JP2015083833A - 送風装置 - Google Patents

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Daiki Sakito
大輝 前刀
俊介 松岡
Shunsuke Matsuoka
俊介 松岡
宏 吉川
Hiroshi Yoshikawa
宏 吉川
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Abstract

【課題】本発明は、更なる電線部の耐久性の向上を目的とするものである。【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、基台ユニット2と送風手段3とを連通する配線連通部41と、配線連通部41と基台ユニット2内とを連通する基台側配線連通部42と、配線連通部41と送風手段3内とを連通する送風側配線連通部35と、基台ユニット2に設けた電源コード38と、電源コード38と送風手段3とを電気的に接続する電線部36とからなり、電線部36は、送風手段3内から送風側配線連通部35、配線連通部41、基台側配線連通部42を介して電源コード38へ伸びると共に、配線連通部41内で、送風手段3の回動時に、常に送風側配線連通部35から一方側下方へ伸び、1箇所曲線状の曲部36Aを有し、曲部36Aより回動方向における他方側の基台ユニット2の基台側配線連通部42に伸びるように固定手段37によって固定されたことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば室内において首振り機構を持つ、いわゆる扇風機のような送風装置に関する。
従来、送風装置の構造は、基台ユニットと、この基台ユニットの上部に回転自在に設けた送風手段と、この送風手段を回動する首振り手段とからなり、前記首振り手段は、前記送風手段に設けたギアー部と、このギアー部を回転させるモータ部と、前記送風手段と前記基台ユニットとの間に設けたベアリング部とからなり、このベアリング部は、前記送風手段の下部に設けた下方へ開口した円環状の第1の溝と、基台ユニットの上部に備えた上方へ開口した円環状の第2の溝と、前記第1の溝と前記第2の溝との間に設けた複数の球状の球体とを備えたものが知られている(例えばこれに類似する先行文献としては、下記特許文献1が存在する)。
特開昭61−78295号公報
上記従来例における課題は、更なる電線部の耐久性の向上である。
従来の物においては、基台ユニットと、この基台ユニットの上部に回転自在に設けた送風手段と、この送風手段を回動する首振り手段と、前記基台ユニットと前記送風手段とを電気的に接続する電線部とからなり、この電線部は、前記送風手段の回動時に、前記基台ユニットの基台側配線部から送風側配線部に伸びるものである。
このような構成において、送風手段の回動時に、電線部が短いと、基台側配線部と送風側配線部で屈曲を繰り返す場合があった。
そこで、本発明は、基台側配線部と送風側配線部で屈曲を繰り返すことを抑制し、更なる電線部の耐久性の向上を目的とするものである。
そして、この目的を達成するために、本発明は、基台ユニットと、この基台ユニットの上部に回動自在に設けた送風手段と、この送風手段を回動させる首振り手段と、前記基台ユニットと前記送風手段とを連通する配線連通部と、前記配線連通部と前記基台ユニット内とを連通する基台側配線連通部と、前記配線連通部と前記送風手段内とを連通する送風側配線連通部と、前記基台ユニットに設けた電源コードと、この電源コードと前記送風手段とを電気的に接続する電線部とからなり、この電線部は、前記送風手段内から前記送風側配線連通部、前記配線連通部、前記基台側配線連通部を介して前記電源コードへ伸びると共に、前記配線連通部内で、前記送風手段の回動時に、常に前記送風側配線連通部から一方側下方へ伸び、1箇所曲線状の曲部を有し、この曲部より回動方向における他方側の前記基台ユニットの前記基台側配線連通部に伸びるように固定手段によって固定され、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、基台ユニットと、この基台ユニットの上部に回動自在に設けた送風手段と、この送風手段を回動させる首振り手段と、前記基台ユニットと前記送風手段とを連通する配線連通部と、前記配線連通部と前記基台ユニット