JP2015074271A - 車両用アクセサリ機器操作ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】車両に搭載されるアクセサリ機器の操作感覚を良好にすることを目的とする。
【解決手段】車両用アクセサリ機器操作ユニットは、複数の光源12と、各光源12から放射された光を透過する光透過パネル10と、光透過パネル10における人体の接触位置を検知するタッチセンサと、タッチセンサによって検知された接触位置に基づいて、アクセサリ機器を制御する機器制御部と、接触位置に基づいて、複数の光源の点灯状態を制御する光源制御部とを備える。ユーザの指が光透過パネル10の表面をなぞった場合には、指の位置の変化に応じてアクセサリ機器を制御し、複数の光源12の点灯状態を変化させる。
【選択図】図1
【解決手段】車両用アクセサリ機器操作ユニットは、複数の光源12と、各光源12から放射された光を透過する光透過パネル10と、光透過パネル10における人体の接触位置を検知するタッチセンサと、タッチセンサによって検知された接触位置に基づいて、アクセサリ機器を制御する機器制御部と、接触位置に基づいて、複数の光源の点灯状態を制御する光源制御部とを備える。ユーザの指が光透過パネル10の表面をなぞった場合には、指の位置の変化に応じてアクセサリ機器を制御し、複数の光源12の点灯状態を変化させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用アクセサリ機器操作ユニットに関し、特に、人体の接触に応じてアクセサリ機器を制御する操作ユニットに関する。
自動車には、ルームライト、エアコンディショナ、オーディオ機器等のアクセサリ機器が搭載される。アクセサリ機器の操作は、多くの場合、車室のコンソールに設けられた操作パネルによって行われる。従来、アクセサリ機器の操作パネルには、押しボタン式のスイッチや、回転つまみ式のロータリスイッチ、回転つまみ式のボリューム等が用いられていた。
近年、車室内の居心地を向上させるため、操作パネルには様々な工夫が凝らされている。例えば、乗員がパネルをなぞったり、軽く触れたりするだけでアクセサリ機器の操作が行われるスイッチが広く用いられている。特許文献1には、このようなスイッチとして、複数のセンサ電極が設けられ、各センサ電極の静電容量の変化に基づいてアクセサリ機器を操作するスイッチが記載されている。特許文献1に記載のスイッチでは、車室のインストルメントパネルに乗員が触れる領域が設けられている。この領域の裏側には、センサ電極が固定されたフレキシブル基板が設けられている。各センサ電極は、フレキシブル基板に設けられた配線を介してアクセサリ機器の制御コントローラに接続されている。
特許文献2には、電子機器用の入力装置が記載されている。この入力装置では、静電容量式タッチセンサのキースイッチが用いられている。複数のキースイッチが一列に配列され、操作者の指先が触れた位置が複数のキースイッチによって検知される。この入力装置は、照明機器の調光、送風機器の風量調整、空調機器の温度設定、AV機器の音量や音質の調整、映像機器の画質調整、調理機器の出力調整などの電子機器が有する調整機能に適用される。
特許文献1および2に記載の技術は、ユーザの操作に応じてセンサが反応して電子機器等を制御しているに過ぎない。そのため、ユーザに対して動作を示唆する、あるいは、ユーザを次の動作へといざなうといった、ユーザと電子機器との間にあたかもコミュニケーションが成立しているかのような操作感覚が得られるものではなかった。
本発明は、車両に搭載されるアクセサリ機器の操作感覚を良好にすることを目的とする。
本発明は、複数の光源と、各光源から放射された光を透過するパネルと、前記パネルにおける人体の接触位置を検知するタッチセンサと、前記タッチセンサによって検知された接触位置に基づいて、アクセサリ機器を制御する機器制御部と、前記接触位置に基づいて、前記複数の光源の点灯状態を制御する光源制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る車両用アクセサリ機器操作ユニットは、望ましくは、人体の接近を検知する近接センサを備え、前記光源制御部は、前記近接センサが人体の接近を検知したときに、前記複数の光源の点灯状態を制御する。
また、本発明に係る車両用アクセサリ機器操作ユニットは、望ましくは、前記光源制御部は、前記複数の光源に対し、前記接触位置に対応する前記アクセサリ機器の動作状態を表示させる。
本発明によれば、車両に搭載されるアクセサリ機器の操作感覚を良好にすることができる。
