JP2015103135A - 情報処理装置とその処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性のよい表示データの比較表示が行える仕組みを提供することである。【解決手段】オブジェクトを含む表示データを記憶する情報処理装置であって、前記表示データを表示制御する表示制御手段と、前記表示データの操作を検知する操作検知手段と、前記操作検知手段で検知された操作が前記オブジェクトの範囲内における拡大操作である場合に、前記オブジェクトを取得して当該オブジェクトを拡大し、前記操作検知手段で検知された操作が前記オブジェクトの範囲外における拡大操作である場合に、前記表示データ全体を拡大する拡大手段とを備えることを特徴とする。【選択図】図23

Description

ユーザによって操作された箇所によって表示方法を切り替えて表示することが可能な情報処理装置とその処理方法及びプログラムに関する。
従来より、生命保険や損害保険業界などにおいては、営業担当者がお客様にあった生涯設計などの帳票を提示して営業活動を行っている。
この時、お客様に関する複数の生涯設計プランを提示することがあるが、その場で複数のプランを提示している場合には、必要に応じて前に閲覧していたプランの帳票を表示してプランの説明を行っている。
近年では、タブレット端末の可搬性や使い勝手のよさから、ビジネスユーザにも利用される環境になってきており、上述のプランの提示もタブレット端末を用いることが多くなっている。
そこで、タブレット端末を用いて、複数のプランを表示して、プランを比較させることが行われている。
プランを比較する際には、それぞれのプランのグラフを比較することが理解しやすいため、グラフの比較表示が求められる。このようなグラフを比較表示する技術として、例えば特許文献1がある。
特開平10−49573号公報
しかしながら、近年、タブレット端末などタッチパネルを有する端末が普及し、直感的な操作ができるようになってきていることから、特許文献1のような従来のグラフの比較表示方法ではなく、操作性のよい比較表示が望まれている。
また、現状においては、タブレット端末では、単に複数のプランの内、1つのプランの帳票を表示して説明し、必要に応じて、前に見せたプランの帳票に表示を切り替えて説明が行われている。
その他、タブレット端末ではマルチタッチが採用されているため、ピンチインピンチアウトを用いて表示されている文書を拡大縮小できる仕組みが実現されている。
この拡大縮小操作は、文書全体を拡大縮小してしまうため、グラフの部分だけを拡大したいにも関わらず、文書全体が拡大されてしまい使い勝手が悪いということが存在していた。
そこで、本願発明の目的は、ユーザの操作に応じて、表示されている表示データの表示方法を切り替え、ユーザが閲覧しやすい仕組みを提供することである。
本発明の目的を達成するための、オブジェクトを含む表示データを記憶する情報処理装置であって、前記表示データを表示制御する表示制御手段と、前記表示データの操作を検知する操作検知手段と、前記操作検知手段で検知された操作が前記オブジェクトの範囲内における拡大操作である場合に、前記オブジェクトを取得して当該オブジェクトを拡大し、前記操作検知手段で検知された操作が前記オブジェクトの範囲外における拡大操作である場合に、前記表示データ全体を拡大する拡大手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの操作に応じて、表示されている表示データの表示方法を切り替え、ユーザが閲覧しやすくすることができる。
クライアント端末101とタブレット端末100と帳票生成サーバ200を含む情報処理システムのシステム構成図 タブレット端末100のハードウェア構成を示すブロック図 クライアント端末101、帳票生成サーバ200のハードウェア構成を示すブロック図 タブレット端末100の機能ブロック図 帳票の生成処理のフローチャート 帳票の表示処理のフローチャート 比較表示用帳票の表示処理のフローチャート 帳票生成サーバ200で管理する設定ファイルと登録フォームを示す図 帳票と比較表示用帳票の関係を示す図 帳票と比較表示用帳票のデータの一例を示す図 帳票を構成する部品のデータの一例を示す図 帳票をタッチスライドするイメージ図 比較表示用帳票を表示した際のイメージ図 帳票情報の入力画面を示す図 生成帳票一覧と比較表示用帳票一覧のデータの一例を示す図 不要なグラフを非表示にする処理のフローチャート 非表示ボタンをタッチするイメージ図 非表示アクションのあった部品のファイル名のデータの一例を示す図 編集前と編集後の比較表示用帳票のデータの一例を示す図 比較表示用帳票から部品を指定した場合の処理のフローチャート スクロールの通知を行うダイアログのイメージ図 最前面に移る場合のイメージ図 比較表示用帳票を表示可能な部品の拡大表示の一例を示すイメージ図 比較表示用帳票の拡大表示の一例を示すイメージ図
以下、本発明の実施形態による、情報処理装置としてのクライアント端末101とタブレット端末100と帳票生成サーバ200を含む情報処理システムの一例について図面を参照して説明する。
まず、図1を用いて、本実施形態における情報処理システムについて説明する。
図1は、情報処理装置としてのクライアント端末101とタブレット端末100と帳票生成サーバ200を含む情報処理システムのシステム構成図を示す図である。
まず、クライアント端末101とタブレット端末100と帳票生成サーバ200は、ネットワークに接続されている。
クライアント端末101は、例えば、社内に設置してあるコンピュータで、帳票を生成するための条件(値)を入力する情報処理装置である。
帳票生成サーバは、帳票生成アプリケーションがインストールされており、クライアント端末からの要求に従って、帳票を生成する情報処理装置である。なお、帳票生成サーバは、文書を管理する情報処理装置と言い換えることも可能である。
タブレット端末100は、帳票生成サーバ200で生成された帳票を表示する情報処理装置であり、無線通信可能な構成となっている。タブレット端末100は、例えば、営業担当者が保有する端末であり、社内または/および社外から帳票生成サーバにアクセスして、帳票ファイルをダウンロードして、記憶させることが可能である。
