JP2015097690A - 固定用部材および歯科用機器 - Google Patents

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Tetsuya Iwasaki
哲也 岩崎
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拓也 高澤
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Abstract

【課題】歯科用機器への着脱部材の固定に際してユーザにより操作される部分の変位量を抑える。【解決手段】モータユニット200に対してコネクタ400が取り付けられる際には、ユーザによって、且つ、コイルばねによる付勢力に抗して、(A)における矢印2Bに示す方向に、回転部材420が回転する。次いで、モータユニット200に向かってコネクタ400が進出し、被接続部230の内部に挿入部410が挿入され、また、挿入部410と筒状部材420との間に被接続部230が進入する。その後、コイルばねの付勢力によって、矢印2Cに示す方向へ、筒状部材420が回転する。これにより、筒状部材420の内部の金属球が、被接続部230の外周面に形成された周溝231に入り込み、モータユニット200とコネクタ400とが互いに固定された状態となる。【選択図】図2

Description

本発明は、固定用部材および歯科用機器に関する。
特許文献1には、モータユニットに対しホースが連結された構成が開示されている。このホース内には、モータユニットに内蔵されるマイクロモータへの電源供給用リード線及び根管長測定用信号回路用の一方の信号用リード線等が収容されている。
特開2012−235857号公報
ハンドピースなどの歯科用機器と、歯科用機器に対して着脱される着脱部材との固定は、例えば、着脱部材側に設けられたナットと、歯科用機器の外周面に形成されたねじ部とを噛み合わせることで行うことができる。ところで、ナットは変位を伴うため、ナットを用いる場合には、ナットの変位分の空間を確保しておく必要が生じる。その一方で、このように空間を確保すると、機器の大型化を招いたり、ごみや埃などがこの空間に溜まりやすくなったりする。
本発明の目的は、歯科用機器への着脱部材の固定に際してユーザにより操作される部分の変位量を抑えることにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される固定用部材は、歯科用機器に対して着脱される着脱部材に取り付けられ、当該歯科用機器に対する当該着脱部材の固定に用いられる固定用部材であって、筒状に形成され、内周面の内側に前記歯科用機器の一部が入れられ、軸方向への移動を伴わずに周方向へ回転可能な筒状部材と、前記筒状部材の内側に配置され、当該筒状部材の周方向への回転に伴い、当該筒状部材内の前記一部に向かって進出する進出部材と、を備える固定用部材である。
ここで、前記筒状部材の前記内周面には、凸部が設けられ、前記筒状部材の周方向への回転に伴い、前記凸部が前記進出部材に対峙し、当該進出部材が当該凸部により押圧されることで、当該進出部材が前記一部に向かって進出することを特徴とすることができる。この場合、筒状部材と進出部材との間に他の機構を設けずに進出部材の進出を行えるようになり、構造の簡素化が図られる。
また、前記一部に向かっての前記進出部材の進出が行われる際の、前記筒状部材の前記回転は、当該筒状部材を周方向に回転させるばね部材によって行われることを特徴とすることができる。この場合、ユーザが筒状部材を操作しないでも進出部材を進出させることができるようになる。
また、前記進出部材は、回転可能に設けられた球状部材により構成されていることを特徴とすることができる。この場合、筒状部材の内周面に対して進出部材が接触することに起因して筒状部材が回転しにくくなることを抑制できるようになる。
また、本発明を歯科用機器として捉えた場合、本発明が適用される歯科用機器は、機器本体と、前記機器本体と、当該機器本体に対して着脱される着脱部材との固定に用いられる固定機構と、を備え、前記固定機構は、筒状に形成され、内周面の内側に前記着脱部材の一部が入れられ、軸方向への移動を伴わずに周方向へ回転可能な筒状部材と、前記筒状部材の内側に配置され、当該筒状部材の周方向への回転に伴い、当該筒状部材内の前記一部に向かって進出する進出部材と、を備える歯科用機器である。
本発明によれば、歯科用機器への着脱部材の固定に際してユーザにより操作される部分の変位量を抑えることができる。
歯科用切削装置の全体構成図である。 モータユニットおよびコネクタを説明するための図である。 モータユニットの構造を説明する断面図である。 モータユニットの軸方向と直交する面における断面図である。 コネクタの構造を説明するための断面図である。 図5における矢印VI方向から案内部材等を眺めた場合の図である。 図5における矢印VII方向から案内部材等を眺めた場合の図である。 筒状部材の内側の構造を示した斜視図である。 コネクタの平面図である。 筒状部材の内部構造を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、歯科用切削装置の全体構成図である。
