JP2015096744A - 保護構造物 - Google Patents
保護構造物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015096744A JP2015096744A JP2013236460A JP2013236460A JP2015096744A JP 2015096744 A JP2015096744 A JP 2015096744A JP 2013236460 A JP2013236460 A JP 2013236460A JP 2013236460 A JP2013236460 A JP 2013236460A JP 2015096744 A JP2015096744 A JP 2015096744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical
- cylindrical member
- building
- protective structure
- flying object
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
Description
しかし、台風による強風は、最大風速が60m/s以上となる場合があるものの、この程度の強風では、家屋や樹木の倒壊は生じても、倒壊した建造物の構造物(例えば鉄骨等)の重量物を飛散させるだけのエネルギーは無い。
このため、従来、日本における強風対策は、防風林等により建造物に吹き付ける風を弱めたり、建造物の強度を高くして風圧による倒壊を防止したりすることが主流であった。
しかし、現状では、上述したような構造物、つまり、飛来物が衝突した際の衝撃力を吸収する構造物であって建造物等に設置される構造物は開発されていない。
特許文献1〜4などには、筒状の構造物に対して軸方向からの荷重を加えた場合、筒状の構造物が蛇腹状に変形する現象(非特許文献1参照)を利用して、衝突時の衝撃力を吸収する技術が開示されている。
つまり、特許文献1〜4の技術を鋼材のように貫通力の高い飛来物が建造物等に衝突した際の衝撃力を吸収する構造物として採用したとしても、飛来物が衝突する際の衝撃力を吸収することは到底不可能である。
第2発明の保護構造物は、第1発明において、前記筒状部は、長さの異なる複数の筒状部材から構成されていることを特徴とする。
第3発明の保護構造物は、第1または第2発明において、前記複数の筒状部材は、内方に位置する筒状部材の外面と外方に位置する筒状部材の内面との間の隙間が、該軸方向から前記筒状部材を圧縮する力が加わり前記複数の筒状部材が蛇腹状に変形した際に、内方に位置する筒状部材の外面と外方に位置する筒状部材の内面とが非接触状態に保たれるように配設されていることを特徴とする。
第4発明の保護構造物は、第1、第2または第3発明において、前記筒状部を複数備えており、前記複数の筒状部の一端が連結された基礎部材および/または前記複数の筒状部の他端が連結された外面部材、を備えていることを特徴とする。
第5発明の保護構造物は、第1、第2、第3または第4発明において、前記筒状部が、一対の筒状部材から形成されており、外方に位置する外側筒状部材は、外径が80mm、内径が72〜74mmのアルミパイプであり、内方に位置する内側筒状部材は、外径が50mm、内径が44〜46mmのアルミパイプであることを特徴とする。
第2発明によれば、衝突初期の荷重ピークを低く抑えることができるので、建造物等に加わる力を軽減する効果を高くすることができる。
第3発明によれば、複数の筒状部材が蛇腹状に変形した際に、各筒状部材をスムースに変形させることができるので、衝突エネルギーを吸収する効率を高くすることができる。
第4発明によれば、基礎部材および/または外面部材によって複数の筒状部が保持されているので、保護構造物の設置が容易になる。また、外面部材を設ければ、飛来物が衝突した際のエネルギーを分散して複数の筒状部に吸収させることができる。すると、各筒状部の衝突エネルギー吸収能力を低くできるので、保護構造物を小型軽量にすることができる。
第5発明によれば、保護構造物がなければ建造物等に加わる衝撃力が30G程度のところ、保護構造物を設置することにより建造物等に加わる衝撃力を2G以下まで低減することができる。したがって、風速100m/s程度の竜巻により飛来物が建造物等に衝突しても、建造物等の損傷を抑制することができる。
図3および図4において、符号Tは、本実施形態の保護構造物1を設置した重油タンクを示している。この重油タンクTは、筒状の本体部TBと、本体部TBの両端に設けられた一対の鏡板TM,TMとから構成されている。
そして、図3および図4に示すように、重油タンクTには、本体部TBの表面(下部を除いた部分)および一対の鏡板TM,TMの表面に、本実施形態の保護構造物1が設けられている。以下では、本実施形態の保護構造物1が設けられる表面、つまり、本体部TBの表面および一対の鏡板TM,TMの表面を、単に設置面という。
図3および図4に示すように、本実施形態の保護構造物1は、基礎部材2と、外面部材3と、複数の筒状部10と、を備えている。
基礎部材2は設置面に固定される板状の部材であり、その形状が設置面と同じ形状となるように形成されている。同じ形状とは、設置面が上述した本体部TBの表面や一対の鏡板TM,TMの表面は曲面の場合、保護構造物1を設置面に設置したときに、基礎部材2の表面が設置面と略平行曲面となる形状を意味している。
