JP2015104048A - 無線通信方法、そのシステムおよび無線基地局 - Google Patents

無線通信方法、そのシステムおよび無線基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】無線LANの帯域を移動体通信の帯域に無線通信レイヤで追加または削除して通信可能とすること。
【解決手段】基地局側に、無線LAN経由で送信するRLC PDUフレームをEthernetフレームに変換し、無線LAN経由で受信したEthernetフレームをRLC PDUフレームに変換するEthernet/RLC PDU変換部16と、RLC PDUフレームを移動体通信および無線LANの通信状況に応じてその経路を振り分けるとともに、移動体通信または無線LANの経路を通じて受信したRLC PDUフレームを集合し送信順に整列して上位へ転送するRLC PDUの分割または結合および経路制御部17とを設けるとともに、端末側にも同様な構成を設けることで、RLC PDUフレームを無線LANでも伝送できるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の無線通信網、特に移動体通信と無線LANを無線通信レイヤで統合し、無線LANの帯域を移動体通信の帯域に追加または削除して通信可能とする技術に関する。
携帯電話に代表されるように、3GPP(Third Generation Partnership Project)により規格化された3GやLTE(Long Term Evolution)と呼ばれる移動体通信の機器は広く用いられている。3GPPでは移動体通信の仕様を拡張するため、LTE−Advancedやそれ以降をターゲットとした技術的な議論が活発に行われている。3GPPにおける将来の移動体通信の仕様の議論の中で、無線基地局(以下、単に「基地局」)とそのサービスエリアであるセルの構成に関して、HetNet(Heterogeneous Network)の概念が議論されている。
HetNetは広いエリアをカバーするマクロセルと、高速であるがカバーエリアが狭いスモールセル(ピコセル等の呼称もある)とを重畳して展開する考え方である。HetNetのための要素技術の1つとして、LTEおよびLTE−Advancedにおいては、Carrier Aggregation(非特許文献1参照)が規定されている。この技術は、複数の分割された周波数帯域を合わせて使用することで、通信速度を高速化するものであり、HetNet環境においては、マクロセルとスモールセルの両方の周波数を同時に使用することで帯域を増加させる方式が規定されている。つまり、マクロセルの周波数帯域に、スモールセルの帯域をアドオンする形での活用を可能とする技術である。
一方で、移動体通信で使用される端末は、3GやLTEのインタフェース以外に無線LANのインタフェースを持つものが多く、無線LANのエリアでは、高速かつ安価に通信可能である無線LANを選択するように通信インタフェースを切り替えることが一般的である。この場合、電波環境に応じて、いずれかの通信インタフェースを利用することで、ユーザがより良い通信手段を利用することを可能にする。HetNet環境においてはマクロセルのエリア内に無線LANのエリアもスポット的に存在することになり、スモールセルと合わせて、無線LANもHetNet環境の一部として活用することが、帯域の有効利用とユーザ体感の向上の上で重要となる。
このような無線LANのHetNet環境での将来的な活用方法を考えると、移動体通信の帯域だけでなく、無線LANの帯域をアドオンし、合わせて利用することで端末の通信速度と通信容量を増大させることも有効な手段と考えられる。移動体通信のスモールセルとマクロセルとの間では前述のCarrier Aggregation技術で帯域をアドオンすることが技術的に可能であるが、現状では無線LANとは排他的な切替にとどまっており、両者を同時に使用し、帯域のアドオンを可能とする技術開発が有効である。
移動体通信の帯域と無線LANの帯域を合わせて利用するリンクアグリゲーション技術としては、既にいくつかの実現方式が提案されている。例として、OSI参照モデルのトランスポート層(レイヤ4)で実現する方式として、MPTCP(Multi Path TCP)(非特許文献2参照)があり、TCPを拡張することで、複数の経路からのリンクを統合して使用可能である。また、IP層(レイヤ3)で実現する方式としては、DSMIPv6(非特許文献3参照)がある。これはIPアドレスの移動管理に用いられる方式を拡張して、複数の経路のIPアドレスを一つのホームIPに結びつけることで、リンクアグリゲーションを実現するものである。
非特許文献1に示すCarrier Aggregationのように、帯域の追加または削除を無線LANの帯域に対しても柔軟かつ高速に行えることが望ましいが、移動体通信と無線LANという異種の無線通信網間での無線通信レイヤでのCarrier Aggregationはこれまで実現されていない。
