JP2015104058A - 撮像装置 - Google Patents

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【課題】複数の光学特性に応じた高精度な物体の画像を得ることが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置1が、物体OB1の中間像Im1を結像させる結像光学系10と、結像光学系10からの光を略平行光にするコリメータ光学系21と、コリメータ光学系21により略平行光になった光を複数の光学フィルタで透過させる光学フィルタアレイ25と、光学フィルタアレイ25を通過した光を屈折させるレンズアレイ30と、レンズアレイ30により光学フィルタアレイ25と共役関係になる平面上に配設され、レンズアレイ30からの光を検出するイメージセンサ35と、イメージセンサ35から出力された検出信号に基づいて、各光学フィルタの光学特性に応じた物体OB1に関する情報を求める画像処理部40とを備え、結像光学系10の像面上に、結像光学系10からの光をコリメータ光学系21に向けて拡散させる光拡散素子15が配設される。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の光学特性に応じた物体の画像を一回の撮像で取得可能な撮像装置に関する。
撮像装置の一つに、いわゆるマルチイメージングカメラがある(例えば、特許文献1を参照)。マルチイメージングカメラの一形態として、物体の中間像の後、または直接物体像の後に小レンズアレイを配置し、小レンズの数に対応した複数の物体像を撮像面上に形成するように構成されたものがある。各小レンズにはそれぞれ異なる分光フィルタが設置されており、複数の物体像それぞれが所定の波長成分によって形成される。これら所定の波長成分によって形成された複数の物体像をイメージセンサで撮像し、画像処理することによって、物体の二次元的な分光特性を一回の撮像で取得することが可能となる。
国際公開第2012/066741号パンフレット
このようなマルチイメージングカメラでは、物体が合焦位置からずれると視差が生じるため、物体の像が単純にぼけるだけでなく、色ずれも生じてしまう。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、複数の光学特性に応じた高精度な物体の画像を得ることが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明を例示する態様に従えば、物体からの光を透過させて前記物体の中間像を結像させる結像光学系と、前記結像光学系からの光を略平行光にするコリメータ光学系と、光軸と垂直な平面に沿って二次元的に配列された複数の光学素子からなり、前記コリメータ光学系により略平行光になった光を前記複数の光学素子で通過させる光学素子アレイと、前記コリメータ光学系および前記光学素子アレイを通過した光を屈折させるレンズアレイと、前記レンズアレイにより前記光学素子アレイと共役を成す平面上、もしくは前記結像光学系の前記中間像と共役な平面上に配設され、前記レンズアレイからの光を検出するイメージセンサと、前記イメージセンサから出力された検出信号に基づいて、前記光学素子の光学特性に応じた前記物体に関する情報を求める画像処理部とを備え、前記結像光学系の像面上に、前記結像光学系からの光を前記コリメータ光学系に向けて拡散させる光拡散素子が配設されることを特徴とする撮像装置が提供される。
本発明によれば、複数の光学特性に応じた高精度な物体の画像を得ることができる。
第1実施形態に係る撮像装置の概要構成図である。 第1実施形態に係る光学フィルタアレイの拡大図である。 レンズアレイおよびイメージセンサの拡大図である。 9個の光学フィルタにおける分光特性を示すグラフである。 結像光学系の像側がテレセントリックでない例を示す光路図である。 結像光学系の像側をテレセントリックにした例を示す光路図である。 第2実施形態に係る撮像装置の概要構成図である。 第2実施形態に係る光学フィルタアレイの拡大図である。 イメージセンサの検出面上における物体像を示す模式図である。 第3実施形態に係る撮像装置の概要構成図である。 拡散光の配光特性を示すグラフである。 顕微鏡の一部を示す概要構成図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。第1実施形態に係る撮像装置(マルチイメージングカメラ)1が図1に示されている。第1実施形態の撮像装置1は、結像光学系10と、光拡散素子15と、検出部20と、画像処理部40とを備えて構成される。結像光学系10は、結像レンズ11と、絞り12とを有し、物体OB1からの光を透過させて物体OB1の中間像Im1(実像)を結像させる。結像レンズ11は、図1において概略的に単レンズとして描かれているが、複数のレンズから構成されてもよい。絞り12は、中央に開口12aを有する円板状に形成され、結像レンズ11が単レンズの場合、結像レンズ11の物体側近傍に配置される。結像レンズ11が複数のレンズから構成されている場合、絞り12を複数のレンズの間に配置してもよい。
