JP2015070407A - 複数のチューナを有する受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】常時使用する側のチューナに入力する高周波分配信号を増幅する必要がなく、その分消費電力の少ない受信装置を提供する。
【解決手段】分配器2は、高周波信号入力端子1から入力された高周波入力信号を高周波分配信号に分配する際に、第1の高周波分配信号および第2の高周波分配信号の電力比率を所定の電力比率とし、電力比率が低い第1の高周波分配信号を信号増幅器3へ出力し、電力比率が高い第2の高周波分配信号を第2チューナ4へ出力し、信号増幅器3は、増幅した高周波分配信号を前記第1チューナ5へ出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】分配器2は、高周波信号入力端子1から入力された高周波入力信号を高周波分配信号に分配する際に、第1の高周波分配信号および第2の高周波分配信号の電力比率を所定の電力比率とし、電力比率が低い第1の高周波分配信号を信号増幅器3へ出力し、電力比率が高い第2の高周波分配信号を第2チューナ4へ出力し、信号増幅器3は、増幅した高周波分配信号を前記第1チューナ5へ出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数のチューナを有する受信装置に関する。
従来の複数チューナを有する受信装置として、高周波入力信号を分配器へ入力し、分配器で分配された各高周波分配信号は、減衰器により伝送経路長に応じて減衰量が調整され、各チューナに入力されるという技術が知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、特許文献1の受信装置では、分配器の前段に高周波増幅器を設けることで減衰された信号レベルを補う必要がある。そのため、チューナのいずれかを常時起動する場合、高周波増幅器に常時給電する必要があるので、消費電力が大きいという欠点があった。
本発明は上記の欠点を鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、複数のチューナのいずれかを常時起動する場合に、常時起動する側のチューナに入力する高周波分配信号を増幅する必要がなく、消費電力の少ない受信装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、高周波入力信号を分配する分配手段と、前記分配手段が出力する複数の高周波分配信号のいずれかを増幅する高周波増幅手段と、第1のチューナと、前記第1のチューナより稼働率が高い第2のチューナと、を有する受信装置であって、前記分配手段は、前記高周波入力信号を第1の高周波分配信号および第2の高周波分配信号に分配する際に、前記第1の高周波分配信号および第2の高周波分配信号の電力比率を所定の電力比率とし、電力が小さい側の前記第1の高周波分配信号を前記高周波増幅手段へ出力し、電力が大きい側の前記第2の高周波分配信号を前記第2のチューナへ出力し、前記高周波増幅手段は、増幅した高周波分配信号を前記第1のチューナへ出力することを特徴とする。
本発明によれば、常時使用する側のチューナに入力する高周波分配信号を増幅する必要がなく、その分消費電力の少ない受信装置を提供できる。
以下、図面を用いて本発明の複数のチューナを有する受信装置における実施例を説明する。ここで、本発明の最適な実施例として緊急告知ラジオを挙げて説明する。緊急告知ラジオとは、二つ以上のチューナを有しており、ラジオ放送設備より送信される一般音声放送波と、災害時等に送信される緊急告知放送波を同時に受信することが可能なラジオ受信装置の事を示す。
図1は、本発明における複数チューナを有する受信装置を示す機能ブロック図である。受信装置10は、1の高周波信号入力端子と、2の分配器と、3の信号増幅器と、4の第1チューナと、5の第2チューナと、6の電源スイッチと、7の電源装置で構成されており、8の再生装置に接続されている。
高周波信号入力端子1はアンテナ等から、十分にS/N比の確保された緊急告知放送波及び、一般音声放送波の高周波信号を受信し、分配器2に入力する。
分配器2は、高周波信号入力端子1から入力された高周波信号の分配比率を調整して、分配された高周波分配信号を信号増幅器3及び第2チューナ4へ入力する。第2チューナ4へ入力する高周波分配信号は、第2チューナ4の要求する信号レベルを満足できる信号レベルに調整し、また信号増幅器3へ入力する高周波分配信号の信号レベルは、第2チューナ4へ入力する高周波分配信号の信号レベルより低く調整する。
信号増幅器3は、入力された高周波分配信号を第2チューナ4へ入力された高周波分配信号の信号レベルと同等になるよう増幅して、第1チューナ5へ入力する。
ここで、分配器2の分配比率が1:6の場合として説明する。高周波信号入力端子1に入力された高周波信号の信号レベルを0dBmとすると、第2チューナ4へ入力する高周波分配信号の信号レベルを−2.3dBm、信号増幅器3へ入力する高周波分配信号の信号レベルを−10dBmに分配比率を調整してそれぞれ入力する。
次に、信号増幅器3は分配器2から入力される高周波分配信号の信号レベル−10dBmを、第2チューナ4へ入力される高周波分配信号の信号レベルと同じ−2.3dBmまで増幅するため、7.7dBの信号増幅を行う。
第2チューナ4は、常時起動して緊急告知放送波を受信する、第1チューナ5より稼働率が高いチューナである。
第1チューナ5は、一般音声放送波を受信するチューナである。