次に、図2を用いて、図1に示した情報処理装置としてのタブレット端末100のハードウェア構成について説明する。
図2は、図1に示した情報処理装置としてのタブレット端末100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は表示コントローラで、タッチパネル209からの入力やタッチパネル209への表示(出力)を制御する。なお、不図示であるが、装置に備えるハードキーの入力を受け付けるコントローラも備えているものとする。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、カードスロットにアダプタを介して接続されるSDカード等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN/WAN)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、タッチパネル209上での表示を可能としている。また、CPU201は、タッチパネル209上のタッチ操作によってユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3を用いて、図1に示したクライアント端末101、帳票生成サーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図3は、図1に示したクライアント端末101、帳票生成サーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3において、301はCPUで、システムバス304に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM302あるいは外部メモリ311には、CPU301の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
303はRAMで、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU301は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM302あるいは外部メモリ311からRAM303にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、305は入力コントローラで、キーボード(KB)309や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。306はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)310等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT310と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
307はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ311へのアクセスを制御する。
308は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN600)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU301は、例えばRAM303内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT310上での表示を可能としている。また、CPU301は、CRT310上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ311に記録されており、必要に応じてRAM303にロードされることによりCPU301によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ311に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図4を用いて本実施形態におけるタブレット端末の各機能について説明する。図4は、本実施形態におけるタブレット端末100の機能ブロック図である。本実施形態におけるタブレット端末100は、機能構成として、第1の表示制御部400、第2の表示制御部401、第3の表示制御部402、検索部403、送信部404、受信部405、移動判定部406、操作判定部407、拡大部408を備えている。また、各機能部は各装置のCPUによって実現されるものである。なお、図4では、本実施形態における特徴的な機能部について説明するものとし、401〜408以外の機能部を備えることは言うまでもない。例えば、帳票生成サーバ200へデータを送信するための送信制御部を備えるなどが考えられる。
まず初めに、情報処理装置としてのタブレット端末は、帳票としての表示データを記憶している。またこの帳票としての表示データは、グラフなどのオブジェクトを含むデータである。更にこのグラフなどのオブジェクトを対比表示するために前記オブジェクトを含む対比表示データを記憶している。
第1の表示制御部400は、グラフなどのオブジェクトを含む表示データを表示させる機能部である。
第2の表示制御部401は、表示データのオブジェクトの指示に従って、前記対比表示データを表示させる機能部である。また、表示データのオブジェクトに対して所定の操作指示があったと判定された場合に、前記対比表示データを表示する機能部である。
第3の表示制御部402は、対比表示データのオブジェクトに対して所定の操作指示があった場合に、操作指示のあったオブジェクトを含む表示データを最前面に表示させる機能部である。また、後述の受信部405で、受信した表示データを表示する機能部である。また、後述の移動判定部406により移動させると判定された場合に、所定の位置まで表示を移動させる機能部である。さらに、後述の操作判定部407で、対比表示データのオブジェクトに対する操作指示が最前面に表示する操作指示と判定された場合に、操作指示のあったオブジェクトを含む表示データを最前面に表示させ、前記対比表示データのオブジェクトに対する操作指示が非表示指示と判定された場合に、操作指示のあったオブジェクトを非表示させる機能部である。