本実施形態の歯科用切削装置1には、切削用工具(ドリル)101を備えたハンドピース100、ハンドピース100に回転駆動力を与えるモータユニット200が設けられている。さらに、電線、給水用のチューブ、圧縮空気供給用のチューブが内部に収容され、電力、水、圧縮空気の供給に用いられる供給管300が設けられている。
また、本実施形態では、供給管300とモータユニット200との接続(着脱)に用いられるコネクタ400が設けられている。なお、供給管300は、モータユニット200に対して着脱される着脱部材として捉えることができ、また、コネクタ400は、モータユニット200に対する供給管300の固定に用いられる固定用部材として捉えることができる。
図2は、モータユニット200およびコネクタ400を説明するための図である。なお、図2(A)は、モータユニット200とコネクタ400との接続を解除した状態を示し、図2(B)は、モータユニット200とコネクタ400とを接続した状態を示している。
歯科用機器の一例としてのモータユニット200には、同図(A)に示すように、回転駆動力を発生するモータユニット本体210が設けられている。さらに、モータユニット200の一方の端部(図中、左端部)には、ハンドピース100(図1参照)に挿入され、ハンドピース100とモータユニット本体210とを接続する接続部材220が設けられている。
さらに、モータユニット200の他方の端部(図中、右端部)には、円筒状に形成され、コネクタ400が接続される被接続部230が設けられている。ここで、この被接続部230の外周面には、この被接続部230の周方向に沿う溝231(以下、「周溝231」と称する)が形成されている。また、本実施形態では、モータユニット200に、モータユニット本体210の図中左端部を覆う外装カバー240が設けられている。
一方、コネクタ400側には、同図(A)に示すように、円柱状に形成され、円筒状に形成された上記被接続部230の内部に挿入される挿入部410が設けられている。さらに、コネクタ400には、挿入部410よりも外側に配置され、且つ、挿入部410の外周面との間に間隙を有した状態で配置された筒状部材420が設けられている。
ここで、本実施形態では、コネクタ400とモータユニット200とが接続される際、被接続部230の内部に挿入部410が入り込み、また、筒状部材420の内部に(筒状部材420と挿入部410との間に)、被接続部230(モータユニット200の一部)が入り込む。付言すると、本実施形態では、被接続部230の内周面の内側に挿入部410が入り、筒状部材420の内周面の内側に被接続部230が入る。
ここで、筒状部材420は、円筒状に形成されている。また、筒状部材420は、図2(B)に示すように、モータユニット200に対してコネクタ400が接続された際に、被接続部230(図2(A)参照)の外側に配置される。さらに、筒状部材420は、筒状部材420の周方向への回転が可能に設けられている。また、本実施形態では、筒状部材420を周方向に回転させることで、被接続部230に対するコネクタ400の着脱が行えるようになっている(詳細は後述)。
図3は、モータユニット200の構造を説明する断面図である。
モータユニット200には、上記のとおり、回転駆動力を発生するモータユニット本体210が設けられている。さらに、モータユニット200の図中左端部には、ハンドピース100(図1参照)とモータユニット本体210との接続に用いられる接続部材220が設けられている。
モータユニット本体210には、円筒状に形成された外側ケース251が設けられている。さらに、モータユニット本体210の図中右端部且つ外側ケース251の内部には、円盤状部材252が設けられている。なお、この円盤状部材252の径方向における中央部には、貫通孔252Aが形成されている。さらに、円盤状部材252の外周面と外側ケース251の内周面との間には、Oリング253が設けられている。
なお、円盤状部材252の図中右側面からは複数のピン(不図示)が突出しており、また、図2(A)にて示したコネクタ400の挿入部410の図中左端面には、このピンが挿入される凹部が形成されている。本実施形態では、このピン、凹部が用いられることで、供給管300(図1参照)により供給されてきた電力、水、圧縮空気が、モータユニット200に供給される。
また、図3に示すように、外側ケース251には、図中左端部に、外側ケース251の内周面から外側ケース251の径方向における中央部側に向かって突出し、さらに、環状に形成され、外側ケース251の周方向に沿うように設けられた環状突出部254が設けられている。そして、本実施形態では、この環状突出部254と円盤状部材252との間に、モータ室255が形成された構成となっている。
モータ室255内には、外側ケース251の軸方向に沿って配置された回転軸256Aが設けられている。この回転軸256Aは、接続部材220から円盤状部材252にかけて設けられ、一端が、接続部材220に形成された貫通孔220Aに挿入されている。また、他端が、円盤状部材252に形成された貫通孔252Aに挿入されている。
