JP2015088228A - ばね押圧構造、並びにばね押圧構造を備えた端子、シールドケース及びコネクタ - Google Patents

ばね押圧構造、並びにばね押圧構造を備えた端子、シールドケース及びコネクタ Download PDF

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裕太 片岡
潤 梅津
Jun Umezu
潤 梅津
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Keiichi Ouchi
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Abstract

【課題】発生する応力の集中を緩和することが可能なばね押圧構造、並びにそのばね押圧構造を備えた端子及びシールドケース、並びにそのばね押圧構造によりシール機能を確保することが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】弾性を有する導体板400を屈曲して形成されたばね部4によって、ばね部4と相対移動可能な雄端子12を押圧するばね押圧構造であって、ばね部4は、雄端子12に当接する当接部としての頂部43と、頂部43から雄端子12との相対移動方向に沿って延在する一対の延在部41,42とを有し、導体板400において、一対の延在部41,42のうち少なくとも一方の延在部となる部分は、その延在方向の少なくとも一部において頂部となる部分43aの曲げ剛性よりも曲げ剛性が低い低剛性部410a,420aを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、導体板を屈曲して形成されたばね部によって被押圧部材を押圧するばね押圧構造、並びにばね押圧構造を備えた端子、シールドケース及びコネクタに関する。
従来、ばね押圧構造を備えた端子として相手側端子である雄端子に弾性的に接触するばね部材を備えた雌端子が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の端子接続構造では、互いに接触して電気的に接続される雄端子及び雌端子を備えている。雄端子は、平板状の底部と、底部に対して略直角方向に折り曲げられた一対の起立部とを有する接触部(挿入接触部)を備えている。雌端子は、内側に雄端子の接触部が挿入される枠部を一端に有し、その枠部の内部には、雄端子の接触部に当接する当接部(湾曲部)を有するばね部材が収容され、このばね部材の当接部によって雄端子の接触部が枠部の底面に弾性的に押し付けられる。これにより、雄端子と雌端子とが電気的に接続される。
また、特許文献2に記載のコネクタは、シールド電線の導出方向に片持ち状に突出するばね部(弾性接触片)が形成されたシールドシェルと、シールド電線の外周に設けられ、ばね部の近傍に配置されたシール部材(ゴム栓)とを備えている。シールドシェルのばね部には、コネクタを相手側機器に取り付ける際に相手側機器のシールドケースの内面に当接する当接部が形成されている。シール部材は、シールド電線の外周面と相手側機器のシールドケースの内面との間をシールする。
特開2013−65522号公報 特開2003−189455号公報
特許文献1に記載の端子接続構造において、雄端子によって雌端子の枠部の底面とは反対側に向かってばね部材が押し付けられる力が加わった場合、ばね部材の一部に応力が集中してばね部材が塑性変形してしまい、当接部において雄端子の接触部を押し付ける弾性力が低下する可能性がある。
また、特許文献2に記載のコネクタでは、シールド電線がシールドシェルに対して大きく傾いた場合、シールドシェルのばね部の一部に応力が集中してばね部が塑性変形してしまい、当接部が相手側機器のシールドケースの内面に当接せず、シールドシェルががたついてばね部の近傍に配置されたシール部材のシール機能が十分に発揮されない可能性がある。
そこで、本発明は、ばね部に発生する応力の集中を緩和することが可能なばね押圧構造、並びにそのばね押圧構造を備えた端子及びシールドケース、並びにそのばね押圧構造によりシール機能を確保することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、弾性を有する導体板を屈曲して形成されたばね部によって、前記ばね部と相対移動可能な被押圧部材を押圧するばね押圧構造であって、前記ばね部は、前記被押圧部材に当接する当接部と、前記当接部から前記被押圧部材との相対移動方向に沿って延在する一対の延在部とを有し、前記導体板において、前記一対の延在部のうち少なくとも一方の延在部となる部分は、その延在方向の少なくとも一部において前記当接部となる部分の曲げ剛性よりも曲げ剛性が低い低剛性部を含むばね押圧構造を提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、電線の導体を加締める加締め部と、相手側端子に当接する当接部及び前記当接部から前記相手側端子との相対移動方向に延在する一対の延在部を有するばね部とを備え、前記ばね部は、導体板を屈曲して形成され、前記導体板において、前記一対の延在部のうち少なくとも一方の延在部となる部分は、その延在方向の一部において前記当接部となる部分の曲げ剛性よりも曲げ剛性が低い低剛性部を含む端子を提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、導体板を屈曲して形成され、ケーブルの外周側に配置される筒状のシールドケースであって、一側の端部を前記ケーブルの延伸方向に折り返して形成されたばね部を備え、前記ばね部は、被押圧部材に当接する当接部と、前記当接部から前記ケーブルの延伸方向に沿って延在する一対の延在部とを有し、前記導体板において、前記一対の延在部のうち少なくとも一方の延在部となる部分は、その延在方向の一部において前記当接部となる部分の曲げ剛性よりも曲げ剛性が低い低剛性部を含むシールドケースを提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、前記シールドケースと、前記ケーブルの外周側かつ前記シールドケースの前記ばね部の近傍に配置されたシール部材とを備えたコネクタを提供する。
本発明に係るばね押圧構造、並びにそのばね押圧構造を備えた端子及びシールドケースによれば、ばね部に発生する応力の集中を緩和することが可能である。さらに、そのばね押圧構造を備えたコネクタによれば、シール機能を確保することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る雌端子と雄端子との接続状態を示す斜視図である。 雄端子の斜視図である。 雌端子を示し、(a)は斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図である。 (a)は、雌端子のばね部を示す斜視図であり、(b)は、ばね部を形成する導体板を示す平面図である。 (a)〜(c)は、延在部となる部分における低剛性部についての説明図である。 (a)は、図1のA−A線断面図であり、(b)は、図1のB−B線断面図である。 (a)は、本発明の第1の実施の形態の変形例に係る雌端子のばね部を示す斜視図であり、(b)は、ばね部を構成する導体板を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る雄コネクタが雌コネクタに嵌合した状態を示す断面図である。 図8のD部拡大図である。 雄側シールドケースを示し、(a)は斜視図、(b)は(a)のE−E線断面図である。 フェルール及びその周辺部を示す断面模式図である。 雄側シールドケースを構成する導体板の一部を示す平面図である。 雄側シールドケースの第1の底部側ばね部を示す拡大図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る雌端子と雄端子との接続状態を示す斜視図である。
