JP2015094741A - モジュールソケット - Google Patents
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Abstract
【課題】無線モジュールのアンテナ特性の検査精度を向上できるモジュールソケットを提供する。【解決手段】モジュールソケットは、アンテナを備える無線モジュールにおけるアンテナが実装された実装面と当接する第1の部材と、第1の部材と対向して配置され、無線モジュールが設置される設置面を有し、アンテナから実装面と略平行に放射された電波を反射する電波反射部を含む第2の部材と、を備える。【選択図】図1
Description
本開示は、モジュールソケットに関する。例えば、アンテナを備える無線モジュールが設置されるモジュールソケットに関する。
従来、例えば製品出荷前に行われるモジュール性能の検査では、検査対象のモジュールがモジュールソケットに設置され、各種の特性(例えば、送信電力やスプリアス電力)が検査される。
この種の先行技術として、パッケージの主面に外部接続用の端子を複数配置したIC(Integrated Cuicuit)を収容し、端子と外部の検査用基板とを電気接続するICソケットが知られている(特許文献1参照)。このICソケットは、ソケットハウジングと、ソケット蓋と、を有する。ソケットハウジングは、検査用基板に配され、検査対象となるICが上面に設置される。ソケット蓋は、ICをソケットハウジングと共に挟み、ソケットハウジングに固定される。
従来のICソケットでは、アンテナを備える無線モジュールのモジュール特性を測定する場合、アンテナからの電波の放射方向におけるソケットの形状によって、モジュール特性の測定精度が劣化することがあった。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、無線モジュールのモジュール特性の測定精度を向上できるモジュールソケットを提供する。
本開示のモジュールソケットは、アンテナを備える無線モジュールにおける前記アンテナが実装された実装面と当接する第1の部材と、前記第1の部材と対向して配置され、前記無線モジュールが設置される設置面を有し、前記アンテナから前記実装面と略平行に放射された電波を反射する電波反射部を含む第2の部材と、を備える。
本開示によれば、無線モジュールのモジュール特性の測定精度を向上できる。
以下、本開示の実施の形態におけるモジュールソケットについて図面を用いて説明する。
(本開示の一形態を得るに至った経緯)
従来のICソケットは、ICの端子から出力される信号を用いてモジュール特性を測定するために用いられるICソケットであり、アンテナが実装されたICのモジュール特性を測定するものではなかった。
従来のICソケットは、ICの端子から出力される信号を用いてモジュール特性を測定するために用いられるICソケットであり、アンテナが実装されたICのモジュール特性を測定するものではなかった。
仮に、特許文献1に記載されたICソケットを用いて無線モジュールを検査する場合、アンテナからの電波の放射方向に、例えば樹脂製のICソケットの一部が存在する。このため、ICソケットを挟んで検査装置がアンテナからの放射電波を測定する場合、ICソケットによって放射特性が変化し、安定したモジュール特性の測定が困難である。例えば、アンテナの実装面と略平行な方向に電波が放射される場合、例えば樹脂製のICソケットの一部が影響してアンテナの放射特性が変化し、モジュール特性の測定精度が低下する。
以下の実施形態では、無線モジュールのモジュール特性の測定精度を向上できるモジュールソケットについて説明する。
以下の実施形態のモジュールソケットは、例えば、無線モジュールのモジュール特性の測定時、検査時に用いられる。モジュールソケットに配された無線モジュールは、モジュール特性を測定する測定器により、モジュール特性が測定される。モジュールソケットには、例えば、ミリ波帯域を含む高周波帯域又はマイクロ波帯域の電波を送信又は受信する無線モジュール、が設置される。
(第1の実施形態)
図1(A),(B)は、モジュールソケット20近傍の構造例を示す模式図である。図1(A)は、モジュールソケット20近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図1(B)は、モジュールソケット20近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図1(A)に示したモジュールソケット20のA−A’断面図である。
図1(B)では、モジュールソケット近傍の構造例とともに、無線モジュール5のモジュール特性を測定する測定器48を簡略化して示す。
無線モジュール5の上面(Z軸負側のX−Y面に沿う面)には、横方向(X軸方向)、つまり実装面5bと略平行な方向に電波を放射するアンテナ8が実装される。図1(A),(B)では、横方向に電波を放射するアンテナ8として、3つのアンテナ素子を含む八木・宇田アンテナが2組設けられる。2組のアンテナ8を区別する場合、それぞれアンテナ8a(第1のアンテナ部の一例)、アンテナ8b(第2のアンテナ部の一例)と称する。アンテナ8におけるアンテナの素子数及び組数は一例であり、任意の数でよい。
モジュールソケット20は、ベース部21(第2の部材の一例)、ソケット蓋23(第1の部材の一例)、及びフック25(フック部の一例)を含んで構成される。ベース部21は、無線モジュール5に対し、電源を供給し、信号の入出力を行う検査基板33に搭載される。検査基板33には、例えば、測定器48又は電源(図示せず)と接続されるコネクタ、無線モジュール5の外部部品としての電子部品(例えば、コンデンサ、電源用IC)が実装される。
