JP2015070917A - 生体情報収集装置 - Google Patents

生体情報収集装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015070917A
JP2015070917A JP2013207555A JP2013207555A JP2015070917A JP 2015070917 A JP2015070917 A JP 2015070917A JP 2013207555 A JP2013207555 A JP 2013207555A JP 2013207555 A JP2013207555 A JP 2013207555A JP 2015070917 A JP2015070917 A JP 2015070917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biological
biological information
living body
wiring
detection means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013207555A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6215637B2 (ja
Inventor
石原 隆子
Takako Ishihara
隆子 石原
淳一 小舘
Junichi Kodate
淳一 小舘
龍介 川野
Ryusuke Kawano
龍介 川野
一善 小野
Kazuyoshi Ono
一善 小野
和彦 高河原
Kazuhiko Takagahara
和彦 高河原
信吾 塚田
Shingo Tsukada
信吾 塚田
奈保子 河西
Nahoko Kasai
奈保子 河西
弘二 住友
Koji Sumitomo
弘二 住友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2013207555A priority Critical patent/JP6215637B2/ja
Publication of JP2015070917A publication Critical patent/JP2015070917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6215637B2 publication Critical patent/JP6215637B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】インナー型生体情報収集装置において、被計測者が活動している状態での生体信号の計測を可能とし、日常生活で生じる体のひねり、上下運動、左右運動や寝返り等の運動時も安定して血流、心拍、心電、血圧、体脂肪、体温等の生体信号の計測を可能とする。【解決手段】本発明の生体情報収集装置では、測定対象となる生体情報に応じて定められた衣服の所定の位置に配置され、その衣服を身に付けた生体に接触したときにその生体の生体信号を検出する複数の検出手段と、前記衣服に備えられ、前記検出手段で検出された生体信号を伝送するための配線と、前記生体に接触し、基準電位を供給するアース電極と、前記アース電極の基準電位を基準として、前記配線を通じて受信した前記生体信号を処理する生体信号処理手段とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、多種多様な人体の生体情報の一括収集を可能とするウェアラブル生体情報収集装置に関するものである。
人体に身に着けたウェアラブルセンサによって計測した生体情報(血圧、心拍数、体温など)から自律神経の状態を推定しストレスレベルを判定したり、レム睡眠とノンレム睡眠の周期から睡眠の質を評価したり、多くの生体情報をモニタすることによって、高品質な人体の健康維持、管理をすることが行われている(例えば、非特許文献1、2参照)。
図9は、従来の生体情報収集装置の構成例を示す図であり、運動時の心拍数をモニタリングするためのシステムである。図9では、生体電極11を胸部のバンドと身体の間に取り付け、生体電極11間の電位差を増幅し、所定の処理を行った後、無線信号として送出する。そして、送出された無線信号を腕時計型モニタ18で受信し、心拍数をカウントしディスプレイ20に表示する。
また、得られたデータをメモリ19に蓄積し、運動の終了後にPC( Personal Computer)へデータを転送し分析することにより運動量を管理することができる。このようなシステムでは、生体電極として、人体の皮膚に親和性のある樹脂や銀電極および銀塩化銀電極が多く用いられている。
"A Wireless Sensor Network Compatible Wearable U-healthcareMonitoring System Using Integrated ECG, Accelerometer and SpO2",Wan-Young Chung,Young-Dong Lee and Sang-Joong Jung, 30th Annual International IEEE EMBS Conference, Vancouver, British Columbia, Canada, August 20-24, 2008 "Wearable ECG module for long-term recordings using a smartphone processor",Mankodiya K, Ali Hassan Y, Vogt S, Gehring H, Hofmann UG, Proceedings of the 5th international workshop on ubiquitous health and wellness, UbiComp 2010, Copenhagen, Denmark
