JP2015104936A - トラクタ - Google Patents

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【課題】本発明は、トラクタにおいて、オートクルーズ制御のオン・オフを簡単にしてオンした場合に直前のオートクルーズ走行速度を復元することで、操縦者の操縦負担を低減することを課題とする。【解決手段】クルーズ走行スイッチ14cと増速スイッチ26と減速スイッチ27を設け、クルーズ走行スイッチ14cをオンするとその時点の走行速度をオートクルーズ速度として記憶して維持するオートクルーズ制御を起動し、ステアリングハンドル7の所定角度以上の旋回操作やアクセルペダル15やブレーキペダル16,17の踏み込み等でオートクルーズ制御を停止し、増速スイッチ26と減速スイッチ27を同時にオンすることでオートクルーズ制御を起動してオートクルーズ速度に復帰するようにしたことを特徴するトラクタの構成とする。【選択図】図5

Description

本発明は、農業機械であるトラクタに関し、特にオートクルーズ制御に関する。
トラクタのオートクルーズは、操縦者がアクセルペダルやブレーキを操作しなくても走行速度を一定に制御するもので、主として路上清掃作業中や路上移動中に使用するが、圃場で耕耘作業を行う際にも使用することがある。しかし、狭い圃場内の作業でオートクルーズを使用すると、オートクルーズのオン・オフを頻繁に行うことになり、オートクルーズをオンした際に元の走行速度に戻す操作が面倒である。
このために、例えば、従来技術として、特開平1−168530号公報には、反転開始時にオートクルーズ制御を解除し、反転終了時にオートクルーズ制御に復帰するアイデアがある。反転とは例えば走行方向を前後進逆にすることであり、また、ロータリの上昇と降下を切り換えることである。
特開平1−168530号公報
オートクルーズ制御の解除は、トラクタの反転動作時だけでなく、圃場の硬軟による耕耘速度の変更や路上走行時の走行速度調整の場合にも行うことがある。
本発明は、トラクタにおいて、オートクルーズ制御のオン・オフを簡単にしてオンした場合に直前のオートクルーズ走行速度を復元することで、操縦者の操縦負担を低減することを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、クルーズ走行スイッチ14cと増速スイッチ26と減速スイッチ27を設け、クルーズ走行スイッチ14cをオンするとその時点の走行速度をオートクルーズ速度として記憶して維持するオートクルーズ制御を起動し、ステアリングハンドル7の所定角度以上の旋回操作やアクセルペダル15やブレーキペダル16,17の踏み込み等でオートクルーズ制御を停止し、増速スイッチ26と減速スイッチ27を同時にオンすることでオートクルーズ制御を起動してオートクルーズ速度に復帰するようにしたことを特徴するトラクタとする。
請求項2に記載の発明は、オートクルーズ制御を起動してオートクルーズ速度に復帰する際に報知手段28を作動することを特徴とする請求項1に記載のトラクタとする。
請求項3に記載の発明は、オートクルーズ制御を起動してオートクルーズ速度に復帰中に増速スイッチ26と減速スイッチ27を放すとその時点での走行速度を新たなオートクルーズ速度として記憶して維持することを特徴とする請求項1に記載のトラクタとする。
請求項4に記載の発明は、オートクルーズ制御を起動してオートクルーズ速度に復帰中にアクセルペダル15を踏み込むとオートクルーズ速度以上に増速し、増速された時点で増速スイッチ26と減速スイッチ27を同時にオフするとその時点の増速された走行速度を新たなオートクルーズ速度として記憶して維持することを特徴とする請求項1に記載のトラクタとする。
請求項1に記載の発明で、トラクタの操縦者が意識して増速スイッチ26と減速スイッチ27を同時にオンしないとオートクルーズ速度に増速しないので、自動的にオートクルーズ速度に復帰する従来のオートクルーズ制御よりも安全である。
請求項2に記載の発明で、オートクルーズ速度に復帰中にはブザーやパネル表示等の報知手段28で自動的に増速していることを操縦者に知らせることで戸惑いが無くなり安全である。