そして、基礎部材2と外面部材3との間には、複数の筒状部10が設けられている。この複数の筒状部10は、その軸方向の一端(基端)が基礎部材2の外面(設置面と対向する面と逆側の面)に連結されており、その軸方向の他端(先端)が外面部材3の内面(基礎部材2と対向する面)に連結されている。言い換えれば、基礎部材2と外面部材3は、複数の筒状部10によって互いに連結されているのである。
なお、本明細書において、合計板厚とは、筒状部10を構成する全ての筒状部材の板厚を足しあわせたものを意味している。
かかる場合に、外径80mmかつ板厚か5〜7mmのアルミ製のパイプ(単管、長さ170mm)を衝撃吸収部材として使用した場合には、重油タンクTに加わる衝撃力を2G以下に低減することはできない。
一方、被加圧筒状部10の内側筒状部材12として、アルミ製のパイプ(外径50mm、内径44〜46mm(板厚t=2〜3mm)、長さ170mm)のものを使用し、外側筒状部材11として、アルミ製のパイプ(外径80mm、内径72〜74mm(板厚t=3〜4mm)、長さ170mm)のものを使用する。すると、被加圧筒状部10の合計板厚は上記単管と同じであっても、衝突エネルギーを保護構造物1で吸収し、重油タンクTに加わる衝突力を2G以下程度まで低減することができる。
なお、内側筒状部材12および外側筒状部材11は、その外径(内径)や板厚はとくに限定されず、内側筒状部材12を外側筒状部材11内に配置したときに、両者間にある程度の隙間ができるように配設できればよい。両者間にある程度の隙間ができるとは、外側筒状部材11と内側筒状部材12が蛇腹状に変形できる程度の隙間を意味している。つまり、「両者間にある程度の隙間」が形成されている場合は、上述したように、内側筒状部材12と外側筒状部材11が同軸となるように配置され、内側筒状部材12の外面と外側筒状部材11の内面との間に均等な隙間が形成されるようになっている場合に限られない。
なお、筒状部10の内側筒状部材12および外側筒状部材11は、中空な円筒状の部材であって、軸方向から加圧された際に軸圧潰して蛇腹状に変形するものであればよく、とくに限定されない。例えば、上述したようなアルミ製のパイプや鋼管、ステンレス管を、内側筒状部材12および外側筒状部材11として使用することができる。
また、重油タンクTに加わる衝突力を低減する上では、内側筒状部材12と外側筒状部材11の長さが異なるものとするほうが望ましい。
上記例では、複数の筒状部10が、保護構造物1の規則的に配列されている場合を説明したが、複数の筒状部10の配列方法はとくに限定されず、ランダムに配列してもよい。また、保護構造物1の場所によって配列方法や密度を変化させてもよい。この場合、構造物の強度や保護する部分の重要度に合わせて、その部分に適した保護構造物1を形成することができる。例えば、重要度の低い部分や強度の高い部分の表面に設置する保護構造物1では、複数の筒状部10を設置する密度を低くする(数を減らす)、また、複数の筒状部10の筒状部材の板厚を薄くする等にすれば、保護構造物1を軽量化できるし製造コストを低減することができる。
また、複数の筒状部10は、全て同じ構造の筒状部10を使用する必要はなく、異なる構造の筒状部10を使用してもよい。重要度の低い部分や強度の高い部分の表面に設置する保護構造物1では、初期荷重に対する変形性を低下させたものを使用してもよい。例えば、内側筒状部材12や外側筒状部材11の板厚を厚くすれば、衝突初期における筒状部10の変形性を低下させる(軸圧潰の開始を遅くする)ことができる。逆に、初期荷重に対する変形性を向上させるのであれば、内側筒状部材12や外側筒状部材11の板厚を薄くすれば、衝突初期から軸圧潰を迅速に進めることができる。
また、上記例では、筒状部10が、内側筒状部材12と外側筒状部材11を有する二重管の場合を説明したが、筒状部10は、筒状部材を3本以上入れ子状態にした多重管としてもよい。この場合でも、筒状部材の本数を調整すれば、保護構造物1を設置する建造物等や想定される飛来物の種類に合わせて、保護構造物1に吸収させる衝突エネルギーを調整できる。また、上述した二重管の場合と同様に、長さの異なる筒状部材を設ければ、衝突初期から軸圧潰を迅速に進めることができる。さらに、各筒状部材の板厚などの組み合わせを調整すれば、保護構造物1を設置する建造物等や想定される飛来物の種類に合わせて、保護構造物1に吸収させる衝突エネルギーを調整できる。
なお、上記例では設置面が曲面の場合を説明したが、設置面が平面の場合であれば、基礎部材2や外面部材3は、その表面が設置面と平行面となるように形成すればよい。
しかし、基礎部材2や外面部材3の表面が設置面と平行面や平行曲面となるように形成されていれば、設置面への保護構造物1の設置が容易になるし、保護構造物1を設置面に安定した状態で固定することができる。また、衝撃荷重を均等に被保護設備に伝えるという点でも好ましい。
実験には、圧縮試験機(島津製作所製:油圧式RH竪型)に筒状部を取り付けて、圧縮荷重を加えた。圧縮試験中の圧縮量および荷重は、圧縮試験機に設けられているロードセル及びダイヤルゲージによって測定した。
(1)2重管の挙動を確認する試験
(2)板厚の相違の影響を確認する試験
(3)軸長を変化させた場合の影響を確認する試験
(4)スペーサーの影響を確認する試験
筒状部として2重管を使用した場合において、軸方向から荷重を加えて加圧圧縮した場合における圧縮量および荷重の変化を比較した。
比較対象となる1重管には、アルミ製のパイプ(外径80mm、板厚5mm、長さ170mm、比較例1)のものと、アルミ製のパイプ(外径80mm、板厚4mm、長さ170mm、比較例2)のものを使用した。
