JP2015093872A - エチレンアミン類の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、エネルギー消費量を低減させてより向上した生産効率でエチレンアミン類を製造できる方法を提供する。【解決手段】本発明の一実施形態によるエチレンアミン類の製造方法は、エチレンジクロライドのアンモノリシス(ammonolysis)によりエチレンアミン類と塩化アンモニウムを含む生成物を得る段階と、前記生成物に30乃至80重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液を添加して前記塩化アンモニウムの中和反応による塩化ナトリウム粒子を析出させる段階と、析出された塩化ナトリウム粒子を固体−液体分離により回収する段階と、前記固体−液体分離により回収された液体を精製してエチレンアミン類を回収する段階と、を含む。【選択図】図2
Description
本発明は、エチレンアミン類の製造方法に関する。
エチレンジアミン(ethylenediamine)は、C2H4(NH2)2で表される有機化合物であって、アンモニアと類似するにおいを有する無色の液体である。エチレンジアミンは、工業的にエチレンジクロライド(ethylenedichloride、EDC)のアンモノリシス(ammonolysis)(いわゆる「EDCプロセス」)により製造され得る[C2H4Cl2+4NH3→C2H4(NH2)2+2NH4Cl]。
前記EDCプロセスは、エチレンジアミン(EDA)、ジエチレントリアミン(DETA)、トリエチレンテトラミン(TETA)、テトラエチレンペンタミン(TEPA)など多様な種類のエチレンアミン類を同時に得ることができ、必要に応じてエチレンアミン類の組成を調節することができるという長所がある。
しかし、前記EDCプロセスには、過剰量のアンモニアが用いられ、副産物として塩化アンモニウム(NH4Cl)が生成されることから、これを中和させながらアンモニアを回収するための工程が共に行われる[NH4Cl+NaOH→NaCl+NH3+H2O]。
そして、前記EDCプロセスでは、前記中和過程で生成された塩を、蒸発、再結晶などで分離し、水を除去した後、最終的に、エチレンアミン類を得て、その精製によってエチレンジアミンなどを収得する順序で行われることが一般的である。
このような一連のEDCプロセスは、基本的に水相(aqueous phase)で行われるが、特に前記中和反応では、生成された塩が全部溶解されるようにするために多量の水(生成される塩が少なくとも飽和状態で溶解して存在し得る量の水)が追加的に投入される。
しかし、このように中和反応に多量の水が投入されることによって、前記中和反応の後続工程で蒸発、再結晶、蒸留などの方法による塩の分離と水の除去に多量のエネルギーが消耗され、これによって運転費用が増加して生産効率が落ちるという問題点がある。
本発明は、エネルギー消費量を低減させて、より向上した生産効率でエチレンアミン類を製造することができる方法を提供することにその目的がある。
本発明によれば、
エチレンジクロライドのアンモノリシス(ammonolysis)によりエチレンアミン類と塩化アンモニウムを含む生成物を得る段階と、
前記生成物に30乃至80重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液を添加して前記塩化アンモニウムの中和反応による塩化ナトリウム粒子を析出させる段階と、
析出された塩化ナトリウム粒子を固体−液体分離により回収する段階と、
前記固体−液体分離により回収された液体を精製してエチレンアミン類を回収する段階と、
を含むエチレンアミン類の製造方法が提供される。
エチレンジクロライドのアンモノリシス(ammonolysis)によりエチレンアミン類と塩化アンモニウムを含む生成物を得る段階と、
前記生成物に30乃至80重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液を添加して前記塩化アンモニウムの中和反応による塩化ナトリウム粒子を析出させる段階と、
析出された塩化ナトリウム粒子を固体−液体分離により回収する段階と、
前記固体−液体分離により回収された液体を精製してエチレンアミン類を回収する段階と、
を含むエチレンアミン類の製造方法が提供される。
本発明によれば、前記アンモノリシスは、エチレンジクロライドと濃度20乃至80%アンモニア水溶液との反応により行われ得る。
また、本発明によれば、前記アンモノリシスは、50乃至180℃の温度および80乃至180bar(8000乃至18000kPa)の圧力下で行われ得る。
