JP2015085424A - ブローチカッタ研削盤及びその砥石位置合わせ方法 - Google Patents

ブローチカッタ研削盤及びその砥石位置合わせ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】円盤砥石の外周先端部とブローチの切刃との間に位置ずれが生じにくく、研削取代のばらつき・誤差を小さくすることができるブローチカッタ研削盤及びその砥石位置合わせ方法を提供すること。【解決手段】ブローチカッタ研削盤の砥石位置合わせ方法においては、切刃計測工程として、切刃81のすくい面82における切刃位置P3を計測する。次いで、砥石計測工程として、所定位置にある外周先端部311の砥石位置P1を計測する。次いで、曲面算出工程として、砥石位置P1に基づいて外周先端部311の曲面形状の大きさを曲面係数として算出する。次いで、照合工程として、切刃位置P3と砥石位置P1とを照合し、位置算出工程として、曲面係数に基づいて、切刃81の底面83及び切刃81のすくい面82に接触するときの外周先端部311の位置を接触位置P4として算出する。【選択図】図5

Description

本発明は、円盤砥石によってブローチの切刃のすくい面を研削するブローチカッタ研削盤及びその砥石位置合わせ方法に関する。
複数の切刃が軸方向に複数並んで形成されたブローチは、ワークの加工穴等を軸方向に1回通すことによって目標とする切削加工を行うことができるものである。所定の回数、切削加工を行ったときには、切削加工に伴って複数の切刃が摩耗する。そのため、ブローチカッタ研削盤を用いて、摩耗した複数の切刃を研削によって再生している。
例えば、特許文献1においては、研削砥石を回転駆動可能に支持する研削砥石ヘッドと、ブローチの研削開始位置及びピッチを測定するブローチ測定手段と、研削砥石の位置を測定する研削砥石測定手段とを具備するブローチ研削装置について開示されている。このブローチ研削装置においては、ブローチ測定手段によって測定されたブローチの研削開始位置と、研削砥石測定手段によって測定された研削砥石の位置とに基づき、研削砥石をブローチの研削開始位置に位置合わせすることが行われている。
特開2008−213050号公報
しかしながら、上記特許文献1のブローチ研削装置においては、すくい角を有するブローチの切刃の形状と、研削砥石における曲面状の外周先端部の形状とを考慮して位置合わせを行っていない。そのため、研削砥石の位置とブローチの切刃との間に位置ずれが生じやすく、研削砥石によってブローチの切刃を研削する研削取代(研削送り量)のばらつき・誤差が大きくなってしまう。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、外周先端部と切刃との間に位置ずれが生じにくく、研削取代のばらつき・誤差を小さくすることができるブローチカッタ研削盤及びその砥石位置合わせ方法を提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、所定のすくい角を有する複数の切刃が軸方向に複数並んで形成されたブローチの上記切刃のすくい面を、上記ブローチの上記軸方向に対して回転中心軸線が傾斜する状態の円盤砥石の曲面状の外周先端部によって研削するよう構成されたブローチカッタ研削盤において、上記円盤砥石を上記ブローチの軸方向及び径方向に移動させて、上記切刃に対する上記外周先端部の位置合わせを行う砥石位置合わせ方法であって、
上記切刃のすくい面における、上記ブローチの径方向の特定半径位置の上記軸方向の位置を切刃位置として計測する切刃計測工程と、
所定位置にある上記外周先端部の上記軸方向の位置を砥石位置として計測する砥石計測工程と、
上記切刃位置と上記砥石位置とを照合する照合工程と、
上記砥石位置に基づいて上記外周先端部の曲面形状の大きさを曲面係数として算出する曲面算出工程と、
上記曲面係数に基づいて、上記切刃の底面及び上記切刃のすくい面に接触するときの上記外周先端部の位置を接触位置として算出する位置算出工程と、を含むことを特徴とするブローチカッタ研削盤の砥石位置合わせ方法にある。
本発明の他の態様は、所定のすくい角を有する複数の切刃が軸方向に複数並んで形成されたブローチの上記切刃のすくい面を、円盤砥石の曲面状の外周先端部によって研削するよう構成されたブローチカッタ研削盤において、
テーブルに配設され、ブローチを回転可能に支持する支持台と、
