JP2015078052A - 裁断機への解反搬入装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 耳揃えを行いながら、ロール状の原反から解反するシート材を裁断テーブルに搬入することができる、裁断機への解反搬入装置を提供する。
【解決手段】 光源7aから照射された光で、シート材4の側縁周辺をカメラ7bによって撮像するずれ検知手段7は、撮像されるシート材4の側縁画像について、予め設定される基準位置からのシート材4の側縁のずれを検知する。ずれ補正手段8aは、ずれ検知手段7によって検知されるシート材4のずれを解消させるように、解反機構6の移動台6aをシート材4の幅方向に移動させるので、耳揃えを行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】 光源7aから照射された光で、シート材4の側縁周辺をカメラ7bによって撮像するずれ検知手段7は、撮像されるシート材4の側縁画像について、予め設定される基準位置からのシート材4の側縁のずれを検知する。ずれ補正手段8aは、ずれ検知手段7によって検知されるシート材4のずれを解消させるように、解反機構6の移動台6aをシート材4の幅方向に移動させるので、耳揃えを行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、プリプレグなどの粘着性を有するシート材を、ロール状の原反から解反して、被覆フィルムで覆う状態で裁断機の裁断テーブル上に搬入する、裁断機への解反搬入装置に関する。
従来から、裁断機は、裁断テーブル上に載置されるシート材を、予め設定される裁断データに従って裁断するために使用されている。裁断テーブルに搬送コンベアの機能を備えておき、シート材である反物類をロール状の原反から解反して、コンベア送りと同期して繰出すように供給すれば、単層のシート材を順次裁断位置に合せて裁断することができる(たとえば、特許文献1参照)。
なお、特許文献1では、レーザーで裁断することが想定されているけれども、裁断刃でシート材を裁断する裁断機も広く使用されている。裁断刃を備える裁断機では、複数層に積層した状態のシート材を裁断テーブル上に載置して裁断する場合もある。シート材の積層には、帯状のシート材を原反ロールから解反して、長さ方向の端部の位置を揃えるとともに、幅方向の位置も揃える耳揃えも可能な延反機が使用される(たとえば、特許文献2参照)。
裁断機はアパレル産業で衣服のパーツなどを裁断するために使用されているけれども、近年、プリプレグなどの産業用資材を裁断するために使用されるようになってきている。プリプレグは、炭素繊維やガラス繊維のような高強度の繊維補強材に樹脂を含浸させて、樹脂を半硬化状態にしている素材であり、表面は粘着性を有する。裁断用のプリプレグは、層間の融着防止用に、剥離シートが巻込まれる状態で、ロール状に巻かれた原反ロールとして供給される。原反ロールとして供給されるプリプレグを巻戻して解反すると、片面には剥離シートが付着した状態となる。このような粘着性を有する素材のシート材を、裁断刃で裁断する場合は、剥離シート側を下側にして裁断テーブル上に載置し、シート材の上面には被覆フィルムで覆う状態で裁断する必要がある。なお、原反ロールは、剥離シートなしで、プリプレグのみが巻込まれている場合もある。このような場合は、解反時に、下側にも被覆フィルムを貼付ける。
特許文献1に示すような裁断機では、ロール状の原反として供給されるシート材を、長さ方向に正確に搬送しながら裁断することはできても、幅方向への耳揃えを行うことはできない。プリプレグは、製造上、幅方向の側縁である耳の部分で特性が低下するので、耳の部分を裁断の対象から除く必要がある。しかしながら、耳揃えを行わないと、耳の位置の誤差が大きくなり、耳の部分として裁断を避ける範囲を広くとっておかないと、耳の部分も裁断の対象となってしまうおそれがある。ただし、裁断を避ける範囲を広くとると、裁断で廃材となる部分が増えて、シート材から裁断する歩留りが低下する。
特許文献2に示すような延反機を使用する場合、積層される層間での長さ方向および幅方向の位置決めには延反機自体の機能を使用可能でも、裁断テーブルに搬入する際の位置決めは、別途行う必要がある。プリプレグを素材とする場合、単層で裁断する必要があるので、耳揃えの機能を有する延反機を使用しても、積層する機能を利用することはできず、裁断テーブルに搬入する際の位置決めの問題が残る。
