JP2015103040A - 電子機器、行動監視プログラム及び行動監視方法 - Google Patents

電子機器、行動監視プログラム及び行動監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】適時的に適切な警告を行うことを可能とする。
【解決手段】ステップS14及びステップS15の判断が共にNOであり、子機が指定区域外でありかつ子機と親機との距離が近くない場合には、「親」の監視による「子」の安全性を確保することができない。したがって、警告を開始する(ステップS16)。他方、前記ステップS6での判断の結果、親機が指定区域内に存在しない場合、つまり親機及び子機共に指定区域外である場合も、両機が近く(例えば、1m内)に存在するか否かを判断する(ステップS17)。両機が指定区域外であっても、当該両機が近くに存在すれば、「親」の監視による「子」の安全性の確保は可能である。よって、警告中であるか否かを判断し(ステップS18)、警告中である場合には、これを停止させる(ステップS19)。
【選択図】図5

Description

本発明は、「子」等の保護対象者の行動を監視し、必要に応じて報知する電子機器、行動監視プログラム及び行動監視方法に関するものである。
従来、保護対象者の行動を監視し報知する技術として下記特許文献1記載の先行技術1、及び特許文献2記載の先行技術2が存在する。先行技術1は、子機2台と親機1台とで構成されている。子機を持った人(「子」など)が別の子機を持った人(友人など)から離れてしまった場合、直ぐに親機から警告を発生させることなく、少しの時間(指定区域に達するであろう予測時分)待機する。この予測時分が経過した時点で、指定区域(安全地帯:「親」のいる自宅)に入ったか否かを判定して、入っていなかった時に親機から警告を発する。
先行技術2は、子機を持った人(「子」など)が指定区域(「子」用の安全地帯)を出た場合に、近くに親機を持った人(「親」など)がいなかったら警告し、近くに親機を持った人がいたら警告せずに、前記指定区域(「子」用の安全地帯)を親機の指定区域(「親」用の安全地帯)に切り替える。なお、この「親機の指定区域」は、予めマニュアル操作で登録されている。
国際公開WO2007/138816号公報 特開2005−267079号公報
しかしながら、先行技術1は、子機を持った人(「子」など)が別の子機を持った人(友人など)から離れてしまった場合、直ぐに親機から警告を発生させない。つまり、「子」が1人になってしまった後、すぐには警告を行わずに、自宅に帰り着くであろう予想時刻まで待って、それでも帰り着かなかった時には警告を行う。したがって、ある程度分別がついて1人でも行動できるようになった少年や少女を対象にしたものということができ、幼児のように分別がついておらず1人で行動することに危険が伴う者を対象にすることはできない。
また、友人と別れた後を時間(予想時分)で管理するようになるので、自宅近くの店に寄ったり、近所の知り合いと立ち話をしたりして時間が経過してしまうと、安全であるにも拘わらず警告が行われることになってしまう。
先行技術2にあっては、「親機の指定区域」が予めマニュアル操作で固定的に登録されているので、仮に、「親機の指定区域」が広い場合には、その中で親子が離れ離れになって安全性が損なわれていたとしても警告が行われないという問題が生じてしまう。
また、指定区域を出た場合に、両機が近いか否かを判定する値(距離)も固定的にであるので、見通しがよく、十分に安全な場所であるにも拘わらず、両機が少々離れるだけで警告が行われてしまうようなことも起こり得る。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、適時的に適切な警告を行うことのできる電子機器、行動監視プログラム及び行動監視方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明は、監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおける親機としての電子機器であって、前記子機の現在位置を取得する取得手段と、前記親機の現在位置を検出する検出手段と、前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報であって、かつ両機間の距離以外の要素を含む情報に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にあるか否かを判断する判断手段と、この判断手段が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にないと判断した場合は警告を発生させる警告制御手段とを備えることを特徴とする電子機器を提供する。
また、請求項2記載の発明は、監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおける親機としての電子機器であって、前記親機と前記子機との位置に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況であるとする相互に異なる複数の要素である監視可能条件を記憶した記憶手段と、前記子機の現在位置を取得する取得手段と、前記親機の現在位置を検出する検出手段と、前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報に基づき、前記監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれかに該当する状況にあるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により、前記被監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれにも該当しない状況であると判断された場合には警告を発生させる警告制御手段とを備えることを特徴とする電子機器を提供する。
また、請求項9記載の発明は、監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおいて親機として用いられ、前記子機が指定区域内に存在するか否かに基づき警告の発生を制御する電子機器であって、前記子機の現在位置を取得する取得手段と、前記親機の現在位置を検出する検出手段と、前記親機の置かれている現在の状況を判定する判定手段と、前記親機の現在位置と現在の状況とに基づき、前記指定区域を設定する設定手段とを備えることを特徴とする電子機器を提供する。
また、請求項15記載の発明は、監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおける親機としての電子機器が有するコンピュータを、前記子機の現在位置を取得する取得手段と、前記親機の現在位置を検出する検出手段と、前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報であって、かつ両機間の距離以外の要素を含む情報に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にあるか否かを判断する判断手段と、この判断手段が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にないと判断した場合は警告を発生させる警告制御手段として機能させることを特徴とする行動監視プログラムを提供する。
