JP2015078794A - 加熱炉の制御方法及び加熱炉並びに加熱炉の制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】リフロー炉の消費電力をさらに低減させる。【解決手段】リフロー炉1は、過去の加熱部5の温度変化をゾーンZ1〜Z10毎に取得し、温度プロファイルデータベースを作成する。立ち上げ時には、設定温度と現在の温度のそれぞれで温度プロファイルデータベースを検索し、設定温度に相当する時刻から現在の温度に相当する時刻を引き、立ち上げ所要時間を計算する。立ち上げ所要時間には、必要に応じて雰囲気濃度の制御に要する時間も加算する。各ゾーンZ1〜Z10にプリント基板2が到達する時間から立ち上げ所要時間を引いてヒータ12に電源を入れるタイミングをゾーンZ1〜Z10毎に決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、加熱炉の制御方法及び加熱炉並びに加熱炉の制御プログラムに関する。
電子機器などの製造ラインでは、樹脂製のプリント基板の表面にIC(Integrate Circuit)や、抵抗、コンデンサなどの部品を載置し、リフロー炉と呼ばれる電気炉を用い、はんだで接合する工程を有する。リフロー炉には、はんだを加熱する方法に応じて赤外線式や、熱風式などがある。熱風式のリフロー炉は、例えば、部品を載置したプリント基板を搬送するコンベア装置を有し、プリント基板の搬送経路に沿ってコンベア装置を覆うようにヒータを配置し、ヒータで加熱された熱風をファンでプリント基板に吹き付けている。さらに、リフロー炉は、プリント基板を加熱する温度の高低によって複数のゾーンに区画されている。例えば、プリント基板の搬入側に相対的に低温のゾーンが形成され、その後に中温のゾーンを経て、はんだを溶融温度まで加熱する高温のゾーンが配置される。このために、リフロー炉では、ゾーン毎に設けられたヒータのそれぞれに対して温度管理している。
ここで、近年では、製造ラインの省エネルギー化を図る観点から、プリント基板を処理していない非生産時や、リフロー炉の立ち上げ時又は立ち下げ時の電力使用や、最大電力を削減することが試みられている。
従来のリフロー炉では、立ち上げ時に全てのゾーンのヒータに同時に通電するように構成されている。このために、温度設定の低いゾーンから順番に立ち上げ作業が終了し、高温のゾーンが最後に立ち上がる。そこで、従来のリフロー炉では、立ち上げ時には、ヒータに流す電流を通常の60%にし、設定温度に達したらヒータに100%の電流を流すことで、立ち上げ時の電力消費量の削減を図っている例がある。また、別の従来のリフロー炉では、最初に1つのゾーンのヒータに電流を流し、そのゾーンが設定温度に達して熱的に飽和したら、次のゾーンのヒータに通電するように構成されているものがある。このように、1つのゾーンの立ち上げが終了した後に次のゾーンの立ち上げを開始することにより、リフロー炉の立ち上げ時に投入する電流の総和を低く抑えることができる。
特開2005−125340号公報 特開平7−212027号公報
しかしながら、リフロー炉では、ゾーン毎の設定温度の違いに応じて立ち上げに要する時間に差が生じる。このために、最初に立ち上がったゾーンは、最後のゾーンが立ち上がるまで待機する必要があった。プリント基板は、全ゾーンの立ち上げが完了した後に炉内に投入されるので、温度設定の低いゾーンほど立ち上げ開始から生産開始までの待ち時間が長くなる。このために、待機中のゾーンの電力消費を低減することができなかった。
本発明は、このような事情に鑑み、一つの側面として、リフロー炉の消費電力をさらに低減させることを目的とする。
実施形態の一観点によれば、加熱対象物の搬送経路上に配置された複数のヒータが設定温度に到達するまでに要する立ち上げ所要時間を算出し、前記ヒータのそれぞれの近傍に加熱対象物が到達する時刻から、前記立ち上げ所要時間を引いた立ち上げ開始時刻を算出し、前記立ち上げ開始時刻に前記ヒータに電力供給を開始することを特徴とする加熱炉の制御方法が提供される。
