JP2015103025A - 経路情報処理装置、方法、及びプログラム - Google Patents

経路情報処理装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】個人のプライバシ情報が特定されないように秘匿化された経路情報を出力する。【解決手段】取得部12が、出発地から到着地までの経路上の位置が、時系列のポイントデータLで表されたトリップデータTDを複数個取得する。決定部14が、出発地または到着地の各々がthL1以上離れ、かつ経路上の相互の位置がthL2以下となる第1領域または第2領域に含まれる経路がK個以上存在する場合に、各経路の第1領域または第2領域に含まれる位置を開始点または終了点として決定する。出力部16が、トリップデータTD上の開始点から終了点までの時系列のポイントデータLを、秘匿トリップデータATDとして出力する。【選択図】図4

Description

本発明は、経路情報処理装置、経路情報処理方法、及び経路情報処理プログラムに関する。
近年、携帯電話や自動車のカーナビゲーションシステムなど、GPS(Global Positioning System)を搭載した端末が普及している。このようなGPSを搭載した端末を利用者に提供する様々な企業が、GPSにより取得された端末の位置情報を大量に収集することが可能になった。しかし、位置情報は、端末を利用する利用者のプライバシ情報を含むため、企業が収集した位置情報を取り扱う際などには、十分な注意が必要である。
一方、大量に収集した位置情報を分析し、有益な情報を得るためには、大量の計算機リソースが必要となる。また、他の企業の持っている位置情報と組み合わせることで、より有益なデータ分析が行える可能性がある。それゆえ、データ分析及び協業の場として、クラウドコンピューティング(クラウド)などの第三者機関の大規模リソースが利用できることが望ましい。しかし、クラウドなどの第三者機関に、利用者のプライバシ情報を含む位置情報を提供することは安易に行うことはできない。
位置情報を取り扱う際に、プライバシ情報を考慮する技術として、位置情報に付与されている利用者IDを削除または仮IDに置き換える技術が提案されている。この技術では、位置情報と位置情報を発信している利用者との対応関係が明らかになることを防止して、各利用者のプライバシの秘匿を図っている。
また、大量の位置情報を扱う技術として、利用者の位置を示す位置情報、位置情報が得られた時刻情報、及び利用者識別情報を含むポイントデータに基づいて、パーソントリップ情報を分析する技術が提案されている。この技術では、ポイントデータを2次元地図データ上にプロットした場合のポイントデータの分布状況に基づいて、ポイントデータの密集しているエリアが、利用者の出没エリアとして抽出される。そして、出没エリアと利用者毎のポイントデータとに基づいて、出没エリア間の利用者の軌跡が求められる。
国際公開第2011/046138号パンフレット
Beresford, A.R. and F.Stajano, "Location Privacy in Pervasive Computing", IEEE Pervasive Computing Magazine, 2003, p.46-55
しかし、位置情報に付与されている利用者IDを削除または仮IDに置き換えたとしても、以下の問題がある。例えば、Aさん宅の住所を知っている者が、Aさん宅に向かっている時系列の位置情報である経路情報を見れば、その経路情報がAさんのものであると推定することができる。この場合、位置情報が取得された時刻情報が経路情報に含まれる場合には、Aさんの帰宅時間などが推定される。このように、利用者IDを削除または仮IDに置き換えても、経路情報から漏洩するプライバシ情報が存在する。
また、ポイントデータが密集している出没エリアを抽出して利用者の軌跡を求める技術を、経路情報の秘匿化に利用することも考えられる。具体的には、外部に経路情報を提供する際には、出没エリアに含まれる地点間の経路情報を提供することで、例えば出没エリア外に自宅がある場合には、自宅から出没エリアまでの位置情報を秘匿化することができる。
しかし、出没エリアから先の住宅事情、道路事情等によっては、出没エリアからの経路情報であっても、誰の経路情報かを推定できる場合がある。この場合、経路情報の匿名性を担保できないという課題がある。
一つの側面として、個人のプライバシ情報が特定されないように秘匿化された経路情報を出力することが目的である。
