JP2015090338A - 流量測定装置 - Google Patents
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Abstract
Description
そして、吸気の流量を計測する流量センサ、および吸気の湿度を計測する湿度センサからのセンサ出力信号は、エンジン制御用の電子制御装置に送られて、燃料噴射制御、点火時期制御等の各種エンジン制御の演算に使用される。
ここで、湿度センサによる湿度計測と空気温度との間には、密接な関係があり、相対湿度は空気温度に従って変化する物理量であるため、湿度測定素子の周囲の温度環境は非常に重要である。従来例1の流量測定装置では、湿度測定素子を実装する空間部を発熱抵抗体よりも空気の流れ方向の上流側に設置することで、発熱抵抗体からの熱影響を回避している。
また、湿度測定素子を保護するための保護部材を無くすこともできるので、湿度センサ構造を簡略化することができる。
また、湿度測定素子を保護するための保護部材を無くすこともできるので、湿度センサ構造を簡略化することができる。
図1ないし図3は、本発明を適用した湿度センサを実装したエアフロメータ(実施例1)を示したものである。
流量測定装置は、吸気管の吸気通路(内燃機関の吸気通路:主流路)を流れる吸入空気(主流空気、吸気)の流量(吸気流量)および吸気の湿度(吸気湿度)に対応したセンサ出力信号を、外部回路であるエンジン制御ユニット(電子制御装置:ECU)に対して出力する熱式の空気流量計(以下エアフロメータ1)を備えている。
また、ECUは、エアフロメータ1より出力されるセンサ出力信号に基づいて吸気流量や流速を計測(算出)し、この算出した流量測定値をエンジン制御(例えば空燃比制御、燃料噴射制御等)に使用する。
また、ECUは、エアフロメータ1より出力されるセンサ出力信号に基づいて吸気流量だけでなく、主流空気(吸気)の流れ方向や吸気湿度も検出する。
ここで、エンジン制御では、例えば検出した流量測定値や湿度測定値に基づいて、インジェクタの噴孔からエンジンに噴射供給する燃料噴射量を演算する。そして、この演算された燃料噴射量に応じてインジェクタの通電時間(開弁期間)を可変制御する。
また、エアフロメータ1は、エアクリーナを通過した吸入空気、つまりダクト2の吸気通路5内を流れる主流空気の流量を計測(検出)する吸気流量検出装置(熱式空気流量センサ:以下流量センサ)6と、ダクト2の吸気通路5内を流れる主流空気の湿度を計測(検出)する吸気湿度検出装置(吸気湿度センサ:以下湿度センサ)7と、流量センサ6を収容保持すると共に、湿度センサ7の一部(突出部分)を吊り下げた状態で保持固定する合成樹脂製のセンサハウジングとを備えている。
なお、ダクト2の吸気通路5は、エンジンの気筒の吸気ポートおよび燃焼室に吸気を送り込むための主流路を構成している。
バイパスハウジング8は、ダクト2内に設置されている。このバイパスハウジング8の内部には、ダクト2内に形成された吸気通路5を流れる吸気(主流空気)の一部を取り込むバイパス流路11、12が形成されている。これらのバイパス流路11、12は、エアクリーナを通過した吸気の一部を取り込んで通過させるための第3、第1副流路を構成している。
なお、流量センサ6の流量測定素子(後述する)は、第1副流路を成すバイパス流路12の内部に実装されている。
また、バイパス流路11の下流端には、ダクト2の吸気通路5の下流側に臨むようにバイパスハウジング8の下流側端面(後端面)で開口し、バイパス流路11を通り抜けて吸気通路5の下流側へ向けて吸気を排出する第1流路出口14が設けられている。
また、バイパス流路12の下流側は、2つに分岐して分岐流路となっており、これらの分岐流路の出口端には、バイパス流路12を通り抜けて吸気通路5の下流側へ向けて吸気を排出する一対の第2流路出口(図示せず)が設けられている。これらの第2流路出口は、バイパスハウジング8の両側面で開口している。
バイパス流路12は、バイパス流路11を流れる吸気(バイパス流れ)の一部が流入し、且つダクト2の吸気通路5を迂回する空気流路(旋回流路)である。
この曲がり流路の途中には、流量センサ6の流量測定素子をバイパス流路12内に露出するように配置する流量センサ配置部18が設けられている。この流量センサ配置部18よりも吸気の流れ方向の上流側には、所定の曲率半径で湾曲する、あるいは略直角に屈曲する上流側曲がり部(屈曲部)が設けられている。また、流量センサ配置部18よりも吸気の流れ方向の下流側には、所定の曲率半径で湾曲する、あるいは略直角に屈曲する下流側曲がり部(屈曲部)が設けられている。
