JP2015075815A - メンテナンス装置、メンテナンスシステム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】業務アプリケーションテーブルのメンテナンスを行いやすくする。【解決手段】業務アプリケーションテーブル60に含まれる複数のマスタのうち、一のマスタに含まれる検索項目が選択されると他のマスタに含まれる検索項目が連動して選択される連動検索条件が連動検索マスタテーブル90に定義されている。アプリケーションサーバ10は、汎用マスタメンテナンス画面50に表示される検索条件一覧項目に入力された検索条件により、業務アプリケーションテーブル60から特定の項目を連動検索して、検索結果を汎用マスタメンテナンス画面50の検索結果一覧項目に表示させる。【選択図】図7
Description
本発明は、例えば、生産管理システム等を構成する業務アプリケーションに用いられるマスタテーブルのメンテナンスを行うためのメンテナンス装置、メンテナンスシステム及びプログラムに関する。
従来、業務アプリケーションは、様々な種類のマスタを用いてデータを管理している。マスタは様々なテーブルで呼び出されるものであるため、通常、管理者がマスタの内容を追加、削除、更新等のメンテナンスを行っている。管理者がマスタをメンテナンスする際には、業務アプリケーションシステムから提供される汎用マスタメンテナンス画面を用いた編集が行われる。この汎用マスタメンテナンス画面は、業務アプリケーションが有しており、従来から提案されていたマスタメンテナンス機能によってユーザ端末の表示部に表示されるものである。
このような汎用マスタメンテナンス画面に関する技術として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。
特許文献1には、画面テンプレート記憶手段に記憶された画面テンプレートと、データベース管理手段により取得したデータとをマッピングし、該マッピング結果を表示したマスタメンテナンス画面を生成する技術が開示されている。
特許文献1には、画面テンプレート記憶手段に記憶された画面テンプレートと、データベース管理手段により取得したデータとをマッピングし、該マッピング結果を表示したマスタメンテナンス画面を生成する技術が開示されている。
ところで、特許文献1に示したような技術では、複雑な検索処理等を定義してテーブルを検索し、マスタをメンテナンスできなかった。
また、従来の汎用マスタメンテナンス画面は単純な構造であるため、メンテナンスに必要のない項目についても画面表示されることがあり、編集しようとする項目を探しづらかった。また、画面に表示されたID等が何を意味するのか分かりづらいこともあった。このため、誤った内容で項目を編集するおそれがあった。
また、従来の汎用マスタメンテナンス画面は単純な構造であるため、メンテナンスに必要のない項目についても画面表示されることがあり、編集しようとする項目を探しづらかった。また、画面に表示されたID等が何を意味するのか分かりづらいこともあった。このため、誤った内容で項目を編集するおそれがあった。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、業務アプリケーションテーブルのメンテナンスを行いやすくすることを目的とする。
本発明は、業務アプリケーションに用いられる業務アプリケーションテーブルに含まれる複数のマスタのうち、一のマスタに含まれる検索項目が選択されると他のマスタに含まれる検索項目が連動して選択される連動検索条件が定義される。
業務アプリケーションテーブルをメンテナンスするためのメンテナンス画面に表示させる複数の検索条件項目のうち、一の検索条件項目から選択された一のマスタに含まれる検索項目に基づいて、連動検索処理を行う。この連動検索処理は、選択された一のマスタに含まれる検索項目に基づいて、連動検索条件により連動して検索された他のマスタに含まれる検索項目を他の検索条件項目に表示させる処理である。
そして、複数の検索条件項目のそれぞれで選択された検索項目の組み合わせに基づいて業務アプリケーションテーブルから検索した検索結果を検索結果一覧項目に一覧表示させるものである。
業務アプリケーションテーブルをメンテナンスするためのメンテナンス画面に表示させる複数の検索条件項目のうち、一の検索条件項目から選択された一のマスタに含まれる検索項目に基づいて、連動検索処理を行う。この連動検索処理は、選択された一のマスタに含まれる検索項目に基づいて、連動検索条件により連動して検索された他のマスタに含まれる検索項目を他の検索条件項目に表示させる処理である。
そして、複数の検索条件項目のそれぞれで選択された検索項目の組み合わせに基づいて業務アプリケーションテーブルから検索した検索結果を検索結果一覧項目に一覧表示させるものである。
本発明によれば、連動検索処理を行うことで検索しようとする項目を効率的に検索し、業務アプリケーションテーブルのメンテナンスを行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係るメンテナンス装置について、添付図面を参照して説明する。
このメンテナンス装置は、コンピュータがプログラムを実行することにより、後述する機能ブロックが連携して行うメンテナンス方法を実現する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
このメンテナンス装置は、コンピュータがプログラムを実行することにより、後述する機能ブロックが連携して行うメンテナンス方法を実現する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[業務アプリケーションシステムの全体構成例]
図1は、業務アプリケーションシステムの全体構成例を示すネットワーク図である。
図1は、業務アプリケーションシステムの全体構成例を示すネットワーク図である。
業務アプリケーションシステム1は、それぞれネットワーク40に接続されているアプリケーションサーバ10、データベースサーバ20、ユーザ端末30を備える。
アプリケーションサーバ10は、様々なデータ及びマスタテーブル(「マスタ」とも略称する)のメンテナンスを行うための汎用マスタメンテナンス機能を有するメンテナンス装置の一例として用いられる。そして、汎用マスタメンテナンス画面50の生成、データベースサーバ20が有するテーブルのメンテナンス等を行う。アプリケーションサーバ10が行う詳細な処理例については後述する。
データベースサーバ20は、データベース管理システム(RDBMS:Relational Data Base Management System)22(後述する図3を参照)によりマスタの管理を行っている。
[サーバ及びユーザ端末の構成例]
