JP2015086507A - 引出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、簡単な構造で、施錠装置付き引出し装置と施錠装置なし引出し装置の2種類の在庫を持つ必要がない引出し装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 什器に配設される左右一対の支持材と、該支持材に、前後方向に引き出し可能に支持された引出し本体と、該引出し本体の前面に設けられる施錠装置とで構成され、該施錠装置を引出し本体の前面に対して着脱自在とすることによって、施錠装置なしの引出し装置と施錠装置付きの引出し装置とで引出し本体を共用可能にする。
【選択図】図7

Description

本発明は、特にオフィスなどの執務空間で使用されるデスク、キャビネット等の什器に装着される引出し装置に関するものである。
引出し装置には、施錠装置がオプションとして設定され、施錠装置付きと施錠装置なしの引出し装置を使い分けることが多い。
通常、什器は、発注から納品までの期間を短くするため、生産者は、ある程度組み立てられた部材単位で在庫を行い、製品の注文に合わせて前記部材を選択し、選択した部材を組み立てた上で出荷する。
従来の施錠装置付きの引出し装置の場合、引出し本体に施錠装置取り付け用の大きな開口孔(窓穴)を設け、その孔を使用して施錠装置を取り付けているので、施錠装置付きの引出し装置用の引出し本体は施錠装置付き専用品となっていた。(例えば特許文献1)
その為、生産者は、施錠装置付き引出し装置と、施錠装置なし引出し装置の2種類の引出し装置の在庫を用意して出荷に対応する必要があり、引出し装置の在庫数量が多くなる問題があった。
また、施錠装置なしの引出し装置が設置された什器を納品し、納品先で該什器を使用し始めた後、施錠装置が必要となった場合、施錠装置付き引出し装置に差し替えるといった大掛かりな対応が必要であった。
特許第4773918号公報
本発明は、簡単な構造で、施錠装置付き引出し装置と施錠装置なし引出し装置の2種類の在庫を持つ必要がない引出し装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、什器に配設される左右一対の支持材と、該支持材に、前後方向に引き出し可能に支持された引出し本体と、該引出し本体の前面体に設けられる施錠装置とで構成され、該施錠装置を引出し本体の前面体に対して着脱自在とすることによって、施錠装置なしの引出し装置と施錠装置付きの引出し装置とで引出し本体を共用可能としたものである。
上記課題を解決する為、本発明が第2の手段として構成したところは、前記第1の手段に加え、施錠装置は、引出し本体の前面体に係合する係止片と施錠装置を引出し本体の前面体に固定する螺合手段を有し、引出し本体の前面体には、切り欠きや貫通孔ではない係合部と、施錠装置の螺合手段に対応した固定孔が設けられ、係合片が係合部に係合することによって、施錠装置が引出し本体の前面体の取り付け位置で保持可能とされるとともに、前記固定孔を使用して引出し本体の前面体に螺合固定されるものである。
上記課題を解決する為、本発明が第3の手段として構成したところは、前記第2の手段に加え、係合部は引出し本体の前面体の上部の取手部に設けられ、該取手部は、引出し本体の前面体の前面板の上部から前方に突出する上面部と、上面部の前方部から下方に垂れ下がる前部と、前部の下部から後方に突出する下面部と、該下面部の突出端と前面板間に所定の間隔が開く位置から上方に立ち上がる手掛かり片とで形成されるものであって、手掛かり片は、引出しを前後方向に引き出す際の手掛かりとされるとともに施錠装置の係合部とされ、施錠装置の本体ケースの上面に上方に突出して設けられた係止片が手掛かり片に係合するように、施錠装置を取手部の下方より挿入することによって、施錠装置が引出し本体の前面体に保持状態で装着されるものである。
本発明の第1の手段としての構成によると、引出し本体を施錠装置付き用と施錠装置なし用の2種類を用意する必要がないので引出し本体の在庫量を少なくすることができる。また、施錠装置なしの引出し装置と施錠装置付きの引出し装置とで引出し本体が共用であるため、施錠装置なしで使用している什器に、後から施錠装置を追加することも容易である。