上位レイヤでのリンクアグリゲーション技術である非特許文献2および非特許文献3に記載の技術では、適用できるネットワークが幅広いという利点があるものの、(1)上位のネットワーク側での対応が必要、(2)上位のプロトコルで制御するため、帯域の追加または削除のシグナリングに時間がかかる、の2点の課題がある。
例えば、非特許文献2に記載の技術では、ネットワーク側のサーバ毎にMPTCP機能への対応が必要であり、MPTCP機能に対応したサーバを利用するサービスに利用が限定される。また、帯域の追加または削除を端末とサーバとの間で通信サーバ毎に交渉して形成するため、コネクション形成が煩雑である。
また、非特許文献3に記載の技術では、端末がDSMIPv6をサポートすることとともに、ネットワーク側にHA(Home Address)を管理し、アンカーポイントとなる装置の設置が必要となる。その装置と端末との間でのシグナリングによる帯域の追加または削除は、経路によっては遅延が大きく、高速な処理が行えない。また、装置自身に帯域が集中することもネットワーク側への負荷を高める原因となる。
本発明では、前記課題を解決するため、
無線LANの帯域を移動体通信の帯域に追加または削除して通信可能とする無線通信方法であって、
移動体通信の基地局機能部および無線LANの基地局機能部を含む基地局と、移動体通信の端末機能部および無線LANの端末機能部を含む端末とを用い、
基地局が、当該基地局の上位から転送されてきた移動体通信の端末毎の伝送単位であるRLC PDUフレームを、移動体通信および無線LANの通信状況に応じてその経路を振り分けるステップと、
基地局が、移動体通信経由で送信するRLC PDUフレームはそのまま、無線LAN経由で送信するRLC PDUフレームはEthernet(登録商標)フレームに変換して端末へ送信するステップと、
端末が、移動体通信経由で受信したRLC PDUフレームはそのまま、無線LAN経由で受信したEthernetフレームはRLC PDUフレームに変換して基地局から受信するステップと、
端末が、基地局から受信したRLC PDUフレームを集合し送信順に整列して当該端末の上位へ転送するステップと、含む
ことを特徴とする。
また、本発明では、前記課題を解決するため、
無線LANの帯域を移動体通信の帯域に追加または削除して通信可能とする無線通信方法であって、
移動体通信の基地局機能部および無線LANの基地局機能部を含む基地局と、移動体通信の端末機能部および無線LANの端末機能部を含む端末とを用い、
端末が、当該端末の上位から転送されてきた移動体通信の端末毎の伝送単位であるRLC PDUフレームを、移動体通信および無線LANの通信状況に応じてその経路を振り分けるステップと、
端末が、移動体通信経由で送信するRLC PDUフレームはそのまま、無線LAN経由で送信するRLC PDUフレームはEthernetフレームに変換して基地局へ送信するステップと、
基地局が、移動体通信経由で受信したRLC PDUフレームはそのまま、無線LAN経由で受信したEthernetフレームはRLC PDUフレームに変換して端末から受信するステップと、
基地局が、端末から受信したRLC PDUフレームを集合し送信順に整列して当該基地局の上位へ転送するステップと、含む
ことを特徴とする。
本発明によれば、移動体通信のパケットを、無線LAN経由で透過的に送受信可能となり、RLC PDUフレーム単位で、無線LANと移動体通信との間での振り分けが可能となるため、品質の安定しない無線LANにおいても、状況に応じて高速に使用経路を選択可能となる。
本発明の無線通信システムの概要を示す構成図 本発明の無線通信システムにおける基地局の実施の形態の一例を示す構成図 本発明の無線通信システムにおける端末の実施の形態の一例を示す構成図 Ethernet/RLC PDU変換部における処理内容を示す説明図 Ethernet/RLC PDU変換部における通信先アドレスのネゴシエーション機能を示す説明図 RLC PDUの分割または結合および経路制御部の詳細を示す構成図
<本発明の概要>
上記のような課題に対して、本発明は、無線LANの帯域を移動体通信の帯域に無線通信レイヤで追加または削除することを実現する技術である。すなわち、無線LANと移動体通信との間でのCarrier Aggregationを実現するものである。
図1に本発明の無線通信システムの概要を示す。移動体通信内では、端末ごとの送信データは、RLC(Radio Link Control)の機能ブロックにおいて、RLC PDU(Packet Data Unit)フレームという単位で扱われるが、RLC PDUフレームを無線LANで送受信可能なEthernetフレームに変換することにより、無線LANで直接伝送することを可能とし、無線LANと移動体通信のそれぞれの経路で伝送されたRLC PDUフレームを受信側で集合し送信順に整列させることを特徴とする。
<本発明の基本的な構成>
図2は本発明の無線通信システムにおける基地局の実施の形態の一例を示すもので、本発明の基地局は、移動体通信の基地局機能部(以下、「移動体通信部」)10と、無線LANの基地局機能部(以下、「無線LAN通信部」)20とで構成され、これらの通信部間はEthernetのネットワーク機能での接続を想定している。この2つの通信部10,20は、ハードウェアとしては分かれているが一体的に実装されていることもあれば、それぞれ別々の筐体として実装され、ネットワーク経由で接続する形態であることも想定される。