ユーザ端末30は、汎用マスタメンテナンス画面50を表示する。汎用マスタメンテナンス画面50は、業務アプリケーション管理者がマスタのメンテナンスを行い、又は一般ユーザが検索するために用いられる画面である。なお、以下の説明において、業務アプリケーション管理者又は一般ユーザの区別をしない場合には、「ユーザ」と総称する。
ユーザ端末30は、汎用マスタメンテナンス画面50を表示する。汎用マスタメンテナンス画面50は、業務アプリケーション管理者がマスタのメンテナンスを行い、又は一般ユーザが検索するために用いられる画面である。なお、以下の説明において、業務アプリケーション管理者又は一般ユーザの区別をしない場合には、「ユーザ」と総称する。
汎用マスタメンテナンス画面50は、マスタの連動検索を行う機能を有している。
連動検索とは、ユーザが選択したマスタから一の列に含まれる項目を選択したことに連動して、この選択した列に紐付けられる他のマスタに含まれる列から読み出された項目が汎用マスタメンテナンス画面50に表示される機能をいう。この連動検索についての詳細な動作例は後述する。
連動検索とは、ユーザが選択したマスタから一の列に含まれる項目を選択したことに連動して、この選択した列に紐付けられる他のマスタに含まれる列から読み出された項目が汎用マスタメンテナンス画面50に表示される機能をいう。この連動検索についての詳細な動作例は後述する。
ネットワーク40は、セキュアネットワークであり、ネットワーク40を流れるデータは暗号化されているため、データ通信の安全性が保たれている。データの通信に際して、例えば、SSL(Secure Sockets Layer)等の技術が用いられる。
図2は、アプリケーションサーバ10のハードウェア構成及び機能ブロックの例を示す構成図である。
アプリケーションサーバ10は、バスに接続された記憶部11、制御部13、ネットワークインタフェース部14を備える。記憶部11が記憶する業務アプリケーション12は、ユーザの日常業務に必要な機能を提供している。ネットワークインタフェース部14は、アプリケーションサーバ10がネットワーク40に接続するためのインタフェースとして用いられる。
アプリケーションサーバ10は、バスに接続された記憶部11、制御部13、ネットワークインタフェース部14を備える。記憶部11が記憶する業務アプリケーション12は、ユーザの日常業務に必要な機能を提供している。ネットワークインタフェース部14は、アプリケーションサーバ10がネットワーク40に接続するためのインタフェースとして用いられる。
業務アプリケーション12は、汎用マスタメンテナンス画面設定機能部12aと、汎用マスタメンテナンス機能部12bを有する。
汎用マスタメンテナンス画面設定機能部12aは、汎用マスタメンテナンス画面50の画面設定を行うために用いられる。汎用マスタメンテナンス画面設定機能部12aにより、汎用マスタメンテナンス画面50における各項目の画面配置、検索条件の表示方法等が設定される。
汎用マスタメンテナンス機能部12bは、業務アプリケーション12に用いられ、汎用マスタメンテナンス画面50を介して行われる業務アプリケーションテーブル60のマスタをメンテナンスするものである。
汎用マスタメンテナンス画面設定機能部12aは、汎用マスタメンテナンス画面50の画面設定を行うために用いられる。汎用マスタメンテナンス画面設定機能部12aにより、汎用マスタメンテナンス画面50における各項目の画面配置、検索条件の表示方法等が設定される。
汎用マスタメンテナンス機能部12bは、業務アプリケーション12に用いられ、汎用マスタメンテナンス画面50を介して行われる業務アプリケーションテーブル60のマスタをメンテナンスするものである。
図3は、データベースサーバ20のハードウェア構成及び機能ブロックの例を示す構成図である。
データベースサーバ20は、バスに接続された記憶部21、データベース管理システム22、制御部23、ネットワークインタフェース部24を備える。ネットワークインタフェース部25は、データベースサーバ20がネットワーク40に接続するためのインタフェースとして用いられる。
データベースサーバ20は、バスに接続された記憶部21、データベース管理システム22、制御部23、ネットワークインタフェース部24を備える。ネットワークインタフェース部25は、データベースサーバ20がネットワーク40に接続するためのインタフェースとして用いられる。
データベース管理システム22は、記憶部21に記憶されている。データベース管理システム22は、業務アプリケーションテーブル60、検索条件項目マスタテーブル70、検索結果一覧項目マスタテーブル80、連動検索マスタテーブル90を有する。そして、データベース管理システム22は、記憶部21に記憶された業務アプリケーションテーブル60を管理している。
以下の説明では、ユーザが汎用マスタメンテナンス画面50を用いて、業務アプリケーションテーブル60から目的とする項目を検索するための検索条件として指定する項目を「検索条件項目」と呼ぶ。また、汎用マスタメンテナンス画面50において、検索条件項目によって絞り込まれた項目が一覧表示されたものを「検索結果一覧項目」と呼ぶ。検索条件項目は、1種類又は複数種類のマスタを構成する列の一部である。複数の検索条件項目を指定することにより、目的とする項目を素早く絞り込んで汎用マスタメンテナンス画面50に検索結果一覧項目として表示させることができる。
再び、データベース管理システム22内の各ブロックを説明する。
業務アプリケーションテーブル60は、業務アプリケーションシステム1に必要とされる各種のデータを記録したテーブルである。
業務アプリケーションテーブル60は、業務アプリケーションシステム1に必要とされる各種のデータを記録したテーブルである。
検索条件項目マスタテーブル70は、業務アプリケーションテーブル60に対して汎用マスタメンテナンス画面50に表示される検索条件項目を示す設定値を格納しており、検索条件項目定義部の一例として用いられる。検索条件項目マスタテーブル70では、検索条件項目マスタテーブル70のキーとして、検索条件項目を一意に特定するための検索条件項目IDが設定されている(後述する図6を参照)。
検索結果一覧項目マスタテーブル80は、業務アプリケーションテーブル60に対して汎用マスタメンテナンス画面50に表示するための検索結果一覧項目を示す設定値を格納する。検索結果一覧項目は、検索条件項目に応じて定まるものである。
連動検索マスタテーブル90は、検索条件一覧項目52(後述する図5を参照)毎に連動検索を行うために必要な設定値を格納するものであり、連動検索定義部の一例として用いられる。連動検索マスタテーブル90には、業務アプリケーションテーブル60に含まれる複数のマスタのうち、一のマスタに含まれる検索項目が選択されると他のマスタに含まれる検索項目が連動して選択される連動検索条件が定義されている。
図4は、ユーザ端末30のハードウェア構成及び機能ブロックの例を示す構成図である。
