JP2015099493A - 携帯端末、制御方法、および制御プログラム - Google Patents

携帯端末、制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ながら使用の抑止を、ユーザの利便性を低下させることなく且つ確実に実行することを可能とする。【解決手段】 表示部を備える携帯端末は、携帯端末を携帯するユーザが移動状態にあるか停止状態にあるかを判定する移動判定部と、表示部に対するユーザの視線がON状態にあるかOFF状態にあるかを判定する視線判定部と、ユーザが移動状態にあり且つ視線がON状態にある場合、携帯端末の全てまたは一部の機能を無効にする制御部とを備え、視線判定部は、視線のONが検知されてから所定の第1期間が経過する間に視線のOFFが検知されない場合にON状態と判定する。【選択図】 図1

Description

本発明は、ながら使用を防止する携帯端末、制御方法、および制御プログラムに関する。
スマートフォンに代表される携帯端末の急速な普及に伴って、歩きながらあるいは運転しながら携帯端末を操作する、所謂、“ながら使用”の増加が問題となっている。ながら使用は、転倒したり、他の歩行者や自転車と衝突したりする等の事故に繋がる虞がある。従って、ながら使用を防ぐための対策が要望されている。
特許文献1には、ユーザが移動しながら表示画面を注視していることが検出された場合、所定の危険回避処理(たとえば、携帯端末の表示装置の消灯、あるいは警告音の鳴動)を実行する携帯端末が記載されている。
特開2008−085510号公報(ページNo.7−8)
ところで、移動しながら表示画面を目視したり操作部を操作したりする利用方法の全てが危険であるとは限らない。たとえば、ユーザを目的地に導くためのナビゲーション機能を利用する場合、ユーザは、通常、前方と表示画面とを交互に目視する。しかしながら、この場合、ルートの目印等を探すなどの必要性から、ユーザは、周囲の状況に注意を払っており、また、表示画面を目視する時間も、たとえば、1〜2秒と非常に短い。従って、このような利用方法は、通常の利用方法であって、ながら使用と区別されることが望ましい。
特許文献1において、画面注視の判断は、携帯端末に装備されたカメラの撮像範囲内にユーザの顔の大半が存在しているか否かを判断することにより行われる。ナビゲーション機能を利用している場合、通常、視線のみが移動し、顔自体は携帯端末に正対した状態にあることがほとんどである。すなわち、ナビゲーション機能を利用している間、ユーザの顔の大半は、常に撮像範囲内に存在していることになる。従って、特許文献1の場合、ながら使用の抑止は可能となるが、その一方で、たとえば、ナビゲーション機能のように、歩きながらの画面注視時間が短く、ながら使用と区別されるべき利用方法に対してまで危険回避処理が必要以上に実行されてしまう虞がある。危険回避処理は、その目的上、携帯端末の使用自体を不可能とする、あるいは、携帯端末の操作性を著しく低下させる性質を有している。従って、危険回避処理が必要以上に実行されることは、ユーザの利便性が低下することを意味する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ながら使用の抑止を、ユーザの利便性を低下させることなく且つ確実に実行することが可能な携帯端末、制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
本発明の携帯端末は、表示部を備える携帯端末であって、前記携帯端末を携帯するユーザが移動状態にあるか停止状態にあるかを判定する移動判定部と、前記表示部に対する前記ユーザの視線がON状態にあるかOFF状態にあるかを判定する視線判定部と、前記ユーザが前記移動状態にあり且つ前記視線が前記ON状態にある場合、前記携帯端末の全てまたは一部の機能を無効にする制御部とを備え、前記視線判定部は、前記視線のONが検知されてから所定の第1期間が経過する間に前記視線のOFFが検知されない場合に前記ON状態と判定する。
