JP2015083183A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行って表示結果を導出表示する可変表示手段に予め定められた特定表示結果が導出されたときに、遊技媒体が入賞しやすい開状態と入賞しないまたは入賞しにくい閉状態とに変化する特別可変入賞装置を開状態とする複数のラウンドから構成される特定遊技状態に制御する遊技機に関する。 The present invention makes it easy for a game medium to win a prize when a predetermined specific display result is derived in variable display means for variably displaying a plurality of types of identification information that can identify each of them and deriving and displaying the display result. The present invention relates to a gaming machine that controls a specific gaming state composed of a plurality of rounds that open a special variable winning device that changes between an open state and a closed state in which no winning or a winning is difficult.
遊技機として、遊技球などの遊技媒体を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けられている入賞口などの入賞領域に遊技媒体が入賞すると、所定個の賞球が遊技者に払い出されるものがある。さらに、識別情報を可変表示(「変動」ともいう。)可能な可変表示装置が設けられ、可変表示装置において識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となった場合に遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御可能になるように構成されたものがある。 As a gaming machine, a game medium such as a game ball is launched into a game area by a launching device, and when a game medium wins a prize area such as a prize opening provided in the game area, a predetermined number of prize balls are paid out to the player. There is something to be done. Furthermore, a variable display device capable of variably displaying the identification information (also referred to as “fluctuation”) is provided, which is advantageous to the player when the display result of the variable display of the identification information becomes the specific display result in the variable display device. Some are configured to be controllable to a specific gaming state.
特定遊技状態とは、所定の遊技価値が付与された遊技者にとって有利な状態を意味する。具体的には、特定遊技状態は、例えば特別可変入賞装置の状態を遊技媒体が入賞しやすい遊技者にとって有利な状態(大当り遊技状態)、遊技者にとって有利な状態になるための権利が発生した状態、景品遊技媒体払出の条件が成立しやすくなる状態などの所定の遊技価値が付与された状態である。 The specific game state means a state advantageous for a player who is given a predetermined game value. Specifically, the specific game state has a right to be in an advantageous state for a player who easily wins a game medium (a big hit game state), for example, a state of a special variable prize-winning device, or a state advantageous for a player. A state in which a predetermined game value such as a state or a state in which a condition for giving out premium game media is easily established is given.
そのような遊技機では、識別情報としての図柄を表示する可変表示装置の表示結果があらかじめ定められた特定の表示態様の組合せ(特定表示結果)になることを、通常、「大当り」という。大当りが発生すると、例えば、大入賞口が所定回数開放して遊技媒体が入賞しやすい特定遊技状態(大当り遊技状態)に移行する。そして、各開放期間において、所定個(例えば10個)の大入賞口への入賞があると大入賞口は閉成する。各開放について開放時間(例えば30秒)が決められ、入賞数が所定個に達しなくても開放時間が経過すると大入賞口は閉成する。 In such a gaming machine, the fact that the display result of the variable display device that displays the symbol as identification information is a combination of specific display modes (specific display result) determined in advance is generally referred to as “big hit”. When a big win occurs, for example, the big winning opening is opened a predetermined number of times, and the game medium shifts to a specific gaming state (a big winning gaming state) where the game medium is easy to win. And in each open period, if there is a prize for a predetermined number (for example, 10) of the big prize opening, the big prize opening is closed. An opening time (for example, 30 seconds) is determined for each opening, and even if the number of winnings does not reach a predetermined number, the winning opening is closed when the opening time elapses.
また、そのような遊技機では、特定遊技状態に関する特定状態(例えば、大当り遊技中の出球有り状態や出球無し状態、大当り遊技後に制御される確変状態や時短状態)に制御可能であり、特定遊技状態中に特定状態となることを報知可能に構成されたものがある。例えば、特許文献1には、特定遊技状態の開始前には特定状態(特許文献1では、確変状態)に制御されるか否かを認識不能にしておき、特定遊技状態中に報知演出(特許文献1では、確変昇格演出)を実行して特定状態に制御されることを報知することが記載されている。
In addition, in such a gaming machine, it is possible to control to a specific state related to a specific game state (for example, a state with or without a ball during a big hit game, a probability change state or a time-short state controlled after a big hit game), Some are configured to be able to notify that a specific state is entered during a specific gaming state. For example, in
特許文献1に記載されたような報知演出を実行可能な遊技機において、演出の実行中に遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始された場合にも演出を実行した状態で復旧できるようにすることが望ましい。停電発生前の演出も復旧できるようにするためには演出制御手段側にもバックアップ記憶手段を備えるようにすることが考えられるがコストがかかる。そこで、遊技制御手段側にのみバックアップ記憶手段を備えるように構成するとともに、演出制御手段側では電源復旧時に共通演出を実行するようにして、電源復旧時に直ちに演出を開始するように構成することが考えられる。しかし、電源復旧時に一律に共通演出を実行していたのでは、例えば、停電発生前に報知演出を実行していたような場合には、停電発生前と電源復旧時とで特定状態の報知に関して整合がとれなくなる場合があり、遊技者に不信感を与えてしまうおそれがある。
In a gaming machine capable of performing a notification effect as described in
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始された場合に適切に特定状態の報知を行うことができ、遊技者に不信感を与えることを防止することができる遊技機を提供することを目的とする。 The present invention has been made paying attention to such problems, and appropriately notifies the specific state when the power supply to the gaming machine is started after the power supply to the gaming machine is stopped. It is an object of the present invention to provide a gaming machine that can prevent distrust to a player.
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技機は、
識別情報(例えば、第1特別図柄または第2特別図柄)の可変表示を行って表示結果を導出する可変表示手段(例えば、第1特別図柄表示器8aや第2特別図柄表示器8b)に予め定められた特定表示結果(大当り図柄)が導出されたときに、遊技媒体が入賞しやすい開状態と入賞しないまたは入賞しにくい閉状態とに変化する特別可変入賞装置(例えば、特別可変入賞球装置20)を開状態とする複数のラウンドから構成される(例えば、通常大当り、確変大当りA〜F、突然確変大当りのいずれについても、図9〜図12に示すように、16ラウンドで構成される)特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御する遊技機(パチンコ遊技機1)であって、
遊技の進行を制御する遊技制御手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記遊技制御手段からのコマンドにもとづいて演出の実行を制御する演出制御手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100)と、を備え、
前記遊技制御手段は、
遊技機への電力供給が停止しても所定期間は記憶内容を保持可能なバックアップ記憶手段(例えば、バックアップRAMであるRAM55)と、
特定状態(例えば、大入賞口の開放時間が30秒と長く遊技球の入賞が期待できるラウンドが継続すること(見た目上のラウンドが継続すること)や、大当り遊技終了後に確変状態に制御されること)として有利度が異なる複数種類のいずれかの特定状態に制御する状態制御手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560において、ステップS1405で開放時間タイマに30秒をセットしてステップS1406,S1454〜S1456を実行する部分や、ステップS167を実行する部分)と、
前記特定表示結果が導出されてから前記特別可変入賞装置を開状態とするまでの開放前期間(例えば、ファンファーレ演出期間)として、特定遊技状態の種類(例えば、通常大当り、確変大当り、突然確変大当りの種別)に応じた異なる開放前期間(例えば、60秒、10秒、1秒)を決定することが可能な開放前期間決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がステップS136のファンファーレ演出時間決定処理を実行する部分)と、
前記開放前期間決定手段により決定した開放前期間を特定可能な開放前期間指定コマンド(例えば、ファンファーレ演出時間指定コマンド)を前記演出制御手段に出力する開放前期間指定コマンド出力手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がステップS904を実行する部分)と、
遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始されたときに、前記バックアップ記憶手段が記憶する記憶内容にもとづいて復旧時コマンド(例えば、停電復旧指定コマンド)を前記演出制御手段に出力する復旧時コマンド出力手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS43,S44を実行する部分)と、を含み、
前記可変表示手段は、
第1の識別情報(第1特別図柄)の可変表示を行う第1可変表示手段(第1特別図柄表示器8a)と、第2の識別情報(第2特別図柄)の可変表示を行う第2可変表示手段第2特別図柄表示器8bと、を含み、
前記開放前期間決定手段は、
当該開放前期間に対応する特定表示結果が導出された可変表示手段が、前記第1可変表示手段であるか前記第2可変表示手段であるかに応じて異なる割合にて、特定の開放前期間を決定し(例えば、ステップS136のファンファーレ演出時間決定処理において、第1特別図柄の場合には、第2特別図柄の場合に60秒のファンファーレ演出時間を決定する割合(75%)よりも高い割合(100%)にて60秒のファンファーレ演出時間を決定し)、
前記演出制御手段は、
前記開放前期間指定コマンドから特定される各開放前期間において、当該各開放前期間に対応した異なる開放前演出(例えば、60秒に対応するファンファーレ演出A、10秒に対応するファンファーレ演出B、1秒に対応するファンファーレ演出C)を実行する開放前演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100が、ステップS869にて選択したファンファーレ演出のプロセステーブルに基づくファンファーレ演出を大当り表示処理にて実行する部分)と、
遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始されたときに、前記復旧
時コマンドにもとづいて復旧時の演出(例えば、停電発生時に大当り遊技中であった場合にはラウンド中演出やラウンド後演出)を実行する復旧時演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS6401〜S664を実行する部分)と、を含み、
前記復旧時コマンド出力手段は、特定遊技状態中に遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始されたときに、前記復旧時コマンドとして、遊技機への電力供給が停止したときの特定遊技状態の種類を特定可能なコマンドを出力し(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560が、停電発生時に大当り遊技のラウンド中であった場合に、大当り種別と停電発生時のラウンドとを含む停電復旧1指定コマンド〜停電復旧7指定コマンドを送信し)、
前記復旧時演出実行手段は、前記復旧時コマンドから特定される特定遊技状態の種類にもとづいて異なる復旧時の演出を実行し(例えば、演出制御用CPU101は、ステップS3911,S3916,S3919,S3922,S3927,S3930,S3933,S3935,S3937において、停電復旧指定コマンドで特定される大当り種別および停電発生時のラウンドにもとづいて、継続示唆演出や、継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出であったか否かを特定して、ステップS3912,S3913,S3915,S3917,S3920,S3923,S3924,S3926,S3928,S3931,S3934,S3936,S3938の後にS2903を実行する)、
前記演出制御手段は、特定遊技状態におけるラウンド中に、いずれの種類の特定状態に制御されるかを報知する報知演出(例えば、継続示唆演出、継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出)を実行する特定状態報知手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100において、ステップS3912,S3913,S3915,S3917,S3920,S3923,S3924,S3926,S3928,S3931,S3934,S3936,S3938の後にS2903を実行する部分)を含み、
前記復旧時コマンド出力手段は、特定遊技状態中に遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始されたときに、前記復旧時コマンドとして、遊技機への電力供給が停止したときのラウンドと、特定遊技状態のいずれのラウンドにおいて前記報知演出を実行するかとを特定可能な特定情報を含むコマンドを出力し(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560が、停電発生時に大当り遊技のラウンド中であった場合に、大当り種別と停電発生時のラウンドとを含む停電復旧1指定コマンド〜停電復旧7指定コマンドを送信し)、
前記復旧時演出実行手段は、前記復旧時コマンドに含まれる前記特定情報にもとづいて復旧時の演出を実行する(例えば、演出制御用CPU101は、ステップS3911,S3916,S3919,S3922,S3927,S3930,S3933,S3935,S3937において、停電復旧指定コマンドで特定される大当り種別および停電発生時のラウンドにもとづいて、継続示唆演出や、継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出であったか否かを特定して、ステップS3912,S3913,S3915,S3917,S3920,S3923,S3924,S3926,S3928,S3931,S3934,S3936,S3938の後にS2903を実行する)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技制御手段側にバックアップ記憶手段を備えるだけで、遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始された場合に適切に特定状態の報知を行うことができ、遊技者に不信感を与えることを防止することができる。また、この特徴によれば、報知演出を実行するラウンドであるかを特定情報にもとづいて特定することができるので、特定遊技状態のラウンド中に報知演出を実行する場合にあっても、これら報知演出と復旧時の演出と整合をとることが可能となるため、遊技者に不信感を与えることを防止することができる。
In order to solve the above-mentioned problem, a gaming machine according to
In advance on variable display means (for example, the first special symbol display 8a or the second special symbol display 8b) for variably displaying the identification information (for example, the first special symbol or the second special symbol) and deriving the display result. A special variable winning device (for example, a special variable winning ball device) that changes between an open state in which the game medium is easy to win and a closed state in which it is difficult to win or is hard to win when a predetermined specific display result (big hit symbol) is derived. 20) is made up of a plurality of rounds (for example, each of the normal jackpot, the probability variation jackpots A to F, and the sudden probability variation jackpot is composed of 16 rounds as shown in FIGS. 9 to 12). ) A gaming machine (pachinko gaming machine 1) that controls to a specific gaming state (big hit gaming state),
Game control means (for example, a game control microcomputer 560) for controlling the progress of the game;
Effect control means (for example, an effect control microcomputer 100) for controlling execution of the effect based on a command from the game control means,
The game control means includes
Backup storage means (for example,
A specific state (for example, the opening time of the big winning opening is as long as 30 seconds and the round in which a game ball can be expected to continue is continued (the apparent round continues), or the probable state is controlled after the end of the big hit game State control means (for example, in the
As a period before opening the special variable prize-winning device after the specific display result is derived (for example, fanfare effect period), the type of the specific gaming state (for example, normal big hit, probability change big hit, sudden probability change big hit) Before opening period (for example, 60 seconds, 10 seconds, 1 second) according to the type of the opening period determination means (for example, the
Pre-opening period designation command output means (for example, game control) for outputting a pre-opening period designation command (for example, fanfare production time designation command) that can specify the pre-opening period determined by the pre-opening period decision means to the production control means. Part for which the
When power supply to the gaming machine is started after power supply to the gaming machine is stopped, a command at the time of restoration (for example, a power failure restoration designation command) based on the stored contents stored in the backup storage means Recovery time command output means for outputting to the control means (for example, a part for executing steps S43 and S44 in the game control microcomputer 560),
The variable display means includes
First variable display means (first special symbol display 8a) for variably displaying the first identification information (first special symbol), and second for variably displaying the second identification information (second special symbol). Variable display means second special symbol display 8b,
The pre-opening period determining means includes
The specific pre-opening period at a different rate depending on whether the variable display means from which the specific display result corresponding to the first half of the opening is derived is the first variable display means or the second variable display means. (For example, in the fanfare effect time determination process in step S136, in the case of the first special symbol, a rate higher than the rate (75%) for determining the fanfare effect time of 60 seconds in the case of the second special symbol) (100%) determines the fanfare production time of 60 seconds)
The production control means includes
In each pre-opening period specified from the pre-opening period designation command, different pre-opening effects corresponding to the previous opening period (for example, fanfare effect A corresponding to 60 seconds, fanfare effect B corresponding to 10 seconds, 1 The pre-opening effect executing means for executing the fanfare effect C corresponding to the second (for example, the
When the power supply to the gaming machine is stopped after the power supply to the gaming machine is stopped, the effect at the time of restoration based on the command at the time of restoration (for example, in the case of a big hit game when a power failure occurs) A restoration-time effect execution means (for example, a portion for executing steps S6401 to S664 in the effect control microcomputer 100) for executing an effect during the round and an effect after the round,
The recovery time command output means is configured to supply power to the gaming machine as the recovery time command when power supply to the gaming machine is started after the power supply to the gaming machine is stopped during the specific gaming state. A command that can specify the type of the specific game state at the time of stoppage is output (for example, when the
The restoration-time production execution means executes a production at the time of restoration different based on the type of the specific gaming state specified from the restoration-time command (for example, the
The effect control means is a notification effect (for example, a continuation suggestion effect, a continuation success effect, a continuation failure effect, a probability change suggestion effect, or a probability change) that informs which type of specific state is controlled during a round in a specific game state. Specific state notifying means (for example, in the
The recovery time command output means is configured to supply power to the gaming machine as the recovery time command when power supply to the gaming machine is started after the power supply to the gaming machine is stopped during the specific gaming state. A command including specific information that can specify the round when the game is stopped and the round in which the notification effect is executed in a specific game state is output (for example, the
The restoration-time production execution means executes the production at the time of restoration based on the specific information included in the restoration-time command (for example, the
It is characterized by that.
According to this feature, it is only necessary to provide backup storage means on the game control means side, and when the power supply to the gaming machine is started after the power supply to the gaming machine is stopped, the specific state is appropriately notified. It is possible to prevent the player from feeling distrust. Further, according to this feature, since it is possible to specify whether or not it is a round in which a notification effect is executed based on the specific information, even if the notification effect is executed during a round in a specific gaming state, these notifications are performed. Since it is possible to match the production with the production at the time of restoration, it is possible to prevent the player from feeling distrust.
本発明の手段1の遊技機は、請求項1に記載の遊技機であって、
前記遊技制御手段は、
識別情報の可変表示を開始するときに特定表示結果となった場合に制御される特定遊技状態のいずれのラウンドにおいて前記報知演出を実行するかを特定可能な可変表示開始時コマンド(例えば、表示結果指定コマンド)を出力する可変表示開始時コマンド出力手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS103,S105,S106,S108,S109を実行する部分)と、特定遊技状態を開始するときに該特定遊技状態のいずれのラウンドにおいて前記報知演出を実行するかを特定可能な特定遊技開始時コマンド(例えば、大当り開始指定コマンド)を出力する特定遊技開始時コマンド出力手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS133を実行する部分)と、を含み、
前記演出制御手段は、
識別情報の可変表示中に、特定遊技状態に制御された場合の有利度を予告する可変表示中予告演出(例えば、変動中予告演出)を実行する可変表示中予告演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100において、ステップS8003で変動中予告演出を決定した後に、ステップS8004,S8006,S8105を実行する部分)と、可変表示開始時コマンドと特定遊技開始時コマンドとを比較し、特定遊技状態中の報知演出を実行するラウンドが整合するか否かを判定する実行ラウンド判定手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS623を実行する部分)と、報知演出を実行するラウンドが整合しないと判定したときに特殊演出を実行する特殊演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100において、ステップS1908,S3909でYのときにステップS1909,S3910を実行した後にステップS2903を実行する部分)と、を含む、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、報知演出において適切な特定状態の報知が行われない可能性を排除することができる。
The gaming machine of
The game control means includes
A variable display start command (for example, display result) that can specify in which round of the specific gaming state is controlled when the specific display result is obtained when variable display of the identification information is started. Variable display start command output means (for example, a portion for executing steps S103, S105, S106, S108, and S109 in the game control microcomputer 560) for outputting the specified command) and the specific game state when the specific game state is started A specific game start command output means (for example, a game control microcomputer 560) that outputs a specific game start command (for example, a jackpot start designation command) that can specify in which round of the gaming state the notification effect is to be executed. To execute step S133 in FIG.
The production control means includes
During variable display of the identification information, variable display advance notice effect executing means (for example, effect control) for executing a variable display advance notice effect (for example, a changing notice effect) for notifying the advantage when controlled to a specific gaming state. In the
It is characterized by that.
According to this feature, it is possible to eliminate the possibility that an appropriate specific state is not notified in the notification effect.
本発明の手段2の遊技機は、請求項1または手段1に記載の遊技機であって、
前記開放前期間決定手段は、特定遊技状態の種類に応じて決定される割合が異なる開放前期間を決定する
ことを特徴としている。
The gaming machine of
The pre-opening period determining means determines pre-opening periods that differ in proportion determined according to the type of specific gaming state.
本発明の手段3の遊技機は、請求項1、手段1、手段2のいずれかに記載の遊技機であって、
特定状態報知手段は、
報知演出として、複数種類の演出のうちのいずれかの演出を選択して実行可能であり(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS3912で継続示唆演出A〜Cのいずれかを決定してステップS3915の後にステップS2903を実行し、1つ前のラウンドで実行した継続示唆演出の種類に応じてステップS3917の後にステップS2903を実行することにより、継続成功演出A〜Cのいずれかを実行し、1つ前のラウンドで実行した継続示唆演出の種類に応じてステップS3920の後にステップS2903を実行することにより、継続失敗演出A〜Cのいずれかを実行し、ステップS3923で確変示唆演出A〜Cのいずれかを決定してステップS3926の後にステップS2903を実行し、1つ前のラウンドで実行した確変示唆演出の種類に応じてステップS3928の後にステップS2903を実行することにより、確変成功演出A〜Cのいずれかを実行し、1つ前のラウンドで実行した確変示唆演出の種類に応じてステップS3931の後にステップS2903を実行することにより、確変失敗演出A〜Cのいずれかを実行する)、
前記復旧時演出実行手段は、前記特定状態報知手段によって遊技機への電力供給が停止される前に報知演出としていずれの種類の演出が実行されていたかにかかわらず、復旧時の演出として共通の演出を実行する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS6404,S6406,S6408,S6410,S6412,S6414の後にステップS2903を実行することにより、一律に継続示唆演出Aや、継続成功演出A、継続失敗演出A、確変示唆演出A、確変成功演出A、確変失敗演出Aを実行する)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、演出の共通化により、復旧時の演出を実行するための処理負担を軽減することができる。
The gaming machine of
The specific state notification means
As the notification effect, any one of a plurality of effects can be selected and executed (for example, the
The restoration-time production execution means is common as the production at the time of restoration, regardless of which type of production has been executed as the notification production before the power supply to the gaming machine is stopped by the specific state notification means. (For example, the
It is characterized by that.
According to this feature, it is possible to reduce the processing load for executing the effect at the time of restoration by sharing the effect.
本発明の手段4の遊技機は、請求項1、手段1〜手段3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記演出制御手段は、
前記報知演出を実行するときに、有利度が高い特定状態に制御されることを予告する予告演出(例えば、大当り中予告演出)を実行する予告演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100において、ステップS3914,S3925で大当り中予告演出の実行および種類を決定し、ステップS3915,S3926の後にステップS2903を実行する部分)と、遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始されたときに、予告演出の実行を規制する予告演出規制手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS6401〜S664において大当り中予告演出の決定の処理を行わない)とを含む、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、予告演出の規制により、復旧時の演出を実行するための処理負担を軽減することができる。
The gaming machine of
The production control means includes
When the notification effect is executed, a notice effect execution means (for example, in the effect control microcomputer 100) that executes a notice effect (for example, a big hit notice effect) for notifying that the control is performed in a specific state with a high degree of advantage. In Steps S3914 and S3925, the execution and type of the big hit announcement effect are determined, and Step S2903 is executed after Steps S3915 and S3926), and after the power supply to the gaming machine is stopped, the power supply to the gaming machine is performed. Including a notice effect restricting means (for example, the
It is characterized by that.
According to this feature, it is possible to reduce the processing load for executing the effect at the time of restoration by restricting the notice effect.
本発明の手段5の遊技機は、請求項1、手段1〜手段4のいずれかに記載の遊技機であって、
前記復旧時コマンドにもとづいて前記特定遊技状態中の報知演出が実行された後のラウンド(例えば、確変大当りAにもとづく大当り遊技の確変成功演出の実行後のラウンド16)であることを特定した場合には、特定状態の有利度に応じた特定演出(例えば、確変報知演出)を実行する特定演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS6416の後にステップS2903を実行する部分)を含む、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、電源復旧時に適切な特定状態の報知を行うことによって、遊技者に不信感を与えることを防止することができる。
The gaming machine of
When it is specified that the round after the notification effect during the specific gaming state is executed based on the restoration command (for example, the
It is characterized by that.
According to this feature, it is possible to prevent the player from feeling distrust by notifying the appropriate specific state when the power is restored.
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機1を正面からみた正面図である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. First, the overall configuration of a
パチンコ遊技機1は、縦長の方形状に形成された外枠(図示せず)と、外枠の内側に開閉可能に取り付けられた遊技枠とで構成される。また、パチンコ遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。遊技枠は、外枠に対して開閉自在に設置される前面枠(図示せず)と、機構部品等が取り付けられる機構板(図示せず)と、それらに取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤6を除く)とを含む構造体である。
The
ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4や、打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。また、ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。なお、遊技盤6は、それを構成する板状体と、その板状体に取り付けられた種々の部品とを含む構造体である。また、遊技盤6の前面には、打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技領域7が形成されている。
On the lower surface of the
余剰球受皿(下皿)4を形成する部材には、例えば下皿本体の上面における手前側の所定位置(例えば下皿の中央部分)などに、スティック形状(棒形状)に構成され、遊技者が把持して複数方向(前後左右)に傾倒操作が可能なスティックコントローラ122が取り付けられている。なお、スティックコントローラ122には、遊技者がスティックコントローラ122の操作桿を操作手(例えば左手など)で把持した状態において、所定の操作指(例えば人差し指など)で押引操作することなどにより所定の指示操作が可能なトリガボタン121(図3を参照)が設けられ、スティックコントローラ122の操作桿の内部には、トリガボタン121に対する押引操作などによる所定の指示操作を検知するトリガセンサ125(図3を参照)が内蔵されている。また、スティックコントローラ122の下部における下皿の本体内部などには、操作桿に対する傾倒操作を検知する傾倒方向センサユニット123(図3を参照)が設けられている。また、スティックコントローラ122には、スティックコントローラ122を振動動作させるためのバイブレータ用モータ126(図3を参照)が内蔵されている。
The member that forms the extra ball tray (lower tray) 4 is configured in a stick shape (bar shape), for example, at a predetermined position on the front side of the upper surface of the lower tray main body (for example, the central portion of the lower tray). Is attached to the
打球供給皿(上皿)3を形成する部材には、例えば上皿本体の上面における手前側の所定位置(例えばスティックコントローラ122の上方)などに、遊技者が押下操作などにより所定の指示操作を可能なプッシュボタン120が設けられている。プッシュボタン120は、遊技者からの押下操作などによる所定の指示操作を、機械的、電気的、あるいは、電磁的に、検出できるように構成されていればよい。プッシュボタン120の設置位置における上皿の本体内部などには、プッシュボタン120に対してなされた遊技者の操作行為を検知するプッシュセンサ124(図3を参照)が設けられていればよい。図1に示す構成例では、プッシュボタン120とスティックコントローラ122の取付位置が、上皿及び下皿の中央部分において上下の位置関係にある。これに対して、上下の位置関係を保ったまま、プッシュボタン120及びスティックコントローラ122の取付位置を、上皿及び下皿において左右のいずれかに寄せた位置としてもよい。あるいは、プッシュボタン120とスティックコントローラ122の取付位置が上下の位置関係にはなく、例えば左右の位置関係にあるものとしてもよい。
The member that forms the hitting ball supply tray (upper plate) 3 is subjected to a predetermined instruction operation, for example, by a player pressing a predetermined position on the upper surface of the upper plate body (for example, above the stick controller 122). A
遊技領域7の中央付近には、液晶表示装置(LCD)で構成された演出表示装置9が設けられている。演出表示装置9の表示画面には、第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示に同期した演出図柄の可変表示を行う演出図柄表示領域がある。よって、演出表示装置9は、演出図柄の可変表示を行う可変表示装置に相当する。演出図柄表示領域には、例えば「左」、「中」、「右」の3つの装飾用(演出用)の演出図柄を可変表示する図柄表示エリアがある。図柄表示エリアには「左」、「中」、「右」の各図柄表示エリアがあるが、図柄表示エリアの位置は、演出表示装置9の表示画面において固定的でなくてもよいし、図柄表示エリアの3つ領域が離れてもよい。演出表示装置9は、後述する演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100によって制御される。演出制御用マイクロコンピュータ100が、第1特別図柄表示器8aで第1特別図柄の可変表示が実行されているときに、その可変表示に伴って演出表示装置9で演出表示を実行させ、第2特別図柄表示器8bで第2特別図柄の可変表示が実行されているときに、その可変表示に伴って演出表示装置9で演出表示を実行させるので、遊技の進行状況を把握しやすくすることができる。
An
また、演出表示装置9において、最終停止図柄(例えば左右中図柄のうち中図柄)となる図柄以外の図柄が、所定時間継続して、大当り図柄(例えば左中右の図柄が同じ図柄で揃った図柄の組み合わせ)と一致している状態で停止、揺動、拡大縮小もしくは変形している状態、または、複数の図柄が同一図柄で同期して変動したり、表示図柄の位置が入れ替わっていたりして、最終結果が表示される前で大当り発生の可能性が継続している状態(以下、これらの状態をリーチ状態という。)において行われる演出をリーチ演出という。また、リーチ状態やその様子をリーチ態様という。さらに、リーチ演出を含む可変表示をリーチ可変表示という。そして、演出表示装置9に変動表示される図柄の表示結果が大当り図柄でない場合には「はずれ」となり、変動表示状態は終了する。遊技者は、大当りをいかにして発生させるかを楽しみつつ遊技を行う。
Further, in the
なお、この実施の形態では、演出表示装置9における液晶表示の演出として演出図柄の変動表示を行う場合を示しているが、演出表示装置9で行われる演出は、この実施の形態で示したものにかぎらず、例えば、所定のストーリー性をもつ演出を実行して、大当り判定や変動パターンの決定結果にもとづいてストーリーの結果を表示するような演出を実行するようにしてもよい。例えば、プロレスやサッカーの試合や敵味方のキャラクタが戦うバトル演出を行うとともに、大当りであれば試合やバトルに勝利する演出を行い、はずれであれば試合やバトルに敗北する演出を行うようにしてもよい。また、例えば、勝敗などの結果を表示するのではなく、物語などの所定のストーリーを順に展開させていくような演出を実行するようにしてもよい。
Note that, in this embodiment, a case is shown in which the effect symbol display is performed as a liquid crystal display effect in the
演出表示装置9の表示画面の右上方部には、演出図柄と後述する特別図柄および普通図柄とに次ぐ第4図柄を表示する第4図柄表示領域9c,9dが設けられている。この実施の形態では、後述する第1特別図柄の変動表示に同期して第1特別図柄用の第4図柄の変動表示が行われる第1特別図柄用の第4図柄表示領域9cと、第2特別図柄の変動表示に同期して第2特別図柄用の第4図柄の変動表示が行われる第2特別図柄用の第4図柄表示領域9dとが設けられている。
In the upper right part of the display screen of the
この実施の形態では、特別図柄の変動表示に同期して演出図柄の変動表示が実行されるのであるが(ただし、正確には、演出図柄の変動表示は、演出制御用マイクロコンピュータ100側で変動パターンコマンドにもとづいて認識した変動時間を計測することによって行われる。)、演出表示装置9を用いた演出を行う場合、例えば、演出図柄の変動表示を含む演出内容が画面上から一瞬消えるような演出が行われたり、可動物が画面上の全部または一部を遮蔽するような演出が行われるなど、演出態様が多様化してきている。そのため、演出表示装置9上の表示画面を見ていても、現在変動表示中の状態であるのか否か認識しにくい場合も生じている。そこで、この実施の形態では、演出表示装置9の表示画面の一部でさらに第4図柄の変動表示を行うことによって、第4図柄の状態を確認することにより現在変動表示中の状態であるのか否かを確実に認識可能としている。なお、第4図柄は、常に一定の動作で変動表示され、画面上から消えたり遮蔽物で遮蔽することはないため、常に視認することができる。
In this embodiment, the variation display of the effect symbol is executed in synchronization with the variation display of the special symbol (however, to be precise, the variation display of the effect symbol is varied on the
なお、第1特別図柄用の第4図柄と第2特別図柄用の第4図柄とを、第4図柄と総称することがあり、第1特別図柄用の第4図柄表示領域9cと第2特別図柄用の第4図柄表示領域9dを、第4図柄表示領域と総称することがある。
The 4th symbol for the first special symbol and the 4th symbol for the 2nd special symbol may be collectively referred to as the 4th symbol, and the 4th
第4図柄の変動(可変表示)は、第4図柄表示領域9c,9dを所定の表示色(例えば、青色)で一定の時間間隔で点灯と消灯とを繰り返す状態を継続することによって実現される。第1特別図柄表示器8aにおける第1特別図柄の可変表示と、第1特別図柄用の第4図柄表示領域9cにおける第1特別図柄用の第4図柄の可変表示とは同期している。第2特別図柄表示器8bにおける第2特別図柄の可変表示と、第2特別図柄用の第4図柄表示領域9dにおける第2特別図柄用の第4図柄の可変表示とは同期している。同期とは、可変表示の開始時点および終了時点が同じであって、可変表示の期間が同じであることをいう。
The variation (variable display) of the fourth symbol is realized by continuing the state where the fourth
また、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、第1特別図柄用の第4図柄表示領域9cにおいて大当りを想起させる表示色(はずれとは異なる表示色。例えば、はずれのときには青色で表示されるのに対して、大当りのときには赤色)で表示される。なお、大当りの種類(確変大当りや通常大当りのいずれであるか)に応じて表示色を異ならせてもよい。また、大入賞口への遊技球の入賞を期待できる大当り(例えば、突然確変大当り以外の大当り)であるか否かに応じて表示色を異ならせてもよく、ラウンド数の異なる複数種類の大当りに制御可能である場合には、大当り遊技において継続されるラウンド数に応じて表示色を異ならせてもよい。また、この実施の形態のように、各大当りのラウンド数が同じであっても、例えば、1ラウンドあたりの大入賞口の開放時間が短く(例えば1秒)、実質的に大入賞口への遊技球の入賞を期待できない大当りと、1ラウンドあたりの大入賞口の開放時間が長く(例えば30秒)、実質的に大入賞口への遊技球の入賞を期待できる大当りとがある場合には、実質的に大入賞口への遊技球の入賞を期待できるか否かに応じて表示色を異ならせてもよい。また、例えば、1ラウンドあたりの大入賞口の開放回数が異なることによって、実質的に大入賞口への遊技球の入賞を期待できる大当りと期待できない大当りがある場合にも、実質的に大入賞口への遊技球の入賞を期待できるか否かに応じて表示色を異ならせてもよい。
When the big hit symbol is stopped and displayed on the first special symbol display 8a, the display color reminiscent of the big hit in the fourth
また、第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、第2特別図柄用の第4図柄表示領域9dにおいて大当りを想起させる表示色(はずれとは異なる表示色。例えば、はずれのときには青色で表示されるのに対して、大当りのときには赤色)で表示される。なお、大当りの種類(確変大当りや通常大当りのいずれであるか)に応じて表示色を異ならせてもよい。また、大入賞口への遊技球の入賞を期待できる大当り(例えば、突然確変大当り以外の大当り)であるか否かに応じて表示色を異ならせてもよく、ラウンド数の異なる複数種類の大当りに制御可能である場合には、大当り遊技において継続されるラウンド数に応じて表示色を異ならせてもよい。また、この実施の形態のように、各大当りのラウンド数が同じであっても、例えば、1ラウンドあたりの大入賞口の開放時間が短く(例えば1秒)、実質的に大入賞口への遊技球の入賞を期待できない大当りと、1ラウンドあたりの大入賞口の開放時間が長く(例えば30秒)、実質的に大入賞口への遊技球の入賞を期待できる大当りとがある場合には、実質的に大入賞口への遊技球の入賞を期待できるか否かに応じて表示色を異ならせてもよい。また、例えば、1ラウンドあたりの大入賞口の開放回数が異なることによって、実質的に大入賞口への遊技球の入賞を期待できる大当りと期待できない大当りがある場合にも、実質的に大入賞口への遊技球の入賞を期待できるか否かに応じて表示色を異ならせてもよい。
Further, when the big hit symbol is stopped and displayed on the second special symbol display 8b, the display color reminiscent of the big hit in the fourth
なお、第4図柄表示領域9c,9dの消灯時の表示色は、消灯したときに背景画像と同化して見えなくなることを防止するために、背景画像とは異なる表示色(例えば、黒色)であることが望ましい。
The display colors when the fourth
なお、この実施の形態では、第4図柄表示領域を演出表示装置9の表示画面の一部に設ける場合を示しているが、演出表示装置9とは別に、ランプやLEDなどの発光体を用いて第4図柄表示領域を実現するようにしてもよい。この場合、例えば、第4図柄の変動(可変表示)を、2つのLEDが交互に点灯する状態を継続することによって実現されるようにしてもよく、2つのLEDのうちのいずれのLEDが停止表示されたかによって大当り図柄が停止表示されたか否かを表すようにしてもよい。
In this embodiment, the case where the 4th symbol display area is provided on a part of the display screen of the
また、この実施の形態では、第1特別図柄と第2特別図柄とにそれぞれ対応させて別々の第4図柄表示領域9c,9dを備える場合を示しているが、第1特別図柄と第2特別図柄とに対して共通の第4図柄表示領域を演出表示装置9の表示画面の一部に設けるようにしてもよい。また、第1特別図柄と第2特別図柄とに対して共通の第4図柄表示領域をランプやLEDなどの発光体を用いて実現するようにしてもよい。この場合、第1特別図柄の変動表示に同期して第4図柄の変動表示を実行するときと、第2特別図柄の変動表示に同期して第4図柄の変動表示を実行するときとで、例えば、一定の時間間隔で異なる表示色の表示を点灯および消灯を繰り返すような表示を行うことによって、第4図柄の変動表示を区別して実行するようにしてもよい。また、第1特別図柄の変動表示に同期して第4図柄の変動表示を実行するときと、第2特別図柄の変動表示に同期して第4図柄の変動表示を実行するときとで、例えば、異なる時間間隔で点灯および消灯を繰り返すような表示を行うことによって、第4図柄の変動表示を区別して実行するようにしてもよい。また、例えば、第1特別図柄の変動表示に対応して停止図柄を導出表示するときと、第2特別図柄の変動表示に対応して停止図柄を導出表示するときとで、同じ大当り図柄であっても異なる態様の停止図柄を停止表示するようにしてもよい。
Further, in this embodiment, a case is shown in which separate fourth
演出表示装置9の右方には、識別情報としての第1特別図柄を可変表示する第1特別図柄表示器(第1可変表示部)8aが設けられている。この実施の形態では、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。また、演出表示装置9の右方(第1特別図柄表示器8aの右隣)には、識別情報としての第2特別図柄を可変表示する第2特別図柄表示器(第2可変表示部)8bも設けられている。第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。
On the right side of the
小型の表示器は、例えば方形状に形成されている。また、この実施の形態では、第1特別図柄の種類と第2特別図柄の種類とは同じ(例えば、ともに0〜9の数字)であるが、種類が異なっていてもよい。また、第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bは、それぞれ、例えば、00〜99の数字(または、2桁の記号)を可変表示するように構成されていてもよい。 The small display is formed in a square shape, for example. In this embodiment, the type of the first special symbol and the type of the second special symbol are the same (for example, both 0 to 9), but the types may be different. Further, the first special symbol display 8a and the second special symbol display 8b may be configured to variably display numbers (or two-digit symbols) of, for example, 00 to 99, for example.
以下、第1特別図柄と第2特別図柄とを特別図柄と総称することがあり、第1特別図柄表示器8aと第2特別図柄表示器8bとを特別図柄表示器(可変表示部)と総称することがある。 Hereinafter, the first special symbol and the second special symbol may be collectively referred to as a special symbol, and the first special symbol indicator 8a and the second special symbol indicator 8b are collectively referred to as a special symbol indicator (variable display unit). There are things to do.
なお、この実施の形態では、2つの特別図柄表示器8a,8bを備える場合を示しているが、遊技機は、特別図柄表示器を1つのみ備えるものであってもよい。 Although this embodiment shows a case where two special symbol indicators 8a and 8b are provided, the gaming machine may be provided with only one special symbol indicator.
第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示は、可変表示の実行条件である第1始動条件または第2始動条件が成立(例えば、遊技球が第1始動入賞口13または第2始動入賞口14を通過(入賞を含む)したこと)した後、可変表示の開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて開始され、可変表示時間(変動時間)が経過すると表示結果(停止図柄)を導出表示する。なお、遊技球が通過するとは、入賞口やゲートなどのあらかじめ入賞領域として定められている領域を遊技球が通過したことであり、入賞口に遊技球が入った(入賞した)ことを含む概念である。また、表示結果を導出表示するとは、図柄(識別情報の例)を最終的に停止表示させることである。
For the variable display of the first special symbol or the second special symbol, the first start condition or the second start condition, which is the variable display execution condition, is satisfied (for example, the game ball has the first
演出表示装置9の下方には、第1始動入賞口13を有する入賞装置が設けられている。第1始動入賞口13に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第1始動口スイッチ13aによって検出される。
A winning device having a first
また、第1始動入賞口(第1始動口)13を有する入賞装置の下方には、遊技球が入賞可能な第2始動入賞口14を有する可変入賞球装置15が設けられている。第2始動入賞口(第2始動口)14に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第2始動口スイッチ14aによって検出される。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされる。可変入賞球装置15が開状態になることによって、遊技球が第2始動入賞口14に入賞可能になり(始動入賞し易くなり)、遊技者にとって有利な状態になる。可変入賞球装置15が開状態になっている状態では、第1始動入賞口13よりも、第2始動入賞口14に遊技球が入賞しやすい。また、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、遊技球は第2始動入賞口14に入賞しない。従って、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、第2始動入賞口14よりも、第1始動入賞口13に遊技球が入賞しやすい。なお、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(すなわち、遊技球が入賞しにくい)ように構成されていてもよい。
A variable winning
以下、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とを総称して始動入賞口または始動口ということがある。
Hereinafter, the first
可変入賞球装置15が開放状態に制御されているときには可変入賞球装置15に向かう遊技球は第2始動入賞口14に極めて入賞しやすい。そして、第1始動入賞口13は演出表示装置9の直下に設けられているが、演出表示装置9の下端と第1始動入賞口13との間の間隔をさらに狭めたり、第1始動入賞口13の周辺で釘を密に配置したり、第1始動入賞口13の周辺での釘配列を遊技球を第1始動入賞口13に導きづらくして、第2始動入賞口14の入賞率の方を第1始動入賞口13の入賞率よりもより高くするようにしてもよい。
When the variable winning
なお、この実施の形態では、図1に示すように、第2始動入賞口14に対してのみ開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられているが、第1始動入賞口13および第2始動入賞口14のいずれについても開閉動作を行う可変入賞球装置が設けられている構成であってもよい。
In this embodiment, as shown in FIG. 1, the variable winning
第2特別図柄表示器8bの上方には、第2始動入賞口14に入った有効入賞球数すなわち第2保留記憶数を表示する4つの表示器からなる第2特別図柄保留記憶表示器18bが設けられている。第2特別図柄保留記憶表示器18bは、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第2特別図柄表示器8bでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。
Above the second special symbol display 8b, there is a second special symbol
また、第2特別図柄保留記憶表示器18bのさらに上方には、第1始動入賞口13に入った有効入賞球数すなわち第1保留記憶数(保留記憶を、始動記憶または始動入賞記憶ともいう。)を表示する4つの表示器からなる第1特別図柄保留記憶表示器18aが設けられている。第1特別図柄保留記憶表示器18aは、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第1特別図柄表示器8aでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。
Further, above the second special symbol
また、演出表示装置9の表示画面の下部には、第1保留記憶数を表示する第1保留記憶表示部18cと、第2保留記憶数を表示する第2保留記憶表示部18dとが設けられている。なお、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計である合計数(合算保留記憶数)を表示する領域(合算保留記憶表示部)が設けられるようにしてもよい。そのように、合計数を表示する合算保留記憶表示部が設けられているようにすれば、可変表示の開始条件が成立していない実行条件の成立数の合計を把握しやすくすることができる。
Also, at the lower part of the display screen of the
演出表示装置9は、第1特別図柄表示器8aによる第1特別図柄の可変表示時間中、および第2特別図柄表示器8bによる第2特別図柄の可変表示時間中に、装飾用(演出用)の図柄としての演出図柄の可変表示を行う。第1特別図柄表示器8aにおける第1特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における演出図柄の可変表示とは同期している。また、第2特別図柄表示器8bにおける第2特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における演出図柄の可変表示とは同期している。また、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が停止表示されるときと、第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、演出表示装置9において大当りを想起させるような演出図柄の組み合わせが停止表示される。
The
また、図1に示すように、可変入賞球装置15の下方には、大入賞口を形成する特別可変入賞球装置20が設けられている。特別可変入賞球装置20は開閉板を備え、第1特別図柄表示器8aに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときと、第2特別図柄表示器8bに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときに生起する特定遊技状態(大当り遊技状態)においてソレノイド21によって開閉板が開放状態に制御されることによって、入賞領域となる大入賞口が開放状態になる。大入賞口に入賞した遊技球はカウントスイッチ23で検出される。また、特別可変入賞球装置20には、後述する点灯演出中に遊技球が入賞したときに点灯表示される大入賞口LED20Aが設けられている。
Further, as shown in FIG. 1, a special variable winning
演出表示装置9の左方には、普通図柄を可変表示する普通図柄表示器10が設けられている。この実施の形態では、普通図柄表示器10は、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、普通図柄表示器10は、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。また、小型の表示器は、例えば方形状に形成されている。なお、普通図柄表示器10は、例えば、00〜99の数字(または、2桁の記号)を可変表示するように構成されていてもよい。また、普通図柄表示器10は、7セグメントLEDなどにかぎらず、例えば、所定の記号表示を点灯表示可能な表示器(例えば、「○」や「×」を交互に点灯表示可能な装飾ランプ)で構成されていてもよい。
On the left side of the
遊技球がゲート32を通過しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の表示の可変表示が開始される。そして、普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄。例えば、図柄「7」。)である場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。すなわち、可変入賞球装置15の状態は、普通図柄の停止図柄が当り図柄である場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(第2始動入賞口14に遊技球が入賞可能な状態)に変化する。普通図柄表示器10の近傍には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つのLEDによる表示部を有する普通図柄保留記憶表示器41が設けられている。ゲート32への遊技球の通過がある毎に、すなわちゲートスイッチ32aによって遊技球が検出される毎に、普通図柄保留記憶表示器41は点灯するLEDを1増やす。そして、普通図柄表示器10の可変表示が開始される毎に、点灯するLEDを1減らす。さらに、通常状態に比べて大当りとすることに決定される確率が高い状態である確変状態(通常状態と比較して、特別図柄の変動表示結果として大当りと判定される確率が高められた状態)では、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められるとともに、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められる。また、確変状態ではないが図柄の変動時間が短縮されている時短状態(特別図柄の可変表示時間が短縮される遊技状態)でも、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められる。
When the game ball passes through the
遊技盤6の下部には、入賞しなかった打球が取り込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部および左右下部には、所定の音声出力として効果音や音声を発声する4つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、前面枠に設けられた枠LED28が設けられている。
At the lower part of the
遊技機には、遊技者が打球操作ハンドル5を操作することに応じて駆動モータを駆動し、駆動モータの回転力を利用して遊技球を遊技領域7に発射する打球発射装置(図示せず)が設けられている。打球発射装置から発射された遊技球は、遊技領域7を囲むように円形状に形成された打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。遊技球が第1始動入賞口13に入り第1始動口スイッチ13aで検出されると、第1特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第1の開始条件が成立したこと)、第1特別図柄表示器8aにおいて第1特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄の可変表示が開始される。すなわち、第1特別図柄および演出図柄の可変表示は、第1始動入賞口13への入賞に対応する。第1特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第1保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第1保留記憶数を1増やす。
In the gaming machine, a ball striking device (not shown) that drives a driving motor in response to a player operating the batting operation handle 5 and uses the rotational force of the driving motor to launch a gaming ball to the gaming area 7. ) Is provided. A game ball launched from the ball striking device enters the
遊技球が第2始動入賞口14に入り第2始動口スイッチ14aで検出されると、第2特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第2の開始条件が成立したこと)、第2特別図柄表示器8bにおいて第2特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄の可変表示が開始される。すなわち、第2特別図柄および演出図柄の可変表示は、第2始動入賞口14への入賞に対応する。第2特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第2保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第2保留記憶数を1増やす。
When the game ball enters the second
この実施の形態では、確変大当りとなった場合には、遊技状態を高確率状態に移行するとともに、遊技球が始動入賞しやすくなる(すなわち、特別図柄表示器8a,8bや演出表示装置9における可変表示の実行条件が成立しやすくなる)ように制御された遊技状態である高ベース状態に移行する。また、遊技状態が時短状態に移行されたときも、高ベース状態に移行する。高ベース状態である場合には、例えば、高ベース状態でない場合と比較して、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高められたり、可変入賞球装置15が開状態となる時間が延長されたりして、始動入賞しやすくなる。
In this embodiment, when the probability variation is a big hit, the game state is shifted to a high probability state, and the game ball is easily started and won (that is, in the special symbol indicators 8a and 8b and the effect display device 9). It shifts to a high base state, which is a gaming state controlled so that a variable display execution condition is easily established. In addition, when the gaming state is shifted to the short time state, the state is shifted to the high base state. In the high base state, for example, the frequency at which the variable winning
なお、可変入賞球装置15が開状態となる時間を延長する(開放延長状態ともいう)のでなく、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められる普通図柄確変状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄)となると、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。この場合、普通図柄確変状態に移行制御することによって、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められ、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高まる。従って、普通図柄確変状態に移行すれば、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められ、始動入賞しやすい状態(高ベース状態)となる。すなわち、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数は、普通図柄の停止図柄が当り図柄であったり、特別図柄の停止図柄が確変図柄である場合等に高められ、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(始動入賞しやすい状態)に変化する。なお、開放回数が高められることは、閉状態から開状態になることも含む概念である。
Instead of extending the time during which the variable winning
また、普通図柄表示器10における普通図柄の変動時間(可変表示期間)が短縮される普通図柄時短状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。普通図柄時短状態では、普通図柄の変動時間が短縮されるので、普通図柄の変動が開始される頻度が高くなり、結果として普通図柄が当りとなる頻度が高くなる。従って、普通図柄が当たりとなる頻度が高くなることによって、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高くなり、始動入賞しやすい状態(高ベース状態)となる。
Moreover, you may transfer to a high base state by shifting to the normal symbol time short state where the fluctuation time (variable display period) of the normal symbol in the
また、特別図柄や演出図柄の変動時間(可変表示期間)が短縮される時短状態に移行することによって、特別図柄や演出図柄の変動時間が短縮されるので、特別図柄や演出図柄の変動が開始される頻度が高くなり(換言すれば、保留記憶の消化が速くなる。)、無効な始動入賞が生じてしまう事態を低減することができる。従って、有効な始動入賞が発生しやすくなり、結果として、大当り遊技が行われる可能性が高まる。 In addition, the change time of special symbols and production symbols will be shortened by shifting to the short time state when the variation time (variable display period) of special symbols and production symbols is shortened. The frequency of being played (in other words, the digestion of the reserved memory becomes faster), and the situation where an invalid start prize is generated can be reduced. Therefore, an effective start winning is likely to occur, and as a result, the possibility of a big hit game being increased.
