JP2015093712A - キャップの殺菌方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】キャップを簡易かつ迅速に殺菌する。【解決手段】多数のキャップ(1)をコンベア(4)上に不揃いな状態で投入し、これらキャップ(1)を、このコンベア(4)によってチャンバ(5)内を通過させ、チャンバ(5)内ではコンベア(4)の両側からコンベア(4)を横切る方向に過酸化水素水をスプレーし、このスプレーした過酸化水素水をコンベア(4)上のキャップ(1)の内外面に付着させる。【選択図】図2
Description
本発明は、ボトル等に装着されるキャップを殺菌する方法及び装置に関する。
従来、無菌雰囲気で殺菌処理されたボトル等の容器に殺菌された飲料を充填し、その口部を同じく殺菌処理されたキャップで閉じて無菌包装体とする無菌充填方法が提案されている。
この無菌充填方法において、キャップの殺菌処理は、過酸化水素のミストをキャップに吹き付けることにより行われる(例えば、特許文献1、2参照。)。
従来の過酸化水素水のミストを用いてキャップを殺菌する方法は、キャップを規則正しく一列に並べて搬送しながら、過酸化水素水をキャップに吹き付けて殺菌するので、殺菌効率を飛躍的に高めることができない。また、キャップを一列で走行させるための特別な装置を必要とするので、殺菌装置が高価となり、コストアップを招くという問題がある。
本発明は、このような問題点を解消することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。
すなわち、請求項1に係る発明は、多数のキャップ(1)をコンベア(4)上に不揃いな状態で投入し、これらキャップ(1)を、このコンベア(4)によってチャンバ(5)内を通過させ、チャンバ(5)内ではコンベア(4)の両側からコンベア(4)を横切る方向に過酸化水素水をスプレーし、このスプレーした過酸化水素水をコンベア(4)上のキャップ(1)の内外面に付着させるキャップの殺菌方法を採用する。
請求項2に記載されるように、請求項1に記載のキャップの殺菌方法において、上記過酸化水素水は加圧エアを用いた二流体スプレーによりミスト化することができる。
請求項3に記載されるように、請求項1又は請求項2に記載のキャップの殺菌方法において、上記過酸化水素水の濃度は20質量%〜35質量%とすることができる。
請求項4に記載されるように、請求項2又は請求項3に記載のキャップの殺菌方法において、過酸化水素水のミストに40℃〜150℃に加温エアを混合してもよい。
請求項5に記載されるように、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキャップの殺菌方法において、キャップ(1)の殺菌を開始する前に予め上記チャンバ(5)内を過酸化水素水のスプレーにより殺菌しておいてもよい。
また、請求項6に係る発明は、キャップ(1)を不揃いな状態で乗せて搬送するコンベア(4)と、このコンベア(4)の水平走行部に設置されたチャンバ(5)と、このチャンバ(5)内で上記コンベア(4)の両側からコンベア(4)を横切る方向に過酸化水素水をスプレーし、過酸化水素水をコンベア(4)上のキャップ(1)の内外面に付着させるスプレーノズル(10)とを具備したキャップの殺菌装置を採用する。
請求項7に記載されるように、請求項6に記載のキャップの殺菌装置において、上記スプレーノズルが、気化室内にスプレーした過酸化水素水を誘電加熱によって気化してチャンバ内に吐出する過酸化水素噴霧装置であるものとすることができる。