本発明の第2の手段としての構成によると、第1の手段の効果に加え、施錠装置の取り付けの際、施錠装置は係止片によって引出し本体の前面体に保持されるので、施錠装置をネジ止めする時に施錠装置を手で押えておく必要がないため施錠装置の取り付けが容易である。
さらに、施錠装置は、係止片での保持に加え、引出し本体の前面体にネジにて固定されるので、確実に取り付けができ、容易に外れることがないばかりか、施錠装置は、ネジと係止片とが協同して前面体に保持されるので、ネジの本数を少なくすることができ、施錠装置の取り付け作業効率がよい。
また、係合部は、切り欠きや貫通孔ではないことと、施錠装置のネジの本数を少なくすることができるので、施錠装置なしの引出し本体のときに露呈するのが限られた固定孔だけのため見栄えへの影響が小さく施錠装置付き用引出し本体と施錠装置なし用引出し本体との共用が容易である。
本発明の第3の手段としての構成によると、第1の手段、第2の手段の効果に加え、取手部を利用して施錠装置を装着するので、施錠装置なしの引出し本体と施錠装置付きの引出し本体とで引出し本体が共用容易である。
本発明の引出し装置が設けられたデスクの正面図である。 本発明の図1の左側面図である。 本発明の図1の右側面図である。 図1のA−A線断面図である。 図4の要部拡大図である。 図1のB−B線断面図の要部拡大図である。 図5のE部拡大図である。 図6のF部拡大図である。 図2のD−D線断面図における要部拡大図である。 図1のC−C線断面図における要部拡大図である。 右側の支持材の正面図である。 右側の支持材の左側面図である。 右側の支持材の平面図である。 解錠した状態の施錠装置の正面図である。 解錠した状態の施錠装置の背面図である。 解錠した状態の施錠装置の平面図である。 施錠装置の右側面図である。 図14のA−A線断面図である。 施錠した状態の施錠装置の図18に相当する断面図である。 図19の状態の施錠装置を引出し本体に取り付けた時の要部拡大断面図である。 施錠放置を引出し本体に取り付けた時の要部拡大正面図である。 図21の状態から施錠装置を取り外した時の要部拡大正面図である。
什器に配設される左右一対の支持材と、該支持材に、前後方向に引き出し可能に支持された引出し本体と、該引出し本体の前面に設けられる施錠装置とで構成される引出し装置であって、施錠装置は、引出し本体の前面体に係合する係止片と施錠装置を引出し本体の前面体に固定する螺合手段を有し、引出し本体の前面体には、係合部と施錠装置の螺合手段に対応した固定孔が設けられ、係合部は、引出し本体の前面体の上部の取手部に設けられ、取手部は、引出し本体の前面体の前面板の上部から前方に突出する上面部と、上面部の前方部から下方に垂れ下がる前部と、前部の下部から後方に突出する下面部と、該下面部の突出端と前面板間に所定の間隔が開く位置から上方に立ち上がる手掛かり片とで形成されるものであって、手掛かり片は、引出しを前後方向に引き出す際の手掛かりとされるとともに施錠装置の係合部とされ、施錠装置の施錠装置の本体ケースの上面に上方に突出して設けられた係止片が手掛かり片に係合するように、施錠装置を取手部の下方より挿入することによって、施錠装置が引出し本体の前面体に保持状態で装着されるように構成し、施錠装置なしの引出し装置と施錠装置付きの引出し装置とで引出し本体を共用可能とした引出し装置である。
以下、実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図6、において、符号100は、執務室などで使用される本発明のデスクを示しデスク100は、天板200の左右端部下面に取付けられた逆L字型の左右脚体300、300と、天板200の後部下面で、左右の脚体300、300の間を連結する幕板500より構成されている。
そして、天板200の下面に、デスク前方に引き出される引出し装置1が設置されている。