ユーザ端末30は、バスに接続された記憶部31、表示部32、入力部33、制御部34、ネットワークインタフェース部35を備えており、汎用マスタメンテナンス画面50が表示され、ユーザにより汎用マスタメンテナンス画面50から操作入力がなされる。
ユーザ端末30は、バスに接続された記憶部31、表示部32、入力部33、制御部34、ネットワークインタフェース部35を備えており、汎用マスタメンテナンス画面50が表示され、ユーザにより汎用マスタメンテナンス画面50から操作入力がなされる。
表示部32には、例えば、液晶ディスプレイモニタ等のディスプレイ装置が用いられる。そして、表示部32には、Webブラウザ31aを介して、アプリケーションサーバ10から受け取った汎用マスタメンテナンス画面50を表示し、連動検索の処理結果等をユーザに示す。
入力部33には、例えば、キーボード、マウス等が用いられ、ユーザが所定の操作入力、指示を行うことが可能である。ネットワークインタフェース部35は、ユーザ端末30がネットワーク40に接続するためのインタフェースとして用いられる。
入力部33には、例えば、キーボード、マウス等が用いられ、ユーザが所定の操作入力、指示を行うことが可能である。ネットワークインタフェース部35は、ユーザ端末30がネットワーク40に接続するためのインタフェースとして用いられる。
ユーザ端末30から業務アプリケーション12を使用する場合、Webブラウザ31aを経由して使用する。このため、ユーザ端末30には、汎用マスタメンテナンス機能部12bを実行するためのユーザ端末用プログラムはインストールされていない。
なお、上述した図2〜図4に示した記憶部11,21,31には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、不揮発性ストレージ等が適宜組み合わせて用いられる。不揮発性ストレージには、例えば、HDD(Hard disk drive)、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等が用いられる。この不揮発性ストレージには、OS(Operating System)、各種のパラメータの他に、制御部13,23,34を機能させるために必要なプログラムが記録されている。
また、制御部13,23,34には、例えば、記憶部11,21,31からそれぞれ読み出したプログラム等を実行するためのCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)が用いられる。
また、制御部13,23,34には、例えば、記憶部11,21,31からそれぞれ読み出したプログラム等を実行するためのCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)が用いられる。
[汎用マスタメンテナンス画面の構成例]
図5は、汎用マスタメンテナンス画面50の画面構成図である。
汎用マスタメンテナンス画面50は、テーブル選択部51、検索条件一覧項目52、検索結果一覧項目53、ファンクションボタン部54を備える。
図5は、汎用マスタメンテナンス画面50の画面構成図である。
汎用マスタメンテナンス画面50は、テーブル選択部51、検索条件一覧項目52、検索結果一覧項目53、ファンクションボタン部54を備える。
テーブル選択部51には、業務アプリケーション管理者がメンテナンスを行い、又は一般ユーザが検索するために参照する業務アプリケーションテーブル60のテーブル名称が一覧表示される。そして、いずれかのテーブル名称、すなわち業務アプリケーションテーブル60を選択可能としてある。
ユーザが、テーブル選択部51に表示された業務アプリケーションテーブル60のテーブル名称を選択すると、業務アプリケーション12毎に設定された検索条件一覧項目52が表示される。
検索条件一覧項目52は、検索条件項目名称52a、検索条件指定部52b、検索ボタン52cによって構成されている。
そして、汎用マスタメンテナンス機能部12bは連動検索処理を行う。この連動検索処理は、汎用マスタメンテナンス画面50に表示させる複数の検索条件項目のうち、一の検索条件項目から選択された一のマスタに含まれる検索項目に基づいて行われる。そして、この検索項目に基づいて連動検索条件により連動して検索された他のマスタに含まれる検索項目を他の検索条件項目に表示させる処理である。この連動検索処理により、検索条件一覧項目52の各検索条件項目には、組み合わせ可能な検索項目が表示されることとなる。
そして、汎用マスタメンテナンス機能部12bは連動検索処理を行う。この連動検索処理は、汎用マスタメンテナンス画面50に表示させる複数の検索条件項目のうち、一の検索条件項目から選択された一のマスタに含まれる検索項目に基づいて行われる。そして、この検索項目に基づいて連動検索条件により連動して検索された他のマスタに含まれる検索項目を他の検索条件項目に表示させる処理である。この連動検索処理により、検索条件一覧項目52の各検索条件項目には、組み合わせ可能な検索項目が表示されることとなる。
検索条件一覧項目52には、テーブル選択部51によって選択された業務アプリケーションテーブル60に対応する連動検索マスタテーブル90に含まれる「品名」、「場所(大)」、「場所(中)」、「場所(小)」の検索条件項目名称52aが表示される。これらの名称は、一例として表示したものであり、選択された業務アプリケーションテーブル60の種類によって内容が変更して表示される。
検索条件指定部52bは、検索条件項目名称52aと対になって検索条件一覧項目52内に表示されている。検索条件指定部52b内で、例えばコンボボックスにより一覧表示された検索項目から選択された一の検索項目が検索条件指定部52bに表示される。初期状態では、検索項目が未入力であるため、検索条件指定部52bはスペース表示されている。検索条件指定部52bに表示された検索項目は、業務アプリケーションテーブル60の閲覧、編集を行う際に、連動検索を開始するためのトリガとして用いられる。この連動検索については後述するものとする。
検索ボタン52cは、検索条件指定部52bに指定された検索項目に基づいて業務アプリケーションテーブル60の検索開始を指示するために用いられる。ユーザが、検索ボタン52cを押下すると、業務アプリケーションテーブル60から抽出された検索結果が検索結果一覧項目53に表示される。
検索結果一覧項目53は、チェック項目53a、検索結果項目名称53b、検索結果項目53cによって構成されている。
汎用マスタメンテナンス機能部12bは、検索条件一覧項目52における複数の検索条件項目のそれぞれで選択された検索項目の組み合わせに基づいて業務アプリケーションテーブル60から検索した検索結果を検索結果一覧項目53に一覧表示させる。