しかし、図9の構成では、生体電極11を人体10に密着させる必要があるためベルトを強く締めなければならない。医療用の心電計では、生体電極を身体に密着させるために粘着シールで貼り付けるので、人によっては身体にかぶれを生じることがあり、長時間の生体信号のセンシングが難しいという問題がある。また、図9の生体情報収集装置はジョギングやサイクリングなどの運動時の使用に限られ、常時生体情報を測定する場合には適さない。このため、人体への影響が小さい、いわゆる低侵襲の電極によるセンサインターフェースの実現が期待されている。また、信頼性の高い健康管理を実現するためには、心拍数だけでなく、体温、血圧、皮膚の湿度、心電波形、呼吸など多種多様な生体情報をモニタリングする必要がある。
また、非特許文献1、2に記載されているベルト型や体に巻きつけるタイプのウェアラブルな生体信号取得技術では、いずれも振幅の小さい生体信号をGND(GROUND)無しで取得する構造であることや、生体信号を取得する生体電極が人体の特定箇所に固定されていることから、身体の上下左右運動やひねりによって、生体電極が身体から外れることが無いようにベルト等を強く締め付けなければならず、長時間の生体信号の取得が難しいという課題を解決することはできない。
本発明は、以上のような問題を解消するためになされたものであり、インナー型生体情報収集装置において、被計測者が活動している状態での生体信号の計測を可能とし、日常生活で生じる体のひねり、上下運動、左右運動や寝返り等の運動時も安定して血流、心拍、心電、血圧、体脂肪、体温等の生体信号の計測を可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するため,本発明の生体情報収集装置では、測定対象となる生体情報に応じて定められた衣服の所定の位置に配置され、その衣服を身に付けた生体に接触したときにその生体の生体信号を検出する複数の検出手段と、前記衣服に備えられ、前記検出手段で検出された生体信号を伝送するための配線と、前記生体に接触し、基準電位を供給するアース電極と、前記アース電極の基準電位を基準として、前記配線を通じて受信した前記生体信号を処理する生体信号処理手段と
を備える。
前記生体が前記衣服を身に付けている状態において、前記アース電極の少なくとも一部が、前記生体信号を検出している間は前記生体と常時接触していてもよい。
前記アース電極は、前記生体の周囲の全部または一部を取り囲む位置あるいは、前記生体の背面に設置されていてもよい。
前記検出手段の少なくとも一部は、導電性のある突起を備えた突起付き電極であってもよい。
前記検出手段の少なくとも一部は、前記衣服の所定の位置に配置された帯状電極であってもよい。
前記生体信号処理手段は、前記生体信号の振幅を所定の値にするための利得制御手段を備えるようにしてもよい。
前記検出手段の少なくとも一部は、導電性物質または金属を被覆または蒸着した繊維から構成されていてもよい。
前記配線は、導電性物質または金属を被覆または蒸着した繊維が前記衣服に編み込まれ、または貼り付けられている配線であるか、もしくは導電性物質または金属が塗布された配線であってもよい。
本発明によれば、被計測者が装着する衣服に設けられた生体電極により生体信号を測定するインナー型の生体情報収集装置において、測定対象となる生体情報に応じて複数の生体電極を設置することにより、被計測者が活動している状態での生体信号の測定を可能とし、日常生活で生じる体のひねり、上下運動、左右運動や寝返り等の運動時も安定して血流、心拍、心電、血圧、体脂肪、体温等の生体信号の計測が可能となる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る生体情報収集装置の構成例を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る生体情報間の相関を示すグラフである。 図3は、本発明の第2の実施の形態に係る生体情報収集装置の構成例を示す図である。 図4は、本発明の第3の実施の形態に係る生体情報収集装置の構成例を示す図である。 図5は、本発明の第4の実施の形態に係る生体信号の安定化を図るためのフィードバック制御回路の構成例を示す図である。 図6は、本発明の第5の実施の形態に係る突起付き生体電極の構成例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る突起付き生体電極を用いた場合の心拍数の測定結果の一例である。 図8は、本発明の第6の実施の形態に係る帯状生体電極の構成例を示す図である。 図9は、従来の生体情報収集装置の構成例を示す図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る生体情報収集装置の構成例を示す図である。
本生体情報収集装置31は、インナーシャツ40の複数の位置に分散して設置され、心電、血圧、体温、呼吸、脂肪、加速度、超音波及び音声を測定するための生体電極あるいはセンサ(30、51〜59)と、それらの生体電極等からの信号を伝送するためのインナーシャツに設置された配線と、各生体電極等から配線を通じて受信した生体信号を処理する生体信号処理回路39から構成されている。