上記円盤砥石を支持して回転させるとともに該円盤砥石を上記ブローチの軸方向及び径方向に移動させるよう構成され、かつ、上記軸方向に対して回転中心軸線が傾斜する状態の上記円盤砥石の上記外周先端部を上記切刃のすくい面に当接させるよう構成された回転砥石ヘッドと、
該回転砥石ヘッドに配設され、上記切刃のすくい面における、上記ブローチの径方向の特定半径位置の上記軸方向の位置を切刃位置として計測するための切刃計測センサと、
上記テーブルに配設され、所定位置にある上記外周先端部の上記軸方向の位置を砥石位置として計測するための砥石計測センサと、
上記切刃計測センサによる上記切刃位置と上記砥石計測センサによる上記砥石位置とを照合し、上記砥石位置に基づいて上記外周先端部の曲面形状の大きさを示す曲面係数を算出し、該曲面係数に基づいて、上記切刃の底面及び上記切刃のすくい面に接触するときの上記外周先端部の位置を接触位置として算出し、かつ、上記ブローチを回転させるとともに、上記円盤砥石を回転させて上記回転砥石ヘッドを移動させ、上記円盤砥石の上記外周先端部の位置を、上記切刃のすくい面を研削するための所定の送り量だけ上記接触位置から上記軸方向にずらした位置に合わせる制御手段と、を備えることを特徴とするブローチカッタ研削盤にある。
上記ブローチカッタ研削盤の砥石位置合わせ方法は、上記切刃計測工程、砥石計測工程、曲面算出工程及び位置算出工程を行うことによって、円盤砥石の外周先端部の位置と、ブローチの切刃の位置とをできるだけ正確に合わせることができる方法である。
具体的には、砥石計測工程においては、円盤砥石の外周先端部の曲面形状の大きさを曲面係数として計測する。そして、位置算出工程においては、曲面算出工程において算出した曲面係数に基づいて、切刃の底面及び切刃のすくい面に接触するときの外周先端部の位置を接触位置として算出する。これにより、円盤砥石の外周先端部の曲面形状の大きさ及び切刃のすくい角を考慮して、外周先端部と切刃との位置合わせを行うことができる。
なお、切刃計測工程と砥石計測工程とは、いずれを先に行ってもよい。また、照合工程と曲面算出工程とは、いずれを先に行ってもよく、同時に行うこともできる。
また、上記ブローチカッタ研削盤においては、上記制御手段は、砥石計測センサによる曲面係数に基づいて、切刃の底面及び切刃のすくい面に接触するときの外周先端部の位置を接触位置として算出する。また、制御手段は、外周先端部の位置を、切刃のすくい面を研削するための所定の送り量だけ接触位置から軸方向にずらした位置に合わせる。
これにより、円盤砥石の外周先端部の曲面形状の大きさ及び切刃のすくい角を考慮して、所定の送り量だけ軸方向にずらして、外周先端部と切刃との位置合わせを行うことができる。
それ故、上記ブローチカッタ研削盤及びその砥石位置合わせ方法によれば、円盤砥石の外周先端部とブローチの切刃との間に位置ずれが生じにくく、研削取代(研削送り量)のばらつき・誤差を小さくすることができる。
実施例にかかる、ブローチカッタ研削盤を示す説明図。 実施例にかかる、(a)切刃計測センサがブローチの切刃の位置を計測する状態、(b)砥石計測センサが円盤砥石の外周先端部の位置を計測する状態、(c)円盤砥石の外周先端部が切刃のすくい面を研削する状態のブローチカッタ研削盤を示す説明図。 実施例にかかる、切刃計測センサがブローチの切刃の位置を計測する状態を拡大して示す説明図。 実施例にかかる、第2砥石計測センサが円盤砥石の外周先端部の位置を計測する状態を拡大して示す説明図。 実施例にかかる、円盤砥石の外周先端部の接触位置が、ブローチの切刃のすくい面に接触する状態を示す説明図。 実施例にかかる、円盤砥石の外周先端部によって切刃のすくい面を研削する状態を、ブローチの軸方向から見た状態で示す説明図。 実施例にかかる、ブローチカッタ研削盤の電気的構成を示すブロック図。 実施例にかかる、ブローチカッタ研削盤の砥石位置合わせ方法を示すフローチャート。 比較例にかかる、従来のブローチカッタ研削盤の砥石位置合わせ方法によって位置合わせが行われた円盤砥石の外周先端部によって、切刃の研削を行った場合を示す説明図。 実施例にかかる、ブローチカッタ研削盤の砥石位置合わせ方法によって位置合わせが行われた円盤砥石の外周先端部によって、切刃の研削を行った場合を示す説明図。
上述したブローチカッタ研削盤及びその砥石位置合わせ方法における好ましい実施の形態につき説明する。
上記位置算出工程を行った後には、上記ブローチを回転させる状態で、回転する上記円盤砥石の上記外周先端部を、上記切刃のすくい面を研削するための所定の送り量だけ上記接触位置から上記軸方向にずらした位置に合わせて、上記外周先端部によって上記切刃のすくい面を研削する研削工程を行うことができる。