移動体通信部10は、IP通信制御部11と、PDCP部12と、RLC部13と、MAC部14と、PHY部15と、Ethernet/RLC PDU変換部16とを備え、さらにRLC部13はRLC PDUの分割または結合および経路制御部17を備えている。また、無線LAN通信部20は、Ethernet部21と、WLAN MAC部22と、PHY部23とを備えている。
本基地局においては、送信すべきパケット(通常、IPパケット)は、移動体通信部10が管理する。送信すべきパケットがIP通信制御部11を介して上位層から到達すると、3GPPが規定する通常の構成では、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)部12と呼ばれる機能ブロックで、ヘッダの圧縮や暗号化処理が行われ、PDCPのヘッダが追加されたフレームとなる。このフレームがRLC部13に渡され、RLC SDU(Service Data Unit)という単位で扱われる。このPDCP部12およびRLC部13における処理は端末毎(正確には無線ベアラ毎)に独立して処理が行われる。
RLC部13では、RLC SDUを分割または結合し、RLCヘッダの付加を行い、RLC PDUというフレームを形成する。これが次のMAC(Medium Access Control)部14で扱われる単位となり、MACスケジューラにより、無線での送信スロットを制御される。
本発明では、RLC部13において、このRLC PDUフレームを、Ethernetベースの通信装置である無線LAN(無線LAN)で送信できるようにすることで、移動体通信のパケットを無線LAN経由で透過的に伝送できるようにする。
具体的な特徴として、移動体通信部10は、「(1)Ethernet/RLC PDU変換部16」と、「(2)RLC PDUの分割または結合および経路制御部17」を有し、この2つの機能が新規性のポイントとなる。
「(1)Ethernet/RLC PDU変換部16」は、無線LAN経由で送信するRLC PDUフレームを無線LANで伝送可能なEthernetフレームに変換し、無線LAN経由で受信したEthernetフレームをRLC PDUフレームに変換する、詳細には上位から受け取ったRLC PDUフレームにEthernetヘッダまたはフッタを付加してEthernetフレームにカプセル化し、EthernetフレームからEthernetヘッダまたはフッタを削除してRLC PDUフレームにデカプセル化する機能を備える。
「(2)RLC PDUの分割または結合および経路制御部17」は、移動体通信および無線LANの通信状況に応じてフレームの経路を無線LANまたは移動体通信に振り分ける機能と、無線LANまたは移動体通信の経路から受信したRLC PDUフレームを集合し送信順に整列する機能を備える。
図3は本発明の無線通信システムにおける端末の実施の形態の一例を示すもので、端末30は、IP通信制御部31と、PDCP部32と、RLC部33と、MAC部34と、PHY部35と、Ethernet/RLC PDU変換部36と、MAC部37と、PHY部38とを備え、さらにRLC部33はRLC PDUの分割または結合および経路制御部39を備えている。
ここで、Ethernet/RLC PDU変換部36は上記Ethernet/RLC PDU変換部16と基本的に同一であり、また、RLC PDUの分割または結合および経路制御部39も上記RLC PDUの分割または結合および経路制御部17と基本的に同一である。
また、RLC部33、MAC部34、PHY部35は移動体通信の端末機能部(「移動体通信部」)を構成し、Ethernet/RLC PDU変換部36、MAC部37、PHY部38は無線LANの端末機能部(「無線LAN通信部」)を構成するが、端末の場合、移動体通信部と無線LAN通信部は通常、一体であるから、上記基地局の場合のEthernet部はEthernet/RLC PDU変換部で兼用している。この際、端末側としてもOSからは移動体通信部が主体として見え、WiFiの帯域の追加または削除はRLC部33で制御される。
前記構成において、基地局から端末への通信は、基地局の移動体通信部10のRLC PDUの分割または結合および経路制御部17が、当該基地局の上位から転送されてきた移動体通信の端末毎の伝送単位であるRLC PDUフレームを、移動体通信および無線LANの通信状況に応じてその経路を振り分け、移動体通信経由で送信するRLC PDUフレームはそのままMAC部14およびPHY部15を介して端末30へ送信し、無線LAN経由で送信するRLC PDUフレームはEthernet/RLC PDU変換部16によりEthernetフレームに変換して無線LAN通信部20へ送り、端末30へ送信する。
端末30では、移動体通信経由で受信したRLC PDUフレームはそのまま、無線LAN経由で受信したEthernetフレームはEthernet/RLC PDU変換部36によりRLC PDUフレームに変換し、受信した全てのRLC PDUフレームをRLC PDUの分割または結合および経路制御部39により集合し送信順に整列して当該端末30の上位へ転送する。