一つの態様では、出発地から到着地までの経路上の位置が、時系列の位置情報で表された経路情報を複数個取得する取得部を備える。また、開示の技術は、出発地の各々が第1距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第2距離以下となる第1領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第1領域に含まれる位置を開始点として決定する決定部を備える。また、決定部は、到着地の各々が第3距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第4距離以下となる第2領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第2領域に含まれる位置を終了点として決定する。また、開示の技術は、同じ経路上の開始点から終了点までの時系列の位置情報を、出力用経路情報として出力する出力部を備える。
一つの側面として、個人のプライバシ情報が特定されないように秘匿化された経路情報を出力することができる、という効果を有する。
本実施形態に係るトリップデータ処理装置の概略構成を示すブロック図である。 位置データの一例を示す図である。 トリップデータの一例を示す図である。 開始点及び終了点の決定を説明するための図である。 秘匿トリップデータの一例を示す図である。 本実施形態に係るトリップデータ処理装置として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるトリップデータ処理の一例を示すフローチャートである。 開始点候補抽出処理の一例を示すフローチャートである。 開始点候補の抽出を説明するための図である。 開始点決定処理の一例を示すフローチャートである。 開始点の決定を説明するための図である。 比較例における処理の一例を示す図である。 本実施形態における処理の一例を示す図である。
以下、図面を参照して開示の技術に係る実施形態の一例を詳細に説明する。なお、本実施形態では、例えば、利用者自身が所持する携帯端末や利用者が乗車する車などの移動体に搭載されたGPSにより取得された位置データが、時々刻々と発信されているものとする。このように発信される位置データを、以下では、利用者から発信される位置データという。
図1に示すように、本実施形態に係るトリップデータ処理装置10は、取得部12、決定部14、及び出力部16を備える。なお、トリップデータ処理装置10は、開示の技術の経路情報処理装置の一例である。
取得部12は、利用者から時々刻々発信される位置データLDを受け付ける。取得部12は、複数の利用者についての複数の位置データLDを受け付ける。
位置データLDは、例えば図2に示すように、利用者ID及びポイントデータLを含む。ポイントデータLは、例えばGPSで取得された利用者の位置(緯度及び経度)、及び位置が取得された取得時刻を含む。なお、ポイントデータLまたは位置データLDは、開示の技術の位置情報の一例である。ポイントデータL及び位置データLDは、下記のように表される。
ポイントデータL:{緯度,経度,取得時刻}
位置データLD :{利用者ID,ポイントデータL}
なお、利用者IDとしては、例えば、携帯端末を識別するための端末IDや、車に搭載されたカーナビゲーション装置等の機器を識別するための機器IDを用いることができる。また、位置データLDには、その他の情報を含めることもできる。例えば車に搭載された機器により取得される位置データの場合には、車の速度や急ブレーキの有無などの情報を、その他の情報として含めることができる。
取得部12は、受け付けた複数の位置データLDから、例えば図3に示すように、利用者ID毎に、位置データLDに含まれるポイントデータLを取得時刻順に並べたトリップデータTDを取得する。すなわち、トリップデータTDは、出発地から到着地までの経路上の位置が、時系列のポイントデータLで表されたものである。なお、トリップデータは、開示の技術の経路情報の一例である。トリップデータTDは、下記のように表される。
トリップデータTD:{利用者ID,L,・・・,Ln−1
なお、nは、その利用者IDについて取得部12で受け付けた位置データLDの数である。Lは、出発地に対応したトリップデータTD上のポイントデータ、Ln−1は、到着地に対応したトリップデータTD上のポイントデータである。このように、トリップデータを、出発地から到着地までのポイントデータLの系列とすることで、どの場所からどちらに向かう利用者が多いか、といった利用者の移動傾向等の分析が可能になる。
決定部14は、利用者の経路における出発地及び到着地を秘匿するために、トリップデータTDから、出発地及び到着地がK個未満に絞り込めないように、経路上の開始点及び終了点を決定する。言い換えれば、開始点から出発地に到着可能な利用者をK未満に絞ることが不可能になるように、開始点を決定する。また、終了点から到着地に到着可能な利用者をK未満に絞ることが不可能になるように、終了点を決定する。
