JP2015102747A - 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤の受け渡し方法 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤の受け渡し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】現像剤の凝集に起因する異常画像の発生を抑制する。
【解決手段】現像ローラ51Y側へ現像剤Gを供給する第1の現像剤収容部53Y及び前記現像剤Gを補給する第2の現像剤収容部54Yと、前記第2の現像剤収容部54Yから前記第1の現像剤収容部53Yに現像剤Gを受け渡す受け渡し部59と、前記第2の現像剤収容部54Y内で現像剤Gを受け渡し部59側に搬送する第2の搬送スクリュ56Yと、を有する現像装置5Yにおいて、前記第2の搬送スクリュ56Yの前記受け渡し部59に対向する位置に前記第2の搬送スクリュ56Yと一体に回転するマイラ70を備え、前記マイラ70は、前記第2の搬送スクリュ56Yの回転動作に伴って前記受け渡し部59の開口穴59bから第1の現像剤収容部53Y内に突出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤の受け渡し方法に係り、さらに詳しくは、電子写真方式で現像する現像装置、この現像装置を備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置並びに前記現像装置の現像剤収納部内における現像剤の受け渡し方法に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、複合機あるいは印刷機などの画像形成装置には、電子写真方式で作像する装置がある。このような電子写真方式の画像形成装置では、環境負荷の低減のために、トナーの低融点化が進められている。そのため、画像形成装置稼動時の温度上昇あるいは高温高湿環境下での放置により、トナーボトル内、トナー補給装置内あるいは現像装置5Y内でトナーの凝集が発生する可能性が高くなっている。
そして、トナーや現像剤の凝集体が現像スリーブに汲み上げられて現像されると、ポチ、流星あるいは白スジ等の異常画像が発生する。そこで、このようなポチ、流星、白スジなどの異常画像の発生を防止するため、例えば、
1)トナーボトルの高温高湿環境での長期間放置による凝集発生を防止するために、包装部材に防湿機能を付与する。
2)現像装置(ユニット)の連続稼動時の温度上昇による凝集発生を防止するために、摺動性の良い玉軸受を使用し、あるいは金属軸スクリュを採用する。
3)機械内部の温度が一定以上の温度に達したら、画像出力間隔を長くして機械の温度を下げる。
4)現像担持体を逆回転させることにより、現像剤担持体と現像剤規制部材との間に詰まっている現像剤の緩凝集体を崩す(特開2010−204343号公報:特許文献1)。
5)現像装置の補給側撹拌室の断面形状が、スクリュの外周に沿った円形状である区間が現像剤搬送方向下流にあり、かつ、前記区間内でのみ現像剤が前記補給側攪拌室の壁面に360°接触する(特開2007−148053号公報:特許文献2)。
等の技術が知られている。
前記1)ないし5)に示した異常画像発生の防止技術は、いずれも製品のコストアップやユーザビリティの制約を課すものである。しかし、通常の現像動作を行いながら現像装置内で緩凝集を崩すことができれば、上述のようなコストアップやユーザーへの使用条件の制約を伴う対策は不要となり、異常画像のない良好な画像を維持する画像形成装置を提供できる。
一方、現像装置内では、従来、規制部材の手前の領域(以後、「ドクタ裏」と称す。)で、多かれ少なかれ緩凝集を崩す作用を行っていた。このようにドクタ裏の領域で緩凝集を崩すということは、現像ローラの長手方向全域でその力を作用させることになり、凝集を崩す機能に対して過剰なストレスを与えていることになる。このような現像剤へのストレスはトナーやキャリアの劣化を発生させるため、なるべく低ストレスにしたいという要求がある。この低ストレスにしたいという要求と、凝集を崩すという目的とはトレードオフの関係なっている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、補給されたトナーに含まれる凝集体若しくは現像装置内で作られた凝集体等の現像装置内に存在する緩凝集体を、現像剤が現像ローラ側の現像剤収容部に受け渡される位置より上流側で崩し、凝集に起因する異常画像の発生を抑制することにある。