また、実施形態の別の観点によれば、加熱対象物の搬送経路上に配置された複数のヒータと、前記ヒータが設定温度に到達するまでに要する立ち上げ所要時間を算出し、前記ヒータのそれぞれの近傍に加熱対象物が到達する時刻から、前記立ち上げ所要時間を引いた立ち上げ開始時刻を算出する時間算出部と、前記立ち上げ開始時刻に前記ヒータの電源を投入するヒータ制御部と、を含むことを特徴とする加熱炉が提供される。
さらに、実施形態の別の観点によれば、加熱対象物の搬送経路上に配置された複数のヒータが設定温度に到達するまでに要する立ち上げ所要時間を算出し、前記ヒータのそれぞれの近傍に加熱対象物が到達する時刻から、前記立ち上げ所要時間を引いた立ち上げ開始時刻を算出し、前記立ち上げ開始時刻に前記ヒータへの電力供給を開始する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする加熱炉の制御プログラムが提供される。
設定温度に到達してから実際に加熱対象物が投入されるまでの待機時間を低減できるので、立ち上げ時の消費電力を削減できる。
図1は、本発明の実施の形態に係るリフロー炉の概略構成の一例を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るリフロー炉の装置ログ情報の概略構成の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るリフロー炉の温度プロファイルデータベースの概略構成の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るリフロー炉におけるゾーン毎の基板到達時間の一例を示す図である。 図5Aは、本発明の実施の形態に係るリフロー炉における処理の一例を示すフローチャートである。 図5Bは、本発明の実施の形態に係るリフロー炉における処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態に係るリフロー炉において加熱時間を算出する処理の一例を説明する図である。 図7は、本発明の実施の形態に係るリフロー炉において雰囲気濃度を制御するために必要な時間を算出する処理の一例を説明する図である。 図8は、本発明の実施の形態に係るリフロー炉において各ゾーンのヒータへの通電開始タイミングの一例を説明する図である。 図9は、本発明の実施の形態に係るリフロー炉において一部のゾーンの炉内温度と酸素濃度の時間変化の各ゾーンのヒータへの通電開始タイミングの一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係るリフロー炉においてゾーンの昇温時におけるヒータの消費電力と炉内温度の関係の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態に係るリフロー炉において一部のゾーンにおける消費電力の一例を重ねて示す図である。 図12は、本発明の実施の形態に係るリフロー炉に対する比較例として、各ゾーンへの通電を同時に行った場合の電力使用状態の一例を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態に係るリフロー炉を再立ち上げするときの炉内温度の時間変化の一例を示す図である。
発明の目的及び利点は、請求の範囲に具体的に記載された構成要素及び組み合わせによって実現され達成される。
前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、典型例及び説明のためのものであって、本発明を限定するためのものではない。
図1に加熱炉であるリフロー炉の概略構成を示す。リフロー炉1は、プリント基板2を搬送するコンベア装置3を有し、コンベア装置3の搬送経路の一部を覆うように加熱部5が設けられている。コンベア装置3及び加熱部5は、制御装置6で制御される。なお、加熱対象物であるプリント基板2は、はんだが塗布されると共に、部品が載置されているものとする。
