JP2015095187A - 情報処理システム、情報処理装置、及びケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】敷設後においても、特定が可能なケーブルを提供する。【解決手段】情報処理システムは、ケーブル、及び情報処理装置を含む。ケーブルは、情報処理装置間を接続し、情報を伝達する1以上の第1の芯線と、予め設定された情報に対応付けられた形態または成分を有する1以上の第2の芯線とを含む。情報処理装置は、形態または成分に応じて変化する第2の芯線についてのパラメータを測定し、測定したパラメータに基いて、ケーブルを特定する。【選択図】図1
Description
本発明は、通信用のケーブルに関する。
通信用のケーブルは量産品であり、使用される本数が多い。また、ケーブル自体の特性が問題となることは稀である。そのため、ケーブルの詳細なロット管理はなされていないという現状がある。
また、最近は高速伝送への対応等から、ロットによって通信用ケーブルの特性が変わる場合があり、敷設後にどのケーブルロットがどこに敷設されているかを知り、対処が必要になる場合もある。
例えば、ケーブルで接続された情報処理システムに関する技術として、以下の第1〜4の技術が知られている。
第1の技術に関する方法は、インピーダンス測定回路を伝送媒体、高インピーダンス状態の受信機に結合し、ディエンファシス制御装置によってインピーダンス測定回路をイネーブルする。第1の技術に関する方法は、これにより、伝送媒体を介して受信機に結合されている送信機ドライバのディエンファシスを設定する。このインピーダンス測定回路は、不平衡負荷の伝送媒体である伝送媒体の線路インピーダンス及び線路長の少なくとも一方を測定する。このディエンファシス制御装置は、測定された線路インピーダンスと線路長の少なくとも一方に基づいてドライバの利得を設定する。
第2の技術に関するTDR(Time Domain Reflectometry、時間領域反射率測定)タイミング校正方法では、ICソケットのDUT(Device Under Test、被試験デバイス)端を接地し、i(i=1,2)ピン対応回路より試験波形を第i(i=1,2)伝送線路の一端に印加する。次にTDRタイミング校正方法は、他端側のICソケットのDUT端で全反射して戻って来る迄の往復の伝搬遅延時間2×τig(i=1,2)をそれぞれ測定する。そしてTDRタイミング校正方法は、その測定データを用いて第i(i=1,2)ピン対応回路のスキュー調整用可変遅延回路の遅延量を調整して、各ピン対応回路の試験波形のDUT端におけるタイミングを校正する。
第3の技術に関する伝送路評価方法は、記憶装置に記憶された波形データに基づいて波形生成器が生成した評価信号が、評価対象である伝送路の一端に入力される第1のステップを含む。さらに伝送路評価方法は、伝送路の他端から出力される出力信号についての波形データが、波形生成器による評価信号の生成のための新たなる波形データとして記憶装置に書き込まれる第2のステップを含む。さらに伝送路評価方法は、第1のステップおよび第2のステップが所定の回数繰り返し実行されることによって生成された伝送路2の他端から出力される出力信号に基づいて、評価装置により伝送路の特性を評価する第3のステップを含む。
第4の技術では、TDRの技法を使用して、非破壊的で、完全自動化され、可変のケーブル及びインピーダンスを基にした、多重化されたケーブルテストシステムが述べられている。このシステムは、特性の異なる複数のケーブルタイプを一度に処理することができ、テスト中のケーブルタイプの特性と、定義され処理されたインピーダンス変動のためにその稼働中に直面したいかなる不連続性の両方を確認して処理することができる。さらにまた、このシステムにより、広範囲のリアルタイム診断及び予測データが得られ、前記データ及び/又はさらにケーブルの長さに沿ったインピーダンス変動のマッピング(これに限定されるものではないが)を含む不連続性の正確な位置や解釈を提供する。
システム管理者は、所定のロット情報をもつ通信用のケーブルが情報処理システムの何処に使用されているかについては、ケーブルの敷設時に別途情報を記録して管理していなければ知ることができない。
そこで、1つの側面では、本発明は、敷設後においても、特定が可能なケーブルを提供することを目的とする。
一態様の情報処理システムは、ケーブル、及び情報処理装置を含む。ケーブルは、情報処理装置間を接続し、情報を伝達する1以上の第1の芯線と、予め設定された情報に対応付けられた形態を有する1以上の第2の芯線とを含む。情報処理装置は、形態に応じて変化する第2の芯線についてのパラメータを測定し、測定したパラメータに基いて、ケーブルを特定する。
一実施態様によれば、敷設後においても、特定が可能なケーブルを提供することができる。
図1は、本実施形態にかかる情報処理システムの構成の一例を示す。図1において、情報処理システムは、第1の情報処理装置2、及び第2の情報処理装置3を含む。第1の情報処理装置2と第2の情報処理装置3はケーブル1で接続される。
ケーブル1は情報処理装置間を接続する。そしてケーブル1は、情報を伝達する1以上の第1の芯線4と、予め設定された情報に対応付けられた形態または成分を有する1以上の第2の芯線5とを含む。また、予め設定された情報に対応付けられた形態は、第2の芯線5の長さまたは折り返しパターンである。また第2の芯線5は、ケーブル1のロット情報に対応付けられたパターンで折り返されている。またケーブル1は、第2の芯線5と接続された導電性素材のハウジングを有する。
第1の情報処理装置2は、第2の芯線5の形態または成分に応じて変化する第2の芯線5についての第1のパラメータを測定し、測定した第1のパラメータに基いて、ケーブルを特定する。また第1の情報処理装置2は、ハウジングを介して、第1のパラメータを測定する。
第2の情報処理装置3は、第2の芯線5の形態または成分に応じて変化する第2の芯線5についての第2のパラメータを測定し、測定した第2のパラメータを第1の情報処理装置2に送信する。第1の情報処理装置2は第2のパラメータを受信すると、第1のパラメータと第2のパラメータの整合性がとれているか否かを判定する。
