JP2015102742A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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康幸 平尾
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Abstract

【課題】マルチディスプレイシステムに画像を表示させる際に各ノードの負荷を低減させる、画像処理装置が提供される。
【解決手段】複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲を解析するコンテンツ解析部と、前記オブジェクトを描画するための描画情報を生成し、前記コンテンツ解析部の解析で得られた前記表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ前記描画情報を送信する画像処理部と、を備える、画像処理装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本開示は、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
複数のディスプレイをタイル状に並べることで1枚の大画面での表示を実現するマルチディスプレイシステムは、例えば商業施設におけるデジタルサイネージシステムや、インフォメーションディスプレイシステム等に広く用いられている。
このマルチディスプレイシステムに関する技術が、例えば特許文献1、2等で開示されている。特許文献1、2では、描画リソース及び描画コマンドを生成するマスターノードと、マスターノードが生成した描画リソース及び描画コマンドに基づいて画像を表示させるスレーブノードとで構成されるマルチディスプレイシステムが開示されている。
特開平7−199881号公報 特開2008−96748号公報
マルチディスプレイシステムで画像を表示する際には、マスターノードでは、全てのスレーブノードに全ての描画リソースを送信するために生じる描画リソースの作成負荷を低減させることが求められる。またスレーブノードでは、自ノードで表示させない描画リソースまで受信することによって増加する処理負荷を低減させることが求められる。
そこで本開示では、マルチディスプレイシステムに画像を表示させる際に各ノードの負荷を低減させる、新規かつ改良された画像処理装置及び画像処理方法を提案する。
本開示によれば、複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲を解析するコンテンツ解析部と、前記オブジェクトを描画するための描画情報を生成し、前記コンテンツ解析部の解析で得られた前記表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ前記描画情報を送信する画像処理部と、を備える、画像処理装置が提供される。
また本開示によれば、複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ送信された、前記オブジェクトを描画するための描画情報を受信する通信処理部と、前記通信処理部が受信した前記描画情報に基づき、表示を担当するディスプレイに前記オブジェクトを表示させる画像処理部と、を備える、画像処理装置が提供される。
また本開示によれば、複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲を解析するステップと、前記オブジェクトを描画するための描画情報を生成し、前記オブジェクトの表示範囲の解析で得られた前記表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ前記描画情報を送信するステップと、を含む、画像処理方法が提供される。
また本開示によれば、複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ送信された、前記オブジェクトを描画するための描画情報を受信するステップと、受信された前記描画情報に基づき、表示を担当するディスプレイに前記オブジェクトを表示させるステップと、を含む、画像処理方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、マルチディスプレイ装置で画像を表示する際に各ノードの負荷を低減させる、新規かつ改良された画像処理装置及び画像処理方法を提供することが出来る。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1の構成例を示す説明図である。 本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1の構成例を示す説明図である。 マルチディスプレイシステムで画像を表示する際の描画リソース及び描画コマンドの送信先を説明するための説明図である。 マスターノード100及びスレーブノード200の機能構成例を示す説明図である。 描画リソースの送信方式を説明するための説明図である。 描画リソースの送信方式を説明するための説明図である。 描画リソースの送信方式を説明するための説明図である。 マルチディスプレイシステム1の動作例を示す流れ図である。 マルチディスプレイシステム1の動作例を示す流れ図である。 マスターノード100の機能構成例を示す説明図である。 マスターノード100の機能構成例を示す説明図である。 ハードウェア構成例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態
1.1.システム構成例
1.2.機能構成例
1.3.動作例
1.4.変形例
2.ハードウェア構成例
3.まとめ
<1.本開示の一実施形態>
[1.1.システム構成例]
まず、図面を参照しながら、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステムの構成例を説明する。図1は、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1の構成例を示す説明図である。以下、図1を用いて本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1の構成例について説明する。
図1に示したように、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1は、タイル状に並べられた6つのディスプレイ10a〜10fで1枚の画像を表示させるように構成されたシステムである。そして図1に示したように、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1は、ディスプレイ10a〜10fに分担して表示させるための画像の描画リソース及び描画コマンドを生成するマスターノード100と、マスターノード100が生成した描画リソース及び描画コマンドを受信して、受信した描画リソース及び描画コマンドに基づき、ディスプレイ10a〜10fにそれぞれ画像を表示させるスレーブノード200a〜200fと、で構成される。