結像光学系10(結像レンズ11)の像側に、光拡散素子15が設けられる。光拡散素子15は、例えば、光を拡散させることが可能な凸形状の複数の拡散用マイクロレンズ(図示せず)からなる拡散用レンズアレイ(図示せず)を用いて構成され、結像レンズ11からの光を検出部20に向けて拡散させる。光拡散素子15は、光拡散素子15に形成された拡散面16が結像光学系10の像面上に位置するように配設される。
光拡散素子15の像側に、検出部20が設けられる。検出部20は、コリメータ光学系21と、光学フィルタアレイ25と、レンズアレイ30と、イメージセンサ35とを有して構成される。コリメータ光学系21は、コリメータレンズ22と、集光レンズ23とを有している。コリメータレンズ22は、結像光学系10および光拡散素子15と光学フィルタアレイ25との間に設けられ、結像光学系10および光拡散素子15からの光を略平行光にすることができるようになっている。集光レンズ23は、光学フィルタアレイ25とレンズアレイ30との間に設けられ、光学フィルタアレイ25からの光を透過させて物体OB1の像(実像)を結像させることができるようになっている。コリメータレンズ22および集光レンズ23は、図1において概略的に単レンズとして描かれているが、複数のレンズから構成されてもよい。
光学フィルタアレイ25は、光学フィルタアレイ25の中心が光軸Ax1上に位置するように、コリメータレンズ22と集光レンズ23との間に設けられる。光学フィルタアレイ25は、例えば、図2に示すように、光軸Ax1と垂直な平面に沿って二次元的に配列された第1光学フィルタ26aから第9光学フィルタ26iまでの9個の光学フィルタと、これらを保持する保持部材(図示せず)とから構成される。第1光学フィルタ26aから第9光学フィルタ26iは、図4に示すように、第1波長λ1から第9波長λ9までの9種類の波長をそれぞれ中心波長とするバンドパスフィルタである。
集光レンズ23の像面上に、レンズアレイ30が配設される。レンズアレイ30は、図3に示すように、光軸Ax1と垂直な平面に沿って二次元的に配列された、正の屈折力を有する数万〜数百万個のマイクロレンズ31から構成される。
複数のマイクロレンズ31により、光学フィルタアレイ25と共役関係になる平面上に、イメージセンサ35が配設される。イメージセンサ35は、図3に示すように、数十万〜数千万個の撮像ピクセルが平面上に二次元的に配列された長方形の検出面36を有している。イメージセンサ35の検出面36が複数のマイクロレンズ31により光学フィルタアレイ25と共役関係になる面上に配置され、複数のマイクロレンズ31による複数の光学フィルタアレイ25の像(実像)が検出面36上に形成される。なお、単数もしくは複数の撮像ピクセル毎に、光学フィルタアレイ25を構成する光学フィルタ26a〜26iの像(実像)がそれぞれ形成されるように、レンズアレイ30とイメージセンサ35との相対位置等が調整される。また、このようなイメージセンサ35として例えば、CCDやCMOS等が用いられる。
イメージセンサ35は、検出面36上に形成された複数の光学フィルタアレイ25の像(すなわち、複数組の光学フィルタ26a〜26iの像)を検出し、検出信号を画像処理部40へ出力する。画像処理部40は、イメージセンサ35から出力された検出信号に基づいて、第1光学フィルタ26aから第9光学フィルタ26iの各波長特性に応じた物体OB1のマルチ波長バンド画像(すなわち、所定の波長範囲における物体の二次元的な分光特性情報)を生成する。
第1実施形態の撮像装置1において、離れた場所にある物体OB1からの光束R1は、結像光学系10の結像レンズ11を透過して光拡散素子15の拡散面16上で結像し、光拡散素子15の拡散面16に物体OB1の中間像Im1(実像)が形成される。このとき、物体OB1からの光束R1は、絞り12の開口12aによって広がり角が制限される。また、物体OB1の中間像Im1が形成される光拡散素子15の拡散面16において、物体OB1からの光束R1が拡散して射出されるため、拡散面16上に物体OB1が存在することと等価になる。これにより、光拡散素子15の拡散面16に形成された物体OB1の中間像Im1を検出部20で検出することができる。