前記課題を解決するため、本発明は、現像剤担持体側へ現像剤を供給する第1の現像剤収容部及び前記現像剤を補給する第2の現像剤収容部と、前記第1及び第2の現像剤収容部間を現像剤が循環するための戻り側と受け渡し側の2つの開口部と、前記第2の現像剤収容部内で現像剤を搬送する回転部材と、を有する現像装置において、前記回転部材の前記受け渡し側の開口部に対向する位置に前記回転部材と一体に回転する可撓性部材を備え、前記可撓性部材は、前記回転部材の回転動作に伴って前記受け渡し側の開口部から第1の現像剤収容部内に突出することを特徴とする。なお、前記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明によって明らかにされる。
本発明によれば、現像剤の凝集に起因する異常画像の発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係るプリンタの全体構成図である。 図1における作像部を拡大して示す図である。 第2の現像剤収容部の内部構造を示す図である。 第1及び第2の現像剤収容部と受け渡し部との関係を示す図である。 図4の受け渡し部の構造をさらに詳細に示す図である。 受け渡し部におけるマイラの挙動を示す動作説明図である。
本発明は、補給側の現像剤収容部から現像側の現像剤収容部への現像剤の受け渡し部で現像剤を補給する際に現像剤の緩凝集を崩すことを特徴とするものである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係るプリンタの全体構成図である。図1に示すように、画像形成装置としてのプリンタ100の上部には、粉体供給装置としてのトナー補給装置31が設けられている。トナー補給装置31には、各色(イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックK)に対応した4つの粉体収容部としてのトナーカートリッジ(トナー容器)32Y,32M,32C,32Kが着脱自在(交換自在)に設置されている。
このトナー補給装置31におけるトナーカートリッジ以外の部分は、トナーカートリッジから排出される紛状の画像形成剤(粉体)であるトナーを搬送先である後述の現像装置に搬送する粉体搬送装置としてのトナー搬送装置である。トナー補給装置31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。中間転写ユニット15では、中間転写体としての中間転写ベルト8に対向するように、各色Y,M,C,Kに対応した作像部6Y,6M,6C,6Kが中間転写ベルト8の回転方向に沿って並設されている。
図2は作像部6Yの拡大図である。図2に示すように、イエローYに対応した作像部6Yは、像担持体としての感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、現像装置(ユニット)5Y(現像部)、クリーニング部2Y、除電部(不図示)等で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)が行われ、感光体ドラム1上にイエローYのトナー画像が形成される。
作像部6Yは、感光体1Y、帯電装置4Y、現像装置5Y、クリーニング装置2Yを一体化したプロセスカートリッジとして構成することもできる。また、各構成部を単独のユニットとして、装置本体に着脱自在に設置することもできる。具体的には、現像装置5Yを単独のユニットとして装置本体に対して着脱自在に構成することもできる。さらに、感光体1Y、帯電装置4Y、クリーニング装置2Yのうち少なくとも1つと、現像装置5Yと、を一体化したユニットとして、装置本体に対して着脱自在に構成することもできる。
なお、他の3つの作像部6M,6C,6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローYに対応した作像部6Yとほぼ同様な構成になっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。
以下、他の3つの作像部6M,6C,6Kの説明を適宜省略して、イエローYに対応した作像部6Yについて説明する。
図2において、感光体ドラム1Yは、図示しない駆動モータによって図中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4Yによる帯電位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(「帯電工程」)。その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光部7(図1参照)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達し、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(「露光工程」)。