本発明によれば、有底筒状に形成された多数のキャップ(1)をコンベア(4)上に不揃いな状態で投入し、これらキャップ(1)を、このコンベア(4)によってチャンバ(5)内を通過させ、チャンバ(5)内ではコンベア(4)の両側からコンベア(4)を横切る方向に過酸化水素水をスプレーし、このスプレーした過酸化水素水をコンベア(4)上のキャップ(1)の内外面に付着させるキャップの殺菌方法であるから、キャップ成形機から放出されるキャップ(1)をコンベア(4)で受け止め、コンベア(4)上で不揃いな状態にしたままコンベア(4)ごとチャンバ(5)内に導入することで足りる。そして、チャンバ(5)内ではコンベア(4)の両側からコンベア(4)を横切る方向に過酸化水素水をスプレーするので、過酸化水素水のミストはコンベア(4)上のキャップ(1)の外面に付着する。その際、キャップ(1)はコンベア(4)上で過酸化水素水のミストの噴射や振動等によって転動しうるので過酸化水素水がキャップ(1)の外面にまんべんなく均一に付着する。また、同時に過酸化水素水のミストは横向きになったキャップ(1)の空洞内に流入し、キャップ(1)内面にも均一に付着する。これにより、キャップ(1)の全表面が過酸化水素によって適正に殺菌される。
また、上記本発明の方法を採用する結果、従来のようなキャップ整列装置等を必要とせず、大量のキャップを確実にかつ安価にて殺菌することができる。
以下に本発明の実施の形態について説明する。
<実施の形態1>
本発明が殺菌の対象とするキャップは、例えばポリプロピレン又はポリエチレンを射出成形することによって、図1に示すように、比較的浅い空洞を有する筒状体として形成される。
本発明が殺菌の対象とするキャップは、例えばポリプロピレン又はポリエチレンを射出成形することによって、図1に示すように、比較的浅い空洞を有する筒状体として形成される。
キャップ1の内周面には、ボトル2の口部に形成された雄ネジと螺合可能な雌ネジ1aが形成される。また、キャップ1の下端には、ボトル2の首部のフランジに係止されるタンパーエビデントリング1bが設けられる。
このキャップ1を殺菌する装置は、図2及び図3のように構成される。
図2及び図3中、符号4は無端ベルト式のコンベアを示す。このコンベア4の矢印で示す走行方向の上流側には、キャップ成形機(図示せず)が必要に応じて配置される。キャップ成形機から放出される成形済のキャップ1はコンベア4の上流部で図示しないホッパ等の使用によって受け止められる。図2に示すように、成形されたキャップ1は、コンベア4上に不揃いな向きで乗せられる。
コンベア4の中間部は水平に走行可能であり、この中間部にはチャンバ5がフード状に被せられる。
チャンバ5は、コンベア4を両側から挟むように配置される両側壁6と、両側壁6の前後端に配置された前後壁7,8と、両側壁6及び前後壁7,8の上側を遮蔽する天壁9とを有する。
両側壁6には、コンベア4の側縁側からコンベア4を横切る方向に過酸化水素水をスプレーするスプレーノズル10が各々取り付けられる。スプレーノズル10は両側壁6に一個ずつ取り付けることも可能であるが、望ましくは両側壁6にコンベア4の走行方向に向かって複数個ずつ配列される。
また、スプレーノズル10としては望ましくは二流体スプレーノズルが採用され、各ノズル10の一方の流路から過酸化水素水が供給され、他方の流路からは加圧エアが供給されるようになっている。
加圧エアが二流体スプレーノズル10内を高速で流れると、過酸化水素水が加圧エアに取り込まれミストとなって各ノズル10の先端からチャンバ5内に吐出される。この過酸化水素水の噴霧によるミストがコンベア4上のキャップ1の表面に付着する。
このミストに40℃〜150℃の加温エアを混合してキャップ1に噴霧してもよい。
図2及び図3中、符号12はこの加温エアを噴射するノズルを示す。このノズルから噴射された加温エアは上記二流体スプレーノズル10でミスト化された過酸化水素水と混じり合い、ミストを加温しつつキャップに向かって流れる。このミストの加温により、殺菌効果が高まる。