マスターノード100と、スレーブノード200a〜200fとは、例えば有線のネットワークケーブルや、映像伝送用のケーブル等で接続されている。同様に、スレーブノード200a〜200fと、ディスプレイ10a〜10fとは、例えば有線のネットワークケーブルや、映像伝送用のケーブル等で接続されている。なお、図1に示した例では、各スレーブノード200a〜200fは、それぞれ1つのディスプレイ10a〜10fが接続されているが、本開示は係る例に限定されるものではない。すなわち、1つのスレーブノードに複数の表示装置が接続されていても良い。また、図1に示した例では、マスターノード100と、スレーブノード200a〜200fとが完全に分かれている構成を示したが、本開示は係る例に限定されるものではない。例えば図2に示したように、マスターノード100が1つのスレーブノードを兼ねるような構成であってもよい。
本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1は、上述したようにマスターノード100が描画リソース及び描画コマンドを生成して、生成した描画リソース及び描画コマンドをスレーブノード200a〜200fに送信する。ここで本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1は、マスターノード100が生成した描画リソース及び描画コマンドは、当該描画リソース及び描画コマンドによって表示される画像の表示を担当するスレーブノードにのみ送信される。
以上、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1のシステム構成例について説明した。続いて、マスターノード100が生成した描画リソース及び描画コマンドが、当該描画リソース及び描画コマンドによって表示される画像の表示を担当するスレーブノードにのみ送信されることによる利点を説明する。
図3は、マルチディスプレイシステムで画像を表示する際の描画リソース及び描画コマンドの送信先を説明するための説明図である。以下、図3を用いて、マスターノード100が生成した描画リソース及び描画コマンドが、当該描画リソース及び描画コマンドによって表示される画像の表示を担当するスレーブノードにのみ送信されることによる利点を説明する。
以下の説明では、図3に示したペンギンの絵が、ディスプレイ4の始点Sからディスプレイ3の終点Tまで直線的に移動する場合を例に挙げて説明する。また、図3に示したマルチディスプレイシステムは、図1に示したマルチディスプレイシステム1のように、1つのディスプレイに1つのスレーブノードが接続されているものとして説明する。
まず、マスターノードで描画リソースの送信先のスレーブノードを最初に1つだけ指定して送信する場合(ユニキャスト送信の場合)について説明する。ユニキャスト送信の場合は、ディスプレイ4にペンギンを表示させる際に、マスターノードはディスプレイ4の表示を担当するスレーブノードにのみ、最初に1回だけ描画リソース(ペンギンの絵)を送信する。その後、ペンギンの絵が移動するというアニメーションを実現するために、マスターノードは、描画コマンドをそのディスプレイ4の表示を担当するスレーブノードに順次送信していく。
その後ペンギンが移動し、ディスプレイ4とディスプレイ5にペンギンが跨ると、マスターノードはディスプレイ4の表示を担当するスレーブノードに加え、ディスプレイ5の表示を担当するスレーブノードに、最初に1回だけ描画リソース(ペンギンの絵)を送信。その後、ペンギンの絵が移動するというアニメーションを実現するために、マスターノードは、描画コマンドをそのディスプレイ4とディスプレイ5の表示を担当するスレーブノードに順次送信していく。なお、ディスプレイ4とディスプレイ5の表示を担当するスレーブノードは同一の場合がある。
さらにその後ペンギンが移動し、ディスプレイ5にのみペンギンを表示させる際には、マスターノードはディスプレイ4の表示を担当するスレーブノードへの描画コマンドの送信は止め、ディスプレイ5の表示を担当するスレーブノードにのみ、ペンギンを表示させるための描画コマンドを送信する。以後、描画リソース及び描画コマンドの、マスターノードからスレーブノードへの送信と送信の停止とが、ペンギンが終点Tまで移動するまで繰り返される。
このように、ユニキャスト送信の場合は、オブジェクトがディスプレイを跨いで移動する場合、表示するオブジェクトの移動に伴って、マスターノードが同じ描画リソースをスレーブノード毎に順次送信する必要があり、データサイズが大きい描画リソースの送信のコストが多くなる。またユニキャスト送信の場合、スレーブノードは、オブジェクトの表示が必要になった時点で、データサイズが大きい描画リソースの受信を開始するため、オブジェクトを表示するまでの時間が長くなり、結果として、スムーズなアニメーションの実現が困難になる可能性がある。
続いて、マスターノードで生成した描画リソースを、全てのスレーブノードに最初に送信する場合(ブロードキャスト送信の場合)について説明する。ブロードキャスト送信の場合は、ディスプレイ4にペンギンを表示させる際であっても、マスターノードはディスプレイ4の表示を担当するスレーブノードだけでなく、全てのスレーブノードに、最初に1回だけ描画リソース(ペンギンの絵)を送信する。そしてマスターノードは、ペンギンの絵が移動するというアニメーションを実現するために、描画コマンドをディスプレイ4の表示を担当するスレーブノードに順次送信していく。
その後ペンギンが移動し、ディスプレイ4とディスプレイ5にペンギンが跨ると、ディスプレイ5の表示を担当するスレーブノードは既にペンギンの絵を表示させるための描画リソースを受信しているので、ディスプレイ5の表示を担当するスレーブノードは、マスターノードからペンギンの絵を表示させるための描画リソースを改めて受信しなくても、マスターノードから描画コマンドを順次受信することでペンギンをディスプレイ5に表示させることができる。
このように、ブロードキャスト送信の場合は、マスターノードが予め全てのスレーブノードに同一の描画リソースを送信し、オブジェクトの移動に伴ってオブジェクトの表示を担当する描画コマンドをスレーブノードへ順次送信する。しかし、ブロードキャスト送信の場合は、その描画リソース及び描画コマンドによる画像が表示されないディスプレイの表示を担当するスレーブノードにも描画リソースが送信されてしまうので、表示処理が不要なスレーブノードには描画リソースを受信するコストが発生する。また、ユニキャスト送信の場合であってもブロードキャスト送信の場合であっても、マスターノードは、描画コマンドを事前に生成しておくことができないことが多い。例えば、ディスプレイにタッチパネルが設けられており、ユーザがそのタッチパネルに触れることでメニュー等を操作する場合、そのユーザの操作に合わせて描画コマンドに基づいてメニュー等がディスプレイに表示される。しかし、ユーザはいつどのメニューを操作するかは分からないので、マスターノードは、事前にメニューを表示させるための描画コマンドを生成することが困難である。