生体電極あるいはセンサ(30、51〜59)のインナーシャツ40における設置場所は、身体の腋下線の前後、鎖骨、胸部、健康骨の部位など測定対象となる生体情報に応じて適宜選択される。ここで、生体情報に応じて生体電極やセンサを複数の場所に設置することが本実施の形態の特徴である。
通常GND電極と1つの生体電極等で測定する生体情報の場合には、さらに一つ以上の生体電極等を設置することにより、日常生活で生じる体のひねり、上下運動、左右運動や寝返り等の運動時により、一部の電極が人体に接触できない場合においても、その他の生体電極が身体に接触することができるので、被計測者が活動している状態での生体信号の測定が可能となる。尚、実施形態の説明の都合上、生体電極、センサやGND電極はインナーシャツの表側に設置されているように記載するが、実際には生体と接触するインナーシャツの裏側に設置されている。以下の実施の形態においても同様である。
例えば、心電図の計測では、一般に3端子で評価を行うが、さらに2つの電極を心電図の測定部位に設置することにより、日常生活で生じる体のひねり等の運動時により、一部の電極が人体に接触できない場合においても、その他の生体電極が身体に接触することができるので、心電波形データを継続して測定することができる。
他の生体情報についても同様であり、測定対象となる生体情報に応じて、生体電極やセンサの設置場所や設置数を設定することにより、日常生活で生じる運動時も安定して血流、心拍、心電、血圧、体脂肪、体温等の複数の生体信号の安定的な計測が可能となる。
また、本発明の実施の形態では胴回りの全部または一部に広く基準GND電極41を設置することにより、日常生活で生じる体のひねり、上下運動、左右運動や寝返り等の運動により、基準GND電極41と身体の接触面積が変わった場合でも、基準GND電極41の少なくとも一部が常に身体に接触しているように構成できるので、微弱な電極信号やセンサからの信号を安定に得ることができる。
例えば、心電図を取得する際は、通常GND電極を含めた3端子を用いて測定を行うが、心電の信号は非常に微弱な信号であるため、基準GNDが安定していることが不可欠である。本実施形態のように、胴回りの全部または一部に広く基準GND電極41を設置し、この基準GND電極の基準電位を基準として、心電の信号を受信するようにすれば、安定的に心電の信号を受信できるようになる。
尚、本実施の形態では、腹部の周囲を基準GND電極41とする生体情報収集装置について述べたが、基準GND電極は腹部の周囲に拘る必要はない。胸部の周囲を利用してもよいし、背中全面を基準GND電極としても安定した生体情報を得ることができる。以下に述べる他の実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態では、心電図波形を取得するための生体電極51以外にも、多種多用の生体電極やセンサ(52〜59)を搭載することにより、様々な生体情報を収集できるシステムとなっている。例えば、圧力センサや赤外線センサ52により血圧や脈拍の計測が可能になる。また、マイク54を設ければ呼吸音により気管支系の状態・心音や心雑音、頸動脈雑音により心臓の状態をモニタできる。生体電極55により電気伝導度を測定すれば、体脂肪を推定できる。加速度センサ56を取り付ければ運動量をモニタできる。さらに、超音波診断回路57を構成することにより、身体内の臓器の様子を監視でき、超音波振動子58、マイク59を多数、身体の周囲に配置すれば、臓器の様子を3次元的に観察することが可能となる。妊婦に適用した場合、胎児の状態を常時観測できる。
多種多様な生体情報を得ることのメリットは、例えば、図2のように心拍数と加速度との相関を測定した場合、加速度の増加とともに心拍数が増大しているのであれば、運動中と推定できる。加速度が変化していないのに心拍数が増大している場合は、ストレスが加わっている状態かも知れない。さらに、体温の情報を加え、発熱が何らかの病気の可能があり、注意を促すことが可能になる。
また、生体情報収集装置31では、生体信号処理回路39の近傍に設置した、安定した基準GND電極41を用いることにより、収集した生体信号の情報を他の装置に安定に無線通信により送信することができる。本実施の形態では、無線通信は、例えば、多くの情報量を利用できる無線LANを用いる構成とし、時計型端末やスマートフォンなどの携帯無線端末やパソコンとのワイヤレス接続を可能とする構成となっている。
さらに生体電極には、人体との親和性が高いPEDOT−PSSなどの導電性高分子材料や銀、塩化銀からなる導電性物質を被覆、蒸着した繊維、布地、織物、不織布(以下、布類)を用い、生体信号処理回路との配線には、導電性のある繊維による編込み、刺繍、導電性インクによる配線などを用いることにより、複数の生体電極やセンサを設置した場合でも、違和感のない装着感が得られる構成となっている。
また、インナーシャツについては、毛やポリウレタンに代表される素材そのものに収縮性のある素材を用いる、または繊維の織り方による収縮性によるものであってもよい。
以上述べたように、本発明の実施の形態によれば、被計測者が装着する衣服に設けられた生体電極により生体信号を測定するインナー型の生体情報収集装置において、身体の腋下線の前後、鎖骨、胸部、健康骨の部位など測定対象となる生体情報に応じて複数の部位に生体電極を設置することにより、被計測者が活動している状態での生体信号の測定を可能とし、日常生活で生じる運動時も安定して血流、心拍等の複数の生体信号の安定的な計測が可能となる。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る生体情報収集装置の構成例を示す図である。本実施の形態は、図1の第1の実施の形態を、インナーパンツに適用した構成である。