本発明の制御方法は、表示部を備える携帯端末における制御方法であって、前記携帯端末を携帯するユーザが移動状態にあるか停止状態にあるかを判定する第1ステップと、前記表示部に対する前記ユーザの視線がON状態にあるかOFF状態にあるかを判定する第2ステップと、前記ユーザが前記移動状態にあり且つ前記視線が前記ON状態にある場合、前記携帯端末の全てまたは一部の機能を無効にする第3ステップと、前記第2ステップにおいて、前記視線のONが検知されてから所定の第1期間が経過する間に前記視線のOFFが検知されない場合に前記ON状態と判定する第4ステップとを備える。
本発明の制御プログラムは、表示部を備える携帯端末のコンピュータに、前記携帯端末を携帯するユーザが移動状態にあるか停止状態にあるかを判定する第1処理と、前記表示部に対する前記ユーザの視線がON状態にあるかOFF状態にあるかを判定する第2処理と、前記ユーザが前記移動状態にあり且つ前記視線が前記ON状態にある場合、前記携帯端末の全てまたは一部の機能を無効にする第3処理と、前記第2処理において、前記視線のONが検知されてから所定の第1期間が経過する間に前記視線のOFFが検知されない場合に前記ON状態と判定する第4処理とを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ながら使用の抑止を、ユーザの利便性を低下させることなく且つ確実に実行することができる。
本発明の第1の実施形態に係る携帯端末の構成例を示すブロック図である。 歩行判定部において事前分類される歩行4状態の遷移図である。 歩行判定部から出力される最終歩行状態信号の一例を示す波形図である。 視線判定部において事前分類される視線5状態の遷移図である。 視線判定部から出力される最終視線状態信号の一例を示す波形図である。 第1の実施形態に係る携帯端末の動作例を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る携帯端末の構成例を示すブロック図である。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る携帯端末10の構成例を示すブロック図である。携帯端末10は、表示部12と、操作部14と、歩行判定部16(移動判定部)と、視線判定部18と、制御部20と、を備える。
歩行判定部16は、携帯端末10を携帯するユーザが歩行状態(移動状態)にあるか停止状態にあるかを判定し、判定結果を、後述する「最終歩行状態信号」として、制御部20へ出力する。
歩行判定部16は、歩行検知部30と歩行検知用タイマ32とに接続される。
歩行検知部30は、ユーザのリアルタイムな歩行状態(歩行または停止)を検知し、検知結果を「リアルタイム歩行信号」として歩行判定部16へ出力する。歩行検知部30における歩行状態の検知方法としては、たとえば、加速度センサにより歩行状態を検知する方法を挙げることができる。
歩行検知用タイマ32は、歩行判定部16の指示に基づいて計時を開始し、所定のタイマ値が満了した時点で、満了通知信号を、歩行判定部16へ出力する。歩行検知用タイマ32に設定されるタイマ値には、“歩行未確定状態”を管理するタイマ値THonと、“停止未確定状態”を管理するタイマ値THoffとがある。
歩行未確定状態とは、ユーザの歩行が瞬間的な歩行であるか、長期的な歩行であるかを区別するために設けられる状態(期間)のことである。瞬間的な歩行とは、たとえば、店舗の行列に並んでいる場合など短時間のうちに停止する可能性が高い歩行のことを指す。一方、長期的な歩行とは、たとえば、目的地に向けた本格的な移動のように、歩行を開始した直後に停止する可能性が低い歩行のことを指す。従って、本実施形態において、歩行未確定状態は、歩行している状態とは見なされない。
通常、タイマ値THonは、たとえば、店舗の行列などに並んでいる際の瞬間的な歩行時間(たとえば、1〜2秒)よりも長い時間(たとえば、3秒)に設定される。これにより、ながら使用時の歩行と、通常利用時(たとえば、店舗の行列に並びながらの携帯端末操作)の歩行とを区別することができるようになり、結果として、機能制限(表示部12や操作部14の全部あるいは一部機能の制限)が必要以上に実施されてユーザの利便性が低下する事態が回避される。
