JP2015094687A - 車両用走行案内装置および車両用走行案内方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】経路画像8aを、予定走行速度に対応した表示形態で表示部8に表示し、表示部は、前記経路画像に並べて、前記予定走行速度に応じた値の変化を示すグラフ8cを表示する。
【効果】予定走行速度に関する情報を運転者が得ることができ、不安感を抑制することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、上記問題に着目されたもので、その目的とするところは、運転者に予測走行軌跡(予定走行経路)の自車両の速度情報を教示できる車両用走行案内装置および車両用走行案内方法を提供することである。
[制御ブロック]
実施例1では、自動運転を行う車両に搭載された車両用走行案内装置について説明する。図1は車両用走行案内装置の制御ブロック図である。車両用走行案内装置は、自車両位置測定部1と、地図情報保持部2と、測距センサ3と、車速センサ4と、カメラ5と、走行装置駆動部6と、走行装置7と、モニタ8と、制御部9とを有している。
カメラ5は、自車両前方の映像を撮影する。
走行装置駆動部6は、後述する走行装置7を駆動する。
モニタ8は、後述する経路画像などを表示する。具体的な表示内容については後で詳述する。
予定走行経路設定部9aは、自車両位置測定部1から自車両位置情報を、地図情報保持部2から地図情報を取得する。予定走行経路設定部9aでは、自車両が目的地までどのような経路で走行するかを設定する。
経路画像生成部9cは、自車両が予定走行経路設定部9aにより設定された予定走行経路を、予定走行状態設定部9bにより設定された走行状態に基づいて経路画像などを生成する。
図2は経路画像の生成処理を示すフローチャートである。
ステップS1では、予定走行経路を読み込みステップS2へ移行する。
ステップS2では、予定走行状態を読み込みステップS3へ移行する。
ステップS3では、前方映像を読み込みステップS4へ移行する。
ステップS5では、予定走行状態情報から加減速情報を抽出してステップS6へ移行する。加減速情報は、予定走行状態の車速情報から自車両が減速する区間、定速走行する区間、加速する区間を抽出する。
ステップS7では、予定走行状態グラフを生成してステップS8へ移行する。予定走行状態グラフは、予定走行状態のうち車速を時系列で示したものである。
ステップS9では、生成した経路画像、予定走行状態グラフ、地図画面を所定位置に並べて表示するようにモニタ8に指令値を出力して処理を終了する。
図3はモニタ8の表示の例を示す図である。モニタ8には、経路画像8a、予定走行状態グラフ8b、地図画面8cが並べて表示されている。図3は、自動運転により自車両が信号待ちをしている先行車の後ろで停止しようとしている様子を示している。
ステップS9では、図3に示すように経路画像8a、予定走行状態グラフ8b、地図画面8cを並べて表示するようにモニタ8に指令値を出力する。
従来から、自車両前方の映像内や運転者の視界内に予定走行経路などを表示するものがあった。しかし、予定走行経路の表示だけでは、例えば自動運転車両では、自車両がこれから加速するのか、定速走行するのか、減速するのかといった情報を運転者が得ることができないため不安感を与えるおそれがあった。
これにより、予定走行速度に関する情報を運転者が得ることができる。
これにより、運転者は異なる視点から見た情報からも速度情報を得ることができる。
これにより、運転者は予定走行速度に関する情報を容易に取得することができる。
また実施例1では、経路画像の表示形態の色彩を異ならせるようにした。
これにより、運転者は予定走行速度に関する情報を容易に取得することができる。
これにより、運転者は予定走行速度に応じた値の時間変化量を容易に取得することができる。
これにより、運転者は予定走行速度に応じた値の位置に対する変化量を容易に取得することができる。
自車両の車速が高いときには、予定走行状態の変化は少ない。つまり高速時には定速走行を行う時間や距離が長く、速度の変化は少ない。一方、低速時には停止や加速を繰り返す頻度が高く、速度変化は多い。高速時には横軸のスケールを長くすることで、運転者はより先の予定走行速度に関する情報の変化を取得することができ、低速時には横軸のスケールを短くすることで、運転者は予定走行速度に関する情報のより細かな変化を取得することができる。
これにより、運転者は予定走行速度の変化を容易に取得することができる。
これにより、運転者は予定走行加速度の変化を容易に取得することができる。
(1) 自車両の予定走行経路を設定する予定走行経路設定部9aと、自車両の予定走行経路上の予定走行速度を設定する予定走行状態設定部9bと、設定された自車両の予定走行経路に対応する経路画像を表示するモニタ8(表示部)と、を有し、経路画像を、予定走行速度に対応した表示形態でモニタ8に表示し、モニタ8は、経路画像に並べて、予定走行速度に応じた値の変化を示す予定走行状態グラフを表示するようにした。