そして、本発明によれば、前記エチレンアミン類は、エチレンジアミン(ethylenediamine)、ジエチレントリアミン(diethylenetriamine)、トリエチレンテトラミン(triethylenetetramine)、テトラエチレンペンタミン(tetraethylenepentamine)、ペンタエチレンヘキサミン(pentaethylenehexamine)、ヘキサエチレンヘプタミン(hexaethyleneheptamine)、ピペラジン(piperazine)、および1−(2−アミノエチル)ピペラジン(1−(2−aminoethyl)piperazine)からなる群より選ばれた1種以上の化合物であり得る。
そして、本発明によれば、前記中和反応を通じて析出された塩化ナトリウム粒子は、50乃至350μmの数平均粒径を有することができる。
本発明によれば、エチレンアミン類の合成過程で副産物として得られる塩化アンモニウムの中和反応に、水の含量を低減させた高濃度の水酸化ナトリウム水溶液を用いることによって、塩をより効果的に除去すると同時に、特に後続工程に要求されるエネルギー消費量を低減させることができるため、より向上した効率でエチレンアミン類を製造することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態に係るエチレンジアミンの製造方法についてより詳しく説明する。
それに先立ち、本明細書全体において明示的な言及がない限り、専門用語は単に特定の実施例を言及するものに過ぎず、本発明を限定することを意図しない。
そして、ここで使用される単数の形態は、文句がこれと明確に反対の意味を示さない限り、複数の形態も含む。
また、明細書で使用される「含む」という意味は、特定の特性、領域、整数、段階、動作、要素および/または成分を具体化し、他の特定の特性、領域、整数、段階、動作、要素、成分および/または群の存在や付加を除外するものではない。
そして、本明細書全体において「エチレンアミン類」(ethyleneamines)とは、エチレンジアミンとその誘導体を総称するものであって、例えば、エチレンジアミン(ethylenediamine)、ジエチレントリアミン(diethylenetriamine)、トリエチレンテトラミン(triethylenetetramine)、テトラエチレンペンタミン(tetraethylenepentamine)、ペンタエチレンヘキサミン(pentaethylenehexamine)、ヘキサエチレンヘプタミン(hexaethyleneheptamine)、ピペラジン(piperazine)、1−(2−アミノエチル)ピペラジン(1−(2−aminoethyl)piperazine)などを含むことができる。
一方、背景技術で言及したとおり、エチレンジアミン(ethylenediamine、EDA)は、工業的にエチレンジクロライド(ethylenedichloride、EDC)のアンモノリシス(ammonolysis)(いわゆる「EDCプロセス」)により製造され得る[C2H4Cl2+4NH3→C2H4(NH2)2+2NH4Cl]。しかし、前記EDCプロセスには、過剰量のアンモニアが用いられ、副産物として塩化アンモニウム(NH4Cl)が生成されることから、これを中和させながらアンモニアを回収するための工程が共に行われる[NH4Cl+NaOH→NaCl+NH3+H2O]。
そして、前記EDCプロセスでは、前記中和過程で生成された塩化ナトリウムを、蒸発、再結晶などの方法で分離し、これと同時に水を除去した後、最終的に、エチレンアミン類を得て、その精製によってエチレンジアミンなどを収得する順序で行われることが一般的である。
このような一連のEDCプロセスは、アンモニアの容易な回収のために水相(aqueousphase)で行われるが、特に前記中和反応では、生成される塩が全部溶解されるようにするために多量の水(生成される塩が少なくとも飽和状態で溶解して存在し得る量の水)が追加的に投入される。
つまり、化学量論上、前記中和反応で生成される塩化ナトリウムが飽和状態で溶解されるようにするためには、アンモノリシスの生成物に約70重量%の水が含まれるように調節されなければならない。そのために、前記中和反応には当量の水酸化ナトリウムと共に多量の水が追加的に投入される。一例として、このような中和反応には当量の水酸化ナトリウムを含む約20重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液が投入される。このように追加的に投入される水は、蒸発または再結晶などを通じた塩化ナトリウムの回収以降に、蒸留などの方法で再回収されなければならない。そして、このような水の回収工程に多量のエネルギーが消耗され、これによって生産効率が落ちるようになる。