この場合には、所定の送り量を規定することによって、外周先端部によって切刃を研削する研削取代を、研削を行うごとに安定させることができる。
また、上記砥石計測工程において、上記砥石位置は、上記所定位置にある上記外周先端部の上記軸方向及び上記径方向の位置として計測することができる。また、上記ブローチカッタ研削盤においては、上記砥石計測センサは、上記砥石位置を、上記所定位置にある上記外周先端部の上記軸方向及び上記径方向の位置として計測するよう構成されていてもよい。
この場合には、円盤砥石の外周先端部の径方向の位置も計測することにより、研削を行うごとに円盤砥石の外径(半径)が小さくなった場合でも、外周先端部と切刃との間に位置ずれが生じにくくすることができる。
また、上記曲面算出工程において、上記曲面係数は、上記円盤砥石の上記外周先端部の曲率半径rとして算出し、上記位置算出工程において、上記接触位置は、上記外周先端部の曲率半径r、上記切刃のすくい角θ、及び上記切刃の底面から上記切刃のすくい面における上記径方向の特定半径位置までの上記半径方向の距離Aを用いて算出することができる。また、上記ブローチカッタ研削盤においては、上記制御手段は、上記曲面係数を、上記円盤砥石の上記外周先端部の曲率半径rとして算出し、上記接触位置を、上記外周先端部の曲率半径r、上記切刃のすくい角θ、及び上記切刃の底面から上記切刃のすくい面における上記径方向の特定半径位置までの上記半径方向の距離Aを用いて算出することができる。
この場合には、円盤砥石の外周先端部の曲率半径r、切刃のすくい角θ、及び半径方向の距離Aを用いた計算式によって、容易に外周先端部と切刃との位置合わせを行うことができる。
以下に、ブローチカッタ研削盤及びその砥石位置合わせ方法にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
本例のブローチカッタ研削盤1は、図1に示すごとく、所定のすくい角θを有する複数の切刃81が軸方向Lに複数並んで形成されたブローチ8の切刃81のすくい面82を、ブローチ8の径方向Mに対して傾斜する状態の円盤砥石31の曲面状の外周先端部311によって研削するよう構成されている。ブローチカッタ研削盤1の砥石位置合わせ方法においては、円盤砥石31をブローチ8の軸方向L及び径方向Mに移動させて、ブローチ8の切刃81に対する円盤砥石31の外周先端部311の位置合わせを行う。
本例の砥石位置合わせ方法においては、切刃計測工程、砥石計測工程、照合工程、曲面算出工程、位置算出工程及び研削工程を行う。
切刃計測工程においては、図2(a)、図3に示すごとく、切刃81のすくい面82における径方向Mの特定半径位置の軸方向Lの位置を切刃位置P3として計測する。また、砥石計測工程においては、図2(b)、図4に示すごとく、所定位置にある外周先端部311の軸方向L及び径方向Mの位置を砥石位置P1として計測する。次いで、曲面算出工程においては、砥石位置P1に基づいて外周先端部311の曲面形状の大きさを曲面係数として算出する。次いで、照合工程においては、切刃位置P3と砥石位置P1とを照合する。
次いで、位置算出工程においては、図5に示すごとく、曲面係数に基づいて、切刃81の底面83及び切刃81のすくい面82に接触するときの外周先端部311の位置を接触位置P4として算出する。その後、研削工程においては、図2(c)、図6に示すごとく、ブローチ8を回転させる状態で、回転する円盤砥石31の外周先端部311を、切刃81のすくい面82を研削するための所定の送り量Bだけ接触位置P4から軸方向Lにずらした位置に合わせて、外周先端部311によって切刃81のすくい面82を研削する。
以下に、本例のブローチカッタ研削盤1及びその砥石位置合わせ方法につき、図1〜図10を参照して詳説する。
図1に示すごとく、ブローチカッタ研削盤1は、ブローチ8の複数の切刃81が摩耗した際に、この複数の切刃81を研削して再生するものである。ブローチ8における複数の切刃81は、ワークの加工穴を一方向に通すために、軸方向Lの一方から他方に向けて順次大きくなっている。複数の切刃81には、荒削りを行う複数の切刃81から仕上げ削りを行う複数の切刃81までがある。本例のブローチ8は、ワークの加工穴の内周面に対してヘリカルギヤを形成するものである。ブローチ8の切刃81は、ヘリカルギヤの複数の歯面を切削するために、周方向に並ぶ複数の歯を有している。