また、請求項16記載の発明は、監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおける親機としての電子機器が有するコンピュータを、前記親機と前記子機との位置に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況であるとする相互に異なる複数の要素である監視可能条件を記憶した記憶手段と、前記子機の現在位置を取得する取得手段と、前記親機の現在位置を検出する検出手段と、前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報に基づき、前記監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれかに該当する状況にあるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により、前記被監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれにも該当しない状況であると判断された場合には警告を発生させる警告制御手段として機能させることを特徴とする行動監視プログラムを提供する。
また、請求項17記載の発明は、監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおいて親機として用いられ、前記子機が指定区域内に存在するか否かに基づき警告の発生を制御する電子機器が有するコンピュータを、前記子機の現在位置を取得する取得手段と、前記親機の現在位置を検出する検出手段と、前記親機の置かれている現在の状況を判定する判定手段と、前記親機の現在位置と現在の状況とに基づき、前記指定区域を設定する設定手段として機能させることを特徴とする行動監視プログラムを提供する。
また、請求項18記載の発明は、監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムによる行動監視方法であって、前記子機の現在位置を取得する取得ステップと、前記親機の現在位置を検出する検出ステップと、前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報であって、かつ両機間の距離以外の要素を含む情報に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にあるか否かを判断する判断ステップと、この判断ステップで前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にないと判断された場合は警告を発生させる警告制御ステップとを含むことを特徴とする行動監視方法を提供する。
また、請求項19記載の発明は、監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなり、前記親機は当該親機と前記子機との位置に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況であるとする相互に異なる複数の要素である監視可能条件を記憶した記憶手段を備えるシステムによる行動監視方法であって、前記子機の現在位置を取得する取得ステップと、前記親機の現在位置を検出する検出ステップと、前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報に基づき、前記監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれかに該当する状況にあるか否かを判断する判断ステップと、この判断ステップにより、前記被監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれにも該当しない状況であると判断された場合には警告を発生させる警告制御ステップとを含むことを特徴とする行動監視方法を提供する。
また、請求項20記載の発明は、監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムであって前記子機が指定区域内に存在するか否かに基づき警告の発生を制御する行動監視方法であって、前記子機の現在位置を取得する取得ステップと、前記親機の現在位置を検出する検出ステップと前記親機の置かれている状況を判定する判定ステップと、前記親機の現在位置と現在の状況とに基づき、前記指定区域を設定する設定ステップとを含むことを特徴とする行動監視方法を提供する。
本発明によれば、状況を考慮して適時的に適切な警告を行うことができる。
本発明の一実施の形態に係るシステム全体を示す説明図である。 親機の回路構成を示すブロック図である。 間取り記憶部に記憶されている間取りの一例を示す図である。 子機の回路構成を示すブロック図である。 本実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。 図5に続くフローチャートである。 ステップS32、ステップS34、ステップS35の処理が実行された場合の指定区域を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。本実施の形態に係る行動監視システムは、図1に示すように、「親」が携帯する親機1と「子」が携帯する子機2とで構成されている。親機1と子機2とはブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の近接無線により無線接続されているとともに、複数の低軌道周回衛星3との交信により自機の現在位置を検出するGPS(Global Positioning System)機能を有している。
図2は、親機の回路構成を示すブロック図である。図示のように、この親機1は、バス101を介して互いに接続された制御部102、RAM(Random Access Memory)103、地図記憶部104、間取り記憶部105、自機位置検出部107、通信部108、方位検出部110、タイマ111、報知部112を有している。
制御部102は、CPU(Central Processing Unit)、及びCPUの周辺回路、予めプログラムやデータを記憶するROM(Read Only Memory)等を備え、RAM103を作業用メモリ等として用い、親機1の全体の動作を制御する。
地図記憶部104には、地図データが格納されている。地図データは、一般地図データと詳細地図データとを含む。一般地図データは、当該親機1のメーカーにより予め記憶されたものであって、例えばレイヤー1〜3データで構成されている。レイヤー1データは地図データにおける地形データであり、レイヤー2データは地図データにおける道路、路線データであり、レイヤー3データは地図データにおけるランドマーク(目印、指標)データである。したがって、これら地形データ、道路、路線データ、ランドマークデータを重ね合わせて合成することにより、これら地形、道路、路線、ランドマークを有する地図を認識することが可能となる。詳細地図データには、立ち入りが困難または不可能な区域を示すデータや、親機1と子機2間に存在した場合、「親」が「子」を視認する際に障害物となり得る物体に関する情報が含まれている。ここで、立ち入り困難・不可能な区域とは、他人の私有地、塀や堀で囲われている場所等の立ち入るべきでない区域及び立ち入ることのできない区域である。