本発明の目的は、耳揃えを行いながら、ロール状の原反から解反するシート材を裁断テーブルに搬入することができる、裁断機への解反搬入装置を提供することである。
本発明は、粘着性を有する帯状のシート材を、ロール状の原反から巻戻して解反し、搬送コンベアを備える裁断機の裁断テーブル上に、シート材の上面を被覆フィルムで覆う状態で搬入する、裁断機への解反搬入装置であって、
原反からシート材を長さ方向に引出して、上面に被覆フィルムを被せながら裁断テーブル側に送出して解反し、シート材の幅方向への移動が可能な解反機構と、
解反機構と裁断テーブルとの間に設けられ、シート材の幅方向のずれを検知するずれ検知手段と、
ずれ検知手段によって検知されるシート材のずれを解消させるように、解反機構をシート材の幅方向に移動させるずれ補正手段と、
を含み、
解反機構は、
シート材の原反側に設けられ、被覆フィルムをシート材の上面に貼合せ、前記送出のための駆動源を備える原反側ニップローラーと、
原反側ニップローラーから裁断テーブル寄りに間隔をあけて設けられる中継ニップローラーと、
を含むことを特徴とする裁断機への解反搬入装置である。
原反からシート材を長さ方向に引出して、上面に被覆フィルムを被せながら裁断テーブル側に送出して解反し、シート材の幅方向への移動が可能な解反機構と、
解反機構と裁断テーブルとの間に設けられ、シート材の幅方向のずれを検知するずれ検知手段と、
ずれ検知手段によって検知されるシート材のずれを解消させるように、解反機構をシート材の幅方向に移動させるずれ補正手段と、
を含み、
解反機構は、
シート材の原反側に設けられ、被覆フィルムをシート材の上面に貼合せ、前記送出のための駆動源を備える原反側ニップローラーと、
原反側ニップローラーから裁断テーブル寄りに間隔をあけて設けられる中継ニップローラーと、
を含むことを特徴とする裁断機への解反搬入装置である。
また本発明で、前記ずれ検知手段は、
前記シート材の側縁付近に、シート材を挟むように配置される光源およびカメラを備え、
カメラによって撮像されるシート材の側縁画像について、予め設定される基準位置からのずれを検知する、
ことを特徴とする。
前記シート材の側縁付近に、シート材を挟むように配置される光源およびカメラを備え、
カメラによって撮像されるシート材の側縁画像について、予め設定される基準位置からのずれを検知する、
ことを特徴とする。
また本発明は、前記裁断テーブルへの前記シート材の搬入に応答し、搬入に同期するように、前記解反機構でのシート材の送出を制御する、送出制御手段を、
さらに含むことを特徴とする。
さらに含むことを特徴とする。
本発明によれば、解反機構で、粘着性を有する帯状のシート材を、ロール状の原反から長さ方向に引出して、上面に被覆フィルムを被せながら裁断テーブル側に送出して解反する。解反機構と裁断テーブルとの間には、ずれ検知手段が設けられ、シート材の幅方向のずれを検知する。ずれ補正手段は、ずれ検知手段によって検知されるシート材のずれを解消させるように、解反機構をシート材の幅方向に移動させるので、耳揃えを行いながら、ロール状の原反から解反するシート材を裁断テーブルに搬入することができる。解反機構は、原反側ニップローラーで、被覆フィルムをシート材の上面に貼合せることができる。
また本発明によれば、シート材の側縁周辺に、シート材を挟むように光源とカメラとを配置するずれ検知手段は、カメラで撮像するシート材の側縁画像の位置の基準位置からのずれを検知する。カメラが撮像する画像からずれを検知するので、ずれの方向を高分解能で確実に検知して、解反機構の移動による耳揃えを確実に行うことができる。
また本発明によれば、裁断テーブルへのシート材の搬入に同期するように、解反機構でのシート材の送出を制御するので、シート材の長さ方向への位置決めも、精度良く行うことができる。
以下、図1〜図5で、本発明の一実施例の構成を示す。説明対象の図には記載されていない部分について、他の図に記載される参照符を付して言及する場合がある。
図1は、本発明の一実施例としての裁断機1への解反搬入装置2の概略的な構成を示す。裁断機1には、解反搬入装置2が裁断する素材の搬入側に設置される。解反搬入装置2の基台3では、裁断の素材となるシート材4のロール状の原反4aを支持する。原反4aでは、粘着性を有するプリプレグのシート材4が、層間に剥離シートを介在させた状態で巻込まれている。シート材4は、剥離シートが下面に付着している状態で引出し、上面側には空気不透過性の合成樹脂フィルムを素材とする被覆フィルム5を、基台3で支持するフィルムロール5aから引出す。