なお、いずれの場合も圧縮量110mm以降に荷重が急激に増加しているのは、それ以上圧縮できない状況(図1(C)の状態)となったからである。
実施例1のパイプは、個々のパイプの厚さが比較例1,2よりも薄いが合計の厚さが比較例1,2よりも厚いことを考慮すれば、上記結果は、パイプの組み合わせを調整すれば、荷重に対する所望の挙動を示す筒状部を形成できる可能性があることを示していると考えられる。
まず、最初のピークの荷重は、実施例2の方が若干小さくまた早期に座屈を開始している。つまり、合計板厚が同じであれば、単管パイプに比べて、多重管は、初期荷重に対する衝撃吸収性能が高いことが確認できる。
つぎに、最初のピーク後の挙動を比較すると、比較例1に比べて実施例2は変動周期が短い。しかも、各周期の山となる部分の荷重は、実施例2は、比較例1のピーク荷重に比べて20〜30%程度小さくなっている。しかも、比較例1では、各周期の山となる部分の荷重が最初のピークの荷重と同程度であるのに対し、実施例2では、各周期の山となる部分の荷重が最初のピークの荷重よりも30〜40%程度小さくなっている。このことから、座屈が生じた後、蛇腹状に変形していく過程において、合計板厚が同じであれば、単管パイプに比べて、多重管は、小さくかつなめらかな荷重変動で衝撃を吸収していることが確認できる。
そして、最終的な圧縮量では、比較例1に比べて実施例2は15mm以上大きく圧縮されている。つまり、合計板厚が同じであれば、多重管は、トータルでの衝撃吸収量が大きくなることが確認できる。
筒状部として2重管を使用した場合であって、各管の板厚が衝撃吸収に与える影響を確認した。実験では、2つの管の合計板厚を同じにして、各管の板厚を変化させて比較した。
筒状部(実施例3)は、アルミ製のパイプ(外径80mm、板厚3mm、長さ170mm)内に、アルミ製のパイプ(外径50mm、板厚3mm、長さ170mm)を入れて2重管としたものを使用した。
筒状部(実施例4)は、アルミ製のパイプ(外径80mm、板厚4mm、長さ170mm)内に、アルミ製のパイプ(外径50mm、板厚2mm、長さ170mm)を入れて2重管としたものを使用した。
筒状部(実施例5)は、アルミ製のパイプ(外径80mm、板厚4mm、長さ170mm)内に、アルミ製のパイプ(外径50mm、板厚3mm、長さ170mm)を入れて2重管としたものを使用した。
筒状部(実施例6)は、アルミ製のパイプ(外径80mm、板厚5mm、長さ170mm)内に、アルミ製のパイプ(外径50mm、板厚2mm、長さ170mm)を入れて2重管としたものを使用した。
一方、板厚が厚いパイプ(つまり圧縮荷重に対する強度が高いパイプ)を使用すると、板厚が厚いパイプの性質の影響を強く受けるので、合計板厚が同じでも、圧縮したとき挙動が異なってくることが確認できた。
一方、合計板厚が同じでも、3重管では、ピーク荷重などが実施例5、6(2重管)と若干相違する。これは、合計板厚を同じにしても、筒状部を構成する管の本数や板厚を調整すれば、荷重に対する所望の挙動を示す筒状部を形成できる可能性があることを示していると考えられる。
筒状部として2重管を使用した場合であって、軸長の異なるパイプを使用した場合における衝撃吸収の状況を確認した。
比較のために、実施例1の結果を同じグラフに記載している。
図11(B)に示すように、実施例7では、実施例1に比べて初期のピーク荷重が小さくなっており、パイプの変形が小さい荷重で早く始まっていることが確認できる。
一方、圧縮量が5mmを超えると、それ以降は実施例1と実施例6の挙動はほぼ同じ挙動を示している。
2重管とした場合において、横断面における外側の管と内側の管の位置が衝撃吸収の状況に与える影響を確認した。
なお、実施例8ではスペーサーはパイプの軸方向の中間に一枚だけ配置し、実施例9ではスペーサーはパイプの軸方向の上下に一枚ずつ(合計2枚)配置した。
図12に示すように、実施例8〜10は、ほとんど同じ挙動を示していることが確認できる。また、実施例1の挙動(図9(A)参照)と比較しても、ほとんど同じ挙動であることがわかる。
ただし、実施例10では、圧縮量が100mm以降において、他の実施例に比べて荷重が高くなっているので、内側の管と外側の管が接触している場合には、若干、衝撃吸収性能に影響が生じると推察される。
2 基礎部材
3 外面部材
10 筒状部
11 外側筒状部材
12 内側筒状部材
15 スペーサー
20 防護プレート
T 重油タンク
Claims (5)
- 断面円形の筒状部材を複数有する筒状部を備えており、
該複数の筒状部材は、
その中心軸が互いに平行となり、内方に位置する筒状部材の外面と外方に位置する筒状部材の内面との間に隙間が形成されるように、互いに入れ子状態となるように配設されている
ことを特徴とする保護構造物。 - 前記筒状部は、
長さの異なる複数の筒状部材から構成されている。
ことを特徴とする請求項1記載の保護構造物。 - 前記複数の筒状部材は、
内方に位置する筒状部材の外面と外方に位置する筒状部材の内面との間の隙間が、該軸方向から前記筒状部材を圧縮する力が加わり前記複数の筒状部材が蛇腹状に変形した際に、内方に位置する筒状部材の外面と外方に位置する筒状部材の内面とが非接触状態に保たれるように配設されている
ことを特徴とする請求項1または2記載の保護構造物。 - 前記筒状部を複数備えており、
前記複数の筒状部の一端が連結された基礎部材および/または前記複数の筒状部の他端が連結された外面部材、を備えている