さらに、上記に示した全ての状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)に移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。また、上記に示した各状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)のうちのいずれか複数の状態に移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。また、上記に示した各状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)のうちのいずれか1つの状態にのみ移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。 Furthermore, by making transitions to all the states shown above (open extended state, normal symbol probability change state, normal symbol short time state, and special symbol short time state), it will be easier to win a start (shift to a high base state). May be. In addition, it becomes easier to win a start (high base) by shifting to any one of the above states (open extended state, normal symbol probability changing state, normal symbol short time state, and special symbol short time state). Transition to a state). In addition, it is easier to win a start by shifting to any one of the above states (open extended state, normal symbol probability changing state, normal symbol short time state, and special symbol short time state). You may make it move to a base state.
図2は、主基板(遊技制御基板)31における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図2は、払出制御基板37および演出制御基板80等も示されている。主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(遊技制御手段に相当)560が搭載されている。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ゲーム制御(遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムに従って制御動作を行うCPU56およびI/Oポート部57を含む。この実施の形態では、ROM54およびRAM55は遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されている。すなわち、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、1チップマイクロコンピュータである。1チップマイクロコンピュータには、少なくともCPU56のほかRAM55が内蔵されていればよく、ROM54は外付けであっても内蔵されていてもよい。また、I/Oポート部57は、外付けであってもよい。遊技制御用マイクロコンピュータ560には、さらに、ハードウェア乱数(ハードウェア回路が発生する乱数)を発生する乱数回路503が内蔵されている。
FIG. 2 is a block diagram showing an example of the circuit configuration of the main board (game control board) 31. FIG. 2 also shows a
また、RAM55は、その一部または全部が電源基板910において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存される。遊技制御手段の制御状態に応じたデータとは、停電等が生じた後に復旧した場合に、そのデータにもとづいて、制御状態を停電等の発生前に復旧させるために必要なデータである。また、制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータとを遊技の進行状態を示すデータと定義する。なお、この実施の形態では、RAM55の全部が、電源バックアップされている。
The
この実施の形態では、バックアップRAMであるRAM55には、遊技制御手段の制御状態に応じたデータとして、特別図柄プロセスフラグや確変フラグなどに加えて、少なくとも、特別図柄の表示結果(大当りや小当りと決定したか否かや、大当り種別の決定結果)およびラウンド数カウンタの値が記憶される。そして、後述するように、大当り遊技中に停電が発生した後に停電復旧時の処理が行われる場合には、バックアップされた特別図柄の表示結果とラウンド数カウンタの値で特定されるラウンド数とを含む停電復旧指定コマンドが送信される(後述するステップS43,S44参照)。
In this embodiment, the
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560においてCPU56がROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、遊技制御用マイクロコンピュータ560(またはCPU56)が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているマイクロコンピュータについても同様である。
In the
乱数回路503は、特別図柄の可変表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路503は、初期値(例えば、0)と上限値(例えば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則に従って更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることにもとづいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。 The random number circuit 503 is a hardware circuit that is used to generate a random number for determination to determine whether or not to win a jackpot based on a display result of variable symbol special display. The random number circuit 503 updates numerical data in accordance with a set update rule within a numerical range in which an initial value (for example, 0) and an upper limit value (for example, 65535) are set, and starts at a random timing Based on the fact that the winning time is the reading (extraction) of the numerical data, it has a random number generation function in which the numerical data to be read becomes a random value.
乱数回路503は、数値データの更新範囲の選択設定機能(初期値の選択設定機能、および、上限値の選択設定機能)、数値データの更新規則の選択設定機能、および数値データの更新規則の選択切換え機能等の各種の機能を有する。このような機能によって、生成する乱数のランダム性を向上させることができる。 The random number circuit 503 includes a numeric data update range selection setting function (initial value selection setting function and upper limit value selection setting function), numeric data update rule selection setting function, and numeric data update rule selection. It has various functions such as a switching function. With such a function, the randomness of the generated random numbers can be improved.
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数回路503が更新する数値データの初期値を設定する機能を有している。例えば、ROM54等の所定の記憶領域に記憶された遊技制御用マイクロコンピュータ560のIDナンバ(遊技制御用マイクロコンピュータ560の各製品ごとに異なる数値で付与されたIDナンバ)を用いて所定の演算を行なって得られた数値データを、乱数回路503が更新する数値データの初期値として設定する。そのような処理を行うことによって、乱数回路503が発生する乱数のランダム性をより向上させることができる。
Further, the
また、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14a、カウントスイッチ23からの検出信号を遊技制御用マイクロコンピュータ560に与える入力ドライバ回路58も主基板31に搭載されている。また、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、および大入賞口を形成する特別可変入賞球装置20を開閉するソレノイド21を遊技制御用マイクロコンピュータ560からの指令に従って駆動する出力回路59も主基板31に搭載されている。
Further, an
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄を可変表示する第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、普通図柄を可変表示する普通図柄表示器10、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18bおよび普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行う。
In addition, the
なお、大当り遊技状態の発生を示す大当り情報等の情報出力信号を、ターミナル基板160を介して、ホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路64も主基板31に搭載されている。
An
この実施の形態では、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段(演出制御用マイクロコンピュータ100で構成される。)が、中継基板77を介して遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出内容を指示する演出制御コマンドを受信し、演出図柄を可変表示する演出表示装置9の表示制御を行う。
In this embodiment, the effect control means (comprising the effect control microcomputer 100) mounted on the
また、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段が、ランプドライバ基板35を介して、枠側に設けられている枠LED28、および大入賞口に設けられている大入賞口LED20Aの表示制御を行うとともに、音声出力基板70を介してスピーカ27からの音出力の制御を行う。
Further, the effect control means mounted on the
図3は、中継基板77、演出制御基板80、ランプドライバ基板35および音声出力基板70の回路構成例を示すブロック図である。なお、図3に示す例では、ランプドライバ基板35および音声出力基板70には、マイクロコンピュータは搭載されていないが、マイクロコンピュータを搭載してもよい。また、ランプドライバ基板35および音声出力基板70を設けずに、演出制御に関して演出制御基板80のみを設けてもよい。
FIG. 3 is a block diagram illustrating a circuit configuration example of the
演出制御基板80は、演出制御用CPU101、および演出図柄プロセスフラグ等の演出に関する情報を記憶するRAMを含む演出制御用マイクロコンピュータ100を搭載している。なお、RAMは外付けであってもよい。この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるRAMは電源バックアップされていない。演出制御基板80において、演出制御用CPU101は、内蔵または外付けのROM(図示せず)に格納されたプログラムに従って動作し、中継基板77を介して入力される主基板31からの取込信号(演出制御INT信号)に応じて、入力ドライバ102および入力ポート103を介して演出制御コマンドを受信する。また、演出制御用CPU101は、演出制御コマンドにもとづいて、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)109に演出表示装置9の表示制御を行わせる。
The
この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100と共動して演出表示装置9の表示制御を行うVDP109が演出制御基板80に搭載されている。VDP109は、演出制御用マイクロコンピュータ100とは独立したアドレス空間を有し、そこにVRAMをマッピングする。VRAMは、画像データを展開するためのバッファメモリである。そして、VDP109は、VRAM内の画像データをフレームメモリを介して演出表示装置9に出力する。
In this embodiment, a
演出制御用CPU101は、受信した演出制御コマンドに従ってCGROM(図示せず)から必要なデータを読み出すための指令をVDP109に出力する。CGROMは、演出表示装置9に表示されるキャラクタ画像データや動画像データ、具体的には、人物、文字、図形や記号等(演出図柄を含む)、および背景画像のデータをあらかじめ格納しておくためのROMである。VDP109は、演出制御用CPU101の指令に応じて、CGROMから画像データを読み出す。そして、VDP109は、読み出した画像データにもとづいて表示制御を実行する。
The
演出制御コマンドおよび演出制御INT信号は、演出制御基板80において、まず、入力ドライバ102に入力する。入力ドライバ102は、中継基板77から入力された信号を演出制御基板80の内部に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80の内部から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路でもある。
The effect control command and the effect control INT signal are first input to the
中継基板77には、主基板31から入力された信号を演出制御基板80に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路74が搭載されている。単方向性回路として、例えばダイオードやトランジスタが使用される。図3には、ダイオードが例示されている。また、単方向性回路は、各信号毎に設けられる。さらに、単方向性回路である出力ポート571を介して主基板31から演出制御コマンドおよび演出制御INT信号が出力されるので、中継基板77から主基板31の内部に向かう信号が規制される。すなわち、中継基板77からの信号は主基板31の内部(遊技制御用マイクロコンピュータ560側)に入り込まない。なお、出力ポート571は、図2に示されたI/Oポート部57の一部である。また、出力ポート571の外側(中継基板77側)に、さらに、単方向性回路である信号ドライバ回路が設けられていてもよい。
As a signal direction regulating means, the signal inputted from the main board 31 is allowed to pass through the
また、演出制御用CPU101は、スティックコントローラ122のトリガボタン121に対する遊技者の操作行為を検出したことを示す情報信号としての操作検出信号を、トリガセンサ125から、入力ポート106を介して入力する。また、演出制御用CPU101は、プッシュボタン120に対する遊技者の操作行為を検出したことを示す情報信号としての操作検出信号を、プッシュセンサ124から、入力ポート106を介して入力する。また、演出制御用CPU101は、スティックコントローラ122の操作桿に対する遊技者の操作行為を検出したことを示す情報信号としての操作検出信号を、傾倒方向センサユニット123から、入力ポート106を介して入力する。また、演出制御用CPU101は、出力ポート105を介してバイブレータ用モータ126に駆動信号を出力することにより、スティックコントローラ122を振動動作させる。
In addition, the
さらに、演出制御用CPU101は、出力ポート105を介してランプドライバ基板35に対してLEDを駆動する信号を出力する。また、演出制御用CPU101は、出力ポート104を介して音声出力基板70に対して音番号データを出力する。
Further, the
ランプドライバ基板35において、LEDを駆動する信号は、入力ドライバ351を介してLEDドライバ352に入力される。LEDドライバ352は、LEDを駆動する信号にもとづいて枠LED28や大入賞口LED20Aなどの発光体に電流を供給する。
In the
音声出力基板70において、音番号データは、入力ドライバ702を介して音声合成用IC703に入力される。音声合成用IC703は、音番号データに応じた音声や効果音を発生し増幅回路705に出力する。増幅回路705は、音声合成用IC703の出力レベルを、ボリューム706で設定されている音量に応じたレベルに増幅した音声信号をスピーカ27に出力する。音声データROM704には、音番号データに応じた制御データが格納されている。音番号データに応じた制御データは、所定期間(例えば演出図柄の変動期間)における効果音または音声の出力態様を時系列的に示すデータの集まりである。
In the
次に遊技機の動作について説明する。図4は、遊技機に対して電力供給が開始され遊技制御用マイクロコンピュータ560へのリセット信号がハイレベルになったことに応じて遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56が実行するメイン処理を示すフローチャートである。リセット信号が入力されるリセット端子の入力レベルがハイレベルになると、遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56は、プログラムの内容が正当か否かを確認するための処理であるセキュリティチェック処理を実行した後、ステップS1以降のメイン処理を開始する。メイン処理において、CPU56は、まず、必要な初期設定を行う。
Next, the operation of the gaming machine will be described. FIG. 4 is a flowchart showing main processing executed by the
初期設定処理において、CPU56は、まず、割込禁止に設定する(ステップS1)。次に、マスク可能割込の割込モードを設定し(ステップS2)、スタックポインタにスタックポインタ指定アドレスを設定する(ステップS3)。なお、ステップS2では、遊技制御用マイクロコンピュータ560の特定レジスタ(Iレジスタ)の値(1バイト)と内蔵デバイスが出力する割込ベクタ(1バイト:最下位ビット0)から合成されるアドレスが、割込番地を示すモードに設定する。また、マスク可能な割込が発生すると、CPU56は、自動的に割込禁止状態に設定するとともに、プログラムカウンタの内容をスタックにセーブする。
In the initial setting process, the
次いで、内蔵デバイスレジスタの設定(初期化)を行う(ステップS5)。ステップS5の処理によって、内蔵デバイス(内蔵周辺回路)であるCTC(カウンタ/タイマ)およびPIO(パラレル入出力ポート)の設定(初期化)がなされる。 Next, the built-in device register is set (initialized) (step S5). By the processing in step S5, the CTC (counter / timer) and PIO (parallel input / output port) which are built-in devices (built-in peripheral circuits) are set (initialized).
この実施の形態で用いられる遊技制御用マイクロコンピュータ560は、I/Oポート(PIO)およびタイマ/カウンタ回路(CTC)504も内蔵している。
The
次いで、CPU56は、RAM55をアクセス可能状態に設定し(ステップS6)、クリア信号のチェック処理に移行する。
Next, the
なお、遊技の進行を制御する遊技装置制御処理(遊技制御処理)の開始タイミングをソフトウェアで遅らせるためのソフトウェア遅延処理を実行するようにしてもよい。そのようなソフトウェア遅延処理によって、ソフトウェア遅延処理を実行しない場合に比べて、遊技制御処理の開始タイミングを遅延させることができる。遅延処理を実行したときには、他の制御基板(例えば、払出制御基板37)に対して、遊技制御基板(主基板31)が送信するコマンドを他の制御基板のマイクロコンピュータが受信できないという状況が発生することを防止できる。 Note that a software delay process for delaying the start timing of the game device control process (game control process) for controlling the progress of the game by software may be executed. By such software delay processing, the start timing of the game control processing can be delayed as compared with the case where the software delay processing is not executed. When the delay process is executed, a situation occurs in which the microcomputer of the other control board cannot receive the command transmitted from the game control board (main board 31) to the other control board (for example, the payout control board 37). Can be prevented.
次いで、CPU56は、クリアスイッチがオンされているか否か確認する(ステップS7)。なお、CPU56は、入力ポートを介して1回だけクリア信号の状態を確認するようにしてもよいが、複数回クリア信号の状態を確認するようにしてもよい。例えば、クリア信号の状態がオフ状態であることを確認したら、所定時間(例えば、0.1秒)の遅延時間をおいた後、クリア信号の状態を再確認する。そのときにクリア信号の状態がオン状態であることを確認したら、クリア信号がオン状態になっていると判定する。また、このときにクリア信号の状態がオフ状態であることを確認したら、所定時間の遅延時間をおいた後、再度、クリア信号の状態を再確認するようにしてもよい。ここで、再確認の回数は、1回または2回に限られず、3回以上であってもよい。また、2回チェックして、チェック結果が一致していなかったときにもう一度確認するようにしてもよい。
Next, the
ステップS7でクリアスイッチがオンでない場合には、遊技機への電力供給が停止したときにバックアップRAM領域のデータ保護処理(例えばパリティデータの付加等の電力供給停止時処理)が行われたか否か確認する(ステップS8)。この実施の形態では、電力供給の停止が生じた場合には、バックアップRAM領域のデータを保護するための処理が行われている。そのような電力供給停止時処理が行われていたことを確認した場合には、CPU56は、電力供給停止時処理が行われた、すなわち電力供給停止時の制御状態が保存されていると判定する。電力供給停止時処理が行われていないことを確認した場合には、CPU56は初期化処理を実行する。
If the clear switch is not turned on in step S7, whether or not data protection processing of the backup RAM area (for example, power supply stop processing such as addition of parity data) has been performed when power supply to the gaming machine is stopped Confirm (step S8). In this embodiment, when power supply is stopped, a process for protecting data in the backup RAM area is performed. When it is confirmed that such power supply stop processing has been performed, the
電力供給停止時処理が行われていたか否かは、電力供給停止時処理においてバックアップRAM領域に保存されるバックアップ監視タイマの値が、電力供給停止時処理を実行したことに応じた値(例えば2)になっているか否かによって確認される。なお、そのような確認の仕方は一例であって、例えば、電力供給停止時処理においてバックアップフラグ領域に電力供給停止時処理を実行したことを示すフラグをセットし、ステップS8において、そのフラグがセットされていることを確認したら電力供給停止時処理が行われたと判定してもよい。 Whether or not the power supply stop process has been performed is determined by the value of the backup monitoring timer stored in the backup RAM area in the power supply stop process corresponding to the execution of the power supply stop process (for example, 2). ) Is confirmed by whether or not. Note that such a confirmation method is an example. For example, a flag indicating that the power supply stop process has been executed is set in the backup flag area in the power supply stop process, and the flag is set in step S8. If it is confirmed that the power supply is stopped, it may be determined that the power supply stop process has been performed.
電力供給停止時の制御状態が保存されていると判定したら、CPU56は、バックアップRAM領域のデータチェック(この例ではパリティチェック)を行う(ステップS9)。この実施の形態では、クリアデータ(00)をチェックサムデータエリアにセットし、チェックサム算出開始アドレスをポインタにセットする。また、チェックサムの対象になるデータ数に対応するチェックサム算出回数をセットする。そして、チェックサムデータエリアの内容とポインタが指すRAM領域の内容との排他的論理和を演算する。演算結果をチェックサムデータエリアにストアするとともに、ポインタの値を1増やし、チェックサム算出回数の値を1減算する。以上の処理が、チェックサム算出回数の値が0になるまで繰り返される。チェックサム算出回数の値が0になったら、CPU56は、チェックサムデータエリアの内容の各ビットの値を反転し、反転後のデータをチェックサムにする。
If it is determined that the control state at the time of stopping power supply is stored, the
電力供給停止時処理において、上記の処理と同様の処理によってチェックサムが算出され、チェックサムはバックアップRAM領域に保存されている。ステップS9では、算出したチェックサムと保存されているチェックサムとを比較する。不測の停電等の電力供給停止が生じた後に復旧した場合には、バックアップRAM領域のデータは保存されているはずであるから、チェック結果(比較結果)は正常(一致)になる。チェック結果が正常でないということは、バックアップRAM領域のデータが、電力供給停止時のデータとは異なっている可能性があることを意味する。そのような場合には、内部状態を電力供給停止時の状態に戻すことができないので、電力供給の停止からの復旧時でない電源投入時に実行される初期化処理(ステップS10〜S14の処理)を実行する。 In the power supply stop process, a checksum is calculated by the same process as described above, and the checksum is stored in the backup RAM area. In step S9, the calculated checksum is compared with the stored checksum. When the power supply is stopped after an unexpected power failure or the like, the data in the backup RAM area should be saved, so the check result (comparison result) is normal (matched). That the check result is not normal means that the data in the backup RAM area may be different from the data when the power supply is stopped. In such a case, since the internal state cannot be returned to the state when the power supply is stopped, the initialization process (the process of steps S10 to S14) executed when the power is turned on, not when the power supply is stopped is stopped. Run.
チェック結果が正常であれば、CPU56は、遊技制御手段の内部状態と演出制御手段等の電気部品制御手段の制御状態を電力供給停止時の状態に戻すための遊技状態復旧処理を行う。具体的には、ROM54に格納されているバックアップ時設定テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS41)、バックアップ時設定テーブルの内容を順次作業領域(RAM55内の領域)に設定する(ステップS42)。作業領域はバックアップ電源によって電源バックアップされている。バックアップ時設定テーブルには、作業領域のうち初期化してもよい領域についての初期化データが設定されている。ステップS41およびS42の処理によって、作業領域のうち初期化してはならない部分については、保存されていた内容がそのまま残る。初期化してはならない部分とは、例えば、電力供給停止前の遊技状態を示すデータ(特別図柄プロセスフラグ、確変フラグ、特別図柄の表示結果、ラウンド数カウンタなど)、出力ポートの出力状態が保存されている領域(出力ポートバッファ)、未払出賞球数を示すデータが設定されている部分などである。
If the check result is normal, the
また、CPU56は、RAM55(バックアップRAM)にバックアップされている記憶内容にもとづいて、停電復旧指定コマンドを生成する(ステップS43)。この場合、例えば、CPU56は、RAM55にバックアップされている特別図柄プロセスフラグの値にもとづいて停電発生時に大当り遊技中であったか否か(具体的には、特別プロセスフラグの値が大当り遊技中であることを示す5〜6の値であったか否か)を特定する。そして、大当り遊技中であった場合には、RAM55にバックアップされている特別図柄の表示結果とラウンド数カウンタの値で特定されるラウンド数とを含む停電復旧指定コマンドを生成する。また、大当り遊技中でなかった場合には、停電発生時にその他の遊技状態(図柄の変動表示中や小当り遊技中、デモ表示中)であったことを特定可能な停電復旧指定コマンドを生成する。次いで、CPU56は、生成した電力供給復旧時の初期化コマンドとしての停電復旧指定コマンドを送信する(ステップS44)。そして、ステップS15に移行する。
Further, the
初期化処理では、CPU56は、まず、RAMクリア処理を行う(ステップS10)。なお、RAM55の全領域を初期化せず、所定のデータをそのままにしてもよい。また、ROM54に格納されている初期化時設定テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS11)、初期化時設定テーブルの内容を順次業領域に設定する(ステップS12)。
In the initialization process, the
ステップS11およびS12の処理によって、例えば、普通図柄判定用乱数カウンタ、普通図柄判定用バッファ、特別図柄バッファ、特別図柄プロセスフラグ、賞球中フラグ、球切れフラグなど制御状態に応じて選択的に処理を行うためのフラグに初期値が設定される。 By the processing of steps S11 and S12, for example, a normal symbol determination random number counter, a normal symbol determination buffer, a special symbol buffer, a special symbol process flag, a winning ball flag, a ball-out flag, and the like are selectively processed according to the control state. An initial value is set in a flag for performing the above.
また、CPU56は、ROM54に格納されている初期化時コマンド送信テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS13)、その内容に従ってサブ基板を初期化するための初期化コマンドをサブ基板に送信する処理を実行する(ステップS14)。初期化コマンドとして、演出表示装置9に表示される初期図柄を示すコマンドや払出制御基板37への初期化コマンド等を使用することができる。
Further, the
また、CPU56は、乱数回路503を初期設定する乱数回路設定処理を実行する(ステップS15)。
Further, the
そして、CPU56は、所定時間(例えば4ms)ごとに定期的にタイマ割込がかかるように遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されているCTCのレジスタの設定を行なうタイマ割込設定処理を実行する(ステップS16)。すなわち、初期値として例えば4msに相当する値が所定のレジスタ(時間定数レジスタ)に設定される。この実施の形態では、4msごとに定期的にタイマ割込がかかるとする。
Then, the
タイマ割込の設定が完了すると、CPU56は、まず、割込禁止状態にして(ステップS17)、初期値用乱数更新処理(ステップS18a)と表示用乱数更新処理(ステップS18b)を実行して、再び割込許可状態にする(ステップS19)。すなわち、CPU56は、初期値用乱数更新処理および表示用乱数更新処理が実行されるときには割込禁止状態にして、初期値用乱数更新処理および表示用乱数更新処理の実行が終了すると割込許可状態にする。
When the timer interrupt setting is completed, the
なお、初期値用乱数更新処理とは、初期値用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理である。初期値用乱数とは、大当りの種類を決定するための判定用乱数(例えば、大当りを発生させる特別図柄を決定するための大当り図柄決定用乱数や、遊技状態を確変状態に移行させるかを決定するための確変決定用乱数、普通図柄にもとづく当りを発生させるか否かを決定するための普通図柄当たり判定用乱数)を発生するためのカウンタ(判定用乱数発生カウンタ)等のカウント値の初期値を決定するための乱数である。後述する遊技制御処理(遊技制御用マイクロコンピュータが、遊技機に設けられている演出表示装置9、可変入賞球装置15、球払出装置97等の遊技用の装置を、自身で制御する処理、または他のマイクロコンピュータに制御させるために指令信号を送信する処理、遊技装置制御処理ともいう)において、判定用乱数発生カウンタのカウント値が1周すると、そのカウンタに初期値が設定される。
The initial value random number update process is a process of updating the count value of the counter for generating the initial value random number. The initial value random number is a random number for determining the type of jackpot (for example, a jackpot symbol determining random number for determining a special symbol for generating a jackpot or whether to shift the gaming state to a probable state) Initial value of the count value such as a counter (determination random number generation counter) for generating a probability variation determining random number for generating, a normal random number for determining whether or not to generate a hit based on a normal symbol It is a random number for determining the value. A game control process described later (a process in which a game control microcomputer controls itself a game device such as an
また、表示用乱数とは、特別図柄表示器8の表示を決定するための乱数である。この実施の形態では、表示用乱数として、特別図柄の変動パターンを決定するための変動パターン決定用乱数や、大当りを発生させない場合にリーチとするか否かを決定するためのリーチ判定用乱数が用いられる。また、表示用乱数更新処理とは、表示用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理である。
The display random number is a random number for determining the display of the
また、表示用乱数更新処理が実行されるときに割込禁止状態にされるのは、表示用乱数更新処理および初期値用乱数更新処理が後述するタイマ割込処理でも実行される(すなわち、タイマ割込処理のステップS26,S27でも同じ処理が実行される)ことから、タイマ割込処理における処理と競合してしまうのを避けるためである。すなわち、ステップS18a,S18bの処理中にタイマ割込が発生してタイマ割込処理中で初期値用乱数や表示用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新してしまったのでは、カウント値の連続性が損なわれる場合がある。しかし、ステップS18a,S18bの処理中では割込禁止状態にしておけば、そのような不都合が生ずることはない。 In addition, when the display random number update process is executed, the interrupt disabled state is executed by the display random number update process and the initial value random number update process also in the timer interrupt process described later (that is, the timer This is because the same process is executed in steps S26 and S27 of the interrupt process), so as to avoid conflict with the process in the timer interrupt process. That is, if a timer interrupt is generated during the processing of steps S18a and S18b and the count value of the counter for generating the initial value random number and the display random number is updated during the timer interrupt processing, The continuity of values may be impaired. However, such an inconvenience does not occur if the interrupt is prohibited during the processing of steps S18a and S18b.
次に、タイマ割込処理について説明する。図5は、タイマ割込処理を示すフローチャートである。メイン処理の実行中に、具体的には、ステップS17〜S19のループ処理の実行中における割込許可になっている期間において、タイマ割込が発生すると、遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56は、タイマ割込の発生に応じて起動されるタイマ割込処理を実行する。タイマ割込処理において、CPU56は、まず、電源断信号が出力されたか否か(オン状態になったか否か)を検出する電源断処理(電源断検出処理)を実行する(ステップS20)。そして、CPU56は、スイッチ回路58を介して、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23等のスイッチの検出信号を入力し、各スイッチの入力を検出する(スイッチ処理:ステップS21)。具体的には、各スイッチの検出信号を入力する入力ポートの状態がオン状態であれば、各スイッチに対応して設けられているスイッチタイマの値を+1する。
Next, the timer interrupt process will be described. FIG. 5 is a flowchart showing the timer interrupt process. When a timer interrupt occurs during execution of the main process, specifically, in a period during which interruption is permitted during execution of the loop process of steps S17 to S19, the
次に、CPU56は、特別図柄表示器8、普通図柄表示器10、特別図柄保留記憶表示器18、普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行う表示制御処理を実行する(ステップS22)。特別図柄表示器8および普通図柄表示器10については、ステップS36,S37で設定される出力バッファの内容に応じて各表示器に対して駆動信号を出力する制御を実行する。
Next, the
次いで、CPU56は、大入賞口への異常入賞の発生を検出して異常入賞報知を行うための入賞報知処理を実行する(ステップS24)。
Next, the
次いで、CPU56は、遊技制御に用いられる普通図柄当り判定用乱数等の各判定用乱数を生成するための各カウンタのカウント値を更新する処理を行う(判定用乱数更新処理:ステップS25)。また、CPU56は、初期値用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理を行う(初期値用乱数更新処理:ステップS26)。さらに、CPU56は、表示用乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する処理を行う(表示用乱数更新処理:ステップS27)。
Next, the
次いで、CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う(ステップS28)。特別図柄プロセス処理では、遊技状態に応じてパチンコ遊技機1を所定の順序で制御するための特別図柄プロセスフラグに従って該当する処理が選び出されて実行される。そして、特別図柄プロセスフラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更新される。また、普通図柄プロセス処理を行う(ステップS29)。普通図柄プロセス処理では、普通図柄表示器10の表示状態を所定の順序で制御するための普通図柄プロセスフラグに従って該当する処理が選び出されて実行される。そして、普通図柄プロセスフラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更新される。
Next, the
次いで、CPU56は、特別図柄の変動に同期する演出図柄に関する演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信する処理を行う(演出図柄コマンド制御処理:ステップS30)。なお、演出図柄の変動が特別図柄の変動に同期するとは、変動時間(可変表示期間)が同じであることを意味する。
Next, the
次いで、CPU56は、例えばホール管理用コンピュータに供給される始動口信号、図柄確定回数1信号、図柄確定回数2信号、大当り1〜3信号、時短信号などのデータを出力する情報出力処理を行う(ステップS31)。
Next, the
また、CPU56は、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23の検出信号にもとづく賞球個数の設定などを行う賞球処理を実行する(ステップS32)。具体的には、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23のいずれかがオンしたことにもとづく入賞検出に応じて、払出制御基板37に搭載されている払出制御用マイクロコンピュータに賞球個数を示す払出制御コマンド(賞球個数信号)を出力する。払出制御用マイクロコンピュータは、賞球個数を示す払出制御コマンドに応じて球払出装置97を駆動する。
Further, the
また、遊技機の制御状態を遊技機外部で確認できるようにするための試験信号を出力する処理である試験端子処理を実行する(ステップS33)。また、この実施の形態では、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域(出力ポートバッファ)が設けられているのであるが、CPU56は、出力ポート0のRAM領域におけるソレノイドに関する内容を出力ポートに出力する(ステップS34:出力処理)。そして、CPU56は、保留記憶数の増減をチェックする記憶処理を実行する(ステップS35)。
In addition, a test terminal process, which is a process for outputting a test signal for enabling the control state of the gaming machine to be confirmed outside the gaming machine, is executed (step S33). In this embodiment, a RAM area (output port buffer) corresponding to the output state of the output port is provided, but the
また、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値に応じて特別図柄の演出表示を行うための特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する特別図柄表示制御処理を行う(ステップS36)。さらに、CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値に応じて普通図柄の演出表示を行うための普通図柄表示制御データを普通図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する普通図柄表示制御処理を行う(ステップS37)。
Further, the
次いで、CPU56は、各状態表示灯の表示を行うための状態表示制御データを状態表示制御データ設定用の出力バッファに設定する状態表示灯表示処理を行う(ステップS38)。この場合、遊技状態が時短状態である場合には、時短状態であることを示す状態表示灯の表示を行うための状態表示制御データを出力バッファに設定する。なお、遊技状態が高確率状態(例えば、確変状態)にも制御される場合には、高確率状態であることを示す状態表示灯の表示を行うための状態表示制御データを出力バッファに設定するようにしてもよい。
Next, the
その後、割込許可状態に設定し(ステップS39)、処理を終了する。 Thereafter, the interrupt permission state is set (step S39), and the process is terminated.
以上の制御によって、この実施の形態では、遊技制御処理は4ms毎に起動されることになる。なお、遊技制御処理は、タイマ割込処理におけるステップS21〜S39(ステップS31,33を除く。)の処理に相当する。また、この実施の形態では、タイマ割込処理で遊技制御処理が実行されているが、タイマ割込処理では例えば割込が発生したことを示すフラグのセットのみがなされ、遊技制御処理はメイン処理において実行されるようにしてもよい。 With the above control, in this embodiment, the game control process is started every 4 ms. The game control process corresponds to the processes in steps S21 to S39 (excluding steps S31 and 33) in the timer interrupt process. In this embodiment, the game control process is executed by the timer interrupt process. However, in the timer interrupt process, for example, only a flag indicating that an interrupt has occurred is set, and the game control process is performed by the main process. May be executed.
第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび演出表示装置9にはずれ図柄が停止表示される場合には、演出図柄の可変表示が開始されてから、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態にならずに、リーチにならない所定の演出図柄の組み合わせが停止表示されることがある。このような演出図柄の可変表示態様を、可変表示結果がはずれ図柄になる場合における「非リーチ」(「通常はずれ」ともいう)の可変表示態様という。
When the shifted symbol is stopped and displayed on the first special symbol display 8a or the second special symbol display 8b and the
第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび演出表示装置9にはずれ図柄が停止表示される場合には、演出図柄の可変表示が開始されてから、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態となった後にリーチ演出が実行され、最終的に大当り図柄とはならない所定の演出図柄の組み合わせが停止表示されることがある。このような演出図柄の可変表示結果を、可変表示結果が「はずれ」となる場合における「リーチ」(「リーチはずれ」ともいう)の可変表示態様という。
When the shifted symbol is stopped and displayed on the first special symbol display 8a or the second special symbol display 8b and the
この実施の形態では、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに大当り図柄が停止表示される場合には、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態になった後にリーチ演出が実行され、最終的に演出表示装置9における「左」、「中」、「右」の各図柄表示エリア9L、9C、9Rに、演出図柄が揃って停止表示される(ただし、突然確変大当りの場合には、リーチとはならずに突然確変大当り図柄(例えば「135」)が停止表示される場合もある。)
In this embodiment, when the big win symbol is stopped and displayed on the first special symbol display 8a or the second special symbol display 8b, the reach effect is executed after the variable display state of the effect symbol becomes the reach state. Finally, the effect symbols are stopped and displayed in the “left”, “middle”, and “right”
第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに小当りである「5」が停止表示される場合には、演出表示装置9において、演出図柄の可変表示態様が「突然確変大当り」である場合と同様に演出図柄の可変表示が行われた後、所定の小当り図柄(突然確変大当り図柄と同じ図柄。例えば「135」)が停止表示されることがある。第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに小当り図柄である「5」が停止表示されることに対応する演出表示装置9における表示演出を「小当り」の可変表示態様という。
When “5”, which is a small hit, is stopped and displayed on the first special symbol display 8a or the second special symbol display 8b, the effect display variable display mode is “suddenly probable big hit” on the
ここで、小当りとは、大当りと比較して大入賞口の開放回数は同じであるものの1回あたりの開放時間が極めて短い(この実施の形態では1秒間の開放を16回)当りである。なお、小当り遊技が終了した場合、遊技状態は変化しない。すなわち、確変状態から通常状態に移行したり通常状態から確変状態に移行したりすることはない。また、突然確変大当りとは、大当り遊技状態において大入賞口の開放回数が他の大当りと同じ回数まで許容されるものの1回あたりの開放時間が極めて短い(この実施の形態では1秒間の開放を16回)大当りであり、かつ、大当り遊技後の遊技状態を確変状態に移行させるような大当りである(すなわち、そのようにすることにより、遊技者に対して突然に確変状態となったかのように見せるものである)。つまり、この実施の形態では、突然確変大当りと小当りとは、大入賞口の開放パターンが同じである。そのように制御することによって、大入賞口の1秒間の開放が16回行われると、突然確変大当りであるか小当りであるかまでは認識できないので、遊技者に対して高確率状態(確変状態)を期待させることができ、遊技の興趣を向上させることができる。 Here, although the number of times of opening of the big winning opening is the same as that of the big hit, the small hit is a per one opening time is extremely short (in this embodiment, the opening per second is 16 times). . When the small hit game ends, the game state does not change. That is, there is no transition from the probability variation state to the normal state or from the normal state to the certain variation state. In addition, the sudden probability change big hit is that the number of times of opening of the big winning opening is allowed to be the same as the number of other big wins in the big hit gaming state, but the opening time per time is extremely short (in this embodiment, the opening for one second is (16 times) is a big hit, and is a big hit that shifts the gaming state after the big hit game to a probable change state (that is, by doing so, as if the player suddenly became a probable change state) To show) In other words, in this embodiment, the sudden winning odds and the small wins have the same opening pattern of the big prize opening. By controlling in such a way, if the 1-second opening of the big prize opening is performed 16 times, it is impossible to recognize whether it is suddenly a big hit or a small hit, so the player is in a high probability state (probable change). State) can be expected, and the interest of the game can be improved.
なお、この実施の形態では、突然確変大当りや小当りとなった場合に、1回あたりの開放時間を短くするだけで、大入賞口の開放回数は通常大当りや確変大当りと同じである場合を示しているが、さらに、大入賞口の開放回数を大当りと比較して少なくしてもよい。例えば、突然確変大当りや小当りとなった場合には、大入賞口を2回だけ開放するように制御してもよい。また、例えば、突然確変大当りや小当りとなった場合に、大入賞口の開放時間は通常大当りや確変大当りと同じであるものの、大入賞口の開放回数を少なく(例えば2回)するようにしてもよい。そのように、突然確変大当りや小当りとなる場合には、通常大当りや確変大当りと比較して、大入賞口の開放回数を少なくしたり、または1回あたりの大入賞口の開放時間を短くしたりすることによって、少なくとも通常大当りや確変大当りと比較して大入賞口への遊技球の入賞数が少なくなるものであればよい。 In this embodiment, in the case of sudden probability change big hit or small hit, only the opening time per time is shortened, and the number of times of opening of the big winning opening is usually the same as the big hit or probability change big hit. Although shown, the number of times the special winning opening is opened may be smaller than that of the big hit. For example, in the case of suddenly changing big hit or small hit, control may be made so that the big winning opening is opened only twice. Also, for example, in the case of sudden chance big hit or small hit, the opening time of the big winning opening is usually the same as the big hit or the probability changing big hit, but the number of times the big winning opening is opened is reduced (for example, twice). May be. In this way, when suddenly probable big hits or small wins, the number of times of opening of the big prize opening is reduced or the opening time of the big prize opening per time is shortened as compared with the normal big hit or the probable big hit. By doing so, it is sufficient that the number of winning game balls to the big winning opening is smaller than at least the normal big win or the probable big hit.
図6は、各乱数を示す説明図である。各乱数は、以下のように使用される。
(1)ランダム1(MR1):大当りの種類(後述する通常大当り、確変大当りA〜F、突然確変大当り)を決定する(大当り種別判定用)
(2)ランダム2(MR2):変動パターンの種類(種別)を決定する(変動パターン種別判定用)
(3)ランダム3(MR3):変動パターン(変動時間)を決定する(変動パターン判定用)
(4)ランダム4(MR4):普通図柄にもとづく当りを発生させるか否か決定する(普通図柄当り判定用)
(5)ランダム5(MR5):ランダム4の初期値を決定する(ランダム4初期値決定用)
(6)ランダム6(MR6):ファンファーレ演出時間を決定する(ファンファーレ演出時間決定用)
FIG. 6 is an explanatory diagram showing each random number. Each random number is used as follows.
(1) Random 1 (MR1): Determine the type of jackpot (normal jackpot, probability variation jackpots A to F, sudden probability variation jackpot described later) (for jackpot type determination)
(2) Random 2 (MR2): The type (type) of the variation pattern is determined (for variation pattern type determination)
(3) Random 3 (MR3): A variation pattern (variation time) is determined (for variation pattern determination)
(4) Random 4 (MR4): Determines whether or not to generate a hit based on a normal symbol (for normal symbol hit determination)
(5) Random 5 (MR5): Determine the initial value of random 4 (for determining the initial value of random 4)
(6) Random 6 (MR6): The fanfare production time is determined (for determining the fanfare production time)
なお、この実施の形態では、変動パターンは、まず、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)を用いて変動パターン種別を決定し、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を用いて、決定した変動パターン種別に含まれるいずれかの変動パターンに決定する。そのように、この実施の形態では、2段階の抽選処理によって変動パターンが決定される。 In this embodiment, the variation pattern is first determined using the variation pattern type determination random number (random 2), and then the variation pattern determined using the variation pattern determination random number (random 3). One of the variation patterns included in the pattern type is determined. Thus, in this embodiment, the variation pattern is determined by a two-stage lottery process.
なお、変動パターン種別とは、複数の変動パターンをその変動態様の特徴に従ってグループ化したものである。例えば、複数の変動パターンをリーチの種類でグループ化して、ノーマルリーチを伴う変動パターンを含む変動パターン種別と、スーパーリーチAを伴う変動パターンを含む変動パターン種別と、スーパーリーチBを伴う変動パターンを含む変動パターン種別とに分けてもよい。また、例えば、複数の変動パターンを擬似連の再変動の回数でグループ化して、擬似連を伴わない変動パターンを含む変動パターン種別と、再変動1回の変動パターンを含む変動パターン種別と、再変動2回の変動パターンを含む変動パターン種別と、再変動3回の変動パターンを含む変動パターン種別とに分けてもよい。また、例えば、複数の変動パターンを擬似連や滑り演出などの特定演出の有無でグループ化してもよい。 The variation pattern type is a group of a plurality of variation patterns according to the characteristics of the variation mode. For example, a plurality of variation patterns are grouped by reach type, and include a variation pattern type including a variation pattern with normal reach, a variation pattern type including a variation pattern with super reach A, and a variation pattern with super reach B. It may be divided into variable pattern types. Further, for example, a plurality of variation patterns are grouped by the number of re-variations of pseudo-continuations, a variation pattern type including a variation pattern without pseudo-ream, a variation pattern type including a variation pattern of one re-variation, It may be divided into a variation pattern type including a variation pattern of two variations and a variation pattern type including a variation pattern of three variations. Further, for example, a plurality of variation patterns may be grouped according to the presence / absence of a specific effect such as a pseudo ream or a slip effect.
図5に示された遊技制御処理におけるステップS25では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、(1)の大当り種別判定用乱数、および(4)の普通図柄当り判定用乱数を生成するためのカウンタのカウントアップ(1加算)を行う。すなわち、それらが判定用乱数であり、それら以外の乱数が表示用乱数(ランダム2、ランダム3)または初期値用乱数(ランダム5)、ファンファーレ演出時間決定用乱数(ランダム6)である。なお、遊技効果を高めるために、上記の乱数以外の乱数も用いてもよい。また、この実施の形態では、大当り判定用乱数として、遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されたハードウェア(遊技制御用マイクロコンピュータ560の外部のハードウェアでもよい。)が生成する乱数を用いる。なお、大当り判定用乱数として、ハードウェア乱数ではなく、ソフトウェア乱数を用いてもよい。
In step S25 in the game control process shown in FIG. 5, the
図7(A)は、大当り判定テーブルを示す説明図である。大当り判定テーブルとは、ROM54に記憶されているデータの集まりであって、ランダムRと比較される大当り判定値が設定されているテーブルである。大当り判定テーブルには、通常状態(確変状態でない遊技状態)において用いられる通常時大当り判定テーブルと、確変状態において用いられる確変時大当り判定テーブルとがある。通常時大当り判定テーブルには、図7(A)の左欄に記載されている各数値が設定され、確変時大当り判定テーブルには、図7(A)の右欄に記載されている各数値が設定されている。図7(A)に記載されている数値が大当り判定値である。 FIG. 7A is an explanatory diagram showing a jackpot determination table. The jackpot determination table is a collection of data stored in the ROM 54 and is a table in which a jackpot determination value to be compared with the random R is set. The jackpot determination table includes a normal-time jackpot determination table used in a normal state (a gaming state that is not a probability change state) and a probability change jackpot determination table used in a probability change state. Each value described in the left column of FIG. 7 (A) is set in the normal jackpot determination table, and each value described in the right column of FIG. 7 (A) is set in the probability change jackpot determination table. Is set. The numerical value described in FIG. 7A is a jackpot determination value.
図7(B),(C)は、小当り判定テーブルを示す説明図である。小当り判定テーブルとは、ROM54に記憶されているデータの集まりであって、ランダムRと比較される小当り判定値が設定されているテーブルである。小当り判定テーブルには、第1特別図柄の変動表示を行うときに用いられる小当り判定テーブル(第1特別図柄用)と、第2特別図柄の変動表示を行うときに用いられる小当り判定テーブル(第2特別図柄用)とがある。小当り判定テーブル(第1特別図柄用)には、図7(B)に記載されている各数値が設定され、小当り判定テーブル(第2特別図柄用)には、図7(C)に記載されている各数値が設定されている。また、図7(B),(C)に記載されている数値が小当り判定値である。 7B and 7C are explanatory diagrams showing a small hit determination table. The small hit determination table is a collection of data stored in the ROM 54 and is a table in which a small hit determination value to be compared with the random R is set. The small hit determination table includes a small hit determination table (for the first special symbol) used when the variable display of the first special symbol is performed, and a small hit determination table used when the variable display of the second special symbol is performed. (For the second special symbol). Each value described in FIG. 7B is set in the small hit determination table (for the first special symbol), and the small hit determination table (for the second special symbol) is set in FIG. Each numerical value listed is set. Also, the numerical values described in FIGS. 7B and 7C are small hit determination values.
なお、第1特別図柄の変動表示を行う場合にのみ小当りと決定するようにし、第2特別図柄の変動表示を行う場合には小当りを設けないようにしてもよい。この場合、図7(C)に示す第2特別図柄用の小当り判定テーブルは設けなくてもよい。この実施の形態では、遊技状態が確変状態に移行されているときには主として第2特別図柄の変動表示が実行される。遊技状態が確変状態に移行されているときにも小当りが発生するようにし、確変となるか否かを煽る演出を行うように構成すると、現在の遊技状態が確変状態であるにもかかわらず却って遊技者に煩わしさを感じさせてしまう。そこで、第2特別図柄の変動表示中は小当りが発生しないように構成すれば、遊技状態が確変状態である場合には小当りが発生しにくくし必要以上に確変に対する煽り演出を行わないようにすることができ、遊技者に煩わしさを感じさせる事態を防止することができる。 Note that it may be determined that a small hit is made only when the variable display of the first special symbol is performed, and the small hit may not be provided when the variable display of the second special symbol is performed. In this case, the small hit determination table for the second special symbol shown in FIG. In this embodiment, when the gaming state is shifted to the probability changing state, the variation display of the second special symbol is mainly executed. Even if the game state is shifted to the probability change state, a small hit will be generated, and if it is configured to produce an effect asking whether or not the probability change will occur, even though the current game state is the probability change state On the contrary, it makes the player feel annoying. Therefore, if it is configured so that the small hit does not occur during the variation display of the second special symbol, if the gaming state is the probability variation state, it is difficult for the small hit to occur and the excessive effect is not given to the probability variation. This can prevent the player from feeling annoyed.
CPU56は、所定の時期に、乱数回路503のカウント値を抽出して抽出値を大当り判定用乱数(ランダムR)の値とするのであるが、大当り判定用乱数値が図7(A)に示すいずれかの大当り判定値に一致すると、特別図柄に関して大当り(後述する通常大当り、確変大当りA〜F、突然確変大当り)にすることに決定する。また、大当り判定用乱数値が図7(B),(C)に示すいずれかの小当り判定値に一致すると、特別図柄に関して小当りにすることに決定する。なお、図7(A)に示す「確率」は、大当りになる確率(割合)を示す。また、図7(B),(C)に示す「確率」は、小当りになる確率(割合)を示す。また、大当りにするか否か決定するということは、大当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおける停止図柄を大当り図柄にするか否か決定するということでもある。また、小当りにするか否か決定するということは、小当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおける停止図柄を小当り図柄にするか否か決定するということでもある。
The
なお、この実施の形態では、図7(B),(C)に示すように、小当り判定テーブル(第1特別図柄用)を用いる場合には300分の1の割合で小当りと決定されるのに対して、小当り判定テーブル(第2特別図柄)を用いる場合には3000分の1の割合で小当りと決定される場合を説明する。従って、この実施の形態では、第1始動入賞口13に始動入賞して第1特別図柄の変動表示が実行される場合には、第2始動入賞口14に始動入賞して第2特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、「小当り」と決定される割合が高い。
In this embodiment, as shown in FIGS. 7B and 7C, when the small hit determination table (for the first special symbol) is used, the small hit is determined at a ratio of 1/300. On the other hand, when using the small hit determination table (second special symbol), a case where the small hit is determined at a ratio of 1/3000 will be described. Therefore, in this embodiment, when the start winning prize is given to the first
図8(A),(B)は、ROM54に記憶されている大当り種別判定テーブル131a,131bを示す説明図である。このうち、図8(A)は、遊技球が第1始動入賞口13に入賞したことにもとづく保留記憶を用いて(すなわち、第1特別図柄の変動表示が行われるとき)大当り種別を決定する場合の大当り種別判定テーブル(第1特別図柄用)131aである。また、図8(B)は、遊技球が第2始動入賞口14に入賞したことにもとづく保留記憶を用いて(すなわち、第2特別図柄の変動表示が行われるとき)大当り種別を決定する場合の大当り種別判定テーブル(第2特別図柄用)131bである。 FIGS. 8A and 8B are explanatory diagrams showing jackpot type determination tables 131a and 131b stored in the ROM 54. FIG. Of these, FIG. 8 (A) determines the jackpot type using the hold memory based on the game ball having won the first start winning opening 13 (that is, when the variable display of the first special symbol is performed). This is a jackpot type determination table (for the first special symbol) 131a. FIG. 8B shows a case where the jackpot type is determined by using the holding memory based on the fact that the game ball has won the second start winning opening 14 (that is, when the variation display of the second special symbol is performed). Is a jackpot type determination table (for the second special symbol) 131b.