感光体ドラム1Y上の静電潜像は現像装置5Yによってトナー現像され、イエローYのトナー像が感光体ドラム1Y上に形成される(「現像工程」)。感光体ドラム1Y上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト8上に1次転写される(「1次転写工程」)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング部2Yとの対向位置に達する。この位置で感光体ドラム1Yに残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによって機械的に掻き取られて回収される(「クリーニング工程」)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、図示しない除電部との対向位置に達し、この位置で感光体ドラム1上の残存電位が除去される。
以上により、感光体ドラム1上で行われる一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述の作像プロセスは、他の作像部6M,6C,6Kでも、イエロー作像部6Yと同様に行われる。すなわち、作像部6の下方に配設された露光部(露光装置)7から、画像情報に基づいて変調されたレーザ光Lが、各作像部6M,6C,6Kの感光体ドラム1M,1C,1Kに向けて照射される。詳しくは、露光部7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動された回転多面鏡であるポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム1上に照射する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム1上に形成した各色のトナー像は、中間転写ベルト8の搬送に伴って中間転写ベルト8上に重ねて転写される(「1次転写工程」)。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、図1に示すように、中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8、4つの1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9K、2次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンションローラ14及び中間転写クリーニング部10等で構成される。中間転写ベルト8は、前記3つのローラ12,13,14によって張架、支持されるとともに、2次転写バックアップローラ12の回転駆動によって図1矢印方向に無端移動する。
4つの1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kは、それぞれ中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kには、トナーの極性とは逆極性の転写バイアスが印加される。そして、中間転写ベルト8は矢印方向に走行し、各1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y,1M,1C,1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に順次重ねられて1次転写される。
次いで、各色のトナー像が重畳され、転写された中間転写ベルト8のトナー像位置が2次転写ローラ19との対向位置に達する。この対向位置で、2次転写バックアップローラ12が、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のフルカラーのトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の被転写材(記録材)P上に転写される(「2次転写工程」)。このとき、中間転写ベルト8には、被転写材Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング部10の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。こうして、中間転写ベルト8上で行われる一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された被転写材Pは、プリンタ100本体の下部に配設された給紙部26から、給紙ローラ27及びレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。