検索部403は、操作指示のあったオブジェクトを含む表示データを検索する機能部である。
送信部404は、当該情報処理装置において表示データが検索されない場合に、表示データを記憶する外部装置(例えば、帳票生成サーバ200)に操作指示のあったオブジェクトの識別情報を含む取得要求を送信する機能部である。
受信部405は、取得要求に従って、表示データを受信する機能部である。
移動判定部406は、第2の表示制御部402で表示データを表示する際に、前記操作指示のあったオブジェクトに対応する位置まで表示を移動させるか否かを判定する機能部である。
操作判定部407は、表示データのオブジェクトに対して操作指示の内容を判定する機能部である。
拡大部408は、操作検知で検知された操作がオブジェクトの範囲内における拡大操作である場合に、前記オブジェクトを取得して当該オブジェクトを拡大し、操作検知で検知された操作が前記オブジェクトの範囲外における拡大操作である場合に、前記表示データ全体を拡大する機能部である。また、オブジェクト判定で、操作が対比表示するためのオブジェクトと判定された場合に、表示制御された対比表示データを拡大する機能部である。さらに、操作検知で検知された操作が前記オブジェクトの範囲内における拡大操作である場合に、前記オブジェクトを記憶されている帳票の拡大値に従って拡大するとともに、当該拡大したオブジェクトをもとに拡大する機能部である。
次に、図5〜図7のフローチャートを用いて、本実施形態の詳細な処理について説明する。なお、フローチャートの各ステップは、各装置のCPUが実行するものである。
まず図5を用いて、帳票の生成処理について説明する。
ステップS501では、図14の画面を用いて、生成する帳票情報の入力を受け付ける。ステップS502では、図14の画面で入力された帳票情報を帳票生成サーバ200に送信する。
ステップS503では、帳票情報をクライアント端末101から受信する。ステップS504では、受信した帳票情報に従って、帳票を生成するためのデータを取得する。また、生成する帳票種別に対応するフォームである帳票(図8の802)を取得し、それぞれのデータに対応するフィールドであるfcpへデータを挿入して、帳票(fcx)を生成する。帳票情報に従ってデータベースからデータを取得する処理、入力された条件に従って値を算出する処理や、フォーム(図8の802)とデータと結合して帳票を生成する処理(例えば、オーバーレイ処理)については周知の技術であるため説明を省略する。
また、図8の802は、フォームエディタを用いて、あらかじめ生成され、帳票生成サーバ200の外部メモリ311に保存されているものとする。
生成した帳票は、生成帳票として、図15の生成帳票一覧(テーブルやデータベース等)に登録される。ここで生成された帳票について説明する。
生成された帳票は、図10のようにfcxという形式のファイルであり、タグを用いた形式のデータである。また、複数のfcpというフォーム(帳票を構成する部品(オブジェクト))で構成されている。なお、fcxは本来バイナリ形式であるが、説明上、XMLなどのタグ形式として説明するものとするが、形式はこれに限るものではない。帳票を構成する部品の一例が図11である。
fcxに含まれるfcpは、図11のように、データがタグ形式で記述されている。このデータに基づいて、fcxを表示した際に、データがフォームと重なった形で表示される。また、fcpはイメージデータとリンクすることも可能であり、本実施形態で特徴となる、グラフのイメージデータと対応づいている。
このイメージデータは、fcxを取得する際に、例えば、イメージデータのファイルパスに従って、取得し、管理されるものとする。
ステップS505では、ステップS504で生成された帳票が、図8の設定ファイル801の条件と一致するか否かを判定する。例えば、fcp名称として生涯設計グラフを有するfcpを、生成された帳票(fcx)に記述されているか否かを判定する。なお、本実施形態では、fcx内のfcp名称を条件としたが、図8の設定ファイル801に帳票名として「生涯設計」を記憶させておき、「生涯設計」をファイル名に含むか否かを判定してもよい。
条件と一致する場合には、比較表示用帳票を表示する帳票であるため、ステップS506へ処理を移す。また、条件と一致しない場合には、比較表示用帳票を表示しない帳票であるため処理を終了する。
ステップS506では、図8の設定ファイル801のFCP名称に従って、比較表示用帳票として表示する部品(グラフ)を検索して、部品名(fcpのファイル名)を取得する。
ステップS507では、取得した部品名(fcpのファイル名)を、予め記憶してある比較表示用帳票(fcx)に記載する。
図10を例に説明すると、「2010年生涯設計.fcx」が生成されると、1001の「生涯設計グラフ2010.fcp」を取得して、「比較表示用帳票(生涯設計).fcx」の1010に「生涯設計グラフ2010.fcp」が記載される。
なお、比較表示用帳票はユーザごとに生成されるものであってもよく、1つの比較表示用帳票に限定されるものではない。
また、図9に示すとおり、比較表示用帳票は、複数の帳票のグラフが比較表示用帳票として組み合わされたものである。また、この組み合わされた比較表示用帳票のデータイメージが図10の「比較表示用帳票(生涯設計).fcx」である。図9の複数の帳票(2010年生涯設計、2011年生涯設計、2012年生涯設計)は世代として管理しており、世代で管理されている帳票のグラフを比較表示用帳票として保持する構成であってもよい。
次に図6を用いて、帳票の表示処理について説明する。
ステップS601では、帳票生成サーバで管理する帳票の一覧を表示し、ユーザの操作に応じて選択された帳票の識別情報(例えば、ファイル名)を帳票生成サーバに送信する(帳票要求送信)。
ステップS602では、タブレット端末100から、帳票の識別情報を受信する(帳票要求受信)。ステップS603では、受信した帳票の識別情報に従って、外部メモリに記憶されている帳票を取得する。例えば、図15の生成帳票一覧で一致する帳票名のファイルパスに従って帳票を取得する。