大当り種別判定テーブル131a,131bは、可変表示結果を大当り図柄にする旨の判定がなされたときに、大当り種別判定用の乱数(ランダム1)にもとづいて、大当りの種別を「通常大当り」、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「確変大当りD」、「確変大当りE」、「確変大当りF」、「突然確変大当り」のうちのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。なお、この実施の形態では、図8(A),(B)に示すように、大当り種別判定テーブル131aには「突然確変大当り」に対して合計10個の判定値が割り当てられている(100分の10の割合で突然確変大当りと決定される)のに対して、大当り種別判定テーブル131bには「突然確変大当り」に対して5個の判定値が割り当てられている(100分の5の割合で突然確変大当りと決定される)場合を説明する。従って、この実施の形態では、第1始動入賞口13に始動入賞して第1特別図柄の変動表示が実行される場合には、第2始動入賞口14に始動入賞して第2特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、「突然確変大当り」と決定される割合が高い。言い換えれば、この実施の形態では、第2始動入賞口14に始動入賞して第2特別図柄の変動表示が実行される場合には、第1始動入賞口13に始動入賞して第1特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、遊技価値が高い(本例では、1回あたりの大入賞口の開放時間が30秒と長いラウンドが含まれ射幸性が高い)「確変大当りA〜F」や「通常大当り」と決定される割合が高い。なお、第1特別図柄用の大当り種別判定テーブル131aにのみ「突然確変大当り」を振り分けるようにし、第2特別図柄用の大当り種別判定テーブル131bには「突然確変大当り」の振り分けを行わない(すなわち、第1特別図柄の変動表示を行う場合にのみ、「突然確変大当り」と決定される場合がある)ようにしてもよい。
The jackpot type determination tables 131a and 131b, when it is determined that the variable display result is a jackpot symbol, based on the random number (random 1) for determining the jackpot type, the jackpot type is set to “normal jackpot”, “ To determine one of “Probable variation big hit A”, “Probable variation big hit B”, “Probable variation big hit C”, “Probable variation big hit D”, “Probable variation big hit E”, “Probability variation big hit F”, or “Suddenly probable big hit F” It is a table to be referenced. In this embodiment, as shown in FIGS. 8A and 8B, a total of 10 determination values are assigned to “suddenly probable big hit” in the big hit type determination table 131a (100). On the other hand, in the jackpot type determination table 131b, five judgment values are assigned to “sudden probability change big hit” (5/100). Explain the case where the probability is suddenly determined to be a big hit. Therefore, in this embodiment, when the first special symbol variation display is executed by starting the first
なお、この実施の形態では、図8(A),(B)に示すように、所定量の遊技価値を付与する第1特定遊技状態として1回あたりの大入賞口の開放時間が30秒と長いラウンドを含む大当り(確変大当りA〜Fまたは通常大当り)と、該遊技価値よりも少ない量の遊技価値を付与する第2特定遊技状態として1回あたりの大入賞口の開放時間が全て1秒と短い突然確変大当りとを決定する場合を説明するが、特定遊技状態に遊技価値の異ならせ方は、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、第1特定遊技状態と比較して、遊技価値として1ラウンドあたりの大入賞口への遊技球の入賞数(カウント数)の許容量を少なくした第2特定遊技状態を決定するようにしてもよい。また、例えば、第1特定遊技状態と比較して、遊技価値として大当り中の大入賞口の開放回数を少なくした第2特定遊技状態を決定するようにしてもよい(例えば、第1特定遊技状態の場合には大入賞口を16回開放し、第2特定遊技状態の場合には大入賞口を2回だけ開放する)。また、例えば、同じ16ラウンドの大当りであっても、1ラウンドあたり大入賞口を複数回開放する第1特定遊技状態と、1ラウンドあたり大入賞口を1回だけ開放する第2特定遊技状態とを用意し、大入賞口の開放回数が実質的に少なくなるようにして第2特定遊技状態の遊技価値を低くするようにしてもよい。このように、第1特定遊技状態と比較して、大入賞口の開放回数を少なくしたり開放時間を短くしたりすることによって、大入賞口に遊技球が入賞しにくくなるようにした第2特定遊技状態が設けられていればよい。 In this embodiment, as shown in FIGS. 8 (A) and 8 (B), the opening time of the big prize opening per time is 30 seconds as the first specific gaming state that gives a predetermined amount of gaming value. Big wins including long rounds (probable big hits A to F or normal big hits) and the second specified gaming state that gives a smaller amount of gaming value than the gaming value are all 1 second of opening time of the big winning opening per time However, the method of making the game value different for a specific gaming state is not limited to that shown in this embodiment. For example, as compared with the first specific game state, the second specific game state in which the allowable amount of the winning number (count number) of game balls to the big winning opening per round is reduced as the game value is determined. Also good. In addition, for example, the second specific gaming state may be determined in which the number of times of opening of the big winning opening during the big hit is reduced as the gaming value compared to the first specific gaming state (for example, the first specific gaming state) In the case of (2), the grand prize opening is opened 16 times, and in the case of the second specific gaming state, the grand prize opening is opened only twice). In addition, for example, even if the same 16 rounds of big hit, the first specific gaming state that opens the big winning opening several times per round, and the second specific gaming state that opens the big winning opening only once per round And the game value of the second specific gaming state may be lowered by substantially reducing the number of times the special winning opening is opened. As described above, the game balls are less likely to win the prize winning opening by reducing the number of times the opening of the prize winning opening or shortening the opening time compared to the first specific gaming state. It is sufficient that a specific gaming state is provided.
また、例えば、特定遊技状態(大当り遊技状態)の終了後に確変状態や時短状態に制御し、その後、変動表示を所定回数実行すると確変状態や時短状態を終了するように構成する場合に、その確変状態や時短状態が継続される変動表示の実行回数を異ならせた第1特定遊技状態と第2特定遊技状態とを設けるようにしてもよい。この場合、例えば、第1特定遊技状態の場合には変動表示を所定回数(例えば100回)終了するまで確変状態や時短状態を継続するようにし、第2特定遊技状態の場合には変動表示を第1特定遊技状態の場合よりも少ない回数(例えば20回)終了すると確変状態や時短状態を終了するようにして、第1特定遊技状態と比較して遊技価値が低くなるようにしてもよい。 In addition, for example, when a certain game state (big hit game state) is controlled to be changed to a probability change state or a time-short state, and then the probability change state or the time-short state is ended when the variable display is executed a predetermined number of times, the probability change You may make it provide the 1st specific game state and the 2nd specific game state which varied the frequency | count of execution of the variable display in which a state and a time-short state are continued. In this case, for example, in the case of the first specific gaming state, the probability changing state or the short time state is continued until the variable display is completed a predetermined number of times (for example, 100 times), and in the case of the second specific gaming state, the variable display is displayed. When the number of times (for example, 20 times) is less than that in the first specific game state, the probability variation state or the short time state may be ended so that the game value becomes lower than that in the first specific game state.
この実施の形態では、図8(A),(B)に示すように、大当り種別として、「通常大当り」、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「確変大当りD」「確変大当りE」、「確変大当りF」および「突然確変大当り」がある。なお、この実施の形態では、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「確変大当りD」、「確変大当りE」および「確変大当りF」を包括的に表現する場合に、単に「確変大当り」ともいう。 In this embodiment, as shown in FIGS. 8A and 8B, the types of jackpots are “normal jackpot”, “probable variation jackpot A”, “probability variation jackpot B”, “probability variation jackpot C”, “probability variation jackpot”. D ”,“ probability big hit E ”,“ probability big hit F ”and“ sudden probability big hit ”. In this embodiment, “probability variation jackpot A”, “probability variation jackpot B”, “probability variation jackpot C”, “probability variation jackpot D”, “probability variation jackpot E”, and “probability variation jackpot E” are comprehensively expressed. It is also simply called “probable big hit”.
「確変大当り」とは、16ラウンドの大当り遊技状態に制御し、その大当り遊技状態の終了後に確変状態(高確率状態)に移行させる大当りである(この実施の形態では、確変状態に移行されるとともに時短状態にも移行される。後述するステップS167,S168参照)。そして、確変状態に移行した後、次の大当りが発生するまで確変状態が維持される(後述するステップS134参照)。 The “probable big hit” is a big hit that is controlled to the 16-round big hit gaming state and is shifted to the probable change state (high probability state) after the big hit gaming state is finished (in this embodiment, the positive change big win state is entered). At the same time, the state is shifted to the time-saving state (see steps S167 and S168 described later). After the transition to the probability variation state, the probability variation state is maintained until the next big hit occurs (see step S134 described later).
なお、この実施の形態では、「確変大当り」には、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「確変大当りD」、「確変大当りE」および「確変大当りF」の4種類があり、それぞれ大入賞口の開放パターンが異なる。それぞれの大当り種別における開放パターンについては後述する。 In this embodiment, “probable variation big hit A”, “probable variation big hit B”, “probable variation big hit C”, “probable variation big hit D”, “probable variation big hit E”, and “probable variation big hit F”. There are four types, each of which has a different opening pattern for the special winning opening. The opening pattern for each jackpot type will be described later.
また、「通常大当り」とは、16ラウンドの大当り遊技状態に制御し、その大当り遊技状態の終了後に確変状態に移行されず、時短状態にのみ移行される大当りである(後述するステップS169参照)。そして、時短状態に移行した後、特別図柄および演出図柄の変動表示の実行を所定回数(例えば、100回)終了するまで時短状態が維持される(後述するステップS141〜S144参照)。なお、この実施の形態では、時短状態に移行した後、所定回数の変動表示の実行を終了する前に大当りが発生した場合にも、時短状態が終了する(後述するステップS134参照)。 Further, the “ordinary big hit” is a big hit that is controlled to the 16-round big hit gaming state and is not shifted to the promiscuous state after the big hit gaming state is ended, but is shifted only to the short-time state (see step S169 described later). . Then, after shifting to the time reduction state, the time reduction state is maintained until the execution of the variable symbol display of the special symbol and the effect symbol is completed a predetermined number of times (for example, 100 times) (see steps S141 to S144 described later). In this embodiment, the time reduction state also ends when a big hit occurs after the transition to the time reduction state and before the execution of the predetermined number of variable displays is ended (see step S134 described later).
また、「突然確変大当り」とは、「確変大当り」や「通常大当り」と比較して大入賞口の開放回数が16回で同じであるものの、1回あたりの開放時間が1秒と短い大当りであり、その大当り遊技の終了後に確変状態(高確率状態)に制御されるとともに時短状態に制御される(後述するステップS167,S168参照)。そして、確変状態に移行した後、次の大当りが発生するまで確変状態が維持される(後述するステップS134参照)。 “Suddenly promising big hit” is a big hit with a short opening time of 1 second, although the number of times of opening the big prize opening is the same as 16 times compared to “probable big hit” and “normal big hit”. Then, after the jackpot game is over, the state is controlled to the probability variation state (high probability state) and to the time reduction state (see steps S167 and S168 described later). After the transition to the probability variation state, the probability variation state is maintained until the next big hit occurs (see step S134 described later).
なお、前述したように、この実施の形態では、「小当り」となった場合にも、大入賞口の開放が1秒間ずつ16回行われ、「突然確変大当り」による大当り遊技状態と同様の制御が行われる。そして、「小当り」となった場合には、大入賞口の16回の開放が終了した後、遊技状態は変化せず、「小当り」となる前の遊技状態が維持される(後述するステップS145〜S149参照)。そのようにすることによって、「突然確変大当り」であるか「小当り」であるかを認識できないようにし、遊技の興趣を向上させている。 As described above, in this embodiment, even when “small hit” is reached, the big prize opening is opened 16 times per second, which is the same as the big hit gaming state by “suddenly probable big hit”. Control is performed. In the case of “small hit”, the game state does not change and the game state before “small hit” is maintained after the completion of the 16 opening of the big prize opening (described later). Steps S145 to S149). By doing so, it is made impossible to recognize whether it is “suddenly promising big hit” or “small hit”, and the interest of the game is improved.
大当り種別判定テーブル131a,131bには、ランダム1の値と比較される数値であって、「通常大当り」、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「確変大当りD」、「確変大当りE」、「確変大当りF」、「突然確変大当り」のそれぞれに対応した判定値(大当り種別判定値)が設定されている。CPU56は、ランダム1の値が大当り種別判定値のいずれかに一致した場合に、大当りの種別を、一致した大当り種別判定値に対応する種別に決定する。
The big hit type determination tables 131a and 131b are numerical values to be compared with random 1 values, and are “normal big hit”, “probable big hit A”, “probable big hit B”, “probable big hit C”, “probable big hit D”. ”,“ Probability variation big hit E ”,“ Probability variation big hit F ”, and“ Sudden probability variation big hit ”are set. When the value of random 1 matches any of the jackpot type determination values, the
次に、大当り種別ごとの大当りおよび小当りにおける大入賞口の開放パターンを説明する。図9〜図12は、大入賞口の開放パターンを示す説明図である。この実施の形態では、大当り遊技状態に制御される場合、大当り種別にかかわらず、大当り遊技中の内部制御上のラウンド数は16ラウンド一定である。しかし、この実施の形態では、大当り種別が通常大当り、確変大当りA〜F、突然確変大当りのいずれであるかによって、各ラウンドの大入賞口の開放時間が異なっており、ラウンドによっては大入賞口が極めて短い時間(本例では1秒間)しか開放されない制御(以下、高速開放制御ともいう)が行われることによって、見た目上のラウンド数が大当り種別によって異なって見える。 Next, the opening pattern of the big winning opening in the big hit and the small hit for each big hit type will be described. 9-12 is explanatory drawing which shows the opening pattern of a special winning opening. In this embodiment, when controlled to the jackpot game state, the number of rounds in the internal control during the jackpot game is constant at 16 rounds regardless of the jackpot type. However, in this embodiment, the opening time of the big winning opening for each round differs depending on whether the big hit type is a normal big hit, a probable big hit A to F, or a sudden probable big hit. However, by performing control that is opened only for a very short time (1 second in this example) (hereinafter also referred to as high-speed opening control), the apparent number of rounds appears to differ depending on the type of jackpot.
まず、図9(1)を用いて、通常大当りにおける大入賞口の開放パターンを説明する。この実施の形態では、通常大当りにもとづく大当り遊技状態に制御される場合、1ラウンドあたり大入賞口を30秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態に制御される(ただし、大入賞口が閉鎖状態とされる1秒間はインターバル期間である)。そして、そのような開放態様のラウンドが16回繰り返されることによって、図9(1)に示すように、大入賞口を30秒間開放状態に制御した後に1秒間閉鎖状態に制御するという動作が16回連続して繰り返される。そのため、この実施の形態では、通常大当りとなった場合には、大入賞口の開放時間が30秒と長く遊技球の入賞が十分に期待できる開放動作が16回連続して実行され、見た目上のラウンド数は内部制御上のラウンド数16回と一致している。 First, with reference to FIG. 9 (1), the opening pattern of the big winning opening in the normal jackpot will be described. In this embodiment, when controlled to the big hit gaming state based on the normal big hit, after controlling the big prize opening for 30 seconds per round, the big prize opening is controlled to be closed for one second (however, 1 second when the big prize opening is closed is an interval period). Then, by repeating 16 rounds of such an opening mode, as shown in FIG. 9 (1), the operation of controlling the grand prize opening to the open state for 30 seconds and then controlling to the closed state for 1 second is performed. Repeated continuously. For this reason, in this embodiment, when a big hit is normally made, the opening time of the big winning opening is as long as 30 seconds, and the opening operation that can sufficiently expect the winning of the game ball is executed 16 times continuously, The number of rounds coincides with the number of rounds in internal control of 16 times.
また、この実施の形態では、後述するように、確変大当りである場合には確変大当りA〜Fのいずれかに応じて、見た目上のラウンド数が4ラウンド、8ラウンド、12ラウンドまたは16ラウンドのいずれかの大当り遊技状態となる。そのため、ラウンド5やラウンド9、ラウンド13の前の複数のラウンドにわたってラウンドが継続するか否かを煽る演出が実行される。この実施の形態では、ラウンド3やラウンド7、ラウンド11でラウンドが継続するか否かを示唆する継続示唆演出(例えば、味方と敵のキャラクタがバトルを開始するような態様の演出)を開始し、見た目上のラウンドが継続する場合には次のラウンド4やラウンド8、ラウンド12でラウンドが継続することを示す継続成功演出(例えば、味方のキャラクタがバトルに勝利するような態様の演出)を実行し、見た目上のラウンドが終了する場合には次のラウンド4やラウンド8、ラウンド12でラウンドが継続しないことを示す継続失敗演出(例えば、味方のキャラクタがバトルに敗北するような態様の演出)を実行する。通常大当りの場合には、見た目上のラウンドが16ラウンド継続するので、図9(1)に示すように、ラウンド3、ラウンド7およびラウンド11でそれぞれ継続示唆演出が開始され、次のラウンド4、ラウンド8およびラウンド12でそれぞれ継続成功演出が実行される。
In this embodiment, as will be described later, in the case of a probable big hit, the apparent number of rounds is 4 rounds, 8 rounds, 12 rounds or 16 rounds depending on any of probable big hits A to F. One of the big hit gaming state. For this reason, an effect is presented that determines whether the round continues over a plurality of rounds before
また、この実施の形態では、後述するように、見た目上のラウンドが16ラウンド継続した場合には、確変大当りAにもとづく大当り遊技を終了した後に確変状態に制御される場合と、通常大当りにもとづく大当り遊技を終了した後に時短状態に制御される場合とがある。そのため、見た目上のラウンドが16ラウンド継続した場合には、大当り遊技が終了する前の複数のラウンドにわたって確変状態となるか否かを煽る演出が実行される。この実施の形態では、ラウンド14で確変状態となるか否かを示唆する確変示唆演出(例えば、味方と敵のキャラクタがバトルを開始するような態様の演出)を開始し、確変状態となる場合には次のラウンド15で確変状態となることを示す確変成功演出(例えば、味方のキャラクタがバトルに勝利するような態様の演出)を実行し、確変状態とならない場合(すなわち、時短状態となる場合)には次のラウンド15で確変状態とならないことを示す確変失敗演出(例えば、味方のキャラクタがバトルに敗北するような態様の演出)を実行する。従って、通常大当りの場合には確変状態とはならないので、図9(1)に示すように、ラウンド14で確変示唆演出が開始され、次のラウンド15で確変失敗演出が実行される。
Further, in this embodiment, as will be described later, when the apparent round continues for 16 rounds, the game is controlled to the probability change state after the big hit game based on the probability change big hit A is finished, and based on the normal big hit. In some cases, the game is controlled in a short time after the big hit game is finished. Therefore, when the apparent round continues for 16 rounds, an effect is given to determine whether or not the game is in a probable state over a plurality of rounds before the big hit game ends. In this embodiment, a probability change suggesting effect (for example, an effect in which an ally and an enemy character start a battle) that suggests whether or not it will be in a probability change state in
次に、図9(2)を用いて、確変大当りAにおける大入賞口の開放パターンを説明する。この実施の形態では、確変大当りAにもとづく大当り遊技状態に制御される場合、通常大当りの場合と同様に、1ラウンドあたり大入賞口を30秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態に制御される(ただし、大入賞口が閉鎖状態とされる1秒間はインターバル期間である)。そして、そのような開放態様のラウンドが16回繰り返されることによって、図9(2)に示すように、通常大当りの場合と同様に、大入賞口を30秒間開放状態に制御した後に1秒間閉鎖状態に制御するという動作が16回連続して繰り返される。そのため、この実施の形態では、確変大当りAとなった場合には、通常大当りの場合と同様に、大入賞口の開放時間が30秒と長く遊技球の入賞が十分に期待できる開放動作が16回連続して実行され、見た目上のラウンド数は内部制御上のラウンド数16回と一致している。 Next, with reference to FIG. 9 (2), the opening pattern of the big winning opening at the probability variation big hit A will be described. In this embodiment, when the big win game state based on the probability big hit A is controlled, as in the case of the normal big hit, after the big prize opening is controlled to be open for 30 seconds per round, It is controlled to be in a closed state (however, 1 second when the special winning opening is closed is an interval period). Then, by repeating 16 rounds of such an opening mode, as shown in FIG. 9 (2), the winning prize opening is controlled to be open for 30 seconds and then closed for 1 second, as in the case of a normal big hit. The operation of controlling to the state is repeated 16 times continuously. Therefore, in this embodiment, when the probability big hit A is reached, as in the case of the normal big hit, the opening time of the big winning opening is as long as 30 seconds, and the opening operation that can sufficiently expect the winning of the game ball is 16 The number of rounds is executed continuously, and the apparent number of rounds matches the number of rounds in internal control.
また、確変大当りAの場合には、見た目上のラウンドが16ラウンド継続するので、図9(2)に示すように、ラウンド3、ラウンド7およびラウンド11でそれぞれ継続示唆演出が開始され、次のラウンド4、ラウンド8およびラウンド12でそれぞれ継続成功演出が実行される。また、確変大当りAの場合には大当り遊技の終了後に確変状態となるので、図9(2)に示すように、ラウンド14で確変示唆演出が開始され、次のラウンド15で確変成功演出が実行される。
In the case of a probable big hit A, since the apparent round continues for 16 rounds, as shown in FIG. 9 (2), the continuation suggesting effects are started in
次に、図10(1)を用いて、確変大当りBにおける大入賞口の開放パターンを説明する。この実施の形態では、確変大当りBにもとづく大当り遊技状態に制御される場合、まず、ラウンド1〜ラウンド12では、1ラウンドあたり大入賞口を30秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態に制御される(ただし、大入賞口が閉鎖状態とされる1秒間はインターバル期間である)。また、ラウンド13〜ラウンド16では、1ラウンドあたり大入賞口を1秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態に制御され(ただし、大入賞口が閉鎖状態とされる1秒間はインターバル期間である)、大入賞口が高速開放制御される。そのため、この実施の形態では、確変大当りBとなった場合には、大入賞口の開放時間が30秒と長く遊技球の入賞が十分に期待できる開放動作が12回連続して実行された後、遊技球の入賞があまり期待できない高速開放制御が4回連続して実行され、内部制御上のラウンド数は16ラウンドであるものの、見た目上のラウンド数は12ラウンドとなる。
Next, the opening pattern of the big winning opening in the probability variation big hit B will be described with reference to FIG. In this embodiment, in the case of being controlled to the big hit gaming state based on the probability variation big hit B, first, in
また、確変大当りBの場合には、見た目上のラウンドが12ラウンド継続するので、図10(1)に示すように、ラウンド3およびラウンド7でそれぞれ継続示唆演出が開始され、次のラウンド4およびラウンド8でそれぞれ継続成功演出が実行される。また、図10(1)に示すように、ラウンド11で継続示唆演出が開始され、次のラウンド12で継続失敗演出が実行される。また、確変大当りBの場合には、見た目上のラウンドが12ラウンドで終了してしまうので、図10(1)に示すように、ラウンド13〜ラウンド16では、見た目上のラウンドが継続しないことが確定したことを報知する継続失敗確定演出が実行される。
Further, in the case of the probable big hit B, since the apparent round continues for 12 rounds, as shown in FIG. 10 (1), the continuation suggesting effects are started in the
次に、図10(2)を用いて、確変大当りCにおける大入賞口の開放パターンを説明する。この実施の形態では、確変大当りCにもとづく大当り遊技状態に制御される場合、まず、ラウンド1〜ラウンド8では、1ラウンドあたり大入賞口を30秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態に制御される(ただし、大入賞口が閉鎖状態とされる1秒間はインターバル期間である)。また、ラウンド9〜ラウンド16では、1ラウンドあたり大入賞口を1秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態に制御され(ただし、大入賞口が閉鎖状態とされる1秒間はインターバル期間である)、大入賞口が高速開放制御される。そのため、この実施の形態では、確変大当りCとなった場合には、大入賞口の開放時間が30秒と長く遊技球の入賞が十分に期待できる開放動作が8回連続して実行された後、遊技球の入賞があまり期待できない高速開放制御が8回連続して実行され、内部制御上のラウンド数は16ラウンドであるものの、見た目上のラウンド数は8ラウンドとなる。
Next, with reference to FIG. 10 (2), the opening pattern of the big winning opening at the probability variation big hit C will be described. In this embodiment, in the case of being controlled to the big hit gaming state based on the probability variation big hit C, first, in
また、確変大当りCの場合には、見た目上のラウンドが8ラウンド継続するので、図10(2)に示すように、ラウンド3で継続示唆演出が開始され、次のラウンド4で継続成功演出が実行される。また、図10(2)に示すように、ラウンド7で継続示唆演出が開始され、次のラウンド8で継続失敗演出が実行される。また、確変大当りCの場合には、見た目上のラウンドが8ラウンドで終了してしまうので、図10(2)に示すように、ラウンド9〜ラウンド16では継続失敗確定演出が実行される。
In the case of a probable big hit C, since the apparent round continues for 8 rounds, as shown in FIG. Executed. Further, as shown in FIG. 10 (2), the continuation suggestion effect is started in
次に、図11(1)を用いて、確変大当りDにおける大入賞口の開放パターンを説明する。この実施の形態では、確変大当りDにもとづく大当り遊技状態に制御される場合、まず、ラウンド1〜ラウンド4では、1ラウンドあたり大入賞口を30秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態に制御される(ただし、大入賞口が閉鎖状態とされる1秒間はインターバル期間である)。また、ラウンド5〜ラウンド16では、1ラウンドあたり大入賞口を1秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態に制御され(ただし、大入賞口が閉鎖状態とされる1秒間はインターバル期間である)、大入賞口が高速開放制御される。そのため、この実施の形態では、確変大当りDとなった場合には、大入賞口の開放時間が30秒と長く遊技球の入賞が十分に期待できる開放動作が4回連続して実行された後、遊技球の入賞があまり期待できない高速開放制御が12回連続して実行され、内部制御上のラウンド数は16ラウンドであるものの、見た目上のラウンド数は4ラウンドとなる。
Next, with reference to FIG. 11 (1), the opening pattern of the big winning opening in the probability variation big hit D will be described. In this embodiment, when the jackpot gaming state based on the probability jackpot D is controlled, first, in
また、確変大当りDの場合には、見た目上のラウンドが4ラウンド継続するので、図11(1)に示すように、ラウンド3で継続示唆演出が開始され、次のラウンド4で継続失敗演出が実行される。また、確変大当りDの場合には、見た目上のラウンドが4ラウンドで終了してしまうので、図11(1)に示すように、ラウンド5〜ラウンド16では継続失敗確定演出が実行される。
In addition, in the case of probable big hit D, since the apparent round continues for 4 rounds, as shown in FIG. Executed. In addition, in the case of the probable big hit D, the apparent round ends in 4 rounds, so the continuation failure finalizing effect is executed in
まず、図11(2)を用いて、突然確変大当りおよび小当りにおける大入賞口の開放パターンを説明する。この実施の形態では、突然確変大当りにもとづく大当り遊技状態に制御される場合、1ラウンドあたり大入賞口を1秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態に制御される(ただし、大入賞口が閉鎖状態とされる1秒間はインターバル期間である)。そして、そのような開放態様のラウンドが16回繰り返されることによって、図11(2)に示すように、大入賞口を1秒間開放状態に制御した後に1秒間閉鎖状態に制御するという動作が16回連続して繰り返される。 First, with reference to FIG. 11 (2), a description will be given of the opening pattern of the big winning opening in sudden probability change big hit and small hit. In this embodiment, when the game is controlled to the big hit gaming state based on the sudden probability change big hit, after the big winning opening is controlled to open for one second per round, the big winning opening is controlled to be closed for one second (however, , 1 second when the big prize opening is closed is an interval period). Then, by repeating 16 rounds of such an opening mode, as shown in FIG. 11 (2), the operation of controlling the grand prize opening to the open state for 1 second and then controlling to the closed state for 1 second is performed. Repeated continuously.
また、この実施の形態では、小当り遊技状態に制御される場合、その小当り遊技中において、大入賞口を1秒間開放状態に制御した後に1秒間閉鎖状態に制御するという動作が16回連続して繰り返される(ただし、突然確変大当りとは異なり、ラウンドという概念はない)。そのため、突然確変大当りと小当りの場合とでは、図11(2)に示すように、見た目上、全く同様の態様で大入賞口の高速開放制御が行われ、突然確変大当りであるのか小当りであるのかを認識しにくくしている。 Also, in this embodiment, when controlled to the small hit game state, during the small hit game, the operation of controlling the big prize opening to the open state for 1 second and then to the closed state for 1 second is continued 16 times. (However, unlike the sudden odds jackpot, there is no concept of a round). Therefore, in the case of sudden probability change big hit and small hit, as shown in FIG. 11 (2), the high-speed opening control of the big winning opening is performed in the same manner as it is apparently. It is difficult to recognize whether it is.
次に、図12(1)を用いて、確変大当りEにおける大入賞口の開放パターンを説明する。この実施の形態では、確変大当りEにもとづく大当り遊技状態に制御される場合、ラウンド1〜ラウンド4では、1ラウンドあたり大入賞口を30秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態に制御される(ただし、大入賞口が閉鎖状態とされる1秒間はインターバル期間である)。また、ラウンド5〜ラウンド8では、1ラウンドあたり大入賞口を1秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態に制御され(ただし、大入賞口が閉鎖状態とされる1秒間はインターバル期間である)、大入賞口が高速開放制御される。従って、確変大当りEにもとづく大当り遊技状態に制御された場合、ラウンド1〜ラウンド8までは恰も確変大当りDにもとづく大当り遊技状態に制御されて、見た目上4ラウンドの大当りとなったように見せる。そして、そのように見せておいてから、ラウンド9〜ラウンド10において、1ラウンドあたり大入賞口を30秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態となる制御が復活する。
Next, with reference to FIG. 12 (1), the opening pattern of the big winning opening at the probability variation big hit E will be described. In this embodiment, when controlled to the big hit gaming state based on the probable big hit E, in
また、確変大当りEの場合には、見た目上のラウンドが4ラウンド継続するので、図12(1)に示すように、ラウンド3で継続示唆演出が開始され、次のラウンド4で継続失敗演出が実行される。また、確変大当りEの場合には、見た目上のラウンドが4ラウンドで一旦終了してしまうので、図12(1)に示すように、ラウンド5〜ラウンド8では継続失敗確定演出が実行される。そして、図12(1)に示すように、ラウンド9において、見た目上のラウンドが復活することを報知する報知演出が実行される。
In addition, in the case of a probable big hit E, the apparent round continues for 4 rounds, so as shown in FIG. Executed. In addition, in the case of the probable big hit E, the apparent round is once ended in 4 rounds, so the continuation failure finalizing effect is executed in
次に、図12(2)を用いて、確変大当りFにおける大入賞口の開放パターンを説明する。この実施の形態では、確変大当りFにもとづく大当り遊技状態に制御される場合、通常大当りや確変大当りAの場合と同様に、1ラウンドあたり大入賞口を30秒間開放状態に制御した後、大入賞口が1秒間閉鎖状態に制御される(ただし、大入賞口が閉鎖状態とされる1秒間はインターバル期間である)。そして、そのような開放態様のラウンドが16回繰り返されることによって、図12(2)に示すように、通常大当りや確変大当りAの場合と同様に、大入賞口を30秒間開放状態に制御した後に1秒間閉鎖状態に制御するという動作が16回連続して繰り返される。そのため、この実施の形態では、確変大当りFとなった場合には、通常大当りや確変大当りAの場合と同様に、大入賞口の開放時間が30秒と長く遊技球の入賞が十分に期待できる開放動作が16回連続して実行され、見た目上のラウンド数は内部制御上のラウンド数16回と一致している。
Next, with reference to FIG. 12 (2), the opening pattern of the big winning opening in the probability variation big hit F will be described. In this embodiment, in the case of being controlled to the big hit gaming state based on the probability variation big hit F, as in the case of the normal big hit or the probability variable big hit A, after controlling the big winning opening for 30 seconds per round, The mouth is controlled to be closed for 1 second (however, 1 second during which the winning prize opening is closed is an interval period). Then, by repeating the round of such an
また、確変大当りFの場合には、図12(2)に示すように、ラウンド3で継続示唆演出が開始され、次のラウンド4で継続成功演出が実行される。そして、図12(2)に示すように、さらに次のラウンド5において、以降のラウンド16まで見た目上のラウンドが継続することが確定したことを示す継続確定演出が実行される。従って、ラウンド5以降は見た目上のラウンドが確定するのであるから、図12に示すように、確変大当りFの場合には、ラウンド7やラウンド11では継続示唆演出は実行されず、ラウンド8やラウンド12で継続成功演出は実行されない。
Further, in the case of probability variation big hit F, as shown in FIG. 12 (2), the continuation suggestion effect is started in
なお、大当りの種別は、この実施の形態で示したものにかぎらず、様々な大入賞口の開放パターンを有する大当り種別を設けることができる。例えば、この実施の形態では、確変大当りの場合にのみ見た目上のラウンド数が4ラウンド、8ラウンド、12ラウンドまたは16ラウンドの4種類の大当り種別が存在し、通常大当りについては見た目上のラウンド数が16ラウンドの1種類の大当り種別のみが存在する場合を示したが、通常大当りの場合にも見た目上のラウンド数が4ラウンドや8ラウンド、12ラウンド、16ラウンドなど様々な大当り種別が存在するように構成してもよい。 Note that the types of jackpots are not limited to those shown in this embodiment, and jackpot types having various opening patterns for the big prize winning openings can be provided. For example, in this embodiment, there are four types of jackpot types of 4 rounds, 8 rounds, 12 rounds, or 16 rounds when the number of apparent rounds is only in the case of probability variation jackpots. However, there are various types of jackpot types, such as 4 rounds, 8 rounds, 12 rounds, and 16 rounds. You may comprise as follows.
図13および図14は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。図13および図14に示す例において、コマンド80XX(H)は、特別図柄の可変表示に対応して演出表示装置9において可変表示される演出図柄の変動パターンを指定する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)である(それぞれ変動パターンXXに対応)。つまり、図6に示された使用されうる変動パターンのそれぞれに対して一意な番号を付した場合に、その番号で特定される変動パターンのそれぞれに対応する変動パターンコマンドがある。なお、「(H)」は16進数であることを示す。また、変動パターンを指定する演出制御コマンドは、変動開始を指定するためのコマンドでもある。従って、演出制御用マイクロコンピュータ100は、コマンド80XX(H)を受信すると、演出表示装置9において演出図柄の可変表示を開始するように制御する。
FIG. 13 and FIG. 14 are explanatory diagrams showing an example of the contents of the effect control command transmitted by the
コマンド8CXX(H)は、大当りとするか否か、小当りとするか否か、および大当り種別を示す演出制御コマンドである。演出制御用マイクロコンピュータ100は、コマンド8CXX(H)の受信に応じて演出図柄の表示結果を決定するので、コマンド8CXX
(H)を表示結果指定コマンドという。なお、表示結果指定コマンドにおいて、XXで示されるEXTデータの値により、大当りとするか否か、小当りとするか否か、および大当り種別を特定可能である(図15参照)。
Command 8CXX (H) is an effect control command indicating whether or not to make a big hit, whether or not to make a big hit, and a big hit type. The
(H) is referred to as a display result designation command. In the display result designation command, it is possible to specify whether or not to make a big hit, whether or not to make a big hit, and the big hit type by the value of EXT data indicated by XX (see FIG. 15).
コマンド8D01(H)は、第1特別図柄の可変表示(変動)を開始することを示す演出制御コマンド(第1図柄変動指定コマンド)である。コマンド8D02(H)は、第2特別図柄の可変表示(変動)を開始することを示す演出制御コマンド(第2図柄変動指定コマンド)である。第1図柄変動指定コマンドと第2図柄変動指定コマンドとを特別図柄特定コマンド(または図柄変動指定コマンド)と総称することがある。なお、第1特別図柄の可変表示を開始するのか第2特別図柄の可変表示を開始するのかを示す情報を、変動パターンコマンドに含めるようにしてもよい。 Command 8D01 (H) is an effect control command (first symbol variation designation command) indicating that variable display (variation) of the first special symbol is started. Command 8D02 (H) is an effect control command (second symbol variation designation command) indicating that variable display (variation) of the second special symbol is started. The first symbol variation designation command and the second symbol variation designation command may be collectively referred to as a special symbol specifying command (or symbol variation designation command). Note that information indicating whether to start variable display of the first special symbol or variable display of the second special symbol may be included in the variation pattern command.
コマンド8F00(H)は、第4図柄の可変表示(変動)を終了して表示結果(停止図柄)を導出表示することを示す演出制御コマンド(図柄確定指定コマンド)である。演出制御用マイクロコンピュータ100は、図柄確定指定コマンドを受信すると、第4図柄の可変表示(変動)を終了して表示結果を導出表示する。
Command 8F00 (H) is an effect control command (symbol confirmation designation command) indicating that the variable display (fluctuation) of the fourth symbol is terminated and the display result (stop symbol) is derived and displayed. When receiving the symbol confirmation designation command, the
コマンド9000(H)は、遊技機に対する電力供給が開始されたときに送信される演出制御コマンド(初期化指定コマンド:電源投入指定コマンド)である。具体的には、コマンド9000(H)は、遊技機への電力供給開始時に初期化処理が実行された場合に送信される(ステップS10〜S14参照)。 Command 9000 (H) is an effect control command (initialization designation command: power-on designation command) transmitted when power supply to the gaming machine is started. Specifically, the command 9000 (H) is transmitted when the initialization process is executed at the start of power supply to the gaming machine (see steps S10 to S14).
コマンド91XX(H)〜9900(H)は、遊技機に対する電力供給が再開されたときに送信される演出制御コマンド(停電復旧指定コマンド)である。具体的には、コマンド91XX(H)〜9900(H)は、遊技機への電力供給開始時に停電復旧処理が実行された場合に送信される(ステップS41〜S44参照)。 Commands 91XX (H) to 9900 (H) are production control commands (power failure recovery designation commands) transmitted when power supply to the gaming machine is resumed. Specifically, commands 91XX (H) to 9900 (H) are transmitted when a power failure recovery process is executed at the start of power supply to the gaming machine (see steps S41 to S44).
停電復旧指定コマンドのうち、コマンド91XX(H)は、停電復旧処理が実行されたことを指定するとともに、停電発生時に通常大当りにもとづく大当り遊技中のXXで示すラウンド中であったことを指定する演出制御コマンド(停電復旧1指定コマンド)である。なお、停電発生時に大当り遊技中のラウンド中であったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄プロセスフラグの値が6であったか否かにより特定される。また、停電発生時に通常大当りであったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄の表示結果で特定され、大当り遊技中の何ラウンド目であったかは、RAM55にバックアップされているラウンド数カウンタの値で特定される。
Of the power failure recovery designation commands, command 91XX (H) designates that the power failure restoration processing has been executed, and designates that the round indicated by XX in the jackpot game based on the normal jackpot at the time of the power failure occurs. This is an effect control command (
停電復旧指定コマンドのうち、コマンド92XX(H)は、停電復旧処理が実行されたことを指定するとともに、停電発生時に確変大当りAにもとづく大当り遊技中のXXで示すラウンド中であったことを指定する演出制御コマンド(停電復旧2指定コマンド)である。なお、停電発生時に大当り遊技中のラウンド中であったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄プロセスフラグの値が6であったか否かにより特定される。また、停電発生時に確変大当りAであったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄の表示結果で特定され、大当り遊技中の何ラウンド目であったかは、RAM55にバックアップされているラウンド数カウンタの値で特定される。
Of the power failure recovery designation commands, command 92XX (H) designates that power failure restoration processing has been executed, and designates that the round indicated by XX in the jackpot game based on the probable big hit A at the time of the power failure occurs. This is an effect control command (
停電復旧指定コマンドのうち、コマンド93XX(H)は、停電復旧処理が実行されたことを指定するとともに、停電発生時に確変大当りBにもとづく大当り遊技中のXXで示すラウンド中であったことを指定する演出制御コマンド(停電復旧3指定コマンド)である。なお、停電発生時に大当り遊技中のラウンド中であったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄プロセスフラグの値が6であったか否かにより特定される。また、停電発生時に確変大当りBであったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄の表示結果で特定され、大当り遊技中の何ラウンド目であったかは、RAM55にバックアップされているラウンド数カウンタの値で特定される。
Of the power failure recovery designation commands, command 93XX (H) designates that power failure restoration processing has been executed, and designates that the round indicated by XX in the jackpot game based on the probable big hit B at the time of the power failure occurs. Effect control command (
停電復旧指定コマンドのうち、コマンド94XX(H)は、停電復旧処理が実行されたことを指定するとともに、停電発生時に確変大当りCにもとづく大当り遊技中のXXで示すラウンド中であったことを指定する演出制御コマンド(停電復旧4指定コマンド)である。なお、停電発生時に大当り遊技中のラウンド中であったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄プロセスフラグの値が6であったか否かにより特定される。また、停電発生時に確変大当りCであったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄の表示結果で特定され、大当り遊技中の何ラウンド目であったかは、RAM55にバックアップされているラウンド数カウンタの値で特定される。
Of the power failure recovery designation commands, command 94XX (H) designates that power failure restoration processing has been executed, and designates that the round indicated by XX in the jackpot game based on the probable big hit C at the time of the power failure occurred. Effect control command (
停電復旧指定コマンドのうち、コマンド95XX(H)は、停電復旧処理が実行されたことを指定するとともに、停電発生時に確変大当りDにもとづく大当り遊技中のXXで示すラウンド中であったことを指定する演出制御コマンド(停電復旧5指定コマンド)である。なお、停電発生時に大当り遊技中のラウンド中であったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄プロセスフラグの値が6であったか否かにより特定される。また、停電発生時に確変大当りDであったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄の表示結果で特定され、大当り遊技中の何ラウンド目であったかは、RAM55にバックアップされているラウンド数カウンタの値で特定される。
Of the power failure recovery designation commands, command 95XX (H) designates that the power failure restoration processing has been executed, and designates that the round indicated by XX during jackpot game based on the probable big hit D at the time of the power failure occurs. Is an effect control command to be performed (
停電復旧指定コマンドのうち、コマンド96XX(H)は、停電復旧処理が実行されたことを指定するとともに、停電発生時に確変大当りEにもとづく大当り遊技中のXXで示すラウンド中であったことを指定する演出制御コマンド(停電復旧6指定コマンド)である。なお、停電発生時に大当り遊技中のラウンド中であったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄プロセスフラグの値が6であったか否かにより特定される。また、停電発生時に確変大当りEであったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄の表示結果で特定され、大当り遊技中の何ラウンド目であったかは、RAM55にバックアップされているラウンド数カウンタの値で特定される。
Of the power failure recovery designation commands, command 96XX (H) designates that power failure restoration processing has been executed, and designates that the round indicated by XX in the jackpot game based on the probable big hit E at the time of the power failure occurs. Is an effect control command (
停電復旧指定コマンドのうち、コマンド97XX(H)は、停電復旧処理が実行されたことを指定するとともに、停電発生時に確変大当りFにもとづく大当り遊技中のXXで示すラウンド中であったことを指定する演出制御コマンド(停電復旧7指定コマンド)である。なお、停電発生時に大当り遊技中のラウンド中であったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄プロセスフラグの値が6であったか否かにより特定される。また、停電発生時に確変大当りFであったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄の表示結果で特定され、大当り遊技中の何ラウンド目であったかは、RAM55にバックアップされているラウンド数カウンタの値で特定される。
Of the power failure recovery designation commands, command 97XX (H) designates that power failure restoration processing has been executed, and designates that the round indicated by XX in the jackpot game based on the probable big hit F at the time of the power failure occurs. Is an effect control command (
停電復旧指定コマンドのうち、コマンド98XX(H)は、停電復旧処理が実行されたことを指定するとともに、停電発生時に大当り遊技中のXXで示すラウンド後(インターバル中)であったことを指定する演出制御コマンド(停電復旧8指定コマンド)である。なお、停電発生時に大当り遊技中のラウンド後であったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄プロセスフラグの値が5であったか否かにより特定される。また、大当り遊技中の何ラウンド目の終了後であったかは、RAM55にバックアップされているラウンド数カウンタの値で特定される(具体的には、ラウンド数カウンタの値を1減算することにより求められる)。
Of the power failure recovery designation commands, command 98XX (H) designates that the power failure restoration processing has been executed, and designates that it was after the round (in the interval) indicated by XX in the jackpot game when the power failure occurred. This is an effect control command (
停電復旧指定コマンドのうち、コマンド9900(H)は、停電復旧処理が実行されたことを指定するとともに、停電発生時に大当り遊技中のラウンド中やラウンド後以外の遊技状態(例えば、図柄の変動表示中や、客待ちデモンストレーション表示中、小当り遊技中)であったことを指定する演出制御コマンド(停電復旧9指定コマンド)である。なお、停電発生時に大当り遊技中のラウンド中やラウンド後以外の遊技状態であったか否かは、RAM55にバックアップされている特別図柄プロセスフラグの値が5〜6以外の値であったか否かにより特定される。
Of the power failure restoration designation commands, command 9900 (H) designates that the power failure restoration processing has been executed, and at the time of the occurrence of a power failure, a game state other than during a round of big hit game or after a round (for example, change display of symbols) This is an effect control command (
この実施の形態では、後述するように、大当り遊技中に停電が発生した場合には、停電復旧時に停電復旧指定コマンドを受信したことにもとづいて大当り遊技中の演出に復旧する。具体的には、停電復旧1指定コマンド〜停電復旧7指定コマンドを受信した場合には、受信したコマンドに応じて大当り遊技のラウンド中の演出に復旧し、停電復旧8指定コマンドを受信した場合には、大当り遊技のラウンド後の演出に復旧する。また、この実施の形態では、停電復旧9指定コマンドを受信した場合には、停電発生時に大当り遊技のラウンド中やラウンド後以外の遊技状態であったものとして通常の停電復旧画面を表示する。なお、停電復旧時に図柄の変動表示中であった場合には、演出図柄の変動表示を実行している状態に復旧したり、客待ちデモンストレーション表示中であった場合には、客待ちデモ画面を表示している状態に復旧したりしてもよい。
In this embodiment, as described later, when a power failure occurs during a big hit game, the effect during the big hit game is restored based on the reception of the power failure recovery designation command when the power failure is restored. Specifically, when a
コマンド9F00(H)は、客待ちデモンストレーションを指定する演出制御コマンド(客待ちデモ指定コマンド)である。 Command 9F00 (H) is an effect control command (customer waiting demonstration designation command) for designating a customer waiting demonstration.
