JP2015075578A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルト体43,64の安定的な駆動性能を確保して高品質な画像を安定的に得られる定着装置5を提供する。
【解決手段】本願発明の定着装置5は、記録材P上の未定着トナー像を加熱する定着回転部材31と、これに圧接する加圧回転部材32とを備え、定着回転部材31と加圧回転部材32との間の定着ニップ部33に、記録材Pを通過させてトナー像を定着させる。定着回転部材31又は加圧回転部材32の外周部を構成する無端状のベルト体43,64と、ベルト体43,64の内側から定着ニップ部33を押圧する押圧部材42,63とを備える。押圧部材42,63は、ベルト体43,64の内側に対峙する外部側に、潤滑油を含浸した潤滑層51を有すると共に、潤滑層51の内部側に、潤滑油の浸透を遮断する遮断層52を有する。
【選択図】図2

Description

本願発明は、定着回転部材と加圧回転部材との間の定着ニップ部に未定着トナー像付きの記録材を通過させて定着させる定着装置と、これを備えた画像形成装置とに関する。画像形成装置には、複写機、プリンター、ファクシミリ及びこれらの機能を複合的に備えた複合機といった各種のものが含まれる。
従来、電子写真方式を採用した画像形成装置では、記録材上の未定着トナー像を加熱する定着回転部材とこれに圧接する加圧回転部材との間の定着ニップ部に、未定着トナー像を転写した記録材を搬送し加熱及び加圧することによって、トナー像を記録材に定着させることが広く行われている。
この種の定着装置として特許文献1には、定着回転部材又は加圧回転部材の外周部を構成する無端状のベルト体と、ベルト体の内側に圧接して定着ニップ部を押圧するゴム状弾性体(エラストマー)とを備え、ゴム状弾性体に潤滑油を含浸させることが開示されている。潤滑油の存在によって、ベルト体とゴム状弾性体との間の摩擦抵抗(摩擦係数と言ってもよい)を小さくして、定着回転部材又は加圧回転部材とベルト体との間でスリップが発生するおそれを抑制している。
特開2005−37681号公報
しかし、特許文献1の定着装置では、ゴム状弾性体に潤滑油を含浸させるから、ゴム状弾性体の剛性が低下して弾性復原力が弱くなり、定着ニップ部を形成するのに必要十分な押圧力を得にくい傾向にある。このため、定着品質の確保が難しいという問題があった。
また、ゴム状弾性体に含浸させた潤滑油は、経時変化と共にゴム状弾性体の内部に浸透していくため、ゴム状弾性体に剛性ムラが生じる。この点でも、定着ニップ部を形成するのに必要十分な押圧力を得にくく、定着品質の確保が難しいのであった。
一方、ゴム状弾性体の剛性ムラを防止する目的で、ゴム状弾性体に多量の潤滑油を含浸させると、ゴム状弾性体の剛性がより一層低下するばかりか、定着ニップ部形成のための押圧力によって、ゴム状弾性体の長手方向両端側で潤滑油が漏れ出し、画像ノイズの発生を招来するという問題もあった。
本願発明は上記のような問題に鑑み成されたものであり、ベルト体の安定的な駆動性能を確保して高品質な画像を安定的に得られる定着装置、並びに、これを備えた画像形成装置を提供することを技術的課題としている。
請求項1の発明は、記録材上の未定着トナー像を加熱する定着回転部材と、これに圧接する加圧回転部材とを備え、前記定着回転部材と前記加圧回転部材との間の定着ニップ部に、前記記録材を通過させてトナー像を定着させる定着装置において、前記定着回転部材又は前記加圧回転部材の外周部を構成する無端状のベルト体と、前記ベルト体の内側から前記定着ニップ部を押圧する押圧部材とを備え、前記押圧部材は、前記ベルト体の内側に対峙する外部側に、潤滑油を含浸した潤滑層を有すると共に、前記潤滑層の内部側に、潤滑油の浸透を遮断する遮断層を有しているというものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の定着装置において、前記遮断層の内部側に、弾性を有する弾性層を更に有しているというものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載の定着装置において、前記遮断層は弾性を有する弾性層を兼ねているというものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のうちいずれかに記載の定着装置において、前記潤滑層では、その長手方向で潤滑油の含浸量を異ならせているというものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4のうちいずれかに記載の定着装置において、前記潤滑層を前記ベルト体の内側に直接当接させているというものである。
