JP2015084459A - 出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】遠隔から装置が記憶しているデータの内容を確認できる出力装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明にかかる出力装置は、外部機器からデータの入力、及び呼び出しを受け付ける入力部と、入力部が入力を受け付けたデータを記憶する記憶部と、記憶部に記憶されているデータを出力する出力部と、を備え、記憶部は、入力部が入力を受け付けたデータをユーザIDと関連付けて記憶し、出力部は、入力部がユーザIDと特定の関係を有するユーザIDから呼び出しを受け付けた場合に、ユーザIDと関連付けて記憶されているデータを出力する、一方、入力部が特定の関係を有さないユーザIDから呼び出しを受け付けた場合に、ユーザIDと関連付けて記憶されているデータを出力しない。【選択図】図1
Description
本発明は出力装置に関し、特に、外部からの呼び出しに応じてデータを出力する出力装置に関する。
特許文献1は、電話通信制御装置を開示する。この電話通信制御装置は、遠隔操作機能を有する。予め設定されている電話画像と、着呼時に獲得した発呼元の電話番号とを比較して、番号が同一であれば遠隔操作を許可する一方、番号が異なる場合には遠隔操作を禁止する。
これにより、この電話通信制御装置は、特定の電話から遠隔操作を受け付けることができる。
しかしながら、上記特許文献1に開示されている電話通信制御装置によっては、遠隔から電話通信制御装置に記憶されているデータの内容を確認することができない。
本発明は、遠隔から装置が記憶しているデータの内容を確認できる出力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる出力装置は、外部機器からデータの入力、及び呼び出しを受け付ける入力部と、入力部が入力を受け付けたデータを記憶する記憶部と、記憶部に記憶されているデータを出力する出力部と、を備え、記憶部は、入力部が入力を受け付けたデータをユーザIDと関連付けて記憶し、出力部は、入力部がユーザIDと特定の関係を有するユーザIDから呼び出しを受け付けた場合に、ユーザIDと関連付けて記憶されているデータを出力する、一方、入力部が特定の関係を有さないユーザIDから呼び出しを受け付けた場合に、ユーザIDと関連付けて記憶されているデータを出力しない。
本発明によれば、遠隔から装置が記憶しているデータの内容を確認できる出力装置を提供できる。
1.実施の形態1
本発明を通信装置に適用した実施の形態1について図面を参照しつつ説明する。
本発明を通信装置に適用した実施の形態1について図面を参照しつつ説明する。
[1−1]通信システムの概要
図1は本発明の一実施の形態に係る通信システムの概要を説明するための図であり、図2は図1の端末1000の構成を示すブロック図である。
図1は本発明の一実施の形態に係る通信システムの概要を説明するための図であり、図2は図1の端末1000の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この通信システムにおいては、端末1000、基地局800、パーソナルコンピュータ600、テレビジョン受像機(以下、テレビと略記する。)700および会話用サーバ2000がネットワーク500に接続される。また、携帯電話900が基地局800を介してネットワーク500に接続される。このように、ネットワーク500には、複数の通信端末として、端末1000、パーソナルコンピュータ600、テレビ700および携帯電話900が接続される。本実施の形態において、ネットワーク500はインターネットである。
図1の例において、互いに接続された複数の通信端末(端末1000、パーソナルコンピュータ600、テレビ700および携帯電話900)には、それぞれ後述する制御LSI(大規模集積回路)101(図2)が内蔵される。制御LSI101(図2)には、記録媒体である内蔵のメモリ101M(図2)に通信プログラムとして後述する会話プログラムが記憶される。
また、各通信端末は、映像入力部、音声入力部、映像出力部および音声出力部を有する。映像入力部は例えばカメラを含む。音声入力部は例えばマイクを含む。映像出力部は例えばモニタを含む。音声出力部は例えばスピーカを含む。
本実施の形態において、複数の通信端末の使用者は、予めそれぞれ固有のユーザ情報を会話用サーバ2000に登録する必要がある。ユーザ情報は、ユーザ識別子(以下、ユーザIDと呼ぶ。)およびそのユーザIDに対応付けられたパスワードを含む。会話用サーバ2000は、複数の使用者の複数のユーザ情報を記憶することにより、複数の使用者を管理する。