第1のパラメータは、抵抗値、Sパラメータ、または時間領域反射率測定による測定値である。
ロット情報は、例えば、ケーブルの製品番号や製造年月日等の情報であり、複数の管理対象ケーブルのうちケーブル毎に一意に割り当てられる情報である。
本実施形態にかかるケーブル1は、管理対象とする複数のケーブルのうち、ケーブル毎に固有の値となるパラメータを測定可能とし、そのパラメータをロット情報と紐付けることによって、ケーブルのロット情報の特定を可能とする。測定可能なパラメータがケーブル固有の値となるようにするために、ケーブルの芯線が用いられる。このようにすることで、例えば固有のパラメータをケーブルに保持させるためにメモリ等の半導体回路をケーブルに組み込む等の、ケーブルアセンブリの工程に加える変更を、最小に抑えることができる。
(実施形態1)
図2は、実施形態1にかかるケーブルで接続された情報処理システムの構成の一例を示す。図2において、情報処理システムは、第3の情報処理装置21、及び第4の情報処理装置22を含む。第3の情報処理装置21と第4の情報処理装置22はケーブル23で接続される。
図2は、実施形態1にかかるケーブルで接続された情報処理システムの構成の一例を示す。図2において、情報処理システムは、第3の情報処理装置21、及び第4の情報処理装置22を含む。第3の情報処理装置21と第4の情報処理装置22はケーブル23で接続される。
第3の情報処理装置21は第1の情報処理装置2の一例である。第4の情報処理装置22は第2の情報処理装置3の一例である。ケーブル23はケーブル1の一例である。
ケーブル23は、情報伝達用芯線24とロット管理用芯線25を含む。情報伝達用芯線24は第1の芯線4の一例である。ロット管理用芯線25は第2の芯線5の一例である。
情報伝達用芯線24は、ケーブル23の両端のハウジングAとハウジングBとを接続し、信号を伝達する。この情報伝達用芯線24は、ケーブル本来の用途で用いられるものである。
ロット管理用芯線25は、ケーブル23のロット情報を特定するために用いられる。ロット管理用芯線25は、ケーブル23内部でハウジングAとハウジングBとの間で1回以上折り返されて接続される。この折り返しのパターンを管理対象の複数のケーブルのうちのケーブル毎に変化させることで、ロット管理用芯線25の長さが調整される。各ケーブルのロット管理用芯線25の長さが管理対象の複数のケーブルのうちで一意となるように、ケーブル毎に折り返しのパターンを変化させることで、ロット管理用芯線25の長さに応じて一意に決定されるパラメータは、各ケーブルで一意な値となる。したがって、このようなロット管理用芯線25の長さに応じて一意に決定されるパラメータを測定することで、管理対象の複数のケーブルのうち各ケーブルに固有の値を取得することができる。ロット管理用芯線25の長さに応じて一意に決定されるパラメータとしては、例えば、ロット管理用芯線25の、抵抗値、TDR(Time Domain Reflectometry、時間領域反射率測定)で測定した値、回路網の特性を示すSパラメータ値等がある。尚、測定するパラメータをSパラメータとする場合は、ロット管理用芯線25は、ツイストペアやツインナックス等、複数の芯線から構成されてもよい。
尚、ここでは、ロット管理用芯線25の長さを調整することにより、測定するパラメータを一意となるようにしたが、例えばロット管理用芯線25の成分(成分量の割合)を調整することにより、パラメータを管理対象のケーブル毎に一意となるようにしてもよい。具体的には例えば、ロット管理用芯線25の導体に不純物を添加し、この不純物の添加量を、管理対象の複数のケーブルのうちのケーブル毎に調整(変更)することによって、例えば抵抗値等の測定するパラメータをケーブル毎に変更してもよい。
第4の情報処理装置22は、第3の情報処理装置21に対して、ケーブル23の情報伝達用芯線24を介して情報の送受信を行う。
第3の情報処理装置21は、記憶部26、処理部27、及び計測部28を含む。
記憶部26は、管理情報を記憶する。管理情報は、ケーブルのロット情報とパラメータの値とを1対1で対応付けた情報である。管理情報は、測定したケーブルのパラメータから、そのパラメータに対応付けられたロット情報を特定するために用いられる。尚、管理情報において、ロット情報とパラメータの値は1対1で対応付けられており、パラメータの値はロット管理用芯線25の長さに応じて一意に決定されるものである。よって、管理対象の複数のケーブルのうちの各ケーブルのロット管理用芯線25の長さはロット情報に対応付けられているともいえる。
記憶部26は、管理情報を記憶する。管理情報は、ケーブルのロット情報とパラメータの値とを1対1で対応付けた情報である。管理情報は、測定したケーブルのパラメータから、そのパラメータに対応付けられたロット情報を特定するために用いられる。尚、管理情報において、ロット情報とパラメータの値は1対1で対応付けられており、パラメータの値はロット管理用芯線25の長さに応じて一意に決定されるものである。よって、管理対象の複数のケーブルのうちの各ケーブルのロット管理用芯線25の長さはロット情報に対応付けられているともいえる。
図3は、管理情報30の構成の一例を示す。管理情報30は、ロット情報31、及びパラメータ32のデータ項目を含む。ロット情報31は、管理対象の複数のケーブルのうち各ケーブルに一意に割当てられたロット情報である。パラメータ32は、ロット情報31に対応するケーブルの、ロット管理用芯線25の長さに応じて一意に決定されるパラメータである。各ケーブルのロット情報31及びパラメータ32の値は、ケーブルの出荷時点または敷設前等に、予め管理情報30の各レコードに格納されるものとする。
尚、以下の説明では、ロット管理用芯線25の長さに応じて一意に決定されるパラメータを単にパラメータと記す場合がある。
処理部27は、ロット管理用芯線25のパラメータ及び管理情報30に基いて、ケーブル23のロット情報を特定する。具体的には先ず処理部27は、ロット管理用芯線25のパラメータの測定を計測部28に指示し、測定されたパラメータを計測部28から受信する。そして処理部27は、管理情報30のレコードのうち、パラメータ32の値が、受信したパラメータと一致するレコードを抽出し、抽出したレコードのロット情報31の値を取得する。このようにして処理部27はケーブル23のロット情報を特定する。
