JP2015087023A - 熱交換器及び熱交換器の製造方法 - Google Patents

熱交換器及び熱交換器の製造方法 Download PDF

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重明 滝波
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健太郎 安田
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Koji Ueno
浩治 植野
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Yuichi Nakada
裕一 仲田
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Abstract

【課題】少ない部材の種類で、出入口部、流路変換部、熱交換部を構成することができる熱交換器及び熱交換器の製造方法を提供する。
【解決手段】熱交換器11において、透孔25が2列以上の偶数列と3段以上の奇数段に配列される熱交換部用基板13と、異なる段、異なる列で斜めに隣接する少なくとも2つの透孔同士を連結した連結穴27を有する流路変換用基板15と、熱交換部用基板13を積層して1次流路、2次流路を有する積層体熱交換部17と、対角線方向両端に位置する一対の透孔25に応じて透孔25が穿設され積層体熱交換部17を挟んで左右反転されて配置される2枚の端部用基板19と、それぞれの端部用基板19と積層体熱交換部17との間に介装され流路変換用基板15を積層することによって端部用基板19の一対の透孔25を1次流路と2次流路とに接続する第1流路変換部21、第2流路変換部23と、を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱交換器及び熱交換器の製造方法に関する。
複数の孔を有する熱伝導性の薄板を隣接する薄板の孔と孔とが互いに連通するように順次積層していくことにより、積層方向の両端で開口し、積層方向に貫通する複数の流路が形成される熱交換器が知られている(特許文献1等参照)。この熱交換器において、複数の流路は、第1の伝熱媒体が流れる複数の第1の流路からなる第1の流路群と、第2の伝熱媒体が流れる複数の第2の流路からなる第2の流路群とで構成される。二次元投影平面視野において薄板の孔の相対的な位置および形状の少なくとも一方を変えて薄板を積層させることにより、薄板積層体において少なくとも2つの異なる方向に熱移動を生じるように第1の流路群に属する第1の流路と、第2の流路群に属する第2の流路とが互いに隣り合って配置される。
この熱交換器では、薄板積層体において2つの異なる方向、すなわち、一方側から第1の流路群を通って第1の伝熱媒体が一方向に流され、これに対向する他方側から第2の流路群を通って第2の伝熱媒体が前記一方向に対向する対向方向に流される。
この熱交換器によれば、第1の流路群に属する第1の流路と第2の流路群に属する第2の流路とを互いに隣り合わせて配置しているので、第1の流路と第2の流路とが接近し、第1の流路から第2の流路までの相互間距離が短くなる。その結果、熱交換率が向上し、例えば高温領域のほうから第1の流路群に通流させる第1の伝熱媒体と低温領域のほうから第2の流路群に通流させる第2の伝熱媒体との間で高効率な熱移動が生じ、熱交換率の高い熱交換器となる。
特開2012−193882号公報(段落0013、0015)
しかしながら、上記した従来の熱交換器は、薄板に穿設される孔のパターン(すなわち、薄板の種類)が多く、組み合わせる薄板の構成数が増え、部材コストが高くなる。また、多数種類の薄板を用いた製造となるため、構造が複雑であり、作業が煩雑となって、製造コストも高くなる。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、少ない部材の種類で、出入口部、流路変換部、熱交換部を構成することができる熱交換器及び熱交換器の製造方法を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の熱交換器11は、複数の透孔25が2列以上の偶数列と3段以上の奇数段に配列される熱交換部用基板13と、
前記配列における異なる段、異なる列で斜めに隣接する少なくとも2つの透孔同士を連結して形成した連結穴27を有する流路変換用基板15と、
前記熱交換部用基板13を積層して千鳥配列される前記透孔25が1次流路29、前記千鳥配列と逆位相で千鳥配列される前記透孔25が2次流路31となる積層体熱交換部17と、