新たなユーザ情報が登録される場合には、任意の通信端末から会話用サーバ2000に、ユーザ情報の登録要求とともに新たなユーザ情報が送信される。
会話用サーバ2000は、予め記憶されている複数のユーザ情報を参照しつつ、受信したユーザ情報のユーザIDが既に登録されている複数のユーザ情報のユーザIDのいずれかに一致するか否かを判定する。
会話用サーバ2000は、受信したユーザ情報のユーザIDが既に登録されている複数のユーザ情報のユーザIDのいずれにも一致しない場合、与えられたユーザ情報を記憶する。一方、会話用サーバ2000は、受信したユーザ情報のユーザIDが既に登録されている複数のユーザ情報のユーザIDのいずれかに一致する場合、受信したユーザ情報を記憶しない。これにより、同一のユーザIDを含む複数のユーザ情報が会話用サーバ2000に登録されることが防止される。
会話用サーバ2000に、例えば一の通信端末からユーザ情報とともにサインインの要求が送信される。この場合、会話用サーバ2000は、受信したユーザ情報が記憶されている複数のユーザ情報のいずれかに一致するか否かを判定する。すなわち、会話用サーバ2000は、一の通信端末から受信したユーザ情報が既に登録されているか否かを判定する。
会話用サーバ2000は、受信したユーザ情報が既に登録されている場合、使用者のサインインを許可する。一方、会話用サーバ2000は、一の通信端末から受信したユーザ情報が登録されていない場合、使用者のサインインを許可しない。
使用者が会話用サーバ2000にサインインすることにより、使用者が使用する通信端末から会話用サーバ2000に、通信端末のアドレス(例えば、インターネットプロトコルアドレス)が送信される。また、通信端末から会話用サーバ2000に、所定の周期でサインインの継続要求が送信される。
これにより、会話用サーバ2000においては、現在サインインしている使用者、およびサインインしている使用者が使用する通信端末のアドレスが管理される。
使用者は、一の通信端末を用いて会話用サーバ2000にサインインすることにより、会話用サーバ2000に他の使用者との会話を要求する要求信号をその使用者のユーザIDとともに送信することができる。この場合、会話用サーバ2000は、受信したユーザIDに基づいて他の使用者がサインインしているか否かを判定する。
他の使用者がサインインしている場合、会話用サーバ2000は、他の使用者が使用する通信端末のアドレスを一の通信端末に送信する。これにより、一の通信端末が、受信したアドレスにより他の通信端末にアクセスする。このようにして、一の通信端末と他の通信端末との間で、映像データおよび音声データを含む種々のデータの通信が可能となる。
一方、他の使用者がサインインしていない場合、会話用サーバ2000は、他の使用者がサインインしていないことを示す情報を一の通信端末に送信する。この場合、一の通信端末においては、他の使用者と会話することができないことを示す情報がモニタまたはスピーカにより使用者に提示される。
上記に加えて、使用者は、一の通信端末を用いて会話用サーバ2000にサインインすることにより、他の通信端末からのアクセスを受け付けることができる。
複数の通信端末間では、カメラにより撮影された各使用者の映像に基づく映像データ、およびマイクに入力された各使用者の音声に基づく音声データの通信が行われる。これにより、各通信端末の使用者は、他の通信端末の使用者と会話することができる。
次に、端末1000の構成について説明する。図1および図2に示すように、端末1000は、通信装置100、カメラ/マイク装置200、テレビ300および2つのリモートコントローラ400,490を備える。
図2に示すように、通信装置100は、制御LSI101、ネットワークインターフェース103、無線受信部104、ユニバーサルシリアルバス(以下、USBと呼ぶ。)インターフェース105、電力供給部106、高解像度マルチメディアインターフェース(以下、HDMIと呼ぶ。)107、光ディスクドライブ108、メモリスロット109、蛍光表示管(以下、FLディスプレイと呼ぶ。)191、発光ダイオードユニット(以下、LEDユニットと呼ぶ。)192、ブザー193およびフラッシュメモリ112を備える。メモリスロット109には、メモリカード110が挿入される。本実施の形態では、通信装置100のネットワークインターフェース103は、ネットワークケーブル(例えば、ローカルエリアネットワークケーブル)を介してネットワーク500に接続される。