請求項3に記載の発明で、オートクルーズ速度に復帰中に増速スイッチ26と減速スイッチ27を放すことで元のオートクルーズ速度を遅く変更することが出来て、オートクルーズ速度の変更操作が簡単である。
請求項4に記載の発明で、増速スイッチ26と減速スイッチ27を同時にオンしてオートクルーズ速度に復帰中にアクセルペダル15を踏み込むことで元のオートクルーズ速度以上に増速した走行速度をオートクルーズ速度に変更出来て、速いオートクルーズ速度への設定操作が簡単である。
本発明の実施例のトラクタの側面図である。 トラクタの平面図である。 トラクタの変速装置の動力伝動機構線図である。 静油圧式無段変速装置の油圧回路図である。 トラクタの制御ブロック図である。 トラクタのレバーガイド部分の平面図である。 HSTペダルの側面図である。
以下、図面に基づき、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
なお、本明細書においてトラクタの前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後という。
図1、図2に示すトラクタは走行車体1の前後部に前輪2,2と後輪3,3を備え、車体1の前部に搭載したエンジン5の回転動力を伝動ケース内の変速装置によって適宜減速して、これらの前輪2,2と後輪3,3に伝えるように構成している。
車体1の中央のハンドルポスト6にはステアリングハンドル7が支持され、その後方には座席9が設けられている。
図1に示すように、燃料タンク8をボンネット22内に収め、燃料タンク8本体の後側はハンドルポスト6内に収納状態となっている。
また、ステアリングハンドル7の下方には車体1の進行方向を前後方向に切り替える前後進レバー10が設けられている。この前後進レバー10を前側に移動させると車体1は前進し、後方へ移動させると後進する。またハンドルポスト6を挟んで前後進レバー10の反対側にはエンジン回転数を変更するスロットルレバー11が設けられ、またステップフロア13の右コーナー部にはアクセルペダル15と左右のブレーキペダル16,17が配置されている。前後進レバー10の前側には緊急停止スイッチ60を設ける。
前記アクセルペダル15は、基本的には路上走行時に使用し、その踏み込み量に応じてエンジン回転数が上昇すると共に、アクセルペダル15の踏み込み量をアクセルペダルポテンショ76(図5)が検出し、このアクセルペダルポテンショ76の検出値に応じて静圧式無段変速装置(HST)34のトラニオン軸30(図5の制御ブロック図にのみ図示)の回動角度を変更させることができる。該トラニオン軸30の回動角度により斜板34d(図4)の傾斜角度を変化させてHSTの出力を無段状に変更させることができる。
前記スロットルレバー11はエンジン回転数を変更するもので、作業走行時に使用する。スロットルレバー11は操作した位置で手を離してもその位置が保持される構成である。
また、操縦席9の左側に低速、中速、高速及び中立のいずれかの位置を選択できる副変速レバー21が配置され、その後方に前輪2と後輪3の間に装着しているミッド作業機(モーア等)のPTO軸の入り切りと変速を行うミッドPTO変速レバー23aと、機体後部に装着した作業機(モーア、ロータリ、除雪機等)のPTO軸の入り切りと変速を行うリヤPTO変速レバー23bが設けられている。また、車体1の後方には作業機(図示せず)を連結する前記リンク31が設けられている。
エンジン5の回転動力はHST入力軸33からHST34に伝達される。また、HST入力軸33から導入された動力により図4に示す油圧ポンプ34aを作動させて、油圧ポンプ34aに設けられた斜板34dの傾斜角度に応じた圧油を油圧閉回路34cから油圧モータ34bに供給し、該油圧モータ34bにより走行出力軸35を駆動させて噛合式の変速装置38へ動力を伝達させる。
図3に示すように、噛合式の変速装置38の副変速クラッチ39は、変速軸43の回転がデフ装置46を介して後輪3が副変速高速段の走行速度で駆動される。