具体的には、決定部14は、図4に示すように、各々の出発地から一定の距離内または経路の前半部において、出発地が異なる経路がK個以上集合する領域に含まれる地点を開始点として決定する。同様に、決定部14は、各々の到着地から一定の距離内または経路の後半部において、到着地が異なる経路がK個以上集合する領域に含まれる地点を終了点として決定する。
より具体的には、決定部14は、出発地との距離が閾値th11以下となる経路上の位置に対応したポイントデータLを開始点候補として抽出する。または、決定部14は、ポイントデータLの取得時刻との差が閾値th12以下となる取得時刻を持つポイントデータLを開始点候補として抽出する。同様に、決定部14は、到着地との距離が閾値th21以下となる経路上の位置に対応したポイントデータLを終了点候補として抽出する。または、決定部14は、ポイントデータLn−1の取得時刻との差が閾値th22以下となる取得時刻を持つポイントデータLを終了点候補として抽出する。
なお、閾値th11及び閾値th12は、開示の技術の第1閾値の一例である。また、閾値th21及び閾値th22は、開示の技術の第2閾値の一例である。閾値th11と閾値th21とは、同一の値であってもよく、また、閾値th12と閾値th22とは、同一の値であってもよい。
そして、決定部14は、出発地の各々が閾値距離thL1以上離れ、かつ経路上の相互の位置が閾値距離thL2以下となる第1領域に含まれる経路がK個以上存在する場合に、各経路の第1領域に含まれる開始点候補を開始点として決定する。同じ経路上に第1領域に含まれる開始点候補が複数存在する場合には、決定部14は、出発地との距離が最小となる経路上の位置に対応した開始点候補、またはポイントデータLの取得時刻との差が最小となる開始点候補を、開始点として決定する。
同様に、決定部14は、到着地の各々が閾値距離thL3以上離れ、かつ経路上の相互の位置が閾値距離thL4以下となる第2領域に含まれる経路がK個以上存在する場合に、各経路の第2領域に含まれる終了点候補を終了点として決定する。同じ経路上に第2領域に含まれる終了点候補が複数存在する場合には、決定部14は、到着地との距離が最小となる経路上の位置に対応した終了点候補、またはポイントデータLn−1の取得時刻との差が最小となる終了点候補を、終了点として決定する。
なお、閾値距離thL1、thL2、thL3、及びthL4は、それぞれ、開示の技術の第1距離、第2距離、第3距離、及び第4距離の一例である。閾値距離thL1及び閾値距離thL3は、出発地及び到着地が各々異なる場所であることを示す値を設定することができる。閾値距離thL1と閾値距離thL3とは、同一の値であってもよい。また、閾値距離thL2及び閾値距離thL4は、例えば1つの交差点などが第1領域または第2領域の範囲となるような値を設定することができる。閾値距離thL2と閾値距離thL4とは、同一の値であってもよい。
出力部16は、トリップデータTD毎に、利用者IDを仮IDに変更する。そして、出力部16は、図5に示すように、出発地に対応したポイントデータLから、決定部14により決定された開始点の前のポイントデータLまでを削除する。同様に、出力部16は、決定部14により決定された終了点の次のポイントデータLから、到着地に対応したポイントデータLn−1までを削除する。そして、出力部16は、残ったポイントデータLの系列を、出発地及び到着地が秘匿された秘匿トリップデータATDとして出力する。なお、出発地から開始点の前までのポイントデータL、及び終了点の次から到着地までのポイントデータLを削除することに替えて、トリップデータTDにおける開始点から終了点までのポイントデータLを抽出して、秘匿トリップデータATDを生成してもよい。秘匿トリップデータATDは、開示の技術の出力用経路情報の一例である。
秘匿トリップデータATDは、下記のように表される。
秘匿トリップデータATD:{仮ID,L,・・・,L
ただし、 0≦p≦q≦n−1
また、出力部16は、決定部14により、開始点及び終了点のいずれかが決定されなかったトリップデータTDは、秘匿トリップデータATDを生成することなく、削除する。
トリップデータ処理装置10は、例えば図6に示すコンピュータ40で実現することができる。コンピュータ40はCPU42、メモリ44、不揮発性の記憶部46、入出力インターフェース(I/F)47、及びネットワークI/F48を備えている。CPU42、メモリ44、記憶部46、入出力I/F47、及びネットワークI/F48は、バス49を介して互いに接続されている。