図3の本生体情報収集装置31では、インナーパンツ42の複数の位置に分散して設置され、心電、血圧、体温、呼吸、脂肪、加速度、超音波及び音声を測定するための生体電極あるいはセンサ(30、51〜59)と、それらの生体電極等からの信号を伝送するためのインナーパンツに設置された配線と、各生体電極等から配線を通じて受信した生体信号を処理する生体信号処理回路39から構成されている。生体電極あるいはセンサの種類は図1と同じであるが、生体電極あるいはセンサの配置場所が異なる。
また、本実施の形態では、図1と同様に基準GND電極41を人体の胴回りに広く設置し、この基準GND電極41の電位を基準に、生体電極またはセンサ(30、51〜59)からの信号を生体信号処理回路39で安定的に受信するように構成している。以上のような構成により、人体10の下半身における生体情報を収集することができる。
[第3の実施の形態]
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る生体情報収集装置31の構成例を示す図である。本発明は、図1の第1の実施の形態と図3の第2実施の形態を組み合わせた構成であり、全身の生体情報を安定的に収集することができる。
[第4の実施の形態]
図5は、本発明の第4の実施の形態に係る生体信号の安定化を図るためのフィードバック制御回路の構成例を示す図である。
インナーに複数設けた生体電極やセンサは、日常生活で生じる体のひねり、上下運動、左右運動や寝返り等の運動時により、すべての電極が常に体に接触しているとは限らない。このため、複数の生体電極等で拾える信号レベルは複数の電極毎に大きく変動する場合がある。図5では、フィードバック制御により生体信号の電気波形のピーク値を検出し、出力振幅が一定となるように増幅回路の利得を制御する構成としている。これにより、生体信号の信号レベルが大きく変動した場合でも、安定した生体信号の電気波形を得ることができる。
[第5の実施の形態]
図6は、本発明の第5の実施の形態に係る突起付き生体電極73の構成例を示す図である。生体信号を計測する部分に突起性のある繊維を用いて、その突起物に導電性を持たせるため、導電性の繊維で数ミリメートルの突起物72を導電性布71上に形成する。このような構成にすることより、生体電極が皮膚70に対して非接触状態になることを防止し、生体信号を安定的に測定できる効果が期待できる。
このような突起付き生体電極を形成する方法としては、例えば、ウレタン素材に代表される弾力のある素材にPEDOT−PSSを代表とする導電性高分子や銀、塩化銀からなる導電性物質を被覆、蒸着した突起形状の生体電極を生成する方法がある。
PEDOT−PSSを塗布した布を突起付き生体電極として用いたときの心拍数を計測した結果を図7に示す。図7のグラフの横軸は時間、縦軸は心拍数である。突起付き生体電極によっても、安定に心拍数を測定できることがわかる。
[第6の実施の形態]
図8は、本発明の第6の実施の形態に係る帯状生体電極の構成例を示す図である。帯状生体電極80をインナーに広く配置することにより、日常生活で生じる体のひねり、上下運動、左右運動や寝返り等の運動時において、生体電極80が身体に非接触状態になることを防止できる。この帯状生体電極は、導電性高分子をインナー上に印刷あるいは塗布することにより実現できる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、生体情報を測定するための生体電極を複数個所に設けることにより、日常生活で生じる体のひねり、上下運動、左右運動や寝返り等の運動時も安定して、生体情報を得ることができる。
また、胴回りなどの広い面積を基準GND電極とし、この基準GND電極の基準電位を基準として複数の生体電極やセンサによる生体信号の測定、外部への送信を行うことにより、複数の生体信号の安定的な測定と外部装置への安定的な送信が可能となる。
さらに生体電極に、人体との親和性が高いPEDOT−PSSなどの導電性高分子材料や銀、塩化銀からなる導電性物質を被覆、蒸着した繊維等を用い、生体信号処理回路との配線には、導電性のある繊維による編込み、導電性インクによる配線などを用いることにより、複数の生体電極やセンサを設置した場合でも、違和感のない装着感を得ることができる。
また、生体電極を、突起付き生体電極や帯状の生体電極とすることにより、生体電極が身体に非接触状態になることを防止し、日常生活で生じる体のひねり、上下運動、左右運動や寝返り等の運動時も安定して、生体信号を測定できる効果が期待できる。
本発明は、多種多様な人体の生体情報の一括収集を可能とするウェアラブル生体情報収集装置に利用することができる。
10…人体、11…生体電極、12…無線送信器、13…増幅回路、14…送信用処理回路、15…無線信号増幅回路、16…無線送信回路部、17…心電波形、18…腕時計型モニタ、19…メモリ、20…ディスプレイ、21…受信信号処理回路、22…受信信号増幅回路、23…インターフェース回路、30…生体電極およびセンサ、31…生体情報収集装置、32…電源、33−38…電極およびセンサ用増幅回路、39…生体信号処理回路、40…インナーシャツ、41…基準GND、42…インナーパンツ、43…パソコン、44…無線通信回路、45…無線信号増幅回路、46…アンテナ、51…心電用生体電極、52…血圧センサ、53…体温センサ、54…呼吸センサ、55…脂肪用生体電極、56…加速度用電極、57…超音波診断回路、58…超音波振動子、59…マイク、60…不安定な波形、61…安定した波形出力、62…可変利得増幅回路、63…フィルタ、64…波形のピーク値検出回路、65…比較回路、66…基準電圧、67…フィードバック制御回路、68…出力、70…皮膚、71…導電性布、72…導電性突起、73…生体電極、80…帯状生体電極。