前記HST34から出力された動力は、走行出力軸35から回転軸36に伝達される。変速装置38による変速段は次のように設定される。すなわち副変速高速(3速)は、ギヤ38aからギヤ38bで変速された動力が変速軸43へ伝達される。また、副変速中速(2速)は、ギヤ38cからギヤ38dで変速された動力が変速軸43へ伝達され、副変速低速(1速)は、ギヤ38eからギヤ38fで変速された動力が変速軸43へ伝達される。これら副変速の3段変速は、副変速レバー21を操作してシフタ39が左右にスライドすることで切り替わる。変速軸43の回転がデフ装置46を介して後輪3が副変速中速段の走行速度で駆動される。
一方、HST入力軸33から容量可変式の油圧ポンプ34a(図4)に入力された動力はポンプ出力軸51(図3にのみ図示)からPTO油圧クラッチ54などを経由してPTO軸52に設けられたPTO用の駆動系に伝達される。PTO軸52にはリヤPTO軸55とミッドPTO軸56に動力伝達される。
また、変速軸43の副変速下手側のギヤ58からPTO軸52のギヤ47、このギヤ47と一体のギヤ59を経由して、前輪出力軸48のギヤ57に伝達され、前輪2が駆動される。
また、静油圧式無段変速装置(HST)34はトラニオン軸30(図4,図5)の回動角度、すなわち斜板34dの回動角度によりその回転数が決まり、詳細な説明は省略するが、アクセルペダル15の踏み込み量がアクセルペダルポテンンショ76で検出されると、アクセルペダルポテンンショ76の検出値に応じてトラニオン軸30の作動量がコントローラ100により自動的に設定され、静油圧式無段変速装置(HST)34の油圧出力回転数がコントローラ100により自動的に適切な値に設定される。
なお、前後進切換レバー10の前進側又は後進側への切り替えで前後進切換レバー10の回動基部に設けている図示しない切換スイッチを作動させる等の方法で、制御装置100が静油圧式無段変速装置(HST)34のトラニオン軸30の回動方向を前進側又は後進側に設定する。このトラニオン軸30の回動方向は、切換弁63(図4)で決定する。
そして、トラニオン軸30の回動角度が、アクセルペダル15の踏み込み量に応じて変化する。トラニオン軸30の回動角度は、比例弁65への電流量で決定する。
さらに、不純物でバルブなどが詰まるバルブスティック時などの緊急時には、操縦部にあるブレーキペダル16,17を目一杯踏み込むと強制的にHSTトラニオン軸30をニュートラルに戻すことができる。ブレーキ16,17を踏むということは、アクセルペダル15から足を離しているので、トラニオン軸30は中立に戻る。このときトラニオン軸30が自然に戻るまたは強制的に高速で戻すかは、機種により異なる。
図4に示す電子サーボHST34の油圧回路34cにおいて、不純物でバルブなどが詰まる(バルブスティック)際には、操縦部にある緊急停止レバー62(図5のみに図示)を引いて、HST34のトラニオン軸30をニュートラルに戻す。
従来は、緊急時にHSTトラニオン軸30をニュートラルに戻す構成は知られているが、バルブスティック時にはスプール位置が固定されて走行速度が固定されてしまう。そこで緊急時には手動で緊急停止レバー62を引いてトラクタを停止させる。
上記した2種類の手動操作部材(緊急停止レバー62とブレーキペダル16,17)で緊急時にトラクタを停止することができる。
また、緊急停止スイッチ60(図5にのみ図示)を押すと、エンジンが停止して、衝突等の事故を避ける場合に利用される。
なお、座席9に着座センサを設けて、操縦者が座っていないと走行できないようにすると良い。また、急発進などで座席9に設けるシートベルトが引かれると走行速度を遅くするセーフティ機構を設けると良い。
図2に示すトラクタの全体平面図に示すように、ハンドル7の回りのハンドルポスト6にはスロットルレバー11と前後進レバー10が左右に配置されている。スロットルレバー11の右側のステップフロア13上にはアクセルペダル15が配置されている。アクセルペダル15はHST34のトラニオン軸30の回転角度とエンジン回転数の調整を行うことができる。
さらに操縦席9の右側のレバーガイド12aには最高速設定ダイヤル14a、車速緩慢度応答ダイヤル14b及びクルーズ走行スイッチ14cが前側から後側に順に一列に配置され、該ダイヤル14a,14bとスイッチ14cの外側には作業機上げ下げ用のポジション用レバー18が配置されている。なお、前記ダイヤル14a,14bとスイッチ14cは前後方向に一列に順に配置されていれば良く、ダイヤル14a,14bとスイッチ14cの配列順序にはこだわらない。また、ダイヤル、スイッチ14a,14b,14cの外側には作業機上げ下げ用のポジション用レバー18を配置したので、これらのダイヤル、スイッチ14a,14b,14cを設けない場合に比較して操縦性が良くなる。
