JP2015070381A - 通信報知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】読み書き装置と情報媒体との通信の成否を簡易に報知することができる通信報知システムを提供する。
【解決手段】通信報知システム2は、ICカード50と電磁誘導方式により結合して通信するループアンテナ11と、ループアンテナ11を制御する制御部13とを有するリーダライタ10と、発光部22と、発光部22に接続され、ループアンテナ11と電磁誘導方式により結合するアンテナ21とを有する発光装置20とを備え、制御部13は、ICカード50及びリーダライタ10が電磁誘導結合した場合に、ループアンテナ11及びアンテナ21を電磁誘導結合させてアンテナ21から起電し、その発生した電力により発光部22の発光状態を変化させることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信状態を報知する通信報知システムに関するものである。
従来、内部アンテナとしてループアンテナを備えるリーダライタ(読み書き装置)や、読み書き機能を有する情報端末があった。この内部アンテナは、リーダライタや情報端末がICカード等の情報媒体との間でNFC規格等に基づいて通信するためのものである。
このような、リーダライタは、情報媒体との通信において、通信の成否を判断するために、LED等の発光部を設けているものがある(例えば、特許文献1)。
しかし、このようなリーダライタは、発光部を発光させるために別途電源を設ける必要があり、また、改めて端末等の専用設計をする必要があった。
特開2008−282422号公報
本発明の課題は、読み書き装置と情報媒体との通信の成否を簡易に報知することができる通信報知システムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
・第1の発明は、情報媒体(50)と電磁誘導方式により結合して通信するループアンテナ(11)と、前記ループアンテナを制御する制御部(13)とを有する読み書き装置(10)と、発光部(22)と、前記発光部に接続され、前記ループアンテナと電磁誘導方式により結合する発光側ループアンテナ(21)とを有する発光体(20)とを備え、前記制御部は、前記情報媒体及び前記読み書き装置が電磁誘導結合した場合に、前記ループアンテナ及び前記発光側ループアンテナを電磁誘導結合させて前記発光側ループアンテナから起電し、その発生した電力により前記発光部の発光状態を変化させること、を特徴とする通信報知システム(2)である。
・第2の発明は、第1の発明の通信報知システム(2)において、前記発光体(20)は、前記発光側ループアンテナ(21)が、前記ループアンテナ(11)の前記情報媒体(50)と通信する側とは反対側の面に位置するようにして、前記読み書き装置(10)に対して配置されること、を特徴とする通信報知システムである。
・第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の通信報知システム(2)において、前記発光側ループアンテナ(21)は、そのループの内側の寸法が、前記読み書き装置(10)の前記ループアンテナ(11)の外形よりも大きく形成されており、前記発光体(20)は、前記発光側ループアンテナが、前記ループアンテナと略同一平面内において前記ループアンテナを囲むようにして、前記読み書き装置に対して配置されること、を特徴とする通信報知システムである。
・第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの通信報知システム(102)において、前記読み書き装置(10)の前記ループアンテナ(11)と電磁誘導方式により結合する第1ループアンテナ(31)と、前記第1ループアンテナに電気的に接続され、前記発光体(20)の前記発光側ループアンテナ(21)と電磁誘導方式により結合する第2ループアンテナ(32)とを有するアンテナ中継部(30)を備えること、を特徴とする通信報知システムである。
・第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの通信報知システム(2)において、前記制御部(13)は、前記情報媒体(50)と通信待機状態である場合に前記ループアンテナ(11)からポーリングコマンドを発信し、前記情報媒体と通信状態である場合には、前記ループアンテナから読み書きコマンドを発信し、前記ループアンテナから発信するコマンドの種類に応じて、前記発光部(22)の発光状態を変化させること、を特徴とする通信報知システムである。
・第6の発明は、情報端末(60)と電磁誘導方式により結合して通信するタグループアンテナ(41)と、前記タグループアンテナを制御するタグ制御部(43)とを有する通信タグ(40)と、発光部(122)と、前記発光部に接続され、前記タグループアンテナと電磁誘導方式により結合する発光側ループアンテナ(121)とを有する発光体(120)とを備え、前記タグ制御部は、前記情報端末と前記通信タグとが電磁誘導結合した場合に、前記タグループアンテナ及び前記発光側ループアンテナを電磁誘導結合させて前記発光側ループアンテナから起電し、その発生した電力により前記発光部を発光させること、を特徴とする通信報知システム(202)である。