この雌端子11及び雄端子12は、例えば100A以上の大電流用のコネクタ等に用いられる。
雄端子12は、一側の端部に、雌端子11に接触することにより電気的に接続される接触部21が、他側の端部に、外部機器に電気的に接続される機器接続部22が、それぞれ形成されている。外部機器は、例えばインバータ、モータ、バッテリ等である。接触部21と機器接続部22とは、連結部23によって連結されている。機器接続部22の連結部23及び接触部21とは反対側の端部には、外部機器に取り付けるためのボルトが挿通される機器接続穴220が形成されている。
雌端子11は、雄端子12の接触部21が挿入される直方体形状の枠部31と、電線の導体を加締める加締め部32と、枠部31及び加締め部32を連結する連結部33とを一体に有している。
(雄端子12の構成)
次に、雄端子12について、図2を参照してより具体的に説明する。
図2は、雄端子12の斜視図である。
雄端子12は、例えば銅、炭素鋼、ステンレス鋼、銅合金等の導電性を有する平板を用いて形成されている。本実施の形態では、表面に錫メッキが施された厚さ2〜3mm程度の銅板を用いて、例えば打ち抜き加工を行った後、折り曲げ加工を行って形成されている。
接触部21は、平板状の底部211と、底部211の両端部を折り曲げて立設された一対の起立部212a,212bとを有している。本実施の形態では、一対の起立部212a,212bと底部211とのなす角は、それぞれ実質的に90°である。
一対の起立部212a,212bには、それぞれ雄端子12を収容するハウジング(図略)に係止される係止部232a,232bが底部211とは反対側に向かって突出して形成されている。係止部232a,232bは、それぞれ起立部212a,212bにおける連結部23(機器接続部22)側に形成されている。連結部23は、起立部212a,212bから連続して円弧状に形成された円弧部231a,231bを有している。
(雌端子11の構成)
次に、雌端子11の構成について、図3を参照してより具体的に説明する。
図3は、雌端子11を示し、図3(a)は斜視図、図3(b)は図3(a)のC−C線断面図である。
雄端子12と同様にして、雌端子11は、例えば銅、炭素鋼、ステンレス鋼、銅合金等の導電性を有する平板を用いて形成されている。本実施の形態では、表面に錫メッキが施された厚さ2〜3mm程度の銅板を用いて、例えば打ち抜き加工を行った後、折り曲げ加工を行って形成されている。
加締め部32は、長円状に扁平した筒状を有している。加締め部32の内部空間には、電線の端部において露出した導体が挿入され、加締め部32の外側から導体が加締められることによって導体と雌端子11(加締め部32)とが電気的に接続される。
枠部31は、底部311、一対の側部312a,312b、及び上部313から構成され、断面は矩形状を有している。図3(b)に示すように、枠部31の内側には、雄端子12に当接するばね部4が設けられている。なお、ばね部4の詳細な構成については後述する。
上部313は、その中央に、枠部31の内側(底部311)に向かって折り込んで形成された折り込み部315が設けられている。折り込み部315は、ばね部4を押える機能を有している。
図3(a)に示すように、上部313と一方の側部312aとの角、及び上部313と他方の側部312aとの角には、後述するばね部4の複数の爪部がそれぞれ係止される複数(本実施の形態では4つ)の係止穴314が形成されている。本実施の形態では、上部313と一方の側部312aとの角に2つの係止穴314が、上部313と他方の側部312aとの角に2つの係止穴314が、それぞれ形成されている。
底部311には、電線の延伸方向(雄端子12の挿入方向)に沿って延びる一対の凸部316a,316bが形成されている。一対の凸部316a,316bは、上部313側に向かって突出し、雄端子12における接触部21の底部211に接触する。
連結部33は、枠部31の底部311の一端部から加締め部32に向かって連続して形成された連結底部331と、枠部31の一対の側部312a,312bの一端部から加締め部32に向かって延びる一対の連結側部332a,332bとを有している。
(ばね部4の構成)
次に、ばね部4の構成について、図4及び図5を参照して説明する。
図4(a)は、雌端子11のばね部4を示す斜視図であり、図4(b)は、ばね部4を形成する導体板400を示す平面図である。
図5は、第1の延在部となる部分41aにおける低剛性部410a及び第2の延在部となる部分42aにおける低剛性部420aについての説明図であり、(a)は導体板400の平面図、(b)は低剛性部410a,420aを矢印Y方向から見たときの側面拡大図、(c)は頂部となる部分43aを矢印Y方向から見たときの側面拡大図である。なお、図5(b)及び図5(c)において、力Fが加わった状態を実線で、力Fが加わっていない状態を二点鎖線で示している。
ばね部4は、弾性を有する基体400aを例えば打ち抜き加工し、その打ち抜かれた導体板400を屈曲して形成されている。基体400aは、例えばステンレス鋼、リン青銅、ベリリウム銅等の金属材料を用いることができる。また、基体400aの厚さは、例えば0.5〜2.0mm程度である。
ばね部4は、雄端子12に当接する当接部としての頂部43と、頂部43から雄端子12との相対移動方向に延在する一対の延在部(第1の延在部41及び第2の延在部42)と、複数(本実施の形態では4つ)の爪部44a,44bとを一体に有している。雄端子12は、本発明における被押圧部材の一態様である。
ここで、「当接」とは、被押圧部材(雄端子12)に対して弾性的に押し付けながら接触することをいう。また、「相対移動方向」とは、雄端子12を雌端子11に挿入する方向、及び雄端子12を雌端子11から引き抜く方向である。本実施の形態では、この相対移動方向がばね部4の長手方向である。
図4(b)に示す導体板400において、第1の延在部となる部分41a及び第2の延在部となる部分42aは、その延在方向(図5(a)における両矢印X方向)の少なくとも一部において、頂部となる部分43aの曲げ剛性よりも曲げ剛性が低い低剛性部410a,420aを含んで形成されている。
ここで、「曲げ剛性」とは、物体に力が加わったとき、その物体の曲げ変化(変形)のしにくさを示したものをいう。一般に、曲げ剛性は、単位変形を起こす際に必要となる力(荷重/変形量)で表される。すなわち、曲げ剛性kは、変形量δに反比例する。図5(a)〜(c)を参照して、より具体的に説明する。