そこで本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1は、ユニキャスト送信する場合の、マスターノードでの描画リソースの生成及び新たなスレーブノードへの送信のコストと、ブロードキャスト送信する場合の、スレーブノードでの処理が不要な描画リソースの受信のコストとを抑えることが可能な、新たな描画リソースの送信方式を用いる。
図3の様にペンギンが直線的に移動する場合、マスターノードは、ペンギンの画像がディスプレイ2、3、4、5の4つのディスプレイに移動することが予め把握可能である。従って、マスターノードは、ディスプレイ2、3、4、5の表示を担当するスレーブノードに、ペンギンの絵を表示させるための描画リソースを予め送信する。そして、マスターノードはペンギンの絵の表示を担当するスレーブノードに描画コマンドを順次送信する。ペンギンの絵が始点Sから終点Tまで直線的に移動すれば、マスターノードもスレーブノードも、ペンギンの絵を表示しないディスプレイの表示を担当するスレーブノードへの描画リソースの生成や送受信を行わずに済み、コストの発生を抑えることが出来る。
以上、図3を用いて、描画リソース及び描画コマンドによって表示される画像の表示を担当するスレーブノードにのみ描画リソースが送信されることによる利点を説明した。続いて、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1のマスターノード100及びスレーブノード200a〜200f(以下、区別する必要のない場合は単にスレーブノード200とも称する)の機能構成例について説明する。
[1.2.機能構成例]
図4は、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1のマスターノード100及びスレーブノード200の機能構成例を示す説明図である。以下、図4を用いてマスターノード100及びスレーブノード200の機能構成例について説明する。
図4に示したように、マスターノード100は、制御処理部110と、コンテンツ解析部120と、グラフィックス処理部130と、データベース140と、通信処理部150と、を含んで構成される。またスレーブノード200は、グラフィックス処理部210と、データベース220と、通信処理部230と、を含んで構成される。
また図4に示したように、マスターノード100には、キーボード、マウス、タッチパネル、カメラ等で構成される入力装置160が接続されている。
まずマスターノード100の機能構成例を説明する。制御処理部110は、マスターノード100の動作を制御するための処理を実行する。本実施形態では、制御処理部110は、通信処理部150や入力装置160から送られてくる情報に基づいてマスターノード100の動作を制御するための処理を実行する。通信処理部150から送られてくる情報は、例えばスレーブノード200から送信されてくる情報や、ディスプレイ10a〜10fに表示させるコンテンツに関する情報等である。また入力装置160から送られてくる情報は、例えば入力装置160に対して行われた操作の内容等である。制御処理部110は、通信処理部150や入力装置160から送られてくる情報に基づく処理の内容を一度データベース140に記録する。
コンテンツ解析部120は、ディスプレイ10a〜10fに表示させるコンテンツの内容を解析する。具体的には、コンテンツ解析部120は、ディスプレイ10a〜10fに表示させるコンテンツの各オブジェクト(物体、アイコン、ウインドウその他のコンテンツに含まれるあらゆる要素を指す)が取り得る座標を決定するとともに、決定した座標に基づき決定されるベクトル、決定した座標に対するオブジェクトの描画リソース及び描画コマンドを決定する。
コンテンツ解析部120は、コンテンツの各オブジェクトが取り得る座標の決定に際し、コンテンツで予め指定されているオブジェクトの表示範囲の情報や、データベース140に記録された、ユーザによる入力装置160の操作の履歴などを用いる。コンテンツ解析部120は、決定したオブジェクトが取りうる座標及び決定した座標に対するオブジェクトの描画リソース及び描画コマンドの内容を、一度データベース140に記録する。
グラフィックス処理部130は、本開示の画像処理部の一例であり、コンテンツ解析部120が決定した描画リソース及び描画コマンドを、コンテンツ解析部120が決定した、オブジェクトが取りうるベクトル上に位置するディスプレイ10の表示を担当するスレーブノード200へ向けて送信する処理を実行する。グラフィックス処理部130は、オブジェクトが取りうるベクトル上に位置するディスプレイ10を、例えばマルチディスプレイシステム1における各ディスプレイが表示を担当する座標の範囲の情報に基づき、決定する。
データベース140は、マルチディスプレイシステム1でコンテンツを表示するための各種データが格納される。データベース140に格納されるデータとしては、例えば、マルチディスプレイシステム1における各ディスプレイが表示を担当する座標の範囲、ディスプレイ10に表示させるコンテンツの内容、コンテンツに含まれるオブジェクトが取り得る座標、オブジェクトが取りうる座標に基づき決定されるベクトル、決定した座標に対するオブジェクトの描画リソース及び描画コマンド、ユーザによる入力装置160の操作の履歴などが含まれ得る。
通信処理部150は、スレーブノード200との間の通信処理を実行する。具体的には、通信処理部150は、グラフィックス処理部130により送信されるオブジェクトの描画リソースを、オブジェクトが取りうるベクトル上に位置するディスプレイ10の表示を担当するスレーブノード200スレーブノード200に向けて送信する。また通信処理部150は、オブジェクトの表示を担当するスレーブノード200へ向けて、オブジェクトを表示させるための描画コマンドを順次送信する。
続いてスレーブノード200の機能構成例を説明する。グラフィックス処理部210は、本開示の画像処理部の一例であり、マスターノード100から送信された描画リソース及び描画コマンドに基づいて、オブジェクトをディスプレイ10に表示させる描画処理を実行する。
データベース220は、マルチディスプレイシステム1でコンテンツを表示するための各種データが格納される。データベース220に格納されるデータとしては、例えば、ディスプレイ10に表示させるコンテンツの内容、コンテンツに含まれるオブジェクトが取り得る座標、オブジェクトが取りうる座標に基づき決定されるベクトル、決定した座標に対するオブジェクトの描画リソース及び描画コマンドなどが含まれ得る。
通信処理部230は、マスターノード100との間の通信処理を実行する。具体的には、通信処理部230は、マスターノード100から送信される描画リソース及び描画コマンドを受信する。通信処理部230は、受信した描画リソース及び描画コマンドを、一度データベース220に記録する。