・第7の発明は、第6の発明の通信報知システム(202)において、前記発光体(120)は、前記発光側ループアンテナ(121)が、前記タグループアンテナ(141)の前記情報端末(60)と通信する側とは反対側の面に位置するようにして、前記通信タグ(40)に対して配置されること、を特徴とする通信報知システムである。
・第8の発明は、第6の発明又は第7の発明の通信報知システム(202)において、前記発光側ループアンテナ(121)は、そのループの内側の寸法が、前記通信タグ(40)の前記タグループアンテナ(41)の外形よりも大きく形成されており、前記発光体(120)は、前記発光側ループアンテナが、前記タグループアンテナと略同一平面内において前記タグループアンテナを囲むようにして、前記通信タグに対して配置されること、を特徴とする通信報知システムである。
・第9の発明は、第6の発明から第8の発明までのいずれかの通信報知システム(202)において、前記通信タグ(40)の前記タグループアンテナ(41)と電磁誘導方式により結合する第1ループアンテナ(31)と、前記第1ループアンテナに電気的に接続され、前記発光体(120)の前記発光側ループアンテナ(121)と電磁誘導方式により結合する第2ループアンテナ(32)とを有するアンテナ中継部(30)を備えること、を特徴とする通信報知システムである。
本発明によれば、通信報知システムは、読み書き装置と情報媒体との通信の成否を簡易に報知することができる。
第1実施形態の通信システム1及び通信報知システム2の分解斜視図である。 第1実施形態の通信システム1の側面図である。 第1実施形態の発光装置の基本構成を説明する図である。 リーダライタ10のループアンテナ11及び発光装置20のアンテナ21の形状及び配置を説明する図である。 リーダライタ10の制御部13が発信するコマンドを説明する図である。 第2実施形態の通信システム101及び通信報知システム102の分解斜視図である。 第3実施形態の通信システム201及び通信報知システム202の分解斜視図である。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の通信システム1及び通信報知システム2の分解斜視図である。
図2は、第1実施形態の通信システム1の側面図である。
図3は、第1実施形態の発光装置の基本構成を説明する図である。
なお、図面の理解を容易にするために、各図には、図1の状態を基準として、左右方向X、奥行方向Y、鉛直方向Zの座標軸を設けた。また、各図は、構成を明確にするために、厚み方向を適宜誇張して図示した。
図1及び図2に示すように、通信システム1は、リーダライタ10(読み書き装置)、発光装置20、カード50(情報媒体)等を備える。通信システム1は、カード50がリーダライタ10にかざされることにより、近距離無線通信により、リーダライタ10及びカード50が通信する。
通信システム1は、例えば、店舗の会計カウンタ等で利用される。リーダライタ10、発光装置20は、店舗が所持するものであり、カード50は、店舗の来客者であり商品を購入する購入者が所持するものである。
また、通信システム1は、リーダライタ10及びICカード50の通信状況を報知する通信報知システム2を備える。
通信報知システム2は、リーダライタ10及び発光装置20から構成されており、リーダライタ10及びカード50の通信状況に応じて発光装置20に設けられた発光部22の発光状態を変化させることにより、ICカード50の通信状態を報知する。
リーダライタ10は、NFC規格に基づいて、他の情報媒体(ICカード)との間で通信可能であり、情報媒体の情報を読み取ったり、情報媒体に対して情報を書き込んだりする端末である。
リーダライタ10は、ループアンテナ11、記憶部12、制御部13等を備える。
ループアンテナ11は、情報媒体であるICカード50と非接触通信を行う無線アンテナであり、平面(XY平面)内に複数回巻き取られたループ式のアンテナである。本実施形態では、ループアンテナ11は、その表面側(+Z側)からICカード50と通信を行う。
記憶部12は、リーダライタ10の動作に必要な情報や、プログラム等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶装置である。
制御部13は、リーダライタ10を統括的に制御するための制御装置であり、例えば、CPU(中央処理装置)等から構成される。
制御部13は、ループアンテナ11を制御することにより、他の情報媒体との間で、電磁誘導方式によって、非接触により直接通信をする機能を有する。
実施形態では、リーダライタ10は、この非接触通信としてNFC規格(ISO/IEC18092(NFC IP−1)、ISO/IEC21481(NFC IP−2))に基づいて、13.56MHzの電磁波を利用して、カード50との間で直接通信をし、カード50の情報を読み取ったり、更新したりする。
上記構成により、リーダライタ10は、通常は、ループアンテナ11にカード50がかざされた場合に、カード50との間で、NFC規格によって直接、通信することができる。
発光装置20は、アンテナ21(発光側ループアンテナ)、発光部22等を備える。発光装置20は、リーダライタ10とは別体に設けられており、リーダライタ10に対して後付けで取り付けられている。
アンテナ21は、例えば、3回巻き程度のループ式のアンテナである。アンテナ21は、例えば、電気基板(フレキシブル基板、リジット基板等)上にプリント配線により形成され、樹脂等の基材上に電線をループ状に配線して形成される。