記憶部46はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部46には、コンピュータ40をトリップデータ処理装置10として機能させるためのトリップデータ処理プログラム50が記憶されている。CPU42は、トリップデータ処理プログラム50を記憶部46から読み出してメモリ44に展開し、トリップデータ処理プログラム50が有するプロセスを順次実行する。なお、トリップデータ処理プログラム50は、開示の技術の経路情報処理プログラムの一例である。
トリップデータ処理プログラム50は、取得プロセス52、決定プロセス54、及び出力プロセス56を有する。CPU42は、取得プロセス52を実行することで、図1に示す取得部12として動作する。また、CPU42は、決定プロセス54を実行することで、図1に示す決定部14として動作する。また、CPU42は、出力プロセス56を実行することで、図1に示す出力部16として動作する。これにより、トリップデータ処理プログラム50を実行したコンピュータ40が、トリップデータ処理装置10として機能することになる。
なお、トリップデータ処理装置10は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に、本実施形態に係るトリップデータ処理装置10の作用について説明する。トリップデータ処理装置10に複数の位置データLDが入力されると、トリップデータ処理装置10において、図7に示すトリップデータ処理が実行される。
図7に示すトリップデータ処理のステップS10で、取得部12が、入力された複数の位置データLDを受け付ける。そして、取得部12が、受け付けた複数の位置データLDから、利用者ID毎に、位置データLDに含まれるポイントデータLを取得時刻順に並べたトリップデータTDを取得する。ここでは、n人の利用者のトリップデータTD(i=1,・・・,n)が取得されるものとする。
また、取得部12は、Kの値を取得する。Kの値は、入力された値を取得してもよいし、所定の記憶領域に予め記憶された値を取得してもよい。Kの値が大きいほど、位置データLDの発信者である利用者のプライバシ情報の保護強度が高まる。一方、Kの値が小さいほど、より多くの位置データを含むトリップデータが利用可能になる。そこで、Kの値は、位置データLDの発信者である利用者のプライバシ情報の保護に対する納得性と、トリップデータの利用に対する利便性とのバランスを考慮して、適切な値を設定することができる。
次に、ステップS12で、図8に示す開始点候補抽出処理が実行される。
図8に示す開始点候補抽出処理のステップS120で、決定部14が、開始点候補集合SPを空集合に設定する。
次に、ステップS122のループ処理で、決定部14が、上記ステップS10で取得した全てのトリップデータTDについて、変数iを0から1インクリメントしながら、ステップS124〜S128の処理を実行する。
ステップS124では、決定部14が、出発地との距離が閾値th11以下となる経路上の位置に対応したポイントデータLi,j(j=1,・・・,m)を、開始点候補として抽出する。なお、mは抽出されるポイントデータLの個数である。閾値th11としては、一定の距離(例えば300m)を定めておいてもよいし、経路全長に対する割合(例えば経路全長の30%の距離)として定めておいてもよい。例えば、閾値th11=経路全長の30%の距離と定めておいた場合、図9に示すように、丸印で示したポイントデータLのうち、出発地から経路全長の30%の距離までに含まれるポイントデータL(網がけの丸)が開始点候補として抽出される。
なお、開始点候補の抽出は、ポイントデータLの取得時刻を用いて行ってもよい。具体的には、決定部14は、出発地に対応するポイントデータLi,0の取得時刻との差が閾値th12以下となる取得時刻を持つポイントデータLi,jを、開始点候補として抽出することができる。閾値th12としては、一定の時間(例えば5分)を定めておいてもよいし、出発地から到着地まで移動するのにかかった全時間に対する割合(例えば全時間の30%の時間)として定めておいてもよい。
次に、ステップS126のループ処理で、決定部14が、上記ステップS124で抽出した全てのポイントデータLi,jについて、変数jを0から1インクリメントしながら、ステップS128の処理を実行する。
ステップS128では、決定部14が、上記ステップS124抽出したポイントデータLi,jについて、開始点候補spi,jの要素を生成する。開始点候補spi,jの要素は、例えば、以下に示すように生成することができる。
spi,j={トリップデータTDの利用者ID,ポイントデータLi,jの位置(緯度及び経度),トリップデータTDの出発地の位置(緯度及び経度),出発地とポイントデータLi,jの位置との距離Di,j