図1には、本発明の実施形態に係る車両用アクセサリ機器操作ユニットが示されている。車両用アクセサリ機器操作ユニットは、光透過パネル10におけるユーザの指が触れた位置に応じてアクセサリ機器を制御すると共に、その位置に応じて複数の光源12の点灯状態を制御する。ユーザの指が光透過パネル10の表面をなぞった場合には、指の位置の変化に応じてアクセサリ機器を制御し、複数の光源12の点灯状態を変化させる。制御対象のアクセサリ機器としては、オーディオ機器、エアコンディショナ、ルームライト等がある。
車両用アクセサリ機器操作ユニットの筐体は、本体部14および光透過パネル10を備える。本体部14は、上方が開放された容器形状を有し、光透過パネル10は本体部14の開口を覆っている。本体部14および光透過パネル10は、例えば、プラスチック樹脂で形成される。光透過パネル10は、透明であってもよいし、半透明に着色されたものであってもよい。
本体部14には基板16が収容されている。基板16の下面には、車両用アクセサリ機器操作ユニットを制御する制御回路18が配置され、基板16の上面には、複数の光源12が配置されている。図示の例では、10個の光源12が一列に配置されている。各光源12の点灯状態は制御回路18によって制御される。基板16の上面には、さらに、2つの近接センサ20が10個の光源12を挟む位置に配置されている。近接センサ20は、ユーザの指が接近したことを制御回路18が検知するためのデバイスである。
光透過パネル10の下面、すなわち、光透過パネル10の内面には、複数の電極22が配置されている。各電極22は、透明または半透明な導電性材料で形成されている。図示の例では、10個の光源12が配列された方向と同一の方向に、6個の電極22が配置されている。各電極22は、光透過パネル10に設けられた導線、および光透過パネル10と基板16との間に設けられた柱状の配線部材24を介して基板16に接続され、さらには、基板16に設けられた配線パターンを介して制御回路18に接続されている。後述のように、制御回路18は、各電極22の静電容量の変化に基づいて、光透過パネル10の外面にユーザの指が接触したこと、および、ユーザの指が接触した位置を検知する。
図2には光透過パネル10の上面が示されている。電極22−0,22−2,22−4,22−6,22−8,および22−10、ならびに、各電極に接続される導線26は光透過パネル10の内面に配置されている。各電極および導線26は、透明または半透明な材料で形成されている。図2では、これらの部材が破線で描かれている。電極22−0,22−2,22−4,22−6,22−8,および22−10には、それぞれ、x座標値としてx0,x2,x4,x6,x8,およびx10が対応付けられている。また、電極間の隙間には、左から順に、x1,x3,x5,x7,およびx9が対応付けられている。各電極に接続された導線26は左方向に伸び、左端において配線部材24に接続されている。光透過パネル10に配置された6個の電極によれば、x0〜x10の分解能でユーザの指の接触位置が検知可能である。
図3には基板16の上面が示されている。基板16には、光源12−1〜12−10が直線状に配置されている。本実施形態においては、各光源に3色発光ダイオードが用いられる。3色発光ダイオードは、赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード、および青色発光ダイオードを組み合わせたものである。各発光ダイオードの輝度を調整することで、様々な色の光を発することが可能である。図3には、制御回路によって各光源の状態が次のような状態に制御されていることが示されている。
光源12−4は、赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード、および青色発光ダイオードが同一、かつ 最大の輝度で発光した状態に制御されている。この状態において光源12−4は白色の光を発する。光源12−3および12−5は、赤色発光ダイオードが消灯し、緑色発光ダイオードおよび青色発光ダイオードが最大輝度の20%の輝度で発光した状態に制御されている。この状態で光源12−3および21−5は水色の光を発する。光源12−2および12−6は、赤色発光ダイオードおよび緑色発光ダイオードが消灯し、青色発光ダイオードが最大輝度の7%の輝度で発光した状態に制御されている。この状態で光源12−2および12−6は青色の光を発する。光源12−1、12−7〜12−10は、総ての発光ダイオードが消灯した状態にある。
すなわち、白色で発光する光源の隣の光源は水色で発光し、その隣の光源は青色で発光している。そして、さらにその隣の光源は消灯している。これによって、光源12−1〜12−10は、白色に発光する光源を中心に、水色から青色へと変化するグラデーション調の発色をする。後述のように、白色に発光する光源の位置は、光透過パネルにおけるユーザの接触位置およびアクセサリ機器の動作状態に対応している。