計測部28は、処理部27からロット管理用芯線25のパラメータの測定指示を受信し、ロット管理用芯線25のパラメータを測定する。そして計測部28は、測定したロット管理用芯線25のパラメータを処理部27に送信する。
尚、測定するパラメータは芯線の長さに応じて一意に決定されるパラメータとしたが、折り返しのパターンに応じて一意に決定されるパラメータとしてもよい。このようなパラメータには、例えばTDRにより測定した値等がある。TDRにおいては、高速なパルスやステップ信号をロット管理用芯線25に印加し、返ってくる反射波形を用いて、特性インピーダンスの変化が検出される。これにより、ロット管理用芯線25の折り返しのパターンを検出できる。例えばTDRによる測定ではロット管理用芯線25の折り返しの回数が検出できるので、パラメータとして折り返しの回数を採用してもよい。
尚、計測部28によるロット管理用芯線25のパラメータの測定処理、及び、処理部27によるパラメータと管理情報30とに基いてケーブル23のロット情報を特定する処理は、ユーザにより別の装置等を用いて行われてもよい。例えば、ロット管理用芯線25のパラメータの測定は、可搬型の測定装置等を用いて測定されてもよいし、その測定値がユーザにより処理部27に入力されて、入力された測定値と管理情報30に基づいて処理部27がロット情報を特定してもよい。
また、ロット管理用芯線25は複数本で構成されてもよい。すなわち、複数のロット管理用芯線25のパラメータの値の組み合わせに対して、一意にロット情報を対応付けて、管理情報30で管理してもよい。
次にロット管理用芯線25のケーブル23内での折り返しについて説明する。
各ケーブルのロット管理用芯線25は、管理対象ケーブルの全てのケーブルのうちで、ロット管理用芯線25の長さが一意となるように折り返される。ただし、測定対象のパラメータが、折り返しのパターンに応じて一意に決定されるパラメータである場合には、各ケーブルの折り返しのパターンが、管理対象の複数のケーブルのうちで一意となるように折り返す。
各ケーブルのロット管理用芯線25は、管理対象ケーブルの全てのケーブルのうちで、ロット管理用芯線25の長さが一意となるように折り返される。ただし、測定対象のパラメータが、折り返しのパターンに応じて一意に決定されるパラメータである場合には、各ケーブルの折り返しのパターンが、管理対象の複数のケーブルのうちで一意となるように折り返す。
具体的には例えば、管理対象の複数のケーブルのうちのケーブル毎に、折り返しの位置と回数の組み合わせが一意となるように折り返される。ただし、折り返しの位置と回数の組み合わせが異なる場合でも、ロット管理用芯線25の長さが同じになるような組み合わせの集合が存在する。そのような組み合わせの集合については、集合のうちのいずれか1つの組み合わせが、折り返しのパターンとして採用されるようにする。
図4A及び図4Bは、ロット管理用芯線25の折り返しのパターンを説明するための図である。例えば図4Aのように2回折り返す場合、情報伝達用芯線24の長さをXとし、ロット管理用芯線25の、一端からの第1の折り返し点までの距離をY、他端から第2の折り返し点までの距離をZとする。すると、(Y<X、Z<X)且つ(X≦Y+Z)を満たす(Y、Z)の組み合わせが管理対象の複数のケーブルのうちで一意となるように、各管理対象ケーブルのロット管理用芯線25を折り返す。ただし、(Y、Z)と(Y’、Z’)、(Y≠Z)の2つの組み合わせのうちで、(Y’=Z、Z’=Y)となる場合は、芯線の長さが同じになるので、どちらか一方の組み合わせは除くものとする。例えばケーブル毎に、Yの値とZの値を1(cm(centimeter))ずつずらすようにして、各々のケーブルの折り返しを行ってもよい。
図4Bは、ロット管理用芯線25が4回折り返された場合のケーブルの一例である。図4Bのようにロット管理用芯線25は4回またはそれ以上の回数折り返すことが可能である。折り返しの回数を多くすることで、より多くの折り返しのパターンを実現することができる。
ロット管理用芯線25の長さのケーブル毎の差異(折り返しのパターンのケーブル毎の差異)の程度は、パラメータの測定装置の測定精度に応じて変更することができる。すなわち、例えば測定装置の測定精度が悪い場合には、所定のケーブルと他のケーブルとの長さ(折り返しのパターン)の差異を大きくすることができる。また、管理対象のケーブルの総数、すなわちロット情報の総数に応じて、ロット管理用芯線25の長さのケーブル毎の差異(折り返しのパターンのケーブル毎の差異)の程度を変更してもよい。
このように構成することで、ケーブルの敷設後も、ケーブルのパラメータを測定することにより、ケーブルを一意に判別することができる。そして、ケーブルのパラメータの値と、ロット情報とを対応付けることによって、敷設後のケーブルのロット情報の特定が可能となる。また、第3の情報処理装置21は、例えば第3の情報処理装置21に接続されていたケーブル23が別のケーブルに変更された場合に、ケーブル23が変更されたことを認識することができ、また、変更後のケーブルのロット情報を自動で特定することができる。
また、ロット情報を特定するための手段としてケーブルの芯線を用いることにより、ケーブルアセンブリの工程を大きく変更することなく、ケーブル自体にロット情報を特定するための情報を持たせることができる。
次に、第3の情報処理装置21の構成について説明する。図5は、第3の情報処理装置21のハードウェア構成の一例を示す。
第3の情報処理装置21は、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、記憶装置103、読取装置104、通信インターフェース105、入力インターフェース106、出力インターフェース107、及び測定装置108を含む。CPU101、メモリ102、記憶装置103、読取装置104、通信インターフェース105、入力インターフェース106、出力インターフェース107、及び測定装置108はバスを介して接続される。
CPU101は、メモリ102を利用して処理部27の一部または全部の機能を提供する。
