JP2015099551A - 情報処理プログラム、装置、および方法 - Google Patents

情報処理プログラム、装置、および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015099551A
JP2015099551A JP2013240023A JP2013240023A JP2015099551A JP 2015099551 A JP2015099551 A JP 2015099551A JP 2013240023 A JP2013240023 A JP 2013240023A JP 2013240023 A JP2013240023 A JP 2013240023A JP 2015099551 A JP2015099551 A JP 2015099551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diversion
data
data file
copy
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013240023A
Other languages
English (en)
Inventor
淑美 油布
Yoshimi Yufu
淑美 油布
博子 君塚
Hiroko Kimizuka
博子 君塚
本間 敦
Atsushi Honma
敦 本間
良平 浅井
Ryohei Asai
良平 浅井
まゆみ 谷
Mayumi Tani
まゆみ 谷
世利子 山田
Yoriko Yamada
世利子 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013240023A priority Critical patent/JP2015099551A/ja
Publication of JP2015099551A publication Critical patent/JP2015099551A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】資料間の関連性を確認するための技術に関し、資料の内容が流用された場合でも関連性を確認可能とする。【解決手段】流用操作監視部301は、データファイルに含まれるデータの、他のデータファイルへのコピー処理を監視する。流用情報記録部302および流用内容記録部303は、監視の結果に基づいて、コピーされたコピーデータと、コピーデータのコピー元のデータファイルおよびコピー先のデータファイルを関連付けた関連情報を流用ログ管理データベース102に記憶する。流用履歴表示部305および流用履歴管理部304は、上記データベースに記憶されている関連情報に基づいて、データファイルを、その他のデータファイルとの関連状況を識別可能に関連資料情報として、クライアントの表示部に表示させる。【選択図】図3

Description

本発明は、資料の関連性を確認するプログラム、装置、および方法に関する。
複数人の異なるユーザが作業する環境において、文書の作成にあたり、同一組織内の人間が作成した資料を流用して、新規に資料を作成する場合がある。このとき、流用する資料については、以下を確認することが求められる。
・情報漏えいを防ぐため、流用する内容が機密情報かどうかを確認することが求められる。
・誤った内容の記載を防ぐため、流用する内容が最新かどうかを確認することが求められる。
また、文書を修正した際には、同一組織内における流用先の資料についても、同様の修正を求められる場合がある。この場合の確認および修正には、以下を特定することが求められる。
・流用した先の人物を特定することが求められる。
・流用した先の資料を特定することが求められる。
流用した先の人物または資料の特定には、資料の作成者に問い合わせる方法や、ファイルやフォルダを検索する方法がある。また、流用した資料の関連性を判別する技術も種々提案されている。
例えば、次のような引用判定支援装置が知られている(例えば特許文献1)。判定対象となる論文データの中から、文献データの引用の有無の判定範囲を特定する判定範囲特定部を備える。文献データの中から、論文データとの比較範囲を特定する比較範囲特定部を備える。特定された判定範囲の記述内容を、特定された比較範囲の中から検索し、判定範囲の記述内容と比較範囲の記述内容の相互の類似度を算出する類似度算出部を備える。算出された類似度が所定の閾値以上である場合に、判定範囲が比較範囲を引用していると判定する文献引用判定部を備える。文献データの比較範囲を引用している論文データの判定範囲を表示装置に出力する出力制御部を備える。
特開2009−205674号公報
ここで、データファイルは、多数の他のデータファイルに含まれるデータ内容を引用する場合があり、データファイルの引用関係は、データファイルが他のデータファイルからデータを引用しているか否かを簡便に把握することが求められる。
また、引用関係の把握においては、特に引用関係にあるファイルが多くなると、あるデータファイルに対して他のどのデータファイルを引用しているか、あるいは、どのデータファイルに引用されているかだけでなく、データファイルの含まれるどのデータが、どのデータファイルから引用した、引用されたものであるかが簡便に把握できるようにすることが求められる。
しかしながら、上述の従来技術では、流用した内容が短い文や数値など、検索に必要な閾値以下となる場合には、検索結果の候補が無数に存在するため、確認できないという問題点を有していた。また、流用された資料が複数存在する場合には、原本が判別できないというおそれがある。
そこで、本発明の1つの側面では、資料の内容が流用された場合でも関連性を確認可能とすることを目的とする。
一態様によれば、データファイルに含まれるデータの、他のデータファイルへのコピー処理を監視し、監視の結果に基づいて、コピーされたコピーデータと、コピーデータのコピー元のデータファイルおよびコピー先のデータファイルを関連付けた関連情報を記憶部に記憶し、関連情報に基づいて、データファイルを、データファイルの他のデータファイルとの関連状況を識別可能に、表示部に表示させる。
