JP2015081613A - ローラチェーン - Google Patents

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JP2015081613A
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篤博 種本
Atsuhiro Tanemoto
篤博 種本
修 桶谷
Osamu Oketani
修 桶谷
和生 吉本
Kazuo Yoshimoto
和生 吉本
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Oriental Chain Mfg Co Ltd
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Oriental Chain Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】ブシュレスでありながら、屈曲性や走行性が損なわれるおそれを少なくする。
【解決手段】ピン13を介して外プレート11、11…、内プレート12、12…を交互に屈曲自在に連結し、内プレート12、12の間にローラ14、14を保持してなり、ローラ14は、ピン13、内プレート12、12の双方に対して相対回転可能とし、ピン13用の軸孔のまわりの平面部を介して内プレート12、12に摺接させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、たとえば多段式の立体駐車場におけるパレットの昇降用や、フォークリフトにおけるフォークの昇降用などの用途に特に好適なローラチェーンに関する。
多段式の立体駐車場の自動車を載せるためのパレットの昇降用や、フォークリフトの荷物運搬用のフォークの昇降用などに用いるチェーンは、引張荷重が大きくても走行速度が小さいため、汎用のブシュ付きのローラチェーンを使用する必要が必ずしもなく、ブシュレスのローラチェーンを使用することにより一層の経済性を実現することができる(特許文献1)。
かかる用途に使用する従来のブシュレスのローラチェーンは、ピンを介して外プレート、内プレートを交互に屈曲自在に連結するとともに、内プレートの間に配設するローラをピンの外周に相対回転可能に装着して構成されており、汎用のブシュ付きのローラチェーンから単純にブシュを排除しただけの構造である。なお、ローラは、両端面が平面の円筒ローラであって、ブシュを介することなく、ピンを軸孔に直接貫通させることにより、ピンを介して内プレートの間に相対回転可能に保持されている。
特開2013−72547号公報
かかる従来技術によるときは、ローラは、両端面の全面が内プレートに対向して摺接するから、ローラの端面と内プレートの表面との間に異物が進入したりすると、チェーンの屈曲性が損なわれたり、円滑な走行性が阻害されたりすることが少なくないという問題があった。なお、このような問題は、ローラの外径が15mm以上となるような大荷重用のチェーンの場合に殊に顕著である。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、ローラの形態を工夫することによって、ブシュレスであっても、屈曲性や走行性が損なわれるおそれを極少に抑えることができるローラチェーンを提供することにある。
かかる目的を達成するための請求項1の発明の構成は、ピンを介して外プレート、内プレートを交互に屈曲自在に連結するとともに、内プレートの間にローラを保持してなり、ローラは、ピン、内プレートの双方に対して相対回転可能であり、ピン用の軸孔のまわりのリング状の平面部を介して内プレートに摺接することをその要旨とする。
請求項2の発明の構成は、ピンを介して外プレート、内プレートを交互に屈曲自在に連結するとともに、内プレートの間にローラを保持してなり、ローラは、ピンに対して相対回転可能であり、内プレートに対して相対回転不能に連結することをその要旨とする。
請求項3の発明の構成は、ピンを介して外プレート、内プレートを交互に屈曲自在に連結するとともに、内プレートの間にローラを保持してなり、ローラは、ピンに対して相対回転不能であり、内プレートに対して相対回転可能であり、ピン用の軸孔のまわりのリング状の平面部を介して内プレートに摺接することをその要旨とする。
なお、請求項1〜3の各発明において、ローラは、軸方向に2分割することができる。