ここで、距離Di,jは、出発地とポイントデータLi,jの位置との直線距離でもよいし、経路に沿った距離でもよい(図9参照)。決定部14は、要素を生成した開始点候補spi,jを、開始点候補集合SPに格納する。
j=mになると、トリップデータTDから抽出された全てのポイントデータLi,jについて処理が終了したため、処理はステップS126のループ処理を抜ける。次に、i=nになると、全てのトリップデータTDについて処理を終了したため、処理はステップS122のループ処理を抜けて、図7に示すトリップデータ処理へリターンする。
次に、ステップS14で、図10に示す開始点決定処理が実行される。
図10に示す開始点決定処理のステップS140で、決定部14が、上記ステップS10で取得された各トリップデータTDに対して、開始点Ls(i=1,・・・,n)を設定する。決定部14は、開始点Lsの初期値を、開始点Ls={トリップデータTDの利用者ID,blank}に設定する。
次に、ステップS142で、決定部14が、未決集合L1に全ての開始点Lsを入れ、未決集合L1={Ls,・・・,Ls}とする。また、決定部14は、既決集合L2を空集合に設定する。
次に、ステップS144で、決定部14が、未決集合L1内の開始点Lsの数が、K以上か否かを判定する。未決集合L1内の開始点Lsの数≧Kの場合には、処理はステップS146へ移行する。
ステップS146では、決定部14が、開始点候補集合SPの中から開始点候補spg,hを選択する。開始点候補spg、hは、開始点候補集合SPからランダムに選択してもよいし、出発地とポイントデータLi,jの位置との距離Di,jが小さいものから選択してもよい。また、ある特定の地域(所定の緯度範囲及び経度範囲で定まる領域)に含まれるものを優先的に選択してもよい。
次に、ステップS148で、決定部14が、開始点候補集合SPの中から、開始点候補spg,hの位置との距離が閾値距離thL2以下となる位置を示すポイントデータLi,jを有する開始点候補spi,jを全て抽出する。開始点候補spg,hの位置は、ポイントデータLg,hの緯度及び経度で示される。
次に、ステップS150で、決定部14が、抽出された開始点候補spi,jの中から、距離Di,jが小さい順に、利用者IDが異なり、かつトリップデータTDの出発地の各々が閾値距離thL1以上離れた開始点候補spi,jをさらに抽出する。
次に、ステップS152で、決定部14が、上記ステップS150で抽出された開始点候補spi,jの数がK−1個以上か否かを判定する。開始点候補spi,jの数≧K−1の場合には、開始点候補spg,hの位置との距離が閾値距離thL2以下となる領域に、開始点候補spg,hを有する経路を含め、出発地が異なる経路がK個以上集合しているため、開始点を決定することができる。この様子を図11に示す。開始点候補spi,jの数≧K−1の場合には、処理はステップS156へ移行する。一方、開始点候補spi,jの数<K−1の場合には、開始点候補spg,hの位置との距離が閾値距離thL2以下となる領域に、開始点候補spg,hを有する経路を含め、出発地が異なる経路がK個以上集合していないため、開始点を決定することができない。そこで、処理はステップS154へ移行する。
ステップS154では、決定部14が、開始点を決定することができなかった開始点候補spg,hを開始点候補集合SPから削除し、ステップS144へ戻る。
ステップS156では、決定部14が、上記ステップS150で抽出された全ての開始点候補spi,jの各々を有するトリップデータTDの利用者IDを含む開始点Lsを、未決集合L1から取り出す。なお、以下の処理では、開始点候補spi,jは開始点候補spg,hを含むものとする。そして、決定部14は、取り出した開始点Lsを「blank」から、抽出された開始点候補spi,jのポイントデータLi,jの緯度及び経度に置き換え、各開始点Lsを既決集合L2へ移す。
次に、ステップS158で、決定部14が、開始点候補集合SPから、上記ステップS150で抽出された全ての開始点候補spi,jの各々を有するトリップデータTDの利用者IDを含む開始点候補spi,jを全て削除して、ステップS144へ戻る。
ステップS144において、決定部14が、未決集合L1内の開始点Lsの数<Kであると判定すると、処理はステップS160へ移行する。ステップS160では、決定部14が、既決集合L2に入っている開始点Lsを出力し、処理は、図7に示すトリップデータ処理へリターンする。
なお、閾値距離thL1及びthL2は、入力として受け付けてもよいし、所定の記憶領域に予め記憶された値を取得して用いてもよい。
次に、ステップS16で、終了点候補抽出処理が実行される。終了点候補抽出処理は、図8に示す開始点候補抽出処理と概ね同様であるため、以下で、開始点候補抽出処理と異なる点について説明し、詳細な説明を省略する。