加熱部5は、コンベア装置3が通る貫通孔11を有し、搬入側から順番に、複数のゾーンZ1〜Z10に区画されている。各ゾーンZ1〜Z10には、ヒータ12と、送風用のファン13と、温度センサ14とが少なくとも1つずつ設けられており、ヒータ12で加熱した暖かい気体をファン13でコンベア装置3上のプリント基板2に噴き付けるように構成されている。図1に示す例では、各ゾーンZ1〜Z10において、ヒータ12と、送風用のファン13と、温度センサ14がコンベア装置3を挟むように上下に1つずつ配置されている。
例えば、搬入口側のゾーンZ1、Z2、Z3、Z4、Z5は、相対的に低い温度に設定される低温ゾーンを形成する。続くゾーンZ6、Z7、Z8は、相対的に中間の温度に設定される中温ゾーンを形成する。さらに続くゾーンZ9,Z10は、相対的に高温の温度に設定される高温ゾーンを形成する。搬出口側の残りの領域は、プリント基板2を冷却するための冷却ゾーンになっている。冷却ゾーンは、例えば、常温に設定され、ファン13による送風のみが行われる。
さらに、高温のゾーンZ9,Z10では、はんだの酸化を防止するために、窒素ガスの供給ライン15が接続されている。また、これらのゾーンZ9,Z10には、内部の雰囲気を計測する手段として酸素濃度センサ16が少なくとも1つずつ取り付けられている。窒素ガスの供給ライン15は、高温ゾーンに加えて、低温ゾーンや、中温ゾーンの各ゾーンZ1〜Z8に設けても良い。
制御装置6は、例えば、制御プログラムを実行することによってコンベア装置3や加熱部5を制御するコンピュータである。制御装置6は、制御プログラムを実行することによって実現される特徴的な機能として、データベース処理部51と、時間算出部52と、ヒータ制御部53と、雰囲気制御部54とを有する。データベース処理部51は、装置ログ情報21や温度プロファイルデータベース35を作成したり、温度プロファイルデータベースを検索したりする。時間算出部52は、ゾーンZ1〜Z10毎に立ち上げ開始時刻を算出する。ヒータ制御部53は、センサ14,16の出力信号に基づいてヒータ12やファン13の通電制御を行う。雰囲気制御部54は、窒素ガスの供給量を制御する。また、制御装置6は、記憶装置55を有する。記憶装置55には、装置ログ情報21や、温度プロファイルデータベース35、プロセスのレシピ、制御プログラムなどが記憶される。さらに、制御装置6は、この他にも、不図示の表示装置や、通信装置、入出力装置を有しても良い。
ここで、図2に装置ログ情報21の一例を示す。装置ログ情報21は、所定の時間間隔で各種の情報を取得し、各種の情報と時刻を関連付けた構成を有し、リフロー炉1における各種情報の過去のデータの時間変化がまとめられている。装置ログ情報21には、例えば、時刻情報23と、レシピ名情報24と、ゾーン毎の炉内温度情報25と、酸素濃度情報26とコンベアスピード情報27と、コンベア幅情報28と、装置状態情報29と、基板枚数情報30と、アラーム数情報31とが含まれ、これら情報25〜30が関連付けられた構成を有する。炉内温度情報25は、ゾーンZ1〜Z10毎にセンサ14で測定した温度が入力される。なお、図2には、ゾーンZ7までのデータが例示されているが、ゾーンZ10までの全てのゾーンZ1〜Z10のデータが収集され、保存される。コンベアスピード情報27は、コンベア装置3に取り付けられた速度センサ、例えばエンコーダ41で計測されたプリント基板2の搬送速度の情報が格納される。コンベア幅情報28のコンベア装置3の搬送路の幅の情報が格納される。また、酸素濃度情報26は、ゾーン9,10毎に作成しても良い。ここで、炉内温度情報25のZ1の項目は、ゾーンZ1の温度が入力される。酸素濃度情報26は、窒素ガスを供給するゾーンZ9,Z10において酸素濃度センサ16で計測した酸素の濃度が入力される。基板枚数情報30は、プリント基板2の処理枚数を示し、アラーム数情報31はリフロー炉1で異常が発生した回数が入力される。