請求項6の発明は、請求項1〜5のうちいずれかに記載の定着装置において、前記潤滑層の長手方向両端側では、潤滑油の含浸量を少なくするか又はなくしているというものである。
請求項7の発明は、請求項1〜6のうちいずれかに記載の定着装置において、前記潤滑層は、潤滑油を含浸した状態でのショア硬さがHs10以上であるというものである。
請求項8の発明は、請求項1〜7のうちいずれかに記載の定着装置において、前記押圧部材は、前記潤滑層に潤滑油を含浸させた状態で、前記押圧部材を支持する基台に装着されるというものである。
請求項9の発明は画像形成装置に係り、請求項1〜8のうちいずれかに記載の定着装置を備えているというものである。
本願の請求項に記載された発明によると、記録材上の未定着トナー像を加熱する定着回転部材と、これに圧接する加圧回転部材とを備え、前記定着回転部材と前記加圧回転部材との間の定着ニップ部に、前記記録材を通過させてトナー像を定着させる定着装置において、前記定着回転部材又は前記加圧回転部材の外周部を構成する無端状のベルト体と、前記ベルト体の内側から前記定着ニップ部を押圧する押圧部材とを備え、前記押圧部材は、前記ベルト体の内側に対峙する外部側に、潤滑油を含浸した潤滑層を有すると共に、前記潤滑層の内部側に、潤滑油の浸透を遮断する遮断層を有しているから、前記潤滑層の厚みを前記従来のものよりも薄くでき、前記潤滑層に潤滑油を含浸させた状態であっても、前記押圧部材全体としての剛性低下や剛性ムラの発生を抑制できる。このため、前記定着ニップ部を形成するのに、ベルト体と押圧部材との間の摩擦抵抗を小さくしながらも必要十分な押圧力を付与でき、定着品質を確実に確保できる。
また、前記定着ニップ部を形成するのに、ベルト体と押圧部材との間の摩擦抵抗を小さくしながらも必要十分な押圧力を付与できるから、前記押圧力の変動が少なくなり、前記ベルト体や前記押圧部材の摩耗及び破損を抑制できる。このため、前記ベルト体や前記押圧部材の長寿命化を図れる。更に、前記潤滑層に多量の潤滑油を含浸させる必要がなくなるから、前記押圧力によって前記潤滑層の長手方向両端側で潤滑油が漏れ出すおそれを抑制でき、潤滑油に起因した画像ノイズの発生を抑えて、高品質な画像を安定的に得られる。
プリンターの概略説明図である。 第1実施形態の定着装置の概略を示す側面断面図である。 定着パッドの拡大側面断面図である。 第1別例の定着パッドと基台との取り付け構造を示す拡大側面断面図である。 第2別例の定着パッドを示す拡大側面断面図である。 (a)は潤滑油の含浸状態を示す第3別例の定着パッドの長手方向側面図、(b)は潤滑油の含浸状態を示す第3別例の定着パッドの長手方向断面図である。 潤滑層の形状が異なる第4別例の定着パッドの長手方向断面図である。 第2実施形態の定着装置の概略を示す側面断面図である。 第3実施形態の定着装置の概略を示す側面断面図である。
以下に、本願発明を具現化した実施形態を、画像形成装置の一例であるタンデム方式のカラーデジタルプリンター(以下、プリンターと称する)に適用した場合の図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば「左右」「上下」等)を用いる場合は、図1において紙面に直交した方向を正面視とし、これを基準にしている。これらの用語は説明の便宜のために用いたものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1).プリンターの概要
まず、図1を参照しながら、プリンター1の概要を説明する。図1に示すように、プリンター1は、その筐体2内に、画像プロセス装置3、給紙装置4、及び定着装置5等を備えている。詳細は図示していないが、プリンター1は、例えばLANといったネットワークに接続されていて、外部端末(図示省略)からの印刷指令を受け付けると、当該指令に基づいて印刷を実行するように構成されている。