汎用マスタメンテナンス機能部12bは、検索条件一覧項目52における複数の検索条件項目のそれぞれで選択された検索項目の組み合わせに基づいて業務アプリケーションテーブル60から検索した検索結果を検索結果一覧項目53に一覧表示させる。
チェック項目53aは、ユーザが操作を行うレコードを選択するために用いられ、例えば、チェックボックスによって構成される。ユーザがチェックボックスを選択すると、このチェックボックスにチェックマークが表示される。このようにチェックボックスにチェックマークが表示された状態を「チェックする」とも呼ぶ。チェックされたレコードの内容(例えば、「品名」列の「アイテム1」)を変更すると、業務アプリケーションテーブル60に変更された値が格納される。
検索結果項目名称53bは、検索条件項目名称52aの内容を並べて表示したものである。ここでは、「品名」、「場所(大)」、「場所(中)」、「場所(小)」が表示されている。検索結果項目名称53bは、検索条件項目名称52aと同様に、選択された業務アプリケーションテーブル60の種類によって内容が変更して表示されるものである。そして、検索結果である「品名」と共に表示される「場所(大)」、「場所(中)」、「場所(小)」の検索条件項目は、ユーザが選択し、変更することも可能である。例えば、「品名」の「アイテム1」に対して「場所(大)」の「A棟」を「B棟」に変更することができる。このとき、連動検索を行って「場所(大)」を「B棟」に変更した場合に表示可能な「場所(中)」は「区画3」又は「区画4」のいずれかを選択可能とし、「場所(小)」は「場所d」〜「場所f」のいずれかを選択可能とする。
検索結果項目53cは、検索条件一覧項目52に設定された条件に従って検索された業務アプリケーションテーブル60の検索結果を表示したものである。図5では、1レコード目に、「品名」として「アイテム1」、「場所(大)」として「A棟」、「場所(中)」として「区画1」、「場所(小)」として「場所a」が表示される。検索結果が検索結果一覧項目53に収まらない場合には、検索結果一覧項目53の右側にスクロールバーが表示され、検索結果が表示可能とされる。
ファンクションボタン部54は、設定ボタン54a、追加ボタン54b、削除ボタン54cによって構成されている。
設定ボタン54aは、検索結果項目53cに表示されたレコードの内容を変更した場合に、ユーザが設定ボタン54aを押下する設定操作により、この変更した内容を、業務アプリケーションテーブル60に設定するためのボタンである。
追加ボタン54bは、ユーザが追加ボタン54bを押下する追加操作により、業務アプリケーションテーブル60にレコードを追加するためのボタンである。
削除ボタン54cは、ユーザが削除ボタン54cを押下する削除操作により、業務アプリケーションテーブル60から一部のレコードを削除するためのボタンである。
設定ボタン54aは、検索結果項目53cに表示されたレコードの内容を変更した場合に、ユーザが設定ボタン54aを押下する設定操作により、この変更した内容を、業務アプリケーションテーブル60に設定するためのボタンである。
追加ボタン54bは、ユーザが追加ボタン54bを押下する追加操作により、業務アプリケーションテーブル60にレコードを追加するためのボタンである。
削除ボタン54cは、ユーザが削除ボタン54cを押下する削除操作により、業務アプリケーションテーブル60から一部のレコードを削除するためのボタンである。
業務アプリケーションテーブル60の変更作業としては、以下に示す手順がある。
ユーザが検索結果項目53cの内容を、例えば、「品名」に表示された「アイテム1」を「アイテム7」のように変更した後、変更した検索結果項目53cが含まれる行のチェック項目53aをチェックして、設定ボタン54aを押下する。この設定操作により、変更した検索結果項目53cを業務アプリケーションテーブル60に反映させることができる。なお、複数のレコードをまとめて変更し、一度の設定操作で内容の変更を業務アプリケーションテーブル60に反映させることもできる。
ユーザが検索結果項目53cの内容を、例えば、「品名」に表示された「アイテム1」を「アイテム7」のように変更した後、変更した検索結果項目53cが含まれる行のチェック項目53aをチェックして、設定ボタン54aを押下する。この設定操作により、変更した検索結果項目53cを業務アプリケーションテーブル60に反映させることができる。なお、複数のレコードをまとめて変更し、一度の設定操作で内容の変更を業務アプリケーションテーブル60に反映させることもできる。
ユーザが業務アプリケーションテーブル60にレコードを追加する際には、追加ボタン54bを押下する。これにより、業務アプリケーションテーブル60にレコードを追加するための不図示の子画面がWebブラウザ31aに表示される。この子画面は、図5に示した検索結果一覧項目53と同様の構成としたものである。ユーザが子画面を用いて追加操作を行うと、新たなレコードを業務アプリケーションテーブル60に追加される。
ユーザが検索結果項目53cを削除する際には、削除しようとする検索結果項目53cが含まれる行のチェック項目53aをチェックする。そして、ユーザが削除ボタン54cを押下する。この削除操作によりチェックされたチェック項目53aを含むレコードを業務アプリケーションテーブル60から削除することができる。
[検索条件項目マスタテーブルの構成例]
図6は、検索条件項目マスタテーブル70の定義内容の例を示すテーブル構成図である。
検索条件項目マスタテーブル70は、検索条件項目ID71、画面ID72、検索対象テーブル73、検索対象列74、表示位置75、入力形式76、必須入力要否77、選択用SQL78、及び連動検索要否79の各列によって構成される。汎用マスタメンテナンス機能部12bは、検索条件項目マスタテーブル70から読み出した情報によって、汎用マスタメンテナンス画面50を生成する。
図6は、検索条件項目マスタテーブル70の定義内容の例を示すテーブル構成図である。
検索条件項目マスタテーブル70は、検索条件項目ID71、画面ID72、検索対象テーブル73、検索対象列74、表示位置75、入力形式76、必須入力要否77、選択用SQL78、及び連動検索要否79の各列によって構成される。汎用マスタメンテナンス機能部12bは、検索条件項目マスタテーブル70から読み出した情報によって、汎用マスタメンテナンス画面50を生成する。
検索条件項目ID71は、検索条件指定部52bに表示される検索条件項目を一意に特定するために設定されるID情報である。
画面ID72は、テーブル選択部51で選択される業務アプリケーションテーブル60の検索条件項目と検索結果一覧項目の集合を一意に特定するID情報を示す。
検索対象テーブル73は、検索条件項目による検索対象となる業務アプリケーションテーブル60を示す。ここでは、例えば、「ITEM_MASTER」と呼ばれる業務アプリケーションテーブル60が選択される