最高速設定ダイヤル14aはダイヤル式であり、トラニオン軸30の回動角度を調整して車体の最高速度を規制するものである。したがって、アクセルペダル15を最大まで踏み込んでも、最高速設定ダイヤル14aで規制している速度までしか出せない構成としている。
車速緩慢度応答ダイヤル14bもトラニオン軸30の回動速度を変更設定するものである。アクセルペダル15を踏むと、アクセルペダルポテンショ76で目標となる速度、すなわち目標となるトラニオン軸30の回動角度が決まるが、この目標となるトラニオン軸30の回動角度の位置までに、トラニオン軸30が到達する時間を変更するものである。
例えば、車速緩慢度応答ダイヤル14bを鈍感(スロー)にしておくと、アクセルペダル15を素早く踏んでも、トラニオン軸30の目標となる回動角度への到達時間がゆっくりとなるので、ゆっくりと加速していく構成である。この目標位置への到達時間の変更は、比例弁65(図4)への電流のデューティー比を変更することで行う。
クルーズ走行スイッチ14cはオン・オフ式のスイッチであり、ある特定の速度で走行しているときにこのクルーズ走行スイッチ14cをオンにすると、アクセルペダル15から足を離してもそのときの速度をオートクルーズ速度として制御維持し、オフにするとオートクルーズ制御を解除する構成である。
レバーガイド12aの外側には、押しボタン式に増速スイッチ26と減速スイッチ27を設け、それぞれを押していると増速し減速する。また、オートクルーズを解除した後に、この増速スイッチ26と減速スイッチ27を同時に押し続けることでオートクルーズ速度に復帰する。このオートクルーズ速度に復帰中はブザーを断続的に鳴らす報知手段28で操縦者に自動増速中であることを知らせる。報知手段28は操作パネル77に設けるオートクルーズランプを点滅させる手段であっても良い。なお、オートクルーズランプはオートクルーズ制御中は点灯する。
また、増速スイッチ26と減速スイッチ27を同時にオンしてオートクルーズ速度に復帰中に増速スイッチ26と減速スイッチ27を放すとその時の走行速度を新たなオートクルーズ速度として記憶し、この新たなオートクルーズ速度で走行を維持する。
また、増速スイッチ26と減速スイッチ27を同時にオンしてオートクルーズ速度に復帰中にアクセルペダル15を踏み込むとオートクルーズ速度以上に増速し、増速された時点で増速スイッチ26と減速スイッチ27を同時にオフにするとその時点の増速された走行速度を新たなオートクルーズ速度とする。
図6に拡大平面図で示すように、最高速設定ダイヤル14aは、トラニオン軸30の回転角度を、HST34の出力を最高速相当に変更するものであり、所定の最高速を操縦者が決めることができるように、例えば約15〜30km/hの範囲にダイヤル式に変更できる構成としている。車速緩慢度応答ダイヤル14bは、アクセルペダル15の踏みに応じたトラニオン軸30の目標回動角度の位置までに、トラニオン軸30が到達する時間を変更するものである。この車速緩慢度応答ダイヤル14bによる所定の車速に達するまでの時間は、例えば約3秒間から約6秒間までとダイヤル式に変更できる構成としている。
また、クルーズ走行スイッチ14cは該クルーズ走行スイッチ14cを入れたときの車速に合致するように、トラニオン軸30の回転角度を一定とし、従ってHST34の出力が一定に保持されて車速が一定に保持される。クルーズ走行スイッチ14cを入れた後でアクセルペダル15から足を離してもそのときの速度を維持する。
このように最高速設定ダイヤル14a、車速緩慢度応答ダイヤル14b及びクルーズ走行スイッチ14cのいずれかを入りとするだけで、HST34のトラニオン軸30の回転角度を予め設定された3種類のいずれかに設定できるので、これらのダイヤル14a,14bとスイッチ14cを設けない場合に比較して操縦性が良くなる。しかもダイヤル14a,14bとスイッチ14cは操縦席9の隣接位置に前後方向に一列に並べて配置されるので、これらのダイヤル14a,14bとスイッチ14cの選択に迷うことがなく、目的のダイヤル、スイッチを素早く入れることができる。