ブローチカッタ研削盤1は、テーブル2、支持台21、回転砥石ヘッド3、切刃計測センサ4、砥石計測センサ5A,5B及び制御手段6を有している。
支持台21は、テーブル2に配設されており、ブローチ8を回転可能に支持するよう構成されている。支持台21は、ブローチ8の軸方向L両側のシャンク部をそれぞれ支持するようテーブル2に一対に配設されている。一方の支持台21には、ブローチ8を回転させるための回転主軸が設けられている。一対の支持台21によってブローチ8は水平方向に支持される。
図1に示すごとく、回転砥石ヘッド3は、円盤砥石31を支持して回転させるとともに円盤砥石31をブローチ8の軸方向L及び径方向Mに移動させるよう構成されている。回転砥石ヘッド3は、テーブル2に対して移動可能に設けられたコラム22に配設されている。コラム22は、テーブル2においてブローチ8の軸方向Lに移動可能であり、回転砥石ヘッド3は、コラム22において径方向M(上下方向)に移動可能であるとともに円盤砥石31を水平方向に対して斜めに傾斜させるよう旋回可能である。回転砥石ヘッド3に回転可能に支持された円盤砥石31は、回転砥石ヘッド3を旋回させることによって、ブローチ8の切刃81に接触させるときの角度が調整される。回転砥石ヘッド3は、ブローチ8の径方向Mに対して傾斜する状態の円盤砥石31の外周先端部311を、ブローチ8の切刃81のすくい面82に当接させるよう構成されている。
図2(a)、図3に示すごとく、切刃計測センサ4は、回転砥石ヘッド3の下方に配設されており、切刃81のすくい面82における径方向Mの特定半径位置の軸方向Lの位置を切刃位置P3として計測するために用いられる。切刃計測センサ4は、先端に接触球を有するプローブ41を有しており、プローブ41の先端が物体に接触したことを検出するよう構成されている。切刃計測センサ4は、ブローチ8の切刃81における周方向に並ぶ複数の歯のうちのいずれかの歯についてのすくい面82の切刃位置P3を計測するために用いる。そして、このすくい面82の切刃位置P3の計測は、一対の支持台21によってブローチ8を一方向と他方向とに繰り返し回動させて行う。
切刃81の底面83(ブローチ8の底面83)の径方向Mの位置は、回転砥石ヘッド3を径方向Mに移動させて、切刃計測センサ4のプローブ41を切刃81の底面83に接触させたときの、回転砥石ヘッド3の基準位置からの径方向Mへの移動量に基づいて求める。また、切刃81の底面83の径方向Mの位置は、一対の支持台21に支持されたときのブローチ8の底面83の位置として予め定めておくこともできる。
図1に示すごとく、砥石計測センサ5A,5Bは、テーブル2に配設されており、所定位置にある円盤砥石31の外周先端部311の軸方向L及び径方向Mの位置を砥石位置P1として計測するために用いられる。本例の砥石計測センサ5A,5Bは、外周先端部311の軸方向Lの位置を計測する第1砥石計測センサ5Aと、外周先端部311の径方向Mの位置を計測する第2砥石計測センサ5Bとからなる。第1砥石計測センサ5A及び第2砥石計測センサ5Bは、一方の支持台21の近傍に設けられた計測台23に配置されている。第1砥石計測センサ5Aは、円盤砥石31の外周先端部311を上方から接触させるための接触面51を有している。第2砥石計測センサ5Bは、先端に接触球を有するプローブ52を有しており、プローブ52の先端が物体に接触したことを検出するよう構成されている。第1砥石計測センサ5Aは、計測台23においてプローブ52を上方に向けて配置されており、第2砥石計測センサ5Bは、計測台23においてプローブ52を側方に向けて配置されている。
図7に示すごとく、制御手段6は、コンピュータによって構成されており、切刃計測部61、砥石計測部62、照合部63、曲面算出部64、位置算出部65及び位置制御部66を有している。切刃計測部61は、切刃計測センサ4によって計測する計測データ、及び回転砥石ヘッド3の基準位置からの移動量に基づいて、切刃位置P3を求めるプログラムである。砥石計測部62は、第1砥石計測センサ5A及び第2砥石計測センサ5Bによって計測する計測データ、及び回転砥石ヘッド3の基準位置からの移動量に基づいて、砥石位置P1を求めるプログラムである。
