JP2015080451A - 害虫ガス誘引装置 - Google Patents

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Junichi Arai
順一 新井
隼人 神山
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隼人 神山
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Abstract

【課題】トコジラミ等の害虫を誘引する携行性に優れた装置を提供する【解決手段】 3本の炭酸ガスカートリッジ5a〜5cの吐出口には、減圧弁6a〜6c、逆止弁7a〜7c、配管14a〜14c、配管集束部9を介して電磁弁10が接続され、電磁弁10の放出口には、流量調整部11、配管16を介して炭酸ガスを放出するためのノズル12が接続されている。携行ケース1をトコジラミを誘引すべき部屋に運び込み、タイマ部8eによる開始時刻及び終了時刻をタイマ操作部を用いて入力し、起動時間を設定する。タイマ部8eの作動に連動して、オンオフスイッチ8dがオフからオンに切換わり、オンの状態において、炭酸ガスがノズル12を介して部屋内に放出される。放出された炭酸ガスに誘引されて、部屋内のトコジラミが現われるので、捕獲したり、所定時間後に害虫ガス誘引装置の周囲に集まったトコジラミを計数する。【選択図】図4

Description

本発明は、部屋内の例えば南京虫(以下トコジラミと云う)等の害虫を誘引するための害虫ガス誘引装置に関するものである。
近年、旅館やホテル等でトコジラミ等の害虫による被害が増加しており、室内でのトコジラミの有無や固体数等の生態調査のために、ドライアイスにより人の呼気を模す炭酸ガスを発生させてトコジラミを誘引することがある。
また、特許文献1には、炭酸ガスボンベを用いて炭酸ガスを放出して害虫を誘引して捕獲する虫類捕獲装置が開示されている。
このように、炭酸ガスを放出することにより、トコジラミ等の害虫を誘引して生態調査を行ったり、捕獲装置により捕獲することが行われている。
特開2007−20509号公報
しかし、ドライアイスを用いる方法においては、炭酸ガスを発生させる際には、その場に人がいる必要があったり、炭酸ガスの放出量や放出時間を調整することが難しい。炭酸ガスの放出量や放出時間を一定としないと、誘引されたトコジラミの数に影響を及ぼし、調査に際して信頼性のあるデータとはならない。
また、特許文献1に示すような炭酸ガスボンベを用いて害虫を誘引し捕獲する装置は、大型であるため、屋外や、大きな部屋で大量に害虫を誘引する際には用いることができるが、携行性に劣るため、旅館、ホテルの部屋毎での調査等においては極めて使い勝手が悪い。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、携行性に優れ、生態調査や捕獲のためにトコジラミ等の害虫を、炭酸ガスを用いて誘引する害虫ガス誘引装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る害虫ガス誘引装置は、携行ケース内に収納した複数本の小型の炭酸ガスカートリッジを備え、これらの各炭酸ガスカートリッジに減圧弁を取り付け、これらの減圧弁には逆止弁、配管を介して配管集束部を経て電磁弁を接続し、タイマ部を有する電源制御部により前記電磁弁を所定時間開状態にすることで、前記電磁弁に接続したノズルから所定量の炭酸ガスを放出することを特徴とする。
本発明に係る害虫ガス誘引装置は、所定量の炭酸ガスを所定時間放出することができ、携行ケース内にコンパクトにまとめられているので、小さな場所に運搬して、簡便に害虫を誘引することができる。
また、流量調整部による流量、タイマ部による起動時間、放出量及び使用する炭酸ガスのカートリッジの本数を適宜に組み合わせることで、炭酸ガスの放出量、放出時間をきめ細かくかつ広範囲に設定することができる。
害虫ガス誘引装置の蓋部を開いた状態の平面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図1のB−B線に沿った断面図である。 各機材の連結状態の構成図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は害虫ガス誘引装置の平面図、図2は図1のA−A線に沿った断面図、図3はB−B線に沿った断面図である。
害虫ガス誘引装置の外側は携行ケース1であり、携行ケース1の大きさは例えば長さ330mm、幅140mm、高さ160mmの箱体であり、ケース本体2には開閉自在の蓋部3が設けられ、蓋部3上には手で持って運搬するための把手4が設けられている。
ケース本体2内には、圧縮炭酸ガスが充填された容積が100cc程度の例えば3本の小型の炭酸ガスカートリッジ5a〜5cが個々に交換可能に横方向に向けられて立体的に固定されている。更に、ケース本体2内には減圧弁6a〜6c、逆止弁7a〜7c、電源制御部8、及び図示しない配管集束部9、電磁弁10、流量調整部11、ノズル12、電源コード13がコンパクトに収納されている。
図4はケース本体2内の各機材の連結状態の構成図を示している。3本の炭酸ガスカートリッジ5a〜5cの吐出口には、それぞれ減圧弁6a〜6cが取り付けられ、これらの減圧弁6a〜6cは逆止弁7a〜7c及び減圧弁配管14a〜14cを介して配管集束部9に接続され、更に配管15を介して電磁弁10に接続されている。