本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1のマスターノード100及びスレーブノード200は、このような構成を有することで、オブジェクトが複数のディスプレイに跨って表示される場合に、新たな描画リソース及び描画コマンドの生成や送受信を行わずに済み、コストの発生を抑えることが出来る。
以上、図4を用いてマスターノード100及びスレーブノード200の機能構成例について説明した。続いて、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1における、描画リソースの送信方式について説明する。
図5は、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1における、描画リソースの送信方式を説明するための説明図である。以下、図5を用いて本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1における、描画リソースの送信方式について説明する。
図5には、6つのディスプレイ10a〜10fでマルチディスプレイによる画像表示を行なう場合が例示されている。例えば、あるオブジェクトAが、ディスプレイ10d内の場所Sから、ディスプレイ10f内の場所Tへ移動するよう指定されているコンテンツを、6つのディスプレイ10a〜10fで表示する場合を考える。この場合、オブジェクトAが移動しうる領域は、図5に示した領域R1で表現できる。
オブジェクトAが、ディスプレイ10d内の場所Sから、ディスプレイ10f内の場所Tへ移動する場合、オブジェクトAが表示されるディスプレイは、ディスプレイ10d、10e、10fの3つのディスプレイである。従ってマスターノード100は、ディスプレイ10d、10e、10fにそれぞれ接続されているスレーブノード200d、200e、200fを、オブジェクトAの描画リソースの送信先として決定する。
別の例を説明する。図6は、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1における、描画リソースの送信方式を説明するための説明図である。以下、図6を用いて本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1における、描画リソースの送信方式について説明する。
図6には、図5と同様に、6つのディスプレイ10a〜10fでマルチディスプレイによる画像表示を行なう場合が例示されている。例えば、あるオブジェクトAが、ディスプレイ10d内の場所Sから、ディスプレイ10a内の場所T1、ディスプレイ10b内の場所T2、及びディスプレイ10e内の場所T3へ移動するよう指定されているコンテンツを、6つのディスプレイ10a〜10fで表示する場合を考える。この場合、オブジェクトAが移動しうる領域は、図6に示した領域R2で表現できる。
オブジェクトAが、ディスプレイ10d内の場所Sから、ディスプレイ10a内の場所T1、ディスプレイ10b内の場所T2、及びディスプレイ10e内の場所T3へ移動する場合、オブジェクトAが表示されるディスプレイは、ディスプレイ10a、10b、10d、10eの4つのディスプレイである。従ってマスターノード100は、ディスプレイ10a、10b、10d、10eにそれぞれ接続されているスレーブノード200a、200b、200d、200eを、オブジェクトAの描画リソースの送信先として決定する。
このように、マスターノード100は、コンテンツに含まれるオブジェクトが移動しうる範囲に基づいて、オブジェクトの描画リソースを送信するスレーブノード200を決定し、決定したスレーブノード200にのみ、オブジェクトの描画リソースを送信することができる。オブジェクトの描画リソースを受信したスレーブノード200は、マスターノード100から描画コマンドの受信を受けると、予め受信した描画リソースを用いて、その受信した描画コマンドに基づき、オブジェクトをディスプレイ10に表示させることが出来る。
しかし、オブジェクトの移動範囲が指定されていても、ユーザの操作により、実際にはオブジェクトの移動範囲が予め指定された範囲と異なる場合も存在する。このような場合、マスターノード100は、オブジェクトの移動しうる範囲を修正し、修正した範囲に基づいて改めてオブジェクトの描画リソースの送信先を決定しても良い。
図7は、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1における、描画リソースの送信方式を説明するための説明図である。以下、図7を用いて本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1における、描画リソースの送信方式について説明する。
図7には、図5及び図6と同様に、6つのディスプレイ10a〜10fでマルチディスプレイによる画像表示を行なう場合が例示されている。例えば、あるオブジェクトAが、ユーザの操作により、ディスプレイ10d内の場所Sから、ディスプレイ10d内の場所T1’、ディスプレイ10e内の場所T2’、及びディスプレイ10e内の場所T3’へ移動するよう変更されているコンテンツを、6つのディスプレイ10a〜10fで表示する場合を考える。この場合、オブジェクトAが移動しうる領域は、図7に示した、修正された移動しうる領域R3で表現できる。
オブジェクトAが、ディスプレイ10d内の場所Sから、ディスプレイ10d内の場所T1’、ディスプレイ10e内の場所T2’、及びディスプレイ10e内の場所T3’へ移動する場合、オブジェクトAが表示されるディスプレイは、ディスプレイ10d、10eの2つのディスプレイである。従ってマスターノード100は、ディスプレイ10d、10eにそれぞれ接続されているスレーブノード200d、200eを、オブジェクトAの描画リソースの送信先として決定する。
このように、ユーザの操作によってオブジェクトの移動しうる領域に変更が生じた場合は、マスターノード100は、改めて描画リソースの送信先のスレーブノード200を決定し、その決定した変更後のスレーブノード200に描画リソースを送信する。このように、マスターノード100は描画リソースの送信先を変更して描画リソースをスレーブノード200に送信することで、オブジェクトの移動しうる領域に変更が生じた場合にも、スレーブノード200は、予め受信した描画リソースを用いて、描画コマンドの受信に基づき、オブジェクトをディスプレイ10に表示させることが出来る。
なお、図5〜図7では、オブジェクトが移動しうる領域を四角形で示したが、本開示は係る例に限定されるものではない。
以上、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1における、描画リソースの送信方式について説明した。続いて、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1の動作例について説明する。
[1.3.動作例]