開始点候補抽出処理における開始点候補集合SP、出発地、閾値th11、閾値th12、及び開始点候補spi,jの各々を、終了点候補集合EP、到着地、閾値th21、閾値th22、及び終了点候補epi,jに読み替える。
終了点候補抽出処理を終了すると、図7に示すトリップデータ処理へリターンする。
次に、ステップS18で、終了点決定処理が実行される。終了点決定処理は、図10に示す開始点決定処理と概ね同様であるため、以下で、開始点決定処理と異なる点について説明し、詳細な説明を省略する。
開始点決定処理における出発地、開始点Ls、開始点候補集合SP、並びに開始点候補spi,j及びspg,hの各々を、到着地、終了点Le、終了点候補集合EP、並びに終了点候補epi,j及びepg,hに読み替える。また、閾値距離thL1及びthL2の各々を、閾値距離thL3及びthL4に読み替える。
終了点決定処理を終了すると、図7に示すトリップデータ処理へリターンする。
次に、ステップS20で、出力部16が、トリップデータTD毎に、利用者IDを仮IDに変更する。そして、出力部16は、ステップS14で開始点Lsが出力されており、かつステップS16で終了点Leが出力されているものを抽出する。すなわち、出力部16は、開始点Ls及び終了点Leが共にblankでないものを抽出する。そして、出力部16は、開始点Ls及び終了点Leが共にblankでないトリップデータTDの出発地から開始点Lsの前までのポイントデータLを削除する。また、出力部16は、終了点Leの次から到着地までのポイントデータLを削除し、出発地及び到着地が秘匿された秘匿トリップデータATDとして出力する。
また、上記実施形態において、取得部12が、デジタル地図データを用いて、トリップデータの経路を推定し、利用者が通過した交差点や道路の緯度及び経度情報をトリップデータに追加することにより、位置データを補完してもよい。これにより、トリップデータ上の位置データ量を増やし、開始点候補及び終了点候補の抽出、並びに開始点及び終了点の決定を容易にすることができる。ここでいう、デジタル地図データとは、各交差点の緯度及び経度、交差点間をつなぐ道路の一定間隔毎の緯度及び経度、交差点や道路に関する情報(道幅など)等を記録したものである。
以上説明したように、本実施形態に係るトリップデータ処理装置10によれば、出発地及び到着地の各々がK個未満に絞り込めないように、トリップデータの一部を削除する。従って、個人のプライバシ情報が特定されないような秘匿トリップデータを出力することができる。本実施形態に係るトリップデータ処理装置10により出力された秘匿トリップデータによれば、トリップデータと利用者とが紐付けられることが防止できるため、トリップデータをクラウドなどの第三者機関へ提供することが可能になる。
また、本実施形態によれば、トリップデータを一部削除するだけであり、暗号化やフォーマット変更等の処理を行わないため、既存の位置データ分析技術との親和性が高い。
ここで、比較のため、図12に、K人以上通行した実績のある経路上のポイントデータからトリップデータを出力する例を示す。この例では、K人以上通行した実績のない経路上のポイントデータは削除される。しかし、残ったトリップデータの開始点(図12中の破線の○で示す地点)の先に、X氏の家しか存在しないような場合には、そのトリップデータがX氏のものであることが推定できてしまう。
一方、本実施形態において、K=2とした場合の一例を図13に示す。まず、トリップデータY及びZの出発地が閾値距離thL2未満の距離で存在するとする。この場合、図13中破線の楕円で示す領域で、2個以上の経路が集合しているとしても、集合した各経路は、出発点が異なる経路とはいえない。そのため、領域内のポイントデータは、開始点として決定されない。従って、トリップデータXの開始点は、出発点が異なる他の経路が集合するさらに先のポイントデータとなり、トリップデータXがX氏の家に紐づくことを防止することができる。
また、トリップデータX、Y、及びZの出発地の各々が閾値距離thL2以上離れており、トリップデータY及びZの開始点が先に決定されていたとする。この場合、トリップデータXの開始点を決定する際には、トリップデータY及びZは用いられないため、楕円で示す領域内のポイントデータは、開始点として決定しない。従って、上記の例と同様に、トリップデータXがX氏の家に紐づくことを防止することができる。
なお、上記では、トリップデータ処理プログラム50が記憶部46に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、CD−ROMやDVD−ROM等の記憶媒体に記録された形態で提供することも可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
