JP2015103304A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】コストアップ及び作業工数の増加を抑えつつ、光源に関わる機能を追加可能な照明器具を提供する。【解決手段】照明器具10は、器具本体1と、光源ユニット2と、プルスイッチ26とを備える。器具本体1は、外部からの電源線が接続される端子台25を有し、造営材に取り付けられる。光源ユニット2は、LED222及びLED222に対して点灯電力を供給する電源装置24を有し、器具本体1に取り付けられる。プルスイッチ26は、LED222と電源装置24の2次側との間に電気的に接続されることで、LED222に関わる機能を付加する。【選択図】図1
Description
本発明は、照明器具に関するものである。
従来より、天井に取り付けられる天井直付け型の照明器具が提供されている(例えば特許文献1参照)。この照明器具は、吊ボルトを用いて天井に直付けされる器具本体と、器具本体に対して着脱自在に取り付けられる光源部とを備える。また、この照明器具では、天井裏に先行配線された電源線が接続される端子台と、光源部に対して点灯電力を供給する電源装置とが器具本体に取り付けられ、さらに端子台と電源装置の間が電線により接続されている。
上述の特許文献1に示した照明器具は、設置した後に機能を追加することができないため、機能を追加する要望があった場合にはその機能を付加した照明器具を新たに設置することになる。その結果、コストアップになるとともに作業工数が増加するという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、コストアップ及び作業工数の増加を抑えつつ、光源に関わる機能を追加可能な照明器具を提供することにある。
本発明の照明器具は、外部からの電源線が接続される端子台を有し造営材に取り付けられる器具本体と、光源及び前記光源に対して点灯電力を供給する電源装置を有し前記器具本体に取り付けられる光源ユニットと、前記光源と前記電源装置の2次側との間に電気的に接続されることで前記光源に関わる機能を付加する機能部品と、を備えたことを特徴とする。
この照明器具において、前記光源に接続される第1電線と、前記電源装置の2次側に接続される第2電線とを備え、前記第1電線の先端に設けられた第1コネクタと前記第2電線の先端に設けられた第2コネクタとを接続することで、前記光源と前記電源装置の2次側との間が電気的に接続され、前記機能部品は、前記第1コネクタが着脱自在に接続される第1接続部と、前記第2コネクタが着脱自在に接続される第2接続部とを有するのが好ましい。
また、この照明器具において、前記機能部品は、前記器具本体又は前記光源ユニットの何れか一方に取り付けられるのも好ましい。
本発明の構成によれば、光源に関わる機能を追加する際に光源と電源装置の2次側との間に機能部品を接続するだけでよく、コストアップ及び作業工数の増加を抑えつつ、光源に関わる機能を追加可能な照明器具の提供が可能であるという効果がある。
以下に、照明器具の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下では特に断りがない限り、図3に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、さらに図3中の紙面に垂直な方向を前後方向(手前側が前側)と規定して説明を行う。
(実施形態1)
本実施形態の照明器具10は、図3に示すように天井直付け型の照明器具であり、吊ボルト200を用いて天井材100(造営材)に取り付けられる器具本体1と、器具本体1に対して着脱自在に取り付けられる光源ユニット2と、プルスイッチ26とを備える。
本実施形態の照明器具10は、図3に示すように天井直付け型の照明器具であり、吊ボルト200を用いて天井材100(造営材)に取り付けられる器具本体1と、器具本体1に対して着脱自在に取り付けられる光源ユニット2と、プルスイッチ26とを備える。
器具本体1は、板金に曲げ加工を施すことで長尺且つ上面(天井材100との対向面)が開口する扁平な箱状に形成され、天井材100と反対側(つまり下側)には光源ユニット2を収容するための矩形の凹部11が全長に亘って設けられている(図1参照)。また、器具本体1の左右方向(幅方向)において凹部11の両側には、凹部11の開口端縁から延出し且つ外側に行くほど上側(天井材100側)に傾斜する傾斜面12,12がそれぞれ設けられている(図3参照)。
また、凹部11の底面部111には、電線を通すための孔111aが前後方向(長手方向)に沿って複数(図1では5個)設けられるとともに、吊ボルト200を通すための孔111bが前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ2個ずつ設けられている。さらに、凹部11の前後方向における両端縁には、横長且つ矩形板状に形成されたリブ13,13がそれぞれ取り付けられており、一方(図1中の左側)のリブ13には、円弧状の切欠部131が設けられている。