被覆フィルム5とシート材4とは、解反機構6に送込まれ、シート材4の上面に被覆フィルム5を被せながら裁断機1側に送出して解反する。解反機構6では、シート材4の幅方向への移動が可能である。解反機構6と裁断機1との間には、シート材4の幅方向のずれを検知するずれ検知手段7が設けられる。ずれ検知手段7は、シート材4に被せた被覆フィルム5側に検知用の光を照射する光源7aと、光源7aから照射された光のうち、シート材4の側縁周辺を透過した光でシート材4の側縁付近を撮像するカメラ7bとを含む。ずれ検知手段7は、カメラ7bによって撮像されるシート材4の側縁画像に基いて、予め設定される基準位置からのシート材4のずれを検知する。コントローラ8内には、ずれ検知手段7によって検知されるシート材4のずれを解消させるように、解反機構6をシート材4の幅方向に移動させるずれ補正手段8aが設けられる。被覆フィルム5を解反機構6に供給する経路には、被覆フィルムに、しわが発生することを防止するしわ取り装置9が設けられる。
裁断機1に、上面に被覆フィルム5が被せられて搬入されるシート材4は、裁断テーブル10上に載置される。裁断テーブル10は、搬送コンベア10aとしての機能を備え、裁断すべき素材が搬入側の端部まで搬入されれば、搬出側まで搬送することができるとともに、載置されるシート材4を被覆フィルム5で覆う状態で、下方への空気吸引で保持する機能も備えている。このような搬送コンベア10aは、合成樹脂素材によるブラシ状の剛毛ブロック10bを並べて形成され、搬入側のスプロケットホイール10cと、搬出側の同様なスプロケットホイールとの間に架け渡されている。シート材4は、所定位置まで搬送されたら、搬送を停止し、吸引で保持しながら、図示を省略している裁断ヘッドに備えられる裁断刃で裁断する。
解反機構6には、移動台6aが設けられ、原反側ニップローラー11と中継ニップローラー12とが移動台6aに取付けられる。原反側ニップローラー11は、シート材4の原反4a側に設けられ、被覆フィルム5をシート材4の上面に貼合せ、送出のための駆動源11aを備える。駆動源11aは、コントローラ8の送出制御手段8bによって、裁断機1の搬送コンベア10aに同期して、被覆フィルム5を貼合せたシート材4を、原反側ニップローラー11から送出するように制御される。中継ニップローラー12は、原反側ニップローラー11から裁断テーブル10寄りに間隔をあけて設けられる。ずれ検知手段7と裁断テーブル10との間には、搬送コンベア10aでのシート材4の搬送に連動して、シート材4をずれ検知手段7によるずれ検知の位置から裁断テーブル10上に送出す裁断側ニップローラー13がさらに設けられる。
移動台6aは、移動装置14によって、シート材4の幅方向の左右に移動させることができる。移動装置14は、たとえばボールねじ機構と、ボールねじの軸を回転駆動するモータとを含み、一定のストロークの範囲で、解反機構6としての各部材を取付けた移動台6aを移動させることができる。移動台6aの移動を円滑に行うために、基台3にはガイドレール15が設けられ、移動台6aを幅方向に案内する。コントローラ8内には、ずれ検知手段7によって検知されるシート材4のずれを解消させるように、移動台6aをシート材4の幅方向に移動させるずれ補正手段8aが設けられている。
解反機構6の原反側ニップローラー11と中継ニップローラー12との間には、テンションバー16を設けることができる。テンションバー16は、アーム16aの先端に設けられ、アーム16aの基端にはエンコーダ16bが設けられる。テンションバー16をシート材4の上面で支える状態では、シート材4の弛みに対応して、テンションバー16の位置が上下し、アーム16aの基端に設けるエンコーダ16bで角度変化として検知可能となる。エンコーダ16bで検知する角度変化を抑えるように、コントローラ8内の送出制御手段8bが原反側ニップローラー11の駆動源11aを制御すると、張力の変動を抑えながら、シート材4を送出することができる。なお、シート材4および被覆フィルム5を原反4aおよびフィルムロール5aから原反側ニップローラー11に供給する経路には、経路を保つガイドローラー17,18も、それぞれ設けられている。