ベース部21には、無線モジュール5が収容される凹部21aに形成される。凹部21aの底面である設置面21eに、無線モジュール5が設置される。ベース部21の設置面21eには、複数の導電性ピン22が配置される。複数の導電性ピン22は、凹部21aに収容された無線モジュール5の電極端子である複数のボール5aの各々と接触し、設置面21eから突出する。複数の導電性ピン22は、検査基板33における例えば信号線又は電源線と接続される。
無線モジュール5の一面に配置されたボール5aには、検査基板33から、例えば検査用の所定信号又は電力が供給される。無線モジュール5の他面に配置されたアンテナ8は、所定信号又は電力が供給されると、実装面5bと平行な方向(X軸方向、図1(B)における横方向)に電波(例えばミリ波帯域の電波)を放射する。アンテナ8は、電波を送信し、又は、測定器48から放射された電波を受信する。
凹部21aの設置面21eと連なる側面(壁面)には、斜め部21b(無線反射部の一例)が形成される。斜め部21bは、Z軸に沿う方向に対して例えば45度傾斜した斜面を含む。図1(B)では、アンテナ8から放射される電波を反射するため、凹部21aの1箇所の壁面が斜面に形成されることを例示するが、電波の放射方向に応じて複数箇所の壁面が斜面に形成されてもよい。
ソケット蓋23は、ベース部21に設置された無線モジュール5を押圧するように、無線モジュール5の実装面5bに当接される。ソケット蓋23の略中央部には、突部(凸部)23e(第1の凸部の一例)が形成され、凸部23eをZ軸に沿う方向に貫通するように、開口部23a(第一の開口部の一例)が形成される。開口部23aのX−Y面に沿う断面の形状は、矩形状、円形状でもよく、その他の形状でもよい。凸部23eにより無線モジュール5を押さえ付けることで、無線モジュール5を固定できる。
開口部23aでは、下側(Z軸正側)において開口面積が小さく、上側(Z軸正側)で開口面積が大きい。開口部23aの内壁面の角度は、Z軸方向に対して、例えば45度傾斜したテーパ状の斜面に形成される。開口面積が最も小さい下側の開口端部23dとアンテナ8の素子との距離d1は、例えばλ/2以上である。λは無線モジュール5から放射される電波の波長である。
開口部23aの角度においては、例えばアンテナ8による電波の放射パターンに応じて、最小角度が異なる。開口部23aの角度は、開口部23aの内壁面(テーパ面)とZ軸に沿う方向とにより形成される角度θ1である。開口部23aの角度は、例えば、アンテナ指向性の半値角が±30度の場合、半値角に±15度を追加して±45度以上とする。これにより、モジュールソケット20の加工の容易性とモジュールソケット20の強度とを両立できる。
ソケット蓋23は、無線モジュール5の上面(Z軸負側の面)において端辺である4辺付近に均等に力が加わるように、凸部23eによって無線モジュール5を下方向(Z軸正方向)に押さえ付ける。例えば、無線モジュール5の略中央部にアンテナ8が配置される場合、無線モジュール5の周縁部が押さえ付けられる。例えば、無線モジュール5の片側に偏ってアンテナ8が配置される場合、ソケット蓋23の凸部23eの下面(Z軸正側の面)では、X軸方向の一端側とX軸方向の他端側とにおいて無線モジュール5との接触面積が異なる。この場合でも、無線モジュール5における広さの異なる面により、無線モジュール5を均等に押さえ付けられる。
フック25は、ベース部21に段部として形成された引っ掛かり部21cと、ソケット蓋23に段部として形成された引っ掛かり部23bと、にそれぞれ係合する一対の係止片25a、25bを有する。フック25は、ベース部21及びソケット蓋23を挟み込んで固定する。これにより、無線モジュール5がベース部26及びソケット蓋23により挟持される。図1(B)では、フック25が2個使用されることを例示したが、3個以上使用されてもよい。
モジュール特性の検査開始前、無線モジュール5は、ベース部21の凹部21aに収容され、複数のボール5aの各々が複数の導電性ピン22と接触する。無線モジュール5は、ソケット蓋23の凸部23eにより押圧され、フック25は、ソケット蓋23とベース部21とを挟み込む。これにより、モジュールソケット20において無線モジュール5が固定される。
モジュール特性の検査では、無線モジュール5に実装されたアンテナ8から矢印a方向(図1(B)参照)に電波が放射され、ベース部21の斜め部21bにおいて電波が反射される。反射された電波の少なくとも一部は、ソケット蓋23の開口部23aを経由して、測定器48が存在する矢印b方向(図1(B)参照)に向かう。
次に、測定器48の一例について説明する。
測定器48は、例えば、検査対象(DUT:Device Under Test)である無線モジュール5から放射され、斜め部21bにより反射された電波の放射パターンを測定することで、無線モジュール5のモジュール特性を測定する。測定器48は、例えば、測定用アンテナとモジュール特性測定部とを含んで構成される。測定用アンテナは、無線モジュール5から放射された電波を受信し、又は無線モジュール5へ電波を放射する。モジュール特性測定部は、測定用アンテナにより受信又は送信した電波の強度を測定する。測定器48は、例えば、図1(B)における矢印bの上方(Z軸負方向)に配置される。
測定器48は、例えば、暗箱(不図示)内に収容されてもよい。暗箱が設置される場合、例えば、モジュールソケット20の開口部23aに対向して暗箱が開口部を有し、測定器48の周囲は第1の電波吸収体(不図示)により包囲される。
測定器48は、例えば、暗箱内に収容されず、別体の第2の電波吸収体(不図示)を用いて、無線モジュール5のモジュール特性を測定してもよい。第2の電波吸収体は、所定の位置に配置され、測定器48により反射された電波を吸収し、測定器48から無線モジュール5へ向かう電波を減少させる。