かかる請求項1の発明の構成によるときは、ローラは、ピン、内プレートの双方に対して相対回転可能であり、ピンを挿通するための軸孔のまわりのリング状の平面部を介して内プレートに摺接する。そこで、ローラは、内プレートに対し、幅狭のリング状の平面部を介して対向するから、ローラと内プレートとの間に異物が進入したり、それによってチェーンの屈曲性や走行性が損なわれたりする機会を極少にすることができる。なお、このようなリング状の平面部を有するローラの端面は、たとえば軸孔のまわりにリング状の平面部を残しながら外周側の角部を円弧状に丸めることにより簡単に形成することができる。
請求項2の発明の構成によるときは、ローラは、ピンに対して相対回転可能であるが、内プレートに対して相対回転不能に連結されている。したがって、ローラは、内プレートに摺接することがなく、内プレートとの間に異物が進入することにより、チェーンの屈曲性や走行性が損なわれるおそれがない。なお、このときのローラは、たとえば軸孔のまわりをリング状に軸方向に突出させて円筒部を形成し、円筒部を内プレートの孔に圧入して相対回転不能に連結することができる。
請求項3の発明の構成によるときは、ローラは、ピンに対して相対回転不能、内プレートに対して相対回転可能であるとともに、ピン用の軸孔のまわりのリング状の平面部を介して内プレートに摺接する。そこで、この場合のローラも、内プレートとの間に異物が進入してチェーンの屈曲性や走行性が損なわれたりする機会を極少にすることができる。また、ピンに対して相対回転不能のローラは、軸孔内に潤滑する必要がなく、保守点検も容易である。
なお、請求項1、3の各発明において、外プレート、内プレートを交互に連結するピンは、内プレートのピン孔に相対回転可能に挿通するともに、内プレートの外側の外プレートのピン孔に先端部を挿入して相対回転不能にかしめることにより、外プレート、内プレートを屈曲自在に連結することができる。また、請求項2の発明において、ピンは、内プレートと一体のローラの軸孔に相対回転可能に挿通し、外プレートのピン孔に先端部を挿入して相対回転不能にかしめることができる。
ピンに対して相対回転可能なローラは、軸方向に2分割することにより、2分割された各部分がピンのまわりに互いに独立に回転することができるため、ローラの全体が一体に回転する場合に比して、チェーンの屈曲性、走行性を損なう可能性を一層少なくすることができる。一方、ピンに対して相対回転不能なローラを軸方向に2分割すれば、2分割された各部分の間隔をピン上で調節することにより、内プレートの間隔を適切に設定することができる。なお、この場合のピンは、ローラの各部分の軸孔に対して位置調節可能に圧入するものとする。
要部構成説明図 要部構成拡大断面図 要部拡大模式断面図 他の実施の形態を示す要部拡大説明図 他の実施の形態を示す図2相当図(1) 他の実施の形態を示す図2相当図(2) 他の実施の形態を示す図2相当図(3)
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
ローラチェーンは、ピン13、13…を介し、左右の外プレート11、11…、左右の内プレート12、12…を交互に屈曲自在に連結するとともに、内プレート12、12の間にローラ14、14を保持してなる(図1)。ただし、図1(A)、(B)は、それぞれ一部破断部分平面図、部分正面図である。
外プレート11、内プレート12は、それぞれ同大のひょうたん形に形成されている。ピン13は、内プレート12の端部のピン孔12aに相対回転可能に挿通した上(図2)、外プレート11の端部のピン孔11aに先端部を挿入し、相対回転不能にかしめられている。また、ローラ14は、ピン13用の軸孔14aにピン13を相対回転可能に挿通し、ピン13を介して内プレート12、12の間に相対回転可能に保持されている。
ローラ14の両端面は、それぞれ軸孔14aのまわりにリング状の平面部14bが形成されている(図3)。ただし、図3には、ローラ14の一方の端面側のみが図示されている。すなわち、ローラ14は、両端の外周側の角部をそれぞれ半径a<tの円弧状に切り欠くことにより、軸孔14aのまわりに幅b=t−aのリング状の平面部14bが形成されている。ただし、tは、ローラ14の内径、外径によって決まるローラ14の径方向の有効厚さである。なお、平面部14bの幅bは、ローラ14の有効厚さtに対し、b≒(0.05〜0.2)t程度に設定するのがよい。また、ローラ14の各端面は、外周側の角部を滑らかに切り欠いて所定の平面部14bを形成できればよく、必ずしも正確な円弧状に切り欠く必要はない。