図5(b)に示すように、低剛性部410a,420aにおいて、第1の延在部となる部分41a及び第2の延在部となる部分42aの延在方向(図5(a)の両矢印X方向)の両端を支点として重心G,Gに力Fを加えたとき、低剛性部410a,420aは加えた力Fの方向にそれぞれδ,δだけ変位する。このとき、低剛性部410a,420aのそれぞれの曲げ剛性は、k=F/δ、k=F/δで表される。
図5(c)に示すように、頂部となる部分43aにおいて、第1の延在部となる部分41a及び第2の延在部となる部分42aの延在方向の両端を支点として重心Gに力Fを加えたとき、頂部となる部分43aは加えた力Fの方向にδだけ変位する。このとき、頂部となる部分43aの曲げ剛性は、k=F/δで表される。
ここで、低剛性部410a,420aにおける変位量(変形量)δ,δは、頂部となる部分43aにおける変位量δよりも大きい。したがって、低剛性部410a,420aの曲げ剛性k,kの値は、頂部となる部分43aの曲げ剛性kの値よりも小さくなる(k=k<k)。なお、ばね部4が有する弾性限度を超えない範囲(フックの法則が適用可能な範囲)であることを前提とする。以上より、比較対象の物体又は部分に対して、同じ力を加えたときの変化量の大きい部分を曲げ剛性が低いと定義する。
本実施の形態では、低剛性部410a,420aは、第1の延在部となる部分41a及び第2の延在部となる部分42aの延在方向に直交する方向における導体板400の導体幅を頂部となる部分43aにおける導体幅よりも狭くすることにより形成されている。
より具体的には、第1の延在部となる部分41aにおける低剛性部410aは、延在方向に直交する方向(導体板400の短手方向)の両端部に切り欠き411a,411bを設けることにより、第2の延在部となる部分42aにおける低剛性部420aは、延在方向に直交する方向の両端部に切り欠き421a,421bを設けることにより、それぞれ形成されている。
すなわち、図4(a)に示すように、第1の延在部41には、雄端子12との相対移動方向に直交する方向(ばね部4の短手方向)の両端部に切り欠き411a,411bがそれぞれ形成され、第2の延在部42には、雄端子12との相対移動方向に直交する方向(ばね部4の短手方向)の両端部に切り欠き421a,421bがそれぞれ形成されている。
切り欠き411a,411bは、第1の延在部41(第1の延在部となる部分41a)の短手方向の両端部から円弧状に切り欠かれて形成されている。同様にして、切り欠き421a,421bは、第2の延在部42(第2の延在部となる部分42a)の短手方向の両端部から円弧状に切り欠かれて形成されている。
図4(b)に示すように、第1の延在部となる部分41aにおける短手方向の導体幅D及び第2の延在部となる部分42aにおける短手方向の導体幅Dは、頂部となる部分43aにおける短手方向の導体幅Dよりも狭く形成されている(D<D、D<D)。
本実施の形態では、第1の延在部となる部分41aにおける短手方向の導体幅D及び第2の延在部となる部分42aにおける短手方向の導体幅Dは、頂部となる部分43aにおける短手方向の導体幅Dの半分である(D=D=(1/2)×D)。ここで、第1の延在部となる部分41aにおける短手方向の導体幅Dは、切り欠き411a,411b間の距離が最も短い部分の幅であり、第2の延在部となる部分42aにおける短手方向の導体幅Dは、切り欠き421a,421b間の距離が最も短い部分の幅である。
なお、本実施の形態では、第1の延在部となる部分41a(第1の延在部41)に切り欠き411a,411bが形成されると共に、第2の延在部となる部分42a(第2の延在部42)に切り欠き421a,421bが形成されているが、これに限らず、第1の延在部となる部分41a及び第2の延在部となる部分42aのうち少なくとも一方の延在部に切り欠きが形成されていればよく、また、切り欠きの数についても特に制限はない。
すなわち、第1の延在部となる部分41a及び第2の延在部となる部分42aは、短手方向における導体幅が、第1の延在部となる部分41a及び第2の延在部となる部分42aのうち少なくとも一方の延在部となる部分において頂部となる部分43aにおける短手方向の導体幅よりも狭ければよい。
また、本実施の形態では、低剛性部410a,420aは、厚み方向の寸法を等しく(0.1mm程度の差異は誤差とする)して、短手方向の導体幅を頂部となる部分43aにおける短手方向の導体幅よりも狭くすることにより形成されているが、これに限らず、例えば低剛性部410a,420aにおける導体板400の厚みを薄くしたり、曲げ剛性の低い素材を適用する等によって低剛性部410a,420aを形成してもよい。
第1の延在部41には、4つの爪部44a,44bのうち2つの爪部44aが頂部43とは反対側の端部に設けられている。爪部44aは、ばね部4の短手方向において第1の延在部41から外側に向かって突出すると共に、連結部413によって第1の延在部41にそれぞれ連結されている。
同様にして、第2の延在部42には、4つの爪部44a,44bのうち2つの爪部44bが頂部43とは反対側の端部に設けられている。爪部44bは、ばね部4の短手方向において第2の延在部42から外側に向かって突出すると共に、連結部423によって第2の延在部42にそれぞれ連結されている。
(雌端子11と雄端子12との接続)
次に、雌端子11と雄端子12との接続について、図6を参照して説明する。図6(a)は、図1のA−A線断面図であり、図6(b)は、図1のB−B線断面図である。
図6(a)に示すように、雌端子11におけるばね部4は、頂部43が枠部31の底部311に向かって湾曲した状態で枠部31に取り付けられている。より具体的には、第1の延在部41は、頂部43から枠部31の上部313の一側に向かって斜め(図6(a)における左斜め上方向)に延在しており、第2の延在部42は、頂部43から枠部31の上部313の他側に向かって斜め(図6(a)における右斜め上方向)に延在している。雌端子11は、その一部が、第1の延在部41、頂部43、及び第2の延在部42と、枠部31の上部313とによって、断面視において略三角形状、具体的には、角の取れた頂点を有する三角形状に形成されている。
雄端子12は、接触部21の底部211がばね部4の頂部43と枠部31の底部311との間に介在するように、雌端子11の枠部31の内部に挿入される。このとき、雄端子12の底部211は、雌端子11の凸部316a,316bに接触し、起立部212a,212bは、ばね部4をその短手方向に挟むように配置される。
ばね部4の頂部43は、雌端子11に挿入された雄端子12の底部211を枠部31の凸部316a,316b(底部311)に向かって押し付けるように雄端子12の底部211に弾性的に接触する。本実施の形態では、ばね部4の頂部43は、雄端子12の底部211に対して線接触しているが、これに限らず、面接触していてもよい。したがって、例えば雌端子11は、雄端子12の底部211に当接する面(平面)を含む一部が、断面視において略四角形状(台形状)に形成されていてもよい。
また、ばね部4の頂部43は、雄端子12の底部211を枠部31の凸部316a,316b(底部311)に向かって押圧すると共に、雄端子12の底部211からその押圧力に対する反力を受ける。これにより、ばね部4が撓む。