次に、図3の温度プロファイルデータベース35の一例を示す。温度プロファイルデータベース35は、装置ログ情報21に基づいて制御装置6により作成され、保存される。温度プロファイルデータベース35は、時刻情報36と、炉内温度情報25と、酸素濃度情報26とが関連付けられた構成を有する。時刻情報36は、経過時間が入力される。時刻情報36には、立ち上げ開始時からの経過時刻を使用しても良いし、図2の時刻情報23をそのまま使用しても良い。炉内温度情報25のZ1の欄には、装置ログ情報21から抽出されたゾーンZ1の立ち上げ時の温度が入力され、時刻情報と組み合わせることによってゾーンZ1の温度の時間変化がわかるようになっている。同様に、酸素濃度情報26は、窒素ガスを供給するゾーンにおいて酸素濃度計で計測した酸素の濃度が入力され、時刻情報36と組み合わせることによって酸素濃度の変化がかわるようになっている。なお、図3には、ゾーンZ7までのデータが例示されているが、ゾーンZ10までの全てのゾーンZ1〜Z10のデータが収集され、保存される。また、酸素濃度情報26は、ゾーン9,10毎に作成しても良い。
ここで、図4を参照し、加熱部5の各ゾーンZ1〜Z10にプリント基板2が到達する時刻の一例を説明する。横軸は時間の経過を示し、縦軸はゾーン番号を示す。複数のプロットは、各ゾーンZ1〜Z10にプリント基板2が投入される時刻を示している。例えば、ゾーンZ2の基板投入時間は、プリント基板2がゾーンZ1から出てゾーンZ2に入る時刻である。即ち、基板投入時間は、各ゾーンZ1〜Z10のヒータ12の近傍にプリント基板2が到達する時間に相当する。ゾーンZ1は、最初にプリント基板2が投入される領域であり、到達時刻はゼロとする。以降は、コンベア装置3の搬送速度に応じて、プリント基板2がゾーンZ2〜ゾーンZ10に順番に到達する。そして、隣り合う2つのゾーンZ1〜Z10間の基板到達時刻の差が、各ゾーンZ1〜Z10におけるゾーン間基板移動時間になる。
次に、図5A及び図5Bのフローチャートを主に参照し、リフロー炉1の立ち上げ処理について説明する。なお、装置ログ情報21は、制御装置6のデータベース処理部51によって随時作成され、時刻は制御装置6内のタイマを用いて計測し、炉内温度や酸素濃度は、それぞれのゾーンZ1〜Z10のセンサ14,16で計測した値を使用する。さらに、温度プロファイルデータベース35は、データベース処理部51によって所定時間、例えば24時間毎に更新される。
最初に、図5AのステップS101で作業者がリフロー炉1に設けられた不図示のスタートスイッチ(SW)を押すと、ステップS102で、制御装置6のヒータ制御部53が、温度センサ14を使用して現在の各ゾーンZ1〜Z10の炉内温度を測定する。この後、ステップS103で、データベース処理部51がゾーン番号Nを1に設定してからステップS104に進む。
ステップS104では、データベース処理部51が、ゾーン番号N=1、即ちゾーンZ1の現在の炉内温度T01(T0N:N=1)で温度プロファイルデータベース35のZ1欄を検索し、炉内温度T01のときの時刻t01(t0N:N=1)を取得する。続く、ステップS105では、データベース処理部51がレシピに設定されているゾーンZ1の設定温度T1(TN:N=1)を取得し、T1で温度プロファイルデータベース35のZ1欄を検索し、炉内温度T1のときの時刻t1(tN:N=1)を取得する。この後、ステップS106で、時間算出部52は、ゾーンZ1が設定温度になるまでに要する加熱時間ts1=t1−t01を算出する。
ここで、ステップS104からステップS106までの処理の具体例について、図6を参照して説明する。ゾーンZ1の現在の炉内温度T01が「32℃」の場合、制御装置6は、温度プロファイルデータベース35のZ1欄から時刻「0:04」を取得し、この値を時刻t01とする。また、レシピに設定されている炉内の設定温度T1が「155℃」であった場合、制御装置6は、温度プロファイルデータベース35のZ1欄から時刻「0:22」を取得し、この値を時刻t1とする。そして、時刻t1から時刻t01を引いて加熱時間ts1(tsN:N=1)を算出する。また、例えば、ゾーンZ5においては、現在温度「35℃」の時刻「0:02」と、設定温度「160℃」の時刻「0:26」を取得し、加熱温度ts5(tsN:N=5)を24分(=26−2)と算出する。
次に、図5AのステップS107でゾーン番号Nが最終ゾーンに相当する値、例えば、10であるか調べる。そして、ゾーン番号Nが10未満であれば、ステップS108でゾーン番号Nを1つ増加させた後、ステップS104からステップS106を実行する。以降は、前記の処理を繰り返し、各ゾーンZ1〜Z10についての加熱時間tsNを計算する。そして、ゾーン番号N=10までの処理が終了したら、ステップS109に進む。