詳しくは、給紙部26には、転写紙等の被転写材Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中反時計回り方向に回転駆動されると、一番上の被転写材Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28に搬送された被転写材Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップに突き当たり、その位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ対28が回転駆動され、被転写材Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、被転写材P上に、中間転写ベルト8上に形成されたカラー画像が転写される。
2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された被転写材Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ローラ及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が被転写材P上に定着される。その後、被転写材Pは、排紙ローラ対29のニップを経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外へ排出された被転写材Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、プリンタにおける一連の画像形成プロセスが完了する。
作像部6における現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。現像装置5Yは、現像ローラ51Y、ドクタブレード52Y、現像剤収容部50(第1及び第2の現像剤収容部53Y,54Y)、第1及び第2の搬送スクリュ55Y,56Y及び温度検知センサ57Yを備えている。本実施形態に係る現像装置5Yは二軸循環方式の現像装置であり、二軸が水平に配置されていることから水平二軸循環型現像装置とも称される。
現像ローラ51Yは感光体ドラム1Yに対向し、ドクタブレード52Yは現像ローラ51Yに対向する。第1及び第2の搬送スクリュ55Y,56Yは、第1及び第2の現像剤収容部53Y,54Y内にそれぞれ配設された2つの搬送部材である。第1及び第2の現像剤収容部53Y,54Yは仕切り壁60によって仕切られることにより2つの空間を形成している。濃度検知センサ57Yは、第2の搬送スクリュ56Y及び第2の現像剤中のトナー濃度を検知する。
現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネット及び当該マグネットの周囲を回転するスリーブを備えている。第1及び第2の現像剤収容部53Y,54Y内には、キャリアとトナーとを含む2成分現像剤Gが収容されている。第2の現像剤収容部54Yは、その上方に形成されたトナー補給口65Yを介して、粉体搬送経路を形成している経路形成部材としてのトナー搬送パイプ64Yに連通している。
前記構成の現像装置5Yは次のように動作する。現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転する。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転に伴い現像ローラ51Y上を移動する。
ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナーカートリッジ32Yに収容されているトナーが、図示しないトナー補給経路及びトナー搬送パイプ64Yを介してトナー補給口65Yから第2の現像剤収容部54Y内に補給される。
第2の現像剤収容部54Y内に補給されたトナーは、第2及び第1の搬送スクリュ56Y,55Yによって、キャリアとともに混合、撹拌されながら、現像剤Gとして第1及び第2の現像剤収容部53Y,54Y内を循環する。循環は、図2中の紙面に垂直な方向の移動である。そして、現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着され、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクタブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤Gは、この位置で現像剤量が適量化(層厚が所定の厚さに規制)された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51Y上に残った現像剤Gはスリーブの回転に伴い現像剤収容部53Yの上方に達し、この位置で現像ローラ51Yから離脱する。
