JP2015100419A - 集塵機 - Google Patents

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哲也 門前
輝雄 今井
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輝雄 今井
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Abstract

【課題】粉塵の入った集塵用袋を持ち上げる際、粉塵案内部を避ける煩わしさを解消した、ごみ捨て作業性の良い集塵機を提供する。
【解決手段】タンク2と本体に分割可能な集塵機において、前記本体は、電動モータと、前記電動モータによって回転駆動される集塵ファンと、前記集塵ファンの空気取り入れ側に配置されるフィルタとを有し、タンク2は上面が開口した有底筒状で、側面に吸込口を構成するホースジョイント10が設けられており、前記開口が前記本体で塞がれるようになっている。ホースジョイント10のホース接続側の反対側に粉塵案内部20があり、粉塵案内部20がホースジョイント10に対して着脱自在である。粉塵案内部はホースジョイント10に対して移動自在でも、容易に変形可能な構成でもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、本体とタンクとに分割可能で、タンク内に集塵用袋を配置して集塵する集塵機に関する。
一般に、集塵機において、粉塵をホースを通してタンクへと吸引する際、粉塵をタンクの中心へ吸引すると、粉塵が内部に設けられたフィルタに直接当たり、フィルタの目詰まりが起こり易い。上記問題を解決するためにホースに粉塵案内部を連結させ、粉塵が直接フィルタに当たらないようにする技術が知られている。
この種の集塵機の一例を図6乃至図10で説明する。これらの図に示すように、集塵機は本体1とタンク2とを分割可能に具備する。本体1は、電動モータ3と、これによって回転駆動される集塵ファン4と、集塵ファン4へ空気を導入する導入部5と、導入部5の空気取り入れ口に配置されたフィルタ6を有している。タンク2は上面が開口した有底筒状であり、側面に吸込口を構成するホースジョイント7が固定されており、ホースジョイント7のタンク内側に一体に突出する部分が図9及び図10に示す粉塵案内部7aとなっている。本体1はタンク2に対して着脱自在であって、タンク2の上部開口を塞ぐように装着される。本体1のタンク2上への装着はタンク2側の止め具18で本体1の下縁部を押さえることで維持される。図10に示すように、ホースジョイント7には集塵ホース8が接続されるようになっており、ホース端部がねじ等で固定される。
集塵ファン4の回転によりタンク2内は負圧になり、粉塵を含む空気が集塵ホース8からタンク2内に吸い込まれ、フィルタ6で粉塵が除去され、集塵ファン4からの排気が本体1とタンク2との隙間から排出される。
上記集塵機では、ホースジョイント7のタンク内側に粉塵案内部7aが一体に形成されているため、ホース8からの粉塵が直接フィルタ6に当たらないようになっている。しかし、粉塵案内部7aがタンク内部で突起部となり、集塵の際に用いる集塵用袋として一般的なポリ袋(図示省略)を破損させ易い問題がある。
つまり、粉塵の吸引を行うと、粉塵はタンク2の形状ならってポリ袋の底に溜まる。本体1をタンク2から外してタンク2内のポリ袋に溜まった粉塵を捨てる際、普通ポリ袋の開口部を一括りにして持ち上げる。このとき、ポリ袋は一括りにした開口部を頂点とするおよそ三角錐のような形状になるが、溜まった粉塵が広い底辺を作り、そのまま一括りした開口部を持ち上げようとすると、タンク2内部に突出した固定式の粉塵案内部6aにポリ袋が接触し、破損するという欠点があった。
特開2001−61727号公報 特許文献1は本体とタンクとに分割可能で、タンク内に集塵用のビニール袋を配置して集塵する集塵機を開示している。
本発明は、上記従来技術の欠点を解決するものであり、粉塵の入った集塵用袋を持ち上げる際、破損回避のために粉塵案内部を避ける煩わしさを解消した、ごみ捨て作業性の良い集塵機を提供しようとするものである。
本発明のある態様は集塵機である。この集塵機は、タンクと本体に分割可能な構成であって、前記本体は、電動モータと、前記電動モータによって回転駆動される集塵ファンと、前記集塵ファンの空気取り入れ側に配置されるフィルタとを有し、前記タンクは上面が開口した有底筒状で、側面に吸込口を構成するホースジョイントが設けられており、前記開口が前記本体で塞がれるようになっており、前記ホースジョイントのホース接続側の反対側に粉塵案内部があり、前記粉塵案内部が前記ホースジョイントに対して着脱自在又は移動自在であるか、又は容易に変形可能であることを特徴とする。