また、過酸化水素水のミストはチャンバ5内でコンベア4の両側からコンベア4を横切る方向に吐出され、キャップ1はコンベア4上で振動等によって転動しうるので過酸化水素水がキャップ1の外面にまんべんなく均一に付着する。コンベア4上で横転状態になったキャップにはその内外面に過酸化水素水のミストが付着しやすい。正立状態又は倒立状態でコンベア4上に乗ったキャップは、過酸化水素水のミストの風圧等によって横転状態になることから、それらの内外面にも過酸化水素水のミストが付着する。
さらに、二流体スプレーノズル10から吐出された過酸化水素水のミストはチャンバ5内に充満して循環することから、この流れに乗ったミストもキャップ1の表面に均一に付着する。これにより、すべてのキャップ1の全表面が過酸化水素によって適正に殺菌される。
上記キャップ1の殺菌に用いる過酸化水素水の濃度は20質量%〜35質量%であるのが望ましい。濃度が20質量%よりも小さいと、芽胞細菌が生残する等殺菌不良が生じやすくなり、また、35質量%よりも大きいと、多くの過酸化水素がキャップに残留しやすくなる。
また、上記過酸化水素水のミストには40℃〜150℃の加温エアを混ぜるのが望ましい。ミストの温度は40℃よりも低いと、殺菌不良を生じ易くなり、150℃よりも高いと、キャップ1に変形を生じ易くなるという問題がある。
上記チャンバ5の前後壁7,8には、コンベア4とその上に乗ったキャップ1が通過することができるように、開口7a,8aが形成される。また、天壁9には排気ダクト11が連結される。上記チャンバ5内に吐出された過酸化水素水のミストは図示しないブロアの駆動により排気ダクト11内に吸引され、回収装置へと流れる。これにより、過酸化水素水のミストは前後壁7,8の開口7a,8a等からチャンバ5外への流出が防止される。
上記コンベア4におけるチャンバ5よりも下流側は、図示しないコンテナ等の大型容器に向かって伸びている。上記チャンバ5内で過酸化水素水のミストが付着したキャップ1は、コンベア4により大型容器へと運ばれ、大型容器内に投入される。大型容器は所定量のキャップ1が入れられた後密閉され、保管され、ボトル詰め製品を作る工場へと搬送される。この保管、搬送の間においてもキャップ1はキャップ1と共に大型容器内に閉じ込められた過酸化水素によって殺菌される。
なお、上記コンベア4の上記チャンバ5よりも下流側は無菌充填機に接続されている場合もある。その場合は、殺菌されたキャップ1は飲料等が充填されたボトル2等の容器に直ちに装着される。
次に、上記キャップの殺菌装置の作用をキャップの殺菌方法と共に説明する。
キャップ1の殺菌処理を開始する前に予めスプレーノズル10から過酸化水素水がチャンバ5内にスプレーされ、チャンバ5内が殺菌処理される。
なお、チャンバ5内を殺菌処理する薬剤としては、過酸化水素水のほか、次亜塩素酸または過酢酸を成分に含むものを用いてもよい。
キャップ成形機の稼働により、成形されたキャップ1が走行するコンベア4の上流側に投入される。キャップ成形機から放出されるキャップ1はコンベア4の上流部で受け止められ、図2に示すように、コンベア4上に不揃いな状態となって乗る。
コンベア4上のキャップ1はコンベア4と共にチャンバ5内に入り、スプレーノズル10により過酸化水素水をスプレーされる。
このスプレーされた過酸化水素水のミストには、ノズル12から噴射される加温エアが必要に応じて混ぜられる。
過酸化水素水のミストはチャンバ5内でコンベア4の両側からコンベア4を横切る方向に吐出され、また、キャップ1はコンベア4上で振動等によって横転しうるので過酸化水素水がキャップ1の外面にまんべんなく均一に付着する。
また、正立状態又は倒立状態でコンベア4上に乗ったキャップ1は、スプレーノズル10から噴出する過酸化水素水のミストの風圧等により横向きになり、そのため、過酸化水素水のミストはキャップ1の空洞内に流入し、キャップ1の内面にも均一に付着する。