前記1次流路29のいずれか1つに対応する位置に穿設される一次用の透孔25と、前記2次流路31のいずれか1つに対応する位置に穿設される2次用の透孔25とを具備し、前記積層体熱交換部17を挟んで配置される2枚の端部用基板19と、
前記流路変換用基板15を積層することによって、一方の前記端部用基板19に穿設された前記1次用の透孔25を前記1次流路29に接続し、前記2次用の透孔25を前記2次流路31に接続する第1流路変換部21と、
前記流路変換用基板15を積層することによって、他方の前記端部用基板19に穿設された前記1次用の透孔25を前記1次流路29に接続し、前記2次用の透孔25を前記2次流路31に接続する第2流路変換部23と、
を具備することを特徴とする。
この熱交換器11では、複数の熱交換部用基板13が積層されることで、透孔25が重なった複数の流路を有する積層体熱交換部17が構成される。積層体熱交換部17に形成される複数の流路は、千鳥配列される透孔25による1次流路29と、この千鳥配列と逆位相で千鳥配列される2次流路31となる。
積層体熱交換部17には、流路の延在方向の両端側に、端部用基板19がそれぞれ配置される。端部用基板19には、熱交換部用基板13に穿設された透孔25の配列における1次流路29のいずれか1つに対応する位置に穿設される一次用の透孔25と、2次流路31のいずれか1つに対応する位置に穿設される2次用の透孔25とからなる一対の透孔25が穿設されている。これら透孔25は、一方が入口孔33、他方が出口孔35となる。
積層体熱交換部17を挟んで配置される一対の端部用基板19の一方の端部用基板19と積層体熱交換部17との間には、第1流路変換部21が配置される。また、他方の端部用基板19と積層体熱交換部17との間には、第2流路変換部23が配置される。
第1流路変換部21と第2流路変換部23とは、例えば同一のものを左右反転して用いられる。第1流路変換部21と第2流路変換部23とは、複数の流路変換用基板15を積層してなる。流路変換用基板15は、熱交換部用基板13の透孔配列における異なる段、異なる列で斜めに隣接する少なくとも2つの透孔同士を連結して形成した連結穴27を有する。この連結穴27と、独立する複数の透孔25とからなる流路パターンを有した流路変換用基板15は、姿勢が変えられて積層されることで、端部用基板19に穿設された一対の透孔25を1次流路29と、2次流路31とに接続可能とする。
これにより、一方の端部用基板19に穿設された一対の透孔25が、第1流路変換部21を介して積層体熱交換部17の複数の1次流路29及び2次流路31に分岐された後、第2流路変換部23を介して他方の端部用基板19に穿設された一対の透孔25に集合して接続される。
本発明の請求項2記載の熱交換器11は、請求項1記載の熱交換器11であって、
前記第1流路変換部21および前記第2流路変換部23が、
前記流路変換用基板15を、基本姿勢、この基本姿勢に対する上下反転姿勢、左右反転姿勢、上下左右反転姿勢の4つの姿勢で順次に積層することによって、前記端部用基板19の一対の前記透孔25のそれぞれを前記1次流路29または前記2次流路31に接続することを特徴とする。
この熱交換器11では、例えば流路変換用基板15に透孔25が2列3段で配列されているとする。流路変換用基板15には、異なる段、異なる列で斜めに隣接する2つの透孔同士を連結した連結穴27が形成される。この例では、1列目3段目の透孔25が2列目2段目の透孔25に連結された連結穴27とする。従って、1段目の透孔25は、それぞれが独立のものとなる。この流路変換用基板15は、姿勢を、基本姿勢と、上下反転姿勢と、左右反転姿勢と、上下左右反転姿勢とに変えることで、4つの流路パターンが得られる。
これら姿勢を変えた4枚の流路変換用基板15が、上記姿勢の順で積層されることにより、2列3段の配列における対角線方向両端に位置する一対の透孔25が、積層体熱交換部17の千鳥配列される1次流路29と、この千鳥配列と逆位相で千鳥配列される2次流路31とに接続される。
本発明の請求項3記載の熱交換器11は、請求項1または請求項2記載の熱交換器11であって、
前記流路変換用基板15が四角形に形成され、
前記流路変換用基板15の3辺部に、他の辺部との判別を可能とする標示部が設けられていることを特徴とする。
この熱交換器11では、流路変換用基板15が積層される際の流路変換用基板15の姿勢が、標示部によって容易に把握可能となる。これにより、基本姿勢、上下反転姿勢、左右反転姿勢、上下左右反転姿勢の順での積層が間違いなく容易に可能となる。