Claims (8)

  1. 測定対象となる生体情報に応じて定められた衣服の所定の位置に配置され、その衣服を身に付けた生体に接触したときにその生体の生体信号を検出する複数の検出手段と、
    前記衣服に備えられ、前記検出手段で検出された生体信号を伝送するための配線と、
    前記生体に接触し、基準電位を供給するアース電極と、
    前記アース電極の基準電位を基準として、前記配線を通じて受信した前記生体信号を処理する生体信号処理手段と
    を備えた生体情報収集装置。
  2. 前記生体が前記衣服を身に付けている状態において、前記アース電極の少なくとも一部が、前記生体信号を検出している間は前記生体と常時接触していること
    を特徴とする請求項1記載の生体情報収集装置。
  3. 前記アース電極は、前記生体の周囲の全部または一部を取り囲む位置あるいは、前記生体の背面に設置されていること
    を特徴とする請求項2記載の生体情報収集装置。
  4. 前記検出手段の少なくとも一部は、導電性のある突起を備えた突起付き電極であること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の生体情報収集装置。
  5. 前記検出手段の少なくとも一部は、前記衣服の所定の位置に配置された帯状電極であること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の生体情報収集装置。
  6. 前記生体信号処理手段は、前記生体信号の振幅を所定の値にするための利得制御手段を備えること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の生体情報収集装置。
  7. 前記検出手段の少なくとも一部は、導電性物質または金属を被覆または蒸着した繊維から構成されていること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の生体情報収集装置。
  8. 前記配線は、導電性物質または金属を被覆または蒸着した繊維が前記衣服に編み込まれ、または貼り付けられている配線であるか、もしくは導電性物質または金属が塗布された配線であること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載の生体情報収集装置。
JP2013207555A 2013-10-02 2013-10-02 生体情報収集装置 Active JP6215637B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013207555A JP6215637B2 (ja) 2013-10-02 2013-10-02 生体情報収集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013207555A JP6215637B2 (ja) 2013-10-02 2013-10-02 生体情報収集装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015070917A true JP2015070917A (ja) 2015-04-16
JP6215637B2 JP6215637B2 (ja) 2017-10-18

Family

ID=53013779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013207555A Active JP6215637B2 (ja) 2013-10-02 2013-10-02 生体情報収集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6215637B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017018205A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 日本電信電話株式会社 生体センサー装置
JP2017197866A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 スターライト工業株式会社 スマートヘルメット
CN108852329A (zh) * 2018-05-01 2018-11-23 泉州市加达智能科技有限公司 一种动态心率监测服装、系统及其实现方法
CN109171721A (zh) * 2018-08-15 2019-01-11 河北大艾智能科技股份有限公司 人体健康监测方法、终端设备及系统
JP2019101872A (ja) * 2017-12-05 2019-06-24 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、及びプログラム
JP2019122564A (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 東洋紡株式会社 衣類
