JP2015070934A - 流体注入装置、及び、輸送状態判定方法 - Google Patents

流体注入装置、及び、輸送状態判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】筒部の変位を計測し、計測して得られた変位量に基づいて流体の輸送状態を判定する。
【解決手段】流体を輸送する流路部材2601と、流路部材に設けられた筒部2601aと、筒部の変位を計測する計測部122と、筒部の変位に基づいて、流体の輸送状態を判定する判定部と、を備えることを特徴とする流体注入装置。計測部は、超音波センサーとひずみゲージのうち少なくともいずれか一方を有する。筒部に設けられた蓋部と、流体との間に空気層を有する。
【選択図】図12

Description

本発明は、流体を注入する流体注入装置、及び、輸送状態判定方法に関する。
インスリンを生体に注入するインスリンポンプが実用化されている。インスリンポンプなどの流体注入装置は、人体等の生体に固定され、予め設定されたプログラムに従って、流体を人体などの生体に定期的に注入する。
特許文献1には、流路を構成するチューブを挟んで一対の電極を設け、電極間の静電容量が変化することを計測することに基づいて、流体の輸送状態を判別する技術が開示されている。
特開2011−174394号公報
特許文献1の技術では静電容量の変化を検出する。しかしながら静電容量の変化量は微小であるので、高精度の計測機器が必要となってしまう。また、一般的な精度を有する計測機器を用いる場合にあっては、静電容量の変化量が計測可能な水準に至るまでに時間を要することになる。よって、他の手法により流体の輸送状態を判定することができるようにすることが望まれる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、流体の輸送状態を判定することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
流体を輸送する流路部材と、
前記流路部材に設けられた筒部と、
前記筒部の変位を計測する計測部と、
前記筒部の変位に基づいて、前記流体の輸送状態を判定する判定部と、
を備えることを特徴とする流体注入装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
マイクロポンプ1の全体斜視図である。 マイクロポンプ1の分離図である。 マイクロポンプ1の透過上面図である。 マイクロポンプ1の断面図である。 本体10の内部斜視図である。 本体10の裏面斜視図である。 カートリッジ20の分解斜視図である。 カートリッジベース210の裏面斜視図である。 マイクロポンプ1の裏面斜視図である。 ロータリーフィンガーポンプの説明図である。 第1実施形態のマイクロポンプ1における制御部141のブロック図である。 図3における第1のB−B断面図(第1実施形態)である。 図3における第1のC−C断面図(第1実施形態)である。 図3における第2のB−B断面図(第1実施形態)である。 図3における第2のC−C断面図(第1実施形態)である。 第2実施形態のマイクロポンプ1における制御部142のブロック図である。 図3における第1のB−B断面図(第2実施形態)である。 圧力検出用部材260の第1の斜視図(第2実施形態)である。 図3における第2のB−B断面図(第2実施形態)である。 圧力検出用部材260の第2の斜視図(第2実施形態)である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。すなわち、
流体を輸送する流路部材と、
前記流路部材に設けられた筒部と、
前記筒部の変位を計測する計測部と、
前記筒部の変位に基づいて、前記流体の輸送状態を判定する判定部と、
を備えることを特徴とする流体注入装置である。
このようにすることで、流路の下流で詰まりが生じた場合に、筒部の内圧が高まり、筒部自体が変形する。よって、この筒部の変位を計測し、計測して得られた変位量に基づいて流体の輸送状態を判定することができる。
かかる液体注入装置であって、前記計測部は、超音波センサーとひずみゲージのうち少なくともいずれか一方を有することが望ましい。
このようにすることで、膜状部材の変位を間接的または直接的に計測することができる。
また、前記筒部に設けられた蓋部と、前記流体との間に空気層を有することが望ましい。
空気層における空気は、流体よりもより圧縮されやすいので、流体の輸送状態に急激な変化が生じた場合であっても、その急激な変化を空気層が緩衝することができる。そして、筒部の過剰な変形から生ずる破損を抑制することができる。
また、前記筒部の剛性は前記流路部材の剛性よりも低いことが望ましい。
