JP2015083900A - ドレン中和器およびそのドレン中和器を備えた燃焼装置 - Google Patents

ドレン中和器およびそのドレン中和器を備えた燃焼装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ドレン中和器を燃焼装置の先端下部に内部配置可能とする。【解決手段】潜熱回収用熱交換器側からドレンと共に流れてくる排気をドレンによって水封する排気の水封室11と、ドレンを中和するドレン中和室12とを連通させ、かつ、隔壁13を介して水平方向に隣り合わせに間取り配置する。ドレン中和室12内には固形の中和剤34を設ける。ドレン中和室12は上下に複数段に仕切り配置し、水封室11を通ってオーバーフローしたドレンがドレン中和室の最上段部(上段のドレン中和室12a)に導入されて、その底面側領域をドレン通過通路15を通ってドレンが流れるようにし、その後、最上段部より1段下の段部(下段のドレン中和室12b)の底面側をドレン通過通路15を通って通過するといった如く、各段部の底面側を通過するときに中和剤34によって中和されてドレン導出部9から外部に導出される構成と成す。【選択図】図2

Description

本発明は、潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを中和するドレン中和器およびそのドレン中和器を備えた燃焼装置に関するものである。
図9には、浴室に設置される風呂装置の一従来例が示されている。この従来例の風呂装置は、風呂設置スペース52に浴槽26とバランス風呂釜45を並設し、浴室壁10の壁穴16にバランス風呂釜45の給排気筒50を設置したものである。しかしながら、このように、比較的狭い風呂設置スペース52に、バランス風呂釜45と浴槽26を並設すると、浴槽26は必然的に小型なものにしなければならないので、窮屈な姿勢で浴槽26に入浴しなければならず、ゆったりした気分で入浴を楽しむことができないものであった。
そこで、バランス風呂釜45の買い換え時に、利用者は、バランス風呂釜45の代わりに、例えば、燃焼装置として自動湯張り機能を備えた給湯器を購入し、図8に示されるように、その給湯器17を、今まで給排気筒50を設置していた壁穴16内に嵌め込み設置し、バランス風呂釜45のスペース分だけ大きい浴槽26を風呂設置スペース52に設置して、住環境のレベルアップを図ることが行われている。なお、図8中の符号18は、浴槽26のエプロンに取り付けられた混合水栓を示す。
このような給湯器の構成としては、様々なものが提案され、実用化も行われており、その一例が、図7に、模式的に示されている。同図において、ケース(器具ケース)40内に設けられた燃焼室20内にはバーナ1が配置され、器具ケース40内にはバーナ1の燃焼の給排気を行なう燃焼ファン5が設けられている。この給湯器17は、図7のケース40内の矢印に示されるように、燃焼ファン5の回転によって外部より吸気する空気(燃焼用空気)を送風室25を介してバーナ1に送り、この空気と、ガス管(図示せず)を通ってバーナ1に供給されるガスとによってバーナ1の燃焼を行い、かつ、バーナ1の燃焼により生じた燃焼ガスを、燃焼ファン5の回転によって、燃焼室20から排気口8側に送って排気する。なお、同図に示されるように、給湯器17は、例えば浴室30外から壁穴16内に嵌め込み設置され、固定部Bに設けられるねじ等の固定部材を用いて固定される。
上記バーナ1の上側には、バーナ1の燃焼ガス中の顕熱を回収するメインの熱交換器(一次熱交換器)4が設けられ、このメインの熱交換器4よりも前記燃焼ガスの流れの下流側には、燃焼ガスの顕熱および潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器(二次熱交換器)6がメインの熱交換器4と間隔を介して横隣に並設配置されている。
なお、図の簡略化のために、同図には図示されていないが、潜熱回収用熱交換器6の入口側には、水供給源から潜熱回収用熱交換器6に水を導く給水管が接続されており、潜熱回収用熱交換器6の出口側とメインの熱交換器4の入り口側とは、接続管を介して接続されている。また、メインの熱交換器4の出口側には給湯管が接続されている。通常、給水管には、給水管から供給されて潜熱回収用熱交換器6へ流れ込む水の入水温度を検出する入水サーミスタと、潜熱回収用熱交換器6へ流れ込む水の流量を検出する水量センサとが設けられており、また、前記給湯管には流れ出る湯の温度を検出することができる出湯サーミスタが設けられている。
