾斜部23が傾斜する上方に逃がすことができる。そのため、前端部21の近傍における変形により冷媒流路Rの断面積が減少することを抑制できる。その結果、異物Tの衝突による破損を低減しつつ、コンデンサ4の大型化および熱交換効率が低下することを抑制できる。
さらに、前端部21側の前部領域fにリブ20が形成されているため、異物Tの衝突により前端部21が潰れることを低減できる。そのため、前部領域fの冷媒流路Rの流路断面積が減少することを抑制して、熱交換効率の低下することをより一層抑制することができる。
次に、この発明の第二実施形態に係る車両用空調装置を図面に基づき説明する。ここで、第二実施形態の車両用空調装置は、上述した第一実施形態の車両用空調装置とチューブの構成だけが異なる。そのため、第二実施形態においては、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。また、重複説明を省略する。
図6は、この発明の第二実施形態におけるコンデンサ204のチューブ215の配置を示す図である。図7は、第二実施形態におけるチューブ215の図4に相当する拡大断面図である。
図6に示すように、第二実施形態のコンデンサ204は、第一実施形態と同様に、一対のタンク14の間に渡るようにして複数のチューブ215が、上下方向に並んで設けられている。ここで、図6において図示は省略しているが、コンデンサ204は、上下方向で隣り合うチューブ215の間にフィン16を備えている。このコンデンサ204は、第一実施形態と同様にラジエター12の前方に配置されている。
チューブ215は、偏平な中空形状をなしている。チューブ215は、上板部218と、下板部219と、リブ20と、を備えている。
上板部218は、前端部21側の上方に向かって斜めに延びる平板状に形成されている。
下板部219は、上板部218の下方に配されている。下板部219は、上板部218と対向して前端部21側の上方に向かって斜めに延びる平板状に形成されている。これら上板部218と下板部219とは、上述した第一実施形態と同様に、互いに同等の板厚とされている。傾斜配置される上板部218は、その前後方向の全体が、この発明の上板傾斜部に相当する。同様に、傾斜配置される下板部219は、その前後方向の全体が、この発明の下板傾斜部に相当する。
これら上板部218と、下板部219とは、前端部21側で連続するように一体に形成されている。この実施形態におけるチューブ215の前端部21は、断面円弧状に形成されている。
リブ20は、チューブ215の内部に形成された冷媒流路Rを、図7の側断面におけるチューブ215の長手方向(図7中、矢印で示す)に区画している。これらリブ20は、図7の断面視におけるチューブ215の長手方向に間隔をあけて配されている。リブ20の厚さ寸法は、第一実施形態と同様に、上板部218および下板部219の各厚さ寸法よりも小さくなっている。
したがって、上述した第二実施形態によれば、第一実施形態と同様に、前方正面から飛んできた異物Tがチューブ15に対して衝突した場合、前端部21側の上方に向かって斜めに配された上板部218および下板部219が、傾斜方向である上方に曲がろうとする。そのため、チューブ15の前部が上方に向かって曲がり(図7中、二点鎖線で示す)、異物Tによる押圧力を、少なくともチューブ15を潰す力と、チューブ15を曲げる力とに分散させることができる。その結果、異物Tの衝突による破損を低減しつつ、コンデンサ4の大型化および熱交換効率が低下することを抑制できる。
次に、この発明の第三実施形態の車両用空調装置を図面に基づき説明する。この第三実施形態の車両用空調装置は、上述した第一、第二実施形態に対して、異物Tの衝突を抑制するためのワイヤを備える点でのみ異なる。そのため、第一、第二実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。
図9は、この発明の第三実施形態におけるコンデンサ4の斜視図である。
図9に示すように、この第三実施形態におけるコンデンサ4は、タンク14と、チューブ15と、フィン16と、ワイヤ17と、を備えている。タンク14、チューブ15、および、フィン16は、上述した第一実施形態と同様の構成であるため、詳細説明を省略する。
図10は、この発明の第三実施形態におけるコンデンサの平面図である。図11は、この発明の第三実施形態におけるチューブ15の前端部側の拡大断面図である。
図9、図10に示すように、ワイヤ17は、上流側タンク14aと下流側タンク14bとの間に架け渡されている。この実施形態におけるワイヤ17は、チューブ15と同じ数だけ設けられている。このようにワイヤ17が上流側タンク14aと下流側タンク14bとの間に架け渡すことで、上流側タンク14aと下流側タンク14bとが互いに離間する方向へ変移することを規制している。ここで、上流側タンク14aと下流側タンク14bとが近接する方向への変移は、これら上流側タンク14aと下流側タンク14bとの間に配されるチューブ15によって規制されている。