内とを連通する基台側配線連通部と、前記配線連通部と前記送風手段内とを連通する送風側配線連通部と、前記基台ユニットに設けた電源コードと、この電源コードと前記送風手段とを電気的に接続する電線部とからなり、この電線部は、前記送風手段内から前記送風側配線連通部、前記配線連通部、前記基台側配線連通部を介して前記電源コードへ伸びると共に、前記配線連通部内で、前記送風手段の回動時に、常に前記送風側配線連通部から一方側下方へ伸び、1箇所曲線状の曲部を有し、この曲部より回動方向における他方側の前記基台ユニットの前記基台側配線連通部に伸びるように固定手段によって固定されたものであり、更に電線部の耐久性を高くすることができるものである。
すなわち、電線部は、配線連通部内で、送風手段の回動時に、常に送風側配線連通部から一方側下方へ伸び、1箇所曲線状の曲部を有し、この曲部より回動方向における他方側の基台ユニットの基台側配線連通部に伸びるように固定手段によって固定されている。これにより、送風手段の回動時に常に、曲部は、基台ユニットの基台側配線部、および送風側配線部よりも回動方向における一方側に位置しながら、電線部上を移動するので、電線部における同じ位置で屈曲を繰り返す場合に比べ、電線部の耐久性の向上ができるものである。
結果として、更なる電線部の耐久性の向上ができるものである。
本発明の実施の形態1の送風装置の斜視図 同送風装置の垂直断面図 同送風装置の垂直断面の斜視図 同送風装置のベアリング部の垂直断面図 同送風装置のギアーと歯車の斜視図 同送風装置のリング体の斜視図 同送風装置の回動時中央位置での電線部の斜視図 同送風装置の回動時左端位置での電線部の斜視図 同送風装置の回動時右端位置での電線部の斜視図 同送風装置の制御ブロック図 本発明の実施の形態2の送風装置の回動時中央位置での電線部の斜視図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の送風装置の斜視図である。図2、3は、図1を垂直平面により切断した断面図である。
図1から図3に示すように送風装置1は、基台ユニット2と、この基台ユニット2の上部に回動自在に設けた送風手段3と、この送風手段3を回動する首振り手段4とからなる。
基台ユニット2は、上方が開口した椀形状で、側面に吸込口5を有する基台部7と、この基台部7の上端に設けた円環形状のレール部6とからなる。このレール部6は、垂直断面形状がL形状であり、レール内周部6aよりレール外周部6bの上下寸法が大きい形状である。
送風手段3は、略円筒形状の本体ケース9と、この本体ケース9内に設けられた送風部10と、本体ケース9の上部に備えた略円筒形状の吹出ノズル11と、本体ケース9の下部に設けたレール受け部19とからなる。
本体ケース9は、上下方向が軸方向である円筒形状で、上方の開口である上開口34は、下方の開口である下開口33より小さいものである。この上開口34が、吹出ノズル11に連通する。本体ケース9の下開口33の内周縁には、レール部6に対向した円環形状のレール受け部19を備えている。レール受け部19は、内周側で下方に開口した溝である内周側レール受け溝部20と、外周側で下方に開口した溝である外周側レール受け溝部21とを有する。この外周側レール受け溝部21は、レール外周部6bに回動自在に嵌る構成である。
吹出ノズル11は、上面が閉塞した円筒形状で、一方側の側周面には、複数の吹出口12を備えている。
送風部10は、本体ケース9内に固定されたファンモータ13と、ファンモータ13から鉛直方向に下方へ伸びた回転軸14に固定されたターボファン15と、ファンモータ13とターボファン15とを囲うように設けたケーシング16とからなる。ケーシング16は、上面には、本体ケース9の上開口34に連通する吐出口18を有し、下面には、基台部7側面の吸込口5と連通した給気口17を備えている。この給気口17の上方に、ターボファン15を設けている。
ファンモータ13によって、ターボファン15が回転すると、基台部7側面の吸込口5から空気が吸い込まれ、ケーシング16の給気口17を介して、ケーシング16内へ送風される。このケーシング16内へ送風された空気は、ターボファン15の下面から吸い込まれ、ターボファン15の半径方向へ吹き出され、ケーシング16内のファンモータ13の周囲を囲むように流れる。そして、ケーシング16の吐出口18から、本体ケース9の上開口34を介して、吹出ノズル11内へ送風される。この吹出ノズル11内へ送風した空気は、吹出ノズル11の吹出口12から吹き出される。