前記給湯管に湯張り用の注湯管を接続して浴槽26に湯張りを行えるようにすると、浴槽26への自動湯張りが可能な給湯器17を形成でき、また、この給湯器17に、浴槽湯水の追い焚き機能を設ければ、浴槽の追い焚きも可能な複合給湯器を形成できる。なお、前記自動湯張り構成や、浴槽湯水の追い焚き構成として、様々なものが提案されているが、周知であり、ここでは、その詳細説明は省略する。
給湯器17において、バーナ1の燃焼制御は、図示されていない燃焼制御手段によって予め定められたシーケンスプログラムにしたがって行われるものであり、バーナ1の燃焼により生じる高温の燃焼ガスは、バーナ1の上側からメインの熱交換器4の配設領域を通り、この例では、潜熱回収用熱交換器6の配置領域側に水平方向側から入り込む。そして、潜熱回収用熱交換器6の配設領域を通った燃焼ガスは、排気口8側から排気される。
そして、燃焼ガスがメインの熱交換器4を通過する間に、燃焼ガスとメインの熱交換器4に供給される水との間で熱交換が行われ、燃焼ガスの顕熱が回収される。また、メインの熱交換器4を通過した燃焼ガスが潜熱回収用熱交換器6を通過する間に、燃焼ガスと潜熱回収用熱交換器6に供給される水との間で熱交換することで、燃焼ガスの顕熱および潜熱が回収される。
潜熱回収用熱交換器6による燃焼ガスの潜熱回収は、水蒸気を含んだ燃焼ガスを飽和温度以下の低温伝熱面に接触させて燃焼ガス中の水蒸気を凝縮させることにより行われる。すなわち、水蒸気が凝縮する際に発生する凝縮潜熱を回収するものであり、通常は、燃焼ガスとして給湯器等の燃焼系の外に排出されてしまう燃焼ガスの水蒸気の持つエンタルピーを回収するものである。
このように、潜熱回収用熱交換器6を備えた給湯器17においては、バーナ1の燃焼による燃焼ガスが潜熱回収用熱交換器6を通るときに、潜熱回収用熱交換器6内の水管を通る水が、燃焼ガス中の水蒸気が保有している潜熱を奪って(潜熱を回収して)温度を高め、さらにメインの熱交換器4を通るときに、バーナ1の燃焼火力でもって加熱されて設定温度の湯が作り出されるので、バーナ1によって効率の良い加熱ができる。つまり、潜熱回収用熱交換器6を設けることにより、例えば給湯器17においては、高位発熱量(総発熱量)ベースで熱効率が例えば95%というように約90%以上に達し、潜熱回収用熱交換器6が設けられていない通常の給湯器に比べ、高い熱効率が達成される。
なお、潜熱回収用熱交換器6を備えた給湯器17等の燃焼装置においては、潜熱回収用熱交換器6で発生する酸性のドレン(ドレン凝縮水)を回収して中和し、排出することが必要であり、潜熱回収用熱交換器6の下側にドレンを回収するドレン回収手段(この図ではドレン受け皿)43を設けてドレンの回収を行い、接続具を介して器具ケース40の外部に接続したドレン中和器により中和する構成が提案されている(例えば、特許文献1、参照。)。
図6には、ドレン中和器の例が示されており、このドレン中和器2は、燃焼装置の潜熱回収用熱交換器6で発生するドレンを導入するドレン導入部3と、ドレン導入部3から導入されるドレンを貯留するドレン貯留室37と、ドレン貯留室37に貯留されて中和されたドレンを外部に導出するドレン導出部9とを有している。ドレン貯留室37には、その全域に、固形の中和剤34が隙間を有して充填され(同図では一部のみ図示)、ドレン貯留室37にはその中央部に仕切り壁38が設けられ、ドレンが図のD部に示されるように貯留されることによって、仕切り壁38の上流側(図の左側)が排気の水封室と成している。
特開2008―275296号公報
