JP2015082410A - 蓄電モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】熱の影響を防止し、かつ小型化を可能とした蓄電モジュールを提供する。【解決手段】蓄電モジュール10は、複数の蓄電素子12を接続してなる蓄電ユニット11と、蓄電素子12に接続されるDC−DCコンバータ41と、蓄電ユニット11およびDC−DCコンバータ41を保持する保持部材50と、保持部材50と一体的に設けられ、蓄電ユニット11とDC−DCコンバータ41との間に配される熱遮蔽部62と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電モジュールに関する。
車両等には複数の蓄電素子を接続してなる蓄電ユニットと、蓄電ユニットに電力を充電するDC−DCコンバータとが搭載されることがある。
蓄電ユニットと、DC−DCコンバータとは、熱の影響や収容スペースなどを考慮して、別々に配置されるのが一般的であり、これらはハーネスを介して電気的に接続される(たとえば特許文献1を参照)。
特開2012−148762号公報
特許文献1に記載されているように、蓄電ユニットとDC−DCコンバータとを離れた位置に配置すると、離れた距離を考慮したハーネスが必要であるし、ハーネスの配策作業や配線が複雑化するという問題があった。また、蓄電ユニットとDC−DCコンバータとを別々に配置する場合には、それぞれを収容するケースも必要となるため、小型化が困難であった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、熱の影響を防止しつつ小型化を可能とした蓄電モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するものとして本発明は、複数の蓄電素子を接続してなる蓄電ユニットと、前記蓄電素子に接続されるDC−DCコンバータと、前記蓄電ユニットおよび前記DC−DCコンバータを保持する保持部材と、前記保持部材と一体的に設けられ、前記蓄電ユニットと前記DC−DCコンバータとの間に配される熱遮蔽部と、を備える蓄電モジュールである。
本発明において、蓄電ユニットとDC−DCコンバータとの間に配される熱遮蔽部は、これらの装置から発生する熱を遮蔽する機能を有しているので、蓄電ユニットとDC−DCコンバータを1つの保持部材に保持しても相互に熱の影響を防止することができる。
また、本発明において、蓄電ユニットとDC−DCコンバータとは1つの保持部材に保持されているので、2つの装置を別々に配置するときよりも装置全体として小型化が可能となる。また本発明においては、ハーネスよりもコンパクトなバスバーなどを用いて蓄電ユニットとDC−DCコンバータとを電気的に接続することができるので小型化とともに配線を簡略化することができる。以上より、本発明によれば、熱の影響を防止し、かつ小型化を可能とした蓄電モジュールを提供することができる。
本発明は以下の構成としてもよい。
前記熱遮蔽部には肉抜き部が形成されていてもよい。このような構成とすると、肉抜き部により形成された空気層により遮熱効果を高めることができるとともに、熱遮蔽部が熱変形するのを防止することができる。
本発明によれば、熱の影響を防止しつつ小型化を可能とした蓄電モジュールを提供することができる。
実施形態1の蓄電モジュールの斜視図 蓄電モジュールの底面図 蓄電モジュールの平面図 図3のIV−IV線における断面図 図3のV−V線における断面図 図3のVI−VI線における断面図 図3のVII−VII線における断面図 図4のVIII−VIII線における断面図 図4のIX−IX線における断面図 図4のX−X線における断面図 蓄電モジュールの分解斜視図 保持部材の正面図 保持部材の平面図 保持部材の左側面図 コンバータユニットの斜視図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1〜図15によって説明する。
本実施形態の蓄電モジュール10は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両の電子ブレーキシステムの補助電源装置として使用される。以下の説明において図4〜図7、図10、図12、図14の上下方向を上下とし、図3の下方を前方とし上方を後方とする。
蓄電モジュール10は、図11に示すように、蓄電ユニット11と、蓄電ユニット11を構成する蓄電素子12に接続されるDC−DCコンバータ41を有するコンバータユニット40と、蓄電ユニット11およびコンバータユニット40を保持する保持部材50と、保持部材50と一体的に設けられた熱遮蔽部62と、を備える。
(蓄電ユニット11)
蓄電ユニット11は、図11に示すように、正極および負極の電極端子13を有する複数(本実施形態では6個)の蓄電素子12と、電極端子13,13間を電気的に接続する接続部材21,22(第1接続部材21、第2接続部材22)と、各接続部材21,22に接続され蓄電素子12の電圧を検知する検知用回路基板28と、を備える。