間取り記憶部105には、例えば図3に示すような間取り図が記憶されている。この間取り図は、親機1を携帯する「親」等が予め作成して記憶させた自宅の平面図であって、「リビングルーム」、「バルコニー」等の区域毎に名称が記憶されているとともに、各名称が付された区域毎に緯度・経度等の位置情報が記憶されている。したがって、親機1の制御部102は、自機位置検出部107によって検出された自己位置と間取り記憶部105に記憶されている間取り図とに基づき、現在自機が間取り図上のいずれの位置に存在するかを取得することができる。
なお、本実施の形態においては、間取り図を2次元の平面図としたが、3次元の立体図、斜視図等で間取り図を作成するようにしてもよい。しかし、本実施の形態のように、間取り図を平面図とすれば、間取り図を容易に作成することができるメリットがある。
自機位置検出部107は、前記GPSのみならず、電話基地局との交信、IMES(Indoor MEssaging System)、プレースエンジン(Place Engine)等の複数の位置検出手段を有して構成されている。したがって、自機位置検出部107により、自機の屋外における現在位置のみならず屋内における現在位置も精度よく検出することが可能である。
なお、自機の屋内外における現在位置を精度よく検出できるものであれば、1つの位置検出手段であっても構わない。
通信部108は、子機2と前記近接無線により通信を行うブロックである。この通信部108は、後述する子機2の自機位置検出部207が検出し、子機2の通信部208から送信される当該子機2の現在位置を示す情報等を受信する。これにより、親機1は常時子機2の現在位置を取得することができる。
方位検出部110は、親機1が向いている方向を検出するのみならず、前記通信部108が受信した子機2の現在位置情報に基づき、子機2が親機1に対していずれの方向に存在するかを検出する機能を備える。タイマ111は、後述するフローチャートに従った処理を行う際に必要となる時間を計時する。報知部112は、ブザーや光の点滅等の聴覚や視覚により「親」に報知することが可能な手段からなる。
図4は、子機2の回路構成を示すブロック図である。図示のように、この子機2は、バス201を介して互いに接続された制御部202、RAM203、地図記憶部204、間取り記憶部205、自機位置検出部207及び通信部208を有している。制御部202、RAM203、地図記憶部204、間取り記憶部205は、前記親機1における制御部102、RAM103、地図記憶部104、間取り記憶部105と同様の構成及び機能を備える。通信部208は、親機1と前記近接無線により通信を行うブロックであって、自機位置検出部207が検出した当該子機2の現在位置を示す情報を送信する。
次に、本実施例の動作について図5及び図6に示す一連のフローチャートに従って説明する。親機1の制御部102は、システムのONに伴ってROMに格納されているプログラムに基づき処理を開始し、先ずイニシャライズ処理を実行する(ステップS1)。このイニシャライズ処理では、図3に示した間取り記憶部105に記憶されている間取りにおいて「リビングルーム」を指定区域として自動設定するか、あるいは自機位置検出部107により検出した親機1の位置から半径1m内を指定区域として自動設定する。この自動設定により、指定区域を示す情報がRAM103に記憶される。
また、親機1の制御部102は、子機2の自機位置検出部207により検出されて通信部208から送信されてくる当該子機2の現在位置を通信部108により受信させる。そして、この受信した子機2の現在位置がこの指定区域内か否か、つまり「子」が指定区域内に居り安全な状態にあるか否かを判断する(ステップS2)。子機2が指定区域内に存在し、「子」が安全な状態にあるならば、報知部112を動作させている警告中の状態であるか否かを判断する(ステップS3)。警告中でない場合には、ステップS4の処理を行うことなく、ステップS5に処理を進める。
しかし、警告中であるならば、報知部112の動作を停止させて警告を停止する(ステップS4)。したがって、子機2が指定区域内に存在し「子」が安全な状態にあるにも拘わらず、警告が継続されることがなく、無用な警告が回避され、状況を考慮した適切な警告を行うことができる。
引き続き、指定区域がリビングルームであるか否かを判断する(ステップS5)。指定区域がリビングルームであるならば、ステップS2に戻り、リビングルームでないならばステップS20に処理を進める。
一方、前記ステップS2での判断の結果、子機2が指定区域内に存在しない場合には、親機1が指定区域内に存在するか否かを判断する(ステップS6)。このステップS6での判断の結果、親機1は指定区域内に存在する場合、つまり親機1は指定区域「内」であるが子機2が指定区域「外」にある場合には、地図記憶部104に記憶されている地図及び間取り記憶部105に記憶されている間取り図上で両機の位置関係を確認(検出)する(ステップS7)。
また、この確認の結果に基づき、両機間に死角となる障害物(例えば、壁や曲がり角など)があるか否か判断する(ステップS8)。この判断の結果、両機間に死角となる障害物がある場合には、報知部112を動作させて警告を開始した後(ステップS16)、ステップS2に戻る。したがって、両機間に障害物があり、「親」が「子」の動静を視認できない場合には、親機1にて警告がなされることにより、「親」に対し即時に「子」の動静を確認すべきことを促す適切な警告を行うことができる。
しかし、両機間に死角となる障害物がない場合には、親機1の動静を確認する(ステップS9)。つまり、制御部102は、自機位置検出部107を所定タイミングで動作させるとともに、各タイミングで検出した親機1の現在位置を順次RAM103に記憶させる処理を行っている。そして、RAM103に記憶されている前回検出した前回現在位置と今回検出した今回現在位置とを比較することにより、親機1の移動の有無、移動方向を検出することができる。また、これら前回現在位置と今回現在位置と、これら位置検出の時間間隔とを用いることにより、親機1の移動速度を算出することもできる。よって、以上の親機1の移動の有無、移動方向、移動速度をステップS9における親機1の動静として検出あるいは算出する。
次に、親機1及び子機2の現在位置と、方位検出部110により検出される親機1の向きとに基づき、両機が近く(例えば、2〜3m内)であり、かつ親機1が子機2の方向を向いているか否か(つまり「親」の顔や胸などの正面側が「子」の方へ向いているか否か)を判断する(ステップS10)。両機が近くであり、かつ親機1が子機2の方向を向いている場合には、制御部102はステップS11の判断を行うことなく、タイマ111をスタートさせる(ステップS12)。