第1チューナ5及び第2チューナ4は、高周波分配信号を復調し音声信号として再生装置8に入力する。再生装置8は第1チューナ5及び第2チューナ4から入力された音声信号を出力する。また、第2チューナ4から入力された音声信号をデータへ変換し災害情報等を告知する。
電源スイッチ6は、一般音声放送の受信を行わない場合に使用者が切替操作を行うスイッチであり、信号増幅器3及び第1チューナ5の電源供給を切り、第1チューナ5から再生装置8への音声信号の入力を止める。
電源装置7は、電源スイッチ6に接続されており受信装置10に電源を供給する。
ここで、一般音声放送波は受信装置10の使用者が任意で聴取を開始・終了できるものであり、聴取をしていない場合は信号増幅器3、第1チューナ5の電源供給を切り、第1チューナ5から再生装置8への音声信号の入力を止める事により、第2チューナ4が常時起動していても受信装置10の消費電力を小さく出来るという効果が得られる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれに限定されない。本実施例においては簡単化のためチューナを二つとして説明しているが、二つ以上のチューナを有するものであってもよい。
また、本実施例においては分配比率及び信号増幅率を例示しているが、分配器2と信号増幅器3は第2チューナ4及び第1チューナ5の要求する信号レベルを満足すればよく、この限りではない。
また、第2チューナ4は常時稼働しており、緊急告知放送波を常に受信し続けている。そのため緊急告知放送が開始された場合に、信号増幅器3及び第1チューナ5への給電を遮断する事で緊急告知放送の聴取時間を延ばすようにしてもよい。
1・・・高周波信号入力端子
2・・・分配器
3・・・信号増幅器
4・・・第2チューナ
5・・・第1チューナ
6・・・電源スイッチ
7・・・電源装置
8・・・再生装置
10・・・受信装置
2・・・分配器
3・・・信号増幅器
4・・・第2チューナ
5・・・第1チューナ
6・・・電源スイッチ
7・・・電源装置
8・・・再生装置
10・・・受信装置
Claims (2)
- 高周波入力信号を分配する分配手段と、前記分配手段が出力する複数の高周波分配信号のいずれかを増幅する高周波増幅手段と、第1のチューナと、前記第1のチューナより稼働率が高い第2のチューナと、を有する受信装置であって、
前記分配手段は、前記高周波入力信号を第1の高周波分配信号および第2の高周波分配信号に分配する際に、前記第1の高周波分配信号および第2の高周波分配信号の電力比率を所定の電力比率とし、電力が小さい側の前記第1の高周波分配信号を前記高周波増幅手段へ出力し、電力が大きい側の前記第2の高周波分配信号を前記第2のチューナへ出力し、
前記高周波増幅手段は、増幅した高周波分配信号を前記第1のチューナへ出力することを特徴とする複数のチューナを有する受信装置。 - 請求項1に記載の受信装置であって、
前記第2のチューナは、自受信装置の電源スイッチの状態に関わらず稼働していることを特徴とする複数のチューナを有する受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013201975A JP2015070407A (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 複数のチューナを有する受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013201975A JP2015070407A (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 複数のチューナを有する受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015070407A true JP2015070407A (ja) | 2015-04-13 |
Family
ID=52836713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013201975A Pending JP2015070407A (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 複数のチューナを有する受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015070407A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0546131U (ja) * | 1991-11-13 | 1993-06-18 | ミツミ電機株式会社 | 衛星放送受信用チユーナ |
JP2006506893A (ja) * | 2002-11-15 | 2006-02-23 | トムソン ライセンシング | 緊急警報信号を受信するための装置及び方法 |
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2013
- 2013-09-27 JP JP2013201975A patent/JP2015070407A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0546131U (ja) * | 1991-11-13 | 1993-06-18 | ミツミ電機株式会社 | 衛星放送受信用チユーナ |
JP2006506893A (ja) * | 2002-11-15 | 2006-02-23 | トムソン ライセンシング | 緊急警報信号を受信するための装置及び方法 |
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