前記態様において、前記粉塵案内部が前記ホースジョイントに対して着脱自在にねじ込まれているとよい。
前記態様において、前記粉塵案内部が前記ホースジョイントに対して圧入により着脱自在に嵌合されているとよい。
前記態様において、前記粉塵案内部が、前記ホースジョイントに対して係止手段で係止されているとよい。
前記態様において、前記粉塵案内部と前記ホースを一体化し、前記ホースジョイントに対して前記ホースと共に着脱自在な構成にするとよい。
前記態様において、前記粉塵案内部を前記ホースジョイントに対して移動自在かつ所定位置で停止可能にするとよい。
前記態様において、前記粉塵案内部を変形容易な弾性体で構成するとよい。
前記態様において、前記粉塵案内部に、変形し易くするための部分的な切り割りを設けるとよい。
前記態様において、前記粉塵案内部に、変形し易くするための局部的な薄肉部を設けるとよい。
前記態様において、前記ホースジョイントの内周に延在するアースプレートを前記タンク側に設けるとよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、粉塵案内部を容易に取り外し可能または移動可能としているため、粉塵の入った集塵用袋を持ち上げる際、粉塵案内部が集塵用袋に接触しないため、集塵用袋が破損する恐れがない。
あるいは、粉塵案内部を弾性体とすることで、集塵用袋に粉塵案内部が接触しても容易に変形し、集塵用袋が破損し難いようにできる。
上記より、粉塵の入った集塵用袋のタンクからの取出しが容易になり、ごみ捨て作業性を改善することができる。
本発明に係る集塵機の第1の実施の形態であって、(A)は集塵機における粉塵案内部及びその周辺の機構を示す吸引作業時の要部平断面図、(B)は同じくごみ捨て時の要部平断面図。 本発明の第2の実施の形態であって、(A)は集塵機における粉塵案内部及びその周辺の機構を示す吸引作業時の要部平断面図、(B)はC−C断面図、(C)は粉塵案内部及びその周辺の機構を示すごみ捨て時の要部平断面図。 本発明の第3の実施の形態であって、(A)は集塵機における粉塵案内部及びその周辺の機構を示す吸引作業時の要部平断面図、(B)はD−D断面図、(C)は粉塵案内部及びその周辺の機構を示すごみ捨て時の要部平断面図。 本発明の第4の実施の形態であって、(A)は粉塵案内部を示す斜視図、(B)は同じく変形前の断面図、(C)は変形後の断面図。 本発明の第5の実施の形態における粉塵案内部を示す斜視図。 従来の集塵機の要部を断面とした正面図。 同じく側面図。 同じく平面図。 図6のA−A断面図 粉塵案内部にホースを取り付けた場合の図9のB部の要部平断面図。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1(A),(B)で本発明に係る集塵機の第1の実施の形態を説明する。この場合、上面が開口している有底筒状のタンク2の側面には、吸込口を構成する段付き円筒状のホースジョイント10が一体的に設けられ(あるいは形成され)ている。つまり、集塵ホース8の端部の円筒状接続部8aが着脱自在に嵌入するホースジョイント10の内周面11よりも、タンク2の内側寄りに位置する内周面12は内径が大きくなっている。
粉塵案内部20は、円筒部21と円筒部21の軸方向に対して傾斜面を成す傾斜部22とを有する。円筒部21の一方の端部は、ホースジョイント10の内径の大きい方の内周面12の内側に着脱自在に嵌合する部分であり、外周面に係止凹部23が形成されている。また、傾斜部22は円筒部21の他方の端部に一体に形成されている。なお、図1(A)から解るように、円筒部21の内径は集塵ホース8の円筒状接続部8aの外径よりも大きく形成されている。
集塵ホース8の端部の円筒状接続部8aの外周面には環状溝8bが形成されており、集塵ホース8の外れ防止のために、ホースジョイント10には環状溝8bに係合する止めねじ15が螺着されている。また、粉塵案内部20の外れ防止のために、その係止凹部23に係合する止めねじ16がホースジョイント10に螺着されている。止めねじ16と係止凹部23とは、係止手段を構成しており、両者の位置関係は、粉塵が直接フィルタに当たらない適切な向きに傾斜部22の方向を規定するように設定されている。なお、その他の構成は図6乃至図10に示した従来例と同様である。