なお、接続部材220に形成された貫通孔220Aの内周面と回転軸256Aの外周面との間、および、円盤状部材252に形成された貫通孔252Aの内周面と回転軸256Aの外周面との間には、間隙が形成されており、本実施形態では、接続部材220および円盤状部材252に対して回転軸256Aが接触しない状態で、回転軸256Aが回転するようになっている。
また、回転軸256Aに対しては、回転軸256Aの図中左端部側に第1ブッシュ256Bが取り付けられ、回転軸256Aの図中右端部側に第2ブッシュ256Cが取り付けられている。第1ブッシュ256Bおよび第2ブッシュ256Cの各々は、貫通孔を有し且つ円盤状に形成され、さらに、この貫通孔に回転軸256Aが通された状態となっている。なお、第1ブッシュ256Bおよび第2ブッシュ256Cの各々は、界磁マグネット256Dの軸方向への磁束の漏洩を防止するために、磁性体によって形成されている。
界磁マグネット256Dは、回転軸256Aの周囲に設けられている。また、界磁マグネット256Dは、図4(モータユニット200の軸方向と直交する面における断面図)に示すように、4個の永久磁石片14によって構成されている。ここで、この4個の永久磁石片14は、隣接する磁極が互いに異極同士となるに交互に配置された状態となっている。
さらに、本実施形態では、図3に示すように、界磁マグネット256Dの外側に、円筒状に形成され、炭化珪素焼結体等のセラミックス材料によって形成された筒状カバー256Eが設けられている。ここで、この筒状カバー256Eは、その一端が、第1ブッシュ256Bにより内側から支持され、また、他端が、第2ブッシュ256Cにより内側から支持された状態となっている。
また、本実施形態では、第1ブッシュ256Bの左側面に、環状(リング状)に形成された第1ロータ側マグネット256Fが取り付けられている。さらに、この第1ロータ側マグネット256Fの対向位置には、第1本体側マグネット257Aが取り付けられている。この第1本体側マグネット257Aは、接続部材220の根元の部分に固定されている。なお、第1ロータ側マグネット256Fおよび第1本体側マグネット257Aは、同じ磁極が互いに向き合うように配置されている。この結果、本実施形態では、磁気的な反発力によって、第1ロータ側マグネット256Fと第1本体側マグネット257Aとが離間した状態となる。
さらに、第2ブッシュ256Cの右側面にも、環状(リング状)に形成された第2ロータ側マグネット256Gが取り付けられ、また、この第2ロータ側マグネット256Gの対向位置には、第2本体側マグネット257Bが取り付けられている。この第2本体側マグネット257Bは、円盤状部材252に固定されている。ここで、第2ロータ側マグネット256Gおよび第2本体側マグネット257Bにおいても、同じ磁極が互いに向き合うように配置されている。この結果、この場合も、第2ロータ側マグネット256Gと第2本体側マグネット257Bとが、磁気的な反発力によって、離間した状態となる。
ここで、本実施形態では、上記にて説明した回転軸256A、第1ブッシュ256B、第2ブッシュ256C、界磁マグネット256D、筒状カバー256E、第1ロータ側マグネット256F、および、第2ロータ側マグネット256Gによって、回転ロータ256が構成され、この回転ロータ256が回転することで、図1にて示したハンドピース100へ供給される回転駆動力が発生する。
モータユニット本体210についてさらに説明する。
筒状カバー256Eの外側(回転ロータ256の外側)には、円筒状のスリーブ258が設けられている。このスリーブ258は、炭化珪素焼結体により形成されている。なお、炭化珪素焼結体以外にも、例えばアルミナ、窒化珪素、サイアロン等のようなセラミック焼結体を材料として用いてもよい。ここで、本実施形態では、円盤状部材252に形成された円形の凹部に対してスリーブ258の図中右端部が嵌め込まれ、さらに、外側ケース251の内側に形成された環状突出部254の内側に対してスリーブ258の図中左端部が嵌め込まれた構成となっている。
さらに、本実施形態では、外側ケース251の内側にヨーク259が設けられるとともに、ヨーク259とスリーブ258との間には、空間260が形成されている。さらに、スリーブ258には、空間260側と回転ロータ256側とをつなぐ複数の通気孔258Aが形成されている。なお、この通気孔258Aは、回転ロータ256の回転方向(周方向)において120°おきに配置されている。また、円盤状部材252には、供給管300(図1参照)によって送られてきた圧縮空気を、空間260へ導く空気導入路261が形成されている。
ここで、空気導入路261により空間260に供給された空気は、通気孔258Aを通り、回転ロータ256とスリーブ258との間の隙間に入る。これにより、本実施形態では、回転ロータ256の外周面とスリーブ258の内周面との接触が抑制され、回転ロータ256の回転がより円滑になされるようになる。