コマンドA0XX(H)は、ファンファーレ画面を表示すること、すなわち大当り遊技の開始を指定する演出制御コマンド(大当り開始指定コマンド:ファンファーレ指定コマンド)である。なお、後述するように、この実施の形態では、EXTデータの値によっては小当り遊技の開始を指定する小当り開始指定コマンドを意味する場合もあるが、包括的に表現する場合に、小当り開始指定コマンドも含めてコマンドA0XX(H)を大当り開始指定コマンドと表現する場合もある。また、この実施の形態では、大当り開始指定コマンドにもとづいて、いずれの大当り種別にもとづく大当り遊技を開始するかも特定可能である。具体的には、大当り開始指定コマンドにおいて、XXで示されるEXTデータの値により大当り種別を特定可能である(図15参照)。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当りである場合に突然確変大当り開始指定用の大当り開始指定コマンド(ファンファーレ指定コマンド)を送信するものの、小当りである場合には大当り開始指定コマンド(ファンファーレ指定コマンド)を送信しないように構成してもよい。
The command A0XX (H) is an effect control command for displaying the fanfare screen, that is, designating the start of the big hit game (big hit start designation command: fanfare designation command). As will be described later, in this embodiment, depending on the value of the EXT data, there may be a small hit start designation command for designating the start of a small hit game. The command A0XX (H) including the start designation command may be expressed as a jackpot start designation command. In this embodiment, it is also possible to specify which jackpot game is to be started based on any jackpot type based on the jackpot start designation command. Specifically, in the jackpot start designation command, the jackpot type can be specified by the value of EXT data indicated by XX (see FIG. 15). Note that the
コマンドA1XX(H)〜A7XX(H)は、XXで示す回数目(ラウンド)の大入賞口開放中の表示を示す演出制御コマンド(大入賞口開放中指定コマンド)である。なお、大入賞口開放中指定コマンドは、内部制御上のラウンド数(見た目上のラウンド数ではない)を示す値がEXTデータにセットされて演出制御用マイクロコンピュータ100に送信される。従って、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大入賞口開放中指定コマンドのEXTデータを確認すれば、大当り遊技中の何ラウンドを開始する場合であるかを認識することができる。例えば、EXTデータとして「01(H)」がセットされていれば、大当り遊技のラウンド1の開始であることを認識することができ、EXTデータとして「07(H)」がセットされていれば、大当り遊技のラウンド7の開始であることを認識することができる。
The commands A1XX (H) to A7XX (H) are effect control commands (special commands for opening a special prize opening) that indicate a display during the opening of the special prize opening for the number of times (round) indicated by XX. Note that the value indicating the number of rounds in internal control (not the apparent number of rounds) is set in the EXT data and transmitted to the
また、この実施の形態では、大入賞口開放中指定コマンドにもとづいて、その大当り遊技のラウンド中において実行する演出も特定可能である。具体的には、大入賞口開放中指定コマンドのうち、コマンドA2XX(H)は、XXで示す回数目のラウンド中であることを指定するとともに、そのラウンドにおいて継続示唆演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大入賞口開放中2指定コマンド)である。また、大入賞口開放中指定コマンドのうち、コマンドA3XX(H)は、XXで示す回数目のラウンド中であることを指定するとともに、そのラウンドにおいて継続成功演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大入賞口開放中3指定コマンド)である。また、大入賞口開放中指定コマンドのうち、コマンドA4XX(H)は、XXで示す回数目のラウンド中であることを指定するとともに、そのラウンドにおいて継続失敗演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大入賞口開放中4指定コマンド)である。
Further, in this embodiment, it is possible to specify an effect to be executed during the round of the big hit game based on the command for opening the big prize opening. Specifically, command A2XX (H) among the designation commands during the opening of the special prize opening designates that it is in the number of rounds indicated by XX and designates that the continuous suggestion effect is executed in that round. This is an effect control command to be performed (a command for opening a
また、大入賞口開放中指定コマンドのうち、コマンドA5XX(H)は、XXで示す回数目のラウンド中であることを指定するとともに、そのラウンドにおいて確変示唆演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大入賞口開放中5指定コマンド)である。また、大入賞口開放中指定コマンドのうち、コマンドA6XX(H)は、XXで示す回数目のラウンド中であることを指定するとともに、そのラウンドにおいて確変成功演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大入賞口開放中6指定コマンド)である。また、大入賞口開放中指定コマンドのうち、コマンドA7XX(H)は、XXで示す回数目のラウンド中であることを指定するとともに、そのラウンドにおいて確変失敗演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大入賞口開放中7指定コマンド)である。
In addition, the command A5XX (H) among the designation commands during the opening of the special prize opening designates that it is in the round of the number of times indicated by XX and designates execution of the probability suggestion effect in that round. This is a command (5 designated commands during opening of the big prize opening). In addition, the command A6XX (H) among the commands indicating that the special winning opening is open, specifies that the round of the number of times indicated by XX is in progress, and specifies the execution of the probability variation success effect in that round. This is a command (6 designated commands during opening of the big prize opening). In addition, the command A7XX (H) among the commands indicating that the special winning opening is open, specifies that the round of the number of times indicated by XX is in progress, and specifies that the probability variation failure effect is executed in that round. This is a command (a command for opening a
また、大入賞口開放中指定コマンドのうち、コマンドA8XX(H)は、XXで示す回数目のラウンド中であることを指定するとともに、そのラウンドにおいて継続失敗確定演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大入賞口開放中8指定コマンド)である。また、大入賞口開放中指定コマンドのうち、コマンドA9XX(H)は、XXで示す回数目のラウンド中であることを指定するとともに、そのラウンドにおいて復活演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大入賞口開放中9指定コマンド)である。また、大入賞口開放中指定コマンドのうち、コマンドAAXX(H)は、XXで示す回数目のラウンド中であることを指定するとともに、そのラウンドにおいて継続確定演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大入賞口開放中10指定コマンド)である。 In addition, the command A8XX (H) among the designation commands during the special prize opening opening designates that the round of the number of times indicated by XX is in progress and designates that the continuation failure finalizing effect is executed in the round. This is a control command (8 designation command during opening of special winning opening). In addition, the command A9XX (H) among the commands for specifying the opening of the special prize opening specifies that the round is the number of times indicated by XX and specifies that the revival effect is executed in that round. (9 designated commands during opening of the big prize opening). In addition, the command AAXX (H) among the designation commands during the special prize opening opening designates that it is in the round of the number of times indicated by XX and designates that the continuation confirmed effect is executed in that round. This is a command (10 designated commands during opening of the big prize opening).
さらに、大入賞口開放中指定コマンドのうち、コマンドA1XX(H)は、XXで示す回数目のラウンド中であることを指定するとともに、そのラウンドにおいて通常のラウンド中演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大入賞口開放中1指定コマンド)である。 Further, among the special winning opening opening designation commands, the command A1XX (H) designates that the round of the number of times indicated by XX is being performed, and designates that a normal in-round effect is to be executed in that round. This is an effect control command (one designated command during opening of the big prize opening).
この実施の形態では、後述するように、大当り遊技の各ラウンドの開始時に、大入賞口開放中指定コマンドにもとづいて実行する演出を特定し、そのラウンドにおいて継続示唆演出や継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出が実行される。 In this embodiment, as will be described later, at the start of each round of the jackpot game, an effect to be executed is specified based on the designated command for opening the big prize opening, and the continuation suggestion effect, the continuation success effect, and the continuation failure in that round are specified. An effect, a probability change suggestion effect, a probability change success effect, a probability change failure effect, a continuation failure confirmation effect, a resurrection effect, and a continuation confirmation effect are executed.
ABXX(H)は、XXで示す回数目(ラウンド)の大入賞口閉鎖を示す演出制御コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)である。なお、大入賞口開放後指定コマンドは、内部制御上のラウンド数(見た目上のラウンド数ではない)を示す値がEXTデータにセットされて演出制御用マイクロコンピュータ100に送信される。従って、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大入賞口開放後指定コマンドのEXTデータを確認すれば、大当り遊技中の何ラウンドを終了する場合であるかを認識することができる。例えば、EXTデータとして「01(H)」がセットされていれば、大当り遊技のラウンド1の終了であることを認識することができ、EXTデータとして「07(H)」がセットされていれば、大当り遊技のラウンド7の終了であることを認識することができる。
ABXX (H) is an effect control command (designation command after opening the big winning opening) indicating the closing of the big winning opening for the number of times (round) indicated by XX. Note that the value indicating the number of rounds in internal control (not the apparent number of rounds) is set in the EXT data and transmitted to the
コマンドACXX(H)は、大当り終了画面を表示すること、すなわち大当り遊技の終了を指定する演出制御コマンド(大当り終了指定コマンド:エンディング指定コマンド)である。なお、後述するように、この実施の形態では、EXTデータの値によっては小当り遊技の終了を指定する小当り終了指定コマンドを意味する場合もあるが、包括的に表現する場合に、小当り終了指定コマンドも含めてコマンドACXX(H)を大当り終了指定コマンドと表現する場合もある。また、この実施の形態では、大当り終了指定コマンドにもとづいて、いずれの大当り種別にもとづく大当り遊技を終了するかも特定可能である。具体的には、大当り終了指定コマンドにおいて、XXで示されるEXTデータの値により大当り種別を特定可能である(図15参照)。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当りである場合に突然確変大当り終了指定用の大当り終了指定コマンド(エンディング指定コマンド)を送信するものの、小当りである場合には大当り終了指定コマンド(エンディング指定コマンド)を送信しないように構成してもよい。
The command ACXX (H) is an effect control command (a jackpot end designation command: an ending designation command) for displaying a jackpot end screen, that is, for ending the jackpot game. As will be described later, in this embodiment, depending on the value of the EXT data, there may be a small hitting end designation command for designating the end of the small hitting game. The command ACXX (H) including the end designation command may be expressed as a jackpot end designation command. In this embodiment, it is also possible to specify which jackpot game based on which jackpot type is to be terminated based on the jackpot end designation command. Specifically, in the jackpot end designation command, the jackpot type can be specified by the value of EXT data indicated by XX (see FIG. 15). The
コマンドB000(H)は、遊技状態が通常状態であるときの背景表示を指定する演出制御コマンド(通常状態背景指定コマンド)である。コマンドB001(H)は、遊技状態が時短状態(確変状態を含まない)であるときの背景表示を指定する演出制御コマンド(時短状態背景指定コマンド)である。コマンドB002(H)は、遊技状態が確変状態であるときの背景表示を指定する演出制御コマンド(確変状態背景指定コマンド)である。 Command B000 (H) is an effect control command (normal state background designation command) for designating background display when the gaming state is the normal state. Command B001 (H) is an effect control command (time-short state background designation command) for designating a background display when the gaming state is the time-short state (not including the probability variation state). Command B002 (H) is an effect control command (probability change state background designation command) for designating a background display when the gaming state is in the probability change state.
コマンドC000(H)は、第1保留記憶数が1増加したことを指定する演出制御コマンド(第1保留記憶数加算指定コマンド)である。コマンドC100(H)は、第2保留記憶数が1増加したことを指定する演出制御コマンド(第2保留記憶数加算指定コマンド)である。コマンドC200(H)は、第1保留記憶数が1減少したことを指定する演出制御コマンド(第1保留記憶数減算指定コマンド)である。コマンドC300(H)は、第2保留記憶数が1減少したことを指定する演出制御コマンド(第2保留記憶数減算指定コマンド)である。 Command C000 (H) is an effect control command (first reserved memory number addition designation command) that specifies that the first reserved memory number has increased by one. Command C100 (H) is an effect control command (second reserved memory number addition designation command) that specifies that the second reserved memory number has increased by one. Command C200 (H) is an effect control command (first reserved memory number subtraction designation command) that specifies that the first reserved memory number has decreased by one. Command C300 (H) is an effect control command (second reserved memory number subtraction designation command) that specifies that the second reserved memory number has decreased by one.
なお、この実施の形態では、第1保留記憶数と第2保留記憶数とについて、それぞれ保留記憶数が増加または減少したことを示す演出制御コマンドを送信する場合を示しているが、保留記憶数そのものを指定する演出制御コマンドを送信するようにしてもよい。この場合、例えば、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とのいずれに始動入賞したかを指定する演出制御コマンドを送信するとともに、保留記憶数を指定する保留記憶数指定コマンドとして第1保留記憶数と第2保留記憶数とで共通の演出制御コマンドを送信するようにしてもよい。
In this embodiment, a case is shown in which an effect control command indicating that the number of reserved memories is increased or decreased is transmitted for each of the first reserved memory number and the second reserved memory number. You may make it transmit the production control command which designates itself. In this case, for example, an effect control command for designating which one of the first
また、例えば、第1保留記憶数を指定する場合と第2保留記憶数を指定する場合とで別々の演出制御コマンド(保留記憶数指定コマンド)を送信するようにしてもよい。この場合、例えば、保留記憶数指定コマンドとして、MODEデータとして第1保留記憶数または第2保留記憶数を特定可能な値(例えば、第1保留記憶数を指定する場合には「C0(H)」、第2保留記憶数を指定する場合には「C1(H)」)を含むとともに、EXTデータとして保留記憶数の値を設定した演出制御コマンドを送信するようにしてもよい。 Further, for example, separate presentation control commands (holding memory number designation commands) may be transmitted when the first holding memory number is designated and when the second holding memory number is designated. In this case, for example, as a reserved memory number designation command, a value that can specify the first reserved memory number or the second reserved memory number as MODE data (for example, “C0 (H) when designating the first reserved memory number) ”And“ C1 (H) ”in the case of designating the second reserved memory number), an effect control command in which the value of the reserved memory number is set as EXT data may be transmitted.
また、例えば、同じ第1保留記憶数を指定する場合であれば、MODEデータを共通として、EXTデータを異ならせることによって、第1保留記憶数の加算または減算を指定した演出制御コマンドを送信するようにしてもよい。例えば、共通のMODEデータ「C0(H)」を用い、第1保留記憶数の減算を指定する場合にはコマンドC000(H)を送信するようにし、第1保留記憶数の加算を指定する場合にはコマンドC001(H)を送信するようにしてもよい。さらに、第2保留記憶数を指定する場合にはMODEデータを異ならせて、第2保留記憶数の減算を指定する場合にはコマンドC100(H)を送信するようにし、第2保留記憶数の加算を指定する場合にはコマンドC101(H)を送信するようにしてもよい。 Also, for example, if the same first reserved memory number is specified, an effect control command specifying the addition or subtraction of the first reserved memory number is transmitted by making the MODE data common and different EXT data. You may do it. For example, when the common MODE data “C0 (H)” is used and the subtraction of the first reserved memory number is designated, the command C000 (H) is transmitted, and the addition of the first reserved memory number is designated. The command C001 (H) may be transmitted. Further, when specifying the second reserved memory number, the MODE data is made different, and when specifying the subtraction of the second reserved memory number, the command C100 (H) is transmitted, and the second reserved memory number is determined. When adding is designated, the command C101 (H) may be transmitted.
コマンドC4XX(H)は、ファンファーレ演出時間を指定する演出制御コマンドである。XXの値(EXTデータ)としては、ファンファーレ演出時間として60秒が決定されたときは01(H)がセットされ、ファンファーレ演出時間として10秒が決定されたときは02(H)がセットされ、ファンファーレ演出時間として1秒が決定されたときは03(H)がセットされる。 Command C4XX (H) is an effect control command for designating a fanfare effect time. As the value of XX (EXT data), 01 (H) is set when 60 seconds is determined as the fanfare effect time, and 02 (H) is set when 10 seconds is determined as the fanfare effect time. When 1 second is determined as the fanfare effect time, 03 (H) is set.
演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100(具体的には、演出制御用CPU101)は、主基板31に搭載されている遊技制御用マイクロコンピュータ560から上述した演出制御コマンドを受信すると、図13および図14に示された内容に応じて演出表示装置9の表示状態を変更したり、ランプの表示状態を変更したり、音声出力基板70に対して音番号データを出力したりする。
The effect control microcomputer 100 (specifically, the effect control CPU 101) mounted on the
例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、始動入賞があり第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおいて特別図柄の可変表示が開始される度に、演出図柄の変動パターンを指定する変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する。
For example, the
この実施の形態では、演出制御コマンドは2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を表し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」に設定され、EXTデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「0」に設定される。なお、そのようなコマンド形態は一例であって他のコマンド形態を用いてもよい。例えば、1バイトや3バイト以上で構成される制御コマンドを用いてもよい。 In this embodiment, the effect control command has a 2-byte structure, the first byte represents MODE (command classification), and the second byte represents EXT (command type). The first bit (bit 7) of the MODE data is always set to “1”, and the first bit (bit 7) of the EXT data is always set to “0”. Note that such a command form is an example, and other command forms may be used. For example, a control command composed of 1 byte or 3 bytes or more may be used.
なお、演出制御コマンドの送出方式として、演出制御信号CD0〜CD7の8本のパラレル信号線で1バイトずつ主基板31から中継基板77を介して演出制御基板80に演出制御コマンドデータを出力し、演出制御コマンドデータの他に、演出制御コマンドデータの取込を指示するパルス状(矩形波状)の取込信号(演出制御INT信号)を出力する方式を用いる。演出制御コマンドの8ビットの演出制御コマンドデータは、演出制御INT信号に同期して出力される。演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御INT信号が立ち上がったことを検知して、割込処理によって1バイトのデータの取り込み処理を開始する。
In addition, as the transmission method of the effect control command, the effect control command data is output from the main board 31 to the
図13および図14に示す例では、変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンドを、第1特別図柄表示器8aでの第1特別図柄の変動に対応した演出図柄の可変表示(変動)と第2特別図柄表示器8bでの第2特別図柄の変動に対応した演出図柄の可変表示(変動)とで共通に使用でき、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示に伴って演出を行う演出表示装置9などの演出用部品を制御する際に、遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出制御用マイクロコンピュータ100に送信されるコマンドの種類を増大させないようにすることができる。
In the example shown in FIG. 13 and FIG. 14, the variable pattern command and the display result designation command are displayed as variable display (variation) of the effect symbol corresponding to the variation of the first special symbol on the first special symbol display 8 a and the second special symbol. An effect display that can be used in common with the variable display (variation) of the effect symbol corresponding to the variation of the second special symbol on the symbol display 8b, and that produces an effect with the variable display of the first special symbol and the second special symbol. It is possible to prevent an increase in the types of commands transmitted from the
図15は、表示結果指定コマンド、大当り開始指定コマンドおよび大当り終了指定コマンドにおいて、EXTデータと表示結果との対応関係を説明するための説明図である。図15に示すように、表示結果指定コマンドは、EXTデータに00(H)〜09(H)の値が設定され、EXTデータが00(H)である場合には表示結果がはずれであることを示し、EXTデータが01(H)である場合には表示結果が通常大当りであることを示し、EXTデータが02(H)である場合には表示結果が確変大当りAであることを示し、EXTデータが03(H)である場合には表示結果が確変大当りBであることを示し、EXTデータが04(H)である場合には表示結果が確変大当りCであることを示し、EXTデータが05(H)である場合には表示結果が確変大当りDであることを示し、EXTデータが06(H)である場合には表示結果が確変大当りEであることを示し、EXTデータが07(H)である場合には表示結果が確変大当りFであることを示し、EXTデータが08(H)である場合には表示結果が突然確変大当りであることを示し、EXTデータが09(H)である場合には表示結果が小当りであることを示す。 FIG. 15 is an explanatory diagram for explaining the correspondence between the EXT data and the display result in the display result designation command, the jackpot start designation command, and the jackpot end designation command. As shown in FIG. 15, in the display result designation command, when the value of 00 (H) to 09 (H) is set in the EXT data, and the EXT data is 00 (H), the display result is out of order. When the EXT data is 01 (H), it indicates that the display result is normally a big hit, and when the EXT data is 02 (H), the display result is a probable big hit A, When the EXT data is 03 (H), it indicates that the display result is a probability variation big hit B, and when the EXT data is 04 (H), the display result is a probability variation big hit C, and the EXT data 05 (H) indicates that the display result is a probability variation big hit D, and when the EXT data is 06 (H), the display result indicates a probability variation big hit E, and the EXT data is 07. When (H) Indicates that the display result is a probable big hit F. When the EXT data is 08 (H), the display result suddenly shows a probable big hit, and when the EXT data is 09 (H). Indicates that the display result is a small hit.
以下、はずれを指定する表示結果指定コマンドを表示結果0指定コマンドともいい、通常大当りを指定する表示結果指定コマンドを表示結果1指定コマンドともいい、確変大当りAを指定する表示結果指定コマンドを表示結果2指定コマンドともいい、確変大当りBを指定する表示結果指定コマンドを表示結果3指定コマンドともいい、確変大当りCを指定する表示結果指定コマンドを表示結果4指定コマンドともいい、確変大当りDを指定する表示結果指定コマンドを表示結果5指定コマンドともいい、確変大当りEを指定する表示結果指定コマンドを表示結果6指定コマンドともいい、確変大当りFを指定する表示結果指定コマンドを表示結果7指定コマンドともいい、突然確変大当りを指定する表示結果指定コマンドを表示結果8指定コマンドともいい、小当りを指定する表示結果指定コマンドを表示結果9指定コマンドともいう。
In the following, the display result specifying command for specifying an outage is also referred to as a
また、図15に示すように、大当り開始指定コマンドおよび大当り終了指定コマンドは、EXTデータに01(H)〜09(H)の値が設定され、EXTデータが01(H)である場合には通常大当りにもとづく大当り遊技の開始または終了を示し、EXTデータが02(H)である場合には確変大当りAにもとづく大当り遊技の開始または終了を示し、EXTデータが03(H)である場合には確変大当りBにもとづく大当り遊技の開始または終了を示し、EXTデータが04(H)である場合には確変大当りCにもとづく大当り遊技の開始または終了を示し、EXTデータが05(H)である場合には確変大当りDにもとづく大当り遊技の開始または終了を示し、EXTデータが06(H)である場合には確変大当りEにもとづく大当り遊技の開始または終了を示し、EXTデータが07(H)である場合には確変大当りFにもとづく大当り遊技の開始または終了を示し、EXTデータが08(H)である場合には突然確変大当りにもとづく大当り遊技の開始または終了を示し、EXTデータが09(H)である場合には小当り遊技の開始または終了を示す。 Further, as shown in FIG. 15, the jackpot start designation command and the jackpot end designation command have values of 01 (H) to 09 (H) set in the EXT data, and the EXT data is 01 (H). Usually indicates the start or end of the big hit game based on the big hit, when the EXT data is 02 (H), it indicates the start or end of the big hit game based on the probable big hit A, and when the EXT data is 03 (H) Indicates the start or end of the big hit game based on the probable big hit B. When the EXT data is 04 (H), it indicates the start or end of the big hit game based on the probable big hit C, and the EXT data is 05 (H). In this case, it indicates the start or end of the big hit game based on the probable big hit D. If the EXT data is 06 (H), the big hit based on the probable big hit E Indicates the start or end of the trick. When the EXT data is 07 (H), it indicates the start or end of the big hit game based on the probability variation big hit F. When the EXT data is 08 (H), the probability sudden big hit This indicates the start or end of the big hit game. If the EXT data is 09 (H), it indicates the start or end of the small hit game.
以下、通常大当りにもとづく大当り遊技の開始/終了を指定する大当り開始指定コマンド/大当り終了指定コマンドをそれぞれ大当り開始1指定コマンド/大当り終了1指定コマンドともいい、確変大当りAにもとづく大当り遊技の開始/終了を指定する大当り開始指定コマンド/大当り終了指定コマンドをそれぞれ大当り開始2指定コマンド/大当り終了2指定コマンドともいい、確変大当りBにもとづく大当り遊技の開始/終了を指定する大当り開始指定コマンド/大当り終了指定コマンドをそれぞれ大当り開始3指定コマンド/大当り終了3指定コマンドともいい、確変大当りCにもとづく大当り遊技の開始/終了を指定する大当り開始指定コマンド/大当り終了指定コマンドをそれぞれ大当り開始4指定コマンド/大当り終了4指定コマンドともいい、確変大当りDにもとづく大当り遊技の開始/終了を指定する大当り開始指定コマンド/大当り終了指定コマンドをそれぞれ大当り開始5指定コマンド/大当り終了5指定コマンドともいい、確変大当りEにもとづく大当り遊技の開始/終了を指定する大当り開始指定コマンド/大当り終了指定コマンドをそれぞれ大当り開始6指定コマンド/大当り終了6指定コマンドともいい、確変大当りFにもとづく大当り遊技の開始/終了を指定する大当り開始指定コマンド/大当り終了指定コマンドをそれぞれ大当り開始7指定コマンド/大当り終了7指定コマンドともいい、突然確変大当りにもとづく大当り遊技の開始/終了を指定する大当り開始指定コマンド/大当り終了指定コマンドをそれぞれ大当り開始8指定コマンド/大当り終了8指定コマンドともいい、小当り遊技の開始/終了を指定するコマンドをそれぞれ小当り開始指定コマンド/小当り終了指定コマンドともいう。
Hereinafter, the jackpot start designation command / special jackpot end designation command for designating the start / end of the jackpot game based on the normal jackpot will be referred to as the jackpot start 1 designation command / the
なお、この実施の形態では、突然確変大当りであることを示す大当り開始8指定コマンドおよび大当り終了8指定コマンドと、小当りであることを示す小当り開始指定コマンドおよび小当り終了指定コマンドとが別々のコマンドである場合を示したが、共通のコマンドとしてもよい。すなわち、突然確変大当りまたは小当りであることを示す小当り/突然確変大当り開始指定コマンドと小当り/突然確変大当り終了指定コマンドとを設けるように構成してもよい。
In this embodiment, the big hit start 8 designation command and the
図16は、主基板31に搭載される遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、CPU56)が実行する特別図柄プロセス処理(ステップS26)のプログラムの一例を示すフローチャートである。上述したように、特別図柄プロセス処理では第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび大入賞口を制御するための処理が実行される。特別図柄プロセス処理において、CPU56は、第1始動入賞口13に遊技球が入賞したことを検出するための第1始動口スイッチ13a、または第2始動入賞口14に遊技球が入賞したことを検出するための第2始動口スイッチ14aがオンしていたら、すなわち、第1始動入賞口13への始動入賞または第2始動入賞口14への始動入賞が発生していたら、始動口スイッチ通過処理を実行する(ステップS311,S312)。そして、ステップS300〜S310のうちのいずれかの処理を行う。第1始動口スイッチ13aまたは第2始動口スイッチ14aがオンしていなければ、内部状態に応じて、ステップS300〜S310のうちのいずれかの処理を行う。
FIG. 16 is a flowchart illustrating an example of a special symbol process (step S26) program executed by the game control microcomputer 560 (specifically, the CPU 56) mounted on the main board 31. As described above, in the special symbol process, a process for controlling the first special symbol display 8a or the second special symbol display 8b and the special winning opening is executed. In the special symbol process, the
ステップS300〜S310の処理は、以下のような処理である。 The processes in steps S300 to S310 are as follows.
特別図柄通常処理(ステップS300):特別図柄プロセスフラグの値が0であるときに実行される。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄の可変表示が開始できる状態になると、保留記憶数バッファに記憶される数値データの記憶数(合算保留記憶数)を確認する。保留記憶数バッファに記憶される数値データの記憶数は合算保留記憶数カウンタのカウント値により確認できる。また、合算保留記憶数カウンタのカウント値が0でなければ、第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示の表示結果を大当りとするか否かを決定する。大当りとする場合には大当りフラグをセットする。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS301に応じた値(この例では1)に更新する。なお、大当りフラグは、大当り遊技が終了するときにリセットされる。
Special symbol normal processing (step S300): Executed when the value of the special symbol process flag is zero. When the
変動パターン設定処理(ステップS301):特別図柄プロセスフラグの値が1であるときに実行される。また、変動パターンを決定し、その変動パターンにおける変動時間(可変表示時間:可変表示を開始してから表示結果を導出表示(停止表示)するまでの時間)を特別図柄の可変表示の変動時間とすることに決定する。また、特別図柄の変動時間を計測する変動時間タイマをスタートさせる。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS302に対応した値(この例では2)に更新する。 Fluctuation pattern setting process (step S301): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 1. Also, the variation pattern is determined, and the variation time in the variation pattern (variable display time: the time from the start of variable display until the display result is derived and displayed (stop display)) is defined as the variation display variation time of the special symbol. Decide to do. Also, a variable time timer for measuring the special symbol variable time is started. Then, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (2 in this example) corresponding to step S302.
表示結果指定コマンド送信処理(ステップS302):特別図柄プロセスフラグの値が2であるときに実行される。演出制御用マイクロコンピュータ100に、表示結果指定コマンドを送信する制御を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS303に対応した値(この例では3)に更新する。
Display result designation command transmission process (step S302): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 2. Control for transmitting a display result designation command to the
特別図柄変動中処理(ステップS303):特別図柄プロセスフラグの値が3であるときに実行される。変動パターン設定処理で選択された変動パターンの変動時間が経過(ステップS301でセットされる変動時間タイマがタイムアウトすなわち変動時間タイマの値が0になる)すると、演出制御用マイクロコンピュータ100に、図柄確定指定コマンドを送信する制御を行い、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS304に対応した値(この例では4)に更新する。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する図柄確定指定コマンドを受信すると演出表示装置9において第4図柄が停止されるように制御する。
Special symbol changing process (step S303): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 3. When the variation time of the variation pattern selected in the variation pattern setting process elapses (the variation time timer set in step S301 times out, that is, the variation time timer value becomes 0), the
特別図柄停止処理(ステップS304):特別図柄プロセスフラグの値が4であるときに実行される。大当りフラグがセットされている場合に、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に対応した値(この例では5)に更新する。また、小当りフラグがセットされている場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS308に対応した値(この例では8)に更新する。大当りフラグおよび小当りフラグのいずれもセットされていない場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に対応した値(この例では0)に更新する。なお、この実施の形態では、特別図柄プロセスフラグの値が4となったことにもとづいて、後述するように、特別図柄表示制御処理において特別図柄の停止図柄を停止表示するための特別図柄表示制御データが特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定され(図30参照)、ステップS22の表示制御処理において出力バッファの設定内容に応じて実際に特別図柄の停止図柄が停止表示される。 Special symbol stop process (step S304): executed when the value of the special symbol process flag is 4. When the big hit flag is set, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (5 in this example) corresponding to step S305. If the small hit flag is set, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (8 in this example) corresponding to step S308. If neither the big hit flag nor the small hit flag is set, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S300 (in this example, 0). In this embodiment, as will be described later, a special symbol display control for stopping and displaying a special symbol stop symbol in the special symbol display control process based on the fact that the value of the special symbol process flag is 4. The data is set in the output buffer for setting the special symbol display control data (see FIG. 30), and the special symbol stop symbol is actually stopped and displayed according to the setting contents of the output buffer in the display control processing in step S22.
大入賞口開放前処理(ステップS305):特別図柄プロセスフラグの値が5であるときに実行される。大入賞口開放前処理では、大入賞口を開放する制御を行う。具体的には、カウンタ(例えば、大入賞口に入った遊技球数をカウントするカウンタ)などを初期化するとともに、ソレノイド21を駆動して大入賞口を開放状態にする。また、タイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS306に対応した値(この例では6)に更新する。なお、大入賞口開放前処理は各ラウンド毎に実行されるが、第1ラウンドを開始する場合には、大入賞口開放前処理は大当り遊技を開始する処理でもある。
Preliminary winning opening opening process (step S305): This is executed when the value of the special symbol process flag is 5. In the pre-opening process for the big prize opening, control for opening the big prize opening is performed. Specifically, a counter (for example, a counter that counts the number of game balls that have entered the big prize opening) is initialized and the
大入賞口開放中処理(ステップS306):特別図柄プロセスフラグの値が6であるときに実行される。大当り遊技状態中のラウンド表示の演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御や大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。大入賞口の閉成条件が成立し、かつ、まだ残りラウンドがある場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に対応した値(この例では5)に更新する。また、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS307に対応した値(この例では7)に更新する。
Large winning opening opening process (step S306): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 6. A control for transmitting a presentation control command for round display during the big hit gaming state to the
大当り終了処理(ステップS307):特別図柄プロセスフラグの値が7であるときに実行される。大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御用マイクロコンピュータ100に行わせるための制御を行う。また、遊技状態を示すフラグ(例えば、確変フラグや時短フラグ)をセットする処理を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に対応した値(この例では0)に更新する。
Big hit end process (step S307): executed when the value of the special symbol process flag is 7. Control is performed to cause the
小当り開放前処理(ステップS308):特別図柄プロセスフラグの値が8であるときに実行される。小当り開放前処理では、大入賞口を開放する制御を行う。具体的には、カウンタ(例えば、大入賞口に入った遊技球数をカウントするカウンタ)などを初期化するとともに、ソレノイド21を駆動して大入賞口を開放状態にする。また、タイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS309に対応した値(この例では9)に更新する。なお、小当り開放前処理は小当り遊技中の大入賞口の開放毎に実行されるが、小当り遊技中の最初の開放を開始する場合には、小当り開放前処理は小当り遊技を開始する処理でもある。
Small hit release pre-processing (step S308): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 8. In the pre-opening process for small hits, control is performed to open the big prize opening. Specifically, a counter (for example, a counter that counts the number of game balls that have entered the big prize opening) is initialized and the
小当り開放中処理(ステップS309):特別図柄プロセスフラグの値が9であるときに実行される。大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。大入賞口の閉成条件が成立し、かつ、まだ大入賞口の開放回数が残っている場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS308に対応した値(この例では8)に更新する。また、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS310に対応した値(この例では10(10進数))に更新する。 Small hit release processing (step S309): executed when the value of the special symbol process flag is 9. Processing to confirm the establishment of the closing condition of the big prize opening is performed. When the closing condition of the big prize opening is satisfied and the number of opening of the big prize opening still remains, the internal state (special symbol process flag) is set to a value (8 in this example) corresponding to step S308. Update. When all rounds are completed, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S310 (in this example, 10 (decimal number)).
小当り終了処理(ステップS310):特別図柄プロセスフラグの値が10であるときに実行される。小当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御用マイクロコンピュータ100に行わせるための制御を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に対応した値(この例では0)に更新する。
Small hit end process (step S310): executed when the value of the special symbol process flag is 10. Control is performed to cause the
図17は、ステップS312の始動口スイッチ通過処理を示すフローチャートである。始動口スイッチ通過処理において、CPU56は、まず、第1始動口スイッチ13aがオン状態であるか否かを確認する(ステップS211)。第1始動口スイッチ13aがオン状態でなければ、ステップS217に移行する。第1始動口スイッチ13aがオン状態であれば、CPU56は、第1保留記憶数が上限値に達しているか否か(具体的には、第1保留記憶数をカウントするための第1保留記憶数カウンタの値が4でるか否か)を確認する(ステップS212)。第1保留記憶数が上限値に達していれば、ステップS217に移行する。
FIG. 17 is a flowchart showing the start port switch passing process in step S312. In the start port switch passing process, the
第1保留記憶数が上限値に達していなければ、CPU56は、第1保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS213)とともに、合算保留記憶数をカウントするための合算保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS214)。次いで、CPU56は、乱数回路503やソフトウェア乱数を生成するためのカウンタから値を抽出し、それらを、第1保留記憶バッファ(図18参照)における保存領域に格納する処理を実行する(ステップS215)。なお、ステップS215の処理では、ハードウェア乱数であるランダムR(大当り判定用乱数)や、ソフトウェア乱数である大当り種別判定用乱数(ランダム1)、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)および変動パターン判定用乱数(ランダム3)が抽出され、保存領域に格納される。なお、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)や変動パターン判定用乱数(ランダム3)を始動口スイッチ通過処理(始動入賞時)において抽出して保存領域にあらかじめ格納しておくのではなく、第1特別図柄の変動開始時に抽出するようにしてもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、後述する変動パターン設定処理において、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)を生成するための変動パターン種別判定用乱数カウンタから値を直接抽出したり、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を生成するための変動パターン判定用乱数カウンタから値を直接抽出したりするようにしてもよい。
If the first reserved memory number has not reached the upper limit value, the
図18は、保留記憶に対応する乱数等を保存する領域(保留バッファ)の構成例を示す説明図である。図18に示すように、第1保留記憶バッファには、第1保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されている。また、第2保留記憶バッファには、第2保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されている。この実施の形態では、第1保留記憶バッファおよび第2保留記憶バッファには、ハードウェア乱数であるランダムR(大当り判定用乱数)や、ソフトウェア乱数である大当り種別判定用乱数(ランダム1)、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)および変動パターン判定用乱数(ランダム3)が記憶される。なお、第1保留記憶バッファおよび第2保留記憶バッファは、RAM55に形成されている。
FIG. 18 is an explanatory diagram showing a configuration example of an area (hold buffer) for storing random numbers and the like corresponding to the hold memory. As shown in FIG. 18, a storage area corresponding to the upper limit value (4 in this example) of the first reserved storage number is secured in the first reserved storage buffer. In addition, a storage area corresponding to the upper limit value of the second reserved storage number (4 in this example) is secured in the second reserved storage buffer. In this embodiment, the first reserved storage buffer and the second reserved storage buffer include a random R (big hit determination random number) that is a hardware random number, a big hit type determination random number (random 1) that is a software random number, a variation A random number for pattern type determination (random 2) and a random number for variation pattern determination (random 3) are stored. The first reserved storage buffer and the second reserved storage buffer are formed in the
そして、CPU56は、第1保留記憶数加算指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS216)。
Then, the
次いで、CPU56は、第2始動口スイッチ14aがオン状態であるか否かを確認する(ステップS217)。第2始動口スイッチ14aがオン状態でなければ、そのまま処理を終了する。第2始動口スイッチ14aがオン状態であれば、CPU56は、第2保留記憶数が上限値に達しているか否か(具体的には、第2保留記憶数をカウントするための第2保留記憶数カウンタの値が4でるか否か)を確認する(ステップS218)。第2保留記憶数が上限値に達していれば、そのまま処理を終了する。
Next, the
第2保留記憶数が上限値に達していなければ、CPU56は、第2保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS219)とともに、合算保留記憶数をカウントするための合算保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS220)。次いで、CPU56は、乱数回路503やソフトウェア乱数を生成するためのカウンタから値を抽出し、それらを、第2保留記憶バッファ(図18参照)における保存領域に格納する処理を実行する(ステップS221)。なお、ステップS221の処理では、ハードウェア乱数であるランダムR(大当り判定用乱数)や、ソフトウェア乱数である大当り種別判定用乱数(ランダム1)、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)および変動パターン判定用乱数(ランダム3)が抽出され、保存領域に格納される。なお、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を始動口スイッチ通過処理(始動入賞時)において抽出して保存領域にあらかじめ格納しておくのではなく、第2特別図柄の変動開始時に抽出するようにしてもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、後述する変動パターン設定処理において、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を生成するための変動パターン判定用乱数カウンタから値を直接抽出するようにしてもよい。
If the second reserved memory number has not reached the upper limit value, the
そして、CPU56は、第2保留記憶数加算指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS222)。
Then, the
図19および図20は、特別図柄プロセス処理における特別図柄通常処理(ステップS300)を示すフローチャートである。特別図柄通常処理において、CPU56は、合算保留記憶数の値を確認する(ステップS51)。具体的には、合算保留記憶数カウンタのカウント値を確認する。合算保留記憶数が0であれば、まだ客待ちデモ指定コマンドを送信していなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して客待ちデモ指定コマンドを送信する制御を行い(ステップS51A)、処理を終了する。なお、例えば、CPU56は、ステップS51Aで客待ちデモ指定コマンドを送信すると、客待ちデモ指定コマンドを送信したことを示す客待ちデモ指定コマンド送信済フラグをセットする。そして、客待ちデモ指定コマンドを送信した後に次回のタイマ割込以降の特別図柄通常処理を実行する場合には、客待ちデモ指定コマンド送信済フラグがセットされていることにもとづいて重ねて客待ちデモ指定コマンドを送信しないように制御すればよい。また、この場合、客待ちデモ指定コマンド送信済フラグは、次回の特別図柄の変動表示が開始されるときにリセットされるようにすればよい。
19 and 20 are flowcharts showing the special symbol normal process (step S300) in the special symbol process. In the special symbol normal process, the
合算保留記憶数が0でなければ、CPU56は、第2保留記憶数が0であるか否かを確認する(ステップS52)。具体的には、第2保留記憶数カウンタの値が0であるか否かを確認する。第2保留記憶数が0でなければ、CPU56は、特別図柄ポインタ(第1特別図柄について特別図柄プロセス処理を行っているのか第2特別図柄について特別図柄プロセス処理を行っているのかを示すフラグ)に「第2」を示すデータを設定する(ステップS53)。第2保留記憶数が0であれば(すなわち、第1保留記憶数のみが溜まっている場合)には、CPU56は、特別図柄ポインタに「第1」を示すデータを設定する(ステップS54)。
If the total reserved memory number is not 0, the
この実施の形態では、ステップS52〜S54の処理が実行されることによって、第1特別図柄の変動表示に対して、第2特別図柄の変動表示が優先して実行される。言い換えれば、第2特別図柄の変動表示を開始させるための第2の開始条件が第1特別図柄の変動表示を開始させるための第1の開始条件に優先して成立するように制御される。 In this embodiment, by executing the processing of steps S52 to S54, the variation display of the second special symbol is executed with priority over the variation display of the first special symbol. In other words, control is performed so that the second start condition for starting the variable display of the second special symbol is established in preference to the first start condition for starting the variable display of the first special symbol.
次いで、CPU56は、RAM55において、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する(ステップS55)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1保留記憶数バッファにおける第1保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、第2保留記憶数バッファにおける第2保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する。
Next, the
そして、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、各保存領域の内容をシフトする(ステップS56)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、第1保留記憶数バッファにおける各保存領域の内容をシフトする。また、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合に、第2保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、第2保留記憶数バッファにおける各保存領域の内容をシフトする。
Then, the
すなわち、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合に、RAM55の第1保留記憶数バッファにおいて第1保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、第1保留記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。また、特別図柄ポインタが「第2」を示す場合に、RAM55の第2保留記憶数バッファにおいて第2保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、第2保留記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。
That is, when the special symbol pointer indicates “first”, the
よって、各第1保留記憶数(または、各第2保留記憶数)に対応するそれぞれの保存領域に格納されている各乱数値が抽出された順番は、常に、第1保留記憶数(または、第2保留記憶数)=1,2,3,4の順番と一致するようになっている。 Therefore, the order in which each random value stored in each storage area corresponding to each first reserved memory number (or each second reserved memory number) is extracted is always the first reserved memory number (or (Second reserved storage number) = 1, 2, 3, 4 in order.
そして、CPU56は、合算保留記憶数の値を1減らす。すなわち、合算保留記憶数カウンタのカウント値を1減算する(ステップS58)。なお、CPU56は、カウント値が1減算される前の合算保留記憶数カウンタの値をRAM55の所定の領域に保存する。
Then, the
また、CPU56は、現在の遊技状態に応じて背景指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS60)。この場合、CPU56は、確変状態であることを示す確変フラグがセットされている場合には、確変状態背景指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、確変フラグがセットされておらず、時短状態であることを示す時短フラグがセットされている場合には、時短状態背景指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、確変フラグおよび時短フラグのいずれもセットされていなければ、通常状態背景指定コマンドを送信する制御を行う。
Moreover, CPU56 performs control which transmits a background designation | designated command to the
なお、この実施の形態では、変動ごとに背景指定コマンドを毎回送信する場合を示しているが、例えば、変動開始時に前回の変動時から遊技状態が変化したか否かを判定するようにし、遊技状態が変化した場合にのみ変化後の遊技状態に応じた背景指定コマンドを送信するようにしてもよい。そのように構成すれば、背景指定コマンドの送信回数を低減することができ、遊技制御用マイクロコンピュータ560の処理負担を軽減することができる。
In this embodiment, the background designation command is transmitted every time for each variation. For example, it is determined at the start of the variation whether or not the gaming state has changed since the previous variation. Only when the state changes, the background designation command corresponding to the changed gaming state may be transmitted. With such a configuration, the number of transmissions of the background designation command can be reduced, and the processing burden on the
なお、具体的には、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に演出制御コマンドを送信する際に、演出制御コマンドに応じたコマンド送信テーブル(あらかじめROMにコマンド毎に設定されている)のアドレスをポインタにセットする。そして、演出制御コマンドに応じたコマンド送信テーブルのアドレスをポインタにセットして、演出図柄コマンド制御処理(ステップS30)において演出制御コマンドを送信する。なお、この実施の形態では、特別図柄の変動を開始するときに、タイマ割込ごとに、背景指定コマンド、変動パターンコマンド、表示結果指定コマンド、保留記憶数減算指定コマンドの順に演出制御用マイクロコンピュータ100に送信されることになる。具体的には、特別図柄の変動を開始するときに、まず、背景指定コマンドが送信され、4ms経過後に変動パターンコマンドが送信され、さらに4ms経過後に表示結果指定コマンドが送信され、さらに4ms経過後に保留記憶数減算指定コマンドが送信される。なお、特別図柄の変動を開始するときにはさらに図柄変動指定コマンド(第1図柄変動指定コマンド、第2図柄変動指定コマンド)も送信されるが、図柄変動指定コマンドは、変動パターンコマンドと同じタイマ割込において演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信される。
Specifically, when the
特別図柄通常処理では、最初に、第1始動入賞口13を対象として処理を実行することを示す「第1」を示すデータすなわち第1特別図柄を対象として処理を実行することを示す「第1」を示すデータ、または第2始動入賞口14を対象として処理を実行することを示す「第2」を示すデータすなわち第2特別図柄を対象として処理を実行することを示す「第2」を示すデータが、特別図柄ポインタに設定される。そして、特別図柄プロセス処理における以降の処理では、特別図柄ポインタに設定されているデータに応じた処理が実行される。よって、ステップS300〜S310の処理を、第1特別図柄を対象とする場合と第2特別図柄を対象とする場合とで共通化することができる。
In the special symbol normal process, first, data indicating “first” indicating that the process is executed for the first
次いで、CPU56は、乱数バッファ領域からランダムR(大当り判定用乱数)を読み出し、大当り判定モジュールを実行する。なお、この場合、CPU56は、始動口スイッチ通過処理のステップS215,S221で抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納した大当り判定用乱数を読み出し、大当り判定を行う。大当り判定モジュールは、あらかじめ決められている大当り判定値や小当り判定値(図7参照)と大当り判定用乱数とを比較し、それらが一致したら大当りや小当りとすることに決定する処理を実行するプログラムである。すなわち、大当り判定や小当り判定の処理を実行するプログラムである。
Next, the
大当り判定の処理では、遊技状態が確変状態(高確率状態)の場合は、遊技状態が非確変状態(通常遊技状態および時短状態)の場合よりも、大当りとなる確率が高くなるように構成されている。具体的には、あらかじめ大当り判定値の数が多く設定されている確変時大当り判定テーブル(ROM54における図7(A)の右側の数値が設定されているテーブル)と、大当り判定値の数が確変大当り判定テーブルよりも少なく設定されている通常時大当り判定テーブル(ROM54における図7(A)の左側の数値が設定されているテーブル)とが設けられている。そして、CPU56は、遊技状態が確変状態であるか否かを確認し、遊技状態が確変状態であるときは、確変時大当り判定テーブルを使用して大当りの判定の処理を行い、遊技状態が通常遊技状態や時短状態であるときは、通常時大当り判定テーブルを使用して大当りの判定の処理を行う。すなわち、CPU56は、大当り判定用乱数(ランダムR)の値が図7(A)に示すいずれかの大当り判定値に一致すると、特別図柄に関して大当りとすることに決定する。大当りとすることに決定した場合には(ステップS61)、ステップS71に移行する。なお、大当りとするか否か決定するということは、大当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、特別図柄表示器における停止図柄を大当り図柄とするか否か決定するということでもある。
The jackpot determination process is configured such that when the gaming state is a probable change state (high probability state), the probability of a big hit is higher than when the gaming state is a non-probability change state (normal game state and short-time state). ing. Specifically, the jackpot determination table at the time of probability change in which a large number of jackpot determination values are set in advance (the table in which the numerical value on the right side of FIG. 7A in the ROM 54 is set) and the number of jackpot determination values are variable. There is provided a normal big hit determination table (a table in which the numerical values on the left side of FIG. 7A in the ROM 54 are set) set to be smaller than the big hit determination table. Then, the
なお、現在の遊技状態が確変状態であるか否かの確認は、確変フラグがセットされているか否かにより行われる。確変フラグは、遊技状態を確変状態に移行するときにセットされ、確変状態を終了するときにリセットされる。具体的には、確変大当りまたは突然確変大当りとすることに決定され、大当り遊技を終了する処理においてセットされ、大当りと決定されたときに特別図柄の変動表示を終了して停止図柄を停止表示するタイミングでリセットされる。 Note that whether or not the current gaming state is the probability variation state is determined by whether or not the probability variation flag is set. The probability variation flag is set when the gaming state is shifted to the probability variation state, and is reset when the probability variation state is terminated. Specifically, it is determined to be a probable big hit or suddenly probable big hit, and is set in the process of ending the big hit game, and when the big hit is determined, the special symbol variation display is terminated and the stop symbol is stopped and displayed. Reset at timing.
大当り判定用乱数(ランダムR)の値がいずれの大当り判定値にも一致しなければ(ステップS61のN)、CPU56は、小当り判定テーブル(図7(B),(C)参照)を使用して小当りの判定の処理を行う。すなわち、CPU56は、大当り判定用乱数(ランダムR)の値が図7(B),(C)に示すいずれかの小当り判定値に一致すると、特別図柄に関して小当りとすることに決定する。この場合、CPU56は、特別図柄ポインタが示すデータを確認し、特別図柄ポインタが示すデータが「第1」である場合には、図7(B)に示す小当り判定テーブル(第1特別図柄用)を用いて小当りとするか否かを決定する。また、特別図柄ポインタが示すデータが「第2」である場合には、図7(C)に示す小当り判定テーブル(第2特別図柄用)を用いて小当りとするか否かを決定する。そして、小当りとすることに決定した場合には(ステップS62)、CPU56は、小当りであることを示す小当りフラグをセットし(ステップS63)、ステップS75に移行する。
If the value of the big hit determination random number (random R) does not match any of the big hit determination values (N in step S61), the
なお、ランダムRの値が大当り判定値および小当り判定値のいずれにも一致しない場合には(ステップS62のN)、すなわち、はずれである場合には、そのままステップS75に移行する。 If the random R value does not match either the big hit determination value or the small hit determination value (N in step S62), that is, if it is out of place, the process proceeds to step S75 as it is.