ワイヤ17は、上流側タンク14aと下流側タンク14bとに対して巻き回されている。よる具体的には、ワイヤ17は、下流側タンク14bの外側面から、チューブ15の後方、上流側タンク14aの外側面、および、チューブ15の前方をそれぞれ通るように巻き回されている。巻きまわされたワイヤ17の両端部17a,17bは、上流側タンク14aまたは、下流側タンク14bの外側で撚り合わされている。このようにワイヤ17の両端部17a,17bが撚り合わされることで、ワイヤ17が緩まないように所定の張力が付与される。
図11に示すように、ワイヤ17は、チューブ15の前端部21の前方を通るように取り付けられている。言い換えれば、ワイヤ17のうちコンデンサ4の前方側を通る部分は、チューブ15の前端部21に沿って直線状に張られている。ワイヤ17の線膨張係数は、ロウ付けを行うべくコンデンサ4を加熱した際に、熱膨張によりワイヤ17に緩みが生じないように、チューブ15の線膨張係数以下とされている。さらに、ワイヤ17の直径bは、チューブ15の厚さ寸法Aの半分以下とされている。
この実施形態におけるコンデンサ4(熱交換器)、車両用空調装置1、および、車両100は上述した構成を備えている。次に、この実施形態におけるコンデンサ4の製造方法について図12〜図15を参照しながら説明する。ここで、チューブ15およびタンク14a,14bの表面には、溶接用のロウ材の層が予め形成されている。
まず、図12に示すように、複数のチューブ15の端部15aをそれぞれタンク14aに形成された取り付け用の孔(図示せず)に挿入するとともに、複数のチューブ15の端部15bをそれぞれタンク14bに形成された取り付け用の孔(図示せず)に挿入する。
次いで、図13に示すように、上下に隣り合うチューブ15の間にフィン16を挿入する。さらに、タンク14a,14b間に、ワイヤ17を架け渡すべく、ワイヤ17をタンク14a,14bに巻き回す。この際、ワイヤ17の前方側に配される部分が、チューブ15の前端部21の前方に配されるようにする。さらに、巻き回したワイヤ17の両端部17a,17bを撚り合わせて固定する。同様に、チューブ15と同数のワイヤ17を繰り返し巻き回して固定する。これらワイヤ17により、タンク14a,14b同士が離間方向へ変移することが規制された状態となる。
次に、図14に示すように、図13の工程で仮組したコンデンサ4を加熱炉Fの中に搬入して加熱する。これによりチューブ15およびタンク14a,14bのロウ材が溶ける。この際、チューブ15が熱膨張により伸びて、ワイヤ17の張力が高まると、ワイヤ17の両端部17a,17bを撚り合わせた部分が適度にほどけるため、ワイヤ17の張力が過剰にならない。
そして、図15に示すように、加熱炉Fからコンデンサ4を搬出して冷却させることで、ロウ材が固まり、チューブ15、タンク14a,14b、および、フィン16が互いに接合される。その後、コンデンサ4は、車両100に取り付けられる。そして、コンデンサ4が車両100に取り付けられた後、ワイヤ17は、チューブ15を異物の衝突から保護する保護部材として機能する。
したがって、上述した第三実施形態によれば、チューブ15の前端部21の前方に配されるワイヤ17によって、特に、前方の正面からチューブ15に向かって飛んでくる異物からチューブ15を保護することができる。そのため、チューブ15の破損をより一層低減できる。
また、タンク14a,14bに対してチューブ15を固定する際の治具としてワイヤ17を利用することができる。そのため、専用の治具を用意する必要がなく、治具の取り外しにかかる工数も低減できる。さらに、さらに、ワイヤ17を治具として用いることで、過大な張力が掛かった場合にはワイヤ17が伸びるため、治具による拘束力が過大になることを抑制できる。その結果、異物の衝突による破損を低減しつつ、熱膨張により過大な負荷がかかること、および、作業者の負担が増加することを抑制できる。
また、ワイヤ17の直径bを、チューブ15の厚さ寸法Aの半分以下とすることで、ワイヤ17のチューブ15前方における専有面積が小さくなり、チューブ15へ当たる走行風が低下することを抑制できる。その結果、熱交換効率が低下することを抑制できる。
さらに、一対のタンク14a,14b間にワイヤ17が巻き回されて、ワイヤ17の両端部17a,17bが撚り合わされていることで、タンク14a,14bに対して簡単にワイヤ17を装着することができる。また、両端部17a,17bが撚り合わされていることで、熱膨張によりワイヤ17の張力が上昇した際に、撚り合わされた部分を張力により解けさせることができる。その結果、熟練を要さずにワイヤ17を装着できるとともに、ワイヤ17によるタンク14a,14bの拘束力が過大になることをより一層低減できる。
また、車両用空調装置1のコンデンサ4のチューブ15が破損することを低減するとともに、熱交換効率の低下を抑制できる。そのため、コンデンサ4の大型化を抑制することができる。さらに、コンデンサ4の大型化を抑制することで、車両100の重量が増加することを抑制できるため車両100の燃費を向上することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述した各実施形態においては、前端部21の形状が断面円弧状とされる一例を説明した。しかし、前端部21の形状は、上板部18と下板部19とが一体的、且つ、連続して形成されていれば上記断面円弧状に限られるものではない。