また、スリーブ258の外周面には、3個の電機子コイル262が取り付けられている。この電機子コイル262は、スリーブ258の周方向において等間隔で配置されている。さらに、スリーブ258の外周面には、3つのホール素子(不図示)が設けられている。なお、この3つのホール素子も、スリーブ258の周方向において等間隔で配置されている。
各ホール素子は、回転ロータ256を構成している各永久磁石片14が回転するときの磁極の変化を検出する。本実施形態では、この検出結果に基づいて、各電機子コイル262への通電量などが制御される。これにより、本実施形態では、各電機子コイル262によって順次発生される磁界と、回転ロータ256の界磁マグネット256D(永久磁石片14)との相互作用によって、回転ロータ256が回転する。
次に、図1を参照し、ハンドピース100の構成を説明する。ハンドピース100は、図3にて示した接続部材220の先端部側がハンドピース100の内部に挿入されることで、モータユニット200側に固定される。ハンドピース100は、断面の形状が円形となるように形成され、さらに、図1に示すように、先端に向かうに従い径が小さくなる先細り形状で形成されている。さらに、図示は省略するが、ハンドピース100の内部には、ハンドピース100の軸方向に沿って配置された駆動力伝達シャフトが設けられている。
ここで、この駆動力伝達シャフトは、ハンドピース100に対してモータユニット200が取り付けられた際に、接続部材220(図3参照)に形成された貫通孔220Aの内部に入り込み、貫通孔220A内に位置する回転軸256Aに連結される。なお、駆動力伝達シャフトおよび回転軸256Aの各々には、カップリング(継手)が取り付けられており、駆動力伝達シャフトと回転軸256Aとの連結は、このカップリングにより行われる。
さらに、駆動力伝達シャフトは、ハンドピース100の先端に取り付けられた切削用工具(ドリル)101(図1参照)にも接続されている。これにより、本実施形態では、モータユニット200にて発生した回転駆動力が切削用工具101に伝達されるようになり、切削用工具101の回転駆動が行われるようになる。なお、ハンドピース100には、その先端部に、水を噴出する水噴出口、圧縮空気が噴出する空気噴出口、光を出射する光出射部が設けられている。
ここで、上記では説明を省略したが、モータユニット200の空間260(図3参照)には、コネクタ400側から送られてきた電力を、後述するLED263に供給する電線が配置されている。さらに、この空間260には、コネクタ400側から送られてきた水、圧縮空気を、ハンドピース100へ移送するための移送管(不図示)が設けられている。
なお、本実施形態では、接続部材220のうちのハンドピース100に挿入される部分に、二つの開口(不図示)が形成されており、移送管により送られてきた水、圧縮空気は、この二つの開口を通じて、ハンドピース100側に供給される。そして、ハンドピース100側に供給された水、圧縮空気は、ハンドピース100内を通り、上記水噴出口、空気噴出口まで移動する。
また、本実施形態では、図3に示すように、モータユニット200に光源としてのLED263が設けられているとともに、ハンドピース100内には、光ファイバ(不図示)が設けられている。LED263から出射された光は、この光ファイバを経由し上記光出射部に到達する。
歯科用切削装置1の動作を説明する。
歯科用切削装置1が使用される際には、各電機子コイル262(図3参照)に通電が行われ、回転ロータ256が回転を開始する。なお、このとき、回転ロータ256は、第1本体側マグネット257Aおよび第2本体側マグネット257Bから浮いた状態にある。また、回転ロータ256とスリーブ258との間には圧縮空気が供給され、回転ロータ256とスリーブ258とは非接触の状態となっている。そして、回転ロータ256が回転すると、回転軸256A、駆動力伝達シャフトを介して切削用工具101(図1参照)に回転駆動力が伝達され、切削用工具101が周方向に回転するようになる。
次に、コネクタ400の構造について詳細に説明する。
図5は、コネクタ400の構造を説明するための断面図である。なお、図5では、図2にて示した筒状部材420の図示を省略し、筒状部材420の内部の状態を図示している。
筒状部材420の内部には、同図に示すように、筒状部材420の案内を行う案内部材430が設けられている。詳細に説明すると、本実施形態では、筒状部材420が周方向に回転するようになっているが、本実施形態では、周方向に筒状部材420が回転する際、案内部材430によって、筒状部材420の案内が行われる。
ここで、案内部材430は、円筒状に形成されている。さらに、案内部材430には、図中最も左上側に位置する第1外周面431、この第1外周面431よりも図中右下側に位置し第1外周面431よりも案内部材430の軸心に近い側に位置する第2外周面432が設けられている。さらに、第2外周面432よりも図中右下側に位置し第2外周面432よりも案内部材430の軸心に近い側に位置する第3外周面433が設けられている。