図2は、図1のしわ取り装置9の概略的な構成を簡略化して示す。しわ取り装置9では、被覆フィルム5の側端付近に、傾斜ローラー20が設けられる。傾斜ローラー20は、直円筒状のローラーであるけれども、軸20aが幅方向に対して傾斜している。傾斜は、幅方向の内方から外方にかけて、送り方向から後退する方向となる。各傾斜ローラーを上下に設け、被覆フィルム5を挟んで送るようにすれば、各側端付近を幅方向の外方に向って拡げ、しわを取ることができる。しわ取り装置9には、直円筒状で軸が幅方向となるローラーに、螺旋状の凹凸を設け、回転とともに被覆フィルム5を幅方向の外方に案内するようにしてもよい。
図3は、(a)で図1のシート材4、被覆フィルム5およびカメラ7bの配置関係を簡略化して底面側から示し、(b)でカメラ7bが撮像する画像23の例を示す。カメラ7bは、シート材4の側縁を耳揃えする位置の近傍を撮像する。上面の被覆フィルム5は、シート材4に対して十分に大きな幅を有し、シート材4の側縁に位置ずれが生じても、シート材4の上面を、側縁よりも外方まで被覆することができるものとする。本実施例では、上に光源7a、下にカメラ7bを配置しているけれども、この逆に配置してもよい。
シート材4に光源7aから光を照射すると、光は被覆フィルム5を透過し、シート材4は透過しないので、(b)で示すような画像23が得られる。画像23では、特に適切に二値化すれば、シート材画像24が黒く、被覆フィルム画像25が白くなる。この白黒の境界がシート材4の側縁画像24aとなる。側縁画像24aについて、予め設定される基準位置23cからのずれΔDを、シート材4のずれとして検知することができる。ずれ補正手段8aは、ずれΔDの反対方向に移動台6aが移動するように移動機構14を駆動し、解反機構6の移動による耳揃えを確実に行うことができる。
なお、シート材4の側縁のずれの検知は、特許文献2の段落[0014]や[0027]に記載されているような2対の検出部材を用いるセンサで行うこともできる。しかしながら、カメラ7bを用いると、高密度に配置される多数の撮像素子で画像を撮像するので、高分解能でずれを検知することができる。
図4は、図1で、裁断側ニップローラー13を、裁断機1の搬送に連動させる構成を簡略化して示す。裁断機1の搬入側の端部には、解反搬入装置2の基台3が、裁断側の端部で固定される。裁断テーブル10側と裁断側ニップローラー13との間には、連動機構30が設けられる。連動機構30は、プーリ30a、タイミングベルト30bおよびプーリ30cを含む。プーリ30aは、搬送コンベア10aの搬入側のスプロケットホイール10cの回転軸10dに取付けられる。プーリ30cは、裁断側ニップローラー13の駆動軸に取付けられる。タイミングベルト30bは、プーリ30a,30c間に架渡される。タイミングベルト30bが架渡される経路の途中には、ガイド30d,30eが設けられる。スプロケットホイール10cとプーリ30aとの外径比を、駆動する裁断側ニップローラー13とプーリ30cとの外径比に対応させれば、搬送コンベア10aの搬送に、裁断側ニップローラー13からの送出しを連動させることができる。
図5は、図1の原反側ニップローラー11と中継ニップローラー12との間に設けるテンションバー16に関連する構成を簡略化して示す。(a)に示すように、テンションバー16を、原反側ニップローラー11と中継ニップローラー12との間で、上面に被覆フィルム5を被せているシート材4の上に載せると、シート材4の弛みに応じて下降する。シート材4の弛みは、裁断機1へのシート材4の搬入量よりも、中継ニップローラー12を介して送出すシート材4の量が多くなると増大し、送り出すシート材4の量が少なくなると減少する。したがって、エンコーダ16bによって検出されるアーム16aの角度が一定の範囲から外れるときのみ、角度を範囲内に戻すように、送出制御手段8bによって原反側ニップローラー11の駆動源11aを制御する。このような制御で、解反機構6から送出するシート材4の量を基本的には裁断機1での搬送に同期させ、シート材4の張力変動も一定の範囲内に保つことができる。
(b)に示すように、テンションバー16を使用しないようにすることもできる。アーム16aを上昇させて、テンションバー16を退避させ、原反側ニップローラー11と中継ニップローラー12との間は、可動の閉鎖板16cで塞ぎ、平坦な状態で、シート材4を支持する。あるいは、テンションバー16を設けないで、原反側ニップローラー11と中継ニップローラー12との間は、固定した板で塞いでおくこともできる。