しかし両機が近くではないか、あるいは親機1が子機2の方向を向いていない場合には、前記ステップS9で得た親機1の移動方向と移動速度とに基づき、親機1が所定速度以上(大人の小走り程度)で子機2の方向に移動している否かを判断する(ステップS11)。このステップS11での判断がNOである場合、つまりステップS10及びステップS11の判断が共にNOであり下記の否定的条件(1)及び(2)の少なくとも一方と(3)とを満たす場合には、警告を開始する(ステップS16)。
(1)両機が近くではない。
(2)親機1が子機2の方向を向いていない。
(3)親機1が所定速度以上で子機2の方向へ移動していない。
例えば、以上の否定的条件(1)〜(3)を全て満たすような場合は、「親」の監視による「子」の安全性を確保することができない状態であるとすることができる。したがって、このように「親」の監視による「子」の安全性を確保することができない状態となった場合には、警告を開始することにより(ステップS16)、「親」に対して「子」の適正な監視を促すことができる。この警告を受けた「親」が適正な監視状態を形成することにより、「子」の安全性が確保される。
また、ステップS11の判断がYESであって親機1が所定速度以上で子機2の方向に移動している場合には、ステップS10の判断がYESであった場合と同様に、タイマ111をスタートさせる(ステップS12)。そして、このタイマ111をスタートさせてから2秒が経過するまで待機し(ステップS13)、2秒が経過したならば、子機2が指定区域内に存在するか否かを判断する(ステップS14)。2秒経過して子機2が指定区域内に存在する(戻った)ならば、適正な監視が可能であって、「親」の監視により「子」の安全性が確保された状態が形成されたとすることができる。よって、警告を開始することなく前記ステップS3に戻る。これにより、一時的(瞬間的)に「子」が指定区域を出ただけでは警告がなされず、不要かつ不適切な警告を未然に回避することができる。
また、子機2が指定区域内に存在しない場合には、両機が近く(例えば、1m内)に存在するか否かを判断する(ステップS15)。両機が指定区域外であっても、当該両機が近くに存在すれば、「親」の監視による「子」の安全性の確保は可能である。よって、警告を開始することなく前記ステップS3に戻る。これにより、「親」が気付いて「子」に近寄れば警告がなされず、不要かつ不適切な警告を未然に回避することができる。
しかし、このステップS15での判断がNOである場合、つまりステップS14及びステップS15の判断が共にNOであり、子機2が指定区域外でありかつ両機の距離が近くない場合には、「親」の監視による「子」の安全性を確保することができない。したがって、警告を開始した後(ステップS16)、ステップS2に戻る。よって、ステップS16での警告の開始により、「親」に対して「子」の適正な監視を促すことができ、この警告を受けた「親」が適正な監視状態を形成することにより、「子」の安全性を確保することができる。
他方、前記ステップS6での判断の結果、親機1は指定区域内に存在しない場合、つまり親機1及び子機2が共に指定区域外である場合も、両機が近く(例えば、1m内)に存在するか否かを判断する(ステップS17)。両機が指定区域外であり、しかも両機の距離が近くない場合には、前述のステップS7以降の処理を実行する。
しかし、両機が指定区域外であっても、当該両機が近くに存在すれば、「親」の監視による「子」の安全性の確保は可能である。よって、警告中であるか否かを判断し(ステップS18)、警告中である場合には、これを停止させる(ステップS19)。したがって、子機2が指定区域内にないが、両機が近く「子」が安全な状態にある場合には、警告が継続されることがなく、無用な警告が回避され、監視状況を考慮した適切な警告を行うことができる。
次に、前述のステップS9と同様に、自機位置検出部107により前回検出した前回現在位置と今回検出した今回現在位置とに基づいて、親機1の移動の有無、移動方向、移動速度を検出(算出)して、親機1の動静を確認する(ステップS20)。また、確認した親機1の動静に基づき、親機1が移動中であるか否かを判断し(ステップS21)、移動中である場合には後述する図6のステップS31に処理を進める。
移動中ではなく停止している場合には、親機1の現在位置は自宅の庭、公園、海、動物園、路上などの屋外であるか否かを判断する(ステップS22)。屋外ではなく自宅内、レストラン、ゲームセンター、ブティック、美容室などの屋内である場合には、自宅であるか否かを判断する(ステップS23)。自宅である場合には、本実施の形態において自宅における最も安全な区域として取り扱う「リビングルーム」を指定区域とした後(ステップS24)、ステップS2に戻る。
つまり、自宅における最も安全な区域として取り扱うステップS1で初期設定した指定区域内にない場合(ステップS2、S6;NO)であっても、両機が近く(ステップS17;YES)、かつ屋内であり(ステップS22;NO)、それが自宅であれば(ステップS23;YES)、指定区域を外れても「子」の安全性は担保される。しかも、親機1は移動中ではなく停止中であるから(ステップS21;NO)、「親」は「子」を確実に監視でき、あるいは監視していると強く推定される。よって、ステップS1で初期設定した指定区域「リビングルーム」を継続して設定維持する(ステップS24)。
また、両機がステップS1で初期設定した指定区域内にない場合(ステップS2、S6;NO)であっても、両機が近く(ステップS17;YES)、屋内であれば(ステップS22;NO)、それが自宅でなくとも(ステップS23;NO)、店内や施設内に限定しつつ、ある程度動き回れるように指定区域を設定し直せば、「親」は「子」に対して適切な監視を行うことができる。よって、ここでは親機1の5m内を指定区域とすることにより(ステップS25)、適切な監視状態を維持しつつ「子」の自由度を高める。
また、ステップS22での判断の結果、親機1が屋外にある場合には、自機位置検出部107により検出している親機1の現在位置と、地図データ記憶部に記憶されている地図データとに基づき、親機1の現在位置が庭や公園などのレジャー場所のような「子」を遊ばせることを目的とする場所であるか否かを判断する(ステップS26)。なお、この判断に際しては、予めROMに「子」を遊ばせることを目的とする場所を記憶させておき、この記憶させてある場所に該当する場合には、ステップS26の判断をYESとするようにすればよい。
このステップS26での判断の結果、親機1が「子」を遊ばせることを目的とする場所である場合には、当該場所が小規模であるか否かを判断する(ステップS28)。このステップS28における小規模であるか否かの判断に際しては、閾値となる面積をROMに記憶させておき、この面積以下である場合には小規模と判断するようにすればよい。
そして、当該「子」を遊ばせることを目的とする場所が小規模である場合には、その敷地内を指定区域に設定変更する(ステップS29)。つまり、当該「子」を遊ばせることを目的とする場所が小規模であれば、その敷地全体を指定区域としても、「親」は「子」を適切に監視することができると推定される。よって、その敷地内を指定区域に設定変更することにより、適切な監視状態を維持しつつ「子」の自由度を高めることができる。