引出し装置1は、引出し本体2と、引出し本体2の両側に配置される左右1対の支持材3と、引出し本体2の前面に設けられる施錠装置4とで構成される。
引出し本体2は、所定の大きさに設定された底板21の両端にそれぞれ立設された側板22、22と、底板21の後端に立設された背板23と、底板21の前端に立設された前面体24とで薄型容器状に形成されている。
背板23と底板21と前面体24は、曲げ加工などにより、薄鋼板で一体的に成形されている。
側板22、22は、背板23より後方に延伸する長さに設定され、側板22、側板22のそれぞれの外側面にガイドレール221、221設けられている。
ガイドレール221は、側板22の上端から外側に向かって延伸する上面221aと、上面221aの突出先端から下方に向かって垂下する垂直面221bと、垂直面221bの下端から内側に向かって延伸する下面221cとからなり、側板22とガイドレール221が薄鋼板で一体的に成形されている。
側板22、22は、背板23と底板21と前面体24のそれぞれに点溶接されることによって取り付けられている
尚、ガイドレール221、221は、後述する支持材3、3に、合成樹脂製摺動ガイド部材221dを介して挟持保持され、引出し本体2を前後方向に摺動可能にするものである。
前面体24は、前面板241と、前面板241の前面上部側に設けられる取手部242とで形成されている。
取手部242は、前面板241の上端部から前方に突出する上面部242aと、上面部242aの前端部から下方に垂れ下がる前部242bと、前部242bの下端部から後方に突出する下面部242cと、下面部242cの突出した後方端部の該後方端部と前面板241との間に引出し本体2を前後摺動操作する際の指が入る程度の隙間が設けられる位置から上方に立ち上がる手掛かり片242dとで形成されている。
したがって、背板23と底板21と前面板241、取手部242は、前述のとおり、薄鋼板で一体的に成形されていることとなる。
取手部242の両端には、一対の合成樹脂製のエンドキャップ243が装着され、取手部242の端部に服などが引掛かかることを防止するとともに、取手部242の両端部付近の見栄えを向上させている。
支持材3は、正面視コの字状を成し前後方向縦長に形成され、コの字状の上面が取付面31とされ、コの字状の垂直面が側面32とされ、コの字状の下面が載置摺動面33とされる。
そして、支持材2は、一対で使用され、一対の支持材3、3のそれぞれのコの字の開口側が向かい合うように天板200の下面に螺合にて固定される。
取付面31には、支持材3を天板200の下面に螺合するための取付孔31a、31aが設けられ、側面32の前方端寄りには後述する施錠装置4の施錠杆43が挿入する施錠孔32aが設けられ、載置摺動面33の上面には合成樹脂製の第1摺動体33aが取り付けられている。
第1摺動体33aは、引出し本体2のガイドレール221、221の下面221cに接触し摺動を清らかにするとともに、引出し本体2を引き出した時に、ガイドレール221、221の後部側に設けられた第2摺動体221d、221dに接触し、引出し本体2が支持材3から前方に脱落しないようにするものである。
第2摺動体221dは合成樹脂製であって、第2摺動体221dの内面がガイドレール221の上面221a、垂直面221b、下面221cに接するようにコの字状を成し、第2摺動体222の外側の面が、支持材3の取付面31、側面32、載置摺動面33に接触し引出し本体2の上下方向の動きを規制するとともに引出し本体2の摺動を清らかにするものである。
錠前装置4は、本体ケース41と、シリンダ錠42と、施錠杆43と、表示部材44とで構成されている。
本体ケース41は、略横長直方体を成し、シリンダ錠42が装着される収容部411と、前面にシリンダ錠42の正面の鍵穴421を露呈させる錠前開口部412と、錠前開口部412の右横側に引出し本体2の施錠状態を表示する表示窓413と、後面に前面に錠前装置4を引出し本体2に固定するための螺合孔414と、側面に施錠杆43を通すための切り欠き部415と、上面に上方に向かって突設する係合片416、416、416と、係合片416の前方で本体ケース41の前面上端部から上方に向かって突設する補助係合片417とから構成され、合成樹脂製にて一体的に形成されている。
係合片416は、本体ケース41の上面418から立ち上がる弾性垂直部416aと、弾性垂直部416aの上部で前方に向かって突出する係合部416bと係合部416bの上部から上方に延伸する案内部416cとから成り、案内部416cは、前面側が側面視において上部が後方に倒れた傾斜面を成した略三角形に形成されている。
シリンダ錠42は、前面、後面が円形で前後方向に長い円筒形を成し、前面に鍵穴421を備え、前記、本体ケース41の収容部411に鍵穴42が錠前開口部412から臨むように装着されている。
シリンダ錠42の後端部には、シリンダ錠42の施解錠操作に連動して、左右方向に移動するように板状の施錠杆43が装着され、施錠杆43は、本体ケース41の前記切り欠き部415から突出する長さに設定されている。
表示部材44は、施錠杆43に嵌合する嵌合片441、441と、施錠杆43に設けられた嵌合孔に嵌合する嵌合ピン442と、前記嵌合部441から前方に延伸する表示部443と、表示部443の前面に貼り付けられ前記表示窓413から臨む表示体444とで構成される。
表示部材44は、シリンダ錠42と本体ケース41の前記切り欠き部415間に位置する施錠杆43に、嵌合片441、441と嵌合ピン442で嵌合して取り付けられ、施錠杆43の左右方向に移動に連動して左右方向に移動する。
表示体444はシール状のものであって、通常、施錠状態で表示窓413から赤色が臨み、解錠状態で表示窓413から青色が臨むように設定される。
次に、引出し装置1の組み立て方法を詳述する。
まず、支持材3、3を天板200の下面の所定の位置に、取付面31の取付孔31a、31aを使用して螺合する。
このように取り付けられた一対の支持材3、3の正面から、引出し本体2のガイドレール221、221の後端を差し込むが、この時、一旦、ガイドレール221、221の第2摺動体222、222が、載置摺動面33の第1摺動体33aを乗り越えるように、引出し本体2の後方を持ち上げながら差し込み、第2摺動体222、222が第1摺動体33aを乗り越えた後、引出し本体2を水平の戻し、その状態のまま引出し本体2を後方に押し込むことで引出し本体2が支持枠3、3に前後方向に摺動可能に取り付けられる。
施錠装置4は、本体ケース41の後面上部付近を、引出し本体2の前面板241に当接させた上で、係合片416、416、416が引出し本体2の手掛かり片242dと前面板241の間に下方から差込まれるように施錠装置4を押し上げると、係合片416の案内部416cの前面側が手掛かり片242dに当接し、この状態から更に施錠装置4を押し上げると、案内部416cの前面側には傾斜面があるから、手掛かり片242dに押されるように、案内部416cの前面側傾斜に沿って、弾性垂直部416aが弾性変形しながら係合片416は後方に倒れていく。
そして、案内部416cが、下面部242cを乗り越えると、弾性垂直部416aは垂直状態に戻り、係合部416bが下面部242cに係合し、施錠装置4は、下方側に容易に外れないように装着されることになる。
したがって、本体ケース41の上面418と係合片416の係合部416bの下端との寸法は、手掛かり片242dの高さと略同じとされ、係合片416の弾性垂直部416aの前面と本体ケース41の後面との寸法は、手掛かり片242dと前面板241との間隔と略同じにされる。こうすることで、施錠装置4は、前面体24にガタツキなどを生じることなく確実に装着できるとともに、装着状態が保持されるので、組み立て時に装着後の施錠装置4に手を添える必要がなく簡単に組み立てることができる。
尚、施錠装置4の装着状態で、本体ケース41の補助係合片417は、取手部242の前部242bの前方で前部242bに当接した状態となるように設定されている。そのため、係合片416と補助係合片417の協同で取手部242に係合保持することもできる。
そして、施錠装置4が取手部242に装着された状態で、施錠装置4を右側にむかって押し込むと、施錠装置4は、取手部242に沿ってスライド移動する。そして本体ケース41の右側面が右側のエンドキャップ242dに当接したところまで移動すると、施錠装置4の取り付け位置となる。