本発明の請求項4記載の熱交換器11の製造方法は、表または裏の少なくともいずれか一方に加熱溶着材の設けられた板材に、2列以上の偶数列と3段以上の奇数段に配列される複数の透孔25を穿孔して熱交換部用基板13を得る工程と、
前記配列における異なる段、異なる列で斜めに隣接する少なくとも2つの透孔同士を連結して形成した連結穴27を有する流路変換用基板15を得る工程と、
前記熱交換部用基板13を積層して千鳥配列される前記透孔25が1次流路29、前記千鳥配列と逆位相で千鳥配列される前記透孔25が2次流路31となる積層体熱交換部17を仮組みする工程と、
前記1次流路29のいずれか1つに対応する位置に穿設される一次用の透孔25と、前記2次流路31のいずれか1つに対応する位置に穿設される2次用の透孔25とを具備する2枚の端部用基板19を前記積層体熱交換部17を挟んで配置する工程と、
前記流路変換用基板15を積層した第1流路変換部21を、一方の前記端部用基板19の一方の前記透孔25に前記1次流路29を一致させ、他方の前記透孔25に前記2次流路31を一致させて、一方の前記端部用基板19と前記積層体熱交換部17の間に配置する工程と、
前記流路変換用基板15を積層した第2流路変換部23を、他方の前記端部用基板19の一方の前記透孔25に前記2次流路31を一致させ、他方の前記透孔25に前記1次流路29を一致させて、他方の前記端部用基板19と前記積層体熱交換部17の間に配置する工程と、
前記積層体熱交換部17を前記第1流路変換部21と前記第2流路変換部23で挟み、さらにその外側を2枚の前記端部用基板19で挟んで仮組みした後、加熱することで一体に密着させる工程と、
を含むことを特徴とする。
この熱交換器11の製造方法では、表または裏の少なくともいずれか一方に加熱溶着材の設けられた板材に、2列以上の偶数列と3段以上の奇数段に配列される複数の透孔25を穿孔して熱交換部用基板13を得る。
この熱交換部用基板13を積層して、千鳥配列される前記透孔25が1次流路29、この千鳥配列と逆位相で千鳥配列される透孔25が2次流路31となる積層体熱交換部17を仮組みする。
前記配列における異なる段、異なる列で斜めに隣接する少なくとも2つの透孔同士を連結して形成した連結穴27を有する流路変換用基板15を得る。
1次流路29のいずれか1つに対応する位置に穿設される一次用の透孔25と、2次流路31のいずれか1つに対応する位置に穿設される2次用の透孔25とを具備する2枚の端部用基板19を、例えば左右反転して使用するなどして、積層体熱交換部17を挟んで配置する。
流路変換用基板15を積層した第1流路変換部21を、一方の端部用基板19の一方の透孔25に1次流路29を一致させ、他方の透孔25に2次流路31を一致させて、一方の端部用基板19と積層体熱交換部17の間に配置する。
同様に、流路変換用基板15を積層した第2流路変換部23を、他方の端部用基板19の一方の透孔25に2次流路31を一致させ、他方の透孔25に1次流路29を一致させて、他方の端部用基板19と積層体熱交換部17の間に配置する。
最後に、積層体熱交換部17を第1流路変換部21と第2流路変換部23で挟み、さらにその外側を2枚の端部用基板19で挟んで仮組みする。
仮組みした積層集合体を、加熱炉等によって加熱することで、一体に密着させた熱交換器11を得る。
本発明に係る請求項1記載の熱交換器によれば、少ない部材の種類で、出入口部、流路変換部、熱交換部を構成することができる。
本発明に係る請求項2記載の熱交換器によれば、一種類の流路変換用基板を用いて、端部用基板の一対の透孔を、複数の1次流路と2次流路とに分岐接続したり、集合接続したりできる。
本発明に係る請求項3記載の熱交換器によれば、一種類の流路変換用基板の4通りの使い分けを、標示部の位置によって容易に行うことができる。
本発明に係る請求項4記載の熱交換器の製造方法によれば、少ない部材の種類で、出入口部、流路変換部、熱交換部を容易に構成することができる。