一態様によれば、資料の内容が流用された場合でも関連性を確認することが可能となる。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 対象資料に対する関連資料情報の表示例を示す図である。 流用情報管理部の詳細を示すブロック図である。 流用ログ管理データベースおよびファイルの移動履歴データベースのレコードの項目例を示す図である。 流用情報確認支援プログラムにおける流用操作の収集の処理例を示すフローチャートである。 流用情報記録部の処理例を示すフローチャートである。 流用内容記録部の処理例を示すフローチャートである。 流用履歴表示部の処理例を示すフローチャートである。 流用履歴管理部の処理例を示すフローチャートである。 データベースの遷移例を示す説明図である。 データ系図の表示例を示す図である。 流用ナビゲーションの表示例を示す図である。 文書ファイルと流用ナビゲーションの表示例を示す図である。 関連資料の世代管理装置およびクライアントを実現可能なハードウェアの構成例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態(以下、「本実施形態」と記載する)に係る情報処理システムの構成例を示す図である。この情報処理システムは、関連資料の世代管理装置100、クライアント110、ファイルの移動履歴データベース(DB)120からなる。
クライアント110は例えばパーソナルコンピュータであり、関連資料の世代管理装置100およびファイルの移動履歴データベース120は、インターネットやローカルエリアネットワークを介してクライアント110のパーソナルコンピュータ等に接続されるサーバコンピュータである。
クライアント110では、ユーザは、入出力装置112(ディスプレイ、キーボード、マウスなど)を使って、例えば、文書作成アプリケーションや、表計算アプリケーションや、図形編集アプリケーションなどのアプリケーションプログラムを実行させて、資料のデータファイルに対して操作を行う。このときユーザは、例えば、1つの資料を編集またはコピー(複製)等して新たな資料を作成したり、1つの資料内のテキストや図形をクリップボード(一時的にデータを保存する記憶領域)にコピー操作した後に他の資料内にペースト(貼付け)操作したりして、データファイルに対する流用操作を行う。
クライアント110では流用情報確認支援プログラム111が実行されている。このプログラムは、ユーザが資料に対して行う操作のうち、コピー操作またはペースト操作である流用操作を収集(操作を検知)し、関連資料の世代管理装置100に、流用情報として送る。
関連資料の世代管理装置100内の活用情報管理部101は、クライアント110からの流用情報の受信を待ち受けることにより、クライアント110でユーザが実行した流用の動作として判定対象となる行為を監視する。判定対象となる行為(流用操作)は、コピー操作またはペースト操作である。
活用情報管理部101は、コピー操作またはペースト操作の流用情報を受信すると、その流用情報に基づき、流用先の資料に関する情報と、流用元の資料に関する情報と、流用内容に関する情報を、流用ログ管理データベース102に記録する。その際、関連資料の世代管理装置100は、単純にすべての情報を記録すると容量が膨大になるため、流用に関連する動作のみを記録の対象とする。
また、関連資料の世代管理装置100は、クライアント110から、ユーザが操作したデータファイルの移動に関する情報を受け取ることにより、ファイルの移動履歴データベース120を更新する。この処理は、公知の処理である。
その後、クライアント110のユーザは、入出力装置112から、流用の有無を確認したい対象となる資料の表示要求を行う。この表示要求を受けて、流用情報確認支援プログラム111は、関連資料の世代管理装置100に、対象資料の表示要求を送信する。関連資料の世代管理装置100内の活用情報管理部101は、データファイルの表示要求を受信すると、対象資料に関連する資料の有無の判定を行い、関連性を保持すると判定した場合に、関連資料における情報(関連資料情報)を、流用情報確認支援プログラム111に返信する。この結果、流用情報確認支援プログラム111は、対象資料に対する関連資料情報を、入出力装置112に表示する。
図2は、対象資料に対する関連資料情報の表示例を示す図である。この表示例では、ユーザは、メール202でxlsデータファイル203が受信され、そのデータファイル203からテキスト204がコピー操作され、対象資料201にペースト操作されて流用されたことを知ることができる。
図3は、図1に示される流用情報管理部101の詳細を示すブロック図である。流用情報管理部101は、流用操作監視部301(コピー処理監視部に対応)を備える。また、流用情報管理部101は、流用情報記録部302および流用内容記録部303(関連情報記録部に対応)を備える。さらに、流用情報管理部101は、流用履歴管理部304および流用履歴表示部305(関連状況表示部に対応)を備える。
流用操作監視部301は、データファイルに含まれるデータの、他のデータファイルへのコピー処理を監視する。このコピー処理は、図1のクライアント110内の入出力装置112における前述したコピー操作とペースト操作に関する処理を含む。すなわち、流用操作監視部301は、図1の流用情報確認支援プログラム111からユーザによるコピー操作またはペースト操作に対応する流用情報が送られてくるのを待ち受ける。
流用情報記録部302は、流用操作監視部301から受け取ったコピー操作に対応する流用情報から、コピー元のデータファイル(流用元の資料)に関する情報を取得して、流用ログ管理データベース102に記録する。また、流用情報記録部302は、流用操作監視部301から受け取ったペースト操作に対応する流用情報から、コピー先のデータファイル(流用先の資料)に関する情報を取得して、流用ログ管理データベース102に記録する。コピー元のデータファイルに関する情報は、流用元の資料のアドレスと、流用元の資料のデータファイル名であり、コピー先のデータファイルに関する情報は、流用先の資料のアドレスと、流用先の資料のデータファイル名である。流用元または流用先の資料のアドレスは、その資料が作成されたクライアント110のアドレスとそのクライアント110のファイルシステム内のパスを含む、例えばURI(Universal Rresource Locator)形式で記述される。コピー元のデータファイルに関する情報とコピー先のデータファイルに関する情報は、相互に関連付けられた関連情報として、流用ログ管理データベース102の1つのレコードに登録される。
流用内容記録部303は、流用操作監視部301から受け取ったペースト操作に対応する流用情報から、流用内容(コピーされたコピーデータ)を取得して、流用ログ管理データベース102に記録する。
流用履歴管理部304は、流用履歴表示部305からの要求に従って、流用ログ管理データベース102および図1のファイルの移動履歴データベース120を参照する。これにより、流用履歴管理部304は、流用履歴表示部305から要求された対象資料に関する関連資料の流用履歴を抽出し、流用履歴表示部305に送る。