ステップS604では、要求のあった帳票(ステップS603で取得した帳票)に対応する比較表示用帳票があるか否かを判定する。例えば、図15の生成帳票一覧の比較表示用帳票のあり/なしを用いて判定する。比較表示用帳票があると判定された場合には、ステップS605へ処理を移し、比較表示用帳票がないと判定された場合には、ステップS607へ処理を移す。なお、上述したように、図8の設定ファイル801の情報に従って、比較表示用帳票があるか否かを判定してもよい。
ステップS605では、比較表示用帳票を送信したか否かを判定する。例えば、図15の比較表示用帳票一覧で管理している、送信フラグ(送信済み/未送信)に従って判定する。比較表示用帳票を既に送信している場合には、ステップS607へ処理を移し、比較表示用帳票を送信していない場合には、ステップS606へ処理を移す。
ステップS606では、要求のあった帳票に対応する比較表示用帳票を取得する。取得する比較表示用帳票は最新の比較表示用帳票を取得する。ステップS607では、ステップS603で取得した帳票をタブレット端末100へ送信する。また、ステップS606で比較表示用帳票を取得した場合には、合わせて送信する。
ステップS608では、帳票生成サーバ200から帳票を受信する。
ステップS609では、受信した帳票をタブレット端末100の外部メモリ211又はRAM203に保存する。
ステップS610では、受信、保存した帳票をタブレット端末100の表示部としてのタッチパネル209に表示する。ここで、最初に表示する帳票は、ステップS601で選択された帳票であり、比較表示用帳票は表示されないものとする。なお、タブレット端末100には帳票を表示するビューア(ブラウザであってもよい)を備えており、このビューアを用いて帳票を表示する。すなわち、表示データを表示制御する処理に相当する。
ステップS611では、タッチパネル209上でユーザによる操作指示を検知する(例えば、タッチ検知)。操作を検知した場合には、ステップS611へ処理を移し、操作を検知していない場合には、操作検知されるまで待機する。なおタッチ検知は、OSからタッチイベントを受け付けことで検知するものとするが、タッチ検知や、タッチした後のアクションの検知技術については、周知技術のため詳細な説明を省略する。
ステップS612では、タッチされたタッチパネル上の位置に従って、タッチされた位置の帳票が比較表示用帳票であるか否かを判定する。タッチした帳票が通常の表示する帳票である場合には、ステップS613へ処理を移し、比較表示用帳票がタッチされた場合には、図7のステップS701へ処理を移す。なお、上述したように、最初は比較表示用帳票が表示されていないため、ステップS613へ処理を移すことになる。
ステップS613では、表示されている通常の帳票内のうち、比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)がタッチされたか否かを判定する。より詳細には、比較表示用帳票に記載されている部品名と一致する部品がタッチされた場合に、比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)がタッチされたと判定する。比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)がタッチされたと判定された場合には、ステップS613−4へ処理を移す。また、比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)がタッチされていない、すなわち、現在表示されている通常の帳票がタッチされた場合には、ステップS613−1へ処理を移す。
ステップS613の処理を言い換えると、操作指示のあったオブジェクトが、対比表示するためのオブジェクトか否かを判定する処理(オブジェクト判定処理)に相当する。
ステップS613−1では、帳票全体に対してピンチアウト操作があったか、ピンチイン操作があったかを判定する。ピンチアウトピンチイン以外の操作(タッチスライドによりページ送り操作)があった場合にはステップS615へ処理を移す。ピンチアウト操作があった場合には、ステップS613−2へ処理を移し、ピンチイン操作があった場合には、ステップS613−3へ処理を移す。
ステップS613−2では、タッチされ、ピンチアウト操作された部品が比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)でないため(通常の帳票部分がピンチアウトされたため)、タッチされた位置を基準として表示されている帳票(例えば、2010年生涯設計.fcx)を拡大表示する。拡大表示はピンチアウトの移動量に応じて帳票全体を拡大表示するものとする。ここで拡大率(拡大値)をRAMに記憶する。すなわち、検知された操作がオブジェクト(比較表示用帳票を表示可能な部品)の範囲外における拡大操作である場合に、表示データ(帳票)全体を拡大する。
ステップS613−3では、タッチされ、ピンチイン操作された部品が比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)でないため(通常の帳票部分がピンチインされたため)、タッチされた位置を基準として表示されている帳票(例えば、2010年生涯設計.fcx)を縮小表示する。縮小表示はピンチインの移動量に応じて帳票全体を縮小表示するものとする。
ステップS613−4では、比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)に対してピンチアウト操作があったか、ピンチイン操作があったかを判定する。ピンチアウトピンチイン以外の操作であった場合にはステップS614へ処理を移す。ピンチアウト操作があった場合には、ステップS613−5へ処理を移し、ピンチイン操作があった場合には、ステップS613−8へ処理を移す。
ステップS613−5では、タッチがありピンチアウト操作のあった比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)を取得する。すなわち、オブジェクトの範囲内における拡大操作である場合に、オブジェクトを取得する処理である。