照合部63は、切刃計測センサ4による切刃位置P3と砥石計測センサによる砥石位置P1とを照合するプログラムである。曲面算出部64は、砥石位置P1に基づいて外周先端部311の曲面形状の大きさを示す曲面係数を算出するプログラムである。位置算出部65は、曲面係数に基づいて、切刃81の底面83及び切刃81のすくい面82に接触するときの外周先端部311の位置を接触位置P4として算出するプログラムである。位置制御部66は、ブローチ8を回転させるとともに、円盤砥石31を回転させて回転砥石ヘッド3を移動させ、円盤砥石31の外周先端部311の位置を、切刃81のすくい面82を研削するための所定の送り量Bだけ接触位置P4から軸方向Lにずらした位置P5に合わせるプログラムである。
また、図7に示すごとく、制御手段6の位置制御部66は、コラム22の軸方向Lへの移動位置の制御、回転砥石ヘッド3の径方向Mへの移動位置の制御(同図中、3(A)で示す。)、及び回転砥石ヘッド3の旋回位置の制御(同図中、3(B)で示す。)を行うよう構成されている。また、位置制御部66は、回転砥石ヘッド3の軸方向Lの位置、径方向Mの位置及び旋回位置を検出するよう構成されている。
図1、図5に示すごとく、計測台23には、第2砥石計測センサ5Bとの相対距離が定められたマスタブロック24が設けられている。制御手段6の照合部63は、回転砥石ヘッド3を移動させ、切刃計測センサ4のプローブ41をマスタブロック24に接触させたときの回転砥石ヘッド3の軸方向Lの位置と、円盤砥石31の外周先端部311を第2砥石計測センサ5Bのプローブ52に接触させたときの回転砥石ヘッド3の軸方向Lの位置とを用い、切刃計測センサ4によって計測する切刃81の軸方向Lの切刃位置P3と、第2砥石計測センサ5Bによって計測する円盤砥石31の外周先端部311の軸方向Lの砥石位置P1とを照合する。
図2(a)、図3に示すごとく、制御手段6の切刃計測部61は、位置制御部66によって回転砥石ヘッド3を移動させて、切刃計測センサ4のプローブ41を切刃81のすくい面82に接触させたときには、切刃計測センサ4による計測データと、回転砥石ヘッド3の基準位置からの移動量とに基づいて、切刃81の軸方向Lの切刃位置P3を計測する。
また、図1に示すごとく、制御手段6の砥石計測部62は、制御手段6の位置制御部66によって回転砥石ヘッド3を移動させ、円盤砥石31の外周先端部311を第1砥石計測センサ5Aの接触面51に接触させたときの回転砥石ヘッド3の径方向M(上下方向)の位置を検出することにより、円盤砥石31の直径D(半径)を検出する。この円盤砥石31の直径Dは、回転砥石ヘッド3の基準位置からの径方向Mへの移動量に基づいて検出される。また、円盤砥石31の外周先端部311の径方向Mの位置は、円盤砥石31の直径Dを考慮して補正される。
図2(b)、図4に示すごとく、制御手段6の曲面算出部64は、回転砥石ヘッド3を移動させて、円盤砥石31の外周先端部311を第2砥石計測センサ5Bのプローブ52に接触させ、第2砥石計測センサ5Bによる計測データと、回転砥石ヘッド3の基準位置からの移動量とに基づいて、円盤砥石31の外周先端部311の曲面係数としての曲率半径rを算出する。この曲率半径rの算出は、外周先端部311に対して、回転砥石ヘッド3を段階的に径方向Mに移動させたときの第2砥石計測センサ5Bによって計測される外周先端部311の軸方向Lの位置を検出することによって行われる。
より具体的には、第2砥石計測センサ5Bによって、外周先端部311における、切刃81のすくい面82に最も近くなる軸方向Lの端部位置である砥石位置P1を検出する。そして、曲面算出部64は、回転砥石ヘッド3の基準位置からの移動量に基づいて、切刃81の底面83の位置P2から砥石位置P1までの距離を算出し、この距離を曲率半径rとする。
図5に示すごとく、制御手段6の照合部63においては、切刃計測センサ4によって計測された切刃81の軸方向Lの位置及び径方向Mの特定半径位置とによる切刃位置P3と、第1砥石計測センサ5Aによって補正された円盤砥石31の外周先端部311の径方向Mの位置及び第2砥石計測センサ5Bによって計測された円盤砥石31の外周先端部311の軸方向Lの位置とによる砥石位置P1とが照合される。そして、制御手段6の位置算出部65は、曲率半径rに基づいて、切刃81の底面83及び切刃81のすくい面82に接触するときの外周先端部311の位置を接触位置P4として算出する。
また、同図に示すごとく、切刃計測センサ4によって計測する、切刃81のすくい面82における径方向Mの特定半径位置は、切刃81の底面83の位置P2から径方向Mに所定距離Aだけ離れた位置とする。この所定距離Aを切刃81の底面83の位置P2から切刃81の先端までの距離とすると検出精度が低下すると考えられる。そのため、特定半径位置は、円盤砥石31の外周先端部311がすくい面82に接触する位置P4よりも径方向Mの外方に位置する任意の位置として決定することができる。
