JP2015102766A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮影装置1の制御部30は、第1本発光の次の第2本発光の本発光量演算において、第1本発光の直前の予備発光を照明装置26に指示し、その予備発光が適切な場合、第2本発光の発光量演算を行い、その予備発光が不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を照明装置26に指示し、他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて第2本発光の発光量演算を行い、第2本発光の次の第3本発光の本発光量を演算する場合、第2本発光の直前の予備発光を照明装置26に指示し、その予備発光が適切な場合、第3本発光の発光量演算を行い、その予備発光が不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を照明装置26に指示し、他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて第3本発光の発光量演算を行うこと、を特徴とする。
【選択図】図2
Description
請求項2に記載の発明は、第1発光量の予備発光と、前記第1発光量と異なる第2発光量の予備発光と、のいずれの予備発光を行うかという予備発光指示と、前記予備発光による被写体からの反射光に基づいて演算した本発光量の本発光を行う本発光指示とを照明装置に対して指示する制御部を備え、前記制御部は、第1本発光の次の第2本発光の本発光量を演算する場合、前記第1本発光の本発光量演算に用いた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行い、その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行う第1制御と、前記第2本発光の次の第3本発光の本発光量を演算する場合、
前記第2本発光の本発光量演算に用いた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行い、その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行う発光制御を行う第2制御と、を行うこと、を特徴とする撮影装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の撮影装置において、連写撮影を選択可能な選択部を備え、前記制御部は、前記選択部により連写撮影が選択されている場合に前記第1制御及び前記第2制御を行うこと、を特徴とする撮影装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の撮影装置において、前記制御部は、前記第1本発光と前記第2本発光との間が所定時間以内の場合、前記第1制御を行い、前記第2本発光と前記第3本発光との間が所定時間以内の場合、前記第2制御を行うこと、を特徴とする撮影装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の撮影装置において、前記制御部は、AEロックの場合、バルク撮影の場合、マニュアルフォーカスの場合、撮影シーンが前回の撮影シーンと同じと判断された場合、被写体位置及びサイズが前回の撮影と同じであると判断された場合、撮影距離が前回の撮影と同じであると判断された場合、前記第1制御及び前記第2制御を行うこと、を特徴とする撮影装置である。
なお、上記構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
図1に示すカメラ1は、カメラ本体10と、カメラ本体10に着脱されるレンズ鏡筒22とを備える一眼レフデジタルスチルカメラ1である。
カメラ本体10は被写体像を撮像して画像を記録するための撮影用撮像素子21を備える。この撮影用撮像素子21はCCDやCMOSなどにより構成することができる。
撮影時にはクイックリターンミラー11およびサブミラー23が実線で示す撮影光路外の位置に退避してレリーズスイッチ20が開放され、レンズ鏡筒22の撮影光学系により撮影用撮像素子21の受光面に被写体像が結像される。
焦点検出光学系24は、レンズ鏡筒22を通過した対の焦点検出用光束を測距素子25の受光面へ導き、対の光像を結像させる。
測距素子25は例えば対のCCDラインセンサーを備え、対の光像に応じた焦点検出信号を出力する。
照明装置26は、キセノン管29、反射板27、及び発光制御部28とを備える。発光制御部28は、カメラ制御部30からの指示によりキセノン管29の発光制御を行う。
カメラ制御部30は、その予備発光時における被写体からの反射光を測光センサ19によって受光して、その反射光量(予備発光時測光値)に基づいて本発光時の発光量を出する。
図2は本実施形態における各部の動作タイミングを示した図である。
図3はカメラ制御部30の動作を示すフローチャートである。
第2予備発光が不要な場合(ステップS04,NO)はステップS07へ進み、第2予備発光が必要な場合(ステップS04,YES)はステップS05へ進む。
なお、第2予備発光は、第1予備発光よりも強い発光量で行うものであり、第1予備発光において被写体からの反射光が十分な測光に不十分だった場合に、より強い第2予備発光を行うものである。
第2予備発光のタイミングで測光センサ19にて露光を行い、第2予備発光を行った際の被写体からの反射光量を算出(測光演算)する(ステップS06)。
そして、第2予備発光の反射光量から本発光量を決定し、決定した本発光量を照明装置26に通知し、撮影タイミングにて本発光を指示(図2のt4,図3のステップS07)することで、1枚目の撮影が終了する。
ステップS07のあと、所定時間内に次の撮影指示があった場合(ステップS08,YES)、連写中か否かを判定する(ステップS09)。
そして、第2予備発光の発光タイミングにて測光センサ19にて露光を行い、第2予備発光を行った際の被写体からの反射光量を算出(測光演算)する(ステップS12)。
第1予備発光が不要な場合(ステップS13,NO)はステップS16へ進む。