発光部22は、アンテナ21の両端の端子に接続されたLED(Light Emitting Diode)素子である。発光部22は、リーダライタ10と発光装置20とを重ねて配置した場合に、リーダライタ10の外形よりも外側に位置するように配置され、発光部22の発光した光がリーダライタ10に隠れてしまうのを防ぐ。
発光装置20は、図3に示すように、アンテナ21の一方の端子部に、定電圧ダイオードD及び抵抗Rを介して発光部22が接続されており、リーダライタ10のループアンテナ11と電磁誘導方式により結合することで、アンテナ21が起電し、その発生した電力により発光部22を発光させる。
発光装置20は、図3において一つのアンテナ21に対して一つの発光部22が設けられる例を示したが、これに限定されるものでなく、複数の発光部を設けるようにしてもよい。また、ICチップを搭載して複数の発光部22の発光パターンを制御することも可能である。
カード50は、例えば、クレジットカード、プリペイドカード等のICカードである。
カード50は、カードアンテナ51、ICチップ52を備える。
カードアンテナ51は、例えば3回巻き程度のループアンテナである。カードアンテナ51の両端の端子は、ICチップ52に接続される。
ICチップ52は、電磁誘導方式で信号伝達可能な集積回路である。ICチップ52は、ICカード50の動作に必要なプログラム等を記憶する記憶部(図示せず)と、この記憶部に記憶されたプログラム等を適宜読み出して実行することにより、ICカード50を統括的に制御する制御部(図示せず)とを備える。なお、この記憶部は、記憶情報の読み出し専用のタイプでも、記憶情報を書き換え可能のタイプでもよい。
次に、通信報知システム2のリーダライタ10及び発光装置20の配置関係について説明する。
図4は、第1実施形態のリーダライタ10のループアンテナ11及び発光装置20のアンテナ21の外形及び配置を説明する図である。
図4(a)は、ループアンテナ11とアンテナ21との外形を示す図である。図4(b)は、ループアンテナ11とアンテナ21との配置を示す平面図である。
発光装置20は、図1及び図2に示すように、アンテナ21が、リーダライタ10のループアンテナ11の背面に配置、すなわちループアンテナ11のICカード50と通信する側とは反対側の面に位置するように配置される。
このように配置することによって、発光装置20は、ICカード50とリーダライタ10との通信を妨げることなく、アンテナ21及びループアンテナ11を電磁誘導結合させることができる。
また、発光装置20は、図4(a)に示すように、アンテナ21が、リーダライタ10のループアンテナ11の外形よりも大きい形状で形成されている。具体的には、ループ状に形成されたアンテナ21は、そのループの内側の寸法が、ループアンテナ11の外形寸法よりも大きい寸法で形成されている。
そのため、発光装置20は、図4(b)に示すように、アンテナ21がループアンテナ11を囲むようにして、略同一平面上にリーダライタ10に対して配置することができる。ここで、略同一平面内とは、アンテナ21とループアンテナ11とが同一平面内に配置される場合だけでなく、アンテナ21とループアンテナ11とが互いに積層する程度に十分に近接する場合も含むものをいう。
このように発光装置20をリーダライタ10に配置することにより、通信報知システム2は、アンテナ21とループアンテナ11とを近接させることができ、両者を効率よく電磁誘導結合させることができる。また、リーダライタ10と発光装置20とを積層した場合の厚み寸法を最小限にすることができ、通信報知システム2の設計の自由度を向上させることができる。
次に、本実施形態の通信システム1及び通信報知システム2の動作について説明する。
図5は、ループアンテナ11に入力されるコマンドを説明する図である。図5(a)は、ICカードとの通信待機状態のポーリングコマンドの状態を示す図であり、図5(b)は、ICカードとの通信を開始した場合の読み取りコマンドの状態を示す図である。
なお、図5(a)、図5(b)の縦軸は電流値を示し、横軸は時間を示す。また、以下の説明において、リーダライタ10は、ICカード50に対し読み取りコマンドを発信する例を示すが、これに限定されるものでなく、書き込みコマンドを発信するようにしてもよい。
リーダライタ10の制御部13は、ICカード50との通信待機状態の場合、図5(a)に示すように、ICカード50との通信規格に準じた所定の周期(例えば、1.0秒毎)のポーリングコマンド(要求問合せコマンド)をループアンテナ11に出力する。ループアンテナ11は、入力したポーリングコマンドに基づいて、上記所定の周期で電磁波を発生する。なお、本実施形態では、ポーリングコマンドには、複数種類のICカードとの通信に対応できるように複数種類の通信規格(例えば、F(Felica(登録商標))、A(TypeA)、B(TypeB)、P2P)の信号が含まれている。
このとき、発光装置20は、ポーリングコマンドによってループアンテナ11から発生する電磁波によって、アンテナ21がループアンテナ11と電磁誘導結合をして起電し、その発生した電力により発光部22を発光させる。ここで、アンテナ21は、ポーリングコマンドの上記所定の周期に基づいて電力を発生するので、発光部22は、その周期に応じて点滅発光する。