さらに、案内部材430には、案内部材430の径方向に沿って延びる第1接続面434、第2接続面435が設けられている。ここで、第1接続面434は、第1外周面431の端部と第2外周面432の端部とを接続し、第2接続面435は、第2外周面432の端部と第3外周面433の端部とを接続する。
さらに、案内部材430の第1外周面431には、案内部材430の厚み方向(案内部材430の径方向)に沿って形成された貫通孔436が形成されている。なお、この貫通孔436は、合計で5つ設けられ、且つ、案内部材430の周方向において、72°毎に配置されている。
さらに、貫通孔436の各々には、金属製の球(以下、「金属球440」と称する)が収められている。さらに、本実施形態では、案内部材430の第3外周面433の外側に、コイルばね450が設けられている。このコイルばね450は、筒状部材420(図5では不図示)に対し、筒状部材420を周方向に回転させる付勢力を与える(詳細は後述)。
図6は、図5における矢印VI方向から案内部材430等を眺めた場合の図である。なお、図6では、筒状部材420を表示している。
上記では説明を省略したが、案内部材430に形成された貫通孔436の内周面には、この貫通孔436の内部側に向かって突出し且つ貫通孔436の周方向に沿って環状に形成された環状突起436Aが形成されている。
これにより、本実施形態では、環状突起436Aの先端に金属球440が引っ掛かるようになり、貫通孔436の内部に金属球440が留まるようになる。さらに、本実施形態では、金属球440が挿入部410側に向かって移動(図中、下方に向かって移動)すると、金属球440の一部が、環状突起436Aよりも挿入部410側に位置し、案内部材430の内周面から、金属球440の一部が突出するようになる。
筒状部材420について説明すると、筒状部材420には、第1内周面421が設けられている。さらに、この第1内周面421の図中右方には、第1内周面421よりも案内部材430に近い側に位置する第2内周面422が設けられている。さらに、第2内周面422よりも案内部材430に近い側に位置する第3内周面423が設けられている。ここで、第2内周面422は、案内部材430の第1外周面431に対向している。また、第3内周面423は、案内部材430の第2外周面432に対向している。
また、筒状部材420には、第1内周面421と第2内周面422とを接続する第1接続面425、第2内周面422と第3内周面423とを接続する第2接続面426が設けられている。ここで、第1接続面425および第2接続面426の各々は、筒状部材420の径方向に延びるように形成されている。
また、第2接続面426は、案内部材430に設けられた第1接続面434に対向するように設けられており、本実施形態では、第2接続面426が第1接続面434に突き当たることで、図中左方向への筒状部材420の移動が規制される。
図7は、図5における矢印VII方向から案内部材430等を眺めた場合の図である。
筒状部材420には、筒状部材420の図中右端部に、第3内周面423よりも筒状部材420の軸心により近い側に位置する第4内周面424が設けられている。さらに、第3内周面423と第4内周面424とを接続する第3接続面427が設けられている。
ここで、本実施形態では、筒状部材420の第3接続面427と、案内部材430の第2接続面435との間に、間隙460が形成されている。そして、本実施形態では、この間隙460内に、コイルばね450が収められている。なお、筒状部材420よりも図中右方には、筒状部材420の軸方向への移動を規制する規制部材470が設けられており、本実施形態では、この規制部材470によって、図中右方への筒状部材420の移動が規制される。
図8は、筒状部材420の内側の構造を示した斜視図である。付言すると、図8は、図2(A)における矢印VIII方向から筒状部材420の内部を眺めた場合の図である。付言すると、図8は、モータ側開口420A(図2(A)参照)側から筒状部材420の内部を眺めた場合の図である。さらに説明すると、図2(A)に示すように、筒状部材420は、モータユニット200側にモータ側開口420Aを備え、供給管300側に供給管側開口420Bを備えており、図8では、このモータ側開口420A側から、筒状部材420を眺めている。
図8に示すように、また、上記にて説明したように、本実施形態では、筒状部材420の内側に、第1内周面421〜第4内周面424が設けられている。さらに、隣接する内周面同士を接続する第1接続面425〜第3接続面427が設けられている。
ここで、第2内周面422について説明すると、この第2内周面422は、筒状部材420の軸心からの距離が一定となる箇所を通過するように形成されておらず、72°おきに、筒状部材420の軸心に接近するように形成されている。付言すると、第2内周面422には、軸心に近い箇所に位置する第1部位422Aと、この第1部位422Aよりも軸心から離れた箇所に位置する第2部位422Bとが設けられている。