測定器48とともに、暗箱、第1の電波吸収体、又は第2の電波吸収体を用いて無線モジュール5のモジュール特性を測定することで、不要な電波を抑制し、測定精度、検査精度を向上できる。
モジュールソケット20によれば、アンテナ8から横方向(例えばX軸に沿う方向)に放射された電波が、斜め部21bにより反射され、Z軸に沿う方向に向かうので、モジュールソケット20の部材の影響を抑制できる。これにより、アンテナ8を備えた無線モジュール5のアンテナ特性の変化を抑えることで、モジュール特性の劣化を抑制してモジュール特性を測定できる。従って、無線モジュール5のモジュール特性の測定精度、検査精度を向上できる。
また、ソケット蓋23の凸部23eによって無線モジュール5が均等に押圧されるので、ボール5aと導電性ピン22とを良好に接触できる。そのため、例えば、無線モジュール5への電源の供給又は信号の入出力を安定的に実行できる。
また、アンテナ8の実装面5bに略平行な方向に向かう電波を、斜め部21bにおいてアンテナ8の実装面5bに垂直な方向に反射させるので、上記垂直な方向に放射される電波を、測定器48を用いて測定し、無線モジュール5のモジュール特性を検査できる。従って、モジュールソケット20を用いることで、アンテナ8の指向性方向がアンテナ8の実装面5bに略平行な方向(例えばX軸に沿う方向)及び垂直な方向(例えばZ軸に沿う方向)のいずれの場合でも、モジュール特性の測定精度の劣化を抑制できる。
本実施形態では、斜め部21bが45度に設定されることを例示したが、その他の角度(例えば30度、60度)でもよい。この場合、反射により電波が進行する方向に、測定器48が設置されればよい。
また、ボール5aと導電性ピン22との接触によって無線モジュール5とベース部21との電気的接続が確保されるので、検査対象である無線モジュール5の交換が容易である。
また、フック25が、ベース部21とソケット蓋23とにより無線モジュール5を挟み込むように固定するので、無線モジュール5の位置ずれを抑制できる。
また、無線モジュール5がベース部21に形成された凹部21aに収容されるので、モジュールソケット20の厚さを薄くできる。
また、ベース部21の導電性ピン22は、例えば検査基板33上の信号線又は電源線と接続されるので、無線モジュール5の検査に必要な信号を入出力できる。
また、ソケット蓋23の凸部23e付近に開口部23aが形成されるので、無線モジュール5に実装されたアンテナ8から誘電体(例えば樹脂)により形成された部材を離間でき、アンテナ8のアンテナ特性に与える影響を抑制できる。例えば、電極端子としてのボール5aのインピーダンスが変化し、アンテナ特性が変化することを抑制できる。従って、無線モジュール5のモジュール特性の測定精度、検査精度を向上できる。
(第2の実施形態)
図2(A),(B)は、モジュールソケット20A近傍の構造例を示す模式図である。図2(A)は、モジュールソケット20A近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図2(B)は、モジュールソケット20A近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図2(A)に示したモジュールソケット20AのB−B’断面図である。
図2(A),(B)は、モジュールソケット20A近傍の構造例を示す模式図である。図2(A)は、モジュールソケット20A近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図2(B)は、モジュールソケット20A近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図2(A)に示したモジュールソケット20AのB−B’断面図である。
第2の実施形態のモジュールソケット20Aは、第1の実施形態のモジュールソケット20と同様の構成を有する。モジュールソケット20Aにおいて、モジュールソケット20と同様の構成については、同一の符号を示し、説明を省略又は簡略化する。
第2の実施形態では、第1の実施形態と比べ、ソケット蓋に開口部が形成されていない。即ち、ソケット蓋23Aでは、無線モジュール5を押圧する凸部23eに開口部が形成されていない。ソケット蓋23Aをベース部21に重ね、フック25によりソケット蓋23A及びベース部21を係合させると、凸部23eの下面(Z軸正側の面)が無線モジュール5を押圧する。
横方向(X軸に沿う方向)に指向性を持つアンテナ8の場合、縦方向(Z軸に沿う方向)に指向性を持つアンテナ8と比べ、ソケット蓋23Aに開口部を形成しなくても、ソケット蓋23Aによる反射電波への影響が小さい。ソケット蓋23Aに開口部が形成されない場合、ソケット蓋23Aの誘電体(例えば樹脂)が存在する部分と誘電体が存在しない部分(例えば開口部)とにおいて誘電率に差が生じ、斜め部21bにより反射された電波の放射パターンが乱れることを抑制できる。従って、モジュール特性の測定精度の劣化を抑制できる。
第2の実施形態では、ベース部21の斜め部21bには、金属板からなる反射板27が設けられてもよい。反射板27を設けることで、アンテナ8から横方向に放射された電波を効率良く縦方向に反射できる。第1の実施形態では、無線モジュール5及びベース部21間に存在する空気と樹脂製のベース部21である誘電体との誘電率の差から、斜め部21bにより電波を反射させることを例示した。第2の実施形態では、反射板27である金属が取り付けられた斜め部21bで電波を反射させるので、電波を効率良く反射できる。
(第3の実施形態)
図3(A),(B)は、モジュールソケット20B近傍の構造例を示す模式図である。図3(A)は、モジュールソケット20B近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図3(B)は、モジュールソケット20B近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図3(A)に示したモジュールソケット20BのC−C’断面図である。