次に、図1に示すように、ICカード50がリーダライタ10にかざされて、カードアンテナ51がループアンテナ11に近接すると、ICカード50のICチップ52は、ポーリングコマンドを受信し、そのコマンドに対する応答信号をカードアンテナ51から発信する。ここで、カードアンテナ51から発信される応答信号には、ICカード50の通信規格(例えば、信号F)の情報が含まれている。
リーダライタ10の制御部13は、ループアンテナ11を介してICカード50の応答信号を受信したら、その応答信号に基づいて、図5(b)に示すように、ICカード50の通信規格と同じ通信規格(信号F)の読み取りコマンドをループアンテナ11に断続的に出力する。これにより、ループアンテナ11は、入力した読み取りコマンドに基づいて断続的に電磁波を発生する。
このとき、ICカード50は、カードアンテナ51がループアンテナ11と電磁誘導結合することにより、リーダライタ10から発信された読み取りコマンドを受信し、受信したコマンドに基づいてICカード50内に保存された情報をリーダライタ10へと送信する。
これと同時に、発光装置20は、ループアンテナ11から発生した電磁波に基づいてアンテナ21が起電し、その発生した電力により発光部22を発光させる。ここで、アンテナ21は、断続的な読み取りコマンドに基づいて電力を発生するので、発光部22は点滅から点灯に変化する。
以上より、本発明には以下のような効果がある。
(1)通信報知システム2は、リーダライタ10の制御部13が、ICカード50とリーダライタ10との通信に伴いループアンテナ11から発生する電磁波に基づいて、ループアンテナ11及びアンテナ21を電磁誘導結合させてアンテナ21から起電し、その発生した電力により発光部22の発光状態を変化させている。
これにより、通信報知システム2は、リーダライタ10及びICカード50との通信状態を視覚的に報知することができ、ICカード50をかざしたにもかかわらずリーダライタ10との通信が失敗した場合をICカード50の利用者に知らせることができる。また、リーダライタ10と発光装置20とは別体に設けられているので、既存のリーダライタ10に発光装置20を取り付けて、簡易にICカードとの通信状態を報知する通信報知システム2を実現することができる。更に、ICカード50との電磁誘導結合による電磁波を利用しているので、消費電力を増加させることなく発光装置20の発光部22を発光させることができる。
(2)発光装置20は、アンテナ21がループアンテナ11のICカード50と通信する側とは反対側の面(背面)に位置するようにして、リーダライタ10に対して配置されるので、リーダライタ10とICカード50との通信を妨げることなく、リーダライタ10と発光装置20とを電磁誘導結合させることができる。
(3)発光装置20は、アンテナ21がリーダライタ10のループアンテナ11の外形よりも大きく形成され、また、アンテナ21が、ループアンテナ11と略同一平面内においてループアンテナ11を囲むようにして、リーダライタ10に対して配置されている。これにより、通信報知システム2は、リーダライタ10と発光装置20とを近接して配置することができ、両者の電磁誘導方式による結合をより効率よくすることができる。また、リーダライタ10及び発光装置20とを積層した厚みを薄くすることができ、通信報知システム2の設計の自由度を向上させることができる。
(4)制御部13が、ICカード50と通信待機状態である場合にループアンテナ11からポーリングコマンドを発信し、ICカード50と通信状態である場合には、ループアンテナ11から読み取りコマンドを発信する。そのため、発光部22は、通信待機状態においては、ポーリングコマンドに基づいて点滅発光し、通信状態においては、読み取りコマンドに基づいて点灯発光することとなり、ICカード50及びリーダライタ10の通信状態に応じて発光状態を変化させて、通信状態を報知することができる。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態の通信システム101及び通信報知システム102の分解斜視図である。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第2実施形態の通信システム101は、図6に示すように、リーダライタ10、発光装置120、アンテナ中継部30、ICカード50を備える。通信システム1は、第1実施形態と同様に、例えば、店舗の会計カウンタ等で利用される。
通信システム101は、リーダライタ10及びICカード50の通信状況を報知する通信報知システム102を備える。
通信報知システム102は、リーダライタ10、発光装置120、アンテナ中継部30から構成されており、リーダライタ10及びICカード50の通信状況に応じて発光装置120に設けられた発光部122の発光状態を変化させることにより、ICカード50の通信状態を報知する。
発光装置120は、アンテナ121、発光部122、ICチップ123等を備える。発光装置120は、リーダライタ10とは別体に設けられている。
アンテナ121は、例えば、3回巻き程度のループ式のアンテナである。アンテナ121は、例えば、電気基板(フレキシブル基板、リジット基板等)上にプリント配線により形成され、樹脂等の基材上に電線をループ状に配線して形成される。
発光部122は、アンテナ121の両端の端子に接続されたLED(Light Emitting Diode)素子である。本実施形態では、発光部122は、アンテナ21の外周を囲むようにして発光装置120の基板上に複数個(例えば、5個)設けられている。