首振り手段4は、送風手段3に設けたギアー部22と、このギアー部22を回転させる首振モータ部23と、送風手段3と基台ユニット2との間に設けたベアリング部24とから構成している。
ギアー部22は、図5に示すように、円環形状で、ケーシング16の下端に設けられている。ギアー部22の外周側面には、ギアー25を有している。
首振モータ部23は、首振モータ26と、この首振モータ26によって回転する歯車27とからなる。この歯車27の回転が、ギアー部22のギアー25を介して、ケーシング16に固定されている本体ケース9を回動させる。
ベアリング部24は、図4に示すように、第1の溝30と、第2の溝31と、リング体28と、複数の球体29とから構成している。
第1の溝30は、送風手段3である本体ケース9の下部の内周側レール受け溝部20の下面で、下方へ開口した円環状の溝である。第2の溝31は、基台部7の上部のレール内周部6aの上面で、上方へ開口した円環状の溝である。
リング体28は、これら第1の溝30と第2の溝31との間に設けられ、図6に示すように、上下方向が軸方向である円環板形状である。リング体28の材質は、樹脂である。球体29は、球状で、リング体28の複数の球装着部分32に回動自在に装着されている。球体29の材質は、金属である。この球体29が、第1の溝30と、第2の溝31とに接触しながら回転することにより、送風手段3が基台ユニット2の上部で回動できるものである。
次に、配線について説明する。図2、図7から図8に示すように、基台ユニット2は、室内に設けたコンセントへ電気的に接続可能な電源コード38を備えている。この電源コード38と送風手段3とは、電線部36によって電気的に接続されている。すなわち、コンセントから電源コード38を流れた電流は、電線部36を介して、送風手段3へ流れる。具体的には、図10に示すよう送風手段3は、操作部39と制御部40とを備え、電線部36と制御部40、操作部39と制御部40、制御部40と送風部10と、制御部40と首振り手段4とが電気的に接続されている。操作部39を操作に応じて制御部40が、送風部10と首振モータ部23とを制御している。操作部39を操作すると、制御部40によって送風部10の運転、停止と、首振モータ部23の運転、停止が出来るものである。すなわち、コンセントから電源コード38を流れた電流は、電線部36を介して、制御部40へ流れ、操作部39の操作に応じて、制御部40から送風部10、首振モータ部23へ流れるものである。
電線部36は、図2、図7から図8に示すように、送風手段3内から送風側配線連通部35、配線連通部41、基台側配線連通部42を介して電源コード38へ伸びている。
送風側配線連通部35は、ケーシング16に設けた開口で、送風手段3内と配線連通部41とを連通する。
配線連通部41は、側面となるケーシング16の外面と、本体ケース9の内面、底面となるレール受け部19とに囲まれた空間で、基台ユニット2と送風手段3とを連通する。本体ケース9は、略円筒形状で、ケーシング16は、側面略中央部から下方へ行くにつれて、ケーシング16の内方へ向かう曲面部を備えている。すなわち、配線連通部41の空間は、上部より下部が水平断面積が大きいものである。
基台側配線連通部42は、レール受け部19の一部を切り欠いた切欠部で、基台ユニット2内と配線連通部41とを連通する。
本実施形態においての特徴は、基台ユニット2と送風手段3とを連通する配線連通部41内での電線部36の引き回し形状にある。具体的には、電線部36は、配線連通部41内で、送風手段3の回動時に、常に送風側配線連通部35から一方側下方へ伸び、1箇所曲線状の曲部36Aを有し、この曲部36Aより回動方向における他方側の基台ユニット2の基台側配線連通部42に伸びるように固定手段37によって固定されている。これにより、送風手段3の回動時に常に、曲部36Aは、基台ユニット2の基台側配線連通部42、および送風側配線連通部35よりも回動方向における一方側に位置しながら、電線部36上を移動するので、電線部36における同じ位置で屈曲を繰り返す場合に比べ、電線部36の耐久性の向上ができるものである。結果として、更なる電線部36の耐久性の向上ができるものである。