光源ユニット2は、複数(図1では2個)の基板22と、基板22が取り付けられる取付部材21と、基板22を覆うようにして取付部材21に取り付けられるカバー部材23と、基板22に所定の点灯電力を供給する電源装置24とを具備する(図1参照)。
基板22は、図1に示すように、前後方向に長い矩形板状に形成されたプリント基板221からなり、プリント基板221の下面には複数のLED(発光ダイオード)222が前後方向(長手方向)に沿って実装されている。また、一方(図1中の右側)の基板22の前端部(図1中の右端部)には、電源装置24との間を電気的に接続するためのコネクタ223が実装されている。コネクタ223には、電線226,226が接続されており、電線226,226の端部には、電源装置24との間を電気的に接続するための雄型コネクタ225が設けられている(図4参照)。
また、各基板22において隣接する基板22と対向する端部には、電源供給用のコネクタ224がそれぞれ実装されている。そして、両基板22,22のコネクタ224,224を接続することで、一方(図1中の右側)の基板22から他方(図1中の左側)の基板22に点灯電力を供給することができる。
取付部材21は、図1に示すように、板金に曲げ加工を施すことでU字状に形成され、長尺且つ矩形板状に形成された底面部211と、底面部211の左右方向(幅方向)における両端部から上向きに延出する一対の側面部212,212とで構成される。各側面部212の先端には、図3に示すように、互いに離れる向き(外向き)に傾斜する傾斜部212aが全長に亘って設けられている。
底面部211の前端部(図1中の右端部)には、電線226,226を通すための孔211aが設けられている。また、底面部211の前後方向における中央部には、底面部211の一部を上向きに突出させることで形成された矩形の凹部211bが設けられている。凹部211bは、両基板22,22を取付部材21に取り付けた状態で、コネクタ224と取付部材21の底面部211との間の絶縁距離を確保するためのものである。なお、上述の基板22は、例えば取付部材21の底面部211の一部を切り起こすことで形成された爪部(図示せず)により取付部材21に固定される。
カバー部材23は、図1に示すように、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上面(取付部材21側の面)が開口する長尺状に形成されている。また、カバー部材23は、左右方向(幅方向)において両端側から中央側に近づくほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の拡散面231を有している(図3参照)。
さらに、カバー部材23の左右方向における両端部には、図3に示すように、光源ユニット2を器具本体1に取り付けた状態で、上下方向において器具本体1の凹部11の開口端縁と重なる延出部232,232がそれぞれ設けられている。また、カバー部材23の左右方向において各延出部232の内側には、上側(取付部材21側)に突出する突壁部233が全長に亘って設けられており、各突壁部233の先端には内向きに突出する突起部233aが設けられている。
電源装置24は、図1に示すように、電源基板241と、電源基板241を収納するための収納ケース242とを有する。電源基板241は、前後方向に長い矩形板状に形成されたプリント基板241aからなり、プリント基板241aには、少なくともLED222(光源)の点灯電力を生成するための回路部品(トランスやダイオード、コンデンサなど)241bが実装されている。
また、電源基板241は、図4に示すように、電線244,245を介して電気的に接続された雌型コネクタ243を有している。1本の電線244の端部は電源装置24の2次側に接続され、もう1本の電線244の端部はプルスイッチ26に内蔵された接点261の一端に接続されている。また、プルスイッチ26の接点261の他端には電線245が接続され、電線245の他端は電源装置24の2次側に接続されている。
収納ケース242は、図1に示すように、一面(取付部材21の底面部211との対向面)が開口し且つ前後方向に長い矩形箱状に形成されている。そして、収納ケース242は、開口側が取付部材21の底面部211と対向するようにして、例えばねじなどを用いて取付部材21の側面部212に取り付けられる。
プルスイッチ26は、図1及び図2に示すように、引き紐262を有し、引き紐262を引くことで接点261が閉じたり、開いたりする。プルスイッチ26は、器具本体1の凹部11内に収納され、引き紐262は、器具本体1の前後方向における一端部(図1中の左端部)に設けられた切欠部131を通して下向きに垂れ下がった状態にある(図2参照)。