光源12−1〜12−10を挟む位置には、近接センサ20−1および20−2が配置されている。光源12−1の左隣には近接センサ20−1が配置され、光源12−10の右隣には近接センサ20−2が配置されている。本実施形態においては、各近接センサとして赤外線センサが用いられている。各近接センサは制御回路の制御に基づき赤外線を送信し、障害物としての人体で反射した赤外線を受信する。制御回路は、各近接センサで赤外線が受信されたことに応じて人体が接近したことを検知する。
図4には、車両用アクセサリ機器操作ユニットの構成が示されている。制御回路18の内部には、接近検知部28、位置検知部30、機器制御部32および光源制御部34が構成されている。
接近検知部28は、近接センサ20−1および20−2に対し、赤外線の送信および受信を行わせる。各近接センサは、赤外線の送受信方向を表す情報を接近検知部28に出力する。接近検知部28は各近接センサから出力された方位情報および近接センサ20−1および20−2の間の距離に基づいて、人体までの距離を測定する。この距離は、例えば、近接センサ20−1および20−2の間の中点を基準位置として測定される。接近検知部28は、人体までの距離が予め定められた閾値未満となったときは、人体が接近したと判断する。また、各近接センサには、このような方位情報を出力するものの他、単に赤外線が受信されたことを示す受信情報を制御回路18に出力するものを用いてもよい。この場合、制御回路18は、各近接センサから受信情報が出力されたときに、人体が接近したと判断する。
位置検知部30は、電極22−0,22−2,22−4,22−6,22−8,および22−10と共にタッチセンサを構成する。光透過パネルの外面に人体が接触すると、これらの電極のうち接触位置に対応する電極の静電容量が変化する。位置検知部30は、各電極の静電容量を検出し、静電容量が変化した電極を特定することで、光透過パネルにおける接触位置を検知する。
本実施形態においては、図2に示されているように、電極の配置方向であるx軸上の座標値によって接触位置が表される。1つの電極の静電容量が変化したときは、接触位置として、その電極に対応付けられたx座標値が検知される。例えば、電極22−0の静電容量が変化したときは接触位置としてx0が検知され、電極22−2の静電容量が変化したときは接触位置としてx2が検知される。また、電極22−4の静電容量が変化したときは接触位置としてx4が検知され、電極22−6の静電容量が変化したときは接触位置としてx6が検知される。そして、電極22−8の静電容量が変化したときは接触位置としてx8が検知され、電極22−10の静電容量が変化したときは接触位置としてx10が検知される。
また、隣接する2つの電極の静電容量が変化したときは、接触位置として、その隣接する2つの電極の隙間に対応付けられたx座標値が検知される。例えば、電極22−0および22−2の静電容量が変化したときは、接触位置としてx1が検知され、電極22−2および22−4の静電容量が変化したときは、接触位置としてx3が検知される。また、電極22−4および22−6の静電容量が変化したときは接触位置としてx5が検知され、電極22−6および22−8の静電容量が変化したときは接触位置としてx7が検知される。そして、電極22−8および22−10の静電容量が変化したときは接触位置としてx9が検知される。
図4に戻り、機器制御部32は、接触位置に基づいてアクセサリ機器36を制御する。例えば、アクセサリ機器36がオーディオ機器である場合には、接触位置のx座標値が大きい程、音量が大きくなるようにオーディオ機器を制御する。アクセサリ機器36がエアコンディショナである場合には、接触位置のx座標値が大きい程、設定温度が高くなるように、あるいは、送風強度が強くなるようにエアコンディショナを制御する。アクセサリ機器36がルームライトである場合には、接触位置のx座標値が大きい程、明るくなるようにルームライトを制御する。これによって、ユーザが透過パネルの外面を左右になぞることで、オーディオ機器の音量、エアコンディショナの設定温度若しくは送風強度、ルームライトの明るさ等が調整される。
各光源が備える赤色発光ダイオードr、緑色発光ダイオードgおよび青色発光ダイオードbは、消灯時を0、最高輝度を100として、0〜100までの範囲で輝度が調整可能である。光源制御部34は、各光源について、赤色発光ダイオードrの輝度R、緑色発光ダイオードgの輝度G、および青色発光ダイオードbの輝度Bのそれぞれを制御することで、各光源の点灯状態として色および明るさを調整する。例えば、R=G=B=100とすることで、光源は明るい白色を発する。また、R=0、G=B=20とすることで、光源は、やや明るさが衰えた水色を発する。そして、R=G=0、B=7とすることで、光源は暗い青色を発する。グラデーション調の色段階は、白、水色および青で構成されるものの他、例えば、白、黄色、黄緑、緑および青で構成されるもの等、任意の色段階が採用され得る。また、光源として単色の発光ダイオードを用いた場合には、光源制御部34は、中心となる光源から離れるに従って輝度が小さくなるように各光源の輝度を制御してもよい。
