JP2015102297A - 温水式床暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【技術課題】温水式床暖房装置において、後付けで非居室空間の暖房を可能にすること。【解決手段】一台の熱源機3で発生した温水を温水往き導管4を経由して温水マット2内を一巡させたのち、この一巡した温水を温水還り導管5を経由して前記熱源機3に戻し、再加熱して再び前記温水マット2内に循環させる温水式床暖房装置において、前記温水還り導管5の一部に三方弁12を取り付けると共にこの三方弁12の下流側にT字管を取り付ける。熱負荷の小さい室内又は室外にあって緩やかな暖房を必要とされる場所に温水式の放熱器7を取り付けると共にこの放熱器7の温水入口と前記三方弁12の分岐口12b間を迂回温水往き管14で結び、前記放熱器7の温水出口と前記T字管13の分岐口間を迂回温水還り管16で結ぶ事により、前記温水式床暖房装置の温水還り導管5内を還る温水を利用して非居室空間の暖房を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、温水式床暖房装置であって、詳しくは、居室の暖房に付加してヒートショックに代表される事故率の高い脱衣室、浴室、トイレ室等の非居室空間の暖房を可能にした温水式床暖房装置に関する。
非居室である脱衣室とか浴室あるいはトイレ内の暖房としては、電気式のヒーター等が良く知られている。また、温水式の熱交換器を脱衣室又は浴室、トイレ室等の非居室内に設置してこの非居室内の暖房を可能とした例として、特許文献1(特開2009−162469号公報)が公知である。
特開2009−162469号公報
しかし、上記特許文献1の場合、居室側と同時に非居室側の暖房工事を行う場合には問題はないが、後付けでこの非居室の暖房を行おうとすると、配管工事が大掛りになると共に工事費が高くつき、また、建物によってはこのような後付け工事自体を行うことができないケースもある。
また、前記脱衣室内や浴室内あるいはトイレ室以外であって、例えば廊下等の場合にも、冬期は可成り温度が低下するため、高齢者や病気がち以外の人であっても暖かい居室から寒い廊下に出たときに急激に体が冷えて脳梗塞等の病気を誘発することがある。
本発明の目的は、温水式床暖房装置において、脱衣室や浴室あるいはトイレ室等の非居室内の暖房を安い費用で後付けにより簡単な工事で行うことができる温水式床暖房装置を提供することである。
上記目的を達成するため本発明に係る温水式床暖房装置は、次の構成からなる。
請求項1に記載の発明は、温水式床暖房装置において、一台の熱源機で発生した温水を温水往き導管を経由して居室内に施工された温水マット内を一巡させたのち、この一巡した温水を温水還り導管を経由して前記熱源機に還し、再加熱して再び前記温水往き導管を経由して前記温水マット内に循環させる温水式床暖房装置において、前記温水還り導管の一部に三方弁を取り付けると共にこの三方弁の下流側にT字管を取り付け、熱負荷の小さい室内又は室外にあって緩やかな暖房を必要とされる非居室内に温水式の放熱器を取り付けると共にこの放熱器の温水入口と前記三方弁の分岐口間を迂回温水往き管で結び、前記放熱器の温水出口と前記T字管の分岐口間を迂回温水還り管で結ぶ事により、前記温水式床暖房装置の温水還り導管内を還る還り温水により非居室空間内の暖房を行うことができるように構成してなること、を特徴とするものである。
次に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の温水式床暖房装置において、前記非居室内の放熱器は、浴室の脱衣室又は浴室内又は浴室の洗い場又はトイレ室又は建物の廊下又は玄関又はペット用小屋又は植物育成用温室に設置されていること、を特徴とするものである。
この発明によると、暖房を必要とする非居室は勿論のこと、ペットとか植物等の暖房のために本発明を適用できる。
次に、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の温水式床暖房装置において、前記非居室内の放熱器は、既設の温水式床暖房装置に後付けで取り付けられていること、を特徴とするものである。
この発明によると、非居室空間の暖房が後年必要となったときに安い費用で対応することができる。
次に、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の温水式床暖房装置において、前記三方弁とT字管とは一体化されていること、を特徴とするものである。