しかしながら、ドレンは潜熱回収用熱交換器6が設けられている領域(排気口8に近い排気トップ側)で発生するため、ドレンを自然落下によりドレン中和器に最短距離で導入するためには、ドレン中和器を潜熱回収用熱交換器6の下部側(例えば図7のCで示す位置)に配設することが望ましく、例えば図6に示した縦長のドレン中和器を器具ケース40の外部に設けることに代えて、器具ケース40内に収納可能で軽いドレン中和器の開発が望まれていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、燃焼装置の先端下部に設けることも可能であり、かつ、ドレンを適切に中和可能なドレン中和器およびそのドレン中和器を用いた燃焼装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、次の構成をもって課題を解決する手段としている。すなわち、第1の発明のドレン中和器は、バーナの排気潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを導入するドレン導入部と、該ドレン導入部から導入されるドレンが通過するドレン通過室と、該ドレン通過室を通過したドレンを外部に導出するドレン導出部とを有し、前記ドレン通過室は、前記ドレン導入部に連通して設けられて前記潜熱回収用熱交換器側から前記ドレンと共に流れてくる排気をドレンによって水封する排気の水封室と、該水封室に連通して設けられて該水封室から流れてくる前記ドレンを中和するドレン中和室とを有して、該ドレン中和室内には複数の固形の中和剤が前記ドレンの流れる隙間を有して充填され、前記水封室と前記ドレン中和室とは隔壁を介して水平方向に隣り合わせに間取り配置され、前記ドレン中和室は上下に複数段に仕切り配置されて前記水封室を通ってオーバーフローしたドレンが前記ドレン中和室の最上段部に導入される構成と成し、前記ドレン中和室の各段部の底面側には該底面側から起立した通路壁が設けられて、前記ドレンが前記ドレン中和室の各段部の底面側領域を前記通路壁の伸長方向に沿って通過するドレン通過通路が形成され、該ドレン通過通路の底面は該ドレン通過通路を通ってドレンが流れる上流側よりも下流側が低位置になるように傾斜が形成されており、前記ドレン通過室に導入されたドレンが前記水封室を通った後に前記ドレン中和室の前記最上段部の前記ドレン通過通路を通って該最上段部の底面側を通過し、その後に該最上段部より1段下の段部の底面側を通過するといった如く、各段部の底面側を通過するときに前記中和剤によって中和されて前記ドレン導出部から外部に導出される構成をもって課題を解決する手段としている。
また、第2の発明のドレン中和器は、前記第1の発明の構成に加え、前記ドレン通過通路は各段部の底面側をドレンが蛇行して通過する態様に形成されていることを特徴とする。
さらに、第3の発明のドレン中和器は、前記第1または第2の発明の構成に加え、前記ドレン通過通路は、各段部毎に、ドレンが流れる上流側よりも下流側の方が連続的または段階的に幅広になるように形成されていることを特徴とする。
さらに、第4の発明の燃焼装置は、浴室壁に形成された壁穴に設置されたケース内に、バーナと、該バーナの排気潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器と、第1または第2または第3の発明のドレン中和器とが設けられていることを特徴とする。
本発明のドレン中和器によれば、バーナの排気潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器で発生するドレンをドレン導入部からドレン通過室に導入して通過させ、ドレン導出部を介して外部に導出するが、ドレン通過室は、ドレン導入部に連通して設けられた排気の水封室を有することから、潜熱回収用熱交換器側からドレンと共に流れてくる排気をドレンによって水封することができ、排気がドレン中和器を介して外部に導出されることを防ぐことができる。
また、本発明のドレン中和器において、ドレン通過室は水封室に連通したドレン中和室を有し、ドレン中和室内にはドレンを中和する複数の固形の中和剤がドレンの流れる隙間を介して充填されているが、ドレン中和室は従来用いられてきたドレン中和器のようにドレンを溜めて中和する構成ではなく、ドレンがドレン中和室に形成されたドレン通過通路を通り、中和剤の隙間を通って通過するときに中和される構成としているので、ドレンを溜めて中和する構成と異なり、バイオフィルムの発生も防げるため衛生的で寿命も長くできるし、貯留されるドレンによってドレン中和器の重さが重くなることを防ぐことができる。