筐体2内の下部に位置する給紙装置4は、記録材Pを収容する給紙カセット21、給紙カセット21内の記録材Pを最上層から繰り出すピックアップローラ22、繰り出された記録材Pを1枚ずつに分離する一対の分離ローラー23、及び、1枚に分離された記録材Pを所定のタイミングにて画像プロセス装置3に搬送する一対のタイミングローラー24等を備えている。各給紙カセット21内の記録材Pは、ピックアップローラ22及び分離ローラー23の回転にて、最上層のものから1枚ずつ搬送経路30に送り出される。搬送経路30は、給紙装置4の給紙カセット21から、タイミングローラー対24のニップ部、画像プロセス装置3の二次転写ニップ部、及び定着装置5の定着ニップ部33を経て、筐体2上部にある排出ローラー対26に至る。
給紙カセット21内の記録材Pは、通紙幅(矢印S方向と直交する幅寸法)の中央を基準にして、搬送経路30に向けて矢印S方向に搬送するセンター基準にセットされる。図示は省略するが、給紙カセット21内には、給紙前の記録材Pをセンター基準に幅寄せする一対の側部規制板を備えている。一対の側部規制板は、通紙幅方向に互いに連動して遠近移動するように構成されている。給紙カセット21内の記録材Pを一対の側部規制板にて通紙幅方向両側から挟持することによって、給紙カセット21内の記録材Pがその規格に拘らずセンター基準にセットされる。従って、画像プロセス装置3での転写処理や、定着装置5での定着処理もセンター基準で実行される。
給紙装置4の上方に位置する画像プロセス装置3は、像担持体の一例である感光体ドラム13上に形成されたトナー像を記録材Pに転写する役割を担うものであり、中間転写体としての中間転写ベルト6、並びに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に対応する計4つの作像部7等を備えている。
中間転写ベルト6は導電性を有する素材からなる無端状のものであり、像担持体の一例でもある。中間転写ベルト6は、筐体2内の中央部右側に位置する駆動ローラー8と、同じく中央部左側に位置する従動ローラー9とに巻き掛けられている。中間転写ベルト6のうち駆動ローラー8に巻き掛けられた部分の外側に二次転写ローラー10が配置されている。主モーター(図示省略)の動力伝達にて駆動ローラー8を図1の反時計方向に回転させることにより、中間転写ベルト6は図1の反時計方向に周回する。
中間転写ベルト6のうち駆動ローラー8に巻き掛けられた部分の外周側には、二次転写ローラー10が配置されている。二次転写ローラー10は中間転写ベルト6に当接していて、中間転写ベルト6と二次転写ローラー10との間(当接部分)が二次転写領域としての二次転写ニップ部になっている。二次転写ローラー10は、中間転写ベルト6の回転に伴って、又は二次転写ニップ部に挟持搬送される記録材Pの移動に伴って、図1の時計方向に回転する。中間転写ベルト6のうち従動ローラー9に巻き掛けられた部分の外周側には、中間転写ベルト6上の未転写トナーを除去する転写ベルトクリーナー12が配置されている。転写ベルトクリーナー12は中間転写ベルト6に当接している。
4つの作像部7は、中間転写ベルト6の下方において、図1の左からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に、中間転写ベルト6に沿って並べて配置されている。図1では説明の便宜上、各作像部7に、再現色に応じて符号Y,M,C,Kを添えている。各作像部7は図1の時計方向に回転する像担持体の一例としての感光体ドラム13を備えている。感光体ドラム13の周囲には、図1における時計回りの回転方向に沿って順に、帯電装置14、露光装置19、現像装置15、一次転写ローラー16及び感光体クリーナー17が配置されている。
感光体ドラム13は負帯電性のものであり、主モーターからの動力伝達によって図1の時計方向に回転するように構成されている。帯電装置14は、感光体ドラムの表面を一様に帯電させるものである。現像装置15は、負の極性を呈するトナーを利用して、感光体ドラム13上に形成された静電潜像を反転現像にて顕在化させるものである。
一次転写ローラー16は中間転写ベルト6の内周側に位置していて、中間転写ベルト6を挟んで、対応する作像部7の感光体ドラム13に対峙している。一次転写ローラー16も、中間転写ベルト6の回転に伴って図1の反時計方向に回転する。中間転写ベルト6と一次転写ローラー16との間(当接部分)は一次転写領域としての一次転写ニップ部になっている。感光体クリーナー17は、感光体ドラム13上に残留する未転写トナーを除去するためのものであり、感光体ドラム13に当接している。4つの作像部7の下方には露光装置19が配置されている。露光装置19は、外部端末等からの画像情報に基づき、レーザー光によって各感光体ドラム13に静電潜像を形成するものである。