この発明によると、温水還り導管の接続は三方弁とT字管でそれぞれ1ケ所で済み、工事が簡素化される。
次に、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の温水式床暖房装置において、前記三方弁とT字管に対する温水還り導管との接合及び迂回温水住き管と迂回温水還り管との接合口には、ワンタッチ式の接続金具又はホースエンドが形成されていること、を特徴とするものである。
この発明によると、短時間で簡単に配管工事を行うことができる。
次に、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の温水式床暖房装置において、前記脱衣室及び浴室内に前記放熱器を設置した場合には、前記三方弁を手動又は自動式となし、自動式の場合には風呂用熱源機のリモコンスイッチに連動して前記三方弁を自動的に開放して前記脱衣室の放熱器内に温水が循環するように構成してなること、を特徴とするものである。
この発明において、いちいち手動操作を行う必要がなく、便利である。
次に、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の温水式床暖房装置において、前記自動式の三方弁の場合には、脱衣室の出入口の扉の開閉に連動して又は脱衣室内に設置された人体検出センサーが人体を検出したときに開放して前記放熱器内に温水を循環させるように構成してなること、を特徴とするものである。
この発明によると、非居室内の暖房のON、OFFに手間がかからず便利であり、特に高齢者には有効である。
本発明は以上のとおり、温水式床暖房装置において、熱源機と居室に施工された温水マット間を結ぶ往路と復路からなる温水導管において、その還り導管の一部に三方弁とT字管からなる分岐金具を取り付けると共に脱衣室等の非居室内に設置した放熱機の温水入口と前記三方弁の分岐口とを迂回温水往き管で結び、前記放熱機の温水出口と前記T字管の分岐口間を迂回温水還り管で結ぶことにより、居室を一巡し、暖房を終えた約50℃前後の還り温水熱を用いて非居室内を暖房することができるため、居室側の暖房に影響しない範囲で非居室内の暖房を行うことができる。
また、分岐金具は、温水還り導管の一部を切断し、ここに取り付けるだけのため、迂回温水往き管と還り管の分岐工事が簡単となり、また後付けを行う場合には、放熱器に最も近い位置の還り導管を切断し、ここに分岐金具を取り付ければ良く、工事が簡単になり、工事費も安くなる。
また、分岐金具である三方弁及びT字管の各接続口と温水還り導管及び迂回温水往き管と還り管の接続は、ワンタッチ式の接続金具を用いることにより、配管工事を簡単に行うことができる。
本発明を脱衣室とトイレ室の暖房に実施した説明図。 脱衣室の図。 トイレ室の図 分岐金具を上方から見た状態の説明図。 分岐金具を正面方向から見た状態の説明図。 図5におけるA−A’線断面図。
図1〜図6に基づいて本発明を浴室に付属の脱衣室及びトイレ室の暖房に実施した例を説明する。
図1は、住宅の一角を示し、符号の1は居室であって、この居室1の床には、温水式の床暖房用温水マット2が施工されていて、この床暖房用温水マット2には、戸外に位置された熱源機3で発生した約60℃の温水が温水往き導管4を経由して、ヘッダー6から温水マット2内の温水パイプ2aに供給され、この温水パイプ2aを一巡してヘッダー6に還り、このヘッダー6から温水還り導管5を経由して前記熱源機3に還る構成であって、通常温水還り導管5内の還り流水の温度は50℃前後である。
7は居室1とは廊下8を間にして反対側に施工された浴室9と隣り合わせの脱衣室であって、この脱衣室7内の床には、前記居室1側の温水マット2を小型にした非居室用温水マット10が施工されている。
11は、温水還り導管5において、脱衣室7に近い位置に取り付けられた分岐金具であって、この分岐金具11は、図4〜図6に示すように、還り導管5において、上流側にハンドル12aで手動開閉自在の三方弁12と、この三方弁12の下流側において三方弁12と一体になるようにねじ接合されたT字管13からなる。
14は、前記三方弁12の分岐口12bと前記非居室温水マット10の温水入口15を結ぶ迂回温水往き管、16は非居室温水マット10の温水出口17と前記T字管13の分岐口13aを結ぶ迂回温水還り管であって、前記三方弁12及びT字管13と温水還り導管5及び迂回温水往き管と還り管16のそれぞれの接続口にはワンタッチ式の接続金具18、18aが取り付けられていて、ワンタッチでそれぞれの接続と離脱ができる構成である。