本発明の実施形態に係る熱交換器の分解斜視図である。 (a)は図1に示した端部用基板の正面図、(b)は流路変換用基板の基本姿勢の正面図、(c)は(b)の上下反転姿勢の正面図、(d)は(b)の左右反転姿勢の正面図、(e)は(b)の上下左右反転姿勢の正面図、(f)は熱交換部用基板の正面図である。 図1に示した熱交換器における流路の概念図である。 透孔が14列13段で設けられた熱交換部用基板の正面図である。 図4の熱交換部用基板に用いられる端部用基板の正面図である。 図4の熱交換部用基板に用いられる流路変換用基板の正面図である。 (a)は最小構成に係る端部用基板の正面図、(b)はその流路変換用基板の基本姿勢の正面図、(c)は(b)の上下反転姿勢の正面図、(d)は(b)の左右反転姿勢の正面図、(e)は(b)の上下左右反転姿勢の正面図、(f)はその熱交換部用基板の正面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る熱交換器の分解斜視図、図2(a)は図1に示した端部用基板の正面図、(b)は流路変換用基板の基本姿勢の正面図、(c)は(b)の上下反転姿勢の正面図、(d)は(b)の左右反転姿勢の正面図、(e)は(b)の上下左右反転姿勢の正面図、(f)は熱交換部用基板の正面図、図3は図1に示した熱交換器における流路の概念図である。なお、図2に示す(a)〜(f)は、図1における端部用基板19から積層体交換部17を順に示した図であり、図1における右端の端部用基板19から第1流路変換部21を分解し図中左上方向に並ぶ各部を、図2において図中下から順に並べて示したものである。
本実施形態に係る熱交換器11は、熱交換部用基板13と、流路変換用基板15と、積層体熱交換部17と、端部用基板19と、第1流路変換部21と、第2流路変換部23と、を有する。このうち、熱交換部用基板13は、積層体熱交換部17を構成する。流路変換用基板15は、第1流路変換部21と、第2流路変換部23とを構成する。
熱交換部用基板13は、複数の透孔25が2列以上の偶数列と3段以上の奇数段に配列される。本実施形態では、6列5段で透孔25が等間隔に穿設される。熱交換部用基板13は、厚さ0. 5mmで、70枚で1組とし、積層体熱交換部17を構成する。なお、1列、2列は、図2の左側より数え、1段、2段は図2の下側から数えるものとする。
流路変換用基板15は、熱交換部用基板13の配列における異なる段、異なる列で斜めに隣接する少なくとも2つの透孔同士を連結して形成した連結穴27を有する。本実施形態において、連結穴27は、流路変換用基板15において、2つのものがジグザグ(波形)に形成される。図2(b)に示す流路変換用基板15の基本姿勢において、1つ目の連結穴27は、1列3段目の透孔25を始端として、2列2段目、3列3段目、4列2段目、5列3段目、6列2段目が連結されている。2つ目の連結穴27は、1列5段目の透孔25を始端として、2列4段目、3列5段目、4列4段目、5列5段目、6列4段目が連結されている。
積層体熱交換部17は、熱交換部用基板13を積層してなる。熱交換部用基板13が積層されることで、複数の透孔25が格子の各交差点に配置される。これらの格子配列された透孔25は、千鳥配列される透孔25が1次流路29となり、この千鳥配列と逆位相で千鳥配列される透孔25が2次流路31となる。
端部用基板19は、熱交換部用基板13の配列における1次流路29のいずれか1つに対応する位置と2次流路31のいずれか1つに対応する位置のそれぞれに穿設される透孔25、本実施形態では熱交換部用基板13の配列における対角線方向両端に位置する一対の透孔25に応じて透孔25が穿設される。これら一対の透孔25の穿設された端部用基板19は、積層体熱交換部17を挟んで2枚が左右反転されて配置される。一対の透孔25は、一方が入口孔33、他方が出口孔35となる。端部用基板19は、厚さ0.5mmの薄板を4枚で1組とされる。
熱交換部用基板13、流路変換用基板15、端部用基板19に使用される薄板の素材には、銅、アルミニウム、鉄、ステンレス鋼、チタンおよびチタン合金からなる群のうちから選択される1種または2種以上の金属または合金を用いることが好ましい。とくに高い熱伝導率が要求される熱交換器11では、銅、鉄、アルミニウムおよびこれらの合金を用いることが好ましい。また、熱交換器11に耐衝撃性や耐腐食性が要求される場合には、ステンレス鋼やチタン及びチタン合金が好ましい。
そして、薄板は、クラッド材であることがより好ましい。クラッド材は、鉄系合金または銅もしくは銅合金からなる基材の面にはんだを積層してなる。この積層体を圧延し、クラッド材を得る。圧延後のはんだの厚さが圧延後の基材の厚さよりも厚くなるように、圧延前の基材に対するはんだの厚さが制御される。
第1流路変換部21は、流路変換用基板15を積層することによって形成される。第1流路変換部21は、一方の端部用基板19に穿設された一対の透孔25の一方(図1中右方の端部用基板19の左下透孔25である入口孔33、及び図2(a)の左下透孔25である入口孔33)を1次流路29に接続し、他方の透孔25(図1中右方の端部用基板19の右上透孔25である出口孔35、及び図2(a)の右上透孔25である出口孔35)を2次流路31に接続する。