集塵機を運転している吸引作業時は、図1(A)のように、段付き円筒状のホースジョイント10の内周面11に対して、集塵ホース8の円筒状接続部8aを嵌合し、ホースジョイント側の止めねじ15を締め付けて環状溝8bに係合させ、集塵ホース8が外れないように保持する。また、ホースジョイント10の径の大きい内周面12(つまりホース接続側の反対側)に対して粉塵案内部20を嵌合し、ホースジョイント側の止めねじ16を締め付けて係止凹部23に係合させ、粉塵案内部20を所定姿勢で(傾斜部22の方向が所望方向なるようにして)外れないように保持する。
ごみ捨て時は、図1(B)のように、ホースジョイント側の止めねじ16を弛めて係止凹部23との係合を解除し、ホースジョイント10の径の大きい内周面12から粉塵案内部20を外す(外す方向はタンク内側)。これによって、粉塵の入った集塵用ポリ袋を持ち上げてタンク2から取り出す際にポリ袋が粉塵案内部20に引っ掛かって破損することを回避できる。
第1の実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) タンク2に固定された吸込口となるホースジョイント10に対して、粉塵案内部20を着脱自在に設けるようにしたので、吸引作業時は装着状態の粉塵案内部20により集塵ホース8からの粉塵が直接フィルタに当たらないように空気流を導くことができ、一方ごみ捨て時は粉塵案内部20をホースジョイント10から外すことで容易に粉塵の入った集塵用ポリ袋を持ち上げてタンク2から取り出すことができる。ごみ捨て時は粉塵案内部20がタンク2から取り外されているため、ポリ袋が破損するおそれがなくなり、ごみ捨て作業性もよい。
(2) ホースジョイント10側の止めねじ16の位置と、粉塵案内部20側の係止凹部23の回転方向位置を適切に設定することで、粉塵案内部20が適切な姿勢となるように(粉塵が直接フィルタに当たらない傾斜部22の所望方向となるように)して、止めねじ16で係止凹部23を係止できる。不適切な姿勢では粉塵案内部20を係止できないようになっている。
図2(A),(B),(C)で本発明の第2の実施の形態を説明する。この場合、タンク2の側面には、吸込口を構成する円筒状のホースジョイント30が一体的に設けられ(あるいは形成され)ている。このホースジョイント30は、導電性材料で構成され、例えばプラスチックにカーボンブラック等を配合した導電性プラスチックであり、ホースジョイント30の内周面31に延在するように導体弾性片からなるアースプレート35がアースケーブル36の一端部と共にタンク2の内周にねじ37で固定されている。図示しないが、アースケーブル36の他端部はタンク2の底部に導出されてアース用金属チェーンを介してグランド(地面、床面等)に接触するようになっている。
一方、集塵ホース8の端部は円筒状接続部を兼ねた粉塵案内部40となっている。つまり、粉塵案内部40は、集塵ホース8の端部の円筒状接続部を兼ねた円筒部41と傾斜部42とを有し、傾斜部42は円筒部41の軸方向に対して傾斜面を成すように形成されている。図2(B)のように、円筒部41の外周面には、アースプレート35が入り込む縦溝43が形成されると共に、係止凹部44が形成されている。粉塵案内部40の外れ防止のために、その係止凹部44に係合する止めねじ38がホースジョイント30に螺着されている。
集塵機を運転している吸引作業時は、図2(A)のように、円筒状のホースジョイント30の内周面31に対して、集塵ホース8の円筒状接続部を兼ねた粉塵案内部40を嵌入し、ホースジョイント側の止めねじ38を締め付けて係止凹部44に係合させ、粉塵案内部40を所定姿勢で(粉塵が直接フィルタに当たらない傾斜部42の所望方向となるようにして)外れないように保持する。また、ホース8に帯電した静電気は、円筒状接続部を兼ねた粉塵案内部40が嵌入する導電性ホースジョイント30、及び粉塵案内部40に弾性で接するアースプレート35、アースケーブル36の経路でグランドに放電される。
ごみ捨て時は、図2(C)のように、ホースジョイント側の止めねじ38を弛めて係止凹部44との係合を解除し、ホースジョイント30の内周面31から粉塵案内部40をホース8と共に外す(外す方向はタンク外側)。これによって、粉塵の入った集塵用ポリ袋を持ち上げてタンク2から取り出す際にポリ袋が粉塵案内部40に引っ掛かって破損することを回避できる。
第2の実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1)タンク2に固定された吸込口となるホースジョイント30に対して、粉塵案内部40を集塵ホース8と共に着脱自在としたので、吸引作業時は装着状態の粉塵案内部40により集塵ホース8からの粉塵が直接フィルタに当たらないように空気流を導くことができ、一方ごみ捨て時は粉塵案内部40をホースジョイント10から外すことで容易に粉塵の入った集塵用ポリ袋を持ち上げてタンク2から取り出すことができる。ごみ捨て時は粉塵案内部40がタンク2から取り外されているため、ポリ袋が破損するおそれもなくなる。