流用履歴表示部305は、図1のクライアント110内の流用情報確認支援プログラム111から要求された対象資料に対応する関連資料情報を、流用履歴管理部304に問い合わせて取得し、同プログラム111に返信する。
図4(a)は、流用ログ管理データベース102のレコードの項目例を示す図である。このレコードは、流用元の資料のアドレス(流用元アドレス)401a、流用元の資料のファイル名(流用元ファイル名)402a、流用先の資料のアドレス(流用先アドレス)405a、流用先の資料のファイル名(流用先ファイル名)406aを含む。また、このレコードは、流用内容(コピーされたコピーデータ)407aを含む。さらに、このレコードは、クライアント110(図1)でコピー操作およびペースト操作を行ったユーザの名前(ユーザ名)408aを含む。その他、このレコードは、このレコードが更新された最新の日時が登録される更新日時403aと、位置情報404aを含む。位置情報404aは、流用内容407aの流用元の資料内の位置が登録される。
図4(b)は、ファイルの移動履歴データベース120のレコードの項目例を示す図である。このレコードは、移動元の資料を操作したユーザの名前(移動元ユーザ名)401b、移動元または変更前の資料のファイル名(変更前ファイル名)402b、および移動元の資料のアドレス(移動元アドレス)404bを含む。また、このレコードは、移動先の資料を操作したユーザの名前(移動先ユーザ名)405b、移動先または変更後の資料のファイル名(変更後ファイル名)406b、および移動先の資料のアドレス(移動先アドレス)407bを含む。その他、このレコードは、このレコードに対応する移動等が行われた日時が登録される(日時)403bを含む。
図5は、図1の流用情報確認支援プログラムにおける流用操作の収集の処理例を示すフローチャートである。この処理は、クライアント110を構成する例えば後述する図14のハードウェアによって実行される。
流用情報確認支援プログラム111は、ステップS501とS504で囲まれたループ制御処理により、以下の処理を繰り返し実行する。
まず、流用情報確認支援プログラム111は、入出力装置112を操作するユーザによるコピー操作またはペースト操作を待ち受ける(ステップS502)。
ユーザによりコピー操作またはペースト操作が実行された場合は、流用情報確認支援プログラム111は、入出力装置112からコピー操作およびペースト操作の収集を行い、その収集結果を流用情報として、関連資料の世代管理装置100に送信する(ステップS503)。コピーペーストされるドキュメントは何でもよい。
ステップS501に戻り、同じ処理を繰り返す。
図6は、図1の関連資料の世代管理装置100における流用情報管理部101を構成する図3の流用情報記録部302の処理例を示すフローチャートである。この処理は、関連資料の世代管理装置100を構成する例えば後述する図14のハードウェアが流用情報記録処理プログラムを実行することによって実行される。
流用情報記録部302は、図3の流用操作監視部301からコピー操作およびペースト操作を受け取る(ステップS601)。
流用情報記録部302は、コピー操作に対応するその操作時に図1のクライアント110の入出力装置112のディスプレイでアクティブだったウィンドウの絶対パスを、図1の流用情報確認支援プログラム111から受け取る(ステップS602)。
そして、流用情報記録部302は、その絶対パスの情報から、流用元の資料のアドレスとデータファイル名を抽出し、それぞれ流用ログ管理データベース102内の新たなレコードの流用元のアドレス401aと流用元ファイル名402aの各項目に登録する(ステップS603)。
同様に、流用情報記録部302は、ペースト操作に対応するその操作時に図1のクライアント110の入出力装置112のディスプレイでアクティブだったウィンドウの絶対パスを、図1の流用情報確認支援プログラム111から受け取る(ステップS602)。
そして、流用情報記録部302は、その絶対パスの情報から、流用先の資料のアドレスとデータファイル名を抽出し、それぞれ流用ログ管理データベース102内の上記レコードの流用先のアドレス405aと流用先ファイル名406aの各項目に登録する(ステップS603)。
図7は、図1の関連資料の世代管理装置100における流用情報管理部101を構成する図3の流用内容記録部303の処理例を示すフローチャートである。この処理は、関連資料の世代管理装置100を構成する例えば後述する図14のハードウェアが流用内容記録処理プログラムを実行することによって実行される。
流用内容記録部303は、図3の流用操作監視部301からペースト操作を受け取る(ステップS701)。
流用内容記録部303は、図1の流用情報確認支援プログラム111から送られてくる、ペースト操作が行われたときの入出力装置112におけるクリップボードの中身を取得する(ステップS702)。
流用内容記録部303は、上記クリップボードの中身を、流用ログ管理データベース102内の前述した図6のステップS603で流用情報記録部302が生成しているレコードの流用内容407aの項目に登録する。また、流用内容記録部303は、クリップボードの中身がコピーされたときの流用元の資料内の位置を流用情報確認支援プログラム111から受け取り、上記レコードの位置情報404aの項目に登録される(ステップS703)。
図8は、図1の関連資料の世代管理装置100における流用情報管理部101を構成する図3の流用履歴表示部305の処理例を示すフローチャートである。この処理は、関連資料の世代管理装置100を構成する例えば後述する図14のハードウェアが流用履歴表示処理プログラムを実行することによって実行される。
図1のクライアント110内の入出力装置112を操作するユーザは、流用履歴のあるデータファイルから、参照したい流用箇所を選択する。流用箇所の選択をトリガーとして、流用履歴表示部305は、図8のフローチャートに例示される流用履歴表示処理を起動する。
まず、流用履歴表示部305は、ステップS801とS804の繰り返し制御の処理により、次の処理を実行する。
流用履歴表示部305は、流用ログ管理データベース102の流用先のアドレス405a、流用先ファイル名406a、および流用内容407aの項目に、次の値が登録されているレコードを抽出する。すなわち、流用履歴表示部305は、上記繰り返し制御の初回は、クライアント110から通知された対象ファイルに対応する値が登録されているレコードを抽出する。上記繰り返し制御の2回目以降は、前回の流用履歴管理部304の処理により抽出された関連資料のデータファイルに対応する値が登録されているレコードを抽出する。そして、流用履歴表示部305は、抽出したレコードを引数として、流用履歴管理部304を呼び出す。