エアフロメータ1のセンサハウジングは、取付ネジ等のスクリューによってダクト2の取付壁体3に形成されたセンサ挿入孔(開口部)4の開口周縁(締結部)に取付ステー21が螺子締結されることにより、ダクト2の取付壁体3に固定される。
コネクタハウジング9の外側面には、複数のセンサターミナルの先端(外部接続部)を露出して収容する外部接続用コネクタのコネクタケース24が一体的に設けられている。また、コネクタハウジング9の上面からは、流量センサ6または湿度センサ7のセンサターミナル(後述する)を内蔵(収容)する有天筒状のターミナル収納部25が一体的に設けられている。
フランジ10の外周面には、円環状のリング溝が円周方向に延びるように形成されている。このリング溝には、センサ挿入孔4の孔壁面とフランジ10のリング溝の溝底面との間の環状隙間を気密シールするシール部材としてのOリング26が嵌め込まれている。
また、フランジ10の下端面には、湿度センサ7を吸気通路5内に突出(露出)するように湿度センサ7を吊り下げた状態で保持する凹状の湿度センサ配置部28が設けられている。この湿度センサ配置部28は、湿度センサ7の一部を収容するセンサ収容凹部を有し、このセンサ収容凹部は、フランジ10の下端面でフランジ10の略鉛直方向下向きに開口している。
流量センサ6の流量測定素子31は、バイパス流路12を流れる吸気の流量(吸気流量)に対応したセンサ出力信号(吸気流量信号)を、外部回路(ECU等)に対して出力する流量検出部(センシング部)である。
流量センサ6の処理回路チップに搭載されるヒータ駆動回路部で、ヒータ抵抗体を周囲の温度(吸気温度)に対してある一定温度だけ高くするように設定し、センサチップのメンブレン上の温度分布を空気温度検出抵抗体で検出し、ヒータ抵抗体よりも吸気流れ方向の上流側に配置された上流側の空気温度検出抵抗体とヒータ抵抗体よりも吸気流れ方向の下流側に配置された下流側の空気温度検出抵抗体との温度差を算出して吸気流量を測定する。
複数のセンサターミナルは、少なくとも第1〜第3センサターミナルを備えている。
第1センサターミナルは、ECUの電源側に電気接続されて、ECUから電力(例えばDC5V)の供給を受ける電源端子(中継配線)であって、処理回路チップの電極パッドと電気接続(導通接合)されている。また、第1センサターミナル1は、外部接続用コネクタの第1コネクタターミナル(電源端子)に電気接続されている。
第3センサターミナルは、ECUのグランド(GND)側に電気接続されるGND端子(中継配線)であって、処理回路チップの電極パッドと電気接続(導通接合)されている。また、第3センサターミナルは、外部接続用コネクタの第3コネクタターミナル(GND端子、接地端子)に電気接続されている。
湿度センサ7は、例えば静電容量式のものが使用され、平板状のシリコン半導体基板上に絶縁膜が形成されている。この絶縁膜上には、同一面上に離間して対向するように一対の櫛歯状電極が形成されている。これらの一対の櫛歯状電極の上には、保護膜が形成されている。そして、保護膜上には、両櫛歯状電極を覆うように、湿度に応じて容量値が変化する感湿膜が形成されている。
湿度センサ7の湿度測定素子33は、バイパス流路32を流れる(または出入りする)吸気の湿度(吸気湿度)に対応したセンサ出力信号(吸気湿度信号)を、外部回路(ECU等)に対して出力する湿度検出部(センシング部)である。
なお、湿度センサ7のセンサケース35の詳細は、後述する。
第4センサターミナル36は、ECUの電源側に電気接続されて、ECUから電力(例えばDC5V)の供給を受ける電源端子(中継配線)であって、半導体チップ34の基端側に設けられる電極パッドと電気接続(導通接合)されている。また、第4センサターミナル36は、外部接続用コネクタの第1コネクタターミナル(電源端子)に電気接続されている。
第6センサターミナル36は、ECUの湿度センサ入力部に電気接続されて、湿度センサ7から出力される湿度信号をECUに出力する湿度センサ出力端子(中継配線)であって、半導体チップ34の基端側に設けられる電極パッドと電気接続(導通接合)されている。また、第6センサターミナル36は、外部接続用コネクタの第4コネクタターミナル(湿度センサ出力端子、第2出力端子)に電気接続されている。
センサケース35は、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂によって直方体形状となるように一体的に形成されている。このセンサケース35は、エアフロメータ1のセンサハウジング(フランジ10)の外部に付属する形で、且つ一部(先端側、図示下端側の部位)がダクト2の吸気通路5内に露出(突出)するようにフランジ10の湿度センサ配置部28に搭載されている。