(2)ホースジョイント10側の止めねじ38の位置と、粉塵案内部40側の係止凹部44の回転方向位置を適切に設定することで、粉塵案内部40が適切な姿勢となるように(粉塵が直接フィルタに当たらない傾斜部42の所望方向となるように)して、止めねじ38で係止凹部44を係止できる。不適切な姿勢では粉塵案内部40を係止できないようになっている。
(3)ホースジョイント30を導電性材料で構成し、これにホースジョイント30の内周に延在してホース側に接触可能なアースプレート35を設けたので、ホース8に生じる静電気を効果的に放電できる。
図3(A),(B),(C)で本発明の第3の実施の形態を説明する。この場合、タンク2の側面には、吸込口を構成する段付き円筒状のホースジョイント50が一体的に設けられ(あるいは形成され)ている。つまり、集塵ホース8の端部の円筒状接続部8aが着脱自在に嵌入するホースジョイント50の内周面51よりも、タンク2の内側寄りに位置する内周面52は内径が大きくなっている。そして、図3(B)のように、内周面52には軸方向のリブ(突条)53と、これに対して180度回転した位置に一対の凸部54,55が設けられている
粉塵案内部60は、円筒部61と円筒部61の軸方向に対して傾斜面を成す傾斜部62とを有する。円筒部61は、ホースジョイント50の内径の大きい方の内周面52の内側に軸方向に移動自在に嵌合する部分であり、外周面にリブ53と摺動自在に係合する凹溝63と、一対の凸部54,55と摺動自在に係合する凹溝64とを有している。但し、凹溝64の途中位置には一対の凸部54,55間の位置決め凹部に嵌り込むことが可能な係合凸部65が形成されている。
なお、リブ53及び一対の凸部54,55と、凹溝63,64との位置関係は、粉塵が直接フィルタに当たらない適切な向きに傾斜部62の方向を規定するように設定されている。また、図3(C)から解るように、円筒部61の内径は集塵ホース8の円筒状接続部8aの先端部分外径よりも大きく形成されている。
集塵ホース8の端部の円筒状接続部8aの外周面には環状溝8bが形成されており、集塵ホース8の外れ防止のために、ホースジョイント50には環状溝8bに係合する止めねじ56が螺着されている。
集塵機を運転している吸引作業時は、図3(A)のように、段付き円筒状のホースジョイント50の内周面51に対して、集塵ホース8の円筒状接続部8aを嵌合し、ホースジョイント側の止めねじ56を締め付けて環状溝8bに係合させ、集塵ホース8が外れないように保持する。また、ホースジョイント50の径の大きい内周面52に対して粉塵案内部60をタンク2の内側から嵌合し、粉塵案内部60を押し込んで粉塵案内部60側の係合凸部65をホースジョイント50側の凸部54,55間の位置決め凹部に係合させる(ホースジョイント50及び粉塵案内部60はプラスチックで弾性変形可能な材質であるから係合及び係合解除が可能である)。これにより、粉塵案内部60がタンク2の内側に所望姿勢で適切量突出する。
ごみ捨て時は、図3(C)のように、粉塵案内部60をホース8側に押し込んで、凸部54,55間の位置決め凹部と係合凸部65との係合を外して、粉塵案内部60がタンク2の内側に突出しない位置にまで移動させる。これによって、粉塵の入った集塵用ポリ袋を持ち上げてタンク2から取り出す際にポリ袋が粉塵案内部60に引っ掛かって破損することを回避できる。
第3の実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1)タンク2に固定された吸込口となるホースジョイント50に対して、粉塵案内部60を移動自在に設けるようにしたので、吸引作業時はタンクから部分的に突出した粉塵案内部60により集塵ホース8からの粉塵が直接フィルタに当たらないように空気流を導くことができ、一方ごみ捨て時は粉塵案内部60をホースジョイント50の内側に引き込むことができ、この結果、容易に粉塵の入った集塵用ポリ袋を持ち上げてタンク2から取り出すことができる。ごみ捨て時は粉塵案内部60がタンク2から突出しないため、ポリ袋が破損するおそれもなくなる。
(2)ホースジョイント10側のリブ53及び一対の凸部54,55と、粉塵案内部60側の凹溝63,64との回転方向の位置関係を適切に設定することで、粉塵案内部60が適切な姿勢となるように(粉塵が直接フィルタに当たらない傾斜部62の所望方向となるように)することが可能である。
(3)粉塵案内部60はホースジョイント50に対して移動自在であって、取り外す必要がないため、粉塵案内部60を紛失するおそれがない。