ところで、本発明者らの研究結果によれば、前記EDCプロセスにおいて塩化アンモニウムの中和反応に投入される水の含量を低減させて(つまり、高濃度の水酸化ナトリウム水溶液を用いて)、アンモニアの回収工程以前に、中和反応で塩化ナトリウム粒子を予め析出(pre−eduction)させて固体−液体分離する方法で行う場合、後続段階で水の回収に消耗されるエネルギーを低減させ得ることが確認された。
このような本発明の一実施形態によれば、
エチレンジクロライドのアンモノリシス(ammonolysis)によりエチレンアミン類と塩化アンモニウムを含む生成物を得る段階と、
前記生成物に30乃至80重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液を添加して前記塩化アンモニウムの中和反応による塩化ナトリウム粒子を析出させる段階と、
析出された塩化ナトリウム粒子を固体−液体分離により回収する段階と、
前記固体−液体分離により回収された液体を精製してエチレンアミン類を回収する段階と、
を含むエチレンアミン類の製造方法が提供される。
エチレンジクロライドのアンモノリシス(ammonolysis)によりエチレンアミン類と塩化アンモニウムを含む生成物を得る段階と、
前記生成物に30乃至80重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液を添加して前記塩化アンモニウムの中和反応による塩化ナトリウム粒子を析出させる段階と、
析出された塩化ナトリウム粒子を固体−液体分離により回収する段階と、
前記固体−液体分離により回収された液体を精製してエチレンアミン類を回収する段階と、
を含むエチレンアミン類の製造方法が提供される。
基本的に、前記一実施形態に係る製造方法は、エチレンジクロライド(ethylenedichloride、EDC)のアンモノリシス(ammonolysis)(いわゆる「EDCプロセス」)を通じてエチレンジアミンを製造する方法である。
ここで、前記アンモノリシスは、アンモニア液中での加溶媒分解反応をいう。つまり、一実施形態によれば、前記アンモノリシスは、エチレンジクロライドとアンモニア水溶液との反応により行われ、これを通じてエチレンアミン類と塩化アンモニウムを含む生成物を得ることができる[C2H4Cl2+4NH3→C2H4(NH2)2+2NH4Cl]。
ここで、反応物であるエチレンジクロライド(EDC)とアンモニア(NH3)のモル比は、生成物であるエチレンアミン類の組成を考慮して調節され、好ましくはアンモニアが過剰量添加され得る。一例によれば、前記反応物にはエチレンジクロライド(EDC)とアンモニアが1:5乃至1:15、または1:5乃至1:12、または1:5乃至1:10、または1:5乃至1:8、1:7乃至1:15、または1:8乃至1:15、1:10乃至1:15のモル比で含まれ得る。つまり、前記アンモノリシスの転化率確保の側面から前記モル比は1:5以上であることが有利である。ただし、再循環されるアンモニアの量と運転容易性などを考慮する時、前記モル比は1:15以下であることが有利である。
そして、一実施形態によれば、前記アンモニア水溶液は、20乃至80%、または30乃至80%、または40乃至80%、または50乃至80%、または20乃至65%、または20乃至60%、または20乃至50%の濃度を有することが好ましい。ここで、前記パーセント濃度は、溶液の単位重量(例えば100g)当りアンモニアの重量(例えば20乃至80g)を意味する。つまり、前記アンモノリシスの転化率確保の側面から前記アンモニア水溶液は20%以上の濃度を有することが有利であり、全体工程に循環する水の量と運転容易性などを考慮する時、前記アンモニア水溶液は80%以下の濃度を有することが有利である。
特に、前記アンモノリシスが前述した条件により行われる場合、エチレンジアミンの含量が25乃至50重量%であるエチレンアミン類を得ることができる。
そして、一実施形態によれば、前記アンモノリシスは、50乃至180℃の温度および80乃至180bar(8000乃至18000kPa)の圧力下で行われ得る。つまり、前記アンモノリシスは、無触媒反応であって、アンモノリシスの転化率確保の側面から50℃以上の温度および80bar(8000kPa)以上の圧力下で行われることが有利である。ただし、副反応の最小化と運転容易性などを考慮する時、前記アンモノリシスは180℃以下の温度および180bar(18000kPa)以下の圧力下で行われることが有利である。
そして、一実施形態によれば、前記アンモノリシスは、チューブ状反応器などを用いた連続式工程で行われ、この時、動的圧力を通じて一連の反応が行われ得る。