拡散した拡散面16からの光束R1´は、コリメータ光学系21のコリメータレンズ22を透過して、主光線が光軸Ax1側に曲げられた略平行光束になる。コリメータレンズ22により略平行光束になった拡散面16からの光束R1´は、光学フィルタアレイ25における第1光学フィルタ26aから第9光学フィルタ26iのいずれかを透過する。光学フィルタアレイ25を透過した拡散面16からの光束R1´は、コリメータ光学系21の集光レンズ23を透過してレンズアレイ30上に集光され、レンズアレイ30における複数のマイクロレンズ31のいずれかを透過してイメージセンサ35の検出面36に入射する。
前述したように、イメージセンサ35の検出面36は、複数のマイクロレンズ31により光学フィルタアレイ25と共役関係になる面上に配置されている。そのため、イメージセンサ35の検出面36には、複数のマイクロレンズ31による複数の光学フィルタアレイ25の像が結像される。また、イメージセンサ35の各撮像ピクセルに対し、第1光学フィルタ26aから第9光学フィルタ26iのうちいずれか一つからの光が入射するように、レンズアレイ30とイメージセンサ35との相対位置等が調整されている。そのため、イメージセンサ35の各撮像ピクセル毎に、第1光学フィルタ26aから第9光学フィルタ26iのうち、どれを透過した光の検出信号かを特定することができる。
イメージセンサ35は、検出面36上に形成された複数の光学フィルタアレイ25の像(すなわち、複数組の光学フィルタ26a〜26iの像)を検出し、検出信号を画像処理部40へ出力する。第1光学フィルタ26aから第9光学フィルタ26iは、9種類の波長をそれぞれ中心波長とするバンドパスフィルタであるため、レンズアレイ30に集光された光束を9種類の波長バンドに分光して検出することができる。これにより、1つのマイクロレンズ31に対応する撮像ピクセル毎に、図4に示すような分光分布を得ることができる。
画像処理部40は、イメージセンサ35から出力された検出信号に基づいて、物体OB1のマルチ波長バンド画像を生成する。このとき、画像処理部40は、第1光学フィルタ26aから第9光学フィルタ26iにそれぞれ対応する撮像ピクセルの検出信号毎に、物体OB1の画像を生成する。このようにして、第1光学フィルタ26aから第9光学フィルタ26iの各波長特性に応じた物体OB1のマルチ波長バンド画像が撮像取得される。なお、画像処理部40により生成された物体OB1のマルチ波長バンド画像は、不図示の画像表示装置等を用いて観察される。
従来のマルチイメージングカメラでは、以下のような問題が生じる。第1に、物体(被写体)が合焦位置からずれると視差が生じるため、物体の像が単純にぼけるだけでなく、色ずれも生じてしまう。第2に、光学系の瞳のどの位置に光束が入射するかで、イメージセンサに到達する光束の波長が定まる。そのため、例えば、自動車のメタリック塗装やパール塗装のように指向性の高い反射光が生じる物体(被写体)においては、正確なマルチ波長バンド画像が得られないこともある。第3に、顕微鏡にマルチイメージングカメラを用いる場合、十分な大きさの瞳が得られないため、瞳の位置において光束を分割することができない。
ここで、第3の問題について詳細に説明する。図12に、微小物体OB2を顕微鏡により拡大して観察する場合の様子を示す。図12に示す顕微鏡においては、対物レンズ501によって微小物体OB2の拡大された実像I1が形成され、接眼レンズ502によって実像I1の拡大された虚像I2が形成される。このとき、対物レンズ501の開口数NAは、空気の屈折率を1とすると、次式(1)で表される。
sinθ1=NA …(1)
また、微小物体OB2に対する虚像I2の倍率をr倍とすると、次式(2)の関係が成立する。
sinθ2≒NA/r …(2)
そのため、虚像I2からの光束が集まるアイポイント面Eにおいて、光束の直径dは近似的に次式(3)で表される。
d≒2×L×sinθ2≒2×L×NA/r …(3)