ステップS109では、酸素濃度の管理を行うゾーンの酸素濃度を計測する。ステップS110で、データベース処理部51が、現在の対象ゾーンの酸素濃度に相当する時刻を温度プロファイルデータベース35から検索する。ステップS111で、データベース処理部51が、対象ゾーンに設定された酸素濃度に相当する時刻を温度プロファイルデータベース35から検索する。そして、ステップS112で、時間算出部52が、対象ゾーンが設定された酸素濃度になるまでに要する酸素濃度到達時間tdNを算出する。即ち、制御装置6は、リフロー炉1の過去の温度変化のプロファイルから炉内温度が設定温度に到達するまでに要する時間を算出する。そして、ステップS113で、全ての対象ゾーンについての酸素濃度到達時間tdNを算出するまで、ステップS110からステップS112を繰り返す。
ここで、ステップS109からステップS113までの処理の具体例について、図7を参照して説明する。図7は、温度プロファイルデータベース35のデータを酸素濃度で並べ替えた例が示されている。制御装置6は、酸素濃度センサ16の値がオーバーフローを示す「OVER」のときの時刻tl09(tl0N:N=9)として「0:00」を取得する。さらに、制御装置6は、レシピに設定された酸素濃度、例えば「999」を取得し、温度プロファイルデータベース35を検索して酸素濃度が「999」になる時刻tl9(tlN:N=9)として「0:009」を取得する。そして、酸素濃度到達時間td9(tdN:N=9)をtl01−tl9から算出する。即ち、リフロー炉1の過去の酸素濃度の変化のプロファイルから酸素濃度が設定値に到達するまでに要する時間を算出する。
次に、図5Bに示すように、ステップS113から進むステップS114では、時間算出部52が、ゾーン毎に加熱時間tsNと酸素濃度到達時間tdNを加算し、立ち上げ所要時間tgNを算出する。続くステップS115では、時間算出部52が、図4を参照して説明したゾーン間基板到達時刻を決定する。ゾーン間基板到達時刻は、レシピで設定されるコンベア装置3の搬送速度、又はコンベア装置3のエンコーダ41から取得するプリント基板2の搬送速度を使用して算出する。さらに、ステップS116で、時間算出部52が、各ゾーン基板到達時間から立ち上げ所要時間tgNを引いた立ち上げ開始時間をゾーンZ1〜Z10毎に算出する。そして、立ち上げ開始時間になったら、ヒータ制御部53が、それぞれのゾーンZ1〜Z10のヒータ12に通電を開始する。各ゾーンZ1〜Z10のヒータ12への通電開始タイミングの具体例は、後に説明する。
さらに、ステップS117で酸素濃度管理ゾーンがない場合には、ステップS119に進む。一方、酸素濃度管理ゾーンがある場合には、ステップS118に進み、そのゾーンZ1〜Z10の温度が設定温度に到達した後、雰囲気制御部54が酸素濃度の管理を行う。ここでは、例えば、酸素濃度センサ16でゾーンZ9,Z10内の酸素濃度を計測し、必要に応じて窒素ガスの供給量を増やすことなどがあげられる。そして、ステップS119では、制御装置6が、ゾーンZ1の立ち上げが完了した時刻にコンベア装置3の搬送速度を設定値にする。
これによって、プリント基板2がコンベア装置3によって加熱部5に搬入され、ゾーンZ1からゾーンZ10まで順番に通過する。このとき、各ゾーンZ1〜Z10は設定された温度に制御されているので、プリント基板2上のはんだが加熱され、高温ゾーンで溶融する。この後、冷却ゾーンではんだが冷却されて凝固することによって、プリント基板2と部品がはんだ接合される。部品がはんだ接合されたプリント基板2は加熱部5の搬出口から搬出される。
ここで、図5のステップS116における各ゾーンZ1〜Z10のヒータ12への通電開始タイミングの具体例について、説明する。図8は、横軸が時間の経過を示し、縦軸がゾーン番号を示す。各ラインの長さは、ゾーン番号Nに対応する各ゾーンZ1〜Z10の立ち上げ所要時間に相当する。さらに、各ラインの左端は、ヒータ12への通電開始のタイミングを示し、各ラインの右端は炉内温度が設定値に到達して基板投入が可能になるタイミングを示す。各ラインの右端は、ゾーン番号が増加するにつれて遅れている。ゾーン間の時間遅れは、図4に示す基板到達時刻がゾーン移動時間分に相当する。また、各ラインの左端がゾーンZ1〜Z10毎に異なるのは、立ち上げ所要時間tgNがゾーンZ1〜Z10によって異なるためである。