ここで、第1部位422Aと第2部位422Bとは、筒状部材420の周方向において、交互に並んでいる。さらに説明すると、本実施形態では、第2内周面422のうち、第1部位422Aが設けられている箇所が、第2内周面422のうちの他の箇所に比べ、筒状部材420の軸心側に突出した状態となっている。付言すると、本実施形態では、第2内周面422のうち、第1部位422Aが設けられている箇所に、凸部が設けられた構成となっており、さらに、この凸部が、筒状部材420の周方向において72°おきに配置された構成となっている。
さらに、本実施形態の筒状部材420では、筒状部材420の内周面に、筒状部材420の軸方向に沿って延びる溝428(以下、「軸方向溝428」と称する)が形成されている。なお、この軸方向溝428は、筒状部材420の図中左側に位置する開口縁を始点として、筒状部材420の第2内周面422まで延びるように形成されている。
図9は、コネクタ400の平面図である。なお、この図9では、筒状部材420を破線で表示している。
上記では説明を省略したが、案内部材430の第1外周面431には、案内部材430の周方向に沿って延びる溝437(以下、「周方向溝437」と称する)が設けられている。ここで、この周方向溝437は、その一部が、筒状部材420の内周面に形成された上記軸方向溝428に対向するように設けられている。さらに、本実施形態では、周方向溝437の内部に、金属球438が収められている。なお、この金属球438は、軸方向溝428の内部にも収容されている。
ここで、本実施形態では、例えば、図中矢印9A方向に筒状部材420が回転すると、金属球438は、軸方向溝428の内部に収められているために、筒状部材420とともに移動する。ここで、このとき、金属球438は、周方向溝437に沿って移動する。そして、金属球438が、周方向溝437の図中上端部(符号9E参照)に達すると、これ以上、金属球438は移動できず、これに伴い、筒状部材420の回転が停止する。
また、周方向溝437の図中上端部に金属球438が位置する状態から、筒状部材420が図中矢印9B方向に回転すると、金属球438は、周方向溝437に沿って図中下方に向かって移動し、周方向溝437の図中下端部(符号9F参照)に達する。そして、金属球438が、周方向溝437の図中下端部に達すると、金属球438は、これ以上、移動できず、これに伴い、筒状部材420の回転が停止する。
このように、本実施形態では、筒状部材420とともに移動する金属球438が、周方向溝437の図中上端部と図中下端部との間を移動する。この結果、本実施形態では、一定の範囲内においてのみ、筒状部材420が回転する。付言すると、周方向溝437の長手方向における長さの分だけ、筒状部材420が回転する。
なお、周方向溝437および軸方向溝428の両者への金属球438の収容は、案内部材430の周方向溝437に金属球438を収めた後に、この案内部材430に対して筒状部材420を取り付けることで行う。
詳細に説明すると、案内部材430の周方向溝437に金属球438を収めた後、案内部材430よりも図中右側に位置させた筒状部材420(図中、符号9Cで示す筒状部材420)を、案内部材430に向けて進出させる(図中、矢印9D方向に移動させる)。
なお、周方向溝437に金属球438を収める際、金属球438にグリース等を付着させる。これにより、周方向溝437からの金属球438の脱落が防止される。
また、図9では、規制部材470が既に取り付けられた状態を示しているが、筒状部材420を案内部材430に向けて進出させる際には(案内部材430に対し筒状部材420の取り付けを行う際には)、規制部材470の取り付けが未だ行われていない状態となっている。付言すると、本実施形態では、案内部材430に対して筒状部材420を取り付けた後に、規制部材470の取り付けを行う組み立て工程となっている。
筒状部材420を案内部材430に向けて進出させると、筒状部材420の開口縁(符号9G参照)が、金属球438に達するようになる。そして、本実施形態では、軸方向溝428の開放端からこの軸方向溝428の内部に金属球438を入れる。そして、筒状部材420を図9における左方向にさらに進出させる。これにより、周方向溝437および軸方向溝428の両者に、金属球438が収容されるようになる。
図9を参照し、案内部材430についてさらに説明する。
上記では説明を省略したが、案内部材430の第2外周面432には、第2接続面435が設けられている箇所を始点として、第1接続面434が設けられている側に向かう、ばね収容溝439が形成されている。
ばね収容溝439には、コイルばね450の一端部が収容され、これにより、コイルばね450の一端部が、案内部材430に固定された状態となる。なお、ばね収容溝439には、筒状部材420の内周面(不図示)が対向するようになっており、コイルばね450の一端部は、この内周面とばね収容溝439とにより囲まれた空間内に収められた形となっている。
図10は、筒状部材420の内部構造を説明するための図である。付言すると、図10は、モータ側開口420A(図2(A)参照)側から、筒状部材420の内部を眺めた場合の図である。さらに、説明すると、図10は、図8とは異なる角度から筒状部材420の内部を眺めた場合の図である。