なお、距離Lは、虚像I2からアイポイント面Eまでの距離であり、通常250mm程である。ここで、顕微鏡の倍率rが高い場合を考える。例として、L=250mm、NA=0.9、r=100と仮定する。そうすると、式(3)より、d=4.5mmとなる。式(3)から、顕微鏡の倍率rがさらに高倍率の場合には、光束の直径dがより小さくなることがわかる。そのため、瞳分割方式のマルチイメージングカメラでは、瞳を分割してそれぞれに異なる光学フィルタを配置するのが困難になる。
上述した第1の問題に対し、本実施形態によれば、結像光学系10により物体OB1の中間像Im1(実像)を光拡散素子15上に形成して、その中間像Im1を検出部20で検出する。このとき、光拡散素子15に入射した光束は、光拡散素子15を透過した後に拡散するため、光拡散素子15上に物体OB1があるのと等価となる。そのため、検出部20の合焦位置を光拡散素子15上に合わせておけば、デフォーカスによる色ずれが生じることはない。これにより、物体(被写体)が合焦位置からずれた場合に、物体の像が単純にぼけるだけで、色ずれが生じ難くなることから、高精度なマルチ波長バンド画像を得ることができる。
また、上述した第2の問題に対し、本実施形態によれば、指向性の高い光束が結像光学系10に入射しても、その光束が光拡散素子15で広く拡散されて、拡散後の光束は指向性が低くなる。そのため、指向性の高い反射光が生じる物体(被写体)に対しても、高精度なマルチ波長バンド画像を得ることができる。
また、上述した第3の問題に対し、本実施形態によれば、光拡散素子15に細い光束が入射しても、光拡散素子15により光束が拡大されるため、光学フィルタアレイ25を用いて分光することが可能となる。そのため、物体(被写体)の拡大像を検出する場合でも、高精度なマルチ波長バンド画像を得ることができる。また、結像光学系として魚眼レンズのように光束が比較的細く絞られるレンズを用いる場合でも、高精度なマルチ波長バンド画像を得ることができる。
このように、第1実施形態によれば、結像光学系10の像面上に光拡散素子15が配設されるため、第1光学フィルタ26aから第9光学フィルタ26iの各波長特性に応じた高精度な物体OB1のマルチ波長バンド画像を得ることができる。
また、光拡散素子15は、複数の拡散用マイクロレンズからなる拡散用レンズアレイを用いて構成される。これにより、拡散面16がきめ細かくなり、拡散面16において均一な角度特性で光を拡散させることができるため、物体OB1の微細な部分を良好に観察可能なマルチ波長バンド画像を得ることができる。
上述の第1実施形態において、多層膜干渉フィルタを用いる場合等、光束の入射角度によって各光学フィルタ26a〜26iの光学特性が変化することがあるため、なるべく平行光束で、且つ、垂直に近い角度で、拡散面16からの光束R1´が各光学フィルタ26a〜26iに入射することが望ましい。そのためには、光拡散素子15の拡散面16がコリメータレンズ22の焦平面上にあり、さらに、拡散面16からの光束R1´の主光線が光軸Ax1と平行であるとよい。すなわち、結像光学系10と光拡散素子15とを含む光学系がテレセントリックとなるように構成されることが望ましい。
しかしながら、結像光学系10がカメラレンズとして用いられる場合、図5に示すように、結像光学系10の像側がテレセントリックでないことが多い。このような場合、図6に示すように、フィールドレンズ18を光拡散素子15の像側(もしくは物体側)近傍に配置して、テレセントリックとなるようにしてもよい。
次に、撮像装置の第2実施形態について、図7を参照しながら説明する。第2実施形態の撮像装置(マルチイメージングカメラ)51は、結像光学系10と、光拡散素子15と、検出部70と、画像処理部90とを備えて構成される。なお、第2実施形態において、結像光学系10および光拡散素子15は、第1実施形態と同様の構成であるため、第1実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第1実施形態と同様、結像光学系10の像側に光拡散素子15が設けられ、光拡散素子15の像側に検出部70が設けられる。検出部70は、コリメータ光学系71と、光学フィルタアレイ75と、レンズアレイ80と、イメージセンサ85とを有して構成される。コリメータ光学系71は、コリメータレンズ72を有している。コリメータレンズ72は、結像光学系10および光拡散素子15と光学フィルタアレイ75との間に設けられ、結像光学系10および光拡散素子15からの光を略平行光にすることができるようになっている。コリメータレンズ72は、図7において概略的に単レンズとして描かれているが、複数のレンズから構成されてもよい。