よって、予定走行速度に関する情報を運転者が得ることができ、不安感を抑制することができる。
よって、運転者は異なる視点から見た情報からも予定走行速度に関する情報を得ることができる。
よって、運転者は予定走行速度に関する情報を容易に取得することができる。
よって、運転者は予定走行速度に関する情報を容易に取得することができる
よって、運転者は予定走行速度に応じた値の時間変化量を容易に取得することができる。
よって、運転者は予定走行速度に応じた値の位置に対する変化量を容易に取得することができる。
よって、運転者は自車両の現在の走行状態にあった情報を得ることができる。
よって、運転者は予定走行速度の変化を容易に取得することができる。
よって、運転者は予定走行加速度の変化を容易に取得することができる。
設定された自車両の予定走行経路に対応する経路画像を表示し、経路画像は、予定走行速度に対応した表示形態でモニタ8に表示され、モニタ8は、経路画像に並べて、予定走行速度に応じた値の変化を示す予定走行状態グラフを表示するようにした。
よって、予定走行速度に関する情報を運転者が得ることができ、不安感を抑制することができる。
以上、本発明は上記実施例の構成に限らず、他の構成であっても構わない。
例えば実施例1では、経路画像8aの予定経路表示部10を、自車両走行車線の両端に示すバーにより表わしていた。これを自車両車線を幅方向に覆うバーにより表わすようにしても良い。
また実施例1では、予定経路表示部10を自車両が減速する区間、定速走行する区間、加速走行する区間によって色分けしていた。これを予定車速に応じて色分けするようにしても良い。
また実施例1のカメラ5はレーザレンジファインダなどでも良い。
また実施例1の予定走行状態グラフは、縦軸、横軸の2軸のものでなくとも、速度または加速度の時系列変化や距離に対する変化が分かる形態であれば良い。
また実施例1では、モニタ8に経路画像、予定走行状態グラフ、地図画面の3つを並べて表示したが、経路画像と予定走行状態グラフの2つ、または予定走行状態グラフと地図画面の2つを並べて表示するようにしても良い。
9a 予定走行経路設定部
9b 予定走行状態設定部
9c 経路画像生成部
Claims (9)
- 自車両の予定走行経路を設定する予定走行経路設定部と、
前記予定走行経路上の予定走行速度を設定する予定走行状態設定部と、
前記予定走行経路に対応する経路画像を、前記予定走行速度に対応した表示形態で表示する表示部と、
を有し、
前記表示部は、前記経路画像に並べて、前記予定走行速度に応じた値の変化を示すグラフを表示することを特徴とする車両用走行案内装置。 - 請求項1に記載の車両用走行案内装置において、
前記表示部は、前記経路画像および前記グラフに並べて、前記自車両周辺の地図画面を前記予定走行速度に対応した表示形態で表示することを特徴とする車両用走行案内装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用走行案内装置において、
前記経路画像は、前記表示形態を視覚的に異ならせることを特徴とする車両用走行案内装置。 - 請求項3に記載の車両用走行案内装置において、
前記経路画像は、前記表示形態の色彩を異ならせることを特徴とする車両用走行案内装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用走行案内装置において、
前記グラフは、縦軸に前記予定走行速度に応じた値をとり、横軸に現在時間からの経過時間をとることを特徴とする車両用走行案内装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用走行案内装置において、
前記グラフは、縦軸に前記予定走行速度に応じた値をとり、横軸に前記自車両の現在位置からの距離をとることを特徴とする車両用走行案内装置。 - 請求項5ないし請求項6に記載の車両用走行案内装置において、
前記グラフは、前記横軸のスケールを自車両の車速に応じて可変にすることを特徴とする車両用走行案内装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の車両用走行案内装置において、
前記予定走行速度に応じた値は、予定走行加速度であることを特徴とする車両用走行案内装置。 - 自車両の予定走行経路を設定し、
前記自車両の前記予定走行経路上の予定走行速度を設定し、
設定された前記自車両の前記予定走行経路に対応する経路画像を、前記予定走行速度に対応した表示形態で前記表示部に表示し、
前記表示部は、前記経路画像に並べて、前記予定走行速度に応じた値の変化を示すグラフを表示することを特徴とする車両用走行案内方法。
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