画面ID72は、テーブル選択部51で選択される業務アプリケーションテーブル60の検索条件項目と検索結果一覧項目の集合を一意に特定するID情報を示す。
検索対象テーブル73は、検索条件項目による検索対象となる業務アプリケーションテーブル60を示す。ここでは、例えば、「ITEM_MASTER」と呼ばれる業務アプリケーションテーブル60が選択される
検索対象列74は、検索条件項目による検索対象となる業務アプリケーションテーブル60の列を示す。例えば、検索対象列74に規定される「PLACE1」という項目は、業務アプリケーションテーブル60の「場所(大)」の列に対応する。
表示位置75は、汎用マスタメンテナンス画面50における検索条件一覧項目52の表示位置を示す。この表示位置には、“1”,“2”,“3”,…のように、それぞれの検索条件指定部52bが重ならない異なる値が設定されている。
表示位置75は、汎用マスタメンテナンス画面50における検索条件一覧項目52の表示位置を示す。この表示位置には、“1”,“2”,“3”,…のように、それぞれの検索条件指定部52bが重ならない異なる値が設定されている。
入力形式76は、「テキスト入力式」、「コンボボックス式」、「期間入力式」のような検索条件一覧項目52内に配置された検索条件指定部52bの入力形式を示す。ここでは、「コンボボックス式」を表す「COMBO」が格納されている。
必須入力要否77は、検索条件指定部52bへの入力が必須であるかの入力要否を示す。例えば、「1」の場合に「必須」、「0」の場合に「任意」を意味する。
必須入力要否77は、検索条件指定部52bへの入力が必須であるかの入力要否を示す。例えば、「1」の場合に「必須」、「0」の場合に「任意」を意味する。
選択用SQL78は、入力形式が「コンボボックス式」の検索条件指定部52bに対して、コンボボックス内で選択可能な検索項目を連動検索マスタテーブル90から取得するためのSQL文を示す。入力形式76に「コンボボックス式」以外の入力形式が指定されていれば、指定された入力形式に応じたSQL文が格納される。
連動検索要否79は、ある検索条件指定部52bに検索項目を指定した時に、連動検索条件によって他の検索条件指定部52bの検索項目を連動検索するかどうかを示す。例えば、「1」の場合「実施」、「0」の場合「実施しない」を意味する。
連動検索要否79は、ある検索条件指定部52bに検索項目を指定した時に、連動検索条件によって他の検索条件指定部52bの検索項目を連動検索するかどうかを示す。例えば、「1」の場合「実施」、「0」の場合「実施しない」を意味する。
[汎用マスタメンテナンス画面の設定及び使用例]
図7は、汎用マスタメンテナンス画面設定機能部12aが設定した汎用マスタメンテナンス画面50をユーザが使用するまでの処理例を示す概略図である。図7では、ネットワーク40の記載は省略してある。
図7は、汎用マスタメンテナンス画面設定機能部12aが設定した汎用マスタメンテナンス画面50をユーザが使用するまでの処理例を示す概略図である。図7では、ネットワーク40の記載は省略してある。
業務アプリケーション管理者は、ユーザ端末30を操作して表示部32に表示されたWebブラウザ31aからアプリケーションサーバ10にアクセスする。そして、汎用マスタメンテナンス画面設定機能部12aを用いて、データベースサーバ20にある検索条件項目マスタテーブル70、検索結果一覧項目マスタテーブル80、連動検索マスタテーブル90の値を設定する。これにより、汎用マスタメンテナンス画面50に表示される各項目の内容が設定される。
次に、業務アプリケーション管理者は、アプリケーションサーバ10にアクセスし、汎用マスタメンテナンス機能部12bに含まれる汎用マスタメンテナンス画面50からデータベースサーバ20に格納されている業務アプリケーションテーブル60の値を設定する。汎用マスタメンテナンス画面50に表示される検索条件一覧項目52、検索結果一覧項目53は、業務アプリケーション管理者が設定した検索条件項目マスタテーブル70、検索結果一覧項目マスタテーブル80を参照して決定される。また、汎用マスタメンテナンス画面50により連動検索を実行する際には、連動検索マスタテーブル90の値が参照される。
一般ユーザについても、ユーザ端末30を操作してWebブラウザ31aに表示された汎用マスタメンテナンス画面50からアプリケーションサーバ10にアクセスして、マスタを検索することができる。なお、一般ユーザは、業務アプリケーション管理者と同様に、マスタの内容変更等を含めたメンテナンスが可能であるが、マスタの参照のみを可能とし、レコードの削除、追加等の機能は制限してもよい。
[アプリケーションサーバの内部処理例]
図8は、アプリケーションサーバ10が汎用マスタメンテナンス画面50を生成してユーザ端末30に表示させるまでの内部処理例を示すフローチャートである。
図8は、アプリケーションサーバ10が汎用マスタメンテナンス画面50を生成してユーザ端末30に表示させるまでの内部処理例を示すフローチャートである。
始めに、ユーザがユーザ端末30を操作して、汎用マスタメンテナンス画面50の起動を指示する(S1)。この指示を受けとったアプリケーションサーバ10は、汎用マスタメンテナンス機能部12bを起動させ、汎用マスタメンテナンス画面50を生成し、ユーザ端末30に出力する。ユーザ端末30には、汎用マスタメンテナンス画面50が表示される。そして、ユーザは、汎用マスタメンテナンス画面50のテーブル選択部51よりメンテナンスを行う対象である業務アプリケーションテーブル60を選択する(S2)。
アプリケーションサーバ10は、選択された業務アプリケーションテーブル60に対応付けられた、検索結果一覧項目マスタテーブル80を読込み、汎用マスタメンテナンス画面50の検索結果一覧項目53を決定する(S3)。また、アプリケーションサーバ10は、選択された業務アプリケーションテーブル60に対応付けられた、検索条件項目マスタテーブル70を読み込み、汎用マスタメンテナンス画面50の検索条件一覧項目52を決定する(S4)。これにより、汎用マスタメンテナンス画面50には、業務アプリケーションテーブル60をメンテナンスするために必要な検索条件一覧項目52と検索結果一覧項目53が表示される。そして、ユーザは、検索条件一覧項目52の検索条件指定部52bに検索項目を指定する。
アプリケーションサーバ10は、ユーザによって指定された検索項目に基づいて業務アプリケーションテーブル60から検索条件に合致する項目を検索結果として得る(S5)。そして、アプリケーションサーバ10は、この検索結果をユーザ端末30に出力する。ユーザ端末30に表示される汎用マスタメンテナンス画面50の検索結果一覧項目53には、この検索結果が嵌め込まれた状態となる(S6)。