光学フィルタアレイ75は、図8に示すように、光軸Ax2と垂直な平面に沿って二次元的に配列された第1光学フィルタ76aから第9光学フィルタ76iまでの9個の光学フィルタと、これらを保持する保持部材(図示せず)とから構成される。第1光学フィルタ76aから第9光学フィルタ76iは、第1実施形態と同様、第1波長λ1から第9波長λ9までの9種類の波長をそれぞれ中心波長とするバンドパスフィルタである。
光学フィルタアレイ75の像側に、レンズアレイ80が設けられる。レンズアレイ80は、図8に示すように、光軸Ax2と垂直な平面に沿って二次元的に配列された、正の屈折力を有する第1小レンズ81aから第9小レンズ81iまでの9個の小レンズから構成される。第1小レンズ81aから第9小レンズ81iは、第1光学フィルタ76aから第9光学フィルタ76iと同等の大きさを有し、それぞれの無限遠物体に対する焦平面が光軸Ax2と垂直な同一平面上にできるように、光軸方向について位置合わせされる。
第1小レンズ81aは第1光学フィルタ76aに、第2小レンズ81bは第2光学フィルタ76bに、第3小レンズ81cは第3光学フィルタ76cに、第4小レンズ81dは第4光学フィルタ76dに、第5小レンズ81eは第5光学フィルタ76eに、第6小レンズ81fは第6光学フィルタ76fに、第7小レンズ81gは第7光学フィルタ76gに、第8小レンズ81hは第8光学フィルタ76hに、第9小レンズ81iは第9光学フィルタ76iにそれぞれ位置対応している。そして、第1小レンズ81aから第9小レンズ81iは、第1光学フィルタ76aから第9光学フィルタ76iをそれぞれ通過した光束を受け、それぞれ独立に物体OB1の像を形成する。
結像光学系10の像面(中間像Im1)と共役な複数の小レンズ81a〜81iの焦平面上に、イメージセンサ85が配設される。イメージセンサ85は、図9に示すように、数十万〜数千万個の撮像ピクセルが平面上に二次元的に配列された長方形の検出面86を有している。イメージセンサ85の検出面86が複数の小レンズ81a〜81iの焦平面上に配置され、第1小レンズ81aから第9小レンズ81iによる9個の物体像Ia〜Ii(物体OB1の像)が検出面86上に並んで形成される。なお、このようなイメージセンサ85として例えば、CCDやCMOS等が用いられる。
イメージセンサ85は、検出面86上に形成された9個の物体像Ia〜Iiを検出し、検出信号を画像処理部90へ出力する。画像処理部90は、イメージセンサ85から出力された検出信号に基づいて、第1光学フィルタ76aから第9光学フィルタ76iの各波長特性に応じた物体OB1のマルチ波長バンド画像を生成する。
第2実施形態の撮像装置51において、離れた場所にある物体OB1からの光束R2は、結像光学系10の結像レンズ11を透過して光拡散素子15の拡散面16上で結像し、光拡散素子15の拡散面16に物体OB1の中間像Im1(実像)が形成される。このとき、物体OB1からの光束R2は、絞り12の開口12aによって広がり角が制限される。また、物体OB1の中間像Im1が形成される光拡散素子15の拡散面16において、物体OB1からの光束R2が拡散して射出されるため、拡散面16上に物体OB1が存在することと等価になる。これにより、光拡散素子15の拡散面16に形成された物体OB1の中間像Im1を検出部70で検出することができる。
拡散した拡散面16からの光束R2´は、コリメータ光学系71のコリメータレンズ72を透過して、主光線が光軸Ax2側に曲げられた略平行光束になる。コリメータレンズ72により略平行光束になった拡散面16からの光束R2´は、光学フィルタアレイ75における第1光学フィルタ76aから第9光学フィルタ76iのいずれかを透過し、レンズアレイ80に達する。レンズアレイ80の第1小レンズ81aから第9小レンズ81iは、第1光学フィルタ76aから第9光学フィルタ76iをそれぞれ通過した光束を受け、それぞれ独立に物体OB1の像を形成する。
前述したように、イメージセンサ85の検出面86は、結像光学系10の像面(中間像Im1)と共役な複数の小レンズ81a〜81iの焦平面上に配置されている。そのため、イメージセンサ85の検出面86には、第1小レンズ81aから第9小レンズ81iによる9個の物体像Ia〜Iiが結像される。検出面86上に形成された9個の9個の物体像Ia〜Iiは、それぞれ第1光学フィルタ76aから第9光学フィルタ76iのうち対応する分光特性をもって形成される。イメージセンサ85は、検出面86上に形成された9個の物体像Ia〜Iiを検出し、検出信号を画像処理部90へ出力する。