各作像部7は、感光体ドラム13、帯電装置14、露光装置19、現像装置15及び感光体クリーナー17をひとまとまりにハウジング20内に収容してカートリッジ化(一体構造化)されていて、いわゆるプロセスカートリッジとして筐体2に交換可能(着脱可能)に装着されている。なお、中間転写ベルト6の上方には、各現像装置15に供給されるトナーを収容するホッパー(図示省略)が配置されている。
各作像部7において、帯電装置14にて帯電される感光体ドラム13に、露光装置19から画像信号に対応したレーザー光が投射されると、静電潜像が形成される。静電潜像は、現像装置15から供給されるトナーにて反転現像されて各色のトナー像となる。各感光体ドラム13上のトナー像は、それぞれ対応した一次転写ニップ部において、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、感光体ドラム13から中間転写ベルト6の外周面に一次転写されて重ねられる。感光体ドラム13に残った未転写トナーは感光体クリーナー17にて掻き取られ、感光体ドラム13上から取り除かれる。そして、記録材Pが二次転写ニップ部を通過する際に、重ね合わせられた4色のトナー像が記録材Pに一括して二次転写される。中間転写ベルト6に残った未転写トナーは転写ベルトクリーナー12にて掻き取られ、中間転写ベルト6上から取り除かれる。
二次転写ローラー10の上方に位置する定着装置5は、定着回転部材31とこれに圧接する加圧回転部材32とを備えている。定着回転部材31と加圧回転部材32との当接部分が定着領域である定着ニップ部33になっている。二次転写ニップ部を通過して未定着トナー像を載せた記録材Pは、定着回転部材31と加圧回転部材32との間の定着ニップ部33を通過する際に加熱・加圧され、記録材P上にトナー像が定着される。その後、記録材Pは、排出ローラー対26の回転にて排紙トレイ27上に排出される。
筐体2内部のうち画像プロセス装置3と給紙装置4との間には、プリンター1の制御全般を司る制御部28が配置されている。制御部28には、各種演算処理、記憶及び制御を実行するコントローラー(図示省略)が内蔵されている。
(2).第1実施形態の定着装置及びその周辺の詳細構造
次に、図2及び図3を参照しながら、第1実施形態の定着装置5及びその周辺の詳細構造について説明する。前述の通り、定着装置5は、互いに通紙幅方向に延びて圧接した状態で回転可能な定着回転部材31及び加圧回転部材32を備えている。
定着回転部材31は、加熱ローラー41及び押圧部材である定着パッド42と、これら41,42に巻き掛けたベルト体としての定着ベルト43とを備えている。定着パッド42は定着ベルト43の内側から定着ニップ部33を押圧するものである。第1実施形態の定着ベルト43は、定着回転部材31の外周部を構成する無端状のものである。定着ベルト43は通紙幅方向に長い筒形状のものであり、自身の張力によって筒形状を保持している。加熱ローラー41の両端側はプリンター1の筐体2に回転可能に軸支している。加熱ローラー41の内部には、定着ベルト43を加熱する加熱源の一例として、通紙幅方向に長いヒータランプ44を収容している。ヒータランプ44で内側から熱せられた加熱ローラー41から定着ベルト43に熱が伝わり、定着ベルト43が加熱される。
なお、加熱ローラー41又は定着ベルト43には、温度センサー(図示省略)を接触又は近接配置している。温度センサーの検出結果に応じてヒータランプ44をオンオフ制御し、加熱ローラー41ひいては定着ベルト43を所定の定着温度に維持するように構成している。
定着パッド42は加熱ローラー41から搬送路30側に離れた箇所に配置している。定着パッド42は通紙幅方向に延びる基台45に取り付けている。基台45ひいては定着パッド42は、圧縮バネ等の付勢部材(図示省略)によって、搬送路30方向に向けて常時付勢されている。
定着ベルト43のうち定着パッド42に巻き掛けた部分の外周側に、加圧回転部材32としての加圧ローラー46を配置している。加圧ローラー46は定着ベルト43に圧接していて、定着ベルト43と加圧ローラー46との間(当接部分)が定着領域である定着ニップ部33である。駆動源である定着モーター(図示省略)から歯車やベルト等の動力伝達系を経由して、加圧ローラー46に動力伝達され、加圧ローラー46が図1及び図2の時計方向に回転駆動する。加圧ローラー46の回転又は定着ニップ部33を通過する記録材Pに伴って、定着ベルト43が加圧ローラー46の回転方向と逆向き(図1及び図2の反時計方向)に回転する。