図8は、本開示の一実施形態に係る本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1の動作例を示す流れ図である。図8に示したのは、マスターノード100が、コンテンツ内のオブジェクトの表示位置を解析し、解析結果に基づいて描画リソースをスレーブノード200に送信する際の動作例である。以下、図8を用いて本開示の一実施形態に係る本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1の動作例について説明する。
まずマスターノード100は、ディスプレイ10に表示させるコンテンツを取得する(ステップS101)。ディスプレイ10に表示させるコンテンツは、予めマスターノード100の内部に保持されていてもよく、インターネット上のウェブサイトのように外部から取得するものであってもよい。当該コンテンツの取得は、例えば制御処理部110が実行しても良い。
上記ステップS101で、ディスプレイ10に表示させるコンテンツを取得すると、続いてマスターノード100は、そのコンテンツ内のオブジェクトが取りうる座標を決定する(ステップS102)。この決定処理は、例えばコンテンツ解析部120が実行し得る。このステップS102の決定処理に際しては、例えば、コンテンツの各オブジェクトが取り得る座標の決定に際し、コンテンツで予め指定されているオブジェクトの表示範囲の情報や、データベース140に記録された、ユーザによる入力装置160の操作の履歴などが用いられる。
上記ステップS102で、コンテンツ内のオブジェクトが取りうる座標を決定すると、続いてマスターノード100は、その決定した座標に基づき、オブジェクトが表示されるディスプレイ10を決定する(ステップS103)。この決定処理は、例えばグラフィックス処理部130が実行し得る。
上記ステップS103で、オブジェクトが表示されるディスプレイ10を決定すると、続いてマスターノード100は、その決定したディスプレイ10の表示を担当するスレーブノード200に向けて、オブジェクトの描画リソースを送信する(ステップS104)。この送信処理は、例えばグラフィックス処理部130が実行し得る。
本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1のマスターノード100は、このような動作を実行することで、オブジェクトが複数のディスプレイを跨いで移動するように表示される場合に、オブジェクトを表示しないディスプレイの表示を担当するスレーブノードへの描画リソースの生成や送受信を行わずに済み、コストの発生を抑えることが出来る。
続いて、マスターノード100でのコンテンツの解析処理についてより詳細に説明するが、ここでは、ユーザの操作などにより、オブジェクトが移動しうる領域に変化が生じる場合を考慮した動作例を説明する。図9は、本開示の一実施形態に係る本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1の動作例を示す流れ図である。図9に示したのは、マスターノード100が、コンテンツ内のオブジェクトの表示位置を解析し、解析結果に基づいて描画リソースをスレーブノード200に送信する際の動作例である。以下、図9を用いて本開示の一実施形態に係る本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1の動作例について説明する。
マスターノード100は、ディスプレイ10に表示させるコンテンツの内容を解析する(ステップS111)。この解析処理は、例えばコンテンツ解析部120が実行し得る。このステップS111の解析処理に際しては、例えば、コンテンツの各オブジェクトが取り得る座標の決定に際し、コンテンツで予め指定されているオブジェクトの表示範囲の情報や、データベース140に記録された、ユーザによる入力装置160の操作の履歴などが用いられる。
上記ステップS111で解析処理を実行すると、続いてマスターノード100は、コンテンツを構成するオブジェクトの二次元位置S=(Sx,Sy)を決定する(ステップS112)。この決定処理は、例えばコンテンツ解析部120が実行し得る。
上記ステップS112で決定処理を実行すると、続いてマスターノード100は、コンテンツの仕様でオブジェクトが移動しうる位置T=T1,T2,T3,・・・,Tnが指定されているかどうか判断する(ステップS113)。この判断処理は、例えばコンテンツ解析部120が実行し得る。
ステップS113の判断の結果、コンテンツの仕様でオブジェクトが移動しうる位置が指定されていれば、続いてマスターノード100は、その移動しうる位置Tから、オブジェクトが移動しうる領域Rを決定する(ステップS114)。この決定処理は、例えばコンテンツ解析部120が実行し得る。一方、ステップS113の判断の結果、コンテンツの仕様でオブジェクトが移動しうる位置が指定されていなければ、マスターノード100はステップS114の処理をスキップする。
続いてマスターノード100は、ユーザの使用履歴を参照し、オブジェクトについて修正された移動しうる位置T’=T1’,T2’,T3’,・・・,Tn’が指定されているかどうか判断する(ステップS115)。この判断処理は、例えばコンテンツ解析部120が実行し得る。
ステップS115の判断の結果、オブジェクトについて修正された移動しうる位置が指定されていれば、続いてマスターノード100は、その移動しうる位置T’から、オブジェクトが移動しうる領域Rを修正する(ステップS116)。この修正処理は、例えばコンテンツ解析部120が実行し得る。一方、ステップS115の判断の結果、コンテンツの仕様でオブジェクトが移動しうる位置が指定されていなければ、マスターノード100はステップS116の処理をスキップする。
続いてマスターノード100は、オブジェクトが移動しうる領域Rの表示を担当するスレーブノード200に向けて、オブジェクトの描画リソースを送信する(ステップS117)。この送信処理は、例えばグラフィックス処理部130が実行し得る。なお、マスターノード100は、修正後の領域Rに含まれなくなったディスプレイ10の表示を担当するスレーブノード200に対し、描画リソースを破棄するよう指示してもよい。
本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1のマスターノード100は、このような動作を実行することで、オブジェクトが複数のディスプレイを跨いで移動するように表示される場合に、オブジェクトを表示しないディスプレイの表示を担当するスレーブノードへの描画リソースの生成や送受信を行わずに済み、コストの発生を抑えることが出来る。また本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステム1のマスターノード100は、このような動作を実行することで、ユーザの操作によってオブジェクトが移動しうる領域に変化が生じた場合に、その変化に基づいて描画リソースを生成して、描画リソースを送信できるので、表示されなくなった領域への描画リソースの生成や送受信のコストを抑えることができる。