図5には、円盤砥石31の外周先端部311の接触位置P4が、ブローチ8の切刃81のすくい面82に接触する状態を作図する。同図においては、円盤砥石31の外周先端部311を仮想円Sによって示す。
切刃81には、すくい角θのすくい面82が形成されていることにより、外周先端部311が切刃81の底面83及びすくい面82に接触する接触位置P4は、外周先端部311における、切刃81のすくい面82に最も近くなる軸方向Lの端部位置である砥石位置P1から径方向Mの外方にずれた位置となる。この接触位置P4の径方向Mの長さは、切刃81の底面83から径方向Mの外方に、r(1+sinθ)ずれた長さとなる。
また、同図に示すごとく、接触位置P4から、切刃81のすくい面82を垂直にしたときの仮想ラインLまでの距離をxとし、切刃81のすくい面82における切刃位置P3から仮想ラインLまでの距離をXとすると、切刃位置P3から接触位置P4までの軸方向Lの長さは、X−xとなる。この軸方向Lの長さは、切刃81のすくい角θ、所定距離A(切刃81の底面83から切刃81のすくい面82における径方向Mの特定半径位置までの半径方向Mの距離)を用いて、X−x=Atanθ−r(1+sinθ)tanθとなる。
また、切刃81のすくい面82の研削を行うときに円盤砥石31の外周先端部311を合わせる研削位置P5は、外周先端部311の径方向Mの端面の位置P2が切刃81の底面83に接触する状態で、切刃位置P3から接触位置P4までの軸方向Lの長さX−xに、所定の送り量Bを加算したX−x+Bだけ、接触位置P4から軸方向Lのすくい面82側にずれた位置とする。すくい面82の研削取代は、送り量Bと同じになる。
本例の砥石位置合わせ方法によって円盤砥石31の外周先端部311の位置を切刃81のすくい面82に合わせるのは、ブローチ8の複数の切刃81のうちのいずれか1つの切刃81とする。そして、この1つの切刃81以外の残りの切刃81は、複数の切刃81が形成されたピッチに応じて、回転砥石ヘッド3を軸方向Lに送ることによって位置合わせを行う。この1つの切刃81は、複数の切刃81のうち最も端部に位置する切刃81とすることができる。
次に、本例のブローチカッタ研削盤の砥石位置合わせ方法を、図8のフローチャートを参照して説明し、さらにその作用効果につき説明する。
切刃計測工程において、切刃位置P3を計測するに当たっては、図2(a)に示すごとく、位置制御部66は、テーブル2に対してコラム22を軸方向Lに移動させるとともに、コラム22に対して回転砥石ヘッド3を径方向Mに移動させる。そして、図3に示すごとく、切刃計測センサ4のプローブ41が、切刃81のすくい面82における径方向Mの特定半径位置に接触する位置まで回転砥石ヘッド3を移動させる。このとき、切刃計測センサ4及び切刃計測部61によって、特定半径位置の軸方向Lの位置を切刃位置P3として計測する(図8のステップS1)。
次いで、砥石計測工程において、砥石位置P1を計測するに当たっては、位置制御部66は、コラム22を軸方向Lに移動させるとともに回転砥石ヘッド3を径方向Mに移動させ、円盤砥石31の外周先端部311の径方向Mの端部が第1砥石計測センサ5Aの接触部に接触するまで、回転砥石ヘッド3を移動させる。このとき、第1砥石計測センサ5A及び砥石計測部62によって、外周先端部311の径方向Mの端部の位置P2を計測する(S2)。
また、砥石計測工程においては、図2(b)に示すごとく、位置制御部66は、コラム22を軸方向Lに移動させるとともに回転砥石ヘッド3を径方向Mに移動させ、円盤砥石31の外周先端部311の軸方向Lの端部が第2砥石計測センサ5Bのプローブ52に接触するまで、回転砥石ヘッド3を移動させる。次いで、図4に示すごとく、回転砥石ヘッド3を径方向Mに段階的に移動させたときの外周先端部311の軸方向Lの位置を、第2砥石計測センサ5B及び砥石計測部62によって計測する。そして、砥石計測部62は、第2砥石計測センサ5Bによって計測される、外周先端部311における、切刃81のすくい面82に最も近くなる軸方向Lの端部位置である砥石位置P1を検出する(S2)。
次いで、照合工程においては、図5に示すごとく、照合部63は、切刃位置P3と砥石位置P1とを照合する(S3)。次いで、曲面算出工程においては、同図に示すごとく、曲面算出部64は、砥石位置P1から、外周先端部311の軸方向Lの端部の位置P2までの径方向Mの距離を、回転砥石ヘッド3の径方向Mへの移動量に基づいて算出し、この距離を曲率半径rとして求める(S4)。