画像処理部90は、イメージセンサ85から出力された、各光学フィルタ76a〜76iの波長特性に応じた物体像Ia〜Iiの画像信号に基づいて、物体OB1のマルチ波長バンド画像を生成する。このようにして、第1光学フィルタ76aから第9光学フィルタ76iの各波長特性に応じた物体OB1のマルチ波長バンド画像が撮像取得される。なお、画像処理部90により生成された物体OB1のマルチ波長バンド画像は、不図示の画像表示装置等を用いて観察される。
このように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、拡散面16からの光束R2´がコリメータレンズ72により平行光束になることで、各小レンズ81a〜81iに入射する主光線が互いに平行となる。そのため、物体OB1に対して合焦した状態では、イメージセンサ85の検出面86に、波長は異なるが、大きさと形状が同一の9個の物体像Ia〜Ii(実像)が形成される。
上述の第2実施形態において、多層膜干渉フィルタを用いる場合等、光束の入射角度によって各光学フィルタ76a〜76iの光学特性が変化することがあるため、なるべく平行光束で、且つ、垂直に近い角度で、拡散面16からの光束R2´が各光学フィルタ76a〜76iに入射することが望ましい。そのためには、光拡散素子15の拡散面16がコリメータレンズ72の焦平面上にあり、さらに、拡散面16からの光束R2´の主光線が光軸Ax2と平行であるとよい。すなわち、結像光学系10と光拡散素子15とを含む光学系がテレセントリックとなるように構成されることが望ましい。
しかしながら、結像光学系10がカメラレンズとして用いられる場合、第1実施形態で述べたように、結像光学系10の像側がテレセントリックでないことが多い。このような場合、第1実施形態と同様、フィールドレンズ18を光拡散素子15の像側(もしくは物体側)近傍に配置して、テレセントリックとなるようにしてもよい。
また、上述の第1および第2実施形態において、結像光学系10の一部を合焦レンズ群としてもよい。また、結像光学系10は、焦点距離が固定の単焦点レンズであってもよく、焦点距離が可変のズームレンズであってもよい。
次に、撮像装置の第3実施形態について、図10を参照しながら説明する。第3実施形態の撮像装置(マルチイメージングカメラ)101は、結像光学系110と、光拡散素子15と、検出部20と、画像処理部40とを備えて構成される。なお、第3実施形態において、光拡散素子15、検出部20、および画像処理部40は、第1実施形態と同様の構成であるため、第1実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
結像光学系110は、対物レンズ111と、レンズ112と、結像レンズ113と、絞り114とを有している。結像光学系110は、顕微鏡として用いられる光学系であり、微小物体OB2からの光を透過させて微小物体OB2の拡大された中間像Im2(実像)を結像させる。対物レンズ111、レンズ112、および結像レンズ113は、図10において概略的に単レンズとして描かれているが、複数のレンズから構成されてもよい。
対物レンズ111は、微小物体OB2からの光を透過させて微小物体OB2の拡大された実像I1を結像させる。レンズ112は、対物レンズ111からの光を透過させて結像レンズ113に導く。結像レンズ113は、レンズ112からの光を透過させて微小物体OB2の中間像Im2を結像させる。絞り114は、中央に開口114aを有する円板状に形成され、結像レンズ113の物体側近傍に配置される。
なお、結像光学系110の対物レンズ111を顕微鏡の対物レンズ501(図12を参照)とし、結像光学系110のレンズ112を顕微鏡の接眼レンズ502(図12を参照)とし、結像光学系110の絞り114の位置を顕微鏡のアイポイント面E(図12を参照)として考える。そうすると、結像レンズ113を介して前述の虚像I2を観察するのと等価になる。
また、第1実施形態と同様、結像光学系110(結像レンズ113)の像側に光拡散素子15が設けられ、光拡散素子15の像側に検出部20が設けられる。
第3実施形態の撮像装置101において、微小物体OB2からの光束R3は、結像光学系110の対物レンズ111、レンズ112、および結像レンズ113を透過して光拡散素子15の拡散面16上で結像し、光拡散素子15の拡散面16に微小物体OB2の中間像Im2(実像)が形成される。このとき、微小物体OB2からの光束R3は、絞り114の開口114aによって広がり角が制限される。また、微小物体OB2の中間像Im2が形成される光拡散素子15の拡散面16において、微小物体OB2からの光束R3が拡散して射出されるため、拡散面16上に微小物体OB2が存在することと等価になる。これにより、第1実施形態と同様、光拡散素子15の拡散面16に形成された微小物体OB2の中間像Im2を検出部20で検出することができる。