このように、筒部の剛性が流路部材の剛性よりも低いので、流路の下流側に接続されるチューブに詰まりが生じ、流路の内圧が高まったときに、流路部材よりも筒部の変形量が大きくなる。よって、筒部の変位量を計測することで、より感度高く流体の輸送状態を判定することができる。
また、前記筒部の厚みは前記流路部材の厚みよりも薄いことが望ましい。
このようにすることで、筒部の剛性を流路部材の剛性よりも低くすることができる。そして、より感度高く流体の輸送状態を判定することができる。
また、前記流路部材に接続されるチューブの剛性は少なくとも前記筒部の剛性よりも高いことが望ましい。
このように、流路部材に接続されるチューブの剛性が筒部の剛性よりも高いので、流路部材の下流側に接続されるチューブで詰まりが生じた場合に、筒部がチューブよりも大きく変形する。よって、筒部の変位量を計測することで、より感度高く流体の輸送状態を判定することができる。
また、前記筒部は、前記流路部材の流路と交差する方向に前記流路部材から延びることが望ましい。
このようにすることで、空気層を有しやすい筒部を設けることができる。
また、本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項も明らかとなる。すなわち、
流体を輸送する流路部材と、前記流路部材に設けられた筒部と、前記筒部の変位を計測する計測部と、を備える流体注入装置においける前記流体の輸送状態判定方法であって、
前記筒部の変位を計測することと、
前記筒部の変位に基づいて、前記流体の輸送状態を判定することと、
を含む輸送状態判定方法である。
このようにすることで、流路の下流で詰まりが生じた場合に、筒部の内圧が高まり、筒部自体が変形する。よって、この筒部の変位を計測し、計測して得られた変位量に基づいて流体の輸送状態を判定することができる。
===第1実施形態===
図1は、マイクロポンプ1の全体斜視図である。図2は、マイクロポンプ1の分離図である。マイクロポンプ1は、本体10とカートリッジ20とパッチ30を備える。これら3体は、図2に示すように分離可能であるが、使用時には図1に示すように一体として組み立てられる。マイクロポンプ1は、生体に貼着され、インスリンの定期注入に好適に用いられる。
図3は、マイクロポンプ1の透過上面図である。図4は、マイクロポンプ1の断面図である。すなわち、図3及び図4は、本体10とカートリッジ20とパッチ30が組み立てられたときの図となっている。図5は、本体10の内部斜視図である。図6は、本体10の裏面斜視図である。図6は、前述の図5の裏面を表す図である。図7は、カートリッジ20の分解斜視図である。図8は、カートリッジベース210の裏面斜視図である。図9は、マイクロポンプ1の裏面斜視図である。
以下、上記図1から図9を参照しつつ、マイクロポンプ1の各部について説明する。まず、本体10における各部の説明を行う。
図1に示すように、マイクロポンプ1は、本体10とカートリッジ20とパッチ30とを主要な構成部としている。
図5に示されるように、本体10は、本体ベース110と、本体ベース110上に構成された各部と、本体ケース130を備える。そして、本体ベース110上の各部は、本体ケース130により覆われ、保護される。
本体10は、本体ベース110上に構成された回路基板140を備える。回路基板140は、プログラム等にしたがって圧電モーター150等の制御を行うための電子基板であって、制御部141を含む。また、本体は、圧電モーター150を備える。圧電モーター150は、後述するカム121に回転駆動力を与えるためのモーターである(図10)。
図3に示すように、圧電モーター150は、板状部材151と一対のばね152を備える。ばね152は、その弾性力により板状部材151をローター車128に向けて付勢する。板状部材151は、前述のようにローター車128に向けて付勢されており、その先端部がローター車128の円周面に接触する。
板状部材151は、層状に構成された部材である。板状部材151は、圧電体層と2つの電極を含んでおり、これら2つの電極に印加される電圧の変化によりその形状を変化させる。例えば、印加される電圧によって、縦振動と屈曲振動を交互に繰り返させる。縦振動は、板状部材151をその軸方向に長さを変化させ、屈曲振動は板状部材を略S字形状に変化させる。これらを交互に繰り返すことにより、ローター車128を所定方向に回転させる。
図4も参照すると、ローター車128はマイクロポンプ1の高さ方向に関して異なる位置に一体で回転するピニオンを有し、このピニオンは中間車127の歯部に係合し中間車127を回転させる。また、中間車127も、マイクロポンプの高さ方向に関して異なる位置に一体で回転するピニオンを有しており、このピニオンは出力軸126と一体として回転する歯部に係合する。これらローター車128の支軸と中間車127の支軸と出力軸126は、本体10に固定された輪列受125により個々の軸が回転可能に枢支される(図5)。
ベアリング129に枢支される出力軸126には、カム121が一体的に回転可能に保持される(図4)。そして、出力軸126の回転と共にカム121も回転できる。これにより、圧電モーター150からの動力がカム121に伝達される。
図6に示されるように、本体10の一端にはフック掛け171が設けられ、他端には2箇所のフック挿入口172が設けられている。フック掛け171には、カートリッジ20の固定フック271が掛合し、フック挿入口172には固定フック272が掛合することにより、本体10にカートリッジ20を固定することができる(図2、図4)。
このとき、カートリッジベース210の上面外周の溝部にはパッキン273(図4)が嵌着されるので、本体10とカートリッジ20とが固定されると、これらにより形成される空間内に液体等が侵入しないように密閉することができる。
また、図6に示されるように、本体10は、その裏面110aに、電源部180を備える。電源部180は、二次電池収納部181と二次電池184を備える(図4)。二次電池収納部181は、電池プラス端子182と電池マイナス端子183を有し、二次電池収納部に二次電池184が挿入されることにより、本体10の各部に所定の電力供給を可能とする。
次に、図7を参照しつつカートリッジ20の説明を行う。
カートリッジ20は、カートリッジベース210と、カートリッジベース押さえ240と、カートリッジベース210上に構成される各部とを備える。カートリッジベース210は、後述するように、リザーバーフィルム250とともに貯留部290を構成する(図4)。
カートリッジ20のカートリッジベース210は、その上面にフィンガーユニット220を備える。フィンガーユニット220は、フィンガーベース227とフィンガー222とチューブ225とフィンガー押さえ226を備える。また、カートリッジベース210の上面には、吸入用コネクター228と吐出用コネクター229が設けられる。吸入用コネクター228は、フィンガーユニット220に液体を吸入するためのコネクターであり、吐出用コネクター229は、フィンガーユニット220から液体を吐出するためのコネクターである。
フィンガーベース227には、複数の溝が形成されており、これらの溝には、吸入用コネクター228及び吐出用コネクター229が挿入される。また、フィンガーベース227には、チューブ225を案内するチューブ案内溝227aが円弧状に形成されており、チューブ225等を収容する(図10)。そして、チューブ225は吸入用コネクター228及び吐出用コネクター229に密に接続される。
チューブ案内溝227aの円弧内側に複数のフィンガーガイド227bが形成される。フィンガーガイド227bのそれぞれは、フィンガー222を収容する。これにより、フィンガー222の先端部222aがチューブ225に対して略垂直方向となるように配設される。
フィンガーベース227の上面には、フィンガー押さえ226が不図示の固定螺子により固定される。これによりフィンガー222はフィンガーガイド227bに沿う方向にのみ摺動移動可能となる。
このように、フィンガー222とチューブ225をカートリッジ20側に設けることとしたので、仮に、チューブ225の径を異なる径のものにした場合であっても、そのチューブ径に合わせた長さのフィンガー222を組み合わせたカートリッジ20を提供することができる。これにより、カム121の大きさを規格化したサイズのものとしても、カム121のカム面121aをフィンガー222の後端部222bに当接する位置に適切に配置することができる。
カートリッジベース210の側面には、パッチ接続針231が設けられ、パッチセプタム350を介して液体をパッチ30に送ることを可能にする(図4)。パッチ接続針231は、吐出用コネクター229に連通する(図4)。一方、吸入用コネクター228は、カートリッジベース210に設けられた貫通孔を介して後述する貯留部290に連通する。これにより、貯留部290の液体は、吸入用コネクター228とチューブ225と吐出用コネクター229を通り、パッチ接続針231に供給可能となる。
パッチ接続針231の先端位置は高さ方向において、貯留部290とほぼ同じ高さである(図4)。このようにすることにより、液体はカートリッジ20上面のチューブ225等を経由するものの、パッチ接続針231の先端位置と貯留部290の位置との高低差自体は小さい。よって、位置エネルギー差を小さくすることができるので、貯留部290に貯留された液体を小さなエネルギーでパッチ接続針231に送ることができる。このような構成は、上記のような省電力タイプの圧電モーター150を用いる場合において利点となる。