センサケース35は、その湿度測定素子33が、バイパス流路32内に露出するように実装(配置)されている。また、センサケース35は、吸気通路5とバイパス流路32とを連通する長方形状の連通口37を有している。
ここで、センサケース35の内部に形成されるバイパス流路32は、連通口37を介して、ダクト2の吸気通路5を流れる主流空気が出入り可能な直方体形状の内容積を有する空間部のことである。
以上のように、本実施例のエアフロメータ1においては、バイパス流路12を流れる吸気の流量(吸気流量)に対応した吸気流量信号をECUに対して出力する流量測定素子31が、バイパスハウジング8のバイパス流路12の内部に実装された流量センサ6と、エアフロメータ1のセンサハウジング(フランジ10)の外部に付属する形で、且つダクト2の吸気通路5内に露出するようにフランジ10の湿度センサ配置部28に搭載された合成樹脂製のセンサケース35を有する湿度センサ7とを備えている。この湿度センサ7は、湿度測定素子33を有し、この湿度測定素子33は、センサケース35の内部のバイパス流路32内に露出(突出)するように配置(実装)されている。
また、湿度センサ7、特に湿度測定素子33を保護するための保護部材を無くすことができるので、エアフロメータ1における湿度センサ7の周辺構造を簡略化することができる。
図4は、本発明を適用した湿度センサ(実施例2)を示したものである。
ここで、実施例1と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
バイパス流路32の上流端には、センサケース35の下端面で開口したバイパス入口(以下流路入口)41が設けられている。また、バイパス流路32の下流端には、センサケース35の下端面で開口したバイパス出口(以下流路出口)42が設けられている。
以上のように、本実施例のエアフロメータ1においては、実施例1と同様な効果を奏する。
図5は、本発明を適用した湿度センサ(実施例3)を示したものである。
ここで、実施例1及び2と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
複数の第1板部材44aは、連通口37を部分的に塞ぐように設置されて、連通口37を2つの連通口37a、37bに区画形成している。
これにより、湿度センサ7の湿度測定素子33の湿度応答性を低下させず、飛来する水、汚損物質から保護することができる。
以上のように、本実施例のエアフロメータ1においては、実施例1及び2と同様な効果を奏する。
図6は、本発明を適用した湿度センサ(実施例4)を示したものである。
ここで、実施例1〜3と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
これにより、湿度センサ7の湿度測定素子33の湿度応答性を低下させず、飛来する水、汚損物質から保護することができる。
以上のように、本実施例のエアフロメータ1においては、実施例1〜3と同様な効果を奏する。
図7は、本発明を適用した湿度センサ(実施例5)を示したものである。
ここで、実施例1〜4と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
以上のように、本実施例のエアフロメータ1においては、実施例1〜4と同様な効果を奏する。
本実施例では、流量センサ6の流量測定素子31として、シリコン基板の表面上に所定のパターンで形成される薄膜抵抗体(発熱抵抗体および第1〜第4空気温度抵抗体)を用いたが、流量センサ6の流量測定素子31として、円筒状のボビン、このボビンの両端に挿入される一対のリードワイヤ、ボビンの外周に巻き付けられてリードワイヤに接続される抵抗線、この抵抗線およびリードワイヤを保護する保護膜等によって構成される発熱抵抗体および少なくとも1つまたは複数の空気温度抵抗体を用いても良い。
なお、本実施例では、請求項1及び2に記載の発明を実施例1〜7に適用しているが、請求項1又は2に記載の発明を実施例1〜7に適用しても良い。
また、センサケース35の先端面(図示下端面)で開口した連通口37全面を覆うように、例えば100μm以下の水蒸気のみを通すフィルタを装着しても良い。
5 ダクトの吸気通路(主流路)
8 バイパスハウジング(センサハウジング)
10 フランジ(センサハウジング)
12 バイパス流路(第1副流路)
31 流量センサの流量測定素子
32 バイパス流路(第2副流路、空間部)
33 湿度センサの湿度測定素子
35 湿度センサのセンサケース
37 センサケースの連通口
Claims (10)
- 内燃機関に空気を供給するダクト(2)内を流れる空気の流量および湿度を計測する流量測定装置(1)において、
前記ダクト(2)内に形成された主流路(5)を流れる空気の一部を取り込んで通過させるための第1副流路(12)が形成されたハウジング(8〜10)と、