引き紐262を引いて接点261が閉じると、電源線3により供給される交流電力が端子台25を介して電源装置24に入力され、電源装置24は、生成した直流電力を雌型コネクタ243及び雄型コネクタ225を介して基板22に供給する。その結果、基板22に実装されたLED222が点灯する。
また、引き紐262を引いて接点261が開くと、電源装置24から基板22への給電が停止され、その結果、LED222が消灯する。つまり、本実施形態の照明器具10では、プルスイッチ26によってLED222への給電を入/切する機能(光源に関わる機能)を追加することができ、プルスイッチ26により機能部品が構成されている。
ここに、本実施形態では、LED222が実装された基板22に接続される電線226,226により第1電線が構成され、電線226,226の先端に設けられた雄型コネクタ225により第1コネクタが構成されている。また、本実施形態では、電源装置24の2次側に接続された電線244,245により第2電線が構成され、電線244の先端に設けられた雌型コネクタ243により第2コネクタが構成されている。
次に、光源ユニット2の組立手順について説明する。まず最初に、作業者は、電源装置24を取付部材21の底面部211の上面側に取り付け、さらに上記爪部により基板22を取付部材21の底面部211の下面に固定する。その後、作業者は、基板22のコネクタ223から導出する電線226,226を取付部材21の底面部211に設けた孔211aに通し、その端部に設けられた雄型コネクタ225を電源装置24の雌型コネクタ243に接続する。
そして最後に、作業者は、開口側を上向きにした状態でカバー部材23を取付部材21に組み付ける。このとき、カバー部材23の各突壁部233に設けた突起部233aが、取付部材21の各側面部212に設けた傾斜部212aに引っ掛かり、カバー部材23が取付部材21に取り付けられる。以上のような手順に従って、光源ユニット2が組み立てられる。
続けて、照明器具10の施工手順について説明する。なお、以下では、端子台25及びプルスイッチ26が予め器具本体1に取り付けられているものとして説明する。まず最初に、作業者は、天井裏に先行配線された電源線3(図4参照)を器具本体1の孔111aに通し、さらに室内側に露出する吊ボルト200を孔111bに通した後、吊ボルト200にナット300をねじ込んで器具本体1を天井材100に固定する。
その後、作業者は、電源線3の端部を端子台25に接続し、さらに端子台25と電源装置24の1次側との間を3本の電線251により接続する。そして最後に、作業者は、電源装置24が器具本体1の凹部11内に収容されるようにして、例えば器具本体1及び取付部材21にそれぞれ設けた嵌合構造(図示せず)により、光源ユニット2を器具本体1に取り付ける。このとき、器具本体1の切欠部131を通してプルスイッチ26の引き紐262を外部に露出させる。以上のような手順に従って、照明器具10が天井に施工される(図2及び図3参照)。
この照明器具10では、LED222と電源装置24の2次側との間にプルスイッチ26の接点261を介在させており、引き紐262を引いて接点261を閉じると、電源装置24からの給電が開始され、これによりLED222が点灯する。再度引き紐262を引いて接点261が開くと、電源装置24からの給電が停止され、これによりLED222が消灯する。つまり、機能部品であるプルスイッチ26をLED222と電源装置24の2次側との間に接続することで、LED222の点灯/消灯を切り替えることができる。
本実施形態の照明器具10によれば、LED222(光源)と電源装置24の2次側との間にプルスイッチ26(機能部品)を接続するだけでLED222に関わる機能を追加することができる。その結果、コストアップ及び作業工数の増加を抑えつつ、LED222に関わる機能を追加可能な照明器具10の提供が可能になる。
なお、本実施形態では、機能部品であるプルスイッチ26を器具本体1に取り付けているが、光源ユニット2にプルスイッチ26を取り付けてもよい。この場合、電源装置24とプルスイッチ26との間の電線245、及び、雌型コネクタ243とプルスイッチ26との間の電線244を短くすることができる。
また、本実施形態では、電源装置24とプルスイッチ26との間を電線245で接続するとともに、雌型コネクタ243とプルスイッチ26との間を電線244で接続している。これに対して、例えば電源装置24の雌型コネクタ243に接続される雄型コネクタ(第2接続部)と、LED222(基板22)の雄型コネクタ225に接続される雌型コネクタ(第1接続部)とをプルスイッチ26に設けてもよい。
この場合、プルスイッチ26の雄型コネクタを電源装置24の雌型コネクタ243に接続し、プルスイッチ26の雌型コネクタを基板22の雄型コネクタ225接続するだけでよく、容易に機能を追加することができる。