ステップS71では、CPU56は、大当りであることを示す大当りフラグをセットする。そして、大当り種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、特別図柄ポインタが示す方の大当り種別判定テーブルを選択する(ステップS72)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、図8(A)に示す第1特別図柄用の大当り種別判定テーブル131aを選択する。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、図8(B)に示す第2特別図柄用の大当り種別判定テーブル131bを選択する。
In step S71, the
次いで、CPU56は、選択した大当り種別判定テーブルを用いて、乱数バッファ領域に格納された大当り種別判定用の乱数(ランダム1)の値と一致する値に対応した種別(「通常大当り」、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「確変大当りD」、「確変大当りE」、「確変大当りF」、「突然確変大当り」)を大当りの種別に決定する(ステップS73)。なお、この場合、CPU56は、始動口スイッチ通過処理のステップS215,S221で抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納した大当り種別判定用乱数を読み出し、大当り種別の決定を行う。また、この場合に、図8(A),(B)に示すように、第1特別図柄の変動表示が実行される場合には、第2特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、突然確変大当りが選択される割合が高い。言い換えれば、第2特別図柄の変動表示が実行される場合には、第1特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、遊技価値の高い(1回あたりの大入賞口の開放時間が30秒と長く射幸性が高い)通常大当りや確変大当りが選択される割合が高い。
Next, the
また、CPU56は、決定した大当りの種別を示すデータをRAM55における大当り種別バッファに設定する(ステップS74)。例えば、大当り種別が「通常大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「01」が設定され、大当り種別が「確変大当りA」の場合には大当り種別を示すデータとして「02」が設定され、大当り種別が「確変大当りB」の場合には大当り種別を示すデータとして「03」が設定され、大当り種別が「確変大当りC」の場合には大当り種別を示すデータとして「04」が設定され、大当り種別が「確変大当りD」の場合には大当り種別を示すデータとして「05」が設定され、大当り種別が「確変大当りE」の場合には大当り種別を示すデータとして「06」が設定され、大当り種別が「確変大当りF」の場合には大当り種別を示すデータとして「07」が設定され、大当り種別が「突然確変大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「08」が設定される。
Further, the
次いで、CPU56は、特別図柄の停止図柄を決定する(ステップS75)。具体的には、大当りフラグおよび小当りフラグのいずれもセットされていない場合には、はずれ図柄となる「−」を特別図柄の停止図柄に決定する。大当りフラグがセットされている場合には、大当り種別の決定結果に応じて、大当り図柄となる「1」、「2」、「3」、「4」、「6」、「7」、「8」、「9」のいずれかを特別図柄の停止図柄に決定する。すなわち、「通常大当り」に決定した場合には「2」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当りA」に決定した場合には「7」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当りB」に決定した場合には「4」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当りC」に決定した場合には「6」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当りD」に決定した場合には「3」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当りE」に決定した場合には「8」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当りF」に決定した場合には「9」を特別図柄の停止図柄に決定し、大当り種別を「突然確変大当り」に決定した場合には「1」を特別図柄の停止図柄に決定する。また、小当りフラグがセットされている場合には、小当り図柄となる「5」を特別図柄の停止図柄に決定する。
Next, the
なお、この実施の形態では、まず大当り種別を決定し、決定した大当り種別に対応する特別図柄の停止図柄を決定する場合を示したが、大当り種別および特別図柄の停止図柄の決定方法は、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、あらかじめ特別図柄の停止図柄と大当り種別とを対応付けたテーブルを用意しておき、大当り種別決定用乱数にもとづいてまず特別図柄の停止図柄を決定すると、その決定結果にもとづいて対応する大当り種別も決定されるように構成してもよい。 In this embodiment, the case where the jackpot type is first determined, and the stop symbol of the special symbol corresponding to the determined jackpot type is shown. It is not limited to what is shown in the embodiment. For example, a table in which a special symbol stop symbol and a jackpot type are associated in advance is prepared, and when a special symbol stop symbol is first determined based on the random number for determining the big hit type, the corresponding jackpot is determined based on the determination result. You may comprise so that a classification may also be determined.
そして、特別図柄プロセスフラグの値を変動パターン設定処理(ステップS301)に対応した値に更新する(ステップS76)。 Then, the value of the special symbol process flag is updated to a value corresponding to the variation pattern setting process (step S301) (step S76).
図21は、特別図柄プロセス処理における変動パターン設定処理(ステップS301)を示すフローチャートである。変動パターン設定処理において、CPU56は、大当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS80)。大当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、大当り種別に応じて、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、大当り用変動パターン種別判定テーブルのいずれかを選択する(ステップS81)。そして、ステップS89に移行する。
FIG. 21 is a flowchart showing the variation pattern setting process (step S301) in the special symbol process. In the variation pattern setting process, the
大当りフラグがセットされていない場合には、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS82)。小当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、小当り用変動パターン種別判定テーブルを選択する(ステップS83)。そして、ステップS89に移行する。
When the big hit flag is not set, the
小当りフラグもセットされていない場合には、CPU56は、時短状態であることを示す時短フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS84)。なお、時短フラグは、遊技状態を時短状態に移行するとき(確変状態に移行するときを含む)にセットされ、時短状態を終了するときにリセットされる。具体的には、通常大当り、確変大当り、または突然確変大当りとすることに決定され、大当り遊技を終了する処理においてセットされ、時短回数を消化したタイミングや、大当りと決定されたときに特別図柄の変動表示を終了して停止図柄を停止表示するタイミングでリセットされる。時短フラグがセットされていれば(ステップS84のY)、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、確変/時短用のはずれ用変動パターン種別判定テーブルを選択する(ステップS85)。そして、ステップS89に移行する。
When the small hit flag is not set, the
時短フラグがセットされていなければ(ステップS84のN)、CPU56は、合算保留記憶数が3以上であるか否かを確認する(ステップS86)。合算保留記憶数が3未満であれば(ステップS86のN)、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、通常用のはずれ用変動パターン種別判定テーブルを選択する(ステップS87)。そして、ステップS89に移行する。
If the time flag is not set (N in step S84), the
合算保留記憶数が3以上である場合(ステップS86のY)には、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、短縮用のはずれ用変動パターン種別判定テーブルを選択する(ステップS88)。そして、ステップS89に移行する。
When the total pending storage number is 3 or more (Y in step S86), the
この実施の形態では、ステップS84〜S88の処理が実行されることによって、合算保留記憶数が3以上である場合には、短縮用のはずれ用変動パターン種別判定テーブルが選択される。また、遊技状態が時短状態である場合(確変状態である場合を含む)には、確変/時短用のはずれ用変動パターン種別判定テーブルが選択される。この場合、後述するステップS89の処理で変動パターン種別として短縮変動用の変動パターン種別が決定される場合があり、短縮変動用の変動パターン種別が決定された場合には、ステップS91の処理で変動パターンとして短縮変動の変動パターンが決定される。従って、この実施の形態では、遊技状態が時短状態である場合(確変状態である場合を含む)または合算保留記憶数が3以上である場合には、短縮変動の変動表示が行われる場合がある。 In this embodiment, by executing the processing of steps S84 to S88, when the total number of pending storages is 3 or more, the shortening variation pattern type determination table for shortening is selected. In addition, when the gaming state is the short-time state (including the case where the probability variation state is included), the deviation variation pattern type determination table for probability variation / time-shortening is selected. In this case, the variation pattern type for shortening variation may be determined as the variation pattern type in the process of step S89 described later, and when the variation pattern type for shortening variation is determined, the variation is performed in the process of step S91. A variation pattern of shortening variation is determined as a pattern. Therefore, in this embodiment, when the gaming state is the short-time state (including the case where the probability variation state is included) or when the total number of pending storages is 3 or more, the variation display of the shortening variation may be performed. .
なお、この実施の形態では、時短状態で用いる確変/時短用の変動パターン種別判定テーブルと、保留記憶数にもとづく短縮用の変動パターン種別判定テーブルとが異なるテーブルである場合を示したが、短縮変動用の変動パターン種別判定テーブルとして共通のテーブルを用いるようにしてもよい。 In this embodiment, the case where the variation pattern type determination table for probability variation / time reduction used in the time reduction state and the variation pattern type determination table for shortening based on the number of reserved storages are different tables is shown. A common table may be used as the variation pattern type determination table for variation.
なお、遊技状態が時短状態である場合であっても、合算保留記憶数がほぼ0である場合(例えば、0であるか、0または1である場合)には、短縮変動の変動表示を行わないようにしてもよい。この場合、例えば、CPU56は、ステップS84でYと判定したときに、合算保留記憶数がほぼ0であるか否かを確認し、合算保留記憶数がほぼ0であれば、通常用のはずれ用変動パターン種別判定テーブルを選択するようにしてもよい。
Even if the gaming state is a short-time state, if the total number of pending storage is almost 0 (for example, 0, 0, or 1), a variation display of the shortening variation is performed. It may not be possible. In this case, for example, when the
次いで、CPU56は、乱数バッファ領域(第1保留記憶バッファまたは第2保留記憶バッファ)からランダム2(変動パターン種別判定用乱数)を読み出し、ステップS81,S83,S85,S87またはS88の処理で選択したテーブルを参照することによって、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定する(ステップS89)。なお、始動入賞のタイミングでランダム2(変動パターン種別判定用乱数)を抽出しないように構成する場合には、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)を生成するための変動パターン種別判定用乱数カウンタから値を直接抽出し、抽出した乱数値にもとづいて変動パターン種別を決定するようにしてもよい。
Next, the
次いで、CPU56は、ステップS89の変動パターン種別の決定結果にもとづいて、変動パターンを複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、当り変動パターン判定テーブル、はずれ変動パターン判定テーブルのうちのいずれかを選択する(ステップS90)。また、乱数バッファ領域(第1保留記憶バッファまたは第2保留記憶バッファ)からランダム3(変動パターン判定用乱数)を読み出し、ステップS90の処理で選択した変動パターン判定テーブルを参照することによって、変動パターンを複数種類のうちのいずれかに決定する(ステップS91)。なお、始動入賞のタイミングでランダム3(変動パターン判定用乱数)を抽出しないように構成する場合には、CPU56は、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を生成するための変動パターン判定用乱数カウンタから値を直接抽出し、抽出した乱数値にもとづいて変動パターンを決定するようにしてもよい。
Next, the
次いで、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の図柄変動指定コマンドを、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS92)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1図柄変動指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、第2図柄変動指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、決定した変動パターンに対応する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)を、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS93)。
Next, the
次に、CPU56は、RAM55に形成されている変動時間タイマに、選択された変動パターンに対応した変動時間に応じた値を設定する(ステップS94)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を表示結果指定コマンド送信処理(ステップS302)に対応した値に更新する(ステップS95)。
Next, the
なお、はずれと決定されている場合において、いきなり変動パターン種別を決定するのではなく、まず、リーチ判定用乱数を用いた抽選処理によってリーチとするか否かを決定するようにしてもよい。そして、リーチとするか否かの判定結果にもとづいて、ステップS84〜S88,S89の処理を実行し、変動パターン種別を決定するようにしてもよい。この場合、あらかじめ非リーチ用の変動パターン種別判定テーブルと、リーチ用の変動パターン種別判定テーブルとを用意しておき、リーチ判定結果にもとづいて、いずれかの変動パターン種別判定テーブルを選択して、変動パターン種別を決定するようにしてもよい。 In the case where it is determined to be out of place, instead of suddenly determining the variation pattern type, first, it may be determined whether or not to reach by a lottery process using a random number for reach determination. Then, based on the determination result as to whether or not to reach, the processing of steps S84 to S88, S89 may be executed to determine the variation pattern type. In this case, a variation pattern type determination table for non-reach and a variation pattern type determination table for reach are prepared in advance, and one of the variation pattern type determination tables is selected based on the reach determination result. The variation pattern type may be determined.
また、リーチ判定用乱数を用いた抽選処理によってリーチとするか否かを決定する場合にも、合算保留記憶数(第1保留記憶数や第2保留記憶数でもよい)に応じて、リーチの選択割合が異なるリーチ判定テーブルを選択して、保留記憶数が多くなるに従ってリーチ確率が低くなるようにリーチとするか否かを決定するようにしてもよい。 In addition, when determining whether or not to reach by a lottery process using a reach determination random number, depending on the total reserved memory number (which may be the first reserved memory number or the second reserved memory number), Reach determination tables having different selection ratios may be selected, and it may be determined whether or not to reach so that the reach probability decreases as the number of reserved memories increases.
図22は、表示結果指定コマンド送信処理(ステップS302)を示すフローチャートである。表示結果指定コマンド送信処理において、CPU56は、決定されている大当りの種類、小当り、はずれに応じて、表示結果0指定〜表示結果9指定のいずれかの演出制御コマンド(図15参照)を送信する制御を行う。具体的には、CPU56は、まず、大当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS101)。セットされていない場合には、ステップS107に移行する。
FIG. 22 is a flowchart showing the display result designation command transmission process (step S302). In the display result designation command transmission process, the
大当りフラグがセットされている場合、大当りの種別が確変大当りA〜Fであるときには、確変大当りA〜Fのいずれであるかに応じて、表示結果2指定コマンド〜表示結果7指定コマンドのいずれかを送信する制御を行う(ステップS102,S103)。なお、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で大当り種別バッファに設定されたデータを確認し、大当り種別バッファに「02」が設定されていれば確変大当りAを指定する表示結果2指定コマンドを送信し、大当り種別バッファに「03」が設定されていれば確変大当りBを指定する表示結果3指定コマンドを送信し、大当り種別バッファに「04」が設定されていれば確変大当りCを指定する表示結果4指定コマンドを送信し、大当り種別バッファに「05」が設定されていれば確変大当りDを指定する表示結果5指定コマンドを送信し、大当り種別バッファに「06」が設定されていれば確変大当りEを指定する表示結果6指定コマンドを送信し、大当り種別バッファに「07」が設定されていれば確変大当りFを指定する表示結果7指定コマンドを送信する。
When the big hit flag is set, when the big hit type is the probable big hit A to F, one of the
また、CPU56は、大当りの種別が突然確変大当りであるときには、表示結果8指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS104,S105)。なお、突然確変大当りであるか否かは、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で大当り種別バッファに設定されたデータが「08」であるか否かを確認することによって判定できる。
In addition, when the big hit type is suddenly probable big hit, the
そして、確変大当りA〜Fおよび突然確変大当りのいずれでもないときには(すなわち、通常大当りであるときには)、CPU56は、表示結果1指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS106)。
When neither the probability variation big hit A to F nor the sudden probability variation big hit is obtained (that is, when it is a normal big hit), the
一方、CPU56は、大当りフラグがセットされていないときには(ステップS101のN)、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS107)。小当りフラグがセットされていれば、CPU56は、表示結果9指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS108)。小当りフラグもセットされていないときは(ステップS107のN)、すなわち、はずれである場合には、CPU56は、表示結果0指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS109)。
On the other hand, when the big hit flag is not set (N in step S101), the
そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄変動中処理(ステップS303)に対応した値に更新する(ステップS110)。
Then, the
図23は、特別図柄プロセス処理における特別図柄変動中処理(ステップS303)を示すフローチャートである。特別図柄変動中処理において、CPU56は、まず、保留記憶数減算指定コマンドを既に送信済みであるか否かを確認する(ステップS121)。なお、保留記憶数減算指定コマンドを既に送信済みであるか否かは、例えば、後述するステップS122で保留記憶数減算指定コマンドを送信する際に保留記憶数減算指定コマンドを送信したことを示す保留記憶数減算指定コマンド送信済フラグをセットするようにし、ステップS121では、その保留記憶数減算指定コマンド送信済フラグがセットされているか否かを確認するようにすればよい。また、この場合、セットした保留記憶数減算指定コマンド送信済フラグは、特別図柄の変動表示を終了する際や大当りを終了する際に後述する特別図柄停止処理や大当り終了処理でリセットするようにすればよい。
FIG. 23 is a flowchart showing the special symbol changing process (step S303) in the special symbol process. In the special symbol changing process, the
次いで、保留記憶数減算指定コマンドを送信済みでなければ、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数減算指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS122)。この場合、特別図柄ポインタに「第1」を示す値が設定されている場合には、CPU56は、第1保留記憶数減算指定コマンドを送信する制御を行う。また、特別図柄ポインタに「第2」を示す値が設定されている場合には、CPU56は、第2保留記憶数減算指定コマンドを送信する制御を行う。
Next, if the reserved memory number subtraction designation command has not been transmitted, the
次いで、CPU56は、変動時間タイマを1減算し(ステップS125)、変動時間タイマがタイムアウトしたら(ステップS126)、演出制御用マイクロコンピュータ100に図柄確定指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS127)。そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄停止処理(ステップS304)に対応した値に更新する(ステップS128)。変動時間タイマがタイムアウトしていない場合には、そのまま処理を終了する。
Next, the
図24は、特別図柄プロセス処理における特別図柄停止処理(ステップS304)を示すフローチャートである。特別図柄停止処理において、CPU56は、ステップS36の特別図柄表示制御処理で参照される終了フラグをセットして特別図柄の変動を終了させ、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに停止図柄を導出表示する制御を行う(ステップS131)。なお、特別図柄ポインタに「第1」を示すデータが設定されている場合には第1特別図柄表示器8aでの第1特別図柄の変動を終了させ、特別図柄ポインタに「第2」を示すデータが設定されている場合には第2特別図柄表示器8bでの第2特別図柄の変動を終了させる。また、演出制御用マイクロコンピュータ100に図柄確定指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS132)。
FIG. 24 is a flowchart showing the special symbol stop process (step S304) in the special symbol process. In the special symbol stop process, the
そして、大当りフラグがセットされていない場合には、ステップS141に移行する(ステップS133)。 If the big hit flag is not set, the process proceeds to step S141 (step S133).
大当りフラグがセットされている場合(ステップS133でY)には、CPU56は、セットされていれば、確変状態であることを示す確変フラグ、および時短状態であることを示す時短フラグをリセットする(ステップS134)。なお、セットされていれば、時短回数カウンタもリセットする。
When the big hit flag is set (Y in step S133), the
次いで、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に大当り種別に応じた大当り開始指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS135)。具体的には、大当りの種別が通常大当りである場合には大当り開始1指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が確変大当りAである場合には大当り開始2指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が確変大当りBである場合には大当り開始3指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が確変大当りCである場合には大当り開始4指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が確変大当りDである場合には大当り開始5指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が確変大当りEである場合には大当り開始6指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が確変大当りFである場合には大当り開始7指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が突然確変大当りである場合には大当り開始8指定コマンドを送信する。なお、大当りの種別が通常大当り、確変大当りA〜Fまたは突然確変大当りのいずれであるかは、RAM55に記憶されている大当り種別を示すデータ(大当り種別バッファに記憶されているデータ)にもとづいて判定される。
Next, the
また、CPU56は、ステップS136に進んで、図26に示すファンファーレ演出時間決定処理を実施することにより、ファンファーレ演出時間(大入賞口開放前時間)を決定する。
Further, the
そして、ファンファーレ演出時間決定処理にて決定したファンファーレ演出時間(大入賞口開放前時間)に相当する値を大入賞口開放前タイマに設定する(ステップS137)。なお、大入賞口開放前タイマは、大当り遊技や小当り遊技において特別図柄を導出表示してから大入賞口を開放するまでの時間、つまり、大当りが発生したことを、演出表示装置9において報知する時間を計測するためのタイマである。具体的には、大当り遊技の開始時には、ステップS137において、変動表示を停止してから第1ラウンドが開始されるまでに要する時間(演出制御用マイクロコンピュータ100側で変動表示を停止し大当り図柄を停止表示してから第1ラウンドが開始されるまでのファンファーレ演出A〜Cを行う時間)が大入賞口開放前タイマに設定される。また、第1ラウンド以降については、後述する大当り開放中処理において、各ラウンド間のインターバル時間(演出制御用マイクロコンピュータ100側でラウンド間のインターバル演出を行う時間)が大入賞口開放前タイマに設定される。
Then, a value corresponding to the fanfare production time (time before opening the big prize opening) determined in the fanfare production time determining process is set in the timer before opening the big prize opening (step S137). Note that the pre-winner opening timer informs the
また、CPU56は、大当り遊技中のラウンド数をカウントするためのラウンド数カウンタに1をセットする(ステップS138)。
Further, the
そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を大入賞口開放前処理(ステップS305)に対応した値に更新する(ステップS139)。
Then, the
また、ステップS133で大当りフラグがセットされていなければ、CPU56は、時短状態における特別図柄の変動回数をカウントするための時短回数カウンタの値が0となっているか否かを確認する(ステップS141)。時短回数カウンタの値が0でなければ(この場合、通常大当りとなったことにもとづいて時短状態に制御されるとともに時短回数カウンタがセットされている場合である)、CPU56は、時短回数カウンタの値を−1する(ステップS142)。そして、CPU56は、減算後の時短回数カウンタの値が0になった場合には(ステップS143)、時短フラグをリセットする(ステップS144)。
On the other hand, if the big hit flag is not set in step S133, the
次いで、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS145)。小当りフラグがセットされていれば、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に小当り開始指定コマンドを送信する(ステップS146)。また、大入賞口開放前タイマに小当り表示時間(小当りが発生したことを、例えば、演出表示装置9において報知する時間であって、突然確変大当りに対応するファンファーレ演出時間(大入賞口開放前時間)と同じ1秒)に相当する値を設定する(ステップS147)。つまり、小当りとなる場合には、ステップS147において、変動表示を停止してから小当り遊技が開始されるまでに要する時間が大入賞口開放前タイマに設定される。また、小当り遊技中においては、ステップS309の小当り開放中処理において、大入賞口の各開放間のインターバル時間が大入賞口開放前タイマに設定される。
Next, the
なお、この実施の形態では、既に説明したように、突然確変大当りと小当りの場合とでは、見た目上、全く同様の態様で大入賞口の高速開放制御が行われ(図11(2)参照)、突然確変大当りであるのか小当りであるのかを認識しにくくしている。 In this embodiment, as already described, in the case of suddenly probable big hits and small hits, the high-speed opening control of the big prize opening is performed in exactly the same manner (see FIG. 11 (2)). ), Suddenly making it difficult to recognize whether it is a big hit or a small hit.
また、CPU56は、開放回数カウンタに開放回数をセットする(ステップS148)。なお、この実施の形態では、ステップS148において、開放回数カウンタに16回がセットされる。なお、大当り種別に応じてラウンド数が異なるように構成する場合、例えば、突然確変大当りを2ラウンド大当りとして構成する場合には、ステップS148でも開放回数カウンタに2回をセットするようにしてもよい。そして、特別図柄プロセスフラグの値を小当り開始前処理(ステップS308)に対応した値に更新する(ステップS149)。
Further, the
小当りフラグもセットされていなければ(ステップS145のN)、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄通常処理(ステップS300)に対応した値に更新する(ステップS150)。
If the small hit flag is not set (N in step S145), the
ここで、ステップS136のファンファーレ演出時間決定処理にて使用されるファンファーレ演出時間決定用テーブルについて、図25を用いて説明する。この実施の形態においては、図25(a)に示すファンファーレ演出時間決定用テーブルA(第1特図用)と、図25(b)に示すファンファーレ演出時間決定用テーブルB(第2特図用)とが、演出制御用マイクロコンピュータ100が有するROM(図示せず)に格納されている。
Here, the fanfare effect time determination table used in the fanfare effect time determination process in step S136 will be described with reference to FIG. In this embodiment, the fanfare effect time determination table A (for the first special figure) shown in FIG. 25 (a) and the fanfare effect time determination table B (for the second special figure) shown in FIG. 25 (b). Is stored in a ROM (not shown) of the
ファンファーレ演出時間決定用テーブルA、Bには、いずれも、異なるファンファーレ演出時間「60秒」、「10秒」、「1秒」のそれぞれに対して、大当りの種別である「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」の各種別毎に、ファンファーレ演出時間決定用乱数であるMR6の判定値が、図25(a)、(b)に示す値となるように割り当てられている。 In the fanfare performance time determination tables A and B, the types of the big hits “normal jackpot”, “for each of the different fanfare performance times“ 60 seconds ”,“ 10 seconds ”, and“ 1 second ”are displayed. For each type of “probability big hit” and “sudden probability big hit”, the determination value of MR6 which is a random number for determining the fanfare effect time is assigned so as to be the values shown in FIGS. 25 (a) and 25 (b).
具体的には、大当り図柄が表示されたのが第1特別図柄表示器8aである場合に使用されるファンファーレ演出時間決定用テーブルA(第1特図用)においては、図25(a)に示すように、「通常大当り」に対応する全ての判定値が「10秒」に割り当てられ、「確変大当り」に対応する全ての判定値が「60秒」に割り当てられ、「突然確変大当り」に対応する全ての判定値が「1秒」に割り当てられており、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が表示されて「通常大当り」となるときには、ファンファーレ演出時間として必ず「10秒」が決定され、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が表示されて「確変大当り」となるときには、ファンファーレ演出時間として必ず「60秒」が決定され、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が表示されて「突然確変大当り」となるときには、ファンファーレ演出時間として必ず「1秒」が決定されるように設定されている。 Specifically, in the fanfare effect time determination table A (for the first special figure) used when the jackpot symbol is displayed on the first special symbol indicator 8a, FIG. As shown, all judgment values corresponding to “normal big hit” are assigned to “10 seconds”, all judgment values corresponding to “probability big hit” are assigned to “60 seconds”, and “sudden probability big hit” is set. All corresponding judgment values are assigned to “1 second”, and when the big hit symbol is displayed on the first special symbol display 8a and becomes “normal big hit”, “10 seconds” is always determined as the fanfare effect time. When the jackpot symbol is displayed on the first special symbol indicator 8a and becomes “probable big hit”, “60 seconds” is always determined as the fanfare effect time, and the first special symbol indicator 8a is determined. And Oite jackpot symbols are displayed when a "sudden probability variation big hit" is set so as to be sure to "1 second" as the fanfare production time is determined.
つまり、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が表示されて大当り遊技状態となるときには、大当りの種別に応じて異なるファンファーレ演出時間が決定されるようになっている。 That is, when the big hit symbol is displayed on the first special symbol display 8a and the big hit gaming state is set, a different fanfare effect time is determined according to the type of the big hit.
同様に、大当り図柄が表示されたのが第2特別図柄表示器8bである場合に使用されるファンファーレ演出時間決定用テーブルB(第2特図用)においては、図25(b)に示すように、「通常大当り」については、MR6の乱数値のうち、25の乱数値(判定値)が「60秒」に割り当てられ、75の乱数値(判定値)が「10秒」に割り当てられ、「1秒」については割り当てが無い。また、「確変大当り」については、MR6の乱数値のうち、75の乱数値(判定値)が「60秒」に割り当てられ、25の乱数値(判定値)が「10秒」に割り当てられ、「1秒」については割り当てが無い。尚、「突然確変大当り」については、MR6の全ての乱数値が「1秒」に割り当てられている。 Similarly, in the fanfare effect time determination table B (for the second special figure) used when the jackpot symbol is displayed on the second special symbol display 8b, as shown in FIG. 25 (b). In addition, for “normal jackpot”, among the random numbers of MR6, 25 random values (judgment values) are assigned to “60 seconds”, 75 random values (judgment values) are assigned to “10 seconds”, There is no assignment for “1 second”. For “probable big hit”, among the random values of MR6, 75 random values (determination values) are assigned to “60 seconds”, 25 random values (determination values) are assigned to “10 seconds”, There is no assignment for “1 second”. For “suddenly probable big hit”, all random numbers of MR6 are assigned to “1 second”.
よって、第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が表示されて「通常大当り」となるときには、ファンファーレ演出時間として「10秒」が「60秒」よりも決定され易く、「確変大当り」となるときには、ファンファーレ演出時間として「60秒」が「10秒」よりも決定され易くなっている。尚、「突然確変大当り」となるときには、第1特別図柄表示器8aの場合と同じく、ファンファーレ演出時間として必ず「1秒」が決定される。 Therefore, when a big hit symbol is displayed on the second special symbol display 8b and becomes “normal big hit”, “10 seconds” is more easily determined than “60 seconds” as the fanfare effect time, and when “probable big hit” is reached. As a fanfare production time, “60 seconds” is more easily determined than “10 seconds”. In the case of “suddenly probable big hit”, “1 second” is always determined as the fanfare effect time as in the case of the first special symbol display 8a.
つまり、この実施の形態では、「突然確変大当り」となるときには、小当りの場合と同様に、必ず1秒のファンファーレ演出時間が決定されることにより、ファンファーレ演出時間において突然確変大当りと小当りとで同一のファンファーレ演出が実行されることで、発生した当りが、突然確変大当りであるのか小当りであるのかの判断が困難となるようになっている。 In other words, in this embodiment, when the “suddenly probable big hit”, as in the case of the small win, the fanfare production time of 1 second is always determined. When the same fanfare effect is executed, it is difficult to determine whether the generated hit is suddenly a big hit or a small hit.
また、大当りの種別が、「通常大当り」である場合には、ファンファーレ演出時間として短い時間である「10秒」が高い割合にて決定され、大当りの種別が、「確変大当り」である場合には、ファンファーレ演出時間として長い時間である「60秒」が高い割合にて決定される。但し、第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が表示される場合、つまり、時短状態である場合に大当りとなった場合には、「通常大当り」である場合でもファンファーレ演出時間として長い時間である「60秒」が決定される場合があり、「確変大当り」である場合でも、ファンファーレ演出時間として短い時間である「10秒」が決定される場合がある。よって、時短状態である場合に第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が表示されて大当りとなる場合には、短い「10秒」のファンファーレ演出が実行されても、「確変大当り」である可能性があるとともに、短い「60秒」のファンファーレ演出が実行されても、「通常大当り」である可能性がある。 Also, when the type of jackpot is “ordinary jackpot”, “10 seconds”, which is a short time as the fanfare production time, is determined at a high rate, and when the jackpot type is “probable big hit” Is determined at a high rate of “60 seconds” which is a long time as a fanfare production time. However, when a big hit symbol is displayed on the second special symbol display 8b, that is, when the big hit is made in the short-time state, the fanfare effect time is long even in the case of “normal big hit”. In some cases, “60 seconds” is determined, and even in the case of “probable big hit”, “10 seconds” which is a short time as the fanfare effect time may be determined. Therefore, when the big special symbol is displayed on the second special symbol display 8b in the short time state and the big hit is made, even if the short fanfare effect of “10 seconds” is executed, it can be “probable big hit” In addition, even if a short “60 seconds” fanfare effect is executed, there is a possibility that it is a “normal big hit”.
次に、これら図25に示すファンファーレ演出時間決定用テーブルA、Bを使用してファンファーレ演出時間を決定するファンファーレ演出時間決定処理について、図26を用いて説明する。 Next, fanfare effect time determination processing for determining the fanfare effect time using the fanfare effect time determination tables A and B shown in FIG. 25 will be described with reference to FIG.
ファンファーレ演出時間決定処理においてCPU56は、まず、発生する大当りの大当り種別を特定する(ステップS900)。尚、発生する大当り種別は、RAM55に記憶されている大当り種別を示すデータ(大当り種別バッファに記憶されているデータ)にもとづいて特定することができる。
In the fanfare effect time determination process, the
そして、特別図柄ポインタが第1であるか否か、つまり、大当り図柄が表示された特別図柄表示器が、第1特別図柄表示器8aであるか否かを判定する(ステップS901)。特別図柄ポインタが第1である場合、つまり、大当り図柄が表示された特別図柄表示器が第1特別図柄表示器8aである場合には、ステップS902に進んで、図25(a)に示すファンファーレ演出時間決定用テーブルAを選択してステップS903に進む。一方、特別図柄ポインタが第1でない場合、つまり、大当り図柄が表示された特別図柄表示器が第2特別図柄表示器8bである場合には、ステップS910に進んで、図25(b)に示すファンファーレ演出時間決定用テーブルBを選択してステップS903に進む。 Then, it is determined whether or not the special symbol pointer is first, that is, whether or not the special symbol display on which the jackpot symbol is displayed is the first special symbol display 8a (step S901). If the special symbol pointer is the first, that is, if the special symbol indicator on which the jackpot symbol is displayed is the first special symbol indicator 8a, the process proceeds to step S902, and the fanfare shown in FIG. The effect time determination table A is selected, and the process proceeds to step S903. On the other hand, if the special symbol pointer is not the first, that is, if the special symbol display on which the jackpot symbol is displayed is the second special symbol display 8b, the process proceeds to step S910 and is shown in FIG. 25 (b). The fanfare effect time determination table B is selected, and the process proceeds to step S903.
ステップS903においては、ファンファーレ演出時間決定用乱数MR6を抽出し、ステップS902またはステップS910にて選択したファンファーレ演出時間決定用テーブルAまたはファンファーレ演出時間決定用テーブルBにおいて、ステップS900にて特定した大当り種別に対応して格納されている判定値と、抽出したMR6の乱数値とを比較して、抽出したMR6の乱数値が該当する判定値に対応付けられている時間を、ファンファーレ演出時間として決定する。 In step S903, the fanfare effect time determination random number MR6 is extracted, and in the fanfare effect time determination table A or the fanfare effect time determination table B selected in step S902 or step S910, the jackpot type specified in step S900. Is compared with the extracted random number value of MR6, and the time when the extracted random number value of MR6 is associated with the corresponding determination value is determined as the fanfare effect time. .
そして、該決定したファンファーレ演出時間(「60秒」、「10秒」、「1秒」のいずれか)に対応するファンファーレ演出時間指定コマンドを演出制御基板80に対して送信して(ステップS904)、当該ファンファーレ演出時間決定処理を終了する。 Then, a fanfare production time designation command corresponding to the determined fanfare production time (any one of “60 seconds”, “10 seconds”, and “1 second”) is transmitted to the production control board 80 (step S904). Then, the fanfare effect time determination process is terminated.
尚、これらファンファーレ演出時間決定処理にて送信されるファンファーレ演出時間指定コマンドの受信に応じて演出制御基板80の演出制御用マイクロコンピュータ100は、該ファンファーレ演出時間指定コマンドにて指定された演出時間(「60秒」、「10秒」、「1秒」のいずれか)において、各演出時間に応じた異なるファンファーレ演出を実行する。
In response to the reception of the fanfare production time designation command transmitted in the fanfare production time determination process, the
具体的には、ファンファーレ演出時間指定コマンドにて指定された演出時間が60秒である場合には、演出期間が60秒に設定されたファンファーレ演出Aのプロセスデータが後述する演出図柄変動停止処理のステップS869にて選択されることにより、該プロセスデータに基づいてファンファーレ演出Aが後述する大当り表示処理において実行され、ファンファーレ演出時間指定コマンドにて指定された演出時間が10秒である場合には、演出期間が10秒に設定されたファンファーレ演出Bのプロセスデータが後述する演出図柄変動停止処理のステップS869にて選択されることにより、該プロセスデータに基づいてファンファーレ演出Bが後述する大当り表示処理において実行され、ファンファーレ演出時間指定コマンドにて指定された演出時間が1秒である場合には、演出期間が1秒に設定されたファンファーレ演出Cのプロセスデータが後述する演出図柄変動停止処理のステップS869にて選択されることにより、該プロセスデータに基づいてファンファーレ演出Cが後述する大当り表示処理において実行される。 Specifically, when the effect time specified by the fanfare effect time specification command is 60 seconds, the process data of the fanfare effect A in which the effect period is set to 60 seconds is used for the effect symbol variation stop process described later. When the fanfare effect A is executed in the jackpot display process described later based on the process data by being selected in step S869, and the effect time specified by the fanfare effect time specification command is 10 seconds, By selecting the process data of the fanfare effect B with the effect period set to 10 seconds in step S869 of the effect symbol fluctuation stop process described later, the fanfare effect B is based on the process data in the jackpot display process described later. Executed and specified with fanfare production time specification command If the effect time is 1 second, the process data of the fanfare effect C with the effect period set to 1 second is selected in step S869 of the effect symbol variation stop process described later, whereby the process data The fanfare effect C is executed in the jackpot display process to be described later.
尚、本実施例では、大当りの種別が同じであっても、異なるファンファーレ演出時間が決定されることから、ファンファーレ演出時間指定コマンドを個別に送信する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が表示された場合のように、大当りの種別で一義的にファンファーレ演出時間が決定される場合にあっては、これらファンファーレ演出時間指定コマンドを送信せずに、大当り開始指定コマンドや小当り開始指定コマンドに基づいて当りの種別を特定し、該特定した種別に対応するファンファーレ演出時間においてファンファーレ演出を実施するようにしても良い。 In this embodiment, even if the type of jackpot is the same, different fanfare production time is determined, and therefore, an example in which a fanfare production time designation command is individually transmitted is illustrated. For example, when the fanfare effect time is determined uniquely by the type of jackpot, such as when the jackpot symbol is displayed on the first special symbol display 8a, Instead of sending a fanfare production time designation command, a hit type is identified based on a big hit start designation command or a small hit start designation command, and a fanfare production time is implemented at the fanfare production time corresponding to the identified type. Also good.
図27は、大当り遊技における各ラウンドの前に実行される大入賞口開放前処理(ステップS305)を示すフローチャートである。大入賞口開放前処理において、CPU56は、大入賞口開放前タイマの値を−1する(ステップS1401)。大入賞口開放前タイマがタイムアウト(大入賞口開放前タイマの値が0)したら(ステップS1402)、CPU56は、大当り種別および開始するラウンドに応じた大入賞口開放中指定コマンドを選択し、その大入賞口開放中指定コマンドのEXTデータに現在のラウンド数カウンタの値をセットして、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS1403)。
FIG. 27 is a flowchart showing the pre-opening process for the big prize opening (step S305) executed before each round in the big hit game. In the process for pre-opening the big prize opening, the
ステップS1403では、演出制御用CPU101は、ステップS74でセットした大当り種別バッファの値にもとづいて大当り種別を特定するとともに、現在のラウンド数カウンタの値にもとづいて第何ラウンドを開始する場合であるかを特定する。そして、演出制御用CPU101は、特定した大当り種別とラウンドとにもとづいて、その開始するラウンドで実行する演出を特定する。
In step S1403, the
例えば、演出制御用CPU101は、通常大当りと特定するとともにラウンド3、ラウンド7またはラウンド11であると特定した場合や、確変大当りAと特定するとともにラウンド3、ラウンド7またはラウンド11であると特定した場合、確変大当りBと特定するとともにラウンド3、ラウンド7またはラウンド11であると特定した場合、確変大当りCと特定するとともにラウンド3またはラウンド7であると特定した場合、確変大当りDと特定するとともにラウンド3であると特定した場合、確変大当りEと特定するとともにラウンド3であると特定した場合、確変大当りFと特定するとともにラウンド3であると特定した場合には、その開始するラウンドで継続示唆演出を実行すると特定する。
For example, the
また、例えば、演出制御用CPU101は、通常大当りと特定するとともにラウンド4、ラウンド8またはラウンド12であると特定した場合や、確変大当りAと特定するとともにラウンド4、ラウンド8またはラウンド12であると特定した場合、確変大当りBと特定するとともにラウンド4またはラウンド8であると特定した場合、確変大当りCと特定するとともにラウンド4であると特定した場合、確変大当りFと特定するとともにラウンド4であると特定した場合には、その開始するラウンドで継続成功演出を実行すると特定する。また、例えば、演出制御用CPU101は、確変大当りBと特定するとともにラウンド12であると特定した場合や、確変大当りCと特定するとともにラウンド8であると特定した場合、確変大当りDと特定するとともにラウンド4であると特定した場合、確変大当りEと特定するとともにラウンド4であると特定した場合には、その開始するラウンドで継続失敗演出を実行すると特定する。
Further, for example, when the
また、例えば、演出制御用CPU101は、通常大当りと特定するとともにラウンド14であると特定した場合や、確変大当りAと特定するとともにラウンド14であると特定した場合には、その開始するラウンドで確変示唆演出を実行すると特定する。また、例えば、演出制御用CPU101は、確変大当りAと特定するとともにラウンド15であると特定した場合には、その開始するラウンドで確変成功演出を実行すると特定する。また、例えば、演出制御用CPU101は、通常大当りと特定するとともにラウンド15であると特定した場合には、その開始するラウンドで確変失敗演出を実行すると特定する。
Further, for example, when the
また、例えば、演出制御用CPU101は、確変大当りBと特定するとともにラウンド13〜ラウンド16であると特定した場合や、確変大当りCと特定するとともにラウンド9〜ラウンド16であると特定した場合、確変大当りDと特定するとともにラウンド5〜ラウンド16であると特定した場合、確変大当りEと特定するとともにラウンド5〜ラウンド8であると特定した場合には、その開始するラウンドで継続失敗確定演出を実行すると特定する。また、例えば、演出制御用CPU101は、確変大当りEと特定するとともにラウンド9であると特定した場合には、その開始するラウンドで復活演出を実行すると特定する。また、例えば、演出制御用CPU101は、確変大当りFと特定するとともにラウンド5であると特定した場合には、その開始するラウンドで継続確定演出を実行すると特定する。
Further, for example, when the
さらに、例えば、演出制御用CPU101は、それ以外の大当り種別とラウンドとの組み合わせであると特定した場合には、通常のラウンド中演出を実行すると特定する。
Furthermore, for example, when the
そして、演出制御用CPU101は、特定した演出に応じた大入賞口開放中指定コマンドを選択し、選択した大入賞口開放中指定コマンドのEXTデータに現在のラウンド数カウンタの値をセットして、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う。例えば、演出制御用CPU101は、継続示唆演出を実行すると特定した場合には、大入賞口開放中2指定コマンドを選択してEXTデータに現在のラウンド数カウンタの値をセットして送信する制御を行う。また、例えば、演出制御用CPU101は、継続成功演出を実行すると特定した場合には、大入賞口開放中3指定コマンドを選択してEXTデータに現在のラウンド数カウンタの値をセットして送信する制御を行う。また、例えば、演出制御用CPU101は、継続失敗演出を実行すると特定した場合には、大入賞口開放中4指定コマンドを選択してEXTデータに現在のラウンド数カウンタの値をセットして送信する制御を行う。また、例えば、演出制御用CPU101は、確変示唆演出を実行すると特定した場合には、大入賞口開放中5指定コマンドを選択してEXTデータに現在のラウンド数カウンタの値をセットして送信する制御を行う。また、例えば、演出制御用CPU101は、確変成功演出を実行すると特定した場合には、大入賞口開放中6指定コマンドを選択してEXTデータに現在のラウンド数カウンタの値をセットして送信する制御を行う。また、例えば、演出制御用CPU101は、確変失敗演出を実行すると特定した場合には、大入賞口開放中7指定コマンドを選択してEXTデータに現在のラウンド数カウンタの値をセットして送信する制御を行う。また、例えば、演出制御用CPU101は、継続失敗確定演出を実行すると特定した場合には、大入賞口開放中8指定コマンドを選択してEXTデータに現在のラウンド数カウンタの値をセットして送信する制御を行う。また、例えば、演出制御用CPU101は、復活演出を実行すると特定した場合には、大入賞口開放中9指定コマンドを選択してEXTデータに現在のラウンド数カウンタの値をセットして送信する制御を行う。また、例えば、演出制御用CPU101は、継続確定演出を実行すると特定した場合には、大入賞口開放中10指定コマンドを選択してEXTデータに現在のラウンド数カウンタの値をセットして送信する制御を行う。さらに、例えば、演出制御用CPU101は、通常のラウンド中演出を実行すると特定した場合には、大入賞口開放中1指定コマンドを選択してEXTデータに現在のラウンド数カウンタの値をセットして送信する制御を行う。
Then, the
次いで、CPU56は、入賞個数カウンタを初期化する(ステップS1404)。すなわち、入賞個数カウンタの値を0にする。
Next, the
次いで、CPU56は、大当り種別および開始するラウンドに応じた開放時間を、大入賞口の開放時間を計測するための開放時間タイマにセットする(ステップS1405)。
Next, the
ステップS1405では、演出制御用CPU101は、ステップS74でセットした大当り種別バッファの値にもとづいて大当り種別を特定するとともに、現在のラウンド数カウンタの値にもとづいて第何ラウンドを開始する場合であるかを特定する。そして、演出制御用CPU101は、特定した大当り種別とラウンドとにもとづいて、そのラウンドにおける大入賞口の開放時間が30秒であるか1秒であるかを特定する。
In step S1405, the
例えば、演出制御用CPU101は、通常大当りと特定するとともにラウンド1〜16であると特定した場合や、確変大当りAと特定するとともにラウンド1〜16であると特定した場合、確変大当りBと特定するとともにラウンド1〜12であると特定した場合、確変大当りCと特定するとともにラウンド1〜8であると特定した場合、確変大当りDと特定するとともにラウンド1〜4であると特定した場合、確変大当りEと特定するとともにラウンド1〜4またはラウンド9〜ラウンド16であると特定した場合、確変大当りFと特定するとともにラウンド1〜ラウンド16であると特定した場合には、そのラウンドにおける大入賞口の開放時間が30秒であると特定する。また、また、例えば、演出制御用CPU101は、それ以外の大当り種別とラウンドとの組み合わせであると特定した場合には、そのラウンドにおける大入賞口の開放時間が1秒であると特定する。そして、演出制御用CPU101は、特定した開放時間(30秒または1秒)を開放時間タイマにセットする。
For example, the
次いで、CPU56は、大入賞口(役物)を開放状態に制御する(ステップS1406)。具体的には、ソレノイド21を駆動して開閉板を開状態にする。
Next, the
そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を、大入賞口開放中処理(ステップS306)に対応した値に更新する(ステップS1407)。
Then, the
図28は、大入賞口開放中処理(ステップS306)を示すフローチャートである。大入賞口開放中処理において、CPU56は、まず、カウントスイッチ23からの検出信号を入力したか否かを確認する(ステップS1451)。カウントスイッチ23がオンしたら、すなわち大入賞口に入賞した遊技球を検出したら(ステップS1451のY)、入賞個数カウンタの値を+1する(ステップS1452)。そして、CPU56は、加算後の入賞個数カウンタの値が10になった場合には(ステップS1453)、ステップS1456に移行する。
FIG. 28 is a flowchart showing the special winning opening opening process (step S306). In the special prize opening opening process, the
入賞個数カウンタの値が10未満であれば、CPU56は、開放時間タイマを1減算し(ステップS1454)、開放時間タイマがタイムアウトしたか否かを確認する(ステップS1455)。開放時間タイマがタイムアウトしていなければ、そのまま処理を終了する。開放時間タイマがタイムアウトしていれば、CPU56は、大入賞口(役物)を閉鎖状態に制御する(ステップS1456)。具体的には、ソレノイド21の駆動を停止して開閉板を閉状態にする。
If the value of the winning number counter is less than 10, the
次いで、CPU56は、現在のラウンド数カウンタの値をEXTデータにセットして、演出制御用マイクロコンピュータ100に大入賞口開放後指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS1457)。
Next, the
次いで、CPU56は、ラウンド数カウンタの値が16となっているか否かを確認する(ステップS1458)。ラウンド数カウンタの値が16となっている場合(すなわち、大当り遊技における全てのラウンド(ラウンド1〜16)が終了している場合)には、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を、大当り終了処理(ステップS307)に対応した値に更新する(ステップS1462)。
Next, the
ラウンド数カウンタの値が16未満であれば(すなわち、まだ残りのラウンドがあれば)、CPU56は、大入賞口開放前タイマにラウンド開始前時間(新たなラウンドが開始されることを例えば演出表示装置9において報知する時間(インターバル演出を行い期間に相当))に相当する値(本例では、1秒)を設定する(ステップS1459)。
If the value of the round number counter is less than 16 (that is, if there are still remaining rounds), the
次いで、CPU56は、ラウンド数カウンタの値を1加算する(ステップS1460)。
Next, the
そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を、大入賞口開放前処理(ステップS305)に対応した値に更新する(ステップS1461)。
Then, the
図29は、特別図柄プロセス処理における大当り終了処理(ステップS307)を示すフローチャートである。大当り終了処理において、CPU56は、大当り終了表示タイマが設定されているか否か確認し(ステップS160)、大当り終了表示タイマが設定されている場合には、ステップS164に移行する。大当り終了表示タイマが設定されていない場合には、大当りフラグをリセットし(ステップS161)、大当り種別に応じた大当り終了指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS162)。具体的には、大当りの種別が通常大当りである場合には大当り終了1指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が確変大当りAである場合には大当り終了2指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が確変大当りBである場合には大当り終了3指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が確変大当りCである場合には大当り終了4指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が確変大当りDである場合には大当り終了5指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が確変大当りEである場合には大当り終了6指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が確変大当りFである場合には大当り終了7指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が突然確変大当りである場合には大当り終了8指定コマンドを送信する。なお、大当りの種別が通常大当り、確変大当りA〜Fまたは突然確変大当りのいずれであるかは、RAM55に記憶されている大当り種別を示すデータ(大当り種別バッファに記憶されているデータ)にもとづいて判定される。
FIG. 29 is a flowchart showing the jackpot end process (step S307) in the special symbol process. In the jackpot end process, the
そして、大当り終了表示タイマに、演出表示装置9において大当り終了表示が行われている時間(大当り終了表示時間)に対応する表示時間に相当する値を設定し(ステップS163)、処理を終了する。 Then, a value corresponding to the display time corresponding to the time during which the big hit end display is performed in the effect display device 9 (big hit end display time) is set in the big hit end display timer (step S163), and the processing is ended.