図3は第2の現像剤収容部54Yの内部構造を示す図である。同図(a)は縦断面図、同図(b)は同図(a)に示した各区間の横断面図である。
区間はAからDまでの4区間が設定されている。このうち区間Aは、第1の現像剤収容部53Yから第2の現像剤収容部54Yへ現像剤Gが戻ってくるための戻り側の開口部58が設けられている。ここで、第1の現像剤収容部53Yは現像剤Gを撹拌しながら現像ローラ51Yに供給する供給側撹拌室として機能し、第2の現像剤収容部54Yは現像剤Gを撹拌しながら第1の現像剤収容部53Yに補給する補給側撹拌室として機能する。
区間Bの途中にはトナー補給口65Yが設けられ、前記トナー搬送パイプ64Yを介して外部のトナーカートリッジ32Yからトナーが補給される。したがって、区間Bでは補給されたトナーを現像剤Gの中に均一に分散させることが重要な機能となっている。
区間Cは、図3(b)に示すように第2の現像剤収容部54Yの壁面の天井部分54Yaが、第2の搬送スクリュ56Yの外周面に沿うような円形状となっている。
区間Dは、第2の現像剤収容部54Yの壁面の天井部分54Yaは区間Cと同様であるが、第2の現像剤収容部54Yから第1の現像剤収容部53Yへ現像剤Gを受け渡すための受け渡し側の開口部(以後、単に受け渡し部と略す。)59が仕切り壁60に設けられている。また、区間C、Dにおける搬送スクリュ56Yのスクリュ羽根と第2の現像剤収容部54Yの壁面との隙間は1.5mm、区間C、Dを合計した区間長は第2の現像剤収容部54Yの全長の4割となっている。
図4は第1及び第2の現像剤収容部53Y,54Yと受け渡し部59との関係を示す図である。同図(a)は現像装置(ユニット)5Yの上ケース(蓋)を嵌めていない状態の要部斜視図であり、同図(b)は図2における現像装置5Yの全体を上方から見た内部の現像剤の流れを示す図である。同図(a)では第1及び第2の現像剤収容部53Y,54Yの上部がスクリュ形状に沿った形になっていない。しかし、上ケースを嵌めることによって、第1及び第2の現像剤収容部53Y,54Yの断面形状が前述の区間Aから区間Dのような断面になるように構成されている。これにより、受け渡し部59以外には第2の現像剤収容部54Yから第1の現像剤収容部53Yに現像剤Gが流れないようになっている。
本実施形態では、区間Aは装置の奥側に、区間Dは装置の手前側に配置され、装置奥側のトナー補給口65から第2の現像剤収容部54Yの現像剤G中に供給されたトナーは、現像剤Gとともに第2の搬送スクリュ56Yによって撹拌されながら区間Aから区間Dまで搬送される。そして、装置の手前側にあたる区間Dに設置された開口穴59bから第1の現像剤収容部53Yに受け渡され、第1の搬送スクリュ55Yによって戻り側の開口部58まで戻り、当該開口部58から第2の現像剤収容部54Y内に送り込まれる。送り込まれた現像剤Gは、再度第2の搬送スクリュ56Yによって開口穴59b側に撹拌されながら搬送されるという動作を繰り返す。このときの現像剤の流れを図4(b)において矢印GFで示す。なお、装置の奥側、手前側は、図1の正面図に即したものである。
受け渡し部59の開口穴59bの開口面積は狭いほうが受け渡し手前の領域で現像剤を圧密状態にでき、緩凝集を崩す機能を発揮できる。しかし、開口面積を狭くし過ぎると、第1の現像剤収容部53Yの剤嵩が減り、汲み上げ不良等の画像上の不具合が発生する。すなわち、第1の現像剤収容部53Yの剤嵩を常に適正に保つことが必要不可欠であり、そのためには、受け渡し部59を通過する現像剤の搬送量が常に適正でなければならない。
受け渡し部59を通過する現像剤の搬送量は、現像剤の流動性、トナー濃度、スクリュの回転数、開口面積、開口穴の位置、スクリュピッチ、現像装置5全体に入れる現像剤の量、等によって変化する。ある1つの現像剤条件で、搬送量の適正化と圧密状態の適正化を図ることは比較的容易である。しかし、現像剤の嵩および流動性は、トナー濃度、経時のトナー劣化、温湿度、出力画像面積等によって変動するため、想定される使用範囲ですべての条件で不具合がなく、かつ緩凝集を崩せるユニット条件にしなくてはならない。
例えば、トナー濃度7%の初期剤を入れて、受け渡し開口面積と第2の現像剤収容部54Y内の第2の搬送スクリュ56Yの回転数をある値にすると、汲み上げ不良がなく、かつ、所望の凝集崩し効果が得られる条件が見つかる。しかし、そのユニット条件でトナー濃度を4〜10%に変化させると、第1及び第2の現像剤収容部53Y,54Yの剤嵩が大きく変動し、低トナー濃度の時は緩凝集を崩せなくなる。さらに、高トナー濃度の時は許容できない高いユニットトルクになり、かつ第1の現像剤収容部53Yの剤嵩が減ってしまうという現象も発生する。
