JP2015080864A - 成形方法 - Google Patents

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広 坂井
Hiroshi Sakai
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Abstract

【課題】柔軟性素材であっても、押し型を用いて当該押し型に対応した形状に成形することを可能にする。【解決手段】押し型を介して押圧することにより当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有する芯材(10)を押し型で押圧し、芯材(10)を当該押し型に対応した形状に成形する。この後、芯材(10)の一方または両方の面に、押し型を介して押圧しても当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有していない少なくとも一つのシート材(11,12)を張り付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、押し型を用いて、剛性の小さい素材(合成繊維の生地など)を所定の形状に成形することを可能にする成形方法に関する。
例えば、皮革のように、押し型で押圧することにより当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有する素材であれば、押し型を介して押圧することにより、その素材を押し型に対応した形状に成形することが可能である。このため、箱、袋、鞄、ホルダー、入れ物などの収容性容器をつくる場合には、皮革が原材料として使用されることが多い。
これに対して、皮革ほどの剛性を有していない素材、例えば、ビニールシートやナイロンシートなどの合成繊維製素材は押し型を介して押圧成形しても、押し型に対応した形状を維持することはできない。
このため、押し型を用いた押圧成形においては、原料となる素材の範囲が著しく限定されるという問題点があった。
例えば、特許第4623250号公報には、補強材により補強されたバッグ用芯材が開示されている。
この芯材は、四角形の内側を打ち抜いて枠形とした柔軟性を有する基体と、基体の各辺の表面に固定された弾力性部材と、からなる。
弾力性部材を基体の表面に固定することにより、基体を折れにくくすることができる。
特許第4623250号公報
しかしながら、上記公報に記載された方法は押し型を用いて行う押圧成形に適用できるものではなく、依然として、押し型を用いて柔軟性素材を押圧成形することは不可能であった。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、柔軟性素材であっても、押し型を用いて当該押し型に対応した形状に成形することを可能にする成形方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、押し型を介して押圧することにより当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有する芯材を押し型で押圧し、前記芯材を当該押し型に対応した形状に成形する過程と、前記芯材の少なくとも何れか一方の面に、押し型を介して押圧しても当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有していない少なくとも一つのシート材を張り付ける過程と、を備える成形方法を提供する。
さらに、本発明は、押し型を介して押圧することにより当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有する芯材の少なくとも何れか一方の面に、押し型を介して押圧しても当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有していない少なくとも一つのシート材を張り付け、複数層構造体を形成する過程と、前記複数層構造体を押し型で押圧し、前記複数層構造のシート材を当該押し型に対応した形状に成形する過程と、を備える成形方法を提供する。
本発明に係る成形方法によれば、押し型を介して行う押圧成形に適した剛性を有する芯材によって、最終製品においても、押し型に対応した形状が半永久的に維持される。このため、押し型を介して行う押圧成形に適した剛性を有していない柔軟性素材をも使用することが可能になる。
特に、従来、皮革を用いて押し型による押圧成形を行う場合、皮革の表面に複雑な模様を付けることは極めて困難であったが、本発明に係る成形方法によれば、シート材に予め模様を付けておくことが可能であるため(例えば、プリントにより)、皮革の表面には付けにくい模様であっても、本発明に係る成形方向における最終製品の表面には容易に付けることが可能である。
また、高価な皮革に代えて、より安価な芯材及びシート材を用いることが可能になるので、最終製品の製造コストを下げることが可能である。
本発明の第一の実施形態に係る成形方法の各過程を示す概略図である。 本発明の第二の実施形態に係る成形方法の各過程を示す概略図である。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態に係る成形方法の各過程を示す概略図である。
先ず、図1(A)に示すように、押し型を介して押圧することにより当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有するシート状の芯材10を用意する。
このような芯材10としては、例えば、厚紙その他の硬質紙、プラスチックその他の樹脂、アルミニウムその他の金属、メラミン樹脂やフェノール樹脂等の含浸紙などを用いることができる。
次いで、図1(B)に示すように、押し型(図示せず)を介して芯材10を押圧し、芯材10を当該押し型に対応した形状に成形する。
芯材10は上記の剛性を有しているため、押し型に対応した形状に維持される。
次いで、図1(C)に示すように、芯材10の表面にシート材11を張り付ける。
あるいは、図1(D)に示すように、芯材10の表面にシート材11を張り付けるとともに、芯材10の裏面にシート材12を張り付ける。
シート材11、12は、押し型を介して押圧しても当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有していない素材からなるものである。シート材11、12としては、例えば、ビニールシートやナイロンシートなどの合成繊維製シート、人工皮革、マイクロファイバーを用いることができる。
芯材10に張り付けるシート材11、12の枚数は1以上の任意の数を選択することができる。
以上の過程により、芯材10とシート材11、12とからなる最終製品が完成される。
最終製品としては、箱、袋、鞄、ホルダー、入れ物などの収容性容器の他に、サンダルなどの履物、アクセサリーその他の装飾品などがある。
以上のように、本実施形態に係る成形方法によれば、押し型を介して行う押圧成形に適した剛性を有する芯材10によって、押し型に対応した形状が最終製品において半永久的に維持されるため、押し型を介して行う押圧成形に適した剛性を有していない柔軟性素材をも使用することが可能になる。
特に、従来、皮革を用いて押し型による押圧成形を行う場合、皮革の表面に複雑な模様を付けることは極めて困難であったが、本実施形態に係る成形方法によれば、シート材11、12に予め模様を付けておくことが可能であるため(例えば、プリントにより)、皮革の表面には付けにくい模様であっても、本実施形態における最終製品の表面には容易に付けることが可能である。
また、高価な皮革に代えて、より安価な芯材10及びシート材11、12を用いることができるので、最終製品の製造コストを下げることが可能である。
(第二の実施形態)
図2は、本発明の第二の実施形態に係る成形方法の各過程を示す概略図である。
先ず、図2(A)に示すように、押し型を介して押圧することにより当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有するシート状の芯材10を用意する。
次いで、図2(B)に示すように、芯材10の表面にシート材11を張り付ける。あるいは、芯材10の表面にシート材11を張り付けるとともに、芯材10の裏面にシート材12を張り付ける。これにより、芯材10とシート材11、12とからなる複数層構造体15が形成される。
次いで、図2(C)に示すように、押し型(図示せず)を介して複数層構造体15を押圧し、複数層構造体15を当該押し型に対応した形状に成形する。
複数層構造体15の一構成要素である芯材10は上記の剛性を有しているため、複数層構造体15は押し型に対応した形状に維持される。
以上の過程により、第一の実施形態の場合と同様の最終製品が完成される。
本実施形態に係る成形方法によっても、第一の実施形態に係る成形方法と同様の効果を得ることができる。
10 芯材
11 シート材
12 シート材
15 複数層構造体

Claims (2)

  1. 押し型を介して押圧することにより当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有する芯材を押し型で押圧し、前記芯材を当該押し型に対応した形状に成形する過程と、
    前記芯材の少なくとも何れか一方の面に、押し型を介して押圧しても当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有していない少なくとも一つのシート材を張り付ける過程と、
    を備える成形方法。
  2. 押し型を介して押圧することにより当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有する芯材の少なくとも何れか一方の面に、押し型を介して押圧しても当該押し型に対応した形状を維持することができる剛性を有していない少なくとも一つのシート材を張り付け、複数層構造体を形成する過程と、
    前記複数層構造体を押し型で押圧し、前記複数層構造のシート材を当該押し型に対応した形状に成形する過程と、
    を備える成形方法。
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