光源制御部34は、接触位置に基づいて光源12−1〜12−10の点灯状態を制御する。具体的には、図3に示されているように、接触位置に対応する光源を中心としたグラデーション調の発色となるよう光源12−1〜12−10を発光させる。例えば、光源制御部34は、接触位置に対応する光源を白色に発光させ、その光源に隣接する光源がある場合には、その光源を水色で発光させる。水色で発光する光源の隣に光源がある場合には、その光源を青色で発光させ、さらに隣に光源があるときは、その光源を消灯させる。なお、ここでの隣とは、白色に発光する光源から離れる側の隣をいう。
接触位置x1〜x10に対しては、それぞれ、光源12−1〜12−10が対応付けられている。したがって、接触位置x1〜x10に対しては、それぞれ、光源12−1〜12−10を中心としたグラデーション調の発色がされるよう、光源12−1〜12−10が発光する。これによって、接触位置およびアクセサリ機器36の動作状態が光源12−1〜12−10の点灯状態によって表示される。
接触位置がx0であるときは、総ての光源を青色等で同一色に発光させてもよいし、総ての光源を消灯させてもよい。また、接触位置がx0であるときは、光源12−1を水色に発色させ、光源12−2を青色に発色させ、さらに、光源12−3〜12−10を消灯させて、あたかも白色の光源が左側に隠れてしまったかのように各光源の点灯状態を制御してもよい。また、接触位置x0に対しては、接触位置x1と共通の光源12−1を対応付けてもよい。
なお、ここでは、光透過パネルに6個の電極を設け、接触位置がx0〜x10の11種の座標値で表されるものとしたが、電極の数を増加させて接触位置の検出分解能をより高くしてもよい。一般に、電極の数をN個とすれば、2N−1種の座標値によって接触位置を表すことができる。例えば、電極の数を16個とすれば、31種の座標値x0〜x30によって接触位置を表すことができる。この場合、座標値x0〜x30を10個の範囲に区切り、各x座標値の範囲に対して1つの光源を対応付ければよい。例えば、座標値x0〜x3に対しては光源12−1を対応付け、座標値x4〜x6に対しては光源12−2を対応付け、座標値x7〜x9に対しては光源−3を対応付ける等である。
図5には、制御回路が実行する処理の例がフローチャートによって示されている。初めに総ての光源は消灯しているものとする。制御回路は、各近接センサから出力される情報に基づいて、人体が光透過パネルに接近したか否かを判定する(S101)。制御回路は、人体が光透過パネルに接近したと判定した場合には、先に総ての光源が消灯した時の直前の点灯状態となるように各光源を制御する。この際、点灯対象の光源については、輝度が徐々に大きくなるようにフェードイン点灯させる(S102)。制御回路は、各電極の静電容量の変化を検知することで、光透過パネルに人体が接触したか否かを判定する(S103)。
制御回路は、光透過パネルに人体が接触したと判定したときは、上述のように接触位置に応じて各光源の点灯状態を制御する(S104)。さらに、制御回路は、アクセサリ機器を接触位置に応じて制御するための制御信号をアクセサリ機器に出力する(S105)。制御回路は、光透過パネルに人体が接触しているか否かを判定し、人体が接触していると判定した場合には、ステップS104の処理に戻る(S106)。制御回路は、光透過パネルに人体が接触していないと判定したときは、その判定後、人体が光透過パネルから離れている時間が所定時間T以上であるかを判定する(S107)。制御回路は、人体が光透過パネルから離れている時間が所定時間T未満であるときは、ステップS103の処理に戻る。一方、制御回路は、人体が光透過パネルから離れている時間が所定時間T以上であるときは、点灯していた光源を、輝度が徐々に小さくなるようにフェードアウト消灯させる(S108)。
なお、ステップS103において、制御回路が光透過パネルに人体が接触していないと判定したときは、制御回路はステップS107の処理に進む。すなわち、点灯対象の光源がフェードイン点灯した後(S102)において、人体が光透過パネルから離れている時間が所定時間T以上であるかを判定する(S107)。制御回路は、人体が光透過パネルから離れている時間が所定時間T未満であるときは、ステップS103の処理に戻る。
このような処理によれば、ユーザの指が光透過パネルに接近したときは、先に総ての光源が消灯した時の直前の点灯状態となるように、点灯対象の光源がフェードイン点灯する。その後、ユーザの指が光透過パネルに接触したときは、その接触位置に応じて各光源が点灯すると共に、アクセサリ機器が制御される。ユーザの指が透過パネルの外面をなぞったときは、ユーザの指の接触位置の変化に応じて、各光源の点灯状態が変化すると共に、アクセサリ機器の制御状態が変化する。点灯対象の光源がフェードイン点灯した後、ユーザの指が光透過パネルに触れない状態で時間Tが経過したときは、点灯していた光源はフェードアウト消灯する。