JP2020503155A (ja) * 2016-12-26 2020-01-30 バイオセレニティBioserenity ウェアラブルデバイス用外乱インジケータ
KR102071231B1 (ko) * 2019-09-18 2020-01-31 주식회사 지벤에프앤씨 스마트 작업복
JPWO2018180629A1 (ja) * 2017-03-30 2020-02-06 東レ株式会社 アンテナ、無線通信装置、生体信号測定装置、および衣服
US11469010B2 (en) 2017-08-24 2022-10-11 Toyobo Co., Ltd. Conductive paste, stretchable conductor and electronic component using same, and clothes-type electronic device
JP7360830B2 (ja) 2019-07-05 2023-10-13 倉敷紡績株式会社 機能性衣服

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60246737A (ja) * 1983-12-15 1985-12-06 オ−シ−ジ− テクノロジ− インコ−ポレ−テツド 生体信号用信号調整器
JP2003220043A (ja) * 2002-01-31 2003-08-05 Junichi Hasegawa 心電図用電極装着帯
US20050178201A1 (en) * 2002-06-27 2005-08-18 Mega Elektronikka Method and outfit for measuring of action of muscles of body
JP2006247075A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Masafumi Matsumura 生体電気信号測定装置、及び電極装置
JP2008111225A (ja) * 2006-10-27 2008-05-15 Textronics Inc 着用物を製作するための丸編管体、および、縫い目なし丸編着用物を製作する方法
JP2011015817A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Osaka Univ 多電極付き織物
US20110288605A1 (en) * 2010-05-18 2011-11-24 Zoll Medical Corporation Wearable ambulatory medical device with multiple sensing electrodes

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60246737A (ja) * 1983-12-15 1985-12-06 オ−シ−ジ− テクノロジ− インコ−ポレ−テツド 生体信号用信号調整器
JP2003220043A (ja) * 2002-01-31 2003-08-05 Junichi Hasegawa 心電図用電極装着帯
US20050178201A1 (en) * 2002-06-27 2005-08-18 Mega Elektronikka Method and outfit for measuring of action of muscles of body
JP2006247075A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Masafumi Matsumura 生体電気信号測定装置、及び電極装置
JP2008111225A (ja) * 2006-10-27 2008-05-15 Textronics Inc 着用物を製作するための丸編管体、および、縫い目なし丸編着用物を製作する方法
JP2011015817A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Osaka Univ 多電極付き織物
US20110288605A1 (en) * 2010-05-18 2011-11-24 Zoll Medical Corporation Wearable ambulatory medical device with multiple sensing electrodes

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017018205A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 日本電信電話株式会社 生体センサー装置
JP2017197866A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 スターライト工業株式会社 スマートヘルメット
JP2020503155A (ja) * 2016-12-26 2020-01-30 バイオセレニティBioserenity ウェアラブルデバイス用外乱インジケータ
JP7360947B2 (ja) 2016-12-26 2023-10-13 バイオセレニティ ウェアラブルデバイス用外乱インジケータ
JP6999139B2 (ja) 2017-03-30 2022-01-18 東レ株式会社 アンテナ、無線通信装置、生体信号測定装置、および衣服
JPWO2018180629A1 (ja) * 2017-03-30 2020-02-06 東レ株式会社 アンテナ、無線通信装置、生体信号測定装置、および衣服