また、これらのダイヤル14a,14bとスイッチ14cの外側には作業機昇降用のポジション用レバー18が配置することで、これらのダイヤル、スイッチ14a,14b,14cを作業機昇降用のポジション用レバー18の直近に設けない場合に比較して操縦性が良くなる。
これら3つのダイヤル、スイッチ14a,14b,14cはまとめてサーボスイッチとも呼ばれているが、操縦席9に隣接する右のレバーガイド12aに前後方向に一列に並べる順序としては前側から後側に最高速設定ダイヤル14a、クルーズ走行スイッチ14c及び車速緩慢度応答ダイヤル14bの順に配置してもよい。
操縦席9の左側には副変速レバー21、ミッドPTOレバー23a、リヤPTOレバー23b及び4WDレバー24が配置されている。4WDレバー24の外側には副変速レバー21が配置され、リヤPTOレバー23bの外側にはミッドPTOレバー23aが配置されている。
図7には、HST34のトラニオン軸30を回動して前後進を行うHSTペダル20を示している。このHSTペダル20は前後中間部を支持軸19でステップフロア13に枢支し、前ペダル20aを踏み込むと前進速度を上昇し、後ペダル20bを踏み込むと後進速度を上昇するが、後ペダル20bから足を離し難いので、前ペダル20aよりも後ペダル20bのレスポンスを高くしている。
また、前ペダル20aから足を離した際に後ペダル20bを誤って踏み込むことがあっても良いように、後ペダル20bのニュートラル範囲を前ペダル20aよりも広くしている。
HSTペダル20には操縦者が足先を常に載せているので、僅かな上下の揺れがあるので、この揺れが無くなるとエンジン停止やHST34をニュートラルにして走行を停止するようにすると良い。
HSTペダル20をニュートラルにすると平坦地で一定の停止減速率で停止するが、この停止減速率を監視して坂道での停止距離が長くならないように自動ブレーキを作動させるようにすると良い。
また、HSTペダル20を踏み込むと平坦地で一定の増速率で加速するが、この増速率を監視して下り坂道自動ブレーキを作動させ、上り坂道ではエンジン回転を上昇して平坦地走行と同じように増速すると良い。
トラクタの前方と後方に向けて障害物検出装置を設けて、前進時或いは後進時に障害物を発見するとゆっくり或いは緊急に停止するようにすると良い。
7 ステアリングハンドル
14c クルーズ走行スイッチ
15 アクセルペダル
16,17 ブレーキペダル
26 増速スイッチ
27 減速スイッチ
28 報知手段

Claims (4)

  1. クルーズ走行スイッチ(14c)と増速スイッチ(26)と減速スイッチ(27)を設け、クルーズ走行スイッチ(14c)をオンするとその時点の走行速度をオートクルーズ速度として記憶して維持するオートクルーズ制御を起動し、ステアリングハンドル(7)の所定角度以上の旋回操作やアクセルペダル(15)やブレーキペダル(16),(17)の踏み込み等でオートクルーズ制御を停止し、増速スイッチ(26)と減速スイッチ(27)を同時にオンすることでオートクルーズ制御を起動してオートクルーズ速度に復帰するようにしたことを特徴するトラクタ。
  2. オートクルーズ制御を起動してオートクルーズ速度に復帰する際に報知手段(28)を作動することを特徴とする請求項1に記載のトラクタ。
  3. オートクルーズ制御を起動してオートクルーズ速度に復帰中に増速スイッチ(26)と減速スイッチ(27)を放すとその時点での走行速度を新たなオートクルーズ速度として記憶して維持することを特徴とする請求項1に記載のトラクタ。
  4. オートクルーズ制御を起動してオートクルーズ速度に復帰中にアクセルペダル(15)を踏み込むとオートクルーズ速度以上に増速し、増速された時点で増速スイッチ(26)と減速スイッチ(27)を同時にオフするとその時点の増速された走行速度を新たなオートクルーズ速度として記憶して維持することを特徴とする請求項1に記載のトラクタ。
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