流用履歴管理部304による流用元ファイルの検出処理を受けて、流用履歴表示部305は、流用履歴管理部304により流用元ファイルが検出されたか否かを判定する(ステップS803)。
流用履歴管理部304により流用元ファイルが検出されステップS803の判定がYESならば、ステップS801の繰り返し制御に戻って、さらに流用元ファイルが辿られる。
以上の繰り返し制御により、ユーザにより選択された対象ファイルの流用箇所の流用元ファイル(関連資料のファイル)が順次遡られ、最後に流用元ファイルが検出されなくなってステップS803の判定がNOになったら、ステップS805の処理に移る。あるいは、ステップS804で、上記繰り返し制御において予め設定された繰り返し回数分の繰り返し制御が実行されたと判定された場合も、ステップS805の処理に移る。
ステップS805では、流用履歴表示部305は、上述の繰り返し制御によって順次見つかった流用元ファイルのアドレスの表示を、クライアント110の流用情報確認支援プログラム111に指示する。これにより、流用履歴表示部305は、図8のフローチャートの処理を終了し、ユーザにより選択された流用箇所に対応する流用履歴表示処理を終了する。
図9は、上記流用履歴表示部305から呼び出される、図1の関連資料の世代管理装置100における流用情報管理部101を構成する図3の流用履歴管理部304の処理例を示すフローチャートである。この処理は、関連資料の世代管理装置100を構成する例えば後述する図14のハードウェアが流用履歴表示処理プログラムを実行することによって実行される。
流用履歴管理部304は、流用ログ管理データベース102の流用先のアドレス405a、流用先ファイル名406aおよび流用内容407aの各項目に、流用履歴表示部305から通知されたファイルに対応する各値が登録されているレコードを抽出する。そして、流用履歴管理部304は、そのようなレコードが流用ログ管理データベース102上に存在して、流用元のアドレス401aおよび流用元ファイル名402aの各項目に値が登録されているか否かをチェックする(ステップS901、S902)。すなわちここでは、流用元ファイルの有無がチェックされる。
流用元ファイルがありステップS902の判定がYESならば、流用履歴管理部304は、上記レコードの流用元のアドレス401aおよび流用元ファイル名402aの各項目の値を抽出して、流用履歴表示部305に応答する(ステップS903)。
流用元ファイルがなくステップS902の判定がNOならば、流用履歴管理部304は、ファイルの移動履歴データベース120(図4(b)参照)をチェックする(ステップS904)。ここでは、流用履歴管理部304は、ファイルの移動履歴データベース120の移動先アドレス407bおよび変更後ファイル名406bの各項目に、流用履歴表示部305から通知されたファイルに対応する値が登録されているレコードを抽出する。そして、流用履歴管理部304は、そのようなレコードがファイルの移動履歴データベース120上に存在して、移動元アドレス404bおよび変更前ファイル名402bの各項目に値が登録されているか否かをチェックする(ステップS904、S905)。すなわちここでは、ファイルの移動履歴データベース120上で、流用元(移動元)ファイルの有無がチェックされる。
流用元ファイルがありステップS905の判定がYESならば、流用履歴管理部304は、上記レコードの移動元アドレス404bおよび変更前ファイル名402bの各項目の値を抽出して、流用履歴表示部305に応答する(ステップS906)。
流用元ファイルがなくステップS905の判定がNOならば、流用履歴管理部304は、流用元ファイルのアドレス情報は流用履歴表示部305に応答しない。
以下に、上記一連の制御処理の具体例について説明する。
まず、前提として、ユーザの操作は以下の通りとする。
(ア)ユーザ1は、ユーザ1のローカルフォルダにおける文書Aの文章αをコピーし、文書Bにペーストする。
(イ)ユーザ1は、ユーザ1のローカルフォルダにおける文書Bの文章αをコピーし、文書Cにペーストする。
(ウ)ユーザ1は、ユーザ1のローカルフォルダにおける文書Cの文章αを改変し、文章βとする。
(エ)ユーザ1は、ユーザ2に、ユーザ1のローカルフォルダにおける文書Cをメールで送付する。
(オ)ユーザ2は、ユーザ2のローカルフォルダにおける文書Cの文章βを改変し、文章γとする。
その後、ユーザは、以下に示される流用履歴の参照動作を行うとする。
(カ)ユーザ操作(ア)(イ)の操作を行った文書Bにおける文章αの流用履歴を参照する。
(キ)ユーザ操作(ア)〜(ウ)の操作を行った文書Cにおける文章βの流用履歴を参照する。
(ク)ユーザ操作(ア)〜(オ)の操作を行った文書Cにおける文章γの流用履歴を参照する。
この場合における、流用情報記録部302の図6の処理と流用内容記録部303の図7の処理について説明する。
コピー操作およびペースト操作の収集は、ユーザの操作(ア)(イ)に対応して動作する。
流用ログ管理データベース102の該当レコードが、下記のように更新される。
処理1:文書Aのアドレスが流用元のアドレス401aとして記録される。
処理2:文書Bのアドレスが流用先のアドレス405aとして記録され、クリップボード内のデータが流用内容407aとして記録される。
図10(a)は、上記ユーザの操作(ア)が行われた後の流用ログ管理データベース102の該当レコードの更新状態を示す図である。また、図10(b)は、上記ユーザの操作(ア)(イ)が行われた後の流用ログ管理データベース102の該当レコードの更新状態を示す図である。それぞれの登録内容は、上述の説明の通りである。
また、図10(c)は、ユーザの操作(ア)が行われた後のファイルの移動履歴データベース120の該当レコードの更新状態を示す図である。
次に、ユーザの操作(カ)により流用履歴の参照動作が行われた場合について説明する。ここでは、ユーザ1は、文書Bにおける文章αの流用履歴を参照する。ユーザ1は、ユーザ1のローカルフォルダにおける文書Aの文章αをコピーし、文書Bにペーストしたと仮定する。
処理1:流用履歴管理部304において、流用ログ管理データベース102が参照され、流用元ファイルが存在するか否かがチェックされる(図9のステップS901、S902)。流用元ファイルがなければ(ステップS902の判定がNO)、ファイルの移動履歴データベース120がチェックされる(図9のステップS904、S905)。
処理2:この例では、流用元ファイルとして文書Aがあり、そのアドレスが流用履歴管理部304から流用履歴表示部305に返される。この結果、図8のステップS803の判定がYESとなって、繰り返し制御が続行される。