US11469010B2 (en) 2017-08-24 2022-10-11 Toyobo Co., Ltd. Conductive paste, stretchable conductor and electronic component using same, and clothes-type electronic device
JP2019101872A (ja) * 2017-12-05 2019-06-24 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、及びプログラム
JP2019122564A (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 東洋紡株式会社 衣類
CN108852329A (zh) * 2018-05-01 2018-11-23 泉州市加达智能科技有限公司 一种动态心率监测服装、系统及其实现方法
CN109171721A (zh) * 2018-08-15 2019-01-11 河北大艾智能科技股份有限公司 人体健康监测方法、终端设备及系统
JP7360830B2 (ja) 2019-07-05 2023-10-13 倉敷紡績株式会社 機能性衣服
KR102071231B1 (ko) * 2019-09-18 2020-01-31 주식회사 지벤에프앤씨 스마트 작업복

Also Published As

Publication number Publication date
JP6215637B2 (ja) 2017-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6215637B2 (ja) 生体情報収集装置
US11076763B2 (en) Remote physiological monitor
US9662030B2 (en) Electrocardiography device for garments
Cosoli et al. Wireless ECG and cardiac monitoring systems: State of the art, available commercial devices and useful electronic components
US7783334B2 (en) Garment for measuring physiological signal
KR100734986B1 (ko) 생체신호 측정의복
Zheng et al. A wearable mobihealth care system supporting real-time diagnosis and alarm
Vuorela et al. Design and implementation of a portable long-term physiological signal recorder
JP6889941B2 (ja) 生体信号計測装置
EP3634206B1 (en) Multifunctional device for remote monitoring of a patient's condition
EP2068704A2 (en) Bio-mechanical sensor system
Sardini et al. Instrumented wearable belt for wireless health monitoring
KR101384761B1 (ko) 호흡과 심전도의 동시 측정이 가능한 스포츠 브라
JP2018038597A (ja) 生体情報計測用プローブ、及び、生体情報計測装置
Sardini et al. Multi-parameters wireless shirt for physiological monitoring
Agezo et al. Battery-free RFID heart rate monitoring system
KR20110131661A (ko) 생체신호 수집이 가능한 의류 및 이를 이용한 시스템
US20110071412A1 (en) Belt Type Bio-Signal Detecting Device
Suh Wearable sensors for athletes
Trindade et al. Novel textile systems for the continuous monitoring of vital signals: design and characterization
JP6084361B2 (ja) 呼吸センサ
JP2006247075A (ja) 生体電気信号測定装置、及び電極装置
Mohammadi-Koushki et al. A wearable device for continuous cardiorespiratory System Monitoring
KR101002087B1 (ko) 손목 착용형 심박수 측정 장치
Wongdhamma et al. Wireless wearable multi-sensory system for monitoring of sleep apnea and other cardiorespiratory disorders

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6215637

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150