例えば、ゾーン1の搬入タイミングは、基板投入時刻に相当する。そして、ゾーンZ1のヒータの通電開始時刻は、基板投入時刻からゾーン1の立ち上げ所要時間tg1を引いた時刻になる。同様に、ゾーンZ2の搬入タイミングは、ゾーンZ1の基板投入時刻からゾーン毎基板到達時刻を加算した時刻になる。そして、ゾーンZ2のヒータの通電開始時刻は、ゾーンZ2の搬入タイミングからゾーンZ2の立ち上げ所要時間tg2を引いた時刻になる。そして、各ゾーンZ2〜Z10について搬入タイミングから立ち上げ所要時間tgNを引くことにより、ヒータ12への通電開始時間が決定する。
各ゾーンZ1〜Z10においては、ゾーン番号Nが大きい方が昇温に要する時間が長くなる傾向になる。特に、中温又は高温に設定されるゾーンZ6〜Z10は、昇温のための時間が低温のゾーンZ1〜Z5に比べて高くなる。さらに、高温のゾーンZ9、Z10は、炉内の温度が上昇した後に、炉内の窒素雰囲気置換のための時間が必要になるので、低温のゾーンN1〜N3や、中温のゾーンN4〜N8に比べて立ち上げ所要時間tgNがさらに長くなる。ここで、一部のゾーンZ1〜Z10の炉内温度と酸素濃度の時間変化の一例を図9に示す。横軸は、時間の経過を示し、縦軸は炉内温度又は酸素の濃度を示している。立ち上げ所要時間tgNが相対的に長いゾーンZ9,Z10の炉内温度が、ゾーンZ1〜Z4に比べて速いタイミングで立ち上がり始める。また、ゾーンZ9,Z10が設定温度に到達した辺りから、酸素濃度が管理され、設定値まで急速に下げられる。
また、図10にゾーンZ1の昇温時におけるヒータ12の消費電力と炉内温度の関係の一例を示す。ヒータ12の消費電力は、炉内温度を上昇させている途中まではONになるので、大きくなる。その後、炉内温度が設定温度に近づくとヒータ12は一旦OFFになり、設定温度に到達した後はON−OFF制御に切り替わるので、ヒータ12の消費電力は立ち上げ時に比べて少なくなる。図11に一部のゾーンZ1〜Z6における消費電力の一例を重ねて示すように、この実施形態ではヒータ12の起動時刻が異なることから、各ヒータ12の消費電力が最大になる時間をずらすことができる。
ここで、比較例として、図12に各ゾーンZ1〜Z10への通電を同時に行った場合の電力使用状態を示す。比較例では、各ゾーンZ1〜Z10のヒータに同時に電力が供給される。この結果、立ち上げ所要時間が最も短いゾーンZ1が最初に立ち上がる。その後、ゾーンZ2からゾーンZ10が順番に立ち上がり、最後のゾーンZ10が立ち上がる。そして、ゾーンZ10が立ち上がったところで、プリント基板2がゾーンZ1に搬入される。このために、各ゾーンZ1〜Z10において、破線で示すように生産開始待ち時間が発生する。生産開始待ち時間の間もヒータ12には通電しているので、電力消費が発生する。これに対して、図8に示す実施形態の例では、生産開始待ち時間がないので電力消費を低減できる。
また、リフロー炉1を停止させるときには、最後のプリント基板2がゾーンZ1からゾーンZ2に移動し終えた後にゾーンZ1のヒータ12への通電を停止する。以降は順番に次のゾーンZ3〜Z10にプリント基板2を移動し終えたゾーンZ2〜Z10から順番にヒータ12への通電を停止する。
次に、例えば、50分程度の短時間の休憩の後にリフロー炉を再立ち上げするような場合の制御について説明する。例えば、図13に示すように、高温のゾーンZ9,Z10からヒータ12を起動し、低温のゾーンZ1〜Z5が後から起動される。中温のゾーンZ6〜Z8は、高温のゾーンZ9,Z10と、低温のゾーンZ1〜Z5の間のタイミングで起動する。