そこで、発明者らが鋭意、研究した結果、受け渡し部59に可撓性の部材を設け、その長さを受け渡し部59の開口穴59bから突出するように設定すると、現像剤Gの特性変動に対して強くなり、トナー濃度変動や経時で剤の流動性が変化しても、緩凝集を崩す効果を維持したまま、受け渡し部59の搬送量を適正な範囲に維持できることを見出した。
この可撓性部材(以下、マイラと記載する。)70の取り付け位置について図4及び図5を参照して説明する。図5は受け渡し部59の構成を示す図で、図5(a)は受け渡し部をスクリュ軸に垂直な面で切った断面図、図5(b)は仕切り板の厚み方向の半分の位置(D−D’線)で切った断面図である。
図4に示すように、本実施形態では、受け渡し部59の開口穴59bに対向する第2の搬送スクリュ56Yにマイラ70が設けられている。このマイラ70は、開口穴59bに対向する位置にくると、当該開口穴59bから先端が第1の現像剤収容部53Y内に突出するようになっている。すなわち、マイラ70は、そのような長さと幅に設定されている。
第2の現像剤収容部54Yの第2の搬送スクリュ56Yのスクリュ軸56Yaには、マイラ70を取り付ける土台56Ybがスクリュ軸56Yaに垂直に立っている。そして、その土台Ybに厚さ0.18mmのマイラ70が貼り付けられている。マイラ70は、図4に示すように第2の搬送スクリュ56Yの順巻きの螺旋と逆巻きの螺旋の合流部に長手方向の中心が来るように配置されている。図4(a)では、この中心を線59Yfで示す。また、マイラ70の土台Ybへの取付側には、現像剤Gが通過できるような穴70aが形成されている。この穴70aは、第2の搬送スクリュ56Yの回転時に、マイラ70に加わる剤圧を低減させる機能を有する。穴70aの開口面積は、剤圧の程度に応じて適宜設定される。
本実施形態では、第2の搬送スクリュ56Yは、区間Dにおいて、2つの剤搬送用の螺旋を備えている。1つは、トナー補給口65Yから開口穴59b側に剤を搬送する方向の螺旋(順巻き)56Ycである。他の1つは、第2の現像剤収容部54Yの剤搬送方向最下流側から開口穴59b側に剤を搬送する方向の螺旋(逆巻き)56Ydである。そして、両者の合流部56Yeが、開口穴59bに対向する位置に位置するように設定され、現像剤を圧密の状態にして第2の現像剤収容部54Yから第1の現像剤収容部53Yへと受け渡す。
受け渡し部59は、2つの現像剤収容部53Y,54Yの間の仕切り壁60に開口穴59bが形成された仕切り板59aが設けられ、第2の現像剤収容部54Yから第1の現像剤収容部53Yへの現像剤の受け渡しが可能となっている。本実施形態では、開口穴59bは、例えば高さ方向4mm、長手方向14mmの長方形の開口として設けられている。
また、受け渡し部59の開口59bは、図5(a)に示すように、現像装置5Yの上側壁面59cと下側壁面59dとに挟まれている空間であって、上側壁面59cと下側壁面59dとによって、受け渡し部59の受け渡し部分が狭められて形成されている。なお、上側壁面59cは受け渡し部59の上壁(天井)59eから鉛直下方に伸びる壁面であり、下側壁面59dは受け渡し部59の底部(底面)59fから鉛直上方に伸びる壁面である。
図6は、このように構成されたマイラ70の挙動を示す動作説明図である。マイラ70は、第2の搬送スクリュ56Yが回転したときに、図6に示すような挙動を示す。
(a)マイラ70の先端部が、第2の搬送スクリュ56Yの回転に伴い、いったん垂直の仕切り壁59aに突き当たる。その後、マイラ70は弾性変形を増しながら、上に押し上げられる。
(b)マイラ70の先端部が開口穴59bを突き抜けて第1の現像剤収容部53Yに突出し、マイラ70の弾性変形が解除される。
(c)マイラ70の先端部が開口穴59aの上端に突き当たり、マイラ70は弾性変形を始める。
(d)マイラ70の先端部が開口穴59aの上端を乗り越え、再び第2の現像剤収容部54Yに戻り、第2の現像剤収容部54Yの天井部分54Yaを含む内面に接触した状態で回転する。
このようにしてマイラ70の先端部は、第2の搬送スクリュ56Yが1回転するごとに第1の現像剤収容部53Y内に出没する。言い換えれば、マイラ70の先端部は第1の現像剤収容部53Yと第2の現像剤収容部53Yを行ったり来たりする。
その際、マイラ70の突出量を大きくすると現像剤Gの搬送量が多くなる。そこで、例えば、第2の現像剤収容部54Y内での現像剤量が多くなりすぎて圧密の度合いが高くなりすぎる場合、あるいは、第1の現像剤収容部53Y内での現像剤量が少なくなりすぎてしまう場合には、マイラ70の突出量を大きくする。言い換えれば、マイラ70の長さを長くする。逆に、第2の現像剤収容部54Y内での現像剤量が少なくなりすぎて圧密の度合いが低くなりすぎる場合、あるいは、第1の現像剤収容部53Y内での現像剤量が多くなりすぎてしまう場合には、マイラ70の突出量を小さくする。言い換えれば、マイラ70の長さを短くする。このようにして現像剤Gの受け渡し部59の開口穴59bからの受け渡し量を調整することが可能である。