次に、ユーザの操作(キ)により流用履歴の参照動作が行われた場合について説明する。ここでは、ユーザ1は、文書Cにおける文章βの流用履歴を参照する。ユーザ1は、ユーザ1のローカルフォルダにおける文書Bの文章αをコピーし、文書Cにペーストしたと仮定する。文書Bにおける文章αは、文書Aからコピーされたものとする。
処理1:流用履歴管理部304において、流用ログ管理データベース102が参照され、流用元ファイルが存在するか否かがチェックされる(図9のステップS901、S902)。流用元ファイルがなければ(ステップS902の判定がNO)、ファイルの移動履歴データベース120がチェックされるが(図9のステップS904、S905)、流用元ファイルはあるので続行される。
処理2:この例では、流用元ファイルとして文書Bがあり、そのアドレスが流用履歴管理部304から流用履歴表示部305に返される。この結果、図8のステップS803の判定がYESとなって、繰り返し制御が続行される。
処理3:流用履歴管理部304において、文書Bを流用先として流用ログ管理データベース102が参照され、再び流用元ファイルが存在するか否かがチェックされる。ここでも流用元ファイルがあるので処理が続行される。
処理4:この例では、流用元ファイルとして文書Aがあり、そのアドレスが流用履歴管理部304から流用履歴表示部305に返される。この結果、図8のステップS803の判定がYESとなって、繰り返し制御が続行される。
次に、ユーザの操作(ク)により流用履歴の参照動作が行われた場合について説明する。ここでは、ユーザ2は、文書Cにおける文章γの流用履歴を参照する。ユーザ2は、ユーザ1からユーザ2にメールで送付された文書Cを、ローカルフォルダに保存したものと仮定する。文章γは、ユーザ2が文書Cの文章βを改変したものとする。文章βは、ユーザ1が文書Cの文章αを改変したものとする。文書Cにおける文章αは、ユーザ1が文書Bの文章αをコピーし、文書Cにペーストしたものとする。文書Bにおける文書αは、ユーザ1が文書Aの文章αをコピーし、文書Bにペーストしたものとする。
処理1:流用履歴管理部304において、流用ログ管理データベース102が参照され、流用元ファイルが存在するか否かがチェックされる(図9のステップS901、S902)。
処理2:流用元ファイルがないため(ステップS902の判定がNO)、ファイルの移動履歴データベース120がチェックされる(図9のステップS904、S905)。移動前のファイルがなければ流用元が存在しないと判定されるが、あるので続行される。
処理3:移動前のファイルを流用元ファイルとして、ファイルのアドレス「ユーザ1のローカルフォルダにおける文書Cのアドレス」が、流用履歴管理部304から流用履歴表示部305に返される。
処理4:処理1に戻り、ユーザ1のもつ文書Cを流用先として、流用ログ管理データベース102が参照され、流用元ファイルが存在するかチェックされる。流用元がなければファイルの移動履歴データベース120がチェックされるが、流用元ファイルがあるので続行される。
処理5:流用元ファイルがあるため、流用元ファイルのアドレス「文書Bのアドレス」が、流用履歴管理部304から流用履歴表示部305に返される。
処理6:処理1に戻り、ユーザ1のもつ文書Bを流用先として、流用ログ管理データベース102が参照され、流用元ファイルが存在するかチェックされる。流用元がなければファイルの移動履歴データベース120がチェックされるが、流用元ファイルがあるので処理が続行される。
処理7:流用元ファイルがあるため、流用元ファイルのアドレス「文書Aのアドレス」が、流用履歴管理部304から流用履歴表示部305に返される。
図11は、ユーザによる一連の操作(ア)〜(オ)の資料の流用関係を可視化した表示例を示す図であり、文書ファイルと流用ナビゲーションの表示例を示す。文書Cのユーザ2から、文書Cのユーザ1、文書Bのユーザ1、文書Aのユーザ1と辿れることが表示される。また、文書A中のどの箇所の文章が流用されたかも、表示することができる。
図12は、流用ナビゲーションの表示例を示す図である。流用ナビゲーションでは、ひとつの文書ファイル内において流用された箇所が、すべて表示される。文書Aの中のどの文章が流用されているかをピックアップする機能である。図12の例では、流用箇所は3カ所となる。それぞれの流用関係については、流用ナビゲーションにて該当する情報を選択することにより、図11に示される形式のデータ系図が作成され、確認できる。
図13は、文書ファイルを開いたときの、文書ファイルと流用ナビゲーションの表示例を示す図である。それぞれの流用関係については、流用ナビゲーションにて該当する情報を選択することにより、データ系図が作成され、確認できる。
図14は、図1および図3の構成を有する関連資料の世代管理装置100およびクライアント110をそれぞれ実現可能なハードウェアの構成例を示す図である。
図14は、上記システムをソフトウェア処理として実現できるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図14に示されるコンピュータは、CPU1401、ROM1402、RAM1403、入力装置1404、出力装置1405、外部記憶装置1406、可搬記録媒体1409が挿入される可搬記録媒体駆動装置1408、及び通信インタフェース1407を有し、これらがバス1410によって相互に接続された構成を有する。同図に示される構成は上記システムの関連資料の世代管理装置100またはクライアント110を実現できるコンピュータの一例であり、そのようなコンピュータはこの構成に限定されるものではない。
CPU1401は、当該コンピュータ全体の制御を行う。ROM1402または外部記憶装置106は、前述した各種フローチャートに対応する制御プログラムを記憶する。RAM1403は、プログラムの実行、データ更新等の際に、ROM1402または外部記憶装置1406(或いは可搬記録媒体1409)に記憶されているプログラム又はデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CUP1401は、プログラムをRAM1403に読み出して実行することにより、全体の制御を行う。
入力装置1404は、ユーザによるキーボードやマウス等による入力操作を検出し、その検出結果をCPU1401に通知する。
出力装置1405は、CPU1401の制御によって送られてくるデータを表示装置や印刷装置に出力する。
入力装置1404および出力装置1405は、図1の入出力装置112に対応する。