スプレーノズル10から吐出された過酸化水素水のミストは、チャンバ5内に充満して循環することから、このミストも流れつつキャップ1の表面に均一に付着する。これにより、すべてのキャップ1の全表面が過酸化水素によって均一に殺菌される。
キャップ1は過酸化水素水のミストを吹き付けられつつコンベア4と共にチャンバ5を通過し、コンテナ等の大型容器内に投入される。
あるいは、コンテナ等に梱包されることなく図示しない無菌充填機へと搬送され、ボトル2の口部等に被せられる。
<実施の形態2>
この実施の形態2では、実施の形態1における二流体スプレーノズル10に代えて、図4に示すノズルである過酸化水素噴霧装置が用いられる。
<実施の形態2>
この実施の形態2では、実施の形態1における二流体スプレーノズル10に代えて、図4に示すノズルである過酸化水素噴霧装置が用いられる。
図4に示すように、この過酸化水素噴霧装置は、過酸化水素水の供給手段と、供給された過酸化水素水を導入する気化室13と、供給された過酸化水素水を気化室13内で沸点以上に加熱して気化させる加熱手段とを具備する。
上記過酸化水素の供給手段は、気化室13内に過酸化水素水等の液状の過酸化水素を導入するもので、単なる導管であってもよいが、望ましくは、加圧エアによって液状の過酸化水素をスプレーする二流体ノズル等のスプレーノズル(図示せず)とされる。
上記気化室13は、加熱筒13aで形成される。加熱筒13aは望ましくは過酸化水素に対する耐食性を有したステンレス鋼等の金属製円筒体で形成される。この加熱筒13aは望ましくは垂直に設置され、その上端に上記過酸化水素をスプレーする二流体スプレーノズルが取り付けられる。また、加熱筒13aの下端には、ノズル部14が取り付けられる。ノズル部14は漏斗状に形成され、その下端に過酸化水素のガス又はミストの吐出口14aが設けられる。また、生じたガス又はミストを加熱エアにより搬送してノズルから吐出してもかまわない。
上記加熱手段は、上記加熱筒13aと、その外周壁に密着するように取り付けられた誘電加熱用導電部材15と、この誘電加熱用導電部材15の回りに巻回された誘導加熱コイル16とを具備する。
上記加熱筒13aはステンレス鋼とすると非磁性体であるため、後述する誘導電流の周波数を上げなければならない。周波数調整のためのインバータを省くためには、磁性を有する鉄のような材質からなる加熱筒13aの外周壁に密着しうる誘電加熱用導電部材15を設ける必要がある。磁性体であれば通常の低周波、交流電源で昇温することができる。この誘電加熱用導電部材15が加熱筒13aの外周壁に密着することにより、誘導加熱導電部材3に生じた熱が加熱筒13aに伝わる際の伝熱率が向上する。
誘導加熱コイル16は上記誘電加熱用導電部材15における円筒形の外周面に螺旋状に巻回される。図示例では一重に巻回されているが、多重に巻回することも可能である。この誘導加熱コイル16の始端側と終端側とが変圧器17を介して交流電源17に電気的に接続される。
なお、上記加熱手段は、加熱筒13aを磁性体で構成した場合等は、加熱筒13aと、その回りに巻回された誘導加熱コイル16とを具備したものとし、誘電加熱用導電部材15は省略することも可能である。この場合は、誘導加熱コイル16は加熱筒13aにおける円筒形の外周面に螺旋状に巻回される。
この誘導加熱コイル16に交流電源17からの交流電圧が印加されると、誘導加熱コイル16が交番磁束を発生し、誘電加熱用導電部材15に誘導電流が流れ、誘電加熱用導電部材15が発熱する。この誘電加熱用導電部材15から上記加熱筒13aに伝熱する結果、加熱筒13aが加熱される。
誘電加熱用導電部材15が省略された場合は、加熱筒13a自体に誘導電流が流れ、加熱筒13aが加熱される。
なお、変圧器17をインバータとし、このインバータにより交流電源17からの交流電圧を周波数変換して誘導加熱コイル16に通電することも可能である。ステンレス鋼のような非磁性体からなる加熱筒が採用される場合であって、誘電加熱用導電部材15が省略され、加熱筒が直接加熱されるときは変圧器17としてインバータが採用される。