制御LSI101は、CPU(中央演算処理装置)およびメモリ101Mを含み、半導体を用いた集積回路で実現される。上述のように、制御LSI101のメモリ101Mには、通信装置100のシステムプログラムとともに後述する会話プログラムが記憶される。CPUがメモリに記憶された各プログラムを実行することにより、制御LSI101が種々の処理を実行する。また、制御LSI101は、通信装置100の各構成要素の動作を制御するとともに、他の通信端末(図1のパーソナルコンピュータ600、テレビ700および携帯電話900等)との通信を制御する。制御LSI101の詳細な構成は後述する。
ネットワークインターフェース103は、ネットワークケーブルを介してネットワーク500に接続される。ネットワークインターフェース103により、ネットワーク500から通信装置100の制御LSI101に、映像データおよび音声データを含む種々のデータが与えられる。また、通信装置100の制御LSI101からネットワーク500に映像データおよび音声データを含む種々のデータが与えられる。
後述するように、リモートコントローラ400は、無線通信(例えば赤外線通信)により後述する操作信号を通信装置100に送信する。無線受信部104は、リモートコントローラ400から無線で送信される操作信号を受信する。無線受信部104により受信された操作信号は、制御LSI101に与えられる。
USBインターフェース105は、USBケーブルを介してカメラ/マイク装置200に接続される。電力供給部106は、例えば、交流電力を直流電力に変換する電源回路を含む。電源回路には電源プラグが接続される。電源プラグは、家庭用電源コンセントに接続可能である。電力供給部106は、家庭用電源から得られた電力を通信装置100の各構成要素に供給する。HDMI107は、HDMIケーブルを介してテレビ300に接続される。光ディスクドライブ108は、光ディスクに対してデータの読み書きを行う。
メモリスロット109は、メモリカード110が挿入および取り出し可能に構成される。制御LSI101は、メモリスロット109にメモリカード110が挿入された状態で、メモリカード110に記憶されたデータを読み出すことができる。また、制御LSI101は、メモリカード110にデータを書き込むことができる。
フラッシュメモリ112は、制御LSI101に接続される。フラッシュメモリ112に代えて、他の不揮発性メモリを用いてもよい。フラッシュメモリ112には、例えば端末1000を使用する使用者のユーザ情報および他の使用者のユーザIDのリスト(以下、コンタクトリストと呼ぶ。)が記憶される。また、フラッシュメモリ112には、使用者が他の通信端末からのアクセスを受け付けることができない場合に、他の通信端末からのアクセスに応答して他の通信端末に与えられるべきデータ(例えば、留守であることを伝えるための映像データおよび音声データ)が記憶される。
通信装置100は、例えば箱型のケーシングを有する。制御LSI101、ネットワークインターフェース103、無線受信部104、USBインターフェース105、電力供給部106、HDMI107、光ディスクドライブ108およびメモリスロット109はケーシング内に収容される。FLディスプレイ191、LEDユニット192およびブザー193は、ケーシングに取り付けられる。
FLディスプレイ191は、例えば7セグメント蛍光表示管または14セグメント蛍光表示管等からなる。制御LSI101からFLディスプレイ191に現在の時刻および光ディスクの再生時間等を示す情報が与えられる。FLディスプレイ191は、与えられた情報を表示する。
LEDユニット192は単色の光を発生する。制御LSI101からLEDユニット192に発光または非発光を示す情報が与えられる。LEDユニット192は、制御LSI101から与えられる情報に基づいて点灯、消灯または点滅する。
制御LSI101からブザー193に警報の発生を指令するための情報が与えられる。この場合、ブザー193は、制御LSI101から与えられる情報に基づいて警報音を発生する。
リモートコントローラ400は、操作部401、処理回路402および無線送信部403を備える。操作部401は、図1の電源ボタン411、会話起動ボタン412、会話応答ボタン413、十字キー414、決定ボタン415および図示しない複数の数字ボタンを含む。十字キー414は、上ボタン、下ボタン、左ボタンおよび右ボタンを含む。使用者により、操作部401のいずれかのボタンが操作される。処理回路402により操作されたボタンに応じた操作信号が生成される。生成された操作信号は、無線送信部403から通信装置100の無線受信部104に送信される。上記のように、通信装置100とリモートコントローラ400との間の無線通信は、例えば赤外線通信により実現される。