外部記憶装置1406は、例えばハードディスク記憶装置である。主に各種データやプログラムの保存に用いられる。
可搬記録媒体駆動装置1408は、光ディスクやSDRAM、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の可搬記録媒体1409を収容するもので、外部記憶装置1406の補助の役割を有する。
通信インターフェース1407は、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)又はWAN(ワイドエリアネットワーク)の通信回線を接続するための装置である。
本実施形態によるシステムの関連資料の世代管理装置100は、図5から図9の各フローチャート等で実現される機能を搭載したプログラムをCPU1401が実行することで実現される。
本実施形態によるシステムのクライアント110は、図1の流用情報確認支援プログラム111をCPU1401が実行することで実現される。
上記各プログラムは、例えばROM1402や外部記憶装置1405や可搬記録媒体1409に記録して配布してもよく、或いはネットワーク接続装置1407によりネットワークから取得できるようにしてもよい。
以上説明した実施形態により、ファイル操作の記録だけでなく、文書ファイルの内容を流用した操作を記録し、関連性を作成するので、関連する資料を特定する精度の向上が見込まれる。また関連性を世代管理するので、関連する資料を特定することを容易にする。
文書ファイルの内容を流用した利用者を記録し、関連性を作成するので、流用した先の人物を特定することを容易にする。また、関連性を世代管理するので、資料を流用した利用者を特定することを容易にする。
また同時に、関連する資料の特定または関連する人物の特定に至るまでの時間を短縮することが可能となる。
以上のようにして、資料の内容が流用された場合でも関連性を確認することが可能となる。
以上の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
データファイルに含まれるデータの、他のデータファイルへのコピー処理を監視し、
前記監視の結果に基づいて、コピーされたコピーデータと、前記コピーデータのコピー元のデータファイルおよびコピー先のデータファイルを関連付けた関連情報を記憶部に記憶し、
前記関連情報に基づいて、データファイルを、前記データファイルの他のデータファイルとの関連状況を識別可能に、表示部に表示させる、
処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
(付記2)
前記データファイルを前記表示部に表示させる処理において、
前記データファイルを選択可能に表示させ、
表示された前記データファイルのうち、特定のデータファイルが選択されると、選択された前記特定のデータファイルに含まれる、前記特定のデータファイルにコピーされたデータファイルのデータと、当該データのコピー元のデータファイルを関連付けて前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理プログラム。
(付記3)
前記データファイルを前記表示部に表示させる処理において、
前記データファイルを選択可能に表示させ、
表示された前記データファイルのうち、特定のデータファイルが選択されると、選択された前記特定のデータファイルに含まれる、前記特定のデータファイルからコピーされたデータファイルのデータと、当該データのコピー先のデータファイルを関連付けて前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする付記1または2のいずれかに記載の情報処理プログラム。
(付記4)
前記コピー処理を監視する処理において、ユーザによるコピー操作またはペースト操作に対応する流用情報を待ち受ける、
ことを特徴とする付記1ないし3のいずれかに記載の情報処理プログラム。
(付記5)
前記関連情報を前記記憶部に記憶する処理において、前記コピー操作または前記ペースト操作が収集されたときに、アクティブウィンドウの絶対パスを取得することにより、前記絶対パスを前記コピー元のデータファイルのアドレス情報または前記コピー先のデータファイルのアドレス情報である前記関連情報として前記記憶部に記憶する、
ことを特徴とする付記4に記載の情報処理プログラム。
(付記6)
前記関連情報を前記記憶部に記憶する処理において、前記ペースト操作が収集されたときに、クリップボードの中身を取得することにより、前記クリップボードの中身を前記コピーデータとして前記記憶部に記憶する、
ことを特徴とする付記4または5のいずれかに記載の情報処理プログラム。
(付記7)
データファイルに含まれるデータの、他のデータファイルへのコピー処理を監視し、
前記監視の結果に基づいて、コピーされたコピーデータと、前記コピーデータのコピー元のデータファイルおよびコピー先のデータファイルを関連付けた関連情報を記憶部に記憶し、
前記関連情報に基づいて、データファイルを、前記データファイルの他のデータファイルとの関連状況を識別可能に、表示部に表示させる、
ことを特徴とする情報処理方法。
(付記8)
データファイルに含まれるデータの、他のデータファイルへのコピー処理を監視するコピー処理監視部と、
前記監視の結果に基づいて、コピーされたコピーデータと、前記コピーデータのコピー元のデータファイルおよびコピー先のデータファイルを関連付けた関連情報を記憶部に記憶する関連情報記録部と、
前記関連情報に基づいて、データファイルを、前記データファイルの他のデータファイルとの関連状況を識別可能に、表示部に表示させる関連状況表示部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
100 関連資料の世代管理装置
101 流用情報管理部
102 流用ログ管理データベース(DB)
110 クライアント
111 流用情報確認支援プログラム
112 入出力装置
120 ファイルの移動履歴データベース(DB)
201 対象資料
202 メール
203 データファイル
204 テキスト
301 流用操作監視部
302 流用情報記録部
303 流用内容記録部
304 流用履歴管理部
305 流用履歴表示部
401a 流用元のアドレス
402a 流用元ファイル名
403a 更新日時
404a 位置情報
405a 流用先のアドレス
406a 流用先ファイル名
407a 流用内容
408a ユーザ名
401b 移動元ユーザ名
402b 変更前ファイル名
403b 日時
404b 移動元アドレス
405b 移動先ユーザ名
406b 変更後ファイル名