ステップS164では、大当り終了表示タイマの値を1減算する。そして、CPU56は、大当り終了表示タイマの値が0になっているか否か、すなわち大当り終了表示時間が経過したか否か確認する(ステップS165)。経過していなければ処理を終了する。
In step S164, 1 is subtracted from the value of the jackpot end display timer. Then, the
大当り終了表示時間を経過していれば(ステップS165のY)、CPU56は、大当りの種別が確変大当りA〜Fまたは突然確変大当りであるか否かを確認する(ステップS166)。なお、確変大当りA〜Fや突然確変大当りであるか否かは、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で大当り種別バッファに設定されたデータが「02」〜「08」のいずれかであるか否かを確認することによって判定できる。確変大当りA〜Fまたは突然確変大当りであれば、CPU56は、確変フラグをセットして遊技状態を確変状態に移行させる(ステップS167)とともに、時短フラグをセットして遊技状態を時短状態に移行させる(ステップS168)。そして、ステップS171に移行する。
If the big hit end display time has elapsed (Y in step S165), the
確変大当りA〜Fおよび突然確変大当りのいずれでもなければ(すなわち、通常大当りであれば)、CPU56は、時短フラグをセットして遊技状態を時短状態に移行させる(ステップS169)。また、CPU56は、時短状態における特別図柄の変動回数をカウントするための時短回数カウンタに所定回数(例えば100回)をセットする(ステップS170)。そして、ステップS171に移行する。
If neither the probability variation big hit A to F nor the sudden probability variation big hit is present (that is, if it is a normal big hit), the
そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄通常処理(ステップS300)に対応した値に更新する(ステップS171)。
Then, the
図30は、主基板31に搭載される遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、CPU56)が実行する特別図柄表示制御処理(ステップS36)のプログラムの一例を示すフローチャートである。特別図柄表示制御処理では、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値が3であるか否かを確認する(ステップS3201)。特別図柄プロセスフラグの値が3であれば(すなわち、特別図柄変動中処理の実行中であれば)、CPU56は、特別図柄変動表示用の特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定または更新する処理を行う(ステップS3202)。この場合、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の特別図柄(第1特別図柄または第2特別図柄)の変動表示を行うための特別図柄表示制御データを設定または更新する。例えば、変動速度が1コマ/0.2秒であれば、0.2秒が経過する毎に、出力バッファに設定される特別図柄表示制御データの値を+1する。そして、その後、表示制御処理(ステップS22参照)が実行され、特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファの内容に応じて特別図柄表示器8a,8bに対して駆動信号が出力されることによって、特別図柄表示器8a,8bにおける特別図柄の変動表示が実行される。
FIG. 30 is a flowchart showing an example of a program of the special symbol display control process (step S36) executed by the game control microcomputer 560 (specifically, the CPU 56) mounted on the main board 31. In the special symbol display control process, the
特別図柄プロセスフラグの値が3でなければ、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値が4であるか否かを確認する(ステップS3203)。特別図柄プロセスフラグの値が4であれば(すなわち、特別図柄停止処理に移行した場合には)、CPU56は、特別図柄通常処理で設定された特別図柄の停止図柄を停止表示するための特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する処理を行う(ステップS3204)。この場合、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の特別図柄(第1特別図柄または第2特別図柄)の停止図柄を停止表示するための特別図柄表示制御データを設定する。そして、その後、表示制御処理(ステップS22参照)が実行され、特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファの内容に応じて特別図柄表示器8a,8bに対して駆動信号が出力されることによって、特別図柄表示器8a,8bにおいて特別図柄の停止図柄が停止表示される。なお、ステップS3204の処理が実行され停止図柄表示用の特別図柄表示制御データが設定された後には、設定データの変更が行われないので、ステップS22の表示制御処理では最新の特別図柄表示制御データにもとづいて最新の停止図柄を次の変動表示が開始されるまで停止表示し続けることになる。また、ステップS3201において特別図柄プロセスフラグの値が2または3のいずれかであれば(すなわち、表示結果指定コマンド送信処理または特別図柄変動中処理のいずれかであれば)、特別図柄変動表示用の特別図柄表示制御データを更新するようにしてもよい。この場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560側で認識する変動時間と演出制御用マイクロコンピュータ100側で認識する変動時間との間にズレが生じないようにするため、表示結果指定コマンド送信処理においても変動時間タイマを1減算するように構成すればよい。
If the value of the special symbol process flag is not 3, the
なお、この実施の形態では、特別図柄プロセスフラグの値に応じて特別図柄表示制御データを出力バッファに設定する場合を示したが、特別図柄プロセス処理において、特別図柄の変動開始時に開始フラグをセットするとともに、特別図柄の変動終了時に終了フラグをセットするようにしてもよい。そして、特別図柄表示制御処理(ステップS36)において、CPU56は、開始フラグがセットされたことにもとづいて特別図柄表示制御データの値の更新を開始するようにし、終了フラグがセットされたことにもとづいて停止図柄を停止表示さえるための特別図柄表示制御データをセットするようにしてもよい。
In this embodiment, the special symbol display control data is set in the output buffer according to the value of the special symbol process flag. However, in the special symbol process, the start flag is set at the start of the variation of the special symbol. In addition, an end flag may be set at the end of the variation of the special symbol. In the special symbol display control process (step S36), the
次に、演出制御手段の動作を説明する。図31は、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段としての演出制御用マイクロコンピュータ100(具体的には、演出制御用CPU101)が実行するメイン処理を示すフローチャートである。演出制御用CPU101は、電源が投入されると、メイン処理の実行を開始する。メイン処理では、まず、RAM領域のクリアや各種初期値の設定、また演出制御の起動間隔(例えば、4ms)を決めるためのタイマの初期設定等を行うための初期化処理を行う(ステップS701)。その後、演出制御用CPU101は、タイマ割込フラグの監視(ステップS702)を行うループ処理に移行する。タイマ割込が発生すると、演出制御用CPU101は、タイマ割込処理においてタイマ割込フラグをセットする。メイン処理において、タイマ割込フラグがセットされていたら、演出制御用CPU101は、そのフラグをクリアし(ステップS703)、以下の演出制御処理を実行する。
Next, the operation of the effect control means will be described. FIG. 31 is a flowchart showing main processing executed by the effect control microcomputer 100 (specifically, the effect control CPU 101) as effect control means mounted on the
演出制御処理において、演出制御用CPU101は、まず、受信した演出制御コマンドを解析し、受信した演出制御コマンドに応じたフラグをセットする処理等を行う(コマンド解析処理:ステップS704)。
In the effect control process, the
次いで、演出制御用CPU101は、演出制御プロセス処理を行う(ステップS705)。演出制御プロセス処理では、制御状態に応じた各プロセスのうち、現在の制御状態(演出制御プロセスフラグ)に対応した処理を選択して演出表示装置9の表示制御を実行する。
Next, the
次いで、演出制御用CPU101は、第4図柄プロセス処理を行う(ステップS706)。第4図柄プロセス処理では、制御状態に応じた各プロセスのうち、現在の制御状態(第4図柄プロセスフラグ)に対応した処理を選択して演出表示装置9の第4図柄表示領域9c,9dにおいて第4図柄の表示制御を実行する。
Next, the
次いで、大当り図柄決定用乱数などの乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する乱数更新処理を実行する(ステップS707)。その後、ステップS702に移行する。 Next, a random number update process for updating a count value of a counter for generating a random number such as a jackpot symbol determining random number is executed (step S707). Thereafter, the process proceeds to step S702.
図32は、主基板31の遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した演出制御コマンドを格納するためのコマンド受信バッファの一構成例を示す説明図である。この例では、2バイト構成の演出制御コマンドを6個格納可能なリングバッファ形式のコマンド受信バッファが用いられる。従って、コマンド受信バッファは、受信コマンドバッファ1〜12の12バイトの領域で構成される。そして、受信したコマンドをどの領域に格納するのかを示すコマンド受信個数カウンタが用いられる。コマンド受信個数カウンタは、0〜11の値をとる。なお、必ずしもリングバッファ形式でなくてもよい。
FIG. 32 is an explanatory diagram showing a configuration example of a command reception buffer for storing the effect control command received from the
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信された演出制御コマンドは、演出制御INT信号にもとづく割込処理で受信され、RAMに形成されているバッファ領域に保存されている。コマンド解析処理では、バッファ領域に保存されている演出制御コマンドがどのコマンド(図13および図14参照)であるのか解析する。
The effect control command transmitted from the
図33〜図39は、コマンド解析処理(ステップS704)の具体例を示すフローチャートである。主基板31から受信された演出制御コマンドはコマンド受信バッファに格納されるが、コマンド解析処理では、演出制御用CPU101は、コマンド受信バッファに格納されているコマンドの内容を確認する。
33 to 39 are flowcharts showing specific examples of the command analysis processing (step S704). The effect control command received from the main board 31 is stored in the command reception buffer, but in the command analysis process, the
コマンド解析処理において、演出制御用CPU101は、まず、コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されているか否か確認する(ステップS611)。格納されているか否かは、コマンド受信個数カウンタの値と読出ポインタとを比較することによって判定される。両者が一致している場合が、受信コマンドが格納されていない場合である。コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されている場合には、演出制御用CPU101は、コマンド受信バッファから受信コマンドを読み出す(ステップS612)。なお、読み出したら読出ポインタの値を+2しておく(ステップS613)。+2するのは2バイト(1コマンド)ずつ読み出すからである。
In the command analysis process, the
受信した演出制御コマンドが変動パターンコマンドであれば(ステップS614)、演出制御用CPU101は、受信した変動パターンコマンドを、RAMに形成されている変動パターンコマンド格納領域に格納する(ステップS615)。そして、変動パターンコマンド受信フラグをセットする(ステップS616)。
If the received effect control command is a variation pattern command (step S614), the
受信した演出制御コマンドが表示結果指定コマンドであれば(ステップS617)、演出制御用CPU101は、受信した表示結果指定コマンド(表示結果0指定コマンド〜表示結果9指定コマンド)を、RAMに形成されている表示結果指定コマンド格納領域に格納する(ステップS618)。
If the received effect control command is a display result designation command (step S617), the
受信した演出制御コマンドが図柄確定指定コマンドであれば(ステップS619)、演出制御用CPU101は、確定コマンド受信フラグをセットする(ステップS620)。
If the received effect control command is a symbol confirmation designation command (step S619), the
受信した演出制御コマンドが大当り開始指定コマンド(大当り開始1指定コマンド〜大当り開始8指定コマンド、小当り開始指定コマンド)であれば(ステップS621)、演出制御用CPU101は、受信したコマンドに応じた大当り開始指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS622)。なお、この実施の形態では、ステップS622でセットされる大当り開始指定コマンド受信フラグのことを、ファンファーレフラグともいう。
If the received effect control command is a jackpot start designation command (a
次いで、演出制御用CPU101は、受信した大当り開始指定コマンドと表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドとが整合しているか否かを確認する(ステップS623)。
Next, the
具体的には、演出制御用CPU101は、受信したコマンドが大当り開始1指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果1指定コマンドであれば、いずれも通常大当りを指定するコマンドであり整合すると判定する。また、演出制御用CPU101は、受信したコマンドが大当り開始2指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果2指定コマンドであれば、いずれも確変大当りAを指定するコマンドであり整合すると判定する。また、演出制御用CPU101は、受信したコマンドが大当り開始3指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果3指定コマンドであれば、いずれも確変大当りBを指定するコマンドであり整合すると判定する。また、演出制御用CPU101は、受信したコマンドが大当り開始4指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果4指定コマンドであれば、いずれも確変大当りCを指定するコマンドであり整合すると判定する。また、演出制御用CPU101は、受信したコマンドが大当り開始5指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果5指定コマンドであれば、いずれも確変大当りDを指定するコマンドであり整合すると判定する。また、演出制御用CPU101は、受信したコマンドが大当り開始6指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果6指定コマンドであれば、いずれも確変大当りEを指定するコマンドであり整合すると判定する。また、演出制御用CPU101は、受信したコマンドが大当り開始7指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果7指定コマンドであれば、いずれも確変大当りFを指定するコマンドであり整合すると判定する。
Specifically, if the received command is a
また、演出制御用CPU101は、受信したコマンドが大当り開始8指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果8指定コマンドであれば、いずれも突然確変大当りを指定するコマンドであり整合すると判定する。また、演出制御用CPU101は、受信したコマンドが小当り開始指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果9指定コマンドであれば、いずれも小当りを指定するコマンドであり整合すると判定する。
In addition, if the received command is a
一方で、演出制御用CPU101は、受信した大当り開始指定コマンドと表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドとの組み合わせが上記以外の組み合わせである場合には、各コマンドで指定されている表示結果が整合していないと判断し、コマンドが不整合であると判定する。
On the other hand, when the combination of the received jackpot start designation command and the display result designation command stored in the display result designation command storage area is a combination other than the above, the
そして、演出制御用CPU101は、受信した大当り開始指定コマンドと表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドとが整合していないと判定した場合には、コマンドが不整合であることを示す不整合フラグをセットする(ステップS624)。
When the
受信した演出制御コマンドが第1図柄変動指定コマンドであれば(ステップS625)、第1図柄変動指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS626)。受信した演出制御コマンドが第2図柄変動指定コマンドであれば(ステップS627)、第2図柄変動指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS628)。 If the received effect control command is the first symbol variation designation command (step S625), the first symbol variation designation command reception flag is set (step S626). If the received effect control command is the second symbol variation designation command (step S627), the second symbol variation designation command reception flag is set (step S628).
受信した演出制御コマンドがファンファーレ演出時間指定コマンドであれば(ステップS629)、ファンファーレ演出時間指定コマンドにて指定されたファンファーレ演出時間をファンファーレ演出時間格納領域に格納する。 If the received effect control command is a fanfare effect time specification command (step S629), the fanfare effect time specified by the fanfare effect time specification command is stored in the fanfare effect time storage area.
受信した演出制御コマンドが電源投入指定コマンド(初期化指定コマンド)であれば(ステップS631)、演出制御用CPU101は、初期化処理が実行されたことを示す初期画面を演出表示装置9に表示する制御を行う(ステップS632)。初期画面には、あらかじめ決められている演出図柄の初期表示が含まれる。
If the received effect control command is a power-on specification command (initialization specification command) (step S631), the
また、受信した演出制御コマンドがいずれかの停電復旧指定コマンドであれば(ステップS6401)、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドにもとづいて、停電発生時に大当り遊技のラウンド中であったか否かを確認する(ステップS6402)。具体的には、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドの種類が停電復旧1指定コマンド〜停電復旧7指定コマンドのいずれかであれば、停電発生時に大当り遊技のラウンド中であったと判定する。
If the received effect control command is any power failure recovery designation command (step S6401), the
停電発生時に大当り遊技のラウンド中であった場合には、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドで指定されている大当り種別と停電発生時のラウンドとにもとづいて、その停電発生時のラウンドが継続示唆演出の実行ラウンドであったか否かを確認する(ステップS6403)。
In the case of a big hit game round at the time of the power failure occurrence, the
例えば、演出制御用CPU101は、通常大当りを指定する停電復旧1指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧1指定コマンドでラウンド3、ラウンド7またはラウンド11が指定されている場合や、確変大当りAを指定する停電復旧2指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧2指定コマンドでラウンド3、ラウンド7またはラウンド11が指定されている場合、確変大当りBを指定する停電復旧3指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧3指定コマンドでラウンド3、ラウンド7またはラウンド11が指定されている場合、確変大当りCを指定する停電復旧4指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧4指定コマンドでラウンド3またはラウンド7が指定されている場合、確変大当りDを指定する停電復旧5指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧5指定コマンドでラウンド3が指定されている場合、確変大当りEを指定する停電復旧6指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧6指定コマンドでラウンド3が指定されている場合、確変大当りFを指定する停電復旧7指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧7指定コマンドでラウンド3が指定されている場合には、その停電発生時のラウンドが継続示唆演出の実行ラウンドであったと判定する。
For example, the
停電発生時のラウンドが継続示唆演出の実行ラウンドであった場合には、演出制御用CPU101は、継続示唆演出Aを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS6404)、ステップS6424に移行する。なお、この実施の形態では、後述するように、継続示唆演出には継続示唆演出A〜Cの3種類があるのであるが、停電復旧時に継続示唆演出に復旧する場合には一律に継続示唆演出Aに復旧する。
If the round at the time of the power failure is an execution round of the continuation suggestion effect, the
停電発生時のラウンドが継続示唆演出の実行ラウンドでなれければ、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドで指定されている大当り種別と停電発生時のラウンドとにもとづいて、その停電発生時のラウンドが継続成功演出の実行ラウンドであったか否かを確認する(ステップS6405)。
If the round at the time of the power failure is not the execution suggestion of the continuous suggestion effect, the
例えば、演出制御用CPU101は、通常大当りを指定する停電復旧1指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧1指定コマンドでラウンド4、ラウンド8またはラウンド12が指定されている場合や、確変大当りAを指定する停電復旧2指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧2指定コマンドでラウンド4、ラウンド8またはラウンド12が指定されている場合、確変大当りBを指定する停電復旧3指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧3指定コマンドでラウンド4またはラウンド8が指定されている場合、確変大当りCを指定する停電復旧4指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧4指定コマンドでラウンド4が指定されている場合、確変大当りFを指定する停電復旧7指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧7指定コマンドでラウンド4が指定されている場合には、その停電発生時のラウンドが継続成功演出の実行ラウンドであったと判定する。
For example, the
停電発生時のラウンドが継続成功演出の実行ラウンドであった場合には、演出制御用CPU101は、継続成功演出Aを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS6406)、ステップS6424に移行する。なお、この実施の形態では、後述するように、継続成功演出には継続成功演出A〜Cの3種類があるのであるが、停電復旧時に継続成功演出に復旧する場合には一律に継続成功演出Aに復旧する。
When the round at the time of the power failure is an execution round of the continuous success effect, the
停電発生時のラウンドが継続成功演出の実行ラウンドでなれければ、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドで指定されている大当り種別と停電発生時のラウンドとにもとづいて、その停電発生時のラウンドが継続失敗演出の実行ラウンドであったか否かを確認する(ステップS6407)。
If the round when the power failure occurs cannot be the execution round of the continuous success effect, the
例えば、演出制御用CPU101は、確変大当りBを指定する停電復旧3指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧3指定コマンドでラウンド12が指定されている場合や、確変大当りCを指定する停電復旧4指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧4指定コマンドでラウンド8が指定されている場合、確変大当りDを指定する停電復旧5指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧5指定コマンドでラウンド4が指定されている場合、確変大当りEを指定する停電復旧6指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧6指定コマンドでラウンド4が指定されている場合には、その停電発生時のラウンドが継続失敗演出の実行ラウンドであったと判定する。
For example, the
停電発生時のラウンドが継続失敗演出の実行ラウンドであった場合には、演出制御用CPU101は、継続失敗演出Aを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS6408)、ステップS6424に移行する。なお、この実施の形態では、後述するように、継続失敗演出には継続失敗演出A〜Cの3種類があるのであるが、停電復旧時に継続失敗演出に復旧する場合には一律に継続失敗演出Aに復旧する。
If the round at the time of the power failure is an execution round of the continuous failure effect, the
停電発生時のラウンドが継続失敗演出の実行ラウンドでなれければ、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドで指定されている大当り種別と停電発生時のラウンドとにもとづいて、その停電発生時のラウンドが確変示唆演出の実行ラウンドであったか否かを確認する(ステップS6409)。
If the round when the power failure occurs cannot be the execution round of the continuous failure effect, the
例えば、演出制御用CPU101は、通常大当りを指定する停電復旧1指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧1指定コマンドでラウンド14が指定されている場合や、確変大当りAを指定する停電復旧2指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧2指定コマンドでラウンド14が指定されている場合には、その停電発生時のラウンドが確変示唆演出の実行ラウンドであったと判定する。
For example, the
停電発生時のラウンドが確変示唆演出の実行ラウンドであった場合には、演出制御用CPU101は、確変示唆演出Aを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS6410)、ステップS6424に移行する。なお、この実施の形態では、後述するように、確変示唆演出には確変示唆演出A〜Cの3種類があるのであるが、停電復旧時に確変示唆演出に復旧する場合には一律に確変示唆演出Aに復旧する。
When the round at the time of the power failure is an execution round of the probability change suggestion effect, the
停電発生時のラウンドが確変示唆演出の実行ラウンドでなれければ、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドで指定されている大当り種別と停電発生時のラウンドとにもとづいて、その停電発生時のラウンドが確変成功演出の実行ラウンドであったか否かを確認する(ステップS6411)。
If the round at the time of the power failure occurs is not the execution round of the probable suggestion effect, the
例えば、演出制御用CPU101は、確変大当りAを指定する停電復旧2指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧2指定コマンドでラウンド15が指定されている場合には、その停電発生時のラウンドが確変成功演出の実行ラウンドであったと判定する。
For example, the
停電発生時のラウンドが確変成功演出の実行ラウンドであった場合には、演出制御用CPU101は、確変成功演出Aを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS6412)、ステップS6424に移行する。なお、この実施の形態では、後述するように、確変成功演出には確変成功演出A〜Cの3種類があるのであるが、停電復旧時に確変成功演出に復旧する場合には一律に確変成功演出Aに復旧する。
When the round at the time of the power failure is an execution round of the probability change success effect, the
停電発生時のラウンドが確変成功演出の実行ラウンドでなれければ、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドで指定されている大当り種別と停電発生時のラウンドとにもとづいて、その停電発生時のラウンドが確変失敗演出の実行ラウンドであったか否かを確認する(ステップS6413)。
If the round at the time of the power failure occurs is not the execution round of the probable success production, the
例えば、演出制御用CPU101は、通常大当りを指定する停電復旧1指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧1指定コマンドでラウンド15が指定されている場合には、その停電発生時のラウンドが確変失敗演出の実行ラウンドであったと判定する。
For example, the
停電発生時のラウンドが確変失敗演出の実行ラウンドであった場合には、演出制御用CPU101は、確変失敗演出Aを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS6414)、ステップS6424に移行する。なお、この実施の形態では、後述するように、確変失敗演出には確変失敗演出A〜Cの3種類があるのであるが、停電復旧時に確変失敗演出に復旧する場合には一律に確変失敗演出Aに復旧する。
If the round at the time of the power failure is an execution round of the probability change failure effect, the
停電発生時のラウンドが確変失敗演出の実行ラウンドでなれければ、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドで指定されている大当り種別と停電発生時のラウンドとにもとづいて、その停電発生時のラウンドが確変報知後のラウンドであったか否かを確認する(ステップS6415)。
If the round at the time of the power outage is not the execution round of the probable failure production, the
例えば、演出制御用CPU101は、確変大当りAを指定する停電復旧2指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧2指定コマンドでラウンド16が指定されている場合には、既に確変成功演出が実行された後であり、その停電発生時のラウンドが確変報知後のラウンドであったと判定する。
For example, the
停電発生時のラウンドが確変報知後のラウンドであった場合には、演出制御用CPU101は、確変報知演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS6416)、ステップS6424に移行する。
When the round at the time of the power failure is a round after the probability change notification, the
停電発生時のラウンドが確変報知後のラウンドでなれければ、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドで指定されている大当り種別と停電発生時のラウンドとにもとづいて、その停電発生時のラウンドが継続失敗確定演出の実行ラウンドであったか否かを確認する(ステップS6417)。
If the round at the time of the power outage is not the round after the probability change notification, the
例えば、演出制御用CPU101は、確変大当りBを指定する停電復旧3指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧3指定コマンドでラウンド13〜16が指定されている場合や、確変大当りCを指定する停電復旧4指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧4指定コマンドでラウンド9〜16が指定されている場合、確変大当りDを指定する停電復旧5指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧5指定コマンドでラウンド5〜16が指定されている場合、確変大当りEを指定する停電復旧6指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧6指定コマンドでラウンド5〜8が指定されている場合には、その停電発生時のラウンドが継続失敗確定演出の実行ラウンドであったと判定する。
For example, the
停電発生時のラウンドが継続失敗確定演出の実行ラウンドであった場合には、演出制御用CPU101は、継続失敗確定演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS6418)、ステップS6424に移行する。
When the round at the time of the power failure occurs is the execution round of the continuous failure confirmed effect, the
停電発生時のラウンドが継続失敗確定演出の実行ラウンドでなれければ、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドで指定されている大当り種別と停電発生時のラウンドとにもとづいて、その停電発生時のラウンドが復活演出の実行ラウンドであったか否かを確認する(ステップS6419)。
If the round at the time of the power failure occurs cannot be the execution round of the continuation failure finalization effect, the
例えば、演出制御用CPU101は、確変大当りEを指定する停電復旧6指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧6指定コマンドでラウンド9が指定されている場合には、その停電発生時のラウンドが復活演出の実行ラウンドであったと判定する。
For example, the
停電発生時のラウンドが復活演出の実行ラウンドであった場合には、演出制御用CPU101は、復活演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS6420)、ステップS6424に移行する。
When the round at the time of the occurrence of the power failure is the execution round of the revival effect, the
停電発生時のラウンドが復活演出の実行ラウンドでなれければ、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドで指定されている大当り種別と停電発生時のラウンドとにもとづいて、その停電発生時のラウンドが継続確定演出の実行ラウンドであったか否かを確認する(ステップS6421)。
If the round at the time of the power failure is not the execution round of the revival effect, the
例えば、演出制御用CPU101は、確変大当りFを指定する停電復旧7指定コマンドを受信するとともに、その停電復旧7指定コマンドでラウンド5が指定されている場合には、その停電発生時のラウンドが継続確定演出の実行ラウンドであったと判定する。
For example, the
停電発生時のラウンドが継続確定演出の実行ラウンドであった場合には、演出制御用CPU101は、継続確定演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS6422)、ステップS6424に移行する。
If the round at the time of the power failure is an execution round of the continuation confirmed effect, the
停電発生時のラウンドが継続確定演出の実行ラウンドでもなれければ、演出制御用CPU101は、通常のラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS6423)、ステップS6424に移行する。
If the round at the time of the power outage can be the execution round of the continuation confirmed effect, the
次いで、演出制御用CPU101は、プロセスタイマをスタートさせる(ステップS6424)。そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に設定する(ステップS6425)。
Next, the
以上のように、ステップS6402〜S6425の処理が実行されることによって、停電発生時に大当り遊技のラウンド中であった場合には、その停電発生時のラウンドに応じたラウンド中演出に復旧する。また、停電発生時のラウンドが継続示唆演出や継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出の実行ラウンドであった場合には、継続示唆演出や継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出を含むラウンド中演出に復旧する。 As described above, by performing the processing of steps S6402 to S6425, when the big hit game is in the round at the time of the power failure, the in-round effect corresponding to the round at the time of the power failure is restored. In addition, if the power outage round is a continuation suggestion effect, a continuation success effect, a continuation failure effect, a probability change suggestion effect, a probability change success effect, a probability change failure effect, a continuation failure confirmed effect, a resurrection effect, or a continuation confirmed effect execution round Is restored to the mid-round production including the continuation suggestion production, the continuation success production, the continuation failure production, the probability variation suggestion production, the probability variation success production, the probability variation failure production, the continuation failure finalization production, the resurrection production, and the continuous production production.
ただし、ステップS6415〜S6416の処理が実行されることによって、停電発生時のラウンドが既に確変成功演出の実行した後で確変報知済みであった場合には、確変報知演出を含むラウンド中演出に復旧する。この場合、例えば、演出制御用CPU101は、演出表示装置9において通常のラウンド中演出を実行するとともに「確変確定!」などの文字列を表示する制御を行う。
However, by executing the processing of steps S6415 to S6416, if the round at the time of the power outage has already been probable change notification after the execution of the probable change success effect, it is restored to the in-round effect including the probable change notification effect. To do. In this case, for example, the
停電発生時に大当り遊技のラウンド中でなかった場合には(ステップS6402のN)、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドにもとづいて、停電発生時に大当り遊技のラウンド後(インターバル中)であったか否かを確認する(ステップS660)。具体的には、演出制御用CPU101は、受信した停電復旧指定コマンドの種類が停電復旧8指定コマンドであれば、停電発生時に大当り遊技のラウンド後(インターバル中)であったと判定する。
If the big hit game is not in the round at the time of the power failure (N in step S6402), the
停電発生時に大当り遊技のラウンド後(インターバル中)であった場合には、演出制御用CPU101は、インターバル演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS661)。次いで、演出制御用CPU101は、プロセスタイマをスタートさせる(ステップS662)。そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値をラウンド後処理(ステップS806)に対応した値に設定する(ステップS663)。
If it is after the big hit game round (during the interval) when the power failure occurs, the
以上のように、ステップS660〜S663の処理が実行されることによって、停電発生時に大当り遊技のラウンド後(インターバル中)であった場合にはインターバル演出に復旧する。 As described above, by performing the processing of steps S660 to S663, the interval effect is restored when the power failure occurs after the round of big hit game (during the interval).
停電発生時に大当り遊技のラウンド後(インターバル中)でもなかった場合には(ステップS660のN)、すなわち、受信した停電復旧指定コマンドの種類が停電復旧9指定コマンドであった場合には、演出制御用CPU101は、あらかじめ決められている通常の停電復旧画面(遊技状態が継続していることを遊技者に報知する情報を表示する画面)を表示する制御を行い(ステップS664)。
If it is not after the big hit game round (during the interval) when a power failure occurs (N in step S660), that is, if the type of the received power failure recovery designation command is a
受信した演出制御コマンドが大当り終了指定コマンド(大当り終了1指定コマンド〜大当り終了8指定コマンド、小当り終了指定コマンド)であれば(ステップS665)、演出制御用CPU101は、受信したコマンドに応じた大当り終了指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS666)。
If the received effect control command is a jackpot end specifying command (a
受信した演出制御コマンドが第1保留記憶数加算指定コマンドであれば(ステップS667)、演出制御用CPU101は、第1保留記憶数保存領域に格納する第1保留記憶数の値を1加算する(ステップS668)。また、演出制御用CPU101は、更新後の第1保留記憶数に従って、第1保留記憶表示部18cにおける第1保留記憶数の表示を更新する(ステップS669)。
If the received effect control command is the first reserved memory number addition designation command (step S667), the
受信した演出制御コマンドが第2保留記憶数加算指定コマンドであれば(ステップS670)、演出制御用CPU101は、第2保留記憶数保存領域に格納する第2保留記憶数の値を1加算する(ステップS671)。また、演出制御用CPU101は、更新後の第2保留記憶数に従って、第2保留記憶表示部18dにおける第2保留記憶数の表示を更新する(ステップS672)。
If the received effect control command is the second reserved memory number addition designation command (step S670), the
受信した演出制御コマンドが第1保留記憶数減算指定コマンドであれば(ステップS673)、演出制御用CPU101は、第1保留記憶数保存領域に格納する第1保留記憶数の値を1減算する(ステップS674)。また、演出制御用CPU101は、更新後の第1保留記憶数に従って、第1保留記憶表示部18cにおける第1保留記憶数の表示を更新する(ステップS675)。
If the received effect control command is the first reserved memory number subtraction designation command (step S673), the
受信した演出制御コマンドが第2保留記憶数減算指定コマンドであれば(ステップS676)、演出制御用CPU101は、第2保留記憶数保存領域に格納する第2保留記憶数の値を1減算する(ステップS677)。また、演出制御用CPU101は、更新後の第2保留記憶数に従って、第2保留記憶表示部18dにおける第2保留記憶数の表示を更新する(ステップS678)。
If the received effect control command is the second reserved memory number subtraction designation command (step S676), the
受信した演出制御コマンドが客待ちデモ指定コマンドであれば(ステップS679)、演出制御用CPU101は、演出表示装置9にあらかじめ決められている客待ちデモ画面を表示する制御を行う(ステップS680)。なお、客待ちデモ指定コマンドを受信したことにもとづいて直ちに客待ちデモ画面を表示するのではなく、客待ちデモ指定コマンドを受信した後、所定期間(例えば、10秒)を経過してから客待ちデモ画面の表示を開始するようにしてもよい。また、演出制御用CPU101は、第1保留記憶数保存領域に格納する第1保留記憶数および第2留記憶数保存領域に格納する第2留記憶数をクリアする(ステップS681)。すなわち、客待ちデモ指定コマンドを受信して客待ちデモ画面が表示される場合には、第1保留記憶数および第2保留記憶数のいずれもが0となり変動表示が実行されない場合であるので、格納する保留記憶数をリセットする。ステップS681の処理が実行されることによって、演出制御用マイクロコンピュータ100で保留記憶数の加算漏れまたは減算漏れが発生し誤った保留記憶数を認識する状態となった場合であっても、保留記憶を途切れさせることによって保留記憶数をリセットして正常な状態に戻すことができる。
If the received effect control command is a customer waiting demonstration designation command (step S679), the
受信した演出制御コマンドが通常状態背景指定コマンドであれば(ステップS682)、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を通常状態に応じた背景画面(例えば、青色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS683)。また、演出制御用CPU101は、セットされていれば、遊技状態が確変状態であることを示す確変状態フラグや、遊技状態が時短状態であることを示す時短状態フラグをリセットする(ステップS684)。
If the received effect control command is a normal state background designation command (step S682), the
また、受信した演出制御コマンドが時短状態背景指定コマンドであれば(ステップS685)、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を時短状態に応じた背景画面(例えば、緑色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS686)。また、演出制御用CPU101は、時短状態フラグをセットする(ステップS687)。
If the received effect control command is a time reduction state background designation command (step S685), the
また、受信した演出制御コマンドが確変状態背景指定コマンドであれば(ステップS688)、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を確変状態に応じた背景画面(例えば、赤色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS689)。また、演出制御用CPU101は、確変状態フラグをセットする(ステップS690)。
If the received effect control command is a probability change state background designation command (step S688), the
受信した演出制御コマンドが大入賞口開放中指定コマンドであれば(ステップS691)、演出制御用CPU101は、受信した大入賞口開放中指定コマンドを、RAMに形成されている大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納する(ステップS692)。そして、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンドを受信したことを示す大入賞口開放中フラグをセットする(ステップS693)。
If the received effect control command is a command for opening a special prize opening (step S691), the
受信した演出制御コマンドが大入賞口開放後指定コマンドであれば(ステップS694)、演出制御用CPU101は、受信した大入賞口開放後指定コマンドを、RAMに形成されている大入賞口開放後指定コマンド格納領域に格納する(ステップS695)。そして、演出制御用CPU101は、大入賞口開放後指定コマンドを受信したことを示す大入賞口開放後フラグをセットする(ステップS696)。
If the received effect control command is a designation command after opening the big prize opening (step S694), the
受信した演出制御コマンドがその他のコマンドであれば、演出制御用CPU101は、受信した演出制御コマンドに応じたフラグをセットする(ステップS697)。そして、ステップS611に移行する。
If the received effect control command is another command,
図40は、図31に示されたメイン処理における演出制御プロセス処理(ステップS705)を示すフローチャートである。演出制御プロセス処理では、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値に応じてステップS800〜S807のうちのいずれかの処理を行う。各処理において、以下のような処理を実行する。なお、演出制御プロセス処理では、演出表示装置9の表示状態が制御され、演出図柄の可変表示が実現されるが、第1特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示に関する制御も、第2特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示に関する制御も、一つの演出制御プロセス処理において実行される。なお、第1特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示と、第2特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示とを、別の演出制御プロセス処理により実行するように構成してもよい。また、この場合、いずれの演出制御プロセス処理により演出図柄の変動表示が実行されているかによって、いずれの特別図柄の変動表示が実行されているかを判断するようにしてもよい。
FIG. 40 is a flowchart showing the effect control process (step S705) in the main process shown in FIG. In the effect control process, the
変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800):遊技制御用マイクロコンピュータ560から変動パターンコマンドを受信しているか否か確認する。具体的には、コマンド解析処理でセットされる変動パターンコマンド受信フラグがセットされているか否か確認する。変動パターンコマンドを受信していれば、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動開始処理(ステップS801)に対応した値に変更する。
Fluctuation pattern command reception waiting process (step S800): It is confirmed whether or not a variation pattern command has been received from the
演出図柄変動開始処理(ステップS801):演出図柄の変動が開始されるように制御する。そして、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動中処理(ステップS802)に対応した値に更新する。 Production symbol variation start processing (step S801): Control is performed so that the variation of the production symbol is started. Then, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the effect symbol changing process (step S802).
演出図柄変動中処理(ステップS802):変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミング等を制御するとともに、変動時間の終了を監視する。そして、変動時間が終了したら、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動停止処理(ステップS803)に対応した値に更新する。 Production symbol variation processing (step S802): Controls the switching timing of each variation state (variation speed) constituting the variation pattern and monitors the end of the variation time. When the variation time ends, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the effect symbol variation stop process (step S803).
演出図柄変動停止処理(ステップS803):演出図柄の変動を停止し表示結果(停止図柄)を導出表示する制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(ステップS804)または変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に更新する。 Effect symbol variation stop processing (step S803): Control is performed to stop the variation of the effect symbol and derive and display the display result (stop symbol). Then, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the jackpot display process (step S804) or the variation pattern command reception waiting process (step S800).
大当り表示処理(ステップS804):大当りである場合には、変動時間の終了後、演出表示装置9に大当りの発生を報知するための画面を表示する制御を行う。また、小当りである場合には、変動時間の終了後、演出表示装置9に小当りの発生を報知するための画面を表示する制御を行う。例えば、大当りの開始を指定するファンファーレ指定コマンドを受信したら、ファンファーレ演出を実行する。そして、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に更新する。
Big hit display process (step S804): When the big hit is reached, after the variation time is over, the
ラウンド中処理(ステップS805):ラウンド中の表示制御を行う。例えば、大入賞口が開放中であることを示す大入賞口開放中表示コマンドを受信したら、ラウンド数の表示制御等を行う。 In-round processing (step S805): Display control during round is performed. For example, if a display command indicating that the special winning opening is open is received, the display control of the number of rounds is performed.
ラウンド後処理(ステップS806):ラウンド間の表示制御を行う。例えば、大入賞口が開放後(閉鎖中)であることを示す大入賞口開放後表示コマンドを受信したら、インターバル表示を行う。 Post-round processing (step S806): Display control between rounds is performed. For example, when a display command after opening the big prize opening indicating that the big prize opening is after being opened (closed), an interval display is performed.
大当り終了演出処理(ステップS807):演出表示装置9において、大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を行う。例えば、大当りの終了を指定するエンディング指定コマンドを受信したら、エンディング演出を実行する。そして、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に更新する。
Big hit end effect processing (step S807): In the
図41は、図31に示された演出制御プロセス処理における変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)を示すフローチャートである。変動パターンコマンド受信待ち処理において、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンド受信フラグがセットされているか否か確認する(ステップS811)。変動パターンコマンド受信フラグがセットされていれば、変動パターンコマンド受信フラグをリセットする(ステップS812)。そして、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動開始処理(ステップS801)に対応した値に更新する(ステップS813)。
FIG. 41 is a flowchart showing a variation pattern command reception waiting process (step S800) in the effect control process shown in FIG. In the variation pattern command reception waiting process, the
図42は、図40に示された演出制御プロセス処理における演出図柄変動開始処理(ステップS801)を示すフローチャートである。演出図柄変動開始処理において、演出制御用CPU101は、まず、変動パターンコマンド格納領域から変動パターンコマンドを読み出す(ステップS8001)。次いで、演出制御用CPU101は、ステップS8001で読み出した変動パターンコマンド、および表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(すなわち、受信した表示結果指定コマンド)に応じて演出図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(ステップS8002)。すなわち、演出制御用CPU101によってステップS8002の処理が実行されることによって、可変表示パターン決定手段が決定した可変表示パターン(変動パターン)に応じて、識別情報の可変表示の表示結果(演出図柄の停止図柄)を決定する表示結果決定手段が実現される。なお、変動パターンコマンドで擬似連が指定されている場合には、演出制御用CPU101は、擬似連中の仮停止図柄としてチャンス目図柄(例えば、「223」や「445」のように、リーチとならないものの大当り図柄と1つ図柄がずれている図柄の組み合わせ)も決定する。なお、演出制御用CPU101は、決定した演出図柄の停止図柄を示すデータを演出図柄表示結果格納領域に格納する。
FIG. 42 is a flowchart showing the effect symbol variation start process (step S801) in the effect control process shown in FIG. In the effect symbol variation start process, the
図43は、演出表示装置9における演出図柄の停止図柄の一例を示す説明図である。図43に示す例では、受信した表示結果指定コマンドが通常大当りや確変大当りA〜Fを示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果1指定コマンド〜表示結果7指定コマンドである場合)、演出制御用CPU101は、停止図柄として3図柄が同じ図柄で揃った演出図柄の組合せを決定する。
FIG. 43 is an explanatory diagram showing an example of the stop symbol of the effect symbol in the
なお、この実施の形態では、大当り図柄としていずれの図柄が左中右に揃った状態で停止表示しても、通常大当りまたは確変大当りA〜Fのいずれかとなることが認識できるだけで、通常大当りまたは確変大当りA〜Fのうちのいずれの大当り種別にもとづく大当りとなったのかまでは認識できない。例えば、この実施の形態では、特に演出図柄を確変図柄または非確変図柄に区別することは行っておらず、大当り図柄が停止表示されても、大当り遊技終了後に確変状態に制御されるか否かまでは特定できない。 In this embodiment, even if any symbol is stopped and displayed as a big hit symbol in a state where it is aligned in the middle left and right, it can be recognized that either a normal big hit or a probable big hit A to F can be recognized. It is not possible to recognize whether the big hit type based on any of the big hit types A to F is a big hit. For example, in this embodiment, there is no particular distinction between effect symbols and non-probability symbols, even if the jackpot symbol is stopped and displayed, whether or not the jackpot symbol is controlled after the jackpot game ends. Until it cannot be specified.
なお、この実施の形態では、演出図柄の停止図柄が停止表示された時点では大当り遊技終了後に確変状態に制御されるか否かは認識できないのであるが、大当り遊技が開始されてから、遊技者は確変状態に制御されるか否かを認識することができる。具体的には、大当り遊技が開始されてから見た目上のラウンドが4ラウンド、8ラウンドまたは12ラウンドで終了した場合には、確変大当りB〜Eのいずれかとなることが認識できるのであるから、遊技者は確変状態に制御されることを認識することができる。また、見た目上のラウンドが13ラウンドを超えて継続した場合には、ラウンド14で確変示唆演出が開始されラウンド15で確変成功演出または確変示唆演出が実行されるか、またはラウンド5で継続確定演出が実行されるのであるから、その時点で確変状態に制御されるか否かを認識することができる。
In this embodiment, when the stop symbol of the effect symbol is stopped and displayed, it is not possible to recognize whether or not the game is controlled to be in a promiscuous state after the big hit game ends. However, after the big hit game is started, the player Can recognize whether or not the state is controlled to the probability variation state. Specifically, when the apparent round after the start of the big hit game is finished with four rounds, eight rounds or twelve rounds, it can be recognized that any of the probable big hits B to E can be recognized. The person can recognize that it is controlled to the probability variation state. Also, if the apparent round continues beyond 13 rounds, the probability change suggestion effect is started in
なお、例えば、確変図柄(例えば、奇数図柄)と非確変図柄(例えば、偶数図柄)とを区別するようにし、同じ確変図柄が揃った状態の大当り図柄が停止表示されたか、同じ非確変図柄が揃った状態の大当り図柄が停止表示されたかによって、確変状態に制御されるか否かを認識可能に構成してもよい。ただし、この場合でも、確変示唆演出や確変成功演出、確変失敗演出が実行される場合には、非確変図柄の大当り図柄を停止表示するようにして、演出図柄の停止図柄が停止表示される時点では確変状態となるか否かを認識できないようすることが望ましい。 Note that, for example, a probable symbol (for example, an odd symbol) and a non-probable symbol (for example, an even symbol) are distinguished, and a jackpot symbol with the same probability variable symbol is stopped or displayed, or the same non-probable symbol is displayed. It may be configured to be able to recognize whether or not it is controlled to the probability variation state depending on whether or not the jackpot symbols in the aligned state are stopped and displayed. However, even in this case, when the probability change suggestion effect, the probability change success effect, or the probability change failure effect is executed, the jackpot symbol of the non-probability variable symbol is stopped and the stop symbol of the effect symbol is stopped and displayed. Then, it is desirable not to be able to recognize whether it will be in a certain variation state.
そして、はずれの場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果0指定コマンドである場合)、上記以外の演出図柄の組み合わせを決定する。ただし、リーチ演出を伴う場合には、左右の2図柄が揃った演出図柄の組み合わせ(リーチ図柄)を決定する。なお、受信した表示結果指定コマンドが突然確変大当りや、小当りを示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果8指定コマンドまたは表示結果9指定コマンドである場合)、演出制御用CPU101は、停止図柄として「135」などの演出図柄の組合せを決定する。また、演出表示装置9に導出表示される3図柄の組合せが演出図柄の「停止図柄」である。
In the case of a loss (when the received display result designation command is a
なお、演出制御用CPU101は、表示結果指定コマンドではなく、変動パターンコマンドにもとづいて、大当りや、はずれ、突然確変大当り、小当りであることを特定して、演出図柄の停止図柄を決定するようにしてもよい。例えば、演出制御用CPU101は、大当り用の変動パターンコマンドを受信した場合には、左右中が同じ図柄で揃った大当り図柄を決定し、突然確変大当り/小当り用の変動パターンコマンドを受信した場合には「135」などの停止図柄を決定し、はずれ用の変動パターンコマンドを受信した場合には、これら以外のはずれ図柄を決定するようにしてもよい。
The
演出制御用CPU101は、例えば、停止図柄を決定するための乱数を抽出し、演出図柄の組合せを示すデータと数値とが対応付けられている停止図柄決定テーブルを用いて、演出図柄の停止図柄を決定する。すなわち、抽出した乱数に一致する数値に対応する演出図柄の組合せを示すデータを選択することによって停止図柄を決定する。なお、演出図柄についても、大当りを想起させるような停止図柄を大当り図柄という。
The
次いで、演出制御用CPU101は、演出図柄の変動表示中に演出表示装置9において予告演出を実行するか否かを決定したり予告演出の演出態様を設定する予告演出設定処理を実行する(ステップS8003)。
Next, the
この実施の形態では、ステップS8003において、演出制御用CPU101は、大当り遊技状態に制御された場合の有利度(本例では、いずれの大当り種別にもとづく大当り遊技状態に制御されるか)を予告する変動中予告演出の有無および演出態様を決定する。
In this embodiment, in step S8003, the
図44は、変動中予告演出の有無および演出態様を決定するための変動中予告演出決定テーブルの具体例を示す説明図である。図44に示すように、この実施の形態では、変動中予告演出として、変動中予告演出A(例えば、演出図柄の変動表示中にキャラクタAが登場する態様の演出)と、変動中予告演出B(例えば、演出図柄の変動表示中にキャラクタBが登場する態様の演出)と、変動中予告演出C(例えば、演出図柄の変動表示中にキャラクタCが登場する態様の演出)とを実行可能である。なお、変動中予告演出の態様は、この実施の形態で示したものにかぎらず、例えば、背景画面が所定の風景に切り替わるような演出を実行したり、所定のストーリーが展開していくような演出を実行するなど様々な態様の演出を実行することが可能である。 FIG. 44 is an explanatory diagram showing a specific example of the changing notice effect determination table for determining the presence / absence of the changing notice effect and the effect mode. As shown in FIG. 44, in this embodiment, as the changing notice effect, the changing notice effect A (for example, the effect in which the character A appears during the change display of the effect symbol) and the changing notice effect B are shown. (For example, an effect of a mode in which the character B appears during the variation display of the effect symbol) and a notice notification C during the variation (for example, an effect of an aspect in which the character C appears during the variation display of the effect symbol) can be executed. is there. It should be noted that the mode of the changing notice effect is not limited to the one shown in this embodiment, and for example, an effect that the background screen is switched to a predetermined landscape is executed, or a predetermined story is developed. It is possible to execute various types of effects such as executing effects.