ステップS613−6では、RAMに記憶されている拡大率に従って、取得した比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)を拡大表示する。なお、帳票を拡大していない場合には、比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)は拡大せずに表示する。この時比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)を表示されている帳票(例えば、2010年生涯設計.fcx)の上に表示する。また、ここで表示した拡大率をRAMに記憶する。すなわち、オブジェクトの範囲内における拡大操作である場合に、前記オブジェクトを取得してオブジェクトを拡大表示する処理である。
ステップS613−7では、ピンチアウトの移動量に応じて、現在表示されている比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)を拡大表示する。拡大表示した例は、図23である。図23の2301は、ピンチアウト前の表示例であり、2010年生涯設計.fcxの生涯設計グラフ2010.fcpがピンチアウト指定された際のイメージ図である。また、図23の2302は、ピンチアウト後の表示例であり、生涯設計グラフ2010.fcpが2010年生涯設計.fcxの上に表示され、拡大表示された際のイメージ図である。
ステップS613−8は、拡大表示された比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)を縮小表示する。なお、本実施例では、比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)が拡大表示されている場合に、ステップS613−8の処理を実行するものとする。すなわち、比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)が拡大表示されていない場合には、ステップS613−3へ処理を移し、帳票全体が縮小表示される。
ステップS613−9は、ステップS613−6でRAMに記憶した拡大率まで比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)が縮小表示されたか否かを判定する。RAMに記憶した拡大率まで比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)が縮小表示されたと判定された場合には、ステップS613−10へ処理を移す。RAMに記憶した拡大率まで比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)が縮小表示されていない場合には、ステップS613−4へ処理を戻す。
なお、ステップS613−7やステップS613−8で表示されている比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)は、ユーザの任意の操作によって表示を停止(表示を削除)することが可能な構成としてもよい。
ステップS613−10は、最初に表示された拡大率まで比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)が縮小表示されたため、表示されている比較表示用帳票を表示可能な部品(fcp)を非表示(削除)とする。これにより、通常の帳票が表示され、通常の帳票が操作可能となる。
この対象の部品(比較表示用帳票を表示可能な部品)に対して拡大処理があったのか、この対象の部品(比較表示用帳票を表示可能な部品)でない箇所に対して拡大処理があったのかによって、拡大の表示方法を切り替えることで、ユーザが簡単な操作で帳票を閲覧できるようになる。
ステップS614では、部品(fcp)が所定時間タッチされたか否かを判定する。これは、比較表示用帳票を表示する対象の部品(fcp)がタッチされても比較表示用帳票を表示せずに、通常の帳票をページ送り等のアクションをさせるためである。所定時間タッチされたと判定された場合にはステップS616へ処理を移し、所定時間タッチがされておらず、タッチスライド(本実施形態では上下への移動)がされた場合にはステップS615へ処理を移す。
ステップS615では、タッチの移動量に応じて、表示されている帳票をページ送りさせる。タッチの移動(スライド)によって表示されている帳票を移動方向によってページ送り表示する技術については周知技術であるため、詳細な説明を省略する。
ステップS616では、タッチスライド(本実施形態では左右への移動)がされたか否かを判定する。すなわち所定の操作指示がされたか否かを判定する。例えば、図12のように、左へタッチスライドがあった場合には、ステップS617へ処理を移す。タッチスライドがない場合には、次のアクションがあるまで待機する。
ステップS617では、対象の部品(fcp)に対応する比較表示用帳票を外部メモリ211等の記憶領域から取得して、通常の帳票の上、又は、別の画面に比較表示用帳票を表示する。左へタッチスライドして比較表示用帳票1301を表示した表示例を図13に示す。すなわち、表示データのオブジェクトに対して操作指示があった場合に、当該オブジェクトを対比表示するべく、前記対比表示データを表示制御する処理に相当する。
ステップS617で、比較表示用帳票を表示する際には、現在タッチパネル上に表示されている帳票と、表示されていないが立ち上がっている帳票、あるいは、タブレット端末100の記憶領域に保存されている帳票を特定し、タブレット端末100に保持していない帳票の部品(fcp)は、比較表示用帳票として表示しないようにする。すなわち、タッチパネルで表示可能な帳票としての表示データを特定する処理であり、特定した表示データに含まれるオブジェクトを、前記対比表示データを用いて表示制御するである。
なお、表示しないようにする処理としては、不要な部品(fcp)を削除する、あるいは、不要な部品の記載箇所をコメントアウトする、削除するなどで実現する。