さらに、本発明のドレン中和器においては、ドレン中和室は上下に複数段に仕切り配置され、前記水封室を通ってオーバーフローしたドレンがドレン中和室の最上段部に導入され、最上段部の底面側を通った後、その最上段部より1段下の段部の底面側を通過するといった如く、各段部の底面側を通過するときに前記中和剤によって中和されて前記ドレン導出部から外部に導出されるので、各段部を通ることによってドレンが長い経路を通って中和されながら通過でき、適切にドレンの中和を行うことができる。
なお、ドレン中和室の各段部の底面側には該底面側から起立した通路壁が設けられ、前記ドレン通過通路はドレンがドレン中和室の各段部の底面側領域を前記通路壁の伸長方向に沿って通過するように形成されており、ドレン通過通路の底面は該ドレン通過通路を通ってドレンが流れる上流側よりも下流側が低位置になるように傾斜が(例えば緩やかに)形成されているので、ドレン中和室に導入されたドレンは各段部のドレン通過通路を通って、前記傾斜に沿ってゆっくりとドレン中和室の底面側を通過できる。
つまり、従来用いられてきたドレン中和器のようにドレンが高さ方向に通過する構成では、ドレンに重力がかかってドレンが速く流れることからドレンを中和剤で中和するためにドレンを中和する領域の高さを高くすることが必要となるのに対し、本発明においては、ドレンがドレン中和室の各段部の底面側をドレン通過通路を通って略水平方向にゆっくり通ることから、ドレンを中和する領域であるドレン中和室の高さを低くでき、ドレン中和器の高さが低くてもドレンを中和剤によって充分に(適切に)中和することができる。
以上のように、本発明のドレン中和器は高さを低くしても十分にドレンを中和することができるので、たとえ燃焼装置の高さが低くてもドレン中和器を燃焼装置のケース内に設けることができるし、ドレン中和器の重さも従来用いられてきたドレン中和器よりも軽くできる。
また、ドレンを溜めながら、そのドレンにより排気の水封を行う構成とする従来のドレン中和器(例えば図6、参照)においては、高さを高くしたドレン中和器の上側から下側まで伸設された縦方向の仕切り壁(図6では符号38)が必要であったが、本発明においては、縦方向の仕切りがドレン中和室内には不要であるので、仕切りの配設分の重さも軽くすることができ、さらに、仕切りの配設スペースにも中和剤を充填できるので、ドレン中和器をより一層小型化することが可能となる。
さらに、本発明のドレン中和器においては、前記の如く、ドレン通過室はドレン中和室の上流側にドレンの水封室を設けているため、水封室に溜まるドレンは中和前であるので酸性度が高く、水封室内で「藻」等が生えにくい。すなわち、従来のドレン中和器はドレンの水封を中和剤中で行っていたので、排気中の窒素酸化物が中和剤の例えば炭酸カルシウム等と反応して「藻」等の生育に有利な「窒素肥料」となっていたがために炭酸カルシウムの粒間で「藻」が生育することがあり、ドレン詰まりの原因となっていたのに対し、本発明では水封をドレンが中和剤に至る前段階で行なっているために「藻」等の発生を抑制できる。このような構造は、修理にあたって、例えば浴槽の奥に燃焼機器があるがゆえに浴槽をどかさなければ修理ができないような燃焼装置においては(例えば本発明の燃焼装置はこのような配置が適用されることが多く)極めて有効な構造である。
そして、このような小型で軽いドレン中和器を燃焼装置のケース内の先端下部側に設けても、燃焼装置のケースにテコの原理に基づく応力(図7の矢印F、参照)が大きくかかることを抑制できるので、燃焼装置のケースの強度を格段に強くする必要はなく、燃焼装置のコストアップを防ぐことができる。
さらに、燃焼装置は屋外に設けられていることが多く、ドレンの凍結防止用のヒータをドレン中和器に設けることが行われているが、従来はドレンを中和器内に溜めながら中和して導出する構成であったため、貯留されるドレンの貯留量が多く、凍結予防用のヒータはワット数の大きいものを使用していた。それに対し、本発明においては、水封室に少量のドレンを溜めるようになってはいるものの、ドレン中和室においてはドレンを溜めずに複数の固形の中和剤の隙間を通って通過するときに中和される構成としているため、貯留するドレン量が従来に比べて少ないので、小型でワット数の少ないヒータでも充分に凍結予防をすることができる。