また、ステップS28での判断の結果、当該「子」を遊ばせることを目的とする場所が小規模でない場合には、親機1の10m内を指定区域に設定変更する(ステップS30)。つまり、当該「子」を遊ばせることを目的とする場所が小規模でなく大規模であっても、「親」から10m内であれば、「親」は「子」を適切に監視することができると推定される。よって、指定区域を親機1の10m内に設定変更することにより、適切な監視状態を維持しつつ「子」の自由度を高めることができる。
しかし、前記ステップS26での判断の結果、親機1の現在位置が道路等の「子」を遊ばせることを目的とする場所ではない場合には、親機1の2m内を指定区域に設定する(ステップS27)。つまり、親機1が屋外にある場合には、それが「子」を遊ばせることを目的とする場所であり安全性が確保されている場所であれば、その敷地内又は親機1の10m内を指定区域とするが、それが「子」を遊ばせることを目的とする場所でなく安全性が確保されていない場所である場合には、親機1の2m内という狭い指定区域にする。これにより、「子」の自由度を低めて安全性を最優先とした監視状態を形成することができる。
また、前記ステップS21での判断の結果、親機1が移動中である場合には、制御部102はステップS21から図6のフローチャートに処理を進め、ステップS9で説明した移動方向と親機1及び子機2の現在位置とに基づき、子機2は親機1の前方に存在するか否かを判断する(ステップS31)。子機2が親機1の前方に存在する場合には、親機1が1秒間に移動する距離の6倍内であって、移動方向の前方左右45度ずつ(計90度)の弧を指定区域に設定変更する(ステップS32)。
つまり、制御部102は、例えば1秒間毎に自機位置検出部107を動作させて自機位置を検出するとともに、RAMに記憶している。したがって、直近1秒間の移動距離を検出することができるとともに、親機1がイニシャライズ処理を行った後における平均秒速を検出することもできる。例えば、親機1が1秒間に移動する距離が1.2mであったとすると、その6倍である7.2m(半径)以内であって、移動方向の左右45度ずつ計90度の弧を指定区域にする。
また、子機2が親機1の前方でない場合には、子機2は親機1の後方か否かを判断する(ステップS33)。このステップS33及び前記ステップS31の判断が共にNOであれば、子機2は親機1の前方及び後方のいずれでもなく、親機1の側方である。この場合、制御部102は、親機1が1秒間に移動する距離の3倍内であって、移動方向の側方75度(子機2のある側のみ)の弧を指定区域に設定変更する(ステップS34)。したがって、親機1が1秒間に移動する距離が1.2mであったとすると、その3倍である3.6m(半径)以内であって、移動方向の左右いずれかの75度の弧を指定区域にする。
また、子機2が親機1の後方である場合には、親機1が1秒間に移動する距離の2倍内であって、移動方向の後方左右60度ずつ(計120度)の弧を指定区域に設定変更する(ステップS35)。したがって、親機1が1秒間に移動する距離が1.2mであったとすると、その2倍である2.4m(半径)以内であって、移動方向の後方左右60度ずつ計120度の弧を指定区域にする。
したがって、以上に説明したステップS32、ステップS34、ステップS35の処理が実行されると、図7に示すように、1秒間の移動距離が1.2mであって子機2が親機1の前方にある場合つまり「子」が「親」の前方を歩いている場合には、半径7.2mの円弧であって90度の円弧からなる領域Aが指定区域として設定される。
また、子機2が親機1の側方にある場合つまり「子」が「親」の側方を歩いている場合には、半径3.6mの円弧であって75度の円弧からなる領域B、Cのいずれか一方が指定区域として設定される。子機2が親機1の後方にある場合つまり「子」が「親」の後方を歩いている場合には、半径2.4mの円弧であって120度の円弧からなる領域Dが指定区域として設定される。
これら図示した領域A、B、C、Dの面積を比較すると、A>B=C>Dの関係にある。つまり、「子」が前方にいる場合には、「親」は「子」を監視し易く安全性を充分に維持できることから移動時における最大の領域Aを設定する。また、「子」が側方にいる場合には、「親」は「子」をやや監視し難く安全性を必ずしも充分に維持できないことから移動時における中位の領域B又はCを設定する。さらに、また、「子」が後方にいる場合には、「親」は「子」を常時監視することが困難であり安全性を維持できないことから移動時における最小の領域Dを設定する。
したがって、移動時における「親」と「子」の位置関係に起因する安全性に応じた範囲からなる指定区域を適切に設定することができ、適切な警告を行うことが可能となる。
しかる後に、詳細な地図を持っているか否か、つまり親機1の地図記憶部104に詳細な地図データが記憶されているか否かを判断する(ステップS36)。持っていない場合には、ステップS37の処理を行うことなく、図5のフローチャートにおけるステップS2からの処理を繰り返す。また、詳細な地図を持っている場合には、立ち入り困難・不可能な区域を指定区域から除外する(ステップS37)。
ここで、立ち入り不可能な区域とは屋外においては他人の私有地や塀・柵で囲われている場所などであり、屋内(自宅も含む)においては常に鍵が掛かっている部屋などである。したがって、立ち入り困難・不可能な区域が「子」の自由領域である指定区域に含まれることを未然に防止して、「子」が実際に自由に行動できる必要最小限の領域を指定区域とすることができる。
また、以上説明したように、「親」と「子」の位置関係に起因する安全性を確保できなくなった場合には、即時に警告を行うことから、幼児のように1人で行動することに危険性が伴う者を対象とすることもできる。
なお、以上に説明した親機1の機能を携帯電話に組み込むことより、図1に示すように携帯電話を親機1として利用するようにしてもよい。また、同図に示すように、子機2は「子」の首に掛けて携帯するペンダント型とすることが好ましい。
また、実施の形態においては、監視者を「親」とし被監視者(保護対象者)を「子」としたが、これに限ることなく、どのような被監視者と監視者であっても本発明を適用できることは言うまでも無い。
また、実施の形態においては、指定区域を安全地帯として扱っているが、逆に、危険地帯として扱い、警告の開始と停止の関係も逆にしてもよい。
また、実施の形態においては、指定区域を常に1つの閉空間としているが、複数の独立した閉空間を同時に指定区域とするようにしてもよい。
また、閉空間を指定区域とするのではなく、閉空間以外の領域を指定区域として扱ってもよい。
また、フローチャートに示した処理動作は、親機が行っているが、親機と子機をネットワークに接続された端末として扱い、ネットワークサーバにてフローチャートの処理動作を司るようにしてもよい。 また、フローチャートに示した1m、2m、10m等の距離や90度、120度等の角度や2秒等の時間は、あくまでも一例であって、適宜の値を用いることができる。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲を付記する。
[請求項1]