上記誘電加熱用導電部材15や誘導加熱コイル16の回りはカバー19で覆われ、保護される。
なお、誘電加熱用導電部材15と誘導加熱コイル16の間には、無機材料からなる非導電性部材を設けてもかまわない。この非導電性部材の介在によって、誘電加熱用導電部材15から誘導加熱コイル16への熱伝導が抑制される。
図示しないが、上記加熱筒13a又は誘電加熱用導電部材15には温度センサが取り付けられる。この温度センサからの温度情報が上記変圧器17に送られ、この温度情報に基づいて変圧器17が制御され、これにより上記加熱筒13aの温度が制御される。
次に、上記構成の過酸化水素噴霧装置の作用について説明する。
交流電源17からの交流電圧が誘導加熱コイル16に印加されると、誘導加熱コイル16が交番磁束を発生し、誘電加熱用導電部材15に誘導電流が流れ、誘電加熱用導電部材15が発熱する。この誘電加熱用導電部材15の熱が加熱筒13aに伝わり、加熱筒13aが昇温する。加熱筒13aの温度は、上記温度センサ、変圧器17等により制御され、所望値に保持される。
加熱筒13aが所望の温度まで昇温すると、過酸化水素の供給手段であるスプレーノズルによって過酸化水素水等の液状過酸化水素が加熱筒13aの気化室13内に噴霧される。
過酸化水素の噴霧は、加熱筒13aの気化室13内で気化され、この気化ガスがノズル部14の吐出口14aから加熱筒13a外へ吐出される。
この加熱筒13a外へ吐出された過酸化水素のガスGはミスト化されてチャンバ5内に噴出し、殺菌対象であるキャップ1の表面に付着する。過酸化水素のガスGはキャップ1の表面に接触すると微細な滴となって高濃度の過酸化水素として凝縮結露し、キャップ1の表面を適正かつ速やかに殺菌する。
1…キャップ
4…コンベア
5…チャンバ
10…スプレーノズル
4…コンベア
5…チャンバ
10…スプレーノズル
Claims (7)
- 多数のキャップをコンベア上に不揃いな状態で投入し、これらキャップを、このコンベアによってチャンバ内を通過させ、チャンバ内ではコンベアの両側からコンベアを横切る方向に過酸化水素水をスプレーし、このスプレーした過酸化水素水をコンベア上のキャップの内外面に付着させることを特徴とするキャップの殺菌方法。
- 請求項1に記載のキャップの殺菌方法において、上記過酸化水素水は加圧エアを用いた二流体スプレーによりミスト化することを特徴とするキャップの殺菌方法。
- 請求項1又は請求項2に記載のキャップの殺菌方法において、上記過酸化水素水の濃度を20質量%〜35質量%とすることを特徴とするキャップの殺菌方法。
- 請求項2又は請求項3に記載のキャップの殺菌方法において、上記過酸化水素水のミストに40℃〜150℃の加温エアを混合することを特徴とするキャップの殺菌方法。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキャップの殺菌方法において、キャップの殺菌を開始する前に予め上記チャンバ内で過酸化水素水をスプレーすることによりチャンバ内を殺菌しておくことを特徴とするキャップの殺菌方法。
- キャップを不揃いな状態で乗せて搬送するコンベアと、このコンベアの水平走行部に設置されたチャンバと、このチャンバ内で上記コンベアの両側からコンベアを横切る方向に過酸化水素水をスプレーし、過酸化水素水をコンベア上のキャップの内外面に付着させるスプレーノズルとを具備したことを特徴とするキャップの殺菌装置。
- 請求項6に記載のキャップの殺菌装置において、上記スプレーノズルが、気化室内にスプレーした過酸化水素水を誘電加熱によって気化してチャンバ内に吐出する過酸化水素噴霧装置であることを特徴とするキャップの殺菌装置。
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