なお、例えば屋外に設けられる燃焼装置において、風が強すぎる場合には自動的に燃焼装置内のバーナ燃焼を停止する機能が設けられていることが多く、このような燃焼装置では、風が強すぎる場合にはドレンが発生しないことになる。このような燃焼装置であっても、従来のようにドレンを溜める構成のドレン中和器においては、バーナ燃焼停止前に溜まったドレンがドレン中和器内に溜められた状態であるために重く、燃焼装置にドレン中和器による応力と、強い風による応力とが加えられることになるが、本発明を適用した場合に、風が強すぎる場合にはドレンが発生しないのでドレン中和室内の中和剤は乾いた状態であり、ドレン中和器はバーナ燃焼で発生したドレンがドレン中和室内を通過する時よりもさらに軽い状態にできるため、燃焼装置のケースにかかる応力をより一層小さくできるので、風が強すぎる場合でも支障を生じない。
また、ドレン通過通路を、各段部の底面側をドレンが蛇行して通過する態様に形成することにより、ドレンが通過する長さをより長く形成できる
また、液体が流れるときには、その下流側に向かうにつれて、幅方向(流れの方向と交わる方向)の大きさが広くなる傾向にあるために、液体の流れる通路は流れの上流側よりも下流側の通路幅を広くする方がスムーズに流れやすい。そのため、ドレン中和器において、ドレン通過通路を、各段部毎に、ドレン通過通路に沿ってドレンが流れる上流側よりも下流側の方が連続的または段階的に幅広になるように形成することによって、ドレンをドレン中和室のドレン通過通路を通して中和することより一層効率的にドレンの中和を行うことができる。
さらに、本発明の燃焼装置を例えばバランス風呂釜の代わりに浴室壁に形成された壁穴に設置することにより、風呂スペースの有効利用を行えるようにすることができる。また、本発明の燃焼装置は、コストアップが抑制された安価な燃焼装置とすることができる上に、潜熱回収用熱交換器を有することにより高効率での燃焼を行うことができるし、潜熱回収用熱交換器で発生するドレンをドレン中和器により効率的に中和することができ、さらに、ドレンと共に流れてくる排気の水封もでき、安全で快適に利用を行える優れた燃焼装置とすることができる。
なお、浴室の壁穴に設けられる燃焼装置は、横方向の長さが高さよりも大きい横置きタイプの燃焼装置であるが、このような燃焼装置において、装置外部から装置内にバーナの燃焼用の空気を導入するための吸気口は、潜熱回収用熱交換器の下部側に設けられることが多く、この吸気口の配設領域には、雨等が燃焼装置内に入ることを防ぐための雨よけの板部が設けられているが、本発明のドレン中和器を潜熱回収用熱交換器の下部側に設けて吸気口付近に配置すれば、ドレン中和器の容器によって吸気口から雨などが装置内に入り込むことを防ぐことができ、雨よけの板部を省略することも可能となり、装置の簡略化を図ることができる。
本発明に係るドレン中和器の一実施例を模式的に示す分解斜視図である。 図1のA−A’断面図(a)とドレン中和室の各段部の平面図(b)により実施例のドレン通過動作を説明する模式的な説明図である。 本実施例のドレン中和器に適用されている上段のドレン中和室を図1とは別の角度から見た模式的な斜視図である。 本発明に係るドレン中和器を設けた燃焼装置の一実施例を示す模式的なシステム図である。 本発明に係るドレン中和器を設けた燃焼装置の一実施例を、その側面がわからケース壁を一部透かして見た図である。 従来のドレン中和器の例を示す説明図である。 従来の潜熱回収用熱交換器を備えた燃焼装置のシステム構成例を説明するための模式的な説明図である。 バランス風呂釜を取り除き、その設置スペースだけ大型の浴槽を風呂設置スペースに設置した浴室構造を示す説明図である。 風呂設置スペースにバランス風呂釜と浴槽とを並設した浴室構造を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略または簡略化する。
図1には、本発明に係るドレン中和器の一実施例が模式的な分解斜視図により示されており、図2(a)にはドレン中和器のA−A’断面図が模式的に示されている。ドレン中和器2は、例えばポリプロピレン等の、水が当たっても錆びない樹脂により形成されており、図1および図2(a)に示されるように、上側開口のケース部材39と、ケース部材39の上部内側に挿入配置される上側開口の内部ケース41と、これらケース部材39と内部ケース41の上側の開口部を覆う蓋部材36とを有して形成されており、蓋部材36には燃焼装置の潜熱回収用熱交換器6で発生するドレンを導入するドレン導入部3が形成されている。なお、図2(b)には、内部ケース41の平面図(上段)とケース部材39の平面図(下段)とが模式的に示されている。