このようなアンモノリシスを通じてエチレンアミン類と塩化アンモニウムを含む生成物が得られる。ここで、前記エチレンアミン類は、エチレンジアミン(ethylenediamine)、ジエチレントリアミン(diethylenetriamine)、トリエチレンテトラミン(triethylenetetramine)、テトラエチレンペンタミン(tetraethylenepentamine)、ペンタエチレンヘキサミン(pentaethylenehexamine)、ヘキサエチレンヘプタミン(hexaethyleneheptamine)、ピペラジン(piperazine)、および1−(2−アミノエチル)ピペラジン(1−(2−aminoethyl)piperazine)からなる群より選ばれた1種以上の化合物であり得る。つまり、前記生成物には多様な種類のエチレンアミン類が含まれてもよく、副産物として塩化アンモニウムが含まれる。そして、前記エチレンアミン類は、全体工程の後段で精製工程において各化合物に分離回収され得る。
一方、前記一実施形態に係るエチレンアミン類の製造方法には、前記生成物に30乃至80重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液を添加して前記塩化アンモニウムの中和反応による塩化ナトリウム粒子を析出させる段階が含まれる。
前記段階は、前記生成物に含まれている塩化アンモニウムを中和させてアンモニアを回収するための工程であって、回収されたアンモニアは前述したアンモノリシスに再使用され得る。そして、前記中和反応には、水酸化ナトリウムが用いられ、これによって塩化アンモニウムは、アンモニア、塩化ナトリウム、および水に転換される[NH4Cl+NaOH→NaCl+NH3+H2O]。
ここで、従来の方法(いわゆる「all soluble process」)は、図1に示したように、前記中和反応で生成される塩化ナトリウムが飽和状態で溶解されるようにする量の水が追加的に投入(一例として、このような中和反応には当量の水酸化ナトリウムを含む約20重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液が投入)され、中和した生成物を蒸留してアンモニアを回収した後、蒸発または再結晶などを通じて塩化ナトリウムを回収する方法によることが一般的である。しかし、このような従来の方法では、前記中和反応に投入される多量の水の再回収に多量のエネルギーが消耗される。
それに比べて、本発明による一実施形態の製造方法(いわゆる「pre−eduction process」)は、前記中和反応で塩化ナトリウムが析出され得る条件を形成することによって、中和反応で生成される塩化ナトリウム粒子を予め析出させて回収し、後続工程でアンモニア、水、エチレンアミン類を回収する方法に従う。
そのために、本発明の製造方法では、従来の方法に比べて、前記中和反応に少量の水が用いられ、一例として、図2のように高濃度の水酸化ナトリウム水溶液が用いられ得る。つまり、従来の方法の場合、中和反応により生成される塩化ナトリウムが飽和状態で溶解されるようにするために、水を添加して反応生成物に含まれている水の含量が約70重量%になるように調節された。そのために、従来の方法では、当量の水酸化ナトリウムを含む約20重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液が中和反応に投入された。それに比べて、前記一実施形態の中和反応には、当量の水酸化ナトリウムを含むが、水の含量が低い高濃度の水酸化ナトリウム水溶液が用いられ得る。
一実施形態によれば、前記中和反応には、塩化アンモニウムを中和させ得る当量の水酸化ナトリウムを含む30重量%(W/V)以上、または30乃至80重量%(W/V)、または30乃至70重量%(W/V)、または30乃至60重量%(W/V)、または30乃至50重量%(W/V)、または35乃至50重量%(W/V)、または40乃至80重量%(W/V)、または40乃至70重量%(W/V)、または40乃至60重量%(W/V)、または40乃至50重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液が用いられ得る。つまり、前記中和反応で生成される塩化ナトリウム粒子が析出されるようにするために、30重量%(W/V)以上の濃度を有する水酸化ナトリウム水溶液を用いることが有利である。ただし、全体工程に循環する水の量と析出効率などを考慮する時、投入される水酸化ナトリウム水溶液は80重量%(W/V)以下の濃度を有することが有利になり得る。
一実施形態によれば、前記中和反応で析出される塩化ナトリウム粒子は、水酸化ナトリウム水溶液の濃度により粒径が変わり得る。つまり、低濃度(例えば30重量%(W/V))の水酸化ナトリウム水溶液が用いられる場合、相対的に数平均粒径が大きい塩化ナトリウム粒子が析出され得る。反対に、高濃度(例えば80重量%(W/V))の水酸化ナトリウム水溶液が用いられる場合、相対的に数平均粒径が小さい塩化ナトリウム粒子が析出され得る。