カメラ/マイク装置200は、カメラ201、マイク202および2つのアナログデジタル(以下、A/Dと呼ぶ。)コンバータ203,204およびUSBインターフェース205を備える。カメラ/マイク装置200のUSBインターフェース205は、USBケーブルを介して通信装置100のUSBインターフェース105に接続される。
カメラ201は、撮像素子を備える。撮像素子により被写体の映像が取得される。カメラ201においては、取得された映像に基づいてアナログ形式の映像信号が生成される。生成された映像信号が、A/Dコンバータ203によりデジタル形式の映像データに変換される。デジタル形式の映像データが、USBインターフェース205、USBケーブルおよびUSBインターフェース105を介して、通信装置100の制御LSI101に与えられる。
マイク202には外部から音声(音波)が入力される。マイク202においては、入力された音声に基づいてアナログ形式の音声信号が生成される。生成された音声信号が、A/Dコンバータ204によりデジタル形式の音声データに変換される。デジタル形式の音声データが、USBインターフェース205、USBケーブルおよびUSBインターフェース105を介して、通信装置100の制御LSI101に与えられる。
本実施の形態では、カメラ/マイク装置200は、例えば使用者の映像および使用者の音声を取得するために用いられる。
上記のように、カメラ/マイク装置200は、カメラ201およびマイク202を含む。通信装置100にカメラ/マイク装置200が接続される代わりに、通信装置100にカメラ201およびマイク202がそれぞれ個別に接続されてもよい。
テレビ300は、モニタ301、スピーカ302、デジタルアナログ(以下、D/Aと呼ぶ。)コンバータ303,304、HDMI305、無線受信部306、音量調整部310およびチューナ320を備える。本実施の形態では、テレビ300のHDMI305が、HDMIケーブルを介して通信装置100のHDMI107に接続される。
通信装置100の制御LSI101からテレビ300に、HDMI107、HDMIケーブルおよびHDMI305を介してデジタル形式の映像データおよび音声データが与えられる。テレビ300に与えられた映像データは、D/Aコンバータ303によりアナログ形式の映像信号に変換される。アナログ形式の映像信号がモニタ301に与えられる。これにより、モニタ301に映像が表示される。
一方、テレビ300に与えられた音声データは、D/Aコンバータ304によりアナログ形式の音声信号に変換される。アナログ形式の音声信号が音量調整部310に与えられる。
音量調整部310には、後述するリモートコントローラ490から、例えば音声信号のレベルを調整するための操作信号が入力される。これにより、音量調整部310においては、リモートコントローラ490から与えられる操作信号に基づいて音声信号のレベルが調整される。調整された音声信号がスピーカ302に与えられ、音声信号に基づく音声が出力される。
チューナ320は、放送または配信される番組の放送信号の受信、選局、復調および復号化を行うことにより映像データおよび音声データを生成し、生成した映像データおよび音声データをそれぞれD/Aコンバータ303およびD/Aコンバータ304に与える。それにより、モニタ301に番組の映像が表示され、スピーカ302から番組の音声が出力される。
上記のように、通信装置100とテレビ300とがHDMI107、HDMIケーブルおよびHDMI305を介して接続される。この場合、通信装置100は、テレビ300の動作を制御するための制御信号をテレビ300に与えることができる。
通信装置100にテレビ300が接続される代わりに、通信装置100にモニタ301およびスピーカ302がそれぞれ個別に接続されてもよい。
リモートコントローラ490は、操作部491、処理回路492および無線送信部493を備える。操作部491は、図1の電源ボタン481および音量調整ボタン484a,484bを含む。使用者により、操作部491のいずれかのボタンが操作される。処理回路492により操作されたボタンに応じた操作信号が生成される。
電源ボタン481が操作されることにより、テレビ300の電源をオンするための操作信号が生成される。音量調整ボタン484aが操作されることにより、音声信号のレベルを高くするための操作信号が生成される。音量調整ボタン484bが操作されることにより、音声信号のレベルを低くするための操作信号が生成される。
生成された操作信号は、無線送信部493からテレビ300の無線受信部306に無線で送信される。テレビ300とリモートコントローラ490との間の無線通信は、例えば赤外線通信により実現される。