図3に示すように、押圧部材である定着パッド42は、定着ベルト43の内周側に対峙する外側(表面側)に、潤滑油を含浸した潤滑層51を有すると共に、潤滑層51の内部側に、潤滑油の浸透を遮断する遮断層52(バリア層と言ってもよい)を有している。第1実施形態の定着パッド42は、遮断層52の内部側に、弾性を有する弾性層53を更に有している。すなわち、第1実施形態の定着パッド42は、基台45上に、弾性層53、遮断層52及び潤滑層51の順で積層して重ね接合した構造になっている。
弾性層53は、通紙幅方向に長い長板状の外形を呈した例えばシリコーンゴム製やウレタンゴム製の弾性変形可能なもの(弾力性のあるもの)である。弾性層53の厚みは例えば1mm〜10mm程度に設定している。弾性層53の構造としては、例えばスポンジのような発泡体に構成してもよい。
遮断層52は、潤滑層51に含浸する潤滑油が浸透しない材質であれば任意のものを採用できる。例えば潤滑油がシリコーンオイルであれば、遮断層52の材質としてフッ素ゴムを採用し、潤滑油がフッ素オイルであれば、シリコーンゴムを採用するのがよい。すなわち、遮断層52としては、潤滑油の材質(潤滑層51の材質)と異なる素材を採用するのが好ましい。遮断層52は、弾性層53の表面及び四周側面(底面を除く側面)を包むように、弾性層53の表面及び四周側面に接着剤等で貼り付けている。遮断層52の厚みは例えば1μm〜20μm程度に設定している。遮断層52の存在によって潤滑層51から弾性層53に向けての潤滑油の浸透を防止でき、潤滑層51の厚みを前記従来のもの(特許文献1のゴム状弾性体)よりも薄くできる。
潤滑層51は潤滑油を含浸するためのものであり、潤滑層51と潤滑油とは同じ素材のものを用いる。例えば潤滑油がシリコーンオイルであれば、潤滑層51の材質としてシリコーンゴムを採用し、潤滑油がフッ素オイルであれば、フッ素ゴムを採用するのが好ましい。潤滑層51は、弾性層53の表面及び四周側面に貼り付けた遮断層52を包むように、遮断層52上に接着剤等で貼り付けている。潤滑層51の厚みは例えば10μm〜200μm程度に設定している。
定着パッド42のうち潤滑層51を、定着ベルト43の内周側に直接当接させている。このため、定着ベルト43と潤滑層51との間に、潤滑層51の最表面に染み出た潤滑油を介在させることになり、定着ベルト43と潤滑層51との潤滑性を良好に維持できる(定着ベルト43と潤滑層51との間の摩擦抵抗(摩擦係数と言ってもよい)を小さくできる)。第1実施形態では、遮断層52の存在によって潤滑層51の厚みを前記従来のもの(特許文献1のゴム状弾性体)よりも薄くできるから、潤滑層51に潤滑油を含浸させた状態であっても、定着パッド42全体としての剛性低下や剛性ムラの発生を抑制できる。従って、定着ニップ部33を形成するのに、定着ベルト43と定着パッド42(潤滑層51)との間の摩擦抵抗を小さくしながらも必要十分な押圧力を付与でき、定着品質を確実に確保できる。
また、遮断層52の存在によって潤滑層51の厚みを前記従来のもの(特許文献1のゴム状弾性体)よりも薄くして、潤滑層51に多量の潤滑油を含浸させる必要がなくなるから、前記押圧力によって潤滑層51の長手方向両端側で潤滑油が漏れ出すおそれを抑制でき、潤滑油に起因した画像ノイズの発生を抑えて、高品質な画像を安定的に得られる。
更に、定着ニップ部33を形成するのに、定着ベルト43と定着パッド42(潤滑層51)との間の摩擦抵抗を小さくしながらも必要十分な押圧力を付与できるから、前記押圧力の変動が少なくなる。その結果、定着ベルト43や定着パッド42の摩耗及び破損を抑制できる。このため、定着ベルト43や定着パッド42の長寿命化を図れる。定着ベルト43と定着パッド42(潤滑層51)との間の摩擦抵抗が小さくなるから、加圧ローラー46や定着ベルト43の回転トルクを低くして、駆動源(定着モーター)自身の駆動トルクを低減でき、駆動源の小型化、省スペース化、部品コストの削減並びにランニングコストの抑制を図れる。