また、装置停止時間がさらに短い場合には、ヒータ制御部53が、電力計を用いて一度ヒータ12を止めた後に再起動する場合に必要な消費電力を算出する。この場合、電力計は、各ゾーンZ1〜Z10に予め設けておく。また、ヒータ制御部53は、現在の消費電力の値を使用し、ヒータ12を停止せずに設定温度を維持したときの消費電力も算出する。そして、ヒータ制御部53が、2つの消費電力を比較する。設定温度を維持した方がヒータ12を停止した場合より消費電力が低くなる場合には、ヒータ制御部53が、ヒータ12を停止させずに、設定温度を維持する。
ヒータ12の停止と非停止の判断の分岐点は、リフロー炉1の仕様によって異なる。例えば、装置停止時間の長さによって変化するゾーン毎の温度低下を装置ログ情報21から決定し、その温度から設定温度に昇温するまでに要する立ち上げ所要時間tgNを温度プロファイルデータベース35を参照して算出する。さらに、立ち上げ所要時間tgNから消費電力を算出し、各ゾーンZ1〜Z10の総和を求める。この消費電力の総量と、リフロー炉1の設定温度を維持したときの消費電力とを比較し、設定温度を維持した方が消費電力を少なくできる場合には、リフロー炉1を停止させない。一方、装置停止した方が消費電力を少なくできる場合には、リフロー炉1を停止させる。
以上、説明したように、この実施の形態では、ゾーンZ1〜Z10毎に立ち上げ所要時間tgNを計算し、立ち上げ開始時刻をゾーン毎に設定するようにしたので、設定温度に到達してから実際にプリント基板2が投入されるまでの待機時間を低減できる。さらに、立ち上げ開始時刻をゾーンZ1〜Z10毎の基板到達時間から立ち上げ所要時間tgNを引くことで算出するようにしたので、ゾーンZ1〜Z10毎のリフロー工程の開始時刻から逆算した時刻に立ち上げを開始することが可能になり、待機時間をさらに低減できる。このことから、リフロー炉1における消費電力を低減できる。
なお、酸素濃度を低くする必要がないゾーンZ1〜Z8では、ヒータ12の周囲の酸素濃度が所定値に到達するまでに要する時間をゼロとして計算するように構成しても良い。
リフロー炉1に例示される加熱炉は、はんだの溶融以外の用途にも使用できる。
また、加熱炉の制御プログラムを記憶媒体に記憶したり、ダウンロード可能な状態においたりすることも本実施の形態に含まれるものとする。
ここで挙げた全ての例及び条件的表現は、発明者が技術促進に貢献した発明及び概念を読者が理解するのを助けるためのものであり、ここで具体的に挙げたそのような例及び条件に限定することなく解釈するものであり、また、明細書におけるそのような例の編成は本発明の優劣を示すこととは関係ない。本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、それに対して種々の変更、置換及び変形を施すことができる。
以下に、前記の実施の形態の特徴を付記する。
(付記1) 加熱対象物の搬送経路上に配置された複数のヒータが設定温度に到達するまでに要する立ち上げ所要時間を算出し、前記ヒータのそれぞれの近傍に加熱対象物が到達する時刻から、前記立ち上げ所要時間を引いた立ち上げ開始時刻を算出し、前記立ち上げ開始時刻に前記ヒータに電力供給を開始することを特徴とする加熱炉の制御方法。
(付記2) 前記立ち上げ所要時間は、前記ヒータ毎の過去の温度上昇の時間変化を使用して算出する付記1に記載の加熱炉の制御方法。
(付記3) 前記ヒータの少なくとも1つの前記立ち上げ所要時間には、前記ヒータの周囲の酸素濃度が所定値に到達するまでに要する時間を含むことを特徴とする付記1又は付記2に記載の加熱炉の制御方法。
(付記4) 前記ヒータの周囲の酸素濃度が所定値に到達するまでに要する時間は、前記ヒータ毎の過去の酸素濃度の時間変化を使用して算出する付記3に記載の加熱炉の制御方法。
(付記5) 加熱対象物の搬送経路上に配置された複数のヒータと、前記ヒータが設定温度に到達するまでに要する立ち上げ所要時間を算出し、前記ヒータのそれぞれの近傍に加熱対象物が到達する時刻から、前記立ち上げ所要時間を引いた立ち上げ開始時刻を算出する時間算出部と、前記立ち上げ開始時刻に前記ヒータの電源を投入するヒータ制御部と、を含むことを特徴とする加熱炉。
(付記6) 前記ヒータ毎の過去の温度上昇の時間変化を検索可能なプロファイルデータベースを有し、前記時間算出部は、前記ヒータ毎の過去の温度上昇の時間変化を使用して前記立ち上げ所要時間を算出するように構成されていることを特徴とする付記5に記載の加熱炉。