図44に示す例では、変動中予告演出Aは、全ての大当り種別の大当りとなる場合に実行可能であるとともに、それ以外のはずれや小当りとなる場合にも低い割合で実行可能である。また、変動中予告演出Aは通常大当りで実行される割合が比較的高く、変動中予告演出Aが出現すれば通常大当りとなる可能性が高いことを認識することができる。また、変動中予告演出Bは通常大当りおよび確変大当りA〜Fのみで実行可能であり、変動中予告演出Bが出現すれば少なくとも大入賞口が30秒開放され遊技球の入賞が期待できるラウンドを含む大当り遊技が確定することを認識することができる。また、変動中予告演出Bは確変大当りBで実行される割合が比較的高く、変動中予告演出Bが出現すれば確変大当りBとなる可能性が高いことを認識することができる。また、変動中予告演出Cは通常大当りおよび確変大当りA〜C,Fのみで実行可能であり、変動中予告演出Cが出現すれば少なくとも見た目上のラウンドが8ラウンド以上である大当り遊技が確定することを認識することができる。また、変動中予告演出Cは確変大当りAで実行される割合が比較的高く、変動中予告演出Cが出現すれば確変大当りAとなる可能性が高いことを認識することができる。 In the example shown in FIG. 44, the changing announcement effect A can be executed when all the big hit types are big hits, and can be executed at a low rate even when the other hits or small hits are made. In addition, it can be recognized that the changing notice effect A is normally executed with a big hit, and if the changing notice effect A is appearing, the possibility of a normal big hit is high. In addition, the floating notice effect B can be executed only with the big hit and the probable big hits A to F, and if the changing notice effect B appears, at least a grand prize opening is opened for 30 seconds and a round in which a game ball can be expected is expected. It is possible to recognize that the jackpot game including it is confirmed. In addition, it can be recognized that the changing notice effect B is relatively high in the probability change big hit B, and if the changing notice effect B appears, there is a high possibility that it will be the probable big hit B. In addition, the changing notice effect C can be executed only with the big hit and the probable big hits A to C and F, and if the changing notice effect C appears, a big hit game with at least 8 apparent rounds is determined. I can recognize that. In addition, it can be recognized that the changing notice effect C has a relatively high ratio of being executed with the probability variation big hit A, and if the changing notice effect C appears, the probability that the probability changing big hit A will be high can be recognized.
ステップS8003では、具体的には、演出制御用CPU101は、表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドにもとづいて、表示結果を特定する。そして、演出制御用CPU101は、特定した表示結果および図44に示す変動中予告演出決定テーブルを用いて、変動中予告演出の有無および演出態様を決定するための乱数を用いた抽選処理を行うことによって、変動中予告演出の有無および演出態様を決定する。
In step S8003, specifically, the
なお、演出図柄の変動表示中に実行する予告演出は、この実施の形態で示した変動中予告演出にかぎらず、様々な予告演出を実行可能である。例えば、演出制御用CPU101は、ステップS8003において、ステップアップ予告演出や、モチーフ表示予告演出、群予告演出、ボタン予告演出、ミニキャラ予告演出などの有無や演出態様を決定するようにしてもよい。
It should be noted that the notice effect that is executed during the change display of the effect symbol is not limited to the notice effect during change shown in this embodiment, and various notice effects can be executed. For example, the
次いで、演出制御用CPU101は、変動パターン、予告演出を実行する場合にはその予告演出に応じたプロセステーブルを選択する(ステップS8004)。そして、選択したプロセステーブルのプロセスデータ1におけるプロセスタイマをスタートさせる(ステップS8005)。
Next, the
図45は、プロセステーブルの構成例を示す説明図である。プロセステーブルとは、演出制御用CPU101が演出装置の制御を実行する際に参照するプロセスデータが設定されたテーブルである。すなわち、演出制御用CPU101は、プロセステーブルに設定されているプロセスデータに従って演出表示装置9等の演出装置(演出用部品)の制御を行う(ステップS8006)。プロセステーブルは、プロセスタイマ設定値と表示制御実行データ、ランプ制御実行データ、および音番号データの組み合わせが複数集まったデータで構成されている。表示制御実行データには、演出図柄の可変表示の可変表示時間(変動時間)中の変動態様を構成する各変動の態様を示すデータ等(演出図柄の表示態様の他に演出表示装置9の表示画面における演出図柄以外の演出態様を含む。)が記載されている。具体的には、演出表示装置9の表示画面の変更に関わるデータが記載されている。また、プロセスタイマ設定値には、その演出態様での演出時間が設定されている。演出制御用CPU101は、プロセステーブルを参照し、プロセスタイマ設定値に設定されている時間だけ表示制御実行データに設定されている態様で演出図柄を表示させるとともに表示画面に表示されるキャラクタ画像や背景を表示させる制御を行う。また、ランプ制御実行データおよび音番号データに設定されている態様で発光体の点滅を制御するとともに、スピーカ27からの音出力を制御する。
FIG. 45 is an explanatory diagram of a configuration example of a process table. The process table is a table in which process data referred to when the
図45に示すプロセステーブルは、演出制御基板80におけるROMに格納されている。また、プロセステーブルは、各変動パターンや予告演出の内容に応じて用意されている。なお、ステップS8003の処理で予告演出を実行することに決定されている場合には、予告演出に対応したデータが設定されてプロセステーブルを選択し、予告演出を実行することに決定されていない場合には、予告演出に対応したデータが設定されていないプロセステーブルを選択する。
The process table shown in FIG. 45 is stored in the ROM of the
また、リーチ演出を伴う変動パターンについて演出制御を実行する場合に用いられるプロセステーブルには、変動開始から所定時間が経過したときに左図柄を停止表示させ、さらに所定時間が経過すると右図柄を停止表示させることを示すプロセスデータが設定されている。なお、停止表示させる図柄をプロセステーブルに設定するのではなく、決定された停止図柄、擬似連や滑り演出における仮停止図柄に応じて、図柄を表示するための画像を合成して生成するようにしてもよい。 Also, in the process table used when effect control is executed for a variation pattern with reach effect, the left symbol is stopped when a predetermined time has elapsed from the start of the variation, and the right symbol is stopped when a predetermined time further elapses. Process data indicating that it is to be displayed is set. In addition, instead of setting the symbols to be stopped and displayed in the process table, an image for displaying the symbols is synthesized and generated according to the determined stop symbol, the temporary stop symbol in the pseudo-ream and the sliding effect. May be.
次いで、演出制御用CPU101は、変動時間タイマに、変動パターンコマンドで特定される変動時間に相当する値を設定する(ステップS8007)。
Next, the
そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動中処理(ステップS802)に対応した値にする(ステップS8008)。
Then, the
図46は、演出制御プロセス処理における演出図柄変動中処理(ステップS802)を示すフローチャートである。演出図柄変動中処理において、演出制御用CPU101は、プロセスタイマの値を1減算するとともに(ステップS8101)、変動時間タイマの値を1減算する(ステップS8102)。
FIG. 46 is a flowchart showing the effect symbol variation process (step S802) in the effect control process. In the effect symbol changing process, the
また、演出制御用CPU101は、プロセスタイマがタイムアウトしたら(ステップS8103)、プロセスデータの切替を行う。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定する(ステップS8104)。また、その次に設定されている表示制御実行データ、ランプ制御実行データ、および音番号データにもとづいて演出装置(演出用部品)に対する制御状態を変更する(ステップS8105)。なお、ステップS8003の予告演出設定処理で変動中予告演出を実行することに決定されている場合には、ステップS8105の処理が実行されることによって演出図柄の変動表示が実行されるとともに変動中予告演出が実行される。
In addition, when the process timer times out (step S8103), the
そして、演出制御用CPU101は、変動時間タイマがタイムアウトしていれば(ステップS8106)、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動停止処理(ステップS803)に応じた値に更新する(ステップS8107)。
Then, if the change time timer has timed out (step S8106), the
図47は、演出制御プロセス処理における演出図柄変動停止処理(ステップS803)を示すフローチャートである。演出図柄変動停止処理において、まず、演出制御用CPU101は、演出図柄の停止図柄を表示していることを示す停止図柄表示フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS861)。そして、停止図柄表示フラグがセットされていれば、演出制御用CPU101は、ステップS867に移行する。この実施の形態では、後述するように、演出図柄の停止図柄として大当り図柄を表示した場合には、ステップS866で停止図柄表示フラグがセットされる。そして、ファンファーレ演出を実行するときにステップS868で停止図柄表示フラグがリセットされる。従って、ステップS861で停止図柄表示フラグがセットされているということは、大当り図柄または小当り図柄を停止表示したもののファンファーレ演出をまだ実行していない段階であるので、ステップS862の演出図柄の停止図柄を表示する処理を重ねて実行することなく、ステップS867に移行する。
FIG. 47 is a flowchart showing the effect symbol variation stop process (step S803) in the effect control process. In the effect symbol variation stop process, first, the
停止図柄表示フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、記憶されている停止図柄(はずれ図柄、大当り図柄、または小当り図柄)を停止表示させる制御を行う(ステップS862)。なお、演出制御用CPU101は、遊技制御用マイクロコンピュータ560からの図柄確定指定コマンドの受信に応じて演出図柄を停止表示する制御を行うようにしてもよい。
If the stop symbol display flag is not set, the
次いで、ステップS862で大当り図柄および小当り図柄のいずれも表示しない場合(すなわち、はずれ図柄を表示する場合:ステップS863のN)は、演出制御用CPU101は、所定のフラグをリセットする(ステップS864)。例えば、演出制御用CPU101は、表示結果指定コマンド受信フラグなどのコマンド受信フラグをリセットする。なお、演出制御用CPU101は、コマンド受信フラグを演出制御プロセス処理や第4図柄プロセス処理において参照されたあと直ぐにリセットするようにしてもよい(例えば、図41のステップS811に示すように、変動パターンコマンド受信フラグを確認すると直ちに変動パターンコマンド受信フラグをリセットするようにしてもよい)。そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に応じた値に更新する(ステップS865)。
Next, when neither the big winning symbol nor the small winning symbol is displayed in step S862 (that is, when the off symbol is displayed: N in step S863), the
ステップS862で大当り図柄または小当り図柄を表示する場合には(ステップS863のY)、演出制御用CPU101は、停止図柄表示フラグをセットし(ステップS866)、ファンファーレフラグ(大当り開始指定コマンド受信フラグ:ステップS622参照)がセットされたか否か確認する(ステップS867)。ファンファーレフラグがセットされたときは(ステップS867のY)、演出制御用CPU101は、停止図柄表示フラグをリセットする(ステップS868)とともに、ファンファーレ演出時間格納領域に格納されているファンファーレ演出時間(60秒、10秒、1秒のいずれか)に応じたファンファーレ演出A〜Cのプロセスデータを選択する(ステップS869)。そして、プロセスタイマをスタートさせる(ステップS870)とともに、ファンファーレフラグ、ファンファーレ演出時間指定コマンドにて指定された演出時間をリセットする。
When the big hit symbol or the small hit symbol is displayed in step S862 (Y in step S863), the
そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(ステップS804)に対応した値に設定する(ステップS871)。ただし、小当りである場合には、大当りではないのであるから、大当り表示処理(ステップS804)〜大当り終了演出処理(ステップS807)の大当り中の演出を実行するのではなく、ステップS869でセットしたファンファーレ演出Cのプロセスデータに従って所定の演出期間である1秒にわたって小当り遊技に応じたファンファーレ演出を実行したのち、ステップS800の変動パターンコマンド受信待ち処理に戻るようにすることが好ましい。
Then, the
図48は、演出制御プロセス処理における大当り表示処理(ステップS804)を示すフローチャートである。大当り表示処理において、演出制御用CPU101は、まず、大入賞口開放中表示コマンドを受信したことを示す大入賞口開放中フラグがセットされているか否か(すなわち、ラウンド1開始時の大入賞口開放中表示コマンドを受信したか否か)を確認する(ステップS1901)。大入賞口開放中フラグがセットされていないときは(ステップS1901のN)、演出制御用CPU101は、プロセスタイマの値を1減算し(ステップS1902)、プロセスデータnの内容に従って演出装置(演出表示装置9、スピーカ27、枠LED28等)の制御を実行する(ステップS1903)。例えば、演出表示装置9において大当り図柄を表示するとともに、大当りが発生したことを示す文字やキャラクタなどを表示するファンファーレ演出A〜Cが、ステップS869にて選択されたプロセステーブルに基づいて実行される。
FIG. 48 is a flowchart showing the jackpot display process (step S804) in the effect control process. In the jackpot display process, the
次いで、演出制御用CPU101は、プロセスタイマがタイムアウトしていないかどうかを確認し(ステップS1904)、プロセスタイマがタイムアウトしていれば、プロセスデータの切替を行う(ステップS1905)。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスデータ(表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データ)に切り替える。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS1906)。
Next, the
大入賞口開放中フラグがセットされているときは(ステップS1901のY)、すなわち、ラウンド1の開始タイミングとなっていれば、演出制御用CPU101は、その大入賞口開放中フラグをリセットする(ステップS1907)。
When the big prize opening open flag is set (Y in step S1901), that is, when the start timing of
次いで、演出制御用CPU101は、不整合フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1908)。不整合フラグがセットされていれば、演出制御用CPU101は、特殊演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS1909)。
Next, the
ステップS1908や後述するステップS3909で不整合フラグがセットされていたということは、演出図柄の変動開始時に受信していた表示結果指定コマンドと大当り遊技開始時に受信した大当り開始指定コマンドとが不整合であったということである。演出図柄の変動表示中には既に表示結果指定コマンドで特定される表示結果にもとづいて変動中予告演出が実行されている可能性があるのであるから、このような不整合が生じている状態で大当り遊技中に継続示唆演出や継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出を実行してしまうと、変動表示中に実行した変動中予告演出との間で演出の不整合が生じてしまうおそれがある。そこで、この実施の形態では、コマンドの不整合が検出された場合には、大当り遊技中に通常とは異なる特殊演出(例えば、継続示唆演出や継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出とは異なるキャラクタが登場する演出)を実行することによって、演出の不整合が生じないようにしている。 The fact that the inconsistency flag has been set in step S1908 or step S3909 described later indicates that the display result designation command received at the start of the production symbol variation and the jackpot start designation command received at the start of the big hit game are inconsistent. It was that there was. Since there is a possibility that the changing notice effect is being executed based on the display result specified by the display result designation command during the change display of the effect symbol, such a mismatch is occurring. During the big hit game, if the continuous suggestion effect, the continuous success effect, the continuous failure effect, the probability change suggestion effect, the probability change success effect, the probability change failure effect, the continuation failure confirmation effect, the resurrection effect, and the continuation effect effect are executed, There is a possibility that inconsistency of the production may occur with the executed notice effect during fluctuation. Therefore, in this embodiment, when a command inconsistency is detected, special effects different from normal (for example, a continuation suggestion effect, a continuation success effect, a continuation failure effect, a probability change suggestion effect, a probability change, etc.) By performing a success effect, a probability change failure effect, a continuation failure confirmation effect, a resurrection effect, and an effect in which a character different from the continuation confirmation effect appears), inconsistencies in the effects are prevented from occurring.
一方、不整合フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、通常のラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS1910)。
On the other hand, if the inconsistency flag is not set, the
そして、演出制御用CPU101は、プロセスタイマをスタートさせ(ステップS1911)、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に設定する(ステップS1912)。
Then, the
図49は、演出制御プロセス処理におけるラウンド中処理(ステップS805)を示すフローチャートである。ラウンド中処理において、演出制御用CPU101は、まず、大入賞口開放後指定コマンドを受信したことを示す大入賞口開放後フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS2901)。
FIG. 49 is a flowchart showing mid-round processing (step S805) in the effect control process. In the in-round processing, the
大入賞口開放後フラグがセットされていないときは(ステップS2901のN)、演出制御用CPU101は、プロセスタイマの値を1減算し(ステップS2902)、プロセスデータnの内容に従って演出装置(演出表示装置9、スピーカ27、枠LED28等)の制御を実行する(ステップS2903)。例えば、通常用のラウンド中演出を実行する場合には、演出表示装置9において大当り表示図柄を表示するとともに、ラウンド数を示す文字やその他のキャラクタなどを表示する演出が実行される。また、例えば、継続示唆演出や継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータが選択されている場合には、ステップS2903を実行することによって、そのラウンド中において継続示唆演出や継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出を実行する。
When the flag after opening the big prize opening is not set (N in step S2901), the
次いで、演出制御用CPU101は、プロセスタイマがタイムアウトしていないかどうかを確認し(ステップS2904)、プロセスタイマがタイムアウトしていれば、プロセスデータの切替を行う(ステップS2905)。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスデータ(表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データ)に切り替える。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS2906)。
Next, the
ステップS2901において大入賞口開放後フラグがセットされているときは(ステップS2901のY)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放後フラグをリセットする(ステップS2907)。また、演出制御用CPU101は、インターバル演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS2908)。
If the flag after opening the big prize opening is set in step S2901 (Y in step S2901), the
そして、演出制御用CPU101は、プロセスタイマをスタートさせ(ステップS2909)、演出制御プロセスフラグの値をラウンド後処理(ステップS806)に対応した値に設定する(ステップS2910)。
Then, the
図50〜図53は、演出制御プロセス処理におけるラウンド後処理(ステップS806)を示すフローチャートである。ラウンド後処理において、演出制御用CPU101は、まず、大当り終了指定コマンド受信フラグ(ステップS666参照)がセットされているか否かを確認する(ステップS3901)。大当り終了指定コマンド受信フラグがセットされていないときは(ステップS3901のN)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンドを受信したことを示す大入賞口開放中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS3902)。大入賞口開放中フラグがセットされていないときは(ステップS3902のN)、演出制御用CPU101は、プロセスタイマの値を1減算し(ステップS3903)、プロセスデータnの内容に従って演出装置(演出表示装置9、スピーカ27、LED25,28等)の制御を実行する(ステップS3904)。例えば、演出表示装置9において大当り表示図柄を表示するとともに、所定のキャラクタなどを表示する態様のインターバル演出が実行される。
50 to 53 are flowcharts showing round post-processing (step S806) in the effect control process. In the round post-processing, the
次いで、演出制御用CPU101は、プロセスタイマがタイムアウトしていないかどうかを確認し(ステップS3905)、プロセスタイマがタイムアウトしていれば、プロセスデータの切替を行う(ステップS3906)。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスデータ(表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データ)に切り替える。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS3907)。
Next, the
大入賞口開放中フラグがセットされているときは(ステップS3902のY)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中フラグをリセットする(ステップS3908)。
When the big prize opening open flag is set (Y in step S3902), the
次いで、演出制御用CPU101は、不整合フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS3909)。不整合フラグがセットされていれば、演出制御用CPU101は、特殊演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3910)。
Next, the
不整合フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドにもとづいて、今回開始するラウンドが継続示唆演出の実行ラウンドであるか否かを確認する(ステップS3911)。具体的には、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドの種類が大入賞口開放中2指定コマンドである場合には、今回開始するラウンドが継続示唆演出の実行ラウンドであると判定する。
If the inconsistency flag is not set, the
継続示唆演出の実行ラウンドであれば、演出制御用CPU101は、今回開始するラウンドにおいて実行する継続示唆演出の種類を決定する処理を行う(ステップS3912)。図54は、継続示唆演出の種類を決定するための継続示唆演出選択テーブルの具体例を示す説明図である。このうち、図54(A)は、見た目上のラウンドが継続する場合に選択される継続時用の継続示唆演出選択テーブルであり、図54(B)は、見た目上のラウンドが終了する場合に選択される非継続時用の継続示唆演出選択テーブルである。この実施の形態では、図54に示すように、継続示唆演出として継続示唆演出A〜Cの3種類のうちのいずれかの演出が選択されて実行される。また、この実施の形態では、図54(A)に示すように、見た目上のラウンドが継続する場合には、継続示唆演出Cの選択割合が最も高く、次に継続示唆演出Bの選択割合が高く、継続示唆演出Aの選択割合が最も低い。一方、図54(B)に示すように、見た目上のラウンドが終了する場合には、継続示唆演出Aの選択割合が最も高く、次に継続示唆演出Bの選択割合が高く、継続示唆演出Cの選択割合が最も低い。従って、この実施の形態では、継続示唆演出Cが出現した場合に見た目上のラウンドが継続する期待度が最も高くなり、継続示唆演出Aが出現した場合には見た目上のラウンドが終了する可能性が最も高い。
If the execution suggestion round is a continuation suggestion effect, the
ステップS3912では、演出制御用CPU101は、まず、表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドにもとづいて大当りの種別を特定する。なお、演出制御用CPU101は、いずれの大当り開始指定コマンド受信フラグがセットされているかにもとづいて大当りの種別を特定するようにしてもよい。次いで、演出制御用CPU101は、特定した大当りの種別と今回開始するラウンドが第何ラウンドであるかとにもとづいて、見た目上のラウンドが継続する場合であるか否かを判定する。
In step S3912, the
例えば、演出制御用CPU101は、大当り種別が通常大当りであり今回開始するラウンドがラウンド3、ラウンド7またはラウンド11である場合や、大当り種別が確変大当りAであり今回開始するラウンドがラウンド3、ラウンド7またはラウンド11である場合、大当り種別が確変大当りBであり今回開始するラウンドがラウンド3またはラウンド7である場合、大当り種別が確変大当りCであり今回開始するラウンドがラウンド3である場合、大当り種別が確変大当りFであり今回開始するラウンドがラウンド3である場合には、見た目上のラウンドが継続すると判定する。一方、大当り種別が確変大当りBであり今回開始するラウンドがラウンド11である場合や、大当り種別が確変大当りCであり今回開始するラウンドがラウンド7である場合、大当り種別が確変大当りDであり今回開始するラウンドがラウンド3である場合、大当り種別が確変大当りEであり今回開始するラウンドがラウンド3である場合には、見た目上のラウンドが終了すると判定する。
For example, when the big hit type is a normal big hit and the round that starts this time is
次いで、演出制御用CPU101は、見た目上のラウンドが継続すると判定した場合には、図54(A)に示す継続時用の継続示唆演出選択テーブルを選択する。一方、見た目上のラウンドが終了すると判定した場合には、図54(B)に示す非継続時用の継続示唆演出選択テーブルを選択する。そして、演出制御用CPU101は、選択した継続示唆演出選択テーブルを用いて、継続示唆演出の種類を決定するための乱数にもとづく抽選処理を行い、継続示唆演出の種類を決定する。
Next, when it is determined that the apparent round continues, the
次いで、演出制御用CPU101は、継続示唆演出の種類の決定結果に応じて、いずれかの継続示唆演出フラグをセットする(ステップS3913)。例えば、演出制御用CPU101は、継続示唆演出Aを実行することに決定した場合には、継続示唆演出Aを決定したことを示す継続示唆演出Aフラグをセットし、継続示唆演出Bを実行することに決定した場合には、継続示唆演出Bを決定したことを示す継続示唆演出Bフラグをセットし、継続示唆演出Cを実行することに決定した場合には、継続示唆演出Cを決定したことを示す継続示唆演出Cフラグをセットする。
Next, the
次いで、演出制御用CPU101は、今回開始するラウンドにおいて大当り中予告演出を実行するか否かおよび大当り中予告演出の種類を決定する(ステップS3914)。なお、大当り中予告演出とは、大当り遊技に関して有利度が高い特定状態(本例では、大入賞口の開放時間が30秒と長く遊技球の入賞が期待できるラウンドが継続すること(見た目上のラウンドが継続すること)や、大当り遊技終了後に確変状態に制御されること)に制御されることを予告する予告演出である。なお、この実施の形態では、特定状態が見た目上のラウンドが継続することや、大当り遊技終了後に確変状態に制御される場合を示しているが、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、大当り中予告演出は、特定状態として、高速開放制御に移行した後に見た目上のラウンドが復活することを予告したり、大当り遊技終了後に時短状態に制御されることを予告したりするものであってもよい。
Next, the
図55は、大当り中予告演出の有無および種類を決定するための大当り中予告演出決定テーブルの具体例を示す説明図である。このうち、図55(A)は、見た目上のラウンドが継続する場合に選択される継続時用の大当り中予告演出決定テーブルであり、図55(B)は、見た目上のラウンドが終了する場合に選択される非継続時用の大当り中予告演出決定テーブルであり、図55(C)は、大当り遊技終了後に確変状態に制御される場合(すなわち、確変大当りAである場合)に選択される確変大当り用の大当り中予告演出決定テーブルであり、図55(C)は、大当り遊技終了後に確変状態に制御されない場合(すなわち、通常大当りである場合)に選択される通常大当り用の大当り中予告演出決定テーブルである。 FIG. 55 is an explanatory diagram showing a specific example of the jackpot announcement effect determination table for determining the presence / absence and type of the jackpot announcement effect. Of these, FIG. 55 (A) is a continuation jackpot announcement effect determination table for continuous selection that is selected when the apparent round continues, and FIG. 55 (B) is the case where the apparent round ends. FIG. 55 (C) is selected when it is controlled to be in a probable change state after the big hit game is finished (that is, in the case of a promiscuous big hit A). FIG. 55C is a big hit announcement effect determination table for a promising big hit, and FIG. 55 (C) shows a big hit notice for a normal big hit that is selected when it is not controlled in a promiscuous state after the big hit game ends (that is, when it is a normal big hit). It is an effect determination table.
この実施の形態では、図55に示すように、大当り中予告演出として大当り中予告演出A〜Cの3種類のうちのいずれかの演出が選択されて実行される。なお、例えば、大当り中予告演出Aが決定された場合には、演出表示装置9において背景画面が所定の風景の背景画面Aに切り替わるような演出が実行され、大当り中予告演出Bが決定された場合には、演出表示装置9において背景画面Aとは異なる風景の背景画面Bに切り替わるような演出が実行され、大当り中予告演出Cが決定された場合には、演出表示装置9において背景画面Aおよび背景画面Bとは異なる背景画面Cに切り替わるような演出が実行される。なお、大当り中予告演出の態様は、この実施の形態で示したものにかぎらず、例えば、大当り中予告演出用の所定のキャラクタが登場する演出を実行したり、所定のストーリーが展開していくような演出を実行するなど様々な態様の演出を実行することが可能である。
In this embodiment, as shown in FIG. 55, any one of the three types of big hit announcement effects A to C is selected and executed as the big hit announcement effect. For example, when the big hit notice effect A is determined, the
また、この実施の形態では、図55(B)に示すように、見た目上のラウンドが終了する場合には、大当り中予告演出の実行割合が30%であるのに対して、図55(A)に示すように、見た目上のラウンドが継続する場合には、大当り中予告演出の実行割合が70%と高い。また、この実施の形態では、図55(A)に示すように、見た目上のラウンドが継続する場合には、大当り中予告演出Cの選択割合が最も高く、次に大当り中予告演出Bの選択割合が高く、大当り中予告演出Aの選択割合が最も低い。一方、図55(B)に示すように、見た目上のラウンドが終了する場合には、大当り中予告演出Aの選択割合が最も高く、次に大当り中予告演出Bの選択割合が高く、大当り中予告演出Cの選択割合が最も低い。従って、この実施の形態では、大当り中予告演出Cが出現した場合に見た目上のラウンドが継続する期待度が最も高くなり、大当り中予告演出Aが出現した場合には見た目上のラウンドが終了する可能性が最も高い。 Also, in this embodiment, as shown in FIG. 55 (B), when the apparent round ends, the execution rate of the big hit announcement effect is 30%, whereas FIG. As shown in (), when the apparent round continues, the execution ratio of the big hit announcement effect is as high as 70%. Further, in this embodiment, as shown in FIG. 55A, when the apparent round continues, the selection ratio of the big hit announcement effect C is the highest, and the next big hit announcement effect B is selected. The ratio is high, and the selection ratio of the notice effect A during the big hit is the lowest. On the other hand, as shown in FIG. 55 (B), when the apparent round ends, the selection ratio of the big hit announcement effect A is the highest, and the next big hit announcement effect B is the highest selection rate. The selection ratio of the notice effect C is the lowest. Therefore, in this embodiment, when the big hit notice effect C appears, the expectation that the apparent round will continue is the highest, and when the big hit notice effect A appears, the apparent round ends. Most likely.
ステップS3914では、演出制御用CPU101は、まず、表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドにもとづいて大当りの種別を特定する。なお、演出制御用CPU101は、いずれの大当り開始指定コマンド受信フラグがセットされているかにもとづいて大当りの種別を特定するようにしてもよい。次いで、演出制御用CPU101は、特定した大当りの種別と今回開始するラウンドが第何ラウンドであるかとにもとづいて、見た目上のラウンドが継続する場合であるか否かを判定する。
In step S3914, the
例えば、演出制御用CPU101は、大当り種別が通常大当りであり今回開始するラウンドがラウンド3、ラウンド7またはラウンド11である場合や、大当り種別が確変大当りAであり今回開始するラウンドがラウンド3、ラウンド7またはラウンド11である場合、大当り種別が確変大当りBであり今回開始するラウンドがラウンド3またはラウンド7である場合、大当り種別が確変大当りCであり今回開始するラウンドがラウンド3である場合、大当り種別が確変大当りFであり今回開始するラウンドがラウンド3である場合には、見た目上のラウンドが継続すると判定する。一方、大当り種別が確変大当りBであり今回開始するラウンドがラウンド11である場合や、大当り種別が確変大当りCであり今回開始するラウンドがラウンド7である場合、大当り種別が確変大当りDであり今回開始するラウンドがラウンド3である場合、大当り種別が確変大当りEであり今回開始するラウンドがラウンド3である場合には、見た目上のラウンドが終了すると判定する。
For example, when the big hit type is a normal big hit and the round that starts this time is
次いで、演出制御用CPU101は、見た目上のラウンドが継続すると判定した場合には、図55(A)に示す継続時用の大当り中予告演出決定テーブルを選択する。一方、見た目上のラウンドが終了すると判定した場合には、図55(B)に示す非継続時用の大当り中予告演出決定テーブルを選択する。そして、演出制御用CPU101は、選択した大当り中予告演出決定テーブルを用いて、大当り中予告演出の有無および種類を決定するための乱数にもとづく抽選処理を行い、大当り中予告演出の有無および種類を決定する。
Next, when it is determined that the apparent round continues, the
そして、演出制御用CPU101は、決定した継続示唆演出および大当り中予告演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3915)。
Then, the
継続示唆演出の実行ラウンドでなければ(ステップS9311のN)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドにもとづいて、今回開始するラウンドが継続成功演出の実行ラウンドであるか否かを確認する(ステップS3916)。具体的には、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドの種類が大入賞口開放中3指定コマンドである場合には、今回開始するラウンドが継続成功演出の実行ラウンドであると判定する。
If it is not an execution round of the continuation suggestion effect (N of step S9311), the
継続成功演出の実行ラウンドであれば、演出制御用CPU101は、継続成功演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3917)。なお、この実施の形態では、継続成功演出には継続成功演出A〜Cの3種類があるのであるが、ステップS3917では、演出制御用CPU101は、まず、セットされている継続示唆演出フラグが継続示唆演出Aフラグ、継続示唆演出Bフラグまたは継続示唆演出Cフラグのいずれであるかを確認する。そして、演出制御用CPU101は、継続示唆演出Aフラグがセットされていれば、継続成功演出Aを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し、継続示唆演出Bフラグがセットされていれば、継続成功演出Bを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し、継続示唆演出Cフラグがセットされていれば、継続成功演出Cを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する。そして、演出制御用CPU101は、セットされていた継続示唆演出フラグをリセットする(ステップS3918)。
If it is the execution round of the continuous success effect, the
継続成功演出の実行ラウンドでなければ(ステップS9316のN)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドにもとづいて、今回開始するラウンドが継続失敗演出の実行ラウンドであるか否かを確認する(ステップS3919)。具体的には、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドの種類が大入賞口開放中4指定コマンドである場合には、今回開始するラウンドが継続失敗演出の実行ラウンドであると判定する。
If it is not the execution round of the continuous success effect (N in Step S9316), the
継続失敗演出の実行ラウンドであれば、演出制御用CPU101は、継続失敗演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3920)。なお、この実施の形態では、継続失敗演出には継続失敗演出A〜Cの3種類があるのであるが、ステップS3920では、演出制御用CPU101は、まず、セットされている継続示唆演出フラグが継続示唆演出Aフラグ、継続示唆演出Bフラグまたは継続示唆演出Cフラグのいずれであるかを確認する。そして、演出制御用CPU101は、継続示唆演出Aフラグがセットされていれば、継続失敗演出Aを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し、継続示唆演出Bフラグがセットされていれば、継続失敗演出Bを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し、継続示唆演出Cフラグがセットされていれば、継続失敗演出Cを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する。そして、演出制御用CPU101は、セットされていた継続示唆演出フラグをリセットする(ステップS3921)。
If it is an execution round of the continuation failure effect, the
継続失敗演出の実行ラウンドでなければ(ステップS3919のN)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドにもとづいて、今回開始するラウンドが確変示唆演出の実行ラウンドであるか否かを確認する(ステップS3922)。具体的には、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドの種類が大入賞口開放中5指定コマンドである場合には、今回開始するラウンドが確変示唆演出の実行ラウンドであると判定する。
If it is not the execution round of the continuous failure effect (N in step S3919), the
確変示唆演出の実行ラウンドであれば、演出制御用CPU101は、今回開始するラウンドにおいて実行する確変示唆演出の種類を決定する処理を行う(ステップS3923)。図56は、確変示唆演出の種類を決定するための確変示唆演出選択テーブルの具体例を示す説明図である。このうち、図56(A)は、大当り遊技終了後に確変状態に制御される場合(確変大当りAの場合)に選択される確変大当り用の確変示唆演出選択テーブルであり、図56(B)は、大当り遊技終了後に確変状態に制御されない場合(通常大当りの場合)に選択される通常大当り用の確変示唆演出選択テーブルである。この実施の形態では、図56に示すように、確変示唆演出として確変示唆演出A〜Cの3種類のうちのいずれかの演出が選択されて実行される。また、この実施の形態では、図56(A)に示すように、大当り遊技終了後に確変状態に制御される場合には、確変示唆演出Cの選択割合が最も高く、次に確変示唆演出Bの選択割合が高く、確変示唆演出Aの選択割合が最も低い。一方、図56(B)に示すように、大当り遊技終了後に確変状態に制御されない場合には、確変示唆演出Aの選択割合が最も高く、次に確変示唆演出Bの選択割合が高く、確変示唆演出Cの選択割合が最も低い。従って、この実施の形態では、確変示唆演出Cが出現した場合に大当り遊技終了後に確変状態に制御される期待度が最も高くなり、確変示唆演出Aが出現した場合には大当り遊技終了後に確変状態に制御されない可能性が最も高い。
If it is an execution round of the probability change suggestion effect, the
ステップS3923では、演出制御用CPU101は、まず、表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドにもとづいて大当りの種別を特定する(本例では、通常大当りであるか確変大当りAであるかを特定する)。なお、演出制御用CPU101は、いずれの大当り開始指定コマンド受信フラグがセットされているかにもとづいて大当りの種別を特定するようにしてもよい。
In step S3923, the
次いで、演出制御用CPU101は、大当りの種別が確変大当りAである判定した場合には、図56(A)に示す確変大当り用の確変示唆演出選択テーブルを選択する。一方、大当りの種別が通常大当りであると判定した場合には、図56(B)に示す通常大当り用の確変示唆演出選択テーブルを選択する。そして、演出制御用CPU101は、選択した確変示唆演出選択テーブルを用いて、確変示唆演出の種類を決定するための乱数にもとづく抽選処理を行い、確変示唆演出の種類を決定する。
Next, when determining that the type of jackpot is the probability variation jackpot A, the
次いで、演出制御用CPU101は、確変示唆演出の種類の決定結果に応じて、いずれかの確変示唆演出フラグをセットする(ステップS3924)。例えば、演出制御用CPU101は、確変示唆演出Aを実行することに決定した場合には、確変示唆演出Aを決定したことを示す確変示唆演出Aフラグをセットし、確変示唆演出Bを実行することに決定した場合には、確変示唆演出Bを決定したことを示す確変示唆演出Bフラグをセットし、確変示唆演出Cを実行することに決定した場合には、確変示唆演出Cを決定したことを示す確変示唆演出Cフラグをセットする。
Next, the
次いで、演出制御用CPU101は、今回開始するラウンドにおいて大当り中予告演出を実行するか否かおよび大当り中予告演出の種類を決定する(ステップS3925)。
Next, the
また、この実施の形態では、図55(D)に示すように、大当り遊技終了後に確変状態に制御されない場合には、大当り中予告演出の実行割合が30%であるのに対して、図55(C)に示すように、大当り遊技終了後に確変状態に制御される場合には、大当り中予告演出の実行割合が70%と高い。また、この実施の形態では、図55(C)に示すように、大当り遊技終了後に確変状態に制御される場合には、大当り中予告演出Cの選択割合が最も高く、次に大当り中予告演出Bの選択割合が高く、大当り中予告演出Aの選択割合が最も低い。一方、図55(D)に示すように、大当り遊技終了後に確変状態に制御されない場合には、大当り中予告演出Aの選択割合が最も高く、次に大当り中予告演出Bの選択割合が高く、大当り中予告演出Cの選択割合が最も低い。従って、この実施の形態では、大当り中予告演出Cが出現した場合に大当り遊技終了後に確変状態に制御される期待度が最も高くなり、大当り中予告演出Aが出現した場合には大当り遊技終了後に確変状態に制御されない可能性が最も高い。 Further, in this embodiment, as shown in FIG. 55D, when the probability change state is not controlled after the big hit game is finished, the execution rate of the big hit notice effect is 30%, whereas FIG. As shown in (C), when the jackpot game is controlled to be in a promiscuous state, the execution ratio of the jackpot effect during the jackpot is as high as 70%. In this embodiment, as shown in FIG. 55 (C), when the jackpot game is controlled to be in a probable change state, the selection ratio of the jackpot announcement effect C is the highest, and then the jackpot announcement effect is next. The selection ratio of B is high, and the selection ratio of the notice effect A during the big hit is the lowest. On the other hand, as shown in FIG. 55 (D), if the probability change state is not controlled after the big hit game, the selection ratio of the big hit notice effect A is the highest, and the next big hit notice effect B is the highest selection ratio. The selection ratio of the notice effect C during the big hit is the lowest. Therefore, in this embodiment, when the jackpot notice effect C appears, the degree of expectation that is controlled to the probable state after the jackpot game ends is the highest, and when the jackpot notice effect A appears, after the jackpot game ends. Most likely not to be controlled to a certain change state.
ステップS3925では、演出制御用CPU101は、まず、表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドにもとづいて大当りの種別を特定する(本例では、通常大当りであるか確変大当りAであるかを特定する)。なお、演出制御用CPU101は、いずれの大当り開始指定コマンド受信フラグがセットされているかにもとづいて大当りの種別を特定するようにしてもよい。
In step S3925, the
次いで、演出制御用CPU101は、大当りの種別が確変大当りAである判定した場合には、図55(C)に示す確変大当り用の大当り中予告演出決定テーブルを選択する。一方、大当りの種別が通常大当りであると判定した場合には、図55(D)に示す通常大当り用の大当り中予告演出決定テーブルを選択する。そして、演出制御用CPU101は、選択した大当り中予告演出決定テーブルを用いて、大当り中予告演出の有無および種類を決定するための乱数にもとづく抽選処理を行い、大当り中予告演出の有無および種類を決定する。
Next, when determining that the type of jackpot is the probability variation jackpot A, the
そして、演出制御用CPU101は、決定した確変示唆演出および大当り中予告演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3926)。
Then, the
確変示唆演出の実行ラウンドでなければ(ステップS9322のN)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドにもとづいて、今回開始するラウンドが確変成功演出の実行ラウンドであるか否かを確認する(ステップS3927)。具体的には、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドの種類が大入賞口開放中6指定コマンドである場合には、今回開始するラウンドが確変成功演出の実行ラウンドであると判定する。
If it is not the execution round of the probability change suggestion effect (N in step S9322), the
確変成功演出の実行ラウンドであれば、演出制御用CPU101は、確変成功演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3928)。なお、この実施の形態では、確変成功演出には確変成功演出A〜Cの3種類があるのであるが、ステップS3928では、演出制御用CPU101は、まず、セットされている確変示唆演出フラグが確変示唆演出Aフラグ、確変示唆演出Bフラグまたは確変示唆演出Cフラグのいずれであるかを確認する。そして、演出制御用CPU101は、確変示唆演出Aフラグがセットされていれば、確変成功演出Aを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し、確変示唆演出Bフラグがセットされていれば、確変成功演出Bを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し、確変示唆演出Cフラグがセットされていれば、確変成功演出Cを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する。そして、演出制御用CPU101は、セットされていた確変示唆演出フラグをリセットする(ステップS3929)。
If it is the execution round of the probability change success effect, the
確変成功演出の実行ラウンドでなければ(ステップS9327のN)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドにもとづいて、今回開始するラウンドが確変失敗演出の実行ラウンドであるか否かを確認する(ステップS3930)。具体的には、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドの種類が大入賞口開放中7指定コマンドである場合には、今回開始するラウンドが確変失敗演出の実行ラウンドであると判定する。
If it is not the execution round of the probability variation success effect (N in Step S9327), the
確変失敗演出の実行ラウンドであれば、演出制御用CPU101は、確変失敗演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3931)。なお、この実施の形態では、確変失敗演出には確変失敗演出A〜Cの3種類があるのであるが、ステップS3931では、演出制御用CPU101は、まず、セットされている確変示唆演出フラグが確変示唆演出Aフラグ、確変示唆演出Bフラグまたは確変示唆演出Cフラグのいずれであるかを確認する。そして、演出制御用CPU101は、確変示唆演出Aフラグがセットされていれば、確変失敗演出Aを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し、確変示唆演出Bフラグがセットされていれば、確変失敗演出Bを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択し、確変示唆演出Cフラグがセットされていれば、確変失敗演出Cを含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する。そして、演出制御用CPU101は、セットされていた確変示唆演出フラグをリセットする(ステップS3932)。
If it is the execution round of the probability change failure effect, the
確変失敗演出の実行ラウンドでなければ(ステップS9330のN)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドにもとづいて、今回開始するラウンドが継続失敗確定演出の実行ラウンドであるか否かを確認する(ステップS3933)。具体的には、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドの種類が大入賞口開放中8指定コマンドである場合には、今回開始するラウンドが継続失敗確定演出の実行ラウンドであると判定する。
If it is not the execution round of the probability change failure effect (N in step S9330), the
継続失敗確定演出の実行ラウンドであれば、演出制御用CPU101は、継続失敗確定演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3934)。なお、継続失敗確定演出が実行される場合には、ステップS3934で選択したプロセスデータに従ってラウンド中処理のステップS2903の処理が実行されることによって、そのラウンド中において継続失敗確定演出が実行される。この場合、例えば、「ラウンド終了確定!!」などの見た目上のラウンドが終了したことが確定したことを示唆するような文字列が表示される態様で継続失敗確定演出が実行される。
If it is the execution round of the continuation failure confirmation effect, the
継続失敗確定演出の実行ラウンドでなければ(ステップS9333のN)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドにもとづいて、今回開始するラウンドが復活演出の実行ラウンドであるか否かを確認する(ステップS3935)。具体的には、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドの種類が大入賞口開放中9指定コマンドである場合には、今回開始するラウンドが復活演出の実行ラウンドであると判定する。
If it is not the execution round of the continuation failure finalized effect (N of step S9333), the
復活演出の実行ラウンドであれば、演出制御用CPU101は、復活演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3936)。なお、復活演出が実行される場合には、ステップS3936で選択したプロセスデータに従ってラウンド中処理のステップS2903の処理が実行されることによって、そのラウンド中において復活演出が実行される。この場合、例えば、「ラウンド復活!!」などの見た目上のラウンドが復活したことを示唆するような文字列が表示される態様で復活演出が実行される。
If it is an execution round of the revival effect, the
復活演出の実行ラウンドでなければ(ステップS9335のN)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドにもとづいて、今回開始するラウンドが継続確定演出の実行ラウンドであるか否かを確認する(ステップS3937)。具体的には、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドの種類が大入賞口開放中10指定コマンドである場合には、今回開始するラウンドが継続確定演出の実行ラウンドであると判定する。
If it is not the execution round of the revival effect (N of step S9335), the
継続確定演出の実行ラウンドであれば、演出制御用CPU101は、継続確定演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3938)。なお、継続確定演出が実行される場合には、ステップS3938で選択したプロセスデータに従ってラウンド中処理のステップS2903の処理が実行されることによって、そのラウンド中において継続確定演出が実行される。この場合、例えば、「ラウンド16までの継続が確定!!」などの見た目上のラウンドがラウンド16まで継続することが確定したことを示唆するような文字列が表示される態様で継続確定演出が実行される。
If it is the execution round of the continuation confirmed effect, the
継続確定演出の実行ラウンドでもなければ(ステップS3937のN)、すなわち、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納されている大入賞口開放中指定コマンドの種類が大入賞口開放中1指定コマンドであった場合には、演出制御用CPU101は、通常のラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3939)。
If it is not the execution round of the continuation finalizing effect (N in Step S3937), that is, the type of the special winning opening open designated command stored in the special winning opening open designated command storage area is the designated special opening open special command. If it is, the
次いで、演出制御用CPU101は、プロセスタイマをスタートさせる(ステップS3940)。そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に設定する(ステップS3941)。
Next, the
ステップS3901において大当り終了指定コマンド受信フラグがセットされたときは(ステップS3901のY)、演出制御用CPU101は、大当り終了指定コマンド受信フラグをリセットする(ステップS3942)。次いで、演出制御用CPU101は、エンディング演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3943)。また、演出制御用CPU101は、演出期間計測タイマをスタートさせるとともに、プロセスタイマをスタートさせる(ステップS3944)。そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値を大当り終了演出処理(ステップS807)に対応した値に設定する(ステップS3945)。
When the jackpot end designation command reception flag is set in step S3901 (Y in step S3901), the
図57は、演出制御プロセス処理における大当り終了演出処理(ステップS807)を示すフローチャートである。大当り終了演出処理において、演出制御用CPU101は、まず、大当り遊技の終了時に実行するエンディング演出の演出期間を計測するための演出期間計測タイマの値を1減算する(ステップS971)。なお、演出期間計測タイマは、ラウンド後処理(ステップS806参照)において、大当り遊技の全てのラウンドを終了したことにもとづいてセットされる。次いで、演出制御用CPU101は、演出期間計測タイマがタイムアウトしたか否かを確認する(ステップS972)。
FIG. 57 is a flowchart showing the jackpot end effect process (step S807) in the effect control process. In the jackpot end effect process, the
演出期間計測タイマがタイムアウトしていないときは(ステップS972のN)、演出制御用CPU101は、プロセスタイマの値を1減算し(ステップS973)、プロセスデータnの内容に従って演出装置(演出表示装置9、スピーカ27等)を制御する処理を実行する(ステップS974)。例えば、大当りが終了することを表示したり、所定のキャラクタを表示させたりする演出を実行する。
When the production period measurement timer has not timed out (N in step S972), the
そして、演出制御用CPU101は、プロセスタイマがタイムアウトしていないかどうかを確認し(ステップS975)、プロセスタイマがタイムアウトしていれば、プロセスデータの切替を行う(ステップS976)。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS977)。
Then, the
演出期間計測タイマがタイムアウトしていれば(ステップS972のY)、演出制御用CPU101は、所定のフラグをリセットする(ステップS978)。例えば、演出制御用CPU101は、第1図柄変動指定コマンド受信フラグや第2図柄変動指定コマンド受信フラグなどのコマンド受信フラグをリセットする。そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に応じた値に更新する(ステップS979)。
If the effect period measurement timer has timed out (Y in step S972), the
次に、大当り遊技中に実行されるラウンドが継続するか否かを煽る演出や確変状態となるか否かを煽る演出の演出態様について説明する。図58および図59は、大当り遊技中に実行されるラウンドが継続するか否かを煽る演出や確変状態となるか否かを煽る演出の演出態様の具体例を示す説明図である。なお、図58および図59において、(1)(2)(3)・・・の順に演出画面の態様が遷移する。また、図58および図59では、一例として、確変大当りAにもとづく大当り遊技中に実行されるラウンドが継続するか否かを煽る演出や確変状態となるか否かを煽る演出を示しているが、通常大当りや確変大当りB〜Fもとづく大当り遊技中に実行される場合も同様である。 Next, there will be described an effect aspect of an effect inciting whether or not a round executed during a big hit game continues or whether or not it becomes a probable change state. FIG. 58 and FIG. 59 are explanatory diagrams showing a specific example of an effect aspect of an effect that tells whether or not a round executed during a big hit game continues or whether or not a certain change state is brought about. 58 and 59, the aspect of the effect screen changes in the order of (1) (2) (3). 58 and 59 show, as an example, an effect that tells whether or not the round executed during the big hit game based on the probable big hit A continues, or an effect that tells whether or not the promiscuous state is reached. The same applies to the case where the game is executed during the big hit game based on the normal big hit or the probable big hit B to F.