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の保護構造物。 - 前記筒状部が、一対の筒状部材から形成されており、
外方に位置する外側筒状部材は、外径が80mm、内径が72〜74mmのアルミパイプであり、
内方に位置する内側筒状部材は、外径が50mm、内径が44〜46mmのアルミパイプである
ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の保護構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013236460A JP6174976B2 (ja) | 2013-11-15 | 2013-11-15 | 保護構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013236460A JP6174976B2 (ja) | 2013-11-15 | 2013-11-15 | 保護構造物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015096744A true JP2015096744A (ja) | 2015-05-21 |
JP6174976B2 JP6174976B2 (ja) | 2017-08-02 |
Family
ID=53374125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013236460A Active JP6174976B2 (ja) | 2013-11-15 | 2013-11-15 | 保護構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6174976B2 (ja) |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4897862U (ja) * | 1972-02-24 | 1973-11-19 | ||
JPS57184338U (ja) * | 1981-05-20 | 1982-11-22 | ||
JPS6326439A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-02-04 | Kobe Steel Ltd | 緩衝装置 |
JP2000240707A (ja) * | 1999-02-23 | 2000-09-05 | Showa Alum Corp | 金属製衝撃吸収用中空材 |
JP2002012107A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-01-15 | Nippon Light Metal Co Ltd | バンパステイ |
JP2003269510A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 蛇腹状変形用部品及びその製造方法 |
JP2005162027A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-06-23 | Honda Motor Co Ltd | 車両用エネルギ吸収構造 |
JP2007161128A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 鉄道車両用衝撃吸収構造 |
JP2010083307A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Hitachi Ltd | 衝突緩和装置を備えた軌条車両 |
JP2013117291A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Hiroshima Aluminum Industry Co Ltd | 衝撃吸収部材 |
-
2013
- 2013-11-15 JP JP2013236460A patent/JP6174976B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4897862U (ja) * | 1972-02-24 | 1973-11-19 | ||
JPS57184338U (ja) * | 1981-05-20 | 1982-11-22 | ||
JPS6326439A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-02-04 | Kobe Steel Ltd | 緩衝装置 |
JP2000240707A (ja) * | 1999-02-23 | 2000-09-05 | Showa Alum Corp | 金属製衝撃吸収用中空材 |
JP2002012107A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-01-15 | Nippon Light Metal Co Ltd | バンパステイ |
JP2003269510A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 蛇腹状変形用部品及びその製造方法 |
JP2005162027A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-06-23 | Honda Motor Co Ltd | 車両用エネルギ吸収構造 |