(付記7) 前記ヒータの少なくとも1つの前記立ち上げ所要時間には、前記ヒータの周囲の酸素濃度が所定値に到達するまでに要する時間を含み、前記ヒータの周囲の酸素濃度が所定値に到達するまでに要する時間は、前記ヒータ毎の過去の酸素濃度の時間変化を使用して算出され、前記プロファイルデータベースは、前記ヒータの周囲の酸素濃度が所定値に到達するまでに要する時間を検索可能に構成されている付記6に記載の加熱炉。
(付記8) 加熱対象物の搬送経路上に配置された複数のヒータが設定温度に到達するまでに要する立ち上げ所要時間を算出し、前記ヒータのそれぞれの近傍に加熱対象物が到達する時刻から、前記立ち上げ所要時間を引いた立ち上げ開始時刻を算出し、前記立ち上げ開始時刻に前記ヒータへの電力供給を開始する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする加熱炉の制御プログラム。
(付記9) 前記立ち上げ所要時間は、前記ヒータ毎の過去の温度上昇の時間変化を使用して算出され、前記ヒータ毎の過去の温度上昇の時間変化を検索可能なプロファイルデータベースを作成する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記8に記載の加熱炉の制御プログラム。
(付記10) 前記ヒータの少なくとも1つの前記立ち上げ所要時間は、前記ヒータの周囲の酸素濃度が所定値に到達するまでに要する時間を含み、前記ヒータの周囲の酸素濃度が所定値に到達するまでに要する時間は、前記ヒータ毎の過去の酸素濃度の時間変化を使用して算出され、前記プロファイルデータベースを前記ヒータ毎の過去の酸素濃度の時間変化を検索可能に作成する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記9に記載の加熱炉の制御プログラム。
1 リフロー炉(加熱炉)
2 プリント基板(加熱対象物)
3 コンベア装置(搬送経路)
12 ヒータ
21 装置ログ情報
35 温度プロファイルデータベース
52 時間算出部
53 ヒータ制御部
tdN 酸素濃度到達時間
tgN 立ち上げ所要時間

Claims (5)

  1. 加熱対象物の搬送経路上に配置された複数のヒータが設定温度に到達するまでに要する立ち上げ所要時間を算出し、
    前記ヒータのそれぞれの近傍に加熱対象物が到達する時刻から、前記立ち上げ所要時間を引いた立ち上げ開始時刻を算出し、
    前記立ち上げ開始時刻に前記ヒータに電力供給を開始することを特徴とする加熱炉の制御方法。
  2. 前記立ち上げ所要時間は、前記ヒータ毎の過去の温度上昇の時間変化を使用して算出する請求項1に記載の加熱炉の制御方法。
  3. 加熱対象物の搬送経路上に配置された複数のヒータと、
    前記ヒータが設定温度に到達するまでに要する立ち上げ所要時間を算出し、前記ヒータのそれぞれの近傍に加熱対象物が到達する時刻から、前記立ち上げ所要時間を引いた立ち上げ開始時刻を算出する時間算出部と、
    前記立ち上げ開始時刻に前記ヒータの電源を投入するヒータ制御部と、
    を含むことを特徴とする加熱炉。
  4. 前記ヒータ毎の過去の温度上昇の時間変化を検索可能なプロファイルデータベースを有し、前記時間算出部は、前記ヒータ毎の過去の温度上昇の時間変化を使用して前記立ち上げ所要時間を算出するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の加熱炉。
  5. 加熱対象物の搬送経路上に配置された複数のヒータが設定温度に到達するまでに要する立ち上げ所要時間を算出し、
    前記ヒータのそれぞれの近傍に加熱対象物が到達する時刻から、前記立ち上げ所要時間を引いた立ち上げ開始時刻を算出し、
    前記立ち上げ開始時刻に前記ヒータへの電力供給を開始する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする加熱炉の制御プログラム。
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