また、配線連通部41は、上部より下部が水平断面積が大きく、底面であるレール受け部19を有する空間で、底面の一部を切り欠いた切欠部が、基台側配線連通部42である。すなわち、配線連通部41は、上部より下部が水平断面積が大きく、底面を有する空間であるので、送風手段3の回動時に常に、電線部36の曲部36Aは、基台ユニット2の基台側配線連通部42、および送風側配線連通部35よりも回動方向における一方側に位置しながら、レール受け部19の上面で、電線部36上を移動し易いので、電線部36における同じ位置で屈曲を繰り返す場合に比べ、電線部36の耐久性の向上ができるものである。結果として、更なる電線部36の耐久性の向上ができるものである。
また、送風手段3の回動時には、送風手段3が回動方向における一方側へ最も回動した場合には、送風側配線連通部35は基台側配線連通部42より回動方向における一方側へ回動する。送風手段3が回動方向における他方側へ最も回動した場合には、送風側配線連通部35は基台側配線連通部42より回動方向における他方側へ回動するものである。
これにより、送風手段3の回動時に、送風手段3が回動方向における一方側へ最も回動する場合でも、送風手段3が回動方向における他方側へ最も回動する場合でも、送風側配線連通部35と基台側配線連通部42の回動方向における距離が小さくなり、送風手段3が最も回動した際の配線連通部の電線部36の曲部36Aの曲率が大きくなるので送風手段3の回動時に、回動方向における一方側のみで回動する場合に比べ、曲部36Aに加わる応力が小さくなり、電線部36の耐久性が向上できるものである。
更にこの点について詳しく説明する。仮に、送風手段3が回動方向における一方側へ最も回動した場合には、送風側配線連通部35は基台側配線連通部42より回動方向における一方側へ位置し、送風手段3が回動方向における他方側へ最も回動した場合にも、送風側配線連通部35は基台側配線連通部42より回動方向における一方側へ位置する場合、つまり送風側配線連通部35が基台側配線連通部42より回動方向における一方側のみで回動する場合と比較する。この送風側配線連通部35が基台側配線連通部42より回動方向における一方側のみで回動する場合は、送風手段3が回動方向における一方側へ最も回動した場合に、送風側配線連通部35と基台側配線連通部42との距離が最も長くなる。この送風側配線連通部35と基台側配線連通部42との距離は、回動距離と、電線部36の長さが同じ場合には、本実施形態における送風手段3が回動方向における一方側へ最も回動した場合の送風側配線連通部35と基台側配線連通部42との距離よりも長いものである。すなわち、送風側配線連通部35が基台側配線連通部42より回動方向における一方側のみで回動する場合に比べ、本実施形態における電線部36の曲部36Aの曲率が大きくなる。結果として、曲部36Aに加わる応力が小さくなり、電線部36の耐久性が向上できるものである。
なお、送風手段3が回動方向における一方側へ最も回動した場合の送風側配線連通部35と基台側配線連通部42との距離が、送風手段3が回動方向における他方側へ最も回動した場合の送風側配線連通部35と基台側配線連通部42との距離が、実質的に同じでも良い。この場合に、電線部36の曲部36Aの曲率が同じであれば、最も、電線部36の長さを短くすることが出来る。
また、固定手段37は、曲部36Aと送風側配線連通部35との間であると共に、送風側配線連通部35寄りに設けたものである。これにより、固定手段37から基台側配線連通部42までの空間距離が広くなり、送風手段3の回動時に配線連通部41の電線の曲部36Aの曲率が大きくなるので、固定手段37を基台側配線連通部42寄りに設けた場合に比べ、曲部36Aに加わる応力が小さくなり、電線部36の耐久性が向上できるものである。固定手段37の1例は、粘着テープである。すなわち、電線部36は、粘着テープによって、ケーシング16の外面に固定されている。
(実施の形態2)
図11は、本発明の実施の形態2における、送風装置である。実施の形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
実施の形態1と相違する点は、固定手段である。固定手段は、送風手段3のケーシング16の外面から外方へ延びた第1の突起部51と第2の突起部52である。