潤滑油の粘度を100cS(0.1Pa・s)〜1000cS(1Pa・s)程度に設定すれば、潤滑層51に含浸させ易く、定着ベルト43と定着パッド42(潤滑層51)との潤滑性を良好に維持できる(定着ベルト43と定着パッド42(潤滑層51)との間の摩擦抵抗を小さくできる)。なお、定着温度より高い温度で潤滑油を潤滑層51に含浸させておけば、潤滑油を多く含浸することが可能であるから、潤滑層51に対する潤滑油の含浸量が経時変化と共に減ってきたとしても、定着ベルト43と定着パッド42(潤滑層51)との間の摩擦抵抗を低い状態で維持し易くなる。含浸時の潤滑油の温度と潤滑油の粘度との間には相関関係があり、180℃の潤滑油の粘度は常温のものに比べて1/10程度になる。
第1実施形態の定着パッド42では、潤滑油としてシリコーンオイル、潤滑層51としてシリコーンゴム、遮断層52としてフッ素ゴム、弾性層53としてシリコーンゴムを採用している。そして、潤滑油含浸前のショア硬さがHs30であるシリコーンゴムを潤滑層51とし、200℃に加熱した粘度300cSのシリコーンオイルに、潤滑層51としてのシリコーンゴムを2時間浸漬させ、シリコーンゴム重量と同重量のシリコーンオイルを、潤滑層51としてのシリコーンゴムに含浸させた。シリコーンオイル含浸済のシリコーンゴム(潤滑層51)のショア硬さはHs10以上になった。このように、潤滑油含浸前の潤滑層51のショア硬さと、含浸させる潤滑油の粘度とを調節して、潤滑油を含浸した状態での潤滑層51のショア硬さをHs10以上に設定すれば、潤滑層51の摩耗及び破損を確実に抑制できる。その結果、潤滑層51ひいては定着パッド42の更なる長寿命化を図れる。定着パッド42の各層51〜53及び潤滑油としては、例えば潤滑油をフッ素オイル、潤滑層51をフッ素ゴム、遮断層52をシリコーンゴム、弾性層53をシリコーンゴム又はフッ素ゴムにしてもよい。
図3に示すように、第1実施形態では、基台45における一方の長手広幅面に、通紙幅方向に長い嵌め込み凹所47を凹み形成している。そして、基台45の嵌め込み凹所47に、三層構造に積層した定着パッド42(弾性層53、遮断層52及び潤滑層51の組合せ)を弾性層53の底面側から強制嵌合することによって、基台45に定着パッド42を装着している。このように構成すると、基台45への定着パッド42の取り付けに際して接着剤を用いる必要がなく、取り付け作業を簡素化できる。製造コストの抑制にも寄与する。
なお、弾性層53の底面側及び嵌め込み凹所47のうち少なくとも一方に接着剤を塗布した上で、三層構造に積層した定着パッド42を弾性層53の底面側から強制嵌合するように構成してもよい。また、図4に示す定着パッド42の第1別例のように、基台45における一方の長手広幅面に嵌め込み凹所47を凹み形成せず、弾性層53の底面側に接着剤を塗布して、基台45における一方の長手広幅面に弾性層53の底面側を貼り付けるように構成してもよい。潤滑層51には予め強制嵌合前に潤滑油を含浸させておくのが好ましい。
図5は定着パッド42の第2別例を示している。第2別例の定着パッド42では、基台45上に、弾性層兼遮断層55、潤滑層51の順で積層して重ね接合した二層構造になっている点で、第1実施形態の定着パッド42と相違している。すなわち、第2別例では遮断層が弾性層を兼ねている。この場合、潤滑油としてフッ素オイル、潤滑層51としてフッ素ゴム、弾性層兼遮断層55としシリコーンゴムの組合せを採用してもよいし、潤滑油としてシリコーンオイル、潤滑層51としてシリコーンゴム、弾性層兼遮断層55としてフッ素ゴムの組合せを採用してもよい。すなわち、第2別例の場合も、弾性層兼遮断層55として、潤滑油の材質(潤滑層51の材質)と異なる素材を採用するのが好ましい。その他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。このように構成した場合も、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
図6(a)(b)及び図7は、潤滑層51の長手方向で潤滑油の含浸量を異ならせた第3並びに第4別例を示している。第3及び第4別例の両方とも、潤滑層51の長手方向両端側において、潤滑油の含浸量を、潤滑層51の長手方向中央側よりも少なくするか又はなくした構造になっている。