ここで、第1の延在部41(第1の延在部となる部分41a)に切り欠き411a,411b(図4(a)参照)が、第2の延在部42(第2の延在部となる部分42a)に切り欠き421a,421bが、それぞれ形成されていない場合、雄端子12の反力によりばね部4に発生する応力は、頂部43及び4つの爪部44a,44bの5箇所に分散される。
一方、本実施の形態のように、第1の延在部41に切り欠き411a,411b(図4(a)参照)が、第2の延在部42に切り欠き421a,421bが、それぞれ形成されている場合、雄端子12の反力によりばね部4に発生する応力は、頂部43、4つの爪部44a,44bに加えて、第1の延在部41、及び第2の延在部42の計7箇所に分散される。
以上により、雄端子12の底部211は、ばね部4の頂部43及び枠部31の凸部316a,316bに接触して、雌端子11と雄端子12とが電気的に接続される。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)導体板400において、第1の延在部となる部分41aには、切り欠き411a,411bが、第2の延在部となる部分42aには、切り欠き421a,421bが、それぞれ形成されているため、雄端子12が雌端子11の枠部31の内部に挿入された際、ばね部4が撓み易くなる。つまり、第1の延在部となる部分41a及び第2の延在部となる部分42aは、頂部となる部分43aの曲げ剛性よりも曲げ剛性の低い低剛性部410a,420aを含んで形成されているため、ばね部4の頂部43が雄端子12を押圧することによりばね部4で発生する応力が、第1の延在部41及び第2の延在部42にも分散される。したがって、ばね部4のばね押圧構造によって、頂部43及び4つの爪部44a,44bの5箇所に集中していた応力が緩和され、1箇所あたりの応力の大きさが低減される。
(2)ばね部4は、例えば、ばね部40を構成する材料(導体板400)自体の仕様変更等によることなく、第1の延在部となる部分41aに形成された切り欠き411a,411b、及び第2の延在部となる部分42aに形成された切り欠き421a,421bの形状、位置、数等を変えることにより、低剛性部410a,420aにおける曲げ剛性の高低を容易に調整することが可能である。
(3)ばね部4の第1の延在部41には、切り欠き411a,411bが、第2の延在部42には、切り欠き421a,421bが、それぞれ形成されていることにより、第1の延在部41及び第2の延在部42における短手方向の導体幅が頂部43における短手方向の導体幅よりも狭くなり、ばね部4の周囲に他の部品等が配置可能になる等、雌端子11の小型化につながる。
(4)ばね部4は、第1の延在部41及び第2の延在部42を有しているため、片持ち梁のばね部と比較して、頂部43を雄端子12の底部211に向けてより強く押圧することが可能である。
(第1の実施の形態の変形例)
また、第1の実施の形態に係る雌端子11は、例えば以下のように変形して実施することも可能である。
本変形例に係る雌端子11は、ばね部40における第1の延在部45及び第2の延在部46の構成が、第1の実施の形態に係る雌端子11のばね部4における第1の延在部41及び第2の延在部42の構成と異なる。
図7(a)は、本発明の第1の実施の形態の変形例に係る雌端子11のばね部40を示す斜視図であり、図7(b)は、ばね部40を形成する導体板400を示す平面図である。
図7(a)及び図7(b)において、第1の実施の形態について説明したものと同様の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
図7(b)に示すように、導体板400において、第1の延在部となる部分45aの低剛性部450aは、導体板400の厚み方向に貫通する第1の貫通孔450を設けることにより形成され、第2の延在部となる部分46aの低剛性部460aは、導体板400の厚み方向に貫通する第2の貫通孔460を設けることにより形成されている。本変形例では、第1の貫通孔450及び第2の貫通孔460は、ばね部40(導体板400)の長手方向に長い長円形状を有している。
図7(b)に示すように、第1の延在部となる部分45aの低剛性部450aにおける短手方向の導体幅(D11+D12)及び第2の延在部となる部分46aの低剛性部460aにおける短手方向の導体幅(D21+D22)は、頂部となる部分43aにおける短手方向の導体幅Dよりも狭く形成されている(D11+D12<D、D21+D22<D)。
本変形例では、第1の延在部となる部分45aの低剛性部450aにおける短手方向の導体幅(D11+D12)及び第2の延在部となる部分46aの低剛性部460aにおける短手方向の導体幅(D21+D22)は、頂部となる部分43aにおける短手方向の導体幅Dの半分である(D11+D12=D21+D22=(1/2)×D)。
なお、本変形例では、第1の延在部となる部分45a(第1の延在部45)に第1の貫通孔450が形成されると共に、第2の延在部となる部分46a(第2の延在部46)に第2の貫通孔460が形成されているが、これに限らず、第1の延在部となる部分45a及び第2の延在部となる部分46aのうち少なくとも一方の延在部に貫通孔が形成されていればよく、また、貫通孔の数についても特に制限はない。
(第1の実施の形態の変形例の作用及び効果)
以上説明した第1の実施の形態の変形例によれば、第1の実施の形態の(1)及び(4)の作用及び効果と同様の作用及び効果の他に、次の作用及び効果が得られる。
ばね部40は、例えば、ばね部40を構成する材料(導体板400)自体の仕様変更等によることなく、第1の延在部となる部分45aに形成された第1の貫通孔450及び第2の延在部となる部分46aに形成された第2の貫通孔460の形状、位置、数等を変えることにより、低剛性部450a,460aにおける曲げ剛性の高低を容易に調整することが可能である。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係るコネクタについて、図8乃至図13を参照して、以下説明する。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る雄コネクタが雌コネクタに嵌合した状態を示す断面図である。図9は、図8のD部拡大図である。
本実施の形態に係る雄コネクタ15は、例えば車両に搭載された電源と電装品(空調装置やシートヒータ等)との間を接続するために用いられ、図8に示すように、相手側コネクタとしての雌コネクタ16に電気的に接続される。
(雄コネクタ15の構成)
雄コネクタ15は、複数(本実施の形態では2本)のケーブル70a,70bのそれぞれの一端部に接続された板状の雄端子7と、雄端子7及びケーブル70a,70bの一部を収容する雄側ハウジング51と、ケーブル70a,70bの外周側に配置された筒状の雄側シールドケース9と、ケーブル70a,70bのそれぞれの外周に設けられたフェルール53と、ケーブル70a,70bのそれぞれの外周面と雄側ハウジング51の内面との間をシールするシール部材151とを備えている。なお、図8及び図9では、2本のケーブル70a,70bのうち一方のケーブル70aのみが図示されている。