出発地から到着地までの経路上の位置が、時系列の位置情報で表された経路情報を複数個取得する取得部と、
出発地の各々が第1距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第2距離以下となる第1領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第1領域に含まれる位置を開始点として決定し、到着地の各々が第3距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第4距離以下となる第2領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第2領域に含まれる位置を終了点として決定する決定部と、
同じ経路上の開始点から終了点までの時系列の位置情報を、出力用経路情報として出力する出力部と、
を含む経路情報処理装置。
(付記2)
前記決定部は、前記出発地との距離または取得時刻の差が第1閾値以下の位置から前記開始点を決定し、前記到着地との距離または取得時刻の差が第2閾値以下の位置から前記終了点を決定する付記1記載の経路情報処理装置。
(付記3)
前記決定部は、同じ経路上に前記第1領域に含まれる位置が複数存在する場合には、出発地との距離または取得時刻の差が最小となる位置を前記開始点として決定し、同じ経路上に前記第2領域に含まれる位置が複数存在する場合には、到着地との距離または取得時刻の差が最小となる位置を前記終了点として決定する付記1または付記2記載の経路情報処理装置。
(付記4)
前記取得部は、地図情報を用いて前記経路情報に含まれる位置情報を補完する付記1〜付記3のいずれか1項記載の経路情報処理装置。
(付記5)
コンピュータに、
出発地から到着地までの経路上の位置が、時系列の位置情報で表された経路情報を複数個取得し、
出発地の各々が第1距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第2距離以下となる第1領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第1領域に含まれる位置を開始点として決定し、到着地の各々が第3距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第4距離以下となる第2領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第2領域に含まれる位置を終了点として決定し
同じ経路上の開始点から終了点までの時系列の位置情報を、出力用経路情報として出力する
ことを含む処理を実行させる経路情報処理方法。
(付記6)
前記開始点を決定する際に、前記出発地との距離または取得時刻の差が第1閾値以下の位置から前記開始点を決定し、前記終了点を決定する際に、前記到着地との距離または取得時刻の差が第2閾値以下の位置から前記終了点を決定する付記5記載の経路情報処理方法。
(付記7)
前記開始点を決定する際に、同じ経路上に前記第1領域に含まれる位置が複数存在する場合には、出発地との距離または取得時刻の差が最小となる位置を前記開始点として決定し、前記終了点を決定する際に、同じ経路上に前記第2領域に含まれる位置が複数存在する場合には、到着地との距離または取得時刻の差が最小となる位置を前記終了点として決定する付記5または付記6記載の経路情報処理方法。
(付記8)
地図情報を用いて前記経路情報に含まれる位置情報を補完する付記5〜付記7のいずれか1項記載の経路情報処理方法。
(付記9)
コンピュータに、
出発地から到着地までの経路上の位置が、時系列の位置情報で表された経路情報を複数個取得し、
出発地の各々が第1距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第2距離以下となる第1領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第1領域に含まれる位置を開始点として決定し、到着地の各々が第3距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第4距離以下となる第2領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第2領域に含まれる位置を終了点として決定し
同じ経路上の開始点から終了点までの時系列の位置情報を、出力用経路情報として出力する
ことを含む処理を実行させるための経路情報処理プログラム。
(付記10)