(蓄電素子12)
蓄電素子12は、円筒状をなしており、その上面には正極および負極の電極端子13が上方に突出形成されている。隣り合う蓄電素子12は逆極性の電極端子13が隣り合うように配置されており、隣り合う蓄電素子12の正極の電極端子13と負極の電極端子13とが接続部材21,22を介して電気的に接続されている。電極端子13の略中央にはネジ孔13Aが形成されており、このネジ孔13Aには接続部材21,22を接続するためのステンレス製のボルト25が螺合される。
蓄電素子12の底部は図4および図5に示すように、樹脂製のホルダー15に嵌め込まれた状態で保持部材50に保持されるようになっている。
ホルダー15は、蓄電素子12の底部がはめ込まれる円筒状の蓄電素子保持部16と、蓄電素子保持部16の下方に連なり保持部材50に固定される板状の固定部17とを備える。
(接続部材21,22)
接続部材21,22は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅または銅合金などの導電性板材からなり、蓄電ユニット保持部51の上面に配される。本実施形態では図8に示すように、7つの接続部材21,22により、隣り合う蓄電素子12が電気的に接続されるとともに図4に示すように、蓄電素子12とDC−DCコンバータ41とが電気的に接続される。接続部材21,22は、DC−DCコンバータ41と電気的に接続される接続部(ボルト挿通孔23B)が設けられた第1接続部材21と、電極端子13,13間に取り付けられる第2接続部材22と、からなる。
第2接続部材22には、電極端子13を接続するためのボルト25を挿通可能なボルト挿通孔23Aが2つずつ貫通して設けられている。第1接続部材21には、電極端子13を接続するためのボルト25を挿通可能なボルト挿通孔23Aが1つと、DC−DCコンバータ41との接続のためのボルト26を挿通可能なボルト挿通孔23Bが1つと、外部機器(図示せず)との接続のためのボルト27を挿通可能な外部接続ボルト孔Cが1つずつ貫通して設けられている。第1接続部材21および第2接続部材22には、図4および図5に示すように、検知用回路基板28に接続される端子部24が上方に突出形成されている。
(検知用回路基板28)
検知用回路基板28は接続部材21,22の上側に配される。検知用回路基板28には、第1接続部材21および第2接続部材22の端子部24が接続される接続孔29が形成されている。
(カバー30)
保持部材50の正面、背面ならびに上面にはそれぞれカバー30が取り付けられるようになっている。カバー30は、保持部材50の前面と背面とをそれぞれ覆う2つのケースカバー31、ならびに、保持部材50の上面を覆うアッパーカバー34,36(第1アッパーカバー34及び第2アッパーカバー36)からなる。
各ケースカバー31の蓄電素子12の側面を覆う面は、図9に示すように、蓄電素子12の側面形状に沿って弧状をなしており、その上端には図11に示すように、アッパーカバーを係止するアッパーカバー係止突部32が2つ形成されている。また各ケースカバー31の左側面、右側面および底面には、保持部材50に設けたケースカバー係止突部55を受け入れて係止する係止孔33が形成されている(図2および図10を参照)。
アッパーカバー34,36は、図4に示すように、蓄電ユニット11の上部(検知用回路基板28)を覆うように取り付けられる第1アッパーカバー34と、コンバータユニット40及び熱遮蔽部62の上部を覆うように取り付けられる第2アッパーカバー36と、を備える。
第1アッパーカバー34には図5に示すように、ケースカバー31に設けたアッパーカバー係止突部32を受け入れて係止する係止孔35が突出形成されている。
第2アッパーカバー36には図11に示すように、保持部材50のコンバータ保持部57に設けたカバー係止突部59を受け入れて係止する係止孔37が設けられている。
(コンバータユニット40)
コンバータユニット40は、図15に示すように、DC−DCコンバータ41と、金属製の遮蔽部材47Aと、DC−DCコンバータ41の熱を外部に放熱する金属製の放熱部材45と板状の熱遮蔽部材47とを備える。DC−DCコンバータ41は、大電流を通電するパワー部材(図示せず)と電圧などを制御する制御部材(図示せず)とを備え、遮蔽部材47Aで覆われている。
(DC−DCコンバータ)
蓄電素子12に電力を充電するDC−DCコンバータ41は、図11に示すように、直方体状をなしている。DC−DCコンバータ41の正面側および背面側に配される面には保持部材50のコンバータ保持部57に係合する係合部42が設けられている(図7を参照)。
DC−DCコンバータ41の底面には、図2に示すように、下方に突出する2つのコネクタ部43が設けられている。DC−DCコンバータ41の左側面には放熱フィン46が設けられた放熱部材45が取り付けられるようになっており、DC−DCコンバータ41の右側面には、遮蔽部材47Aが取り付けられるようになっている。