この時、後続段階で固体−液体分離を通じて塩化ナトリウム粒子を容易に回収するために、析出された塩化ナトリウム粒子の数平均粒径は、50乃至350μm、または100乃至350μm、または100乃至300μm、または100乃至250μmであることが有利になり得る。ここで、塩化ナトリウム粒子の粒径は、乾式レーザ回折分析器など通常の装置を用いて測定することができる。
このような中和反応は、前記アンモノリシスによる反応生成物に水酸化ナトリウムを添加し、約50乃至200℃の温度条件下で50乃至500rpmで攪拌する方法で行うことができる。
一方、前記一実施形態に係るエチレンアミン類の製造方法には、析出された塩化ナトリウム粒子を固体−液体分離により回収する段階が含まれる。
つまり、前記一実施形態の製造方法は、通常のアンモニアの回収以前に、前述した段階で塩化ナトリウム粒子を予め析出させ、これを固体−液体分離を通じて先に回収する方法に従う。これによって、全体工程に循環する水の量を低減させて塩をより効果的に除去すると同時に、特に後続工程で要求されるエネルギー消費量を低減させることができるため、より向上した効率でエチレンアミン類を製造することができる。
一実施形態によれば、前記固体−液体分離は、通常の固体−液体分離工程により行われ得る。そして、前記固体−液体分離工程は、前述した段階で析出された塩化ナトリウムの粒径により多様な条件で行われ得る。非制限的な例として、前記固体−液体分離工程は2乃至10回を繰り返して行うことができ、必要に応じてサイクロン(cyclone)、遠心分離機(centrifuge)(プッシャー型(pusher type)、デカンター型(dencanter type)など)のような装置が用いられ得る。
一方、前記一実施形態に係るエチレンアミン類の製造方法には、前記固体−液体分離により回収された液体を精製してエチレンアミン類を回収する段階が含まれる。
前述した固体−液体分離を通じて塩化ナトリウム粒子が回収された液体にはエチレンアミン類、アンモニア、水などが含まれている。したがって、前記固体−液体分離により回収された液体をアンモニア回収タワーに供給して、蒸留、抽出などの方法を通じてアンモニアを回収し、その濾液に対する蒸留などを通じて水が除去されたエチレンアミン類が回収され得る。そして、回収されたエチレンアミン類は、精製によってエチレンジアミン、ジエチレントリアミンなどに分離して収得され得る。
ここで、前記アンモニア、水などの回収と、エチレンアミン類の精製などは、本発明が属する技術分野における通常の方法を通じて行うことができ、具体的な装置および工程条件は特に制限されない。
以下、本発明の理解のために好適な実施例を提示する。しかし、下記実施例は本発明を例示するものに過ぎず、本発明はこれに限定されない。
[比較例]
チューブ状のEDC反応器にエチレンジクロライドと60%アンモニア水溶液とを約1:8のモル比に投入した後、約160bar(16000kPa)の圧力下で反応器後段の温度を約120℃に維持しながらアンモノリシス反応を進行させた。この時、ガスクロマトグラフィーを用いた塩素イオンの含量分析を通じてエチレンジクロライドの転化率を確認した。
チューブ状のEDC反応器にエチレンジクロライドと60%アンモニア水溶液とを約1:8のモル比に投入した後、約160bar(16000kPa)の圧力下で反応器後段の温度を約120℃に維持しながらアンモノリシス反応を進行させた。この時、ガスクロマトグラフィーを用いた塩素イオンの含量分析を通じてエチレンジクロライドの転化率を確認した。
前記アンモノリシスにより生成された塩化アンモニウムを中和させるために、前記反応生成物に当量の水酸化ナトリウムを含む約20重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液を添加した。そして、これを約140℃の温度下で150rpmで攪拌しながら中和反応を行った。前記中和反応が進行することによって、生成される塩化ナトリウムが飽和状態で溶解されることができ、この時、溶液に含まれている水の含量は約71重量%と確認された。
前記中和反応が完了した後、前記反応生成物をアンモニア回収タワーに供給して蒸留によってアンモニアを回収した。そして、その濾液に対する蒸発工程を通じて塩化ナトリウムを結晶化させて分離し、水は蒸留して回収した。塩化ナトリウムと水が除去されたエチレンアミン類は分離塔で最終製品に分離された。
[実施例1]