なお、本実施形態では第2の現像剤収容部54Yの中の第2の搬送スクリュ56Yは、例えば、現像剤搬送方向上流部側の螺旋(順巻き)56Ycはピッチが40mm、下流部の螺旋(逆巻き)56Ydはピッチが20mmになるものを使用している。しかし、本発明の効果を発揮するためには本形状に限定するものではなく、適宜、受け渡し部59の手前で圧密になるような剤バランスを成立させるものを選択すればよい。
このような構成にすることによって、第2の現像剤収容部54Yの剤嵩の様子は、図3(a)に示したように、上流部のトナー補給位置では剤嵩が低く、下流部では、現像剤Gがスクリュ形状に沿った天井部分54Yaまで詰まった状態となる。特に最下流部では、現像剤Gは圧密状態となっている。圧密部において図3の区間Bのように第2の現像剤収容部54Yの天井部分54Ya側に現像剤Gが存在しない空間部があるような形状であると、螺旋が回転しても螺旋の断面から外側の部分では搬送力が伝わらず不動層を形成してしまう。これに対し、搬送経路の断面が螺旋形状に沿った円形状にしてあるので、不動層が発生せずに現像剤Gがスムーズに搬送される。
本実施形態においては、現像剤Gの凝集体(緩凝集体)を受け渡し部59の開口穴59bを通過するときにマイラ70の回転を利用して崩すようにしている。そこで、凝集体を崩す効果は、下記のようにして実証した。凝集体を崩す効果を検証するために、実機で発生するより大量の凝集体をトナー補給口65Yに入れる必要があり、以下の手順で凝集体を作成した。
i) 日立製遠心機Himac CP100MXを使い、粒径5.2μmの重合トナーを1セルあたり0.5gのトナーを入れて、遠心回転数12000rpm、遠心時間5分、遠心時温度23℃の条件で遠心加圧した。
ii) その後、セルの中のトナーを目開き106μmのメッシュで篩にかけ、篩に残ったものを現像装置の補給口に入れた。
なお、上記条件は、トナーボトル内や補給装置内で発生する凝集体によって引き起こされるポチ・流星・白スジの程度と同じになるように条件を探した結果、本発明者らが見出したものである。
この遠心加圧凝集体を、現像装置5Yのトナー補給口65Yに入れて、A3ベタ画像を20枚出力し、ポチ・流星の個数を評価した。
その結果、通常の現像装置(ユニット)と比較して、凝集によるポチ・流星が大幅に減少した。現像剤の嵩変動、流動性変動に対する強さを、トナー濃度の上下限、初期剤および経時劣化剤で評価したが、いずれの条件でも、凝集ポチ、流星を大幅に削減することができた。
なお、比較対象とした通常の現像装置は、現像剤Gは第2の現像剤収納部54Yの天井部分54yaには接触せず、全く圧密にはならない現像装置である。また、第2の搬送スクリュ56Yの受け渡し部59にマイラ70は設けられていない現像装置である。
以上のように、本実施形態によれば、次のような効果を奏する。
1) 現像ローラ51Y(現像剤担持体)側へ現像剤Gを供給する第1の現像剤収容部53Y及び前記現像剤Gを補給する第2の現像剤収容部54Yと、前記第2の現像剤収容部54Yから前記第1の現像剤収容部53Yに現像剤Gを受け渡す受け渡し部59と、前記第2の現像剤収容部54Y内で現像剤Gを受け渡し部59側に搬送する第2の搬送スクリュ56Y(回転部材)と、を有する現像装置5Yにおいて、前記第2の搬送スクリュ56Yの前記受け渡し部59に対向する位置に前記第2の搬送スクリュ56Yと一体に回転するマイラ70(可撓性部材)を備え、前記マイラ70は、前記第2の搬送スクリュ56Yの回転動作に伴って前記受け渡し部59の開口穴59bから第1の現像剤収容部53Y内に出没するので、現像剤Gの特性変動に対しても、受け渡し部59の現像剤搬送量を適正範囲に維持することができる。すなわち、前記マイラ70の動作により現像剤Gの緩凝集体を崩しながら現像剤Gを受け渡すことが可能となり、現像剤Gの特性変動に対して受け渡し部59を通る現像剤搬送量を適正範囲に維持することができる。これにより、現像剤特性が変化しても、緩凝集体を崩すために必要なせん断力を作用させつつ過剰な力をかけない条件にすることができ、ポチや流星のない良好な画像を長期にわたって維持することが可能となる。
2) 前記第2の搬送スクリュ56Yが1回転するごとに、前記マイラ70の先端部が、前記第1の現像剤収容部53Yと前記第2の現像剤収容部54Yとの間を往復移動するので、前記開口穴59b部分で緩凝集体を崩すことができる。