第2流路変換部23は、第1流路変換部21を例えば左右反転して用いられる。第2流路変換部23は、他方の端部用基板19に穿設された一対の透孔25の一方(図1中左方の端部用基板19の右下透孔25である入口孔33)を2次流路31に接続し、他方の透孔25(図1中左方の端部用基板19の左上透孔25である出口孔35)を1次流路29に接続する。
これらの第1流路変換部21および第2流路変換部23は、図2に示す流路変換用基板15を、図2(b)に示す基本姿勢、この基本姿勢に対する図2(c)に示す上下反転姿勢、図2(d)に示す左右反転姿勢、図2(e)に示す上下左右反転姿勢の4つの姿勢で順次に積層することによって得られる。これにより、第1流路変換部21および第2流路変換部23は、端部用基板19の一対の透孔25のそれぞれを1次流路29または2次流路31に接続可能にする。
流路変換用基板15は、例えば四角形に形成されることが好ましい。流路変換用基板15の3辺部には、他の辺部との判別を可能とする標示部が設けられている。本実施形態において、標示部は、辺部を切り欠いた第1凹部37、第2凹部39、第3凹部41として形成されている。これらの標示部の位置で、連結穴27のジグザグの向きが4パターンとなる。流路変換用基板15は、厚さ0.5mmの薄板を4枚で1組とし、厚さ2mmとする。
次に、上記構成を有する熱交換器11の製造方法を説明する。
熱交換器11を製造するには、表裏に加熱溶着材(はんだ等)の設けられた板材に、2列以上の偶数列と3段以上の奇数段に配列される複数の透孔25を穿孔して熱交換部用基板13を得る。
次に、熱交換部用基板13を積層して千鳥配列される透孔25が1次流路29、千鳥配列と逆位相で千鳥配列される透孔25が2次流路31となる積層体熱交換部17を仮組みする。仮組みは、例えば、端部用基板19に突設した貫通軸43を、流路変換用基板15、熱交換部用基板13に貫通することにより行う。
次に、上記の配列における対角線方向両端に位置する一対の透孔25に応じて透孔25が穿設された2枚の端部用基板19を例えば左右反転させて積層体熱交換部17を挟んで配置する。
流路変換用基板15を積層した第1流路変換部21を、一方の端部用基板19の一方の透孔25に1次流路29を一致させ、他方の透孔25に2次流路31を一致させて、一方の端部用基板19と積層体熱交換部17の間に配置する。
次に、流路変換用基板15を積層した第2流路変換部23を、他方の端部用基板19の一方の透孔25に2次流路31を一致させ、他方の透孔25に1次流路29を一致させて、他方の端部用基板19と積層体熱交換部17の間に配置する。
積層体熱交換部17を第1流路変換部21と第2流路変換部23で挟み、さらにその外側を左右反転させた2枚の端部用基板19で挟んで仮組みした後、加熱することで一体に密着させる。
次に、上記した熱交換器の変形例を説明する。
図4は透孔25が14列13段で設けられた熱交換部用基板45の正面図、図5は図4の熱交換部用基板45に用いられる端部用基板47の正面図、図6は図4の熱交換部用基板45に用いられる流路変換用基板49の正面図である。
熱交換器は、図4に示す透孔25が14列13段で設けられた熱交換部用基板45を用いることができる。図5に示すように、端部用基板47は、熱交換部用基板45の対角線方向両端に位置する一対の透孔25に応じて透孔25が穿設される。図6に示すように、流路変換用基板49は、熱交換部用基板45の配列における異なる段、異なる列で斜めに隣接する少なくとも2つの透孔同士を連結して形成した連結穴51を有する。
これら、熱交換部用基板45を積層して千鳥配列される透孔25が1次流路29、千鳥配列と逆位相で千鳥配列される透孔25が2次流路31となる積層体熱交換部を得る。流路変換用基板49を上記の4つの姿勢で積層することによって、第1流路変換部を得る。この第1流路変換部によって、一方の端部用基板47に穿設された一対の透孔25の一方を1次流路29に接続し、他方の透孔25を2次流路31に接続する。第1流路変換部を左右反転して用いた他方の端部用基板47に穿設された一対の透孔25の一方を2次流路31に接続し、他方の透孔25を1次流路29に接続する。これにより、透孔25が14列13段で設けられた熱交換器が得られる。
図7(a)は最小構成に係る端部用基板53の正面図、(b)はその流路変換用基板55の基本姿勢の正面図、(c)は(b)の上下反転姿勢の正面図、(d)は(b)の左右反転姿勢の正面図、(e)は(b)の上下左右反転姿勢の正面図、(f)はその熱交換部用基板57の正面図である。