上記にて説明した構成に加え、本実施形態の筒状部材420では、第3接続面427に、凹部429が形成されている。そして、本実施形態では、この凹部429の内部に、コイルばね450の他端部(不図示)が挿入される。
この結果、本実施形態では、コイルばね450の一端部が案内部材430に固定され、コイルばね450の他端部が筒状部材420に固定された状態となり、筒状部材420を一方向に且つ周方向に回転させると、コイルばね450が捻られるようになる。そして、コイルばね450が捩じられると、筒状部材420に対し、上記一方向とは逆方向へ筒状部材420を回転させる付勢力が作用するようになる。
ここで、図2等を参照し、モータユニット200に対してコネクタ400を取り付ける際の各部の動きを説明する。ここで、モータユニット200に対してコネクタ400を取り付ける際、モータユニット200およびコネクタ400は、図2(A)に示す状態となっている。この状態では、コネクタ400の内部に設けられたコイルばね450によって、筒状部材420が図中矢印2Aに示す方向へ付勢されている。
なお、図2(A)に示す状態(矢印2Aに示す方向へ筒状部材420が付勢されている状態)では、第1部位422A(図8参照)が金属球440(図6参照)の対向位置に位置しており、これにより、図6に示すように、金属球440が挿入部410側に押し出された状態となっている。付言すると、図6に示すように、金属球440が、挿入部410の外周面411と、案内部材430の内周面430Aとの間に形成された間隙451内に、押し出された状態となっている。
その後、本実施形態では、ユーザによって、且つ、コイルばね450による付勢力に抗して、図2(A)における矢印2Bに示す方向に、筒状部材420が回転する。なお、筒状部材420が予め定められた量回転すると、周方向溝437(図9参照)内の金属球438が、周方向溝437の図中上端部(図9参照、符号9Eで示す上端部)に達し、筒状部材420の回転が停止するようになる。
また、筒状部材420が、矢印2Bに示す方向に回転すると、第2部位422B(図8参照)が金属球440(図6参照)の対向箇所に位置するようになる。これにより、本実施形態では、挿入部410(図6参照)から離れる方向へ金属球440が移動できるようになる。付言すると、間隙451(図6参照)から離れる方向へ金属球440が移動できるようになる。
次いで、本実施形態では、ユーザによって、モータユニット200に対するコネクタ400の装着操作が実行され、モータユニット200に向かってコネクタ400が進出する。これにより、モータユニット200に設けられた被接続部230(図2(A)参照)の内部に、挿入部410が挿入される。
また、モータユニット200に向かってコネクタ400が進出すると、挿入部410と筒状部材420との間に形成された間隙451(図6参照)に対して被接続部230が進入する。なお、このとき、上記のとおり、間隙451から離れる方向へ金属球440が移動できるようになっており、間隙451に被接続部230が挿入されると、金属球440が退避し、間隙451の奥まで被接続部230が入り込む。なお、間隙451の奥まで被接続部230が入り込むと、被接続部230に形成された周溝231(図2(A)参照)の対向位置に金属球440(図6参照)が位置するようになる。
その後、本実施形態では、ユーザによる筒状部材420の回転操作が解かれ、これにより、コイルばね450の付勢力によって、図2(B)にて矢印2Cに示す方向へ、筒状部材420が回転する。そしてこの回転が行われると、第1部位422A(図8参照)と金属球440(図6参照)とが対峙するようになる。
そして、第1部位422Aと金属球440とが対峙するようになると、進出部材の一例としてのこの金属球440が、この第1部位422Aにより押圧され、被接続部230の外周面に形成された周溝231に向かって進出し、さらに、この周溝231内に入り込む。この結果、コネクタ400からモータユニット200を引き抜けない状態となり、モータユニット200とコネクタ400とが互いに固定された状態となる。
なお、本実施形態では、筒状部材420の内周面と金属球440とが接触する構成であり、筒状部材420と金属球440との間で作用する摩擦力によって、筒状部材420が回転しにくくなるおそれがある。しかしながら、本実施形態では、金属球440が球状の部材であり且つ回転するため、金属球440が、球状の部材以外の部材で構成されている場合に比べ、筒状部材420が回転しやすくなっている。
なお、コネクタ400からのモータユニット200の取り外しは、図2(B)にて矢印2Dに示す方向へ筒状部材420を回転させた状態で、コネクタ400からモータユニット200を引き抜くことで行う。
ところで、本実施形態では、歯科用切削装置1(図1)に生じる隙間を低減できるようになる。ここで、例えば、筒状部材420に替えて、ナットなどの内周面にねじが形成された部材(以下、「締結用部材」と称する)を、コネクタ400側に設けておき、この締結用部材を、モータユニット200の外周面に形成されたねじ部に固定することで、コネクタ400とモータユニット200とを固定する態様も考えられる。