次いで、位置算出工程においては、同図に示すごとく、位置算出部65は、切刃位置P3と砥石位置P1とが照合されたとき、外周先端部311の曲率半径r、切刃81のすくい角θ及び半径方向Mの所定距離Aを用いて、切刃81の底面83及び切刃81のすくい面82に接触するときの外周先端部311の接触位置P4を算出する(S5)。また、接触位置P4が算出されたときには、切刃位置P3から接触位置P4までの軸方向Lの長さX−xが算出される。
次いで、研削工程においては、位置制御部66は、ブローチ8を回転させるとともに、回転砥石ヘッド3の円盤砥石31を回転させる。そして、位置制御部66は、回転砥石ヘッド3を、軸方向Lの長さX−xに所定の送り量Bを加算したX−x+Bだけ、切刃位置P3から軸方向Lのすくい面82側にずれた位置に移動させる。そして、研削位置P5において円盤砥石31の外周先端部311による切刃81のすくい面82の研削加工が行われる(S6)。
このように、本例のブローチカッタ研削盤1及びその砥石位置合わせ方法においては、円盤砥石31の外周先端部311の曲率半径r及び切刃81のすくい角θを考慮して、外周先端部311と切刃81との位置合わせを行うことができる。また、この位置合わせを行うとともに所定の送り量Bだけ軸方向Lにずらして、外周先端部311によって切刃81の研削を行うことができる。
それ故、本例のブローチカッタ研削盤1及びその砥石位置合わせ方法によれば、円盤砥石31の外周先端部311と切刃81との間に位置ずれが生じにくく、研削取代(研削送り量)のばらつき・誤差を小さくすることができる。
円盤砥石31の外周先端部311による研削取代の量は、外周先端部311の曲率半径rの違いによって影響を受ける。
以下に、円盤砥石31の外周先端部311の曲率半径r及び切刃81のすくい角θを考慮することにより、この研削取代のばらつき・誤差を小さくすることができる理由を示す。
図9には、比較例として、従来の砥石位置合わせ方法において、外周先端部311の曲率半径rが異なる2種類の円盤砥石31A,31Bによって、切刃81のすくい面82を研削する状態を示す。従来の砥石位置合わせ方法においては、各円盤砥石31A,31Bの外周先端部311の軸方向Lの端部の位置P1、及び切刃81のすくい面82の軸方向Lの位置を計測する。
この場合、外周先端部311の曲率半径rが大きい方の第1の円盤砥石31Aにおける外周先端部311の軸方向Lの端部の位置P1と、外周先端部311の曲率半径rが小さい方の第2の円盤砥石31Bにおける外周先端部311の軸方向Lの端部の位置P1との位置が一致する状態で、切刃81のすくい面82が研削されることになる。そのため、第2の円盤砥石31Bによって研削を行う場合に比べて、第1の円盤砥石31Aによって研削を行う場合は、切刃81のすくい面82をより多く研削することになる。そのため、第2の円盤砥石31Bによる研削取代E2に比べて、第1の円盤砥石31Aの研削取代E1が大きくなってしまう。
一方、図10には、本例の砥石位置合わせ方法において、外周先端部311の曲率半径rが異なる2種類の円盤砥石31A,31Bによって、切刃81のすくい面82を研削する状態を示す。本例の砥石位置合わせ方法においては、各円盤砥石31A,31Bの外周先端部311の曲率半径r及び切刃81のすくい角θを考慮して、各円盤砥石31A,31Bの外周先端部311によって切刃81のすくい面82を研削する研削取代E3が決定される。
これにより、外周先端部311の曲率半径rが大きい方の第1の円盤砥石31Aによって切刃81のすくい面82を研削する場合と、外周先端部311の曲率半径rが小さい方の第2の円盤砥石31Bによって切刃81のすくい面82を研削する場合とにおいて、研削取代E3に変化がない。それ故、本例の砥石位置合わせ方法によれば、円盤砥石31A,31Bの外周先端部311によって切刃81の研削を行うごとの、研削取代E3のばらつき・誤差を小さくできることがわかる。
1 ブローチカッタ研削盤
2 テーブル
21 支持台
3 回転砥石ヘッド
31 円盤砥石
311 外周先端部
4 切刃計測センサ
5A,5B 砥石計測センサ
6 制御手段
8 ブローチ
81 切刃
82 すくい面
83 底面
r 曲率半径
θ すくい角

Claims (7)