但し、この接続方式は上記の接続金具18、18aに限定されるものではなく、例えば、三方弁12及びT字管13に形成したタケノコと称されるホースエンドに導管5及び迂回温水往き管14、16を差し込む方式であってもよい。
図1において、19はトイレ室であって、このトイレ室19側には温水式のラジェーター20が施工されていて、上記脱衣室7と同じようにトイレ室19内の暖房を温水還り導管5内の還り温水により行うように施工したものである。
21は台所であって、この台所21にもラジェーター20が施工されている。
なお、本実施例において、脱衣室7には非居室温水マット10が施工され、トイレ室19にはラジェーター20が施工されているが、この施工は非居住室の形態や用途により選択され、本発明において暖房(放熱)手段は限定されない。
また、分岐金具11の三方弁12は本実施例においてはハンドル12aを操作する手動式となっているが、電動式つまり電磁弁方式となし、例えば脱衣室7あるいはトイレ19内又は入口等に設けたスイッチ操作で開閉する遠隔操作方式としたり、脱衣室7の場合には、浴室9内の自動風呂湯沸かし器のコントローラー(図示せず)の入力ボタン操作あるいは設定温度にお湯が沸き上がった時の停止作用に連動して三方弁12が開くようにすると、脱衣あるいは入浴時にはすでに室内が温かくなっている、という構成にしても良い。
本実施例は非居室内を暖房する例であるが、その他ペット室とか温室あるいは冬期の積雪とか凍結を防ぐために放熱器を玄関先等に設置あるいは施工しても良い。
1 居室
2 温水マット
3 熱源機
4 温水往き導管
5 温水還り導管
7 脱衣室
10 放熱器
12 三方弁
13 T字管
14 迂回温水往き管
16 迂回温水還り管

Claims (7)

  1. 一台の熱源機で発生した温水を温水往き導管を経由して居室内に施工された温水マット内を一巡させたのち、この一巡した温水を温水還り導管を経由して前記熱源機に還し、再加熱して再び前記温水往き導管を経由して前記温水マット内に循環させる温水式床暖房装置において、前記温水還り導管の一部に三方弁を取り付けると共にこの三方弁の下流側にT字管を取り付け、熱負荷の小さい室内又は室外にあって緩やかな暖房を必要とされる非居室内に温水式の放熱器を取り付けると共にこの放熱器の温水入口と前記三方弁の分岐口間を迂回温水往き管で結び、前記放熱器の温水出口と前記T字管の分岐口間を迂回温水還り管で結ぶ事により、前記温水式床暖房装置の温水還り導管内を還る還り温水により非居室空間内の暖房を行うことができるように構成してなる温水式床暖房装置。
  2. 前記非居室内の放熱器は、浴室の脱衣室又は浴室内又は浴室の洗い場又はトイレ室又は建物の廊下又は玄関又はペット用小屋又は植物育成用温室に設置されていること、を特徴とする請求項1に記載の温水式床暖房装置。
  3. 前記非居室内の放熱器は、既設の温水式床暖房装置に後付けで取り付けられていること、を特徴とする請求項1に記載の温水式床暖房装置。
  4. 前記三方弁とT字管とは一体化されていること、を特徴とする請求項1に記載の温水式床暖房装置。
  5. 前記三方弁とT字管に対する温水還り導管との接合及び迂回温水住き管と迂回温水還り管との接合口には、ワンタッチ式の接続金具又はホースエンドが形成されていること、を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の温水式床暖房装置。
  6. 前記脱衣室及び浴室内に前記放熱器を設置した場合には、前記三方弁を手動又は自動式となし、自動式の場合には風呂用熱源機のリモコンスイッチに連動して前記三方弁を自動的に開放して前記脱衣室の放熱器内に温水が循環するように構成してなること、を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の温水式床暖房装置。
  7. 前記自動式の三方弁の場合には、脱衣室の出入口の扉の開閉に連動して又は脱衣室内に設置された人体検出センサーが人体を検出したときに開放して前記放熱器内に温水を循環させるように構成してなること、を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の温水式床暖房装置。
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