図4(A),(B),(C)で本発明の第4の実施の形態を説明する。この場合、タンクの内側に取り付けられる粉塵案内部70は全体がゴム、エラストマ等の弾性体で構成され、かつホースジョイントに接続される円筒部71とこれと一体の傾斜部(湾曲部)72との境界に変形を容易にする切り割り73が形成されている。
粉塵案内部70は変形前は図4(A),(B)の状態であるが、ごみ捨て時に粉塵の入った集塵用ポリ袋を持ち上げてタンクから取り出す際に粉塵案内部70に接触もしくは引っ掛かっても図4(C)のように容易に変形するため、容易に粉塵の入った集塵用ポリ袋を持ち上げて破損させることなくタンクから取り出すことができる。
この第4の実施の形態によれば、粉塵案内部70を弾性体で構成し、かつ変形容易なように切り割り73を形成したので、ごみ捨て時に集塵用ポリ袋を破損させることなくタンクから取り出すことが可能である。
図5は本発明の第5の実施の形態を説明する。この場合、タンクの内側に取り付けられる粉塵案内部80は全体がゴム、エラストマ等の弾性体で構成され、かつホースジョイントに接続される円筒部81とこれと一体の傾斜部(湾曲部)82との境界に変形を容易にする局部的な薄肉部83が形成されている。
この第5の実施の形態によれば、粉塵案内部80を弾性体で構成し、かつ変形容易なように薄肉部83を形成したので、ごみ捨て時に集塵用ポリ袋を破損させることなくタンクから取り出すことが可能である。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
前記第1の実施の形態では、粉塵案内部をホースジョイントに対して嵌合してねじ固定したが、粉塵案内部の外周に雄ねじ、ホースジョイントの内周に前記雄ねじと螺合する雌ねじを形成して、粉塵案内部をホースジョイントの内周に着脱自在にねじ込む(螺着する)構成としてもよい。また、粉塵案内部をホースジョイントに対して軽い圧入により着脱自在に嵌合する構成としてもよい。
前記第2の実施の形態では、ホースジョイントの内周に延在するアースプレートをタンク側に設けているが、その他の実施の形態においても、同様のアースプレートを前記タンク側に設けてもよい。
1 本体
2 タンク
3 電動モータ
4 集塵ファン
5 導入部
6 フィルタ
7,10,30,50 ホースジョイント
7a,20,40,60,70,80 粉塵案内部
8 集塵ホース
35 アースプレート
73 切り割り
83 薄肉部

Claims (10)

  1. タンクと本体に分割可能な集塵機であって、
    前記本体は、電動モータと、前記電動モータによって回転駆動される集塵ファンと、前記集塵ファンの空気取り入れ側に配置されるフィルタとを有し、
    前記タンクは上面が開口した有底筒状で、側面に吸込口を構成するホースジョイントが設けられており、前記開口が前記本体で塞がれるようになっており、
    前記ホースジョイントのホース接続側の反対側に粉塵案内部があり、前記粉塵案内部が前記ホースジョイントに対して着脱自在又は移動自在であるか、又は容易に変形可能であることを特徴とする集塵機。
  2. 前記粉塵案内部が前記ホースジョイントに対して着脱自在にねじ込まれていることを特徴とする請求項1に記載の集塵機。
  3. 前記粉塵案内部が前記ホースジョイントに対して圧入により着脱自在に嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載の集塵機。
  4. 前記粉塵案内部が、前記ホースジョイントに対して係止手段で係止されていることを特徴とする請求項1に記載の集塵機。
  5. 前記粉塵案内部と前記ホースを一体化し、前記ホースジョイントに対して前記ホースと共に着脱自在としたことを特徴とする請求項1に記載の集塵機。
  6. 前記粉塵案内部を前記ホースジョイントに対して移動自在かつ所定位置で停止可能としたことを特徴とする請求項1に記載の集塵機。
  7. 前記粉塵案内部を変形容易な弾性体で構成したことを特徴とする請求項1に記載の集塵機。
  8. 前記粉塵案内部に、部分的な切り割りを設けたことを特徴とする請求項1又は7に記載の集塵機。
  9. 前記粉塵案内部に、変形し易くするための局部的な薄肉部を設けたことを特徴する請求項1又は7に記載の集塵機。
  10. 前記ホースジョイントの内周に延在するアースプレートを前記タンク側に設けたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の集塵機。
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