停止未確定状態とは、ユーザの停止が瞬間的な停止であるか、長期的な停止であるかを区別するために設けられる状態(期間)のことである。瞬間的な停止とは、たとえば、上述したように、短時間のうちに歩行が開始される可能性が高い停止のことを指す。長期的な停止とは、たとえば、ベンチに座った場合など、停止した直後に歩行を開始する可能性が低い停止のことを指す。従って、本実施形態において、停止未確定状態は、停止している状態とは見なされない。
リアルタイム歩行信号の値が歩行を示す値へと変化した場合、歩行判定部16は、歩行検知用タイマ32にタイマ値THonを設定し計時を開始する。一方、リアルタイム歩行信号の値が停止を示す値へと変化した場合、歩行判定部16は、歩行検知用タイマ32にタイマ値THoffを設定し計時を開始する。
歩行判定部16は、リアルタイム歩行信号の変化と歩行検知用タイマ32の動作状況とに基づいて、ユーザの歩行に関する状態を、まず、歩行4状態(停止確定状態、歩行未確定状態、歩行確定状態、停止未確定状態)に分類する。そして、歩行判定部16は、最終的に、歩行4状態を2状態(歩行状態、停止状態)に分類し、これを「最終歩行状態信号」として、制御部20へ出力する。
視線判定部18は、表示部12に対するユーザの視線がON状態にあるかOFF状態にあるかを判定し、判定結果を、後述する「最終視線状態信号」として、制御部20へ出力する。
視線判定部18は、視線検知部40と視線検知用タイマ42とに接続される。
視線検知部40は、ユーザの表示部12に対するリアルタイムな視線状態(視線ONまたは視線OFF)を検知し、検知結果を「リアルタイム視線信号」として視線判定部18へ出力する。視線検知部40における視線状態の検知方法としては、たとえば、カメラ画像から目の画像を抽出し、黒目(虹彩)の位置が目の枠の中心に位置しているかを判定することにより視線状態を検知する方法を挙げることができる。
視線検知用タイマ42は、視線判定部18の指示に基づいて計時を開始し、所定のタイマ値が満了した時点で、満了通知信号を、視線判定部18へ出力する。視線検知用タイマ42に設定されるタイマ値には、“視線ON未確定状態”を管理するタイマ値TSonと、“視線OFF未確定状態”を管理するタイマ値TSoffとがある。
視線ON未確定状態とは、表示部12に対する視線ONが瞬間的な視線ONであるか、長期的な視線ONであるかを区別するために設けられる状態(期間)のことである。瞬間的な視線ONとは、たとえば、ユーザが携帯端末10のナビゲーション機能を利用している場合など、短時間のうちに視線OFFとなる可能性が高い視線ONのことを指す。一方、長期的な視線ONとは、視線ONとなった直後に視線OFFとなる可能性が低い視線ONのことを指す。従って、本実施形態において、視線ON未確定状態は、表示部12に対して視線ONとなっている状態とは見なされない。
通常、タイマ値TSonは、たとえば、ナビゲーション機能利用時の一般的な目視時間(たとえば、1〜2秒)よりも長い時間(たとえば、3秒)に設定される。これにより、ながら使用時の目視と、通常利用時(たとえば、ナビゲーション機能利用時)の目視とを区別することができるようになり、結果として、機能制限が必要以上に実施されてユーザの利便性が低下する事態が回避される。
視線OFF未確定状態とは、表示部12に対する視線OFFが瞬間的な視線OFFであるか、長期的な視線OFFであるかを区別するために設けられる状態(期間)のことである。瞬間的な視線OFFとは、たとえば、上述したように、短時間のうちに視線ONとなる可能性が高い視線OFFのことを指す。一方、長期的な視線OFFとは、視線OFFとなった直後に視線ONとなる可能性が低い視線OFFのことを指す。従って、本実施形態において、視線OFF未確定状態は、表示部12に対して視線OFFとなっている状態と見なされない。
リアルタイム視線信号の値が視線ONを示す値へと変化した場合、視線判定部18は、視線検知用タイマ42にタイマ値TSonを設定し計時を開始する。一方、リアルタイム視線信号の値が視線OFFを示す値へと変化した場合、視線判定部18は、視線検知用タイマ42にタイマ値TSoffを設定し計時を開始する。