407b 移動先アドレス
1401 CPU
1402 ROM
1403 RAM
1404 入力装置
1405 出力装置
1406 外部記憶装置
1407 通信インタフェース
1408 可搬記録媒体駆動装置
1409 可搬記録媒体
1410 バス

Claims (7)

  1. データファイルに含まれるデータの、他のデータファイルへのコピー処理を監視し、
    前記監視の結果に基づいて、コピーされたコピーデータと、前記コピーデータのコピー元のデータファイルおよびコピー先のデータファイルを関連付けた関連情報を記憶部に記憶し、
    前記関連情報に基づいて、データファイルを、前記データファイルの他のデータファイルとの関連状況を識別可能に、表示部に表示させる、
    処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
  2. 前記データファイルを前記表示部に表示させる処理において、
    前記データファイルを選択可能に表示させ、
    表示された前記データファイルのうち、特定のデータファイルが選択されると、選択された前記特定のデータファイルに含まれる、前記特定のデータファイルにコピーされたデータファイルのデータと、当該データのコピー元のデータファイルを関連付けて前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
  3. 前記データファイルを前記表示部に表示させる処理において、
    前記データファイルを選択可能に表示させ、
    表示された前記データファイルのうち、特定のデータファイルが選択されると、選択された前記特定のデータファイルに含まれる、前記特定のデータファイルからコピーされたデータファイルのデータと、当該データのコピー先のデータファイルを関連付けて前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  4. 前記関連情報を前記記憶部に記憶する処理において、前記コピー操作または前記ペースト操作が収集されたときに、アクティブウィンドウの絶対パスを取得することにより、前記絶対パスを前記コピー元のデータファイルのアドレス情報または前記コピー先のデータファイルのアドレス情報である前記関連情報として前記記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理プログラム。
  5. 前記関連情報を前記記憶部に記憶する処理において、前記ペースト操作が収集されたときに、クリップボードの中身を取得することにより、前記クリップボードの中身を前記コピーデータとして前記記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  6. データファイルに含まれるデータの、他のデータファイルへのコピー処理を監視し、
    前記監視の結果に基づいて、コピーされたコピーデータと、前記コピーデータのコピー元のデータファイルおよびコピー先のデータファイルを関連付けた関連情報を記憶部に記憶し、
    前記関連情報に基づいて、データファイルを、前記データファイルの他のデータファイルとの関連状況を識別可能に、表示部に表示させる、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  7. データファイルに含まれるデータの、他のデータファイルへのコピー処理を監視するコピー処理監視部と、
    前記監視の結果に基づいて、コピーされたコピーデータと、前記コピーデータのコピー元のデータファイルおよびコピー先のデータファイルを関連付けた関連情報を記憶部に記憶する関連情報記録部と、
    前記関連情報に基づいて、データファイルを、前記データファイルの他のデータファイルとの関連状況を識別可能に、表示部に表示させる関連状況表示部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
JP2013240023A 2013-11-20 2013-11-20 情報処理プログラム、装置、および方法 Pending JP2015099551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013240023A JP2015099551A (ja) 2013-11-20 2013-11-20 情報処理プログラム、装置、および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013240023A JP2015099551A (ja) 2013-11-20 2013-11-20 情報処理プログラム、装置、および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015099551A true JP2015099551A (ja) 2015-05-28

Family

ID=53376106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013240023A Pending JP2015099551A (ja) 2013-11-20 2013-11-20 情報処理プログラム、装置、および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015099551A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112256658A (zh) * 2020-10-16 2021-01-22 海尔优家智能科技(北京)有限公司 日志记录的分流方法及装置、存储介质、电子装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003044469A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Ohbayashi Corp 文書ファイル管理システム
JP2006042318A (ja) * 2004-06-23 2006-02-09 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、移動履歴管理方法および画像データのデータ構造
JP2007148975A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Nec System Technologies Ltd 文書ファイル移動追跡装置、文書ファイル移動追跡システム、文書ファイル移動追跡方法及びプログラム