第1の突起部51は、第1の斜め方向突起部分51Aと第1の上下方向突起部分51Bとを備えている。第2の突起部52も同様に、第2の斜め方向突起部分52Aと第2の上下方向突起部分52Bとを備えている。
第1の斜め方向突起部分51Aは、所定の距離、送風側配線連通部35から一方側下方へ、つまり斜め下方へ延びる平板形状の突起である。第1の上下方向突起部分51Bは、所定の距離、第1の斜め方向突起部分51Aの下端から下方へ延びる平板形状の突起である。これら第1の斜め方向突起部分51Aと第1の上下方向突起部分51Bとは、ケーシング16と一体に樹脂成型されている。
第2の上下方向突起部分52Bは、所定の距離、下方へ延びる平板形状の突起である。第2の斜め方向突起部分52Aは、第2の上下方向突起部分52Bの下端から、所定の距離、送風側配線連通部35から一方側下方へ、つまり斜め下方へ延びる平板形状の突起である。これら第2の上下方向突起部分52Bと第2の斜め方向突起部分52Aとは、ケーシング16と一体に樹脂成型されている。
第1の斜め方向突起部分51Aと第2の上下方向突起部分52Bとは、本体ケース9の上下方向における同じ位置に設けられ、第1の上下方向突起部分51Bと第2の斜め方向突起部分52Aとは、本体ケース9の上下方向における同じ位置に設けられている。すなわち、第1の斜め方向突起部分51Aは、第2の上下方向突起部分52Bと対向するように設けられ、第1の上下方向突起部分51Bは、第2の斜め方向突起部分52Aと対向するように設けられている。第1の斜め方向突起部分51Aと第2の上下方向突起部分52Bとの上下方向の寸法は実質的に同じである。同様に、第1の上下方向突起部分51Bと第2の斜め方向突起部分52Aとの上下方向の寸法も実質的に同じである。
電線部36は、第1の斜め方向突起部分51Aと第2の上下方向突起部分52Bとの間と、第1の上下方向突起部分51Bと第2の斜め方向突起部分52Aとの間に装着されている。結果として、電線部36は、これらの第1の突起部51と第2の突起部52との間に装着される。
第1の突起部51の第1の斜め方向突起部分51Aの先端には、第1の爪部53が、第1の斜め方向突起部分51Aの先端から第2の突起部52の第2の上下方向突起部分52Bの方向へ延びている。第2の突起部52の第2の斜め方向突起部分52Aの先端には、第2の爪部54が、第2の斜め方向突起部分52Aの先端から第1の突起部51の第1の上下方向突起部分51Bの方向へ延びている。
第1の爪部53および第2の爪部54は、台形の平板形状で、それぞれ第1の突起部51および第2の突起部52と一体に樹脂成型されている。第1の爪部53の先端と、第2の上下方向突起部分52Bの先端との間、および第2の爪部54の先端と、第1の上下方向突起部分51Bの先端との間には、電線部36が通る隙間55を備えている。
この第1の突起部51、第2の突起部52、第1の爪部53および第2の爪部54によって、電線部36は、これらの第1の突起部51と第2の突起部52との間に装着し、送風手段3が回動した場合に、電線部36が第1の突起部51と第2の突起部の間を動いても、第1の突起部51と第2の突起部52との間から外れにくくなる。
第1の突起部51および第2の突起部52と、本体ケース9との間には、隙間(図示せず)を有するものである。この隙間は、電線部36の直径よりも小さいものである。
このように、固定手段が、ケーシング16の外面から延びた第1の突起部51と第1の爪部53と第2の突起部52と第2の爪部であると、粘着テープに比べ、耐久性が向上する。
本発明によれば、基台ユニットと、この基台ユニットの上部に回動自在に設けた送風手段と、この送風手段を回動させる首振り手段と、前記基台ユニットと前記送風手段とを連通する配線連通部と、前記配線連通部と前記基台ユニット内とを連通する基台側配線連通部と、前記配線連通部と前記送風手段内とを連通する送風側配線連通部と、前記基台ユニットに設けた電源コードと、この電源コードと前記送風手段とを電気的に接続する電線部とからなり、この電線部は、前記送風手段内から前記送風側配線連通部、前記配線連通部、前記基台側配線連通部を介して前記電源コードへ伸びると共に、前記配線連通部内で、前記送風手段の回動時に、常に前記送風側配線連通部から一方側下方へ伸び、1箇所曲線状の曲部を有し、この曲部より回動方向における他方側の前記基台ユニットの前記基台側配線連通部に伸びるように固定手段によって固定されたものであり、更に電線部の耐久性を高くすることができるものである。