視線判定部18は、リアルタイム視線信号の変化状況と視線検知用タイマ42の動作状況とに基づいて、ユーザの視線に関する状態を、まず、視線5状態(視線ON確定状態、視線ON未確定状態、視線OFF確定状態、第1視線OFF未確定状態、第2視線OFF未確定状態)に分類する。そして、視線判定部18は、最終的に、視線5状態を2状態(ON状態、OFF状態)に分類し、これを「最終視線状態信号」として、制御部20へ出力する。
制御部20は、歩行判定部16から最終歩行状態信号を入力するとともに、視線判定部18から最終視線状態信号を入力する。制御部20は、上記各信号の値に基づいた所定の処理を実行する。制御部20の動作の詳細については後述する。
図2は、歩行判定部16において事前分類される歩行4状態(停止確定状態S100、歩行未確定状態S110、歩行確定状態S120、停止未確定状態S130)の遷移図である。
ユーザの歩行状態が停止確定状態S100の場合において、リアルタイム歩行信号の値が歩行を示す値へと変化した場合、歩行判定部16は、ユーザの歩行状態を歩行未確定状態S110へと遷移させるとともに、歩行検知用タイマ32にタイマ値THonを設定し計時を開始する。
ユーザの歩行状態が歩行未確定状態S110の場合において、歩行検知用タイマ32が満了すると(すなわち、タイマ値THonが経過すると)、歩行判定部16は、ユーザの歩行状態を歩行確定状態S120へと遷移させる。
ユーザの歩行状態が歩行確定状態S120の場合において、リアルタイム歩行信号の値が停止を示す値へと変化した場合、歩行判定部16は、ユーザの歩行状態を停止未確定状態S130へと遷移させるとともに、歩行検知用タイマ32にタイマ値THoffを設定し計時を開始する。
ユーザの歩行状態が歩行未確定状態S110の場合において、リアルタイム歩行信号の値が停止を示す値へと変化した場合、歩行判定部16は、ユーザの歩行状態を停止確定状態S100へと遷移させるともに、歩行検知用タイマ32を停止する。
ユーザの歩行状態が停止未確定状態S130の場合において、歩行検知用タイマ32が満了すると(すなわち、タイマ値THoffが経過すると)、歩行判定部16は、ユーザの歩行状態を停止状態S100へと遷移させる。
ユーザの歩行状態が停止未確定状態S130の場合において、リアルタイム歩行信号の値が歩行を示す値に変化した場合、歩行判定部16は、ユーザの歩行状態を歩行確定状態S120へと遷移させるとともに、歩行検知用タイマ32を停止させる。
図3は、歩行判定部16から出力される最終歩行状態信号の一例を示す波形図である。たとえば、歩行判定部16は、歩行4状態のうちユーザの歩行状態が歩行確定状態S120または停止未確定状態S130である場合、最終歩行状態信号の値を“歩行状態”を示す値(たとえば、Highレベル信号)に設定する。歩行判定部16は、上記以外の状態の場合、最終歩行状態信号の値を“停止状態”を示す値(たとえば、Lowレベル信号)に設定する。
図4は、視線判定部18において事前分類される視線5状態(視線OFF確定状態S200、視線ON未確定状態S210、視線ON確定状態S220、第1視線OFF未確定状態S230、第2視線OFF未確定状態S235)の遷移図である。
ユーザの視線状態が視線OFF確定状態S200の場合において、リアルタイム視線信号の値が視線ONを示す値へと変化した場合、視線判定部18は、ユーザの視線状態を視線ON未確定状態S210へと遷移させるとともに、視線検知用タイマ42にタイマ値TSonを設定し計時を開始する。
ユーザの視線状態が視線ON未確定状態S210の場合において、視線検知用タイマ42が満了すると(すなわち、タイマ値TSonが経過すると)、視線判定部18は、ユーザの視線状態を視線ON確定状態S220へと遷移させる。
ユーザの視線状態が視線ON確定状態S220の場合において、リアルタイム視線信号の値が視線OFFを示す値へと変化した場合、視線判定部18は、ユーザの視線状態を第1視線OFF未確定状態S230へと遷移させるとともに、視線検知用タイマ42にタイマ値TSoffを設定し計時を開始する。
ユーザの視線状態が視線ON未確定状態S210の場合において、リアルタイム視線信号の値が視線OFFを示す値へと変化した場合、視線判定部18は、視線検知用タイマ42を停止させ、ユーザの視線状態を第2視線OFF未確定状態S235へと遷移させ、視線検知用タイマ42にタイマ値TSoffを設定し計時を開始する。