メモリ102は、例えば半導体メモリであり、RAM(Random Access Memory)領域およびROM(Read Only Memory)領域を含んで構成される。記憶装置103は、例えばハードディスクであり、実施形態のプログラムを格納する。なお、記憶装置103は、フラッシュメモリ等の半導体メモリであってもよい。また、記憶装置103は、外部記録装置であってもよい。記憶装置103は、記憶部26の一例である。
読取装置104は、CPU101の指示に従って着脱可能記憶媒体150にアクセスする。着脱可能記憶媒体150は、たとえば、半導体デバイス(USBメモリ等)、磁気的作用により情報が入出力される媒体(磁気ディスク等)、光学的作用により情報が入出力される媒体(CD−ROM、DVD等)などにより実現される。尚、読取装置104は第3の情報処理装置21に含まれなくてもよい。
通信インターフェース105は、ケーブル23を介して第4の情報処理装置22と接続し、情報を送受信する。通信インターフェース105は、回路で構成されてもよい。
入力インターフェース106は、入力装置に接続する。尚、入力インターフェース106は、第3の情報処理装置21に含まれなくてもよい。
出力インターフェース107は、出力装置に接続する。尚、出力インターフェース107は、第3の情報処理装置21に含まれなくてもよい。
測定装置108は、ケーブル23のロット管理用芯線25のパラメータを測定する。測定装置108は計測部28の一例である。例えば、測定するパラメータが抵抗値である場合には、測定装置108は抵抗値測定回路である。抵抗値測定回路は、例えば、ロット管理用芯線25に電圧をかけて、電流計を用いてロット管理用芯線25に流れる電流を計測し、その電圧と電流とからロット管理用芯線25の抵抗値を算出する。その場合、例えば図2においては、ロット管理用芯線25の第4の情報処理装置22側の端は、グラウンドに接地されるものとするか、または、例えば、ケーブル23に含まれるアース線を利用して、ロット管理用芯線25の両端の電位差が算出できるように接続する。その他の抵抗値測定回路としては、例えばホイートストンブリッジが挙げられる。また例えばパラメータがTDRで測定した値である場合には、測定装置108はTDR測定回路である。パラメータがSパラメータである場合には、測定装置108はSパラメータ測定回路である。Sパラメータ測定回路は例えば、反射波と位相等からSパラメータを測定可能なネットワークアナライザである。また、測定装置108は可搬型の装置としてもよい。
実施形態のプログラムは、例えば、下記の形態で第3の情報処理装置21に提供される。
(1)記憶装置103に予めインストールされている。
(2)着脱可能記憶媒体150により提供される。
(3)プログラムサーバ(図示せず)から通信インターフェース105を介して提供される。
(1)記憶装置103に予めインストールされている。
(2)着脱可能記憶媒体150により提供される。
(3)プログラムサーバ(図示せず)から通信インターフェース105を介して提供される。
さらに、実施形態の第3の情報処理装置21の一部は、ハードウェアで実現してもよい。或いは、実施形態の第3の情報処理装置21は、ソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせで実現してもよい。
尚、管理対象の複数のケーブルのうち、各ケーブルのロット管理用芯線25の長さを変更させるために、ロット管理用芯線25を折り返すのではなく、種々の方法を用いても良い。例えば、情報伝達用芯線24と並行した状態のロット管理用芯線25に対して、ケーブル内で所定の歪みを加えることによって、ロット管理用芯線25の長さをケーブル毎に変更させてもよい。
尚上述したように、本実施形態ではロット管理用芯線25の長さを調整することにより、測定するパラメータが一意となるようにしたが、例えばロット管理用芯線25の成分(成分量の割合)を調整することにより、パラメータがケーブル毎に一意となるようにしてもよい。例えば、ロット管理用芯線25の導体に不純物を添加し、この不純物の添加量を調整することによって、例えば抵抗値等の測定するパラメータをケーブル毎に変更する。そして、このような不純物の添加量を調整することにより管理対象の複数のケーブルのうちで一意に決定される、例えば抵抗値等を計測部28が測定することで、管理対象の複数のケーブルのうち各ケーブルに固有の値を取得する。そしてロット管理用芯線25のパラメータ及び管理情報30に基いて、処理部27は、ケーブル23のロット情報を特定する。このように、ロット管理用芯線25の導体に含まれる不純物の量を調整することにより、ケーブルを折り返したのと同様な効果により、本構成の一実施例としてもよい。これは以下の実施形態2〜4でも同様である。
尚、第3の情報処理装置21が設置された環境(例えばデータセンタ)内の他の装置からネットワークを介して、他の装置に接続されたケーブルのパラメータを収集し、複数の情報処理装置に接続されたケーブルのロット情報を一元的に管理する構成としてもよい。
(実施形態2)
実施形態2にかかる情報処理システムは、ケーブルのロット管理用芯線のパラメータを、ケーブルによって接続される2つの情報処理装置の両方で測定し、測定の結果を比較することで、測定したパラメータの整合性の検証を行う。
実施形態2にかかる情報処理システムは、ケーブルのロット管理用芯線のパラメータを、ケーブルによって接続される2つの情報処理装置の両方で測定し、測定の結果を比較することで、測定したパラメータの整合性の検証を行う。
図6は、実施形態2にかかる、ケーブルで接続された情報処理システムの構成の一例を示す。図6において、情報処理システムは、第5の情報処理装置41、及び第6の情報処理装置42を含む。第5の情報処理装置41と第6の情報処理装置42はケーブル23で接続される。尚、実施形態2のケーブル23は、実施形態1で説明したものと同様である。
第5の情報処理装置41は第1の情報処理装置2の一例である。第6の情報処理装置42は第2の情報処理装置3の一例である。ケーブル23はケーブル1の一例である。
第5の情報処理装置41は、記憶部43、処理部44、及び計測部45を含む。
記憶部43は、管理情報30を記憶する。管理情報30は実施形態1の管理情報30と同様である。