拡散した拡散面16からの光束R3´は、コリメータ光学系21のコリメータレンズ22を透過して、主光線が光軸Ax3側に曲げられた略平行光束になる。コリメータレンズ22により略平行光束になった拡散面16からの光束R3´は、光学フィルタアレイ25における第1光学フィルタ26aから第9光学フィルタ26iのいずれかを透過する。光学フィルタアレイ25を透過した拡散面16からの光束R3´は、コリメータ光学系21の集光レンズ23を透過してレンズアレイ30上に集光され、レンズアレイ30における複数のマイクロレンズ31のいずれかを透過してイメージセンサ35の検出面36に入射する。
第1実施形態と同様に、イメージセンサ35の検出面36には、複数のマイクロレンズ31による複数の光学フィルタアレイ25の像が結像される。イメージセンサ35は、検出面36上に形成された複数の光学フィルタアレイ25の像(すなわち、複数組の光学フィルタ26a〜26iの像)を検出し、検出信号を画像処理部40へ出力する。画像処理部40は、第1実施形態と同様に、イメージセンサ35から出力された検出信号に基づいて、物体OB1のマルチ波長バンド画像を生成する。このようにして、第1光学フィルタ26aから第9光学フィルタ26iの各波長特性に応じた微小物体OB2のマルチ波長バンド画像が撮像取得される。なお、画像処理部40により生成された微小物体OB2のマルチ波長バンド画像は、不図示の画像表示装置等を用いて観察される。
このように、第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、微小物体OB2の拡大像を検出する場合でも、高精度なマルチ波長バンド画像を得ることができる。
上述の第3実施形態において、第1実施形態と同様、結像光学系110と光拡散素子15とを含む光学系がテレセントリックとなるように構成されることが望ましい。しかしながら、結像光学系110がテレセントリックでない場合、第1実施形態および第2実施形態と同様、フィールドレンズ18を光拡散素子15の像側(もしくは物体側)近傍に配置して、テレセントリックとなるようにしてもよい。
上述の第3実施形態において、第1実施形態と同様な構成の検出部20および画像処理部40に代えて、第2実施形態と同様な構成の検出部70および画像処理部90を用いることも可能である。
また、上述の第1〜第3実施形態において、光拡散素子15で拡散する光の配光特性は、図11に示すように、中央部で明るく、周辺部で暗くなりやすい。このような場合、光学フィルタアレイ25,75の9つの光学フィルタの光学特性を同じにしても、イメージセンサ35,85に対する9つの結像光束の入射光量が互いに異なることになる。そこで、画像処理部40,90がマルチ波長バンド画像を生成する際、光拡散素子15で拡散する光の配光特性に応じた画像補正を行うようにしてもよい。
また、上述の第1〜第3実施形態において、光学フィルタアレイ25,75の光学フィルタとして、バンドパスフィルタを用いているが、透過波長帯域として、紫外域や、可視域、赤外域など、所望の波長帯域に設定することができる。
また、上述の第1〜第3実施形態において、光学フィルタアレイ25,75の光学フィルタとして、バンドパスフィルタを用いているが、これに限られるものではない。光学フィルタアレイの光学フィルタとして、例えば、任意の分光透過率を有するフィルタや、偏光フィルタ、波長板、NDフィルタ、およびこれらの組み合わせ等、各種光学フィルタを用いることが可能である。また、光学フィルタアレイの光学フィルタは、9つに限らず、複数設けられていればよい。
また、上述の第1〜第3実施形態において、光拡散素子15は、光を拡散させることが可能な凸形状の複数の拡散用マイクロレンズからなる拡散用レンズアレイを用いて構成されているが、これに限られるものではない。例えば、拡散用マイクロレンズが凹形状であってもよい。また例えば、光拡散素子が、光を拡散させることが可能な拡散板を用いて構成されてもよい。
1 撮像装置(第1実施形態)
10 結像光学系
15 光拡散素子 20 検出部
21 コリメータ光学系
22 コリメータレンズ 23 集光レンズ