チューブ状のEDC反応器にエチレンジクロライドと60%アンモニア水溶液とを約1:8のモル比で投入した後、約160bar(16000kPa)の圧力下で反応器後段の温度を約120℃に維持しながらアンモノリシス反応を進行させた。この時、ガスクロマトグラフィーを用いた塩素イオンの含量分析によってエチレンジクロライドの転化率を確認した。
チューブ状のEDC反応器にエチレンジクロライドと60%アンモニア水溶液とを約1:8のモル比で投入した後、約160bar(16000kPa)の圧力下で反応器後段の温度を約120℃に維持しながらアンモノリシス反応を進行させた。この時、ガスクロマトグラフィーを用いた塩素イオンの含量分析によってエチレンジクロライドの転化率を確認した。
前記アンモノリシスにより生成された塩化アンモニウムを中和させるために、前記反応生成物に当量の水酸化ナトリウムを含む約30重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液を添加した。そして、これを約140℃の温度下で150rpmで攪拌しながら中和反応を行った。この時、溶液に含まれている水の量は約63重量%と確認され、前記中和反応が進行することによって固体粒子(塩化ナトリウム粒子)の析出が肉眼で観察された。確認の結果、前記中和反応に同量の水酸化ナトリウムが投入されることを基準に換算した時、前記実施例1の中和反応に追加的に投入される水の量は前記比較例と比較して約29%減量されたことが確認された。
前記中和反応が完了した後、遠心分離(700atm(70927.5kPa)の加圧条件下でそれぞれ約10分間、合計2回遂行)によって塩化ナトリウム粒子を回収した。乾式レーザ回折分析器を用いた粒度分析結果、回収された塩化ナトリウム粒子の数平均粒径は約248μmと測定された。
そして、前記固体−液体分離により回収された液体をアンモニア回収タワーに供給して、蒸留によってアンモニアを回収し、その濾液に対する蒸留を通じて水を除去してエチレンアミン類を得た。
[実施例2]
チューブ状のEDC反応器にエチレンジクロライドと60%アンモニア水溶液とを約1:8のモル比で投入した後、約160bar(16000kPa)の圧力下で反応器後段の温度を約120℃に維持しながらアンモノリシス反応を進行させた。この時、ガスクロマトグラフィーを用いた塩素イオンの含量分析によってエチレンジクロライドの転化率を確認した。
チューブ状のEDC反応器にエチレンジクロライドと60%アンモニア水溶液とを約1:8のモル比で投入した後、約160bar(16000kPa)の圧力下で反応器後段の温度を約120℃に維持しながらアンモノリシス反応を進行させた。この時、ガスクロマトグラフィーを用いた塩素イオンの含量分析によってエチレンジクロライドの転化率を確認した。
前記アンモノリシスにより生成した塩化アンモニウムを中和するために、前記反応生成物に当量の水酸化ナトリウムを含む約40重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液を添加した。そして、これを約140℃の温度下で150rpmで攪拌しながら中和反応を行った。この時、溶液に含まれている水の量は約57重量%と確認され、前記中和反応が進行することによって固体粒子(塩化ナトリウム粒子)の析出が肉眼で観察された。確認の結果、前記中和反応に同量の水酸化ナトリウムが投入されることを基準に換算した時、前記実施例2の中和反応に追加的に投入される水の量は前記比較例と比較して約45%減量されたことが確認された。
前記中和反応が完了した後、遠心分離(700atm(70927.5kPa)の加圧条件下でそれぞれ約10分間、合計2回遂行)によって塩化ナトリウム粒子を回収した。乾式レーザ回折分析器を用いた粒度分析の結果、回収された塩化ナトリウム粒子の数平均粒径は約192μmと測定された。
そして、前記固体−液体分離により回収された液体をアンモニア回収タワーに供給して、蒸留によってアンモニアを回収し、その濾液に対する蒸留によって水を除去してエチレンアミン類を得た。
[実施例3]
チューブ状のEDC反応器にエチレンジクロライドと60%アンモニア水溶液とを約1:8のモル比に投入した後、約160bar(16000kPa)の圧力下で反応器後段の温度を約120℃に維持しながらアンモノリシス反応を進行させた。この時、ガスクロマトグラフィーを用いた塩素イオンの含量分析を通じてエチレンジクロライドの転化率を確認した。
チューブ状のEDC反応器にエチレンジクロライドと60%アンモニア水溶液とを約1:8のモル比に投入した後、約160bar(16000kPa)の圧力下で反応器後段の温度を約120℃に維持しながらアンモノリシス反応を進行させた。この時、ガスクロマトグラフィーを用いた塩素イオンの含量分析を通じてエチレンジクロライドの転化率を確認した。