雄側ハウジング51は、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の絶縁性の樹脂からなり、雄端子7を収容する内側ハウジング部511と、内側ハウジング部511の外周側に設けられ、ケーブル70a,70bの一部を収容する外側ハウジング部512とを一体に有している。内側ハウジング部511と外側ハウジング部512との間には隙間が形成され、その隙間に雄側シールドケース9の一部が介在している。
雄側シールドケース9は、一側の端部をケーブル70a,70bの延伸方向に折り返して形成された複数のばね部を備えている。本実施の形態では、雄側シールドケース9は、4つのばね部を備えており、4つのばね部のうち上部9a側に設けられた2つのばね部を上部側ばね部91a,91bとし、底部9b側に設けられた2つのばね部を底部側ばね部92a,92bとする。なお、図9では、上部側ばね部91a及び底部側ばね部92aのみが図示されている。本実施の形態では、一側の端部は、ケーブル70a,70bの導出側の端部である。
上部側ばね部91aは、フェルール53の外周面53aに当接する当接部としての頂部913と、頂部913からケーブル70a,70bの延伸方向に延在する一対の延在部(第1の延在部911及び第2の延在部912)とを有している。第1の延在部911は、頂部913から上部9aの一側(ケーブル70a,70bの導出側)に向かって斜め(図9における左斜め上方向)に延在しており、第2の延在部912は、頂部913から上部9aの他側(雄端子7側)に向かって斜め(図9における右斜め上方向)に延在している。
上部側ばね部91aは、第1の延在部911、頂部913、及び第2の延在部912と、上部9aとによって、断面視において略三角形状、具体的には、角の取れた頂点を有する三角形状に形成されている。
同様にして、底部側ばね部92aは、フェルール53の外周面53aに当接する頂部923と、頂部923からケーブル70a,70bの延伸方向に延在する一対の延在部(第1の延在部921及び第2の延在部922)とを有している。第1の延在部921は、頂部923から底部9bの一側(ケーブル70a,70bの導出側)に向かって斜め(図9における左斜め下方向)に延在しており、第2の延在部922は、頂部923から底部9bの他側(雄端子7側)に向かって斜め(図9における右斜め下方向)に延在している。
上部側ばね部91と同様に、底部側ばね部92aは、第1の延在部921、頂部923、及び第2の延在部922と、底部9bとによって、断面視において略三角形状、具体的には角の取れた頂点を有する三角形状に形成されている。
上部側ばね部91aは、頂部913が底部側ばね部92a側に向かって突出するように湾曲し、底部側ばね部92aは、頂部923が上部側ばね部91a側に向かって突出するように湾曲している。上部側ばね部91a及び底部側ばね部92aはフェルール53を挟んで対向し、上部側ばね部91aの頂部913及び底部側ばね部92aの頂部923は、フェルール53の外周面53aに対して弾性的に接触している。すなわち、フェルール53は、本発明における被押圧部材の一態様である。
本実施の形態では、上部側ばね部91aの頂部913及び底部側ばね部92aの頂部923は、フェルール53に対して線接触しているが、これに限らず、面接触していてもよい。したがって、例えば上部側ばね部91a及び底部側ばね部92aは、それぞれ断面視において略四角形状(台形状)に形成されていてもよい。
ケーブル70a,70bは、中心導体701と、中心導体701の外周を覆うシールド導体702と、シールド導体702の外周を覆うシース703とを有している。ケーブル70a,70bは、雄端子7側の端部において、シース703が剥かれてシールド導体702が露出している。露出したシールド導体702は、ケーブル70a,70bの延伸方向に沿って雄端子7とは反対側に向かって折り返され、外側からフェルール53により加締められている。折り返されたシールド導体702とシース703との間には、フェルール53による加締めを補助するための補助部材54が介在している。
これにより、ケーブル70a,70bのシールド導体702は、フェルール53と電気的に接続している。また、フェルール53は、雄側シールドケース9の4つのばね部(上部側ばね部91a,91b及び底部側ばね部92a,92b)が外周面53aに当接することにより、雄側シールドケース9と電気的に接続している。したがって、ケーブル70a,70bのシールド導体702と雄側シールドケース9とは、フェルール53を介して電気的に接続されている。
シール部材151は、ケーブル70a,70bのそれぞれのシース703の外周に設けられ、雄側シールドケース9の4つのばね部(上部側ばね部91a,91b及び底部側ばね部92a,92b)の近傍に配置されている。本実施の形態では、シール部材151は、雄側ハウジング51の外側ハウジング部512における端部の内側に配置され、脱落防止部材152によって外側ハウジング部512からの脱落が防止されている。
(雌コネクタ16の構成)
雌コネクタ16は、複数(本実施の形態では2本)のケーブル80のそれぞれの一端部に接続された直方体形状の雌端子8と、雌端子8及びケーブル80の一部を収容する雌側第1ハウジング61と、雌側第1ハウジング61におけるケーブル80の導出側の端部に装着された雌側第2ハウジング62と、ケーブル80を保持するケーブル保持部材66と、ケーブル80の外周側に配置された雌側シールドケース631と、雌側シールドケース631におけるケーブル80の導出側の端部に接続された筒状のシールドパイプ632とを備えている。
雌側第1ハウジング61は、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の絶縁性の樹脂からなり、雌端子8を収容する内側ハウジング部611と、内側ハウジング部611の外周側に設けられた外側ハウジング部612とを一体に有している。内側ハウジング部611と外側ハウジング部612との間には隙間が形成され、その隙間に雌側シールドケース631が介在している。
雄側ハウジング51と雌側第1ハウジング61とが嵌合された状態において、雄側ハウジング51の外側ハウジング部512と雌側第1ハウジング61の外側ハウジング部612との間には、第1シール部材161が配置されている。また、雌側第1ハウジング61の内側ハウジング部611と雌側第2ハウジング62との間には、第2シール部材162が設けられている。
シールドパイプ632の外周側には、雌側第2ハウジング62との間をシールする第3シール部材163と、第3シール部材163のケーブル80の延伸方向への移動を規制するスペーサ165と、導電性を有するパイプエンドホルダ633とが設けられている。スペーサ165は雌側第1ハウジング61の内側ハウジング部611側に、パイプエンドホルダ633はケーブル80の導出側に、第3シール部材163はスペーサ165とパイプエンドホルダ633との間に、それぞれ配置されている。
シールドパイプ632とパイプエンドホルダ633との間には、ケーブル80の外周を覆う図略の編組シールドが介在している。したがって、編組シールドと雌側シールドケース631とは、シールドパイプ632を介して電気的に接続されている。