記憶部43は、管理情報30を記憶する。管理情報30は実施形態1の管理情報30と同様である。
処理部44は、第6の情報処理装置42が測定したロット管理用芯線25のパラメータを、例えば、情報伝達用芯線24を介して第6の情報処理装置42から取得する。また処理部44は、計測部45にロット管理用芯線25のパラメータの測定を指示し、測定結果を計測部45から取得する。ここで、以下の説明では第5の情報処理装置41が測定したパラメータを第1の測定値と記し、第6の情報処理装置42が測定したパラメータを第2の測定値と記す。処理部44は、計測部45から取得した第1の測定値と、第4の情報処理装置から取得した第2の測定値とを比較し、第1の測定値と第2の測定値とでの整合性が取れているかを判定する。そして処理部44は、第1の測定値と第2の測定値が一致した場合に、ロット管理用芯線25のパラメータの測定結果が正常であると判定する。また、第1の測定値と第2の測定値が一致しない場合、処理部44は、パラメータの測定結果が異常であると判定する。
パラメータの測定結果が異常であると判定した場合、処理部44は異常処理を行う。異常処理としては、例えば、処理部44はパラメータの再測定を行ってもよい。すなわち処理部44は先ず、第6の情報処理装置42に対してロット管理用芯線25のパラメータの再測定を指示し、その応答として、再測定された結果の第2の測定値を第6の情報処理装置42から取得する。次に、処理部44は第1のパラメータの再測定の指示を計測部45に指示し、再測定したパラメータを計測部45から取得する。そして処理部44は再測定した第1のパラメータと、再取得した第2のパラメータとを比較して、再測定の結果が正常か否かを判定する。
その他の異常処理としては、測定結果が異常である旨のメッセージを、第5の情報処理装置41の出力装置に出力してもよい。尚、測定結果が異常であると判定される場合は、例えば、ロット管理用芯線25が断線しているかあるいは短絡等が発生している可能性が考えられる。
パラメータの測定結果が正常であると判定した場合、処理部44は、一致したパラメータ及び管理情報30に基いて、ケーブル23のロット情報を特定する。すなわち処理部44は、管理情報30のレコードのうち、パラメータ32の値が、測定したパラメータと一致するレコードを抽出し、抽出したレコードのロット情報31の値を取得する。このようにして処理部44はケーブル23のロット情報を特定する。
計測部45は、処理部44からロット管理用芯線25のパラメータの測定指示を受信し、ロット管理用芯線25のパラメータを測定する。そして計測部45は、測定したロット管理用芯線25のパラメータを処理部44に送信する。また例えば処理部44からパラメータの再測定指示を受信した場合は、計測部45は、ロット管理用芯線25のパラメータを再測定して、再測定したパラメータを処理部44に送信してもよい。
第6の情報処理装置42は、指示処理部46、及び測定部47を含む。
指示処理部46は、ロット管理用芯線25の第2のパラメータの測定を測定部47に指示し、測定された第2のパラメータを測定部47から受信する。そして受信した第2のパラメータを指示処理部46は、例えば情報伝達用芯線24を介して、第5の情報処理装置41に送信する。
指示処理部46は、ロット管理用芯線25の第2のパラメータの測定を測定部47に指示し、測定された第2のパラメータを測定部47から受信する。そして受信した第2のパラメータを指示処理部46は、例えば情報伝達用芯線24を介して、第5の情報処理装置41に送信する。
また例えば第5の情報処理装置41からパラメータの再測定指示を受信すると、指示処理部46は、測定部47に第2のパラメータの再測定を測定部47に指示し、再測定された第2のパラメータを測定部47から受信する。そして、指示処理部46は、再測定された第2のパラメータを第5の情報処理装置41に送信してもよい。
測定部47は、指示処理部46からロット管理用芯線25のパラメータの測定指示を受信し、ロット管理用芯線25のパラメータを測定する。そして測定部47は、測定したロット管理用芯線25のパラメータを指示処理部46に送信する。
尚、第5の情報処理装置41は、第5の情報処理装置41と第6の情報処理装置42を接続する他のネットワークを介して、第2のパラメータを取得してもよい。
第5の情報処理装置41及び第6の情報処理装置42のハードウェア構成は、図5と同様である。
第5の情報処理装置41においては、図5のCPU101は、処理部44の一部または全部の機能を提供する。また記憶装置103は記憶部43の一例である。また測定装置108は計測部45の一例である。
第6の情報処理装置42においては、図5のCPU101は、指示処理部46の一部または全部の機能を提供する。また測定装置108は測定部47の一例である。
(実施形態3)
実施形態3にかかるケーブルは、ロット管理用芯線のパラメータの測定を、ケーブルのピンを介さずに行うことができる。
実施形態3にかかるケーブルは、ロット管理用芯線のパラメータの測定を、ケーブルのピンを介さずに行うことができる。
図7は、実施形態3にかかるケーブルの構成の一例を示す。図7において、ケーブル53は、情報伝達用芯線54とロット管理用芯線55を含む。情報伝達用芯線54は、実施形態1のケーブル23の情報伝達用芯線24と同様である。
ロット管理用芯線は、実施形態1のケーブル23と同様に、ケーブル53のロット情報を特定するために用いられる。ただし、ケーブル53の両端のハウジングは、金属または導電性素材で構成される。これにより、ロット管理用芯線55は、ピンを介さずにハウジングの所定の位置で外部と接続が可能となる。それ以外は、ロット管理用芯線55は、実施形態1のケーブル23のロット管理用芯線25と同様である。
図8は、実施形態3にかかるケーブルで接続された情報処理システムの構成の一例を示す。図8において、情報処理システムは、第7の情報処理装置51、及び第8の情報処理装置52を含む。第7の情報処理装置51と第8の情報処理装置52はケーブル53で接続される。第8の情報処理装置52は、実施形態1の第4の情報処理装置22と同様である。