25 光学フィルタアレイ
26a 第1光学フィルタ 26b 第2光学フィルタ
26c 第3光学フィルタ 26d 第4光学フィルタ
26e 第5光学フィルタ 26f 第6光学フィルタ
26g 第7光学フィルタ 26h 第8光学フィルタ
26i 第9光学フィルタ
30 レンズアレイ 31 マイクロレンズ
35 イメージセンサ 36 検出面
40 画像処理部
51 撮像装置(第2実施形態)
70 検出部
71 コリメータ光学系 72 コリメータレンズ
75 光学フィルタアレイ
76a 第1光学フィルタ 76b 第2光学フィルタ
76c 第3光学フィルタ 76d 第4光学フィルタ
76e 第5光学フィルタ 76f 第6光学フィルタ
76g 第7光学フィルタ 76h 第8光学フィルタ
76i 第9光学フィルタ
80 レンズアレイ
81a 第1小レンズ 81b 第2小レンズ
81c 第3小レンズ 81d 第4小レンズ
81e 第5小レンズ 81f 第6小レンズ
81g 第7小レンズ 81h 第8小レンズ
81i 第9小レンズ
85 イメージセンサ 86 検出面
90 画像処理部
101 撮像装置(第3実施形態)
110 結像光学系

Claims (6)

  1. 物体からの光を透過させて前記物体の中間像を結像させる結像光学系と、
    前記結像光学系からの光を略平行光にするコリメータ光学系と、
    光軸と垂直な平面に沿って二次元的に配列された複数の光学素子からなり、前記コリメータ光学系により略平行光になった光を前記複数の光学素子で通過させる光学素子アレイと、
    前記コリメータ光学系および前記光学素子アレイを通過した光を屈折させるレンズアレイと、
    前記レンズアレイにより前記光学素子アレイと共役を成す平面上、もしくは前記結像光学系の前記中間像と共役な平面上に配設され、前記レンズアレイからの光を検出するイメージセンサと、
    前記イメージセンサから出力された検出信号に基づいて、前記光学素子の光学特性に応じた前記物体に関する情報を求める画像処理部とを備え、
    前記結像光学系の像面上に、前記結像光学系からの光を前記コリメータ光学系に向けて拡散させる光拡散素子が配設されることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記コリメータ光学系は、前記結像光学系と前記光学素子アレイとの間に設けられ、前記結像光学系からの光を略平行光にするコリメータレンズと、前記光学素子アレイと前記レンズアレイとの間に設けられ、前記光学素子アレイからの光を透過させて前記物体の像を結像させる集光レンズとを有し、
    前記レンズアレイは、光軸と垂直な平面に沿って二次元的に配列された正の屈折力を有する複数のマイクロレンズからなり、前記集光レンズの像面上に配設されて、前記集光レンズからの光を前記複数のマイクロレンズで透過させ、
    前記イメージセンサは、前記レンズアレイにより前記光学素子アレイと共役を成す平面上に配設され、前記複数のマイクロレンズにより結像した前記複数の前記光学素子アレイの像を検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記レンズアレイは、光軸と垂直な平面に沿って二次元的に配列された正の屈折力を有する前記複数の小レンズからなり、前記光学素子アレイにおける前記複数の光学素子からの光をそれぞれ前記複数の小レンズで透過させ、
    前記イメージセンサは、前記結像光学系の像面と共役な前記複数の小レンズの焦平面上に配設され、前記複数の小レンズにより結像した前記複数の前記物体の像を検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記結像光学系は、前記中間像として前記物体の拡大像を結像させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記結像光学系と前記光拡散素子とを含む光学系がテレセントリックとなるように構成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記光拡散素子は、光軸と垂直な平面に沿って二次元的に配列された複数の拡散用マイクロレンズからなる拡散用レンズアレイを用いて構成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の撮像装置。
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