本実施形態の照明器具10は、器具本体1と、光源ユニット2と、プルスイッチ26(機能部品)とを備える。器具本体1は、外部からの電源線3が接続される端子台25を有し、天井材100(造営材)に取り付けられる。光源ユニット2は、LED222(光源)及びLED222に対して点灯電力を供給する電源装置24を有し、器具本体1に取り付けられる。プルスイッチ26は、LED222と電源装置24の2次側との間に電気的に接続されることでLED222に関わる機能を付加する。
本実施形態の照明器具10のように、LED222に接続される電線226(第1電線)と、電源装置24の2次側に接続される電線244,245(第2電線)とを備えるのが好ましい。この場合、電線226の先端に設けられた雄型コネクタ225(第1コネクタ)と電線244,245の先端に設けられた雌型コネクタ243(第2コネクタ)とを接続することで、LED222と電源装置24の2次側との間が電気的に接続される。プルスイッチ26は、雄型コネクタ225が着脱自在に接続される第1接続部と、雌型コネクタ243が着脱自在に接続される第2接続部とを有する。
本実施形態の照明器具10のように、プルスイッチ26は、器具本体1又は光源ユニット2の何れか一方に取り付けられるのが好ましい。
(実施形態2)
照明器具10の実施形態2について図5〜図8を参照しながら説明する。上述の実施形態1では、プルスイッチ26を機能部品としたが、本実施形態では、センサ27を機能部品としている。なお、本実施形態では、取付部材及び基板の図示を省略しているが、上述の実施形態1と同様であり、取付部材及び基板について説明する際には、図1を適宜参照する。
照明器具10の実施形態2について図5〜図8を参照しながら説明する。上述の実施形態1では、プルスイッチ26を機能部品としたが、本実施形態では、センサ27を機能部品としている。なお、本実施形態では、取付部材及び基板の図示を省略しているが、上述の実施形態1と同様であり、取付部材及び基板について説明する際には、図1を適宜参照する。
本実施形態の照明器具10は、図5に示すように、器具本体1と、光源ユニット2と、センサ27とを備える。
器具本体1は、板金に曲げ加工を施すことで長尺且つ上面(天井材100との対向面)が開口する扁平な箱状に形成され、天井材100と反対側(つまり下側)には光源ユニット2を収容するための矩形の凹部11が全長に亘って設けられている(図5参照)。また、器具本体1の左右方向(幅方向)において凹部11の両側には、凹部11の開口端縁から延出し且つ外側に行くほど上側(天井材100側)に傾斜する傾斜面12,12がそれぞれ設けられている。
また、凹部11の底面部111には、電線を通すための孔111aが前後方向(長手方向)における中央部に設けられるとともに、吊ボルト200を通すための孔111bが前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ1個ずつ設けられている。さらに、凹部11の長手方向における両端縁には、横長の矩形板状に形成されたリブ13,13がそれぞれ取り付けられている。
また、凹部11の一方(図5中の右側)の側面部112には、後述の引掛片31,31がそれぞれ引っ掛けられる孔112a,112aが、前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている。さらに、凹部11の他方(図5中の左側)の側面部112には、後述の引掛ばね32,32がそれぞれ引っ掛けられる引掛金具33,33が、前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ取り付けられている。
光源ユニット2は、複数の基板22と、基板22が取り付けられる取付部材21と、基板22を覆うようにして取付部材21に取り付けられるカバー部材23と、基板22に所定の点灯電力を供給する電源装置24とを具備する(図1及び図5参照)。なお、取付部材21及び基板22については実施形態1と同様であり、ここでは説明を省略する。
カバー部材23は、図5に示すように、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上面(取付部材21側の面)が開口する長尺状に形成されている。また、カバー部材23は、左右方向(幅方向)において両端側から中央側に近づくほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の拡散面231を有している(図7(a)参照)。
さらに、カバー部材23の左右方向における両端部には、図7(a)に示すように、光源ユニット2を器具本体1に取り付けた状態で、上下方向において器具本体1の凹部11の開口端縁と重なる延出部232,232がそれぞれ設けられている。また、カバー部材23の左右方向において各延出部232の内側には、上側(取付部材21側)に突出する突壁部233が全長に亘って設けられており、各突壁部233の先端には内向きに突出する突起部233aが設けられている。