監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおける親機としての電子機器であって、
前記子機の現在位置を取得する取得手段と、
前記親機の現在位置を検出する検出手段と、
前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報であって、かつ両機間の距離以外の要素を含む情報に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にあるか否かを判断する判断手段と、
この判断手段が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にないと判断した場合は警告を発生させる警告制御手段と
を備えることを特徴とする電子機器。
[請求項2]
監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおける親機としての電子機器であって、
前記親機と前記子機との位置に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況であるとする相互に異なる複数の要素である監視可能条件を記憶した記憶手段と、
前記子機の現在位置を取得する取得手段と、
前記親機の現在位置を検出する検出手段と、
前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報に基づき、前記監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれかに該当する状況にあるか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により、前記被監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれにも該当しない状況であると判断された場合には警告を発生させる警告制御手段と
を備えることを特徴とする電子機器。
[請求項3]
前記警告制御手段は、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況であると前記判断手段が判断したときに、既に警告が発生されている場合には、当該警告を停止させることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
[請求項4]
前記親機の現在位置に基づいて指定区域を設定する設定手段を更に備え、
前記要素は、前記子機が前記指定区域内に存在しない状況となってから、その状況が所定の短い時間内で解消されたか否かを示すものであることを特徴とする請求項1乃至3記載の電子機器。
[請求項5]
前記要素は、前記親機と前記子機との間に前記監視者の視野を遮る障害物が存在するか否かを示すものであることを特徴とする請求項1乃至3記載の電子機器。
[請求項6]
前記要素は、前記監視者が前記被監視者へ向かって所定速度以上で移動しているか否かを示すものであることを特徴とする請求項1乃至3記載の電子機器。
[請求項7]
前記要素は、前記監視者の正面が前記被監視者の方向に向いているか否かを示すものであることを特徴とする請求項1乃至3記載の電子機器。
[請求項8]
前記判断手段は、請求項4乃至7記載の前記要素の少なくとも一種と、前記親機と前記子機間の距離とを含む前記情報に基づき、判断することを特徴とする電子機器。
[請求項9]
監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおいて親機として用いられ、前記子機が指定区域内に存在するか否かに基づき警告の発生を制御する電子機器であって、
前記子機の現在位置を取得する取得手段と、
前記親機の現在位置を検出する検出手段と、
前記親機の置かれている現在の状況を判定する判定手段と、
前記親機の現在位置と現在の状況とに基づき、前記指定区域を設定する設定手段と
を備えることを特徴とする電子機器。
[請求項10]
前記親機の置かれている現在の状況とは、当該親機が移動中か否かであることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
[請求項11]
前記親機の置かれている現在の状況とは、当該親機の移動速度または移動方向であることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
[請求項12]
前記親機の置かれている現在の状況とは、当該親機が存在する場所の種別または規模であることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
[請求項13]
前記親機の置かれている現在の状況とは、当該親機が前記指定区域内に存在するか否かであることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
[請求項14]
前記親機の置かれている現在の状況とは、当該親機と前記子機との位置関係であることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
[請求項15]
監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおける親機としての電子機器が有するコンピュータを、
前記子機の現在位置を取得する取得手段と、
前記親機の現在位置を検出する検出手段と、
前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報であって、かつ両機間の距離以外の要素を含む情報に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にあるか否かを判断する判断手段と、
この判断手段が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にないと判断した場合は警告を発生させる警告制御手段と
して機能させることを特徴とする行動監視プログラム。
[請求項16]
監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおける親機としての電子機器が有するコンピュータを、
前記親機と前記子機との位置に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況であるとする相互に異なる複数の要素である監視可能条件を記憶した記憶手段と、
前記子機の現在位置を取得する取得手段と、
前記親機の現在位置を検出する検出手段と、
前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報に基づき、前記監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれかに該当する状況にあるか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により、前記被監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれにも該当しない状況であると判断された場合には警告を発生させる警告制御手段と