上記の端末1000においては、例えばカメラ/マイク装置200から通信装置100に映像データおよび音声データが与えられる。通信装置100においては、与えられた映像データが符号化される。また、与えられた音声データが符号化される。後述する端末1000の会話動作時において、通信装置100は、符号化された映像データおよび音声データをネットワーク500に接続された他の通信端末(パーソナルコンピュータ600、テレビ700および携帯電話900)に送信する。
また、端末1000においては、使用者が図1の会話用サーバ2000にサインインすることにより、ネットワーク500に接続された他の通信端末から送信される映像データおよび音声データが通信装置100により受信される。通信装置100においては、受信された映像データおよび音声データが復号化される。後述する端末1000の会話動作時において、通信装置100は、復号化された映像データおよび音声データをテレビ300に与える。テレビ300では、デジタル形式の映像データがアナログ形式の映像信号に変換され、変換された映像信号に基づく映像がモニタ301に表示される。また、デジタル形式の音声データがアナログ形式の音声信号に変換され、変換された音声信号に基づく音声がスピーカ302から出力される。
これにより、上記のように、端末1000と他の通信端末間で映像データおよび音声データの通信が行われる。ネットワーク500に接続される複数の通信端末の各々は、端末1000と同様に、カメラ、マイク、モニタおよびスピーカを有する。したがって、端末1000を使用する使用者は、他の通信端末を使用する使用者と会話することができる。
端末1000の通信装置100においては、例えば光ディスクドライブ108により光ディスクから読み出された映像データおよび音声データがテレビ300に与えられる。テレビ300では、デジタル形式の映像データがアナログ形式の映像信号に変換され、変換された映像信号に基づく映像がモニタ301に表示される。また、デジタル形式の音声データがアナログ形式の音声信号に変換され、変換された音声信号に基づく音声がスピーカ302から出力される。
さらに、端末1000の通信装置100においては、例えばネットワーク500から受信された映像データおよび音声データがメモリカード110に書き込まれる。
[1−2]会話内容記録動作
図3は、本発明の一実施の形態に係る会話プログラムに基づく制御LSI101の会話内容記録動作の一例を示すフローチャートである。
図3は、本発明の一実施の形態に係る会話プログラムに基づく制御LSI101の会話内容記録動作の一例を示すフローチャートである。
以下の説明において、使用者は端末1000を用いて会話用サーバ2000にサインイン済みとする。そのユーザIDを例えば「ABC」とする。
他の通信端末(例えば図1の携帯電話900)を使っている他の使用者が端末1000にサインインしている使用者(ABC)に会話要求した場合の端末1000の動作を、図3を用いて説明する。
図2の制御LSI101は、他の通信端末から会話要求を受け付ける。この場合、制御LSI101はコール処理を実施する(ステップS110)。コール処理では、制御LSI101は、図2のブザー193により着信音を発生するとともに、LEDユニット192を点灯させるかまたは点滅させ、FLディスプレイ191に他の使用者を特定する情報(例えば名称またはユーザID)を表示する。それにより、他の通信端末から着信を受けたことが使用者に報知される。
次に、制御LSI101は、コール処理を開始してから一定時間(例えば30秒)以内に使用者が会話応答を指示したか否かを判定する(ステップS120)。使用者が端末1000を使用中または近辺にいて応答可能な場合はリモートコントローラ400の会話応答ボタン413を操作することにより会話応答を指示することができる。その場合、制御LSI101はコール処理を停止し、会話動作を開始する(ステップS130)。
使用者が端末1000を操作可能な状態でなく、会話応答の指示がないまま一定時間が経過すると、制御LSI101はコール処理を停止し会話内容記録動作を開始する。
制御LSI101は、まずフラッシュメモリ112にあらかじめ記録されている映像データおよび音声データ、または音声データを、ネットワークインタフェース103およびネットワーク500を介して他の通信端末に送信する(ステップS150)。これは他の使用者に対して会話記録を開始する旨を伝える自動応答メッセージとなる。