熱交換器は、図7(f)に示す透孔25が2列3段で設けられた熱交換部用基板57を用いることができる。図7(a)に示すように、端部用基板53は、熱交換部用基板57の対角線方向両端に位置する一対の透孔25に応じて透孔25が穿設される。図7(b)〜図7(e)に示すように、流路変換用基板55は、熱交換部用基板57の配列における異なる段、異なる列で斜めに隣接する少なくとも2つの透孔同士を連結して形成した連結穴59を有する。
これら、熱交換部用基板57を積層して千鳥配列される透孔25が1次流路29、千鳥配列と逆位相で千鳥配列される透孔25が2次流路31となる積層体熱交換部を得る。流路変換用基板55を上記の4つの姿勢で積層することによって、第1流路変換部を得る。この第1流路変換部21によって、一方の端部用基板53に穿設された一対の透孔25の一方を1次流路29に接続し、他方の透孔25を2次流路31に接続する。第1流路変換部を例えば左右反転して用い他方の端部用基板53に穿設された一対の透孔25の一方を2次流路31に接続し、他方の透孔25を1次流路29に接続する。これにより、透孔25が2列3段で設けられた熱交換器が得られる。
次に、上記構成を有する熱交換器11の作用を説明する。
熱交換器11では、複数の熱交換部用基板13が積層されることで、透孔25が重なった複数の流路を有する積層体熱交換部17が構成される。積層体熱交換部17に形成される複数の流路は、千鳥配列される透孔25による1次流路29と、この千鳥配列と逆位相で千鳥配列される2次流路31となる。
積層体熱交換部17には、流路の延在方向の両端側に、端部用基板19が左右反転されて配置される。端部用基板19には、熱交換部用基板13に穿設された透孔25の配列における1次流路29のいずれか1つに対応する位置に穿設される一次用の透孔25と、2次流路31のいずれか1つに対応する位置に穿設される2次用の透孔25とが穿設され、本実施形態では、熱交換部用基板13に穿設された透孔25の配列における対角線方向両端に位置する一対の透孔25が穿設されている。
積層体熱交換部17を挟んで配置される一対の端部用基板19の一方の端部用基板19と積層体熱交換部17との間には、第1流路変換部21が配置される。また、他方の端部用基板19と積層体熱交換部17との間には、第2流路変換部23が配置される。
第1流路変換部21と第2流路変換部23とは、同一のものが左右反転して用いられる。第1流路変換部21と第2流路変換部23とは、複数の流路変換用基板15を積層してなる。流路変換用基板15は、熱交換部用基板13の透孔配列における異なる段、異なる列で斜めに隣接する少なくとも2つの透孔同士を連結して形成した連結穴27を有する。この連結穴27と、独立する複数の透孔25とからなる流路パターンを有した流路変換用基板15は、姿勢が変えられて積層されることで、端部用基板19に穿設された一対の透孔25を1次流路29と、2次流路31とに接続可能とする。
これにより、一方の端部用基板19に穿設された一対の透孔25が、第1流路変換部21を介して積層体熱交換部17の複数の1次流路29及び2次流路31に分岐された後、第2流路変換部23を介して他方の端部用基板19に穿設された一対の透孔25に集合して接続される。図2(a)〜(f)に示すハッチング(斜線模様)は、この端部用基板19から積層体熱交換部17の1次流路29と2次流路31の各流体を模式的に表したものであり、左下がり斜線(ハッチング)は1次流路29を流れる1次流体であり、右下がり斜線(ハッチング)は2次流路31を流れる2次流体である。すなわち、図2(a)に示す一方の端部用基板19の入口孔33から流入する流体(左下がり斜線(ハッチング))は図2(b)の透孔25を通り図2(c)で連結穴27のジグザグ部分で分岐して流れ、図2(d)の透孔25を通り図2(e)でさらに連結穴27にて分岐して、そして図2(f)で示す各透孔25の1次流路29へと流れる。なお、本実施形態においては、端部用基板19の入口孔33から流入し積層体熱交換部17の各流路、上記した図2(a)〜(f)の例では1次流路29へ流れる場合では、図2(f)における下から1、2段目に到達するには図2の(a),(b),(c),(d),(e),(f)の順で、下から3、4段目へは図2の(a),(b),(c),(b),(c),(d),(e),(f)の順で、下から5段目では図2の(a),(b),(c),(b),(c),(b),(c),(d),(e),(f)の順で、流体が流れ、すなわち、図2(f)の下から3段目よりも上段に到達するには、積層される順とは逆の方向である図2(c),(b)の順に連結穴27を流れて分岐した後、さらに図2(b),(c)の順で連結穴27にて分岐して流れる必要がある。つまり、流体は、4つの姿勢の流路変換用基板15(図2(b)〜(e))を1度ずつ通過するのみで入口孔33から各1次流路29へ分岐し流れるのではなく、4つの姿勢の各基板15の連結穴27を厚み方向で巡るように流れることで1段目から5段目の1次流路29へ流れるようになっている。