して機能させることを特徴とする行動監視プログラム。
[請求項17]
監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおいて親機として用いられ、前記子機が指定区域内に存在するか否かに基づき警告の発生を制御する電子機器が有するコンピュータを、
前記子機の現在位置を取得する取得手段と、
前記親機の現在位置を検出する検出手段と、
前記親機の置かれている現在の状況を判定する判定手段と、
前記親機の現在位置と現在の状況とに基づき、前記指定区域を設定する設定手段と
して機能させることを特徴とする行動監視プログラム。
[請求項18]
監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムによる行動監視方法であって、
前記子機の現在位置を取得する取得ステップと、
前記親機の現在位置を検出する検出ステップと、
前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報であって、かつ両機間の距離以外の要素を含む情報に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にあるか否かを判断する判断ステップと、
この判断ステップで前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にないと判断された場合は警告を発生させる警告制御ステップと
を含むことを特徴とする行動監視方法。
[請求項19]
監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなり、前記親機は当該親機と前記子機との位置に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況であるとする相互に異なる複数の要素である監視可能条件を記憶した記憶手段を備えるシステムによる行動監視方法であって、
前記子機の現在位置を取得する取得ステップと、
前記親機の現在位置を検出する検出ステップと、
前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報に基づき、前記監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれかに該当する状況にあるか否かを判断する判断ステップと、
この判断ステップにより、前記被監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれにも該当しない状況であると判断された場合には警告を発生させる警告制御ステップと
を含むことを特徴とする行動監視方法。
[請求項20]
監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムであって前記子機が指定区域内に存在するか否かに基づき警告の発生を制御する行動監視方法であって、
前記子機の現在位置を取得する取得ステップと、
前記親機の現在位置を検出する検出ステップと、
前記親機の置かれている状況を判定する判定ステップと、
前記親機の現在位置と現在の状況とに基づき、前記指定区域を設定する設定ステップと
を含むことを特徴とする行動監視方法。
1 親機
2 子機
101 バス
102 制御部
103 RAM
104 地図記憶部
105 間取り記憶部
107 自機位置検出部
108 通信部
110 方位検出部
111 タイマ
112 報知部
201 バス
202 制御部
203 RAM
204 地図記憶部
205 間取り記憶部
207 自機位置検出部
208 通信部

Claims (20)

  1. 監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおける親機としての電子機器であって、
    前記子機の現在位置を取得する取得手段と、
    前記親機の現在位置を検出する検出手段と、
    前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報であって、かつ両機間の距離以外の要素を含む情報に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にあるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にないと判断した場合は警告を発生させる警告制御手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおける親機としての電子機器であって、
    前記親機と前記子機との位置に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況であるとする相互に異なる複数の要素である監視可能条件を記憶した記憶手段と、
    前記子機の現在位置を取得する取得手段と、
    前記親機の現在位置を検出する検出手段と、
    前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報に基づき、前記監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれかに該当する状況にあるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により、前記被監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれにも該当しない状況であると判断された場合には警告を発生させる警告制御手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  3. 前記警告制御手段は、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況であると前記判断手段が判断したときに、既に警告が発生されている場合には、当該警告を停止させることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 前記親機の現在位置に基づいて指定区域を設定する設定手段を更に備え、
    前記要素は、前記子機が前記指定区域内に存在しない状況となってから、その状況が所定の短い時間内で解消されたか否かを示すものであることを特徴とする請求項1乃至3記載の電子機器。
  5. 前記要素は、前記親機と前記子機との間に前記監視者の視野を遮る障害物が存在するか否かを示すものであることを特徴とする請求項1乃至3記載の電子機器。
  6. 前記要素は、前記監視者が前記被監視者へ向かって所定速度以上で移動しているか否かを示すものであることを特徴とする請求項1乃至3記載の電子機器。
  7. 前記要素は、前記監視者の正面が前記被監視者の方向に向いているか否かを示すものであることを特徴とする請求項1乃至3記載の電子機器。
  8. 前記判断手段は、請求項4乃至7記載の前記要素の少なくとも一種と、前記親機と前記子機間の距離とを含む前記情報に基づき、判断することを特徴とする電子機器。