上述した各実施形態においては、チューブ15,215の内部にリブ20を設ける場合について説明した。しかし、リブ20は、チューブ15の剛性などに応じて適宜設ければ良い。
また、上述した各実施形態においては、チューブ15,215の上板部18,218と下板部19,219との板厚を同一とする場合を一例にして説明した。しかし、上板部18,218と下板部19,219とは、同一板厚に限られず、異なる板厚であっても良い。
さらに、第一実施形態においては、下板部19のみが下板傾斜部23を備える場合について説明した。また、第二実施形態においては、上板部218および下板部219の全体を傾斜させてこの発明の上板傾斜部および下板傾斜部とする場合について説明した。しかし、図8に示すように、チューブ315の前端部21側の前部領域fにのみ、前端部21側の上方に向かって傾斜する上板傾斜部24および下板傾斜部23を備えるようにしても良い。
また、上述した第三実施形態においては、複数のチューブ15と同数のワイヤ17を用いる場合について説明したが、これに限られるものではない。たとえば、図16に示す変形例のコンデンサ4のように、一本のワイヤ17を用いるようにしても良い。この場合、ワイヤ17は、コンデンサ4の後方側において、次段に向けて斜めにタンク14a,14b間に架け渡す。さらに、ワイヤ17は、コンデンサ4の前方側において、チューブ15に沿ってタンク14a,14b間に架け渡す。そして、両端部17a,17bを一か所で撚り合わせる。ここで、図16の変形例においては、1本のワイヤ17を用いる場合について説明したが、ワイヤ17は、チューブ15の数よりも少ない複数本であっても良い。
また、上述した第三実施形態においては、ワイヤ17の断面が円形の場合を説明した。しかし、ワイヤ17の断面は円形に限られない。例えば、ワイヤ17の断面形状は、多角形状などであってもよい。また、ワイヤ17は、単芯に限られず、撚り線であってもよい。
また、上述した第三実施形態においては、ワイヤ17の両端部17a,17bを撚り合わせることで固定する場合について説明した。しかし、ワイヤ17の固定は撚り合わせによるもの限られない。さらに、ワイヤ17の直径bが、チューブ15の厚さ寸法Aの半分以下とされる場合について説明したが、ワイヤ17の直径bは、厚さ寸法Aの半分よりも大きくしても良い。さらに、この場合、ワイヤ17の直径bは、チューブ15の厚さ寸法Aよりも小さい範囲としてもよい。
また、上述した実第三施形態においては、上流側タンク14aと下流側タンク14bとに対して単にワイヤ17を巻き回す場合について説明した。しかし、上流側タンク14aと下流側14bとの少なくとも一方の外周面に、ワイヤ17のずれ防止および位置決めのために、リブや溝を形成するようにしても良い。このようにリブや溝を形成することでさらなる作業者の負担軽減を図ることができる。
さらに、上述した第三実施形態においては、ワイヤ17を一対のタンク14a,14bに巻き回して取り付ける場合について説明した。しかし、ワイヤ17は、一対のタンク14a,14b間に架け渡されてタンク14a,14bが互いに離間方向へ変位することを規制できればよい。例えば、ワイヤ17の端部17a,17bをそれぞれタンク14a,14bに固定するようにしても良い。
また、上述した第三実施形態においては、第一実施形態のチューブ15の前方にワイヤ17を配置する場合について説明した(図11参照)。しかし、ワイヤ17は、第二実施形態のチューブ215の前方に配置するようにしても良い。
1 車両用空調装置
2 エバポレータ
3 圧縮機
4 コンデンサ
5 レシーバー
6 膨張弁
7 冷媒配管
8 エンジン
9 ヒーターコア
11 エンジンルーム
12 ラジエター
14 タンク
14a,14b タンク
15 チューブ
15a,15b 端部
16 フィン
17 ワイヤ
17a,17b 端部
20 リブ
21 前端部
22 下板本体部
23 下板傾斜部
24 上板傾斜部
204 コンデンサ
215 チューブ
218 上板部
219 下板部
R 冷媒流路
T 異物
F 加熱炉

Claims (7)

  1. 内部に冷媒流路を有するチューブ本体と、
    前記チューブ本体の内部に設けられ、前記冷媒流路を前後方向に区画するリブと、を備え、
    前記チューブ本体は、
    上板部と、前記上板部よりも下側に配される下板部と、を有し、
    前記上板部と前記下板部とは、前記チューブ本体の前端部側で連続するように一体に形成され、
    前記下板部は、少なくとも前記前端部側の前部領域に、前記前端部側の上方に向かって傾斜する下板傾斜部を備えることを特徴とする熱交換器用チューブ。
  2. 前記上板部は、前後方向に延びるように形成され、前記リブは、前記前端部側の前部領域に配されている請求項1に記載の熱交換器用チューブ。
  3. 前記上板部は、少なくとも前記前端部側の前部領域に、前端部側の上方に向かって傾斜する上板傾斜部を備え、前記リブは、前記前端部側の前部領域に配されている請求項1に記載の熱交換器用チューブ。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の熱交換器用チューブと、前記熱交換器用チューブの両端部に接続される一対のタンクと、を備える熱交換器。