発光部122は、発光装置120とアンテナ中継部30の第2アンテナ32(後述する)とを重ねて配置した場合に、第2アンテナ32の外形よりも外側に位置するように配置され、発光部122の発光した光が第2アンテナ32に隠れてしまうのを防ぐ。
ICチップ123は、電磁誘導方式で信号伝達可能な集積回路である。ICチップ123は、後述の第2アンテナから発生する電磁波に基づいてアンテナ121から発生した電力により起動し、上述の複数の発光部122に電力の発光パターンを制御する。具体的には、ICチップ123は、リーダライタ10から出力される複数種類の通信規格の信号の種類に基づいて、各発光部122の発光パターンを変更する。これにより、発光装置120は、リーダライタ10とICカード50との通信状態をより効果的に報知することができる。
アンテナ中継部30は、第1アンテナ31、第2アンテナ32、接続部33を備えている。アンテナ中継部30は、リーダライタ10のループアンテナ11と発光装置120のアンテナ121との通信を中継する中継装置である。
第1アンテナ31は、例えば、3回巻き程度のループ状のアンテナである。第1アンテナ31は、電気基板上にプリント配線により形成されたり、樹脂等の基材上に電線をループ状に配線して形成されたりする。第1アンテナ31は、その表面と、リーダライタ10のループアンテナ11の背面とが近接するようにして配置される。
第2アンテナ32は、例えば、3回巻き程度のループ状のアンテナである。第2アンテナ32は、電気基板上にプリント配線により形成されたり、樹脂等の基材上に電線をループ状に配線して形成されたりする。第2アンテナ32は、その背面と、発光装置120のアンテナ121の表面とが近接するようにして配置される。
ここで、第2アンテナ32は、発光装置120に適正に配置された場合に発光部122が覆われないようするために、その外形が、発光装置120のアンテナ121の外形と同等、若しくはそれよりも小さく形成されている。
次に、本実施形態の通信システム101及び通信報知システム102の動作について説明する。
リーダライタ10の制御部13は、ICカード50との通信待機状態の場合、ポーリングコマンド(図5(a)参照)を、ループアンテナ11に出力する。ループアンテナ11は、入力したポーリングコマンドに基づいて所定の周期で電磁波を発生する。
このとき、アンテナ中継部30は、ループアンテナ11から発生する電磁波によって、第1アンテナ31がループアンテナ11と電磁誘導結合をして電力を起電し、その発生した電力を、接続部33を介して第2アンテナ32へと伝達する。それから、アンテナ中継部30は、第1アンテナ31から伝達された電力に基づいて第2アンテナ32から電磁波を発生させる。
発光装置120は、ポーリングコマンドに基づいてアンテナ中継部30の第2アンテナ32から発生した電磁波によって、アンテナ121が第2アンテナ32と電磁誘導結合をして電力を発生し、その電力により発光部122を発光させる。ここで、アンテナ121は、ポーリングコマンドの上記所定の周期に基づいて電力を発生するので、発光部122は、その周期に応じて点滅発光する。
次に、図6に示すように、ICカード50がアンテナ中継部30の第2アンテナ32にかざされると、ICカード50のICチップ52は、ポーリングコマンドを受信し、そのコマンドに対する応答信号をカードアンテナ51から発信する。ここで、カードアンテナ51から発信される応答信号には、ICカード50の通信規格(例えば、信号F)の情報が含まれている。
リーダライタ10の制御部13は、アンテナ中継部30を介してICカード50の応答信号を受信したら、その応答信号に基づいて、ICカード50の通信規格と同じ通信規格(信号F)の読み取りコマンドをループアンテナ11に断続的に出力する(図5(b)参照)。これにより、ループアンテナ11からは、読み取りコマンドに基づいて電磁波が断続的に発生する。
このとき、アンテナ中継部30は、ループアンテナ11から発生する電磁波によって、第1アンテナ31がループアンテナ11と電磁誘導結合をして電力を発生し、その電力を、接続部33を介して第2アンテナ32へと伝達する。それから、アンテナ中継部30は、第1アンテナ31から伝達された電力に基づいて第2アンテナ32から電磁波を発生させる。第2アンテナ32から発生した電磁波は、第2アンテナ32の表面側にかざされたICカード50と、第2アンテナ32の背面側に近接した発光装置120とに伝達される。
ICカード50は、カードアンテナ51がアンテナ中継部30の第2アンテナ32と電磁誘導結合することにより、リーダライタ10から発信された読み取りコマンドを受信する。
これと同時に、発光装置120は、第2アンテナ32から発生した電磁波に基づいてアンテナ121が電力を発生し、その電力により発光部22を発光させる。ここで、アンテナ121は、断続的な読み取りコマンドに基づいて電力を発生するので、発光部122は点滅から点灯に変化する。
なお、上述の説明では、リーダライタ10及びICカード50の通信は、ICカード50を第2アンテナ32の表面にかざしてアンテナ中継部30を介して行われる例で説明したが、ICカード50を直接、リーダライタ10のループアンテナ11の表面側にかざして通信するようにすることもできる。