電源装置24は、基板22に実装されたLED222に対して直流電力を供給するものであり、電源装置24の1次側には、電線247を介して雄型コネクタ246が接続されている。そして、器具本体1の凹部11内に収納された端子台25に電線251を介して接続された雌型コネクタ252と雄型コネクタ246とを接続することで、外部からの交流電力が端子台25を介して電源装置24に供給される。
ここに、本実施形態では、センサ27を機能部品としており、図5及び図6に示すように、取付部材30を介してカバー部材23の端部に取り付けられるようになっている。以下、具体的に説明する。
センサ27は、例えば人の存在を検出するための人感センサであって、赤外線や超音波、可視光などを用いて人の存在を検出する。なお、センサ27については従来周知のものを採用しており、ここでは詳細な説明を省略する。
取付部材30は、例えば合成樹脂成型品であって、図7(a)に示すように、カバー部材23の拡散面231に沿って配置される本体部301を有している。本体部301の左右方向における両端部には、カバー部材23の延出部232,232がそれぞれ差し込まれる差込溝302,302がそれぞれ全長に亘って設けられている。また、取付部材30は、前後方向における一端部が蓋部303により閉塞されており、蓋部303がカバー部材23の前後方向における端部に接触することで、カバー部材23に対して取付部材30が位置決めされる。
図8は本実施形態の照明器具10の概略ブロック図である。センサ27は、接続ケーブル28の雌型コネクタ282が着脱自在に接続される雄型コネクタ272と、接続ケーブル29の雄型コネクタ291が着脱自在に接続される雌型コネクタ271とを有する。接続ケーブル28の他端部に設けられた雄型コネクタ281は、電源装置24の雌型コネクタ243に対して着脱自在に接続される。また、接続ケーブル29の他端部に設けられた雌型コネクタ292は、LED222が実装された基板の雄型コネクタ225に対して着脱自在に接続される。
次に、光源ユニット2の組立手順について説明する。まず最初に、作業者は、電源装置24及び基板22を取付部材21に取り付け、さらにセンサ27が取り付けられた取付部材30を前後方向からスライドさせ、カバー部材23の端部に組み付ける。このとき、カバー部材23の各延出部232が、取付部材30の対応する差込溝302に差し込まれる。その後、作業者は、開口側を上向きにした状態でカバー部材23を取付部材21に組み付ける。
最後に、作業者は、基板22の雄型コネクタ225を、接続ケーブル29を介してセンサ27の雌型コネクタ271に接続し、電源装置24の雌型コネクタ243を、接続ケーブル28を介してセンサ27の雄型コネクタ272に接続する。これにより、電源装置24と基板22との間がセンサ27を介して電気的に接続される。以上のような手順に従って、光源ユニット2が組み立てられる。
続けて、照明器具10の施工手順について説明する。なお、以下では、端子台25が予め器具本体1に取り付けられているものとして説明する。まず最初に、作業者は、天井裏に先行配線された電源線3(図5参照)を器具本体1の孔111aに通し、さらに室内側に露出する吊ボルト200を孔111bに通した後、吊ボルト200にナット300をねじ込んで器具本体1を天井材100に固定する。
その後、作業者は、電源線3の端部を端子台25に接続し、さらに端子台25の雌型コネクタ252と電源装置24の雄型コネクタ246とを接続する。続けて、作業者は、光源ユニット2の左右方向における一端側に設けられた一対の引掛片31,31をそれぞれ器具本体1の孔112a,112aに引っ掛けた状態から、孔112aを支点として光源ユニット2を回転させる。
そして、光源ユニット2の左右方向における他端側に設けられた一対の引掛ばね32,32を、器具本体1に取り付けられた引掛金具33,33にそれぞれ引っ掛けることで、光源ユニット2が器具本体1に取り付けられる。このとき、電源装置24は、器具本体1の凹部11内に収納される。以上のような手順に従って、照明器具10が天井に施工される(図6参照)。
上述のように、電源装置24と基板22との間にセンサ27を接続することで、センサ27の検出結果に応じて基板22への給電をオン/オフすることができる。また、上述のようにコネクタ同士を接続するだけでいいので、センサ27(機能部品)の追加又は電源の直結を容易に切り替えることができる。
図7(b)は、本実施形態のカバー部材23及び取付部材30の別の例を示す断面図である。
カバー部材23は、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上面(取付部材21側の面)が開口する長尺状に形成されている。また、カバー部材23は、左右方向(幅方向)において両端側から中央側に近づくほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の拡散面231を有している(図7(b)参照)。