図3(A),(B)は、モジュールソケット20B近傍の構造例を示す模式図である。図3(A)は、モジュールソケット20B近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図3(B)は、モジュールソケット20B近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図3(A)に示したモジュールソケット20BのC−C’断面図である。
第3の実施形態のモジュールソケット20Bは、第2の実施形態のモジュールソケット20Aと同様の構成を有する。モジュールソケット20Bにおいて、モジュールソケット20Aと同様の構成については、同一の符号を示し、説明を省略又は簡略化する。
第3の実施形態では、ソケット蓋23Bの、斜め部21bに設けられた反射板27と対向する部位には、ソケット蓋23Bを貫通するように、開口部23fが形成される。開口部23fは、例えば、略四角柱状、円柱状に形成される。反射板27により反射されたアンテナ8からの電波は、ソケット蓋23Bに形成された開口部23fを通過し、縦方向(Z軸負方向)に放射される。反射板27は、省略されてもよく、以降の実施形態でも同様である。
このように、反射板27又は斜め部21bにより反射された電波の多くは、開口部23fの内部を通過する。これにより、ソケット蓋23Bが無線モジュール5のモジュール特性に与える影響をより少なくでき、モジュール特性の測定精度の劣化を抑制できる。
(第4の実施形態)
図4(A),(B)は、モジュールソケット20C近傍の構造例を示す模式図である。図4(A)は、モジュールソケット20C近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図4(B)は、モジュールソケット20C近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図4(A)に示したモジュールソケット20CのD−D’断面図である。
図4(A),(B)は、モジュールソケット20C近傍の構造例を示す模式図である。図4(A)は、モジュールソケット20C近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図4(B)は、モジュールソケット20C近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図4(A)に示したモジュールソケット20CのD−D’断面図である。
第4の実施形態のモジュールソケット20Cは、第3の実施形態のモジュールソケット20Bと同様の構成を有する。モジュールソケット20Cにおいて、モジュールソケット20Bと同様の構成については、同一の符号を示し、説明を省略又は簡略化する。
第4の実施形態のソケット蓋23Cでは、開口部23f(第2の開口部の一例)が形成され、凸部23eの下面(Z軸正側の面)に窪み部23gが形成される。窪み部23gは、例えば、略四角柱状の凹部として形成される。窪み部23gの深さ(Z軸方向長さ)は、λ/10〜λ/2の範囲に設定される。
反射板27又は斜め部21bにより反射されたアンテナ8からの電波は、ソケット蓋23Cに形成された開口部23fを通過し、縦方向(Z軸正方向)に放射される。
ソケット蓋23Cで無線モジュール5を強く押下しなくてもよい場合、又は、ソケット蓋23Cの強度が十分である場合、凸部23eの下面に窪み部23gを形成できる。アンテナ8から、誘電体(例えば樹脂)を含むソケット蓋23Cを離すことで、ソケット蓋23Cがモジュール特性に与える影響を少なくできる。従って、アンテナ特性の測定精度の劣化を抑制できる。
(第5の実施形態)
図5(A)〜(C)は、モジュールソケット20D近傍の構造例を示す模式図である。図5(A)は、モジュールソケット20D近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図5(B)は、モジュールソケット20D近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図5(A)に示したモジュールソケット20DのE−E’断面図である。図5(C)は、モジュールソケット20D近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図5(A)に示したモジュールソケット20DのF−F’断面図である。
図5(A)〜(C)は、モジュールソケット20D近傍の構造例を示す模式図である。図5(A)は、モジュールソケット20D近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図5(B)は、モジュールソケット20D近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図5(A)に示したモジュールソケット20DのE−E’断面図である。図5(C)は、モジュールソケット20D近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図5(A)に示したモジュールソケット20DのF−F’断面図である。
第5の実施形態のモジュールソケット20Dは、第4の実施形態のモジュールソケット20Cと同様の構成を有する。モジュールソケット20Dにおいて、モジュールソケット20Cと同様の構成については、同一の符号を示し、説明を省略又は簡略化する。