なお、この処理において、ステップS3〜S5の各処理は、順番を入れ替えてもよいし、並列して実行してもよい。例えば、時間のかかる処理を始めに実行しつつ、時間のかからない他の処理を並行して実行することにより、汎用マスタメンテナンス画面50を表示するまでの全体の処理時間を短くすることができる。
[連動検索の概要説明]
図9は、汎用マスタメンテナンス画面50の検索条件一覧項目52と、場所マスタ61〜63の内容を示す。図9Aは検索条件一覧項目52の構成例を示し、図9Bは場所マスタ61〜63の構成例を示している。
図9は、汎用マスタメンテナンス画面50の検索条件一覧項目52と、場所マスタ61〜63の内容を示す。図9Aは検索条件一覧項目52の構成例を示し、図9Bは場所マスタ61〜63の構成例を示している。
図9Aに示す汎用マスタメンテナンス画面50の検索条件一覧項目52には、場所(大)検索条件項目52b1、場所(中)検索条件項目52b2、場所(小)検索条件項目52b3とした3つの検索条件項目が表示されている。図5に示したように、これらの検索条件項目は、コンボボックス式により検索項目を選択可能である。なお、図9Aでは、「品名」の検索条件項目は除いて示してある。
図9Bに示す各場所マスタ61〜63は、検索条件項目マスタテーブル70に格納されている。
場所(大)マスタ61は、場所IDと場所名称を示す列を有する。場所IDは、場所(大)の場所名称を一意に特定するものであり、場所(大)マスタ61の主キーとして用いられている。
場所(大)マスタ61は、場所IDと場所名称を示す列を有する。場所IDは、場所(大)の場所名称を一意に特定するものであり、場所(大)マスタ61の主キーとして用いられている。
場所(中)マスタ62は、場所IDと場所名称と上位場所IDを示す列を有する。場所IDは、場所(中)の場所名称を一意に特定するものであり、場所(中)マスタ62の主キーとして用いられている。そして、上位場所IDは、場所(大)マスタ61の場所IDに関連づけられており、場所(中)マスタ62の外部キーとして用いられている。
場所(小)マスタ63は、場所IDと場所名称と上位場所ID1と上位場所ID2を示す列を有する。場所IDは、場所(小)の場所名称を一意に特定するものであり、場所(小)マスタ63の主キーとして用いられている。そして、上位場所ID1は、場所(大)マスタ61の場所IDに関連づけられており、上位場所ID2は、場所(中)マスタ62の場所IDに関連づけられており、それぞれ場所(中)マスタ62の外部キーとして用いられている。
ここで、検索条件一覧項目52の表示例を説明する。
場所(大)検索条件項目52b1では、場所(大)マスタ61の場所名称を選択可能である。同様に、場所(中)の検索条件項目52b2では、場所(中)マスタ62の場所名称を選択可能であり、場所(小)の検索条件項目52b3では、場所(小)マスタ63の場所名称を選択可能である。
場所(大)検索条件項目52b1では、場所(大)マスタ61の場所名称を選択可能である。同様に、場所(中)の検索条件項目52b2では、場所(中)マスタ62の場所名称を選択可能であり、場所(小)の検索条件項目52b3では、場所(小)マスタ63の場所名称を選択可能である。
場所(中)マスタ62と場所(小)マスタ63は、それぞれ上位場所IDを外部キーとして持つため、場所(中)の検索条件項目52b2に表示される場所(中)の名称は、場所(大)に関連付けられた内容となる。同様に、場所(小)の検索条件項目52b3に表示される場所(小)の名称は、場所(大)と場所(中)に関連付けられた内容となる。
図10は、連動検索の対象となるデータを示す。図10Aは、各場所マスタに含まれる場所名称の組み合わせを表示したものである。図10Bは、場所(大)マスタ61から選択された「A棟」に紐付いて表示される場所(中)と場所(小)の場所名称組み合わせを示す。図10Cは、さらに、場所(中)マスタ62から選択された「区画1」に紐付いて表示される場所(大)、場所(中)、場所(小)の場所名称の組み合わせを示す。
図10Aに示すように、場所(大)マスタ61の場所名称、場所(中)マスタ62の場所名称、場所(小)マスタ63の場所名称は、それぞれの検索条件一覧項目52に含まれる検索条件項目52b1〜52b3に表示可能である。
ここで、場所(中)マスタ62は「区画1」、「区画2」の上位場所として「A棟」が関連付けられる。場所(小)マスタ63は「場所a」、「場所b」の上位場所として「A棟」と「区画1」が関連付けられ、「場所c」の上位場所として「A棟」と「区画2」が関連付けられる。
図10Bに示すように、場所(大)検索条件項目52b1により、検索項目として「A棟」を選択した場合、場所(中)検索条件項目52b2には「区画1」又は「区画2」のいずれかが表示される。そして、場所(小)の検索条件項目52b3には「場所a」、「場所b」又は「場所c」のいずれかが表示される。なお、図10Bでは列毎に重複する値を省略している。
続けて図10Cに示すように、場所(中)検索条件項目52b2により、検索項目として「区画1」を選択した場合、場所(小)検索条件項目52b3には「場所a」又は「場所b」のいずれかが表示される。
このように検索条件項目52b1〜52b3のいずれかで検索項目が指定されると、この検索項目に関連付けられた検索項目が他の検索条件項目に表示される。このため、複数の検索条件項目から検索項目を選択することにより、必要な検索項目だけが絞り込まれて検索条件項目に表示されるようになる。
このように検索条件項目52b1〜52b3のいずれかで検索項目が指定されると、この検索項目に関連付けられた検索項目が他の検索条件項目に表示される。このため、複数の検索条件項目から検索項目を選択することにより、必要な検索項目だけが絞り込まれて検索条件項目に表示されるようになる。
[連動検索マスタテーブルの構成例]
図11は、連動検索マスタテーブル90の定義内容を示すテーブル構成図である。
連動検索マスタテーブル90は、画面ID91、トリガ検索条件項目ID92、対象検索条件項目ID93及び連動検索用SQL94を有する。
図11は、連動検索マスタテーブル90の定義内容を示すテーブル構成図である。
連動検索マスタテーブル90は、画面ID91、トリガ検索条件項目ID92、対象検索条件項目ID93及び連動検索用SQL94を有する。
画面ID91は、図6に示した画面ID72と同じものであり、汎用マスタメンテナンス画面50を一意に特定するための情報である。ここでは、図5に示した汎用マスタメンテナンス画面50の画面IDを「SC001」としている。
トリガ検索条件項目ID92は、一のマスタに含まれ、連動検索のトリガとなる検索条件項目が一意に特定されるものである。つまり、トリガ検索条件項目ID92は、連動検索を開始するためのトリガを示している。ここでは、トリガ検索条件項目IDが「S001」、「S002」のものを示している。この「S001」とは「場所(大)」を検索項目として示し、「S002」とは「場所(中)」を検索項目として示す設定値である。