このように、施錠装置4は取手部242に沿って移動させることが可能であるから、施錠装置4の組み立てが簡単であるばかりか、引出し本体2の前面体24に施錠装置4の位置決め用の切り欠きや開口孔などを設ける必要がない。
そして、この状態で、前面体24の前面板241には、本体ケース41の螺合孔414に対応する固定孔241aがあらかじめ設けられており、この固定孔241a使用して、前面板241の裏面から固定螺子400にて螺合し施錠装置4の最終固定を行う。
施錠装置4が装着された引出し本体2を後方に摺動させ、完全に収容した状態でシリンダ錠42の鍵穴421に鍵401を差込み右に回転させると、この回転に連動して、施錠杆43が右側に摺動移動する。そして施錠杆43の右側先端43aが支持材3の施錠孔32aに挿入し、さらに鍵を右に回転させると右側先端33aが支持材3の施錠孔32aを貫通した状態となる。この状態で、引出し本体2は前後方向の摺動が規制され鍵401をシリンダ錠42から抜くと施錠されたことになる。当然のごとく解錠は鍵401を左に回すことによって行う。
前述のとおりに前面体24は構成されているので、施錠装置4が装着されていない状態の前面体24の前面板241には、螺合用の丸4mm程度の小さな固定孔241aのみが露呈するだけであり、また前面体24の取手部242に施錠装置4は係合するので、施錠装置4を係合するための切り欠きや貫通孔が必要ない。そのため、施錠装置4が装着されていない状態の引出し本体2をそのまま使用しても意匠上も使用上も不都合となることがない。よって引出し本体2は、施錠装置付きの場合と施錠装置なしの場合とで共用することが可能である。
以上のように、本発明は、什器に設置される引出し装置に関し、簡単な構造で施錠装置なしの引出し装置と施錠装置付きの引出し装置とで引出し本体を共用可能なので、オフィス、学校、病院等で使用される什器に広く利用することができる。
100 デスク
200 天板
300 脚体
500 幕板
1 引出し装置
2 引出し本体
24 前面体
241 前面板
242 取手部
242a 上面部
242b 前部
242c 下面部
242d 手掛かり片
3 支持材
4 施錠装置
400 固定螺子
414 螺合孔
416 係合片

Claims (3)

  1. 什器に配設される左右一対の支持材と、該支持材に、前後方向に引き出し可能に支持された引出し本体と、該引出し本体の前面に設けられる施錠装置とで構成され、該施錠装置を引出し本体の前面に対して着脱自在とすることによって、施錠装置なしの引出し装置と施錠装置付きの引出し装置とで引出し本体を共用可能としたことを特徴とする引出し装置。
  2. 施錠装置は、引出し本体の前面体に係合する係止片と施錠装置を引出し本体の前面体に固定する螺合手段を有し、引出し本体の前面体には、切り欠きや貫通孔ではない係合部と、施錠装置の螺合手段に対応した固定孔が設けられ、係合片が係合部に係合することによって、施錠装置が引出し本体の前面体の取り付け位置で保持可能とされるとともに、前記固定孔を使用して引出し本体の前面体に螺合固定されることを特徴とする請求項1に記載の引出し装置。
  3. 係合部は引出し本体の前面体の上部の取手部に設けられ、該取手部は、引出し本体の前面体の前面板の上部から前方に突出する上面部と、上面部の前方部から下方に垂れ下がる前部と、前部の下部から後方に突出する下面部と、該下面部の突出端と前面板間に所定の間隔が開く位置から上方に立ち上がる手掛かり片とで形成されるものであって、手掛かり片は、引出しを前後方向に引き出す際の手掛かりとされるとともに施錠装置の係合部とされ、施錠装置の本体ケースの上面に上方に突出して設けられた係止片が手掛かり片に係合するように、施錠装置を取手部の下方より挿入することによって、施錠装置が引出し本体の前面体に保持状態で装着されることを特徴とする請求項2に記載の引出し装置。
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