  5. 前記一対のタンク間に架け渡されて前記チューブ本体の前端部の前方に配されるとともに、線膨張係数が前記チューブ本体の線膨張係数以下とされて前記一対のタンクが互いに離間する方向への変移することを規制するワイヤを備える請求項4に記載の熱交換器。
  6. 請求項4又は5に記載の熱交換器を備える車両用空調装置。
  7. 請求項6に記載の車両用空調装置を備える車両。
JP2013248742A 2013-11-29 2013-11-29 熱交換器用チューブ、熱交換器、車両用空調装置、および、車両 Pending JP2015105800A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013248742A JP2015105800A (ja) 2013-11-29 2013-11-29 熱交換器用チューブ、熱交換器、車両用空調装置、および、車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013248742A JP2015105800A (ja) 2013-11-29 2013-11-29 熱交換器用チューブ、熱交換器、車両用空調装置、および、車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015105800A true JP2015105800A (ja) 2015-06-08

Family

ID=53436004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013248742A Pending JP2015105800A (ja) 2013-11-29 2013-11-29 熱交換器用チューブ、熱交換器、車両用空調装置、および、車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015105800A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018235215A1 (ja) * 2017-06-22 2018-12-27 三菱電機株式会社 熱交換器、冷凍サイクル装置および空気調和機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018235215A1 (ja) * 2017-06-22 2018-12-27 三菱電機株式会社 熱交換器、冷凍サイクル装置および空気調和機
US11175053B2 (en) 2017-06-22 2021-11-16 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger, refrigeration cycle device, and air-conditioning apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5184314B2 (ja) 冷却システム
US20160138871A1 (en) Duplex heat exchanger
JP2008080995A (ja) 冷却システム
JP6002583B2 (ja) エバポレータ
US6957694B2 (en) Core structure of integral heat-exchanger
JP2005219531A (ja) 車両用熱交換器冷却装置
US20050224219A1 (en) Heat exchanger unit, in particular for a motor vehicle and method for producing said unit
EP1760323A2 (en) Heat exchanger for motor vehicle
JP2015200442A (ja) 熱交換器
JP2015105800A (ja) 熱交換器用チューブ、熱交換器、車両用空調装置、および、車両
EP3480545B1 (en) Cold storage evaporator
JP2015517646A (ja) 空気ヒーター用スペーサおよび関連する空気ヒーター
JP2013160475A (ja) エバポレータ
WO2014181687A1 (ja) 蓄冷熱交換器
JP2015113007A (ja) 熱交換器、車両用空調装置、車両、および、熱交換器の製造方法
JP6977464B2 (ja) 車両
JP2017190896A (ja) 熱交換器
JP2006207944A (ja) 熱交換器
JP6284384B2 (ja) 熱交換器
KR200211882Y1 (ko) 차량용 일체형 열교환기
JP6170742B2 (ja) 車両用空調装置
EP2918959B1 (en) Refrigeration cycle for air conditioning vehicle, and heat exchanger
JP2009079795A (ja) 熱交換器
JP7439537B2 (ja) 熱交換器
JP6050995B2 (ja) エバポレータ