図58(1)に示すように、左中右に同じ図柄(本例では、「6」)が揃った状態で大当り図柄が停止表示されると、例えば、図58(2)に示すように、「大当り!!」などの文字列が表示され、大当りが発生したことが報知される。次いで、ラウンド1を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、図58(3)に示すように、例えば、演出表示装置9において大当り図柄(本例では、「666」)を表示するとともに、ラウンド数を示す「ラウンド1」の文字列が表示され、ラウンド1のラウンド中演出が実行される。次いで、ラウンド1を終了した後、さらにラウンド2を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、図58(4)に示すように、例えば、演出表示装置9において大当り図柄(本例では、「666」)を表示するとともに、ラウンド数を示す「ラウンド2」の文字列が表示され、ラウンド2のラウンド中演出が実行される。
As shown in FIG. 58 (1), when the big hit symbol is stopped and displayed in a state where the same symbols (in this example, “6”) are aligned in the middle left and right, as shown in FIG. 58 (2), for example. , A character string such as “big hit !!” is displayed to notify that a big hit has occurred. Next, based on the receipt of the command to open the big prize opening that designates
次いで、ラウンド2を終了した後、さらにラウンド3を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、ラウンド3のラウンド中演出が実行される。ただし、この場合、継続示唆演出の実行を指定する大入賞口開放中2指定コマンドを受信したことにもとづいて、継続示唆演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3911参照)、図58(5)に示すように、味方のキャラクタと敵のキャラクタとがバトルを行うような態様の継続示唆演出が実行される(ステップS3915参照)。なお、図58(5)に示す例では、継続示唆演出の種類として継続示唆演出Cが決定され(ステップS3912参照)、味方のキャラクタとしてキャラクタCが登場する継続示唆演出Cが実行される場合が示されている。また、継続示唆演出の実行ラウンドでは、大当り中予告演出を実行することも可能であり、大当り中予告演出を実行することに決定した場合には(ステップS3914参照)、図58(5)に示す継続示唆演出の実行ラウンドにおいて、例えば、背景画面が切り替わるような態様で大当り中予告演出が実行される。
Next, after finishing
次いで、ラウンド3を終了した後、さらにラウンド4を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、ラウンド4のラウンド中演出が実行される。ただし、この場合、継続成功演出の実行を指定する大入賞口開放中3指定コマンドを受信したことにもとづいて、継続成功演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3916参照)、図58(6)に示すように、味方のキャラクタがバトルに勝利するような態様の継続成功演出が実行される(ステップS3917参照)。なお、図58(6)に示す例では、1つ前のラウンドでキャラクタCが登場する継続示唆演出Cが実行されたことにもとづいて、味方のキャラクタとしてキャラクタCが登場する継続成功演出Cが実行される場合が示されている。
Next, after finishing
なお、確変大当りDにもとづく大当り遊技を実行している場合には、見た目上のラウンドが4ラウンドで終了することから、図58(6)では、継続失敗演出の実行を指定する大入賞口開放中4指定コマンドを受信したことにもとづいて、継続失敗演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3919参照)、味方のキャラクタがバトルに敗北するような態様の継続失敗演出が実行されることになる(ステップS3920参照)。 In addition, when the big hit game based on the probable big hit D is being executed, the apparent round ends in four rounds, so in FIG. 58 (6), the big winning opening that specifies the execution of the continuous failure effect is opened. Based on the reception of the middle 4 designation command, it is specified that it is an execution round of the continuous failure effect (see step S3919), and the continuous failure effect in such a manner that the ally character loses to the battle is executed. (See step S3920).
次いで、ラウンド4を終了した後、さらにラウンド5を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、図58(7)に示すように、例えば、演出表示装置9において大当り図柄(本例では、「666」)を表示するとともに、ラウンド数を示す「ラウンド5」の文字列が表示され、ラウンド5のラウンド中演出が実行される。次いで、ラウンド5を終了した後、さらにラウンド6を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、図58(8)に示すように、例えば、演出表示装置9において大当り図柄(本例では、「666」)を表示するとともに、ラウンド数を示す「ラウンド10」の文字列が表示され、ラウンド6のラウンド中演出が実行される。
Next, after finishing
次いで、ラウンド6を終了した後、さらにラウンド7を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、ラウンド7のラウンド中演出が実行される。ただし、この場合、継続示唆演出の実行を指定する大入賞口開放中2指定コマンドを受信したことにもとづいて、継続示唆演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3911参照)、図58(9)に示すように、味方のキャラクタと敵のキャラクタとがバトルを行うような態様の継続示唆演出が実行される(ステップS3915参照)。なお、図58(9)に示す例では、継続示唆演出の種類として継続示唆演出Aが決定され(ステップS3912参照)、味方のキャラクタとしてキャラクタAが登場する継続示唆演出Aが実行される場合が示されている。また、継続示唆演出の実行ラウンドでは、大当り中予告演出を実行することも可能であり、大当り中予告演出を実行することに決定した場合には(ステップS3914参照)、図58(9)に示す継続示唆演出の実行ラウンドにおいて、例えば、背景画面が切り替わるような態様で大当り中予告演出が実行される。
Next, after
次いで、ラウンド7を終了した後、さらにラウンド8を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、ラウンド8のラウンド中演出が実行される。ただし、この場合、継続成功演出の実行を指定する大入賞口開放中3指定コマンドを受信したことにもとづいて、継続成功演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3916参照)、図58(10)に示すように、味方のキャラクタがバトルに勝利するような態様の継続成功演出が実行される(ステップS3917参照)。なお、図58(10)に示す例では、1つ前のラウンドでキャラクタAが登場する継続示唆演出Aが実行されたことにもとづいて、味方のキャラクタとしてキャラクタAが登場する継続成功演出Aが実行される場合が示されている。
Next, after finishing
なお、確変大当りCにもとづく大当り遊技を実行している場合には、見た目上のラウンドが8ラウンドで終了することから、図58(10)では、継続失敗演出の実行を指定する大入賞口開放中4指定コマンドを受信したことにもとづいて、継続失敗演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3919参照)、味方のキャラクタがバトルに敗北するような態様の継続失敗演出が実行されることになる(ステップS3920参照)。 In addition, when the big hit game based on the probable big hit C is being executed, since the apparent round ends in eight rounds, in FIG. 58 (10), the big winning opening that specifies the execution of the continuous failure effect is opened. Based on the reception of the middle 4 designation command, it is specified that it is an execution round of the continuous failure effect (see step S3919), and the continuous failure effect in such a manner that the ally character loses to the battle is executed. (See step S3920).
次いで、ラウンド8を終了した後、さらにラウンド9を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、図59(1)に示すように、例えば、演出表示装置9において大当り図柄(本例では、「666」)を表示するとともに、ラウンド数を示す「ラウンド9」の文字列が表示され、ラウンド9のラウンド中演出が実行される。次いで、ラウンド9を終了した後、さらにラウンド10を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、図59(2)に示すように、例えば、演出表示装置9において大当り図柄(本例では、「666」)を表示するとともに、ラウンド数を示す「ラウンド10」の文字列が表示され、ラウンド10のラウンド中演出が実行される。
Next, after finishing
次いで、ラウンド10を終了した後、さらにラウンド11を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、ラウンド11のラウンド中演出が実行される。ただし、この場合、継続示唆演出の実行を指定する大入賞口開放中2指定コマンドを受信したことにもとづいて、継続示唆演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3911参照)、図59(3)に示すように、味方のキャラクタと敵のキャラクタとがバトルを行うような態様の継続示唆演出が実行される(ステップS3915参照)。なお、図59(3)に示す例では、継続示唆演出の種類として継続示唆演出Bが決定され(ステップS3912参照)、味方のキャラクタとしてキャラクタBが登場する継続示唆演出Bが実行される場合が示されている。また、継続示唆演出の実行ラウンドでは、大当り中予告演出を実行することも可能であり、大当り中予告演出を実行することに決定した場合には(ステップS3914参照)、図59(3)に示す継続示唆演出の実行ラウンドにおいて、例えば、背景画面が切り替わるような態様で大当り中予告演出が実行される。
Next, after the
次いで、ラウンド11を終了した後、さらにラウンド12を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、ラウンド12のラウンド中演出が実行される。ただし、この場合、継続成功演出の実行を指定する大入賞口開放中3指定コマンドを受信したことにもとづいて、継続成功演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3916参照)、図59(4)に示すように、味方のキャラクタがバトルに勝利するような態様の継続成功演出が実行される(ステップS3917参照)。なお、図59(4)に示す例では、1つ前のラウンドでキャラクタBが登場する継続示唆演出Bが実行されたことにもとづいて、味方のキャラクタとしてキャラクタBが登場する継続成功演出Bが実行される場合が示されている。
Next, after the
なお、確変大当りBにもとづく大当り遊技を実行している場合には、見た目上のラウンドが12ラウンドで終了することから、図59(4)では、継続失敗演出の実行を指定する大入賞口開放中4指定コマンドを受信したことにもとづいて、継続失敗演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3919参照)、味方のキャラクタがバトルに敗北するような態様の継続失敗演出が実行されることになる(ステップS3920参照)。 In addition, when the big hit game based on the probable big hit B is being executed, since the apparent round ends in 12 rounds, in FIG. 59 (4), the big winning opening that specifies the execution of the continuous failure effect is opened. Based on the reception of the middle 4 designation command, it is specified that it is an execution round of the continuous failure effect (see step S3919), and the continuous failure effect in such a manner that the ally character loses to the battle is executed. (See step S3920).
次いで、ラウンド12を終了した後、さらにラウンド13を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、図59(5)に示すように、例えば、演出表示装置9において大当り図柄(本例では、「666」)を表示するとともに、ラウンド数を示す「ラウンド13」の文字列が表示され、ラウンド13のラウンド中演出が実行される。
Next, after the
次いで、ラウンド13を終了した後、さらにラウンド14を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、ラウンド14のラウンド中演出が実行される。ただし、この場合、確変示唆演出の実行を指定する大入賞口開放中5指定コマンドを受信したことにもとづいて、確変示唆演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3922参照)、図59(6)に示すように、味方のキャラクタと敵のキャラクタとがバトルを行うような態様の確変示唆演出が実行される(ステップS3926参照)。なお、図59(6)に示す例では、確変示唆演出の種類として確変示唆演出Cが決定され(ステップS3923参照)、味方のキャラクタとしてキャラクタCが登場する確変示唆演出Cが実行される場合が示されている。また、確変示唆演出の実行ラウンドでは、大当り中予告演出を実行することも可能であり、大当り中予告演出を実行することに決定した場合には(ステップS3925参照)、図59(6)に示す確変示唆演出の実行ラウンドにおいて、例えば、背景画面が切り替わるような態様で大当り中予告演出が実行される。
Next, after the
次いで、ラウンド14を終了した後、さらにラウンド15を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、ラウンド15のラウンド中演出が実行される。ただし、この場合、確変成功演出の実行を指定する大入賞口開放中6指定コマンドを受信したことにもとづいて、確変成功演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3927参照)、図59(7)に示すように、味方のキャラクタがバトルに勝利するような態様の確変成功演出が実行される(ステップS3928参照)。なお、図59(7)に示す例では、1つ前のラウンドでキャラクタCが登場する確変示唆演出Cが実行されたことにもとづいて、味方のキャラクタとしてキャラクタCが登場する確変成功演出Cが実行される場合が示されている。
Next, after the
なお、通常大当りにもとづく大当り遊技を実行している場合には、大当り遊技終了後に確変状態に制御されないのであるから、図59(7)では、確変失敗演出の実行を指定する大入賞口開放中7指定コマンドを受信したことにもとづいて、確変失敗演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3930参照)、味方のキャラクタがバトルに敗北するような態様の確変失敗演出が実行されることになる(ステップS3931参照)。 Note that when a big hit game based on a normal big hit is being executed, the probability change state is not controlled after the big hit game ends, so in FIG. 59 (7), the big prize opening that specifies the execution of the probability change failure effect is being opened. Based on the reception of the 7 designation command, it is specified that the execution round of the probability change failure effect is specified (see step S3930), and the probability change failure effect in such a manner that the ally character loses the battle is executed. (See step S3931).
次いで、ラウンド15を終了した後、さらにラウンド16を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、図59(8)に示すように、例えば、演出表示装置9において大当り図柄(本例では、「666」)を表示するとともに、ラウンド数を示す「ラウンド16」の文字列が表示され、ラウンド16のラウンド中演出が実行される。そして、大当り終了指定コマンドを受信したことにもとづいて、図59(9)に示すように、「大当り終了!」などの文字列を表示してエンディング演出が実行される。
Next, after finishing
なお、図58および図59に示す例では、ラウンドが継続するか否かを煽る演出(継続示唆演出、継続成功演出、継続失敗演出)と確変状態となるか否かを煽る演出(確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出)とが、ともに同様の態様で味方と敵のキャラクタがバトルを行う演出である場合を示したが、異なる演出を実行するようにしてもよい。例えば、ラウンドが継続するか否かを煽る演出がバトル演出であるのに対して、確変状態となるか否かを煽る演出として、背景画面が所定の風景に切り替わるような演出や、所定のストーリーが展開していくような演出を実行したり、逆に、確変状態となるか否かを煽る演出がバトル演出であるのに対して、ラウンドが継続するか否かを煽る演出として、背景画面が所定の風景に切り替わるような演出や、所定のストーリーが展開していくような演出を実行したりしてもよい。 In the example shown in FIG. 58 and FIG. 59, an effect (whether the suggestion change effect, a continuation success effect, an effect of continuation failure) and an effect (probability change suggestion effect) indicating whether or not the round is continued. In this case, the probability variation success effect and the probability variation failure effect) are both effects in which the teammate and the enemy character battle in the same manner, but different effects may be executed. For example, an effect that determines whether or not the round continues is a battle effect, while an effect that determines whether or not the state is in a probable state, an effect that the background screen switches to a predetermined landscape, or a predetermined story In contrast, the background screen is used as an effect that tells whether or not the round will continue, whereas the effect that makes a decision about whether or not the round will continue is performed. It is also possible to perform an effect such that the scene changes to a predetermined landscape or an effect that a predetermined story develops.
次に、大当り遊技中に停電が発生した後に遊技機への電力供給が復旧した場合に、停電発生時の大当り遊技中の演出に復旧する場合の演出の具体例について説明する。図60は、大当り遊技中に停電が発生した後に遊技機への電力供給が復旧した場合に、停電発生時の大当り遊技中の演出に復旧する場合の演出の具体例を説明するための説明図である。なお、図60において、(1)(2)(3)・・・の順に演出画面の態様が遷移する。 Next, a description will be given of a specific example of an effect in the case where the power supply to the gaming machine is restored after a power failure occurs during the jackpot game, and the effect is restored to the effect during the jackpot game when the power failure occurs. FIG. 60 is an explanatory diagram for explaining a specific example of an effect in the case where the power supply to the gaming machine is restored after a power failure occurs during the jackpot game and the effect is restored to the effect during the jackpot game when the power failure occurs. It is. In addition, in FIG. 60, the aspect of an effect screen changes in order of (1) (2) (3) ....
図60において、図60(1)〜(5)の演出態様については、図58(1)〜(5)に示した演出態様と同様である。 In FIG. 60, the effect modes of FIGS. 60 (1) to 60 (5) are the same as the effect modes shown in FIGS. 58 (1) to 58 (5).
次いで、ラウンド3を終了した後、さらにラウンド4を指定する大入賞口開放中コマンドを受信したことにもとづいて、ラウンド4のラウンド中演出が実行される。ただし、この場合、継続成功演出の実行を指定する大入賞口開放中3指定コマンドを受信したことにもとづいて、継続成功演出の実行ラウンドであると特定され(ステップS3916参照)、図60(6)に示すように、味方のキャラクタがバトルに勝利するような態様の継続成功演出が実行される(ステップS3917参照)。なお、図60(6)に示す例では、1つ前のラウンドでキャラクタCが登場する継続示唆演出Cが実行されたことにもとづいて、味方のキャラクタとしてキャラクタCが登場する継続成功演出Cが実行される場合が示されている。
Next, after finishing
ここで、図60(6)に示す継続成功演出の実行中に停電が発生した後に、再び遊技機への電力供給が開始されたものとする。この場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、RAM55(バックアップRAM)にバックアップされている記憶内容にもとづいて停電復旧指定コマンドを生成し、作成した停電復旧指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信する制御を行う(ステップS43,S44参照)。図60に示す例では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、RAM55にバックアップされている特別図柄プロセスフラグの値にもとづいて停電発生時に大当り遊技のラウンド中であったことを特定するとともに、RAM55にバックアップされていた特別図柄の表示結果が「確変大当りA」であったことにもとづいて、停電復旧2指定コマンドを選択する。そして、選択した停電復旧2指定コマンドのEXTデータに、RAM55にバックアップされていたラウンド数カウンタの値「4」をセットして(本例では、コマンド9204(H)を生成することになる)、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信する。
Here, it is assumed that power supply to the gaming machine is started again after a power failure occurs during the execution of the continuous success effect shown in FIG. 60 (6). In this case, the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、停電復旧2指定コマンドを受信したことにもとづいて、停電発生時に大当り遊技のラウンド中であったことを特定する(ステップS6402参照)。また、受信した停電復旧2指定コマンドにもとづいて、大当り種別が確変大当りAであったこと、および停電発生時にラウンド4であったことを特定し、停電発生時に継続成功演出の実行ラウンドであったことを特定する(ステップS6411参照)。そして、継続成功演出の実行ラウンドであったことを特定したことにもとづいて、図60(7)に示すように、味方のキャラクタがバトルに勝利するような態様の継続成功演出を実行している状態に復旧する。ただし、図60(6)に示す例では、停電発生時に実行していた継続成功演出の種類が継続成功演出Cである場合を示しているが、停電発生後に再び電力供給が開始された場合には、停電発生前の継続成功演出の種類にかかわらず、図60(7)に示すように、一律に継続成功演出Aに復旧する(ステップS6412参照)。
Next, the
以上に説明したように、この実施の形態によれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、遊技機への電力供給が停止しても所定期間は記憶内容を保持可能なバックアップRAMを備え、大当り遊技に関する特定状態として有利度が異なる複数種類のいずれかの特定状態(本例では、大入賞口の開放時間が30秒と長く遊技球の入賞が期待できるラウンドが継続すること(見た目上のラウンドが継続すること)や、大当り遊技終了後に確変状態に制御されること)に制御する。また、遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始されたときに、バックアップRAMが記憶する記憶内容にもとづいて停電復旧指定コマンドを送信する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当り遊技中の複数のラウンドにわたって、いずれの種類の特定状態に制御されるかを報知する報知演出(本例では、継続示唆演出、継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出)を実行する。また、遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始されたときに、停電復旧指定コマンドにもとづいて停電発生時の演出に復旧する。
As described above, according to this embodiment, the
この場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、停電復旧指定コマンドとして、大当り遊技中のいずれのラウンドにおいて報知演出を実行するかを特定可能な特定情報(本例では、大当り種別と停電発生時のラウンド)を含むコマンドを送信する。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、停電復旧指定コマンドに含まれる特定情報にもとづいて、停電発生時に実行していた演出を特定して復旧する。そのため、遊技制御用マイクロコンピュータ560側にバックアップRAMを備えるだけで、遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始された場合に適切に特定状態の報知を行うことができ、遊技者に不信感を与えることを防止することができる。
In this case, the
なお、この実施の形態では、報知演出のうち、ラウンドが継続するか否かを煽る演出として、2つのラウンド(ラウンド3〜ラウンド4、ラウンド7〜ラウンド8、ラウンド11〜ラウンド12)にわたって継続示唆演出と継続成功演出または継続失敗演出とを実行する場合を示しているが、一例であり、例えば、3ラウンドや4ラウンドにわたってラウンドが継続するか否かを煽る演出を実行してもよく、1ラウンドのみでラウンドが継続するか否かを煽る演出を完結してもよい。
In addition, in this embodiment, continuation suggestion over two rounds (
また、この実施の形態では、報知演出のうち、確変状態となるか否かを煽る演出として、2つのラウンド(ラウンド14〜ラウンド15)にわたって確変示唆演出と確変成功演出または確変失敗演出とを実行する場合を示しているが、一例であり、例えば、3ラウンドや4ラウンドにわたって確変状態となるか否かを煽る演出を実行してもよく、1ラウンドのみで確変状態となるか否かを煽る演出を完結してもよい。
Moreover, in this embodiment, a probable change suggestion effect and a probable change success effect or a probable change failure effect are executed over two rounds (
上記のように、報知演出は、大当り遊技中の全てのラウンドにおいて実行するものであってもよく、また逆に必ずしも全てのラウンドにおいて実行する必要はなく一部のラウンドでのみ実行するものであってもよい。 As described above, the notification effect may be executed in all rounds during the jackpot game, and conversely, it is not necessarily executed in all rounds, but only in some rounds. May be.
また、停電復旧指定コマンドに含まれる特定情報とは、少なくとも大当り種別と停電発生時のラウンドとを特定できる情報であればよい。この実施の形態では、特定情報として大当り種別と停電発生時のラウンドとの両方を含む1つの停電復旧指定コマンドを送信する場合を示したが、このような態様にかぎらず、例えば、停電復旧時に、大当り種別を特定可能なコマンドと停電発生時のラウンドを特定可能なコマンドとをそれぞれ別々のコマンドとして送信するように構成してもよい。 The specific information included in the power failure recovery designation command may be information that can identify at least the jackpot type and the round at the time of the power failure. In this embodiment, a case where a single power failure recovery designation command including both a jackpot type and a round at the time of a power failure is transmitted as specific information has been shown. However, the present invention is not limited to such a mode. The command that can specify the jackpot type and the command that can specify the round at the time of the power failure may be transmitted as separate commands.
また、この実施の形態によれば、通常時には、報知演出として、複数種類の演出(本例では、継続示唆演出A〜C、継続成功演出A〜C、継続失敗演出A〜C、確変示唆演出A〜C、確変成功演出A〜C、確変失敗演出A〜C)のうちのいずれかの演出を選択して実行可能である。そして、停電復旧時には、遊技機への電力供給が停止される前に報知演出としていずれの種類の演出が実行されていたかにかかわらず、復旧時の演出として共通の演出を実行する(本例では、一律に継続示唆演出A、継続成功演出A、継続失敗演出A、確変示唆演出A、確変成功演出A、確変失敗演出Aを実行する)。そのため、演出の共通化により、停電復旧時における演出の決定処理が不要となるので、復旧時の演出を実行するための処理負担を軽減することができる。 Further, according to this embodiment, normally, as a notification effect, a plurality of types of effects (in this example, continuation suggestion effects A to C, continuation success effects A to C, continuation failure effects A to C, probability change suggestion effects) Any one of A to C, probability variation success effects A to C, probability variation failure effects A to C) can be selected and executed. Then, at the time of power failure recovery, a common effect is executed as an effect at the time of restoration regardless of which type of effect was executed as a notice effect before the power supply to the gaming machine is stopped (in this example) The continuation suggestion effect A, the continuation success effect A, the continuation failure effect A, the probability change suggestion effect A, the probability change success effect A, and the probability change failure effect A are executed). For this reason, since the production is shared, the production determination process at the time of restoration from the power failure becomes unnecessary, so that the processing load for executing the production at the time of restoration can be reduced.
なお、この実施の形態では、停電復旧時に実行する共通の演出として、通常時に実行される複数種類の演出のうちの1つの演出(本例では、継続示唆演出A、継続成功演出A、継続失敗演出A、確変示唆演出A、確変成功演出A、確変失敗演出A)を実行する場合を示したが、このような態様にかぎらず、停電復旧時専用に設けられた演出を実行するようにしてもよい。例えば、停電復旧時には、通常時には実行されない継続示唆演出Dや、継続成功演出D、継続失敗演出D、確変示唆演出D、確変成功演出D、確変失敗演出Dを実行するように構成してもよい。ただし、そのように構成してしまうと、停電復旧時専用の演出データが発生する分だけ必要なデータの記憶領域が増加してしまうので、この実施の形態で示したように、通常時に実行される複数種類の演出のうちの1つの演出を一律に停電復旧時に実行するように構成した方が望ましい。そのように構成することにより、必要なデータの記憶領域が増加することを防止することができるとともに、通常時と同様の演出が実行されるので、遊技者に違和感を与えないようにすることができる。 In this embodiment, as a common effect to be executed at the time of power failure recovery, one effect among a plurality of effects that are normally executed (in this example, continuation suggestion effect A, continuation success effect A, continuation failure) Although the case where the performance A, the probability change suggestion effect A, the probability variation success effect A, and the probability variation failure effect A) are executed is shown, the effect provided exclusively for the time of power failure recovery is not limited to this mode. Also good. For example, at the time of power failure recovery, a continuation suggestion effect D, a continuation success effect D, a continuation failure effect D, a probability change suggestion effect D, a probability change success effect D, and a probability change failure effect D that are not normally executed may be executed. . However, if such a configuration is used, the storage area for the necessary data will increase as much as the production data dedicated for power failure recovery is generated. It is desirable to configure so that one of the multiple types of effects is uniformly executed when the power failure is restored. With such a configuration, it is possible to prevent an increase in the storage area of necessary data, and an effect similar to the normal time is executed, so that the player does not feel uncomfortable. it can.
なお、さらに好ましくは、遊技者に違和感を与えないようにする観点から、複数種類の演出のうち、実行割合が最も高い演出を停電復旧時に一律に実行するように構成することが望ましい。 More preferably, from the viewpoint of not giving the player a sense of incongruity, it is desirable that the effect having the highest execution ratio among a plurality of types of effects is uniformly executed when the power failure is restored.
また、この実施の形態によれば、大当り遊技中に報知演出を実行するときに、有利度が高い特定状態に制御されることを予告する大当り中予告演出を実行する。一方で、遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始されたときには、予告演出の実行を規制する(本例では、停電復旧時には、大当り中予告演出の設定は行わず、大当り中予告演出は実行しない)。そのため、大当り中予告演出の規制により、停電復旧時における大当り中予告演出の決定処理が不要となるので、復旧時の演出を実行するための処理負担を軽減することができる。 In addition, according to this embodiment, when the notification effect is executed during the big hit game, the big hit notice effect is executed for notifying that the specific state with high advantage is controlled. On the other hand, when power supply to the gaming machine is started after the power supply to the gaming machine is stopped, execution of the notice effect is restricted (in this example, the setting of the notice effect during the big hit is performed when the power failure is restored) No announcement effect during the big hit. For this reason, due to the restriction of the big hit notification effect, the determination process of the big hit notification effect at the time of power failure recovery becomes unnecessary, so that the processing load for executing the recovery effect can be reduced.
なお、この実施の形態では、停電復旧時には大当り中予告演出の実行を全く禁止する場合を示しているが、大当り中予告演出の規制の仕方は、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、停電復旧時に実行する大当り中予告演出の種類を一律に共通のものに制限したり、大当り中予告演出の実行割合を低下させることにより、大当り中予告演出の事項を規制してもよい。 In this embodiment, the case where the execution of the jackpot announcement effect is completely prohibited at the time of power failure recovery, but the method of regulating the jackpot announcement effect is not limited to that shown in this embodiment. . For example, the types of the jackpot announcement effect may be restricted by restricting the types of the jackpot announcement effect that are executed at the time of power failure recovery to a common one or by reducing the execution ratio of the jackpot announcement effect.
また、この実施の形態によれば、停電復旧時に、停電復旧指定コマンドにもとづいて大当り遊技中の報知演出が実行された後のラウンドであることを特定した場合には、特定状態の有利度に応じた特定演出(本例では、確変報知演出)を実行する。例えば、この実施の形態では、確変大当りAにもとづく大当り遊技中の確変成功演出の実行後であるラウンド16であった場合には、停電復旧時に確変報知演出を実行している。そのため、電源復旧時に適切な特定状態の報知を行うことによって、遊技者に不信感を与えることを防止することができる。
In addition, according to this embodiment, when it is specified that the round after the notification effect during the jackpot game is executed based on the power failure recovery designation command at the time of power failure recovery, the advantage of the specific state is A specific effect (in this example, a probability change notification effect) is executed. For example, in this embodiment, in the case of
なお、この実施の形態では、確変大当りAにもとづく大当り遊技中の停電発生時に確変成功演出の実行後であるラウンド16であった場合に、停電復旧時に特定演出として確変報知演出を実行する場合を示しているが、この実施の形態で示した態様にかぎられない。例えば、通常大当りにもとづく大当り遊技中の停電発生時に確変失敗演出の実行後であるラウンド16であった場合に、停電復旧時に特定演出として確変状態とならないことを報知する非確変報知演出を実行するように構成してもよい。また、例えば、停電発生時に継続成功演出や継続失敗演出の実行後のラウンドであった場合に、停電復旧時に、見た目上のラウンドが継続することを報知する継続報知演出や、見た目上のラウンドが終了することを報知する非継続報知演出を実行するように構成してもよい。また、この実施の形態では、停電復旧時にのみ、確変報知演出などの特定演出を実行する場合を示したが、通常の大当り遊技中においても特定演出を実行可能に構成してもよい。
In this embodiment, in the case of
また、この実施の形態によれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出図柄の変動表示中に、大当り遊技状態に制御された場合の有利度を予告する変動中予告演出を実行する。また、変動開始時に受信した可変表示開始時コマンド(本例では、表示結果指定コマンド)と、大当り開始時に受信する特定遊技開始時コマンド(大当り開始指定コマンド)とに含まれる特定情報を比較し、大当り遊技中の報知演出を実行するラウンドが整合するか否かを判定する。そして、報知演出を実行するラウンドが整合しないと判定したときに、報知演出を含むラウンド中演出の実行に代えて、特殊演出を含むラウンド中演出を実行する。そのため、報知演出において適切な特定状態の報知が行われない可能性を排除することができる。
Further, according to this embodiment, the
なお、この実施の形態では、可変表示開始時コマンドが表示結果指定コマンドである場合を示したが、例えば、変動開始時に送信される背景指定コマンドや変動パターンコマンドに大当り種別などの特定情報を付加して送信するようにしてもよい。そして、背景指定コマンドや変動パターンコマンドに含まれる特定情報にもとづいて、大当り開始指定コマンドなどの特定遊技開始時コマンドとの整合を判定し、コマンドが整合しないと判定したことにもとづいて特殊演出を実行するように構成してもよい。 In this embodiment, the case where the variable display start command is a display result designation command is shown. However, for example, specific information such as a jackpot type is added to the background designation command and the variation pattern command transmitted at the start of variation. Then, it may be transmitted. Then, based on the specific information included in the background designation command and the variation pattern command, the matching with the specific game start command such as the jackpot start designation command is determined, and the special effect is performed based on the determination that the command does not match. It may be configured to execute.
また、この実施の形態では、特定遊技開始時コマンドが大当り開始指定コマンドである場合を示したが、例えば、大当り開始時に送信されるコマンドであれば、ラウンド1を開始するときに送信される大入賞口開放中指定コマンドに大当り種別などの特定情報を付加して送信するようにしてもよい。そして、大入賞口開放中指定コマンドに含まれる特定情報にもとづいて、表示結果指定コマンドなどの可変表示開始時コマンドとの整合を判定し、コマンドが整合しないと判定したことにもとづいて特殊演出を実行するように構成してもよい。
Further, in this embodiment, the case where the specific game start command is a jackpot start designation command has been shown. However, for example, if the command is transmitted at the start of jackpot, the large game transmitted when starting
また、この実施の形態では、大入賞口開放中指定コマンドにもとづいて、継続示唆演出や、継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出などの報知演出の実行ラウンドであることを特定して、これらの報知演出を実行する場合を示したが、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口開放後指定コマンドに、次のラウンドが報知演出の実行ラウンドであるか否かを特定可能な情報を付加して送信し、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信した大入賞口開放後指定コマンドにもとづいて、次のラウンドが報知演出の実行ラウンドであるか否かを特定して、これらの報知演出を実行するように構成してもよい。
Also, in this embodiment, based on the command for opening the special prize opening, the continuation suggestion production, the continuation success production, the continuation failure production, the probability change suggestion production, the probability change success production, the probability change failure production, the continuation failure finalization production, the revival Although it has been shown that the execution rounds of the notification effects such as the effects and the continuation confirmed effects are specified and these notification effects are executed, the present invention is not limited to those shown in this embodiment. For example, the
また、例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果指定コマンドなどの変動開始時のコマンドで大当り種別を特定するとともに、大入賞口開放中指定コマンドや大入賞口開放後指定コマンドにもとづいてラウンドを特定し、特定した大当り種別とラウンドとにもとづいて報知演出の実行ラウンドであるか否かを特定して、これらの報知演出を実行するように構成してもよい。さらに、例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当り開放指定コマンドなどの大当り開始時のコマンドで大当り種別を特定するとともに、大入賞口開放中指定コマンドや大入賞口開放後指定コマンドにもとづいてラウンドを特定し、特定した大当り種別とラウンドとにもとづいて報知演出の実行ラウンドであるか否かを特定して、これらの報知演出を実行するように構成してもよい。
Further, for example, the
また、上記の実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して直接コマンドを送信していたが、遊技制御用マイクロコンピュータ560が他の基板(例えば、図3に示す音声出力基板70やランプドライバ基板35など、または音声出力基板70に搭載されている回路による機能とランプドライバ基板35に搭載されている回路による機能とを備えた音/ランプ基板)に演出制御コマンドを送信し、他の基板を経由して演出制御基板80における演出制御用マイクロコンピュータ100に送信されるようにしてもよい。その場合、他の基板においてコマンドが単に通過するようにしてもよいし、音声出力基板70、ランプドライバ基板35、音/ランプ基板にマイクロコンピュータ等の制御手段を搭載し、制御手段がコマンドを受信したことに応じて音声制御やランプ制御に関わる制御を実行し、さらに、受信したコマンドを、そのまま、または例えば簡略化したコマンドに変更して、演出表示装置9を制御する演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するようにしてもよい。その場合でも、演出制御用マイクロコンピュータ100は、上記の実施の形態における遊技制御用マイクロコンピュータ560から直接受信した演出制御コマンドに応じて表示制御を行うのと同様に、音声出力基板70、ランプドライバ基板35または音/ランプ基板から受信したコマンドに応じて表示制御を行うことができる。
In the above-described embodiment, the
また、上記に示した実施の形態で示した特定遊技状態に関するいずれの特定状態に制御されるかを報知する報知演出を実行する構成は、パチンコ遊技機にかぎらず、様々な形態の遊技機に適用することができる。例えば、上記に示した実施の形態で示した確変示唆演出を行う構成をスロット機に適用するようにしてもよい。 In addition, the configuration for executing the notification effect for notifying which specific state related to the specific gaming state shown in the embodiment described above is controlled is not limited to pachinko gaming machines, but to various types of gaming machines. Can be applied. For example, you may make it apply the structure which performs the probability change suggestion effect shown by embodiment shown above to a slot machine.
スロット機では、一般に、外周部に識別情報としての複数種類の図柄が描かれた複数(通常は3つ)のリールを有する可変表示装置を備えており、まず遊技者のBET操作により賭数を設定し、規定の賭数が設定された状態でスタート操作することによりリールの回転を開始し、各リールに対応して設けられた停止ボタンを操作することにより回転を停止する。そして、全てのリールの回転を停止したときに入賞ラインにあらかじめ定められた入賞図柄の組合せ(例えば、7−7−7)が揃ったことによって入賞が発生する。すなわち遊技者の操作によってゲームが進行するようになっている。また、このようなスロット機では、前面扉に液晶表示器が配置されたものがあり、入賞が発生する可能性を予告したり、停止ボタンの操作順などを示唆するような演出を行うように構成されたものがある。そのようなスロット機において、例えば、特定遊技状態としてAT(アシストタイム)付きのボーナスとATなしのボーナスを設けるようにし、ボーナスの実行中に、ボーナス終了後にATに制御されるか否かを報知する報知演出を実行するように構成してもよい。そして、停電復旧時に停電復旧指定コマンドにもとづいて、停電発生時に実行していた報知演出に復旧するように構成してもよい。 In general, a slot machine is provided with a variable display device having a plurality of (usually three) reels on which a plurality of types of symbols as identification information are drawn on the outer periphery, and first, a bet number is determined by a player's BET operation. The rotation of the reels is started by performing a start operation in a state where a predetermined number of bets is set, and the rotation is stopped by operating a stop button provided corresponding to each reel. When all the reels stop rotating, a winning combination is generated when a predetermined combination of winning symbols (for example, 7-7-7) is arranged on the winning line. That is, the game is advanced by the player's operation. In addition, some of these slot machines have a liquid crystal display on the front door, so that the possibility of winning a prize will be announced or the stop button operation order will be suggested. There is something configured. In such a slot machine, for example, a bonus with AT (assist time) and a bonus without AT are provided as a specific gaming state, and during execution of the bonus, it is notified whether the AT is controlled after the bonus ends. You may comprise so that the alerting effect to perform may be performed. And you may comprise so that it may restore to the alerting presentation performed at the time of a power failure based on a power failure recovery designation command at the time of a power failure recovery.
また、例えば、上記に示した実施の形態で示した確変示唆演出を行う構成を封入循環式のパチンコ機に適用するようにしてもよい。封入循環式のパチンコ機は、そのパチンコ機で用いられる所定数(例えば、50個)の遊技玉が封入領域内(例えば、パチンコ機内)に封入されており、このパチンコ機に設けられた遊技領域に遊技球を発射させ、遊技領域を経由した遊技球を回収部(例えば、各入賞口、アウト口、ファール玉戻り口)を介して回収し、回収した遊技玉を再び遊技領域に発射させるために封入領域内において循環させる。また、そのような封入循環式のパチンコ機では、各入賞口への入賞があった場合に、88/E賞球に代えて、カードユニットに挿入されたカードに賞球数に相当するポイントなどを加算する処理が行われる。そのような封入循環式のパチンコ機において、上記に示した実施の形態の構成を適用し、封入循環式のパチンコ機の演出表示装置で大当り遊技中に継続示唆演出や継続成功演出、継続失敗演出、確変示唆演出、確変成功演出、確変失敗演出、継続失敗確定演出、復活演出、継続確定演出を実行するように構成し、大当り遊技中に停電が発生した場合には、停電復旧時に、停電発生時に実行していた大当り遊技中の演出に復旧するように構成してもよい。 Further, for example, the configuration for performing the probability change suggestion shown in the embodiment described above may be applied to a sealed circulation pachinko machine. In the enclosed circulation type pachinko machine, a predetermined number (for example, 50) of game balls used in the pachinko machine are enclosed in an enclosed area (for example, in a pachinko machine), and the game area provided in the pachinko machine In order to fire game balls through the game area, collect the game balls via the collection unit (for example, each winning opening, out port, foul ball return opening), and fire the collected game balls again into the game area In the enclosed area. In addition, in such a sealed circulation type pachinko machine, if there is a prize at each prize opening, instead of the 88 / E prize ball, points equivalent to the number of prize balls on the card inserted in the card unit, etc. Is added. In such an enclosed circulation pachinko machine, the configuration of the embodiment described above is applied, and an indication display device of the enclosed circulation pachinko machine provides a continuous suggestion effect, a continuous success effect, and a continuous failure effect during a big hit game. , Probability suggestion production, Probability success production, Probability failure production, Continuation failure confirmation production, Resurrection production, Continuation production production is executed, and if a power failure occurs during a big hit game, a power failure occurs You may comprise so that it may be restored to the effect during the big hit game that was sometimes executed.
また、上記に示した実施の形態においては、第1特別図柄が大当り図柄となる場合には、確変大当りとなる場合には必ず60秒のファンファーレ演出Aを実行し、通常大当りとなる場合には必ず10秒のファンファーレ演出Bを実行する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら第1特別図柄についても、第2特別図柄が大当り図柄となる場合と同様に、通常大当りである場合でも確変大当りである場合でも、60秒のファンファーレ演出Aや10秒のファンファーレ演出Bが決定されるようにして、これらファンファーレ演出から通常大当りであるのか、確変大当りであるのかを遊技者によって特定されてしまうことがないようにすることで、第1特別図柄についても、通常大当りや確変大当りAとなる場合には、大当り中のラウンド15で確変成功演出や確変失敗演出が実行されるまで、いずれの種別の大当りであるかを遊技者が特定できないようにしても良い。
In the embodiment described above, when the first special symbol is a big hit symbol, the fanfare effect A of 60 seconds is always executed when the probability variation big hit is given, and when the normal big hit is given. Although the form in which the fanfare effect B of 10 seconds is always executed is illustrated, the present invention is not limited to this, and the first special symbol is the same as the case where the second special symbol is a jackpot symbol. In addition, even if it is a normal jackpot or a probable variation jackpot, the fanfare production A of 60 seconds and the fanfare production B of 10 seconds are determined, and whether the fanfare production is a normal jackpot from these fanfare productions is a promising big hit. If the first special symbol is also a normal big hit or a probable big hit A by preventing the player from being specified by Is, in
また、上記に示した実施の形態においては、確変大当りである場合において60秒のファンファーレ演出時間の決定割合が、第1特別図柄の場合の方が第2特別図柄の場合よりも高く、通常大当りである場合においても、10秒のファンファーレ演出時間の決定割合が、第1特別図柄の場合の方が第2特別図柄の場合よりも高い形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、逆に、確変大当りである場合において60秒のファンファーレ演出時間の決定割合が、第2特別図柄の場合の方が第1特別図柄の場合よりも高く、通常大当りである場合においても、10秒のファンファーレ演出時間の決定割合が、第2特別図柄の場合の方が第1特別図柄の場合よりも高くなるようにしても良い。 Further, in the embodiment shown above, in the case of a probable big hit, the determination rate of the fanfare effect time of 60 seconds is higher in the case of the first special symbol than in the case of the second special symbol, and is usually a big hit In this case, the determination rate of the fanfare effect time of 10 seconds is higher in the case of the first special symbol than in the case of the second special symbol, but the present invention is limited to this. On the contrary, in the case of a probable big hit, the determination rate of the fanfare production time of 60 seconds is higher in the case of the second special symbol than in the case of the first special symbol, and even in the case of a normal big hit, The determination rate of the fanfare effect time of 10 seconds may be higher in the case of the second special symbol than in the case of the first special symbol.
また、上記に示した実施の形態においては、ファンファーレ演出が3種類(ファンファーレ演出A〜C)あり、各々の演出時間が異なるものを例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら3種類のファンファーレ演出A〜Cに加えて、またはこれら3種類のファンファーレ演出A〜Cに代えて、演出時間は同一であるが演出態様(キャラクタの種類、動作、大当たりの種類表示、音、ランプ態様)が異なるファンファーレ演出としても良い。 Further, in the embodiment described above, there are three types of fanfare effects (fanfare effects A to C), and each effect time is illustrated as an example, but the present invention is not limited to this. In addition to these three types of fanfare effects AC, or instead of these three types of fanfare effects AC, the effect time is the same, but the effect mode (character type, action, jackpot type display, Fanfare effects with different sounds and lamp modes may be used.
また、上記に示した実施の形態においては、ファンファーレ演出が大当たりの種類によって異なる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、大当たりの種類に関係なくファンファーレ演出の種類(演出時間が異なるものや演出時間が同一であって演出態様が異なるものを含む)を決定するようにしても良い。 Further, in the embodiment described above, the fanfare effect varies depending on the type of jackpot, but the present invention is not limited to this, and the type of fanfare effect (effect) regardless of the type of jackpot You may make it determine the thing from which time differs, and the thing with the same production time and the production aspect differ.
本発明は、遊技者が所定の遊技を行うことが可能であり、特定条件の成立にもとづいて遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機に好適に適用される。 The present invention is preferably applied to a gaming machine that allows a player to play a predetermined game and controls the game to a specific game state that is advantageous to the player based on the establishment of a specific condition.
1パチンコ遊技機
8a第1特別図柄表示器
8b第2特別図柄表示器
9演出表示装置
13第1始動入賞口
14第2始動入賞口
20特別可変入賞球装置
20A大入賞口LED
31遊技制御基板(主基板)
56CPU
80演出制御基板
100演出制御用マイクロコンピュータ
101演出制御用CPU
109VDP
560遊技制御用マイクロコンピュータ
1 pachinko machine 8a first special symbol display 8b second
31 game control board (main board)
56 CPU
80
109VDP
560 microcomputer for game control
Claims (1)
遊技の進行を制御する遊技制御手段と、
前記遊技制御手段からのコマンドにもとづいて演出の実行を制御する演出制御手段と、を備え、
前記遊技制御手段は、
遊技機への電力供給が停止しても所定期間は記憶内容を保持可能なバックアップ記憶手段と、
特定状態として有利度が異なる複数種類のいずれかの特定状態に制御する状態制御手段と、
前記特定表示結果が導出されてから前記特別可変入賞装置を開状態とするまでの開放前期間として、特定遊技状態の種類に応じた異なる開放前期間を決定することが可能な開放前期間決定手段と、
前記開放前期間決定手段により決定した開放前期間を特定可能な開放前期間指定コマンドを前記演出制御手段に出力する開放前期間指定コマンド出力手段と、
遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始されたときに、前記バックアップ記憶手段が記憶する記憶内容にもとづいて復旧時コマンドを前記演出制御手段に出力する復旧時コマンド出力手段と、を含み、
前記可変表示手段は、
第1の識別情報の可変表示を行う第1可変表示手段と、第2の識別情報の可変表示を行う第2可変表示手段と、を含み、
前記開放前期間決定手段は、
当該開放前期間に対応する特定表示結果が導出される可変表示手段が、前記第1可変表示手段であるか前記第2可変表示手段であるかに応じて異なる割合にて、特定の開放前期間を決定し、
前記演出制御手段は、
前記開放前期間指定コマンドから特定される各開放前期間において、当該各開放前期間に対応した異なる開放前演出を実行する開放前演出実行手段と、
遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始されたときに、前記復旧時コマンドにもとづいて復旧時の演出を実行する復旧時演出実行手段と、を含み、
前記復旧時コマンド出力手段は、特定遊技状態中に遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始されたときに、前記復旧時コマンドとして、遊技機への電力供給が停止したときの特定遊技状態の種類を特定可能なコマンドを出力し、
前記復旧時演出実行手段は、前記復旧時コマンドから特定される特定遊技状態の種類にもとづいて異なる復旧時の演出を実行し、
前記演出制御手段は、特定遊技状態におけるラウンド中に、いずれの種類の特定状態に制御されるかを報知する報知演出を実行する特定状態報知手段を含み、
前記復旧時コマンド出力手段は、特定遊技状態中に遊技機への電力供給が停止した後、遊技機への電力供給が開始されたときに、前記復旧時コマンドとして、遊技機への電力供給が停止したときのラウンドと、特定遊技状態のいずれのラウンドにおいて前記報知演出を実行するかとを特定可能な特定情報を含むコマンドを出力し、
前記復旧時演出実行手段は、前記復旧時コマンドに含まれる前記特定情報にもとづいて復旧時の演出を実行する、
ことを特徴とする遊技機。 When a predetermined specific display result is derived in the variable display means for performing the variable display of the identification information and deriving the display result, the game medium is in an open state where it is easy to win and a closed state where it is difficult to win or not win A gaming machine that controls a specific gaming state composed of a plurality of rounds in which a changing special variable winning device is opened,
Game control means for controlling the progress of the game;
Production control means for controlling the execution of the production based on the command from the game control means,
The game control means includes
Backup storage means capable of holding stored contents for a predetermined period even when power supply to the gaming machine is stopped;
State control means for controlling the specific state to any one of a plurality of different specific states;
Pre-opening period determining means capable of determining a different pre-opening period according to the type of specific gaming state as the pre-opening period from when the specific display result is derived until the special variable winning device is opened. When,
A pre-opening period designation command output means for outputting to the effect control means a pre-opening period designation command capable of specifying the pre-opening period determined by the pre-opening period determining means;
When the power supply to the gaming machine is started after the power supply to the gaming machine is stopped, the recovery command that outputs the recovery command to the effect control means based on the stored contents stored in the backup storage means Output means, and
The variable display means includes
First variable display means for variably displaying the first identification information; and second variable display means for variably displaying the second identification information;
The pre-opening period determining means includes
A specific pre-opening period at a different rate depending on whether the variable display means from which the specific display result corresponding to the first half of the opening is derived is the first variable display means or the second variable display means. Decide
The production control means includes
In each pre-opening period specified from the pre-opening period designation command, a pre-opening effect executing means for executing a different pre-opening effect corresponding to each open first half period,
A recovery effect execution means for executing a recovery effect based on the recovery command when power supply to the gaming machine is started after power supply to the gaming machine is stopped,
The recovery time command output means is configured to supply power to the gaming machine as the recovery time command when power supply to the gaming machine is started after the power supply to the gaming machine is stopped during the specific gaming state. Output a command that can identify the type of specific gaming state when stopped,
The restoration-time production execution means executes the production at the time of restoration different based on the type of the specific gaming state specified from the restoration-time command,
The effect control means includes specific state notification means for executing a notification effect for notifying which type of specific state is controlled during a round in a specific gaming state,
The recovery time command output means is configured to supply power to the gaming machine as the recovery time command when power supply to the gaming machine is started after the power supply to the gaming machine is stopped during the specific gaming state. A command including specific information that can specify a round when the game is stopped and in which round of the specific gaming state the notification effect is executed;
The restoration performance execution means executes the restoration production based on the specific information included in the restoration command,
A gaming machine characterized by that.
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