また、端末から基地局への通信は、端末30のRLC PDUの分割または結合および経路制御部39が、当該端末の上位から転送されてきた移動体通信の端末毎の伝送単位であるRLC PDUフレームを、移動体通信および無線LANの通信状況に応じてその経路を振り分け、移動体通信経由で送信するRLC PDUフレームはそのままMAC部34およびPHY部35を介して基地局へ送信し、無線LAN経由で送信するRLC PDUフレームはEthernet/RLC PDU変換部36によりEthernetフレームに変換し、MAC部37およびPHY部38を介して基地局へ送信する。
基地局では、移動体通信経由で受信したRLC PDUフレームはそのまま、無線LAN経由で受信したEthernetフレームはEthernet/RLC PDU変換部16によりRLC PDUフレームに変換し、受信した全てのRLC PDUフレームをRLC PDUの分割または結合および経路制御部17により集合し送信順に整列して当該基地局の上位へ転送する。
このようにして、前述した特徴を有する、基地局と端末による無線通信システムにより、無線LANと移動体通信の統合を実現することができる。
図4に「(1)Ethernet/RLC PDU変換部16,36」における処理内容を示す。移動体通信のRLC部でのフレーム単位であるRLC PDUに、Ethernetでの伝送用のプリアンブル、ヘッダ、FCSを付加または除去することで相互変換する。また、図5に示すように、通信先アドレスのネゴシエーションを行う機能も有する。これは端末と基地局との間において、端末とEthernetのMACアドレスとの関連付けを行い、RLC PDUの送信時に送信元および送信先のMACアドレスを適切に設定できるようにする機能である。
図6にRLC部13,33のうち、「(2)RLC PDUの分割または結合および経路制御部17,39」の詳細な機能構成を示す。
「RLC PDU送信経路選択機能/受信PDUの整列機能41」は、無線LAN通信部と移動体通信部の2つの経路へのRLC PDUフレームの振り分け機能と、2つの経路から受信したRLC PDUフレームを集合し、そのヘッダに記載されたシーケンス番号に従って整列して、RLC部のARQ等の上位層機能へ受け渡す機能を司る。
「送信経路判別機能42」は、送信の場合にRLC PDUフレームを無線LAN通信部と移動体通信部のどちらの通信部で送信すべきかの振り分けを判断する。この実装は多岐に考えられるが、一例としては、それぞれの通信部の物理的な伝送速度の比に応じて振り分ける方法がある。または、無線LAN通信部の実効速度を取得し、可能な限り無線LAN通信部に振り分ける方法もある。また、RLCエンティティ間の制御信号については、移動体通信部のみに振り分ける方法もある。
さらに「送信経路判別機能42」の機能としては、無線LAN通信部の通信速度を取得し、RLC SDU/PDU変換機能に対して、適切なRLC PDUフレームのサイズを指示する機能を実装する場合もある。これにより、無線LANが低速な場合や、誤りが大きい場合には、無線LANで伝送するRLC PDUフレームを小さくするなどの制御を行い、より効率が高いパケットサイズを指定することが可能となる。
10:移動体通信部、11:IP通信制御部、12:PDCP部、13:RLC部、14:MAC部、15:PHY部、16:Ethernet/RLC PDU変換部、17:RLC PDUの分割または結合および経路制御部、
20:無線LAN通信部、21:Ethernet部、22:WLAN MAC部、23:PHY部、
30:端末、31:IP通信制御部、32:PDCP部、33:RLC部、34:MAC部、35:PHY部、36:Ethernet/RLC PDU変換部、37:MAC部、38:PHY部、39:RLC PDUの分割または結合および経路制御部、
41:RLC PDU送信経路選択機能/受信PDUの整列機能、42:送信経路判別機能。
3GPP, Carrier Aggregation explained[online]、[平成25年11月1日検索]、インターネット<URL:http://www.3gpp.org/Carrier-Aggregation-explained> IETF draft, RFC6182, "Architectural Guidelines for Multipath TCP Development"[online]、[平成25年11月1日検索]、インターネット<URL:http://tools.ietf.org/html/rfc6182> IETF draft, RFC5555, "Mobile IPv6 Support for Dual Stack Hosts and Routers"[online]、[平成25年11月1日検索]、インターネット<URL:http://tools.ietf.org/html/rfc5555>

Claims (8)

  1. 無線LANの帯域を移動体通信の帯域に追加または削除して通信可能とする無線通信方法であって、