  9. 監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおいて親機として用いられ、前記子機が指定区域内に存在するか否かに基づき警告の発生を制御する電子機器であって、
    前記子機の現在位置を取得する取得手段と、
    前記親機の現在位置を検出する検出手段と、
    前記親機の置かれている現在の状況を判定する判定手段と、
    前記親機の現在位置と現在の状況とに基づき、前記指定区域を設定する設定手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  10. 前記親機の置かれている現在の状況とは、当該親機が移動中か否かであることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
  11. 前記親機の置かれている現在の状況とは、当該親機の移動速度または移動方向であることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
  12. 前記親機の置かれている現在の状況とは、当該親機が存在する場所の種別または規模であることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
  13. 前記親機の置かれている現在の状況とは、当該親機が前記指定区域内に存在するか否かであることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
  14. 前記親機の置かれている現在の状況とは、当該親機と前記子機との位置関係であることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
  15. 監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおける親機としての電子機器が有するコンピュータを、
    前記子機の現在位置を取得する取得手段と、
    前記親機の現在位置を検出する検出手段と、
    前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報であって、かつ両機間の距離以外の要素を含む情報に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にあるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にないと判断した場合は警告を発生させる警告制御手段と
    して機能させることを特徴とする行動監視プログラム。
  16. 監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおける親機としての電子機器が有するコンピュータを、
    前記親機と前記子機との位置に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況であるとする相互に異なる複数の要素である監視可能条件を記憶した記憶手段と、
    前記子機の現在位置を取得する取得手段と、
    前記親機の現在位置を検出する検出手段と、
    前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報に基づき、前記監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれかに該当する状況にあるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により、前記被監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれにも該当しない状況であると判断された場合には警告を発生させる警告制御手段と
    して機能させることを特徴とする行動監視プログラム。
  17. 監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムにおいて親機として用いられ、前記子機が指定区域内に存在するか否かに基づき警告の発生を制御する電子機器が有するコンピュータを、
    前記子機の現在位置を取得する取得手段と、
    前記親機の現在位置を検出する検出手段と、
    前記親機の置かれている現在の状況を判定する判定手段と、
    前記親機の現在位置と現在の状況とに基づき、前記指定区域を設定する設定手段と
    して機能させることを特徴とする行動監視プログラム。
  18. 監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムによる行動監視方法であって、
    前記子機の現在位置を取得する取得ステップと、
    前記親機の現在位置を検出する検出ステップと、
    前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報であって、かつ両機間の距離以外の要素を含む情報に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にあるか否かを判断する判断ステップと、
    この判断ステップで前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況にないと判断された場合は警告を発生させる警告制御ステップと
    を含むことを特徴とする行動監視方法。
  19. 監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなり、前記親機は当該親機と前記子機との位置に基づき、前記監視者が前記被監視者の行動を即時に察知することが可能な状況であるとする相互に異なる複数の要素である監視可能条件を記憶した記憶手段を備えるシステムによる行動監視方法であって、
    前記子機の現在位置を取得する取得ステップと、
    前記親機の現在位置を検出する検出ステップと、
    前記親機の現在位置と前記子機の現在位置とにより得られる情報に基づき、前記監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれかに該当する状況にあるか否かを判断する判断ステップと、
    この判断ステップにより、前記被監視者と前記被監視者とが前記複数の監視可能条件のいずれにも該当しない状況であると判断された場合には警告を発生させる警告制御ステップと
    を含むことを特徴とする行動監視方法。
  20. 監視者が携帯する親機と被監視者が携帯する子機とからなるシステムであって前記子機が指定区域内に存在するか否かに基づき警告の発生を制御する行動監視方法であって、
    前記子機の現在位置を取得する取得ステップと、
    前記親機の現在位置を検出する検出ステップと、
    前記親機の置かれている状況を判定する判定ステップと、
    前記親機の現在位置と現在の状況とに基づき、前記指定区域を設定する設定ステップと
    を含むことを特徴とする行動監視方法。
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