これら熱交換部用基板13、流路変換用基板15、端部用基板19のそれぞれを簡略化すると図3に示すようになり、すなわち、熱交換部用基板13をA、流路変換用基板15をB、端部用基板19をEとして略記すると、これらが一体に構成された状態では、一方の端部用基板19(E)に穿設された入口孔33から流入する流体は、図3中Bで構成された第1流路変換部21の連結穴27を通ることで分岐し、図3中Aの積層体熱交換部17の各透孔25よりなる1次流路29または2次流路31のそれぞれに流入し、熱交換が行なわれ、その後、Bで示される第2流路変換部23の連結穴27にて集合して他方の端部用基板19(E)に穿設された出口孔35から流出することとなる。
ここで、熱交換器11の流路変換用基板15に穿設される透孔25が、例えば最小構成の2列3段で配列されているとする。図2(b)に示した1列及び2列の1段から3段までのパターンと同様である。また、これは、図7(b)のパターンとも同様である。
流路変換用基板55には、異なる段、異なる列で斜めに隣接する2つの透孔25同士を連結した連結穴59が形成される。この例では、1列目3段目の透孔25が2列目2段目の透孔25に連結された連結穴59とする(図7(b))。従って、1段目の透孔25は、それぞれが独立のものとなる。この流路変換用基板15は、姿勢を、基本姿勢と、上下反転姿勢と、左右反転姿勢と、上下左右反転姿勢とに変えることで、4つの流路パターンが得られる。
これら姿勢を変えた4枚の流路変換用基板55が、上記姿勢の順で積層されることにより、2列3段の配列における対角線方向両端に位置する一対の透孔25が、積層体熱交換部17の千鳥配列される1次流路29と、この千鳥配列と逆位相で千鳥配列される2次流路31とに接続される。その結果、一種類の流路変換用基板55を用いて、端部用基板53の一対の透孔25を、複数の1次流路29と2次流路31とに分岐接続したり、集合接続したりできる。
また、熱交換器11では、流路変換用基板55が積層される際の流路変換用基板25の姿勢が、標示部37、39、41によって容易に把握可能となる。これにより、基本姿勢(図7(b))、上下反転姿勢(図7(c))、左右反転姿勢(図7(d))、上下左右反転姿勢(図7(e))の順での積層が間違いなく容易に可能となる。その結果、一種類の流路変換用基板55の4通りの使い分けを、標示部37、39、41の位置によって容易に行うことができる。
なお、この最小構成の2列3段の配列で構成される図7に示す各基板においても、上述した実施形態における図2で示したハッチング(斜線模様)と同様で、図7(a)〜(f)に示すハッチング(斜線模様)は、この端部用基板53から熱交換用基板57の1次流路29と2次流路31の各流体を模式的に表したものであり、左下がり斜線(ハッチング)は1次流路29を流れる1次流体であり、右下がり斜線(ハッチング)は2次流路31を流れる2次流体である。
熱交換器11の製造方法では、表裏に加熱溶着材の設けられた板材に、2列以上の偶数列と3段以上の奇数段に配列される複数の透孔25を穿孔して熱交換部用基板13を得る。
この熱交換部用基板13を積層して、千鳥配列される透孔25が1次流路29、この千鳥配列と逆位相で千鳥配列される透孔25が2次流路31となる積層体熱交換部17を仮組みする。
熱交換部用基板13の配列における対角線方向両端に位置する一対の透孔25に応じて透孔25が穿設された2枚の端部用基板19を、左右反転させ、積層体熱交換部17を挟んで配置する。
流路変換用基板15を積層した第1流路変換部21を、一方の端部用基板19の一方の透孔25に1次流路29を一致させ、他方の透孔25に2次流路31を一致させて、一方の端部用基板19と積層体熱交換部17の間に配置する。
同様に、流路変換用基板15を積層して左右反転させた第2流路変換部23を、他方の端部用基板19の一方の透孔25に2次流路31を一致させ、他方の透孔25に1次流路29を一致させて、他方の端部用基板19と積層体熱交換部17の間に配置する。
最後に、積層体熱交換部17を第1流路変換部21と第2流路変換部23で挟み、さらにその外側を左右反転させた2枚の端部用基板19で挟んで仮組みする。