シールドパイプ632の内側には、シールドパイプ632の内周面とケーブル80との間をシールする第4シール部材164と、第4シール部材164のシールドパイプ632からの抜け出しを防止するための抜け出し防止部材166とが配置されている。第4シール部材164は、ケーブル保持部材66と抜け出し防止部材166との間に配置されている。
雌側第2ハウジング62から導出されたケーブル80は、可撓性を有する樹脂部材からなるコルゲートチューブ65に収容されている。雌側第2ハウジング62とコルゲートチューブ65との間は、ゴムブーツ64によって連結されている。ゴムブーツ64は、円環状の留め金640により、雌側第2ハウジング62及びコルゲートチューブ65のそれぞれにおいて加締められ、固定されている。
(雄側シールドケース9の構成)
次に、雄側シールドケース9の構成について、図10乃至図13を参照して説明する。
図10は、雄側シールドケース9を示し、(a)は斜視図、(b)は(a)のE−E線断面図である。図11は、フェルール53及びその周辺部を示す断面模式図である。
雄側シールドケース9は、ケーブル70a,70bの延伸方向に延在する平板状の上部9a及び底部9bと、上部9aと底部9bとの間を連結する平板状の一対の側部9c,9dとを有している。
上部9aの一側の端部には、上部側ばね部91a,91bが、ケーブル70a,70bの延伸方向かつ雄側シールドケース9の内側に向かって折り返して形成されている。上部9aの他側の端部には、雄側ハウジング51の外側ハウジング部512に係止されて雄側シールドケース9の長手方向(ケーブル70a,70bの延伸方向)の移動を規制する規制部95が形成されている。
上部9aと同様にして、底部9bの一側の端部には、底部側ばね部92a,92bがケーブル70a,70bの延伸方向かつ雄側シールドケース9の内側に向かって折り返して形成されている。底部9bの他側の端部には、雄側ハウジング51の外側ハウジング部512に係止されて雄側シールドケース9の長手方向(ケーブル70a,70bの延伸方向)の移動を規制する規制部95が形成されている。なお、図10(a)において、規制部95は、上部9a側のみ図示されている。
本実施の形態では、上部側ばね部91a,91b及び底部側ばね部92a,92bは、雄側シールドケース9におけるケーブル70a,70bの導出側の端部に、規制部95は、雄側シールドケース9における雄端子7側の端部に、それぞれ形成されている。なお、以下の説明では、必要に応じて上部側ばね部91a,91bを第1の上部側ばね部91a、第2の上部側ばね部91bとし、底部側ばね部92a,92bを第1の底部側ばね部92a、第2の底部側ばね部92bとする。
第1の上部側ばね部91aと第2の上部側ばね部91bとの間、及び第2の底部側ばね部92aと第2の底部側ばね部92bとの間には、それぞれ雄側ハウジング51の外側ハウジング部512に係止される係止部93が、ケーブル70a,70bの延伸方向かつ雄側シールドケース9の外側に向かって折り返して形成されている。
一対の側部9c,9dのそれぞれにおけるケーブル70a,70bの延伸方向の両端部には、雄側ハウジング51の外側ハウジング部512に係止される係止部94が、ケーブル70a,70bの延伸方向かつ雄側シールドケース9の外側に向かって折り返して形成されている。
ここで、以下の説明では、必要に応じてケーブル70a,70bを第1のケーブル70a、第2のケーブル70bとする。図11に示すように、第1のケーブル70aは、第1の底部側ばね部92a(第1の上部側ばね部91a)側に配置され、第2のケーブル70bは、第2の底部側ばね部92b(第1の上部側ばね部91b)側に配置されている。すなわち、第1のケーブル70a及び第2のケーブル70bは、雄側シールドケース9の短手方向に並んで配置されている。
第1のケーブル70aに設けられたフェルール53は、その外周面53aに第1の上部側ばね部91a及び第1の底部側ばね部92aが当接され、第2のケーブル70bに設けられたフェルール53は、その外周面53aに第2の上部側ばね部91b及び第2の底部側ばね部92bが当接される。
次に、上部側ばね部91a,91b及び底部側ばね部92a,92bの構成について、図10(b)を参照して説明する。上部側ばね部91a,91bと底部側ばね部92a,92bとは、それぞれ同様の構成であるため、底部側ばね部92a,92bを例にとって以下説明する。
底部側ばね部92a,92bの第1の延在部921には、雄側シールドケース9の短手方向(ケーブル70a,70bの延伸方向に直交する幅方向)の両端部に切り欠き921a,921bが形成されている。切り欠き921a,921bは、第1の延在部921の短手方向の両端部から円弧状に切り欠いて形成されている。
第1の延在部921と同様にして、第2の延在部922には、雄側シールドケース9の短手方向(ケーブル70a,70bの延伸方向に直交する幅方向)の両端部に切り欠き922a,922bが形成されている。切り欠き922a,922bは、第2の延在部922の短手方向の両端部から円弧状に切り欠いて形成されている。
すなわち、底部側ばね部92a,92bは、雄側シールドケース9の短手方向における幅が、第1の延在部921及び第2の延在部922において頂部923よりも狭く形成されている。
なお、本実施の形態では、第1の延在部921に切り欠き921a,921bが形成されると共に、第2の延在部922に切り欠き922a,922bが形成されているが、これに限らず、第1の延在部921及び第2の延在部922のうち少なくとも一方の延在部に切り欠きが形成されていればよく、また、切り欠きの数についても特に制限はない。すなわち、底部側ばね部92a,92bは、短手方向における導体幅が、第1の延在部921及び第2の延在部922のうち少なくとも一方の延在部において頂部923よりも狭ければよい。
雄側シールドケース9の上部側ばね部91a,91b及び底部側ばね部92a,92bの構成について、図12を参照してより具体的に説明する。
図12は、雄側シールドケース9を構成する導体板900の一部を示す平面図である。
雄側シールドケース9は、基体を例えば打ち抜き加工して、その打ち抜かれた導体板900を屈曲して形成されている。基体は、例えば銅、炭素銅、ステンレス鋼、銅合金等からなる。
導体板900において、第1の延在部となる部分921c及び第2の延在部となる部分922cは、その延在方向の少なくとも一部において、頂部となる部分923cの曲げ剛性よりも曲げ剛性が低い低剛性部921d,922dを含んで形成されている。本実施の形態では、第1の延在部となる部分921cの短手方向の両端部、及び第2の延在部となる部分922cの短手方向の両端部を円弧状に切り欠きを設けることにより低剛性部921d,922dがそれぞれ形成されている。
より具体的には、第1の延在部となる部分921cにおける短手方向の導体幅D及び第2の延在部となる部分922cの導体幅Dは、頂部となる部分923cにおける短手方向の導体幅Dよりも狭く形成されている(D<D、D<D)。