また、電磁弁10の放出口には、炭酸ガスの流量を調整する流量調整部11が設けられ、流量調整部11には配管16を介して炭酸ガスを放出するためのノズル12が接続されている。流量調整部11は微小孔のオリフィス部品から成り、このオリフィス部品の孔径を変えることで任意の流量を調整することが可能とされている。
また、電源制御部8は、AC電源をDCに変換するAC/DC変換部8aと、乾電池等のバッテリ部8bと、AC/DC変換部8aとバッテリ部8bとの接続を切換える切換部8cと、オンオフスイッチ8dと、タイマ部8eとから構成され、電源制御部8のAC/DC変換部8aには電源コード13が接続されている。
実施例では、電源コード13とバッテリ部8bの双方を備える構成としているが、何れか一方を備える構成としてもよく、この場合は切換部8cは不要となる。
また、タイマ部8eは所定時間の起動時間を設定し、その時間が経過すると接続を解除、つまり電力供給を遮断する型式のものや、開始時刻、終了時刻から成る起動時間を設定し、開始時刻、終了時刻内の時間のみ電力供給を行う型式のもの等を適宜に採用することが可能である。更に、タイマ部8eにプログラムタイマを使用することにより、起動時間内の炭酸ガスの放出を間欠的に制御して、平均放出流量を調整することができる。
使用に際しては、携行ケース1をトコジラミを誘引すべき部屋に運び込み、蓋部3を開けて、電源コード13を部屋の100V交流電源コンセントに接続する。部屋に電源コンセントがない場合は、バッテリ部8bに切換えて駆動する。
タイマ部8eによるオンオフスイッチ8dをオン状態とする開始時刻、及びオフ状態とする終了時刻を、電源制御部8の図示しないタイマ操作部を用いて入力し、起動時間を設定する。トコジラミは暗くなると活動するため、日中に炭酸ガスを放出しても十分な生態を調査することができない。そこで、タイマ部8eを用いて炭酸ガスを放出する時間が主に夜間になるように起動時間を設定する。
タイマ部8eの作動に連動して、オンオフスイッチ8dがオフからオンに切換わる。電磁弁10は所定時間の電力供給時に開状態となり、電力未供給時に閉状態となるので、オンオフスイッチ8dがオンの状態であれば、炭酸ガスカートリッジ5a〜5c内の炭酸ガスがノズル12を介して部屋内に放出される。
使用中における炭酸ガスカートリッジ5a〜5cの内圧は、ほぼ一定なので減圧弁6a〜6cの所定の開度により放出量を一定とすることができる。しかし、炭酸ガスカートリッジ5a〜5c内の圧力が減少してくると放出量の変化が生ずるので、炭酸ガスカートリッジ5a〜5cは新たなものに交換することが好ましい。
また、減圧弁6a〜6cと減圧弁配管14a〜14c間に逆止弁7a〜7cを設けることで、炭酸ガスカートリッジ5a〜5cを適宜に選択、取り外すことができ、炭酸ガスの放出量を調整することが可能である。更に、炭酸ガスカートリッジ5a〜5c、減圧弁6a〜6c等の不具合により、何れかの炭酸ガスカートリッジ5a〜5cが使用不可能となったとしても、逆止弁7a〜7cにより炭酸ガスカートリッジ5a〜5cの炭酸ガスが減圧弁配管14a〜14cを逆流することはない。
流量調整部11の流量、タイマ部8eの起動時間、及び使用する炭酸ガスのカートリッジ5a〜5cの本数を適宜に組み合わせることで、炭酸ガスの放出量、放出時間を細かく広範囲に設定することができ、使用個所における所定量の炭酸ガスを放出することが可能となる。
これらの設定により、部屋毎の誘引条件を同じにすることができるので、誘引されるトコジラミの数について信頼できるデータを得ることができる。ノズル12から放出された炭酸ガスに誘引されて、部屋内のトコジラミが現われるので、捕獲したり、所定時間後に害虫ガス誘引装置の周囲に集まったトコジラミを計数することにより、生態調査を行うことができる。
なお、実施例においては、トコジラミを誘引する場合について説明したが、トコジラミ以外にも、蚊等の炭酸ガスに反応する害虫、昆虫等を誘引することもできる。しかし、このような羽根を持つ害虫や昆虫は一旦集まっても、飛び去ってしまうことも考えられるので、捕獲器を害虫ガス誘引装置の周辺に配置することで、生態調査を行えばよい。
また、生態調査以外にも、捕獲器を別体で配置して、害虫駆除に利用することもできる。
1 携行ケース
2 ケース本体
3 蓋部
5a〜5c 炭酸ガスカートリッジ
6a〜6c 減圧弁
7a〜7c 逆止弁
8 電源制御部
8e タイマ部
9 配管集束部
10 電磁弁
11 流量調整部
12 ノズル
13 電源コード

Claims (4)

  1. 携行ケース内に収納した複数本の小型の炭酸ガスカートリッジを備え、これらの各炭酸ガスカートリッジに減圧弁を取り付け、これらの減圧弁には逆止弁、配管を介して配管集束部を経て電磁弁を接続し、タイマ部を有する電源制御部により前記電磁弁を所定時間開状態にすることで、前記電磁弁に接続したノズルから所定量の炭酸ガスを放出することを特徴とする害虫ガス誘引装置。
  2. 前記ノズルと接続する前記電磁弁の放出口には、炭酸ガスの流量を調整する流量調整部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の害虫ガス誘引装置。
  3. 前記電源制御部は交流電源又はバッテリにより駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載の害虫ガス誘引装置。
  4. 前記炭酸ガスカートリッジは交換可能としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の害虫ガス誘引装置。
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