ユーザの視線状態が第1視線OFF未確定状態S230または第2視線OFF未確定状態S235の場合において、視線検知用タイマ42が満了すると(すなわち、タイマ値TSoffが経過すると)、視線判定部18は、ユーザの視線状態を視線OFF確定状態S200へと遷移させる。
ユーザの視線状態が第1視線OFF未確定状態S230の場合において、リアルタイム視線信号の値が視線ONを示す値へと変化した場合、視線判定部18は、視線検知用タイマ42を停止させ、ユーザの視線状態を視線ON確定状態S220へと遷移させる。
ユーザの視線状態が第2視線OFF未確定状態S235の場合において、リアルタイム視線信号の値が視線ONを示す値へと変化した場合、視線判定部18は、視線検知用タイマ42を停止させ、ユーザの視線状態を視線ON未確定状態S210へと遷移させ、視線検知用タイマ42にタイマ値TSonを設定し計時を開始する。
図5は、視線判定部18から出力される最終視線状態信号の一例を示す波形図である。たとえば、本実施形態において、視線判定部18は、視線5状態のうちユーザの視線状態が視線ON確定状態S220、第1視線OFF未確定状態S230、および第2視線OFF未確定状態235のいずれかである場合、最終視線状態信号の値を“ON状態”を示す値(たとえば、High信号)に設定する。視線判定部18は、上記以外の状態の場合、最終視線状態信号の値を“OFF状態”を示す値(たとえば、Low信号)に設定する。図5では、視線ON確定状態S220および第1視線OFF未確定状態S230の場合に、最終視線状態信号がON状態となっている場合が示される。
図6は、第1の実施形態の携帯端末10の動作例を説明するためのタイミングチャートである。
制御部20は、歩行判定部16から最終歩行状態信号を入力するとともに、視線判定部18から最終視線状態信号を入力する。最終歩行状態信号および最終視線状態信号の各生成方法については上述したとおりであるため、ここでの説明は省略する。
ユーザが歩行状態にあり且つユーザの視線がON状態にある場合(すなわち、図6において、機能制限要否が“要”の期間中)、制御部20は、ユーザが危険状態(たとえば、ながら使用中)にあると判断し、危険を回避するために、機能制限を実行する。
一方、ユーザが停止状態にあるか、あるいは視線がOFF状態にある場合(すなわち、図6において機能制限要否が“否”の期間中)、制御部20は、ユーザは危険状態に無いと判断し、機能制限を解除する。
以上説明した第1の実施形態は、ユーザが表示部12を注視しているか否かの判断を、ユーザの視線が表示部12に対してON状態にあるかOFF状態にあるかを判断することにより行っている。従って、第1の実施形態の場合、特許文献1のように顔の有無にて注視を判断する構成のように、たとえば、ナビゲーション機能を利用している期間中(携帯端末とユーザの顔とが正対している状態)において機能制限が実行されることはない。
さらに、第1の実施形態は、視線ONが実際に検出されてから(リアルタイム視線信号の値が視線ONを示す値へと変化してから)、その状態が所定の期間(TSon)継続した場合にはじめてON状態と判断している。そして、その所定の期間は、たとえば、ナビゲーション機能利用時の一般的な目視時間よりも長い時間に設定される。すなわち、第1の実施形態は、ながら使用時の目視(長期的な視線ON)と、通常利用時(たとえば、ナビゲーション機能利用時)の目視(瞬間的な視線ON)とを区別することができる。結果として、機能制限が必要以上に実施されてユーザの利便性が低下する事態が回避される。
以上纏めると、第1の実施形態によれば、ながら使用の抑止を、ユーザの利便性を低下させることなく且つ確実に実行することが可能となる。
さらに、第1の実施形態は、歩行が検知されてから(リアルタイム歩行信号の値が歩行を示す値へと変化してから)、所定の期間(THon)が経過する間に歩行停止が検知されない場合にはじめて歩行状態と判定している。そして、その所定の期間は、たとえば、店舗の行列などに並んでいる際の瞬間的な歩行時間よりも長い時間に設定される。すなわち、第1の実施形態は、ながら使用時の歩行(長期的な歩行)と、通常利用時(たとえば、店舗の行列に並びながらの携帯端末操作)の歩行(瞬間的な歩行)とを区別することができる。結果として、機能制限が必要以上に実施される事態を、より一層確実に阻止することができる。
