JP2015073940A - 塗装用ブース - Google Patents

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Abstract

【課題】塗装後の塗装対象物の塗装面の色や艶などの外観が塗装用ブースの作業室の内部において見た場合でも屋外の自然光の下で見た場合と同様とすること。
【解決手段】本発明では、塗装対象物(5)の塗装を行う作業室(3)を内部に形成した塗装用ブース(1)において、作業室(3)に塗装対象物(5)の塗装面を照射する光源(8)を設けるとともに、塗装対象物(5)の塗装面で平均照度が2000〜3000luxで色温度が5000〜5500kで演色性が90Ra以上となるように光源(8)に接続されたインバーター(12)を制御することにした。また、前記作業室(3)の側壁(6,7)に塗装対象物(5)の伸延方向に伸延する複数の光源(8)を上下に間隔をあけて配置することにした。さらに、前記作業室(3)の天井(14)に給気口(15)を設けるとともに作業室(3)の床(17)に排気口(18)を設けて、作業室(3)の内部に光源(8)の照射方向と直交する上下に流れる気流を形成することにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の塗装対象物の塗装を行う作業室を内部に形成した塗装用ブースに関するものである。
従来より、自動車等の塗装対象物の表面を塗装する際に、塗装対象物を収容できる作業室を内部に形成した塗装用ブースが利用されている。
従来の塗装用ブースでは、蛍光灯等の光源を用いた照明器具を作業室の天井に取付けており、天井の光源で塗装面を照射するように構成していた(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2002−336749号公報
ところが、上記従来の塗装用ブースでは、光源で照射される光が自然光(太陽光)とかなり異なっていたために、塗装後の塗装面の色や艶などの外観が塗装用ブースの作業室の内部で見たときと屋外で見たときとで相違してしまうといった問題があった。
そこで、請求項1に係る本発明では、塗装対象物の塗装を行う作業室を内部に形成した塗装用ブースにおいて、作業室に塗装対象物の塗装面を照射する光源を設けるとともに、塗装対象物の塗装面で照度が2000〜3000luxで色温度が5000〜5500kで演色性が90Ra以上となるように光源に接続されたインバーターを制御することにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記作業室の側壁に塗装対象物の伸延方向に伸延する複数の光源を上下に間隔をあけて配置することにした。
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項2に係る本発明において、前記作業室の天井に給気口を設けるとともに作業室の床に排気口を設けて、作業室の内部に光源の照射方向と直交する上下に流れる気流を形成することにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、塗装対象物の塗装を行う作業室を内部に形成した塗装用ブースにおいて、作業室に塗装対象物の塗装面を照射する光源を設けるとともに、塗装対象物の塗装面で照度が2000〜3000luxで色温度が5000〜5500kで演色性が90Ra以上となるように光源に接続されたインバーターを制御することにしているために、塗装後の塗装対象物の塗装面の色や艶などの外観が塗装用ブースの作業室の内部において見た場合でも屋外の自然光の下で見た場合と同様とすることができ、塗装用ブースの内部で自然光下の塗装対象物の色合いを再現することができる。
特に、作業室の側壁に塗装対象物の伸延方向に伸延する複数の光源を上下に間隔をあけて配置した場合には、塗装用ブースの作業室の内部において見る位置によらずに塗装後の塗装対象物の塗装面の色や艶などの外観を屋外の自然光の下で見た場合と同様とすることができる。
また、作業室の天井に給気口を設けるとともに作業室の床に排気口を設けて、作業室の内部に光源の照射方向と直交する上下に流れる気流を形成することにした場合には、塗装作業中に飛散した微量な塗料が光源に付着してしまうのを防止することができる。