自動応答メッセージの送信が完了後、制御LSI101は、他の通信端末からネットワーク500およびネットワークインタフェース103を介して受信する映像データおよび音声データまたは音声データ(以下では会話データと呼ぶ。)をフラッシュメモリ112に記録する(ステップS160)。
図4は、制御LSI101がフラッシュメモリ112に記録する会話データの管理状態を表す模式図である。図4に示すように、会話データは、記録時に端末1000にサインインしていた使用者のユーザIDごとに分けて記録される。本実施例では端末1000にはユーザID「ABC」としてサインインしていたので、ユーザID「ABC」の会話データとして記録される。次に、同じユーザIDで複数回会話記録動作を行った場合には、会話要求があった会話ごとに分けて記録される(図4では通話内容1、通話内容2として表記)。そして会話ごとに、会話データ(映像データおよび音声データ、または音声データ)および管理情報が記録される。管理情報には、例えば会話要求を行った他の使用者のユーザID、会話要求時刻などが記録される。この管理方法の一つの実現方法は、フラッシュメモリ112にファイルシステムを構築し、ユーザIDごとにフォルダを作成し、会話記録ごとにそのサブフォルダを作成することである。この場合映像データ、音声データおよび管理情報は別のファイルとして記録してもよいし、一ファイルの中にこれらを含むように記録することも可能である。
制御LSI101は会話内容の記録開始後、一定時間(例えば1分)が経過したかどうかを監視する(ステップS170)。一定時間が経過したら、会話記録動作を停止し、ネットワークインタフェース103およびネットワーク500を介して他の使用者との会話を切断する(ステップS180)。
[1−3]リモート確認用ユーザIDの設定
本実施の形態に係る会話プログラムにおいては、使用者の操作に応じて、制御LSI101が、図示しない設定画面をテレビ300のモニタ301に表示し、端末1000にサインイン中のユーザIDと、別のユーザID(以下リモート確認用ユーザID)の紐付け設定を使用者に行わせることが可能である。制御LSI101は、この設定結果をフラッシュメモリ112に記録する。
本実施の形態に係る会話プログラムにおいては、使用者の操作に応じて、制御LSI101が、図示しない設定画面をテレビ300のモニタ301に表示し、端末1000にサインイン中のユーザIDと、別のユーザID(以下リモート確認用ユーザID)の紐付け設定を使用者に行わせることが可能である。制御LSI101は、この設定結果をフラッシュメモリ112に記録する。
図5はフラッシュメモリ112に記録されるユーザIDの紐付け設定を表す模式図と設定例である。この例では、サインイン中ユーザIDとして「ABC」「DEF」「GHI」の3ユーザIDに対してそれぞれリモート確認用ユーザID「ABC2」「DEF2」「GHI2」が紐付けされている。
[1−4]記録済み会話データの送信動作(1)
図6は、本実施の形態に係る会話プログラムに基づく制御LSI101の記録済み会話データの送信動作の一例を示すフローチャートである。以下、図6を用いて本実施の形態における記録済み会話データを他の通信端末へ送信する動作について説明する。なお、図3と同じ処理については同じステップ番号を付し詳細な説明は省略する。
図6は、本実施の形態に係る会話プログラムに基づく制御LSI101の記録済み会話データの送信動作の一例を示すフローチャートである。以下、図6を用いて本実施の形態における記録済み会話データを他の通信端末へ送信する動作について説明する。なお、図3と同じ処理については同じステップ番号を付し詳細な説明は省略する。
ここで、使用者は端末1000にユーザID「ABC」でサインインしているものとする。また、同じ使用者が他の通信端末(例えば携帯電話900)に別のユーザID「ABC2」でサインインしているものとする。また、端末1000のフラッシュメモリ112には、図5に示すユーザID紐付け設定が記録されているものとする。
使用者が他の通信端末を用いてユーザID「ABC」に対して会話を要求すると、端末1000は会話要求を受け付け(ステップS100)、コール処理を行う(ステップS110)。使用者が端末1000に対しリモートコントローラ400を用いて会話応答を指示しないまま一定時間が経過すると、コール処理を停止し、制御LSI101は端末1000にサインイン中のユーザID、会話要求を行ったユーザID、およびフラッシュメモリ112に記録されたユーザIDの紐付け設定を参照して記録済み会話データの送信可否を判定する(ステップS140)。会話要求を行ったユーザIDが、端末1000にサインイン中のユーザIDに紐付けされたリモート確認用ユーザIDと一致しない場合は、ステップS150以降の、上述の会話内容記録動作を行う。