第5の実施形態のソケット蓋23Dでは、窪み部23gにおける開口部23f側の壁面に、且つ2組のアンテナ8a,8bの間に位置するように(例えば図5(A)参照)、突起23iが形成される。突起23iの高さ(Z軸方向長さ)は、例えば、凸部23eの高さ(Z軸方向長さ)と同一である。図5(A)では、窪み部23gの右端部(X軸正方向の端部)であり、Y軸に沿う方向におけるアンテナ8a,8bの間の位置に、突起23iが設けられる。
ソケット蓋23Dをベース部21に重ね、フック25によりソケット蓋23D及びベース部21を係合させると、凸部23eの周縁部とともに、突起23i(第2の凸部の一例)が無線モジュール5を押し付ける。これにより、窪み部23gが形成されても、無線モジュール5をベース部21に確実に固定できる。また、例えば、無線モジュール5を交換しても、ベース部21に対するアンテナ8a,8bの位置を同様に揃えることができ、位置合わせの精度を向上できる。
(第6の実施形態)
図6(A)〜(C)は、モジュールソケット20E近傍の構造例を示す模式図である。図6(A)は、モジュールソケット20E近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図6(B)は、モジュールソケット20E近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図6(A)に示したモジュールソケット20EのG−G’断面図である。図6(C)は、モジュールソケット20E近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図6(A)に示したモジュールソケット20EのH−H’断面図である。
図6(A)〜(C)は、モジュールソケット20E近傍の構造例を示す模式図である。図6(A)は、モジュールソケット20E近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図6(B)は、モジュールソケット20E近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図6(A)に示したモジュールソケット20EのG−G’断面図である。図6(C)は、モジュールソケット20E近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図6(A)に示したモジュールソケット20EのH−H’断面図である。
第6の実施形態のモジュールソケット20Eは、第5の実施形態のモジュールソケット20Dと同様の構成を有する。モジュールソケット20Eにおいて、モジュールソケット20Dと同様の構成については、同一の符号を示し、説明を省略又は簡略化する。
第6の実施形態のソケット蓋23Eでは、窪み部23g1が、窪み部23g1における上下方向(Y軸方向)の中央部を除き、開口部23fに至るまで延設される。突起23i1は、窪み部23g1におけるY軸方向の中央部において、窪み部23g1の開口部23f側(X軸正側)の端部に形成される。開口部23fに至るまで延設される位置は、例えば、アンテナ8a,8bのY軸方向における位置が同じ位置であり、アンテナ8a,8bにより放射された電波の多くが通過する位置である。
アンテナ8は、開口部23fの方向(X軸正方向)に指向性を有するので、アンテナ8よりもX軸正方向に誘電体(例えば樹脂)が存在しないことで(図6(A)参照)、アンテナ8によるアンテナ特性への影響をより少なくできる。従って、無線モジュール5のモジュール特性の測定精度の劣化を抑制できる。
また、突起23i1を用いて無線モジュール5をソケット蓋23Eに対して位置合わせでき、ソケット蓋23Eの凸部23eにより無線モジュール5を押下する力の低下を抑制できる。
(第7の実施形態)
図7(A)〜(C)は、モジュールソケット20F近傍の構造例を示す模式図である。図7(A)は、モジュールソケット20F近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図7(B)は、モジュールソケット20F近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図7(A)に示したモジュールソケット20FのI−I’断面図である。図7(C)は、モジュールソケット20F近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図7(A)に示したモジュールソケット20FのJ−J’断面図である。
図7(A)〜(C)は、モジュールソケット20F近傍の構造例を示す模式図である。図7(A)は、モジュールソケット20F近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図7(B)は、モジュールソケット20F近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図7(A)に示したモジュールソケット20FのI−I’断面図である。図7(C)は、モジュールソケット20F近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図7(A)に示したモジュールソケット20FのJ−J’断面図である。
第7の実施形態のモジュールソケット20Fは、第5の実施形態のモジュールソケット20Dと同様の構成を有する。モジュールソケット20Fにおいて、モジュールソケット20Dと同様の構成については、同一の符号を示し、説明を省略又は簡略化する。
第7の実施形態では、無線モジュール5Aには、アンテナ18としての2組のアンテナ18aとアンテナ18bとの間に位置して、切欠き5cが形成される。アンテナ18a,18bは、例えば、5つのアンテナ素子を含む八木・宇田アンテナを含んで構成される。
ベース部21Aの斜め部21bには、無線モジュール5Aがベース部21Aに設置された場合に切欠き5cと係合する突起21k(第3の凸部の一例)が形成される。反射板27は、突起21kを挟んで2枚の反射板27a,27bに分離されてもよい。