本発明に係る塗装用ブースを示す正面断面模式図。 同ブロック図。
以下に、本発明に係る塗装用ブースの具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、塗装用ブース1は、地上に設置された中空矩形箱型状のブース本体2の内部に中空矩形箱型状の作業室3を形成するとともに、作業室3の周囲に換気室4を形成している。
作業室3は、内部に自動車等の塗装対象物5を出入庫可能に収容し、収容した塗装対象物5の表面の塗装作業を行うために設けられた空間となっている。なお、塗装対象物5は、自動車に限られず塗装が施される様々な物品が該当し、特に、自動車等の屋外で使用される物品が適している。
この作業室3は、前後に塗装対象物5を出入庫可能とするとともに、左右に側壁6,7を平行に形成している。
各側壁6,7には、塗装対象物5の塗装面を照射するために塗装対象物5の伸延方向(前後方向)に伸延する複数の光源8を上下に間隔をあけて配置している。
各光源8は、ケーシング9の内部に蛍光灯10を収容するとともに、蛍光灯10の後方に反射板11を設けている。なお、反射板11としては、乱反射がなく、吸収が少ない反射率90%以上のものを用いている。
ケーシング9は、塗装対象物5の伸延方向に伸延し、前方に開口を有しており、側壁6,7に埋設されている。
蛍光灯10は、演色性Ra99、色温度5500kのものを用いており、ケーシング9の内部に塗装対象物5の伸延方向に伸延させて収容され、インバーター12を介してコントローラー13に接続されている。
そして、光源8は、コントローラー13でインバーター12を制御することで、蛍光灯10から照射される光が自動車の塗装面で照度が2000〜3000luxで色温度が5000〜5500kで演色性が90Ra以上となるように制御されている。
また、作業室3は、天井14に換気室4と連通する給気口15が形成され、給気口15にフィルター16が取付けられている。なお、給気口15は、作業室3の天井14の全面的に形成している。
さらに、作業室3は、床17に換気室4と連通する排気口18が形成され、排気口18にフィルター19が取付けられている。なお、排気口18は、作業室3の床17に収容した塗装対象物5の車輪の下方に位置するように作業室3の床17の中央側に部分的に形成している。
換気室4は、作業室3の右側壁7と天井14の裏側に給気室20を形成するとともに、作業室3の床17と左側壁6の裏側に排気室21を形成している。これら給気室20と排気室21とは循環フィルター22を介して連通されている。
給気室20では、ブース本体2に形成した吸引口23から吸引した外部の空気が給気ダンパー24及びフィルター25を介して送風ファン26へと送られる。送風ファン26には、排気室21の空気の一部も循環フィルター22及び循環ダンパー27を介して送られる。なお、外部の空気と循環する空気との流量(割合)は給気ダンパー24や循環ダンパー27によって調整される。そして、送風ファン26によって外部の空気と循環する空気とを混合した空気が熱交換機28を介して作業室3の天井14の給気口15におくられるとともに、給気口15のフィルター16を介して作業室3の内部へと供給される。なお、送風ファン26や熱交換機28はコントローラー13で制御されており、また、給気ダンパー24や循環ダンパー27もコントローラー13で制御されるようにしてもよい。
排気室21では、作業室3の床17の排気口18からフィルター19を介して作業室3の内部の空気が吸引され、一部の空気が循環フィルター22を介して給気室20へと循環されるとともに、その他の空気がフィルター29を介して送風ファン30へと送られ、送風ファン30によってブース本体2に形成した排出口31から排出される。なお、送風ファン30はコントローラー13で制御されている。
このように、作業室3の天井14に給気口15を設けるとともに、作業室3の床17に排気口18を設けているために、作業室3の内部では、天井14の給気口15から床17の排気口18へと上下に流れる気流を形成して、作業室3の内部の塵や塗料等が上方から下方に向けて流れ出るようにしている。
以上に説明したように、塗装用ブース1は、作業室3に塗装対象物5の塗装面を照射する光源8を設けるとともに、塗装対象物5の塗装面で平均照度が2000〜3000luxで色温度が5000〜5500kで演色性が90Ra以上となるように光源8に接続されたインバーター12を制御する構成となっている。