会話要求を行ったユーザIDが「ABC2」であり端末1000にサインイン中のユーザIDが「ABC」の場合は、「ABC2」は「ABC」に対して紐付けされたリモート確認用ユーザIDと一致するので、会話データ送信処理を開始する(ステップS200)。
制御LSI101はフラッシュメモリ112に記録されている、ユーザID「ABC」の会話データを参照し、その映像データおよび音声データ、または音声データをネットワークインタフェース103およびネットワーク500を介して他の通信端末へ送信する。この動作をフラッシュメモリ112に記録されている全ての会話データについて繰り返す(ステップS210)。全ての会話データの送信処理が完了したら、他の通信端末との会話を切断する(ステップS220)。
制御LSI101はフラッシュメモリ112に記録されている、ユーザID「ABC」の会話データを参照し、その映像データおよび音声データ、または音声データをネットワークインタフェース103およびネットワーク500を介して他の通信端末へ送信する。この動作をフラッシュメモリ112に記録されている全ての会話データについて繰り返す(ステップS210)。全ての会話データの送信処理が完了したら、他の通信端末との会話を切断する(ステップS220)。
この動作により、使用者が端末1000の近くにいない場合でも、あらかじめ端末1000にサインイン中のユーザIDに紐付けておいたリモート確認用ユーザIDを使って他の通信端末から会話要求を行うことで、端末1000のフラッシュメモリ112に記録された会話データを視聴することが可能になり、利便性が向上する。
なお、本実施の形態において端末1000は、ユーザIDとリモート確認用ユーザIDとを対応付けて記憶し、リモート確認用ユーザIDから呼び出しを受け付けた場合に、リモート確認用ユーザIDと対応付けられているユーザIDに関連付けて記憶されている通話内容を他の通信端末へ送信する。しかしながら、必ずしもこのような構成である必要はない。例えば、端末1000において記憶されているデータと関連付けられているユーザIDと同一のユーザIDに他の通信端末が呼び出しを行った場合に、ユーザIDに関連付けて記憶しているデータを送信するような構成であってもよい。要するに、ユーザIDと特定の関係を有するユーザIDから呼び出しを受け付けた場合に、ユーザIDと関連付けて記憶されているデータを出力する、一方、特定の関係を有さないユーザIDから呼び出しを受け付けた場合に、ユーザIDと関連付けて記憶されているデータを出力しない構成であればよい。
2.実施の形態2
[2−1]記録済み会話データの送信動作(2)
図7は、本実施の形態に係る会話プログラムに基づく制御LSI101の記録済み会話データの送信動作のもう一つの例を示すフローチャートである。以下、図7を用いて本実施形態における記録済み会話データを他の通信端末へ送信する動作について説明する。なお、図3、図6と同じ処理については同じステップ番号を付し詳細な説明は省略する。
2.実施の形態2
[2−1]記録済み会話データの送信動作(2)
図7は、本実施の形態に係る会話プログラムに基づく制御LSI101の記録済み会話データの送信動作のもう一つの例を示すフローチャートである。以下、図7を用いて本実施形態における記録済み会話データを他の通信端末へ送信する動作について説明する。なお、図3、図6と同じ処理については同じステップ番号を付し詳細な説明は省略する。
ここでも、使用者は端末1000にユーザID「ABC」でサインインしているものとする。また、同じ使用者が他の通信端末(例えば携帯電話900)に別のユーザID「ABC2」でサインインしているものとする。また、端末1000のフラッシュメモリ112には、図5に示すユーザID紐付け設定が記録されているものとする。
また、会話データごとに記録される管理情報には、その会話データを送信したかどうかを示す「送信済み情報」を含む。送信済み情報は、「未送信」または「送信済み」のいずれかを表し、会話記録直後は「未送信」となっている。
制御LSI101が、ステップS140において会話要求を行ったユーザIDが端末1000にサインイン中のユーザIDに対して紐付けされたリモート確認用ユーザIDと一致すると判定した場合、未送信会話データ送信処理を開始する(ステップS300)。制御LSI101はフラッシュメモリ112に記録されている、ユーザID「ABC」の会話データであって、その管理情報の「送信済み情報」が「未送信」となっているものについて、その映像データおよび音声データ、または音声データをネットワークインタフェース103およびネットワーク500を介して他の通信端末へ送信する。そして、当該会話データの管理情報の「送信済み情報」を「送信済み」に変更する。この動作を全通話内容の送信済み情報が送信済みになるまで繰り返す(ステップS310)。全ての未送信会話データの送信処理が完了したら、他の通信端末との会話を切断する(ステップS320)。