さらに、第1の実施形態は、視線OFFが検知されてから所定の期間(TSoff)が経過する間に視線ONが検知されない場合にはじめてOFF状態と判定するとともに、歩行停止が検知されてから所定の期間(THoff)が経過する間にユーザの歩行が検知されない場合にはじめて歩行停止状態と判定する。これにより、直後に歩行が開始される蓋然性が高い瞬間的な歩行停止、または直後に視線ONとなる蓋然性が高い視線OFFに基づいて機能制限が無駄に解除される事態が回避される。さらに、機能制限の無駄な実行/解除を削減することができるので、携帯端末10において無駄に消費される電力量を抑制することもできる。
なお、タイマ値THon、THoff、TSon、TSoffの値は、上記の値に限定されず任意の値とすることができる。また、タイマ値THon、THoff、TSon、TSoffの値は、固定値でよいし、可変値でもよい。
ところで、歩行中のユーザが歩行を停止したと同時に携帯端末10を取り出して目視するケースの場合、タイマ値THoffが作動している間にタイマ値TSonが作動することになるが、タイマ値THoffをタイマ値TSonよりも小さくしておくことにより、機能制限の誤実行を回避することができる。
なお、携帯端末10の具体例としては、たとえば、スマートフォン、携帯電話、ポータブルゲーム機等を挙げることができる。もちろん、携帯端末10は、これらに限定されものではない。
また、以上の説明では、歩行検知部16の検知対象が“歩行”のみである場合を例に挙げた。しかしながら、歩行検知部16の検知対象は、歩行のみに限定されることなく、移動全般に拡張することができる。歩行以外の移動の例としては、たとえば、自転車運転を挙げることができる。たとえば、歩行検知部16の検知対象が“歩行”と“自転車運転”であった場合、歩行時だけでなく、自転車運転中のながら使用についても対応することができる。もちろん、歩行検知部16の検知対象に歩行が常に含まれている必要はなく、検知対象を歩行以外、たとえば自転車運転のみとすることもできる。
また、上記機能制限の対象は、表示部12および操作部14に限定されず、携帯端末10の他の機能、あるいは携帯端末10自体とすることができる。
また、以上説明した第1の実施形態の携帯端末10において、発明の目的を達成するための必須の構成要素は、図1において破線で囲んだ範囲内の構成要素(すなわち、表示部12、歩行判定部16(移動判定部)、視線判定部18、および制御部20)である。
[第2の実施形態]
図7は、本発明の第2の実施形態に係る携帯端末300の構成例を示すブロック図である。携帯端末300は、CPU(Central Processing Unit)302と、メモリ304と、を備える。なお、図7には示さないが、携帯端末300は、第1の実施形態の携帯端末10と同様に、表示部および操作部を備える。
メモリ304は、制御プログラム400を記憶する。制御プログラム400は、CPU302によって実行される。メモリ304の例としては、非一時的な記憶手段、たとえば、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク、リムーバブルメディア、あるいはリムーバブルディスク等を挙げることができる。
制御プログラム400は、以下で説明する第1処理〜第4処理を、携帯端末300のコンピュータに実行させるためのプログラムである。
第1処理は、携帯端末300を携帯するユーザが移動状態にあるか停止状態にあるかを判定する処理である。
第2処理は、表示部に対するユーザの視線がON状態にあるかOFF状態にあるかを判定する処理である。
第3処理は、ユーザが移動状態にあり且つ視線がON状態にある場合、表示部および操作部のうちの少なくとも一方の全てまたは一部の機能を制限する機能制限処理を実行する処理である。