例えば、メニュー等のユーザの操作に基づいて表示されるオブジェクトのような、いつ表示されるか分からないオブジェクトの表示の場合、マスターノード100は、予めそのユーザの操作によって表示されるオブジェクトの描画リソースを、そのメニューが表示されるディスプレイ10を担当するスレーブノード200に送信する。そしてユーザの操作を検出すると、マスターノード100は、メニューが表示されるディスプレイを担当するスレーブノード200に、メニューを表示させるための描画コマンドを送信する。
その後、ユーザの操作履歴から、あるディスプレイ10にはメニューが表示されないことをマスターノード100が把握したとする。この場合、メニューが表示されないディスプレイ10を担当するスレーブノード200には描画リソースを破棄するよう指示しても良い。メニューが表示されないディスプレイ10を担当するスレーブノード200は、そのメニューの描画リソースを破棄することで、描画リソースの受信および保持に伴うコストを低減させることが出来る。
[1.4.変形例]
続いて、本開示の一実施形態の変形例について説明する。図10は、本開示の一実施形態の第1変形例に係るマルチディスプレイシステム1のマスターノード100の機能構成例を示す説明図である。図10には、マスターノード100がネイティブアプリケーション170を実行するように機能する様子が示されている。
ネイティブアプリケーション170は、文字、図形、写真、動画などを有するコンテンツ171と、コンテンツ171に含まれるオブジェクトの座標を決定するプログラム172と、を含む。マスターノード100は、ネイティブアプリケーション170の実行により、プログラム172に沿ってコンテンツ171に含まれるオブジェクトの座標を決定する。
ネイティブアプリケーション170に含まれるコンテンツ171は、マスターノード100の製造時に予めネイティブアプリケーション170に含まれていてもよく、インターネットからのダウンロードや、ソフトウェアのアップデート等で事後的に追加されてよい。
ネイティブアプリケーション170に含まれるコンテンツ171は、ユーザの操作部160への操作によって、動的にオブジェクトの大きさや位置を変更することができるよう構成される。プログラム172は、ユーザの操作部160への操作に伴うオブジェクトの大きさや位置の変化を検知し、コンテンツ171に含まれるオブジェクトの座標を再決定する。
プログラム172がコンテンツ171に含まれるオブジェクトの座標を決定すると、グラフィックス処理部130が、コンテンツ171の描画リソース及び描画コマンドを決定する。そしてグラフィックス処理部130は、コンテンツ171の表示を担当するスレーブノード200に向けて、決定した描画リソース及び描画コマンドを、通信処理部150を通じて送信する。
またコンテンツ171がアニメーションするよう指定されている場合は、グラフィックス処理部130は、そのアニメーションの仕様を、オブジェクトの移動しうる領域に反映させてもよい。
図11は、本開示の一実施形態の第2変形例に係るマルチディスプレイシステム1のマスターノード100の機能構成例を示す説明図である。図11には、マスターノード100のコンテンツ解析部120に、HTML処理部121、スクリプト処理部122及びCSS処理部123が含まれている様子が示されている。
図11に示したマスターノード100の通信処理部150は、World Wide Web(WWW)に接続する機能を有している。そしてマスターノード100は、WWWに接続して取得したコンテンツ(例えば、ウェブページ)をディスプレイ10に表示させる機能を有している。
マスターノード100がWWWに接続して取得したウェブページには、文字、図形、写真、動画、アプリケーションプログラムなどの様々なオブジェクトが含まれ得る。マスターノード100は、ウェブページに含まれるオブジェクトのレンダリングのためにHTML処理部121でHTMLを解析し、DOMツリーを解析する。またマスターノード100は、ウェブページに含まれるスクリプト(例えばJavaScript)の処理をスクリプト処理部122で実行する。さらにマスターノード100は、ウェブページを表示するためのCSSの解析をCSS処理部123で実行し、レンダーツリー(またはフレームツリー)を構築することで、ウェブページ内のオブジェクトの座標を決定する。
マスターノード100は、これらHTML処理部121、スクリプト処理部122及びCSS処理部123の処理により、WWWに接続して取得したウェブページに含まれるオブジェクトの座標を決定することが出来る。そしてマスターノード100は、グラフィックス処理部130でウェブページの描画リソース及び描画コマンドを決定する。そしてマスターノード100は、グラフィックス処理部130でウェブページの表示を担当するスレーブノード200に向けて、決定した描画リソース及び描画コマンドを、通信処理部150を通じて送信する。
ウェブページ内のオブジェクトは、ユーザの操作部160への操作によって、動的に大きさや位置を変更することができるよう構成される。CSS処理部123は、その変化に伴ってウェブページのレンダーツリーを構築し直す。グラフィックス処理部130は、構築し直されたレンダーツリーに基づいて、ウェブページの描画リソース及び描画コマンドを決定する。
ウェブページ内のオブジェクトが、CSS等によってアニメーションするよう指定されている場合は、グラフィックス処理部130は、CSS処理部123によるCSSの処理によって得られたオブジェクトのアニメーション仕様を、オブジェクトの移動しうる領域に反映させてもよい。
なお図11では、マスターノード100はWWWに接続してコンテンツを取得していたが、本開示は係る例に限定されるものではない。マスターノード100は、WWWに限らず、例えばイーサネット(登録商標)、Wi−Fi、USB、Bluetooth(登録商標)などからコンテンツを取得するよう構成されていても良い。
<2.ハードウェア構成例>
上記の各アルゴリズムは、例えば、図12に示すハードウェア構成を用いて実行することが可能である。つまり、当該各アルゴリズムの処理は、コンピュータプログラムを用いて図12に示すハードウェアを制御することにより実現される。なお、このハードウェアの形態は任意であり、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PHS、PDA等の携帯情報端末、ゲーム機、接触式又は非接触式のICチップ、接触式又は非接触式のICカード、又は種々の情報家電がこれに含まれる。但し、上記のPHSは、Personal Handy−phone Systemの略である。また、上記のPDAは、Personal Digital Assistantの略である。