図1、図2に示されるように、ケース部材39と内部ケース41によって、ドレン導入部3から導入されるドレンが通過するドレン通過室7が形成されており、ケース部材39にはドレン通過室7を通過したドレンを外部に導出するドレン導出部9が形成されている。
ドレン通過室7は、ドレン導入部3に連通して設けられた排気の水封室11と、水封室11に連通して設けられたドレン中和室12とを有しており、水封室11とドレン中和室12とは隔壁13によって水平方向に隣り合わせに間取り配置されている。水封室11は、潜熱回収用熱交換器6(図4等、参照)側からドレンと共に流れてくる排気をドレンによって水封する排気の水封室であり、図2(a)、(b)には、ドレンが水封室11に導入されていることによって排気が水封されている状態を,水封室11内に斜線を記して示している。
ドレン中和室12は、上下に複数段(ここでは2段)に仕切り配置されており、ドレン中和室12a(上段部)が内部ケース41内に形成され、ドレン中和室12b(下段部)がケース部材39に形成されている。なお、ドレン中和室12aの斜視図は図3にも示されている。
ドレン中和室12は水封室11から流れてくるドレンを中和する中和室であり、ドレン中和室12の各段部(ここでは上段部と下段部)には、例えば図2(a)に示されているように、天然の炭酸カルシウムにより形成された複数の固形の中和剤34(図1および図2(b)には図示せず)が、ドレンの通過する隙間を有して充填されている。水封室11とドレン中和室12とを仕切る隔壁13の一部にはスリット33が形成されており、中和剤34が水封室11内に入ることが防止できるように構成されている。
なお、中和剤34をケース部材39のドレン中和室12bの上端部まで充填した状態で、その上に内部ケース41を乗せようとすると、ドレン中和室12b内全体に中和剤34を充填することが難しいため、例えば中和剤34をドレン中和室12bの高さ(図2(a)のHb、参照)の8割程度まで入れた状態で内部ケース41を乗せた後にケース部材39をゆすり、内部ケース41内に設けられる中和剤34を開口K(図2(b)、参照)を通して内部ケース41(上段のドレン中和器12a)から下段のドレン中和器12b側に移動させることにより、ドレン中和室12b内の中和剤34の充填率を向上させることができる。
なお、中和剤34の種類等は特に限定されるものでなく、適宜設定されるものであり、合成された人工の炭酸カルシウムにより形成されていてもよいし、他の中和剤としてもよい。また、図2(a)では、図の簡略化のために中和剤34を一部のみ示しているが、中和剤34はドレン中和室12(12a,12b)の全領域に配置される。また、ドレン中和器2の大きさは限定されるものでなく適宜設定されるものであるが、例えば図1のLの長さが18cm、Wの長さが11cm、高さHは11cmに形成される(なお、図1〜図3は模式図であり、この大きさとは異なる)。
ドレン中和室12の各段(上段と下段)の底面側には、該底面側から起立した通路壁14が設けられており、ドレンがドレン中和室12の底面側領域を通路壁14の伸長方向に沿って通過するドレン通過通路15が形成されている。本実施例では、ドレン通過通路15は、上段と下段の各段部の底面側をドレンが蛇行する態様で通過する態様に形成されて、上段と下段とを合わせたドレン通過通路15の長さは例えば80cm以上に形成されている。また、ドレン通過通路15の底面は、該ドレン通過通路15を通ってドレンが流れる上流側よりも下流側が低位置になるように傾斜が形成されており、その傾斜角度は特に限定されるものではないが、例えば図2(b)のX方向が約1.5度、Y方向が約3度に形成されている。
本実施例においては、ドレンは図2(a)に示されるように、ドレン導入部3からドレン中和器2に導入されて、その水封室11を通り、オーバーフローしたドレンが隔壁13のスリット33を通って、ドレン中和室12の最上段部(本実施例においては上段のドレン中和室12a)に導入され、ドレン中和室12aのドレン通過通路15を通って、図2(b)に示されるように最上段部のドレン中和室12aの底面側を通過し、その後、最上段部より1段下の段部(本実施例においては下段のドレン中和室12b)の底面側を、ドレン通過通路15を通って通過するといった如く、各段部の底面側を通過するときに中和剤34によって中和されて、水封室11を除いてはドレン中和器2の内部に貯留することなく、ドレン導出部9から外部に導出される構成と成している。