照度は、2000〜3000luxが好ましい。照度が低いと、暗くなり、塗装対象物5の表面の歪み等を見つけにくくなり、一方、照度が高いと、明るすぎて眩しくなり、塗装作業がしにくくなるからである。また、色温度は、5000〜5500kが好ましい。色温度が低いと、塗装面の色が赤黄味っぽくなってしまい、一方、色温度が高いと、塗装面の色が青白っぽくなってしまうからである。また、演色性は、90Ra以上が好ましい。演色性が低いと、塗装面の色がくすんでしますからである。
そのため、上記構成の塗装用ブース1では、塗装対象物5の塗装面で照度が2000〜3000luxで色温度が5000〜5500kで演色性が90Ra以上となるようようにしている。これにより、上記構成の塗装用ブース1では、塗装後の塗装対象物5の塗装面の色や艶などの外観が塗装用ブース1の作業室3の内部において見た場合でも屋外の自然光の下で見た場合と同様とすることができ、塗装用ブース1の内部で自然光下の塗装対象物の色合いを再現することができる。
また、上記塗装用ブース1は、作業室3の側壁6,7に塗装対象物5の伸延方向に伸延する複数の光源8を上下に間隔をあけて配置した構成となっている。
そのため、上記構成の塗装用ブース1では、塗装用ブース1の作業室3の内部において見る位置によらずに塗装後の塗装対象物5の塗装面の色や艶などの外観を屋外の自然光の下で見た場合と同様とすることができる。
また、上記塗装用ブース1は、作業室3の天井14に給気口15を設けるとともに作業室3の床17に排気口18を設けて、作業室3の内部に光源8の照射方向と直交する上下に流れる気流を形成するような構成となっている。
そのため、上記構成の塗装用ブース1では、塗装作業中に飛散した微量な塗料が光源8に付着してしまうのを防止することができる。
1 塗装用ブース 2 ブース本体
3 作業室 4 換気室
5 塗装対象物 6,7 側壁
8 光源 9 ケーシング
10 蛍光灯 11 反射板
12 インバーター 13 コントローラー
14 天井 15 給気口
16 フィルター 17 床
18 排気口 19 フィルター
20 給気室 21 排気室
22 循環フィルター 23 吸引口
24 給気ダンパー 25 フィルター
26 送風ファン 27 循環ダンパー
28 熱交換機 29 フィルター
30 送風ファン 31 排出口
そこで、請求項1に係る本発明では、塗装対象物の塗装を行う作業室を内部に形成した塗装用ブースにおいて、作業室に塗装対象物の塗装面を照射する光源を設けるとともに、光源から照射される光が塗装対象物の塗装面で照度が2000〜3000luxで色温度が5000〜5500kで演色性が90Ra以上となるように光源に接続されたインバーターを制御することにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記作業室は、中空矩形箱型状に形成し、平行に形成した側壁に塗装対象物の伸延方向に伸延する複数の光源を上下に間隔をあけて配置することにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記作業室の天井に給気口を設けるとともに作業室の床に排気口を設けて、作業室の内部に光源の照射方向と直交する上下に流れる気流を形成することにした。

Claims (3)

  1. 塗装対象物の塗装を行う作業室を内部に形成した塗装用ブースにおいて、
    作業室に塗装対象物の塗装面を照射する光源を設けるとともに、塗装対象物の塗装面で照度が2000〜3000luxで色温度が5000〜5500kで演色性が90Ra以上となるように光源に接続されたインバーターを制御することを特徴とする塗装用ブース。
  2. 前記作業室の側壁に塗装対象物の伸延方向に伸延する複数の光源を上下に間隔をあけて配置することを特徴とする請求項1に記載の塗装用ブース。
  3. 前記作業室の天井に給気口を設けるとともに作業室の床に排気口を設けて、作業室の内部に光源の照射方向と直交する上下に流れる気流を形成することを特徴とする請求項2に記載の塗装用ブース。
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