本実施形態の通信報知システム102は、上述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、通信報知システム102は、アンテナ中継部30を備えるので、リーダライタ10と発光装置120とを離して配置することができ、リーダライタ10及び発光装置120の配置場所や、発光装置120の形状等の設計の自由度を向上させることができる。
更に、アンテナ中継部30を使用することにより、リーダライタ10を改めて設計変更等することなく、既存の端末を利用して、リーダライタ10の配置位置とICカード50をかざす位置とが離れた場合における構成を簡易に実現することができる。
また、アンテナ中継部30を備えることにより、リーダライタ10だけでなく第2アンテナ32に対してもICカード50をかざすことができ、通信報知システム102のICカード50との通信箇所を増やすことができ、ICカード50の利用者の利便性を向上させることができる。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態の通信システム201及び通信報知システム202の分解斜視図である。
なお、以下の説明及び図面において、前述した実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第3実施形態の通信システム201は、図7に示すように、発光装置120、アンテナ中継部30、通信タグ40、情報端末60を備える。
通信システム201は、通信タグ40及び情報端末60の通信状況を報知する通信報知システム102を備える。
通信システム201は、例えば、駅や商業施設等に貼付されたポスタで利用される。発光装置120、アンテナ中継部30、通信タグ40は、施設側が所持するものであり、情報端末60は、施設の利用者が所持するものである。ここで、発光装置120は、ポスタの情報端末60がかざされる位置に配置され、通信タグ40は、ポスタの裏面や、ポスタの枠等の情報端末60がかざされる位置とは離れた位置に配置され、アンテナ中継部30は、発光装置120及び通信タグ40を中継する。
通信報知システム202は、発光装置120、アンテナ中継部30、通信タグ40から構成されており、通信タグ40及び情報端末60の通信状況に応じて発光装置120に設けられた発光部122の発光状態を変化させることにより、情報端末60の通信状態を報知する。
通信タグ40は、NFC規格に基づいて、情報端末60との間で通信可能であり、情報端末60に対して情報を書き込む端末である。通信タグ40は、タグアンテナ41、タグ記憶部42、タグ制御部43を備える。
タグアンテナ41は、例えば3回巻き程度のループ状のアンテナである。タグアンテナ41の両端の端子は、タグ制御部43に接続される。
タグ記憶部42は、通信タグ40の動作に必要な情報や、プログラム、情報端末60に送信する情報等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶装置である。
タグ制御部43は、電磁誘導方式で信号伝達可能な集積回路である。タグ制御部43は、タグ記憶部42に記憶されたプログラム等を適宜読み出して実行することにより、通信タグ40を統括的に制御する制御部である。
情報端末60は、NFC規格に基づいて、他の情報媒体(通信タグ40等)との間で通信可能な携帯情報端末であり、通信タグ40の情報を読み取ったり、通信タグ40に対して情報を書き込んだりする、いわゆるリーダライタの機能を有する。情報端末60は、通信システム201のために特別に用意したものではなく、いわゆるスマートフォンのような携帯電話機である。
情報端末60は、表示部61、端末アンテナ62、端末記憶部63、端末制御部64等を備える。
表示部61は、タッチパネルであり、表示装置、入力装置を兼用するものである。表示部61は、情報端末60の一方の面である表面側(+Z側)に配置されている。表示部61の大きさは、例えば3〜5インチ程度である。情報端末60の外形は、表示部61の外形よりも一回り大きい程度である。
端末アンテナ62は、媒体である通信タグ40と非接触通信を行う無線アンテナであり、平面(XY平面)内に複数回巻き取られたループ式のアンテナである。本実施形態では、端末アンテナ62は、情報端末60の背面側(+Z側)からアンテナ中継部30介して通信タグ40と通信を行う。
端末記憶部63は、情報端末60の動作に必要な情報や、プログラム等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶装置である。
端末制御部64は、情報端末60を統括的に制御するための制御装置であり、例えば、CPU(中央処理装置)等から構成される。
端末制御部64は、端末アンテナ62を制御することにより、他の情報媒体との間で、電磁誘導方式によって、非接触により直接通信をする機能を有する。
実施形態では、情報端末60は、この非接触通信としてNFC規格(ISO/IEC18092(NFC IP−1)、ISO/IEC21481(NFC IP−2))に基づいて、13.56MHzの電磁波を利用して、通信タグ40との間で直接通信をし、通信タグ40に保存された情報を読み取る。
上記構成により、情報端末60は、通常は、端末アンテナ62がアンテナ中継部30の第2アンテナ32にかざされた場合に、通信タグ40との間で、NFC規格によって直接、通信することができる。
アンテナ中継部30は、第1アンテナ31、第2アンテナ32、接続部33を備えている。アンテナ中継部30は、通信タグ40のタグアンテナ41と発光装置120のアンテナ121との通信を中継する中継装置である。