第7の情報処理装置51は第1の情報処理装置2の一例である。第8の情報処理装置52は第2の情報処理装置3の一例である。ケーブル53はケーブル1の一例である。情報伝達用芯線54は第1の芯線4の一例である。ロット管理用芯線55は第2の芯線5の一例である。
第7の情報処理装置51は、記憶部56、処理部57、及び計測部58を含む。
記憶部56は、管理情報30を記憶する。管理情報30は実施形態1の管理情報30と同様である。
記憶部56は、管理情報30を記憶する。管理情報30は実施形態1の管理情報30と同様である。
処理部57は、ロット管理用芯線55のパラメータの測定を計測部58に指示し、測定されたパラメータを計測部58から受信する。ロット管理用芯線55のパラメータの取得処理以外は、実施形態1の処理部27と同様である。
計測部58は、処理部57からロット管理用芯線55のパラメータの測定指示を受信し、ケーブル53のピンを介さずにハウジングの所定の位置に接続されたコネクタまたはプラグ等を介して、ロット管理用芯線55のパラメータの測定を行う。ここで例えばパラメータが抵抗値である場合には、ハウジングの抵抗も含めた値がパラメータとして測定されてもよい。そして計測部58は、測定したロット管理用芯線55のパラメータを処理部57に送信する。
実施形態3のケーブル53は、ハウジングが金属または導電性素材で構成されるため、ピンを介さずにハウジングの所定の位置で外部との接続が可能となる。そのため、ロット管理用芯線55に対するピンを削減することができる。その結果、ケーブル53のアセンブリ工程においてロット管理用芯線55に対応するピンの作製に関わる工程を削減でき、ケーブル作成のコストの削減が可能となる。
また、ロット管理用芯線55は、ケーブル両端に接続された情報処理装置間の電位差をなくすために使用することもできる。
尚、第5の情報処理装置のハードウェア構成は、図5と同様である。第7の情報処理装置51においては、図5のCPU101は、処理部57の一部または全部の機能を提供する。また記憶装置103は記憶部56の一例である。また測定装置108は計測部58の一例である。
(実施形態4)
実施形態4にかかる情報処理システムにおける情報処理装置は、ユーザからロット情報の入力を受け付け、入力されたロット情報に対応するケーブル23の、情報処理システムにおける位置情報を出力する。
実施形態4にかかる情報処理システムにおける情報処理装置は、ユーザからロット情報の入力を受け付け、入力されたロット情報に対応するケーブル23の、情報処理システムにおける位置情報を出力する。
図9は、実施形態4にかかる、ケーブルで接続された情報処理システムの構成の一例を示す。図9において、情報処理システムは、第9の情報処理装置61、及び第10の情報処理装置62を含む。第9の情報処理装置61と第10の情報処理装置62はケーブル23で接続される。尚、実施形態4のケーブル23は、実施形態1で説明したものと同様である。
第9の情報処理装置61は第1の情報処理装置2の一例である。第10の情報処理装置62は第2の情報処理装置3の一例である。ケーブル23はケーブル1の一例である。
第9の情報処理装置61は、記憶部63、処理部64、計測部65、及び位置情報抽出部66を含む。
処理部64は、ロット管理用芯線25のパラメータの測定を計測部65に指示し、測定されたパラメータを計測部65から受信する。それとともに処理部64は、ケーブル23の位置情報を取得する。ケーブル23の位置情報は、ケーブル23が情報処理システムの何処に接続されているのかを判別するための情報である。例えば、位置情報は、情報処理装置の識別情報(ホスト名等)及びケーブル23が接続された入出力インターフェースのデバイス番号やスロット番号等である。ケーブル23の位置情報の取得は、例えば第9の情報処理装置61で稼動するOS(Operating System)のコマンドを介して行われてもよい。
次に処理部64は、測定したパラメータと、記憶部に記憶された管理情報30とを用いて、実施形態1と同様に、ケーブル23のロット情報を特定する。そして処理部64は、特定したロット情報と取得した位置情報とを対応付けて、位置管理情報として記憶部63に格納する。
記憶部63は、管理情報30と位置管理情報を記憶する。管理情報30は実施形態1の管理情報30と同様である。位置管理情報は、ロット情報とそのロット情報に対応付けられた位置情報とを含む情報である。
計測部65は、処理部64からロット管理用芯線25のパラメータの測定指示を受信し、ロット管理用芯線25のパラメータを測定する。そして計測部65は、測定したロット管理用芯線25のパラメータを処理部64に送信する。
位置情報抽出部66は、所定の入力装置を介してユーザからのロット情報の入力を受け付ける。次に位置情報抽出部66は、入力されたロット情報に対応付けられた位置情報を、位置管理情報から取得する。そして位置情報抽出部66は、取得した位置情報を所定の出力装置に出力する。
図10は、実施形態4にかかる第9の情報処理装置61の処理部64の処理内容を図解したフローチャートである。
図10において、先ず処理部64は、ロット管理用芯線25のパラメータの測定を計測部65に指示し、測定されたパラメータを計測部65から取得する(S201)。次に処理部64は、ケーブル23の位置情報を取得する(S202)。次に処理部64は、測定したパラメータと管理情報30に基いてロット情報を取得する(S203)。次に処理部64は、S203で取得したロット情報を、S202で取得した位置情報と対応付けて、位置管理情報として、記憶部63に格納する(S204)。そして処理は終了する。
図11は、実施形態4にかかる第9の情報処理装置61の位置情報抽出部66の処理内容を図解したフローチャートである。
図11において、先ず位置情報抽出部66は、ユーザからロット情報の入力を受け付ける(S301)。次に位置情報抽出部66は、位置管理情報から、S301で入力されたロット情報に対応する位置情報を取得する(S302)。次に位置情報抽出部66は、S302で抽出した位置情報を、所定の出力装置に出力する(S303)。そして処理は終了する。
次に、第9の情報処理装置61のハードウェア構成について説明する。第9の情報処理装置61のハードウェア構成は、図5と同様である。