図6(a)(b)に示す第3別例では、均一な厚みの潤滑層51において、潤滑層51の長手方向中央側から長手方向両端側にいくほど、単位体積当りの潤滑油含浸量を減らしている。この場合、潤滑層51の長手方向中央側から長手方向両端側に向けて、単位体積当りの潤滑油含浸量を連続的に低下させてもよいし、段階的に減らしてもよい。潤滑層51の長手方向両端側では潤滑油を含浸させない構成であってもよい。潤滑層51の長手方向中央側での潤滑油含浸量を100%とした場合、潤滑層51の長手方向両端で70%前後かそれ以下の潤滑油含浸量であるのが好ましい。
また、図7に示す第4別例では、潤滑層51の長手方向中央側から長手方向両端側にいくほど、潤滑層51の厚みを薄く形成して、単位体積当りの潤滑油含浸量はほぼ一定だが、各箇所での潤滑油含浸量自体を、潤滑層51の長手方向中央側から長手方向両端側にいくほど減らしている。この場合も、潤滑層51の長手方向両端側では潤滑油を含浸させない構成にして差し支えない。
第3及び第4別例のように構成すると、定着ニップ部33形成のための押圧力によって、潤滑層51の長手方向両端側において潤滑層51に含浸した潤滑油が漏れ出すおそれを防止できる。このため、潤滑油に起因した画像ノイズの発生を確実になくして、高品質な画像を安定的に得られる。また、潤滑層51の長手方向中央側にある潤滑油は、定着ニップ部33形成のための押圧力によって、含浸量の少ないか又は含浸していない潤滑層51の長手方向両端側に向けて流動することが可能であるから、定着ベルト43と潤滑層51との潤滑性も確保できる。
(3).第2及び第3実施形態の定着装置及びその周辺の詳細構造
次に、図8及び図9を参照しながら、第2及び第3実施形態の定着装置5及びその周辺の詳細構造について説明する。第2実施形態の定着装置5では、定着回転部材31の構成を第1実施形態のものと異ならせている。第3実施形態の定着装置5では、定着回転部材31と加圧回転部材32との両方の構成を第1実施形態のものと異ならせている。
すなわち、図8に示す第2実施形態の定着回転部材31は、ヒータランプ44付きの加熱ローラー41をなくし、代わりの加熱源として誘導加熱式の加熱ユニット57を備えている。加熱ユニット57は、定着ベルト43を挟んで加圧ローラー46とは反対の外周側に、且つ、定着ベルト43とは非接触の状態で配置している。この場合、定着ベルト43は複数層構造に構成しており、複数層構造の中に金属層を含んでいる。加熱ユニット57は、定着ベルト43の外周側に対峙して定着ベルト43内の金属層に発生させた渦電流によって定着ベルト43を発熱させる電磁誘導コイル58と、電磁誘導コイル58を支持するコイル支持部材59とを備えている。電磁誘導コイル58への電力供給によって、電磁誘導コイル58は定着ベルト43の金属層を発熱させる磁束を発生させる。電磁誘導コイル58で発生した磁束は定着ベルト43の金属層を貫き、金属層に渦電流を発生させて金属層自体を発熱させる。その結果、定着ベルト43が加熱される。その他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。また、第2実施形態の定着パッド42に関して、第1実施形態における第1〜第4別例の定着パッド42の構造を適用できることは言うまでもない。このように構成した場合も、第1実施形態(第1〜第4別例を含む)と同様の作用効果が得られる。
図9に示す第3実施形態では、定着回転部材31としてヒータランプ62内蔵の定着ローラー61を備えている。そして、第3実施形態の加圧回転部材32は、定着ローラー61に圧接する加圧ベルト64と、加圧ベルト64の内周側から定着ニップ部33を押圧する押圧部材としての加圧パッド63とを備えている。第3実施形態の加圧ベルト64は、加圧回転部材32の外周部を構成する無端状のものである。加圧ベルト64は通紙幅方向に長い筒形状のものであり、自身の張力によって筒形状を保持している。定着ローラー61の両端側はプリンター1の筐体2に回転可能に軸支している。なお、定着ローラー61には、温度センサー(図示省略)を接触又は近接配置している。温度センサーの検出結果に応じてヒータランプ62をオンオフ制御し、定着ローラー61を所定の定着温度に維持するように構成している。
加圧パッド63は、加圧ベルト64の内周側に位置して通紙幅方向に延びる基台45に取り付けている。基台45ひいては加圧パッド63は、圧縮バネ等の付勢部材(図示省略)によって、搬送路30方向に向けて常時付勢されている。