第1アンテナ31は、その表面が、通信タグ40のタグアンテナ41の背面に近接するようにして配置される。
第2アンテナ32は、その背面が、発光装置120のアンテナ121の表面に近接するようにして配置される。
このようにアンテナ中継部30を設けることによって、通信システム201は、通信タグ40との通信のための情報端末60をかざす場所を増やすことができる。具体的には、通信システム201は、通信タグ40のタグアンテナ41の表面側だけでなく、アンテナ中継部30の第2アンテナ32の表面側(発光装置120を配置する側とは反対側)に対しても情報端末60をかざして通信することができる。
次に、本実施形態の通信システム201及び通信報知システム202の動作について説明する。
発光装置120の発光部122は、通信報知システムが通信待機状態である場合、すなわち情報端末60が第2アンテナ32にかざされていない場合、消灯した状態となる。
図7に示すように、情報端末60がアンテナ中継部30の第2アンテナ32にかざされると、情報端末60の端末制御部64は、ポーリングコマンドを端末アンテナ62に入力する(図5(a)参照)。端末アンテナ62は、入力した読み取りコマンドに基づいて電磁波を発生させる。
このとき、アンテナ中継部30は、端末アンテナ62から発生する電磁波によって、第2アンテナ32が端末アンテナ62と電磁誘導結合をして電力を発生し、その電力を、接続部33を介して第1アンテナ31へと伝達する。それから、アンテナ中継部30は、第2アンテナ32から伝達された電力に基づいて第1アンテナ31から電磁波を発生させる。第1アンテナ31から発生した電磁波は、第1アンテナ31の背面側に配置された通信タグ40に伝達される。
通信タグ40は、タグアンテナ41がアンテナ中継部30の第1アンテナ31と電磁誘導結合することにより、タグアンテナ41が電力を発生し、その電力をタグ制御部43に供給する。電力が供給されると、タグ制御部43は、情報端末60から発信されたポーリングコマンドを受信し、それに応じて受信したコマンドの通信規格(例えば、信号P2P)の応答信号を、アンテナ中継部30を介して情報端末60に発信する。
また、このとき、発光装置120は、情報端末60から発信されたポーリングコマンドに基づいた電磁波によりアンテナ121が電力を発生し、その電力により発光部122を点滅発光させる。
続いて、情報端末60が通信タグ40の応答信号を受信したら、端末制御部64は、応答信号に準じた通信規格(信号P2P)の読み取りコマンドを端末アンテナ62に出力する(図5(b)参照)。端末アンテナ62は、入力した読み取りコマンドに基づいて電磁波を発生する。
このとき、アンテナ中継部30は、端末アンテナ62の電磁波を受け、読み取りコマンドに基づいて第1アンテナ31から電磁波を発生する。
そして、通信タグ40は、タグアンテナ41が第1アンテナ31と電磁誘導結合することにより、タグアンテナ41が電力を発生し、その電力をタグ制御部43に供給する。電力が供給されると、タグ制御部43は、情報端末60から発信された読み取りコマンドを受信し、それに応じてタグ記憶部42に保存された情報を読み出して、アンテナ中継部30を介して情報端末60に送信する。
情報端末60の端末制御部64は、通信タグ40から受信した情報を端末記憶部63に書き込んだり、表示部61に表示したりする。
また、これと同時に、発光装置120は、情報端末60から発信した読み取りコマンド基づいた電磁波によりアンテナ121が電力を発生し、その電力により発光部122を点灯発光状態にする。
以上より、本実施形態の通信報知システム202は、通信タグ40及び情報端末60の通信の場合においても、通信タグ40及び情報端末60との通信状態を視覚的に報知することができる。これにより、通信報知システム202は、情報端末60をかざしたにもかかわらず通信タグ40との通信が失敗してしまった場合を情報端末60の利用者に知らせることができる。
また、通信タグ40と発光装置120とは別体に設けられているので、既存の通信タグ40に発光装置120を取り付けて、簡易に情報端末60との通信状態を報知することができる。更に、情報端末60との電磁誘導結合による電磁波を利用しているので、消費電力を増加させることなく発光装置120の発光部122を発光させることができる。
また、通信報知システム202は、アンテナ中継部30を備えるので、通信タグ40と発光装置120とを離して配置することができ、通信タグ40及び発光装置120の配置場所や、発光装置120の形状等の設計の自由度を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)実施形態において、発光装置は、発光部の発光状態を、点滅から点灯に変化させたり、消灯から点滅、点灯に変化させたりする例を示したが、これに限定されるものでない。例えば、ICカードや情報端末の通信規格の信号の種類に応じて発光部の発光色を変化するようにしてもよい。
(2)実施形態において、情報媒体としてICカードの例で説明したが、これに限定されるものでなく、例えば、携帯電話等の情報端末や、通信タグであってもよい。
(3)第3実施形態において、発光装置120は、アンテナ121が、アンテナ中継部30の第2アンテナ32の背面に配置される例を示したが、これに限定されるものでない。例えば、発光装置120は、アンテナ121が第1アンテナ31の背面に配置されるようにしてもよい。