さらに、カバー部材23の左右方向における両端側には、図7(b)に示すように、上向きに突出する突壁部233,233がそれぞれ全長に亘って設けられている。各突壁部233の先端部には、円弧状に湾曲する引掛部233bが設けられている。
取付部材30は、例えば合成樹脂成型品であって、図7(b)に示すように、カバー部材23の拡散面231に沿って配置される本体部301を有している。本体部301の左右方向における両端部には、上向きに突出し且つ先端部が内向きに突出する側壁部303,303がそれぞれ全長に亘って設けられている。
そして、カバー部材23に対して、前後方向から取付部材30をスライドさせることで、本体部301及び両側壁部303,303で囲まれる空間内にカバー部材23が配置される(図7(b)参照)。本例においても、電源装置24と基板22との間にセンサ27を接続することで、センサ27の検出結果に応じて基板22への給電をオン/オフすることができる。
なお、本実施形態では、センサ27の一例として人感センサを挙げたが、例えば明るさセンサなどであってもよい。また、本実施形態では、機能部品であるセンサ27を光源ユニット2に取り付けたが、器具本体1にセンサ27を取り付けてもよい。さらに、機能部品は、上述の実施形態1,2で説明したプルスイッチ26やセンサ27に限定されるものではなく、例えば非常時に点灯する非常用照明装置や調光信号を出力する調光装置など、LED222(光源)に関わる機能を付加できるものであればよい。
本実施形態の照明器具10は、器具本体1と、光源ユニット2と、センサ27(機能部品)とを備える。器具本体1は、外部からの電源線3が接続される端子台25を有し、天井材100(造営材)に取り付けられる。光源ユニット2は、LED222(光源)及びLED222に対して点灯電力を供給する電源装置24を有し、器具本体1に取り付けられる。センサ27は、LED222と電源装置24の2次側との間に電気的に接続されることでLED222に関わる機能を付加する。
1 器具本体
2 光源ユニット
10 照明器具
24 電源装置
25 端子台
26 プルスイッチ(機能部品)
222 LED(光源)
2 光源ユニット
10 照明器具
24 電源装置
25 端子台
26 プルスイッチ(機能部品)
222 LED(光源)
Claims (3)
- 外部からの電源線が接続される端子台を有し造営材に取り付けられる器具本体と、
光源及び前記光源に対して点灯電力を供給する電源装置を有し前記器具本体に取り付けられる光源ユニットと、
前記光源と前記電源装置の2次側との間に電気的に接続されることで前記光源に関わる機能を付加する機能部品と、を備えたことを特徴とする照明器具。 - 前記光源に接続される第1電線と、前記電源装置の2次側に接続される第2電線とを備え、前記第1電線の先端に設けられた第1コネクタと前記第2電線の先端に設けられた第2コネクタとを接続することで、前記光源と前記電源装置の2次側との間が電気的に接続され、
前記機能部品は、前記第1コネクタが着脱自在に接続される第1接続部と、前記第2コネクタが着脱自在に接続される第2接続部とを有することを特徴とする請求項1記載の照明器具。 - 前記機能部品は、前記器具本体又は前記光源ユニットの何れか一方に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
Priority Applications (1)
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JP2013241059A JP2015103304A (ja) | 2013-11-21 | 2013-11-21 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013241059A JP2015103304A (ja) | 2013-11-21 | 2013-11-21 | 照明器具 |
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ID=53378866
Family Applications (1)
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JP2013241059A Pending JP2015103304A (ja) | 2013-11-21 | 2013-11-21 | 照明器具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015103304A (ja) |
-
2013
- 2013-11-21 JP JP2013241059A patent/JP2015103304A/ja active Pending
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