加圧ベルト64のうち加圧パッド63に巻き掛けた部分の外周側に、定着回転部材31としての定着ローラー61を配置している。定着ローラー61は加圧ベルト64に圧接していて、加圧ベルト64と定着ローラー61との間(当接部分)が定着領域である定着ニップ部33である。駆動源である定着モーター(図示省略)から歯車やベルト等の動力伝達系を経由して定着ローラー61に動力伝達され、定着ローラー61が図9の反時計方向に回転駆動する。定着ローラー61の回転又は定着ニップ部33を通過する記録材Pに伴って、加圧ベルト64が定着ローラー61の回転方向と逆向き(図9の時計方向)に回転する。
第3実施形態の押圧部材である加圧パッド63は、第1実施形態の定着パッド42と同様の構造をなしている。従って、第3実施形態の加圧パッド63に関して、第1実施形態の定着パッド42の構造だけでなく、第1〜第4別例の定着パッド42の構造を適用できることは言うまでもない。その他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。このように構成した場合も、第1実施形態(第1〜第4別例を含む)と同様の作用効果が得られる。
(4).その他
本願発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。例えば、画像形成装置としてプリンターを例に説明したが、これに限らず、複写機、ファクシミリ又はこれらの機能を複合的に備えた複合機等でもよい。加圧回転部材32をローラー式に構成し、定着回転部材31側のベルト体を加熱するのが望ましい。また、定着回転部材31側に回転動力を伝達してもよいが、加圧回転部材32に回転動力を伝達して定着回転部材31を従動回転させるように構成するのが望ましい。また、両方の回転部材31,32にそれぞれ回転動力を伝達するように構成することも可能である。その他、各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
P 記録材
1 プリンター(画像形成装置)
5 定着装置
30 搬送経路
31 定着回転部材
32 加圧回転部材
33 定着ニップ部
41 加熱ローラー
42 定着パッド
43 定着ベルト
44 ヒータランプ
45 基台
46 加圧ローラー
47 嵌め込み凹所
51 潤滑層
52 遮断層
53 弾性層
55 弾性層兼遮断層
57 加熱ユニット
58 電磁誘導コイル
59 コイル支持部材
61 定着ローラー
62 ヒータランプ
63 加圧パッド
64 加圧ベルト

Claims (9)

  1. 記録材上の未定着トナー像を加熱する定着回転部材と、これに圧接する加圧回転部材とを備え、前記定着回転部材と前記加圧回転部材との間の定着ニップ部に、前記記録材を通過させてトナー像を定着させる定着装置において、
    前記定着回転部材又は前記加圧回転部材の外周部を構成する無端状のベルト体と、前記ベルト体の内側から前記定着ニップ部を押圧する押圧部材とを備え、
    前記押圧部材は、前記ベルト体の内側に対峙する外部側に、潤滑油を含浸した潤滑層を有すると共に、前記潤滑層の内部側に、潤滑油の浸透を遮断する遮断層を有している、
    定着装置。
  2. 前記遮断層の内部側に、弾性を有する弾性層を更に有している、
    請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記遮断層は弾性を有する弾性層を兼ねている、
    請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記潤滑層では、その長手方向で潤滑油の含浸量を異ならせている、
    請求項1〜3のうちいずれかに記載の定着装置。
  5. 前記潤滑層を前記ベルト体の内側に直接当接させている、
    請求項1〜4のうちいずれかに記載の定着装置。
  6. 前記潤滑層の長手方向両端側では、潤滑油の含浸量を少なくするか又はなくしている、
    請求項1〜5のうちいずれかに記載の定着装置。
  7. 前記潤滑層は、潤滑油を含浸した状態でのショア硬さがHs10以上である、
    請求項1〜6のうちいずれかに記載の定着装置。
  8. 前記押圧部材は、前記潤滑層に潤滑油を含浸させた状態で、前記押圧部材を支持する基台に装着される、
    請求項1〜7のうちいずれかに記載の定着装置。
  9. 請求項1〜8のうちいずれかに記載の定着装置を備えている、
    画像形成装置。

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