JP2007161128A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 鉄道車両用衝撃吸収構造 |
JP2010083307A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Hitachi Ltd | 衝突緩和装置を備えた軌条車両 |
JP2013117291A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Hiroshima Aluminum Industry Co Ltd | 衝撃吸収部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6174976B2 (ja) | 2017-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Alkhatib et al. | Collapse behavior of thin-walled corrugated tapered tubes under oblique impact | |
Codina et al. | Alternatives to prevent the failure of RC members under close-in blast loadings | |
US8353134B2 (en) | Grouted tubular energy-dissipation unit | |
CN106735862B (zh) | 一种基于双面爆炸焊接的防护罩及装药结构 | |
Smith et al. | Quasi-static axial compression of concentric expanded metal tubes | |
US10035525B2 (en) | Energy-absorbing device, in particular for a rail-car | |
Ferdynus et al. | Energy absorption capability numerical analysis of thin-walled prismatic tubes with corner dents under axial impact | |
Xu et al. | An efficient energy absorber based on fourfold-tube nested circular tube system | |
JP2015017469A (ja) | 建築物用制振ダンパー及び建築物の制振構造 | |
CN113775682B (zh) | 一种基于剪纸结构的可调控圆管吸能/储能机构 | |
JP6494054B1 (ja) | 免震構造 | |
CN202647053U (zh) | 核电厂管道防甩击限制件 | |
JP6174976B2 (ja) | 保護構造物 | |
CN108978930B (zh) | 一种可用于防爆墙/抗爆板的压型钢板的结构设计方法 | |
JP6518412B2 (ja) | 保護構造物 | |
Smith et al. | Energy absorption characteristics of coiled expanded metal tubes under axial compression | |
Abadi et al. | High-velocity impact response of cylindrical tubes with linear gradient grooves: A comparative study | |
RU2019115830A (ru) | Система защиты зданий от врезающихся в них самолетов | |
CN109577507B (zh) | 鼓曲耗能型金属阻尼器 | |
CN215890931U (zh) | 一种具有负泊松比效应的自锁式薄壁管结构吸能系统 | |
EP3535461A1 (en) | Blast protection wall | |
US20060208134A1 (en) | Triggering system for the plastic collapse of a metal structural element | |
JP6602442B2 (ja) | 保護構造物 | |
CN207777500U (zh) | 导向胀管式蜂窝 | |
Lu et al. | Dynamic response of latticed shell and its steel column supports under impact load |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160822 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170502 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170626 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170707 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6174976 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |