JP2015073821A - 運動解析方法、運動解析装置、および運動解析プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
スイング中の第1状態から第2状態で変化する回転角に基づき評価を行うことで、被験者に分かり易く評価結果をフィードバックすることができる。
予め設定された閾値と相対慣性量との比較から評価することで、被験者は一目でスイングの良し悪しを把握することができる。
スイング動作中に、運動具のシャフト部の長軸回りで、アドレス時とスイング中のある位置との相対慣性量が算出される。表示装置の画面に相対慣性量を表示すれば、運動具のシャフト部の長軸回りの慣性量の変化を被験者に提示できる。こうした運動具のシャフト部の回転はインパクト後の打球の向きに影響することが知られる。被験者は、提示されるシャフト部の回転に応じてスイングのフォームに改良を加えることができる。
シャフト部の長軸回りの回転角の変化に基づき、運動具の打球面の向きを特定してもよい。例えばゴルフクラブの場合であれば、クラブヘッドのフェース角の向きを特定してもよい。被験者は、提示されるクラブヘッドのフェース角の向きに応じてスイングのフォームに改良を加えることができる。
例えば、アドレス時とインパクト時の運動具のシャフト部の長軸回りの相対慣性量を表示することにより、被験者に上達を促すツールとして活用してもらうことができる。
こうした表示手段によれば、スイング動作中の時間に応じて相対慣性量の変化が視覚的に提示されることから、被験者は変化の度合いや変化の速さを直感的に認識することができる。そうした認識に従って被験者はスイングのフォームに改良を加えることができる。
こうした表示手段によれば、例えばゴルフスイングの場合において、被験者のスイング動作と、プロのスイング動作や自分と同等のスキルを有する他の被験者のスイング動作とを比較して表示することができる。比較に応じて被験者はスイングのフォームに改良を加えることができる。
インパクトを始め、バックスイング、トップ、ダウンスイング等、スイング動作中にはいくつかのイベント(事象)が発生する。こういったイベントごとに相対慣性量が特定されれば、被験者は容易にスイングのフォームに改良を加えることができる。
こうした表示手段によれば、スイングのイベントごとに相対慣性量が視覚的に提示されることから、被験者は直感的に相対回転角とイベントとの関係を認識することができる。そうした認識に基づき被験者はスイングのフォームに改良を加えることができる。
こうした表示手段によれば、被験者は直感的に自分のスイングの良し悪しを認識することができる。そうした認識に基づき被験者はスイングのフォームに改良を加えることができる。
図1は本発明の一実施形態に係るゴルフスイング解析装置(運動解析装置)11の構成を概略的に示す。ゴルフスイング解析装置11は例えば慣性センサー12を備える。慣性センサー12には例えば、加速度センサーやジャイロセンサーが組み込まれる。加速度センサーは互いに直交する三軸方向に個々に加速度を検出することができる。ジャイロセンサーは互いに直交する三軸の各軸回りに個別に角速度を検出することができる。慣性センサー12は検出信号を出力する。検出信号で個々の軸ごとに加速度および角速度は特定される。加速度センサーおよびジャイロセンサーは比較的に精度よく加速度および角速度の情報を検出する。
演算処理回路14は仮想空間を規定する。仮想空間は三次元空間で形成される。三次元空間は実空間を特定する。図2に示されるように、三次元空間は絶対基準座標系(全体座標系)Σxyzを有する。三次元空間には絶対基準座標系Σxyzに従って三次元運動解析モデル26が構築される。三次元運動解析モデル26の棒27は支点28(座標x)に点拘束される。棒27は支点28回りで三次元的に振子として動作する。支点28の位置は移動することができる。ここでは、絶対基準座標系Σxyzに従って、棒27の重心29の位置は座標xgで特定され、先端30の位置は座標xhで特定される。
図3は一実施形態に係る演算処理回路14の構成を概略的に示す。演算処理回路14は検出部31を備える。検出部31には慣性センサー12から出力が供給される。
更に、演算部32では、特定された相対回転角θnを用いてスイング状態の良し悪しの評価を行う。評価においては、予め設定された相対回転角の閾値との比較を行い、例えば、相対回転角θnが閾値を越えればスイング中に余計な捻りが発生していることが評価され、相対回転角θnが閾値の超えなければ、余計な捻りが発生していないスムーズなスイングであることが評価される。
ゴルフスイング解析装置11の動作を簡単に説明する。まず、被験者のゴルフスイングは計測される。計測に先立って必要な情報が入力装置21から演算処理回路14に入力される。ここでは、三次元運動解析モデル26に従って、局所座標系Σsに従った支点28の位置lsj、並びに、慣性センサー12の初期姿勢の回転行列R0の入力が促される。入力された情報は例えば特定の識別子の下で管理される。識別子は特定の被験者を識別すればよい。
なお、図5では1つの閾値を表示したが、複数の閾値を設定しても良い。例えば被験者の技量に応じて複数段階の閾値を設定し、被験者に達成感を段階的に実感してもらうことができる。
Claims (13)
- 慣性センサーの出力を用いて、運動具のシャフト部の第1状態と第2状態を検出し、
前記第1状態から前記第2状態において、前記シャフト部の長軸回りで変化した前記シャフト部の相対慣性量を算出し、
前記相対慣性量の評価を行うことを特徴とする運動解析方法。 - 請求項1に記載の運動解析方法において、
前記相対慣性量は、前記第1状態から前記第2状態で前記シャフト部の長軸回りで変化した回転角であることを特徴とする運動解析方法。 - 請求項1または2に記載の運動解析方法において、
前記相対慣性量の評価は、閾値との比較で行われることを特徴とする運動解析方法。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の運動解析方法において、
前記第1状態はスイング動作開始前の静止状態であり、前記第2状態はスイング動作開始後の動作状態であることを特徴とする運動解析方法。 - 請求項2に記載の運動解析方法において、
前記第1状態における前記運動具の打球面の向きを特定し、前記第2状態における前記運動具の打球面の向きを特定することを特徴とする運動解析方法。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の運動解析方法において、
前記相対慣性量を表示することを特徴とする運動解析方法。 - 請求項6に記載の運動解析方法において、
前記運動具のスイング動作中の時間に応じて、前記相対慣性量の変化を表示することを特徴とする運動解析方法。 - 請求項6または7に記載の運動解析方法において、
前記相対慣性量の比較データを併せて表示することを特徴とする運動解析方法。 - 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の運動解析方法において、
前記慣性センサーの出力を用いて、スイング動作中のイベントを特定し、
前記イベントに前記相対慣性量を関連付けることを特徴とする運動解析方法。 - 請求項9に記載の運動解析方法において、
前記イベントの情報と併せて前記相対慣性量を表示することを特徴とする運動解析方法。 - 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の運動解析方法において、
前記相対慣性量の評価結果を表示することを特徴とする運動解析方法。 - 慣性センサーの出力を用いて、運動具のシャフト部の第1状態と第2状態を検出する検出部と、
前記第1状態から前記第2状態において、前記シャフト部の長軸回りで変化した前記シャフト部の相対慣性量を算出し、前記相対慣性量の評価を行う演算部と、を備えることを特徴とする運動解析装置。 - 慣性センサーの出力を用いて、運動具のシャフト部の第1状態を検出する手順と、
前記慣性センサーの出力を用いて、前記運動具のシャフト部の第2状態を検出する手順と、
前記シャフト部の長軸回りで変化する前記シャフト部の前記第1状態と前記第2状態の相対慣性量を算出する手順と、をコンピューターに実行させることを特徴とする運動解析プログラム。
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