DC−DCコンバータ41には、DC−DCコンバータ41と蓄電素子12とを電気的に接続するための第3接続部材49が接続される(図7を参照)。
遮蔽部材47Aの図11における右側には、第3接続部材49を挿通可能な接続部材挿通孔48を備えた熱遮蔽部材47が設けられている。第3接続部材49は第1接続部材21および第2接続部材22と同様に、アルミニウム、アルミニウム合金、銅または銅合金などの導電性板材からなる。
第3接続部材49の2つの端部には、DC−DCコンバータ41に接続されるコンバータ接続部49Aと、第1接続部材21のボルト挿通孔23Bに重ねられ、ボルト26を挿通可能なボルト挿通孔49Bとがそれぞれ形成されている。第3接続部材49の両端部の間には屈曲部49Cが形成されておりL字状をなしている。
第3接続部材49のボルト挿通孔49Bの上には、第1接続部材21のボルト挿通孔23Bが重ねられる。第3接続部材49のボルト挿通孔49Bと第1接続部材21のボルト挿通孔23Bとが重なり合って形成される1つの孔にはボルト26が挿通され、このボルト26を保持部材50の凹み部64に収容したナット65に螺合させることにより蓄電素子12とDC−DCコンバータ41とが電気的に接続される。
なお、第3接続部材49は熱遮蔽部62の上方に設けた凹み部64で第1接続部材21と接続されるようになっている。第3接続部材49の屈曲部49Cからボルト挿通孔49Bまでの長さ寸法は熱遮蔽部62の寸法(本実施形態では図12の左右方向の寸法)を考慮して設定される。
(保持部材50)
蓄電ユニット11とコンバータユニット40(DC−DCコンバータ41)を保持する保持部材50は、絶縁樹脂材料からなる。保持部材50は、蓄電ユニット11を保持する蓄電ユニット保持部51と、コンバータユニット40を保持するコンバータ保持部57と、蓄電ユニット保持部51とコンバータ保持部57との間に設けられた熱遮蔽部62とが一体的に設けられている構成である。
蓄電ユニット保持部51は、図12に示すように、蓄電素子12が収容・保持される蓄電素子収容部52を備える。蓄電素子収容部52には蓄電素子12の側面に沿う保持凸部53が設けられている。また、蓄電素子収容部52の下方には、蓄電素子12の底部に嵌め込まれたホルダー15の固定部17を固定部材18により固定するホルダー固定部54が設けられている。
蓄電ユニット保持部51の左側面、右側面および底面にはケースカバー31の係止孔33に係合するケースカバー係止突部55が形成されている(図2および図11を参照)。蓄電ユニット保持部51の上面には図13に示すように、電極端子13を受け入れ可能なU字状の凹部56が形成されている。
コンバータ保持部57には、DC−DCコンバータ41の係合部42を係合する被係合部58が設けられている。また、コンバータ保持部57には第2アッパーカバー36を係止するカバー係止突部59が形成されている。
コンバータ保持部57の底面には2つのコネクタ部43を配置可能に切り欠かれた切欠部60が形成されている。コンバータ保持部57の蓄電ユニット保持部51側の壁部61は図6および図14に示すように、肉抜きにより空気層S1が形成されるようになっている。壁部61には第3接続部材49を挿通させる接続部材挿通孔61Aが形成されている。
さて、蓄電ユニット保持部51とコンバータ保持部57との間には熱遮蔽部62が設けられている。熱遮蔽部62は、図6および図12に示すように、肉抜き部63が設けられており、これにより空気層S2が形成されるようになっている。
(蓄電モジュール10の組み付け方法)
以下、蓄電モジュール10の組み付け方法について説明する。
DC−DCコンバータ41に放熱部材45、遮蔽部材47Aおよび熱遮蔽部材47を取り付けてコンバータユニット40を組み立てる。まず、DC−DCコンバータ41の構成部材である、大電流を通電するパワー部材(図示せず)に第3接続部材49のコンバータ接続部49Aを接続する。次に、パワー部材(図示せず)に放熱部材45を接着固定により組み立てた後、パワー部材(図示せず)に並行に、制御部材(図示せず)を組み立て、遮蔽部材47Aを、制御部材に覆い被せるように取り付ける(図15)。
次に、第3接続部材49のボルト挿通孔49Bが形成されている端部を熱遮蔽部材47の接続部材挿通孔48に挿通させて、熱遮蔽部材47をDC−DCコンバータ41の右側面側に取り付けると、コンバータユニット40が得られる。
コンバータユニット40を保持部材50のコンバータ保持部57に取り付ける。コンバータユニット40を保持部材50のコンバータ保持部57に配して挿入すると、保持部材50の被係合部58とDC−DCコンバータ41の係合部42とが係合して抜け止めされ、第3接続部材49のボルト挿通孔49Bが形成された端部が、壁部61の接続部材挿通孔61Aを挿通したのち、保持部材50の凹み部64に収容したナット65の上に配される。
蓄電ユニット11の保持部材50への組み付けを行う。
保持部材50の蓄電素子収容部52に、底部にホルダー15を取り付けた蓄電素子12を、隣り合う蓄電素子12の電極端子13が逆極性となるように3本ずつ並べて収容し、蓄電素子12の電極端子13を保持部材50の凹部56に嵌め込む。