これにより、簡単な操作で、現在比較したい帳票のグラフを比較できるため、使い勝手のよい帳票の比較表示が可能となる。
次に図7を用いて、比較表示用帳票の表示処理について説明する。
ステップS701では、所定時間(例えば、1秒間)タッチがされたか否かを判定する。所定時間タッチがされたと判定される場合には、ステップS702へ処理を移す。また所定時間タッチがされていないと判定された場合には、ステップS703へ処理を移す。
ステップS702では、所定時間タッチがされたため、比較表示用帳票を非表示にする。
ステップS703では、比較表示用帳票上でタッチスライドがあったか否かを判定する。タッチスライドがあった場合には、ステップS704へ処理を移す。タッチスライドがなかった場合には(ピンチインかピンチアウト操作であった場合には)、ステップS703−1へ処理を移す。
ステップS703−1では、操作がピンチアウトかピンチインかを判定する。ピンチアウト操作であった場合には、ステップS703−2へ処理を移し、ピンチイン操作であった場合には、ステップS703−3に処理を移す。
ステップS703−2では、表示されている比較表示用帳票をピンチアウトの移動量に応じて、拡大表示する。比較表示用帳票の拡大表示の例が図24である。図24の2401は、「比較表示用帳票(生涯設計).fcx」が表示されており、この「比較表示用帳票(生涯設計).fcx」上でピンチアウト操作をする場合のイメージ図である。図24の2402は、「比較表示用帳票(生涯設計).fcx」がピンチアウト操作され、拡大表示された場合のイメージ図である。
ステップS703−3では、表示されている比較表示用帳票をピンチインの移動量に応じて、縮小表示する。なお、比較表示用帳票は、デフォルトの値まで縮小したら、それ以降は縮小表示されず、最小のサイズで表示されるものとする。なお、比較表示用帳票の非表示は、ステップS702で非表示となる。
ステップS704では、比較表示用帳票をスライド方向にスクロールさせて、他の帳票のグラフを対比表示させる。なお、図13の比較表示用帳票1301の表示は一例であって、他の帳票のグラフが縦に並べて表示する場合もある。縦に並べて比較表示用帳票を表示させる際は、対象の部品に所定時間タッチがあり、上下方向にタッチが移動された場合に行うものとする。
より詳細には、例えば、縦方向にタッチスライドがあった場合には、比較表示用帳票のタグのレイアウト属性を「vertical」に変更し、表示する。また、横方向にタッチスライドがあった場合には、タグのレイアウト属性を「horizontal」を設定し表示する。縦又は横に表示する技術については、タブレット端末が有するオペレーティングシステムの技術やビューアの仕様によって適宜変わることは言うまでもない。
ステップS705では、タッチがタッチパネルから離されたことを検知したかを判定する。タッチが離された場合にはステップS611へ処理を戻し、次のタッチアクションまで待機する。また、離されていない場合には、比較表示用帳票のスクロール表示を操作に応じて実行する。
次に、比較表示用帳票から不要な部品(fcp)、例えば、不要なグラフを非表示にする処理について図16を用いて説明する。なお、各処理は、各装置のCPUが実行する。また、前述した図7と同一のステップについては、同一のステップ番号を付与して説明を省略する。また、図7のステップS703−1〜ステップS703−3の処理は図面上省略されているが、比較表示用帳票上でピンチアウトやピンチイン操作がされた場合には、ステップS703−1〜ステップS703−3と同様の処理がされるものとする。
ステップS1601では、ステップS703でタッチスライドがなかった場合には、ユーザの操作により非表示アクションがあったか否かを判定する。非表示アクションは、図17の1701の非表示ボタンがユーザのタッチによって押下されたか否かによって判定する。非表示アクションがあった場合にはステップS1602へ処理を移し、非表示アクションがなかった場合には、ステップS2001へ処理を移す。ステップS2001の処理は図20にて後述する。ステップS1601とS2001は、言い換えると、表示データのオブジェクトに対して操作指示の内容を判定する処理である。
ステップS1602では、非表示アクションのあった部品のファイル名を取得し、RAM203に記憶する。ファイル名は表示アクションのあったファイルのファイル名(例えば、生涯設計グラフ2011.fcp)を取得する。取得したファイル名は、図18としてメモリに記憶管理される。なお、複数の部品に対して非表示アクションがあった場合には、図18には複数のファイル名が記憶される。
ステップS1603では、非表示アクションのあった部品(生涯設計グラフ2011.fcp)を非表示にする。その後ステップS611へ処理を移す。ステップS611の処理は上述の通りである。すなわち、ステップS1603は、対比表示データのオブジェクトに非表示指示があった場合に、非表示指示のあったオブジェクトを非表示制御する処理である。
ステップS1604では、ステップS702で比較表示用帳票を非表示(閉じる)とすると、図18に非表示としたファイル名(部品)があるか否かを判定し、非表示としたファイル名がある場合には、非表示とした部品を帳票生成サーバ200に記憶されている比較表示用帳票に反映するかのダイアログ(不図示)を表示する。ダイアログで反映する指示を検知した場合には、ステップS1605へ処理を移し、反映しないとする指示を検知した場合には、ステップS611へ処理を移す。
ステップS1605では、図18に記憶されているファイル名を取得して、ファイル名を含む比較表示用帳票の変更要求を帳票生成サーバ200へ送信する。すなわち、外部装置としての帳票生成サーバ200に記憶されている対比表示データを編集するべく、非表示指示のあったオブジェクトの識別情報を送信する処理である。
ステップS1606では、ファイル名を含む比較表示用帳票の変更要求をタブレット端末100から受信する。なお、複数の比較表示用帳票を管理している場合には、比較表示用帳票の識別情報(比較表示用帳票のファイル名やファイルID)をステップS1605で送信し、ステップS1606で受信する。