ソケット蓋23Fは、前述のソケット蓋23,23A〜23Eのいずれの構成でもよい。
切欠き5cにより、無線モジュール5Aにおいて、アンテナ18aが配置された側(Y軸負側)とアンテナ18bが配置された側(Y軸正側)とを分離する。これにより、アンテナ18aが配置された上端側とアンテナ18bが配置された下端側とでアイソレーションを確保でき、無線モジュール5Aが搭載される基板の対称性を維持できる。また、ベース部21に形成された突起21kが無線モジュール5Aに形成された切欠き5cに嵌ることで、無線モジュール5Aのベース部21に対する無線モジュール5Aの位置を同様に揃えることができる。
(第8の実施形態)
図8(A)〜(C)は、モジュールソケット20G近傍の構造例を示す模式図である。図8(A)は、モジュールソケット20G近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図8(B)は、モジュールソケット20G近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図8(A)に示したモジュールソケット20GのK−K’断面図である。
図8(A)〜(C)は、モジュールソケット20G近傍の構造例を示す模式図である。図8(A)は、モジュールソケット20G近傍を上方(Z軸負側)から視た場合の構造例を示す平面図である。図8(B)は、モジュールソケット20G近傍を正面(Y軸正側)から視た場合の構造例を示し、図8(A)に示したモジュールソケット20GのK−K’断面図である。
第8の実施形態のモジュールソケット20Gは、第4の実施形態のモジュールソケット20Cと同様の構成を有する。モジュールソケット20Gにおいて、モジュールソケット20Cと同様の構成については、同一の符号を示し、説明を省略又は簡略化する。
第8の実施形態では、ソケット蓋23Gに形成された開口部23mは、斜め部21b側(Z軸正側)において開口端面23m1の面積が小さく、斜め部21bと反対側(Z軸負側)において開口端面23m2の面積が大きくなるテーパ状に形成される。
開口部23mの角度においては、例えば、アンテナ8により放射され、斜め部21b又は反射板27により反射された電波の放射パターンに応じて、最小角度が異なる。開口部23aの角度は、開口部23mの内壁面(テーパ面)とZ軸に沿う方向とにより形成される角度θ2である。開口部23mの角度は、例えば、アンテナ指向性の半値角が±30度の場合、半値角に±15度を追加して±45度以上とする。これにより、モジュールソケット20の加工の容易性とモジュールソケット20の強度とを両立できる。
開口部23mをテーパ状に形成することで、斜め部21bにより反射された電波は徐々に拡がりながら放射されるので、電波の経路に誘電体部材(例えば樹脂)が介在せず、アンテナ特性の変化を抑えられる。従って、モジュール特性の測定精度、検査精度を向上できる。
なお、本開示は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、ベース部21には、無線モジュール5,5Aを収容する凹部21aが形成されることを例示したが、無線モジュール5,5Aが設置されるベース部21の面は平坦な面でもよい。この場合、モジュールソケット20,20A〜20Gの形状を簡単化でき、斜め部21bは、この平坦な面から突出するように形成される。
上記実施形態では、指向性を有するアンテナ8,18として、八木・宇田アンテナを例示したが、他のアンテナ(例えば、ダイポールアンテナやスロットアレーアンテナ)でもよい。
上記実施形態では、ソケット蓋23,23A〜23Gは、フック25で固定されることで、無線モジュール5,5Aをベース部21に押さえ付け、凸部23eが無線モジュール5,5Aを押圧することを例示したが、フック25を用いなくてもよい。例えば、プッシャによりソケット蓋23,23A〜23Gを押下してもよい。これにより、フック25により固定する作業を省略できる。
(本開示の一態様の概要)
本開示の第1のモジュールソケットは、
アンテナを備える無線モジュールにおける前記アンテナが実装された実装面と当接する第1の部材と、
前記第1の部材と対向して配置され、前記無線モジュールが設置される設置面を有し、前記アンテナから前記実装面と略平行に放射された電波を反射する電波反射部を含む第2の部材と、
を備える。
本開示の第1のモジュールソケットは、
アンテナを備える無線モジュールにおける前記アンテナが実装された実装面と当接する第1の部材と、
前記第1の部材と対向して配置され、前記無線モジュールが設置される設置面を有し、前記アンテナから前記実装面と略平行に放射された電波を反射する電波反射部を含む第2の部材と、
を備える。
本開示の第2のモジュールソケットは、第1のモジュールソケットであって、
前記電波反射部は、前記設置面と連なり、前記設置面に対して傾斜して形成された傾斜面を含む。
前記電波反射部は、前記設置面と連なり、前記設置面に対して傾斜して形成された傾斜面を含む。
本開示の第3のモジュールソケットは、第1または第2のモジュールソケットであって、
前記電波反射部には、前記電波を反射する反射板を含む。
前記電波反射部には、前記電波を反射する反射板を含む。
本開示の第4のモジュールソケットは、第1ないし第3のいずれか1つのモジュールソケットであって、
前記第1の部材は、前記実装面と当接する第1の凸部を含む。
前記第1の部材は、前記実装面と当接する第1の凸部を含む。
本開示の第5のモジュールソケットは、第4のモジュールソケットであって、
前記第1の凸部は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記アンテナと対向する位置に、前記第1の部材を貫通する第1の開口部を含む。