第9の情報処理装置61においては、図5のCPU101は、処理部64、及び位置情報抽出部66の一部または全部の機能を提供する。また位置情報抽出部66は、入力インターフェース106を介して入力装置からユーザからのロット情報を受け付ける。また位置情報抽出部66は、出力インターフェース107を介して、取得した位置情報を出力装置へ出力する。記憶装置103は、記憶部63の一例である。測定装置108は、計測部65の一例である。
尚、ユーザからの、例えばコマンド等の入力に応じて、処理部64はロット管理用芯線25のパラメータの測定指示及び位置情報の取得を開始してもよい。また、ケーブル23が第9の情報処理装置61から抜かれた場合や、第9の情報処理装置61に差し込まれた場合にパラメータの再測定が行われて、測定されたパラメータが管理情報30に格納されてもよい。
また、ロット管理用芯線25は、ケーブル両端に接続された情報処理装置間の電位差をなくすために使用することもできる。
尚、本実施形態は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
上記実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
情報処理装置間を接続し、情報を伝達する1以上の第1の芯線と、予め設定された情報に対応付けられた形態または成分を有する1以上の第2の芯線とを含むケーブルと、
前記形態または前記成分に応じて変化する前記第2の芯線についての第1のパラメータを測定し、該測定した第1のパラメータに基いて、前記ケーブルを特定する第1の情報処理装置と、
を含むことを特徴とする情報処理システム。
(付記2)
前記形態は、前記第2の芯線の長さまたは折り返しパターンである
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)
前記第2の芯線は、該ケーブルのロット情報に対応付けられたパターンで折り返されている
ことを特徴とする付記1または2に記載の情報処理システム。
(付記4)
前記情報処理システムは、さらに、
前記ケーブルを介して前記第1の情報処理装置に接続される第2の情報処理装置と
を備え、
前記第2の情報処理装置は、前記形態または前記成分に応じて変化する前記第2の芯線についての第2のパラメータを測定し、該測定した第2のパラメータを前記第1の情報処理装置に送信し、
前記第1の情報処理装置は、前記第1のパラメータと前記第2のパラメータの整合性がとれているかを判定する
ことを特徴とする付記1〜3のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記5)
前記第1のパラメータは、抵抗値、Sパラメータ、または時間領域反射率測定による測定値である
ことを特徴とする付記1〜4のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記6)
前記ケーブルは、前記第2の芯線と接続された導電性素材のハウジングを有し、
前記第1の情報処理装置は、前記ハウジングを介して、前記第1のパラメータを測定する、
ことを特徴とする付記1〜5のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記7)
情報処理装置間を接続し、情報を伝達する1以上の第1の芯線と、予め設定された情報に対応付けられた形態または成分を有する1以上の第2の芯線とを含むケーブルの該第2の芯線の形態または成分に応じて変化する前記第2の芯線についてのパラメータを測定する測定部と、
前記測定されたパラメータに基づいて、前記ケーブルを特定する特定部
を含むことを特徴とする情報処理装置。
(付記8)
前記形態は、前記第2の芯線の長さまたは折り返しパターンである
ことを特徴とする付記7に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記第2の芯線は、該ケーブルのロット情報に対応付けられたパターンで折り返されている
ことを特徴とする付記7または8に記載の情報処理装置。
(付記10)
前記特定部は、前記ケーブルを介して接続された他の情報処理装置から、該他の情報処理装置が測定した、前記形態または前記成分に応じて変化する前記第2の芯線についての第2のパラメータを受信し、受信した該第2のパラメータと前記第1のパラメータとの整合性がとれているかを判定する
ことを特徴とする付記7〜9のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記11)
前記第1のパラメータは、抵抗値、Sパラメータ、または時間領域反射率測定による測定値である
ことを特徴とする付記7〜10のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記12)
前記ケーブルは、前記第2の芯線と接続された導電性素材のハウジングを有し、
前記測定部は、前記ハウジングを介して、前記第1のパラメータを測定する、
ことを特徴とする付記7〜11のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記13)
情報を伝達する1以上の芯線と、
予め設定された情報に対応付けられた形態または成分を有する1以上の第2の芯線と
を備えることを特徴とするケーブル。
(付記14)
前記形態は、前記第2の芯線の長さまたは折り返しパターンである
ことを特徴とする付記13に記載のケーブル。
(付記1)
情報処理装置間を接続し、情報を伝達する1以上の第1の芯線と、予め設定された情報に対応付けられた形態または成分を有する1以上の第2の芯線とを含むケーブルと、
前記形態または前記成分に応じて変化する前記第2の芯線についての第1のパラメータを測定し、該測定した第1のパラメータに基いて、前記ケーブルを特定する第1の情報処理装置と、
を含むことを特徴とする情報処理システム。
(付記2)
前記形態は、前記第2の芯線の長さまたは折り返しパターンである
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)
前記第2の芯線は、該ケーブルのロット情報に対応付けられたパターンで折り返されている
ことを特徴とする付記1または2に記載の情報処理システム。
(付記4)
前記情報処理システムは、さらに、