このハウジング(8〜10)の第1副流路(12)の内部に実装されて、前記第1副流路(12)を流れる空気の流量に対応した信号を出力する流量測定素子(31)を有する流量センサ(6)と、
前記主流路(5)を流れる空気の一部を取り込むための第2副流路(32)が形成されたセンサケース(35)、およびこのセンサケース(35)の第2副流路(32)の内部に実装されて、前記第2副流路(32)を流れる空気の湿度に対応した信号を出力する湿度測定素子(33)を有する湿度センサ(7)と
を備え、
前記センサケース(35)は、前記ハウジング(8〜10)の外部に付属する形で、且つ前記主流路(5)内に露出するように前記ハウジング(8〜10)に搭載されて、前記主流路(5)と前記第2副流路(32)とを連通する連通口(37、41、42)を有し、
前記連通口(37、41、42)は、前記主流路(5)を流れる空気の動圧を受けない向きに開口していることを特徴とする流量測定装置。 - 内燃機関に空気を供給するダクト(2)内を流れる空気の流量および湿度を計測する流量測定装置(1)において、
前記ダクト(2)内に形成された主流路(5)を流れる空気の一部を取り込んで通過させるための第1副流路(12)が形成されたハウジング(8〜10)と、
このハウジング(8〜10)の第1副流路(12)の内部に実装されて、前記第1副流路(12)を流れる空気の流量に対応した信号を出力する流量測定素子(31)を有する流量センサ(6)と、
前記主流路(5)を流れる空気の一部を取り込むための第2副流路(32)が形成されたセンサケース(35)、およびこのセンサケース(35)の第2副流路(32)の内部に実装されて、前記第2副流路(32)を流れる空気の湿度に対応した信号を出力する湿度測定素子(33)を有する湿度センサ(7)と
を備え、
前記センサケース(35)は、前記ハウジング(8〜10)の外部に付属する形で、且つ前記主流路(5)内に露出するように前記ハウジング(8〜10)に搭載されて、前記主流路(5)と前記第2副流路(32)とを連通する連通口(37、41、42)を有し、
前記連通口(37、41、42)は、前記センサケース(35)の略鉛直方向下向きに配置されていることを特徴とする流量測定装置。 - 請求項1または請求項2に記載の流量測定装置(1)において、
前記センサケース(35)は、前記ハウジング(8〜10)とは別体で構成されていることを特徴とする流量測定装置。 - 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載の流量測定装置(1)において、 前記湿度センサ(7)は、前記湿度測定素子(33)を、前記連通口(37、41、42)に向かって投影したとき、前記センサケース(35)の一部(44、45)によって隠される形状を備えたことを特徴とする流量測定装置。
- 請求項4に記載の流量測定装置(1)において、
前記湿度センサ(7)は、前記湿度測定素子(33)を隠す部材(44、45)が略千鳥格子形状によって構成されていることを特徴とする流量測定装置。 - 請求項5に記載の流量測定装置(1)において、
前記湿度センサ(7)は、前記湿度測定素子(33)を隠す部材(45)が、前記主流路(5)を流れる空気の流れ方向に対して所定の傾斜角度の傾きを持った形状によって構成されていることを特徴とする流量測定装置。 - 請求項5または請求項6に記載の流量測定装置(1)において、
前記湿度センサ(7)は、前記湿度測定素子(33)を隠す部材(45)が、前記主流路(5)を流れる空気の動圧を受ける方向に対して所定の傾斜角度の傾きを持った形状によって構成されていることを特徴とする流量測定装置。 - 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載の流量測定装置(1)において、 前記連通口とは、前記第2副流路(32)を流れる空気の流れ方向の上流端で開口した流路入口(41)のことであることを特徴とする流量測定装置。
- 請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1つに記載の流量測定装置(1)において、 前記連通口とは、前記第2副流路(32)を流れる空気の流れ方向の下流端で開口した流路出口(42)のことであることを特徴とする流量測定装置。
- 請求項1ないし請求項9のうちのいずれか1つに記載の流量測定装置(1)において、 前記第2副流路とは、前記連通口(37)を介して、前記主流路(5)を流れる空気が出入り可能な空間部(32)のことであることを特徴とする流量測定装置。
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