対象検索条件項目ID93は、他のマスタに含まれ、トリガとなる検索条件項目の検索項目毎に他の検索条件項目の検索対象とされる検索項目が一意に特定されるものである。つまり、対象検索条件項目ID93は、トリガ検索条件項目ID92が連動検索のトリガとして指定された場合に、この指定されたトリガ検索条件項目IDに関連付けられた他の検索条件項目を示すものである。
ここでは、対象検索条件項目IDが「S001」〜「S003」のものが例示しており、「場所(大)」、「場所(中)」及び「場所(小)」が対象検索条件項目として選ばれている。例えば、場所(大)検索条件項目52b1から「場所(大)」が選択されると、トリガ検索条件項目ID92として「S001」が選択される。この選択された値に連動して、対象検索条件項目IDが「S002」、「S003」とした検索項目が連動検索マスタテーブル90から検索される。これにより、検索条件項目52b2,52b3にそれぞれ「場所(中)」及び「場所(小)」の検索項目が表示される。
連動検索用SQL94は、トリガ検索条件項目ID及び対象検索条件項目IDの組み合わせに対応して業務アプリケーションテーブル60を検索するために用いられる。つまり、連動検索用SQL94は、トリガ検索条件項目ID92で指定された検索条件項目に応じて処理されるSQL文を格納している。連動検索用SQL94に格納されるSQL文は、例えば、「SELECT A_COL FROM A_TABLE WHERE A_TABLE.B_COL=S001」のような形で定義されている。このため、「S001」のようにトリガ検索条件項目ID92から選択した検索条件項目IDをSQL文に指定することが可能である。そして、連動検索用SQL94により業務アプリケーションテーブル60を検索した結果が、汎用マスタメンテナンス画面50の検索結果一覧項目53に表示される。
[連動検索の処理例]
図12は、検索条件項目が選択され、連動検索が実行されるまでの内部処理例を示すフローチャートである。
図12は、検索条件項目が選択され、連動検索が実行されるまでの内部処理例を示すフローチャートである。
始めに、汎用マスタメンテナンス機能部12bは、ユーザ端末30に汎用マスタメンテナンス画面50を出力し、ユーザ端末30に汎用マスタメンテナンス画面50を表示させておく。そして、ユーザから検索条件指定部52bに対する入力操作(コンボボックス式であれば値選択、テキスト式であればテキストボックスからフォーカスアウトする等)が行われ、検索ボタン52cが押されたことを検出すると、本フローの実行を開始する(S11)。
次に、汎用マスタメンテナンス機能部12bは、検索条件項目マスタテーブル70に基づいて、ユーザが選択した検索条件項目が連動検索を実施する検索条件項目であるかを判定する(S12)。そして、連動検索を実施する検索条件項目でなければ本フローの実行を終了する(S18)。例えば、上述した図6に示したように、ユーザが選択した検索条件項目に設定された連動検索要否79が「0:実施しない」であれば、処理を終了する。
連動検索を実施する検索条件項目であれば、汎用マスタメンテナンス機能部12bは、連動検索を実施可能である。例えば、ユーザが選択した検索条件項目に設定された連動検索要否79が「1:実施する」である。汎用マスタメンテナンス機能部12bは、連動検索を行う際に、検索条件指定部52b(図9に示す検索条件項目52b1〜52b3のいずれか)で指定された検索項目を取得する。そして、この検索項目に該当する検索条件項目ID71がトリガ検索条件項目ID92と一致するレコードを連動検索マスタテーブル90から検索する(S13)。
次に、汎用マスタメンテナンス機能部12bは、連動検索マスタテーブル90に検索条件項目ID71と一致するトリガ検索条件項目ID92に関連づけられた対象検索条件項目ID93のレコードが存在するか否かを判断する(S14)。連動検索マスタテーブル90にトリガ検索条件項目ID92に関連づけられた対象検索条件項目ID93のレコードが存在しない場合、処理を終了する(S18)。
連動検索マスタテーブル90にトリガ検索条件項目ID92に関連づけられた対象検索条件項目ID93のレコードが1以上存在する場合、各レコードの連動検索用SQLを実行する。そして、対象検索条件項目ID93で指定される検索条件項目(ステップS13で指定されていない検索条件項目52b1〜52b3のいずれか)に、連動検索マスタテーブル90から検索した検索結果(検索項目)を格納する処理を繰り返す(S15〜S17)。このようにレコードの数に対応した繰り返し処理が終了すると、本フローチャートの処理を終了する(S18)。
以上説明した一実施の形態に係る業務アプリケーションシステム1によれば、予め連動検索マスタテーブル90により、トリガ検索条件項目ID92と対象検索条件項目IDの組み合わせにより連動検索用SQL94を定義してある。このため、一の検索条件項目にトリガとなる操作が行われると、他の検索条件項目には、連動検索マスタテーブル90に定義された検索項目が表示され、これらの検索条件項目に表示された検索項目を組み合わせた連動検索を行って検索結果を表示できる。
汎用マスタメンテナンス画面50では、テーブル選択部51によって選択された業務アプリケーションテーブル60について、メンテナンスを行うために必要な検索条件項目として表示されるため、検索結果を効率的に絞り込みやすい。このため、ユーザは汎用マスタメンテナンス画面50を見ながら業務アプリケーションテーブル60をメンテナンスすることができる。このため、汎用マスタメンテナンス画面50を用いたユーザの作業ミスを防止したり、操作効率を向上したりすること等を実現することが可能となる。
また、検索結果一覧項目53に表示された検索項目を用いて業務アプリケーションテーブル60をメンテナンスすることも可能である。このため、ユーザは、検索結果を確認しながら、この検索結果と検索条件項目との関係を変更することもできる。
なお、上述した実施の形態では、アプリケーションサーバ10、データベースサーバ20、ユーザ端末30がそれぞれ処理を担当したが、各サーバの機能を取り込んだユーザ端末30単体を、汎用マスタメンテナンス機能を有するメンテナンス装置としてもよい。
また、検索条件指定部52bに必要な検索項目を入力した後、検索ボタン52cを押下することでマスタの検索結果が検索結果一覧項目53に表示されるようにした。しかし、検索条件指定部52bに入力途中であってもマスタの検索結果が検索結果一覧項目53に表示されるようにしてもよい。これにより様々な検索条件でマスタの検索結果を絞り込むことができる。
また、上述した実施の形態では、「汎用」マスタメンテナンスを行うための技術について説明したが、特定の用途に限定した「専用」マスタメンテナンスを行う技術に適用することも可能である。マスタに限らず、様々な種類のデータをメンテナンスすることも可能である。