前記ケーブルを介して前記第1の情報処理装置に接続される第2の情報処理装置と
を備え、
前記第2の情報処理装置は、前記形態または前記成分に応じて変化する前記第2の芯線についての第2のパラメータを測定し、該測定した第2のパラメータを前記第1の情報処理装置に送信し、
前記第1の情報処理装置は、前記第1のパラメータと前記第2のパラメータの整合性がとれているかを判定する
ことを特徴とする付記1〜3のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記5)
前記第1のパラメータは、抵抗値、Sパラメータ、または時間領域反射率測定による測定値である
ことを特徴とする付記1〜4のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記6)
前記ケーブルは、前記第2の芯線と接続された導電性素材のハウジングを有し、
前記第1の情報処理装置は、前記ハウジングを介して、前記第1のパラメータを測定する、
ことを特徴とする付記1〜5のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記7)
情報処理装置間を接続し、情報を伝達する1以上の第1の芯線と、予め設定された情報に対応付けられた形態または成分を有する1以上の第2の芯線とを含むケーブルの該第2の芯線の形態または成分に応じて変化する前記第2の芯線についてのパラメータを測定する測定部と、
前記測定されたパラメータに基づいて、前記ケーブルを特定する特定部
を含むことを特徴とする情報処理装置。
(付記8)
前記形態は、前記第2の芯線の長さまたは折り返しパターンである
ことを特徴とする付記7に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記第2の芯線は、該ケーブルのロット情報に対応付けられたパターンで折り返されている
ことを特徴とする付記7または8に記載の情報処理装置。
(付記10)
前記特定部は、前記ケーブルを介して接続された他の情報処理装置から、該他の情報処理装置が測定した、前記形態または前記成分に応じて変化する前記第2の芯線についての第2のパラメータを受信し、受信した該第2のパラメータと前記第1のパラメータとの整合性がとれているかを判定する
ことを特徴とする付記7〜9のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記11)
前記第1のパラメータは、抵抗値、Sパラメータ、または時間領域反射率測定による測定値である
ことを特徴とする付記7〜10のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記12)
前記ケーブルは、前記第2の芯線と接続された導電性素材のハウジングを有し、
前記測定部は、前記ハウジングを介して、前記第1のパラメータを測定する、
ことを特徴とする付記7〜11のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記13)
情報を伝達する1以上の芯線と、
予め設定された情報に対応付けられた形態または成分を有する1以上の第2の芯線と
を備えることを特徴とするケーブル。
(付記14)
前記形態は、前記第2の芯線の長さまたは折り返しパターンである
ことを特徴とする付記13に記載のケーブル。
1 ケーブル
2 第1の情報処理装置
3 第2の情報処理装置
4 第1の芯線
5 第2の芯線
2 第1の情報処理装置
3 第2の情報処理装置
4 第1の芯線
5 第2の芯線
Claims (8)
- 情報処理装置間を接続し、情報を伝達する1以上の第1の芯線と、予め設定された情報に対応付けられた形態または成分を有する1以上の第2の芯線とを含むケーブルと、
前記形態または前記成分に応じて変化する前記第2の芯線についての第1のパラメータを測定し、該測定した第1のパラメータに基いて、前記ケーブルを特定する第1の情報処理装置と、
を含むことを特徴とする情報処理システム。 - 前記形態は、前記第2の芯線の長さまたは折り返しパターンである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記第2の芯線は、該ケーブルのロット情報に対応付けられたパターンで折り返されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。 - 前記情報処理システムは、さらに、
前記ケーブルを介して前記第1の情報処理装置に接続される第2の情報処理装置と
を備え、
前記第2の情報処理装置は、前記形態または前記成分に応じて変化する前記第2の芯線についての第2のパラメータを測定し、該測定した第2のパラメータを前記第1の情報処理装置に送信し、
前記第1の情報処理装置は、前記第1のパラメータと前記第2のパラメータの整合性がとれているかを判定する
ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記第1のパラメータは、抵抗値、Sパラメータ、または時間領域反射率測定による測定値である
ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記ケーブルは、前記第2の芯線と接続された導電性素材のハウジングを有し、
前記第1の情報処理装置は、前記ハウジングを介して、前記第1のパラメータを測定する、
ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 情報処理装置間を接続し、情報を伝達する1以上の第1の芯線と、予め設定された情報に対応付けられた形態または成分を有する1以上の第2の芯線とを含むケーブルの該第2の芯線の形態または成分に応じて変化する前記第2の芯線についてのパラメータを測定する測定部と、
前記測定されたパラメータに基づいて、前記ケーブルを特定する特定部
を含むことを特徴とする情報処理装置。 - 情報を伝達する1以上の芯線と、
予め設定された情報に対応付けられた形態または成分を有する1以上の第2の芯線と
を備えることを特徴とするケーブル。
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