次に第1接続部材21および第2接続部材22を図11に示すように配置する。詳しくは、第2接続部材22を、ボルト挿通孔23Aが対応する電極端子13の上に重なるように配する。また、第1接続部材21を、ボルト挿通孔23Aが端部の電極端子13に重なるように配するとともに、ボルト挿通孔23Bが第3接続部材49のボルト挿通孔49Bの上に重なるように配する。
次に、電極端子13,13間を接続する各接続部材21,22のボルト挿通孔23Aにボルト25を挿通させ、当該ボルト25を蓄電素子12の電極端子13のネジ孔13Aに螺合させる。また、第1接続部材21のボルト挿通孔23Bと第3接続部材49のボルト挿通孔49Bとが重なり合って形成される1つの孔にボルト26を挿通させ、当該ボルト26を保持部材50の凹み部64に収容されたナット65に螺合させると、蓄電素子12とDC−DCコンバータ41とが電気的に接続可能となる。
次に、検知用回路基板28の接続孔29に第1接続部材21の端子部24および第2接続部材22の端子部24が挿通されるように検知用回路基板28を上から差し込んで、端子部24と接続孔29とを接続すると蓄電ユニット11の組み付けが完成する。
次にケースカバー31を、蓄電素子収容部52を覆うように、保持部材50の正面側と背面側から取り付ける。ケースカバー31の左側面、右側面および底面に形成された係止孔33に、保持部材50に設けたケースカバー係止突部55が嵌りこむと、ケースカバー31が保持部材50に係止される。
第1アッパーカバー34と第2アッパーカバー36とを保持部材50の上方に取り付ける。第1アッパーカバー34の係止孔35にケースカバー31に設けたアッパーカバー係止突部32が嵌りこむと第1アッパーカバー34がケースカバー31に係止される。第2アッパーカバー36の係止孔37に、保持部材50のカバー係止突部59がはまり込むと、第2アッパーカバー36が保持部材50に係止される。これにより図1に示すような蓄電モジュール10が得られる。
(本実施形態の作用および効果)
本実施形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
本実施形態おいて、蓄電ユニット11とDC−DCコンバータ41との間に配される熱遮蔽部62は、これらの装置から発生する熱を遮蔽する機能を有しているので、蓄電ユニット11およびDC−DCコンバータ41を1つの保持部材50により保持しても相互に熱の影響を防止することができる。
また、本実施形態において、蓄電ユニット11とDC−DCコンバータ41とは1つの保持部材50に保持されているので、2つの装置を別々に配置するときよりも装置全体として小型化が可能となる。さらに本実施形態においては、ハーネスよりもコンパクトな第3接続部材49を用いて蓄電ユニット11とDC−DCコンバータ41とを電気的に接続することができるので小型化とともに配線を簡略化することができる。
その結果、本実施形態によれば、熱の影響を防止し、かつ小型化を可能とした蓄電モジュール10を提供することができる。
また、本実施形態によれば、熱遮蔽部62には肉抜き部63が形成されているから、肉抜き部63により形成される空気層S2により遮熱効果を高めることができるとともに、熱遮蔽部62が熱変形するのを防止することができる。また肉抜き構造とすることにより保持部材50を作製するために用いる樹脂の量を減らすこともできる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ネジ孔13Aが形成された電極端子13にボルト25を螺合させて電極端子13と接続部材とを接続する例を示したが、電極端子がボルト状をなしていてナット締めにより電極端子と接続部材とを接続してもよい。
(2)上記実施形態では肉抜き部63が形成されている熱遮蔽部62を備える保持部材50を示したが、熱遮蔽部は板状等であってもよい。
10…蓄電モジュール
11…蓄電ユニット
12…蓄電素子
40…コンバータユニット
41…DC−DCコンバータ
44…(第3接続部材との)接続部
45…放熱部材
47…熱遮蔽部材
47A…遮蔽部材
49…第3接続部材
49A…コンバータ接続部
50…保持部材
51…蓄電ユニット保持部
52…蓄電素子収容部
57…コンバータ保持部
62…熱遮蔽部
63…肉抜き部
S2…空気層

Claims (2)

  1. 複数の蓄電素子を接続してなる蓄電ユニットと、
    前記蓄電素子に接続されるDC−DCコンバータと、
    前記蓄電ユニットおよび前記DC−DCコンバータを保持する保持部材と、
    前記保持部材と一体的に設けられ、前記蓄電ユニットと前記DC−DCコンバータとの間に配される熱遮蔽部と、を備える蓄電モジュール。
  2. 前記熱遮蔽部には肉抜き部が形成されている請求項1に記載の蓄電モジュール。
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