本実施の形態では、第1の延在部となる部分921cにおける短手方向の導体幅D及び第2の延在部となる部分922cにおける短手方向の導体幅Dは、頂部となる部分923cにおける短手方向の導体幅Dの半分である(D=D=(1/2)×D)。ここで、第1の延在部となる部分921cにおける短手方向の導体幅Dは、切り欠き921a,921b間の距離が最も短い部分の幅であり、第2の延在部となる部分922cにおける短手方向の導体幅Dは、切り欠き922a,922b間の距離が最も短い部分の幅である。
次に、上部側ばね部91a,91b及び底部側ばね部92a,92bのそれぞれに発生する応力について、図13を参照して説明する。なお、第1の上部側ばね部91a、第2の上部側ばね部91b、第1の底部側ばね部92a、及び第2の底部側ばね部92bのそれぞれにおける応力の発生の仕方は同様であるため、第1の底部側ばね部92aを例にとって以下説明する。
図13は、雄側シールドケース9の第1の底部側ばね部92aを示す拡大図である。なお、図13において、頂部923がフェルール53に当接している状態を実線で、頂部923がフェルール53に当接していない状態を二点鎖線で示している。
第1の底部側ばね部92aの頂部923がフェルール53の外周面53aに当接すると、頂部923はフェルール53の外周面53aを底部9bとは反対側に向かって押圧すると共に、フェルール53からその押圧力に対する反力を受ける。これにより、第1の底部側ばね部92aが、図13における二点鎖線で示す位置から実線で示す位置まで撓む。このとき、先端部925は、底部9bに当接する。
ここで、第1の延在部921(第1の延在部となる部分921c)に切り欠き921a,921b(図10(b)参照)が、第2の延在部922(第2の延在部となる部分922c)に切り欠き922a,922b(図10(b)参照)が、それぞれ形成されていない場合、フェルール53の反力により第1の底部側ばね部92aに発生する応力は、頂部923(図13におけるF部分)、底部9bと第1の底部側ばね部92aとの間の折り返し部924(図13におけるG部分)、及び第2の延在部922における頂部923とは反対側の端部にあたる先端部925(図13におけるH部分)の3箇所に分散される。
本実施の形態のように、第1の延在部921に切り欠き921a,921bが、第2の延在部922に切り欠き922a,922bが、それぞれ形成されている場合、フェルール53の反力により第1の底部側ばね部92aに発生する応力は、頂部923(図13におけるF部分)、折り返し部924(図13におけるG部分)、及び先端部925(図13におけるH部分)に加えて、第1の延在部921(図13におけるI部分)及び第2の延在部922(図13におけるJ部分)の計5箇所に分散される。
(第2の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した第2の実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)導体板900において、第1の延在部となる部分921cには、切り欠き921a,921bが、第2の延在部となる部分922cには、切り欠き922a,922bが、それぞれ形成されているため、頂部923がフェルール53の外周面53aに当接した際、底部側ばね部92a,92bが撓み易くなる。つまり、第1の延在部となる部分921c及び第2の延在部となる部分922cは、頂部となる部分923cの曲げ剛性よりも曲げ剛性の低い低剛性部921d,922dを含んで形成されているため、頂部923がフェルール53を押圧することにより底部側ばね部92a,92bで発生する応力が、第1の延在部921及び第2の延在部922にも分散される。したがって、底部側ばね部92a,92bのばね押圧構造によって、頂部923、折り返し部924、及び先端部925の3箇所に集中していた応力が緩和されて、1箇所あたりの応力の大きさが低減される。
(2)底部側ばね部92a,92bは、例えば、雄側シールドケース9を構成する材料(導体板900)自体の仕様変更等によることなく、第1の延在部となる部分921cに形成された切り欠き921a,921b、及び第2の延在部となる部分922cに形成された切り欠き922a,922bの形状、位置、数等を変えることにより、低剛性部921d,922dにおける曲げ剛性の高低を容易に調整することが可能である。
(3)第1の延在部921には、切り欠き921a,921bが、第2の延在部922には、切り欠き922a,922bが、それぞれ形成されていることによって、第1の延在部921及び第2の延在部922における短手方向の導体幅が頂部923における短手方向の導体幅よりも狭くなり、底部側ばね部92a,92bの周囲に他の部品等が配置可能になる等、雄側シールドケース9及び雄コネクタ15の小型化につながる。
(4)上部側ばね部91a,91bは、第1の延在部911及び第2の延在部912を有し、底部側ばね部92a,92bは、第1の延在部921及び第2の延在部922を有しているため、片持ち梁のばね部と比較して、頂部913,923をフェルール53の外周面53aに向けてより強く押圧することが可能である。
(5)上部側ばね部91a,91b及び底部側ばね部92a,92bのばね押圧構造により、上部側ばね部91a,91b及び底部側ばね部92a,92bの塑性変形が抑制され、雄側シールドケース9の雄側ハウジング51内でのがたつきが抑えられる。これにより、上部側ばね部91a,91b及び底部側ばね部92a,92bの近傍に配置されたシール部材151は、雄側シールドケース9の雄側ハウジング51内でのがたつきの影響を受けず、ケーブル70a,70bと雄側ハウジング51(外側ハウジング部512)との間を確実にシールすることができる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]弾性を有する導体板(400)を屈曲して形成されたばね部(4)によって、ばね部(4)と相対移動可能な被押圧部材(雄端子12)を押圧するばね押圧構造であって、ばね部(4)は、雄端子(12)に当接する当接部(頂部43)と、頂部(43)から雄端子(12)との相対移動方向に沿って延在する一対の延在部(41,42)とを有し、導体板(400)において、一対の延在部(41,42)のうち少なくとも一方の延在部となる部分は、その延在方向の少なくとも一部において頂部となる部分(43a)の曲げ剛性よりも曲げ剛性が低い低剛性部(410a,420a)を含むばね押圧構造。
[2]低剛性部(410a,420a)は、延在方向に直交する方向における導体幅を頂部となる部分(43a)における導体幅よりも狭くすることにより形成されている、[1]に記載のばね押圧構造。
[3]少なくとも一方の延在部には、相対移動方向に直交する方向の端部に切り欠きが形成されている、[1]又は[2]に記載のばね押圧構造。
[4]低剛性部(410a,420a)は、延在方向に直交する方向の端部に切り欠き(411a,411b,421a,421b)を設けることにより形成されている、[1]又は[2]に記載のばね押圧構造。
[5]電線の導体を加締める加締め部(32)と、相手側端子(雄端子12)に当接する頂部(43)及び頂部(43)から雄端子(12)との相対移動方向に延在する一対の延在部(41,42)を有するばね部(4)とを備え、ばね部(4)は、導体板(400)を屈曲して形成され、導体板(400)において、一対の延在部(41,42)のうち少なくとも一方の延在部となる部分は、その延在方向の一部において頂部となる部分(43a)の曲げ剛性よりも曲げ剛性が低い低剛性部(410a,420a)を含む端子(雌端子11)。