第2予備発光が必要な場合(ステップS13,YES)はステップS14へ進む。
なお、第1予備発光は、第2予備発光よりも弱い発光量で行うものであり、第2予備発光において被写体からの反射光が明るすぎる場合に、弱い第1予備発光を行うものである。
第1予備発光のタイミングで、測光センサ19にて露光を行い、第1予備発光を行った際の被写体からの反射光量を算出(測光演算)する(ステップS15)。
そして、第1予備発光の反射光量から本発光量を決定し、決定した本発光量を照明装置26に通知し、撮影タイミングにて本発光を指示(ステップS16)することで、2枚目の撮影が終了する。
次いで、第1予備発光による反射光量が本発光の発光量を決定するのに十分であったか、即ち第2予備発光が必要かどうかを判定する(ステップS19)。
第2予備発光が不要な場合(ステップS19,NO)はステップS22へ進み、第2予備発光が必要な場合(ステップS19,YES)はステップS20へ進む。
第2予備発光のタイミングで、測光センサ19にて露光を行い、第2予備発光を行った際の被写体からの反射光量を算出(測光演算)する(ステップS21)。
そして、第2予備発光の反射光量から本発光量を決定し、決定した本発光量を照明装置26に通知し、撮影タイミングにて本発光を指示(ステップS22)することで、2枚目の撮影が終了する。
ステップS07のあと、所定時間内に次の撮影指示があった場合(ステップS08,YES)、上述のステップS09以降を繰り返す。
図2のt7は3回目の撮影におけるS11,t8はS13,t9はS16の場合に対応している。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
本実施形態では、連写中の場合について説明したが、他にも以下の条件の場合には同様の処理を行うことも可能である。
・前回の撮影から、所定の時間以内に今回の撮影が行われた場合
・AE(自動露出)ロック中
・ブラケット撮影中
・MF(マニュアルフォーカス)中
・シーン認識などにより、前回と同シーンと判断された場合
・被写体検出手段により、被写体位置・サイズが前回撮影時と同じと判断された場合
・前回と撮影距離が同じと判断された場合
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
Claims (5)
- 第1発光量の予備発光と、前記第1発光量と異なる第2発光量の予備発光と、のいずれの予備発光を行うかという予備発光指示と、前記予備発光による被写体からの反射光に基づいて演算した本発光量の本発光を行う本発光指示とを照明装置に対して指示する制御部を備え、
前記制御部は、
第1本発光の次の第2本発光の本発光量を演算する場合、
前記第1本発光の直前に行われた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行い、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、
前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行う第1制御と、
前記第2本発光の次の第3本発光の本発光量を演算する場合、
前記第2本発光の直前に行われた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行い、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、
前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行う第2制御を行うこと、
を特徴とする撮影装置。 - 第1発光量の予備発光と、前記第1発光量と異なる第2発光量の予備発光と、のいずれの予備発光を行うかという予備発光指示と、前記予備発光による被写体からの反射光に基づいて演算した本発光量の本発光を行う本発光指示とを照明装置に対して指示する制御部を備え、
前記制御部は、
第1本発光の次の第2本発光の本発光量を演算する場合、
前記第1本発光の本発光量演算に用いた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行い、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、
前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行う第1制御と、
前記第2本発光の次の第3本発光の本発光量を演算する場合、
前記第2本発光の本発光量演算に用いた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行い、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、
前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行う発光制御を行う第2制御と、を行うこと、
を特徴とする撮影装置。 - 請求項1または2に記載の撮影装置において、
連写撮影を選択可能な選択部を備え、
前記制御部は、前記選択部により連写撮影が選択されている場合に前記第1制御及び前記第2制御を行うこと、
を特徴とする撮影装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の撮影装置において、
前記制御部は、
前記第1本発光と前記第2本発光との間が所定時間以内の場合、前記第1制御を行い、
前記第2本発光と前記第3本発光との間が所定時間以内の場合、前記第2制御を行うこと、
を特徴とする撮影装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の撮影装置において、
前記制御部は、
自動露出ロックの場合、バルク撮影の場合、マニュアルフォーカスの場合、撮影シーンが前回の撮影シーンと同じと判断された場合、被写体位置及びサイズが前回の撮影と同じであると判断された場合、撮影距離が前回の撮影と同じであると判断された場合、前記第1制御及び前記第2制御を行うこと、
を特徴とする撮影装置。
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