ステップS1607では、比較表示用帳票のファイルを外部メモリから取得する。ステップS1808では、ファイル名をもとに、比較表示用帳票の対応する箇所を特定する。特定される箇所は図19の1901である。
ステップS1608では、特定した箇所の記述を削除する。なお、削除した箇所は、図19の1902で、図19は非表示部品の箇所を削除した後の比較表示用帳票の記述例である。すなわち、比較表示用帳票を編集する処理である。
ステップS1610では、該当箇所を削除した比較表示用帳票を新たなファイルで登録する。この登録された新たなファイル(最新のファイル)を、前述のステップS606で取得することとなる。すなわち、非表示指示のあったオブジェクトが表示されないように編集された対比表示データを用いて、ステップS704において表示制御する処理となる。なお、ファイルの登録は、先に登録されている比較表示用帳票を上書きして登録する形式であってもよい。
これにより、ユーザが必要なグラフのみを表示させることが可能となるため、利便性の高い帳票の比較表示が行える。また、操作性のよい帳票(文書)の比較表示が行える。
特に、比較表示する部品を判定することで、表示する帳票を切り替えることなく、簡単な操作で文書を比較可能となるため、グラフなどのある帳票において、利便性や操作効率が高まる。
なお、上述した実施形態は、オンラインで帳票を取得して、タブレット端末で帳票及び比較表示用帳票を表示するようにしたが、予めタブレット端末に帳票及び比較表示用帳票を記憶させておき、オフラン状態で表示制御するようにしてもよい。また、本実施形態ではタッチによる操作によって実施することが望ましいが、ポインティングデバイスを用いた操作によって実現してもよい。
次に、比較表示用帳票から部品(fcp)を指定した場合の処理について図20を用いて説明する。なお、各処理は、各装置のCPUが実行する。なお、図20のフローチャートは、図16のステップS1601から続くフローチャートである。
ステップS2001では、比較表示用帳票にダブルタップがあったか否かを判定する。ダブルタップがあった場合は、比較表示用帳票の指定(選択)があったことを意味する。比較表示用帳票にダブルタップによって選択がされた場合には、ステップS2002へ処理を移す。また、ダブルタップによって選択がされなかった場合には、再度ステップS611へ処理を移す。選択された場合には、比較表示用帳票の部品(グラフ)を特定し、その部品のファイル名を取得する。
ステップS2002では、選択された部品(グラフ)のファイル名をもとに、選択された部品(グラフ)を有する帳票がローカルにあるか否かを判定する。本実施形態の場合、帳票は図10の「2010年生涯設計.fcx」の構成で記述されているため、ローカルにあるfcxファイルのそれぞれの記述を、選択された部品のファイル名で検索して、同じファイル名があるか否かで判定する。検索の結果、対象となる帳票がヒットし、帳票がローカルにあると判定された場合には、ステップS2003へ処理を移す。帳票の結果、対象となる帳票がヒットせず、帳票がローカルにないと判定された場合には、ステップS2008へ処理を移す。なお、ローカルにある帳票は、RAM203あるいは外部メモリ211に保存されている。すなわち、操作指示のあったオブジェクトを含む表示データを検索する処理である。
ステップS2003では、帳票を開いているか否かを判定する(ファイルを実行しているか否か)。本実施形態では、複数の帳票を同時に開くことが可能であるため、現在表示している帳票の背面にユーザに見えない形で開いている場合がある。帳票を開いている場合には、ステップS2004へ処理を移し、帳票を開いていない場合には、ステップS2005へ処理を移す。
ステップS2004では、検索され、対象となった帳票を最前面に表示する。この場合、先に表示していた帳票は、背面に移る。最前面に移る場合の処理イメージは図22で、2011年のグラフ(ファイル名:生涯設計グラフ2011.fcp)がタップされると(2201の例)、生涯設計グラフ2011.fcpが記述されている帳票(ファイル名:2011年生涯設計.fcx)が最前面に表示される(2002の例)。すなわち、対比表示データに対して所定の操作指示があった場合に、操作指示のあったオブジェクトを含む表示データを最前面に表示する処理である。また、検索された表示データを表示する処理である。なお、ステップS2004は、最前面に表示する操作指示と判定された場合に、操作指示のあったオブジェクトを含む表示データを最前面に表示させる処理である。
これにより、閲覧したい帳票を容易に表示することができる。また、表示されている帳票から再度比較表示用帳票を表示し、部品(グラフ)を選択すると、その部品に対応する帳票が最前面に表示され、効率よく帳票を閲覧することが可能となる。
ステップS2005では、帳票を開いていない場合に、対象の帳票のファイル名を指定して、ファイルを開き、帳票を表示する。なお、ここでファイルを開いて表示するため最前面に帳票が表示される。検索された表示データを表示する処理である。
ステップS2006では、帳票が最前面に表示されると、図21のダイアログを表示し、ユーザに比較表示用帳票が表示される部品(グラフ)まで帳票をスクロールするかの問合わせを行う。スクロールする指示(OKボタンの押下)を受け付けた場合には、ステップS2007へ処理を移し、スクロールしない指示(キャンセルボタンの押下)を受け付けた場合には、ステップS611へ処理を戻す。なお、スクロールする必要がない場合、例えば、部品(グラフ)が表示されている状態の場合には、図21のダイアログを表示させないようにする。すなわち、表示データを表示する際に、操作指示のあったオブジェクトに対応する位置まで表示を移動させるか否かを判定する処理である。
ステップS2007では、部品(グラフ)の位置までスクロール表示を実行する。すなわち、移動させると判定された場合に、所定の位置まで表示を移動させる処理である。
ステップS2008では、ローカルに対象の帳票がないと判定されたため、帳票生成サーバ200へ部品名(例えば、生涯設計グラフ2011.fcp)を含む帳票要求を送信する。すなわち、表示データが検索されない場合に、表示データを記憶する外部装置に操作指示のあったオブジェクトの識別情報を含む取得要求を送信する処理である。