[6]導体板(900)を屈曲して形成され、ケーブル(70a,70b)の外周側に配置される筒状のシールドケース(雄側シールドケース9)であって、一側の端部をケーブル(70a,70b)の延伸方向に折り返して形成されたばね部(上部側ばね部91a,91b/底部側ばね部92a,92b)を備え、上部側ばね部91a,91b/底部側ばね部92a,92bは、被押圧部材(フェルール53)に当接する頂部(913/923)と、頂部(913/923)からケーブル(70a,70b)の延伸方向に沿って延在する一対の延在部(911,912/921,922)とを有し、導体板(900)において、一対の延在部のうち少なくとも一方の延在部となる部分は、その延在方向の一部において頂部となる部分(923c)の曲げ剛性よりも曲げ剛性が低い低剛性部(921d,922d)を含む雄側シールドケース(9)。
[7][6]に記載の雄側シールドケース(9)と、ケーブル(70a,70b)の外周側かつ雄側シールドケース(9)の上部側ばね部91a,91b/底部側ばね部92a,92bの近傍に配置されたシール部材(151)とを備えたコネクタ(雄コネクタ15)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記第1の実施の形態では、雌端子11のばね部4,40を枠部31とは別体に形成したが、枠部31の一部を屈曲して形成してもよい。
また、上記第2の実施の形態では、本発明のばね押圧構造は雄側シールドケース9に備えられていたが、これに限らず、例えば雌側シールドケース631等にばね押圧構造を適用することも可能である。
また、上記第2の実施の形態では、雄側シールドケース9に2つの上部側ばね部91a,91b、及び2つの底部側ばね部92a,92bが形成されていたが、ばね部の数について、特に制限はない。
また、上記第2の実施の形態では、第1の延在部921には切り欠き921a,921bが、第2の延在部922には切り欠き922a,922bが、それぞれ形成されていたが、これに限らず、例えば第1の実施の形態の変形例と同様に、第1の延在部921及び第2の延在部922の少なくとも一方の延在部に導体板900の厚み方向に貫通する貫通孔を形成してもよい。
なお、上記第1の実施の形態では、第1の延在部となる部分41aの剛性及び第2の延在部となる部分42aの剛性が、頂部となる部分43aの剛性よりも低くなるように形成されているが、これに限らず、第1の延在部となる部分41a及び第2の延在部となる部分42aのうち少なくとも一方の延在部となる部分の剛性が、頂部となる部分43aの剛性よりも低くなるように形成されていればよい。
4,40…ばね部
7…雄端子(被押圧部材)
8…雌端子
9…雄側シールドケース
15…雄コネクタ
41,45…第1の延在部
41a,45a…第1の延在部となる部分
42,46…第2の延在部
42a,46a…第2の延在部となる部分
43…頂部(当接部)
43a…頂部となる部分(当接部となる部分)
53…フェルール(被押圧部材)
70a,70b,80…ケーブル
91a,91b…上部側ばね部
92a,92b…底部側ばね部
151…シール部材
400…導体板
410a,420a,450a,460a…低剛性部
411a,411b,421a,421b,921a,921b,922a,922b…切り欠き
450…第1の貫通孔
460…第2の貫通孔
900…導体板
911…第1の延在部
912…第2の延在部
913…頂部(当接部)
921…第1の延在部
921c…第1の延在部となる部分
921d,922d…低剛性部
922…第2の延在部
922c…第2の延在部となる部分
923…頂部(当接部)
923c…頂部となる部分(当接部となる部分)

Claims (7)

  1. 弾性を有する導体板を屈曲して形成されたばね部によって、前記ばね部と相対移動可能な被押圧部材を押圧するばね押圧構造であって、
    前記ばね部は、
    前記被押圧部材に当接する当接部と、
    前記当接部から前記被押圧部材との相対移動方向に沿って延在する一対の延在部とを有し、
    前記導体板において、前記一対の延在部のうち少なくとも一方の延在部となる部分は、その延在方向の少なくとも一部において前記当接部となる部分の曲げ剛性よりも曲げ剛性が低い低剛性部を含む
    ばね押圧構造。
  2. 前記低剛性部は、前記延在方向に直交する方向における導体幅を前記当接部となる部分における前記導体幅よりも狭くすることにより形成されている、
    請求項1に記載のばね押圧構造。
  3. 前記低剛性部は、前記延在方向に直交する方向の端部に切り欠きを設けることにより形成されている、
    請求項1又は2に記載のばね押圧構造。
  4. 前記低剛性部は、前記導体板の厚み方向に貫通する貫通孔を設けることにより形成されている、
    請求項1又は2に記載のばね押圧構造。
  5. 電線の導体を加締める加締め部と、
    相手側端子に当接する当接部及び前記当接部から前記相手側端子との相対移動方向に延在する一対の延在部を有するばね部とを備え、
    前記ばね部は、導体板を屈曲して形成され、
    前記導体板において、前記一対の延在部のうち少なくとも一方の延在部となる部分は、その延在方向の一部において前記当接部となる部分の曲げ剛性よりも曲げ剛性が低い低剛性部を含む
    端子。
  6. 導体板を屈曲して形成され、ケーブルの外周側に配置される筒状のシールドケースであって、
    一側の端部を前記ケーブルの延伸方向に折り返して形成されたばね部を備え、
    前記ばね部は、
    被押圧部材に当接する当接部と、
    前記当接部から前記ケーブルの延伸方向に沿って延在する一対の延在部とを有し、
    前記導体板において、前記一対の延在部のうち少なくとも一方の延在部となる部分は、その延在方向の一部において前記当接部となる部分の曲げ剛性よりも曲げ剛性が低い低剛性部を含む
    シールドケース。
  7. 請求項6に記載のシールドケースと、
    前記ケーブルの外周側かつ前記シールドケースの前記ばね部の近傍に配置されたシール部材とを備えた
    コネクタ。
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WO2020213704A1 (ja) * 2019-04-17 2020-10-22 住友電装株式会社 雌端子、コネクタモジュール、コネクタ付通信ケーブル、及びコネクタアセンブリ

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JP2020177793A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 住友電装株式会社 コネクタ付通信ケーブル、及びコネクタアセンブリ

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