(4)第3実施形態において、情報端末60は、スマートフォンのような携帯端末である例を示したが、これに限定されない。情報端末は、中継装置の第1アンテナと通信できるループアンテナを備えるものであればよく、例えば、10インチ又はこれ以下の表示部を備えるタブレットタイプの情報端末でもよい。
1、101、201 通信システム
2、102、202 通信報知システム
10 リーダライタ
11 端末アンテナ
12 記憶部
13 制御部
20 発光装置
21 アンテナ
22 発光部
20 アンテナ中継部
31 第1アンテナ
32 第2アンテナ
33 接続部
40 通信タグ
41 タグアンテナ
42 タグ制御部
50 カード
52 カードアンテナ
60 情報端末
62 端末アンテナ
63 記憶部
64 制御部

Claims (9)

  1. 情報媒体と電磁誘導方式により結合して通信するループアンテナと、前記ループアンテナを制御する制御部とを有する読み書き装置と、
    発光部と、前記発光部に接続され、前記ループアンテナと電磁誘導方式により結合する発光側ループアンテナとを有する発光体とを備え、
    前記制御部は、前記情報媒体及び前記読み書き装置が電磁誘導結合した場合に、前記ループアンテナ及び前記発光側ループアンテナを電磁誘導結合させて前記発光側ループアンテナから起電し、その発生した電力により前記発光部の発光状態を変化させること、
    を特徴とする通信報知システム。
  2. 請求項1に記載の通信報知システムにおいて、
    前記発光体は、前記発光側ループアンテナが、前記ループアンテナの前記情報媒体と通信する側とは反対側の面に位置するようにして、前記読み書き装置に対して配置されること、
    を特徴とする通信報知システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信報知システムにおいて、
    前記発光側ループアンテナは、そのループの内側の寸法が、前記読み書き装置の前記ループアンテナの外形よりも大きく形成されており、
    前記発光体は、前記発光側ループアンテナが、前記ループアンテナと略同一平面内において前記ループアンテナを囲むようにして、前記読み書き装置に対して配置されること、
    を特徴とする通信報知システム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の通信報知システムにおいて、
    前記読み書き装置の前記ループアンテナと電磁誘導方式により結合する第1ループアンテナと、前記第1ループアンテナに電気的に接続され、前記発光体の前記発光側ループアンテナと電磁誘導方式により結合する第2ループアンテナとを有するアンテナ中継部を備えること、
    を特徴とする通信報知システム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の通信報知システムにおいて、
    前記制御部は、
    前記情報媒体と通信待機状態である場合に前記ループアンテナからポーリングコマンドを発信し、前記情報媒体と通信状態である場合には、前記ループアンテナから読み書きコマンドを発信し、
    前記ループアンテナから発信するコマンドの種類に応じて、前記発光部の発光状態を変化させること、
    を特徴とする通信報知システム。
  6. 情報端末と電磁誘導方式により結合して通信するタグループアンテナと、前記タグループアンテナを制御するタグ制御部とを有する通信タグと、
    発光部と、前記発光部に接続され、前記タグループアンテナと電磁誘導方式により結合する発光側ループアンテナとを有する発光体とを備え、
    前記タグ制御部は、前記情報端末と前記通信タグとが電磁誘導結合した場合に、前記タグループアンテナ及び前記発光側ループアンテナを電磁誘導結合させて前記発光側ループアンテナから起電し、その発生した電力により前記発光部を発光させること、
    を特徴とする通信報知システム。
  7. 請求項6に記載の通信報知システムにおいて、
    前記発光体は、前記発光側ループアンテナが、前記タグループアンテナの前記情報端末と通信する側とは反対側の面に位置するようにして、前記通信タグに対して配置されること、
    を特徴とする通信報知システム。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の通信報知システムにおいて、
    前記発光側ループアンテナは、そのループの内側の寸法が、前記通信タグの前記タグループアンテナの外形よりも大きく形成されており、
    前記発光体は、前記発光側ループアンテナが、前記タグループアンテナと略同一平面内において前記タグループアンテナを囲むようにして、前記通信タグに対して配置されること、
    を特徴とする通信報知システム。
  9. 請求項6から請求項8までのいずれか1項に記載の通信報知システムにおいて、
    前記通信タグの前記タグループアンテナと電磁誘導方式により結合する第1ループアンテナと、前記第1ループアンテナに電気的に接続され、前記発光体の前記発光側ループアンテナと電磁誘導方式により結合する第2ループアンテナとを有するアンテナ中継部を備えること、
    を特徴とする通信報知システム。
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