なお、本実施例のドレン中和器2には、ドレンの凍結防止用のヒータ(図示せず)が設けられているが、そのヒータは、ドレンを中和器2内に溜めながら中和して導出する構成の従来例に設けられていた凍結予防用のヒータに比べて小型でワット数の少ないヒータが適用されている。
つまり、従来のドレン中和器は、ドレンを溜めながら中和するために、多くの量のドレンの凍結防止のためにワット数の大きいものを使用していたが、本実施例においては、水封室11に少量のドレンを溜めるようになってはいるものの、ドレン中和室12においてはドレンを溜めずに複数の固形の中和剤の隙間を通って通過するときに中和される構成としているため、貯留するドレン量が従来に比べて少ないため、小型でワット数の少ないヒータで十分にドレンの凍結防止を行うことができる。
さらに、本実施例では、固形(石状)の炭酸カルシウム等の中和剤を使用しており、このような固形(石状)の中和剤は金属等と比べ熱伝導率が悪い。そのため、中和剤が冷えていたとしても、ドレンが中和剤の間を通る間に凍りにくいため、凍結予防用のヒータは、より一層、小型でワット数の少ないもの使用することができ、省エネ効果を奏することができる。
図4には、本実施例のドレン中和器2を設けた燃焼装置(給湯器17)の一実施例が、模式的なシステム構成図により示されており、図5には、この給湯器17の一部断面構造が示されている。この給湯器17は、例えば従来例と同様に、浴室壁10に形成された壁穴16に設置され、器具ケース40内に、バーナ1と燃焼ファン5、メインの熱交換器4、潜熱回収用熱交換器6を設けて形成されているが、この実施例では、さらに、図1、図2に示したドレン中和器2を器具ケース40内に設けて形成されている。なお、図5の符号23は給水管、符号24は給湯管をそれぞれ示す。また、浴室壁10の厚みは特に限定されるものではないが、一般には150mm〜300mm程度であり、図4、図5等に示されている例は例えば150mm程度の厚みの壁を示す。
ドレン中和器2は燃焼室20の外部において潜熱回収用熱交換器6よりも下部側に設けられ、吸気口19の近傍位置に配置されている。なお、図4において、ドレン中和器2は図2(a)に示した断面図を用いて示されているために、ドレン中和器2のドレン導出部9が示されていないが、実際には例えば図の手前側にドレン導出部9が配置されてドレン中和器2を通ったドレンが、浴室30側に向けて下り勾配が形成されたドレン排出管路32を通って浴室30側に向けて流れ、器具ケース40の外部に導出され、浴室30内に排出される。また、ドレン中和器2のドレン導入部3の近傍位置は、燃焼室20外の気圧と燃焼ファン5の圧力を受け、ドレン中和器2の内部は、浴室内の気圧を受けることになる。そのため、ドレン水封室11内におけるドレンの水位は、給湯バーナ1の燃焼中には非燃焼中よりも下がることが多い。
なお、図4に示されるように、例えば給湯器17は、ねじ35等の固定部材を用いて固定されているが、図5においてはねじの図示は省略されている。また、図5の破線枠Dは、図6に示したような高さの高いドレン中和器を給湯器17内に設ける場合の配置例を示すものであり、このように、高さが高いドレン中和器でも給湯器17内に設けることはできるが、その場合、そのドレン中和器の幅に対応する長さだけ給湯器17の水平方向の長さが長くなり(図5のDw、参照)、図7の矢印Fに示したテコの原理に基づく応力が大きくなって給湯器17のケースに作用し、図7のAに示される壁穴16の角部に給湯器17の器具ケース40がぶつかってしまうといった不具合も生じることになる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものでなく、様々な態様を採り得る。例えば、前記実施例では、ドレン中和室12は上段と下段との2段構成としたが、3段以上の適宜の複数段に形成してもよい。