図7又は図8に示されるように、カートリッジ20は、リザーバーフィルム250を備える。リザーバーフィルム250はその周囲を、カートリッジベース210と、カートリッジベース押さえ240に設けられたフィルム押さえ部242とで挟み込まれ、封止部材(パッキン)として機能する。これにより、リザーバーフィルム250とカートリッジベース210との間に貯留部290を構成して、この貯留部290に液体を漏洩なく貯留することができる。
なお、リザーバーフィルム250をカートリッジベース210に溶着により固定し、カートリッジベース押さえ240とカートリッジベース210を固定することとしてもよい。
カートリッジベース210はプラスチック製であり、リザーバーフィルム250が設けられる側の面は曲面形状を有している。このように、貯留部290は曲面形状を有しているが、貯留部290に貯留された液体の残量に応じてリザーバーフィルム250のフィルムが変形することができるので、流体を貯留部290に残留させないように絞り出すことができる。また、このときリザーバーフィルム250は、上記曲面形状に沿う形状に曲面加工されていることが望ましい。このようにすることにより、貯留部290における流体が減少しても、リザーバーフィルム250が曲面に沿うように変形するので、液体を残留させずに絞り出すことができる。
リザーバーフィルム250は、多層フィルムにより構成される。このとき、内層はポリプロピレンが望ましく、外層はガスバリア性に優れる材料が選択されることが望ましい。なお、リザーバーフィルム250は、これに限られず、例えば、熱可塑性エラストマーや、熱可塑性エラストマーに他の素材を貼り合わせたフィルムとしてもよい。
また、カートリッジ20の下面側にはカートリッジセプタム280が設けられる(図9)。カートリッジセプタム280は、カートリッジベース210とカートリッジベース押さえ240とが組み付けられる際、カートリッジベース押さえ240に設けられたカートリッジセプタム挿入孔241に挿入される。カートリッジセプタム280の一方の面はパッチベース340及び粘着テープ360の開口部340a、360aに露出し(図2、図9)、他方の面は流体流入口211に連通する。流体流入口211は、リザーバーフィルム250とカートリッジベース210との間に開口する。そのため、カートリッジセプタム280を介して注射針等で注入される液体は貯留部290に貯留される。
次に、再度図4を参照しつつ、パッチ30の説明を行う。パッチ30は、カテーテル310と、導入針320と、導入針フォルダ321と、導入針用セプタム322と、ポートベース330と、パッチベース340と、パッチセプタム350と、粘着テープ360を備える。
パッチセプタム350は、後述するようにパッチ接続針231が挿通されることによりパッチ30内に液体を供給させるためのものである。パッチセプタム350は、パッチ30の側壁部に設けられ、これによりカートリッジ20がパッチ30の側面に向かって装着されたときに、パッチ接続針231がパッチセプタム350を貫通する。
なお、パッチセプタム350等のセプタムは、針等の貫通によって開いた孔が塞がるような材料(例えば、シリコーンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム等)で形成される。これにより、セプタムに針を抜き差ししても、液体等がセプタムを介して漏れ出ることがない。
カテーテル310は液体を注入するための管である。カテーテル310の一部は、ポートベース330に保持され、一部はポートベース330の下側に露出している。パッチ30を用いて液体の注入を行う際には、カテーテル310の露出した部分が生体等の内部に留置され、持続的に液体を注入される。そのため、カテーテル310は、生体適合性に優れるフッ素樹脂、ポリウレタン樹脂等の柔らかい材料で形成される。
導入針320は、中空の細長い針状の部材であり、その外形はカテーテル310の内径よりも小さい。導入針320は、使用前においてカテーテル310内に挿通されている。導入針320の鋭端側はカテーテル310の下側方向に露出し、他端側は導入針フォルダ321に固定される。また、使用前において、導入針320は、ポートベース330内に固定される導入針用セプタム322を挿通している。
このような構成により、導入針フォルダ321がポートベース330から引き抜かれることにより導入針320がカテーテル310内から引き抜かれるが、パッチ接続針231から流入する液体は導入針用セプタム322側からは漏れず、カテーテル310を通り生体に流入する。
パッチ30は、パッチベース340を備えている。パッチベース340は、ポートベース330に固定されるとともに、カートリッジ固定部材341を備え、パッチ30にカートリッジ20を固定することを可能とする。カートリッジ20がパッチ30に接続される際には、パッチ30に対して図2の左側からカートリッジ20をスライド移動させる。そして、カートリッジ20に設けられたパッチ接続針231がパッチセプタム350を貫通して、パッチ30内に挿入される。
また、パッチベース340は、その下面に粘着テープ360を備える。そして、マイクロポンプ1を生体等に貼着可能とする。
また、本体10とカートリッジ20とが組み付けられると、本体10のカム121がフィンガーベース227のカム収容部227cに挿入される。これにより、カム121のカム面121aがフィンガー222の後端部222bに対向する位置に配置される。そして、カム121の回転によりカム面121aがフィンガー222の後端部222bに当接し、フィンガー222を摺動させることができる。
図10は、ロータリーフィンガーポンプの説明図である。カム121には、4つのカム山が形成される。各カム山は、カム山の最低部から徐々に最高部へとその高さが高くなるように遷移し、最高部に至ると隣接するカム山の最低部に移行する形状となっている。このような形状にすることにより、カム121が回転すると複数のフィンガー222の先端部222aは、吸入用コネクター228側から吐出用コネクター229側に向かう方向にチューブ225を順次押圧する。そして、チューブ225内の液体を吸入用コネクター228側から吐出用コネクター229側に送ることができる。
また、図10には、後述する超音波センサー122と圧力検出用部材260が示されている。そして、圧力検出用部材260に含まれる筒部2601aが示されている。後述するように、超音波センサー122の超音波送受面が筒部2601aの側壁方向に対向するように配置されており、筒部2601aの変位を検出可能としている。
図11は、第1実施形態のマイクロポンプ1における制御部141のブロック図である。制御部141は、圧電モーター150に接続する。そして、フィンガーユニット220と物理的に接続する圧電モーター150を制御し、マイクロポンプ1における液体の輸送量を制御する。また、制御部141は、電源部180に接続して電力の供給を受ける。
制御部141は、超音波センサー制御部1411と変位検出制御部1412と輸送停止判定部1413と圧電モーター制御部1414を備える。
超音波センサー制御部1411は、後述する超音波センサー122を制御し、超音波センサー122に超音波の送受信を行わせ、その伝播時間を取得するための制御部である。超音波センサー制御部1411は、信号演算部1411aと駆動部1411bと送信制御部1411cと受信制御部1411dとを備える。
信号演算部1411aは、送信する超音波に用いる矩形波などの波形を生成する。駆動部1411bは、送信制御部1411cと受信制御部1411dを駆動する。送信制御部1411cは、超音波センサー122を制御し、矩形波からなる超音波を後述する筒部2601aの壁面に送信させる。受信制御部1411dは、筒部2601aの壁面から反射した超音波を受信させる。
変位検出制御部1412は、超音波の伝播時間に基づいて、筒部2601aの変位を検出するための制御部である。変位検出制御部1412は、送受信時間差演算部1412aと送受信時間差判定部1412bとを備える。
送受信時間差演算部1412aは、超音波を送信してから反射波を受信するまでの間の伝播時間を演算する。送受信時間差判定部1412bは、取得した複数の伝播時間に基づいて、これら伝播時間の変化量を求める。なお、後述するように、筒部2601aに変位を生ずると、伝播時間が変化する。すなわち、伝播時間の変化量を求めることは、筒部2601aの変位を検出することと等価となる。
輸送停止判定部1413は、伝播時間の変化量に基づいて、液体の輸送状態を判定する。輸送停止判定部1413は、伝播時間の変化量が所定の閾値を超えたか否かを判定する。そして、伝播時間の変化量が所定の閾値を超えた場合には、液体の詰まりが生じた結果、筒部2601aに所定量を超える変位を生じたものと判定する。
圧電モーター制御部1414は、輸送停止判定部1413の判定結果に応じて圧電モーター150を制御する制御部である。圧電モーター制御部1414は、伝播時間の変化量が所定の閾値を超えない場合には、通常通り、圧電モーター150を動作させる。一方、伝播時間の変化量が所定の閾値を超えた場合には、圧電モーター150の動作を停止させる。
図12は、図3における第1のB−B断面図(第1実施形態)である。図13は、図3における第1のC−C断面図(第1実施形態)である。図14は、図3における第2のB−B断面図(第1実施形態)である。図15は、図3における第2のC−C断面図(第1実施形態)である。図12及び図13は、液体の流路に詰まりが生ずる前の状態を示す。一方、図14及び図15は、液体の流路に詰まりが生じたときの状態を示す。以下、これらの図を参照しつつ、第1実施形態における詰まり検出の説明を行う。
これらの図には、超音波センサー122と圧力検出用部材260が示されている。超音波センサー122は、超音波の送信および受信を行う超音波モジュール122aを備える。
圧力検出用部材260は、流路部材2601と、流路部材2601に設けられた筒部2601aを備える。筒部2601aは、筒部2601aに含まれる蓋部材2601bによってその上部をふさがれている。また、流路部材2601は、液体の流動方向に貫通された連通孔2604と、その連通孔2604の一部にその上部から貫通する貫通孔2605を備える。
筒部2601aは、貫通孔2605の方向に延びる筒状部分であって、これにより貫通孔2605において空間を生じさせる。この空間では、気体の層と液体の層とが分離して存在する。そして、液体の層は連通孔2604の一部をなし液体が流動する。筒部2601aは円筒形状とすることができるが、形状はこれに限られない。
図13に示されるように、筒部2601aの側壁の厚みd1は、流路部材2601の肉薄部の厚みd2よりも薄く形成される。そして、筒部2601aの剛性が流路部材2601の剛性よりも低くなるようにされる。これにより、後述するように、内圧が上昇したときに筒部2601aは流路部材2601よりも変形しやすい構成となる。なお、筒部2601aの剛性を流路部材2601の剛性よりも低くするために、筒部2601aの材料を流路部材2601の材料と異ならせることとしてもよい。また、筒部2601aの剛性はチューブ225の剛性よりも低いことが望ましい。
圧力検出用部材260は、フィンガーベース227内のチューブ案内溝227aに沿ってはめ込まれる。そして、圧力検出用部材260の連通孔2604の上流端及び下流端にチューブ225が固定される。
一方、超音波センサー122は、圧力検出用部材260がフィンガーベース227内のチューブ案内溝227aにはめ込まれた後、チューブ案内溝227aの側壁に固定される。このとき、超音波モジュール122aの超音波送受面が筒部2601aの壁面と対向するように固定される。また、超音波センサー122は、不図示のコネクタ等を介して制御部142に接続される。
フィンガーユニット220によってチューブ225内に流動を生じさせているときにおいて液体の流路に詰まりが生じた場合、流路部材2601の内圧が高まる(図14、図15)。このとき、流路部材2601の剛性よりも筒部2601aの剛性の方が低いため、その内圧により筒部2601aは膨張する方向により大きく変形する。つまり、筒部2601aと超音波センサー122との距離がより短くなる。
第1実施形態では、超音波センサー制御部1411の制御により、所定の時間おき(たとえば、5分おき)に、矩形波を含む超音波が超音波モジュール122aから送信される。送信された超音波は測定対象物である筒部2601aの壁面で反射され、反射された反射波が超音波モジュール122aで検出される。超音波が送信されてから反射波を受信するまでの伝播時間は、前述の変位検出制御部1412によって求められる(図11)。
このようにして伝播時間は、所定の時間おきに取得される。そして、これら複数の伝播時間に基づいて、伝播時間の変化量が送受信時間差演算部1412aにより求められる。例えば、伝播時間の変化量は、最初に取得された伝播時間を基準として、どれだけ伝播時間が変化したかが求められる。
輸送停止判定部1413は、求められた伝播時間の変化量が所定の閾値を超えたときに、チューブ225に詰まりが生じたと判定する。そして、圧電モーター制御部1414により、圧電モーター150の駆動が強制的に停止させられる。
このようにすることで、マイクロポンプ1において液体の輸送状態を判定することができる。そして、この判定結果に基づいて圧電モーター150の駆動を停止させることができる。
また、前述のように、第1実施形態において説明した圧力検出用部材260における筒部2601aの剛性は流路部材2601の剛性に比して低い。そのため下流で詰まりが生じ、内圧が高まった場合に、筒部2601aがより大きく変形する。よって、この筒部2601aの変位を検出することで、より感度高く詰まりを検出することができる。
また、流路部材2601に筒部2601aを有し、筒部2601a内に空気層を有する。空気層における空気は、液体よりも圧縮されやすいので、液体の輸送状態に急激な変化が生じた場合であっても、その急激な変化を空気層が緩衝することができる。そして、筒部2601aの過剰な変形から生ずる破損を抑制することができる。
また、連通孔2604においては液体が流動するが、その液体の中に気泡abが含まれる場合がある。そして、この気泡abを生体内に注入させたくないという要請がある。これに対し、第1実施形態では上述のように、筒部2601aを設け、その内部に気体の層を設けることとしている。このようにすることで、液体に含まれる気泡abを筒部2601aの内部で捕捉することができる。
なお、上記説明では、筒部2601aの側壁面に超音波を照射することとしていたが、筒部2601aの蓋部材2601bに超音波を照射することとしてもよい。これは、内圧が高まれば、筒部全体が膨張して、蓋部材2601bの位置も変位するからである。
===第2実施形態===
前述の第1実施形態では、超音波センサー122を用いて筒部2601aの変位を取得していた。第2実施形態では、ひずみゲージ123を用いて筒部2601aの変位を取得する。以下、第1実施形態と異なる点について説明を行う。
図16は、第2実施形態のマイクロポンプ1における制御部142のブロック図である。第2実施形態では、第1実施形態でも用いられた制御部141の代わりに、図16に示される制御部142が用いられる。第2実施形態の制御部142において第1実施形態の制御部141と異なる点は、ひずみゲージ制御部1421と変位検出制御部1422を備える点である。
ひずみゲージ制御部1421は、電圧供給部1421aと出力計測部1421bと出力演算部421cを備える。電圧供給部1421aは、後述するひずみゲージ123に電圧を印加する。出力計測部1421bは、ひずみゲージ123における電流値を計測する。出力演算部は、印加した電圧値と取得した電流値に基づいて、ひずみゲージ123の抵抗値を求める。
変位検出制御部1422は、出力値判定部1422aを備える。出力値判定部1422aは、ひずみゲージ123の抵抗値に基づいて、筒部2601aの変位量を求める。
輸送停止判定部1423は、筒部2601aの変位量に基づいて、液体の輸送状態を判定し、その判定に応じて液体の輸送を停止させるか否かを判定する判定部である。輸送停止判定部は、筒部2601aの変位量が所定の閾値を超えたか否かを判定する。そして、筒部2601aの変位量が所定の閾値を超えた場合には、液体の詰まりが生じた結果、筒部2601aに所定量を超える変位を生じたものと判定する。
図17は、図3における第1のB−B断面図(第2実施形態)である。図18は、圧力検出用部材260の第1の斜視図(第2実施形態)である。図18の斜視図は、図17における視点VPから透過的に圧力検出用部材260を見たときの斜視図である。図19は、図3における第2のB−B断面図(第2実施形態)である。図20は、圧力検出用部材260の第2の斜視図(第2実施形態)である。図20の斜視図は、図19における視点VPから透過的に圧力検出用部材260を見たときの斜視図である。
また、図17及び図18は、液体の流路に詰まりが生ずる前の状態を示す。一方、図19及び図20は、液体の流路に詰まりが生じたときの状態を示す。以下、これらの図を参照しつつ、第2実施形態における詰まり検出の説明を行う。
図17から図20において、第1実施形態と異なるのは、超音波センサー122が取り外され、その代わりに、ひずみゲージ123が筒部2601aの側壁に貼り付けられている点である。その他の、流路部材2601等の構成は第1実施形態と同様であるので説明を省略する。なお、ひずみゲージ123は、不図示のコネクタ等を介して制御部142に接続されている。
フィンガーユニット220によってチューブ225内に流動を生じさせているときにおいて液体の流路に詰まりが生じた場合、流路部材2601の内圧が高まる(図19、図20)。このとき、筒部2601aの剛性は、流路部材2601の剛性よりも低いので、その内圧により筒部2601aが流路部材2601より大きく変形する。
第2実施形態では、ひずみゲージ制御部1421の制御により、所定の時間おき(たとえば、5分おき)に、電圧供給部1421aによりひずみゲージ123に電圧が印加され、その抵抗値が取得される。取得された抵抗値に基づいて、変位検出制御部1422によって筒部2601aの変位量が求められる(図16)。
輸送停止判定部1423は、筒部2601aの変位量が所定の閾値を超えたときに、チューブ225に詰まりが生じたと判定する。そして、圧電モーター制御部1424により、圧電モーター150の駆動が強制的に停止させられる。
このようにすることで、筒部2601aの変位を直接的に計測して、マイクロポンプ1における液体の輸送状態を判定することができる。そして、この判定結果に応じて圧電モーター150の駆動を停止させることができる。
なお、上記説明では、筒部2601aの側壁面にひずみゲージ123を取り付けることとしていたが、筒部2601aの蓋部材2601bにひずみゲージ123を取り付けることとしてもよい。これは、内圧が高まれば、筒部全体が膨張して、蓋部材2601bの膨張し、変形するからである。
===その他の実施の形態===
上述したマイクロポンプ1は、小型化、薄型化が可能で、微量流量を安定して連続的に流動することができるため、生体内または生体表面に装着し、新薬の開発やドラッグデリバリなどの医療用に好適である。また、様々な機械装置において、装置内、または装置外に搭載し、水や食塩水、薬液、油類、芳香液、インク、気体等の流体の輸送に利用することができる。さらに、マイクロポンプ単体で、流体の流動、供給に利用することができる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
1 マイクロポンプ
10 本体、20 カートリッジ、
30 パッチ、
110 本体ベース、
121 カム、121a カム面、
122 超音波センサー、122a 超音波モジュール、
125 輪列受、126 出力軸、127 中間車、
128 ローター車、129 ベアリング、
130 本体ケース、140 回路基板、141 制御部、
150 圧電モーター、151 板状部材、152 ばね、
171 フック掛け、172 フック挿入口、
180 電源部、181 二次電池収納部、
182 電池プラス端子、183 電池マイナス端子、184 二次電池、
210 カートリッジベース、211 流体流入口、
220 フィンガーユニット、
222 フィンガー、222a 先端部、222b 後端部、
225 チューブ、226 フィンガー押さえ、
227 フィンガーベース、
227a チューブ案内溝、227b フィンガーガイド、227c カム収容部、
228 吸入用コネクター、229 吐出用コネクター、
231 パッチ接続針、
240 カートリッジベース押さえ、
241 カートリッジセプタム挿入孔、242 フィルム押さえ部、
250 リザーバーフィルム、
260 圧力検出用部材、
271 固定フック、272 固定フック、273 パッキン、
280 カートリッジセプタム、290 貯留部、
310 カテーテル、320 導入針、321 導入針フォルダ、
322 導入針用セプタム、
330 ポートベース、340 パッチベース、340a 開口部、
341 カートリッジ固定部材、
350 パッチセプタム、360 粘着テープ、360a 開口部、
2601 流路部材、2601a 筒部、
2604 連通孔、2605 貫通孔

Claims (8)

  1. 流体を輸送する流路部材と、
    前記流路部材に設けられた筒部と、
    前記筒部の変位を計測する計測部と、
    前記筒部の変位に基づいて、前記流体の輸送状態を判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする流体注入装置。
  2. 請求項1に記載の流体注入装置であって、
    前記計測部は、超音波センサーとひずみゲージのうち少なくともいずれか一方を有することを特徴とする流体注入装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の流体注入装置であって、
    前記筒部に設けられた蓋部と、前記流体との間に空気層を有することを特徴とする流体注入装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の流体注入装置であって、
    前記筒部の剛性は前記流路部材の剛性よりも低いことを特徴とする流体注入装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の流体注入装置であって、
    前記筒部の厚みは前記流路部材の厚みよりも薄いことを特徴とする流体注入装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の流体注入装置であって、
    前記流路部材に接続されるチューブの剛性は少なくとも前記筒部の剛性よりも高いことを特徴とする流体注入装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の流体注入装置であって、
    前記筒部は、前記流路部材の流路と交差する方向に前記流路部材から延びることを特徴とする流体注入装置。
  8. 流体を輸送する流路部材と、前記流路部材に設けられた筒部と、前記筒部の変位を計測する計測部と、を備える流体注入装置においける前記流体の輸送状態判定方法であって、
    前記筒部の変位を計測することと、
    前記筒部の変位に基づいて、前記流体の輸送状態を判定することと、
    を含む輸送状態判定方法。
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