前記アンモノリシスにより生成した塩化アンモニウムを中和するために、前記反応生成物に当量の水酸化ナトリウムを含む約50重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液を添加した。そして、これを約140℃の温度下で150rpmで攪拌しながら中和反応を行った。この時、溶液に含まれている水の量は約53重量%と確認され、前記中和反応が進行することによって固体粒子(塩化ナトリウム粒子)の析出が肉眼で観察された。確認の結果、前記中和反応に同量の水酸化ナトリウムが投入されることを基準に換算した時、前記実施例3の中和反応に追加的に投入される水の量は前記比較例と比較して約53%減量されたことが確認された。
前記中和反応が完了した後、遠心分離(700atm(70927.5kPa)の加圧条件下でそれぞれ約10分間、合計2回遂行)によって塩化ナトリウム粒子を回収した。乾式レーザ回折分析器を用いた粒度分析結果、回収された塩化ナトリウム粒子の数平均粒径は約104μmと測定された。
そして、前記固体−液体分離により回収された液体をアンモニア回収タワーに供給して蒸留によってアンモニアを回収し、その濾液に対する蒸留によって水を除去してエチレンアミン類を得た。
[試験例]
エネルギー節減効果を定量的に確認するために、実施例3の方法において中和工程の後段に連続するアンモニア回収工程の蒸留塔をAspen Plusを用いてシミュレーションを行った。具体的に、NH3 Distillation Towerを設計し、Physical Property Method ENRTL_RKを適用した。その結果、中和反応に追加的に投入される水の量を前記比較例と比較して約53%減少させた実施例3の場合、リボイラー(Reboiler)を基準に約27%のエネルギー節減効果を有することが確認された。
エネルギー節減効果を定量的に確認するために、実施例3の方法において中和工程の後段に連続するアンモニア回収工程の蒸留塔をAspen Plusを用いてシミュレーションを行った。具体的に、NH3 Distillation Towerを設計し、Physical Property Method ENRTL_RKを適用した。その結果、中和反応に追加的に投入される水の量を前記比較例と比較して約53%減少させた実施例3の場合、リボイラー(Reboiler)を基準に約27%のエネルギー節減効果を有することが確認された。
前記比較例、実施例および試験例を通じて分かるように、前記実施例1乃至3は、中和反応時に追加的に投入される水の量を前記比較例と比較して最大約53%まで減少させることができる。このような方法で、実施例1乃至3の方法は、中和反応時に塩化ナトリウム粒子を予め析出させて回収した後、分離された液体に対して後続工程を進行することによって、後続工程でのエネルギー消費量を低減できることが確認された。
Claims (5)
- エチレンジクロライドのアンモノリシス(ammonolysis)によりエチレンアミン類と塩化アンモニウムを含む生成物を得る段階と、
前記生成物に30乃至80重量%(W/V)の水酸化ナトリウム水溶液を添加して前記塩化アンモニウムの中和反応による塩化ナトリウム粒子を析出させる段階と、
析出された塩化ナトリウム粒子を固体−液体分離により回収する段階と、
前記固体−液体分離により回収された液体を精製してエチレンアミン類を回収する段階と、
を含むエチレンアミン類の製造方法。 - 前記アンモノリシスが、エチレンジクロライドと濃度20乃至80%アンモニア水溶液との反応により行われる、請求項1に記載のエチレンアミン類の製造方法。
- 前記アンモノリシスが、50乃至180℃の温度および80乃至180bar(8000乃至18000kPa)の圧力下で行われる、請求項1に記載のエチレンアミン類の製造方法。
- 前記エチレンアミン類が、エチレンジアミン(ethylenediamine)、ジエチレントリアミン( diethylenetriamine )、トリエチレンテトラミン(triethylenetetramine)、テトラエチレンペンタミン(tetraethylenepentamine)、ペンタエチレンヘキサミン(pentaethylenehexamine)、ヘキサエチレンヘプタミン(hexaethyleneheptamine)、ピペラジン(piperazine)、および1−(2−アミノエチル)ピペラジン(1−(2−aminoethyl)piperazine)からなる群より選ばれた1種以上の化合物である、請求項1に記載のエチレンアミン類の製造方法。
- 前記中和反応を通じて析出した塩化ナトリウム粒子の数平均粒径が、50乃至350μmである、請求項1に記載のエチレンアミン類の製造方法。
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