JP2015085798A - 自動制動装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1から図4を参照して、自動制動装置を具体化した第1実施形態を説明する。以下では、自動制動装置を搭載する車両の構成、自動制動装置の構成、自動制動装置が行う処理の手順、および、自動制動装置の作用を順番に説明する。
図1を参照して自動制動装置を搭載する車両の構成を説明する。
図1が示すように、車両10は、例えば2つの右輪と2つの左輪とを有し、2つの右輪のうち、一方が前右輪11aであり、他方が後右輪11cであり、2つの左輪のうち、一方が前左輪11bであり、他方が後左輪11dである。車両10は、4つの車輪の各々の回転を抑えて車両を制動するブレーキ12a,12b,12c,12dを備えている。各ブレーキは、ドラムブレーキでもよいし、ディスクブレーキでもよい。
図2を参照して自動制動装置14の構成を説明する。
図2が示すように、自動制動装置14は、時間算出部21、衝突判断部22、制御信号生成部23、駆動部24、移動量算出部25、および、距離判断部26を備えている。このうち、時間算出部21は、ミリ波レーダー16の測定値である相対距離の測定値、および、相対速度の測定値を入力値として入力し、移動量算出部25は、車速センサー17の測定値である車速、および、ヨーレートセンサーの測定値であるヨーレートを入力値として入力する。駆動部24は、ブレーキ装置を構成するブレーキアクチュエーター13に向けた駆動信号を出力する。
衝突判断部22は、時間算出部21の算出した衝突予測時間が時間における所定の閾値である時間閾値以下であるか否かを判断する。時間閾値は、例えば数秒である。
移動量算出部25は、車両10の前後方向に対して交差する方向の加速度を算出し、算出した加速度を用いて、車両10の前後方向に対して交差する方向への移動量を算出する。加速度は、例えば、車両10の前後方向に対して直交する横方向に働く加速度である横加速度でもよいし、車両10の旋回における中心方向に働く加速度である求心加速度でもよい。加速度が求心加速度であり、求心加速度がAであるとき、移動量算出部25は、以下の式に車速Vと実曲率半径Raとを適用して求心加速度を算出する。
移動量算出部25は、加速度が横加速度であるとき、車速と実曲率半径Raとを用いて算出した加速度を、重心点横滑り角で補正することによって横加速度を算出する。なお、重心点横滑り角は、車両10の重心点の進行方向と、車両10の前後方向に沿って延び、かつ、車両10の重心点を通る線である車両の中心線とがなす角度である。
図3を参照して、自動制動装置14が行う処理の手順を説明する。なお、自動制動装置14は、以下に記載の処理を所定時間ごとに繰り返し行っている。
図4を参照して、自動制動装置14の作用を説明する。
図4が示すように、自車両31が1つの方向に沿って延びる第1車線41に沿って走行しているとき、自車両31が、第1車線41に沿って自車両31の前方を走行する前方車両32に近づく。これにより、自車両31が前方車両32に衝突するまでにかかる時間である衝突予測時間が時間閾値以下になると、自車両31の備えるブレーキ装置が自動制動装置14によって駆動される。
(1)ブレーキ装置が自動で駆動されることに基づく車両10の移動が抑えられるため、ブレーキ装置が自動で駆動することによる車両10の旋回が抑えられる。それゆえに、運転者の操作と車両の軌跡との間の差異を抑えることができる。
・車両10が、車両10の前後方向に交差する方向の加速度を測定するセンサーである横加速度センサーを備える構成であれば、移動量算出部25は、入力値として横加速度を入力し、入力した横加速度を2階積分して移動量を算出する構成でもよい。
図5から図8を参照して、自動制動装置を具体化した第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態の自動制動装置は、第1実施形態の自動制動装置と比べて、上述した移動量が距離閾値よりも小さいときに行われる処理が追加されている点が異なっている。そのため、以下では、こうした相違点を詳しく説明する目的で、自動制動装置の構成、自動制動装置が行う処理の手順、および、自動制動装置の作用を順番に説明する。また、以下では、第1実施形態の自動制動装置と同等の構成に対して同じ符号を付し、これらの構成についての詳しい説明を省略する。
図5を参照して自動制動装置14の構成を説明する。
図5が示すように、自動制動装置14は、時間算出部21、衝突判断部22、制御信号生成部23、駆動部24、移動量算出部25、および、距離判断部26に加えて、目標算出部51、および、状態判断部52を備えている。
状態判断部52は、車両10における実際の旋回状態と、車両10における目標とする旋回状態とが異なるか否かを判断する。例えば、旋回状態が車両10の走行軌跡における曲率半径であるとき、状態判断部52は、移動量算出部25の算出した実曲率半径Raと、目標算出部51の算出した目標曲率半径Rtとが異なるか否かを判断する。状態判断部52は、旋回状態取得部の一例である。
図6を参照して、自動制動装置14の記憶部が格納する制動力マップの一例を説明する。なお、以下では、制動力マップのうち、目標曲率半径Rtに対して実曲率半径Raが小さいとき、すなわち、目標とする旋回量に対して実際の旋回量が大きいときに、衝突判断部22の判断した結果に基づくブレーキ装置の駆動が解除される例を説明する。
図7を参照して自動制動装置14の処理の手順を説明する。なお、図7が示す複数の処理は、図3が示す処理のうち、ステップS16での判断がNOである場合に、一連の処理が終了される前に行われる一連の処理である。
図8を参照して自動制動装置14の作用を説明する。
図8が示すように、自車両71が1つの方向に沿って延びる車線81に沿って走行しているとき、自車両71が、車線81に沿って自車両71の前方を走行する前方車両72に近付く。これにより、自車両71が前方車両72に衝突するまでにかかる時間である衝突予測時間が時間閾値以下になると、自車両71の備えるブレーキ装置が自動制動装置14によって駆動される。
(2)ブレーキ装置が自動で駆動されるとき、車両10の実曲率半径Raと目標曲率半径Rtとの差が小さくされるため、ブレーキ装置が駆動された状態でも、運転者の操作と車両10の軌跡との間の差異を抑えることができる。
(5)相対的に大きい制動力の大きさを相対的に小さい制動力の大きさに近付けるため、2つの制動力の間の差を確実に小さくすることができる。それゆえに、運転者の操作と車両10の軌跡との間の差を確実に抑えることができる。
・自動制動装置14は、半径差ΔRを小さくするために、状態判断部52が相対的に小さいと判断した制動力の大きさを、状態判断部52が相対的に大きいと判断した制動力の大きさに近付けてもよい。ただし、自動制動装置14が、ブレーキ装置の制動力における上限値に近い制動力となるように駆動させているとき、半径差ΔRを小さくする程度に相対的に小さい制動力の大きさを相対的に大きい制動力の大きさに近付けることができない場合もある。そのため、実施形態に記載のように、自動制動装置14は、相対的に大きい制動力の大きさを相対的に小さい制動力の大きさに近付ける構成のほうが好ましい。
Claims (5)
- 対象物に対する車両の衝突予測時間を算出する時間算出部と、
前記衝突予測時間が所定の時間閾値以下であるか否かを判断する衝突判断部と、
前記衝突予測時間が前記時間閾値以下であると前記衝突判断部が判断したときにブレーキ装置を駆動する駆動部と、
前記ブレーキ装置が駆動された状態での前記車両の前後方向に交差する方向の加速度を用いて前記車両の前記交差する方向への移動量を算出する移動量算出部と、
前記移動量算出部の算出した前記移動量が所定の距離閾値以上であるか否かを判断する距離判断部と、
前記駆動部による前記ブレーキ装置の駆動を解除する解除条件に、前記移動量が前記距離閾値以上であると前記距離判断部が判断したことを含み、前記解除条件が成立したときに前記駆動を解除する駆動解除部と、を備える
自動制動装置。 - 前記車両の速度である車速を取得する車速取得部と、
ステアリングホイールの操舵角を取得する操舵角取得部と、
前記車両の旋回状態を取得する旋回状態取得部と、
前記車速取得部の取得した前記車速と、前記操舵角取得部の取得した前記操舵角とを用いて目標とする旋回状態を算出する目標算出部と、
前記旋回状態取得部の取得した前記車両の旋回状態と、前記目標算出部の算出した前記目標とする旋回状態とが異なるか否かを判断する状態判断部と、
前記移動量が前記距離閾値未満であると前記距離判断部が判断し、かつ、前記車両の旋回状態と前記目標とする旋回状態とが異なると前記状態判断部が判断したとき、前記車両の旋回状態と前記目標とする旋回状態との差が小さくなるように、前記ブレーキ装置の制動力を制御する制動力制御部と、をさらに備える
請求項1に記載の自動制動装置。 - 前記状態判断部は、
前記車両の旋回状態と前記目標とする旋回状態との差が所定の閾値以上であるか否かを判断し、
前記駆動解除部は、
前記移動量が前記距離閾値未満であると前記距離判断部が判断し、かつ、前記車両の旋回状態と前記目標とする旋回状態との差が所定の閾値以上であると前記状態判断部が判断したとき、前記駆動部による前記ブレーキ装置の駆動を解除する
請求項2に記載の自動制動装置。 - 前記車両の旋回状態は、前記車両の走行軌跡における曲率半径であり、
前記移動量算出部は、
前記曲率半径を用いて前記交差する方向の加速度を算出し、前記交差する方向の加速度の算出結果を用いて前記車両の前記交差する方向への移動量を算出する
請求項2または3に記載の自動制動装置。 - 前記状態判断部は、
前記車両の旋回状態と前記目標とする旋回状態とから、右輪の制動力と左輪の制動力とのいずれか大きいかをさらに判断し、
前記制動力制御部は、
前記右輪の制動力と前記左輪の制動力とのうち、状態判断部が相対的に大きいと判断した制動力の大きさを小さくして、状態判断部が相対的に小さいと判断した制動力の大きさに近付ける
請求項2から4のいずれか一項に記載の自動制動装置。
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