また、本発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることは可能であり、更にはある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることは可能であり、更にはある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…業務アプリケーションシステム、10…アプリケーションサーバ、12…業務アプリケーション、20…データベースサーバ、30…ユーザ端末、50…汎用マスタメンテナンス画面、51…テーブル選択部、52…検索条件一覧項目、53…検索結果一覧項目
Claims (6)
- 業務アプリケーションに用いられる業務アプリケーションテーブルに含まれる複数のマスタのうち、一のマスタに含まれる検索項目が選択されると他のマスタに含まれる検索項目が連動して選択される連動検索条件が定義される連動検索定義部と、
前記業務アプリケーションテーブルをメンテナンスするためのメンテナンス画面に表示させる複数の検索条件項目のうち、一の前記検索条件項目から選択された前記一のマスタに含まれる検索項目に基づいて、前記連動検索条件により連動して検索された前記他のマスタに含まれる検索項目を他の前記検索条件項目に表示させる連動検索処理を行い、前記複数の検索条件項目のそれぞれで選択された前記検索項目の組み合わせに基づいて前記業務アプリケーションテーブルから検索した検索結果を検索結果一覧項目に一覧表示させるメンテナンス機能部と、を備える
メンテナンス装置。 - 前記メンテナンス機能部は、前記検索結果、又は前記検索結果一覧項目に表示された前記複数の検索条件項目に対して、前記メンテナンス画面からの設定操作により前記業務アプリケーションテーブルの内容を変更し、追加操作により前記業務アプリケーションテーブルにレコードを追加し、削除操作により前記業務アプリケーションテーブルからレコードを削除する
請求項1記載のメンテナンス装置。 - 前記連動検索定義部は、前記一のマスタに含まれ、前記連動検索のトリガとなる前記検索条件項目が一意に特定されるトリガ検索条件項目ID、前記他のマスタに含まれ、前記トリガとなる前記検索条件項目の検索項目毎に他の前記検索条件項目の検索対象とされる検索項目が一意に特定される対象検索条件項目ID、並びに前記トリガ検索条件項目ID及び前記対象検索条件項目IDの組み合わせに対応して前記業務アプリケーションテーブルを検索するための連動検索用SQLとを含む
請求項2記載のメンテナンス装置。 - さらに、前記業務アプリケーションテーブル毎に、前記検索条件項目を一意に特定する検索条件項目ID、前記検索条件項目及び前記検索結果一覧項目の集合を一意に特定する画面ID、前記検索条件項目による検索対象となる前記業務アプリケーションテーブルを特定する検索対象テーブル、前記検索条件項目による検索対象となる前記業務アプリケーションテーブルの列を示す検索対象列、前記検索条件項目の前記メンテナンス画面における表示位置、前記検索条件項目の入力形式、前記検索条件項目への入力必須の要否を示す必須入力要否、前記検索条件項目に表示される前記検索項目を前記業務アプリケーションテーブルから取得する選択用SQL、前記連動検索条件によって連動検索することの要否を決定する連動検索要否を含む検索条件項目定義部を備え、
前記メンテナンス機能部は、前記検索条件項目定義部に基づいて前記メンテナンス画面を生成する
請求項3記載のメンテナンス装置。 - 業務アプリケーションに用いられる業務アプリケーションテーブルをメンテナンスするためのメンテナンス画面が表示され、前記メンテナンス画面から操作入力がなされるユーザ端末と、
前記業務アプリケーションテーブルに含まれる複数のマスタのうち、一のマスタに含まれる検索項目が選択されると他のマスタに含まれる検索項目が連動して選択される連動検索条件が定義される連動検索定義部を有するデータベースサーバと、
前記メンテナンス画面に表示させる複数の検索条件項目のうち、一の前記検索条件項目から選択された前記一のマスタに含まれる検索項目に基づいて、前記連動検索条件により連動して検索された前記他のマスタに含まれる検索項目を他の前記検索条件項目に表示させる連動検索処理を行い、前記複数の検索条件項目のそれぞれで選択された前記検索項目の組み合わせに基づいて前記業務アプリケーションテーブルから検索した検索結果を検索結果一覧項目に一覧表示させるメンテナンス機能部を有するアプリケーションサーバと、を備える
メンテナンスシステム。 - 業務アプリケーションに用いられる業務アプリケーションテーブルに含まれる複数のマスタのうち、一のマスタに含まれる検索項目が選択されると他のマスタに含まれる検索項目が連動して選択される連動検索条件が定義される手順、
前記業務アプリケーションテーブルをメンテナンスするためのメンテナンス画面に表示させる複数の検索条件項目のうち、一の前記検索条件項目から選択された前記一のマスタに含まれる検索項目に基づいて、前記連動検索条件により連動して検索された前記他のマスタに含まれる検索項目を他の前記検索条件項目に表示させる連動検索処理を行う手順、
前記複数の検索条件項目のそれぞれで選択された前記検索項目の組み合わせに基づいて前記業務アプリケーションテーブルから検索した検索結果を検索結果一覧項目に一覧表示させる手順、を
コンピュータに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013210022A JP2015075815A (ja) | 2013-10-07 | 2013-10-07 | メンテナンス装置、メンテナンスシステム及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015075815A true JP2015075815A (ja) | 2015-04-20 |
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ID=53000655
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JP2013210022A Pending JP2015075815A (ja) | 2013-10-07 | 2013-10-07 | メンテナンス装置、メンテナンスシステム及びプログラム |
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- 2013-10-07 JP JP2013210022A patent/JP2015075815A/ja active Pending
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