前記第1の凸部は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記アンテナと対向する位置に、前記第1の部材を貫通する第1の開口部を含む。
本開示の第6のモジュールソケットは、第4または第5のモジュールソケットであって、
前記第1の凸部は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記アンテナと対向する位置に、窪み部を含む。
前記第1の凸部は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記アンテナと対向する位置に、窪み部を含む。
本開示の第7のモジュールソケットは、第6のモジュールソケットであって、
前記アンテナは、前記実装面と略平行な方向に電波を放射する第1のアンテナ部及び第2のアンテナ部を有し、
前記窪み部は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記アンテナによる電波の放射方向の端部に、前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部との間と対向する位置に、第2の凸部を含む。
前記アンテナは、前記実装面と略平行な方向に電波を放射する第1のアンテナ部及び第2のアンテナ部を有し、
前記窪み部は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記アンテナによる電波の放射方向の端部に、前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部との間と対向する位置に、第2の凸部を含む。
本開示の第8のモジュールソケットは、第1ないし第7のいずれか1つのモジュールソケットであって、
前記第1の部材は、前記電波反射部により反射された電波が通過する位置に、前記第1の部材を貫通する第2の開口部を含む。
前記第1の部材は、前記電波反射部により反射された電波が通過する位置に、前記第1の部材を貫通する第2の開口部を含む。
本開示の第9のモジュールソケットは、第8のモジュールソケットであって、
前記第2の開口部は、前記電波反射部側の開口面積が小さく、前記電波反射部と反対側の開口面積が大きく、テーパ状に形成された壁面を有する。
前記第2の開口部は、前記電波反射部側の開口面積が小さく、前記電波反射部と反対側の開口面積が大きく、テーパ状に形成された壁面を有する。
本開示の第10のモジュールソケットは、第6または第7のモジュールソケットであって、
前記第1の部材は、前記電波反射部により反射された電波が通過する位置に、前記第1の部材を貫通する第2の開口部を含み、
前記窪み部は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記アンテナによる電波の放射方向に応じた位置において、前記第2の開口部まで延設される。
前記第1の部材は、前記電波反射部により反射された電波が通過する位置に、前記第1の部材を貫通する第2の開口部を含み、
前記窪み部は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記アンテナによる電波の放射方向に応じた位置において、前記第2の開口部まで延設される。
本開示の第11のモジュールソケットは、第2ないし第10のいずれか1つのモジュールソケットであって、
前記アンテナは、前記実装面と略平行な方向に電波を放射する第1のアンテナ部及び第2のアンテナ部を有し、
前記無線モジュールは、前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部との間に切欠き部を含み、
前記第1の部材は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記傾斜面に、前記切欠き部に係合する第3の凸部を含む。
前記アンテナは、前記実装面と略平行な方向に電波を放射する第1のアンテナ部及び第2のアンテナ部を有し、
前記無線モジュールは、前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部との間に切欠き部を含み、
前記第1の部材は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記傾斜面に、前記切欠き部に係合する第3の凸部を含む。
本開示の第12のモジュールソケットは、第1ないし第11のいずれか1つのモジュールソケットであって、
前記第1の部材及び前記第2の部材と係合し、前記第1の部材と前記第2の部材とにより前記無線モジュールを挟み込んで固定するフック部を備える。
前記第1の部材及び前記第2の部材と係合し、前記第1の部材と前記第2の部材とにより前記無線モジュールを挟み込んで固定するフック部を備える。
本開示の第13のモジュールソケットは、第1ないし第12のいずれか1つのモジュールソケットであって、
前記第2の部材は、前記無線モジュールを収容し、前記設置面を底面とする凹部を含む。
前記第2の部材は、前記無線モジュールを収容し、前記設置面を底面とする凹部を含む。
本開示の第14のモジュールソケットは、第1ないし第13のいずれか1つのモジュールソケットであって、
前記第2の部材は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記無線モジュールの第1電極と接触し、前記無線モジュールに電力を供給する第2電極を有する。
前記第2の部材は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記無線モジュールの第1電極と接触し、前記無線モジュールに電力を供給する第2電極を有する。