ステップS2009では、タブレット端末100から帳票要求を受信する。
ステップS2010では、帳票要求に含まれる部品名をもとに、帳票生成サーバ200の外部メモリに記憶されている帳票を検索する。
ステップS2011では、検索の結果、ヒットした帳票(2011年生涯設計.fcx)を取得する。
ステップS2012では、取得した帳票をタブレット端末100へ送信する。
ステップS2013では、帳票生成サーバ200から帳票を受信し、タブレット端末100のRAM203又は外部メモリ211に記憶する。すなわち、取得要求に従って、表示データを受信する処理である。その後、ステップS2005で帳票を最前面に表示する。すなわち、受信した表示データを表示する。なお、帳票を受信した場合には、自動で帳票を開き、最前面に表示してもよい。
以上、本実施形態について説明したが、本実施形態によれば、表示されている文書から、ユーザが閲覧したい他の文書を容易に表示させることができる。
また、複数のグラフを比較する際には、それぞれの帳票を並べて表示し、それぞれの帳票のグラフを表示できる位置までスクロールして、擬似的に比較表示をしており、使い勝手が悪いということを解決可能とし、帳票の比較表示を容易にすることができる。この場合、比較表示用帳票においても拡大縮小を簡単に行えるため、利便性を向上させることが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図5〜図7、図16、図20に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図5〜図7、図16、図20の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図5〜図7、図16、図20の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 タブレット端末
101 クライアント端末
200 帳票生成サーバ
400 第1の表示制御部
401 第2の表示制御部
402 第3の表示制御部
403 検索部
404 送信部
405 受信部
406 移動判定部
407 操作判定部
408 拡大部

Claims (7)

  1. オブジェクトを含む表示データを記憶する情報処理装置であって、
    前記表示データを表示制御する表示制御手段と、
    前記表示データの操作を検知する操作検知手段と、
    前記操作検知手段で検知された操作が前記オブジェクトの範囲内における拡大操作である場合に、前記オブジェクトを取得して当該オブジェクトを拡大し、前記操作検知手段で検知された操作が前記オブジェクトの範囲外における拡大操作である場合に、前記表示データ全体を拡大する拡大手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示データに関連付く他の表示データと、前記表示データのオブジェクトをそれぞれを対比表示する、前記オブジェクトを含む対比表示データとを記憶し、
    前記表示制御手段は、前記操作検知手段で検知された操作が前記オブジェクトを比較表示する操作である場合に、前記対比表示データを表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記操作検知手段で検知された操作のオブジェクトが対比表示するためのオブジェクトか否かを判定するオブジェクト判定手段を更に備え、
    前記拡大手段は、前記オブジェクト判定手段で、対比表示するためのオブジェクトと判定された場合に、前記対比表示データ表示制御手段で表示制御された対比表示データを拡大することを特徴とすることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記対比表示データのオブジェクトに対して操作指示があった場合に、操作指示のあったオブジェクトを含む表示データを最前面に表示させることを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記拡大手段により前記表示データ全体を拡大した拡大値を記憶する拡大値記憶手段と、
    前記拡大手段は、前記操作検知手段で検知された操作が前記オブジェクトの範囲内における拡大操作である場合に、前記オブジェクトを拡大値に従って拡大するとともに、当該拡大したオブジェクトをもとに拡大することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. オブジェクトを含む表示データを記憶する情報処理装置の処理方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記表示データを表示制御する表示制御ステップと、
    前記表示データの操作を検知する操作検知ステップと、
    前記操作検知ステップで検知された操作が前記オブジェクトの範囲内における拡大操作である場合に、前記オブジェクトを取得して当該オブジェクトを拡大し、前記操作検知ステップで検知された操作が前記オブジェクトの範囲外における拡大操作である場合に、前記表示データ全体を拡大する拡大ステップと
    を実行することを特徴とする処理方法。
  7. オブジェクトを含む表示データを記憶する情報処理装置のプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    前記表示データを表示制御する表示制御手段と、
    前記表示データの操作を検知する操作検知手段と、
    前記操作検知手段で検知された操作が前記オブジェクトの範囲内における拡大操作である場合に、前記オブジェクトを取得して当該オブジェクトを拡大し、前記操作検知手段で検知された操作が前記オブジェクトの範囲外における拡大操作である場合に、前記表示データ全体を拡大する拡大手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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