JP2007304853A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Hitachi Electronics Service Co Ltd 情報追跡管理システム
JP2011022705A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Hitachi Ltd 証跡管理方法、システム、及びプログラム
WO2012164648A1 (ja) * 2011-05-27 2012-12-06 株式会社日立製作所 ファイル来歴記録システム、ファイル来歴管理装置及びファイル来歴記録方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003044469A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Ohbayashi Corp 文書ファイル管理システム
JP2006042318A (ja) * 2004-06-23 2006-02-09 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、移動履歴管理方法および画像データのデータ構造
JP2007148975A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Nec System Technologies Ltd 文書ファイル移動追跡装置、文書ファイル移動追跡システム、文書ファイル移動追跡方法及びプログラム
JP2007304853A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Hitachi Electronics Service Co Ltd 情報追跡管理システム
JP2011022705A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Hitachi Ltd 証跡管理方法、システム、及びプログラム
WO2012164648A1 (ja) * 2011-05-27 2012-12-06 株式会社日立製作所 ファイル来歴記録システム、ファイル来歴管理装置及びファイル来歴記録方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112256658A (zh) * 2020-10-16 2021-01-22 海尔优家智能科技(北京)有限公司 日志记录的分流方法及装置、存储介质、电子装置
CN112256658B (zh) * 2020-10-16 2023-08-18 海尔优家智能科技(北京)有限公司 日志记录的分流方法及装置、存储介质、电子装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230018582A1 (en) Identifying relevant information within a document hosting system
JP4847709B2 (ja) タイムラインベースのコンピューティング環境を使用してデータを回復するための方法、媒体、およびシステム
US11238056B2 (en) Enhancing search results with social labels
US20180113862A1 (en) Method and System for Electronic Document Version Tracking and Comparison
TWI661320B (zh) 用於發展元資料之方法、電腦可讀媒體、設備、代理裝置及系統
US20140188808A1 (en) Backup user interface
JP5856139B2 (ja) 仮想ドキュメントを用いたインデックス付与と検索
JP2005011339A (ja) コンピュータ・システム・アーキテクチャのためのコンテキスト関連づけスキーマ
JP2011150725A (ja) コンピュータオブジェクトに対するアクセス制御用ユーザインタフェース
US20180253439A1 (en) Characterizing files for similarity searching
US20190138191A1 (en) Persistent application interface management
US20110302113A1 (en) Monitoring relationships between digital items on a computing apparatus
KR20160125401A (ko) 인라인 및 콘텍스트 인식 쿼리 박스 제공 기법
JP7108039B2 (ja) システム全体の制御とデータ探索の自動化を可能にするための視覚的および実行テンプレートの推奨
US11537392B2 (en) Dynamic review of software updates after pull requests
US9665594B2 (en) Local backup
US20120185438A1 (en) Local backup
US20120066257A1 (en) Document management system, search designation method, and storage medium
WO2015027844A1 (en) Method to generate dynamic customized context-sensitive help
JP5744611B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2015099551A (ja) 情報処理プログラム、装置、および方法
JP5466217B2 (ja) オブジェクトコンピュータシステムの情報を起動する方法、システムおよびコンピュータプログラム
US11163431B2 (en) Enabling and disabling one-click clauses
US10298516B2 (en) System and methods for sharing resources among application modules
JP5517779B2 (ja) 文書管理装置、文書管理方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180514

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181113