本開示は、無線モジュールのアンテナ特性の検査精度を向上できるモジュールソケット等に有用である。
5,5A 無線モジュール
5a ボール
5b 実装面
5c 切欠き
8,8a,8b,18,18a,18b アンテナ
20,20A,20C,20D,20E,20F,20G モジュールソケット
21,21A ベース部
21a 凹部
21b 斜め部
21c,23b 引っ掛かり部
21e 設置面
21k 突起
22 導電性ピン
23,23A,23B,23C,23D,23E,23F,23G ソケット蓋
23a,23d,23f,23m 開口部
23e 突部(凸部)
23g,23g1 窪み部
23i,23i1 突起
23m1,23m2 開口端面
25 フック
25a,25b 係止片
27,27a,27b 反射板
33 検査基板
5a ボール
5b 実装面
5c 切欠き
8,8a,8b,18,18a,18b アンテナ
20,20A,20C,20D,20E,20F,20G モジュールソケット
21,21A ベース部
21a 凹部
21b 斜め部
21c,23b 引っ掛かり部
21e 設置面
21k 突起
22 導電性ピン
23,23A,23B,23C,23D,23E,23F,23G ソケット蓋
23a,23d,23f,23m 開口部
23e 突部(凸部)
23g,23g1 窪み部
23i,23i1 突起
23m1,23m2 開口端面
25 フック
25a,25b 係止片
27,27a,27b 反射板
33 検査基板
Claims (14)
- アンテナを備える無線モジュールにおける前記アンテナが実装された実装面と当接する第1の部材と、
前記第1の部材と対向して配置され、前記無線モジュールが設置される設置面を有し、前記アンテナから前記実装面と略平行に放射された電波を反射する電波反射部を含む第2の部材と、
を備えるモジュールソケット。 - 前記電波反射部は、前記設置面と連なり、前記設置面に対して傾斜して形成された傾斜面を含む、請求項1に記載のモジュールソケット。
- 前記電波反射部は、前記電波を反射する反射板を含む、請求項1または2に記載のモジュールソケット。
- 前記第1の部材は、前記実装面と当接する第1の凸部を含む、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のモジュールソケット。
- 前記第1の凸部は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記アンテナと対向する位置に、前記第1の部材を貫通する第1の開口部を含む、請求項4に記載のモジュールソケット。
- 前記第1の凸部は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記アンテナと対向する位置に、窪み部を含む、請求項4または5に記載のモジュールソケット。
- 前記アンテナは、前記実装面と略平行な方向に電波を放射する第1のアンテナ部及び第2のアンテナ部を有し、
前記窪み部は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記アンテナによる電波の放射方向の端部に、前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部との間と対向する位置に、第2の凸部を含む、請求項6に記載のモジュールソケット。 - 前記第1の部材は、前記電波反射部により反射された電波が通過する位置に、前記第1の部材を貫通する第2の開口部を含む、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のモジュールソケット。
- 前記第2の開口部は、前記電波反射部側の開口面積が小さく、前記電波反射部と反対側の開口面積が大きく、テーパ状に形成された壁面を有する、請求項8に記載のモジュールソケット。
- 前記第1の部材は、前記電波反射部により反射された電波が通過する位置に、前記第1の部材を貫通する第2の開口部を含み、
前記窪み部は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記アンテナによる電波の放射方向に応じた位置において、前記第2の開口部まで延設された、請求項6または7に記載のモジュールソケット。 - 前記アンテナは、前記実装面と略平行な方向に電波を放射する第1のアンテナ部及び第2のアンテナ部を有し、
前記無線モジュールは、前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部との間に切欠き部を含み、
前記第1の部材は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記傾斜面に、前記切欠き部に係合する第3の凸部を含む、請求項2ないし10のいずれか1項に記載のモジュールソケット。 - 前記第1の部材及び前記第2の部材と係合し、前記第1の部材と前記第2の部材とにより前記無線モジュールを挟み込んで固定するフック部を備える、請求項1ないし11のいずれか1項に記載のモジュールソケット。
- 前記第2の部材は、前記無線モジュールを収容し、前記設置面を底面とする凹部を含む、請求項1ないし12のいずれか1項に記載のモジュールソケット。
- 前記第2の部材は、前記設置面に前記無線モジュールが設置された状態において、前記無線モジュールの第1電極と接触し、前記無線モジュールに電力を供給する第2電極を有する、請求項1ないし13のいずれか1項に記載のモジュールソケット。
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---|---|---|---|
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