また、ユーザの指が光透過パネルに接触した後、光透過パネルを離れたとしてもその時間が時間Tに満たない場合には、引き続き接触位置に応じた各光源の点灯状態の制御およびアクセサリ機器の制御が行われる。そして、ユーザの指が光透過パネルを離れてから時間Tを経過したときは、点灯していた光源がフェードアウト消灯する。
これによって、ユーザに対して動作を示唆する、あるいは、ユーザを次の動作へといざなうといった、ユーザとアクセサリ機器との間にあたかもコミュニケーションが成立しているかのような操作感覚が実現される。
図6には、制御回路が実行する処理の第2の例がフローチャートによって示されている。図5に示されている処理と同一の処理については同一の符号を付してその説明を省略する。この処理は、図5に示されているステップS107における、人体が光透過パネルから離れている時間が所定時間T以上であるかを判定する処理を、人体が光透過パネルに接近した位置にあるか否かを判定する処理(S207)に置き換えたものである。この処理は、ステップS101と同様、各近接センサから出力される情報に基づいて行われる。
ステップS103の処理において、制御回路が光透過パネルに人体が接触していないと判定したときは、制御回路は、ステップS207の処理に進む。すなわち、人体が光透過パネルに接近した位置にあるか否かを判定する(S207)。制御回路は、人体が光透過パネルに接近した位置にあるときは、ステップS103の処理に戻る。一方、制御回路は、人体が光透過パネルに接近した位置にないときは、点灯していた光源を、輝度が徐々に小さくなるようにフェードアウト消灯させる(S108)。
また、ステップS106において制御回路は、光透過パネルに人体が接触していないと判定したときは、各近接センサから出力される情報に基づいて、人体が光透過パネルに接近した位置にあるか否かを判定する(S207)。制御回路は、人体が光透過パネルに接近した位置にあるときは、ステップS103の処理に戻る。一方、制御回路は、人体が光透過パネルに接近した位置にないときは、点灯していた光源を、輝度が徐々に小さくなるようにフェードアウト消灯させる(S108)。
このような処理によれば、ユーザの指が光透過パネルに接近したときは、先に総ての光源が消灯した時の直前の点灯状態となるように、点灯対象の光源がフェードイン点灯する。その後、ユーザの指が光透過パネルに触れずに再び光透過パネルから離れたときは、点灯していた光源はフェードアウト消灯する。
また、ユーザの指が光透過パネルに接触した後、光透過パネルを離れたとしても、光透過パネルからユーザの指までの距離が所定範囲内である場合には、引き続き接触位置に応じた各光源の点灯状態の制御およびアクセサリ機器の制御が行われる。そして、光透過パネルからユーザの指までの距離が所定範囲外となった場合には、点灯していた光源がフェードアウト消灯する。
これによって、ユーザに対して動作を示唆する、あるいは、ユーザを次の動作へといざなうといった、ユーザとアクセサリ機器との間にあたかもコミュニケーションが成立しているかのような操作感覚が実現される。
10 光透過パネル、12,12−1〜12−10 光源、14 本体部、16 基板、18 制御回路、20,20−1,20−2 近接センサ、22,22−0,22−2,22−4,22−6,22−8,22−10 電極、24 配線部材、26 導線、28 接近検知部、30 位置検知部、32 機器制御部、34 光源制御部、36 アクセサリ機器。
Claims (3)
- 複数の光源と、
各光源から放射された光を透過するパネルと、
前記パネルにおける人体の接触位置を検知するタッチセンサと、
前記タッチセンサによって検知された接触位置に基づいて、アクセサリ機器を制御する機器制御部と、
前記接触位置に基づいて、前記複数の光源の点灯状態を制御する光源制御部と、
を備えることを特徴とする車両用アクセサリ機器操作ユニット。 - 請求項1に記載の車両用アクセサリ機器操作ユニットにおいて、
人体の接近を検知する近接センサを備え、
前記光源制御部は、前記近接センサが人体の接近を検知したときに、前記複数の光源の点灯状態を制御することを特徴とする車両用アクセサリ機器操作ユニット。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用アクセサリ機器操作ユニットにおいて、
前記光源制御部は、
前記複数の光源に対し、前記接触位置に対応する前記アクセサリ機器の動作状態を表示させることを特徴とする車両用アクセサリ機器操作ユニット。
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