なお、本実施例の原反側ニップローラー11および中継ニップローラー12は、上下に備えるローラー間で被覆フィルム5を被せたシート材4を挟んで送る。被覆フィルム5およびシート材4をローラー間に通す際には、ローラー間の間隔を開く必要があるので、原反側ニップローラー11および中継ニップローラー12には、エアシリンダーによって駆動され、リンク機構を介してローラー間を開閉する機構が設けられる。ローラー間を閉じている状態では、解反機構6の移動で耳揃えを行い、被覆フィルム5にしわが生じないように、ローラー間の接触圧を調整する必要がある。本実施例では、このようなローラー間の接触圧の調整も可能にしてある。さらに、裁断側ニップローラー13にも、ローラー間の開閉を可能にする機構が設けられている。このようにすれば、シート材4の先端部分が搬送コンベア10aに搬入される際には、裁断側ニップローラー13を閉じ、シート材4が搬送コンベア10aに十分な長さで載置されれば、裁断側ニップローラー13を開くようにすることができる。
1 裁断機
2 解反搬入装置
4 シート材
4a 原反
5 被覆フィルム
6 解反機構
6a 移動台
7 ずれ検知手段
7a 光源
7b カメラ
8 コントローラ
8a ずれ補正手段
8b 送出制御手段
9 しわ取り装置
10 裁断テーブル
10a 搬送コンベア
11 原反側ニップローラー
11a 駆動源
12 中継ニップローラー
13 裁断側ニップローラー
14 移動機構
16 テンションバー
23 画像
23c 基準位置
24a 側縁画像
30 連動機構
2 解反搬入装置
4 シート材
4a 原反
5 被覆フィルム
6 解反機構
6a 移動台
7 ずれ検知手段
7a 光源
7b カメラ
8 コントローラ
8a ずれ補正手段
8b 送出制御手段
9 しわ取り装置
10 裁断テーブル
10a 搬送コンベア
11 原反側ニップローラー
11a 駆動源
12 中継ニップローラー
13 裁断側ニップローラー
14 移動機構
16 テンションバー
23 画像
23c 基準位置
24a 側縁画像
30 連動機構
Claims (3)
- 粘着性を有する帯状のシート材を、ロール状の原反から巻戻して解反し、搬送コンベアを備える裁断機の裁断テーブル上に、シート材の上面を被覆フィルムで覆う状態で搬入する、裁断機への解反搬入装置であって、
原反からシート材を長さ方向に引出して、上面に被覆フィルムを被せながら裁断テーブル側に送出して解反し、シート材の幅方向への移動が可能な解反機構と、
解反機構と裁断テーブルとの間に設けられ、シート材の幅方向のずれを検知するずれ検知手段と、
ずれ検知手段によって検知されるシート材のずれを解消させるように、解反機構をシート材の幅方向に移動させるずれ補正手段と、
を含み、
解反機構は、
シート材の原反側に設けられ、被覆フィルムをシート材の上面に貼合せ、送出のための駆動源を備える原反側ニップローラーと、
原反側ニップローラーから裁断テーブル寄りに間隔をあけて設けられる中継ニップローラーと、
を含むことを特徴とする裁断機への解反搬入装置。 - 前記ずれ検知手段は、
前記シート材の側縁付近に、シート材を挟むように配置される光源およびカメラを備え
カメラによって撮像されるシート材の側縁画像について、予め設定される基準位置からのずれを検知する、
ことを特徴とする請求項1記載の裁断機への解反搬入装置。 - 前記裁断テーブルへの前記シート材の搬入に応答し、搬入に同期するように、前記解反機構でのシート材の送出を制御する、送出制御手段を、
さらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の裁断機への解反搬入装置。
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JP2019098415A (ja) * | 2017-11-28 | 2019-06-24 | 極東産機株式会社 | 畳表裁断機 |
CN111722604A (zh) * | 2020-06-11 | 2020-09-29 | 圣山集团有限公司 | 智能化印染车间及其自动控制方法 |
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- 2013-10-18 JP JP2013217191A patent/JP2015078052A/ja active Pending
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