図12に示すように、このハードウェアは、主に、CPU902と、ROM904と、RAM906と、ホストバス908と、ブリッジ910と、を有する。さらに、このハードウェアは、外部バス912と、インターフェース914と、入力部916と、出力部918と、記憶部920と、ドライブ922と、接続ポート924と、通信部926と、を有する。但し、上記のCPUは、Central Processing Unitの略である。また、上記のROMは、Read Only Memoryの略である。そして、上記のRAMは、Random Access Memoryの略である。
CPU902は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM904、RAM906、記憶部920、又はリムーバブル記録媒体928に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。ROM904は、CPU902に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する手段である。RAM906には、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等が一時的又は永続的に格納される。
これらの構成要素は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス908を介して相互に接続される。一方、ホストバス908は、例えば、ブリッジ910を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス912に接続される。また、入力部916としては、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、及びレバー等が用いられる。さらに、入力部916としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。
出力部918としては、例えば、CRT、LCD、PDP、又はELD等のディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。但し、上記のCRTは、Cathode Ray Tubeの略である。また、上記のLCDは、Liquid Crystal Displayの略である。そして、上記のPDPは、Plasma DisplayPanelの略である。さらに、上記のELDは、Electro−Luminescence Displayの略である。
記憶部920は、各種のデータを格納するための装置である。記憶部920としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられる。但し、上記のHDDは、Hard Disk Driveの略である。
ドライブ922は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体928に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体928に情報を書き込む装置である。リムーバブル記録媒体928は、例えば、DVDメディア、Blu−rayメディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディア等である。もちろん、リムーバブル記録媒体928は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、又は電子機器等であってもよい。但し、上記のICは、Integrated Circuitの略である。
接続ポート924は、例えば、USBポート、IEEE1394ポート、SCSI、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器930を接続するためのポートである。外部接続機器930は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。但し、上記のUSBは、Universal Serial Busの略である。また、上記のSCSIは、Small Computer System Interfaceの略である。
通信部926は、ネットワーク932に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL用のルータ、又は接触又は非接触通信用のデバイス等である。また、通信部926に接続されるネットワーク932は、有線又は無線により接続されたネットワークにより構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、可視光通信、放送、又は衛星通信等である。但し、上記のLANは、Local Area Networkの略である。また、上記のWUSBは、Wireless USBの略である。そして、上記のADSLは、Asymmetric Digital Subscriber Lineの略である。
<3.まとめ>
以上説明したように本開示の一実施形態によれば、複数のディスプレイをタイル状に並べることで大画面での表示を実現するマルチディスプレイシステムにおいて、あるオブジェクトが複数のディスプレイに渡って表示され得る場合に、マスターノードで予めオブジェクトが移動しうる領域を決定し、その領域の表示を担当するスレーブノードにのみ描画リソースを送信する、マルチディスプレイシステムが提供される。
本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステムは、マスターノードで予めオブジェクトが移動しうる領域を決定し、その領域の表示を担当するスレーブノードにのみ描画リソースを送信することで、オブジェクトがディスプレイを跨いで移動する際に、移動先のディスプレイを担当するスレーブノードとマスターノードと間で、その都度、描画リソースの送受信を行わずに済み、コストの発生を抑えることが出来る。
例えば、ディスプレイを跨いだアイコンやカーソル、ウインドウその他のオブジェクトの移動が発生した場合に、マスターノードが改めて描画リソースをスレーブノードに送信する必要がないので、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステムは、マスターノードでの描画リソースの生成負荷や送信負荷の低減に寄与できる。
また本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステムは、事前に描画リソースをスレーブノードに送信しておくので、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステムは、マスターノードが改めて描画リソースをスレーブノードに送信する場合と比べて操作性やレスポンスの向上に寄与できる。またオブジェクトが表示されないディスプレイの表示を担当するスレーブノードは、不必要な描画リソースの受信を行わないことによって、本開示の一実施形態に係るマルチディスプレイシステムは、スレーブノードでの処理負荷の低減に寄与できる。