    移動体通信の基地局機能部および無線LANの基地局機能部を含む基地局と、移動体通信の端末機能部および無線LANの端末機能部を含む端末とを用い、
    基地局が、当該基地局の上位から転送されてきた移動体通信の端末毎の伝送単位であるRLC PDUフレームを、移動体通信および無線LANの通信状況に応じてその経路を振り分けるステップと、
    基地局が、移動体通信経由で送信するRLC PDUフレームはそのまま、無線LAN経由で送信するRLC PDUフレームはEthernetフレームに変換して端末へ送信するステップと、
    端末が、移動体通信経由で受信したRLC PDUフレームはそのまま、無線LAN経由で受信したEthernetフレームはRLC PDUフレームに変換して基地局から受信するステップと、
    端末が、基地局から受信したRLC PDUフレームを集合し送信順に整列して当該端末の上位へ転送するステップと、含む
    ことを特徴とする無線通信方法。
  2. 無線LANの帯域を移動体通信の帯域に追加または削除して通信可能とする無線通信方法であって、
    移動体通信の基地局機能部および無線LANの基地局機能部を含む基地局と、移動体通信の端末機能部および無線LANの端末機能部を含む端末とを用い、
    端末が、当該端末の上位から転送されてきた移動体通信の端末毎の伝送単位であるRLC PDUフレームを、移動体通信および無線LANの通信状況に応じてその経路を振り分けるステップと、
    端末が、移動体通信経由で送信するRLC PDUフレームはそのまま、無線LAN経由で送信するRLC PDUフレームはEthernetフレームに変換して基地局へ送信するステップと、
    基地局が、移動体通信経由で受信したRLC PDUフレームはそのまま、無線LAN経由で受信したEthernetフレームはRLC PDUフレームに変換して端末から受信するステップと、
    基地局が、端末から受信したRLC PDUフレームを集合し送信順に整列して当該基地局の上位へ転送するステップと、含む
    ことを特徴とする無線通信方法。
  3. 無線LANの帯域を移動体通信の帯域に追加または削除して通信可能とする無線通信システムであって、
    移動体通信の基地局機能部および無線LANの基地局機能部を含む基地局と、移動体通信の端末機能部および無線LANの端末機能部を含む端末とで構成され、
    前記基地局および端末はそれぞれ、
    上位から転送されてきた移動体通信の端末毎の伝送単位であるRLC PDUフレームを移動体通信および無線LANの通信状況に応じてその経路を振り分けるとともに、移動体通信または無線LANの経路を通じて受信したRLC PDUフレームを集合し送信順に整列して上位へ転送するRLC PDUの分割または結合および経路制御部と、
    無線LAN経由で送信するRLC PDUフレームを無線LANで伝送可能なEthernetフレームに変換し、無線LAN経由で受信したEthernetフレームをRLC PDUフレームに変換するEthernet/RLC PDU変換部と、を備えた
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. RLC PDUの分割または結合および経路制御部は、前記に加え、
    無線LANの通信速度および移動体通信の通信速度を取得し、当該通信速度に応じてRLC SDUから生成するRLC PDUフレームのサイズを、無線LANおよび移動体通信に対して個別に決定する機能を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
  5. RLC PDUの分割または結合および経路制御部は、前記に加え、
    無線LANの通信速度および移動体通信の通信速度を取得し、当該通信速度の比に応じて無線LANまたは移動体通信のいずれかにRLC PDUフレームを振り分ける機能を有する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の無線通信システム。
  6. RLC PDUの分割または結合および経路制御部は、前記に加え、
    RLCエンティティ間の制御信号を移動体通信に振り分ける機能を有する
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の無線通信システム。
  7. 請求項3乃至6のいずれかに記載の無線通信システムにおける無線基地局であって、
    移動体通信の基地局機能部および無線LANの基地局機能部がハードウェアとしては分かれているが、一体的に実装されている
    ことを特徴とする無線基地局。
  8. 請求項3乃至6のいずれかに記載の無線通信システムにおける無線基地局であって、
    移動体通信の基地局機能部および無線LANの基地局機能部がそれぞれ別々の筐体として実装され、ネットワーク経由で接続されている
    ことを特徴とする無線基地局。
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