すなわち、電線部は、配線連通部内で、送風手段の回動時に、常に送風側配線連通部から一方側下方へ伸び、1箇所曲線状の曲部を有し、この曲部より回動方向における他方側の基台ユニットの基台側配線連通部に伸びるように固定手段によって固定されている。これにより、送風手段の回動時に常に、曲部は、基台ユニットの基台側配線部、および送風側配線部よりも回動方向における一方側に位置しながら、電線部上を移動するので、電線部における同じ位置で屈曲を繰り返す場合に比べ、電線部の耐久性の向上ができるものである。
したがって、家庭用や事務用、公共空間などの、送風装置としての活用が期待されるものである。
1 送風装置
2 基台ユニット
3 送風手段
4 首振り手段
5 吸込口
6 レール部
6a レール内周部
6b レール外周部
7 基台部
9 本体ケース
10 送風部
11 吹出ノズル
12 吹出口
13 ファンモータ
14 回転軸
15 ターボファン
16 ケーシング
17 給気口
18 吐出口
19 レール受け部
20 内周側レール受け溝部
21 外周側レール受け溝部
22 ギアー部
23 首振モータ部
24 ベアリング部
25 ギアー
26 首振モータ
27 歯車
28 リング体
29 球体
30 第1の溝
31 第2の溝
32 球装着部分
33 下開口
34 上開口
35 送風側配線連通部
36 電線部
37 固定手段
38 電源コード
39 操作部
40 制御部
41 配線連通部
42 基台側配線連通部
51 第1の突起部
51A 第1の斜め方向突起部分
51B 第1の上下方向突起部分
52A 第2の斜め方向突起部分
52B 第2の上下方向突起部分
52 第2の突起部
53 第1の爪部
54 第2の爪部
55 隙間

Claims (5)

  1. 基台ユニットと、この基台ユニットの上部に回動自在に設けた送風手段と、この送風手段を回動させる首振り手段と、前記基台ユニットと前記送風手段とを連通する配線連通部と、前記配線連通部と前記基台ユニット内とを連通する基台側配線連通部と、前記配線連通部と前記送風手段内とを連通する送風側配線連通部と、前記基台ユニットに設けた電源コードと、この電源コードと前記送風手段とを電気的に接続する電線部とからなり、この電線部は、前記送風手段内から前記送風側配線連通部、前記配線連通部、前記基台側配線連通部を介して前記電源コードへ伸びると共に、前記配線連通部内で、前記送風手段の回動時に、常に前記送風側配線連通部から一方側下方へ伸び、1箇所曲線状の曲部を有し、この曲部より回動方向における他方側の前記基台ユニットの前記基台側配線連通部に伸びるように固定手段によって固定されたことを特徴とする送風装置。
  2. 前記送風手段の回動時には、前記送風手段が回動方向における一方側へ最も回動した場合には、前記送風側配線連通部は前記基台側配線連通部より回動方向における一方側へ回動し、前記送風手段が回動方向における他方側へ最も回動した場合には、前記送風側配線連通部は前記基台側配線連通部より回動方向における他方側へ回動することを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記固定手段は、前記曲部と前記送風側配線連通部との間であると共に、前記送風側配線連通部寄りに設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の送風装置。
  4. 前記固定手段は、送風手段外面から延びた第1の突起部と第2の突起部とを有し、前記第1の突起部と前記第2の突起部は、前記送風側配線連通部から一方側下方へ伸びる部分を有し、前記電線部は、前記第1の突起部と前記第2の突起部との間に装着されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の送風装置。
  5. 前記第1の突起部の先端に第1の爪部を有し、前記第1の爪部は、前記第1の突起部の先端から前記第2の突起部2の方向へ延び、前記第2の突起部の先端に第2の爪部を有し、前記第2の爪部は、前記第2の突起部の先端から前記第1の突起部2の方向へ延びていることを特徴とする請求項4に記載の送風装置。
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