ローラ14は、ピン13、内プレート12の双方に対して相対回転可能であり、リング状の平面部14b、14bを介して内プレート12、12に摺接する。そこで、ローラ14は、従来の両端面が平行平面の円筒ローラに比して、内プレート12との間に異物が進入してローラチェーンの屈曲性や走行性を妨げることが殆どないといってもよく、長期間に亘り良好な動作性能を維持することができる。
なお、平面部14bは、ローラ14の軸方向に高さhだけ突出させてもよい(図4)。ただし、図4(A)、(B)は、それぞれローラ14の要部斜視図、図3相当図である。平面部14bの高さhは、幅bに対し、h≒(0.1〜1.0)b程度に設定することが好ましい。
また、ローラ14は、軸方向に2分割してもよい(図5)。ローラ14の軸方向の部分14c、14cは、ピン13、内プレート12、12の双方に対し、互いに独立に相対回転可能である。なお、図5のローラ14は、各部分14cの内プレート12側の端面を図4のように形成してもよい。また、軸方向の部分14c、14cの間隙dは、潤滑用のグリースなどによって不用意に固着してしまうことがないように、少なくとも0.1mm以上を確保することが好ましい。
他の実施の形態
ローラ14は、各端面において軸方向に突出する円筒部14d、14dを各内プレート12の孔12bに圧入し、内プレート12、12に対して相対回転不能に連結することができる(図6)。
円筒部14dは、ローラ14のピン13用の軸孔14aのまわりにリング状に突出させるものとし、円筒部14d、14dを含むローラ14の全体は、ピン13に対して相対回転可能である。そこで、内プレート12、12は、ローラ14とともにピン13のまわりに相対回転可能であり、外プレート11、11に対して屈曲自在である。なお、内プレート12の孔12bは、ピン孔12aより大径であるため、このときの内プレート12は、外プレート11より大形に形成し、外プレート11と同等の引張強度を確保するものとする。ただし、図6のローラ14は、図5に倣って、軸方向の部分14c、14cに2分割してもよい(図7)。
図2のローラ14は、ピン13に対し、相対回転可能とするに代えて、相対回転不能に装着してもよい。また、図5のローラ14の軸方向の部分14c、14cも、それぞれピン13に対して相対回転不能に装着してもよい。なお、この場合のピン13は、ローラ14の軸孔14a、部分14c、14cの軸孔14a、14aに対し、それぞれ位置調節可能に圧入することが好ましい。また、これらのいずれの場合においても、ローラ14の両端面、各部分14cの内プレート12側の端面は、それぞれ図3の形態に代えて、図4の形態としてもよい。
以上の説明において、ローラチェーンは、ピン13、13…を延長することにより、2列以上に複列化することができる。
この発明は、多段式の自動車駐車場のパレット昇降用や、フォークリフトのフォーク昇降用などのように、引張荷重が大きく、走行速度が大きくない任意の用途に対し、広く好適に適用することができる。
11…外プレート
12…内プレート
13…ピン
14…ローラ
14a…軸孔
14b…平面部

特許出願人 オリエンタルチエン工業株式会社

Claims (4)

  1. ピンを介して外プレート、内プレートを交互に屈曲自在に連結するとともに、前記内プレートの間にローラを保持してなり、前記ローラは、前記ピン、内プレートの双方に対して相対回転可能であり、前記ピン用の軸孔のまわりのリング状の平面部を介して前記内プレートに摺接することを特徴とするローラチェーン。
  2. ピンを介して外プレート、内プレートを交互に屈曲自在に連結するとともに、前記内プレートの間にローラを保持してなり、前記ローラは、前記ピンに対して相対回転可能であり、前記内プレートに対して相対回転不能に連結することを特徴とするローラチェーン。
  3. ピンを介して外プレート、内プレートを交互に屈曲自在に連結するとともに、前記内プレートの間にローラを保持してなり、前記ローラは、前記ピンに対して相対回転不能であり、前記内プレートに対して相対回転可能であり、前記ピン用の軸孔のまわりのリング状の平面部を介して前記内プレートに摺接することを特徴とするローラチェーン。
  4. 前記ローラは、軸方向に2分割することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のローラチェーン。
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