また、ドレン通過通路15の幅は適宜形成されるものであり、例えば各段部毎に、ドレンが流れる上流側よりも下流側の方が連続的または段階的に幅広になるように形成されていてもよい。
さらに、前記実施例では、ドレン通過通路15は、各段部の底面側をドレンが蛇行して通過する態様に形成したが、ドレン通過通路15は例えばドレンが周回して通過する態様に形成してもよく、ドレン通過通路15の形成態様は適宜設定されるものである。
さらに、上記実施例は、燃焼装置として、ガス燃焼式の給湯器17について説明したが、本発明の燃焼装置は給湯器とは限らず、潜熱回収用熱交換器を有していれば、風呂釜等、適宜の燃焼装置を適用することができる。また、その燃焼方式も、石油燃焼式のものとしてもよく、さらに、燃焼装置のシステム構成も特に限定されるものでなく、適宜設定されるものである。
さらに、上記実施例では、給湯器17を浴室30の壁穴16に設置する例を述べたが、給湯器17等の燃焼装置の配置位置は適宜設定されるものであり、また、図5等に示したような横置きタイプの燃焼装置とするとは限らず,縦置き(縦長)の燃焼装置としてもよい。
本発明は、小型で軽量で衛生的なドレン中和器を形成でき、ドレン中和器を燃焼装置内の先端下部に設けても燃焼装置のケースの強度を格段に強くする必要がなく、燃焼装置の低コスト化を図れるので、例えば家庭用の燃焼装置に適用できる。
1 バーナ
2 ドレン中和器
3 ドレン導入部
4 メインの熱交換器
5 燃焼ファン
6 潜熱回収用熱交換器
7 ドレン通過室
9 ドレン導出部
10 浴室壁
11 水封室
12,12a,12b ドレン中和室
13 隔壁
14 通路壁
15 ドレン通過通路
16 壁穴
26 浴槽
34 中和剤
40 器具ケース

Claims (4)

  1. バーナの排気潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを導入するドレン導入部と、該ドレン導入部から導入されるドレンが通過するドレン通過室と、該ドレン通過室を通過したドレンを外部に導出するドレン導出部とを有し、前記ドレン通過室は、前記ドレン導入部に連通して設けられて前記潜熱回収用熱交換器側から前記ドレンと共に流れてくる排気をドレンによって水封する排気の水封室と、該水封室に連通して設けられて該水封室から流れてくる前記ドレンを中和するドレン中和室とを有して、該ドレン中和室内には複数の固形の中和剤が前記ドレンの流れる隙間を有して充填され、前記水封室と前記ドレン中和室とは隔壁を介して水平方向に隣り合わせに間取り配置され、前記ドレン中和室は上下に複数段に仕切り配置されて前記水封室を通ってオーバーフローしたドレンが前記ドレン中和室の最上段部に導入される構成と成し、前記ドレン中和室の各段部の底面側には該底面側から起立した通路壁が設けられて、前記ドレンが前記ドレン中和室の各段部の底面側領域を前記通路壁の伸長方向に沿って通過するドレン通過通路が形成され、該ドレン通過通路の底面は該ドレン通過通路を通ってドレンが流れる上流側よりも下流側が低位置になるように傾斜が形成されており、前記ドレン通過室に導入されたドレンが前記水封室を通った後に前記ドレン中和室の前記最上段部の前記ドレン通過通路を通って該最上段部の底面側を通過し、その後に該最上段部より1段下の段部の底面側を通過するといった如く、各段部の底面側を通過するときに前記中和剤によって中和されて前記ドレン導出部から外部に導出される構成と成していることを特徴とするドレン中和器。
  2. ドレン通過通路は各段部の底面側をドレンが蛇行する態様に形成されていることを特徴とする請求項1記載のドレン中和器
  3. ドレン通過通路は、各段部毎に、ドレンが流れる上流側よりも下流側の方が連続的または段階的に幅広になるように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項3記載のドレン中和器。
  4. 浴室壁に形成された壁穴に設置されたケース内に、バーナと、該バーナの排気潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器と、請求項1または請求項2または請求項3記載のドレン中和器とが設けられていることを特徴とする燃焼装置。
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