ところで、この場合、締結用部材を周方向に回転させると、締結用部材は、締結用部材の軸方向(歯科用切削装置1の長手方向)に沿って、且つ、例えばモータユニット200に向かって移動する。かかる場合、締結用部材とモータユニット200との干渉を避けるために、締結用部材とモータユニット200との間に、予め間隙を形成しておく必要が生じる。ところで、このように、間隙を形成すると、装置の大型化を招いたり、この間隙に、ごみや埃などが溜まりやすくなったりする。
一方で、本実施形態の構成では、モータユニット200とコネクタ400との固定時、筒状部材420は、筒状部材420の軸方向への移動を伴わずに周方向への回転を行う。かかる場合、筒状部材420とモータユニット200との間や、筒状部材420と規制部材470(図7参照)との間に、間隙を形成しないですむようになる。
また、本実施形態のように、間隙を形成しないですむ場合、歯科用切削装置1の外表面に凹凸が形成されることが抑制され、歯科用切削装置1の外表面を滑らかに結んでいくことが可能となり、歯科用切削装置1の美感が向上する。
また、上記では説明を省略したが、本実施形態では、モータユニット200に対するコネクタ400の固定(ロック)が自動で行われるようになっており、ユーザは、簡単な操作で、モータユニット200とコネクタ400と固定できる。付言すると、本実施形態では、間隙451(図6参照)へ被接続部230を入れた後、ユーザが筒状部材420から手を離すと、筒状部材420はコイルばね450によって回転する。これにより、金属球440が、被接続部230の周溝231内へ入り込み、モータユニット200とコネクタ400とが互いに固定されるようになる。
なお、上記では、筒状部材420、金属球440等をコネクタ400側に設け、被接続部230をモータユニット200側に設けた態様を説明したが、この態様は一例であり、モータユニット200側に、筒状部材420、金属球440等を設け、供給管300側に、被接続部230を設けるようにしてもよい。
付言すると、モータユニット200に、機器本体と、固定機構部とを設け、この固定機構部に、筒状部材420、金属球440等を設ける。そして、供給管300側に設けた被接続部230を筒状部材420の内部に入れた後に、筒状部材420を回転させ、モータユニット200側と供給管300側とを固定する。
また、上記では、コイルバネ450で、筒状部材420を周方向に回転させる態様を説明したが、このコイルばね450を軸方向に圧縮した状態で、間隙460(図7参照)内に、このコイルばね450を収容する態様も考えられる。かかる場合、筒状部材420が規制部材470に突き当たるようになり、筒状部材420の軸方向へのガタつきが抑制される。
200…モータユニット、300…供給管、400…コネクタ、420…筒状部材、440…金属球、450…コイルばね

Claims (5)

  1. 歯科用機器に対して着脱される着脱部材に取り付けられ、当該歯科用機器に対する当該着脱部材の固定に用いられる固定用部材であって、
    筒状に形成され、内周面の内側に前記歯科用機器の一部が入れられ、軸方向への移動を伴わずに周方向へ回転可能な筒状部材と、
    前記筒状部材の内側に配置され、当該筒状部材の周方向への回転に伴い、当該筒状部材内の前記一部に向かって進出する進出部材と、
    を備える固定用部材。
  2. 前記筒状部材の前記内周面には、凸部が設けられ、
    前記筒状部材の周方向への回転に伴い、前記凸部が前記進出部材に対峙し、当該進出部材が当該凸部により押圧されることで、当該進出部材が前記一部に向かって進出することを特徴とする請求項1に記載の固定用部材。
  3. 前記一部に向かっての前記進出部材の進出が行われる際の、前記筒状部材の前記回転は、当該筒状部材を周方向に回転させるばね部材によって行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の固定用部材。
  4. 前記進出部材は、回転可能に設けられた球状部材により構成されていることを特徴とする請求項2に記載の固定用部材。
  5. 機器本体と、
    前記機器本体と、当該機器本体に対して着脱される着脱部材との固定に用いられる固定機構と、
    を備え、
    前記固定機構は、
    筒状に形成され、内周面の内側に前記着脱部材の一部が入れられ、軸方向への移動を伴わずに周方向へ回転可能な筒状部材と、
    前記筒状部材の内側に配置され、当該筒状部材の周方向への回転に伴い、当該筒状部材内の前記一部に向かって進出する進出部材と、
    を備える歯科用機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS484974Y1 (ja) * 1969-12-31 1973-02-08
JP3103624U (ja) * 2004-02-26 2004-08-19 株式会社ナカニシ 部材間接合部構造

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