  1. 所定のすくい角を有する複数の切刃が軸方向に複数並んで形成されたブローチの上記切刃のすくい面を、上記ブローチの上記軸方向に対して回転中心軸線が傾斜する状態の円盤砥石の曲面状の外周先端部によって研削するよう構成されたブローチカッタ研削盤において、上記円盤砥石を上記ブローチの軸方向及び径方向に移動させて、上記切刃に対する上記外周先端部の位置合わせを行う砥石位置合わせ方法であって、
    上記切刃のすくい面における、上記ブローチの径方向の特定半径位置の上記軸方向の位置を切刃位置として計測する切刃計測工程と、
    所定位置にある上記外周先端部の上記軸方向の位置を砥石位置として計測する砥石計測工程と、
    上記切刃位置と上記砥石位置とを照合する照合工程と、
    上記砥石位置に基づいて上記外周先端部の曲面形状の大きさを曲面係数として算出する曲面算出工程と、
    上記曲面係数に基づいて、上記切刃の底面及び上記切刃のすくい面に接触するときの上記外周先端部の位置を接触位置として算出する位置算出工程と、を含むことを特徴とするブローチカッタ研削盤の砥石位置合わせ方法。
  2. 上記位置算出工程を行った後には、上記ブローチを回転させる状態で、回転する上記円盤砥石の上記外周先端部を、上記切刃のすくい面を研削するための所定の送り量だけ上記接触位置から上記軸方向にずらした位置に合わせて、上記外周先端部によって上記切刃のすくい面を研削する研削工程を行うことを特徴とする請求項1に記載のブローチカッタ研削盤の砥石位置合わせ方法。
  3. 上記砥石計測工程において、上記砥石位置は、上記所定位置にある上記外周先端部の上記軸方向及び上記径方向の位置として計測することを特徴とする請求項1又は2に記載のブローチカッタ研削盤の砥石位置合わせ方法。
  4. 上記曲面算出工程において、上記曲面係数は、上記円盤砥石の上記外周先端部の曲率半径rとして算出し、
    上記位置算出工程において、上記接触位置は、上記外周先端部の曲率半径r、上記切刃のすくい角θ、及び上記切刃の底面から上記切刃のすくい面における上記径方向の特定半径位置までの上記半径方向の距離Aを用いて算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のブローチカッタ研削盤の砥石位置合わせ方法。
  5. 所定のすくい角を有する複数の切刃が軸方向に複数並んで形成されたブローチの上記切刃のすくい面を、円盤砥石の曲面状の外周先端部によって研削するよう構成されたブローチカッタ研削盤において、
    テーブルに配設され、ブローチを回転可能に支持する支持台と、
    上記円盤砥石を支持して回転させるとともに該円盤砥石を上記ブローチの軸方向及び径方向に移動させるよう構成され、かつ、上記軸方向に対して回転中心軸線が傾斜する状態の上記円盤砥石の上記外周先端部を上記切刃のすくい面に当接させるよう構成された回転砥石ヘッドと、
    該回転砥石ヘッドに配設され、上記切刃のすくい面における、上記ブローチの径方向の特定半径位置の上記軸方向の位置を切刃位置として計測するための切刃計測センサと、
    上記テーブルに配設され、所定位置にある上記外周先端部の上記軸方向の位置を砥石位置として計測するための砥石計測センサと、
    上記切刃計測センサによる上記切刃位置と上記砥石計測センサによる上記砥石位置とを照合し、上記砥石位置に基づいて上記外周先端部の曲面形状の大きさを示す曲面係数を算出し、該曲面係数に基づいて、上記切刃の底面及び上記切刃のすくい面に接触するときの上記外周先端部の位置を接触位置として算出し、かつ、上記ブローチを回転させるとともに、上記円盤砥石を回転させて上記回転砥石ヘッドを移動させ、上記円盤砥石の上記外周先端部の位置を、上記切刃のすくい面を研削するための所定の送り量だけ上記接触位置から上記軸方向にずらした位置に合わせる制御手段と、を備えることを特徴とするブローチカッタ研削盤。
  6. 上記砥石計測センサは、上記砥石位置を、上記所定位置にある上記外周先端部の上記軸方向及び上記径方向の位置として計測するために用いられることを特徴とする請求項5に記載のブローチカッタ研削盤。
  7. 上記制御手段は、上記曲面係数を、上記円盤砥石の上記外周先端部の曲率半径rとして算出し、上記接触位置を、上記外周先端部の曲率半径r、上記切刃のすくい角θ、及び上記切刃の底面から上記切刃のすくい面における上記径方向の特定半径位置までの上記半径方向の距離Aを用いて算出することを特徴とする請求項5又は6に記載のブローチカッタ研削盤。
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