3) 前記第2の搬送スクリュ56Yは螺旋状の羽根を回転軸56aの外周に備え、前記螺旋状の羽根は、巻き方向が逆の第1及び第2の羽根部56Yc,56Ydを有し、前記第2の搬送スクリュ56Yの回転軸方向と平行な方向に関する前記マイラ70の中心、前記開口穴59bの前記回転軸方向と平行な方向の中心、並びに前記第1及び第2の羽根部56Yc,56Ydの隣接部の前記回転軸方向と平行な方向の中心の三者が前記回転軸の長手方向に垂直な方向(線56Yf)に関して同じ位置に配置されているので、開口穴59bから第1の現像剤収容部53Yに受け渡される現像剤Gの緩凝集体を均等に崩すことができる。
4) 前記マイラ70の先端が前記第2の現像剤収容部54Yの内面に沿って回転するときマイラ70は弾性変形し、前記開口穴59bに達したとき前記弾性変形が解放され、前記第1の現像剤収容部53Y内に突出するので、緩凝集体を崩した状態で現像剤Gを第1の現像剤収容部53Y側に受け渡すことができる。
5) プロセスカートリッジが本実施形態に係る現像装置5Yを備えたので、前記1)ないし4)の効果を奏するプロセスカートリッジを提供することができる。
6) プリンタ(画像形成装置)100が本実施形態に係る現像装置5Y若しくはプロセスカートリッジを備えたので、前記1)ないし4)の効果を奏する画像形成装置を提供することができる。
5Y 現像装置
6Y 作像部(プロセスカートリッジ)
51Y 現像ローラ
53Y 第1の現像剤収容部
54Y 第2の現像剤収容部
56Y 第2の搬送スクリュ
56Yc 第1の羽根部
56Yd 第2の羽根部
56Yf 線
59 受け渡し部
59b 開口穴
70 マイラ
100 プリンタ(画像形成装置)
G 現像剤
特開2010−204343号公報 特開2007−148053号公報

Claims (8)

  1. 現像剤担持体側へ現像剤を供給する第1の現像剤収容部及び前記現像剤を補給する第2の現像剤収容部と、
    前記第2の現像剤収容部から前記第1の現像剤収容部に現像剤を受け渡す受け渡し部と、
    前記第2の現像剤収容部内で現像剤を受け渡し部側に搬送する回転部材と、
    を有する現像装置において、
    前記回転部材の前記受け渡し部に対向する位置に前記回転部材と一体に回転する可撓性部材を備え、
    前記可撓性部材は、前記回転部材の回転動作に伴って前記受け渡し部の開口穴から第1の現像剤収容部内に突出することを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置において、
    前記回転部材が1回転するごとに、前記可撓性部材の先端部が、前記第1の現像剤収容部と前記第2の現像剤収容部との間を往復移動することを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1又は2に記載の現像装置において、
    前記回転部材は螺旋状の羽根を回転軸の外周に備え、
    前記螺旋状の羽根は、巻き方向が逆の第1及び第2の羽根部を有し、
    前記回転部材の回転軸方向と平行な方向に関する前記可撓性部材の中心、前記開口穴の前記回転軸方向と平行な方向の中心、並びに前記第1及び第2の羽根部の隣接部の前記回転軸方向と平行な方向の中心の三者が前記回転軸の長手方向に関して同じ位置に配置されていることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の現像装置において、
    前記可撓性部材の先端が前記第2の現像剤収容部の内面に沿って回転するときは弾性変形し、前記開口穴に達したときに前記弾性変形が解放され、前記第1の現像剤収容部内に突出することを特徴とする現像装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の現像装置を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5に記載のプロセスカートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 現像剤担持体側へ現像剤を供給する第1の現像剤収容部及び前記現像剤を補給する第2の現像剤収容部と、
    前記第2の現像剤収容部から前記第1の現像剤収容部に現像剤を受け渡す受け渡し部と、
    前記第2の現像剤収容部内で現像剤を受け渡し部側に搬送する回転部材と、
    を有する現像装置における現像剤の受け渡し方法において、
    前記回転部材と一体に回転する可撓性部材を前記回転部材の前記受け渡し部の開口穴に対向する位置に設け、
    前記可撓性部材を、前記回転部材の回転動作に伴って前記開口穴から第1の現像剤収容部内に突出させながら前記現像剤を第2の現像剤収容部から前記第1の現像剤収容部に受け渡すことを特徴とする現像剤の受け渡し方法。
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