この動作により、使用者は、他の通信端末を用いて既に視聴した会話データについて再度視聴せず、未視聴の会話データのみ視聴することが可能になり、利便性が向上する。
本発明は、外部からの呼び出しに応じてデータの出力が可能なレコーダやテレビ等の出力装置に適用できる。
1000 端末
100 通信装置
2000 会話用サーバ
800 基地局
900 携帯電話
600 PC
700 TV
100 通信装置
2000 会話用サーバ
800 基地局
900 携帯電話
600 PC
700 TV
Claims (3)
- 外部機器からデータの入力、及び呼び出しを受け付ける入力部と、
前記入力部が入力を受け付けたデータを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されているデータを出力する出力部と、を備え、
前記記憶部は、前記入力部が入力を受け付けたデータをユーザIDと関連付けて記憶し、
前記出力部は、前記入力部が前記ユーザIDと特定の関係を有するユーザIDから呼び出しを受け付けた場合に、前記ユーザIDと関連付けて記憶されているデータを出力する、一方、前記入力部が前記特定の関係を有さないユーザIDから呼び出しを受け付けた場合に、前記ユーザIDと関連付けて記憶されているデータを出力しない、
出力装置。 - 前記記憶部は、前記ユーザIDと第2のユーザIDとを関連付けて記憶し、
前記特定の関係を有するユーザIDとは、前記記憶部において前記ユーザIDと関連付けて記憶されている第2のユーザIDである、
請求項1に記載の出力装置。 - 前記特定の関係を有するユーザIDとは、前記ユーザIDと同一のユーザIDである、
請求項1に記載の出力装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2012021919A JP2015084459A (ja) | 2012-02-03 | 2012-02-03 | 出力装置 |
PCT/JP2012/003809 WO2013114472A1 (ja) | 2012-02-03 | 2012-06-12 | 通信装置、その動作方法およびその動作プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012021919A JP2015084459A (ja) | 2012-02-03 | 2012-02-03 | 出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015084459A true JP2015084459A (ja) | 2015-04-30 |
Family
ID=48904562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012021919A Pending JP2015084459A (ja) | 2012-02-03 | 2012-02-03 | 出力装置 |
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Country | Link |
---|---|
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WO (1) | WO2013114472A1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001257770A (ja) * | 2000-03-10 | 2001-09-21 | Sanyo Electric Co Ltd | 通信方法、通信システム、通信装置及び留守番電話装置 |
JP2004147057A (ja) * | 2002-10-24 | 2004-05-20 | Canon Inc | 留守番電話機 |
-
2012
- 2012-02-03 JP JP2012021919A patent/JP2015084459A/ja active Pending
- 2012-06-12 WO PCT/JP2012/003809 patent/WO2013114472A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
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