仮組みした積層集合体を、加熱炉等によって加熱することで、一体に密着させた熱交換器11を得る。
熱交換器11の製造方法では、クラッド材を使用することで、ロウ付け工程(塗布工程)が不要となる。
なお、1次流路29、2次流路31の各入口孔33、出口孔35の位置は、隅部分以外に配置してもよい。また、板厚の組み合わせは上記の例に限らず、任意とすることができる。
従って、本実施形態に係る熱交換器11及び熱交換器11の製造方法によれば、少ない部材の種類で、出入口部(入口孔33、出口孔35)、流路変換部(第1流路変換部21、第2流路変換部23)、熱交換部(積層体熱交換部17)を構成することができる。
11…熱交換器
13…熱交換部用基板
15…流路変換用基板
17…積層体熱交換部
19…端部用基板
21…第1流路変換部
23…第2流路変換部
25…透孔
27…連結穴
29…1次流路
31…2次流路
37…第1凹部(標示部)
39…第2凹部(標示部)
41…第3凹部(標示部)

Claims (4)

  1. 複数の透孔が2列以上の偶数列と3段以上の奇数段に配列される熱交換部用基板と、
    前記配列における異なる段、異なる列で斜めに隣接する少なくとも2つの透孔同士を連結して形成した連結穴を有する流路変換用基板と、
    前記熱交換部用基板を積層して千鳥配列される前記透孔が1次流路、前記千鳥配列と逆位相で千鳥配列される前記透孔が2次流路となる積層体熱交換部と、
    前記1次流路のいずれか1つに対応する位置に穿設される一次用の透孔と、前記2次流路のいずれか1つに対応する位置に穿設される2次用の透孔とを具備し、前記積層体熱交換部を挟んで配置される2枚の端部用基板と、
    前記流路変換用基板を積層することによって、一方の前記端部用基板に穿設された前記1次用の透孔を前記1次流路に接続し、前記2次用の透孔を前記2次流路に接続する第1流路変換部と、
    前記流路変換用基板を積層することによって、他方の前記端部用基板に穿設された前記1次用の透孔を前記1次流路に接続し、前記2次用の透孔を前記2次流路に接続する第2流路変換部と、
    を具備することを特徴とする熱交換器。
  2. 請求項1記載の熱交換器であって、
    前記第1流路変換部および前記第2流路変換部が、
    前記流路変換用基板を、基本姿勢、この基本姿勢に対する上下反転姿勢、左右反転姿勢、上下左右反転姿勢の4つの姿勢で順次に積層することによって、前記端部用基板の一対の前記透孔のそれぞれを前記1次流路または前記2次流路に接続することを特徴とする熱交換器。
  3. 請求項1または2記載の熱交換器であって、
    前記流路変換用基板が四角形に形成され、
    前記流路変換用基板の3辺部に、他の辺部との判別を可能とする標示部が設けられていることを特徴とする熱交換器。
  4. 表または裏の少なくともいずれか一方に加熱溶着材の設けられた板材に、2列以上の偶数列と3段以上の奇数段に配列される複数の透孔を穿孔して熱交換部用基板を得る工程と、
    前記配列における異なる段、異なる列で斜めに隣接する少なくとも2つの透孔同士を連結して形成した連結穴を有する流路変換用基板を得る工程と、
    前記熱交換部用基板を積層して千鳥配列される前記透孔が1次流路、前記千鳥配列と逆位相で千鳥配列される前記透孔が2次流路となる積層体熱交換部を仮組みする工程と、
    前記1次流路のいずれか1つに対応する位置に穿設される一次用の透孔と、前記2次流路のいずれか1つに対応する位置に穿設される2次用の透孔とを具備する2枚の端部用基板を前記積層体熱交換部を挟んで配置する工程と、
    前記流路変換用基板を積層した第1流路変換部を、一方の前記端部用基板の一方の前記透孔に前記1次流路を一致させ、他方の前記透孔に前記2次流路を一致させて、一方の前記端部用基板と前記積層体熱交換部の間に配置する工程と、
    前記流路変換用基板を積層した第2流路変換部を、他方の前記端部用基板の一方の前記透孔に前記2次流路を一致させ、他方の前記透孔に前記1次流路を一致させて、他方の前記端部用基板と前記積層体熱交換部の間に配置する工程と、
    前記積層体熱交換部を前記第1流路変換部と前記第2流路変換部で挟み、さらにその外側を2枚の前記端部用基板で挟んで仮組みした後、加熱することで一体に密着させる工程と、
    を含むことを特徴とする熱交換器の製造方法。
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