本明細書の各装置が実行する処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図またはフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、各装置が実行する処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、各装置に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した各装置の構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供されることが可能である。また、機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックをハードウェアで構成することで、一連の処理をハードウェアで実現することもできる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲を解析するコンテンツ解析部と、
前記オブジェクトを描画するための描画情報を生成し、前記コンテンツ解析部の解析で得られた前記表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ前記描画情報を送信する画像処理部と、
を備える、画像処理装置。
(2)
前記コンテンツ解析部は、前記表示範囲の変化を検出し、
前記画像処理部は、前記コンテンツ解析部の前記表示範囲の変化の検出に応じて前記描画情報を送信する装置を変更する、前記(1)に記載の画像処理装置。
(3)
前記コンテンツ解析部は、ユーザの操作履歴に応じて前記表示範囲を修正する、前記(1)まはた(2)に記載の画像処理装置。
(4)
前記画像処理部は、前記コンテンツ解析部の前記表示範囲の修正に応じて前記描画情報を送信する装置を変更する、前記(3)に記載の画像処理装置。
(5)
複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ送信された、前記オブジェクトを描画するための描画情報を受信する通信処理部と、
前記通信処理部が受信した前記描画情報に基づき、表示を担当するディスプレイに前記オブジェクトを表示させる画像処理部と、
を備える、画像処理装置。
(6)
複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲を解析するステップと、
前記オブジェクトを描画するための描画情報を生成し、前記オブジェクトの表示範囲の解析で得られた前記表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ前記描画情報を送信するステップと、
を含む、画像処理方法。
(7)
複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ送信された、前記オブジェクトを描画するための描画情報を受信するステップと、
受信された前記描画情報に基づき、表示を担当するディスプレイに前記オブジェクトを表示させるステップと、
を含む、画像処理方法。
(8)
複数のディスプレイにコンテンツに表示させるための描画情報を生成する第1の画像処理装置と、
前記第1の画像処理装置から前記描画情報を受信して表示を担当するディスプレイにコンテンツを表示させる1以上の第2の画像処理装置と、
を備え、
前記第1の画像処理装置は、
複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲を解析するコンテンツ解析部と、
前記オブジェクトを描画するための描画情報を生成し、前記コンテンツ解析部の解析で得られた前記表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する前記第2の画像処理装置にのみ前記描画情報を送信する画像処理部と、
を含み、
前記第2の画像処理装置は、
複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する前記第2の画像処理装置にのみ送信された、前記オブジェクトを描画するための描画情報を受信する通信処理部と、
前記通信処理部が受信した前記描画情報に基づき、表示を担当するディスプレイに前記オブジェクトを表示させる画像処理部と、
を含む、画像処理システム。
1 マルチディスプレイシステム
10 ディスプレイ
100 マスターノード
200 スレーブノード

Claims (7)

  1. 複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲を解析するコンテンツ解析部と、
    前記オブジェクトを描画するための描画情報を生成し、前記コンテンツ解析部の解析で得られた前記表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ前記描画情報を送信する画像処理部と、
    を備える、画像処理装置。
  2. 前記コンテンツ解析部は、前記表示範囲の変化を検出し、
    前記画像処理部は、前記コンテンツ解析部の前記表示範囲の変化の検出に応じて前記描画情報を送信する装置を変更する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記コンテンツ解析部は、ユーザの操作履歴に応じて前記表示範囲を修正する、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理部は、前記コンテンツ解析部の前記表示範囲の修正に応じて前記描画情報を送信する装置を変更する、請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ送信された、前記オブジェクトを描画するための描画情報を受信する通信処理部と、
    前記通信処理部が受信した前記描画情報に基づき、表示を担当するディスプレイに前記オブジェクトを表示させる画像処理部と、
    を備える、画像処理装置。
  6. 複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲を解析するステップと、
    前記オブジェクトを描画するための描画情報を生成し、前記オブジェクトの表示範囲の解析で得られた前記表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ前記描画情報を送信するステップと、
    を含む、画像処理方法。
  7. 複数のディスプレイに表示させるコンテンツに含まれるオブジェクトの表示範囲が含まれる前記ディスプレイへの表示処理を担当する装置にのみ送信された、前記オブジェクトを描画するための描画情報を受信するステップと、
    受信された前記描画情報に基づき、表示を担当するディスプレイに前記オブジェクトを表示させるステップと、
    を含む、画像処理方法。
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