第4処理は、上記第2処理において、視線のONが検知されてから所定の第1期間が経過する間に視線のOFFが検知されない場合にON状態と判定する処理である。
以上説明した第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、ながら使用の抑止を、ユーザの利便性を低下させることなく且つ確実に実行することが可能となる。
10 携帯端末
12 表示部
14 操作部
16 歩行判定部
18 視線判定部
20 制御部
30 歩行検知部
32 歩行検知用タイマ
40 視線検知部
42 視線検知用タイマ
300 携帯端末
302 CPU
304 メモリ
400 制御プログラム

Claims (9)

  1. 表示部を備える携帯端末であって、
    前記携帯端末を携帯するユーザが移動状態にあるか停止状態にあるかを判定する移動判定部と、
    前記表示部に対する前記ユーザの視線がON状態にあるかOFF状態にあるかを判定する視線判定部と、
    前記ユーザが前記移動状態にあり且つ前記視線が前記ON状態にある場合、前記携帯端末の全てまたは一部の機能を無効にする制御部と
    を備え、
    前記視線判定部は、前記視線のONが検知されてから所定の第1期間が経過する間に前記視線のOFFが検知されない場合に前記ON状態と判定することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記第1期間は、ナビゲーション機能などを利用している際の瞬間的な目視時間よりも長い時間に設定されることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記視線判定部は、前記視線のOFFが検知されてから所定の第2期間が経過する間に前記視線のONが検知されない場合に前記OFF状態と判定することを特徴とする請求項1または2記載の携帯端末。
  4. 前記移動判定部は、前記ユーザの移動が検知されてから所定の第3期間が経過する間に前記ユーザの停止が検知されない場合に前記移動状態と判定することを特徴とする請求項1−3のいずれか1項に記載の携帯端末。
  5. 前記第3期間は、店舗の行列などに並んでいる際の瞬間的な歩行時間よりも長い時間に設定されることを特徴とする請求項4記載の携帯端末。
  6. 前記移動判定部は、前記ユーザの停止が検知されてから所定の第4期間が経過する間に前記ユーザの移動が検知されない場合に前記停止状態と判定することを特徴とする請求項4または5記載の携帯端末。
  7. 前記ユーザが前記停止状態にあるか、または前記視線が前記OFF状態にある場合、前記制御部は、前記携帯端末の全ての機能を有効にすることを特徴とする請求項1−6のいずれか1項に記載の携帯端末。
  8. 表示部を備える携帯端末における制御方法であって、
    前記携帯端末を携帯するユーザが移動状態にあるか停止状態にあるかを判定する第1ステップと、
    前記表示部に対する前記ユーザの視線がON状態にあるかOFF状態にあるかを判定する第2ステップと、
    前記ユーザが前記移動状態にあり且つ前記視線が前記ON状態にある場合、前記携帯端末の全てまたは一部の機能を無効にする第3ステップと、
    前記第2ステップにおいて、前記視線のONが検知されてから所定の第1期間が経過する間に前記視線のOFFが検知されない場合に前記ON状態と判定する第4ステップと
    を備えることを特徴とする制御方法。
  9. 表示部を備える携帯端末のコンピュータに、
    前記携帯端末を携帯するユーザが移動状態にあるか停止状態にあるかを判定する第1処理と、
    前記表示部に対する前記ユーザの視線がON状態にあるかOFF状態にあるかを判定する第2処理と、
    前記ユーザが前記移動状態にあり且つ前記視線が前記ON状態にある場合、前記携帯端末の全てまたは一部の機能を無効にする第3処理と、
    前記第2処理において、前記視線のONが検知されてから所定の第1期間が経過する間に前記視線のOFFが検知されない場合に前記ON状態と判定する第4処理と
    を実行させるための制御プログラム。
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