前記開始点を決定する際に、前記出発地との距離または取得時刻の差が第1閾値以下の位置から前記開始点を決定し、前記終了点を決定する際に、前記到着地との距離または取得時刻の差が第2閾値以下の位置から前記終了点を決定する付記9記載の経路情報処理プログラム。
(付記11)
前記開始点を決定する際に、同じ経路上に前記第1領域に含まれる位置が複数存在する場合には、出発地との距離または取得時刻の差が最小となる位置を前記開始点として決定し、前記終了点を決定する際に、同じ経路上に前記第2領域に含まれる位置が複数存在する場合には、到着地との距離または取得時刻の差が最小となる位置を前記終了点として決定する付記9または付記10記載の経路情報処理プログラム。
(付記12)
地図情報を用いて前記経路情報に含まれる位置情報を補完する付記9〜付記11のいずれか1項記載の経路情報処理プログラム。
10 トリップデータ処理装置
12 取得部
14 決定部
16 出力部

Claims (6)

  1. 出発地から到着地までの経路上の位置が、時系列の位置情報で表された経路情報を複数個取得する取得部と、
    出発地の各々が第1距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第2距離以下となる第1領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第1領域に含まれる位置を開始点として決定し、到着地の各々が第3距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第4距離以下となる第2領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第2領域に含まれる位置を終了点として決定する決定部と、
    同じ経路上の開始点から終了点までの時系列の位置情報を、出力用経路情報として出力する出力部と、
    を含む経路情報処理装置。
  2. 前記決定部は、前記出発地との距離または取得時刻の差が第1閾値以下の位置から前記開始点を決定し、前記到着地との距離または取得時刻の差が第2閾値以下の位置から前記終了点を決定する請求項1記載の経路情報処理装置。
  3. 前記決定部は、同じ経路上に前記第1領域に含まれる位置が複数存在する場合には、出発地との距離または取得時刻の差が最小となる位置を前記開始点として決定し、同じ経路上に前記第2領域に含まれる位置が複数存在する場合には、到着地との距離または取得時刻の差が最小となる位置を前記終了点として決定する請求項1または請求項2記載の経路情報処理装置。
  4. 前記取得部は、地図情報を用いて前記経路情報に含まれる位置情報を補完する請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の経路情報処理装置。
  5. コンピュータに、
    出発地から到着地までの経路上の位置が、時系列の位置情報で表された経路情報を複数個取得し、
    出発地の各々が第1距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第2距離以下となる第1領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第1領域に含まれる位置を開始点として決定し、到着地の各々が第3距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第4距離以下となる第2領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第2領域に含まれる位置を終了点として決定し
    同じ経路上の開始点から終了点までの時系列の位置情報を、出力用経路情報として出力する
    ことを含む処理を実行させる経路情報処理方法。
  6. コンピュータに、
    出発地から到着地までの経路上の位置が、時系列の位置情報で表された経路情報を複数個取得し、
    出発地の各々が第1距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第2距離以下となる第1領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第1領域に含まれる位置を開始点として決定し、到着地の各々が第3距離以上離れ、かつ経路上の相互の位置が第4距離以下となる第2領域に含まれる経路が所定個以上存在する場合に、各経路の前記第2領域に含まれる位置を終了点として決定し
    同じ経路上の開始点から終了点までの時系列の位置情報を、出力用経路情報として出力する
    ことを含む処理を実行させるための経路情報処理プログラム。
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